田中眞紀子

たなかまきこ



当選回数回

田中眞紀子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○田中(眞)委員 自由民主党の田中眞紀子でございます。  ただいま木村議員が質問なさいました豪雪対策につきましては、野呂田委員長や木村議員だけではなくて、私も名立たる豪雪地帯新潟県の出身でございますので、迅速な対応をしていただきますように私からもお願いを申し上げたいと思います。...全文を見る
○田中(眞)委員 御趣旨はわかっておりますけれども、やはりその一階の部分を充実していくんだということですけれども、その財源をどこに求めていくのかということについて、そろそろ、いろいろな意見がもう出尽くしているという感もございますので、これはもう政治的決断といいますか、そういう時期...全文を見る
○田中(眞)委員 厚生労働委員会で税のどこの部分に求めるかということについてもぜひ指導力を発揮していただきたい。よい議論が深まることを期待いたしております。  そして、宮澤大臣には、先ほどもこの会の始まる前にちょっと私語でお話をさせていただきましたけれども、私が初めて政治家とし...全文を見る
○田中(眞)委員 ぜひ、そのシミュレーションをこういう諮問委員会でやっていただくのは結構なんですが、大変時間がかかってしまうということがありますので、そういうときに、やはり政治的なリーダーシップといいますかガバナンスといいますか、そういうものがもう少し全面的に出てくることを希望し...全文を見る
○田中(眞)委員 お答えをいただきまして、我が意を強くいたしました。ぜひそのシミュレーションが非常に早く出てくることを期待いたしております。そして、そのときにしっかりした内閣ができていることも期待いたしております。  柳澤大臣、十三年度末、もうたびたびこの委員会でも言われている...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございました。  今の御意見を受けて宮澤大臣、いかがでございましょうか。
○田中(眞)委員 それで、日銀のゼロ金利の問題でございますけれども、これは半年前ですね、解除をしてから。そしてまた公定歩合を〇・一五%引き下げるということをやっておられるわけです。  きのう、岩國先生でしたか、野党の先生が、森内閣の支持率とそれから日経平均株価との折れ線グラフか...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございます。  いずれにしても、日本は金融機関が抱えている不良債権の山を片づけなければならないわけでございますから、外資の積極的な導入といいますか、海外の力もかりるというぐらいの英断を持って日本は取り組まなければならない、大きな覚悟を持って、トランス...全文を見る
○田中(眞)委員 ありがとうございます。公務員倫理法のような細かいことでもって人をたたくというネガティブなことではなくて、むしろポジティブな法案をつくってほしいということを御示唆いただいたと思いますし、また、大臣規範ですか、ミニステリアルコードがあるということも十二分に承知をいた...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○田中(眞)主査代理 これにて中山義活さんの質疑は終了いたしました。  次に、大畠章宏さん。
○田中(眞)主査代理 これにて大畠章宏さんの質疑は終了いたしました。  次に、田中慶秋さん。
○田中(眞)主査代理 これにて田中慶秋さんの質疑は終了いたしました。  次に、大谷信盛さん。
○田中(眞)主査代理 これにて大谷信盛さんの質疑は終了いたしました。  次に、大島敦さん。     〔田中(眞)主査代理退席、主査着席〕
○田中(眞)主査代理 これにて松本剛明さんの質疑は終了いたしました。  次に、吉井英勝さん。
○田中(眞)主査代理 これにて吉井英勝さんの質疑は終了いたしました。  次に、井上和雄さん。     〔田中(眞)主査代理退席、主査着席〕
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○田中(眞)主査代理 これにて都築譲さんの質疑は終了いたしました。  次に、中川智子さん。
○田中(眞)主査代理 町村大臣。(中川(智)分科員「きょうは町村大臣にすべてとお願いしていますからね」と呼ぶ)  質疑者は不規則発言をしないでください。
○田中(眞)主査代理 これにて中川智子さんの質疑は終了いたしました。  次に、土田龍司さん。
○田中(眞)主査代理 これにて土田龍司さんの質疑は終了いたしました。  次に、太田昭宏さん。     〔田中(眞)主査代理退席、主査着席〕
○田中(眞)主査代理 これにて上田勇さんの質疑は終了いたしました。  以上をもちまして質疑は終了いたしました。  これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  分科員各位の御協力によりまして、本分科会の議事をすべて終了するこ...全文を見る
05月09日第151回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 鳩山代表にお答え申し上げます。  二島先行返還という提案は、我が国の政府といたしましては、ロシアに対して今まで一度も提示したことはございません。これは森内閣も含めます。  それから、二つ目のお尋ねでございますけれども、これは必ずしも特定の問題を念頭...全文を見る
05月10日第151回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 中井議員にお答え申し上げます。  先ほどおっしゃいました歴史教科書の問題ですけれども、あれは過去に大変大きな問題になっておりまして、私も小さな心を痛めておりました。そして、私が外務大臣を拝命直後に申し上げました発言ですけれども、これは、これまでの報道...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどの中井議員の教科書問題に対する御質問に対して答弁漏れがございましたので、お答え申し上げます。  まず、検定を経たことは重く受けとめなければならないと思います。そして、個々の教科書についてのコメントは、国務大臣として差し控えさせていただきます。(...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます前に、今、日本全国田植えの最中で、新米が突然大臣になって出てきましたので、さぞ皆様戸惑っていらっしゃると思いますけれども、よろしく御指導いただきたいと思います。  私の最初の発言ですけれども、あれは大臣に就任した直後でございまして、メディア等で...全文を見る
○田中国務大臣 御指摘の発言でございますけれども、今回の総裁選挙は大変熾烈でございました。極めて熾烈でございました。当選三回しかやっていない私にとりましては、こういう場も大変緊張いたしますけれども、五千、六千、一万人という群衆が、駅前等にたくさん不特定多数の方が集まられて、そこで...全文を見る
○田中国務大臣 まず、今のお尋ねにお返事申し上げますけれども、PKOへの自衛官の派遣には、これは積極的に検討すべしというふうに考えております。従来から、国際機関における邦人職員の数は増強して、積極的に取り組んできておりますけれども、さらにPKOへの問題も取り組んでいきたいというふ...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  このことを私が直接耳にいたしましたのは二日の午前中でございましたけれども、役所には一日の夜、法務省から第一報があったというふうに聞いております。  それは夜遅かったので私に遠慮したのかと思いますけれども、いずれにしましても、私がそのとき...全文を見る
○田中国務大臣 人定はできておりません。
○田中国務大臣 本人は、その四人のうちの一人の方は、ずっと自分は金正男ではないという、別の名前を言っていらしたというふうに聞きました。それでだんだん、情報交換をしておりましたのですけれども、普通の法律にのっとって、一般の不法入国者と同じように法にのっとって適正に処理をするというこ...全文を見る
○田中国務大臣 それは聞いておりません。
○田中国務大臣 北方四島の問題につきましては、ずっと、この四島の帰属について、まずこの問題を解決する、今総理がおっしゃったとおりですけれども、それから平和条約を締結するというのが我が国の一貫した立場でございまして、事務方もあらゆる意味でそれを確認いたしております。  それから、...全文を見る
○田中国務大臣 私は民主党員ではございませんけれども、一議員といたしまして、菅先生とこの点は非常に考え方が似ておりまして、以前からエールも送っていただきましたし、私もお送りしておりましたので、今の御発言、大変ありがたいと思っております。  要は、公平に国民の皆様が納得する形であ...全文を見る
○田中国務大臣 まさしく現在進捗いたしておりまして、私がそれをアクセレレートするように、できるだけ詳しく、透明度を高めて国民の皆様に御報告できるような形にしたいというふうに思っております。
○田中国務大臣 このことにつきましても、私個人としても関心を持っておりました。今現在は調査中でございますので、今月中に、私は早くしろ、早くしろと言っております、せっかちなものですから言っているのですけれども、要綱が五月中にでき上がることになっております。  それで、この間は、副...全文を見る
○田中国務大臣 できるだけ早期にいたします。
○田中国務大臣 このことに関するいろいろな誤解、揣摩憶測が飛び交っておりますので、弁明をする機会をお与えいただきまして本当にありがたいと思っております。  ちょっとお時間をいただいてよろしゅうございましょうか。時間がなければ早口でしゃべりますが、少しゆっくり、正確に言わせていた...全文を見る
○田中国務大臣 人間ですから、やはり壊れることも一年に一回ぐらいはございまして、そのとき私は、とにかく役所のいわゆるレクチャーも、菅先生も大臣経験者でいらっしゃるのでよくおわかりと思いますけれども、すさまじい勢いで、しかも、あのときの外務省がいろいろな問題を抱えていて、新任の大臣...全文を見る
05月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○田中国務大臣 お答えいたします。  私も、日米の関係は大変重要だというふうにずっと考えてきております。  それから、お尋ねとはあれですけれども、どのようなメッセージを持ってアーミテージさんが来られたか、お目にかかっておりませんので、まだ事務方からも、報告を早く上げてくれとい...全文を見る
○田中国務大臣 岡田委員のおっしゃっている趣旨は十二分によく理解しておりますけれども、まだ詳しく、最終的な決定も何も出ておりませんので、内閣一体となって協議をしてからまたお答え申し上げる機会があればというふうに考えます。
○田中国務大臣 ロシア、中国等の対応もはっきりいたしておりませんし、事務方からまだ上がってきておりませんで、きのうもおとといも、私は北米局長に……(発言する者あり)そうなんですよ。ところが、新米なものですから、北米局長に今ほども三回目の、早目にということを申しておりますので、それ...全文を見る
○田中国務大臣 先生方がおっしゃる趣旨は私も全く同じ思いがしておりまして、したがって、私が、ちょっとこれは別件ですが、議員立法をやっておりますのも、役所のところで官僚ばかりが情報を掌握していて、殊に幹部がですね、それによって政治家に情報が上がらないことによって国益があるいは世界と...全文を見る
○田中国務大臣 全く同感でございます。  それで私は、副大臣と、それから、ほかの方はわかりませんが、総理とどのような、親書の中身も、すべて少しでも早く知りたいと思って、そこはすぐに速やかに上げてきました。  ところが、事務方が、朝一時間半ぐらい会ったんでしょうか、副大臣がお会...全文を見る
○田中国務大臣 冒頭の、やせたことにつきましては、お気づきいただきまして、ありがとうございます。苦労が多くて、もうお嫁に行けなくなっちゃうんじゃないかと思ったら、久間先生は、やせたから今度行けるんじゃないかとおっしゃっておりました。  それは別でございまして、私は、おっしゃると...全文を見る
○田中国務大臣 このことは次官からはまだ、指示を仰ぐというようなお話は、先ほども一緒にお昼のときにおりましたけれども、そのような言葉は発せられておりません。  私が実際に聞いたのは、五月十三日日曜日の夕方、本省で四時間ほど勉強をしておりましたときに、全部のスタッフとやったのです...全文を見る
○田中国務大臣 この件は非常に速やかに報告がなぜか上がっておりまして、私が聞きましたのは二日の午前十時半でございまして、役所で次官とそれからアジア局長からじかに話を聞きましたが、役所の方には一日の夜に法務省から一報が入っていたそうでございます。  そして、後は、もうこれは法律に...全文を見る
○田中国務大臣 これは、事務方からは、そういうふうに決めていたしましたという報告を結果的に受けました。
○田中国務大臣 本件が国会でこれだけ問題になっているということの理由をごらんになってもおわかりのように、本人は最後まで身分を特定できなかったわけですが、普通の密入国者であるか、あるいはそうじゃないのか、そのグレーゾーンのところで、ではないかという話が走りましたので、それがまたマス...全文を見る
○田中国務大臣 発言をする前に委員長に申し上げたいと思いますが、うそであるとか虚言癖であるとか精神分析云々とか、そういう人格、私は初めて今近くでお目にかかりましたが、そのような発言はまず撤回していただきませんと、私もお答えはできません。
○田中国務大臣 外務省に前お勤めになっていらっしゃったんでしょうか。外務省の職員でいらしたんですか、以前。だというふうに思いますけれども、外務省の何かしっぽをまだ引きずっていらっしゃるのか何かがあるのかよく存じませんけれども、そういう人格攻撃のような、週刊誌で、新聞とおっしゃいま...全文を見る
○田中国務大臣 まだ発言中です。(発言する者あり)いや、あれだけのことをおっしゃったのですから。ですから……
○田中国務大臣 はい。以上です。
○田中国務大臣 事前に、私のカウンターパートのコリン・パウエルさんとよくお話をしてございますので、その後のことにつきましては、謝罪をする、電話をするというふうな気持ちは今ございません。
○田中国務大臣 こんにちは。  プライバシーでございますから細かいことは申し上げられませんけれども、彼は私の友達の弟さんでございまして、某月某日、五月八日ですけれども、突然、ノーアポで朝、大臣室に寄られまして、そのような発言がございました。
○田中国務大臣 誤解がありますからちょっと申し上げますけれども、彼が、恫喝という言葉は強かったか、彼はその気がなかったかもしれませんけれども、当分部屋に見えなくて結構ですと私が申し上げたのは彼でございまして、ほかの次官とか審議官じゃございませんので、マスコミの皆様、誤解がありませ...全文を見る
○田中国務大臣 物事、おっしゃるように単純明快にすべていけば、政治も余り必要ないのかもしれませんけれども、そう単純でないところもありますので、すべてを閣内とかそれから関係者とやるかどうかについて検討をさせていただきたいと申し上げております。
05月16日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○田中国務大臣 今般、外務大臣を拝命いたしました田中眞紀子でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  私は、大臣就任以前からしばしば沖縄を訪問してお...全文を見る
05月17日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(田中眞紀子君) おはようございます。  今般、外務大臣に就任いたしました田中眞紀子でございます。  服部委員長を初め委員の皆様にごあいさつをさせていただきたく存じます。  私は、改革断行内閣として発足した小泉政権の外務大臣として、外交の分野においても改革を断行し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 長文でございますので、座ったまま発言をさせていただきます。  参議院外交防衛委員会の開催に当たり、外交に関する所信を申し述べさせていただきます。  外交の要諦は、言うまでもなく国益を守り増進することであります。私は、外務大臣として、我が国の安全と繁...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、わかりました。じゃ、そうさせていただきます。  では、委員長のお許しを得まして、四ページ目の三行目から落ちついて読ませていただきます。後ろから三行目でございます。  日朝国交正常化交渉については、米韓両国と緊密に連携しつつ、北東アジアの平和と...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○田中国務大臣 今般、外務大臣に就任いたしました田中眞紀子でございます。土肥委員長を初め委員の皆様方にごあいさつをさせていただきます。  外交の要諦は、言うまでもなく、国益を守り増進することであります。私は、外務大臣として、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の皆様の生命及び財産を...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  私は、官邸での就任のときにもお話をして触れておりますけれども、日本の外交の基軸が日米関係であるということを信念として持っております。そして、ただ、これは二国間の問題だけではなくて、世界情勢もいろいろと変化しておりますから、国際情勢を含んだ...全文を見る
○田中国務大臣 もちろんございました。もちろんございましたから、二日に、コリン・パウエル長官と電話でお話ししましたときに、あちらからは何もメンションがなかったんですけれども、私の方から、お会いすることを楽しみにしているという発言をしたぐらいでございますから。
○田中国務大臣 ここは何遍でも同じことを申し上げざるを得ないんですが、過去の発言も当然伊藤先生御了解の上で、納得なさっていないからお聞きになると思うんですけれども、私はお目にかかるつもりで楽しみにしておりました。ですけれども、ここの辺が言い方が上手に言えなかったもので、またメディ...全文を見る
○田中国務大臣 ぜひ早い機会にお目にかかりたいと思っております。  ですけれども、会談の内容につきましては、この間の衆議院予算委員会で、ここもちょっと誤解をされているところなんですけれども、私自身も誤解して岡田克也先生の質問にお答えしたので、何もわかっていないんじゃないかと言わ...全文を見る
○田中国務大臣 今、具体的な日程は上がっておりませんけれども、双方の都合のよろしいときにというふうに思っております。
○田中国務大臣 日米の共同研究でございますけれども、開発ではなくてまだ研究ですね、これは、求められる技術水準というものに差があるというふうに思います。ですから、共同の技術研究を行ってはいますけれども、開発段階への移行、それから配備の段階への移行というものについては、別途判断した上...全文を見る
○田中国務大臣 日本のミサイル防衛問題というものが、軍備の管理ですとか軍縮努力を含む国際的な安全保障の全体の環境の向上に資する形で扱われていくということを望んでおりますから、米国が同盟国やロシア、中国などと十分に協議をすると表明もしておりますから、そういうことも歓迎しつつ進めてい...全文を見る
○田中国務大臣 本当に伊藤先生がすべて問題点をよくおっしゃったと思うんですけれども、この沖縄の基地の問題は、沖縄県民の皆様に多大な負担をおかけしてきているということは私も実感としてよくわかっております。そして、その負担を軽減するために、SACOの最終報告の着実な実施等、最大限努力...全文を見る
○田中国務大臣 運用の改善ということも含めまして、そのように御理解いただいて結構です。
○田中国務大臣 普天間飛行場の移設に係る使用期限の問題ですけれども、平成十一年末の閣議決定、先ほども申しましたけれども、それに従って適切に対処していくとともに、国際情勢が肯定的に変化するような外交努力を積み重ねていきたいというふうに考えております。
○田中国務大臣 その時々の変化の情勢、やはりあらゆる危機といいますか、そういうことも踏まえて判断していかなければならないというふうに思っております。
○田中国務大臣 不確実性とか不安定性というものはあらゆるときに歴史の中で起こってきますので、それらを基準として考えていかねばというふうに思います。
○田中国務大臣 ちょっとしっかり聞いておりません。海兵隊の削減……(伊藤(英)委員「海兵隊」と呼ぶ)海兵隊の削減についてですね。  これは、在日米軍の兵力の構成というものは、日米安保共同宣言にありますように、両国は、国際情勢の変化に対応して、在日米軍の兵力の構成等を軍事態勢に基...全文を見る
○田中国務大臣 もちろんそのように思っております。トータルな意味で、実態をよく掌握して、そして将来の見通しというもの、それから今現在どういう状態であるかということももちろん掌握した上で、やはりわかりやすい、国民の皆さんにわかる形で進めていくべきであるというふうに思っております。
○田中国務大臣 今、ランド研究所のことをおっしゃいましたし、アーミテージ・レポートのこともおっしゃいましたけれども、これらは民間で知恵を出していらっしゃることですから、一々それらについてのコメントはいたしませんけれども、基本的には、確かに日米同盟の中で大きな負荷が沖縄の方にかかっ...全文を見る
○田中国務大臣 小泉総理の集団的自衛権に関する御見解というものは、私は支持をいたしております。  ただ、私なんかが申し上げるまでもありませんけれども、国際法では集団的自衛権というものは認められておりますけれども、第九条がありますから我が国がそれを行使するということはできないとい...全文を見る
○田中国務大臣 伊藤先生がおっしゃるように、アメリカ側にもいろいろな意見があり、また我が国の方にもいろいろな意見があるわけですから、私の立場では、当面、いろいろ御意見を伺いながら、国会での議論も十二分に踏まえて今後検討してまいりたいというふうに考えます。
○田中国務大臣 御趣旨はよくわかっておりますけれども、きょうは実質的に一日目で第一問目でございますし、いろいろな御意見がやはり幅広くこの問題はあると思いますので、伺わせていただきたいということを申し上げました。
○田中国務大臣 北朝鮮との日朝国交の問題ですけれども、これは、正常化をするためにどのようなプロセス、どのようなやり方をとるかということで外交としては極めて悩ましい問題ですが、基本にあるのは、やはり今おっしゃったような拉致とか人道上の問題もありますし、それからまた安全保障上の問題も...全文を見る
○田中国務大臣 世界がボーダーレス化してきている中で、北朝鮮の国民の皆様は、なかなかそういう情報が世界から自由に入ってくることもなく、少し、大変な状態で暮らしておられる方もおられるのかしらというふうには思っております。こちらも十二分なインフォメーションがないと。かつての、今おっし...全文を見る
○田中国務大臣 外務大臣になると私は夢にも思ってもおりませんでしたけれども、外交の中では、それはもう大変、あるうちの一つでございます。ただ、外交問題以外にも一政治家としてあるということもつけ加えさせていただきます。現在は外務大臣ですから、もちろんある、幾つかのうちの一つと申し上げ...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃっている意味は痛いほどよくわかっておりまして、同じ言葉を申し上げたいと思っています。  近隣諸国、特に韓国、北朝鮮、中国、台湾、ほかにもたくさんありますから、あれ言わなかったと言われてしまうと困るんですけれども、その辺で御理解いただきたい。もうおっしゃる...全文を見る
○田中国務大臣 まず、靖国神社問題で、ちょっとお時間をいただいてお話ししたいんですが、私は、我が国が国民や遺族の方々のことを思い、及び近隣諸国の国民の感情など諸般の事情を総合的に考慮して、慎重かつ自主的に検討してきた上で判断するべきなんだというふうな考え方を一般にしていらっしゃる...全文を見る
○田中国務大臣 これはセーフガードの問題もございますし、日中間も、先生が御指摘なさったようなもろもろの問題もございますけれども、やはり過去の現実をしっかりと認識して、そして、将来お互いの国民の皆様たちが幸せな気持ちで交流ができるように、そして、双方の国が発展することに資するような...全文を見る
○田中国務大臣 全く、極めて同感です。
○田中国務大臣 総理もどういうつもりでおっしゃったのか、私も全部総理の発言を体じゅう耳にして聞いているわけでもございませんし、個人的にお話を、こういう件、これはどうですかとすり合わせをしているわけでもございませんので、お許しいただければ、私もう一回、総理の発言というもの、背景とか...全文を見る
○田中国務大臣 石川県御出身の桑原先生と私、新潟県は本当につながっていて、同じような条件で、同じような意識でこの北東アジア地域を見詰めているということを確認したいと思いますし、それからまた、私たち政治家としての大変大きな関心事の一つであるというふうにも思っております。  そして...全文を見る
○田中国務大臣 今、即、具体的にこのプロジェクトとかこれということは申し上げられませんけれども、桑原先生がおっしゃっている御趣旨の、協力体制をこの北東アジア全体で、体制の違いがあるところもあるにせよ、例えばエネルギー問題ですとか世銀を通じた資金協力であるとか、できるだけ身近な形で...全文を見る
○田中国務大臣 一口に普天間の基地の移設ということ、私もあそこに行ってもまいりましたし、関係者ともお話をつぶさに伺う機会があったんですけれども、移設ということがたまたま象徴的なことであって、それに関連して、地位協定の問題ですとかSACOができなければならなかったような背景ですとか...全文を見る
○田中国務大臣 就任直後、最初のお客様が沖縄県の稲嶺知事でございまして、そこで私は、何で十五年ですか、何で十四年、十六年じゃないんですかと伺ったときに、お返事をなさいませんでした。もっと早く来る可能性があってもいいわけですから。そうしたことも含めながら、総合的に勘案しながら動かす...全文を見る
○田中国務大臣 なかなか意を尽くせませんで、言葉不足で申しわけないんですけれども、もちろん、こちらの方から問題を提起もしていきますし、アメリカが何か言うのを待っていようとか、そんなつもりは毛頭ありません。
○田中国務大臣 稲嶺知事の口から直接伺わなければ何とも申し上げられませんけれども、そういう思いがあふれて行動を起こしていらっしゃるということは、今までの日本外交に対する地元の皆様たちの不満、それを直接届けざるを得ないやむにやまれぬ気持ちでいらっしゃっているんだろうというふうに、も...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、またおしかりを受けるかもしれませんけれども、やはり総合的なことをよく見ながら適宜適切に判断をいたします。
○田中国務大臣 御発言、よくわかっておりますので、先ほど伊藤先生にお答えしたのと同じでございます。
○田中国務大臣 お答えを申し上げます前に、昨日の朝日新聞の朝刊一面で、一〇%強を削減という記事が載っておりましたけれども、あれは外務省当局も私も全然知らないことでございましたので、このニュースソースがどこかということも含めまして、昨日の正午、朝日新聞社政治部長橘某氏に外務省から連...全文を見る
○田中国務大臣 御案内のとおり、十三年度予算につきましては、どれほど細かく切り込めるかわかりませんけれども、次からは確実に、明確にわかる形にしていきたいというふうに思っておりますが、十三年度ももちろんよく見てまいります。
○田中国務大臣 民主党さんがそのような検討を進めていらっしゃるということは理解して、承知もいたしておりますが、今のような形で、何十年か存じませんけれども、かなり、だれも、国民、私たち納税者がわからない形で使われてきたということに問題があるので、今委員おっしゃったように、本来の目的...全文を見る
○田中国務大臣 大変御示唆に富む御意見だというふうに思います。  これも一つの方法でしょうけれども、私は、もう一つ、外務大臣を拝命する前に、幹部公務員の情報開示というふうなことについての、情報を秘匿しないように、それで、不作為の行為、要するに見て見ぬふりをして、国益を著しく損な...全文を見る
○田中国務大臣 一番最初の就任直後は、私が検討した方がいいのではないかと思っておりましたことは、これは行き違いではありませんので、正確に頭に時系列的に畳み込んでいただきたいと思うんですが、メディアで報道されていること、それから、私は予算委員会のメンバーになっておりましたので、予算...全文を見る
○田中国務大臣 先生も今、提案するものが今すぐはないとおっしゃいましたけれども、ぜひほかの先生方も含めて、与野党を問わず知恵を出していただきますように、お待ちいたしております。
○田中国務大臣 改革をして、いろいろ先ほど申し上げたようなことをやるわけですけれども、その中で手だても同時進行で考えますし、そこで何か証拠があった場合には御報告いたします。
○田中国務大臣 松尾事件以降の決裁書は警察に現在行っているということを役所が言っておりますが、それ以前があるはずですから、それについてちょっと検討をさせていただきたい。副大臣と今……(発言する者あり)そうですか、また後に下がったとか前へ出たとかと言われるのも苦しいのですけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 このHOYAコーポレーションのレーザー増幅用特製ガラスの納入の件ですけれども、これは基本的には民間のことですから細かい情報は現在得てはおりませんけれども、NIFの実験を初めとするいわゆる核融合、ニュークリアフュージョンに係る研究は、包括的ないわゆるCTBTがありま...全文を見る
○田中国務大臣 違います。
○田中国務大臣 先ほど来何度か言っていますが、就任以来も言っていますが、総裁選挙は大変熾烈でございまして、もう疲労こんぱいしました。したがって、入閣なんということは本当に考えていませんで、小泉総裁を実現することによって総理を実現して、今の日本の閉塞感を変えたい、その思いだけでした...全文を見る
○田中国務大臣 後になって評価されることだと思います。
○田中国務大臣 二週間しかまだやっておりませんから、今申し上げると、また前言を翻したとかなんとかと世間じゅうを騒がせたくないので、本当は申し上げたくないんですが、あえて、お尋ねだから申し上げますが、大臣になるよりも、その前の方が、松尾事件のことを見ていた期間が長いので、そのときの...全文を見る
○田中国務大臣 大変心強く思います、今のお言葉を伺いまして。よろしくお願いします。
○田中国務大臣 それは、同じ価値観を共有しているものというふうに考えていますけれども、言葉の意味だけをおっしゃっているなら。
○田中国務大臣 やはり、軍事面だけではなくて、先ほどの同盟という言葉にも、その片務性にも関連すると思いますけれども、あらゆる意味で、同じような協力関係というか価値観を持ちながら進むかということに、簡単に言うと尽きるというふうに思うんですけれども。
○田中国務大臣 集団的自衛権の問題もありますので、これからきちっと検討もしていかなきゃいけませんけれども、日米安保条約のもとで我が国の行為が憲法の枠内で行われるものであるということは、同条約の五条において、自国の憲法上の規定及び手続に従って対処するとされていることにもあらわれてい...全文を見る
○田中国務大臣 よろしいと思います。
○田中国務大臣 日本国の現在の憲法に基づいているからです。
○田中国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、現在の憲法を前提として集団的自衛権についてやはりよく検討していくということになります。
○田中国務大臣 日本が集団的自衛権というものを今行使できません。したがって、現在、施設・区域を提供したりしている。要するに、ホスト・ネーション・サポートの問題もありますけれども、そういう形になっているということです。
○田中国務大臣 安住先生がたまたま田中内閣のときのお話をなさいましたけれども、あれから時代が推移いたしまして、御案内のとおり、現在、衆議院と参議院で憲法調査会が開催されております。私も初めからそのメンバーでございますけれども、その中で、やはり時代の推移に乗っていろいろな意見が開陳...全文を見る
○田中国務大臣 それは一議員として申し上げたことなんですけれども、現在外務大臣でもありますし、また同時に、衆参両院で憲法調査会がそうしたあらゆる問題点も加味しながら、新しい体制を構築していきたい、国民の皆様に情報を開示しながらいろいろな議論を起こしていきたいといってまさにやってい...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、一外務大臣だけで個人的な意見だけを申し上げても、一議員ではありません、やはり国務大臣でありますから、先ほど来申し上げたようなことに尽きるんですけれども、やはり広くあまねく意見を聞きながら、矛盾点があるということはいろいろな方がもう気づいているわけですから...全文を見る
○田中国務大臣 もちろんそうです。
○田中国務大臣 事前協議については、直接関係がありません、今、集団的自衛権と。
○田中国務大臣 多分ない、当時のことですね、ないと思いますけれども。
○田中国務大臣 そのとおりですし、ブッシュ新政権が日本に求めているものも、そういうふうなことも含まれているのではないかと今の段階で理解はいたしております。
○田中国務大臣 おっしゃっている意味は十二分に理解しておりますが、事前協議については、こちらからは特別、発議はいたしません。
○田中国務大臣 おっしゃっている意味は、痛いほどよくわかります。  そして、米国は、事前協議にかかわる事項につき、これはもう知っていますとおっしゃるに決まっているんですけれども、日本政府の意思に反して行動をとるという意図がないことを事前におっしゃってるわけですから、そういうよう...全文を見る
○田中国務大臣 核の持ち込み、装備における変更、配置における変更。
○田中国務大臣 直接の戦闘行動につながらなければ、これは協議の対象にはならないんです。
○田中国務大臣 これは偵察行動でありまして戦闘ではありませんので、協議の対象にはなり得ません。
○田中国務大臣 これからアメリカとの間で2プラス2、防衛庁と外務省の関係です、これがあることは御存じだと思いますけれども、日米間では安全保障上緊密に連絡というものはとっております。
○田中国務大臣 これは、冷戦後の安保がどうあるべきかということについて話し合いをしたときであるというふうに思います。(発言する者あり)
○田中国務大臣 そのとおりです。
○田中国務大臣 これは地理的な概念ではありません。
○田中国務大臣 私めの発言に違いありません。でも、大臣になってからじゃないですよ。
○田中国務大臣 あなた様の質問の中に答えがあると思うんですけれども、今は私は国務大臣でございます。それを発言したときは、大分前の、陳健さんが就任なすったころのことではないでしょうか。
○田中国務大臣 それで結構です。
○田中国務大臣 平時において必要であるというふうに思います。
○田中国務大臣 まさしくそうでして、国の危機管理ということだと思うんですね。危機管理の根幹にかかわる問題というのは、平時においてこそ非常時を想定するというようなことが必要である、備えが必要であるという意味です。
○田中国務大臣 やはりそれがいわゆる抑止力といいますか、そういう機能は果たすだろうというふうに思いますので、これは検討する必要がありますし、スケジュール等については内閣官房を中心に関係官庁が協力して十二分に検討し、外務省としてもこれに協力をするということになるわけです。
○田中国務大臣 語彙不足で使い間違いましたので、では、危機管理と言い直させていただきます。抑止力を消して、危機管理。
○田中国務大臣 十二分に検討いたします。
○田中国務大臣 アメリカから出てくる結論というものをしっかりと見きわめたいというふうに思います。
○田中国務大臣 先ほど申し上げましたように、2プラス2の機会も九月ですか、ありますので、フランクなお話し合いができるようにしたいと思います。
○田中国務大臣 安住先生の御趣旨はよく理解できているつもりでおりますけれども、やはり国際情勢の変化とか、話し合いというのは相手もありますので、先方の意見もよく聞きながら、こちらの言うべきことははっきり申していきます。
○田中国務大臣 あれはたしか馳さんのところで、石川県で言った、去年だと思います。一緒におられた方もおられますので、たしかそうだと思います。  それから、それの関連で、あれは何とかいう朝のテレビの番組で、ちょっと違うことですけれども、この米について、私も北朝鮮問題は大変重要な問題...全文を見る
○田中国務大臣 やはりあらゆる意味で人道的支援であり、そして総合的な判断ということに尽きると思います。
○田中国務大臣 拳々服膺いたします。
○田中国務大臣 おやめになってすぐによくまあ発言なさったものだと思っておりましたけれども、コメントは差し控えます。
○田中国務大臣 そのとおりだと思います。
○田中国務大臣 それは共同宣言にあるとおりだと思いますけれども。
○田中国務大臣 一つの成果であるという言い方ができるかとは思いますけれども。一つの成果であると言えると思います。
○田中国務大臣 領土問題というのは、私の認識では、この四島は日本固有の領土でありましたので、この帰属の問題をはっきりとして、それから平和条約を締結する、これは一貫しております。
○田中国務大臣 まず、帰属の問題が明確になればということです。
○田中国務大臣 政府としては二島返還論などということを言ったことは一度もありませんので、政府は一貫しています。ここでどのような議論が政治的になされたかは存じませんが。
○田中国務大臣 きのうでしたか、おとといの新聞だか、ごらんになりましたでしょう。ロシア側が、そういうふうなことはない、取り消すとか否定なさっているんですよ。  ですから、森前総理の発言は、あれは何であったのかなと思いますが。
○田中国務大臣 これは、間違いなく、確実にお約束いたします。
○田中国務大臣 これも、やはりいろいろ聞いてはおりましたが、あれは今現在最善の選択をしたというふうに思っているということを御理解ください。
○田中国務大臣 人事の詳細については一々お答えできませんけれども、おっしゃることはよく理解ができます。
○田中国務大臣 外交は原則が一番大事である、原則を崩してはならないというふうに私は哲学として思っておりますけれども、このイルクーツクのことの総括もしなければなりませんので、それをした上で、ちょっとお時間をいただいて考えてみなければいけないと思いますが、原則は原則です。
○田中国務大臣 原則と申し上げたのは、領土交渉とかで、こちらの政府のスタンスというものは、原則は絶対曲げないということを申し上げたんです。  それから、日程については、日程が合えばいっときも早くお目にかかれればいいと思いますが、先方も御多忙でしょうし、こちらもかなり先まで予定が...全文を見る
○田中国務大臣 これは、小泉総理が聖域なき改革というふうなことをおっしゃっていますけれども、ODAもそうであります。善意で始めたものも、長い間にいろいろな問題点も出てきていると思いますし、皆様お一人一人認識している点もおありと思いますので、これも改革すべきはする、守るべきは、貢献...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 四月二十六日です。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省の、当日の夜でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 李登輝さん、李登輝前総統へのビザの発給についてだと思いますけれども、そのことに関するお尋ねがたしかあったと思います。  そのときに、この選挙戦ですね、総裁選挙がかなり激しくて全国飛び歩いていたので、ほとんど新聞は見ていなかったので、どういう原因で李登...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 議事録とは言っておりませんで、会見のメモでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 要旨をかなり正確にまとめてございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどからの続きを申します。  率直なところ、いろいろな見方はあると思うが、人道的な面で入国を認めたということである。ただ、中国・台湾問題というのは極めてデリケートな問題で、日本にとっては大変重要な問題ではあるが、やはり日中平和条約の原点というものは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) その後に各社に個別で記者会見をやっておりまして、今回の訪日を前提としてまた自動的に二度三度訪日される場合はどう思うかというようなお尋ねがありまして、そのときに、二度三度と今後行うのであれば、しかも結果としては政治的発言を行わなくても政治的な影響を与える...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 中国側が、李前総統が訪日する前に、中国外交部のスポークスマンの発言ですけれども、前総統はゴルフをやっていたと発言していたが、そういうことを考えてみても、病状も含めて、事実がどうであったか考えてみなければならないと思うという旨の発言をいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務大臣就任直後の、先方の外務大臣との話し合い、電話会談というのは極めて短時間での表敬でございます、お互いに。その中で私が申し上げていることは、日中共同声明を踏まえてすべてを慎重に対応していきたいという趣旨のことを申し上げております。そして、総理がいつ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 逐一のやりとりにつきましては発言を差し控えます。(発言する者あり)
○国務大臣(田中眞紀子君) 外交は先方、お立場が、相手の方のお立場というものもございますから、すべてやりとりを逐一説明して明らかにするということは差し控えなければならないと思います。  ただ、私が申し上げていますことは、日中共同声明を踏まえて慎重に考えていく、対応していくという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 報道の一つ一つについて国務大臣としてコメントはいたしません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 何度も繰り返しますけれども、外交というものは、先方の立場がありますので、中身について逐一明らかにすることはできませんが、せっかくのお尋ねでございますので、私の所見として申し上げさせていただきたいと思いますが、小泉総理大臣も、国会におきまして、先般の李登...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それでは、最後の一言は撤回いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) ロシアとの問題は、御案内のとおり北方四島の帰属の問題がございますけれども、まずこの四島の帰属の問題を解決して、それから平和条約を締結するという我が国政府の立場はずっと一貫してこれを堅持してまいります。
○国務大臣(田中眞紀子君) 首脳間の信頼関係に基づいて行われた議論であるということを考えまして具体的なコメントは差し控えたいと思いますけれども、いずれにいたしましても北方問題につきましては、先ほど申しましたとおり、四島の帰属の問題をまず解決して、それから平和条約を締結するという政...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) これまでの平和条約の締結に向けた努力の結果をまず総括していると、この会談でですね、総括をし、そして今後の平和条約交渉の新たな基礎を築くということができたという成果、そうしたことを聞いております。しっかりと報告として聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 政府は、その成果を引き継いで、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという一貫した方針であるというふうに聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 五六年の日ソ共同宣言から七三年の宣言まででございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 時系列的に申し上げますけれども、一九五六年が日ソの共同宣言、そして一九六〇年が対日覚書というのがございまして、七三年が田中・ブレジネフ会談、九一年がゴルバチョフ大統領が訪日なさり、九三年にエリツィン大統領の訪日、それから九七年にクラスノヤルスクの合意が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 基本は全然変わっておりませんで、北方四島の帰属の問題をまず解決して、それから平和条約を締結すると。これはもう我が国政府の姿勢として一貫しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 存じております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 通告と大分発展の仕方が違っておりますのでちょっと用意が足りないかと思いますけれども、ユーラシアに向けた新しい外交を発展させていきたいというふうなことというふうに理解いたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 七三年もそうでございますけれども、北方四島の帰属の問題をまず解決し、それから平和条約を締結するということで、ずっと今日まで政府の見解は一貫してきております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来、真鍋先生から日中国交、それからそれにまつわるあらゆる熱い思いを述べていただきまして、私もかつての父の苦労やら大平先生の温容とかいろいろしのびながら伺っておりました。  環境大使の重要性につきましては大変よく肝に銘じましたし、また関連してちょ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどもお答え申し上げましたけれども、やはり私は今一番感じておりますことは、歴史というもの、時は動いているということだと思います。  そして、過去をしっかり踏まえながら、将来に向かって、特に世代間のギャップというものはいずこの国にもあると思うんです。...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) たまたまでございますけれども、本当に偶然なんですが、外務省が一番直近の日程として抱えております、外務大臣がオブリゲーションとして出席をする会議がASEMでございまして、これが北京で今週開催をされます。そこで、中国はもちろんでございますけれども、いろいろ...全文を見る
05月22日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○田中国務大臣 このたび外務大臣に就任いたしました田中眞紀子でございます。川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  外交の要諦は、言うまでもなく、国益を守り増進することであります。私は、外務大臣として、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の皆様の生命と財産を守る...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 昨日、きょうと議論を伺っておりましても、先生方が党派を超えてごみ問題、環境問題に大変お詳しくていらして、非常にアラートな状態でいらっしゃるということを大変うれしく思っております。  京都の議定書の問題でございますけれども、我が国が、国会でのそういう議...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 福本先生にお答えを申し上げます。  あれは余りにも本当に悲しい出来事でございまして、あれが自分の家族であったらどうであろうかということをずっと考え続けてきております。  補償問題でございますけれども、行方不明者は現在九名、それから助かった人二十六人...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 筆坂委員にお答え申し上げます。  官房長官、それから事務方の外務省に確認をいたしました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 一切ないということでございました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 政界の大先輩でございまして、当選十一回、七十九歳、御年もうじき八十歳におなりになると思うんですが、大先輩が自信を持ってあのようにおっしゃっておりますし、前内閣から引き継いでおられる官房長官があのようにおっしゃっていますので、私は上納についてはないと思い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) だれが。
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと聞き漏らしましたが、週刊現代でどなたがその発言したとおっしゃいましたか。
○国務大臣(田中眞紀子君) もう一回、済みません、繰り返していただけますか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 申しわけございません。(筆坂秀世君資料を示す)これは事実でございます。受け取っておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 当時の官房長官であったかその方の秘書官であったか、細かいことは覚えておりませんけれども、そういうことがございましたけれども、私は一切受け取っておりません。  それの出所が上納金であるかどうかそれは知りません、どこからか。そこまでは存じません。
