田中直紀

たなかなおき



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田中直紀の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○田中直紀君 民主党の田中直紀でございます。  二十七年度の予算の審議でありますが、昨年の臨時国会がございました。十一月の三十日までの会期でありましたけれども、安倍総理の解散・総選挙、こういう事態になりまして、この参議院の審議は九日間審議ができなかったという状況下に相なりました...全文を見る
○田中直紀君 いや、敬意を表するんじゃなくて陳謝をしてもらいたいんですね。九日間審議ができなかったわけです。消費税を先延ばしするということでありましたら、それを参議院の方に説明をして、審議を続行したらよかったんじゃないですか。まあ確かに、解散・総選挙というのは優先はいたしますけれ...全文を見る
○田中直紀君 いや、国民に聞くということじゃなくて、参議院に対して、その審議ができなかった、こういうことに対してどういうふうな責任を感じますかということです。
○田中直紀君 昨年の臨時国会の予算委員会でも政治と金の問題が大変議論されました。  その中で、不祥事が起きまして二人の女性閣僚が辞任をしたと。引き続き、これは当時からいいますと、死人に口なしというようなことで望月大臣が答弁を求められていましたし、パチンコ業界との癒着ということで...全文を見る
○田中直紀君 安倍首相の政治遺産の継承ということで、当時ここで議論がございました。二十八年前の、いわゆる安倍さんと竹下さんと宮澤さんの自民党の派閥が最盛期の頃の話でありますから、三十年前のことであります。そういうことについて話題になったわけでありますけれども、今振り返って、そのと...全文を見る
○田中直紀君 いや、吉田議員との質疑がありますでしょう。そのときに総理が、その問題については捏造だと、こういうことで答弁しているわけですよ。捏造じゃないですね。
○田中直紀君 いや、御本人がそういう答弁をされているわけですから、思い出せないことはないでしょう。この予算委員会でそういう発言があったわけですから。自分で発言したことをどういう状況で発言したのかという、それは筋違いな話で、ですから、捏造ではないということを言っていただければ結構な...全文を見る
○田中直紀君 私の質問項目に、さきの予算委員会での政治と金の件について質問いたしますと通告してあるんですよ。通告してあるんですよ。通告してあるのを何でこれ答弁できないんですか。
○田中直紀君 社民党の吉田忠智議員が質問をいたしました。これは二〇〇七年に報道されたようでありますが、総理の父の安倍晋太郎氏の、全国で六十六の政治団体があったようでありますが、その政治団体から総理の三つの事務所がある、政治資金が渡ったんではないかと、こういうことが報道をされておる...全文を見る
○田中直紀君 また吉田忠智議員からも質問があるかと思いますが、当時は、捏造ということで片付けるということは大変不適当ではないかと、こういうふうに思います。  では、下村大臣、質問いたしますが、今、政治と金の問題で、これは政治団体、各地域から皆さん方が来られて会費まで取ってと、こ...全文を見る
○田中直紀君 任意団体というような言い方をしていますが、古くは各地域に政治団体があって、それで本部に政治資金が、前のような話でありますが、来ているわけでありますが、任意団体ということになりますと講演料なんかは出ているんですか。
○田中直紀君 そうしますと、一切大臣はお金をもらっていないと、こういうことになるんですか。
○田中直紀君 そうしますと、この問題が報道されているわけでありますけれども、この報道に対して、中身が違うんだということを抗議なりあるいは対処なりするつもりですか。
○田中直紀君 是非訴えてもらいたいと思うんですね。総理は、捏造だと、こんなことを言って、相手にしないということなんですが、逆に言えば、その報道に対して何らかの対処もしていないということは、これは自分の方でも問題があったという状況なんですね。ですから、下村大臣も、こういう報道、週刊...全文を見る
○田中直紀君 では、NHK予算と会長の発言についてお伺いをいたします。  NHK予算につきましては、二十七年度の計画について担当の方から伺っておりますが、この中でその他の事業収入二百二十三億円というのは、これは中身は何ですか。
○田中直紀君 事業収支の中に載っているんではないですか、その予算は。
○田中直紀君 当然、受信料は六千六百八億ですね。その他の事業収入が二百二十三億円で、二十六年に比べて、二十六年が二百一億ですから相当増えているんですが、この中身を伺っているんです。
○田中直紀君 質問通告は、NHK予算と会長の発言についてと、こういうことにしてありますから、入ると思うんですよ。予算ですから、当然、回答してもらわなきゃ困りますね。どうぞ。
○田中直紀君 国際放送関係交付金というのは幾らですか。
○田中直紀君 交付金が二十六年では三十四億円で、二十七年度の予算は三十五億円ですね。  これだけ国の交付金が出ていると、こういうことでありますが、国際放送に対するNHKのスタンスはどういうふうに取られていますか。
