田中眞紀子

たなかまきこ



当選回数回

田中眞紀子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第132回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答え申し上げます。  いわゆる東海地震につきましては予知はほぼ可能であると申し上げられると思いますが、そのほかにつきましては、困難なところと、それから予知が可能かもしれないというところとに分かれておりますことは大変残念でございます。  ですが、地...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答え申し上げます。  林先生が科学技術の振興に多大な関心と熱情を持っていらっしゃることを伺いまして、大変心強く感じました。御指導いただきたいと思います。  先ほど総理から御答弁がございましたとおりに、科学技術が未来を創造し知的でダイナミックな経済...全文を見る
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○田中国務大臣 私ども、当選しましたときは野党でございましたけれども、この長い時間、加藤政調会長がスピーチなさっているのを伺いまして、やはり自由民主党はすごい人材がたくさんいらっしゃると思いましたし、頑張って自民党に残っていて本当にうれしかったなというふうな思いをいたしました。 ...全文を見る
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○田中国務大臣 三陸はるか沖地震及びこのたびの兵庫南部地震の発生後に、全国稼働中の四十九の原子力関連施設に対しまして安全確認をいたしましたが、その結果は、影響はなしという結果の報告を受けておりますことをまず御報告申し上げます。  それから、先生も冒頭におっしゃっておられましたけ...全文を見る
○田中国務大臣 将来的には今先生がおっしゃったような海外も参考にするような発想も必要になるかとは思いますけれども、日本は、先生が先ほど来数字を挙げておっしゃっていらっしゃいますように、活断層が走っていて、地震国であるというのはこれは日本の宿命でございまして、そこで原子力発電所をや...全文を見る
02月02日第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○田中国務大臣 お答えいたします。  科技庁も十七日の日から省内で即対応の会議をいたしております。  それから、その研究の現状とか今後の課題については、もうずうっと長いことこのことを議論をされていまして、隔靴掻痒でいらっしゃると思います。私どもも同じでございますけれども、本当...全文を見る
○田中国務大臣 具体的なことはつぶさに存じませんので、お許しいただければ事務当局からお答え申し上げます。
○田中国務大臣 先ほども申し上げましたし、ここのここ数日来の議論も多分笹木先生お聞きになっていらっしゃったと思いますけれども、日本は地震国でございますし、活断層があることは皆よく認識しておりまして、その上にのっとっていろいろな、地震を予知するために全精力を傾注して研究機関等も働い...全文を見る
○田中国務大臣 笹木先生は福井でいらっしゃるから、地震の問題、殊に原子力の問題には大変関心をお持ちでいらっしゃるということはよくわかりますし、私もきのうも答弁の中で申し上げましたが、本当に新潟県も原発地域、ファシリティー、施設がございますものですから、先ほども申し上げましたけれど...全文を見る
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○田中国務大臣 基本的なことになりますけれども、地震との関連でもちろん川島先生お尋ねでいらっしゃいますけれども、地震に関係なく原子炉は高経化していくわけでございますから、一番古いものは、もう昭和四十一年ぐらいから、東海の一号機からございますし、敦賀、美浜、福島とだんだん古くなって...全文を見る
○田中国務大臣 二十数年前にうちの父がここで先生から大変鍛えていただいて大変だったのに、また御縁があって私も御指導いただけることを光栄に思っておりますが、今のことでございますけれども、再処理処分地の問題は、これは三十年から五十年、もう先生御存じでいらっしゃると思いますけれども、一...全文を見る
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  原子力安全対策につきましては、ここ数日来ずっとお答え申し上げておりますけれども、岩盤の上に建って等というふうなこと、それから耐震構造等はもう御存じのとおりだと思いますが、要するにこういうふうなことが起こってみますと、緊急の避難訓練のことを...全文を見る
○田中国務大臣 原子力施設は、もう再三申し上げていますように、本当に安全対策は万全を期しております。が、防災訓練は、実施主体はもう御案内のとおり地方自治体がやることでございますから、そういうような方向であれば支援をしていきたいというふうに思っております。
02月07日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○田中国務大臣 昨年十二月に発生した平成六年三陸はるか沖地震の復旧のさなかの本年一月十七日早朝、平成七年兵庫県南部地震が発生いたしました。第百三十二回国会に当たり、まず、地震でお亡くなりになった方々とその御遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された皆様や不自由な避...全文を見る
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 今、高木先生から大変詳しく内陸型と海についてお話がございましたけれども、結論的にはなかなか正確な地震予知というものは全国的に困難であるという判断をせざるを得ないと思います。  そして、一度発生してしまいますと大変なことになりますので、その災害を軽減す...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 試算はいたしておりませんけれども、実態に即してお答え申し上げます。  このたびの地震後に全国のすべての原子力施設に結果を問い合わせいたしましたけれども、何一つとして被害等はございませんでしたので、そのことをまず御報告申し上げます。  それから先生御...全文を見る
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○田中国務大臣 地震予知につきましては、もうここずっと同じような質問をいただいております。ということは、それだけ皆様が本当に関心を持っていらっしゃることの証左だと思います。  それで、二月の十日でございますけれども、地震予知の推進本部というものを私が開催いたしまして、各省庁の代...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○田中国務大臣 今の御質問にお答えする前に、笹木先生には、先日のカリフォルニアのCUBEの件での資料をいただきましてありがとうございました。大変参考になりました。  それから、今の二つ目の地域防災につきましてでございますけれども、これはもう先生も十二分に御存じのとおり、地方公共...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○田中国務大臣 基本的な私の認識を申し上げたいと思いますのですが、今、茂木先生も御専門で、いい御意見をおっしゃってくださいまして、私も先日、茂木先生以下ほかの三人の先生もいらっしゃいまして、各省庁も来て予知の対策の勉強会をやりましたけれども、この予知ということについてですが、余り...全文を見る
○田中国務大臣 私も原田先生に全く同感でございます。  今回の震災で、それぞれ研究は各省庁、気象庁でありますとか国土地理院、科技庁、それぞれ担当は別に研究はしているかもしれませんけれども、こういうことが起こったときに機能していなかったのではないかという気持ちは否めません。ですか...全文を見る
○田中国務大臣 小野先生が大きなお体で大きなお声で熱情あふるる演説をしてくださったので、圧倒される思いでございますけれども、まさしく科学技術は象牙の塔にこもったものではなくて、人間の未来とか夢とか、それから温かさとか、無機的なものではなくて、生きている人間というものが携わっていく...全文を見る
○田中国務大臣 確かに「新たな」という言葉があちこちたくさん出てきておりますけれども、今先生が既に御指摘なさいましたように、やはり新しい面で開拓していかなければいけないという意欲は非常に前に出てきているのですが、なかなか現実的に十二分にまだ検討が詰め切っていない。意欲だけがこの白...全文を見る
○田中国務大臣 要は、価値観の転換ということをおっしゃったと思います。  私の率直な個人的な思いですが、高度経済成長の時期は、みんな西欧に追いつけ追い越せで、一生懸命品物を求めて、目に見えるものを求めてきました。そして、原子力政策等を考えますときもいつも思うんですけれども、じゃ...全文を見る