○国務大臣(田中眞紀子君) そうは思っておりませんし、私、その週刊誌に取材には応じていないのです。どこかで何かを寄せ集めて週刊誌が書かれるわけで、そういうものをすべてもとにしてこういう場で質問なさるのは正当性を欠くというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連憲章ですね。これについて、アーティクル五十一についてお答えする前に、機密費につきましては先ほど総括なさっただけでは私も気が済みませんので、一言お答えさせていただいてよろしいでしょうか。委員長、よろしいですか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 上納とは別問題といたしまして、私も一国民として、五十五億七千万もある機密費の使途についてかなりしつこく外務省の幹部に話をしておりまして、例えば私も前の内閣のときの予算委員会のメンバーでございましたけれども、そのときに十六人の方に対する、外務省の幹部に対...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一九六八年のチェコスロバキア及び一九七九年、アフガニスタンでの軍事行動だと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) いわゆるベトナム戦争でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) NATOの事例は承知しておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) いわゆるリオ条約ですが、これも承知しておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も三十年前の、約三十年前のあの復帰のときの状況をテレビ、そして政治家の家族として見ておりまして、本当にあれからこんなに月日がたってしまったのかという思いがいたしますけれども、沖縄県には折あるごとに足を運んでおりまして、皆様の負担が大変大きいということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ことしに入りまして特に頻繁にいろいろな犯罪等が発生していまして、私もこれは大変な問題だと思いますけれども、他方、本当にまじめに職務に従事しておられる軍人軍属もおられるわけでございますけれども、事が発生しましたときは、これはもう米側に強く申し出なければな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど委員がおっしゃいましたように、在日米軍の七五%が一極集中しているということに問題はあると思います、ルーツのうちの幾つかは、大きなものがあると思いますので、やはりそういう現状、一極集中しないように、多大な御負担を沖縄県だけにおかけしないように、例え...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私どもは、日本国民全員が大きなジレンマの中にいるという認識を持っております。それは、日本の平和と安全をどのようにしてしっかり守るかということと、それから先ほど来先生が言っていらっしゃるように、沖縄に一極集中している、その中でやはりこの海兵隊の削減の問題...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来申し上げておりますように、普天間基地の移設と返還及びその使用期限の問題につきましては、平成十一年末の閣議決定がございますけれども、それに従って適切に対処していく、そのための外交努力を積み重ねるということでございます。  それから、先ほどの地位...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほども申し上げましたけれども、平成十一年末の閣議決定、これにありますとおり、まず運用の改善により個々の問題に機敏に対応する、そのことが重要であると考えますし、それが十分効果的でない場合には、ここが大事なんですけれども、地位協定の改定をも視野に入ってく...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 十一項目でしょうか、約十というふうに承知していますが、個別の議論には、大変細かいことでございますので、残り六分しかございませんのでちょっと入り込まない方がよろしいかというふうに思いますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) 概要はしっかりと聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 申し上げます。  第二条関係、第三条関係、米軍による環境保全措置、第四条関係、第五条関係、第十五条関係、十七条関係、十八条関係、二十五条関係等でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 衆知を集めまして勉強いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) このランド研究所は、御存じのとおり民間のシンクタンクでございますので、政府としてはコメントをいたしません。
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  私は、主婦でもございますが、同時に国会議員をやっております。  そして、この刈羽村というところは、御存じでいらっしゃいましょうか、私の実家から車で十五分、二十分で、まさしく墳墓の地そのものでございまして、実家も刈羽郡、これカリ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) あれは、アーミテージさんについてのあの質問者は岡田議員さんだったでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 通告ですよね。アーミテージさんとの関係について、その発言について質問をしたいという通告でした。  それで、ところが、アーミテージが日本に来られたのは、次官補ですか、いらっしゃったのは八日だと思います。そうして、その後で報告を、どんな話があったか外務省...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、初耳でございますけれども、さる外交、外交何とおっしゃいましたか、評論家ですか。どなたのことですか。私は、今初めて、初耳でございます。どうぞ名前をおっしゃってください。
○国務大臣(田中眞紀子君) 電話会談は、昨日も申しましたけれども、表敬で時間は短かったんですが、その中で私が申しましたことは、基本にあることは、中台の問題もありますけれども、日中共同声明を踏まえて慎重に対応していきたいという趣旨のことを申し上げたんです。それがもうベースでございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外交というものは、先方のお立場というものがございますので、中身を逐一申し上げるわけにはまいりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先方のお立場というものもございますので、外交というのは双方の関係がございますので、申しわけございませんけれども、申し上げるわけにまいりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 電話会談でそのようなことは申しておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) それは、たびたび小泉総理もおっしゃっているとおり、その時々のさまざまな要因を勘案して、情報を収集し、適切な判断をいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 二転三転も勝手にしたわけではなくて、結果としてそうなりましたことを大変内心じくじたるものがありますが、最終的に五月十四日の午後四時過ぎだったと思いますけれども、やっとまとめてくれたものを手に入れましたので御報告申し上げます。  それにつきますと、五月...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この今の問題以外にも、当然、弾道ミサイルの拡散の問題とかそのほかございますので、申し上げますと、弾道ミサイルの拡散がもたらす脅威につきましては、米国と認識を私もともにしております。それから、ミサイルの防衛計画、今申し上げたことですけれども、これをアメリ...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○田中国務大臣 安住委員にお答え申し上げます。  あしたからASEMに行くわけでございますけれども、基本的なスタンスは日中共同声明にあるとおりでございます。ただし、時間の流れの中で、教科書問題ですとか李登輝さんの問題ですとか、そのほかいろいろな個々の問題が発生してきておりますけ...全文を見る
○田中国務大臣 どのような御病状かとかにつきましては、一議員としてメディアを通じてしか知り得ない立場でございました。それで、先ほども申し上げましたように、中台と日本の関係というものは日中共同声明というものが基本にあると思っておりましたので、私なりの思いがありましたけれども、現在は...全文を見る
○田中国務大臣 前政権のことでございますので、私はメディアを通じてしか知り得る立場にございませんでしたので、今の立場では、私が今後どうするかということは申し上げられますけれども、一応人道上の配慮であったという官房副長官の御意見ですので、そのように理解するしかないというふうに思いま...全文を見る
○田中国務大臣 その点、安住委員と全く同感でございます。
○田中国務大臣 今後の糧にしたいというふうに思っております。
○田中国務大臣 今ほど安住委員がおっしゃったような、結果的に混迷してしまったというふうなことが再度起こらないように糧にしたいという意味でございます。
○田中国務大臣 きのうの委員会でも発言しておりまして、安住委員はもう全部御存じなのだと思いますけれども、会談の中身につきましては、外交というのは先方の立場がございますから、逐一細かいことについて発言はできません。しかし、私どもの基本認識は日中共同声明にあるということ、そういうこと...全文を見る
○田中国務大臣 李登輝氏の問題というふうな個別の問題よりも、基本的にあるのは日中共同声明であるという認識の確認でございます。
○田中国務大臣 全文でございます。全体です。
○田中国務大臣 台湾との関係は地域と民間に限って交流がなされておりますので、そういうことに限られているということでございます。
○田中国務大臣 存じております。
○田中国務大臣 台湾は中国の領土の不可分の一部であるという部分でございます。
○田中国務大臣 「中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。」そして、「日本国政府は、この中華人民共和国」、中国ですけれども、「政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。」この部分でございます。
○田中国務大臣 このような中国政府の立場を十二分に理解し、尊重するということでございます。
○田中国務大臣 お気に召さないかと思いますけれども、とにかく、こういうことは相手の立場もございますので、しかも近々お目にかかる機会があるわけでございますから、内容について、中国課長が何を言ったか私は存じませんけれども、それとは別に、国務大臣、外務大臣としての私の立場では逐一お話し...全文を見る
○田中国務大臣 日本語であったと思いますけれども、最後に私がツァイチェンと言ったかもしれませんし、途中でちょっと英語がお互いに入ったかもしれません。
○田中国務大臣 ほとんどの部分は日本語であったというふうに記憶しておりますけれども。
○田中国務大臣 報道というのはいろいろの立場でされますので、すべてに対して私もコメントできませんので、これにはお答えをいたしかねます。  初めに安住委員もおっしゃったように、基本的には表敬といいますか、短い時間内で簡単にお話をしていまして、そして北京でお会いするのを楽しみにして...全文を見る
○田中国務大臣 もう一度申し上げて申しわけないのですけれども、基本は表敬でございますし、私も立場というものがございます。先方も大変大きな、重い立場を担っておられますので、ですから、中身については御報告するわけにはまいりません。
○田中国務大臣 私は逆にメディアに聞きたいのですけれども、アーミテージさんの辺から始まりまして、どうしてそういうことが、あることもないことも、これはイエス、ノーじゃありません、個々には申しませんけれども、そういうふうなことが出て、そしてそれをまた私が一々コメントしなければいけない...全文を見る
○田中国務大臣 今安住委員の口から出た言葉、揣摩憶測という言葉があなた様の口から出たのですけれども、そういうメディアにのっていることに一々反応はできません。むしろそれよりも大事なことは、あしたフェース・ツー・フェースでお目にかかってどのような会話がなされるか、これからが本当のスタ...全文を見る
○田中国務大臣 私はほかの複数の国とも電話会談をしておりまして、そのとき私は初めてああいうえらく進歩した機械というものを目の当たりにしまして、これは録音はされていますか、するのですかということは最初に外務省に聞いておりますけれども、それはしていないということでございましたので、そ...全文を見る
○田中国務大臣 新米でございますので、これからアドバイスを拳々服膺しながら邁進いたします。
○田中国務大臣 それぞれの立場というものは私はちゃんと尊重できる人間であると思いますし、それだけの年の功は重ねているかしらというふうに思っております。
○田中国務大臣 そのときに責任を持ってお話し申し上げます。仮定の問題にはちょっとお答えできません。
○田中国務大臣 靖国問題に触れます前に、私は、中国だけと話をしていて、ほかとしていないわけではございませんで、イタリーですとかほかとも話をしておりますが、時差もありますし、先方も皆様大変お忙しいわけです。例えばイギリスの外相は、たまたまどちらもばたばたして、回線がつながったんです...全文を見る
○田中国務大臣 私のトータルなビジョンといいますか、外交の要諦ということは、就任いたしましたときに官邸での夜の記者会見で申し上げていることに尽きます。すなわち、国益とは何かということをまず考え、そして、近隣諸外国とのお互いの平和と安定のために、それに資するようにどのように私たちが...全文を見る
○田中国務大臣 そうとは申しながら、アメリカの言うとおりにあらゆるものにこちらが追随するというものではなくて、日本の地政学上それから歴史上の近隣諸国との関係もございますから、それらもトータルに勘案しながら日米の同盟を強化したいという意味でございます。
○田中国務大臣 自由党さんとしての東先生の日米に対するお考えというのは大体私も理解できているつもりでおりますけれども……(東(祥)委員「本当ですか」と呼ぶ)党首の方の御意見とか御本も拝見しておりますので、私なりに理解できているつもりではおりますけれども、従属するとかしないではなく...全文を見る
○田中国務大臣 当然、これからお聞きになる問題だと思いますけれども、日本の憲法の問題で、日米安保の問題もございますし、あと全部その一連の問題ですけれども、沖縄の基地の問題。今回、普天間の返還の問題等もありますけれども、SACOの問題でありますとか、いろいろな問題が個別にありますの...全文を見る
○田中国務大臣 要は、おっしゃりたい意味を総合的に一言で言うならば、日本の憲法問題であろうというふうに私は思っております。多分、東先生もそういうお考えではないかというふうに思うのですが、その問題について、長年タブー視されて、なかなか国会で議論されずにいました。そのためにいろいろな...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおり、憲法というのは、言わずもがな、日本国憲法のことですから国内の話でございますけれども、私が申し上げようとしたことは、そうした問題を日本でしっかりと確認して、国民的な、ベストはないかもしれませんけれども、ある程度のコンセンサスというものが得られていな...全文を見る
○田中国務大臣 私も一閣僚でございますし、これは連立政権でございます。したがって、連立の他党の皆様からの意見も収れんされておりませんし、私一人が、外務大臣として外交を全部担っているからといって飛び出すわけにはいきませんので、そうでなくても拙速だとかいろいろ言われて迷惑しております...全文を見る
○田中国務大臣 この部屋にも今お三方外務大臣経験者がいらっしゃるわけでございまして、多分皆様外交で大変お骨折りをなさり、プロフェッショナルとして大変自負も持っていらっしゃると思います。その時々の時代の趨勢の中でいろいろな問題が発生してきて、その中でもって懊悩しながら御判断をなさっ...全文を見る
○田中国務大臣 戦争の放棄でございます。  「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」これが一です。そして二は、「前項の目的を達するため、陸海空軍その...全文を見る
○田中国務大臣 理念といたしましては、同じだというふうに感じております。
○田中国務大臣 それでよろしいと思います。
○田中国務大臣 国際法、国連憲章でございますけれども、第二条の四項では憲章に反する武力の行使を禁じております。そして、戦争の違法化は集団安全保障の大前提であります。日本は、憲法のもとで、武力不行使の義務を負っております。
○田中国務大臣 理念といいますか、思想上は同じであるというふうに考えます。
○田中国務大臣 ですから、このことについていろいろな意見が分かれておりますので、憲法調査会等でいろいろと議論が尽くされております。
○田中国務大臣 すべてを承知しているわけではございません。
○田中国務大臣 ここはいろいろ御議論があるところだと思いますけれども、私は、ちょっと今お答えはできません。
○田中国務大臣 これは合憲でございます。
○田中国務大臣 これが常々言われているところの憲法の解釈の問題でございまして、憲法調査会でもこのことについて随分議論がございます。
○田中国務大臣 ですから、これは解釈でいるということになります。
○田中国務大臣 ですから、具体的には書いてありませんので解釈をしているということになります。
○田中国務大臣 今理解しておりますのは、岸内閣のころというふうに思います。
○田中国務大臣 冷戦下の厳しい国際情勢が続いておりましたことは御案内のとおりですけれども、その時々の政権が日本の平和を守るために積み重ねてきた解釈がありまして、それなりの重みがありますので、したがって、先ほど来言っていますように、国会で活発な御議論をしていただきたいということにな...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、積み重ねてきた解釈にはそれなりの、時間の経過とともに重みがありますので、そういうことを私は申し上げているのです。
○田中国務大臣 これは解釈の改憲であるとは私は思いません。
○田中国務大臣 民主的な議論の積み重ねの中でというふうに申し上げたいと思います。
○田中国務大臣 そういうことも含めて議論されてきたことでございます。
○田中国務大臣 その時々の政府が責任を持って、くどいようですが、やはり積み重ねてきたものである、その結果であるというふうに思います。
○田中国務大臣 内閣総理大臣でございます。
○田中国務大臣 きょうはいたしておりません。
○田中国務大臣 長い間、内閣法制局と外務省の間でいろいろな対立といいますか、司法との間でです、あったということは存じております。
○田中国務大臣 まだそこまで内閣法制局長官とちょうちょうはっしする時間も何もありませんので。これについて諸先輩の御経験やら御苦労もおありになると思いますし、今国会を走り回っていまして、法制局の方ともなかなかそういう時間がないんですけれども、クリアヘッドで時間をかけてしっかり事実の...全文を見る
○田中国務大臣 そのとおりでございます。
○田中国務大臣 おっしゃる意味は理解いたします。
○田中国務大臣 私は、個人としての思いはございます、今おっしゃることに対しまして。大変わかりやすくお話ししてくださいましたし、私なりに思いはございますけれども、やはり閣僚の一員でございますし、こういうことも含めて幅広く議論をしていきたいというのが小泉総理の御意見でございますので、...全文を見る
○田中国務大臣 これはたしか五月十八日だと思いますけれども、先生からちょうだいしたパンフレットを読ませていただきました。  それで、発音がちょっと悪くて申しわけないんですが、その命どぅ宝と言うんでしょうか、発音は先生が本場物でやっていらっしゃいましたけれども、命が宝であるという...全文を見る
○田中国務大臣 政界には、先ほどの東先生のような自由党の先生もおられますし、また赤嶺先生のような共産党のお立場の方もいらっしゃるわけですけれども、沖縄戦に限らず、侵略戦争とかそういうものは、とにかく美化しようというような気持ちは、私個人としては全く持ち合わせておりません。  た...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど先生もお触れになりましたように、私も、さきの委員会で、ランド研究所のことは、民間のことでございますからそういうシンクタンクのことについてはコメントをすることは適当でないというふうに思いますけれども、あえて先生の今おっしゃったことすべて勘案して申し上げられます...全文を見る
○田中国務大臣 それは仮定のお話でございますので、今はお答えをできません。
○田中国務大臣 先ほどSACOのことを申し上げましたけれども、米軍機は、日米の地位協定の第五条に基づきまして、我が国の飛行場に出入りする権利を認められております。そして、実際の使用に当たっては、米軍が当該空港管理者と所要の手続と調整を行うことになっております。そして、ちょっと御不...全文を見る
○田中国務大臣 当時の岡本安保課長の発言の経緯等もここにペーパーがありますが、御存じでしょうからあえて読み上げたりいたしません。  こうした問題は、私は、一人の政治家として考えておりますことは、過去の経緯、それなりにいろいろ問題がありましたし、また御苦労もあったと思いますけれど...全文を見る
○田中国務大臣 私、確かに波照間島に参りましたし、赤土の流出につきましては、主人が農林副大臣で、それは別件ですが、そうした環境破壊も見たいということで、上空からも見ましたし、視察もいたしましたし、市民の方からも大歓迎をしていただきまして、あの島も見ました。波照間の最南端に行って、...全文を見る
○田中国務大臣 十五年の使用期限の問題ですけれども、私は一議員のときから素朴な質問として、何で十五年なのだろうかという思いが、何で十四年でも十六年でもないのかなという思いが何となく、まだそれこそメディアを見るしか方法がありませんので、感じておりました。  そうしましたら、たまた...全文を見る
○田中国務大臣 えひめ丸のことにお答えを申し上げます前に、先ほどの十五年問題ですけれども、これはやはり私の思い違いではなくて、自民党が提案した数字ではございませんで、稲嶺知事さんや岸本市長さんが、かねてから、代替施設に十五年の使用期限を付するように……(赤嶺委員「その前に知事選挙...全文を見る
○田中国務大臣 これは稲嶺知事や岸本市長がかねてから代替施設に十五年の使用期限をつけると言ったのであって、先ほど先生がおっしゃった、自民党が言い出したことではないのでございます。(赤嶺委員「とんでもない。自民党は応援したのですよ」と呼ぶ)
○田中国務大臣 選挙の応援ではなくて、それは別問題ですからお返しします。  それから、えひめ丸のことでございますけれども、えひめ丸につきましては、私も自分の家族にこれが起こったらどうかと思うと、本当に大きな衝撃を受けます。本当にお気の毒だというふうに思います。二度とあってはなら...全文を見る
○田中国務大臣 東門委員が長年経験していらっしゃる中からほとばしり出るお言葉、身につまされます。  議員になります前も、沖縄問題というものにメディアを通じて接しますたびに、本当に身を切られる思いでありましたし、議員でないときも、一極集中ということの過重負担、これは十二分にわかっ...全文を見る
○田中国務大臣 地位協定の問題というのがえらく象徴的なことのようにとらえられていますけれども、本質論としては、人間の社会ですから、やはり地球上に不安定要因というものが、いつの時代にも、いつの世にも、どの地域にもございます。私がきょう午前中申しましたけれども、外交の要諦は国民の皆様...全文を見る
○田中国務大臣 これも本当に言うはやすく行うはかたしで、またあなたも同じだったわねと言われる結果になってしまったんでは何にもならないと思いますけれども、米兵、米軍関係の被疑者の起訴前の問題ですけれども、今おっしゃっているのは、地位協定の十七条の五項といいますか、これを改正すべきだ...全文を見る
○田中国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、今月の五月十五日、ついこの間でございますけれども、日米の協議を指示して、実施するように言っておりますので、その結果を早目に手に入れるようにいたしまして、また御報告いたします。
○田中国務大臣 事務的に申し上げますと、本件は防衛施設庁によって現在対応されていることでございます。2プラス2もありますので、そういうときにこういう問題についても意外と耳に入っていないのかいるのか、私も今まで参加したことがございませんからよくわかりませんけれども、そういうことも詳...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど午前中の討論の中でも共産党の先生からこの問題が提案されまして、答えはあの中に入っておりまして、もちろん満足はしていらっしゃらないというふうには思いますけれども。  これは自民党との関係ということで、東門先生のお尋ねとはちょっとずれますけれども、稲嶺知事が選...全文を見る
○田中国務大臣 そうしますと、現時点において最大申し上げられますことは、やはり、今後とも平成十一年末の閣議決定に従って適切に対処していくということ以外にありません。  私一人で独断専行できませんので、内閣全体の、総理もおられますし、それから連立でもありますので、ですから、私、先...全文を見る
○田中国務大臣 今はオンゴーイングの途中でございますので、もう少し結果も見させていただきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 東門先生の御意見をよく踏まえて、また検討をいたします。
○田中国務大臣 ブッシュ政権とより一層緊密な、お互いの政権も誕生したばかりで、こちらは後発でございますけれども、緊密な対応を通じまして、政策の協調、どこができるか、どの辺が譲り合えるかということについて協議を図ってまいります。
○田中国務大臣 ちょっとその前によろしいですか。訂正を。済みません。  キティーホークは空母でして、原子力空母ではないというメモが入りました。失礼いたしました。
○田中国務大臣 米田委員と私は同期の当選でございますし、私は、社会保障とか教育とかの勉強をさせていただいて、先生はずっと安全保障関係をやってこられていると思いますけれども、できるだけオールラウンドに勉強をしながら、国会議員、特にこれからの時代を担う国会議員というのはオールラウンド...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど午前中もお答えしましたが、例えばイギリスの外相の場合は、やっと双方の都合がついて、スケジュールの都合それから時差の都合、外国に出ていられることもありますから、こちらが着任したからすぐといっても先方がロンドンにおられないこともありますので、それで、つながったと...全文を見る
○田中国務大臣 どなたでもそうだと思いますけれども、閣僚になるときとそうでないときは情報源が違うと思います。もちろん先生もそうでいらっしゃるように、議員のときは、メディアを通じながら、こういうことが言われているということでもって、私もあのような発言をいたしました、就任直後でござい...全文を見る
○田中国務大臣 そう思います。
○田中国務大臣 それだけを特化して、抜き出して勉強したことはございません。ですが、関連してお答えしてよろしいですか。(米田委員「はい、どうぞ」と呼ぶ)  米田先生がおっしゃりたいこと、大体わかりますし、かつてもそういうふうなお話を折に触れて親しく伺ったこともありますので、コメン...全文を見る
○田中国務大臣 先ほども申し上げましたように、お互いの歴史とか個人認識に絡むものでありますので、米田先生のようなお考えがあることもわかりますけれども、そういうことをするとやはり、何度も言っているのは、ポジティブといいますか、やはりいい方向に落としどころを持っていくには知恵が必要で...全文を見る
○田中国務大臣 省内で議論はいたしませんでも、大きなポイントは閣内で、総理以下の皆様の御意見も聴取しながら進めてまいります。
○田中国務大臣 私はこれは文部省マターだというふうに思っておりますので、外務省にこういうことをただすこともございません。
○田中国務大臣 資料が来ましたので、読み上げさせていただきます。  中国、韓国を初め、他国の教科書における我が国に関する記述については、外務省認可の公益法人、役立つ公益法人もあるんですね、外務省認可の公益法人である国際教育情報センターを通じ、幅広く、定期的に専門家レベルでの意見...全文を見る
○田中国務大臣 お答えが、あなた様のお気に入るようなものになるかどうかはわかりません。保証のほどではありません。
○田中国務大臣 事務方からペーパーが来ましたので、これは外務省のお答えでございますが、日韓の間で種々の会議があり、歴史教育についても話し合われているということです。  ただし、御指摘のセミナーについての資料は今現在手元には、これは通告なさっているんでしょうか、米田先生、通告して...全文を見る
○田中国務大臣 その前にちょっと訂正しなけりゃいけないのじゃないかと思いますが、米田先生の御発言がちょっと大ざっぱだったのかもしれませんが、その採択ですけれども、公立学校については所管の教育委員会、国立とか私立学校は校長先生にその採択の権限があるんだそうで、御存じでしたでしょうか...全文を見る
○田中国務大臣 これは文部省マターではありますが、あえて申し上げれば、それは全く同感です。  ですけれども、私は、やはり今の現状の中で、日本のこの制度、これは本当に聞き流していただきたいのですけれども、聞き流せなかったら議事録にとどめてもちろん結構ですが、要するに、いろいろな意...全文を見る
○田中国務大臣 あえてコメントはいたしません。
○田中国務大臣 それも日本の現状でございますから、政党の活動の一部としてそういうことをやっている、そういうことも含めて、そういう実態を見ながら、国民みんながやはり賢くならなければだめですね。
○田中国務大臣 それは就任直後のときの発言でございますね。ですからそれは、また何度も何度も繰り返しますが、メディアからしか情報源がありませんでしたので、そのとおりであるならそうかいなと思って発言をいたしました。
○田中国務大臣 そうすると、これが七日の日中外相電話会談のときのように、何とかにまた引きずり込まれてもいけませんから、それに発展する可能性が大というふうに私なりに思いますので、コメントはいたしません。私の基本にあるのは日中共同声明というものでございます。
○田中国務大臣 またあれから時間も経過をいたしまして、少しずつ、外務大臣というと河野先生が後ろにいるのかといつも思っておりましたが、最近振り向かなくなりましたので、少しは、ほんのちょっぴりですけれども、外務大臣としての自覚も出てきたかもしれませんので、コメントはいたしません。
○田中国務大臣 外交は相手があることでございますので、逐一、細かいやりとりについてはコメントを差し控えます。
○田中国務大臣 だんだん裁判みたいになってきたじゃないですか。それは私のコメントですけれども。  やはり相手の方のお立場、発言というものもありますし、そう軽率に、お友達と電話でこんにちは、元気と表敬で言ったのとは、お母様元気ですかと聞いた話とは違いますので、コメントや中身につい...全文を見る
○田中国務大臣 現時点では仮定の問題にはお答えいたしかねます。
○田中国務大臣 逆に、この問題以外で日本と中国の間にいろいろな問題がございますから、今現在は来なくても将来予期できる問題もあると思いますから、それらについてはあらゆる情報も集めて自分なりの意見は持っておりますけれども、今、開陳はいたしません。
○田中国務大臣 台湾との関係は、日中共同声明以降ですけれども、非政府間の実務関係として民間及び地域的な往来をしております。その結果として、今先生が読み上げられた、これは外務省が提出したものでしょうか、人の往来でございますとか相互の貿易ですとか、そのほかいろいろな交流が非常にあると...全文を見る
○田中国務大臣 粛清の部分は割愛していただいて、カットしていただいたからよろしいんですが。  安倍官房副長官も、そういうことは個人的にお漏らしになったのか何か存じませんが……(米田委員「報道されています」と呼ぶ)報道ね。そしてまた今、次の内閣で残っていらして、御活躍でございます...全文を見る
○田中国務大臣 私は、官僚のやっていることを一々粛清したり、それはしつこくこだわり過ぎかもしれませんが、あるいは助長させたり、そんなことを思っておりません。客観的な事実、そして結果として、どのようにして、よい外交ができるような、開かれた、国益にかなった、そして世界の皆様にも信頼し...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、今の私の粛清という言葉も訂正削除でございますけれども、すぐ乗っちゃうからいけないんですね、お友達だから。  いずれにいたしましても、もうそれは前の内閣のことでございますから、私はここから、この新しい内閣、国民の皆様も期待してくださっている、そういう中で...全文を見る
○田中国務大臣 余り親しくないんですよ。あなたがお親しいんで。
○田中国務大臣 きのうも、ナイジェリア大統領が来られて、会議のときに彼もいらしていましたから、お会いする機会はむしろ私の方が多いかもしれませんけれども、そんなこと、あちらもおっしゃらないと思いますし、これからです。これからやはり今おっしゃるような不安とか疑念がないように、責任を持...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの東門委員からの御質問の際に、━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━これは第三国からの領空侵犯という趣旨でございますので、議事録から削除させていただきたいと思います。よろしゅうございましょうか。
○田中国務大臣 三月のころでございましたか、総裁選挙が始まる前のころでしたよね、たしか下地先生が、沖縄のハンセン病の方を私の議員会館に御案内くださって、親しくお目にかからせていただき、皆様のお話も短時間でしたけれども伺うことがございました。  そして、おととい、きのうと総理官邸...全文を見る
○田中国務大臣 きのうの閣僚懇のときにも、ぜひ総理に会ってほしいというような、会うべきではないかというか、会う時間をつくれるのではないかというふうな発言、私じゃありません、発言をなさった方もおられました。  これも、私も、夜遅くにテレビをちょっと見ながら眠ってしまったから細かく...全文を見る
○田中国務大臣 基本的には、あなた様、下地さんのおっしゃっていることは間違いありません。私も信念としては同じです。  しかし、ポストについては、私は二度目の大臣ポストをちょうだいしているのですけれども、ちょっと考えてください。国会議員になって、皆さんは、バッジをつける前とバッジ...全文を見る
○田中国務大臣 質問を全部伺っていませんでしたけれども、私、フリーハンドで話させていただければ、だれを擁護するものでもなくて、では何で政治家に私はなったかという原点がいつもありまして、それは、政治は機能するものである。何が機能するかというと、夢なんですよ、目に見えない。  今こ...全文を見る
○田中国務大臣 大好きです。
○田中国務大臣 一極集中は決していいことではないということは、再三お答えしてきております。日本人全体が受益と負担について、こうした安全保障の問題も含めて考えていくべきだというふうにずっと思っております。
○田中国務大臣 これは、外務省の事務方の方、今、知事のこともおっしゃいましたけれども、そういう方たち、このペーパーは私も持っています、歴代と同じものを全部もらってありますから。ですけれども、これをつくっている方たちも矛盾を感じているのです。率直に申します。政治の決断がないからです...全文を見る
○田中国務大臣 かねてから下地先生からこの話は伺っておりまして、ここまでコンクリートに体を使って調べていらっしゃったということについては本当に敬意を表しますし、これもまたよく検討させていただいて、この委員会以外のときにも、またほかにも話す機会があると思いますので、ぜひ伺いたいし、...全文を見る
○田中国務大臣 一万五千人も海兵隊がいるということは多過ぎるということですけれども、ですから、もちろん今おっしゃったような御提案のような形もありますが、しかし、万一何かというときのこともやはり考えなければいけないわけですから。それは沖縄が一番負荷がかかっていますから、おっしゃる意...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな方と、私は沖縄であなた様政治家以外の方ともお会いしています。ほかのオケージョンにも沖縄に行っておりますので。
○田中国務大臣 私は自分の経験で、過去何度も沖縄に行って、そしていろいろな方とお目にかかっています。そういう中で、そういう御意見も言った方がおられるのです。それは事実だから私の経験で申し上げているのであって、私はその方に同意しているとは申し上げていません。整理縮小の方向に持ってい...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃっていることはよくわかりました。  先ほどのことはもうこだわらないでください。いろいろな人がいるのですから、沖縄にも。済みません。
○田中国務大臣 今いろいろな角度から研究してもいいのではないか、これは小泉総理がおっしゃっていることなんですけれども、それがまさしく行われているのが衆参両院での憲法調査会でありまして、それが全部リンクしてくることでございますから、それもこれも含めて研究をするということだと思うので...全文を見る
○田中国務大臣 何度も言っておりますけれども、国際社会の中で平和と安定というものをしっかりと築いていく、守っていくといいますか、そういうふうな観点からいくと、日本は他国と協力して何をどうしていくべきかということの問題意識を今持っているということなんです。
○田中国務大臣 ですから、もう御案内のとおりですけれどもあえて申し上げますと、国際法におきましては集団的自衛権というものは有しておりますけれども、実際は、日本は憲法九条というものがありますから、ですから本当は必要最小限度の範囲にとどめるべきものであるというふうに理解されていて、そ...全文を見る
○田中国務大臣 ですからそれは、私がもちろん外交の責任者であるから云々と畳みかけられることは承知の上で申し上げるのですけれども、やはり衆参両院で憲法調査会があって、その中で、今言ったようなことを相当議論されております。先生も御存じでしょう。  私も最初から、この問題に関心がある...全文を見る
○田中国務大臣 私も、憲法調査会で呼ばれている参考人の方を見ても、結構偏っているなというふうな思いがあります。あれは、護憲、それから論憲、いろいろおっしゃっていますけれども、そんなことを言われている割には、ちょっと形骸化してきているなと、後半私は実は思っておりました。  憲法問...全文を見る
○田中国務大臣 私は、報償費については、公開ということはできないと思いますが、実態を知ることによって改革をするということ、これが基本だろうというふうに思っております。そして、ごらんになったかどうかわかりませんが、きのうの参議院の予算委員会でも、このことについて私は発言をしておりま...全文を見る
○田中国務大臣 その記事は、きょうも朝早くて、七時から役所に行って勉強していますので、残念ですが、朝刊をまだ見ておりませんけれども、記事があるんでしょうか。見ておりません。  それから、そんな数字を出すようなところまでいっておりません。  きのう参議院の予算委員会で申し上げま...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろ言うと、私はやはり新聞社というのも、ニュースソース云々ということで、記名記事にしてほしいですね。記名記事にすれば、その記者にどこから出たものなのかと。そうしないといつまでたってもイタチごっこで、ぐるぐるぐるぐる回って、これが出ている、どうだどうだと。  ...全文を見る
○田中国務大臣 ただいま議題となりました国際労働機関憲章の改正に関する文書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この改正文書は、平成九年六月にジュネーブで開催された国際労働機関の総会において採択されたものであります。  この改正文書は、...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○田中国務大臣 おはようございます。  ただいま委員長より提起されました去る十五日の本委員会における私の答弁につき、御説明申し上げます。  日米安保体制、核不拡散、ミサイル防衛問題についての米側の考え方などについては、着任後、事務方から簡略な説明を受けていました。  しかし...全文を見る
○田中国務大臣 原口委員にお答え申し上げます。  上納の問題につきましては、とにかく関係者に再三再四、過去の経緯について伺っておりますけれども、ないということでございますから、それはそのように申し上げざるを得ません。  しかし、機密費について今精査をしておりまして、その中でそ...全文を見る
○田中国務大臣 本件の疑惑につきましては、荒木前副大臣を長として一カ月にわたって徹底した調査が行われて、その結果については、四月九日に参議院の行政監視委員会で既に報告されておりまして、先週杉浦副大臣に対して、調査結果をレビューするように指示を出してございまして、今、客観的で公正な...全文を見る
○田中国務大臣 これは基本的に入管、法務省のマターですので、人定と入国目的について問い合わせてもらいたいということは指示いたしました。
○田中国務大臣 この事件発生後、るる委員会等で答弁申し上げていることに尽きます。
○田中国務大臣 これは法務省の見解でございまして、北朝鮮出身者であるとは認められたものの、本名等を確認することはできなかったものと承知しております。
○田中国務大臣 ですから、これは法務省マターですから、法務省から来たものがこれであるということです。
○田中国務大臣 小林委員に申し上げます。  もちろん、感謝の言葉は常にいただいておりますし、今回もそういう御発言がございました。
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  委員は、個別の問題でかなり突っ込んだ話し合いがあったかというふうな前提でお聞きになっていらっしゃるかと思うんですが、全体的には、大変難しい問題が両国間にあるにもかかわらず、旧知の仲であった、それも本当に古い友達といいますか、つき合いがあっ...全文を見る
○田中国務大臣 小林委員が先ほどおっしゃいましたように、小泉内閣ができる前の段階のことでございますけれども、やはりそれは、基本的に、その内閣がそのときのすべての状況を勘案して判断なさったことでありますので、役所の人が私見といいますか、いろいろそれぞれの立場はあるのかもしれませんけ...全文を見る
○田中国務大臣 昨年だったと思いますけれども、目白にも遊びにいらしたりしていまして、個人的に政治家の子供同士としておつき合いがありますので、ごあいさつをしたということでございますが、多分、オリンピックのことですか。
○田中国務大臣 マスコミもいろいろな報道がありまして、一々お答えできませんが、これはそういうことではありません。  多分、皆様は、私が中国に頻繁に行っているだろうというふうに思っていらっしゃると思いますが、私は、逆に余り中国というのに行ったことがありませんで、前回行ったのも七、...全文を見る
○田中国務大臣 二〇〇八年ですか、次のオリンピックは。イスタンブールとかパリとか、それから、あとどこがありますか、もちろん大阪が一番にありますが、北京とか、五つ、六つが手を挙げているということはわかっておりまして、もちろん政府としては大阪バックアップ、閣僚としてはもちろんです。 ...全文を見る
○田中国務大臣 それでは、政府の公式な見解をお読み申し上げます。これは閣僚としてです。  オリンピックの大阪誘致への政府の取り組みにつきましては、先般のオリンピック委員会による大阪に対するやや厳しい評価もありますが、政府としては、引き続き大阪への誘致を目指して、大阪への、先生の...全文を見る
○田中国務大臣 私が外務省のお仕事をやらせていただくようになってちょうど一カ月でございますから、先生がおっしゃる相互主義については、外務省、これはもう過去ずっと諸先輩が累々と積み上げてこられたことが前提になって御発言なさっているというふうに思いますし、また、今後私はそれを踏まえて...全文を見る
○田中国務大臣 教科書検定問題は、あくまでも最終的には文部科学省マターでございます。ですが、今おっしゃいました指摘も踏まえまして、今後、文部科学省ともよく相談をしたり検討をしたいというふうに思います。
○田中国務大臣 高齢化が進んでいる中で、中高年の方たちが、特に技術を持っている方たちが青年協力隊、青年でなくてもですけれども、まさしく技術指導等で海外で働くということは、生きがいにもつながるし、また新規の雇用の創出にもつながるということで、大変いいことだと思います。  もちろん...全文を見る
○田中国務大臣 同じ越後の者として、ヒとシの発音が違っているところを懐かしく伺いました。  それとはまた別問題としまして、先ほどおっしゃった五つの点、それらがどのように今評価されているかというのは、それぞれ視点によって違うと思いますからコメントはいたしませんけれども、それは前の...全文を見る
○田中国務大臣 とにかく、勉強することによっていろいろと知識もふえてきますし、成長にこれがつながるように努力をいたします。
05月29日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(田中眞紀子君) このたび外務大臣を拝命いたしました田中眞紀子でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、笠井委員長を初め委員各位の皆様に謹んでごあいさつを申し上げますとともに、所信を申し述べさせていただきます。  まず、沖縄に関する事...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(田中眞紀子君) ありがとうございます。鈴木委員から大変いい発言の場を与えていただいたと思いまして、感謝を申し上げます。  外務大臣職というのは、過去の歴史の中においても、それからもちろん将来にわたってもそうだと思いますけれども、国際社会の一員として暮らしていく日本の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、一般の日本の国民の皆様の納税者意識というものが大変ここ数年高まってきている、これは大変よいことだというふうに感じております。それは逆に言うと、受益と負担との関係で、負担もするけれども受益も必要だしと、今までのすべて益だけではなくて、負担についての...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 簡単に一言で申し上げれば、このような問題を毎年毎年繰り返すことがないような知恵を出し合うと。もう政党とかを超えて、どういうことが国民の皆様とともに納得していただけるかということの知恵を本気で出すこと、政党間でヒステリックに言ったりすることではなくて、総...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 月原委員から志願兵とおっしゃっていただきまして、私、志願兵じゃございませんので、政治家としてのキャリアが浅い人間がどれだけお役に立てるか、日々大変緊張いたしております。  外務省改革は、いろいろな方の英知をやっぱり集めなきゃいけないと思いますが、私が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 基本は、自分は公僕である、我々国会議員も同じなんですが、スタンスは、国民の皆様の税金をもらって邦家のために働いているんだという原点、この意識を一番忘れがちなのが外交官ではないかなということを思います。もちろん裁判官とかほかの方もそうかもしれませんけれど...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 月原委員は、この駐在官についてお発言なさったときにちょっと細かいことだとおっしゃいましたが、私は細かいと思っておりません。    〔理事佐藤昭郎君退席、委員長着席〕  私は、政治家として現場第一主義ということをこの八年間ずっと言い続けておりまして、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まだファイナルではございませんし、それからそれだけを見ているわけではございませんで、先ほど言いましたように、杉浦副大臣とかいろいろな方たちから、若い方たちや現場の声を、何といいますか形の決まった中から出てくるもののほかに、生きている単体としての組織の中...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今もずっとその印象を持ち続けております。それは、外務省の方たち、今いる方だけではなくて、関連のある政治家ですとか、あるいは財界の方もおられるでしょうし、メディアは大きいですね。極めてメディアの方たちが思惑で書いたり映像を流したりというのを感じますし、メ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、海野委員がおっしゃったことですけれども、その前に、伏魔殿とかいう聞き苦しい言葉ですが、これはその印象を受けたのではなくて、実態がそうでなくなること、それを目指すということを申し上げます。  それから、もう一つの報道官が言った処分等ですけれども、あ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それはもう内閣と緊密に相談をしながら進めます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もこの職を拝命する前は衆議院の予算委員でおりまして、このやりとりを前大臣、内閣がやっておられるのを見ておりまして、一体これは何ぞやと思って、漠としたものはなかなかつかみづらいものだなと思って見ておりました。ですけれども、この職につきましたらば、そのこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 逆に言えば、あるという証拠がゼロだということです。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今もいたしておりますし、今後もそうなると思います。  むしろやるべきことは、過去の上納がどうであったかということ以上に、一番の問題は、私が一番やらなけりゃいけないことは、これから機密費というものをどのようにするかということを前広に透明性を高めて私たち...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は科学技術庁のときにも途中からやめました。一回目行ってぎゃふんとびっくりしたものですから、次のIAEAの集会やら総会やらそのほかのときに、とにかくトップだけ来てください、あとは、在外公館、外務省に出向している方たちがいるわけですから、その方たちに十二...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) できるだけその時期をやっぱり見ないと、トータルなものですから、一人ではできませんから、あらゆる意見を収れんしていたしたいと思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) それも可能だと思います。  きのう、たまたまオーストラリアのダウナーという外務大臣がお見えくださって、一時間近くこういうことについて話をいたしました。それから、ASEMの北京の会議のときも本当に間近でいろんな国の外務大臣と話していて、外務大臣職という...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 北朝鮮への支援は、海野委員も既に御存じのとおり五十万トンを決定して、現在は十九万トンが既に出してあるという状態でございます。これについてはいろいろな議論が各党内でも世間でもあったということは事実でございますけれども、こういう決断をずっとしてきているわけ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そんなことはないです。
○国務大臣(田中眞紀子君) これはまた時系列的な問題がしっかり整理されていないので、また気が変わったとかというようなことを言われるといけないし、一人の議員の発言をずっとミサイルのように追っかけて報道したり、あるいはフォローしている議員さんがおられるとは思わないので、突発的にあちこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ないです。