○田中直紀君 国際放送で用語統一集というのを作っているようでありますが、最新のものはいつ作られたんですか。
○田中直紀君 その中で、いわゆる慰安婦については、いわゆる慰安婦という従来の表現を使わずに、慰安婦と呼ばれていたとか慰安婦として認識されていたと言うことを指示しております。原則として慰安婦について説明を加えないこと、強いられたとか、慰安宿というんですか、その他のこと、使わない用語...全文を見る
○田中直紀君 そのほか、尖閣諸島、南京事件、靖国神社と、こういう項目も入っているようでありますが、どういう内容になっていますか。
○田中直紀君 就任してから、このいわゆる統一集ですね、関わってこられたんじゃないですか。国際放送の統一表というのを作る場合に会長も関わったんじゃないですか。関係されたんじゃないですか。
○田中直紀君 この内容は、非常にそういう面では、会長がよく聞かれるときに、こういう内容があるんだということで発言をされているように感じるわけでありますけれども、この統一集について何か発言されたことはありますか。
○田中直紀君 でしたら、英国のタイムズ紙が二〇一四年の十月の十七日付けで、南京事件や慰安婦、中国との領土問題の言及を禁じるというNHKの内部文書を入手したと、こういうことを報道があったわけであります。これは外国のタイムズ紙でありますけれども、国際放送、非常に関係がございます。至急...全文を見る
○田中直紀君 国際放送も非常に大事でありますが、総務省といいますか、国から交付金も出ているわけですね。ただ、全体から考えると、この交付金をいただかなくても、相当NHKは残余金というのが、これは建設費に回しますが、そういう面では、国から補助金を、交付金をもらわないようにしてNHKは...全文を見る
○田中直紀君 就任のときに、政府の意思を受け止めなきゃいかぬと、こういう発言をしたわけでありますが、それはやはり国費の交付金としてNHKがもらっているということが背景にあるんではないですか。
○田中直紀君 では、次の議題に参ります。APECでの日中合意文書についてお話をしたいと思います。  お手元の資料三にございますが、日中関係の改善に向けた話合いについてということで出ておるわけでありますけれども、最終的には、安倍総理が習近平主席と会って、そして話をしてきたわけであ...全文を見る
○田中直紀君 そうしましたら、中国側から発出している中身が正しいかどうかは分かりませんが、大体の認識としましては、安倍総理は靖国神社に参拝をしないという方向を確認しているんだと、こういうことがこの第二項の、歴史を直視して政治的困難を克服すると、そういう中にあってその内容が取られた...全文を見る
○田中直紀君 いや、習近平主席にAPECのときに総理が会われたわけですよね。二人で確認をしたということじゃないんですか。
○田中直紀君 いや、会談を持たれたわけですよね。それで、それぞれ共同発表をしたわけでありますが、中国側はこういうことで理解をしておるということでありますから、その後、何かそれに対して対処をされているんですか。
○田中直紀君 いや、中国側が言っていることについて、それは間違いですということであれば間違いで結構なんですよ。そういう、間違いだということを発言されりゃいいんじゃないですか。
○田中直紀君 いや、日中関係の改善に向けて、この合意文書があるわけでしょう。それを言っているんですよ。日中で合意文書を出したわけでしょう。それを聞いているんですよ。
○田中直紀君 だから、その内容について、この第二と第三をちょっと見てください、第二と第三を。これが言っていることですが、この内容について、二の内容については、中国側は、安倍総理は靖国神社に参拝しないということを確認をしたと、それから第三のところは、尖閣諸島について議題にできると、...全文を見る
○田中直紀君 いや、日中で合意文書を出されたわけですよね。で、中国側がその後に、あなたが靖国神社参拝はしないということを確約したんだというのが一つ。それから、尖閣……(発言する者あり)中国の外交の方の。載っていますよ。ちゃんと言っていますよ。強硬な論理で知られる人民日報系の方です...全文を見る
○田中直紀君 中国共産党機関紙の人民日報は八日、合意文書について、二国の関係を良好な発展の軌道に戻すために必要な第一歩だと評価する解説記事を載せた。ただ、合意の解釈には日本側と差があり、日中両政府が初めて尖閣諸島問題を文字で明確なコンセンサスをしたということを指摘しております。 ...全文を見る
○田中直紀君 じゃ、違うのであれば、直ちに、外務省を通じてでも結構でありますが、総理からアクションを起こしてもらいたいと思いますが、いかがですか。
○田中直紀君 じゃ、資料四をちょっと見ていただけますか。安倍首相の中東政策スピーチの海外向けの英訳を載せてあります。日本語による演説と英文の日本語訳、これ今の中国との関係もそうでありますが、日本はこう思っている、しかし相手は違う解釈だと、そういう外交をやっておられるわけですね。 ...全文を見る