○田中国務大臣 できるだけ早く実現をさせていただきたいというのが私の結論でございます。もう何の異存もございません。  機械と人間が共存をしていって、それによってまた、若者の科学技術離れなんという言葉はもう既に使い古されていると私は思っておりますけれども、本当に子供の興味を引き出...全文を見る
○田中国務大臣 私ども、地震予知というものに対しまして、今回の阪神・淡路大震災が起こる前と後では随分認識が変わったのではないかというふうに思います。  今回のことが起こってから、予知研究とは何ぞやというふうなことが随分出てきましたし、先ほどの茂木先生の御意見もお聞きになったと思...全文を見る
○田中国務大臣 専門的なことでございますので、人工衛星を用いたことなどにつきましては、研究開発局長からお答えを申し上げます。
○田中国務大臣 私は、大いにあるというふうに考えております。  それと申しますのは、先ほど原田先生のお尋ねのときもお答え申し上げましたけれども、予知の学者の方も法律自体に縛られているといいますか、御本人が地域についてはかなり特定できるというふうな話を、この間、二月十日のときは直...全文を見る
○田中国務大臣 これこそまさしく縦割り行政の弊害もかなりあるのかなと思っておりますので、科技庁中心がよろしいのか気象庁中心が、これはまた専門の皆様の御意見もよく聴取いたしまして、そういう方向に持っていければというふうに思います。
○田中国務大臣 メカニズムにつきましては原子力安全局長からお答え申し上げますけれども、それぞれの原子力施設は、再三申し上げておりますけれども、岩盤の上に耐震構造を持ってつくられておりますので、そのような心配はないし、また事故もなかったということは申し上げられますが、メカニズムのこ...全文を見る
○田中国務大臣 世に言われております若者の科学技術離れの原因も幾つかあって、その中のかなり大きな部分が、今先生おっしゃったように、処遇の面でよくないんだということが、幾ら勉強しても、努力してもというふうなことが評価されないということだというふうに思います。  今、最初におっしゃ...全文を見る
○田中国務大臣 率直に申しまして、存じませんでした。今回、一生懸命教えていただきました、私が知らなかったということもあるわけですけれども。  ですから、現実に、今博士のこともおっしゃいました。それから、社会で技術者がなかなか評価されないということは、多分、役所なんかが本当に典型...全文を見る
○田中国務大臣 私も本当に啓発された思いでおりますし、社会的に認知されていないのではなくて、気づかれていないということの方がむしろ正確ではないかと思いますので、やはりパブリシティー、それから海外との相互乗り入れも、先ほど工藤局長お答え申し上げましたけれども、あらゆる方法で知らしめ...全文を見る
○田中国務大臣 ソ連の頭脳流出につきましては、これは本当に大きな問題で、ソ連だけの問題ではなくて、これがどんどん進んでしまえば核拡散になっていくわけでございますから、それを民生用にどのように生かしていくかということは、皆が英知を働かせて魅力的なプロジェクトをつくっていくべきだろう...全文を見る
○田中国務大臣 昨日の予算委員会でも笹木先生がこの点を聞いていらして、あのときに、防災の地域が、範囲が八から十キロとしているが、それで十分かというお尋ねがあったのですが、時間切れでお答えできませんでしたので、今それも含めてお答えしてよろしゅうございましょうか。  もう防災の問題...全文を見る
○田中国務大臣 スリーマイル島のことやらチェルノブイリやら、だんだんと身近に感じてきている中で今回の地震が日本でも起こったわけでございまして、原子力施設は本当に安全にできておりますし、今回の地震発生後もすべての原子力施設の総点検をしていただきましたが、結果として何も異常がなかった...全文を見る
○田中国務大臣 テラスコープのこともQUBEのことも、予算委員会で笹木先生がおっしゃってくださったおかげでよくわかりましたし、もう今先生がすべておっしゃったので、私が繰り返し言う必要もないと思うほどでございまして、やはり電気、ガス、水道のことが、ポケットベルの端末みたいな形からす...全文を見る
○田中国務大臣 細かい経緯につきましては承知しておりませんので、事務当局からお答えを申し上げますが、基本的な認識といたしましては、世界共通の安全基準、ガイドラインというものをつくらないといけないということはもう基本だろうと思っております。  今お尋ねの基本的な細かい面につきまし...全文を見る
○田中国務大臣 鮫島先生の御趣旨、大変今よくわかりました。  要するに、DNA研究というものの重要性、それから危険な面もあるという基本的な認識を十二分に持てば、今のような文部省であり、農林水産省であり、厚生省であるというふうなことではなくて、政府でトータルに指針を示すべきである...全文を見る
○田中国務大臣 先生たくさんのことをおっしゃったので、十二分にお答えができるかどうかわかりませんが、冒頭におっしゃった、今の内閣の行政改革が、何といいますか、数合わせのようにおっしゃっているかと思いますが、これは今の与党とか内閣という仕分けはしなくても、随分前から行政改革の重要性...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、数の問題ではなくて要は質の問題。どれだけ公正に、そして有効に効率的に機能しているか、そして、むだがあればそれを見直していこうという視点は、どなたの考え方も同じだろうというふうに思います。
○田中国務大臣 あかつき丸の件は、あれは日本独自のことで、日本の船で輸送をいたしましたのですから、そのときの江田先生の御発言はそれでよろしいと思いますし、私も同感です。  今回は、今鮫島先生がおっしゃいましたように、プルトニウムではなくて高レベルの廃棄物でございますが、これはフ...全文を見る
○田中国務大臣 繰り返しになりますけれども、輸送をする方が全責任を持っておられるわけです、輸送中につきましては。ですから、そのときに事故あるいは何かトラブルがあってはいけない。安全ということを考えておられるわけでございますから、それは私ども依頼者が自分の船で運ぶわけじゃありません...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  科学技術庁全体に対します予算は、十四年ぶりに今回たくさん予算をつけていただけたというふうに思っておりますが、そのこともまた、世間の科学技術の重要性に対する認識が高まった証左だろうというふうに思って評価をいたしております。  数字から申し...全文を見る
○田中国務大臣 今御指摘なさいましたような仕組みの硬直性といいますか、そういうものは前から指摘もされておりますし、これはもう現実的に組織的なもの、構造的なものを改革していく以外にないというふうに思いますし、そのような努力をさせていただきます。  ですが、人材育成というグローバル...全文を見る
○田中国務大臣 私は自分で参加しておりますものですから、中身は自分なりに理解しておりますが、ただ、予知ということがいかに掻痒隔靴であるか。それから、余りこういうことだけに乗りかかっていてはいけなくて、今回の震災で一番学んだことは、午前中も再三繰り返して申し上げたことなんですけれど...全文を見る
○田中国務大臣 エネルギーは、石炭、石油などの化石エネルギーから始まって、御案内のとおり、ウラン、そして今は核融合、ITERの開発研究がされている段階でございます。  その中で化石エネルギーも枯渇していきます。そして、ウランももちろんなくなっていく。その中でもって私たちが最低限...全文を見る
○田中国務大臣 基準の見直しにつきましては、先日、日曜日、福井県から、まあ福井以外の二十三都道府県から集まられましたけれども、八十万署名を持ってこられた代表の方々との会合でも、そしてまたきのうも、今先生がおっしゃいましたように粟田知事も上京してくださいまして、要望書の中にもそのよ...全文を見る
○田中国務大臣 災害の評価は必要であろうと思います。これだけの震災がありまして、そこから何を得るのかということは、やっぱり人間が英知を働かせて今後のためにやるべきことと思いますので、それはもう私の考えに変わりはございません。  前段でおっしゃいましたことは何ですか。安易な結論―...全文を見る
○田中国務大臣 先日の北村知事さんからの要望についてでございますが、私どもの認識は、事業体と地元の方々の理解、協力がなければ、最終処分地というものは決定できない、しないということになっておりますし、青森県を最終処分地にはしないという旨の回答を現段階では差し上げていると思います。 ...全文を見る
○田中国務大臣 この交渉に直接携わりました岡崎局長がおりますので、当事者からじかにまたお話をさせます。
○田中国務大臣 このたびの科学技術委員会での所信表明でも申し上げましたけれども、大都会というものがいかに震災にもろいものであるかということを感じました。テレビ、報道等で見ているのと全然違いまして、本当にライフラインとか言われますけれども、一番切実なのは、上下水道いずれもがあんなに...全文を見る
○田中国務大臣 直接は、先ほど来お話し申し上げましたけれども、放医研が持っておりますラセンCTの車を派遣いたしました。それから、航空機やら船やらいろいろと、あるいは持てる物資の提供等をさせていただきまして、随分具体的なお役に立ったという結果報告も、現地に行った方々が帰ってこられて...全文を見る