○国務大臣(田中眞紀子君) その前にほんの一言。  私は米を援助してはいけないと言ったことがないということの誤解を解きたいと思うんですが、横田めぐみさんとか、そのほか蓮池さんとか、新潟県の私の実家のそばのところで、その方たちがこの被害者になっておられまして、そういう方たちがしょ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 二つ指摘させていただきますが、今、委員の御発言の中に金正男と称するという御発言がありました。速記を起こせばわかると思いますが、本人はそう称していないんだと思います。特定できなかったんです。  そして、もう一つは、これは法務省マターなんです。入管の問題...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 人定と入国目的が何であったか、そのことは私から指示をいたしました。それは法務省から伺ってみてくださいということは五月二日の段階で指示いたしました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 仮定の問題の上にまた仮定が屋上屋で重なったようなことにはお答えを残念ながらできません。  ですが、あえて申し上げるとすれば、交渉相手とかそういうことはわかりませんが、日本の法律をお読みになればおわかりになると思うんですけれども、その中で、成田に入って...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それも先ほどと同じことでして、仮定のことになおさらお話がますますしづらいというかできないところに飛んでいっているというふうに議論が行っているなという感じがいたしまして、その人物を特定できなかったわけですから、まずその第一段階が違っていますので、第二、第...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 答えは今、海野委員御本人がおっしゃった言葉の中にすべてあったと思います。繰り返させていただくとすれば、国際社会全体がやっぱり働きかけて、善意で働きかけて一緒に生活ができるように、交際ができるようにすること、そのためには具体的には日米韓があらゆる意味で今...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省は五千人近い職員がおりまして、私も着任して一カ月ですので全部の方の情報は、詳細はわかっておりませんし、病状につきましては個人のプライバシーもございますので、今直接お答えすることは残念ながらできません。ただ、御冥福はお祈りいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 詳細はちょっと事務方から、官房長からお答えをいたさせますが、よろしいでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 現在は査察大使は一名だというふうに承知いたしておりまして、そして今後は、先生がおっしゃろうとしておられる査察の必要性ということも勘案いたしまして、増員する方向で検討をいたしております。  それから、おっしゃった課長のことにつきましては、現在、ロシア課...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これも正確を期するために事務方が答弁をいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、二つお答えしたいと思いますが、一つは、今、櫻井先生がおっしゃったような実態であるかどうか私も着任早々でよくわかりませんから、よく実態を検証いたしまして、そして、それが機能するように、助さん格さんを連れていったらその方がよりよくなるように、そうでな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的に今どこのケースとおっしゃいましたか。冒頭ちょっと……
○国務大臣(田中眞紀子君) これについては、前の副大臣でいらした荒木先生が調査をしていらして、まさしくそれを今こちらにおられる杉浦副大臣が引き継いで精査をしていらっしゃる途中でございます。  それをぜひ早目にということを私は数日前に言いまして、先ほどレポートをいただきましたので...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これにつきましても、これは午前中も申し上げましたことの復唱を簡略に申し上げたいと思いますが、要するに、外務省という役所の特殊性といいますか、特殊であってはならないはずなんですが、それが非常に色濃く出ている。  それは何かというと、外務官僚、あるいはそ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 櫻井委員が本当に私が言いたくてしようがなかったことをよく聞いてくださり、よくぞ聞いてくださったという思いがします。  それは、有権者の皆様から負託されて国会議員になって、要するに三権分立との関係もあるんですが、議員になる。そうすると、一般の市井の人間...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、そういう派閥とかいろいろなしがらみ等があった中でオールラウンドプレーヤーになれずにいるというのが実態ですから、その中でぽんと自分の専門でないところに振られたりしますと、やっぱり役人の言ったのを読むようになってしまう、そうすると肉声が出なくなる...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ぜひ調べさせていただきます。  これは四年前の政権下で発足したことだと思いますが、基本的にはODAというのはやっぱり私たち国民の税金ですし、よかれと思っていい方向に世界に貢献していくということが本来の眼目、目的でございますから、その途中でやはり何か、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは河野大臣からお返事があったんでしょうか。  私が今掌握している範囲で申し上げます。トータルで申し上げますが、委員長、ちょっと長いことしゃべりませんけれども、ポイントは大変重要でございますので、お時間をちょっとだけいただきたいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) ODAの話にしましても、このケニアの件だけではありません。外郭団体に対する丸投げ、これも私は気づいております。内部からそういう話が来ます。これらにもっとアラートになってください、ここで大臣、頑張れ頑張れという声が来ているんです。よく櫻井委員はこれを掌握...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 伏魔殿という言葉は使いたくなかったんですけれども、やはりその一端にスポットが当たったのかなという思いがいたしました。ぜひ先生方、皆様の御協力を挙げてお願いいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) この生物兵器の禁止条約批准の問題ですけれども、これはアメリカも具体的にはまだ立場を決めていなくて、交渉中といいますか検討中であるということを事務方を通じて聞いております。今の段階では情報が十二分でございませんので、コメントはできないということを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、益田先生から御指摘のありました京都議定書、CTBT並びに生物兵器の禁止条約の件、しっかり頭に入れまして、チャンスが来ましたときには即応できるように御意見を伺うようにいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的な三国間での交渉について、今、槙田局長からお話を申し上げたとおりでございまして、ブッシュ政権において行われている対北朝鮮政策の見直しについてのとりあえずの幾つかの要素について説明があったわけですけれども、合意された枠組みについては、三カ国の代表団...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この問題につきましては、やっぱり日米韓の関係がありまして、韓国は北に対して、同民族であり地政学上も近い、日本は異民族であって地政学上は近い、そしてアメリカは地政学上も民族的にも違うわけです。そういう中にあって、一番北朝鮮に正直に働きかけられるのは、今太...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしく米中だけではなくて、やっぱりASEANも含めて、プラス韓国、中国、日本ということですけれども、日本はやはり国際的な関係からいっても、アジアのそういう国々の声をよく吸引して代弁できて、アメリカとの関係も上手につなげるような役割を果たせるように実務...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これも着任後ぽろぽろ出てくることでもって、私ももうびっくりしておりますけれども、これについては荒木委員会、前荒木副大臣を中心として調査が進んでいたそうで、それをこちらにおられます杉浦副大臣が引き継いでおられて、また同じく精査をしてくださっているわけです...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これも今、現在ニュージーランドの一等書記官であるというふうに承知しておりますので、一たんフリーズ、凍結になっておりますので、その中でもって、内閣全体、許可をとらなきゃいけない人事もありますし、そうでない人事もありますから、そういう中でもってやってまいり...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっとこれは杉浦副大臣の方が詳しいので、よろしいでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) もう申し上げるまでもありませんけれども、集団的自衛権は、国際法上は有しているということになっておりますけれども、私どもは憲法の兼ね合いがあって、実際には行使ができないということになっておりますが、今委員おっしゃったのは、もう少し解釈論に小泉総理が踏み込...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国際法が国内法に優先するということになると、集団的自衛権の行使は認められるのではないかということになるわけですね。  国際法と国内法の優劣の問題は関係がないというふうに思いますが。何ゆえに国際法が優先するとおっしゃるのでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、この小泉内閣で、総理も私も全く同じ意見、スタンスでございますけれども、要するに世の中の変化も踏まえて幅広い議論、そういうことが行われることが大事ではないかということで、解釈を変えようということではなくて、十二分に研究して検討しましょうというこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先祖ではなくて、亡くなった方に対して祈りをささげたいということを再三再四繰り返していらっしゃって、戦争というものを正当化するとかそういうお立場ではないということは繰り返しおっしゃっておられます。  そういうことは、一人一人の議員の立場というものがあり...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私自身の考え方は、今回の北京で、先週ですけれども、韓長官にお目にかかったとき、あるいは就任直後に在京大使、在駐大使がお見えになったときも繰り返し申し上げているとおりなんですが、一つは歴史認識というものは村山談話、あそこにすべてもう集約されているというこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これはコメントできません、国務大臣としては。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、その六月八日に市販されるということは、私はたった今初耳で聞きましたので、その事実は間違いありませんか確認しておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今確認していただけるんでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 逆です。委員が六月八日ということはどうやって確認なさったんですか。私どもはわかっておりませんが。
○国務大臣(田中眞紀子君) わかりました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 個々の教科書についてのコメントは、国務大臣としてはお答えを差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 人によって考えようがあると思いますので、中学生ということを今おっしゃったわけですけれども、中学生でも今それは個人差があって、いろいろとマチュアな人もいるし、そうでない方もおられるし、わかりかねますが、この問題が多数の女性の名誉とか尊厳を傷つけてきている...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは個人個人の考え方というものもあると思いますし、中学生さんの上級生に対する認識もそれぞれ個人で違いますので、あえて今は申し上げかねます。
○国務大臣(田中眞紀子君) この間のASEMの北京での会合でございますけれども、歴史教科書問題は台湾及び靖国問題と同じようにテーマとして出ました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 教科書につきましては、私の方は、一九九五年の村山談話にあるとおりであるということを申し上げましたし、それから我が国の検定制度の問題、これはもうもちろん先方はよく御存じでいらっしゃいましたけれども、それから歴史認識とか歴史観というものは政府の考え方とはそ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 北との対話の道を開くためにも大変いいことであるというふうに認識しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) これもまた、じかにお目にかかってお話を聞かないことには、報道されていることだけがすべてであるかどうかわかりませんので、そこはまた考えなければいけませんけれども、ことしの三月の日米首脳会談、日韓首脳会談においても日米韓の連携の重要性というものが確認されて...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) こういう発言があったということは、目の前におりましたので聞いておりまして、具体的には、雪に霜を加えるという中国にことわざがあるそうでございまして、そういうことわざを引用して発言なさいました。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは中国の外交部長としてのお立場の発言であるというふうに理解しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は子供のころから、これまた長くしゃべらないように早口でしゃべりますけれども、委員長の御許可があれば。近くに住んでおりまして、靖国神社の、子供のころからあの境内で戦後遊び回っておりまして、能舞台があったり、後ろの方にお池があって、小屋があったり、遊び回...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国務大臣になりましてからも、四月の三十日でしたか、公務があって出かけまして、帰りに、もう国務大臣になっておりましたけれども、二十六日に拝命いたしましたので、靖国神社に参りました。ですけれども、小泉総理が言われるように、八月に打ちそろって行く、何人行かれ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それぞれの内閣の総理大臣及び官房長官のお立場、お考えがあると思いますので、コメントもいたしません。意見も申し述べません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 小泉先生は、小泉純一郎先生じゃなくて小泉親司先生は日本共産党員でいらっしゃいますので、私は自由民主党員でございますので、見解の相違はあって不思議はないわけでございますが、村山談話、一九九五年ですか、あれが要するに歴史認識そのものであるということでござい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、その時々、つかさの御判断というのはあると思いますけれども、これを読み上げましょうか、平成七年八月十五日の……
○国務大臣(田中眞紀子君) そうですか。よろしかったらお送り申し上げます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 済みません、後半聞き取れないで失礼しました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。」ということでございます。村山談話にあるとおりです。
○国務大臣(田中眞紀子君) もう大先輩であります内閣総理大臣たる小泉純一郎先生はこのことすべてを知悉しておられると思いますので、私ごときが改めて進言などしなくても、十二分におわかりになった上での行動でいらっしゃる、御判断していらっしゃるというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 大丈夫です。聞いています。
○国務大臣(田中眞紀子君) この機密費の問題は、再処分ということがまた同じように金銭的な面で処分をされるというふうに思われているかどうかわかりませんが、とにかく処分といいますか、ほかのこと、このままでは済まない、十六人、幾らでしたか、八百何十万、これでは済まないんですよ、八百九十...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 上層部が知っていたからどうのとか、そういうことは私知っていたかどうかわかりません、本人じゃありませんし。それから、河野大臣の処分の、私はむしろこの基準が、俸給の削減がどういう基準でこの額でとどまったのかということもわかりませんし、河野大臣がなさった後に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それもすべて込みで現在調査をいたしております。そして、いろいろな方から情報も聞いています。調べています。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、進行中ですのでコメントはできません。
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃっているポイントは十二分に理解した上で申し上げます。  私は、国民の目線に立って解明をしていきたい、どこに問題点があるかということをしっかりと調べたいと思っておりまして、これが組織ぐるみの犯罪であるとかそうでないかということとは一線を画するも...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本共産党さんのお立場もお気持ちも御努力もわかりますが、私はこの内閣官房の報償費についてはコメントする立場にございませんし、午前中も申し上げたように、上納というものはないと総理大臣経験者や官房長官経験者、外務大臣経験者からも伺っておりますので、あるとい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、日米同盟関係をいかに安定的に発展させていくかという視点からすべて物事は検討していかなけりゃいけないというふうに考えておりますけれども、要は、この地位協定問題に関して言いますならば、個々の起こる問題にやっぱり機敏に対応する即応性といいますか、そう...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ひき逃げとか放火とかいろいろな事件がありまして、沖縄の県民の皆様の要望というものはよく伺っております。したがって、運用の改善というものが基本方針としてありますけれども、でも私はやっぱり即応力といいますか、念仏だけ言っているのではなくて、やはりどうしても...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、要するに基地自体の問題とそれから空域といいますか、その二つに分けて考えられるというふうに思いますが、石原知事の公約は公約でございますけれども、安全保障上の必要性ということがやっぱりあってそもそもこの基地が存在しているわけですけれども、民間と軍用...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それは米国側と民間航空の分科会で現在討論をしている最中であると承知しておりますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) やはり先ほど申し上げたことに尽きると思うんですけれども、やっぱり民間と軍用の航空交通管制の体系というものがうまくファンクショナルに整合性を持って機能しているかどうかというふうなこと、機能しなきゃならないわけですから、ですからそういう視点でもって、いろい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 前の内閣のことでもありますし、ちょっと私はその報告書は読んでおりませんが、口頭ではたくさんこのことについての話は聞いております。  そして、トータルで申し上げてよろしいですか。それともまた何かお話しなさいますか。──じゃ、申し上げさせてください。委員...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) はい。  要は、これは私は大変痛ましい事故で、アメリカが本当に気をつけてくれていたら絶対起こらないで済んだことなのにと。自分の家族がこれに巻き込まれたらどんな思いだろうかと。今はもうとにかく引き揚げということを早くしてあげなくちゃということがずっと心...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は宇和島には行ったことがございます。闘牛場もありますし、知り合いもいますし、海もきれいなところですし、そういうところで起こったことは本当に身近に感じていますが、今の厚生省の話を聞いて、そのPTSDの重要さ、これは宇和島だけではなくて、やっぱり日本じゅ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お疲れのところ申しわけございません。もう少しで終わりますので。  主体的に考えるべきものであろうというふうに考えておりまして、この問題についてアメリカ政府から今何らかの要請ということはございませんが、一言、私も思いがあって、手短に一言だけ田先生に、ぜ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ありがとうございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 残念ながらございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) そう思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) これらの経緯についてぜひ知りたいと、私の最大の関心事でございましたので、ほかにももちろん政策の問題などありますが、そういうことは十二分に事務方、特に事務次官はよくわかっていると思いますけれども、そういうふうなことはありません。
○国務大臣(田中眞紀子君) おかしいという前提でおっしゃっていらっしゃるのはよくわかりますけれども、ほかの政策的なことのレクチャーはさわりだけはだあっと簡略にやっておられますけれども、このことについては私が、ですから紙を、きょう午前中も申しましたけれども、三回にわたって四枚、そし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 予算委員を私はこの事件のときしておりまして、議員たちから予算委員の後も、それから外務大臣を拝命したころもちらちらと聞いておりましたが、具体的な仕事のデリバリーとか、日々私はとまらない列車に乗っているというような状態の中ですので、正確に面と向かってこうい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務大臣を拝命してからちらちらと、これは外務省関係者ではありませんね、伺っています。河野大臣、前大臣ではもちろんありません。川島次官でもありません。大体伺っていますけれども、だれからということでは、きちっとした話であるという形ではございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) けさ、けさ方というのは未明かもしれませんけれども、大体委員会がありますときには、ほかの役所はわかりませんけれども、類似しているのか、推測はいたしますが、一回目は、きのうは夜九時、督促して十時ごろ、各先生方の質問が九時ごろに上がったといって、なのになぜ早...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私が着任する前のときに、前大臣のときにどこまで解明されていたのか、どこまでそういうふうな、極めてわかりやすい本質的な佐藤委員の質問に対してどういうアンサーがあったのか、私はむしろ議事録等をいただきたいというふうに感じますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) いえいえ、こういうことを佐藤委員は問題意識として河野前外務大臣にも投げていらしたわけですね。そのときの河野大臣の答弁ぶりと、それを答弁後にどのように実践なさったかというふうなプロットについてこの委員会で再度質問をなさって、河野前大臣からお答えなりお返事...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、本件に関することをつまびらかにしてほしいということを言っておりますけれども、私も最終的には、ちょっと話は違いますが、きのうのお昼になって、もう一カ月以上たったから、私が会計課のファイルのあるところに行くような段階になる。すなわち、それは何かと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この国会放送もすべて川島次官以下全員外務省の方はアラートになって見ているはずでございますから、ぜひ、私が何も言わずとも、これから何分か後に役所に戻りましたら、すぐに出てくることを期待いたしておりまして、それを御報告できるようにカメラに向かって申します。...全文を見る
05月30日第151回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○田中国務大臣 桑原委員にお答え申し上げます。  まず、なぜECを相手に選んだんだろうかというポイントでございますけれども、欧州共同体は、市場統合の経験を踏まえ、九〇年代初めから他国と相互の承認協定を締結し始め、現在では欧州共同体を中心に相互承認協定のネットワークが国際的に形成...全文を見る
○田中国務大臣 もっと迅速にできなかった理由でございますけれども、昨年の第百三十八号条約の国会での審議において、第百八十二号条約を早急に締結すべしとの御指摘があったことも踏まえて、鋭意検討作業を進めた結果、今国会に提出することになりました。  それから、百三十八号はなぜそんなに...全文を見る
○田中国務大臣 確かに、G8諸国の中で締結本数を見ましても、フランスが百十五、イタリアが百八、そういうふうな数字と比べてみましても、日本は四十四本ですから、御指摘は正しいというふうに思います。  それで、外務省としては、関係省庁とともに、それぞれの条約の目的ですとか内容ですとか...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  子供の権利を守るということ、この児童労働の問題は、アジアそれからアフリカ、南米等でも問題になっていたことはよく承知しております。この最悪の形態の児童労働が大きな社会問題となるような事態が生じた場合には、現実には進行していますけれども、この条...全文を見る
○田中国務大臣 赤嶺委員がおっしゃっているのは大変重要なポイントだと思います。  なぜかといいますと、先ほどおっしゃった、日本は児童労働みたいなものは先ほど申し上げた地域のような状態ではない。ところが、国内だけではなくて児童買春等の問題が非常に深刻だと私は思いまして、これは議員...全文を見る
○田中国務大臣 またケース・バイ・ケースでアドバイスを受けながら検討してまいります。
○田中国務大臣 私もお答えできますが、せっかく副大臣が大変このことを御熱心に勉強していらっしゃるので、副大臣から御答弁でよろしゅうございましょうか。
○田中国務大臣 私もこれは日ごろからニュースで拝見したり、あとは南米で、昔はアジアでよくありましたね。もう何十年も前ですけれども、ゴルフ場なんかで、日本の商社マンとかいろいろな方がゴルフをやっておられる、一般の方でしょうけれども。子供たちがボールを拾って走り回ったり、川とか池に落...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 本日の今の段階ではまだ日程は決まっておりませんけれども、事務的に詰めていただいておりまして、総理からのお許しもありましたので、できれば総理がいらっしゃる前に伺わせていただきたいということで、先方の御都合を伺っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今月の二十四、二十五、二十六とASEMという会議がございまして、アジア欧州外務大臣会議もありまして、そのときの全体の会議でのテーマになりました事柄について御報告いたしまして、あとは一対一で二国間で話をいたしました国が数カ国ございましたので、その中で多分...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 中韓ともに教科書問題、もう御案内のとおりですけれども、それから台湾問題、それから靖国問題についていろいろとこちらからも、それから先方からもお話がございましたものですから、それを踏まえての御意見のポイントになる部分を御説明いたしました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 中韓両国ではこのような話は一切出ませんで、むしろASEMの会議の中で、ヨーロッパの国の外務大臣がいろいろ意見をランチのときにおっしゃっておられました。
○国務大臣(田中眞紀子君) この問題につきましては、まず中国側は御自分の方からは、ほかの教科書問題もそうですが、一切触れられませんで、私の方からお話を申し上げました。そして、韓国側は先方から先におっしゃったんです。  それで、私はまず、私は参拝には行かないけれども、小泉総理は、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、かつて野中先生が分祀できないものだろうかというような御発言があったことは承知いたしております。  昨日、私が発言いたしましたのは、分祀ということでもありませんし、あるいは内閣総理大臣たる地位の方が行くべきでないという議論でもございません。そうで...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それぞれの国のそれぞれの時の事情というのがあって、どこの国にも世界じゅう、判断をいたしておりますから、あのときの李登輝さんの訪日のときは人道上、治療をするということですから、その目的に限って本人も来られたということです。  それから、ダライ・ラマにつ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今回の会談では一切ございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今おっしゃったような御指摘も踏まえまして、できるだけ有識者とか第三者の意見を広く吸収いたしまして、有効にODAが機能するように努力いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) よろしいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省改革の一環として、昨日も参議院の委員会でODAの具体的なプロジェクトについての御指摘がほかの委員の方からございましたので、それも踏まえまして、きのうの夕刻、役所へ戻りましてから、すぐにこれ全部トータルで外務省関係のODA等、ほかのもございますけれ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 財政の問題もありますので、やはりむだを見直すということもありますし、それからより機能的にこういうものを動かすためには外務省中心にならざるを得ないと思うんですけれども、縦割りをやめて、トータルに小泉内閣としてどのようなODAのやり方をするかという姿がはっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 評価はもちろん必要なんですが、要するにすべてがすべて一〇〇%目に見える形で、即効性のある、効果があるものだけでは世の中ないわけでして、例えば先ほどセーフガードのことをおっしゃいましたけれども、シイタケ、畳表、ネギ等につきましても、本来外務省の、当省に関...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、全国に一万九千カ所ある特定郵便局ですけれども、この機能というものは今も大変重要だというふうに認識しておりまして、これをむしろ新しい時代にデジタルネットワークのキーステーションとして利用していくという方法もあるわけですから、これを二年後の公社化後に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 下地島と、それから波照間島での話につきましては、必要な調整等を経ているということではありますけれども、やはり住民の皆様の安全とかお気持ちに今後さらに配慮するように申し入れをするなりいたします。
05月31日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○田中国務大臣 日米関係が我が国の外交の基軸であるということは、もう申すまでもございませんし、民主主義であり、そして相互主義であり、そうした中でもって先生のおっしゃった、いわゆる戦略的なパートナーシップという面も成立するというふうに考えております。ただ、それも、今おっしゃったバー...全文を見る
○田中国務大臣 今、事務的に詰めております。
○田中国務大臣 ミサイル防衛構想につきましては、まず日米共同でその研究をするということは引き続き推進していくわけですけれども、ブッシュ大統領の声明の中で一番大事なことは、核兵器を一層削減していくというふうな大きな大前提があるわけでして、これが一番大切なポイントであるというふうに思...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃったように、現段階では技術の研究をやっているわけでございますけれども、今現在アメリカ側からは、この研究において我が国が供与した技術でありますとか、あるいはその研究の成果ないし結果を第三国に移転したいというような要請は一切なされておりません。  したがっ...全文を見る
○田中国務大臣 その答えは、今、伊藤委員がおっしゃった中にもう如実にあらわれているというふうに思います。すなわち、二国間の関係が他の第三国との関係、それを阻害するようなものであってはいけないわけですから、それをトータルな意味でもって、相互に三者間で好影響を与えるようにお互いが努力...全文を見る
○田中国務大臣 総理と個人的にまだ意見のすり合わせをするような時間がとれておりませんが、どのような御発言をなさってきておられるかということは今の段階でよく承知をいたしておりまして、安保理入りのことをもちろん問題として伊藤委員はおっしゃっているわけだと思いますけれども、これは安保理...全文を見る
○田中国務大臣 従来どおり、そうは存じますが、ところが、小泉総理は、その中で、またさらにもう少し検討をあらゆる意味でしなければいけないというようなお考えも総理が持っていらっしゃるというふうにも承知しておりますので、もう少し時間、このタイムテーブルが大変タイトでございまして、きちっ...全文を見る
○田中国務大臣 総理と認識のそごがあるというふうに、もう断定的に伊藤委員は思っていらっしゃるようです。このいただきました質問書を見ましても、総理が常任理事国入りについて慎重ともとれる発言を行っているという文言が入っておりますけれども、ですから、そごを生じないように、極めてタイトな...全文を見る
○田中国務大臣 これは、総理が衆議院の予算委員会でも答弁なさっている政府の立場と私は全く同じでございまして、そういう意味では。憲法の禁ずる武力の行使を行わないことは当然でありながら、そのような基本的な考え方は、繰り返し総理が表明なさってきております。  ですから、そういう意味で...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、その前提は、小泉総理が五月十四日の衆議院の予算委員会でおっしゃっているとおりですけれども、我が国が安全保障常任理事国となっても、憲法の禁ずる武力の行使を行わないことは当然であり、そのような基本的な考え方は繰り返し表明するということでございますから、そのス...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、総理ももうおわかりいただいているんだと思いますけれども、あえて申し上げると、従来の政府の立場を変更するという立場ではない、そういう意味の御発言ではないということを申し上げます。
○田中国務大臣 ASEMでは、通訳も入らないでというときもありましたし、ワーキングランチ、ワーキングディナーという形で、もう繰り返し、継続的、終日、ちょっと通訳の機械が壊れたとき以外は休みなしにやっておりまして、そして、そういう中でもって、WTOの問題ですとか環境問題ですとか国連...全文を見る
○田中国務大臣 沖縄県の方々の痛みは私たち日本人全員の痛みでなければいけないというふうに思っておりまして、今防衛庁長官が言われたような一極集中というふうなことは、沖縄県民の皆様に本当に多大な負担をおかけしているんだということを実感として私も感じております。でありますからこそ、SA...全文を見る
○田中国務大臣 海兵隊の問題ですけれども、六カ月のローテーションで展開をしてきているというふうに承知いたしておりますけれども、これは要するに、今おっしゃったグアムとかフィリピン、そういうところへの移転ということも、この前の委員会でたしか下地幹郎先生が、直接グアムとフィリピンも行か...全文を見る
○田中国務大臣 そういうふうなことについて、アメリカに行きましたらばこちらからプロポーザルをして、先方の意見を聞いて、そして、結果がどうなるかわかりませんが、やはりアメリカにもそういう日本の意見とか、アメリカの中からランド研究所からそういう意見も出ているということをこちらからお話...全文を見る
○田中国務大臣 私たち国会議員もそうですし、一般国民も、世界が少しでも平和になって紛争がなくなるようにする、そのために外交努力もしなければならないという基本認識はどなたも持っていらっしゃると思います。しかし、残念ながら、我が国を取り巻く国際環境というものはまだまだ不確実性や不透明...全文を見る
○田中国務大臣 今、高木委員がおっしゃいましたように、個別には、PKOにしろシーレーンにしろ、安保理の問題とか後方支援の問題とか、いろいろテーマがありますけれども、集約的には、今おっしゃったとおり、要するに、日本は集団的自衛権を国際法理論上どうするのかということになると思いますが...全文を見る
○田中国務大臣 これは、先ほども私は検討に値するということを申し上げましたけれども、要は、中谷長官もおっしゃったように、国民の皆様が参加するということがキーだというふうに思います。要するに、公開性と説明責任といいますか、アカウンタビリティーとトランスペアレンシーということだと思う...全文を見る
○田中国務大臣 私も、国務大臣の発言も、それから一国会議員の発言も、社会的地位のある人の発言というものは首尾一貫しているのは当たり前だと思っております。  ただし、先生は外務大臣に将来多分おなりになると思いますから、なられたらおわかりになると思いますが、大変過密なスケジュールで...全文を見る
○田中国務大臣 私自身の強い意思です。
○田中国務大臣 それは、会話でございますから、こちらからテーマとして抱えていきたい問題もございますし、先方からおっしゃりたいこともあると思います。時間の制限等もあると思いますし、これが今回実現できるかどうか、こちらはアイドリングして待っている状態でございますので、まだ今は具体的に...全文を見る
○田中国務大臣 北朝鮮との問題では、もう御案内のとおり、二つ大きくテーマがあると思います。人道上の問題、それからもう一つは安全保障上の問題があります。殊に、人道上の問題、拉致問題は、決して絶対に避けて通ることはできない、譲ることのできない線でございます。  ですから、このことも...全文を見る
○田中国務大臣 北風も太陽も、いずれも必要であろうというふうに思います。ちょっと一言加えさせていただきますと、私は、国会議員になりましたときに地元の方たちに申し上げたのは、もちろん今おっしゃった柏崎原発の問題とか、それから拉致事件の横田さんのこととか、たまたまこれは偶然新潟県、お...全文を見る
○田中国務大臣 過去の私が発言してきております信念、哲学、政治家としての心構えをよく簡潔に御披瀝くださったと思って感動いたしました。なかなかこういうことはありませんので。さすが早稲田の御卒業で、いい教育をお互いに受けたのかいなと思っておりましたけれども、これは割愛いたしますが。 ...全文を見る
○田中国務大臣 アメリカの北朝鮮政策の見直しですけれども、これは今、ほどなく終了する、すなわちオンゴーイングで、やっている最中だというふうに理解しておりますので、またその結果も踏まえまして、日米韓で、三国間で緊密な連携をとりながら、知恵を出し合っていきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○田中国務大臣 ぜひ一言。  また私の過去の発言を大変正確に覚えていらっしゃって、記録していらっしゃって、読売新聞は私のことを嫌っていて余り記事にしてくれておりませんでしたので、多分、読売新聞御出身の、母体の読売以外からスクラップなさったのかしらと思って感動して聞いておりました...全文を見る
○田中国務大臣 これはもうまさしく国の、国家の危機管理の根幹に触れる問題だと思います。そして、現在の認識におきましては、憲法の範囲内で行うということに尽きると思いますし、先ほど伊藤先生のお尋ねの中でもるる細かいことを申し上げましたので繰り返しませんけれども、聞いていらっしゃったで...全文を見る
○田中国務大臣 頑張ります。頑張ります、大きな声で言います。
05月31日第151回国会 衆議院 本会議 第34号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 緑と自然は、私たちの心身をいやしてくれる、大変大切なものでございます。後藤茂之議員が先ほどおっしゃいましたように、共生をしていかなければならないということは、全く同感でございます。  環境問題として、森林の違法伐採の問題は、大きな問題の一つでありまし...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答えする前に、衆議院本会議答弁がございまして遅参いたしましたことをおわび申し上げます。  普天間の問題ですが、私は就任のころから、できるだけ早くに訪米をして、そしてフェース・ツー・フェースでアメリカが、安全保障の問題ももちろんですけれども、そのほか...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、そうです。事実でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 正確を期するために、ちょっと済みません。  海兵隊の、きょう午前中申し上げたことですけれども、グアム、フィリピンへの移転、これにつきましては、自由民主党の下地議員から、前回、図を示してのお話があったりするという機会もございまして、沖縄にあらゆる施設が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もそのように思っておりますし、多くの国民の皆様が思っておられるように、やはり成熟した日米関係というものが、日本の経済力も世界で第二位になりましたし、そして国民の皆様の受益と負担に関する意識も非常に高まってきているというふうに思いますので、そういう皆様...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 直接の耳で中谷長官のお声は伺っておりませんですけれども、私もランド研究所については再三再四あらゆるところで意見を聞かれておりますけれども、これは民間のシンクタンクの考えであるから政府はコメントをしないということではなくて、むしろ、せっかくこういうアドバ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 過去のことも含めて、正確を期するために事務方からの答弁でよろしければいたしますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) 地位協定の改定につきましては、とにかく機敏に対応するということが基本だろうというふうに思いますので、運用を改善していくということでございますけれども、それでも効果がなければ改正も視野に入れる、前回もそのようにお答え申し上げたと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 政府としては、イルクーツクの首脳会談までに達成されてきた、ずっと時系列的にございますが、御存じのことだから復唱はいたしませんけれども、そのすべての達成されてきた成果を引き継いで、北方四島の帰属の問題をまずはっきりとして、そしてその問題がはっきりと解決し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 北方四島は日本固有の領土でございますから、領土交渉をするときには絶対に原則は曲げるべきではないと思います。したがって、まず四島の帰属の問題があって、それが解決してから平和条約を締結する、これがあくまでも基本です。
○国務大臣(田中眞紀子君) 何ですか。手順から離れた──最後が聞き取れませんでした。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、北方四島の四島の帰属の問題を解決する、それから平和条約を締結するということです。
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、聞いています。
○国務大臣(田中眞紀子君) この内閣が、財政上も大変厳しいので、今、先生がおっしゃったような状態にあると、そういうことを達成するためにも、我が省としても、ODAの中で余り機能しない、あるいはしていない、あるいは、初めはもちろんよかれと思って始めておりますけれども、時間の経過ととも...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、きょうの朝刊でしたか、これについて載っているものがあったと思いまして、たしかけさだと思いますが、読んでびっくりいたしましたけれども、でもこの事実関係は正しくはまだ承知しておりませんので、しっかりとフォローアップしていかなければならないというふうに...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) フォローいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) このことは、私はたしか五月二十三日ごろの読売新聞の報道で知りましたのですけれども、今おっしゃったように、採択決定前の市販というものを禁止する法令は今のところ日本にはないそうでございますけれども、文部科学省の所管マターとはいえ、教科書の採択というものが制...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 文部科学省と、問い合わせをして話し合いをまずしてみたいというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) OECDの議会というよりも、私はもっと最も直近の情報を自分自身で体験しましたので、それを披瀝してかえさせていただきたいと思います。  と申しますのは、二十四、二十五、二十六と今月、北京でASEMの会議がありまして、そこに各国の、アジア及びヨーロッパの...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 二つ目からお答えいたします。当然続けた方がよろしいと思います。公開性というものは大変大事だと思っていますし、外務省のマターがアカウンタビリティーをもって遂行されるということを国民の皆様に証明するためにもこれは絶対続けるべきだと思います。  それから、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) あのとき、たしか私の留守中に杉浦副大臣がその件で何かコメントなさっていると思いますし、御本人がおられるので、副大臣からでよろしゅうございましょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 有事のときに必要であるとかなんとかいろいろ理由があるのかもしれませんが、私もちょっと伺いたいんですが、河野前大臣に四月三日に聞いたとおっしゃいましたね。その後、委員会はなかったんですか。何で河野大臣にもっととっちめてお聞きくださらなかったんですか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 聞くように申します。聞いてください、北米局長に。ここで申しましたから、後ろに聞いてください。教えてください、私にも。  時間が何でこんなにかかるのか、私もわからないんですよ。今おっしゃいましたように、日本共産党さんと自由民主党の見地が違うだろうという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 事務方によく申します。申しました。──お聞きくださいましたね。
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員長、意見を言いたいんですが、よろしいですか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 自民党の小泉さんの御意見を共産党の小泉さんに私が少し通訳してさしあげた方がよろしいかと思いまして。  今のと同じ、関連のことですが、私がいただきました質問も同じものですが、要するに、国際法理論上の集団的自衛権の行使、委員のお尋ねですけれども、これを容...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私、この資料は、率直に申し上げますが、この委員会の始まる三十分前に、実はこれが出ていましてといっていただいたので、できるだけ余裕のあるときに、もう書類と時間で追っかけ回されていますので、ちょっと落ちついた時間があるときにしっかりと拝読させていただきたい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いや、でも関係あるんです。
○国務大臣(田中眞紀子君) いや、これは大事なポイントだから、ぜひ言わせていただきたいと思います。  これは、そういう教育を、私は今おっしゃっている吉岡先生の質問に戻るんですが、そういうようなことのためにも、外務省の史料館も、それから三笠宮殿下の本も、そのほか先生が時間があれば...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、もう当然省になるべきであろうと。何でやらないかということにつきましては、今も関係者から取材いたしましたら自社さの連立の中であったということですが、できるだけ早く省にしていただきたいと思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 佐藤先生は、いわゆるデュー・プロセス・オブ・ローというものの重要性を法律家としておっしゃったというふうに思います。それは私も理解できます。  二つ目として申し上げたいことは、私はそれを、これはぱっぱと返せか何か、その新聞もテレビも見ておりませんし、そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) から来たからということをおっしゃいましたけれども、何か私が聞いた話では、そのシンガポールか、あるいは本人が希望するところか、あるいは国籍のあるドミニカというふうなチョイスがあって、御本人が中国を希望したのだという説明を受けました。結局、入管と、法務省と...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 何度も聞いておりますけれども、本人が、金正男さんというんでしょうか、であるということの身元の確認は最後までできなかったという報告を聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) これもまさしく法務省で、入管で対応していたのも、まず窓口が法務省であったというふうに聞いておりますし、それから、こちらは人定と入国目的、この二点について聞いてほしいということを言いましたけれども、その二つが余りはっきり最後までいたしませんでした。
