田中眞紀子

たなかまきこ



当選回数回

田中眞紀子の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○田中(眞)委員 自由民主党の田中眞紀子でございます。  エイズの問題につきましては、私も、いろいろ患者さんのお話を聞き、またいろいろな報道に接しながら、本当に胸を痛めておりましたけれども、菅厚生大臣が本当に一生懸命御尽瘁なさって、厚生行政にも曙光が見えてきたなという印象を持っ...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございました。ぜひ意にとめていただきたいと思います。  本論に入ります。  これはちょうど平成六年の十月でございましたけれども、私がその前に当選いたしましたときに、きょう御出席いただいております諸先輩も御一緒でございましたが、たくさんの諸先輩の御指...全文を見る
○田中(眞)委員 今現在、厚生省からきのりいただいた資料ですと、残留邦人と言われる方は千七百四十五名前後というふうに聞いておりますけれども、戸籍回復のために具体的にどのような努力をなさって、何名ぐらいの方が戸籍を獲得なさったかという数字を挙げていただけますか。
○田中(眞)委員 それから、日本に帰られましてから亡くなる方もいらっしゃいますね。そういう方々が、戸籍の関係もあるのでしょうけれども、お骨がどのように――身元引受人にならない、あるいは家族がそれをどうしても名乗り出たくないという方もやはりいらっしゃるわけなんですね。そういうときに...全文を見る
○田中(眞)委員 ですから、ボランティアの方も、お骨までをお世話しようと思っていないという方もおられるのですが、そういうときに国が全然機能しないではないかという話をよく聞きますが、そこを具体的に御説明いただけますか。
○田中(眞)委員 具体的にはどこでしょうか。
○田中(眞)委員 これは基本的なことだと私は思いますので、このことについては質問を申し上げる可能性があるということをもちろん申し上げてありますし、日常、社会・援護局長の頭の中に入っていないということは、きめの細かい対応ができていないわけでございまして、つつつかれれば突然資料が出て...全文を見る
○田中(眞)委員 今、役人仕事というお言葉が大臣の口から期せずして出ましたけれども、こういう困っている方たちが行政の窓口に相談に行くと、役人が異動によってかわっているから引き継ぎが正確にいっていないのだというようなことをしゃあしゃあと言う役人さんもおられるそうですが、国家公務員と...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございます。  先ほども冒頭に申し上げましたけれども、菅厚生大臣が登場なさったことによって、私たち国民が半ばあきらめかけていたような、エイズはもちろんですけれども、いろいろな私たちに身近な問題について光が差してきたなという思いがいたしております。私ど...全文を見る
04月19日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○田中(眞)委員 自由民主党の田中眞紀子でございます。  のどが渇かれませんでしょうか。私どもの国会議員もかなり能弁の士がそろっているというふうに思いますが、なかなか先生には太刀打ちができなくて、きょうはこの持ち時間内でお尋ねができるかどうか、私ちょっと心配になりましたのですが...全文を見る
○田中(眞)委員 具体的なことについて伺わせていただきます。  たびたび、何度も何度も聞かれて先生はうんざりなさっているかと思いますけれども、エイズ研究班のことについて伺いたいと思います。  私は、先生はこの間の参議院のときにも、患者の苦痛を除く、生命を救済し、そして後遺症を...全文を見る
○田中(眞)委員 わかりました。  そうしますと、どなたがこの班の、まず班長になる前にメンバーになってほしいというような連絡を最初に先生になさったのはどなたですか。
○田中(眞)委員 それで、その班長は互選とおっしゃいましたけれども、今いろいろなところで、各省庁でたくさんの、いろいろないわゆる諮問委員会がございます。  このエイズ研究班は特別なものでございますけれども、昨日厚生省からもらいました資料によりますと、平成七年で厚生科学研究費をも...全文を見る
○田中(眞)委員 先生について説明したのはどなたでございますか。