○田中国務大臣 このようなときにこそ、本当に科学技術庁が総合調整官庁として機能しているかどうかの真価が問われるわけでございまして、していない面が多々あるなということは私自身も実感したわけでございますが、それで反省をしていて、それだけにとどめるのではなくて、具体的にアクションをとる...全文を見る
○田中国務大臣 御指摘のとおりの面がありますのですが、それぞれ役所間のまた縦割り行政の弊害もありますけれども、同時に、受け持っている分野といいますか、専門としている、得意としている分野があって、それぞれ知恵を出し合うという効果もあると思います。  足引っ張りになったり、予算のむ...全文を見る
○田中国務大臣 本当に科研費が大きいので、いつもうらやましいと思っているし、実際にこの実態をもう少し時間があったらよく勉強させていただきたいというふうに思っているのが私の気持ちでございますが、私は、予算、今回一回しかかかわらせていただいておりませんので、もっと詳しい経緯を知ってお...全文を見る
○田中国務大臣 質の高い生活のための宇宙開発とかあるいは環境保全とか、そうしたことは世界共通のことかと思いますけれども、日本でいいますならば、午前中のお話にもありましたけれども、例えば新しい産業の創出でありますとか新しい技術をつくり出すとか、そういうふうな面で日本の独自性を出すよ...全文を見る
○田中国務大臣 深井戸は、確かに今おっしゃいましたように、二千メートル級、三千メートル級、東京、首都圏中心にやっておりまして、ほかの地域はどうかというふうな御指摘でありまして、予算その他のことから考えて、それは可能であればもちろんやらないよりもやった方がいいわけでございますけれど...全文を見る
○田中国務大臣 これは、よろしいかどうかわかりませんけれども、はい、わかりました。
○田中国務大臣 確かに、原子力施設は安全であるという、安全でなければまたいけませんし、そのためにあらゆるサイトがそれぞれの条件を満たしながら立地をしているわけでございますけれども、先ほど吉井先生がおっしゃいましたように、最悪の事態、何が起こるかわからないという中で防災のあらゆる施...全文を見る
○田中国務大臣 未来担当大臣と少し大げさなことを言ってしまったかなと思っておりますが、本当に人づくりというものがいずこの国にとりましても最大の資源になることだと思いますし、国の将来、世界の平和に貢献していけるかどうかということにかかっていくと思います。  ですから、平和、すなわ...全文を見る
○田中国務大臣 科学技術庁は、省際研究ネットワークの運用を本年度より開始したところでございます。そして、そのネットワーク上を流れます情報の量だけではなくて、質を高度化していくために、いろいろな省庁、専門家の皆様と協議をしていきたいと思っております。  より詳しいことは局長からお...全文を見る
02月15日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 昨年十二月に発生した平成六年三陸はるか沖地震の復旧のさなかの本年一月十七日、阪神・淡路大震災が発生いたしました。第百三十二回国会に当たり、まず、地震でお亡くなりになった方々とその御遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された皆様や不自由な...全文を見る
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○田中国務大臣 安全評価をするという気持ちに変わりはございません。  それから、今お尋ねございましたような、非常用の電源等につきましても、今までのテストの中では安全だったかもしれませんし、非常電源も確保できるということになっているかもしれませんけれども、現実に起こったわけですか...全文を見る
○田中国務大臣 先日の地震のすぐ二日後に検討委員会を設置いたしまして、そして現在、事実関係を分析中でございます。そして、その委員会が十分な検証を行ってから結論を出すということでございまして、何日にというふうなことは申し上げられませんが、正確にまた厳密に審査検討をしている段階でござ...全文を見る
○田中国務大臣 局長がるる申し上げましたように、今までは確かにその安全審査もしておりますし、幸いなことに問題なく来ておりますけれども、先生がお尋ねになっていらっしゃるのは、今回の震災を受けて、この後も安全であるかどうか、そのほか基本的なことをしっかりと素直な気持ちで原点から見直す...全文を見る
○田中国務大臣 今、辻先生がおっしゃいましたのは、自治省は住民参加の防災訓練に大変熱心であるけれども、科技庁や通産省は余り熱心ではないということをおっしゃいました。  私は、その経緯は別といたしましても、これだけの震災でもってあらゆる方の、専門家だけではなくて、専門家はもちろん...全文を見る
○田中国務大臣 災害対策の見直しとかそれから防災計画の見直しということは、もうこれは現実に即応して当然なことであろうというふうに思います。  それからまた、原子力施設につきましても、設計基準のことも先生今お触れになりましたけれども、そういうことにつきましては、やはり原点に立って...全文を見る
○田中国務大臣 私は、まさしく同感でございます。システムづくり、それからその公開、それから安全審査等もそうですけれども、結局、専門的にまた技術的に大変時間をかけて慎重に調査をなさること、見直しをすること、わかりますけれども、できることであればやはり中間報告といいますか、それがコン...全文を見る
○田中国務大臣 現在フランスのコジェマに依頼をしておりまして、ガラス固化体として輸送をされてくるわけでございますけれども、それは専門家によってすべてチェックをされておりまして、安全に冷却期間を持って貯蔵し、そのうちに処分されるということでございます。
○田中国務大臣 資源のない日本が原子力政策を推進しなければいけないということは事実でございますし、その結果として廃棄物が出てくるということはやむを得ないことでございます。そして、その地層処理の技術的な安全性については、技術的なことにつきましては明らかにされているわけでございますの...全文を見る
○田中国務大臣 化石エネルギーは世界じゅうで使っているうちにどんどん枯渇していきますし、片やまた私どもも核融合というような新しいエネルギーの開発研究もいたしております。それから、もちろん先生御存じのとおり、燃料電池とか太陽の利用とかいろいろなこともまた並行して考えていかなければい...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃいましたトムスクの再処理施設と同じような事故が日本で起こる可能性はないというふうに私どもは信じているわけでございますけれども、そうではありましても、やはりこういう事実が起こりましたので、今先生がおっしゃいましたように、教訓から一つでもこぼれのないように、...全文を見る
○田中国務大臣 実弾装着はしていないというふうに私は聞いております。  それから、これはもう全部、先生の方がよく御存じで、資料も役所からもたくさんそろえて持っていらっしゃると思いますけれども、航空機は原子力施設の上空は飛ばないということになっているわけではございますが、規制はさ...全文を見る
○田中国務大臣 三十分にわたりまして先生が、再処理の問題、高レベルの問題、それから地震、軍用機の問題等おっしゃいましたことは、イデオロギーで闘争していらっしゃるのではなくて、まさしく生活者、日本国民が安全に、心配をしないで暮らせるためにはどうすればいいかという見地からおっしゃって...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○田中国務大臣 せっかくの斉藤先生のお尋ねでございますから、一言申し上げたいと思います。  科技庁が扱っているあらゆる分野での情報ということもお尋ねでございましたけれども、きょうは特にロケットのことを扱っていただいておりますので、宇宙関係ですので、それに限って申し上げますれば、...全文を見る
○田中国務大臣 大変よい御指摘をいただきました。これは斉藤先生が前回の委員会、科技特でございましたかのときにも御指摘くだすったことでございまして、私も念頭にありました。  それから、予知連の先生方とも昨日、地震の関係で申し上げますけれども、予知連の四人の学者の先生方ともお話があ...全文を見る
○田中国務大臣 なかなか難しいお尋ねでございますけれども、結論から申しますと、いずれも損害を軽減するために今日の教訓をいかに生かしていくかということに尽きるかと思います。  それから、きく六号につきましては、最善を尽くしてくだすって、専門家がよかれと思って本当にベストの状態で打...全文を見る
○田中国務大臣 これは大変基本的な問題で、私も、今回、たびたび不運なことに、ロケット関係の不調なことが続いておりまして大変頭を悩ませておりますし、ロケット、宇宙関係以外でも、やはり科学技術全般の中で、むだはもちろん、むだのない科学技術の進歩なんというのはあり得ませんし、宇宙以外を...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  最高裁判所の判断というものは厳粛に受けとめ、かつ尊重しております。ただし、きのうは報道に求められましたものですから、家族の一員としての心情と感想を申し上げたということでございます。