○国務大臣(田中眞紀子君) 期待していただくのも支持していただくのも大変光栄でございますけれども、一人で何でもできるわけではございませんで、やはり内閣の意思というものもございますし、私の内閣でももちろんございませんし、あらゆる方の判断資料を勘案してお決めになったというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ただいま議題となりました国際労働機関憲章の改正に関する文書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正文書は、平成九年六月にジュネーブで開催された国際労働機関の総会において採択されたものであります。  この改...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○田中国務大臣 これにつきましてはもう一回きちっと整理をしておいた方がよろしいと思うのです。アーミテージさんが来られたのが五月の八日だと思いますけれども、その前に、着任をしてすぐに、外務省が抱えているマター、たくさんいろいろな問題がございますけれども、それについて事務方から簡略な...全文を見る
○田中国務大臣 それは、報道が先走っておりますので、それが定着をすると認識にそごが生じると思いまして、まずマスコミに対して、それは委員会がもちろん一番重要なことは百も承知でございますけれども、メディアが何かを言うことによってどんどんそれが増幅されていって誤解が生じてきます。そうす...全文を見る
○田中国務大臣 最初の問題に申し上げますが、委員会軽視などではございません。そういうふうな誤解を生じるといけないと思ったものですから、時を早くに話をしたということが、最初のことでございます。  それから、十四日の機密費を十五日に、これはもう行動と結論を見ていただければわかるわけ...全文を見る
○田中国務大臣 これは、中にいらっしゃればよくおわかりになると思いますし、きょうもまた副大臣や複数の政務官も出席してくださっていますが、日に日に極めて緊密になりつつ、また公開性も高まりながら、とにかく若い外交官の皆様たち、それから、若くなくても、先輩で退官なさった方もそうですけれ...全文を見る
○田中国務大臣 きのうは、総理とお目にかかり、また電話でもお話をしておりますが、そのようなことは報道以外、私は直接一度も伺っておりません。むしろ、よくやってくれてありがとうということを直接伺っております。
○田中国務大臣 直接は一度も総理の口からは聞いておりません。メディアでそういうふうに報道されたということは承知しておりますけれども。
○田中国務大臣 再度申し上げます。  私に対しては、ございません。
○田中国務大臣 日々外交に専念しておりますものですから、十一月に議員さんが書かれた本は読んでおりませんが、いろいろな方がいろいろな本をお出しになっていますので、それは今聞きおくということでございますが。  チームとして非常によく職員の皆様とも、それから政務官や副大臣の皆様とも仕...全文を見る
○田中国務大臣 外務省すべてを、今のお尋ねのことも含めて抜本的に改革するためにはどうすればいいかというような改革会議の提言、それからそのほかにも副大臣を中心として提言ができてきておりますので、それらを踏まえて皆さんで前向きに検討して結論を出します。
○田中国務大臣 すべてを含めて、今おっしゃったことを全部含めて、改革会議等の提言も含めて検討して決断を下すということを申し上げております。
○田中国務大臣 全然トーンダウンはいたしておりません。結果をごらんになってください。
○田中国務大臣 内閣の一部、一員でございますので、もちろん総理や官房長官等と相談をして結論を出します。
○田中国務大臣 すべてを勘案して結論を出します。
○田中国務大臣 食い違いはございません。ただ、時系列的にしっかりと物事というのは申し上げなければいけないと思うんですが、マスコミにどうぞ振り回されないでいただきたいんですが、二十四、二十五、二十六と、二十四日の朝の飛行機でASEMの会議に行くために北京に参りました。その記者会見は...全文を見る
○田中国務大臣 電話会談につきましては、やはり先方のお立場もありますし、短い時間でもありましたし、逐一御報告はしないことになっております。
○田中国務大臣 インターネットに詳細な会議録とおっしゃいましたか。そうですか。  私は、とにかくどこの国も相手があるものでございますから、ですから、こういうことは逐一、私が着任する前から、前外務大臣も複数いらっしゃいますけれども、こういうところでもってコメントやら発表はしないと...全文を見る
○田中国務大臣 相手がありますから、逐一そういうことについてはお答えをしないというのが原則でございます。
○田中国務大臣 外交の中で、他国がどのような思惑を持っているかとかいうことは、私どもがそれについてコメントをするべきではありませんし、ASEMがアメリカを抜いてというよりも、ASEMというのはアジアと欧州の外相会議でありまして、初めからアメリカが入っていない会議として国際的に認知...全文を見る
○田中国務大臣 会談のその場にいらっしゃらなかった方が、持って回った言い方をしたかしないかどうしておわかりになるのか、先ほど来非常に不思議に思っておりますけれども。  質問の御趣旨は何でしょうか、もう一回お願いします。
○田中国務大臣 期待を持たせたかどうか、そういうふうな情緒的なことは私はわかりませんが、三十五の質問のポイントにつきましては、もう委員御存じじゃないのでしょうか。  これは文部科学省マターでございまして、そこで三十五のポイントについては、今鋭意真摯に受けとめて精査をしております...全文を見る
○田中国務大臣 お答えを申し上げる前に、中野先生と私は初めてではございませんで、厚生委員会の理事のときに、先生の御地元の豊中市にバスでみんなで押しかけまして、親しく視察をさせていただいて、お昼も御一緒したと思っておりますが、印象が薄かったようで、今度はしっかり覚えていただきたいと...全文を見る
○田中国務大臣 今、父とのことをおっしゃってくださいましたけれども、父と比較されるのはヒカク三原則で、私としてみると余りありがたい話じゃないわいと思っておりますけれども、ただ、亡くなってからいろいろとお手本のように褒められて、多分泉下の父も面映ゆい思いをしているのではないかと思い...全文を見る
○田中国務大臣 外務委員会それから予算委員会等で、衆参両院で議論されている中で、日本の国会が、要するに有権者の皆様の代表である国会議員の皆様が質問なさっているアメリカに対する質問、これに、私がアメリカに対して、私のカウンターパートはコリン・パウエルさんですけれども、今時期的なもの...全文を見る
○田中国務大臣 謙虚でありまた素直でもあるのでございますが、そうでない面も私もございまして。  やはりアメリカとの同盟は極めて重要であると思っております。日本にとって大変重要なものでありますので、今までの諸先輩が築いてこられたものを基本としながらも、もっとイーブンな、きのうの委...全文を見る
○田中国務大臣 細かいことを言えば切りがありませんけれども、基本的には、ブッシュ政権になって強力に打ち出していらっしゃるミサイル防衛構想、これでどのようなことをどのぐらいのスパンで考えておられるのかということ、私どもはその研究を今一緒にやっておりますわけですから、そういうふうなこ...全文を見る
○田中国務大臣 集団的自衛権につきましては、先生が既に御案内のとおりで、過去にもそういう御議論をずっとなさってきていらっしゃると思いますけれども、国際法上は認められていますけれども憲法上は許されぬといって、もうずっと確定してきているということでございます。  それで、先生が自衛...全文を見る
○田中国務大臣 今のところは個々の例で判断をしていると思いますけれども、今中野先生がおっしゃったような状態でありますからこそ、この小泉内閣は、世の中のいろいろな変化も踏まえまして幅広く多様な意見を聞いて、それで、集団的自衛権の問題もそうですけれども、アメリカとの関係、今おっしゃっ...全文を見る
○田中国務大臣 憲法調査会を逃げ口上にして言っているのではなくて、私みたいな者が、国会議員に当選してたった八年ですが、これよりももっともっと早くに憲法について、タブー視しないで議論をする場があればよかったのに、政界の諸先輩がそういうふうな問題意識を早くに持ってくださればよかったの...全文を見る
○田中国務大臣 今の中野先生が発言なさった中に、日米間の一番ポイントとなることがまことに見事に収れんされていたなと思って、さすが大先輩の御発言で、感服して聞いておりました。  それらをもう一回私なりに考えて、わからないところは、外務省の皆さん、それからやはりベテランの、先輩の外...全文を見る
○田中国務大臣 申し上げる前に、私、三人の外務大臣経験者は本当に……(中野(寛)委員「そんなのどうでもいいんです」と呼ぶ)いや、どうでもよくないんですよ。どうでもよくありません。そういうことで判断間違えますからはっきり申し上げますけれども、私はへつらっているわけでもなくて、大変日...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、舌足らずで申しわけないのですけれども、基本計画の策定に今具体的に取り組んでおりますので、それを踏まえてまいります。
○田中国務大臣 御指摘がありましたように、天然ガスというものが提供されておりますし、また、我が国からは毎年大体二千億円ぐらいの援助をしているというふうに思います。  このインドネシアとの関係というのは極めて緊密でなければいけませんし、歴史的にも、私も、スハルト政権ができて一週間...全文を見る
○田中国務大臣 十三億の民がいる中国の実情を中野先生が上手にまとめてお話しなさいましたので、繰り返しませんけれども、この話は、やはりASEMの中でよく出た問題なんです。  中国で、私たちはこれだけきょうは歓待してもらって、ごちそうをいただいている、けれども、中国の将来、今の現状...全文を見る
○田中国務大臣 中野寛成先生からの御質問の冒頭にもありましたことの復唱になりますけれども、それでよろしゅうございますか。(首藤委員「どうぞ」と呼ぶ)質問者が違いますので、改めて、また違った気分でお答えをさせていただきます。  言葉を自分なりに収れんしていくと、やはりまず日本の国...全文を見る
○田中国務大臣 外務省機能改革会議という名のとおり、やはり外交の最前線に立つ外務省がもっと機能的にいいエネルギーを出せるようにしていくということで整理を今回するということです。
○田中国務大臣 国民の目線を忘れた外交をやっていたのでいろいろな事件が起こったのではないでしょうか。したがって、国民の目線、国民の皆様の考え方をベースにして国益につなげるということでございます。
○田中国務大臣 言語感覚が違うのかもしれませんけれども、私は、外交青書の中にありますのも、それから外務省の今回の改革のことにしましても、私が言っていることも、一つの点で、ばらばらのようでも全部糸でつながっていくものだと思います。  すなわち、国民の皆様の目線、それが過去には一番...全文を見る
○田中国務大臣 国益というのは、私は、先ほど中野寛成先生に広義である、広い意味でということをいろいろ例を挙げて申し上げたので、お聞きになっていらっしゃらなかったのかもしれませんけれども、国益とか愛国心とかということは、狭くとらえると軍国主義みたいな狭いものになりますけれども、国益...全文を見る
○田中国務大臣 何か首藤先生がおっしゃったのは国際会議は砕けていると。先生からすれば砕けているかもしれませんが、私が行きましたASEMは砕けておりませんで、フレンドリーでしたけれども極めて実質的な会議でございまして、どこも砕けておりませんでした。まずそれを御報告いたします。何でし...全文を見る
○田中国務大臣 ミサイル防衛構想については、ASEMというのはアジアとヨーロッパの会議でございますので、テーマになっておりません。個別に話をするようなことはありました。ほかの国間が何をしゃべっておられるか、私は聞こえませんでしたけれども。ですから、イシューになったことについてお送...全文を見る
○田中国務大臣 朝鮮半島はもう御案内のとおり、北と南の問題もございますし、それから日米韓の中でなければなかなか解決できないような問題もたくさんございます。そして、そういう中でもって、欧州の方、今回のASEMに来られた代表の中では、日本と北の間でもって誘拐事件があった、拉致事件があ...全文を見る
○田中国務大臣 アブダクションという言葉を使ったかもしれません。自分のしゃべった英語を全部チェックしているわけではございませんけれども。
○田中国務大臣 存じません。  それから、公式の発言のときは、きのうは誘拐というか拉致事件のことについて、日本語で——だから間違いがやはり生じるといけないのですけれども、拉致事件のことにも触れただろうかというお尋ねがほかの会でありまして、触れましたと言ったのですね。そのときに私...全文を見る
○田中国務大臣 英語でやったなんということは、全然威張ってもおりませんし、自慢もしておりませんし、私の英語はつたないのでございますし、外交官の専門家のサポートも得ております。  それから、人事は凍結ということを申しまして、急だったので、メディアもびっくりしたのでフリーズですと言...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  その前に、何か先ほど、ホテルがどうとかいっぱい言っておられましたけれども、私も仕事を一生懸命やっておりまして、そういうものを見ている暇もないのですが、ドタキャンとかおっしゃいましたが、これは外国で通じないと思いますので、それも英語力のない...全文を見る
○田中国務大臣 私の前任者と前欧亜局長がどのような会話になったのか聞いておりませんので、事務方から後ほど先生のお部屋に御報告させていただくので、よろしゅうございますか。
○田中国務大臣 基本的なベースは、先ほど申し上げたようなことで日本の政府は一貫していますから、そういうことであろうと推測はいたしますが、また、先ほど申し上げましたように、御報告を正確にお届け、英語のですね、ASEMでの会議の、そんなにびっくりなさらなくて大丈夫です、御要望のものを...全文を見る
○田中国務大臣 この問題は副大臣が大変詳しくておられますので、副大臣から答弁いたします。
○田中国務大臣 我が国はいろいろな国に対してたくさんの、各種のODAをいたしておりますけれども、その一つ一つについて申し上げることはできません。ただし、やはりそれぞれが必要性があって、そうして先方からもぜひということがあってスタートしていると思いますので、やはり進行している中でも...全文を見る
○田中国務大臣 経緯がわかりませんので、持ち帰って検討いたします。
○田中国務大臣 ケニアの問題に大変詳しくていらして、るるおっしゃっておりまして、円借款というものは、相手国の債務負担能力というものを含む経済状況に配慮した上で供与を決定すべきことであるということを御指摘なさったと思います。まさしくそのとおりでございますから、やはりこれもしっかりと...全文を見る
○田中国務大臣 委員は、それは週刊誌か何かでごらんになったのでしょうか。
○田中国務大臣 そうでありますと、一々政府から委員の方に、何とか調べるとかそういう筋ではないと思いますので、きょうの委員会で最初のお尋ねの方にも申し上げましたけれども、もう今退席されましたけれども、マスコミにこう書いてある、テレビでこう言った、だからこれはどうだ、これはどうだと言...全文を見る
○田中国務大臣 まだ鈴木先生は亡くなったわけではありませんから、無念だとか思っておられるかどうかもわかりませんから、余りフライングなさらないでください。  公電内容について、一つ一つ公表もいたしませんし、それに基づいて、調査をしろとおっしゃいましたか。(首藤委員「公開してくださ...全文を見る
○田中国務大臣 今そのような考えはございません。
○田中国務大臣 臭い物ともわかっておりませんし、メディアで報道されたことについて一々対応はしないというのが基本原則だと申し上げています。
○田中国務大臣 ODAは、本来の趣旨、それにかなっているかどうかという原点に立ち返って、見直すなり検討をいたします。
○田中国務大臣 いろいろな民族、いろいろな宗教が地球上にございまして、それぞれの立場をやはり尊重できるような人づくり、そして、またこんなことが起きないように、起こった場合もそれにしっかりと対応できるような体制を準備いたします。
○田中国務大臣 きのうの委員会でございました上瀬谷通信施設の問題とか、あれはきのうお答え申し上げましたので繰り返しませんけれども、この問題も、相模湾の行動区域ですけれども、あのえひめ丸の事件等もありますから、やはりみんな非常に過敏にならなければならないということでありますので、今...全文を見る
○田中国務大臣 今たまたまラスク長官と小坂さんの話が出ましたけれども、あれは、アメリカはケネディ政権でディーン・ラスク、こちらは池田政権で小坂善太郎さんで、私は、あのときは父が大蔵大臣だったので、ケネディ政権のラスクさんにもお会いしましたし、あれからずっとであれば、大変長い間の時...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの繰り返しになりますが、事務方にもう一回現場で確認をよくするように申します。
○田中国務大臣 今局長が申しましたことと同じでございますけれども、やはり司法当局がそのような検証を行うという判断を下したんでありますれば、それはもちろん、アメリカに伝達をしたということでございますけれども、それに適切に対応していくということになります。
○田中国務大臣 もちろん国も検証に協力をいたしますことを約束いたします。
○田中国務大臣 ただいまの夜間訓練ですけれども、訓練区域外での訓練が一応オーケーされているとはいえ、やはり安全性とか住民の皆様の騒音に対する思いとか、そういうことに対するデリカシーといいますか、デリカシーというほど簡単なことじゃないと思いますね、そういう基本的な認識がやはり欠落し...全文を見る
○田中国務大臣 さきの委員会で受益と負担というのを申しましたのは、あれは沖縄だけが負担をしてほしいというふうなことで矮小化して言ったものではございませんで、私は、あの米軍の若い兵隊さんそれから日本の自衛隊の一線にいる方たちの緊張感というものを目の当たりにして、そのすごさというもの...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、これが先ほど申し上げたSACOの最終報告ということになりますけれども、SACO最終報告の実施によって、先生すべて御存じのことですけれども、沖縄県に所在する米軍施設・区域の二一%が、面積は例えば返還される。ほかの地域でももちろんそういう問題がありますけれど...全文を見る
○田中国務大臣 基本的な考え方にありますのは、拡大ではなくて整理縮小ということです。  それから、先ほど申し上げました二一%というのは、米軍の施設・区域の二一%、すなわち面積でいえば五千二ヘクタールですから、面積を申し上げているわけでございます。
○田中国務大臣 これは結論だけ申し上げますと、改定できることはしていかなければならないと思いますけれども、要は、もっと機敏に即応性を持って対応できるようにするということがまずあると思います。
○田中国務大臣 改定を望んでいらっしゃるお気持ちは十二分にわかりますけれども、先ほど来申し上げていますように、まず、やはり改定できることはやりながら、さらにもっともっと迅速性を持って、そして即応性を持って機動的に対応していくという段階でございます。
○田中国務大臣 私の知る限りではございません。
○田中国務大臣 即応性、機敏性ということを先ほど来申し上げているのですけれども、これはまずは運用の改善をしてみるというところから、やはり相手のあることでもありますので、そこからスタートしていると言わざるを得ません。
○田中国務大臣 目的ということとか、それから起こってきている個別事案とか、それぞれやはり精査してみなければいけないと思うのです。個々の問題をしっかりと解決していくということはやはり大事なことだと思いますし、それから、改定ということにはまたそれなりの大きな意味があるわけですから。や...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃったリストは、まだ時間が短くて、日々追われておりますものですから見ておりませんけれども、ちょっと時間のあるときに、落ちついてしっかりレクチャーを聞きながら、私自身、これは疑問があるとか、なぜできないのかということを聞きながら、今その時間的ゆとりがまるっき...全文を見る
○田中国務大臣 お待たせしました。ございます。例えば、昭和四十七年五月十五日、沖縄の復帰に伴う個々の施設・区域の提供に関するもの、こういうものです。
○田中国務大臣 特別ありませんけれども、必要に応じてその都度決めているということでございます。
○田中国務大臣 目的に応じて明記してやる場合とそうでない場合とがあるということです。これは通告質問でございましたか。(東門委員「いや、時間があればということで」と呼ぶ)ちょっと細かいことは通告なしだと間に合わなくて、申しわけありません。
○田中国務大臣 それは、されます。
○田中国務大臣 細かいことにつきましては、通告なしですので、事務方からお答え申し上げます。
○田中国務大臣 私は、副長官と親しくないなんてことは前回言っておりませんよ。同期で親しいし、また同じ閣内で一緒に行動しておりますよ、あなたよりも、むしろ米田先生よりもお会いする機会が多いんじゃないかしらということを申しました。間違いのないように記憶をしっかり整理していただきたいと...全文を見る
○田中国務大臣 まだ寛容とかなんとかということは私は決めても思ってもいませんし、それほどその局長が私と仕事を始めてから一カ月の中でそうした恣意的な発言なり誘導を私にしたとは思っておりませんから、その局長のことだけに何でこだわっておられるか。結果として、結果オーライで、ちゃんと李登...全文を見る
○田中国務大臣 全然論理矛盾しておりません。  伏魔殿というのは、私が着任いたしましてから一カ月ちょっとですけれども、その間、意図的に発言していないものをしているようなことを言ってメディアに流すとか、それから、首脳とのバイの電話、そういうものについても事実でないものを流すとか、...全文を見る
○田中国務大臣 かねてから米田先生はこのことを党内でも発言なさってこられて、よく勉強なさって疑問を呈しておられるということは十二分に承知しております。  事実、日本からの千二百億ドル近くのODAというものがありますけれども、初めの趣旨は、今防衛庁も言いましたから間違いない数字だ...全文を見る
○田中国務大臣 公式の発言は、時間の関係もありまして、もう御存じでしょうから、お話はしてありますけれども、あの会議は、えらく集中的にワーキングランチ、ワーキングディナー、ワーキングランチという形でやりまして、そして幸運にも隣がずっと韓長官でありまして、それでいろいろなことを話をす...全文を見る
○田中国務大臣 子供たちが大きくなりましたけれども、相変わらずやかましいのは、値段と賞味期限でございます。
○田中国務大臣 お答えする前に、太郎先生のお父ちゃま、私の前任の外務大臣も御苦労が多かったでしょうに、また、どんどんと早く片づけていれば私がこんな苦労しなくて済むのにというぼやきをまず申し上げておきます。パパによろしくおっしゃってください。  このカルタヘナについて、話は事務方...全文を見る
○田中国務大臣 もうちょっとしゃべっていていただけたらありがたいんですが。この間幾つかばあっとイシューがあったうちの一つかもしれませんので、正確を期するために、もう少しこの重要性についてお話しいただけますか。すぐできますから。
○田中国務大臣 友情に感謝いたします。  このカルタヘナ議定書の問題ですけれども、これは署名にはちょっと間に合わなかったんですが、締結に向けて極めて積極的に今努力、鋭意やっているというところですから、先ほどの私の答弁よりもずっとずっと前に出ております。
○田中国務大臣 大変勉強になりました。  これはちょうど米田先生が先ほど来指摘なさっている、当省の幹部がついこの間行ってこられて、うまく機能しておりますという報告を受けたばかりでございますけれども。  だから、もう皆様の方がよく御存じですけれども、ODAは大体、民生目的の支援...全文を見る
○田中国務大臣 なるほど、説得力があるというふうに思いました。  役所の視察団をまた無視するわけでもございませんから、やはりたくさんの情報を、私が世界じゅう全部飛んで見るというわけにもいきませんので、幸いこの内閣が聖域なき見直しということを言っておられますので、本当に真剣に改め...全文を見る
○田中国務大臣 トータルで削減とか何%ということではございません。それは委員が先ほどおっしゃったとおりでして、ODA本来の目的が何であるかという原点に立ち返って、プロセスの中でもっていろいろな問題が生じているところもあるでしょうし、それをまた乗り越えてさらにやった方が大きな成果を...全文を見る
○田中国務大臣 中国だけが聖域ではございませんので、それも含めてと理解していただいて結構です。
○田中国務大臣 そういう御意見もあろうかと思いますが、何分にも時間がえらく限られておりましたし、それから、中国側は議長国でしたから、基本は国際会議だったんです、ですから、バイのときにそれほどたくさん時間をいただくわけにいかなかったものですから、ちょっと時間的な問題でかないませんで...全文を見る
○田中国務大臣 集団的自衛権の問題は、きょう午前中かなり細かく中野寛成先生にお話し申し上げたというふうに思っていますが、今のお尋ねに対しましてですけれども、我が国の外交、安全保障政策は、いつも言っていることなんですけれども、そうした憲法の解釈の枠内で遂行されておりまして、その意味...全文を見る
○田中国務大臣 これは別に情報を隠す必要もないので申し上げますけれども、ディーニ外相とは、こちらが韓国、こちらがイタリアという感じでいつもいつもずっと一緒におりまして、その中でいろいろな会談をすることができました。オフィシャルな発言を前を向いてやっているほかにもしゃべるわけですよ...全文を見る
○田中国務大臣 また新聞の間違い記事をもとに聞かれているかと。すぐ思い込むものですから、済みません。  これは基本的には、ミサイルの拡散がもたらす深刻な脅威については、日本も認識を共有しておりますし、それから、とにかく核の一番大事なことは、一層の核兵器の削減ということが目的にア...全文を見る
○田中国務大臣 ただいま議題となりました二千一年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この協定は、平成十二年九月にロンドンで開催された国際コーヒー理事会において採択されたものであります。  この協定は、有効期間が延長さ...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 阿南委員から時系列的に報道等をフォローしながら克明に御指導をいただきまして、ありがとうございます。まず御礼を申し上げます。皆様、大変未熟者の私を不安に思っておられるということをいたく感じますし、また私自身も、なお一層御指導を仰ぎながらしっかりと重責を担...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 千葉景子委員にお答えを申し上げますが、多分私たちみんな、国会議員も党派を超えて、また国民の皆様とも思いはそんなに違っていないのではないかという思いを私はこの四十日間の中で深くしております。  それで、ズームを引いて考えてみますと、先ほど阿南委員がおっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 小泉内閣はとにかく聖域なき改革ということをおっしゃっていますし、それから機密費の減額ということもたびたび総理がおっしゃっておられます。  それを踏まえまして私たちが今目指しておりますことは、実態が何であるかということの掌握なんですね。それに一カ月近く...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) もちろんいたします。ちょっと寒くなったので、済みません。ちょっと行ってすぐ帰ってきます。副大臣がおられますので。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今ほどは失礼しました。  おっしゃる御趣旨はわかりますけれども、やはり報償費というものの性格上、先ほど申し上げましたけれども、すべてをつまびらかにしていくというような性格のものではないというふうに思っております。ただ、今回のようなことがあって、渋々役...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今回の機密費の問題は、副大臣を中心として新しい改革案とか、その他いろいろお仕事をしていただいています中でも、すべてあらゆる項目が機密費という中でもって処理されているということは一番初めに指摘されておりますし、また副大臣ではなくて、前の内閣から発足してい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的な額ですとか、それは今の段階では申し上げられませんけれども、これは国民の皆様から内閣を信頼していただけるかどうかということだと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) また参考にさせていただきたいと思いますし、またお骨折り、本当に御立派だと思って、敬服いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も今、お昼のニュースでしょうか、それを私はちょっと来客中で見ておりませんでして、メモが入ってきまして、そういうふうなことが報道されていると、元総理がそういう発言を官房長官になさって云々というふうなことを聞きまして、どういうことかしらと私も思いました。...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今ほど申し上げましたように、私はお昼のニュースを来客中で見ておりません。メモで、そういうふうなことが、やりとりが報道されていましたよということを後で伺いました。今も官房長官いらっしゃったんですが、そういう話は全然しておりませんので、官房長官も多分定例の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この問題は前から質問がありましたときもお答えしておりますけれども、委員は違う方だったかと思いますけれども、採択の決定前の市販を禁止する法令は今のところ日本にはございません。したがって、文部科学省の所管の事項でございますので、これ以上今申し上げることはで...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アメリカの対中政策に大きな基本的な変更はないということをブッシュ新大統領もおっしゃっておりますので、それを私どもはそのとおりに認識をいたしております。ブッシュ政権は米中間の三つのコミュニケに基づいて一つの中国の政策を継続する旨表明しておりますし、その中...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 確かにクリントン政権では中国を戦略的なパートナーシップだと言っておりますし、今度のブッシュ大統領は戦略的な競争相手ということを言っておりますけれども、それにつきましてはほかの国のことでございますからコメントはいたしません。
○国務大臣(田中眞紀子君) けさ、最初の阿南委員のお尋ねのときにお返事を申し上げてあるんですが、けさの、朝九時十分に事務次官を通じまして凍結を解除といいますか承認をいたして、完結いたしましたことを御報告いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、そうです。転勤及び退職、十九人全員です。十九人、十八足す九ですから十七人じゃないでしょうか。十九人というのはどこから出てきますか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私がきょう役所からもらった書類は、質問通告なさったのは十九人の大使の人事と書いておられますね、通告には。きょう正確に役所の方から来ましたものは九人足す十八人でしたね、九足す……
○国務大臣(田中眞紀子君) いえ、もったいなくない。正確にしますから。  十七名ですね。退官プラス転勤で十七名。間違いありません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 心から感謝をしているという旨の発言はございました。
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしく今現在、ODAの見直し、ほかももちろんそうですけれども、鋭意やっている最中でございまして、衆議院でも皆様関心がおありになって、国内にも中国に対するODAについてはさまざまな意見があるということは私も十二分に承知しておりまして、今役所の方でお答え...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お返事申し上げる前に、先ほど私、一九九二年と申しましたでしょうか、速記で、間違えておりまして、訂正いたします。一九九九年までの供与累計が二兆六千八百八十三億ということでございましたので、もう一度確認をいたします。  それから、田名部先輩がいろいろと御...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 海野委員にお答え申し上げます。  日本と欧州共同体は平成七年五月に相互承認に関する協議を始めまして、それぞれの国内制度について調査研究を行った後、平成十年十月の日・EU閣僚会議におきまして、通信機器、電気製品、化学品、医薬品の四分野について協定締結の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今おっしゃっている基準の問題ですが、これは大変私も重要だというふうに思っておりまして、本協定のもとでの相互承認を行うに当たりましては、製品の基準が日本と欧州の間でおおむね同等であるということがまず前提であるということです。  協定の対象分野の拡大につ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的な個別のことも御報告できると思いますので、これも事務方の方からお願いできますか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、海野委員がおっしゃったことはまさしく私自身が一番感じていることそのものずばりといいますか、そういう思いがしておりまして、まず国家公務員の守秘義務というものがあるはずですけれども、それがまず完全に機能していないということに驚いております。  それか...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) パターソン米大統領特別補佐官との会談で、御指摘のようなやりとりは行われていないという報告を受けております。  なお、在沖縄米軍の問題につきましては、私は大変重要だというふうに思っております。外相会談での議題につきましては今後また考えたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ブッシュ政権は中国を戦略的な競争相手と位置づけていますが、同時に中国との良好な関係、協力関係の維持と発展に努めていくとしておりまして、一つの中国政策の維持につきまして既に明らかにしておりますし、アメリカの対中政策の基本的方針には大きな変改はないというふ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外交のあり方という前に、私も労働省に伺いたいんですが、批准していない理由をもう一回、もう少しわかりやすく平明に御説明ください。
○国務大臣(田中眞紀子君) でも、やはり過去の経緯があるわけですし、大変昔のことでありますので全部を知悉しているわけでもありませんし、先ほどの説明ではやはり私もわかりませんので、ぜひお願いいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) ILOは、設立された目的というものがまずそもそもあるはずでございまして、それは労働者の労働条件の改善を図るということによりまして社会正義と世界平和を確立するということだと思います。このILOの基本的な精神は今日も脈々と続いているはずでありますし、それに...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 決して労働力をコストの一部であると思ってリストラクチャリングをやっているとは私は考えておりません。それほど今の景気、経済の状態がよろしいとは認識しておりません。  日本は資本主義経済体制でございますし、世界との貿易、金融との兼ね合いの中でもってこの経...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○田中国務大臣 木下委員にお答え申し上げます。  もう御存じだと思いますけれども、コーヒーは、日本は世界で第三番目の輸入国でございます。消費が大変拡大しているということです。そして、これは、日本にとりまして極めて効率的な開発途上国を支援するというような意味もあると思います。 ...全文を見る
○田中国務大臣 青少年の交流の重要性は日ロだけに限られたことではないというふうに思いますけれども、現在は、東京に日露青年交流センターというところがあるのは御存じでいらっしゃいましょうか、そういうところの活動も通じたり、それから、外国語教育としてJETプログラムというものもございま...全文を見る
○田中国務大臣 台湾のWTOとの関係でございますけれども、台湾が世界貿易機関に加盟した場合には、管理委員会にオブザーバーとして参加する資格が与えられるという状態でございます。
○田中国務大臣 委員御指摘のとおり、文化交流は、相互の理解を増進するために極めて重要なことだというふうに思いますけれども、やはり予算というものも限られておりますし、また、この内閣も聖域なき改革を目指しておりますので。  ただ、私は個人的には、文化とか若い世代の方たちの交流とか、...全文を見る
○田中国務大臣 中本委員にお答え申し上げます。  省内には五千人もの人がおられますので、一部上場企業に比べてももう少し規模が大きいのではないかと思うほど、役所の中には省員がおられるということをまず最初に御認識いただきたいと思うのですね。  そうしますと、民間企業と役所というと...全文を見る
○田中国務大臣 やはり、ああいう松尾事件というんでしょうか、四億七千万かなんか、詐欺罪で四回だそうですが、あれで一件落着なんかにはできないという国民の皆様の声、これは正しいというふうに思います。  だれがどうとは申しませんけれども、外国まで巻き込んで、これはオーストラリアのダウ...全文を見る
○田中国務大臣 予算でありますとか報償費、いろいろと費用、経費に関することがございますけれども、委員が最初この間の北京の貴賓楼というホテルのことからひも解かれましたけれども、要は、私は費用対効果ということがあると思います。  ただし、問題は、この貴賓楼の問題、細かい話では決して...全文を見る
○田中国務大臣 皆様のバックアップさえあれば私は何でもいたします。  さっきの言葉が出てきました。援助疲れが世界じゅうに出ている、日本もそうなると言っております。  どうぞ、せっかくですから一人ぐらい、局長が来ておりますので、一言お聞きいただけますか。早口でしゃべってもらいま...全文を見る
○田中国務大臣 前田委員にお答え申し上げます。  外務省、今おっしゃったように、いろいろあるかと思うのですけれども、私は、二十一世紀になって、日本が古い今までの手法から、新しい、やはり国民の皆様の目線に合った、政治も経済ももちろんそうでしょうし、社会保障制度その他もそうだと思い...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな意見があることは存じておりますけれども、そう簡単に物事を投げ出せばいいというものではありません。  それから、空白のときとおっしゃいますけれども、塾の先生もやっていらっしゃったようですけれども、塾に行って浪人をする人に、一年人生がそこのところ、だめにな...全文を見る
○田中国務大臣 一回目のお答えの中に全部入っていると思いますけれども、午前中の委員会でもお見せしましたけれども、こちらは何にもアクションを起こさなくても、今はインターネットの時代ですから。  例えば、オーストラリアのダウナーさんは、多分次の質問の中に入っています日本の元首相の発...全文を見る
○田中国務大臣 私はほかの省庁、わかっているところもありますし、そうじゃないところもあるのですけれども、外務省が一番得意わざとしているところはこれだなと思ったのがありまして、私はこれは初めて申し上げるのですけれども、異動ですね。それも外国に出しちゃう、隠しちゃうといいますか。ある...全文を見る
○田中国務大臣 固有名詞を出すのは大変お気の毒で、私はそんなことを言っていません。  官房長、まだフランスへ行っていないそうですよ。きのう言って、もうあなたが行かせたんですか。おかしいじゃないですか。後でお聞きください。  きのうの午後ですよ。私、宮中行事が終わって、福祉施設...全文を見る
○田中国務大臣 概要が判明しつつあるからということでございますし、もちろん外交に支障を来さないためです。それと、この問題は、機密費の問題と資料の提供と密接不可分だったのです。出さなかったのですから。そのことがあります。
○田中国務大臣 今進行形ですから、申し上げません。
○田中国務大臣 今精査中でございます。
○田中国務大臣 先ほど、真実だから守秘義務に相当するとおっしゃいましたけれども、それは間違っていると私は思いますけれども。  私は、総理とは政策の話とかほかのことはしたりありますけれども、本件について総理からお言葉をいただいたことは一度もございません。
○田中国務大臣 何を見てそういうことをおっしゃっているのかさっぱりわかりませんけれども、そんな事実はございません。
○田中国務大臣 私は電話をかけましたけれども、何を見てそういう発言をなさっているのか私はわかりませんけれども、委員がおっしゃっているようなことであったら、もう本当にマスコミに報道されていることだけでもってすべて世の中が正しいということになると思いますし、私は非力ながら小泉政権の一...全文を見る
○田中国務大臣 日米同盟が基軸でございますけれども、国益を守り、そして世界の平和と安定のために貢献する。  以上です。
○田中国務大臣 お尋ねにはありませんでしたけれども、あった方からお答えしますけれども、パウエルさんは世界じゅうを見ておられますし、時間も、先方さんが大変お忙しくて、その中で本当にこんにちはとお互いに言うだけで、これは外交儀礼というものなんですね。  それからイギリスの場合は、こ...全文を見る
○田中国務大臣 それが、先ほど来申し上げている本当に二十一世紀の新しい曲がり角に差しかかっているところでございます。
○田中国務大臣 不思議だと思ったから不思議だと申し上げたのです。
○田中国務大臣 私は、元総理が、どういうお考えで、どういうふうな状況で、どういう御発言をなさったのか、直接自分で確認をしていません。したがって、そういうことについては、不思議だと思うことはあっても、それ以上はわからないのです。
○田中国務大臣 そういう推測に基づくことを、軽々にはお話ししたりお答えをするわけにはまいりません。
○田中国務大臣 相手のあることでございますので、会話というものは生き物で、一人だけがしゃべっているわけではなくて、先方が話されたり、こちらがお返事したり、その逆もしかりでございます。したがって、中身については逐一申し上げません。
○田中国務大臣 私の答えは、冒頭申し上げたことの中にすべて含まれております。
○田中国務大臣 結構です。
○田中国務大臣 私の語学力では十二分にわかりませんけれども、この四パラグラフ目のところは、今おっしゃったコンプリートファブリケーションというのは全くの捏造、虚構、つくり話であるということで、それが何に係るかということなのでしょうけれども、それはなかなか私の語学力ではわからないので...全文を見る
○田中国務大臣 私は、アメリカのミサイル防衛計画に対して、特に核兵器の一層の削減ということにつきましては非常に歓迎しておりますので、この基本的なミサイル防衛計画というものの推進には、日本政府が研究をするということは私どもも理解するということは、もうずっと繰り返し、どこの国の方にも...全文を見る
○田中国務大臣 それについては、仮定の問題ですのでお答えいたしかねます。
○田中国務大臣 このことはまだ現在決まっておりません。
○田中国務大臣 これは理事会でございますので、理事会マターですので、外務省ということではございません。
○田中国務大臣 相手方がある、二国間の問題、あるいは多国間でございますので、こういうことについては基本的にはお出ししない方向でございます。
○田中国務大臣 まだ上がってきておりません。
○田中国務大臣 私は、何日前でございましたか、今おっしゃっている官房長官の記者会見での発言、それについては、自分がじかに見ても、またビデオを見てもおりませんのでわかりませんけれども、内閣の不一致とか、そういうことではありません。
○田中国務大臣 頻繁に連絡をとっておりますが、本件については話をしておりません。  ただ、時系列的に、私がペーパーでちょっと役所から見たのでは、あの段階では、官房長官が元総理と確認をして、間違いがないというお返事を前の元総理からお聞きになって、それをおっしゃったのではないのでし...全文を見る
○田中国務大臣 メディアの報道について、一々コメントはできません。したがって、あちらの外務大臣も、ここによく書いておられるのですけれども、結果的には、そのメディアをもとにしてこういう質問もされた話がどんどこどんどこ違う方に行ってしまうわけですけれども、私は、田中外相との非常に建設...全文を見る
○田中国務大臣 これは元総理と福田官房長官がお話し合いをなさって、電話か知りませんけれども、それについての質問で、では、官邸での記者会見にいらっしゃったのでしょうか。どういう質問に対して、どのように答えられたか。どういう質問があったのかわかりませんよ、それは。
○田中国務大臣 それでは、どうぞ官房長官にお聞きください。
○田中国務大臣 証拠がないことはできませんので、どうぞ細野委員がなさってくださるように期待いたします。
○田中国務大臣 これは中であるのか、外であるのか、まだ今の段階ではわかっておりません。
○田中国務大臣 被害者意識は、全然、毛頭持っておりません。  必要でございましたらば、きょう、我が党でございますけれども民主党さんにも配付申し上げますので、外交関係合同部会で私が数ページのものを読み上げたのがございますので、これをごらんいただければ、客観的に、どういうことが起こ...全文を見る
○田中国務大臣 民間だったら、私も同感です。公だからいいということは申しておりません、申しておりませんから、よく、また間違えないように。むしろ、今これは調査中で、副大臣を中心になさっていますので、どのように進行しているか、ぜひお聞きいただきたいと思います。
○田中国務大臣 公金イコール納税者の皆様の痛みを伴うものというふうに理解をしておりますので、おっしゃるとおりだというふうに思います。
○田中国務大臣 改革の提言の中にも入っておりますけれども、また私ももちろん、適切な人材がいらっしゃれば細野委員からもぜひ御推薦いただいて、皆で検討させていただければというふうに思っております。
○田中国務大臣 おっしゃっている意味はよくわかりまして、予定価格と落札価格が同じであるというふうなことですね、なぜだろうかと。疑念を委員が感じられて、そして三月二十三日に言って、丸二カ月後に出てきたものが紙一枚であって、そして人がかわっていたと。  朝からずっと議論を聞いておら...全文を見る
○田中国務大臣 東京のスーパーと地方とは大分違いますけれども、最近家族が小さくなっていますから、三本とか二本で売っているところもありますし、多くて三本から、安売りのときは、うちのそばのは五、六本束になっています。値段の安くなっているときは二百円ぐらいのときもありますし、もっと高い...全文を見る
○田中国務大臣 まさしく、ネギ、シイタケ、畳表というのは、私たち日本人の生活に密着した問題でございます。今おネギの値段をお聞きになったんですけれども、消費者の立場でいけば、何でも安くて物がいい方が、丸谷政務官もきょうお誕生日を迎えられて、うなずいておられるわけですけれども、本当に...全文を見る
○田中国務大臣 やはり、これはWTOの基本的な理念を守らなければならなかったというふうなことだと思います。
○田中国務大臣 これは、基本的には内閣でトータルでもってお話し合いをしなければならないというふうに思います。ですから、財務大臣もおり、農林大臣もおられて、外務大臣もいて、トータルでもって内閣としてやっているわけです。構造調整のための一時的な緊急避難として現在WTO協定上認められて...全文を見る
○田中国務大臣 別に逃げるわけじゃありませんが、これはたしか前の内閣から引き継がれているというふうに思います。  適切と思われる要件を満たしているということでこういう結論が導き出されたと思いますが、そういう農家の支持者の方たちの要望を担って静岡県からこうやって立候補していらっし...全文を見る
○田中国務大臣 事実関係につきましては、現時点では確認できずにおりますけれども、両国の立場がお互いに平行線であっても、またこういうことをお互いに踏まえながら成熟した話し合いができるようになる、そうした基盤づくりをするのが外交であろうというふうに思います。
○田中国務大臣 今委員がおっしゃったのは大変重要な視点だというふうに思います。  遺伝子組み換え食品の問題とか、そのほかいろいろなことが最近話題になっていますけれども、やはり健康とか環境問題とかいろいろ考えて、トータルでもって判断しなければならないので、今おっしゃったような視点...全文を見る
○田中国務大臣 大変興味深いことで、タオルのこと、今付加価値とおっしゃいましたけれども、私も、日本がそこの段階で一緒にやっている、競合しているというのは余りよろしくなくて、例えば具体的に言うと、タオル地を使った、少しありますけれども、衣類にしましても、ほかのものの利用のしようがあ...全文を見る
○田中国務大臣 私も、家族の中で、鉄鋼でアンチダンピングに、これはかなり前ですけれども、日本がシームレスパイプとかつくっていて、アメリカで、あるいはほかのところで、特にアメリカだったと思いますが、アンチダンピングにひっかかってかなり苦労したというふうなこともありまして、こういう貿...全文を見る
○田中国務大臣 きのうも、先ほどちょっと触れましたけれども、フォックス・メキシコ大統領と小泉総理とのお話の中でも、このことについてはまさしくアップ・ツー・デートの話し合いがあったので、それも踏まえて私は申し上げたいと思います。  多角的な貿易体制の維持強化、こういうことにつきま...全文を見る
○田中国務大臣 今、最恵国待遇についても触れられましたけれども、これは急にがくんと、ページをめくるように変わったということではなくて、私の認識では、これはやはり他の国々との経験でございますとか国際的な潮流というものがありまして、そして認識が変わってきているということでありますから...全文を見る
○田中国務大臣 小泉内閣は、聖域なき改革ということも言っていますし、むだな歳出の削減ということは選挙のときからおっしゃっておられます。ですから、委員がおっしゃることに私も基本的に賛成ですし、この内閣の方向性もそこにあるというふうにも考えております。ですから、ODAの実施に当たりま...全文を見る
○田中国務大臣 メルクマールとしての数値目標を設定するということよりも、むしろ、委員がおっしゃったような、そのような視点で見ていくことが全く大事だろうというふうに私は思っています。  それから、きのうもODAの委員会で私は発言したのですけれども、今見たら問題があっても、やはり長...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおり、ODAの大綱が決定して既にもう十年を経過しておりますわけですけれども、今まで、役割としてはかなり一生懸命果たしてきて、頑張ってやってきているのではないかなというふうな評価をいたしますけれども、今後は、先ほど申し上げた、第二次のODA改革懇談会とい...全文を見る
○田中国務大臣 今までのODAのお尋ねと同じように、私も、特殊法人というものの見直しは、当省も絶対しなければいけないというふうにずっと考えておりまして、特にJICAについては、いろいろな御指摘が民間からもございます。ほかの省庁からもかつて私も聞いたことがございまして、今先生がおっ...全文を見る
○田中国務大臣 国際的な安全保障に我が国が貢献するということは、極めて重要な課題であるというふうに思っております。そして、本体業務の凍結解除のことをおっしゃっているわけですけれども、これについては、やはり国会で十二分に、前広に御議論していただきまして、それを踏まえて対処していくと...全文を見る
○田中国務大臣 私は自由党さんの主張は十二分によくわかっているつもりでおりますけれども、結論を一言で言えば、各党各会派でよく議論をしていただきたいということに尽きますが、あえて申し上げれば、武器使用の原則を含むいわゆるPKOの参加五原則でございますけれども、これは憲法で禁じられた...全文を見る
○田中国務大臣 報道の信憑性というもの、これは大変大事だと思います。そして私たちは、国民のレベルであればいつも前から、この一カ月間質問に出ていますが、あなたの発言変わるじゃないかとか言われますが、就任した直後に、外務大臣を拝命してその数時間後に、このイシューはどう思うか、これはど...全文を見る
○田中国務大臣 いや、トータルでうまくいっているのですが、一部の人とはうまくいかない、もう大体絞り込まれて二人ぐらいか三人ぐらいになってきましたので、あとはもう九十何%、九九・何%うまくいっております。