○田中(眞)委員 これは先生の担当なさった研究班とは違いますが、諮問委員会とか役所にかかわるものは、ほぼ一〇〇%と言っていいほど、私はこれは確信持って言えますけれども、大体、メンバーの選定自体に問題がありきなんです。  これは厚生省だけではございませんで、まず先に答えありきなん...全文を見る
○田中(眞)委員 科学的な根拠がなくても、そのような御示唆をなさったこと自体は非常に前向きであるし、プラスというふうに私どもは国民サイドとしては考えるものでございます。ところが、それが、この研究班の中でもってだんだんと先生のお気持ちが変わっていってしまったということの原因が那辺に...全文を見る
○田中(眞)委員 それは理解はできますが、しかし、冒頭におっしゃった、後遺症を残さない、命を助ける、その他のこと三点から申しましたら、先生のそういうお気持ちの方が非常に強ければ、やはりもう少し熱心に働きかけるということはおできになったのではないかというふうに思います。  そこで...全文を見る
○田中(眞)委員 小委員会の風間睦美先生との関係について伺いたいと思いますけれども、伺っていると、大変これは民主的で客観的であったように思いますが、ある報道によりますと、安部先生みずからが主宰なさる家庭療法促進委員会、定期的に東京ステーションホテルで開催なさっていらっしゃいました...全文を見る
○田中(眞)委員 当時、エイズ研究班ではどのような議論があったのかは本当に見えてこないわけで、この辺のことを非常に私どもは知りたいわけです。  クリオには戻れないということのようですけれども、クリオは、先生がいろいろなメディアを通じて発言なさっているもの等を拝見しますと、まず絶...全文を見る
○田中(眞)委員 あとは、例の一九八四年九月のNIHのギャロ博士にサンプルを送られた、そして四十八分の二十三が陽性であるということが確認をされてきたということを、これをなさったお気持ちは、確定ではないけれども、御自分の患者さんの中でHIVに感染する可能性がある人がいる、陽性になる...全文を見る
○田中(眞)委員 そこでまた、先生があそこで頑張られたのになぜか急に変わってしまうのは、これは私どもの推測ですし、また、ちまたでマスメディア等が言っていることですけれども、厚生省はとにかく血液行政はおくれているわけですね。ですから、本当は、先生の日赤等血液行政全体に対する思いとい...全文を見る
○田中(眞)委員 班員でなかった、班長でなかったということは私も理解しておりますが、それでも先生、やはり一人のドクターとして、最初に言ったこの新聞、医学専門誌に載せてあると同じように、先生はそういう、ちゃんと良心といいますか、研究者としての気持ちかもしれませんが、そういうものは原...全文を見る
06月04日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第24号
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○田中(眞)委員 自由民主党、田中眞紀子でございます。  参考人にお尋ねをいたします。  このたびの薬禍エイズの事件につきましては、これはトータルに言いますと、根本的な原因は業界と官界の癒着、これはもう行政犯罪ですし、最終的には国家の犯罪であるというふうに私は非常に厳しく受け...全文を見る
○田中(眞)委員 事情はわかりましたけれども、これは大変重要でございまして、トラベノール社も今回のことでもって、結局、裁判で被告企業になられて和解金を、一五%のシェアでしょうか、そうすると、企業が三十億円ですか、メーカーは三十億円ということでもって分担金を担っておられて、その中で...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございます。  それで、一番このトラベノール社の関連で私どもが得心がいかないことがありまして、それは一九八三年の七月四日、このときには、先ほども委員長の質問にちょっと社長はお触れになりましたけれども、要するに緊急輸入ですね、そのことについてどうも厚生...全文を見る
○田中(眞)委員 その六月の訪日のときの窓口、厚生省はどなたでございましたか。
○田中(眞)委員 そうしますと、その時点は非常にデリケートで重要なポイントだ、時期だというふうに思うのですけれども、非加熱剤の回収といいますか、もちろん一番最初は厚生省から、情報が欲しい、アメリカのエイズについての情報が欲しいということの話があって来日なさった。しかし、非加熱剤の...全文を見る