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  今後、なお一層科学技術を振興をしていく上で、基盤整備をさらに整理をしていきたいということの目的で進めております。
○田中国務大臣 昨日の声明は、昨日の判決の事前に各社から取材の申し込みが殺到しておりましたものですから、誤解があってはいけないと思いましたものですから、紙に書きましたものをワープロを打って、それを一度だけ読み上げさせていただきまして、関連質問等にはお答えしておりません。  それ...全文を見る
○田中国務大臣 これも冒頭に申し上げていることでございますけれども、これは現内閣の閣僚としてではなく、一個人としての感想を申し上げるというふうに冒頭申し上げてございます。
02月28日第132回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答え申し上げます。  放射性廃棄物の問題につきましては、我が国が原子力利用を進める上におきましては避けて通れない問題でございます。これは先生が御存じのとおりでございまして、これにはもう先ほど来総理も何度もおっしゃっておられますけれども、安全確保とい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 村山総理大臣には絶対に安心していただけますし、と申しますことは全国民に対してですし、こういうふうなことを私が申し上げられることも、翫先生が常にこういうような発言をしていただいてチェックをしていただいているということの反動でもありますので、大変ありがたい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お言葉ですが、輸送の安全の確保というものが最優先いたしますので、輸送を受け持っているイギリス及びそれを支持しているフランスの考え方を尊重するべきだろうというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来申し上げておりますけれども、我が国の方針はございますけれども、イギリス、フランス等の協力を得て実現することでございますので、それらの国々の立場も尊重せざるを得ません。
03月01日第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) これは衆議院でも先日お答えを申し上げたことでございますのでそれの繰り返しになりますけれども、この裁判は約二十年間続いてきております。これは私の父に対する判決、この日のは違いますけれども、家族として親族としては私どももずっと見詰めてきておりまして、そして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 家族、親族としての思いを申し上げたわけでございます。  それから私が科学技術庁長官として問われているのでありますれば、原子力政策等そのほかについてのお尋ねがありましたけれども、私が一主婦でありましても一議員であっても、やはりこのお尋ねは私にはついて回...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 家族としての心情としてそのように申し上げました。
○国務大臣(田中眞紀子君) この裁判は大変特殊で複雑な裁判でございますので、その中身は石井先生のお兄様が大変よく御存じでいらっしゃいまして、石井一先生から随分いろいろとレポートも書いていただきましたし、司法批判をパンフレットでつくったものも以前随分いただいたこともありまして感謝も...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは新潟県の発展のために寄附をしたというふうに聞いております。企業のことでございますから私よくわかりませんけれども、世の中には美談というものもあるということを御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは企業の会社の方針でございまして、私には直接関係がございません。  ただし、ここに、御参考までに申し上げますが、二月八日の新潟日報がございまして、新潟県知事がこのようなコメントを発表しております。「鳥屋野潟整備計画がちょうど動き出した折であり、大...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ぜひ伊江先生の御指導もいただきまして科学技術庁にいろいろな予算をもう少し集中していただきまして、総理がおっしゃっているような科学技術を振興できるように、また御指導いただきたいと思います。皆様方よろしくお願いいたします。
03月02日第132回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(田中眞紀子君) NPT及び国際間でのことにつきましては外務大臣が今お話しなさったとおりでございますけれども、先ほど先生が江田元長官のことについてお触れになりましたので一言申し上げたいと思いますけれども、プルトニウムの管理とか利用状況につきましては、国際間で情報を公開し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えを申し上げます。  結論から申しますと、はるか沖地震の後、私もすぐに役所に電話をかけまして、六ケ所、それ以外のところもそうですけれども、核施設に対する安全は大丈夫かという問い合わせをいたしました。その後、調べていただいた結果といたしましては、ま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今のお尋ねでございますけれども、このたびの地震の事実関係を今、情報を収集して分析中でございまして、その結果を得まして具体的に指針に盛り込みたいと思っております。  技術的な問題につきましては安全局長から御答弁申し上げますが、先日の答弁もちょっと余り安...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどの安全局長の答弁で、ますます何かちょっとおわかりになりにくくなったとしたら、まことに申しわけないと思います。私の方がもう少しよく御説明できるかと思いますので、努力させていただきたいと思います。  先ほど申しましたのは、要するに文献調査、活断層も...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そうですね、済みません。  六ケ所につきましても、同じように立地条件を考えてつくられております。  ただ、とにかく日本が原子力政策、いつも総理も言っていらっしゃいますけれども、将来のエネルギー需要がふえていって、そして化石エネルギーも減っていって、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 常々私も考えているようなことを御提言していただきまして、大変ありがたいと思っております。  一つ目のクリーンエネルギーの問題につきましては、脱原発というようなことは完全に実現するのは難しいかと思いますけれども、ソーラー、太陽の光、熱等の利用及び燃料電...全文を見る
03月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 鬼の霍乱でございまして、風邪ぐらい私にも取りついてくれることが証明されて恵んでおりますけれども、先生がおっしゃっておられることの基本は、災害情報をいかにリアルタイムに要するに生活者に、お年寄りや障害者や子供さんや妊婦さんがおられますけれども、そういう皆...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 科学技術庁も地震予知推進本部といたしまして予知に一生懸命仕事をしておりますのですが、なかなか文部大臣から触れていただけませんで残念でございますけれども、とにかくこの地震が起こりまして、この予知関係のことの会議をいろいろいたしておりますが、私、一番求めら...全文を見る
03月07日第132回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答え申し上げます。  東海地震の予知のことでございますけれども、三つございまして、一つは、問題となる東海地域でございますけれども、問題となる断層の観測監視が行いやすいということが一つ目。二つ目は、地震発生前の変動が相当大きく十分に検知が可能である。...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変御示唆に富むお話をしていただきまして、そういう情報が中村先生のところに集まりましたら、ぜひ先生の持っていらっしゃる番組等で流していただければいいと思いますが、やはり私、先ほど御説明しましたようにコストが大変かかって、各省庁総力を挙げて予知に努めてお...全文を見る