○田中国務大臣 今、読み上げられたことの中身については触れないとおっしゃいましたけれども、そういう報道をおっしゃっておられまして、それが共産党のかつてと今現在ですかの御発言と似ているというふうにおっしゃっておられますけれども、そのような理路整然とした共産党さんと同じような発言を私...全文を見る
○田中国務大臣 赤嶺先生には再三再四お話し申し上げていますとおり、沖縄県民の皆様の痛みは、私たち日本人みんなが分かち合わなければいけない自分の問題と思っていますし、沖縄県だけに一極集中で負荷をかけていいなどということは、一度も私は発言したことはございません。  ただし、やはり日...全文を見る
○田中国務大臣 二十六日に組閣があって、皇居へ行って、その夜国会へ行って、だから二十七か八でしょうか、とにかく着任後最初のお客様が稲嶺知事でございまして、それで、そのときに確かに私は、複数の外務省の幹部のおられる前でお目にかかって、一回目は就任なさったばかりに沖縄でお目にかかった...全文を見る
○田中国務大臣 けじめとおっしゃいますが、それは事実でございまして、大臣室の隣の大きな応接間においでくださいまして、複数の幹部のいる前で、一人で入っていらっしゃったんです。お供の方は廊下の外におられました。そこで、えらく十五年とおっしゃったので、私はそのように問いかけました。です...全文を見る
○田中国務大臣 はい。
○田中国務大臣 先ほどの十五年にえらくこだわっていらして、共産党さんは年度は関係ないとおっしゃっていますけれども、これは今確認いたしましたら、四月の二十七日ですから、政権が発足した翌日に一番にいらしてくださっていまして、私を含めて五人がおりました。その席で先ほどのようなことがあり...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃっている基本的なことはそんなに私そごはないと思いますが、十五年、十五年と何度もおっしゃいますので、やはり知事さんがなぜそこのところをずっと、知事さんのサイドとは違うとおっしゃりながら赤嶺先生言っていらっしゃいますが、四月二十七日の稲嶺知事との私の会談には、...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、SACOにも全力的に私たちは傾注してやる、やっていくということをずっと申し上げてきておりますし、それから、沖縄県の皆様の痛みをみんなで自分の痛みとして感じなければいけないということも言っています。そして、普天間飛行場の移設につきましては、アメリカと、米側...全文を見る
○田中国務大臣 ありません。
○田中国務大臣 ですから、小泉内閣は取り組むと言っているじゃございませんか。
○田中国務大臣 どこの国も、やはり世界の平和、そして国益の追求をしながら、できるだけの範囲内でもって自主的に外交をやって世界の幸せ、幸福に貢献しようとしているということは何ら違いがないと思いますし、また、話を公開しろ、公開しろと皆様おっしゃいますけれども、外交というのは相手がある...全文を見る
○田中国務大臣 私はいつも思うことなんですけれども、こういう事件、例えば誘拐事件とかなんかも、今それも私はチェックして、このとき大使館は何をやっていたのかと。最近、特にNGOが活発で、環境問題とかこうした開発問題でいろいろトラブルが起こるときに、NGOが前に出て大変よくやってくだ...全文を見る
○田中国務大臣 ODAはたくさんのものがありまして、きのう、先ほど来申し上げている中でもたくさんのものがありますので、それらについてできるだけ精査をするようにということは言ってございますので。  ただ、すべては、やはり初めは善意から始まっていまして、よかれと思って始めているわけ...全文を見る
○田中国務大臣 聖域であるとは思っておりません。要は、最近になってやっと日本も言われてきていることですけれども、アカウンタビリティーとディスクロージャーの問題なんですね。説明責任があって、そしてやはり開示していかなかったら、なかなか、国民の皆様が税金を納めている立場で得心のいって...全文を見る
○田中国務大臣 第三者によるチェックということをおっしゃいました。私もまさしくそう思っています。ですから、やはり企業とか一般市民の参加といいますか、プレーヤーを広げるというか、国だけがやるのではない、そういうことが結果的には正しいチェックにつながると思います。  ですが、その前...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 昨日発表いたしましたこの改革要綱は決して完璧なものであるというふうに思っているわけではございません。  それから、今、大まとめにいたしますと、佐藤委員が御指摘になったのは三つのポイントがあると思いますが、残念ながら一つ目のポイントについては認めざるを...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 朝鮮半島も含めまして、中国、台湾、この域内での対話とか交流が活発化していることは好もしいというふうに思っておりますが、実際問題として、やはり残念ながら不確実性とか不安定性というようなファクターが、緊張感があるということもまた事実でございます。  それ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 日米同盟とか、あるいは日米安全保障体制の信頼性の確保、そして強化をしていくということは極めて重要であるというふうに私は認識をいたしております。そして、日本が安全と繁栄を確保するために日本外交の基軸にこれらがあるというふうな思いは、ずっと抱き続けておりま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、佐藤委員がおっしゃったこと、私は一番核心をついておられると思ったんですけれども、現実の判断を現場に任せていいのだろうかというシビリアンコントロールの話、具体例は今、防衛庁長官がおっしゃったんですけれども、まさしくそういうことについて各党会派で国会の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ミサイル防衛構想につきましては、あらゆる場で再三再四私は発言をしてきておりますけれども、ここでまた確認をさせていただけるのは大変ありがたいというふうに思っております。  私は、科学技術庁長官をやっておりましたときから核兵器の削減、このことは極めて重要...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 安保体制につきましては、これは日米関係の堅持ということがもう基本にございますので、この機軸というものは、これは同盟関係の中の骨の部分、中心をなすものというふうに思っております。  そして、アジアとか太平洋地域の安定性とそれから発展のために今までも機能...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 最初はおもしろおかしく言われていたことが本当に世間といいますか、この委員会でもそういうふうに、今、月原委員がおっしゃるように、実態がわかっていただけてきたことを本当に私も安心いたしましたけれども、やはり国家公務員法というものがありますけれども、事実だけ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) もちろんしていないとお答え申し上げます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外交はもとより、日本の国、国民すべてが、私たち国会議員を含めましてまことに恥ずかしい思いをさせられているというふうに感じております。  なぜならば、これは、リークということは事実がリークされているようでございますが、事実だけではなくてそれを捏造した部...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 同じ問いにお答え申し上げますが、私は、冒頭に官房長が漏れることがとても残念だとおっしゃいましたが、そういう認識であってはならないというふうに思います。残念という程度の表現で済まされるものか。広中委員がおっしゃったように、日本の信用を傷つけたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 二つ目の組織防衛ということは、私は当たらないと思います。なぜならば、この細川内閣ができ上がりまして、そして前内閣のときから……
○国務大臣(田中眞紀子君) 済みません。前内閣のときからこの機密費の問題があって、松尾事件があって、そして外務省自体が極めて大変な緊張状態にある、いい意味でも悪い意味でも。そういう大変な混乱、特殊な事情の中で、私は小泉内閣の閣僚として外務省に送り込まれました。しかも、小泉内閣は八...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この内閣の外務大臣に御指名いただくころに、基本的な認識を、もちろん日米関係を含めましてお尋ねがございました。それを契機といたしまして、私は、お受けできるかどうか逡巡した経緯もございますけれども、その後は頻繁にお話し合いをさせていただいております。  ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ブリーフをすべきだとお考えかと思いますが、日程が大変立て込んでおりまして、具体的に例えばこうした委員会があるときに、お尋ねが、質問がありますときに、役所から御存じのとおり、もう大臣経験者でいらっしゃいますからおわかりと思いますが、ペーパーが上がってきま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 広中委員がおっしゃいましたように、私はまさしく社会党首班の連立村山内閣では科学技術庁長官を拝命いたしておりまして、村山元総理の懊悩ぶり、懊悩なさっていた様子、御苦労、そして極めて鮮やかな、旧態依然としたといいますか、戦後の社会党さん、当時持っていらした...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は余り不穏当に聞こえなかったんですけれども、耳が悪かったんですね、きっと。  お尋ねは何でございましたか、私、申しわけございませんが、個々のメディアの報道ぶりについて対応して、ここが合っている合っていないというふうなことは申し上げられません。ただし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私どもの内閣は、私どもとは小泉内閣ですけれども、官房長官もおっしゃられましたように、我々内閣共通の認識は、開発するのではなくて研究、まず研究するというところに理解をするということなんです。  私個人といたしますと、先ほどほかの委員の方の御質問にもお答...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど防衛庁の首藤局長からも説明がありましたように、具体的な数字を挙げて御説明いただきましたように、中国の軍事予算が拡大しているということは、これは客観的事実でございますので、やはり隣国で一衣帯水の関係にある日本としましても、これにも関心を払わざるを得...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 要するに、民間機との関係で空域の変更ということを広中委員はおっしゃったというふうに思いますけれども、別に大臣にならなくても、とにかく横田基地というものが在日米軍の中枢の施設であるということは私も承知しております。知り合いにアメリカの将校もおりましたし、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、貴重な情報をいただいたというふうに思いますけれども、個人的に得られた情報等をいただいてありがたいと思います。  私は、この京都プロトコールにつきまして大変関心を持っております。このことだけでなくて、環境問題というものはみんなで自然と、特に女性は関...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどほかの委員の方からのお尋ねにもございましたけれども、それの復唱になりますが、この改革要綱というものが決して完璧なものだというふうには思っておりません。ただ、主眼としておりますことは、役人任せでずっとやっていくのではなくて、こんなことをしなくて済め...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 安倍官房副長官がおっしゃったように、もろもろの要素を勘案しての決断だということに尽きると思います。また、ハンセン病のケースもおっしゃいましたけれども、その時々、政府は総合的な判断を下しているものというふうに承知しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もハンセン病の方々に対する総理の御判断、内閣の判断は極めて適切だったと思いますし、また厚生大臣の御決断も見事であったというふうに考えておりますが、今回の北朝鮮からの話はまたケースが違うというふうに考えます。
○国務大臣(田中眞紀子君) バーガー前大統領補佐官ですか、その方がこのような見解を示されたということは報道を通じて承知いたしておりますけれども、その方は現在政府の一員でもございませんし、実際に発言の内容をすべて承知しているわけでもございませんので、それについてはコメントを差し控え...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私の訪米につきましては、まだ先方の御都合もございますし、日程を詰めている段階と申し上げるにとどめます。  それから、ブッシュ政権は一つの中国政策という、そうした政策の維持について既に明らかにしておりますので、アメリカの対中政策が、基本的な方針に転換が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ラムズフェルド国防長官の発言について、今御指摘のような報道があるということは承知をいたしております。  でも、米国防省の報道官は、現在、アメリカ政府は米中軍事交流に関するすべての案件について個別にケース・バイ・ケースで審査をすることになっているという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 森前総理とプーチン大統領との間で交わされました平和条約交渉に関するやりとりですけれども、これは具体的な首脳同士の話でございますので、具体的なコメントは差し控えたいと存じます。  いずれにいたしましても、私どもの政府の一貫したスタンスは、北方四島の帰属...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このキャンベルさんという方も前政権の方でございますし、民主党だって、現政権、共和党とは違いますので、その実際の発言内容も自分では実際に確認もいたしておりませんので、コメントのいたしようがございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃった御指摘もよく拳々服膺しながら進めてまいります。
○国務大臣(田中眞紀子君) 現在ペルーからフジモリ前大統領の身柄引き渡しの要求はございませんけれども、もしあれば政府としては国内法令に従って対応することになります。  今後正式な申し出があれば、今おっしゃったような大統領就任前ということですけれども、これも報道だけで実際にはわか...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 午前中の質疑で広中和歌子先生からお話もありましたし、また資料もちょうだいいたしました。まだ拝見しておりませんけれども、私もこの劣化ウラン弾というものは、これを装てんしているものの誤射があったというのも大変なことですし、核廃棄物の利用であるということもわ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 追加します。済みません。撤去を要求する考えは今のところございません。それはなぜかといいますと、平成十二年の八月四日に政府として正式にお答えしているとおりでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 防衛施設庁から今お話があると思いますけれども、環境大臣がそのようにお答えになったということは私も大変いいことと思いますけれども、ただルールがございますから、米軍の施設内の問題もありますので。ですから、そういうことも踏まえまして取り組んでまいりたいという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 防衛施設庁については。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省のこれは改革要綱でございますので、中身がどうであるということを具体的に述べることだけを目的にしたわけではございませんし、これは全部方向性を示しているというふうに御理解いただきたいと思います。  ただ、この中で、副大臣お二方と政務官を中心としてや...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この追加処分という言葉がひとり歩きしておりますけれども、要するに松尾事件というものだけですべてが終わってしまったというふうな認識はほとんどの方がしておられないんじゃないんでしょうか。  ですから、今回のこの報償費関係のファイルをつまびらかにしてもらっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) その前に、申し上げる前に、外交の究極は戦争を回避することだとおっしゃったんですが、私もそういう意見を前にどなただったかちょっと今すぐ思い出せませんが、伺ったことがありまして、それはやっぱり現場の話だというふうに思いました。  それはどういうことかとい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、私もじかにパウエルさんに早くに会いたいというふうに思っていまして、就任直後にASEMがこれはもう予定として入っておりましたので、だれが外務大臣になってもすぐ行かなければならないという状態でございましたので、その後、事務方を通じてじかに私は早急...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ただいま議題となりました二千一年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、平成十二年九月にロンドンで開催された国際コーヒー理事会において採択されたものであります。  この協定は、有効期...全文を見る
06月11日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) なかなか、今回私が着任いたします前に機密費の問題がございまして、そして外務省内、上から下まで非常にあらゆる心理的なジレンマがあるというふうに思います。  そういう中で、何といいますか、そのほかの問題との兼ね合いもあって、何とか政治の介入を排したいとい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も全く同感でございまして、ただ昔と違ってインターネットがこれだけ発達しておりますので、そういうものが活用できるといいということを申しただけであって、基本は人間対人間でフェース・ツー・フェースで話をする、これが要諦でございますが、やはり交通機関も便利に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 訪米についてはもちろんでございます。一番日米同盟が最重要というふうに私はもう最初から申し上げております、各委員会で。ですから、それはもう前向きでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 現段階でわかっている範囲でお答え申し上げますと、領収書を付して請求がなされておりまして、そして、外務省側は銀行振り込みによって支払いを行っております。したがって、キックバックというような、そういうふうなことはないというふうに、そういう余地がないというふ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 結論から先に申し上げたいと思いますけれども、日本側としては第二期分の追加の借款を供与するか否かにつきまして今現在検討しているところでございまして、その結論が出たところでこの入札の手続についての対応を判断するということにしております。  先週でございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も全く同感でございます。  ただし、ODAというものの基本の精神は何であるか。国民の皆様の血税を投入するわけでございますから、何らかの形でこれはもうそういう事業に投資をすることによって国際貢献をしたいということが基本理念、哲学にあるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは私は現段階では承知いたしておりません。一切ないと申し上げるべきだというふうに思いますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) 二人追加で発令いたしましたので、査察大使は三人になります。  そして、数の問題もさることながら、私はこの査察というのは極めて大切だというふうに思っておりまして、これが機能をしていないからいろいろ問題が過去にも起こってきてこのような質問が相次ぐというふ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 訂正でございまして、現在二人おりまして、追加の一人を考えていると。最終的に三人になるということでございます。訂正させていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 千葉委員がおっしゃっていらっしゃることの御趣旨は、多分目標値をある程度設定しないとわかりづらいのではないかというふうなことであるかというふうに理解いたしております。  それで、私は、報償費というか機密費ですけれども、これはもう本来の外交活動を損ねない...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 繰り返しになりますけれども、ですから実態をやっぱり事務方からも教えてもらわなければいけませんし、私たちの目で、皆様方、委員の先生方、国会の先生方が御指摘なさるような点もあると思いますので、それらをトータルで現実をよく直視して、そしてどの部分がどのぐらい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) その前に、六月四日、益田委員にお答えしたと思いますけれども、答弁の訂正がございます。  問い合わせにもございましたけれども、大使人事等でございますけれども、十八名の大使の赴任、駐箚がえ及び八名の大使の帰朝、退官を四日に承認いたしましたので、これを御報...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まずミャンマーの件でございますけれども、このダムの建設につきましては、一九五〇年度で百四億、一九八六年で三十五億というふうに支出をしてきておりますけれども、軍事政権であって、アウン・サン・スー・チーさんとの関係もあって、これが生きるだろうかということな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 御指摘のケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電ですけれども、これも各委員会で、今も福島委員がおっしゃったとおりの状態について、写真を示しながら、パネルを示しながらNGOの御指摘やらその環境面での悪影響といいますか、そういうことも御指摘を受けておりますが、何度...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 以前の行政監視委員会で福島委員からこのことを確認するようにという話がありまして、そして私が再調査を約したにもかかわらずどうも事実に至っていないというふうな御不満がおありと思うんですけれども、これは現官房長官を初め関係者に伺っておりますけれども、それは絶...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 機密費というものが本来どういう目的に使われるかという原点は、再三再四申し上げておりますけれども、国家の外交を円滑に行うためのものである。ですから、報償費というよりも、外国ではシークレットファンドと言っていますので、本当にこれは機密に属するものであるとい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、税金の使い道として、それは差しさわりがあるないと言うのはおかしいんですけれども、だれが見てもなるほどねと思うものは開示していくべきだ、そういうふうに思っておりますけれども。
06月12日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 今井委員とはいずれコーヒーの歴史についてお話をさせていただいて、うんちくを傾けていただければありがたいと思っております。  そして、今の御質問に対するお答えですけれども、結論からいうと、直接その質問にお答えするとすれば、やっぱり情勢が、一九六二年にア...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、小町局長が言ったことですべてはもう如実にあらわれておりますけれども、あえて私の口から復唱いたしますと、これまでの日ソ、日ロ関係の歴史の中で、ソ連、ロシア側がこの共同宣言の有効性を否定していたような時期もありまして、その有効性についても対外的に明確に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) その前に、触れずにいいとおっしゃいましたけれども、あえて。  きのうカンボジアのフン・セン首相とお目にかかったんですが、私もきのうは、地雷のお話はベトナム戦争やそのほかのアフリカのケースも知っておりますので、地雷のお話が出るかと思いましたけれども、む...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先に森山委員に二つ目の質問からお答えをさせていただきたいと存じます。  訪米につきましては現在調整中でございます。調整と申しますのは、国内のといいますか、国会の方の調整をさせていただいております。アメリカ側からは早い段階から複数の日にちの提示がござい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) では、森山委員にお答えさせていただきます。今、副大臣から援護射撃をしていただきまして、ありがとうございます。  天地人というのは、これはまことに自分で考えて、予定して計画してできるものではなくて、これはまさに本当に天の配剤というか、時を得るということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変いい御指摘をいただきまして、まさしく私が申し上げたいと思っていたことで。今まで随分、着任以来時間がたちましたので、少しこういう冷静な議論をさせていただけるようになりましたけれども、今までであれば、予算委員会であれこうした参議院、衆議院の委員会でも、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変すばらしいことをおっしゃっていると思いますが、できれば、今耳でさっと流れてしまいました、後ほどペーパーで拝見させていただけるとまことにありがたいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) まずは、私がお答えをきちっとする前に、事務方に、ちょっと一通り事務的にどう言うか聞かせていただけますか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 来ておりません。  それで、私はそのことを、今回ずっとこの経験をしていて、きのうの朝になりまして、週末で頭がやっと少しゆっくりしたものですから、よく全部プロットを自分で考えてみまして見直した結果、そうだと、その決裁が私に来ていないということに気づきま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今井先生がおっしゃったことも含めてですが、今、外務省方の発言の中で、大臣は御多忙でいらっしゃるから煩わせてはいけないと思ったと。そんな軽いことではないと思いますよ。この会議で各国、二十六カ国、中国も含めての外務大臣がフリートークをした中身を外務大臣に報...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 個人的な今井委員の経験を踏まえてたくさんのことを教えていただいたと思っていまして、本当に、私は余り参議院に、主人が参議院に回っていろんな先生方から御指導を仰いでいるのはわかっておりましたけれども、こんなに参議院の先生方が、特にこの外交防衛の先生方が、御...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今の今井委員の御提案に関して私見を述べさせていただければ、これは民主主義の世の中ですから、私の意見は本当にマイナーなもので結構なんですけれども、この漏えいのリベンジとか復讐するとかそういうことではなくて、原点を見た場合に、この内閣は、私は先ほど、冒頭の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、やっぱり日本の過去、今日の繁栄そのほかいろいろ見ましても、アメリカと日本の関係、この日米同盟が今後も基軸であるべきということは重要なポイントであるというふうにずっと考えております。どこでどう歪曲されようとも、政治的に何を言われようと、私は個人的に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も早くから希望をいたしておりましたけれども、先方の御都合があって、新しい内閣である、ブッシュ政権が新しいということやら、たくさんの外交日程が先方がおありになり、こちらもまた国会の日程等やASEMがありましたので、早くから実現の方向ではありましたけれど...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは私の地元の新潟県の方がおられるということだけではなくて、この問題は極めて、北朝鮮対策というのは安全保障上の問題、それから人道上の問題、これを踏まえていかなければいけないということは、さきのASEMの会議でも、私は欧州にもほかのアジアの国の方々にも...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 民間大使起用についてお答えする前に、私は事務方という言葉が好きだと言ったのではありませんで、そういうことを、前の大臣のときに役所側からそういうふうな表現をするべきだということを押しつけられた経緯があるということを申し上げただけですので、誤解のないように...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そういう御要望も聞いておりませんし、私がだれとお会いできるかも今調整中で、はっきり何も決まっておりません。確実なのはパウエル長官です。
○国務大臣(田中眞紀子君) ことしの二月の調査のことをおっしゃっておられるかと思いますけれども、アジア太平洋地域で相変わらず不安定で不透明で不確実な要素があるということを県民の皆様が感じておられる。したがって、米軍のプレゼンスがまだ必要なんだというふうなお気持ちの反映がこの調査で...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、朝鮮半島の中で和解に向けた動きが出てきたということは本当にすばらしいことだと思います。  いつも朝鮮半島問題を考えますときに、日米韓ということが基軸ではあると思いますが、さらに踏み込んでそれを分析してみますと、日本と北朝鮮は地政学上は近いですが...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、私は、まさしくそのことを、報道ではなくて、為政者であるブッシュ大統領の外交政策を担うパウエルさん御本人に、どういうことであるのかじかに肉声で伺ってみたい。どういう見通しを立てておられるのかということ。  それから、そうはいいながらも、日本は...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、私も外務大臣である前に、お米の北朝鮮に対する援助の問題ですとか、それから拉致疑惑の問題ですとか、毎回毎回、一政治家として北朝鮮対応はどうあるべきかというふうに思っていました。  それからジュネーブでしたか、初めからアメリカと北との会話等が始ま...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○田中国務大臣 沖縄の太陽でいらっしゃるそうですので、謹んでお答え申し上げますけれども、私は、再三再四、着任以来各委員会で申し上げておりますけれども、沖縄の県民の皆様が抱えておられる痛み、苦しみを日本国民みんながみずからの痛みとしてとらえるようでなければいけないというふうに思って...全文を見る
○田中国務大臣 協議の場をつくるということはちょっと難しいかと思いますが、取り上げるということはやぶさかではございません。  それから、稲嶺知事がアメリカにいらしたばかりですので、私から、十五年問題、アメリカ側にお話しなさったのですか、どの場でどういうふうにそういう数字を出され...全文を見る
○田中国務大臣 今環境庁にお聞きになっていましたけれども、十日ぐらい前でしたか、一週間前でしたか、官邸の大食堂の方で、沖縄県の知事さん以下、町村長もお出になりましたし、それから我々関係の閣僚が小泉総理以下出まして、この移設についての話、プロジェクターを使って具体的なお話を伺いまし...全文を見る
○田中国務大臣 この間はお目にかかれなくて大変残念でございましたということを申しますけれども、そういうスケジュールは組んでいないと思いますが、またもごもご役所に聞いていただければ細かいことは、会えるかどうかわかっていただけると思います。
○田中国務大臣 トウカセン外交部長とのお話は、今河野委員がおっしゃったとおりでございまして、個々の事態が起こったときに、すべての状況等を総合的に勘案して判断しなければならない立場であるということは申し上げております。  その他の会話につきましては、これは外交の要諦でございまして...全文を見る
○田中国務大臣 まず、オーストラリアのダウナー外務大臣からのお手紙でございますけれども、これも、英語で言うと、英語に精通していらっしゃる河野太郎委員でございますから意味がよくおわかりになると思いますけれども、コンプリートファブリケーションという表現を使っておりまして、これは、あら...全文を見る
○田中国務大臣 在京ドイツ大使ケストナーさんから、同じものを今持っていらっしゃるんだと思いますけれども、早速こちらも連絡をいただきまして、そしてフィッシャー外務大臣と確認なすった後の言葉として、私と外務大臣との、複数で会合をやりました、バイですから、あちらも数人の役人とかおられま...全文を見る
○田中国務大臣 まず、外交文書の方でございますけれども、これにつきましては、私は、公開が余り——今河野農林大臣のころのお話が今ごろとおっしゃいましたけれども、やはりもう少しアクセレレートした方がいいというふうに、前向きに検討するべきだというふうに考えております。  ただ、これに...全文を見る
○田中国務大臣 会談をやっていますときは、その後は、きのうの参議院の委員会でも同じような質問がございましたのですが、改めて申し上げますと、これはきっと官房長がお答えくださると思うのですけれども、もう事務的にそういう話は決裁で上がっていってしまうということで、私もこの週末の辺に、あ...全文を見る
○田中国務大臣 こうした会談は、今ここに四人速記者がこの委員会におられますけれども、こういう速記者がおられて克明に速記をするということはありません。ですけれども、要点を取りまとめた記録というものはございますけれども、これはちょっとお出しできないと思いますが、何度も言いますが、やは...全文を見る
○田中国務大臣 逐一、細かいことにつきましては、もう再三再四申し上げているように、コメントはできません。できませんけれども、その会談の概要は会談の直後に説明をいたしておりますので、それと皆様が見比べていただけば、おわかりになるのじゃないでしょうか。
○田中国務大臣 そこのところは、同じでないという部分もあります。(発言する者あり)ですから、細かいところはお答えいたしません。
○田中国務大臣 これは、機密漏えいということは、絶対にあってはならないことです。まず、基本にそれがあります。それを踏まえた上で、ましてや、事実の会談内容と違うことを報道されるということは、これはもう違った情報を、議員の皆様はもちろんですけれども、国民の皆様に対して与えるということ...全文を見る
○田中国務大臣 告訴、告発などという言葉は私は使っておりますか。私は、法的な手段というものも考えなければならないという趣旨を申し上げております。なぜならば、基本的に機密の漏えいということはあってはならないことなわけですから、ましてや、その中身の一部が違って伝えられるということにつ...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私も、法律家と法的手段についても相談をしてきていますということを申し上げております。
○田中国務大臣 これはあってはならないことであるという認識は、どなたも、国民の皆様、議員の皆様、持っておられることだと思います。公私の区別を峻別していくということを、これはもうみんな、この外務省だけではないと思いますけれども、殊にこれは公邸の話をいたしましたので、今後厳しく身を律...全文を見る
○田中国務大臣 個々の例をおっしゃっていらっしゃるのでしょうけれども、綱紀粛正に……(上田(勇)委員「私が言っているのではなくて、大臣がおっしゃっているのです」と呼ぶ)もちろんそうですよ。もちろんそうです。事実があるから申し上げているのですけれども、今後、綱紀粛正に努めていくとい...全文を見る
○田中国務大臣 そういうような場所を提供なさった方が個々のケースで世界じゅうのいろいろなケースがある、私が実際に目撃、あるいは聞いたりということ以外にもあると思いますね。私はあるのだろうと思っております、個人的に。  ですが、それが、その方たちが自分の私費を投じてやったかどうか...全文を見る
○田中国務大臣 このことだけがつまびらかになれば、報償費のむだな間違った使い方がつまびらかになるわけではございませんので、これについては、これだけ先生方の関心もおありになる、国民的関心もある、報償費、機密費の使途についてでございますから、館員、特に在外公館に勤務の皆様は、きょうメ...全文を見る
○田中国務大臣 相手国のあることでございまして、再三再四申し上げていますけれども、これはもう本当に信頼関係を損なってしまうということになりますので、長期的な国益等も考えまして、お出しするわけにはまいりません。
○田中国務大臣 会話というものは、対話というものはと置きかえても結構ですけれども、相手があって発生しているものでございますし、中身が違っているということを、あなた様の前の三人の質問者の中でも、オーストラリアもそれからイタリアもドイツも、事実が違うと否定なさっていますので、それは先...全文を見る
○田中国務大臣 名誉の心配をしてくだすっておりますけれども、これは時間の経過とともに必ず守られることが証明されると思いますので、お出しするわけにはまいりません。
○田中国務大臣 各委員会等で、先ほど河野委員が時間まで披瀝してくださいましたけれども、河野委員でしたと思いますけれども、あらゆる場面で私は御回答も申し上げていますので、これ以上ほかの場に出ていって御説明をするという必要性はないというふうに考えます。
○田中国務大臣 安住委員のおっしゃっていることも、あなた様の立場でおっしゃること、よくわかります。民主党さんの議員さんとしておっしゃっていることもよくわかります。  ですけれども、やはり長い目で見て、この外務委員会の権威性ですとか、それから私自身のささやかでも名誉ですけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 こういう委員会とかあるいは宮中行事ですとかで拘束される時間が長いものですから、限られた短い時間ですけれども、できるものをやってはおります。できるものからやってはおります。
○田中国務大臣 事務的になかなか手に、言っても出てこないものもまだ現段階でございますので、それらを出してほしいということも含めながら、手に入っているものもありますけれども、それらの突き合わせを限られた時間、限られたエネルギー配分の中でやっておりますので、非常に遅々として進まないと...全文を見る
○田中国務大臣 この段階で詳細について申し上げることはできません。
○田中国務大臣 おっしゃっている意味はよくよくわかっております。ですから質問者にはお答え申し上げているのですけれども、できる範囲でいたしております。
○田中国務大臣 記録に残すためではないのでしょうか。
○田中国務大臣 外務大臣にある地位の人間が自分の発言を改ざんすることもあり得るというような発言は、まず訂正していただきたい、削除していただきたいと思います。
○田中国務大臣 お答えをする前に、外務委員長に私からもお願いを申し上げたいと思いますが、先ほどの、外務大臣の地位にある人間が公式文書を改ざんすることができるというような、先ほどおっしゃった発言につきましては、民主党の委員の方の発言につきましてはぜひ削除していただきたいと思いますの...全文を見る
○田中国務大臣 私の考え方は、個々の状況に対応するしかないというふうな発言をいたしておりまして、総理等の発言と何らそごもございません。
○田中国務大臣 個々の報道につきましては逐一お答えをいたしません。
○田中国務大臣 七日の日中外相電話会談におけるやりとりの逐一について明らかにすることは、先方との関係もあり、差し控えさせていただきます。
○田中国務大臣 七日の日中外相電話会談におけるやりとりの逐一について明らかにすることは、先方との関係もあり、差し控えます。
○田中国務大臣 先ほど来、委員が御出席のときにほかの委員とのやりとりの中でも御説明申し上げておりますが、あえて申し上げれば、相手国との関係もございますので細かいことは申し上げませんけれども、先ほど駐日大使からのお返事を読み上げましたので、それで御理解いただけると思います。
○田中国務大臣 はい。
○田中国務大臣 日本国の外務大臣としてでございます。
○田中国務大臣 同じ意味だというふうに理解をしていただいてよろしいと思います。
○田中国務大臣 委員長を中心として、理事会で検討してくださることを希望いたします。
○田中国務大臣 会談は正式には、調整中でありまして、セットされていたものではありませんでした。そして、正式には、当方の外務省も事務方の方たちとの協議がありましたし、それから総理に対する親書、これは総理がお受けになっていらっしゃると理解しておりますし、それから官房長官、防衛庁長官、...全文を見る
○田中国務大臣 再三再四申し上げておりますが、個々の報道についてはコメントはいたしません。
○田中国務大臣 報道については一つ一つコメントをいたしません。また繰り返して申し上げます。
○田中国務大臣 個々のいろいろ言われていることがアメリカとの信頼関係を損ねているという事実は一切ございませんので、これは杞憂であろうというふうに思いますし、職責の重さにつきましては、十二分に心得ております。
○田中国務大臣 不存在ではございませんで、核持ち込みに関する密約が存在しないことは、歴代の総理、外相が明確に答弁いたしておりますので、不存在という言葉については、また文部省にでも時間のあるときにどうぞ問い合わせてくださいませ。
○田中国務大臣 御参考までに、情報開示法の第九条というもの、「開示請求に対する措置」というのがございまして、そのポイントだけをお読みしますと、開示請求に係る行政文書を保有していないときを含みますけれども、「開示をしない旨の決定をし、開示請求者に対し、その旨を書面により通知しなけれ...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃることの意味は理解いたしました。
○田中国務大臣 今の段階では発言を差し控えます。
○田中国務大臣 今でき得る範囲内のことは一生懸命いたしておりますけれども、何かまたアドバイスがございましたら、どうぞおっしゃってくださいませ。
○田中国務大臣 もう少し事務方に、知恵を絞って質問していただいた方がよろしいのじゃないでしょうか。
○田中国務大臣 自分に敬語をお使いにならない方がいいと思いますが。  それよりも、解明作業というものは、外務省内にもたくさん協力者がおりまして、法律家だけではありませんで、法律家の資格を持っている外務省員もおられますし、いろいろでございまして、みんなが今回のことを契機にしてよく...全文を見る
○田中国務大臣 すべて込みで今調査を進行しております。
○田中国務大臣 鋭意作業を進めております。
○田中国務大臣 松尾事件に関しましては、警察当局の捜査に積極的に協力をいたしております。  そして、いろいろな手法等がございますけれども、先般、改革につきましては、改革要綱というものを取りまとめまして、改革に向けて着実にこれを実施していこうというふうに思っております。  また...全文を見る
○田中国務大臣 着任以来なかなか出てこない資料ばかりでございましたから、会計課に副大臣や警護官やほかの方と六人、複数で突然行きまして、そのファイルを二階の会計課及び地下の倉庫で見せていただきました。ところが、また、ペーパーがやっと出てきたのを見ましたらば、もっと一番枢要な、大事な...全文を見る
○田中国務大臣 前内閣がもっと鋭意努力をしてくださっていれば、今ごろは、外交の中身について非常によく、具体的な効果のある進行があったであろうに、残念に思いますが、それは言っても仕方のないことですから。  ですから、総合的な力を挙げて、特に不愉快な思いをしている方たちが、この内閣...全文を見る
○田中国務大臣 通さなければならない条約もございますし、本来の外務委員会の議論も並行しながらできれば、私、そちらの方のエネルギーを活力として、プラスのエネルギーとしながら、また役所の人たちも、そして私たちも頑張れるわけでございますから。  今この問題だけにとらわって延々とやって...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、先ほど来委員もおっしゃっているように、根深い外務省の体質がまた出てきて、もううんざりしているわけで、それはもう国民の皆様が、税金がむだ遣いされているではないか、懲りない外務省だ、どうやれば完全にうみが出し切れるのかと思っておられるでしょうし、同じ思いを私...全文を見る
○田中国務大臣 報道の一つ一つにつきましてはコメントはいたしません。これはもう二カ月間ずっといろいろな面でも申し上げてきて、委員会等の場で申し上げております。  それから、機密費に端を発するいろいろな問題については、省内はもちろん、あらゆる方のお力をかりながら、少し時間はかかり...全文を見る
○田中国務大臣 今、それも含めていろいろと検討いたしております。
○田中国務大臣 もう十二分におわかりになった上で聞いていらっしゃるんだと思いますけれども、報道の一つ一つについてはコメントいたしません。報道各社によって、テレビジョンというメディアもありますし、雑誌もありますし、週刊誌もありますし、新聞もあります。したがって、すべてについて私が全...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、結論からいきますと、御指摘の点も含めましてトータルで検討をしているということでございますけれども。  あとはもう、とにかく外交は相手があることですし、相手も違うと言って確認していますので、これ以上明らかなことはありませんし、また報道も別に自分たちが捏造...全文を見る
○田中国務大臣 世界じゅう、ほとんどの国は、よほどの国でない限り、特別な事情がない限り、報道の自由というものはありますので、それに対して、外国のメディアであっても、一々私はコメントをいたしません。  それから、外交上の信義というものがありますので、ですから、浮き足立たないで、も...全文を見る
○田中国務大臣 質問の来たその六月一日にお出ししてございますので、御確認の上、御発言ください。
○田中国務大臣 これがあの発言でございます。これが正確でございます。
○田中国務大臣 お出ししておりまして、御満足なさるかどうかはわかりませんが、これが公式な発言でございますと申し上げております。
○田中国務大臣 配られているとおっしゃっているのと新聞に載っているということと、どう違うのか。何をおっしゃっているのか、もう少しわかりやすく。済みません。
○田中国務大臣 ちょっとこんがらがっていらっしゃるみたいなので整理いたしますけれども、一回しか申しませんからよく聞いていただきたいんですが、ASEMの会合というのは、中国を入れて二十六カ国だったと承知しておりますけれども、ヨーロッパの外務大臣とアジアの私を含む外務大臣が出て、そし...全文を見る
○田中国務大臣 はい、では謝罪して撤回をいたします。
○田中国務大臣 機密の漏えいということはあってはならないことですから、ですからそれについては厳しく指導をいたしますし、私のできる可能な範囲内で解明に努めているということを申し上げております。
○田中国務大臣 中身がどうであるは別として、機密を漏えいすることはあってはならないということを申しておりますし、それから、真相の解明についても今鋭意努力をいたしております。
○田中国務大臣 それを今、一生懸命精査をいたしております。
○田中国務大臣 そういうことについて話し合いをしていないと先方がおっしゃっておりますので。  それでは、また読ませていただきましょう。オーストラリアはコンプリートファブリケーションとおっしゃっておりますので、こういうふうな表現をほかの国もなさっていますので、話しているのかいない...全文を見る
○田中国務大臣 とにかく、相手の国の立場がございますので、どうおっしゃられても、残念ですが、開陳するわけにはいかないということを御理解いただかざるを得ません。  それから、外交につきましては、今後のアメリカにいたしましても、そのほかのイシュー、それから法案の問題等につきまして、...全文を見る
○田中国務大臣 私は、外務官僚がごみだなんて言ったことはございませんので、確認してください。
○田中国務大臣 御静粛にお願いします。  秘書官は、従来どおり二人でございます。それで、官房長の御配慮で補佐が五人、これは何日からでございましたでしょうか、補佐の方がふえて来てくださったのは。ですから、私は基本的に二人でございますけれども、従来も二人です、前の大臣も。(発言する...全文を見る
○田中国務大臣 現在、司直の手にゆだねておりますので、見守る状態でおります。
○田中国務大臣 今、警察の捜査が入っておりますので、司直の手にゆだねているところでございます。
○田中国務大臣 司直の手によって解明されておりますが、その捜査の中でお尋ねや資料要求があれば、もちろん外務省は積極的に協力はするのは当然のことでやっております。
○田中国務大臣 上納問題についてお答えいたしますけれども、外務省の報償費が内閣官房に上納されているということはないということを確認いたしております。それは、私は、現官房長官にももちろん、諸先輩にも伺っておりますが、これまでも国会において官房長官や外務大臣経験者、ここにもいらっしゃ...全文を見る
○田中国務大臣 前回も委員とこのお話をさせていただきまして、その後また、内閣自体が発足してから、従来から内閣というのはそういう形で進むのかと思いますが、大変忙しくて、つい最近も、御案内だと思いますけれども、二回ほど総理の執務室で、総理と防衛庁長官と私と意見の交換をさせていただきま...全文を見る
○田中国務大臣 とにかく、戦後五十年以上もこの問題について、第九条について触れることがあたかもタブーであるような状態で続いてきているということ、それは本当に残念なことだと思いますし、おっしゃったような法制局が出てきて研究するというところ、研の字に二十五年、究という字をやるのに二十...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私も閣内の一員として意見を申し上げておりまして、価値観が多様化していて、そして、今まではこういうことについて議論することもタブーのようであったのに、いろいろな意見が前広に、憲法調査会もでき、いろいろな意見を皆様がおっしゃる。それは極めていいことで、これが...全文を見る