○田中(眞)委員 両方です。
○田中(眞)委員 非常に誠実な対応をなさったというふうに思います。  では、先ほどもちょっと触れておられましたけれども、加熱製剤の緊急輸入に対する輸入承認申請を急ぐというふうな、この時点の方に話を移していきたいというふうに思います。  危険信号が、要するに、日本の状態でいきま...全文を見る
○田中(眞)委員 今の御説明で、緊急という言葉とかあるいは超法規的とかいう言葉は厚生省側が使っていなかった、そして、トラベノール社は安全性の確保という観点を一番大事にしておられたということはよくわかりました。  ですが、現実にはこのときは厚生省が非常にばたばたしておりまして、そ...全文を見る
○田中(眞)委員 そのときの厚生省側の窓口はどなたでございますか、お名前を教えてください。
○田中(眞)委員 ありがとうございます。  ところが、その平林課長補佐が、治験抜きで、要するに早期導入は取り消しますということを、八月三十日か三十一日か、いずれかと思いますけれども、そういうことを通告してきているわけですけれども、このときにトラベノール社はさぞ驚かれたと思うので...全文を見る
○田中(眞)委員 その間ですけれども、そうした厚生省の政策の変更、それは、メーカー側は何もとやかく言える立場ではないと言ってしまえばそれまでですけれども、やはり重要なことなわけですから。そして、日本の中でまだどたばたしているということは、情報はおありになったと思うのですね、メーカ...全文を見る
○田中(眞)委員 大変誠実で正直にお答えいただいてありがたいと思います。  まさしくこの時期が、トラベノール社の中でいわゆる憶測やうわさもあったし、また動揺と失望感と信じられない思いであった。打ちのめされたとおっしゃいましたけれども、そういう誠実なメーカーが、そして、しかも治験...全文を見る
○田中(眞)委員 今おっしゃったとおりだと思いますけれども、ミドリ十字は最初は液状法ということをやっていて失敗をした。そして、摂氏六十度七十二時間の加熱という方法ですけれども、その乾燥法の中で、郡司さんは、そこでもって何か特殊なものを加えているらしいけれども、それは企業秘密らしい...全文を見る
○田中(眞)委員 大変冷静で客観的な分析をしていらっしゃることに私は本当に感激をいたしますけれども、そういう企業が、つい先日、エイズの患者さんや弁護団の皆さんの前で、ミドリ十字の会社の幹部は土下座をしました。文字どおり平身低頭をしたわけですけれども、あんなことをする会社と同等に、...全文を見る
○田中(眞)委員 質問を終わるに当たりまして一言申し上げたいと思います。  返す返すも、この一九八三年七月に帝京大症例の第一号の患者さんが出られた、その疑わしい方が出られたときに、非常にみんながアラートな状態で前向きに対応を、業界も官界ももちろんですけれども、政界も、みんなでも...全文を見る
06月18日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第30号
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○田中(眞)委員 このたびのエイズの薬害の本質は何であるかということについて私は考えてみましたけれども、要するに、産業界と行政、そして学界の癒着というものに起因をしておりまして、これまでのサリドマイド及びキノホルム事件などを教訓として厚生省は何一つ生かしていなかった、そういうこと...全文を見る
○田中(眞)委員 研究班の役割ではなくて、組織としてどちらに権限があったかということです。一言でお願いします。
○田中(眞)委員 荒賀局長、いかがですか。
○田中(眞)委員 そうしますと、厚生科学会議が二回にわたって行われたわけですが、森亘先生等有識者と言われる方々が入っておられるわけですが、患者救済と再発の防止の対策をするというのは当然のことでございまして、遅きに失したわけです。  そして、その中身は、ポイントからいきますと、政...全文を見る
○田中(眞)委員 役割分担を問うているのではなくて、まさしく人の命がこういうことによってどんどんと汚染されて、死んだ人まで出ていく、その可能性まであるものを、薬事法上問題がなければそれでいいとお考えでしょうか。もう一度御答弁をお願いします。