03月10日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと風邪をこじらせていて余り体調がすぐれないものですから、長時間お答えができなかったら申しわけございません。冒頭に申し上げておきます。  一月二十九日、現地に視察に参りまして、そして、科技庁といたしましても最善の協力、努力をするべきと思いまして、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的には、新技術事業団とJICSTの統合ということを目指して、今鋭意努力をさせていただいております。  幸い、皆様から大変御理解いただいておりまして、これを機会に六つありますすべての法人もむだ等の見直しをしたいということ、それから内庁に関しましても...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 放医研におきましては、具体的には現在二十一人の方の治療をさせていただいております。それで、昨年の六月より臨床試行を開始しておりまして、さらに高度な診断機能を有する重粒子線がん治療施設、これは新しい病院でございますけれども、それを平成八年度に完成すること...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 地質学に造詣が深くていらっしゃる志村先生ならではの御示唆だろうというふうに思いますし、「しんかい六五〇〇」の利用につきましても、また専門家と相談をぜひさせていただいて御報告を申し上げたいと思います。  ただ、地震のプレートのこと等、先ほど来ずっとおっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) テレビでUFOとおっしゃったので、私はカップうどんか何かの宣伝か焼きそばかと思ったんですけれども、確かにそういうふうなモチベーションがあって子供はいろんなことに関心を持っていくんだなということを思います。  結論から申しますと、私もこのことはずっと、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的な成果はことしの夏までに公表されるということになっております。  今おっしゃった生物実験などのほかには、あの方はドクターでいらっしゃいますから、御本人と対談しましたときにも非常に興味を持っているとおっしゃっていたことは骨粗鬆症ですか、の研究でご...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) さらに追加してちょっと申し上げたいと思いますけれども、原子力のことを今お尋ねになられましたけれども、基本的なエネルギーの問題についてちょっとお答え申し上げさせていただきたいと思います。  日本は本当に資源が少ない国、先ほど鈴木先生一がおっしゃったとお...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いろいろと大所高所からの御指摘、御指導をいただきまして本当にありがとうございます。  予知体制の一元化につきましては、私も本当に考えを同じくするところでございまして、早速そのようなことを私どもの事務当局にすぐに指導をいたしました。そして、具体的な状況...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 次の閣議で必ず発言をさせていただきます。お約束いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 振興調整費は今回二十億円も増額していただきましたので、まず科技庁が当庁としてできることはこれを有効活用していくことでございまして、太陽電池の低コスト化や熱エネルギーの利用の効率化につながる新材料に関する基礎的な研究、そういうものに使わせていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 本当に、毎日毎日、復興は復興の問題、エネルギーはエネルギーで私も別々に考えておりましたけれども、大変鋭くて現実的なお話をいただきました。  確かに、兵庫県が新しい新エネルギー都市として生まれ変わるというような発想というのが何で頭に浮かばなかったのかと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先生のお立場、お考え、御疑念はよく理解ができますが、日本は核燃料リサイクルというものを原子力政策の中心として据えておりますし、その理由は先ほど鈴木栄治先生にお答え申し上げたようなことでございます。  コストのことにつきましては、もう何度か多分うちの役...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 北朝鮮に対する軽水炉支援の問題などもいろいろございますけれども、基本的には、日本は原子力開発の長期利用計画というものにすべてが記述されているとおりでございまして、今先生がおっしゃったような、ほかの国がプルトニウム利用等、それから日本に対する援助のような...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 十二分に拳々服膺させていただきたいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、事実関係の把握及び分析という段階でございますけれども、やはり地震が起こった役とそれ以前とでは、原子力施設の安全性に対しては、それ以外ももちろんそうでございますが、原子力施設、特に最重要と私も思っておりますが、そういうことの安全性、それから見直し指...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 科学技術離れの問題は大変に根が深くて、そんなに一朝にして解決できる問題だとは私も思っておりません。殊に今、浜四津先生がおっしゃいましたように、製造業等あらゆる面に技術者がおられて、残念ながらやはり日本の社会では全体的に待遇が十二分になされていないという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 細かいことは事務方がお答え申し上げますが、とりあえずこの二カ所の統合を検討いたしておりますが、午前中のお尋ねても御返事させていただきましたけれども、本庁はもちろんのこと、やっぱり基盤整備をして効率化を進めていくという意味では、あらゆる面で総合的な見直し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 原研と動燃は、両方の事業の目的とか性格が異なっておりまして、アクセルとブレーキと申しますか、推進とそれから規制というふうに分離の観点からつくられておりますので、その違った目的のものを統合するということは難しいというふうに考えましてこのたびはいたしません...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本の査察官の質というものが劣っているというふうには認識はいたしておりません。  そして、ちなみに定員は現在二十二名、関連予算は約七億円ということでございますけれども、必要最小限は確保されているかと思いますが、今先生の御指摘もございますし、見直しとい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 科学技術の発展というものは大変高度な先端技術という面もございますが、反面、私どものごく身近な生活に役立つものというような視点も忘れてはならないというのが私の発想の基本にございます。  例えば、医療機器なんかがございますが、特に福祉関係なんかでは、私は...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃるとおり、確かに今までの政治情勢の中におきましては、科学技術はなかなか優遇していただけなかった面があることは認めざるを得ないと思いますが、このたび十四年ぶりでございますけれども、振興調整費も百五十五億プラス三十億円という特大の御配慮をいただきま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) エネルギー政策は、それぞれの国情によって違ってくるということはもうやむを得ないことだろうというふうに思います。そして、日本は資源が少ない国でございますし、将来エネルギーの需要というものは増大することが見込まれております。そうした中でエネルギーを安定供給...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私が申しておりますのは、やっぱりこの国際化の時代でフェローシップなんかもございますし、そのほかのいろいろなプロジェクトも日本国有に自分の能力だけでは限界を超えている。例えば核融合なんかにしてもそうでございますけれども、国際的にはやっぱり協力していくよう...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来官房長もお返事申し上げておりますけれども、全体的な意味で、あらゆる分野、ジャンルでもって国際貢献というふうなことが必要になっていますし、特にエリア的に申しましても、いわゆる欧米一辺倒ではなくて、これからは中東、旧ソ連系、それからアジア・太平洋地...