○田中国務大臣 申し上げれば、自衛権の行使をするのであれば最小限度であるということでございますし、それが基本ですし、またやはりみんなで議論をしていく、今まで議論すらしなかったわけですから、それができることは極めて歓迎すべきことで、皆様の熱意によって方向性が決まっていくということで...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、自衛権の行使は最小限であるということを申し上げます。
○田中国務大臣 ですから、これはまた同じことになりまして、聞き飽きていらっしゃるんだろうと思いますが申し上げますけれども、我が国は国際法上は、また、もううんざりなさって申しわけないのですけれども、集団的自衛権は有していることですけれども、主権国家である以上は、第九条という憲法があ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど集団安全保障の問題、前回もこのことについてはおっしゃっていただきました……(東(祥)委員「前回は言っていませんよ。前回は集団的自衛権の話です」と呼ぶ)今は集団的安全保障のケースをおっしゃいましたけれども、これはもう何度もまた、これは耳だこでいらっしゃると思い...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろなケースがあると思いますけれども、憲法上の問題に加えまして諸般の情勢を総合的に勘案して判断をすべきだというふうに思います。
○田中国務大臣 いろいろな御意見があることも承知しておりますけれども、これは、ですから、訪米がもう近いと思いますし、まずアメリカの、どのようなプランニングがあるのかということをよく伺って、それでまた御報告できるように私なりによく勉強もしていきたいというふうに思っております。
○田中国務大臣 以前、科学技術庁長官も私がやっておりまして、ああいう技術の開発というもののプラスの面とマイナスの面、いろいろあるということも私は承知しておりますけれども、技術の研究というものは、研究をするということ、これをやることによって非常に違った研究の芽が、民用転用といいます...全文を見る
○田中国務大臣 委員御指摘の琉球新報は、この六月七日のことをおっしゃっていますんでしょうか。(赤嶺委員「そうです」と呼ぶ)  これは私も目を通しておりますけれども、自主外交、外交の自立ということは、これは当然のことでして、それを私が言っていることの趣旨は、例えば日米の同盟、これ...全文を見る
○田中国務大臣 ことしの三月でございましたか、森前総理とそれからブッシュ大統領が会見なさった。そして、その使用期限の問題は困難である、ブッシュ大統領はかなり強い口調でおっしゃったというふうな話も聞いたように記憶をいたしております。記憶違いかもしれませんけれども。  そういう中で...全文を見る
○田中国務大臣 NLP、すなわちナイト・ランディング・プラクティスの問題だと思いますけれども、これについては、ナイトじゃなくても、私もキティーホークに、前これを言いましたら、東門先生から、何か思い違いなされたか、ちょっとしかられてしまいましたけれども、実態がどんなものと、騒音も含...全文を見る
○田中国務大臣 騒音につきまして、私も、先ほど言いましたように、相模湾の、これは昼間ではあったんですけれども、キティーホークの着艦、実際に、パイロットが一分置きに一機ずつ、タッチ・アンド・ゴー、タッチ・アンド・ゴーをやっている中に輸送機でばっと入っていって、やはりタッチ・アンド・...全文を見る
○田中国務大臣 東門委員にお答え申し上げますが、この間、八日の日だったと思いますけれども、朝早くに、総理官邸におきまして、この代替施設の協議会というものが行われました。そして、稲嶺知事さんを初め町村長さん、お出になりまして、私たち関連閣僚も出席をいたしまして話をいたしました。 ...全文を見る
○田中国務大臣 これは日米安全保障協定、安保というものがありまして、そして地元の声をよく聞きながら、国の責任において進めていくということが基本にございます。  ですから、地元の皆様の御発言、これはずっと歴代内閣も言っているんだと思いますけれども、この要請を重く受けとめて、そして...全文を見る
○田中国務大臣 この地位協定の問題の基本にありますのは、どのようにして日米同盟関係を安定的にうまく発展させていくかということにあると思いますし、でも、そのベースにあるのは、やはり地元でこれだけの負担を、七五%以上の米軍のものを担っておられて、そして全体の面積の二〇%ですか、を提供...全文を見る
○田中国務大臣 改定、改正も視野に入れざるを得ない状態になりましたら、そういたします。
○田中国務大臣 これは私は、アメリカにとりまして、ストラテジーの面で極めて利便性がいいといいますか、そういう観点があるというふうに思います。  けれども、駐留経費の七六%、二千七百五十ですか三十ですか、その辺の数字を日本が負担しているということは事実なんですね。このことは私はや...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○田中国務大臣 おはようございます。  五月三十一日の安保委員会において、今川議員の質疑終了前に、突然予定が入り、総理訪問のために議場を退席せざるを得なかったことにつきまして、おわび申し上げるとともに、事情御賢察の上、御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上です。  ...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  国際法上にそのような定義がしっかりと法的に確立されているとは思いませんけれども、一般に同盟関係、同盟ということを言います場合は、共通の利益を有する複数の国家間において緊密な協力関係を持つということであるというふうに考えております。  そし...全文を見る
○田中国務大臣 具体的には、今その独立というお言葉を先ほど委員使われましたけれども、私はむしろ、自立した関係、それは何かといいますと、私の認識でいきますと、追随というよりも自分で自発的に、例えば沖縄の状態等が極めて典型だと思いますけれども、そういう実情においてどういう問題があり、...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  憲法の範囲内であると、我が国の。ということですけれども、要するに、多分御指摘は双務性がないということを思っておられるかと思いますけれども、やはりこれは我が国の憲法の範囲内であるということです。
○田中国務大臣 お答えいたします。  それぞれの国情とか、それからそれぞれの地政学上の問題とか事情というものがありますので、日本と、日米とは違った関係のものをNATOなりほかが持つということは当然だというふうに思います。
○田中国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、日米安保は我が国の憲法というものがすべて前提になって結ばれていますので、ですから、それなりの特色があるということはもう申し上げるまでもないというふうに思います。  先ほど私が片務性か双務性かということを申しましたけれども、アメリカ...全文を見る
○田中国務大臣 個別的、具体的な状況にならないと、具体的には私の立場では意見は申し上げかねますけれども。  ただ、自衛隊と共同で活動している米軍が公海上で相手国から攻撃を受けたとか、あるいはその逆の場合も今おっしゃったわけですけれども、我が国の個別的自衛権の行使の要件、もう御存...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、憲法の範囲内、それから個別的自衛権の範囲内でしか行動ができませんので、今お尋ねのようなことについて、国会の場において前広に皆様で研究、討論をしていただきたい、かように考えております。
○田中国務大臣 この有事法制ですけれども、これは今後、内閣官房を中心として十二分に検討していくものであるというふうに承知いたしております。  そして、日米は共同で対処するということになりますので、有事法制を考える際には日米安保体制の、これはもう円滑かつ効果的な運用というものが欠...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおりと思いますけれども、極めてこれは重要なイシューだというふうに思いますので、早期に整備されればよろしいですけれども、こういうことについても、やはり十二分に議論、検討も皆さんでしていくというのが前提になるというふうに思います。
○田中国務大臣 はい、よくわかりました。
○田中国務大臣 現在承知しておりますだけでも、四十一でしたか四十幾つかの国がミサイルを持っているというような状態の中で、大きなやはり世界に貢献する力を持っているアメリカがそういうことに危機感を持たれて、新大統領が核の不拡散という意味でこのミサイル防衛構想を出されたということは私は...全文を見る
○田中国務大臣 これもフェース・ツー・フェースでお話をしてみないと、報道だけでは、また役所の情報もありますけれども、わかりかねるところもあるので、やはりはっきり伺ってみたいと思いますが、これは私の考え方でいきますと、ともに研究をするということ、開発ではなくて、それは私は、科学技術...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、いろいろな御意見があるわけですので、それをフェース・ツー・フェースでしっかりと確認をしてきたいと。そういう使命も、私がアメリカに行くことについてはあるわけでございます。
○田中国務大臣 決して会わなければわからないとかいうことは私は申しておりませんけれども、せっかく訪米をさせていただける御許可が出ましたので、お会いして、フェース・ツー・フェースのときにしっかりと、やはり会うことによってニュアンスとか細かい機微の問題もしっかりわかりますので、そのと...全文を見る
○田中国務大臣 アーミテージ・レポートについて、最初に委員がおっしゃったように、今は完全にこの内閣の枢要、ブッシュ政権の枢要な地位におられるので、ですから、彼の考えていることが、アーミテージ・レポートそのものが、やはりアメリカの安全保障政策の中核になるというふうに考えてよろしいと...全文を見る
○田中国務大臣 そういう機会があれば望ましいと思っておりました。今もそう思っておりますが、現実に、先方から、パウエルさんの御都合が大変今も御多忙らしくて、いただいた日にちが月曜日の朝ということでして、週末に参りますし、その会談後即に飛行機に乗って帰ってこないと、またこちらの日本の...全文を見る
○田中国務大臣 私も、記者会見は極めて重要だと思っておりまして、そういうことをしっかりとお知らせするために行くわけでございますから、国民の皆様方も、それからアメリカとかほかの国のメディアの方も多分関心をお持ちであろうと思っておりますので。  ですから、今それも私も、事務方と言う...全文を見る
○田中国務大臣 これは大事なことですので申し上げなきゃいけないと思うんですが、月曜日の午前中にセットされているというふうに承知しておりまして、これはもうアメリカの御都合なんですね。そうすると、帰ってくる飛行機の都合ということで、これは何でしたら、北米局長が一生懸命やってくださって...全文を見る
○田中国務大臣 これは米ロの問題でございますので、今の段階で、直接その場に行ったわけじゃございませんから、コメントいたしようがありませんけれども、私は、まさしく、先ほどもほかの委員の方にもお答えしましたけれども、じかに行って、パウエル長官に、どういうふうな考えを持っておられるのか...全文を見る
○田中国務大臣 これは私、いつも委員会でミサイル防衛構想について五つの大事なポイントをお話しすると思いますが、その冒頭に毎回申し上げていることは、核拡散というものの危険性というものですよね。そういうことについて、私は共通認識を持っております。  ただ、それとはまた別に、今まさし...全文を見る
○田中国務大臣 この普天間の移設の問題は、十五年という年数の話とそれから移設自体の話がありますけれども、これはこの間、何日でございましたかね、今月の初めだったでしょうか、日にちはちょっと今正確には記憶しておりませんけれども、総理官邸でもって、稲嶺知事さん以下沖縄の関係者もお出にな...全文を見る
○田中国務大臣 毎回申し上げていますように、この地域、アジアには不透明性とか不確実性とかいろいろなファクターがございます。したがって、それらも勘案して考えなければいけないのですけれども、今のような仮定の問題には、残念ですが、お答えいたしかねます。
○田中国務大臣 かねがね申し上げていますとおり、北朝鮮問題については、日米韓で緊密に連絡をとりながら情報を交換しながら連携して進めていくということになりますし、そのことが北東アジア全体の平和と安定に資するというふうに考えておりますし、そして、日朝間の関係をよくするために、あらゆる...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるようなことも勘案しながら、トータルであらゆる状況を考えながら、我が国の国益、生命、財産、すべてを守り、そして世界がトータルで平和に行くように知恵を絞っていくということが基本にあるということを御理解いただきたいと思います。
○田中国務大臣 もちろん、地元からそういう要請がずっとございまして、そして私も、じかに、知事さんがおっしゃったと思いますけれども、知事さんだと思いますが、そういうふうな要請があるし、とにかく一般の皆様からそういう声があります、国会でも。したがって、そのことは事実ですから重く受けと...全文を見る
○田中国務大臣 まさしくそのことがフェース・ツー・フェースで話し合いをするわけですので。  ただ、いただいているお時間が大変短いようですので、その中で通訳を入れながら、どれだけこの話を詰められるか。先方も、会話というのは生き物ですので、マニュアルどおりにいかないわけですので、先...全文を見る
○田中国務大臣 副大臣制度もございますので、ぜひ副大臣にも、今後皆様チャンスを与えていただいた方がよりグローバルないい議論ができると思いますが、せっかくでございますから申し上げますけれども、やはりこれは、まさしくこういうことにつきましても、総理それから防衛庁長官、私とも話をいたし...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの委員の質問にもお答えしていますけれども、日本という島国の位置というものは、それは何億年かの間には少しずつ変わっていくかもしれませんけれども、基本的認識として、地政学上全然変えられないわけでございますから、そうすると、いろいろな国の状態、情勢がいろいろありま...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど日本語の発音が悪くて不透明性を透明と言ってしまったのでありましたら、おわびして言いかえさせていただきます。日本語でも英語でも不調法で、申しわけございません。  脅威というのは、私は、今ここに具体的にこれが脅威でございますというふうなことではなくて、むしろ不...全文を見る
○田中国務大臣 具体的なことを仮定の状況に基づいて論ずるということは、必ずしも外交上適切であるとは思いません。
○田中国務大臣 新しい事態に対応するためにも、よく話を聞いていくというふうなスタンスでまいります。
○田中国務大臣 これには、今、私も中谷長官と電話で話をしたこともありまして、全然関心がないとか知らないという意味ではありませんで、RMDの科学技術の進歩ですよね、そういうことにつきましても……(首藤委員「RMA、RMA」と呼ぶ)ああ、RMA、済みません、ちょっと熱っぽいもので済み...全文を見る
○田中国務大臣 私は英語が得意ではございませんですけれども、私が思うには、シアター・ミサイル・ディフェンスというふうに思っております。
○田中国務大臣 シアター・ミサイル・ディフェンスでございます。
○田中国務大臣 戦域でございます。
○田中国務大臣 戦域でございます。
○田中国務大臣 一つの可能性として議論をなさったんだと思いますけれども、あの短い時間の中で、盾と矛という言葉も確かにおっしゃっていましたし、私たちと話し合いをいたしましたときにもそういう表現を使っていらっしゃったので、あのおっしゃったとおりの意味であろうというふうに解しております...全文を見る
○田中国務大臣 これは、軍拡につながるというふうな意味だけではなくて、これは反対の意味からいきましたら、軍縮にもつながるかもしれないという理解もできるわけでございます。
○田中国務大臣 ですから、先ほども申し上げているように、「盾と矛の関係」という言葉もたしか、ここに議事録がございますけれども、いろいろな可能性がある、可能性がないとは言えないでしょうということをおっしゃっているわけでして、これが軍縮につながるようにというふうに私ども少なくとも自由...全文を見る
○田中国務大臣 これは、今日本の立場でお答え、どちらがどうだというふうなことを言える立場ではないのではないかと思いますし、事態を直接、全部掌握しているわけでもありません。もちろん報道等はフォローしておりますけれども、今の現在のこの時点での日本で、どちらがいいとか悪いとかというふう...全文を見る
○田中国務大臣 多分おっしゃりたいことは、米軍機が今おっしゃったように嘉手納から発進したということであって、これが日米安保上問題がないかということを問うていらっしゃるのかというふうに思います。
○田中国務大臣 私の認識では、ECHELONとの関係は、直接関係は比較できないと思いますが、トータルの意味では考え得ることかとも存じます。
○田中国務大臣 衛星通信傍受をやっているであろうECHELONによる通信傍受活動といったことの事実は、私どもは全然承知していないんですよね、現段階で。  ですから、我が国としても、本件についてはちゃんとフォローはしていくべきだというふうに思いますが、お尋ねの質問がしっかりと整合...全文を見る
○田中国務大臣 日米同盟が、もう再三繰り返しておりますけれども、日本の安全保障にとって基軸であるという認識は、全然変わっておりません。  そして、ただし現実の問題として、世界で四十一でしたか、そのぐらいのところにミサイルがあるというふうなことを考えながら、世界の脅威というのはど...全文を見る
○田中国務大臣 自立した、自主的な外交というものはどこの国もそういうふうに心がけておられるし、実践をしておられるというふうに思います。
○田中国務大臣 世界の核拡散を防止するためにアメリカが努力をするという基本的ベースに立って政策を考えていくということ、そういうお立場を、そういう考え方を頭でもしっかりと理解ができるという意味でございます。
○田中国務大臣 その発言なり事象なりを理解するということでございます。
○田中国務大臣 アメリカも、ミサイルディフェンス、攻撃、戦略ミサイルですね、この構想をやるに当たっては、我が国を含んで中国及びロシアと十二分に話し合いをしながら進めるというふうにおっしゃっている。そこにすべてが込められているというふうに思います。
○田中国務大臣 これは総理が再三再四おっしゃっているわけですけれども、憲法を変えるとか変えないとか、あるいは解釈でやっていこうというような意見もあるようでございますけれども、これを前広に検討する、研究するということはいいことではないかということですよ。この委員会を見ましてもいろい...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな思い、御意見があるのはわかっておりますけれども、現段階ではそうしたことにはお答えできません。
○田中国務大臣 これは、これからみんなで研究して、前広に討論をしていこうということでございますから、それが理由でございます。
○田中国務大臣 熱弁を振るっていただいた後でもって大変恐縮でございますけれども、個別の報道ですとか個別の会議の中身についてコメントをしたりするということはいたしません。なぜかと申しますと、相手のあることでございますし、そうしたことがもう既に否定されているということは御存じでいらっ...全文を見る
○田中国務大臣 基本的には外交と安全保障ですから、重複している部分はありますけれども、やはり受け持っているものが違うと思うのですよね。私の認識で言うと、ほかの委員会でいつも申し上げていますが、殊に参議院でこういうことを問われることが多いので、初めてこちらでお話しすることになります...全文を見る
○田中国務大臣 これはちょっと、我々おなかがすいてきて、長時間やっているもので、多分エネルギーがあれしたので中谷長官もちょっと思い違いなさったかと思いますが、私は、基本的にベースが違うと思うのですよね。NATOに比べて日本の方が一・七倍、数字の面はそうかもしれません。しかし、NA...全文を見る
○田中国務大臣 あっちこっちでいっぱい言われて、帰ってきたら何にもやらなかったと言われたらどうしようかと思うので、やはりプライオリティーの問題があるので、しっかり考えて整理をしなければなりません。いずれの問題も大変大切です。  しかし、相手があることで、時間の限りもあります。先...全文を見る
○田中国務大臣 大統領がおっしゃったことは、五月一日だと思うのですけれども、このスピーチの中で、ABM条約、すなわち弾道ミサイルシステムの制限条約の制限を乗り越える必要があるというふうに表明をなさったわけですけれども、一九七二年に米ソが締結した戦略弾道ミサイルを迎撃するシステムの...全文を見る
○田中国務大臣 取り上げていく所存でございます。
○田中国務大臣 地元の意見も聞きながら、関係者からもちろん聞いてもおりますけれども、アメリカとも緊密に協議をいたしまして、そして移設の実現に向けて努力をするというふうなことをしなければいけないというふうに思っております。
○田中国務大臣 橋本元総理の御親戚ということで、この間代替地の話がありましたときに、移設問題がありましたときに初めてお目にかかりましたが、そのようなことはうわさとも何も私は一切聞いておりません。
○田中国務大臣 そこまで克明には存じてはおりません。
○田中国務大臣 事実かどうかわかりませんが、そういう報道があるということはちらりと聞いたことはございますけれども、今おっしゃったように細かい状態であるというふうなことは今初めて聞きました。
○田中国務大臣 そのとおりだと思います。
○田中国務大臣 マスコミの報道そのものが、全部がどこまで正しいかという基本的な問題が、私は最近特にそういう思いが残念ながら強いもので、それもありますし、同時に、北米局長が今お答えしたこともございますので、それをトータルで勘案しないと、今即右左ということを、今急に問われてお答えはい...全文を見る
○田中国務大臣 通告のないお尋ねでもございますので、するかどうかも兼ねて検討いたします。
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  ブッシュ政権がTMDとNMDを一括して、N、ナショナルという概念を取ってMDというふうにするということは決めてあるわけですけれども、それはあくまでも、言ってみれば概念上の整理といいますか、そういうことでありまして、個別のプログラムはこれか...全文を見る
○田中国務大臣 もうどんどんどんどん、アメリカでこれをお話ししなさい、これを話しなさいといって、荷物が山ほどになって、米百俵が大変なことになってきますから、この環境問題はやはり触れざるを得ないだろうというふうに思っておりますが、それは、御存じだと思いますが、六月十一日の日、日本時...全文を見る
○田中国務大臣 田端委員が本当にいい、建設的な御指摘をくださったと思って、感謝を申し上げます。  振り返りまして、ASEM、北京での会議がありましたときも、何か違った報道みたいなことばかりいつも質問されていますが、このことは大変、地球環境問題は、欧州の外務大臣もそれからほかのア...全文を見る
○田中国務大臣 そういう側面は確かに、閣僚になりますと、どなたも経験なさるとおわかりになると思うんですけれども、閣僚になって即官邸で記者会見になりまして、所管の役所からブリーフは受けますけれども、全部が全部、余りいい表現じゃないでしょうけれども、いわゆる族議員でいらしても、すべて...全文を見る
○田中国務大臣 これはもう私の日ごろといいますか育った中で、自分なりの個人外交、民間外交もありますし、公の外交に携わったこともありますけれども、ずっと自分自身で思ったことでありまして、役所からはむしろ、個別にこういう案件がありますよというふうな話だけでした。  それから、外務省...全文を見る
○田中国務大臣 本当に報償費の問題、このことが、外務省の職員、現職の方それから在外公館でもちろん現職の方、かつて外務省に奉職していらした方、皆様がいろいろな思いを持っていらして、言ってみればジレンマのようなものが非常に心理的にあって苦労なさっている。これがもっと早い段階で、前の内...全文を見る
○田中国務大臣 アーミテージ・レポートというものの概要もわかっておりました。それから、今回枢要なポストにつかれる前、いろいろと識見を持っていらっしゃるということも、私も安全保障問題に関心がありましたのでわかっておりましたけれども、どういうルックスの、外観の方でいらっしゃるかという...全文を見る
○田中国務大臣 今、何日に日本にいらっしゃったか御記憶でいらっしゃいますか。とにかくあれは着任早々だったと思いますが、毎回キャンセル、キャンセルと言われますが、これは事務的にまだ調整中でございました。  と申しますのは、目的は総理大臣に対して親書を持っていらしているということで...全文を見る
○田中国務大臣 就任直後でございまして、とにかく、おなりになればわかりますが、外務省が特別忙しいとおっしゃいましたけれども、待ったなしでして、いろいろなイシューから宮中行事からたくさんありまして、ですから、言ってみれば、役人が書いたものでも全部読んで、絶対肉声を発しないということ...全文を見る
○田中国務大臣 全くその御意見に同感でございます。
○田中国務大臣 これは事実無根でございまして、それを証明させていただきますので、貴重なお時間ですが、大切なポイントですので、しっかりと申し上げたいと思います。  着任以来、先ほどのお尋ねにもありましたけれども、外務省は機密費の問題で、過去の方たち、現在のいる方たち、在外公館、皆...全文を見る
○田中国務大臣 法的手段といいますか、措置も考えなければならないことになるかもしれないということを言っておりました。機密費のこと云々じゃないですよ。(藤島委員「リークということについて」と呼ぶ)そうですね。それによって、例えばそういうふうなこと、今のおっしゃった記事みたいなことも...全文を見る
○田中国務大臣 これは極めて重要なことでして、日本の外交の、何といいますか、信頼性ということがまず基本にあることと、それから世間の方に違った情報を、マスコミがいいとか悪いとか、そういうことじゃないんですよ、意図的にやろうと思えば流せてしまう、国民の方たちをミスリードする、違う方向...全文を見る
○田中国務大臣 それぞれのお立場で思いがおありになるのだというふうに思いますのでコミットはいたしませんが、ただ、このミサイルの戦略構想につきましては、アメリカは、日本を含めてロシアや中国、もちろんヨーロッパにも同盟国があるわけですけれども、これらと緊密に連絡をとりながらやるという...全文を見る
○田中国務大臣 この問題も私も関心を持っておりますけれども、今のところは確かにHOYAから直接詳しい情報はまだ得られておりませんので、詳細なコメントはできずにおりましたし、また、いろいろ調べてみても、核爆発につながるようなものではないというふうなことは間接的に聞いておりますけれど...全文を見る
○田中国務大臣 民間のことでございますから、なかなか国が直接関与するということは難しいかと思いますけれども、検討に値するというふうに思います。
○田中国務大臣 このことはもう繰り返しいろいろな委員からあらゆるところで質問をされてきていることでございますけれども、集団的自衛権の研究というものは、仮定の状況を個々に検討するということよりも、日米安保体制というものの強化、国連の平和のための活動、そうしたことのために日本としても...全文を見る
○田中国務大臣 エールを送っていただきまして、ありがとうございます。  ただ、私、学生のころから余り女性として、男性ばかりの学校におりましたのですけれども、全然女性というふうに認知されていたというふうに、自覚も余りありませんし、この職場に来ましても、人物本位、能力本位、適性とい...全文を見る
○田中国務大臣 これもまことに、私が思っているよりも、これは数えたら三十ぐらいあるんですけれども、寝ながら、これもやられた、これもやられたと、いろいろあるんですけれども、そのうちの一つでして、私は、一番波長が合っている方は女性なんですよ。  あるメディアで働いている日本人ですけ...全文を見る
○田中国務大臣 すべて、私の今後の行動とか、よく見ていただきたいと思いますし、アドバイスはたくさんいただいておりますので、拳々服膺いたします。
○田中国務大臣 税理士さんとか会計士さんがやるように全部私が監査をなんかできるわけもありませんが、すべて役人主導で、政と官の関係でやってよろしいかというと、そうではないと思うんですね。したがって、納税者の皆さんの痛税感ですとか、今回の機密費の問題を初めといたしまして、松尾事件もあ...全文を見る
○田中国務大臣 あちらこちらで相当このことについては具体的に発言をいたしておりますが、まだおわかりになっていらっしゃらないようですから御説明申し上げますが……(小池委員「初めて聞きました」と呼ぶ)ああ、そうですか。こういうことなんですよ。  十三年度についてはもう今執行されてお...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○田中国務大臣 前回のお尋ねに対する、上納金に関するお答えでございますけれども、これは、関係者によく伺いましたけれども、歴代の総理大臣、外務大臣、そして官房長官、まあ総理大臣全員じゃございませんけれども、からは、上納はなかったというお答えをいただいておりますので、そういうふうに結...全文を見る
○田中国務大臣 恐縮ですけれども、先ほどの答えのとおりでございます。
○田中国務大臣 薬害エイズのときは、厚生大臣におなりになったばかりのときに、確かに私の会館にお出かけくださってお話をした経緯も、多分、菅先生、御記憶力よくていらっしゃるから覚えていらっしゃると思いますけれども、私は、ああいうふうないわゆる官僚隠し、エイズの問題、大変御尽力なさって...全文を見る
○田中国務大臣 本論の京都議定書に対する紙がございますけれども、これに触れる前に、大事なポイントですからはっきり申し上げます、導入部での話ですけれども。  外国の外務大臣という枢要な地位におられる方の発言を信頼するということは外交の基本だというふうに思いますので、それをすべて否...全文を見る
○田中国務大臣 これも実際にお目にかかってお話も聞いてみたいと思っておりますし、私がアメリカ側と話をしたい幾つかのイシューがございますけれども、そのうちの大事な柱の一つになるというふうに私は思っております。
○田中国務大臣 ですから、もう一回私は申し上げますけれども、アメリカにお目にかかったときに、どういうようなやりとりであったのかということも伺ってみたいと思いますが、それに加えて申し上げるならば、それぞれの国にそれぞれの立場というものがありまして、それを尊重しながらよい方向に進めて...全文を見る
○田中国務大臣 これが今いただいた書類でございますね。はい、合っていると思いますが。
○田中国務大臣 はい、結構でございます。
○田中国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、おっしゃっている数字も合っていると思いますし、おっしゃっている中身も正しいと思っております。  ですから、そういうようなことをすべて勘案しながら、日本はこのことについて非常にナーバスで、そしてアラートでなければいけないわけでして、...全文を見る
○田中国務大臣 はい。理解いたしておりますが。
○田中国務大臣 私もそのように考えております。ですけれども、やはりアメリカという国を無視して進むことが果たしていいかどうかという議論もございますから、ですから、環境庁を中心でございますけれども、最後の最後までアメリカにも働きかけて、そして少しでも最終的に世界じゅうが納得するような...全文を見る
○田中国務大臣 この批准のタイムリミットというのはないわけですけれども、スーナー・ザ・ベターでございます。これが基本にありまして、それから、それでは、基本的に小泉内閣が大変高い支持率をもらっているのは何かといいますと、今までのような意思決定の方法とか、それから、対米だけではありま...全文を見る
○田中国務大臣 まさしくそうでございまして、要するに、日本で私が今度外務大臣という要職につかせていただきましたので、今まで個人で、民主党さんの議員さん六人さんと、それから私たち自民党六人であのような意見広告を出しましたけれども、今度は外務大臣としてしっかりと物を言えるわけでござい...全文を見る
○田中国務大臣 よく検討もいたしておりますけれども、期間的に今国会は難しいと申し上げざるを得ません。
○田中国務大臣 閣内でよく皆様のお声を聞きながら検討いたします。
○田中国務大臣 その国会決議の重さというものは十二分にわかっておりますので、それも含めて検討いたします。
○田中国務大臣 法的な拘束力はないというふうに思います。ですけれども、尊重はいたします。大変尊重しなければならないものであるということは、議員としてわかっております。
○田中国務大臣 これは、尊重すべきものであるというふうに考えます。
○田中国務大臣 それは極めて野党的な論理のすりかえであって、これは先ほど申し上げたことになりますので、やはり重く受けとめて、尊重しながら、そして今、連立の与党でございますので、そうした皆様の意見もしっかりと受けとめながら歩を進めてまいります。タイミングは逃しません。
○田中国務大臣 憲法の六十六条に、内閣は、行政権の行使については、国会に対し連帯して責任を負うと書いてございます。しかし、個別の事案については、尊重をします、そして重く受けとめる、それが基本だと思います。
○田中国務大臣 ですから、再三申し上げておりますけれども、重く受けとめて、尊重をして判断をいたしますと申し上げております。
○田中国務大臣 やはり、民主党の皆様も私と一緒にこういう紙を出されたわけですから、いい方向に進めたいと思っていらっしゃいますのでしょうから、ぜひ、対決することよりも、よい方向に行くように一緒に協力をしていただきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 ですから、そういう御意見、せっかちでいらいらなさっているのかわかりませんが、とにかく、いい方向に持っていくために、私が訪米できまして、そして、初めの質問の原点にお返りいただけばおわかりになると思うんですけれども、こういうことも含めて、アメリカも日本もみんなが一緒に...全文を見る
○田中国務大臣 あるかないかと二者択一であれば、もちろんあると思います。
○田中国務大臣 それは、せんだっての北京でのトウカセンさんとのお話もそうでございますし、それから民間の方の御意見もわかっておりますし、それからメディア等で報じられていることもわかっております。世代によって、またお立場によって考えも違うけれども、やはり中国とか韓国とかそういう国の方...全文を見る
○田中国務大臣 総理と長時間にわたってお話しする機会はなかなかないのですけれども、それでも、私は何度もこのことについて意見具申という形で、ペーパーじゃございません、お考えをただし、そして私の意見を申し上げてきております。
○田中国務大臣 韓国や中国から、教科書問題はもう一番象徴的でございますけれども、あれも、それから靖国問題もイシューとしてあれだけ強い表明がございますので、それは総理も御存じでいらっしゃいますから、そういうことにも絡めて、そして個人的なときもいつも伺っております、靖国神社は本当に行...全文を見る
○田中国務大臣 一々おっしゃられるまでもありません。意味わかりますか。言われるまでもないということです。わかっていますということです。
○田中国務大臣 十二分にわかっております。言われるまでもなく感じておりますから、私は折に触れて総理大臣に伺い、そして意見も申し上げてきております。
○田中国務大臣 ドイツにつきましては、何月何日どの委員会、どの委員からかということは、私はちょっと失念いたしましたけれども、どうなったのか知りたいというお尋ねがありましたので、たまたまオーストラリアとイタリーからは即返事がございましたけれども、インターネットを通じてお気づきになっ...全文を見る
○田中国務大臣 一貫性がないとおっしゃいましたけれども、これは一貫性があるのでございます。  なぜかといいますと、事後発生的に複数のことが例えば地雷のようにばばばっと起こった場合に、これを一々やっていると本当の外交ができなくなってしまうんですね。本論は、そういう事後発生的なこと...全文を見る
○田中国務大臣 そのことにお答えする前に、また誤解があるといけませんから、もう一回先ほどのことについて一言申し上げますけれども、外交的な基本的な方針、基本を誤解される、私はよくミスリードという言葉を使うんですけれども、違った方向に連れていかれてしまいそうになるときには、どんなこと...全文を見る
○田中国務大臣 何日付の東京新聞をおっしゃっているでしょうか。
○田中国務大臣 同じ質問が昨日衆議院の安保委員会で出ましたので、そこでお答えしてございます。多分それを下敷きにして質問なさっていると思いますけれども、私は、将来のある若い外交官のことをつるし上げたりするのは本当にかわいそうだと思いますし、自分もそういう若い世代の子供たちの親として...全文を見る
○田中国務大臣 違います、違います。通訳の人が、自分が通訳をしたことと、あるいはその中であった会話、自分がテークノートしてそれを本省に打電したことと、あの報道、六月八日付とが余りに違っていて自分がびっくりしたと言っていました。  中身について言いますと、私たちが一番話をしたのは...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、本省だとは申しておりませんで、新聞紙上に載っていたものが、自分が通訳をした後にちゃんと本省に送ったものと違ったものが載っていたと言ったんです。
○田中国務大臣 それは調べないとちょっと今はわかりませんから、後ほどお答えいたします。ちょっと今それはわかりません、どこのどこにどう対応したか、全部承知しておりませんので。
○田中国務大臣 私が国会で事実と違う発言をしたとおっしゃっていますが、どういうところをおっしゃっているんでしょうか。
○田中国務大臣 再度伺います。  私が国会で事実と違った発言をしたと先ほどおっしゃいましたので、それはどこでしょうか。違ったら、訂正していただけますか。
○田中国務大臣 一つわかったことは、報道と事実が違っているのであれば書類を出せという御要求をなさっているのだろうというふうに思います。合っていますか。  それから、もう一点は、私が国会の場で事実と違った発言をしたということを最初、伊藤先生おっしゃいましたから、それはどこなんです...全文を見る
○田中国務大臣 外交というものは、再三再四申し上げておりますけれども、相手の国との信義、信頼関係もございますので、お出しするわけにはまいりませんけれども、それでも、事実とは違ったことが日本で報道されているということで、オーストラリアやイタリーやドイツ等があちらから、ドイツはこちら...全文を見る
○田中国務大臣 一日付で、あなた様のお好きな、委員お好きな英語でお出ししてあるんですが、お手元に届いておりませんか。
○田中国務大臣 何か思い違いなさって、よくおわかりになっていないんじゃないんでしょうか。これ、要約ではなくて、これが英語の発言そのものなんでございます。疑るのは御自由ですけれども、でも、これは時間のむだでして、これがすべての発言でございます。
○田中国務大臣 何度も同じことをお聞きになっていますけれども、これでお出ししてございます。
○田中国務大臣 これは、六月一日のお尋ね、質問を受けてお出ししたものですので、日本語のものを先にごらんになった方がよろしいんじゃないですか、英語お好きなようですけれども。これでございますよ。これ以上じゃありません。
○田中国務大臣 今ああいう御意見もありましたけれども、首藤委員がどう思っていらっしゃるかということも、沖縄に一極集中したいと思っていらっしゃるかどうかわかりませんけれども、まさか、よもやそうは思っていらっしゃらないというふうに考えてさしあげるべきだというふうに思いますけれども、や...全文を見る
○田中国務大臣 沖縄の問題から申し上げなきゃいけませんけれども、削減が一気にできるような状態であるかどうかということを責任のある政党ははっきりと答えなけりゃいけないんですよ。海兵隊の訓練の移転ということはまず最初のステップとしてやらねばならないことでございますし、そうした中で米軍...全文を見る
○田中国務大臣 今私は当日の会話録を探すようにお願いして、皆さん、スタッフがやってくだすっていますが、あのとき、基本的に私が申し上げたのは、暴力の悪循環を断たなきゃいけないということなんですね。  要するに、あのキャンプ・デービッドの会談、これは私が外務大臣になる前でしたけれど...全文を見る
○田中国務大臣 問題は、先ほど申しましたように、私の認識は、キャンプ・デービッドの、前のクリントン政権であそこまでいったのに惜しかったなということを思っておりますが、ペレス外務大臣から、田中大臣の就任に対する祝意がありまして、日本の中東情勢への貢献及びG8での役割にかんがみ、現下...全文を見る
○田中国務大臣 だから、これがお答えでございますから、よくお聞きください。また同じ質問を繰り返してなさらないためにもよくお聞きください。  五月二十二日付のシャロン声明によるイスラエル側の一方的停戦宣言以降、六月一日、テルアビブでの爆弾テロに対するイスラエル及び国際社会からの強...全文を見る
○田中国務大臣 金さんというのはどちらの金さんでございましょうか。もし金正男さんだということであれば、私はこの間の入国の方が金正男さんだということは特定ができない、できていないというふうに認識をいたしておりますので、まずそれについて、どの金さんかおっしゃっていただけますか。
○田中国務大臣 ですから、今申し上げましたとおり、そうであるとすれば、この間不法入国をなさった方が金正男さんであるということの人定はできずにおりますので、お答えのいたしようがございません。  この一年間の間に南北間の対話と交流が大きく進展するなど、それまでに見られなかったような...全文を見る
○田中国務大臣 これには二つのファクターがあるというふうに思いまして、国民の皆様はメディアを通じるしか物事を知り得る手段がございません。したがって、説明責任ということは十二分に認識もいたしております。  ところが、今では、すべてにコメントしない、しないと言っているというふうに思...全文を見る
○田中国務大臣 先ほども伊藤英成先生にお話し申し上げたんですけれども、もう一回申し上げますけれども、そういうようなマスコミ報道が地雷のようにばばばばばっとあるんですね。それに一つずつ、これはどうだ、聞かれる方は複数ですけれども、お答えしている方は一人なのです。  ですから、衆議...全文を見る
○田中国務大臣 私を個人攻撃なさるのは結構ですけれども、今、外務委員会あるいは予算委員会で外務省マターになっているのは何が一番大きなイシューで出てきますか。(土田委員「えっ」と呼ぶ)え、じゃないですよ。機密費の問題でしょう。この問題がいつもいつもテーマになっているのです。  逆...全文を見る
○田中国務大臣 もう一回整理して申し上げます。  私が大臣であろうとどなたが外務大臣にこの小泉内閣でなられようと、外務委員会の中でといいますか外務省関連の中で、機密費の問題を無視してといいますか、パスして取り上げないで済んだであろうかということを申し上げているのであります。私が...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃった、ヘリコプターからの落下物、十キロが二個おっこったというふうなことは、やはり緊張感がないのではないかという感じもしますね。  ですから、この中でもって、基本的に、その中止ということも含めますけれども、トータルに事実関係を申し上げますよ、ちゃんとパウ...全文を見る
○田中国務大臣 いつも赤嶺先生大変いい質問をなさって、具体的で、しかも疑り深いとおっしゃって、なるほどよく調査もなさっていますので、本当に……(発言する者あり)いやいや、さっきそうおっしゃったですね、沖縄に生まれ育たれて……(発言する者あり)済みません、私すぐにまぜちゃうのでいけ...全文を見る
○田中国務大臣 再検討というよりも、まずちゃんと調査をしていただきたいということでございます。
○田中国務大臣 これは、突き詰めていくと極めて大きな日本の政策でありますし、それはもう前から気づいていましたけれども、この内閣がどういうふうに、急にはできませんけれども、私は初めから時代のかじを切っていく内閣だなというふうなことを思っていますので、こうした外交問題の中に極めて集中...全文を見る
○田中国務大臣 昨日、衆議院の安保委員会でしたかで御意見が出まして、伺いました。それ以前、私はお会いしたのは、先ほどあった普天間の移設の会議で初めてお目にかかって、橋本元総理のいとこさんでいらっしゃるということだけしか存じませんでした。
○田中国務大臣 六月十日のお尋ねがあったことは覚えておりますけれども、きのうは非常に細かく、どの委員でございましたか、私も毎日毎日委員会で相手が変わるので一つ一つ正確に覚えておりませんが、質問者の方が事細かくおっしゃいましたので、そのようにお答えしました。
○田中国務大臣 失礼しました。  私、着任以来、統計をとってもらっていましたら、四千二百分を一人で答弁しているそうでございまして、頭が悪いもので、なかなか全部頭に入り切りません。もう本当に一人で集中砲火を浴びているような状態で、連日です、休みなしです。ですから、重要性は、皆様が...全文を見る
○田中国務大臣 この沖縄担当大使の問題、これは、東門先生は、必要ないと思っておられるのか、もっと彼がファンクショナルであれとおっしゃっておられるのか、いろいろな意味があると思います。ちゃんと沖縄県のニーズをしっかりくみ上げて、暴言を吐いたりしないような適切な人にするべきだというこ...全文を見る
○田中国務大臣 これは本当に極めて許しがたい事件でありますし、二度と起こしてはならないことでもあります。御遺族だけでなくて、私たち、自分のケースであったらどうかということを思ったら、これはもう簡単に片づけられる問題ではないということです。  しかし、外国でのこの問題は、外国の法...全文を見る
○田中国務大臣 これは本来は、通告があれば、事務方から正式に、当時のときからわかっている人がいるんですけれども、こういうときは、今度、次回はぜひ通告していただいて、事務方から聞いていただいた方が正しいと思うんですね。事務方を逃さないようにしっかりつかまえておいた方がいいと思うんで...全文を見る
○田中国務大臣 今のことにお答えする前に、ちょっと早口で申し上げておきますが、えひめ丸の問題は、御地元ではありませんけれども、やはりアメリカの海軍の潜水艦の訓練についておっしゃっているわけですから、これは正確に、私、先ほど読み上げたものがございまして、これが、諸経費ですね、航空運...全文を見る
○田中国務大臣 当委員会の中でもいろいろな意見があることはわかっております。先ほど共産党の赤嶺先生は、もう訓練の移転なんという問題ではないんだ、トータルでもって海兵隊がいなくなることなんだと。それぞれ考えが違うんですから、価値観が多様化しておりますし、考え方が違うんです。哲学が違...全文を見る
○田中国務大臣 東門先生みたいなパワフルな人ばかりが出てきたら、私のようなか弱い者はつぶされてしまうと思いますので、また、帰路無事に帰ってこられそうであれば考えさせていただきます。
06月20日第151回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○田中国務大臣 おはようございます。お答え申し上げます。  今回の訪米は、私は、初めから肩の力を抜いて、そして、客観的な事実、こうした委員会で皆様から託されている問題、皆様が国民の皆様から負託をされていて発言をなさっている問題をきちっと整理をして、限られた時間内で、いかに正確に...全文を見る
○田中国務大臣 私の認識の基本にありますのは、日本の外交の基本、基軸は日米同盟の強化、そこにあるというふうに考えております。こうした考えがまず基本にあるということを御理解いただきたいと思いますし、そうした発言をまず冒頭いたしております。あらゆる機会にこの発言をまずいたしております...全文を見る
○田中国務大臣 なるほど冷戦構造は崩れ去りました。しかし、過去の歴史をひもといていきまして、そして将来を見渡した場合に、これでもうすべて世界じゅうから脅威といいますか、戦争が完全になくなるということは断言し切れるでしょうか。  そういうことを考えました場合に、やはり私たちは、ア...全文を見る
○田中国務大臣 軍拡にいくのではなくて、世界じゅうが戦争がなくなるように、平和であるように、これはもうどこの国の方たちも、指導者もあるいは一般の国民の方たちも、地球上の市民は皆そう思っていることには間違いがありません。しかし、繰り返しになりますけれども、冷戦構造が崩壊してしまった...全文を見る
○田中国務大臣 ミサイル防衛につきましては、委員御案内のとおり、今検討中の状態でございますし、研究開発もこれから進めていくという状態ですので、きょう言ってあしたすぐできるからという問題ではない、今検討して研究しているという段階であるということを、まず基本認識に置いていただきたいと...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、先ほど申しましたように、今は、これはいまだ検討中の、研究中の段階でございますから、今後とも日米で緊密に連絡をとりながら進めていくということでございます。
○田中国務大臣 変わりません。
○田中国務大臣 これは概念的な問題であるということを、先ほど申し上げましたけれども、概念的なものであるということをまずよく御理解ください。
○田中国務大臣 ですから、これは概念的なものでございまして、今検討をしている最中でございます。そして、今我が国がアメリカと共同研究を行っているBMDは、純粋に日本の防衛のためのシステムであるということを申し上げているのです。ですから、今これは概念的な問題として検討している最中なん...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、さっきから何度も申し上げていますが、これは概念的な問題でございまして、そして、日本のBMDは日本の防衛のためのミサイル防衛である、さっきから三回申し上げています。それから、アメリカのプログラムは個別に進めるとしております。
○田中国務大臣 ですから、結果的にはそういうことになりますけれども、今何度も申し上げているように、これは今検討している問題なんですよね。(桑原委員「何がですか」と呼ぶ)ですから、ちょっと発言中です。(桑原委員「検討している問題というのは何ですか」と呼ぶ)ですから、もう一回申し上げ...全文を見る
○田中国務大臣 アメリカに何でも反対さえすればそれが自立であるというふうに思われているのであれば、それは間違いでありまして、客観的に我が国の情勢、事実というものをまずしっかり把握していかなければならないのですね。責任ある立場というのはそういうものではないでしょうか。日本は、将来も...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどのことにちょっとお返事しなけりゃいけないと思いますが、先ほど言ったことをもう一回繰り返させていただきますが、アメリカ追随が、何でもアメリカの言うことを聞くことが自立ではないのです。日本の現在置かれている立場、そして憲法の範囲内においてアメリカと協調できること...全文を見る
○田中国務大臣 時間の範囲の中で北朝鮮について個別具体的にそれだけの話をしなかった、する時間はなかったと申し上げておりますが、日米韓の緊密な粘り強い交渉、そのことによって朝鮮半島に平和をもたらすためにはどのようにすればいいかということについては、もちろん話をいたしております。
○田中国務大臣 アメリカの北朝鮮政策の見直しにつきましては、我が国及び韓国との意見交換を踏まえて行われたものであるんです、そのもの自体が。事前に日本と韓国と意見交換をしっかりして、それを踏まえてアメリカが今回政策の見直しをしておりますから、ですから、韓国もこれを評価し、我が国もそ...全文を見る
○田中国務大臣 その目的を達成するためにみんなで努力をいたします。それが外交でございます。
○田中国務大臣 いたしておりますけれども、マスコミが正確に伝えている、いないというふうなことを今申し上げるよりも、完全な、細かい速記録というものはございません。ですけれども、要旨を取りまとめたというものはもちろんございます。
○田中国務大臣 どの会談をおっしゃっておられますか。
○田中国務大臣 取りまとめられた後にも見てない——取りまとめて直後に私が全部を見たとは申し上げられませんけれども、いずれにいたしましても、トータルで、この今おっしゃった四つにつきまして、特にオーストラリアとドイツ、それからイタリアでしたか、これにつきましては、あのような、私が訪米...全文を見る
○田中国務大臣 これらにつきましては、発表後に見ましたけれども、違っている部分もございましたし、そうでないところもあります。ですから、それにつきまして、一々今コメントはいたしません。