○田中(眞)委員 当時の状況は十二分にわかっております。ですから私も質問の冒頭に申し上げたわけでして、当時は、岡光局長等ほかの方々も、今の次官も官房長もそういう責任ある立場におられなかったわけですが、今現在、これだけ国民が関心を持って、多くの方が病気になり命を落としておられる。こ...全文を見る
○田中(眞)委員 なかなか人間らしい肉声が聞こえてこないわけでございます。  何度も申し上げますが、こういう厚生科学会議をつくっても、どんな組織をつくっても、システムをつくっても、大臣が幾ら頑張ってシステムをつくられても、中にいる人間が何か緊急事態が起こったときに迅速に対応でき...全文を見る
○田中(眞)委員 社会不安が起こるであろうということを御懸念なさっていることは十二分にわかった上でお尋ねをしているわけでございまして、どちらがプライオリティーを持ってやるべきかということですが、これだナ社会的な不安とか不信というものを醸成してしまった責任からいって、今後本当に力強...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございました。  それにつきましても、この研究班というものの存在がいかにあいまいなものであるかということが問われているわけでございますから、ぜひこういうものについてもリストラをする、見直し、統合が必要かもしれない。どうしてももっと必要であればふやせば...全文を見る
○田中(眞)委員 ぜひ大臣も、お仕事が多いと思いますけれども、真剣にこの問題に取り組んでいらっしゃる以上は、そういう情報を上にすぐ上げろと言えば役所はすぐ持ってきますから、詳しく調査をなさることをお勧め申し上げます。  最後の質問でございますけれども、要するに天下り自粛の問題で...全文を見る
○田中(眞)委員 何かワープロのミス、打ち間違いみたいに「当面」と入ったと言っているようですけれども、これは「当面」と入るか入らないかは百八十度事態が違うわけでございます。ですから、菅大臣も、なめられたら、せっかくこんなに頑張っておられますのに、そういうことはやはり国民も許しませ...全文を見る
○田中(眞)委員 とにかく、これは厚生省だけではありませんで、私は霞が関のあらゆる省庁が同じ体質を抱えているというふうに思います。大きな役所であればあるほど同じような問題を抱えています。殊に連立て大臣がくるくるかわったりするものですから、なおさら役人が自信を持つというようなことで...全文を見る
07月23日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
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○田中(眞)委員 委員長、ギャロ質問はなさらなくてよろしいのですね、二つ目は。委員長の二つ目の質問はなさらないのですね。
○田中(眞)委員 わかりました。  自由民主党の田中眞紀子でございます。  安部先生、きょうは高齢のところお出かけくださって、ありがとうございます。  先週の金曜日、七月十九日でございますけれども、先生は司法記者クラブにおいて記者会見をされまして、毎日新聞社等を相手取り、損...全文を見る
○田中(眞)委員 予防対策について、エイズと確定はできなくても、予防対策についてやはり万全を期すべきであるというような御意見があったというふうに承っておりますが、いかがでしょうか。
○田中(眞)委員 そうしますと、先生と厚生省側の考え方はぴったり一致した、全然ほかの考えが入り込む余地はなかったというふうに理解してよろしゅうございますか。
○田中(眞)委員 この問題につきましては、次々とほかの委員が御質問なさると思いますので、次の問題に移ります。  ここに一つ書類がございます。平成三年の七月二十六日に、先生御存じの日本輸血学会の村上省三先生が証言をしていらっしゃるもののコピーでございますが、村上先生は、一九八四年...全文を見る
○田中(眞)委員 この村上先生は、多分日本に帰ったころには日本がひっくり返るような大騒ぎのことが起こるだろうということを御自分が友人にも話しておられるのですね。その理由はなぜかというと、安部先生あたりが厚生省とすぐに相談をして、話が公表されて漏れるだろうというふうに想像なさった。...全文を見る
○田中(眞)委員 委員会はもちろんスペシャリストがそろっていらっしゃるわけでございますし、午前中の郡司証人の話を聞きましても、私ども行政は素人の集団であるがごときことをぬけぬけと言ってとんでもないわけでございまして、先生方ももちろんエイズ班の中でも話をなさると思いますけれども、行...全文を見る