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 払拭されるように持っていかなければいけないわけでございまして、この北朝鮮の核開発の問題というものは世界の核不拡散という観点から大変重要であろうというふうに思っておりますし、政治的な表現をいたしますと、北朝鮮を孤立化させるといいますか追いやるというか、そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この件につきましては外務省からもレクチャーに来ていただきまして意思疎通を図っておりますけれども、外務大臣が国会でおっしゃっているとおりでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) より身近な例で申し上げますと、JICSTでは、このたびの震災でございますけれども、余震とかそういう関係のデータだけを拾いましても三千以上ございました。そういうものをすぐ地方公共団体に流すことにいたしまして、それはそれぞれの団体で利用していただいていると...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 庁内で連絡をとっていただくようにということはお願いはいたしましたけれども、タスクフォースなどというハイカラな名前の命名者は私ではございませんので、一言つけ加えさせていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 幸いなことに全然被害がなかったというふうに聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) この問題につきましては、衆議院でも参議院でもいずれの予算委員会でもう何十回となく御質問がございました。と申しますことは、それだけ皆様が関心がおありになって、心の底から信頼していいかどうかとまだまだ逡巡していらっしゃる証左ではないかというふうに感じており...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これはもうずっと、この大地震が発生いたしましてから、予知の重要性はあちらこちらで御指摘いただきまして、専門家の御意見を伺ったりもしておりますが、確実ではございませんけれども、少なくともかなり予知できる範囲に来ているというのは東海地震だけでございまして、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 振興調整費等を使いまして、特に緊急を要すると思われているような活断層から調査を進めていくようにするべきだというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もこの間一度会議に出て、これはもう大変動きの悪いというか重たい組織といいますか、今まで余り機能していなかったのか、最善を尽くされておられたのかもしれませんけれども、こんなことではとても時代に対応できないというふうな認識を持ったことは正直なところでござ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えにぴったり合わないかもしれませんけれども、要するに、先ほど言ったように、情報がいろいろ一元化が仮にされたにしても、それを責任を持って運用する人というか、その責任体制がないというのがあの組織の欠陥ではないかということを私は思いましたので、それに科技...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 科学技術との関係で私が一番最初に視察をさせていただきましたところに理化学研究所というのがございまして、そこでは脳の研究をやっておりまして、きのうも下村先生は参議院予算委員会で難病の問題、高齢化の問題をいろいろ鋭くお尋ねになっていらっしゃいました。あのと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 本当におっしゃるとおりです。  ただ、基礎研究の段階でございまして、これを実用化していくのはやはり厚生省、医学で治療で効果をあらわしていかなければならないと思います。やはり基礎研究がまだ不十分であるということは大変残念でございますけれども、ただ、それ...全文を見る
03月14日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○田中国務大臣 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律は、昭和三十二年に制定されて以来四十年近くを経過しており、この間、放射性同位元素等...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○田中国務大臣 基本的な認識といたしましては、規制の合理化を図って、国民生活の向上に資するということが大目的でございます。その大前提は、安全性の確保に万全を期するということは申し上げるまでもございません。  そして、個別の具体的なことにつきましては三つございまして、一つは、放射...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど、規制緩和等、原子力政策について臼井先生はお触れになりましたので、一言申し上げますが、内閣挙げて規制緩和をやるようにという御指示が総理からございますけれども、私は、科学技術庁で原子力政策を預からせていただく立場といたしまして、むしろ強化する立場にあるかもしれ...全文を見る
○田中国務大臣 科学技術会議は、昭和三十四年に発足して以来、それぞれの時代のニーズというものを的確にとらえて対応してきているというふうに基本的に評価をいたしております。  ですが、これからの時代はさらに地球規模の問題ということで、世界の国際情勢というものが非常に密接にリンケージ...全文を見る
○田中国務大臣 長い間の多くの先輩方の御努力、認識、提言等を踏まえて、このたび、御案内のとおり、科学技術振興調整費が百五十五億プラス三十億円という十四年ぶりに大きな額をつけていただきましたし、公共投資重点化枠も三十億円いただきまして、それは諸先輩、皆様の認識と御努力の結果だろうと...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど臼井先生のお尋ねにお答え申し上げたことに尽きるかというふうに思いますけれども、要するに、この放射線利用等が普及すればするほど、その安全性ということには万全を期していく、安全性の確保と平和利用ということに徹底することは申し上げるまでもないわけでございまして、理...全文を見る
○田中国務大臣 今回の青森県の県議会での決議は、今おっしゃったように自民党が中心になさってくださって、基本にある理念は、情報の公開ということで四点おっしゃっていると思います。そして、入港の期日等につきましても、公開できることはどんどんしていかなければいけないというふうに思っており...全文を見る
○田中国務大臣 自然界の放射線の中で私どもが生きているという、今の浜名湖と丹那トンネルの話は非常にわかりやすくて、興味深く伺いました。  それで、不必要な被曝はあってはいけないというふうなこと、それから安全規制の問題等につきましては、もうおっしゃるとおりでございます。きょうは特...全文を見る
○田中国務大臣 私も、最近関電が確かに多いなということは大変気にしております。  検知器の誤作動というふうなことは決してあってはいけないことですが、なれといいますか、やはり意外とアラートな状態にならないでいるのかもしれないと思いますので、安全委員会には役所の方を通じて申しますし...全文を見る
03月20日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 一言おわびを申し上げさせていただきたいと思います。  地下鉄で化学ガスを使った無差別の事故がございまして、この事件の実態、被害状況を、お見舞いをすべく、今聖路加病院に一番大勢の方、数百人が収容されておられますものですから、それのお見舞いと実態把握でご...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 御迷惑をおかけいたしましたことを心からおわび申し上げます。  実は私、お恥ずかしいんですが、きょうの十一時までこの事件があったことをわからなかったものですから、それで、しかもこのような薬品を使った犯罪で死亡者が出たということが十一時の段階でわかりまし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 予算も少しずつ増えておりますけれども、なかなか思うに任せません。日本では二千を超す活断層があって、そこに日本列島があるという宿命は逃れられませんけれども、活断層で地震の予知というふうなことになりますと、私は、このことで一番大事なのは、調査をする技術自体...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと一言で終わらなくて、たくさんいい質問をしていただきましたので、一言申し上げさせていただきたいと思います。  対話につきましては、これは必須で当然の義務でございまして、皆様の理解がなくてできることではございませんから、もう当然のことであるし、今...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 二十分おくれた上に、私が自分で大変ざんきに耐えませんことは、実は、十一時に主人が知っているんだろうねと言って国会から電話をくれるまでテレビも見ていなかったという事実でございます。  