○田中国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、オーストラリアを初めイタリアもドイツも、中身が違っていることについてはしっかりと責任ある立場の方たちが意見を表明されているわけでございますから、それをもって理解をしていただきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 何のために民主党さんが今そういうふうな質問をなさっているか理解いたしかねますけれども、いずれにしましても、話をしていた相手の外務大臣が違うということをおっしゃっておられるということの重みをしっかりと認識していただきたいと思います。貴重な時間でございます。
○田中国務大臣 公に公表された結果を見て、いいですか、公に公表された結果を見て、豪州、イタリアそれからドイツの外務大臣が、その結果発表は実態とは違っているということをおっしゃっていることの重みをもって理解をしていただきたいと思います。
○田中国務大臣 外国の外務大臣が、複数の国の方々が御自分たちの方から気づかれて、日本の報道結果を見て間違っているというふうな発言をなさっていることを、どうでもいいというような発言をなさるということは問題だと私は思いますが。
○田中国務大臣 個別の問題について、お答えは差し控えさせていただきます。
○田中国務大臣 そんな大ざっぱな話ではありませんで、それぞれ一国を代表している外務大臣及びそのスタッフとお話をしているわけですから、極めて重要なんですね、個別が。その結果として出てきているものが、それぞれの現場にいた責任ある立場の外務大臣が事実と違っていると言って指摘なさっている...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  公表前に事前に決裁はいたしておりません、私は。ですけれども、記録は見ております。見ておりますが、事実と違っているというところは気がつきました。それも、ただ個別に、ここ、ここと言うことは差し控えます。
○田中国務大臣 ですから、決裁以前のものが要するに公表されたということです。ですから、中身が違っていたところにつきましては、私はもちろん事務当局に言っております。
○田中国務大臣 事前には決裁していない。(桑原委員「決裁していないんですか」と呼ぶ)していない。で、報道を見て、事実と違っていたと申し上げているんです。そこのところを外国の方も確認して、事実と違っていたということの指摘が外国からあったと申し上げているんです。
○田中国務大臣 ですから、報道されたものを見まして、事実と違っていたので、違っていた部分があったので、私は驚いたわけでございます。そしてそれが、外国の外務大臣たちも、事実と違っているので、あのような反応をしてくださったということでございます。
○田中国務大臣 わかりやすく、平明に申しますと、要するに、報道されたものを見て、事実と違っていたので、私は事務方を呼んで、何でこういうことになったのかと申しました。どういう経緯でそういうものが流出したのか、報道されたのか、私は存じません。
○田中国務大臣 例えば、報道されたもの、具体例で申しますと、ドイツのケースなんかですけれども、あれは完全に、記録されているものと東京新聞の、あれは何日でしたか、会話か何かが載っているのは。六月八日でしたか、六月八日ですね。あのさも会話のように載っている記事と、それから記録した、記...全文を見る
○田中国務大臣 全部がじゃありませんよ。全部のことを、まとめて全部違うとごみ箱へぽいというのじゃないんですよ。報道ぶりを見て、全然事実と違っているというものがかなり、大事な部分に関して違っていたというものもございます。  ですから、私は、それを事務方に、何でこういうことになった...全文を見る
○田中国務大臣 リラックスと申しましても、何も砕けた格好で行こうとかそういうことじゃございませんで、むしろ頭を柔軟にして、いかようにも対応して国益を守る、そして先方の意見を聞きながら、将来に対する見通しを立てて、対策も立てられるように、お互いに協力をしながらよい方向に持っていくた...全文を見る
○田中国務大臣 まさしく今おっしゃったようなことは、論理立ては違いますけれども、理論の組み立て方は違いますけれども、もちろん私も最大の関心事はそこにございましたので、そのお話もいたしました。一九九九年から始まって、今回は三十七億強、三十七億近いお金も拠出しているということも数字を...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、それは具体的に、今自分たちがプロセスとしてやっている、何日で、幾らでというふうなちゃんと計算が出るというものではないけれども、そういう結果を、いい結果を得る方向に向けて努力をするというお答えでした。
○田中国務大臣 基本にありますのは、先ほどの委員の方にも申し上げたことですけれども、日本の憲法の範囲内で、日本は、どのように自国を守り、他国と協調していかなければならないかということを常に考えなきゃならないんですね。  そうしますと、ヨーロッパ、今現在のヨーロッパと日本とは立場...全文を見る
○田中国務大臣 システムというような言葉が今はまるほど、コンクリートに物事ができ上がっているとは思いませんけれども、ですから、これからそういうことも含めてお互いに協力をしていこうという段階でございます。
○田中国務大臣 日本にだけではなくて、まさしく世界の中でお互いにみんなが仲よく平和に生きていけるように、日本も十分なパートナーとしての役割分担をするという観点からいきまして、民生利用というのは、日本のためだけに、日本がお金を使ったから自分だけというような小さな了見ではなくて、世界...全文を見る
○田中国務大臣 やってごらんになればわかりますが、四十五分ぐらいの中で、京都議定書の問題ですとかミサイル防衛でございますとか沖縄の問題、いつも皆様が大変熱心におっしゃっておられる問題、これらを、通訳を入れて先方が話され、今のこの時間と同じですよ、時計を見ておられますけれども、通訳...全文を見る
○田中国務大臣 成果成果とせっかちにおっしゃいますけれども、事実関係を、どういうような話し合いであったかということを申し上げたいと思います。  十八日の外相会談ですけれども、パウエルさんとの会議におきまして、私からは、アメリカの京都議定書に対する立場には私は共感はしませんという...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私は、一カ月しかないボンまでの間に、アメリカが、議会やら技術的なことや、それから経済成長のことも考えながら、おできになるのでしょうかと疑問を呈したわけです。そして、アメリカは、これから、それについても、申し上げましたように月曜日の朝お会いしたわけですから...全文を見る
○田中国務大臣 あんなにお話をしたのに、もう一回、では、一から時間がかかりますけれども申し上げましょうか。  理解を示したなんて申しておりません。アメリカ側が、ライスさんも言っています、初めライスさんにお会いしたのですけれども、それから後でパウエルさんだったのですけれども、アメ...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私は、アメリカの京都議定書に対する立場には共感はしない、アメリカがそう言うことは頭ではわかるけれども、共感はしていないと申し上げたのです。それは先ほども申し上げてあります。あなた様にも言っておりますよ。  ですから、それは、あとは閣内と、連立与党でござ...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私は、民主党さんの議員さんと一緒に、このお部屋にはそのときの方はおられませんけれども、その方たちと一緒にそういうような意見広告を出しましたし、その気持ちに違いはありません。したがって、外務大臣としても、アメリカの責任者に対して、私は共感はしないと申し上げ...全文を見る
○田中国務大臣 相手の立場がありますので、ここがいいなんということは私が言えませんけれども、そのことも言いながら、言葉を添えながら、海兵隊の訓練の一部移転ということについて、例えばグアムとかサイパンとかそれからフィリピンについて、例えばグアム、サイパンは、これはアメリカの自治領な...全文を見る
○田中国務大臣 局長の声が小さかったら、私の方が大きな声が出ますので申し上げますけれども、これは、沖縄の負担の軽減、一極集中、この点にポイントがあるわけですね。それに絞り込んで、各委員から、衆議院でも参議院でもこういう意見が出ていますので、そういう観点で申し上げたわけでございまし...全文を見る
○田中国務大臣 二つのポイントがあったと思いますので、よくお聞き届けください。  よくお聞きいただきたいと思いますけれども、このワシントンでの日米首脳会談後の記者会見につきましては、霞クラブというのが外務省にございますけれども、御案内かと思いますけれども、そこでも、今まで、この...全文を見る
○田中国務大臣 報道規制なんて申しておりませんよ。事実、やっておられるじゃないですか。(細野委員「取材規制です。済みません」と呼ぶ)取材も規制していません。皆さん、ちゃんと報道なさっているじゃないですか。報道されていますよ。だから、その報道をもとにして皆さんも質問をなさることもあ...全文を見る
○田中国務大臣 やはり人間同士で、私は、そうだ、そうなければいけないというふうに、どこの国の方とお会いするときでも、それから国内のどんなお立場の方とお会いするときも、じかに会って話をお互いにする、意見を聞き、こちらも意見をはっきり言うということによって、随分人間関係というのは豊か...全文を見る
○田中国務大臣 私は、日米の同盟というものがいかに重要であるかということ、これが基軸であるということを冒頭に申し上げてございます。これはライスさんとお会いしましたときも、USTRの、何でしたか、ひげの生えた……(発言する者あり)ゼーリックさん。済みません。ゼーリックさんとお会いし...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、それについては、先ほども私はお話を申し上げておりますけれども、同盟国に話をしながらこういうことの研究をしていくということの方向性には、私たちは現在の段階では共感をしている。しかも、この構想自体が、日本をよく守っていく、防衛するために、防衛することに資する...全文を見る
○田中国務大臣 この資源探査をされたところは経済水域でございまして、経済水域で資源探査をやってはいけないというような国際法はないというふうに承知しておりますが。  それで、内閣官房と環境省、経済省、防衛庁、水産庁、海上保安庁、それから文部科学省等と十二分に協議して、日本政府とし...全文を見る
○田中国務大臣 資源探査は経済水域であっても同意が要るんだそうでして、申しわけありません。それでよろしいですか。(土田委員「多分それも違うでしょう。ちょっと後ろに聞いてください。資源探査をやっていいんですか、我が領海内で」と呼ぶ)ちょっとお待ちください、大事ですから、事務方に答え...全文を見る
○田中国務大臣 これは極めて重要な問題でございますし、担当の局が今来ていないようですから、今事務的に申しつけますので、早急に、今、委員の質問の時間内に担当者を呼び寄せるようにいたしますが、いかがでございましょうか。ほかの質問を先にしていただいておいて。(土田委員「答弁できればやっ...全文を見る
○田中国務大臣 突然に、事務方がきょうは来ておりませんので、私が、今アメリカから帰ってきた状態で、直近で一番わかっていることを御答弁申し上げます。  この北方四島周辺の水域で、韓国漁船による操業の問題ですけれども、外務省としては、水産庁と緊密に連携しつつ、これまで、ハイレベルを...全文を見る
○田中国務大臣 土田委員がおっしゃったことはまことに適切ですし、当然なことをおっしゃっているというふうに私は思います。したがって、北方四島交渉というものが速やかに頻繁に開かれるようなことにならなければ事の本質解決にならないと思いますし、そのために努力もいたします。
○田中国務大臣 これは本当に許しがたいことですし、容認はできませんし、御家族また御本人の立場になりましたらば本当にこれは耐えがたい痛みでありまして、この問題を解決するということのために日朝交渉を粘り強く、そしてできるだけ早くこういうことができるようにしなければなりませんけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  先ほど来、各委員からのお尋ねの中でも申し上げていましたけれども、日米安全保障の関係、日米の関係の中で一番の問題は、沖縄の負担が重過ぎる。この痛みを、いつも申し上げているように、私たち国民一人一人の痛みとして感じなければいけない。私はそれを...全文を見る
○田中国務大臣 パウエル長官は包括的にアメリカの外交を、世界との外交を見ておられます。私も同じです。しかし、個別の問題を十二分に知らないで包括的なトータルな判断、行動、決断はできないというふうに思います。しかし、限られた時間内でございますから、こういう言い方をいたしました。  ...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、安全の面、先ほど言った、環境ですとか騒音ですとか事件、事故その他すべてがこれらに包含されるわけですけれども、やはり安全面ということ、それから、生活をそこでしておられる沖縄の方々の苦痛や痛み、それを無視して今後日米関係が良好に発展するわけがないということが...全文を見る
○田中国務大臣 もちろん持っておりますからこそ、そういう発言をいたしました。歴代で、それは長いこと御苦労もなさったんでしょうが、アメリカ側は新しいブッシュ政権ができて五カ月目です、こちらは小泉政権ができて二カ月になります。そして、新しい閣僚同士が顔を合わせ、新しい大使が来られます...全文を見る
○田中国務大臣 あらゆる懸案がございますので、それらをアメリカがまた検討を、私からの要望を受けて、持ち帰ってこれから検討なさっていると思いますので、あちらの対応もまず見なければならない。まず、こちらがボールを投げたということを申し上げているんです。
○田中国務大臣 これは、日米安全保障ですから訓練は必要なんでございます。根本ですから。訓練は必要ですが、ですから先ほど申し上げているじゃないですか、安全面に最大限の配慮をしてもらうということを、十二分に配慮をしてもらうということを申しております。
○田中国務大臣 共産党さんがおっしゃっていることと、私は自由民主党員でございますので、意見が完全に、先ほどの問題もそうなんですけれども、ぴったり合うということは残念ながらあり得ないという前提でお答え申し上げますが、やはり過去は過去で、自民党も主張すべきことはし、政府ですよ、そして...全文を見る
○田中国務大臣 しっかりと認識をいたしております。  とにかくトータルに、何党であれ、何であれ、沖縄の痛みというものを私たち国民一人一人の痛みとして担っていく。そして、これから、アメリカが気づかない点ももっと、我々はこうやって委員会で、沖縄の声が発出されているわけですから、それ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど私申しましたように、今回、あらゆるときにこの普天間の問題がある、頭から去らない、同じことを私は何度も繰り返し言ったことによって、そのことを十二分に自分も、しっかりとパウエル長官も受けとめて、ラムズフェルド長官にこれをおろしていくとおっしゃっているわけでござい...全文を見る
○田中国務大臣 今のすべての御発言を踏まえた上で、パウエル長官と私との話し合いになったわけでございますから、今後の進展、今後のいろいろな、赤嶺委員がおっしゃっているような、御希望なさるような、完璧な状態で即効性を持ってなされるかどうかはわかりません、これは外交ですし、相手があるこ...全文を見る
○田中国務大臣 私は、きのうのパウエル長官との話し合いで随分、今までの諸先輩も御努力なさったわけです、あらゆるところでも御努力なさったわけですけれども、本当に今回はパウエル長官には、今度防衛庁長官やらあるいは尾身大臣が行かれてどうかということもあるかもしれませんけれども、少なくと...全文を見る
○田中国務大臣 今後もあらゆる機会をとらえまして、粘り強く努力をいたします。
○田中国務大臣 これはトータルなミサイル防衛構想についての意見交換でございまして、まだこれは概念上の問題であるということを先ほどの委員からの御質問にもお答えしておりますけれども、その中で、まず基本的に、ヨーロッパに行かれて一週間、いろいろな意見を聞かれて、そして土曜日の夕方にアメ...全文を見る
○田中国務大臣 今委員がもう既におっしゃいましたけれども、やはり海兵隊を中心とする訓練のローテーション一部移転の問題、これも申しましたし、それから、沖縄のことが中心なのですけれども、騒音とか環境とか遊休地の問題、事件、事故ですね。  遊休地につきましては、沖縄本島だけではなくて...全文を見る
○田中国務大臣 要するに、沖縄に関して物を言うときに普天間の問題は避けて通れないという言いぶりを私はいたしまして、そしてそれが移設とか返還に係る問題は、国会でも委員会でも議論で出ないことはない、あらゆるときに衆参でそういう議論がされておりますと。そして、私の念頭から離れない重要な...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおりです。
○田中国務大臣 そんなことは申しておりません。
○田中国務大臣 負担を軽減でございます。負担の軽減の一つ。幾つかある負担、たくさんあります。  私、出発する前にこの委員会で申し上げたと思いますけれども、どっちにしても、あれをやらなかったじゃないか、これをやったってこれをやらなかったじゃないか、それをやらなかったらそれをやらな...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、そういうことも今回、今まではそういうことが、繰り返し日本から言っていったのかどうか知りませんが、これだけ強く私が申しましたので、あらゆることを想定して、よくなるように努力なさるんじゃないでしょうか。
○田中国務大臣 整理縮小ということをおっしゃるのであれば、SACOの実現、実行に全力を尽くすということになります。
○田中国務大臣 ですから、訓練の一部、訓練の一部を変えるということですから、ローテーションですから、直接にはつながらないんです。  やらないよりはやった方がいいからおっしゃっているんじゃないんですか。やらない方がいいんですか。やる方がいいんじゃないですか。  したがって……(...全文を見る
○田中国務大臣 こういう提案をアメリカに対して、外務大臣が国務長官に言うことに大変意味があると思いますよ。それを今おっしゃったような形で言えば協力もされなくなってしまうと思いますので。相手のあることでありますよ。相手があるんです。  したがって、こういったことを申し上げてあるわ...全文を見る
○田中国務大臣 ローテーションするかどうか、してほしいということをお願いした段階であるんですよ。こういう議論によって、ローテーションをしないかもしれませんから、やはりいい方向にするように……(発言する者あり)
○田中国務大臣 プロポーザルをしておりますので、しないよりはした方がいいじゃないですか、そして向こうがどういうふうな検討をするか、それを聞くべきです。  それから、沖縄の声とおっしゃいますけれども、先生だけ、共産党さんだけではなくて、一般の沖縄の方の声、私は聞いています。もっと...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、朝からずっと同じことを申し上げているのですが、私の方から普天間問題というのを切り出しておりまして、アメリカの方から普天間解決しましょうなんておっしゃっていないのですよ。(発言する者あり)寝ていませんよね。ちゃんと聞いておられましたよね。  普天間問題の...全文を見る
○田中国務大臣 もうさっきから何度も言っておりますけれども、普天間問題の移設及び返還。移設及び返還という言葉を使っておりますのですから、御理解ください。
○田中国務大臣 普天間の移設及び返還と申し上げておりますから。御理解いただけないでしょうか。永久に使ってくれなんて言っていませんから、こちらは。
○田中国務大臣 知事さんがどのような確約をアメリカ側からとっていらしたのか、私はむしろ伺いたいぐらいですけれども、あえて親切に申し上げれば、移設及び返還という中に十五年という数字は入るのは当たり前ではないのですか。移設、返還。違いますか。十五年で返すかなんということは具体的に聞い...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、移設と返還。移設と返還が重要であると言っているわけですから、そういう問題が大事だといえば、当然十五年問題が含まれるのでございます。返還と言っております。
○田中国務大臣 私が申しましたのは、アーミテージ・レポートと具体的には言いませんでしたが、そこに本人がおられるものですからね、二〇〇〇年十月にアメリカの国防大学ですか、で編さんされた特別報告書、これには大変いいポイントがある、含蓄のあるものがありますという言い方をいたしまして、具...全文を見る
○田中国務大臣 あの席で具体的には申しておりません。
○田中国務大臣 これも申し上げなきゃいけませんが、四十五分間の会談の中で、ミサイル防衛構想があり、それから京都の議定書の問題、これは世界じゅうの方が大変関心を持っておられるCO2の排出量削減の問題ですが、そのほかたくさんいろいろなテーマがあって、それを四十五分間で、こちらが話し、...全文を見る
○田中国務大臣 兵力構成につきましては、やはり国際情勢の流動化というものを常に念頭に置いて、即応できるようにしておくということが基本になると思いますけれども、不必要にたくさんいればいいという問題でももちろんないわけでして、できるだけリデュースする方向に持っていくことが、アメリカの...全文を見る
○田中国務大臣 きのう帰ってきて、せっかちですからすぐに御報告してあります。頑張ってください、絶対に一歩も引くなと言ってあります。
○田中国務大臣 今、生まれて初めてその話を聞きましたけれども、それもまた捏造でございます。今初めて本当に聞きましたよ。
○田中国務大臣 まず最初に申し上げますが、何か自民党の、言葉は今正確に記憶しておりませんけれども、鈴木先生のお言葉では有力政治家ですか、何か大物政治家の介入云々と初めのころおっしゃいましたね。それが私はどなたを意味しているかわかりませんが、もし鈴木宗男先生のことであれば、私はたっ...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、日にちまでは今この場では覚えておりませんが、今おっしゃったのは、五月九日の記者会見で私がそう申し上げたということであればそうでありますけれども、ただ、私は人事のローテーションがどうこうではなくて、私の主眼は、外務省に私が初めて来て、この外務委員会等の質問...全文を見る
○田中国務大臣 その方の御許可がなければ、名前を言っては申しわけないと思います、本当に幹部でございますから。現役です。
○田中国務大臣 鈴木先生はお名前を知りたいと思っていらっしゃるわけですよね。
○田中国務大臣 わかりました。では、質問にお答えいたします。  加藤審議官でございます、今現在の加藤審議官です。  どなたとトータルな、政策別の、伏魔殿云々じゃないですよ、着任したのが四月二十九日ですから、そして、その会をやったのは四月三十日です。三十日に、いろいろな外交問題...全文を見る
○田中国務大臣 私はどの方がどうであるというふうなことは申し上げたわけではございませんで、その加藤審議官とお話をしたとき、それから、それ以外の外務大臣経験者やベテランの自民党のいわゆる外交の族といいますか、私、外交——それから委員会には来たことがありませんが、外交部会には出たこと...全文を見る
○田中国務大臣 細かいことにつきましては正確には覚えてもおりませんし、それについては今この場でもって無責任には発言はできません。
○田中国務大臣 長時間にわたって、いろいろな外務省が抱えている案件についてお話をさせていただきました。その中で、こういうことはどなたにお話をするのが一番よいだろうかとか、それから、やはり処分が十六人ございましたから、機密費の問題で。それでもって、それもどうしてどうなのかということ...全文を見る
○田中国務大臣 それは十二分に頭に、念頭に置いて申し上げているんですが、三人の中でそういう、三人の会談をしましたときに、加藤さんとそれから上村秘書官と私との話の中で、いろいろなことを話をしましたけれども、その中で名前が出たか出ないか、それから、私も結構たくさん外務省の方にお世話に...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、それは、諸先輩や加藤外審もおっしゃったかどうかも御本人に聞かなきゃなりませんけれども、非常に、一番、過去の経緯も、それから私がここに着任する前の経緯もすべて、政策ですよ、政策がよくわかっている人ということで名前が挙がってきて、その方はどこに行ったんですか...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、どこからの判断でではなくて、私はそういう固有名詞はわかりませんでしたけれども、先ほど来申し上げていますように、外務大臣経験者でございますとかあるいは役所の幹部、現職それからやめた方も含めますけれども、そういう中で挙がってきました。  そして、そんなによ...全文を見る
○田中国務大臣 外務委員会ですからロシア問題もこだわっておられるのかもしれませんが、私の頭にあったのは、むしろ機密費の問題が極めて……(発言する者あり)いや、すりかえじゃないですよ。ですから……(鈴木(宗)委員「委員長」と呼ぶ)いや、ちょっと待ってください。ロシア問題もありますが...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、お気に召さないかもしれませんけれども、事実は、外務大臣経験者でございますとか、それからこの役所の次官経験者、おやめになった方、現在おられる方、あらゆる方の意見を聞いて、イシュー別に、いろいろな、外務省の中でロシア問題は彼がそばにいて補佐をすることが非常に...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、加藤外審とそれから上村秘書官と話したときもいろいろなことの話があって、その中に、こういう人間がいますよというイシュー別の、この事案にはこういう人がいいかもしれないという話もありましたし、だから、それ一つじゃないんですよ。  外務大臣に就任してから、それ...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、あらゆる方のアドバイスを受けている中でそういうふうな意見が……(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。野党が関与しないと言っているのは、なったら、与党の問題で迷惑だと言われるなら……。  ですから、そういう中で出てきた問題でございます。それはたく...全文を見る
○田中国務大臣 私は、小寺さんに本省で仕事をしていただきたいと思った理由は、基本的には、メディアが質問をだあっと霞クラブでしますので、その中でいろいろな質問があったかと思いますけれども、私が小寺さんに来てもらったということの理由は、再三申し上げているように、政策の、ロシアの問題に...全文を見る
○田中国務大臣 そう、いきり立っておられますけれども、私はやはり、いろいろな方の意見が幸いにもありまして、そういう中でいろいろな、特に外務大臣経験者、そういう方たちが、いろいろな御苦労もなさっていて、現場を御存じで、いろいろアドバイスもくださっていることもあるわけですから、役所か...全文を見る
○田中国務大臣 加藤外務審議官も含めて、現役の方たちからも意見を聞いておりますので、間違いないようにお願いいたします。
○田中国務大臣 あの状況、大臣経験者でおわかりになると思いますけれども、いろいろな方から情報ももたらされる。役所に来られる方、家に来られる方、手紙をくださる方、ファクスの方、電話をくださる方、いろいろな方ですよ。きょう現在も、先ほども役所にちょっと帰りましたときに、もう引退という...全文を見る
○田中国務大臣 私は、特定の一人の議員がそんなにすごい影響力を持っているというふうなことも信じられませんし、一人であるとか二人であるとか、そんなことも私は言ってはおりません。
○田中国務大臣 ですから、それは、複数のいろいろな方からいろいろな状況が入ってきて、情報が入ってきて、それでそうですよ、そういうことって人間はあるんじゃないんですか。何でこんなにこだわられるのか、私にはわかりませんけれども。
○田中国務大臣 その議員という人が一人であるとか二人であるとか、そんなことは私は発言はしていないんですよ。
○田中国務大臣 決め打ちの記者会見とかいう言葉は、私は今初めて伺った、そういう表現がこの業界にあるということも初めてわかったのですが、とにかく、やはり全体の、何度おっしゃられても、申しわけないのですけれども、あの状態で、大変な情報がもたらされて、総合的に、その中で、とにかくそうい...全文を見る
○田中国務大臣 私は、この記者会見の中で、特定の議員の名前なんか全然言っていないのですよ。ですから、そういうふうなものを、いろいろな方から情報として入ってきて、そして——私、一人の議員がそんなことができるはずがないというふうに思いますし、あってはならないことだと逆に思います。した...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、なぜ言えるかということにお答えいたします。  それは、私は、ここにいるお二方とかそんなことではなくて、たくさんの方々から、前大臣、元大臣とか、それからメディアの方とか、それから役所の方たち、現役やらいろいろな方ですよ、から話を聞いている中で出てきたので...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、この記者会見のときですけれども、これはそういう、いろいろな方から声が、とにかく着任と同時にいろいろの外務省のことについて話や情報がもたらされている。その中に、そういう政治的ないろいろなことについて、流れがこの中であるというふうなこともあって、こういうふう...全文を見る
○田中国務大臣 私は何もごまかしておりませんで、当時の状態のことをそのとおりに、時系列的にお話を申し上げているつもりでございます。  それから、人事の凍結のことをおっしゃいましたが、これは機密費で、私は、機密費のことで頑張れ頑張れですから、ですから、それでもって、どこかへいなく...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、先ほど来何度も何度も申し上げておりますけれども、いろいろな方からいろいろな話が突然堰を切ったように私にもたらされてきましたけれども、それとこの人事というものは別なんですよ、これ。ですから、優秀な人が、それに合った人が、経緯をわかっている人、今後私を指導し...全文を見る
○田中国務大臣 そういう声もあったかもしれませんが、そうではなくて、小寺さんの方がより精通をしているというようなアドバイスもたくさん、現職の幹部の方からもございました。
○田中国務大臣 私、特定のだれがどうであるなんということは言ったことございませんし、ODAも、全体のこの委員会の中でも、ここ以外の参議院でも、いろいろ具体名を、具体的な案件を挙げて、バルーチャンがどうだとか、どこがどうであるとか、いろいろな方からいろいろな意見が出ております。そし...全文を見る
○田中国務大臣 アメリカに行って帰ってまいりましたけれども、成果というものはすぐ、フルーツ自体は、きのう、きょうというふうなことではないと思います。やはり私は、日本ができるだけ自主的に、私たちが今抱えている外交問題、それに対する国民の皆様を代表しているこの委員会での委員の皆様の御...全文を見る
○田中国務大臣 御高説ありがとうございました。御指導いただきたいと思います。
○田中国務大臣 京都議定書についてお答えする前に、署名記事のことをちょっと誤解なさっているようで、マスコミの果たしているメディアの……(上田(勇)委員「それはいいですよ、質問のところを答えてください」と呼ぶ)いや、よくないんですよ、大事なことですから。  それはもちろん、皆様が...全文を見る
○田中国務大臣 マスコミ報道について、私は規制をしてくれなんと言っているのではなくて、新聞は署名記事にしないと顔が見えない、情報源を秘匿ということで、間違った報道がされると、それが事実として、こういう委員会も紛糾したり一般の国民の方も誤解をしたままになるので、規制とは申しておりま...全文を見る
○田中国務大臣 では、紙を読ませていただきます。  十八日の日米外相会談においては、パウエル国務長官は、京都議定書は受け入れられない、今は少なくとも答えを持ち合わせていないとの応答ぶりでございました。私は、米国が気候変動政策に関する閣僚級の検討を継続していると承知をいたしており...全文を見る
○田中国務大臣 NLP、ナイト・ランディング・プラクティスにつきましては、騒音とか環境とか、それから遊休地の問題、事件、事故、これは沖縄だけではなくて、今おっしゃったまさしく本土の問題でございまして、それも含めて、そうした大きな枠組みの中でしっかりと先方にメッセージは伝わっており...全文を見る
○田中国務大臣 現段階で、きょうの新聞のことをおっしゃっておりましたが、政府の方針として、ODAについて……(上田(勇)委員「新聞については聞いていません」と呼ぶ)一〇%と、いや、でも事実じゃありませんから。一〇%削減というのは財務大臣が発言なさったそうですが、政府トータルとして...全文を見る
○田中国務大臣 いやいや、大事なことですから。各省庁別にこれから検討するところでございますから、そういう枠をはめた発想はなさらないでいただきたい、事実に基づいて。それで……
○田中国務大臣 厳しい財政状態でございますから、厳しい財政経済状況でございますので、納税者たる国民……
○田中国務大臣 副大臣ですか。
○田中国務大臣 厳しい経済財政状況のもと、納税者たる国民にODA事業の成果を明らかにしてまいりますためにも、より効果的、効率的な援助を実施するためにも、評価の充実が必要と考えております。これまでは事業実施後の事後評価が中心でございましたが、事前の評価、中間評価がますます重要になっ...全文を見る
○田中国務大臣 今後、必要なものについては継続をしなければならないのは当然だというふうに思います。納税者の視点でどれだけ有効的に使われているかということについても考えていかなければならない案件もあるというふうに存じます。
○田中国務大臣 今、ODAに関する検討会がなされているのは御存じでいらっしゃいましょうか。(上田(勇)委員「知っています。それを踏まえて聞いているのです」と呼ぶ)それを踏まえて、それから、そのほかからも、皆様はこの委員会で、衆議院でも参議院でも個別具体的な話もありますので、そうい...全文を見る
○田中国務大臣 私個人がもちろん決めるなんということは申しておりませんで、税金の使途でございますから、そうした会で評価されたもの、それからあらゆる委員会でテーマに出てきている問題、そうしたものすべてを勘案しながら客観的に判断をして決めていくということを申し上げております。
○田中国務大臣 ただいま議題となりました千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第三十八表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する二千年十一月二十七日に作成された確認書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この確認書は、平成十...全文を見る
06月20日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(田中眞紀子君) おかげさまで、無事アメリカに行って、昨日の夕刻、帰ってまいりました。  御報告申し上げますが、今回、パウエル長官に先立ちまして、ライスさんですとか、その席には大統領、副大統領もおいでくださいましてちょっと話をする機会もございましたけれども、それからゼ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も鎌田委員と思いは全く同じでございまして、そういうことが自分の娘ですとか身近に起こった場合にどうかと、それを人の痛みとして放置するのではなくて、すべてのことを自分のことに引き寄せて考えてみれば、おのずと答えは出てくるというふうに思います。  在日米...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 返還跡地の利用問題でございますけれども、これは御指摘のとおり沖縄にとって大変重要な問題でございます。  内閣府が事務局となりまして今、跡地対策準備協議会というものを立ち上げておりまして、そこで検討しております。そして、外務省も引き続きそこに参画をし、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) イエスでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 北方領土交渉でございますけれども、この問題は鳩山総理が始められて以来、長い、そしていろいろな経緯があると思いますが、基本に流れているものは一つであると思います。それは、この四島は我が国固有の領土であるという認識です。そして、いかに速やかに平和的にこの四...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) おかげさまで無事戻ってまいりました。そして、皆様に御報告できるこういう機会をちょうだいできまして、大変にありがたいと思っております。  やはり、政策責任者、担当者の方とじかにお目にかかって意見の交換をするということ、私は自主とか自立的な外交ということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いやしになったというふうには、私はそんな簡単なことではなかったというふうに思っておりまして、それはどういうことかと申しますと、お料理であったら、これは材料をそろえてこれからアメリカ側がまさにつくらんとしていたと思うんですね。自分がこういうお料理をつくろ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) よろしゅうございますか。  では、そのミサイルでございますけれども、ミサイルにつきましても、これは私もいろいろとずっと考えておりましたし、レクチャーも聞いておりましたが、また、個人的にアメリカ人の自分の知り合いもおりますし、政府関係者もいますし、欧州...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いずれからも具体名は挙がっておりません。ただ、いわゆる朝鮮半島の安定とか、そういうふうな表現はいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしくバウチャー報道官のことですね。私も帰ってきまして、それを見まして、おっと思いました。  ですが、会議は、ライスさんのときもパウエルさんも、そのほかもそうですけれども、常に複数の方たちがおられます。日本側も大勢ですし、アメリカ側も、殊にパウエル...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) きのうといいますか、私の意識では、ついさっきワシントンでやってきたという意識しか頭にないんですけれども、そういうことはいたしませんでした。  むしろ、それよりも、ふだんは、外務大臣が歴代行かれると、その後はもう役所の方に任せて大臣はなさらないというこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、二つのことを混同なさっているかというふうに存じますけれども、グアムとかあるいはサイパンというのは私も出しましたが、それは、海兵隊、日本に約二万人おられる、沖縄に一万七千おられて、あと残りは岩国というふうに承知しておりますけれども、少なくともその沖縄...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それは、長い間の中での負担はたくさんもちろんございます。今おっしゃったそのホスト・ネーション・サポートにつきましてもそうですけれども、あの米軍の駐留経費の七六%、二千七百五十億相当を日本は負担している、これは平成十二年度でございますけれども。こうしたこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、そこで沖縄の話が出てきたわけでございますけれども、やはり我が国を取り巻く残念ながら不確実性とか不透明性というのがございます。それが今現在のこの二〇〇〇年の冷戦構造が崩壊したヨーロッパと違うところではないでしょうか。  したがって、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アメリカにとってですか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本人にとっての受益ですよね。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私はむしろ受益は日本側に大変あるというふうに思っております。ただ、そのコストが本当に今は見直しをしなければならないところにきているのではないかということを私は伝えたわけです。  ですから、それは思いやり予算の問題もありますし、普天間の問題もありますし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 言葉が足りませんでしたけれども、私は同じ面からばかり話しておりましたが、それを裏から言いますと、この東アジアの平和と安定に貢献してくれているということ、そのことが私たち日本国民にとって利益になる、日米共通の利益であるということを申し上げたいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 歴史をひもといて過去を、世界の人類の歴史を見れば、残念ながら、局地戦であれ大きな大戦であれ戦争がなかった、地球上から完全にもうなくなってしまったということはなくて、また、そうしたことも残念ながら人類の私どもがこの地球上からいなくなった先の将来にわたって...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今現在、我が国に対して差し迫った脅威があるとは考えておりません。  しかし、将来、不確実性、不透明性があるということは常に認識しておかなければならないというふうに存じます。
○国務大臣(田中眞紀子君) それらも、ソ連邦がロシアになるということは想像がついたでしょうか、今現在じゃありませんよ。それから、あの冷戦構造が、トータルに見て、まあベルリンの壁もそうですけれども、完全にこんなに早く速やかに崩壊すると思われたでしょうか。時間がかかりました。それから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変、沖縄に一極集中し、沖縄に負担をかけ、御迷惑をおかけし過ぎていると思います。この負担の削減なくして、日本が自立して、平和なんというもの、あるいは受益と負担について語る権利はない、資格はないぐらいに私は思っております。  したがって、この四十五分し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これも柱立てをしておりまして、沖縄に関しましては、まずは普天間の移設と使用期限の問題、これは各委員会で多くの皆様からお話をされておりますし、私も普天間に行ったことがありますけれども、大変な問題を抱えているということは自分で感じておりますので、そのことに...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 知事は知事として、市長は市長としてアメリカにメッセージを発出なさっているでしょうけれども、これは国と国の問題ですから、私は責任問題といたしまして、外務大臣として申し上げたことは、普天間の移設及び使用期限の問題という物の言い方をいたしました。そして、この...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 言いぶりといたしましては、先ほど来申し上げていますけれども、普天間の移設と返還にかかわる問題と申しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 返還という言葉の中に含まれているというふうに理解いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 移設と返還という言葉の中に、返還しなくていいなんて申しておりませんので、その中に答えはあります。
○国務大臣(田中眞紀子君) もう先方は移設と返還と、返還と申しておりますので、ですから、その中に十五年問題が含まれているということは十二分に理解はなさっております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今までの歴代の内閣も外務大臣も触れてこられたかもしれませんけれども、それから歴代の知事さんもそうですけれども、そういう中でこれだけ熱を持って返還ということを明言した内閣も閣僚もいないのかもしれないと私は思っております。  それから、これは、知事さんが...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 動き出しているのであればもうとっくに解決していたはずじゃないですか。ところが、今まで動かなかったものをどうやって動かせばいいかということで衆知を集めて、そして稲嶺知事の声も聞きながら、私は沖縄県民の皆様の苦労、それに少しでも現実的に対応するために英知を...全文を見る
06月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  十八日の日米外相会談でございますけれども、これは、同盟関係が今後も非常に重要である、日米の関係というものが基軸であるということについては、私は再確認をし、はっきりと冒頭に申し上げました。引き続きまして私が申し上げましたことは、ミサイル防衛...全文を見る
○田中国務大臣 この森・プーチン会談は、委員おっしゃるとおり、大変意義深いものであったというふうに私は思っております。  その理由は、過去の総括がここでしっかりされたというふうに思っておりますし、そしてまた、未来への基礎というものをしっかりと築くことができたという意味でございま...全文を見る
○田中国務大臣 これまでの委員会でも御答弁していますように、この普天間飛行場の移設とそれから返還に係る問題という表現の中に十五年という年限が、期限がもう含まれていることは、先方が既に問題はすべてよく知悉しているとおっしゃっておられましたので、その中に含まれております。
○田中国務大臣 先ほども申しましたように、移設と返還に係る問題ということで、私は日本の外務大臣として、最高責任者であるアメリカのパウエル長官にお話を申し上げたわけです。  そして、先方はこの問題はよく承知しているとおっしゃっておられたわけでございますから、ほかでいろいろな発言も...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃっておられます地位協定の十八条六項の運用でございますけれども、これは防衛施設庁と相談をして今後とも適切に対応したいと思います。しかし、今のいただいた資料を拝見しますと、やはり支払い額に相当の差があるということも正確に出ておりますし、しっかりといろいろな事犯...全文を見る
○田中国務大臣 すべての選択肢とおっしゃりながら、再三再四私が強く申し上げたことに対して、ラムズフェルド長官にしっかりと自分からデリバーするということを二、三回おっしゃいました。  ですから私は、これはまだきのう、おととい言ったことでありますので、結果をしっかり見届けていかなけ...全文を見る
○田中国務大臣 私が冒頭申し上げました受益と負担ということは、言ってみれば私の政治家としての大きな哲学を申し上げたわけでして、それは、安全保障の問題、今回この委員会で討論されていることはもう基本であります。  と同時に、私が発言いたしましたことを繰り返しますと、これは日本の問題...全文を見る
○田中国務大臣 そういう表現はいたしておりません。
○田中国務大臣 騒音ですとか環境問題ですとか、あるいは遊休地の問題、これは本土に主にございますけれども、それとか事件、事故、そういうことの地位協定にかかわる問題はすべて指摘をしっかりいたしました。それについて長官は、問題はよくわかっているというふうにおっしゃってくださいましたので...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな事犯を注意深く見詰めていかなければいけませんけれども、日本が大変不利をこうむって、これ以上いく場合には、当然改正を視野に入れていく。それはもう政治主導というよりも、納税者の皆様、国民の皆様の痛みに対して政治がこたえるというのは当然だと思います。それが政治...全文を見る
○田中国務大臣 結構です。
○田中国務大臣 これは小林委員から毎回お尋ねいただくことなんですけれども、この小泉内閣、やはりこのことについて前広に研究をしていきましょうということでございます。そして、去年、おととしからでしたか、衆参でもって憲法調査会もありますし、私もあれは初めからずっと参加しておりました。あ...全文を見る
○田中国務大臣 川内委員から過分なエールをちょうだいいたしまして、痛み入ります。厚生委員会でのあの武闘派ぶりと、きょうはまたダークスーツにすてきなネクタイをお締めになって、私からもエールを送らせていただきます。  お尋ねにお答えいたしますが、まず、私の目的は、小泉総理の訪米の地...全文を見る
○田中国務大臣 これは、先方がこれから、こちらがボールを投げましたので、投げ返してくださるところに来ているというふうに思いますけれども、先ほどおっしゃった外国と、アメリカと日本との関係というふうなことと関連するので、先ほどの質問に対して、先ほど副大臣お答えくださいましたけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 はい、そう思っています。そう思ってお答えしました。  ただし、私一人ではなくて、この後、防衛庁長官も行かれますし、それから総理も行かれますし、尾身大臣も行かれますから、一つの糸で続けていかなきゃいけない。そして、もう一言申し上げれば、内閣がころころかわっちゃだめ...全文を見る
○田中国務大臣 この問題は、私も一番、どういう切り出し方をするかということで、今おっしゃったように、前政権等で非常にアメリカが拒否的な反応をしてきているということは情報としてありました。それから、これはちょっと初めて申し上げることなんですけれども、外務省ではなくて私の個人的なルー...全文を見る
○田中国務大臣 時間の関係で簡単に申し上げます。  私は、結論として、アメリカの立場といいますのは、ちょっと時系列からいいますと、これは日にちが間違っていないと思いますが、六月十五日にスウェーデンで、欧州に行ってからアメリカに帰ってこられて私に会ったわけですから、スウェーデンで...全文を見る
○田中国務大臣 検討という表現をいたしましたでしょうか。(白保委員「いや、新聞報道を見た限りにおいて、先方は理解していると」と呼ぶ)私は、検討しているという返事はいただいておりませんで、先方は、私が言ったことの移設及び返還に係る問題につきましては、問題はよく承知しているとおっしゃ...全文を見る
○田中国務大臣 先方はよく承知していると述べられたわけで、今まで過去の外務大臣や総理が行かれたときに、あるいは知事さんが行かれたときに、この普天間問題でどういう反応があったかということに比べていただきましたらおわかりいただけるんではないかと思いますけれども。
○田中国務大臣 今、一川委員がおっしゃった中に全部答えがあると思いますけれども、おっしゃったことを復唱するようになりますが、やはり自然もすばらしいですけれども、文化が独特なものがございますし、また、下地幹郎先生をお手本とするように、非常に明るくて、人柄が、女性も、老若男女、皆さん...全文を見る
○田中国務大臣 今の段階では、沖縄に限っては申し上げない方がいいと思います。それは、私の主観だけになりますし、相手がどう思ったか、それから、ほかに世界じゅうにアメリカは基地を持っておられますから、それらとのバランスとか、そういうトータルなことがよくわかりませんので、アメリカがどう...全文を見る
○田中国務大臣 この間、初めてその会議が官邸でございまして、私も初出席いたしました。そのときに、三工法、要するに、メガフロートとケーソン工法と埋め立てがあって、八案がある、それらをどのようにして組み合わせて、そしてどのぐらいの期間で、どこの部分、どういう方法でやるのかというふうな...全文を見る
○田中国務大臣 どうも私が言葉が足りないので誤解されがちみたいですけれども、聞き手が悪いと申し上げてはいけないのであえて申し上げますけれども、ちょっと整理して申しますけれども、では、議員になられて一年でいらっしゃる、過去のこともお調べいただきたいと思いますけれども、この小泉内閣以...全文を見る