○田中直紀君 そうしますと、このスピーチについても誤解を解いておくということになるわけでありますが、アクションを起こされましたか。
○田中直紀君 いや、本人は誤解を生じていないと、こう言いますけれども、外国のこの英文の中からいって、有志連合の中にあってこういう対処をしたんだと、こういうことでありますから、外務省を通じてその真意を、新たにアクションを起こしておくことが必要ではないかと思います。いかがですか。
○田中直紀君 じゃ、私の質問は終わらせていただきます。
05月19日第189回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○田中直紀君 民主党の田中直紀でございます。  本日は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律及び独立行政法人鉄道建設及び運輸施設整備支援機構法の一部を改正する法律案に質問をさせていただきたいと思います。  いわゆる鉄建機構が今回の法律第二十九条の二で、活性化及び再生法、こ...全文を見る
○田中直紀君 内容の妥当性と、こう言いますが、規模は上限どのぐらいを考えておるかということが一つありますし、助成制度、民間も入ってくるわけでありますが、自治体が積極的になるんだと思いますが、国の助成制度というのは上限どのぐらいということを考えているんですか。
○田中直紀君 個別的という話がちょっとありますが、大臣の認可ですから、個々のケースで申請があったらということではなくて、これは基準ですから、統一的な基準をまず考えることが大事なんです。個別というのはちょっと理解し難いんですが、いかがですか。
○田中直紀君 いや、先ほど言いましたように、国の助成制度が充実をしてきているわけですから、規模によっては半分、あるいはそれ以上になることもありますか、そういう国の関わりが大きいので、民間は提案しますけれども、そういう中にあって、基準を決めるということですから、基準は個別じゃなくて...全文を見る
○田中直紀君 衆議院で附帯決議がありまして、局長のお話もあって、出資比率だとか投資期間だとか資金の回収方法だとかというのはこれ附帯決議が付いていますので、私これ見ておりますよ。しかし、そういう内容について、基準ですから、今のお話のようなのではなくて、ここまでは上限とするとか、回収...全文を見る
○田中直紀君 ですから、これが成立をいたしましたら、BRTあるいはLRTの各自治体が熱心にやっている計画が対象になってくるんだと思いますが、その場合に、助成制度も充実をしてきて、国も相当支援をするわけでありますから、上限はどのぐらいの事業規模で、そしてまた費用対効果ということがあ...全文を見る
○田中直紀君 その内容は衆議院の審議の附帯決議に載っているわけですね。ですから、機構と地方自治体による出資を合わせて全出資額の二分の一未満とするよう努めるだけど、これは努めるじゃなくて基準に入れてもらうということが必要だと思うんですね。それから、回収についても、機構はその出資の全...全文を見る
○田中直紀君 いやいや、大臣に質問した対象事業のですよ。
○田中直紀君 ですから、事業規模は、大変地域の方々も期待が大きいわけですから、五百億になるかもしれない、一千億になるかもしれない、もっと大きな事業規模になるかもしれませんが、助成をしていけば、五百億も国が助成をするという事態も一千億の事業規模だったら出てくるわけですね。だから、そ...全文を見る
○田中直紀君 ちょっとお手元に配付いたしました資料で、今回の対象になりますLRTとBRTにつきまして、そのほかにも載っておりますけれども、右の方から、BRTからいえば、大体、路線の柔軟性、町との近さ、これは川崎市で検討されたようですが、道路の影響、シンボル性、乗り心地、速度、輸送...全文を見る
○田中直紀君 局長からたまたま新潟市のお話がありました。これは、新潟交通が運営主体を引き受けまして市と五年間まずは運行しようと、こういうことで、中原議員もよく御存じでありますけれども、スタートしておりますが、この出資の制度を活用するということではありません。民間が引き受ける。ただ...全文を見る
○田中直紀君 財投ですから、御存じのとおり、官民ファンドの運営に係るガイドラインというのがございます。赤字が累積しては、出資して非常に負債を抱えると、こういうことで、今この事業をやって負債が発生したら累積赤字は国土交通省が最終的に解消するのか、機構が解消するのか、これも決めておか...全文を見る
○田中直紀君 どうもありがとうございました。  余すところ、時間をタクシー業界の件につきましてお伺いをいたしたいと思います。  新潟市のタクシー業界は、平成二十三年に公取委からカルテル認定を受けまして、課徴金を二億五千万円、各社、二十五社でしょうか、既に納付済みであります。こ...全文を見る
○田中直紀君 係争中であることはもう承知をいたしておるわけでありますけれども、こういう疲弊した状況の中で業界も大変苦労をしているわけでありますし、適正化、健全化に向かって業界も頑張っているという状況でありますので、是非、業界の皆さん方というわけにはいきませんので、知事なりあるいは...全文を見る
○田中直紀君 終わります。