これが八時からだったということ、すぐテレビをつけましたら、子供が八時...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) メディアを率先して利用してわかりやすくしていった方がよろしいという御指摘はそのとおりでございまして、私も、衆参両院で閣僚が、先生方が大変御熱心でありがたいことの結果でございます。ですが、重複質問が大変多くて、国会が本当に、重要な問題は何度も何度も大切な...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これに関連して、私からも一言お答えを申し上げたいと思います。  先週の衆議院の科学技術関係の委員会でもこのお尋ねが出まして、これは大飯ではなくて、関電が事故が多いという御指摘がありまして、私も実はそのように、数えていただきましたら、このところ何かもう...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 決して企業が安全性をおろそかにして経済性のみを優先しているというふうには思いませんし、思いたくもないし、そうあってはならないです。  ですが、私はこの問題で思っていますのは、いつも縦割り行政にぶつかるんです、先ほど安全委員会のこともおっしゃいましたけ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 以前、臓器移植のお話が相当話題に上りましたときに、私も一緒に委員会で勉強させていただいたところでございます。  遺伝子操作というものは、下村先生が御関心のある筋ジスのような、先ほどの厚生省のお答えでも対応できる可能性があるということで大変希望が持てる...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、専門的なことは余りわからないことが多過ぎてお恥ずかしいんですけれども、とにかくいい方角に皆様の御指導を仰いで頑張っていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律は、昭和三十二年に制定されて以来四十年近くを経過しており、この間、放射性同位...全文を見る
03月24日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと私冒頭におわび申し上げたいんですが、先回、聖路加病院に行きまして遅刻いたしましたことをきょうもまた重ねておわび申し上げます。  それから、今の河本先生のお尋ねでございますけれども、先ほど来安全局長が申し上げていますように、医療とか環境とか工業...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど申し上げましたことと重なりますけれども、やはりいろいろな分野で国民生活にますます浸透していって利用されるようになるわけでございますから、また一方、放射性同位元素、RIですけれども、人間の健康に影響を及ぼす危険性というものも有しているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このRIの機器というものは大変高額なものでございますから、これを賃貸化して、リースで貸していただけるようになれば大変うれしいということは医療現場のドクターからも伺ったこともございますし、時代のニーズというものにこたえていく方向であろうというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変適切な御指摘だろうというふうに思います。  今回の阪神・淡路の大地震震災後に、一番私ども衆議院、参議院の委員会等で質問をいただいたことは、やはり今おっしゃったような二重、三重に対策を講じて、複合対策を講じないでいいんだろうかというお気持ちが根底に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今の久保田先生のお尋ねで、本当に具体性も統一性もないし緊急意識が全然ないんじゃないかと思っていら立っていらっしゃると、手にとるように先生のお気持ちを感じました。  シェルターの問題もそうですが、本当に多重防護をして安全な施設ではあるといいましても、や...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 昭和三十三年に五十の事業所があって、三十年間に百倍になっているという目覚ましい勢いで民間での利用が高まっていて、その民間団体からの強い要望を受けて今回はこういうふうな規制を緩めていく方向になったという実情がございます。私もこれは決して、先ほど浜四津先生...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 事実関係は今安全局長が申し上げたとおりでございますけれども、私は、これは根本にあるのは、今回のサリンの事件もそうですけれども、化学物質に対する国民の意識というものが相当高まっていかないとならない、それが基本になると思うんです。管理を強化するとか再発防止...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このたびの科学技術特別委員会は、本当に女性の議員の先生方が牽引をしていらっしゃるものですから大変心強く思っておりますし、大変御示唆に富んだ明快な御指摘をいただいてありがたいと思っております。  確かに、現在は一九七七年度の国際放射線防護委員会の勧告に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどから対がん十カ年総合戦略の説明も事務当局からございましたけれども、科技庁、厚生省、文部省等でも縦割りでやっているわけでございます。それが決していいとは思いませんが、科技庁だけに関して申しますれば、今先生が御指摘の重粒子線がん治療というものの成果が...全文を見る
04月10日第132回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  星川先生の山形と同じく私も新潟県で本当に豪雪地帯でございます。日本じゅうの国土の五二%が豪雪地帯ということでございますけれども、私もこの週末に新潟県の山間部に入りましたら、里の方は桜が咲きそうになっていますのに、一メーター五十も...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 科学技術の振興と新産業の創出についてのお尋ねだと思いますが、具体的に私どもが一番力を入れておりますのは兵庫県の播磨にございますSPring8、大型放射光でございますけれども、これが完成いたしますと農業とか工業とかそれから医学で大変大きな進歩を見ることが...全文を見る
06月08日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○田中国務大臣 おはようございます。  今、原田先生からお話しいただきましたけれども、地震防災対策特別措置法案がけさ委員長提案になったこと、本当にありがたいと思って感謝を申し上げます。また、速やかに国会で承認されるだろうということも大変楽しみにいたしております。  阪神大震災...全文を見る
○田中国務大臣 大変鋭い御指摘をいただいたというふうに思います。  オウムの事件もございましたし、あの事件の中で私もちょっと驚きましたのは、私も視察をいたしました理化学研究所で、一般の研究用にですけれども、細胞とか微生物の提供等もしているというふうなこともありますので、費用の面...全文を見る
○田中国務大臣 国際協力という問題につきましては、科学技術だけではなくて、あらゆる分野の問題についていろいろ困難やら矛盾が生じているというふうに私は一人の議員として認識をしております。  その判断されるときの経緯等につきましては今原子力局長から御説明を申し上げて、少し長口舌でお...全文を見る
○田中国務大臣 速やかに法案が成立しそうな方向になっていることも大変喜ばしいと思いますし、今先生からまた力強い御支援のお言葉をいただきまして、本当にありがたいと思っております。  中身等につきましては、先生もよく御存じでいらっしゃるわけでございますから繰り返しませんけれども、要...全文を見る
○田中国務大臣 輸送につきましては、おっしゃる御趣旨は大変よくわかっておりますし、私どもが情報公開をしたいというそういうスタンスも理解はされておりますのですが、基本的には、国内で処理ができませんで、御案内のとおりフランスに依頼をしてイギリスの船会社に輸送を依頼しているわけでござい...全文を見る
○田中国務大臣 きょうは幌延の上山町長さん以下皆様も傍聴に来ていただいておりますし、一言発言をさせていただきたいと思います。  私は、一年間、科技庁長官にさせていただいてこの問題をずっと見ていまして一番感じることは、原点が忘れ去られて、どうも政治向きな、町長さんの選挙がどうであ...全文を見る
○田中国務大臣 全く先生のおっしゃるとおりでございますし、その方向づけをしていきたいと思います。
○田中国務大臣 データ的に申しますと、フランスやドイツを中心といたしまして千体を超える装荷実績というものがありまして、軽水炉におけるプルトニウムの利用というものが技術的に何ら問題がないということは証明されているわけでございまして、そういう認識のもとにMOX燃料の使用ということを考...全文を見る