○田中(眞)委員 厚生省に報告をなさったと理解してよろしゅうございますか。
○田中(眞)委員 そのときの厚生省の窓口の方たち、それから、どういうふうな発言があったか、記憶にある限りで結構ですからお述べいただきたいと思います。
○田中(眞)委員 私ども、今回、ずっとこの議論をしてまいりまして、いろいろな方の発言を伺いまして、厚生省はやはり血友病患者から第一号を出してしまっては困るという思惑が非常に働いていただろうというふうに思います。厚生省の血液行政に汚点を残したくないという、役人独特の防衛本能というよ...全文を見る
○田中(眞)委員 なかった理由は、先生が非常に強力なドクターでいらっしゃって、郡司さんいわく、素人集団としての行政は物が申せない雰囲気であったというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○田中(眞)委員 何か事が起こると行政も素人、ドクターも素人じゃ、本当にこれじゃ被害者も国民も目が当てられないわけでございまして、やはり先生、魔女にならないために、私どもも八十を過ぎた男性の魔女が見たいと思っているわけじゃございませんので、ぜひはっきりおっしゃっていただきたいと思...全文を見る
○田中(眞)委員 ドクターのモラルとして、心を痛めっ放しては解決しないわけでございまして、早速、手を臨機応変に打っていかなければいけない。もしも怪しいことがあった場合、これが広がれば大変な事態でございますから、そういう認識があって先生は当然ギャロに検体をお出しになったというふうに...全文を見る
○田中(眞)委員 研究者として行政にわからせるという御努力はよくわかりますが、今私がお尋ねした質問はそうじゃございませんで、少なくとも二十三人陽性だということが判明したわけですから、その方たちにお医者様のモラルとしてどういう対応をなさったかと。もう一回伺います。
○田中(眞)委員 いや、願ったことではなくて、具体的に軽症者にはクリオを使えるということを先生何度かおっしゃっておられますので、患者の感染を防ぐために、一体具体的にどういうメディカルトリートメントをなさったかについて伺っております。
○田中(眞)委員 今の発言は最初のころにおっしゃったことにまた戻ってしまうと思いますが、最近先生は、やはり軽症の人には使えるんだということを言っておられると思いますし、そのような発言もほかのドクター方からも聞いたことがございます。  むしろ、国産の濃縮製剤のPPSBというのが日...全文を見る
○田中(眞)委員 この質問は長引きますので次の委員にゆだねるといたしまして、ギャロ報告でございますけれども、これは結果を先生は厚生省にお届けになっていますね。だれに、いつごろ、どういう形で、手交でしょうか、郵送でしょうか。厚生省側は何度も何度もいいかげんなことをおっしゃったのはテ...全文を見る
○田中(眞)委員 大変な報告をお忘れになってしまうのは残念でございますけれども、じゃ、いつごろで、どういう形でございますか。書類自体をお届けになった、それはファイルから出てきているわけですから。それはどなたに、いつごろお渡しになりましたか。どこで、どういう方法で。
○田中(眞)委員 どなたあてでございましたか。受け取った反応はございましたか。
○田中(眞)委員 お返事は。
○田中(眞)委員 郡司さんはそれを黙殺なさったわけですか。
○田中(眞)委員 そんな大事なものを送られて、郡司さんが異動しておられて、どうなっていますかぐらい、先生ほどお偉い先生が、もう厚生省を呼びつけて、どうなっておるかというようなことをおっしゃったと思いますが、いかがでしたか。
○田中(眞)委員 治療方法の見直しをなさったかどうかということについて伺ってみたいと思いますが、自己注射法を控えるとか、クリオヘの切りかえとか、新鮮な凍結血漿の活用をするとか、お医者様として最善どういうふうな、危険を認識した後にどういうふうなことを具体的になさいましたか。
○田中(眞)委員 加熱製剤をぜひ使いたいというふうにお思いになりませんでしたか。
○田中(眞)委員 そうでありましても、患者がどんどん感染していく可能性がある中で、臨機応変に待ったなしの対応というものをやはりお医者様はなさなければいけないと思います。  ここで治験の問題についても伺いたいと思ったのですが、時間が短くなりますので、簡潔にお答えをお願いしたいと思...全文を見る
○田中(眞)委員 途中ですが、質問を終わります。ありがとうございました。