○田中国務大臣 あの会を設置いたしました趣旨は、まさしくここしばらく委員会できく六号のことがございましてから保険についてのお尋ねが衆参両院で頻繁にございまして、それを受けでこのような会を設けたわけでございます。  そして現在は、具体的には五月の九日と二十二日の二回にわたって会議...全文を見る
○田中国務大臣 私の先ほどの発言が舌足らずで、誤解をされているようでございますが、私は、保険をすべてに掛ければいいなんて申し上げておりません。特殊な大型プロジェクトであるとか、それから特別な特殊な研究開発、新しいものであるとかいうときには十二分に議論をした方がよろしいということを...全文を見る
○田中国務大臣 これは私が伺っている範囲では、昨年の六月から尾身幸次先生を中心として大変力強く推進していらっしゃって、科学技術政策の基本的な欠落部分といいますか、そういうものを法制的に整えていこうという御努力でありましたし、たくさんの議論をしていただいて、結果ここまで来ましたのに...全文を見る
○田中国務大臣 笹木先生の御指摘なすったことは、私も本当にまさしくそれが、情報一元化という言葉で言っていますけれども、個別にやったものをどうやって機能させていくのかな、現実にやったときが本当にすごい地震だったということでは困るわけでして、そこをいつも私も個人的に心配をしているとこ...全文を見る
○田中国務大臣 いい御指摘だと思います。  数日前に実は磯子にあります東芝に行ってまいりまして、原子力施設、機器を製造していらっしゃるところを拝見し、また若い現場の方たちと、学者ですけれども議論をさせていただきましたが、大変原子力政策一つとりましても意識が高いのですね。  そ...全文を見る
○田中国務大臣 まさしくおっしゃるとおりで、私も検討ばかりしていて結果的に手おくれになってはいけないということは言っておりますので、なお一層そのように具体的に行動するように指示をいたします。
○田中国務大臣 先ほど局長が申し上げましたように、原子力安全委員会でいろいろ確認事項をまた再度チェックしたり尊いたしておりますけれども、その結果につきましては当然公表をさせていただきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 率直なところ、にわか勉強しかしてございませんが、アメリカの国防省が開発したものであるということでございまして、この具体的な中身について、私ももう少し時間をいただいてしっかり勉強していきたいと思っております。役所の方向といたしましては、積極的に勉強をして取り入れてい...全文を見る
○田中国務大臣 何か伺っていると大変すばらしいことだということがわかってまいりましたけれども、何分にもちょっと資料と勉強不足でございますから、もう一度よく勉強させていただいて、そういう方向に行ければありがたいというふうに思います。
○田中国務大臣 斉藤先生のおかげで非常によく私も理解ができたと思いますが、よりまた積極的に資料をそろえまして勉強をさせていただきます。
○田中国務大臣 大所高所からの御発言、御指摘をいただきまして、改めてまた原点に立ち返った思いがいたします。殊に先ほどの、ほんの十分ほど前の国会で、大切な原田先生たちが御努力くださった法案も衆議院では成立をいたしましたわけでございますし、当庁だけではなくて、科学技術に携わるあらゆる...全文を見る
○田中国務大臣 私が科技庁長官に就任いたしましたときに一番最初にお見えくださったのが尾身幸次先生でございまして、尾身先生がこの構想をおっしゃっておられました。ですから六月の段階、もっと早くから先生はもちろん温めていらしたわけですけれども、六月の最初のときからこの話を伺っておりまし...全文を見る
○田中国務大臣 御指摘いただきましたのは地球観測情報ネットワークで、GOINというふうに両国間では略して言っておりますけれども、そのデモンストレーションが初めて六日の夜八時過ぎでしたか、私どもは六本木のスタジオに集まりまして、関係者が数百人集まりまして、アメリカ側はホワイトハウス...全文を見る
○田中国務大臣 今村先生が大変御誠実にいつもいつもこの問題を繰り返し繰り返しお尋ねくださっていることに、私は本当に問題の根深さというものを感じておりますし、また、先日のパシフィック・ピンテール号のことにいたしましても、北村知事とあれだけお話をし、書面を交わしてあったにもかかわらず...全文を見る
○田中国務大臣 御趣旨は大変よくわかりますが、何十年もの間の原子力政策の中で本日の状態に米ているという中で、将来の展望をどのようにして、過去のことを言っても仕方がないわけでございまして、将来どうやってやっていくかということに本当に最大の英知を絞らなければいけないと思っております。...全文を見る
○田中国務大臣 処分地というものは、何度もいつもお答え申し上げているから私なんか申し上げるまでもありませんが、実施主体が決めることになっておりますし、その実施主体を指導する立場にあるのが科技庁でございますし、先ほどの文書、四月二十五日、ここにコピーもございますけれども、「知事の了...全文を見る
○田中国務大臣 冒頭からおっしゃっていらっしゃる一時貯蔵の問題にいたしましても、それから今個別におっしゃっている安全性のデータ等につきましても、基本は、いらいらなさる、不信感が募るということも、根本的には正しい情報が自分の納得いく形で提供されていないということにあると思いますね。...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろとデータを挙げていらっしゃいましたが、こちらにも原子力安全委員会というものもございますし、局長がおりますので、今先生がおっしゃったデータがすべて正しいかどうかということも私どもチェックできませんので、ちょっと時間の制約もあるかと思いますから、できるだけ手短...全文を見る
○田中国務大臣 この二、三回のやりとりを伺っていまして、いかに過去ずっと具体的な情報公開、資料提供がなかったかということをつくづく感じておりますので、この後でもぜひ質問事項をまとめていただきまして、先生の地元の方もしょっちゅうお見えにもなってくだすっておりますけれども、そのときも...全文を見る
○田中国務大臣 カザフスタンで通産省とともにメルトダウンのテスティングをやることは承知しております。正確な日にちは承知しておりませんけれども、いろいろな教訓を得ていくということは原子力安全政策を推進する上で大事なことではございますし、データというものは少しでも多く、あらゆる角度か...全文を見る
12月06日第134回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○田中(眞)委員 では、お尋ねをしたいと思いますけれども、きょうは大臣が米審がおありになって遅刻をなさるというふうに聞いておりますけれども、これは新食糧法が施行されましてから初めての米価が決定される時期でございまして、三百八十万と言われている全国の農家が非常に息を殺して注目をして...全文を見る
○田中(眞)委員 基本方針というのはよくわかっておりますが、これでしょっちゅう国民はだまされていまして、食糧庁不信というのは非常に強くて、つい最近は、おととしてございましたか、あの不作のときに緊急輸入米を入れて、そしてセット販売をするとかをだれかが思いつきまして、そうしたら次は混...全文を見る
○田中(眞)委員 次に、良質米のことについて伺いたいと思いますけれども、ついこの間、入札が四十一銘柄についてございました。その中で魚沼米とか岩船米とか、そういうふうな良質米産地、適地適作といいますか、結局四千四百トンでしたかが売れ残った中で、そういう良質米につきましては、三回連続...全文を見る
○田中(眞)委員 とりあえずあと一分しかありません。時間厳守でいきますので、あと細かいことは会館にでもお願いしたいと思います。  私が考えておりますのは、減反割合というのを受け入れるとしても、良質米の生産者の方たちというものは、結局減反されると収入減になるわけですから、その減反...全文を見る
○田中(眞)委員 大臣に伺いたいと思いますけれども、私、先ほど冒頭申し上げましたが、最初二日ほど前に事務方に伺いましたときには、大臣は米審があるから十分おくれると。次は十五分、次は二十分ということでございましたけれども、理事に御無理をお願いしまして、今サンドイッチ式で大臣の御到着...全文を見る
○田中(眞)委員 極力ゆっくり話をします、時間が限られておりますので残念ですが。  外務省からきょう来ていただいておりますでしょうか。無償援助について簡略に伺いたいと思います。  今までフィリピンやラオス、ネパール等に無償援助という形で食糧援助をなさっていたというふうに聞いて...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございました。  新食糧法では大規模農家の育成ということを最終目標にしているわけでございますけれども、日本地図の中で専業農家が生き残るということは、時間の経過とともにだんだんとわかってくるようになると思います。今現在は宮城県の分ぐらいが減反されていて...全文を見る
○田中(眞)委員 質問と答えがかみ合っていなかったと思いますが、質問を終わります。ありがとうございました。