○田中国務大臣 普天間飛行場の移設、返還に係る問題という形で、その重要性について、パウエル長官にまさしくお伝え申し上げてあります。
○田中国務大臣 返還に係る問題という中に、これは含まれるのです。そのように先方も理解なさっていらっしゃると思いますよ。
○田中国務大臣 ですから、先方は、問題はよく承知していると述べられました。そして、あらゆる折に触れてこういうことを、発言を、では、例えば沖縄の知事さんも発言してきたんじゃないのですか、この間行かれて。
○田中国務大臣 パウエル長官は、普天間問題はよく承知なさっています、沖縄問題すべてを。そして、返還に係る問題、おわかりですか、その言葉の中に全部入っていると毎回申し上げているんですよ。理解したくないと思っているかどうかは知りません。そういう意味なんです。そして、問題はよく承知して...全文を見る
○田中国務大臣 本年の一月にアナン事務総長が訪日した際に、国連アジア本部の設置の可能性について話が及びましたが、現時点では、国連側に国連アジア本部を設置するというニーズがあるとのお話はございませんでした。  でありますが、一般論として、国連は、長年にわたって国際社会の強い意向の...全文を見る
06月22日第151回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○田中国務大臣 三点全部に共通して一つ一つというような形でないかもしれませんが、私が土肥委員長におかけいたしました趣旨も、それから役所の中で申しましたこと、それを受けて事務次官等が行ってくださったのも、もちろん行政府と立法府やら全部違うことは十二分にわかっておりますけれども、おと...全文を見る
○田中国務大臣 私の方から電話をかけたのではなくて、直接、議員の方が大臣室に来られたりとか、それから電話を先方から下さったりとかというふうな受け身の形ではございました。
○田中国務大臣 それも、結局、国対委員長とか、きのうは相当党のいろいろな幹部の方が心配をなさって、電話を下さったり、それから副大臣が呼ばれたりとか、いろいろ自民党の中で動きが委員会中もございました。  私が訪米直後にも、それは直後は、おとといの件とは関係ございませんけれども、藤...全文を見る
○田中国務大臣 川島事務次官も、ですから、最終的には議運で全党的に議論がされることと思いますので、ですから、自民党内だけではなくて全体を、国会運営というものを見ていらっしゃる委員の先生、委員長ですか、そういう方々にも伺ってみていただけるかということを伺いました。
○田中国務大臣 三権分立は非常によくわかっておりますけれども、ですから、私は、こうしてくださいとか、こうすべしというふうなことは申し上げておりませんけれども、余りの長時間にわたってかなり執拗に繰り返されておりまして、そういうことによって貴重な時間も空転いたしますし、そしてまた引き...全文を見る
○田中国務大臣 私は、公式に委員長席に伺ったわけでもございませんし、個人的に、先ほども委員長も、こういう席でおりますときにも個人的なお話をなさったりすることもございましたし、新潟の件、写真の件、いろいろおっしゃったりもなさっていましたので、私もそういう面では、個人的にお話をさせて...全文を見る
○田中国務大臣 第一点目に関しまして答弁させていただきますけれども、土肥委員長にお電話をかけましたことにつきましては、私ども三権分立は十二分に理解をいたしておりまして、行政の立法への介入をする気などは毛頭ございませんでしたけれども、結果として誤解を生ぜしめたことにつきましてはおわ...全文を見る
06月25日第151回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 加納委員にお答え申し上げます。  今現在、世界の中には四十一カ国が核兵器を保有いたしております。そういう現実を踏まえまして、核軍縮、そうした国際安全保障という環境を向上させていくためにも、こうしたBMDに関する共同の研究ですけれども、研究段階がこれは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  アメリカは、今までのNMDとそれからTMD、これを分けないで一つにしてMDとしてやっていこうとしているわけでございます。ですから、その御理解でよろしいというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) この問題につきましては、昨日帰国なさった中谷防衛庁長官もラムズフェルド長官との話し合いの中で明言なさっているというふうに思いますけれども、ミサイル防衛と集団的自衛権との関係につきましては研究の余地があるというふうな趣旨の発言を総理が行っているというふう...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このたびパウエル長官等の会談の中で、具体的に中国の問題についてお話をするというふうなことはございませんでした。日本を取り巻く近隣諸国という中で朝鮮半島とか中国という言葉はございましたけれども、中国問題に絞り込んでというふうなことはございませんでしたけれ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 最初の日にちは先週の木曜日であったと思いますが、その日のことをおっしゃっておられますのでしょうか。そうであれば、最大限私は誠実に正面から私なりにお答えを申し上げたというふうに思いますけれども、やはり行き届かなかったのかということを思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今いろいろ申し上げても時間が、時計の針が前に戻るわけでもございませんので、自分の立場をわきまえまして、そしてできるだけ慎重に皆様に御迷惑をかけたことを反省しながら今後進んでまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 以前の大臣のケースについては、私はコメントをさせていただく立場にはございません。  自分のことにつきましては、先ほど来申し上げておりますように、御注意も受けておりますし、皆様からこのような質問やら疑問も呈されておりますので、それを重く受けとめまして、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  ただいま担当局長及び、この委員会が始まる前に、ケニアにこのソンドゥ・ミリウの水力発電についてヒアリングをしに行きました担当課長も部屋に呼びまして、一番最新の情報を聞きました。  その結果を正確にお伝え申し上げたいと思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員がおっしゃっておられる人と人の触れ合いということは、要するに顔の見える援助ということであると思いますし、それが心の面で、人間として目に見えない形のものが心の中にしっかりお互いの中に培われて、それが結果としてはお互いの国の平和とか安定とか協力に役立つ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、委員御指摘のことは、ODAが本来持っているべき理念といいますか、そういうものを言い当てていらっしゃるというふうに思います。  すなわち、今すぐ右から左へ役立って花が開かなくても必ず、教育のようなことに関しましては特にそうですけれども、時間の経過と...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 御指摘の外務省改革要綱はまだ完璧なものではございませんけれども、それでも今いらしておられます杉浦副大臣を中心として、多くの方たちが時間とエネルギーと知恵を絞ってくださった集大成であるというふうに思っております。  そして、その基本は、私はやっぱり国民...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 事の初めから時系列的にお話を申し上げてお答えにしたいと思いますけれども、松尾室長の事件というものは、内閣官房の報償費を扱ってはおりましたけれども、この松尾という人は、しかし外務省の報償費を扱うという立場にはございませんでした。したがって、外務省報償費へ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 弾道ミサイル防衛でございますけれども、BMDに関する日米共同の研究というものにつきましては、引き続き推進していくという立場でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) ブッシュ大統領がおっしゃっているこの構想の基本にありますのは、核不拡散という考えが基本にございます。それは何人も反対するものではないというふうに思いますが、現実の社会には、世界の四十一カ国が核兵器を保有しておりますので、したがって大量破壊兵器でございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、これは研究、構想の段階でございます、今現在。ですから、その中でもって私がパウエル長官との話の中でも申し上げたことは、科学技術庁長官をさせていただいているときに大変勉強になったことですけれども、このような技術を研究していく段階においていろいろな派生...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ダウナー外務大臣、オーストラリア外務大臣のことを触れられましたけれども、そのような会話がなかったということをあちらの外務大臣が訂正の、抗議を含めたメッセージを発出なさっていたという過去の経緯がありますことをもう一度確認させていただきます。  それから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 機密費は諸外国でもございまして、シークレットファンドという名前を使われているわけでございまして、これは本来公開する性格のものではないというふうに思います。  ただ、我が国の今のようないろいろな事件が起こっている実態にかんがみまして、納税者の皆様からこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 繰り返しになりますけれども、本来の目的のものをどこまできちっと整理して絞り込めるかという作業をいたしますけれども、そのものについては公表すべき性格のものではないというふうに私は考えます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今現在では、まだできておりません。と申しますのは、委員会等もございますし、これは落ちついて、チームをつくるなりしてきちっとやらなけりゃいけないと思っておりますので、今現在の時点ではまだそこまでいっておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 国会が閉会いたしまして、直ちにかかれるようにというふうに考えております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私の答えには御不満かと思いますけれども、やはりこれは、今この松尾問題が起こったからではなくて、過去からずっとこういう報償費の問題というのはあったと思いますけれども、その中で関係者皆様が上納ということはなかったということをおっしゃっておられますので、私は...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まことに恐縮でございますけれども、出所不明のものにつきましてはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。
06月26日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、六月十六日から十九日まで米国を訪問し、パウエル国務長官との間で日米外相会談を行いました。そのほか、ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官及びゼーリック米国通商代表と会談を行いました。また、ライス補佐官との会談の途中にブッシュ大統領とチェイニー副大...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アーミテージさんと直接お話ししたのは、本当にパウエル長官がもう話をほぼ一〇〇%やっておられまして、わきに座っておられて、パウエル長官から促されて私がこの話をしましたときにちょっと発言なさった程度でございました。  私がこのレポートについていい点がある...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) できる範囲でお答え申し上げますが、金石委員に申し上げますが、これは通告がない問題を先ほど来聞いていらっしゃいますので、ちょっとそこを御認識いただきたいというふうに思います。  今のお尋ねに対してでございますけれども、今おっしゃったとおり、四十一の弾道...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 付言させていただいてよろしいでしょうか。  私は、文化遺産というものは、レプリカをつくったり何かやったり、あるいは大変近代的な科学技術を導入しても絶対つくれないもの、復元不可能なものだと思います。  今、バーミヤンの話がありますけれども、ほかの、例...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) イラク情勢につきましては、政府としても大変大きな関心を抱いております。国際社会の中に与える脅威というものは非常に大きいというふうに認識をいたしております。  イラクは国連安保理の決議に基づく査察の受け入れを今現在も拒否しているという実情でございますの...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、大臣に就任いたしました四月二十六日のときの官邸での記者会見でも申し上げていることになりますけれども、同じことを繰り返すことになりますけれども、私は、日本の国益というものをまず、外交というものはどこの国もそうですけれども、自国の国益を考える、そして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 普天間の代替施設使用期限問題でございますけれども、これは、今回幾つかのイシューをお話し申し上げている中で沖縄問題、その沖縄問題の中でも大変大きな比重を占める問題という認識を持って私は発言をいたしました。それはなぜならば、これは地元の非常に強い希望、要望...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) パウエル長官とは、約四十五分、五十分近かったかというふうに思いますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) 通訳が入ってくださっていました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 海兵隊の訓練の一部移転ということでございます。正確に申しますとそういうことです。  それは、沖縄の負担、一極集中、沖縄県民の方々の負担を軽減するにはどうすればよいかという中で、衆参両院でいろいろな意見が交わされておりました中で、具体的な問題として例え...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 訓練の一部、ローテーションという言葉を使いましたけれども、一部移転でございます。  そして、海兵隊の削減ということを今おっしゃっておられるのかと思いますけれども、日本の負担を最小限にするための努力ということはその基本にございます。そして、そのアメリカ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そこはSACOの関係もございますし、トータルな話の中ではもちろんそういう今おっしゃったようなことも含めて言っております。  そして、先方のお答えは、アメリカのフットプリントをミニマイズするあるいはリデュースする、そういうようなことについても自分は最善...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今おっしゃったような議題、そのほかもたくさんあるわけでございますけれども、現在日米間で事務的に調整中でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 個別にここがどうであるというふうなお話はいたしませんけれども、日本を取り巻く地域全体のアジアの平和と安定のために日米の同盟も大切であるというふうな話し向きをいたしました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 欧州と違うという意味は、地政学上違っておりますので、それはそのそばにあるあらゆる不安定、不確実性、不透明性というファクターが今現在欧州が抱えているものと日本は違うという意味で発言をいたしました。それはミサイル防衛構想に関連して発言いたしました。  そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 鋭意という言葉は、どのぐらいの期間かという質問には答えていないと思いますので、もう少しクリアに答弁した方がわかりやすいのではないかと思いますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、るる佐藤委員がおっしゃったことは本当に信じられないことで、外務省の川島次官が、一人の人にすべてを任せて、一人がお金を引き出して云々ということについては、とにかく信じられないというか、もうそんなことがあってはならないことなわけですから、そういうことを...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) はい。  質問の趣旨はわかっておりますが、これは何度申しましても、今、川島さんが言ったと同じことを官房長たちも幹部も私に言っておりまして、彼が有能であって、彼に自動的にそちらに、松尾さんにすべてを、決裁から何から任せてしまっていたのだと。したがって、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) もう組織防衛以外の何物でもないと思いますが、どの方も同じ。ですから、事務方から違う言葉を引き出していただきたいと思います。同じことを、私も佐藤委員がおっしゃっていると同じ言い方で同じように申しております。ところが、同じ返事しか返ってまいりません。  ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、もう何度おっしゃられても、同じことを私は繰り返し言っておりますのですけれども、それは同じ答えしか返ってきません。  会計課長とか人がいたはずじゃないですか。その方たちにも私は言っています。ですけれども、同じ答えで、本当に申しわけなかった、そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ぜひ発言したいと思います。  今ちょっと紙が出てきましたので申し上げたいと思いますけれども、先ほど副大臣が言われたような信頼しているから云々とか、信頼していたのがあだになったとか、そういうふうな感情的なこととか情緒的なことではなくて、お金に関すること...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 次回がいつになりますでしょうか。それまでもちろん鋭意努力をいたしますけれども、なかなか大変な組織防衛、私だってもう着任から佐藤委員と同じことを言っておりますけれども、だれに聞いても、どの角度から聞いても、どんなタイミングで聞いても、これはもうなかなか大...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、中国に対するODAだけを特別扱いしようなんという気持ちは毛頭ありませんで、トータルで見て、国民の皆様の税金、血税の使い道がむだに使われていないか、本当に生きた形で、内外からも喜ばれる形で、むだなく効率よく使われるということがODAの本来の目的だと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) とにかく、この内閣は聖域なき改革、構造改革ということを言っております。すなわち、むだの見直しということが各省庁求められておりますので、先ほどの一〇%削減云々というのは、塩川大臣と亀井先生の中で出てきたということは、私もアメリカから帰ってくる飛行機の中で...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 現在、衆議院の外務委員会で審議中であるというふうに承知をいたしておりますが、どうしてということにお答えするとするならば、それは、何日でございましたか、先週木曜日の外務委員会での質疑応答がございまして、それに関しての私の言動について批判がございまして、陳...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 各委員が真摯に一生懸命御努力をなさっていたことには敬服いたしておりますし、また、今現在、進行形の形でどうするかについて検討中でございますので、その結果を待ちたいというふうに思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、現状を事務方が把握した結果、一番直近の状態が進行形であるということを御報告申し上げております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 各委員御案内のとおり、小泉総理は、靖国参拝を御自身がなさることは戦争を美化したりすることではないのだ、純粋にみたまに対して自分は拝礼をしたいというふうにおっしゃっておられますが、委員おっしゃるような近隣諸国からの強い反発があるということ、それは私も十二...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そのいずれであるかについては伺っておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 内閣総理大臣というのは日本じゅうでたった一人しかおりませんので、その職責の重さを考えますと、公と私というものの峻別というものはなかなか難しいのではないかというふうに愚考いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) アメリカ、欧州に旅立たれる前の時間、お目にかかれる時間があればそのようにお伝え申し上げます。
○国務大臣(田中眞紀子君) このたびの中国の輸入特別関税の措置につきましては、日本の産品、具体的には自動車でありますとか携帯電話、それからエアコン等ですけれども、日本の産品のみを対象とした、これは言ってみれば差別的な関税措置であるというふうに私は考えます。したがって、そのような措...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的に今各省庁からこれという記述はございませんけれども、ただ聖域なき改革ということを言っておりますので、当然、各役所が自分のところではどのようなことかということは考えておりますし、それからODAについては外務省マターでございますので、この問題は大変キ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 北方四島が我が国固有の領土であるということは、もうかねてよりずっと我が国政府が主張をしてきておりまして、それには間違いがございません。  したがって、今回の韓国漁船の操業問題につきましては、過去ずっと、この問題が起こりましてから、最初は二月の二十日で...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まだ返事はいただいておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先方も御都合があると思いますので待ちますけれども、時期を見まして、余り時間が長引けば、もちろんもう一回督促をいたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 中国による資源探査、天然資源の探査について容認はいたしておりませんので、もう一度誤解のないように繰り返させていただきたいと思います。  天然資源の探査につきましても、条約がございますけれども、それによって沿岸国が主権的権利を有するとされており、我が国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 訂正よりも、正確に補足説明をしたというふうなつもりでおります。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは民間の有識者がやっておられるシンポジウムだというふうに承知いたしております。これは金沢で第七回目の会合が開かれまして、財団法人日本国際連合協会の主催でございました。  本年六月六日から八日に、日本、中国、韓国、モンゴル、フィリピン、ロシア、アメ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これを主催いたしましたのが民間だという意味でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) この頭痛とおっしゃった意味は、私は普天間の問題を申しましたときに、私は沖縄問題を考えるときには普天間の移設の問題、返還の問題がまず頭から去らないので、常時、普天間、普天間、普天間という、あらゆるときに思っているという話をしましたらば、ああ、それは困った...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 午前中の御議論の中でも中国に対するODAというものについて指摘がございましたけれども、全くそのとおりだという面もございます。  ただし、やはり日本が中国にODAを開始いたしました基本にあるものは、貧困ですとか環境問題とか、そういう面で使っていただきた...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 現在、世界には弾道ミサイルを保有している国家が四十一ございます。そして、そういうことの実態、事実を認識した上で軍縮努力を含む国際的な安全保障の環境向上ということは必要であろうというふうに考えます。そして、そうした考えに立脚いたしましてBMDに関する共同...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それぞれの国、それぞれの立場、考え方がございますから、それが間違いであるとかないとかというコメントはいたしません。  しかし、私が自分で発言をいたしました欧州と日本とは違うということの意味は、日本を取り巻く環境の中に不確実性ないし不透明性が存在すると...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、今現在、研究をこれから進めていこうということでございますから、その中においていろいろなことが起こってくると思います。午前中の質問にもございましたけれども、例えば、直接ではございませんけれども、他の技術も民生分野でも役立つような、あるいは利用でき...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来申し上げていること以外に申しておりませんが、現実問題として、弾道ミサイルを有する国が世界に四十一もあるという現実に対して、どのように対応ができるかという視点も決して忘れてはいけないというふうに思っていますし、また新たな脅威というものも今後あらわ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 基本は核不拡散でありますし、それからここに中身は全部ございますから、もう御存じでいらっしゃると思いますので繰り返しては申しませんけれども、冷戦後の国際情勢をどのように認識しているか、それから新たな枠組みをどうするか、ABM条約をどうするか、それから核兵...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、今後の米ロ間の協議というものを見守っていかなければならない問題だというふうに思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来おっしゃっている五月一日のブッシュ大統領の国防大学での演説にもございますけれども、このABM条約は過去との決別を反映する新たな枠組みに変えるために米ロが協力しなければならない、米ロが今後協力していかなければならないという発言を国防大学でなさって...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、このミサイル防衛構想は、トータル今委員がおっしゃったようなことで、このことはまだ端緒についたばかりですから、それを核不拡散ということ、しかも日本を含む同盟国及びロシアと協議しながら、説明しながら進めるということを私たちは理解しているということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このミサイル構想自体は今端緒についたばかりだと先ほど来申し上げていますけれども、ABM条約自体はこれまで戦略核兵器の削減に一定の役割を果たしてきたというふうに思いますけれども、新たな環境の変化というものも踏まえまして、同条約をどのように扱うかについては...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そこまでは話をいたしておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) もう冒頭に申し上げてありますように、核拡散がいいなんということは全然思っておりませんし、委員が先ほどからおっしゃっているMDですけれども、ミサイル防衛ということですよね、ミサイル・ディフェンスですけれども、これというのは、現在は概念上の整理がされている...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、初めからそのような計画はございませんし、前回、大臣のときもいたしておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、自分で戦後、学校で教育を受けてきた範囲内のことしかわかりませんが、この東京裁判というものは大変、日本の私たち国民一人一人が自分のこととしてしっかり現実を知りたいと思いまして、特に国会議員になりまして、たまたま中谷先生が今防衛庁長官でおられますけれ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどの午前中の質疑でも私は申し上げたんですが、私は議員になる前からずっとこの戦後の問題、戦争の問題というのは極めて大きいというふうに自分で個人で、家庭教育もありますけれども、ずっと思っておりまして、そして毎年毎年こういう問題が繰り返される八月十五日。...全文を見る
06月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○田中国務大臣 おはようございます。  今回の件で、土肥委員長を初めといたしまして委員各位に御迷惑をおかけいたしましたことを改めて心よりおわび申し上げます。御注意に関しましては、これを厳粛に受けとめております。そして、質疑者の意図を十分に踏まえて、今後、より的確な答弁を行うよう...全文を見る
○田中国務大臣 相手国との関係等もございますので、前例等に照らしながら、関係者の意見も聴取しながら進めてまいりたい、かように考えております。
○田中国務大臣 引き続き検討させていただきます。
○田中国務大臣 ただいま土肥委員長よりお話がありましたことでございますけれども、六月二十一日木曜日の夜、土肥委員長に私が電話をいたしました。そして二十日、すなわちその前の日になりますけれども、に行われました、この……
○田中国務大臣 立法府へ介入するという意図はございませんでしたけれども、結果的にそのような疑念を招きましたことにつきましては、改めて陳謝申し上げます。
○田中国務大臣 このぶら下がり発言につきましては、閣議後の本当に短時間でどの大臣もそれをやらなければいけない——その前に、衆議院規則四十五条につきまして、よく存じております。今ここにも持っておりますけれども、「委員は、議題について、自由に質疑し及び意見を述べることができる。」とい...全文を見る
○田中国務大臣 今土肥委員長がおっしゃったことは事実でございまして、六月二十一日木曜日の夜、私は確かに土肥委員長にお電話をおかけいたしました。それは、その前の日、すなわち二十日でございますけれども、行われた審議を念頭に置きまして、鈴木先生からあすも二時間質問があるのでしょうかとい...全文を見る
○田中国務大臣 短時間のお電話でございましたし、委員長がすぐにこれは問題になるといけないと言って電話もお切りになりましたけれども、私はやはり二時間というのは異例の長さであるというふうに思いましたので、趣旨としては時間のことを申し上げました。
○田中国務大臣 はい。
○田中国務大臣 先輩の御指導、大変ありがたく拝聴いたしました。肝に銘じてまた職務を頑張りたいと思います。
○田中国務大臣 ラムズフェルド長官との対談、四十五分から五十分ございましたが、その中で、結果としてのバウチャー報道官のコメントについての食い違いが出てきているというお尋ねでございますけれども、これは、細かいニュアンスというものにはやはり違いがあろうと思いますけれども、この会議は、...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  会談は通訳の複数の方が入って行っておりますということを申し上げておきます。  それから、いろいろお話しいただきましたけれども、もちろん、私の目的は小泉総理大臣が近々訪米なさることの地ならしでございまし...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるように、前クリントン政権と比べましても、ブッシュ政権は、例えば対中国の戦略も考え方も違っているということは事実であるというふうに考えております。  しかし、まず最初のころおっしゃった、冒頭のことにお答えいたしますが、日米関係は我が国の外交の基軸でもござ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど申し上げたのは、ブッシュ政権の外交戦略についてのお尋ねでございましたが、これがストラテジーだとおっしゃったわけでありませんで、四十五分間の間で、通訳が入りながら、こちらが話し、訳し、あちらが話し、訳しという形でございましたので、その中で、今後はっきり出てくる...全文を見る
○田中国務大臣 お立場があって、いろいろと想像もしていらっしゃるかと思いますが、私は、四十五分ないし五十分の直接の会話の中で申し上げておりますが、集団的自衛権について先方が触れられることはございませんでした。基本的な日米関係の同盟の強化の重要性ということについて触れておられました...全文を見る
○田中国務大臣 私どもは、BMDについて、これがミサイル防衛構想でございまして、それ全体についての研究をすることに理解を示すということを申しましたんですけれども、そのことが私たちの専守防衛という理念に合致するということでございます。
○田中国務大臣 委員御案内のとおり、国際法上の集団的自衛権というのは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利でございます。  そして、今のお尋ねですけれども、一般にこうした国際法上の集団的自衛権の概念は実...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、パウエル長官も、この研究が、今委員もおっしゃったように、概念的な問題で、これから研究を進めていかなければならないという段階でございますので、そこのところで欧州の幾つかの国は疑義を呈しておられるけれども、日本は、その研究について私どもは理解ができると申し上...全文を見る
○田中国務大臣 何をもって虚偽答弁とおっしゃっているかと思いますが、トータルで私は、一時間二十分でしたか、前日ありましたものがまた二時間質問が同じような内容のことが繰り返されるのだろうかということを申し上げたのでございますし、また、そういうことについて心配した方たちからいろいろな...全文を見る
○田中国務大臣 ですから私は、一時間二十分だったと思いますけれども、前の日にあって、そしてまたその後同様なことが二時間あるのかという時間の長さについて伺ったわけでございますけれども、いずれにいたしましても、立法府と行政府の関係からいたしまして、このような電話をおかけしたということ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど申し上げたことの繰り返しになって恐縮でございますけれども、私が六月二十一日、すなわち木曜日の夜に土肥委員長のところにお電話をしたのは事実でございます。これは先ほども申し上げております。  そして、その日の前日、すなわち二十日ですけれども、そこで行われた審議...全文を見る
○田中国務大臣 私は、初めて国会議員に当選いたしましたときから、国会議員の定数削減ということは、自分の信念として、当時、新潟県で私はずっと言っておりまして、このことも調べていただければおわかりになると思いますが、やはりいろいろな、財政再建、当時そういう言葉じゃなかったかと思います...全文を見る
○田中国務大臣 どういうことを想定しておっしゃっているのか、逆に私の方が伺いたいほどでございまして、そんなことは全然私は想定なんてことはいたしておりません。(発言する者あり)そうです。定数を削減するということ、地方も含めてですけれども、先ほど申しましたように、私は国会議員として、...全文を見る
○田中国務大臣 基本は定数削減のことを申しております。  それから、漫才師の方が言うならいざ知らずというのも、私は、一生懸命そういうお仕事についている方に対してちょっとお気の毒な表現ではないかなと思います。
○田中国務大臣 はい、見ております。
○田中国務大臣 基本的には、報道についてはコメントはいたしません。
○田中国務大臣 違うところも多々ございます。その理由は、その新聞、何日の新聞をおっしゃっておられるのか……(木下委員「六月八日です」と呼ぶ)八日の東京新聞をおっしゃっておられますよね。  ですから、それだけに特定いたしませんけれども、もう再三再四申し上げてきておりますけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 確かに、橋本総理との会談につきまして、自分が言っていないことが述べられていて、自分はそういうことは示唆はしていない、作り話であるということも言っておられますが、その後に、これ、全部英語で書いてございまして、日本語訳がありますが、私は、田中外相との非常に建設的で親密...全文を見る
○田中国務大臣 オーストラリアとイタリアは、日本の報道ぶりを見て、インターネット等で気づかれて、即あちらの方からお返事を、こういうお知らせをいただきました。そして、その後委員会等で、それでは、では次はドイツはどうだというふうな、次はどこはどうだということでしたので、ドイツにつきま...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろなメディアがございますので、逐一についてコメントをしたり修正したりすることはいたしません。
○田中国務大臣 会話でございますから、相手が言ったり、それからほかの場面もございますけれども、いずれにいたしましても、相手国との関係がございますので、個々の問題につきましてはコメントはいたしません。
○田中国務大臣 個々の報道につきましては、コメントはいたしません。
○田中国務大臣 機密費の問題と申しますのは、国民の皆様の、納税者の方の関心、痛みの問題でもありますので、これを中途半端にしてふたをしていいというふうには私は思っておりません。それは、私の政治家として、また個人として、国務大臣としてそのように感じておりますので、それに沿ってやってお...全文を見る
○田中国務大臣 機密費の資料というのは、私と副大臣やら六人ぐらいで見に行きましたときに、膨大な量が部屋に入っていて、そんなところにだれかが、個人の一人がちょろりと知り合いだからなんて入れるような状態ではないということを申しましたので、それだけの量のものをやはりきちっとやるためには...全文を見る
○田中国務大臣 これは、個人の家庭と違いまして大変膨大な決算書でございまして、それは素人がぱっと見てわかるような性質のものでもなくて、えらく膨大なものであるということがまず確認できて、そこまでは踏み込めたわけでございます。したがって、上納につきましては、もう何度も何度も申し上げて...全文を見る
○田中国務大臣 再三申しますけれども、個人と違ってこれは大変膨大なものでございますので、私もいろいろの関係書類を見ておりまして、そして関係者にも話をして、外務省の報償費が内閣官房に上納されていないということを確認いたしておりますが、これを見るということは本当に、普通のこうした日常...全文を見る
○田中国務大臣 ミサイル防衛構想は、御案内のとおり、まだ検討中の段階でございますので、今後とも日米間で緊密に連絡をとり合いながら研究をしていこうという意味でございますので、即集団的自衛権とか憲法問題に抵触するということではないというふうに存じます。
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  ミサイル防衛は、先ほどから言っておりますように、これは検討中の段階でございますから、ではなぜ検討を理解するかというところから申し上げたいと思います。  現在、地球上には四十一カ国が弾道ミサイルを有しております。そして、そういう実態を踏ま...全文を見る
○田中国務大臣 国防報告、これの中で言われていること、よく理解をいたしておりますけれども、ミサイル防衛というものを含む新たな戦略的枠組み、これはブッシュ大統領がおっしゃっていることですけれども、核兵器の一層の削減ということをおっしゃっているわけです。ですから、方向性は核兵器の一層...全文を見る
○田中国務大臣 正確に再度申し上げたいと思いますけれども、本質論と前回の問題とがちょっとごっちゃになっているといけませんので、整理して、お話をもう一回改めてさせていただきたいと思います。  国連の海洋法の条約によりますと、中国を含む他国が、我が国の排他的経済水域及び大陸棚におい...全文を見る
○田中国務大臣 靖国、領土、サンマだそうでございますが、一遍に短い時間で申し上げ切れるかどうかわかりませんが、基本的には、やはり近隣諸国と仲よくするというのはどこの国も基本だろうというふうに思います。それから、朝鮮半島の安定ということ、これが基本にありますから、それはもう先ほど来...全文を見る
○田中国務大臣 立法府と行政府の関係につきましていろいろ誤解を招くような発言をいたしましたこと、今後、また肝に銘じまして厳しくおのれを律していきたいと思いまして、謝罪をいたしました。  また、阿部知子議員におかれましては、ぜひ女性議員として頑張っていただきたいと思います。
○田中国務大臣 内閣としては、官房長官が中心となって代表して議運の委員長のところに行ってくださり、そしてその後に、私にも厳重な御注意が官房長官室でございましたので、それをもって総理の意思であるというふうに体して考えております。
○田中国務大臣 一言で申し上げられるかどうかわかりませんが、私が考えておりますのは、やはり安全保障という問題は非常に大きいと思います。なぜかと申しますと、人類の過去の歴史をひもときましても、地球上の地域のどこかで、まことに残念でございますけれども、紛争、戦争というものが続いており...全文を見る
○田中国務大臣 中谷長官の御発言は私もメディアを通じて拝見しておりましたし、また、記憶違いでなければ、昨日の参議院の、参外防と申しますが、外務、防衛関係の委員会で中谷長官が御発言なさっておりました。  それは、ミサイル防衛構想は、検討していく、研究していくということで私たちは賛...全文を見る
○田中国務大臣 お答えを一言で申し上げれば、内閣全体としてやっていくということでございます。よろしいでしょうか。
○田中国務大臣 これは私が進言するとかという立場ではないというふうに思います。むしろ、内閣官房を中心に関係省庁が協力しながら十二分に検討を行う必要があるというふうなことが基本的な考えでございます。  それから、御案内と思いますが、衆参両院で憲法調査会が開かれておりまして、その中...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  私は、この森総理のアフリカ、ケニア、ナイジェリア及びギリシャ訪問のファイルといいますか、初めて今拝見しましたけれども、これは旅行の前ですと、やはり警備上の問題等もありますので、宿舎がどうかということは事前には申し上げられないと思いますが、...全文を見る
○田中国務大臣 今、阿部委員から大変いい御指摘をいただいたというふうに思っております。現在、日本はインドネシア、ガーナ、それからタンザニアでもそうした医療の面での援助をしていることは御存じでいらっしゃいますでしょうか。阿部委員はお医者様でいらっしゃるから、そういうことに大変気の細...全文を見る
○田中国務大臣 専門的に何度も説明を受けております。
○田中国務大臣 五六年、七三年及び九三年の東京宣言、三つについて説明を受けております。
○田中国務大臣 結構です。
○田中国務大臣 これは日ロ交渉の経緯からちょっと申し上げなければ、もちろん委員御存じのことでございますけれども、最初の一九五六年のときの日ソ共同宣言、このときはどういうふうな話であったかといいますと、歯舞及び色丹の日本への引き渡しが同意されました。しかし、残りの二島、すなわち国後...全文を見る
○田中国務大臣 細かい記録等は外務省に、役所にあると思いますので、後ほど事務方から御説明する時間をぜひいただきたいと思いますが、私が申しておりますのは、七三年の首脳会談の成果のみに立脚しているということを言っているわけではございませんで、日本の政府は一貫して、今後とも、九三年の東...全文を見る
○田中国務大臣 過去のどの委員会でも、私は、この六〇年のグロムイコ覚書のことをおっしゃっていると思いますけれども、すなわち日米安保条約の改正を機に、歯舞、色丹の引き渡しは、日本領土からの全外国軍隊の撤退、平和条約の署名を条件とするという声明、これについて直接触れたことはございませ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの読み上げられた文は、あくまでも時系列的に日ソ関係があったものを読み上げたものでございまして、そのことだけにこだわって言ったわけではございません。
○田中国務大臣 先ほどの時系列の問題ですけれども、これはもうもちろん委員も持っていらっしゃると思いますけれども、北方領土問題の経緯という中で、これがプラスであるマイナスであるではなくて、その中で一九六〇年の問題もあったということでございます。むしろそれよりも重要なことは、御指導い...全文を見る
○田中国務大臣 はい、結構です。
○田中国務大臣 はい、結構です。
○田中国務大臣 やはり、日本の政府はあらゆるときに一貫して言っていますのは、四島の帰属、どこに属するか、これはもう日本固有の領土でございます。その四島の帰属の問題をはっきり明確にしてから平和条約を締結するというスタンスには違いありません。
○田中国務大臣 会談の流れは事実として受けとめなければいけませんし、それぞれのときに双方の国の代表が最大限の努力をなさった結果であると思いますし、そうした事実をしっかりと受けとめて将来どのような交渉の仕方をするかということだと思いますので、将来といいますか、その認識は、やはり四島...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、改めて、この四島の問題で鈴木先輩を初めいろいろな方たちが、ロシア側も日本側も、それぞれの為政者が大変苦労をなさって今日まで来ているわけでございますから、これを平和的に解決していくということのためにはやはり、繰り返しになりますけれども、四島の帰属の問題を明...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私は過去の経緯、今までの御努力は評価をいたしますし、要は、結論的には、四島が日本に帰属するということが、主権がしっかりと確認されるように最大限の努力を払うということでございます。
○田中国務大臣 先ほど来同じだと申し上げております、そこまでは。
○田中国務大臣 大変先輩から貴重な御意見、御指導をいただきまして、ありがとうございます。
○田中国務大臣 重ね重ねありがとうございます。  信頼関係、信頼というのは目に見えないんですよね。本当にここにおられる方々は、あらゆる意味で、私は、前から存じ上げている方、昔から存じ上げている方、そのお子さんとかお友達のパパとか、ほとんど存じ上げておりまして、目には見えないかも...全文を見る
○田中国務大臣 大変含蓄のある、臨場感のあるお話を伺いましたが、今おっしゃった中で、松尾を有能とおっしゃいましたか、何とおっしゃったでしょうか。力のあると言われましたか。そういう発言をした官房長がいるとおっしゃったでしょうか。(発言する者あり)余人をもってかえがたいという発言をし...全文を見る
○田中国務大臣 そこの点はもう一〇〇%同感でございます。外務省だけではなくて、ほかの役所を見ていましてもそれは感じますから。殊に外交官は、特権を、海外に出ますので、菊の御紋章を背景にして、天皇陛下からこの間も、今度駐箚オランダ大使東郷さんの、私も陛下の前で内奏をしながら、そして信...全文を見る
○田中国務大臣 これも改革要綱に書いてございますけれども、全くおっしゃるとおりでございます。  女性の社会進出も、私のようにふなれな者がこういう重責を担って、謝罪ばかりしているのも本当にお見苦しい限りで、おわび申し上げなければいけないと思っておりますけれども。やはり古い体制をか...全文を見る
○田中国務大臣 若い世代、未来のある若い国に対して若い将来性のある外交官を出す、これは大変すばらしいと思いますし、このことも、省内で公募制度をとって希望者が手を挙げていただくということもこの要綱に盛り込んであるかと思いますが、手を挙げなくても、やはりそういうフレッシュな感覚とやる...全文を見る
○田中国務大臣 専門家の育成、それから適材適所の配置、それから他省庁やら民間との交流、そのほかやるべきことはたくさんあると思いますが、これはやはり、省内それから省外、あらゆる方の御意見を聞きながら進めてまいりたいと思います。
○田中国務大臣 私のODAに対する認識は、人間の安全保障といいますか、そういうことだろうというふうに思っていますし、地球の裏側なりどこなり、地球上にともに生きている人間、地球市民として、一種の共生と連帯のあかしであろうというふうに思っております。  そして、これが納税者、国民の...全文を見る
○田中国務大臣 全く感動して今の大演説を伺わせていただきまして、また今後も御指導いただきたいと思います。おっしゃるとおりと思います、本当に。
○田中国務大臣 あれは、富永直樹先生が、彫刻家がおつくりになって、平和の像じゃないでしょうか。平和の像でしたか、男の子と女の子とハトがいるのですね、かわいらしい。富永直樹先生だということはわかっておりました。
○田中国務大臣 おっしゃることに何ら異存はございません。ただし、私が、外務省の方たちともめているとかなんとかというのは、これは風評がございますけれども、機密費の問題について、あれでふたをしてしまいたいと思っている方たちもおられるでしょうし、そうでなくて、ここでもって本当に大改革を...全文を見る
○田中国務大臣 私も、その地域のことはかなりわかっているつもりでありまして、たまたま中谷大臣と、これは中谷大臣ともあの地域も見ましたけれども、別の機会に新聞社に呼ばれて沖縄に行きましたときに、あれは、防衛庁の方、南西基地、何と言うんですか。(発言する者あり)南西航空混成団に行きま...全文を見る
○田中国務大臣 私も委員と、もう時間がなくなっているという認識におきましては同じでございます。  そして、ワシントンで過日パウエル長官とお目にかかりましたときにも、この問題について議論をいたしましたけれども、ブッシュ大統領のコメントはいろいろマスコミ等で流れて新聞紙上等出ており...全文を見る
○田中国務大臣 来月の十八日に、たしか十八だと思いますが、ボンでCOP6もございますし、そこにアメリカも当然代表を送るというふうにおっしゃっておられましたので、その前後を見ながら総合的な判断を、もう本当に近々日本もやらなければならない段階に来ているというふうに考えております。
○田中国務大臣 朝からまた繰り返しになりますが、本委員会の委員長及び委員の皆様に大変御迷惑をおかけいたしましたこと、また改めましておわびを申し上げます。  そして、この国会で全部で十一本外務省関係の法案がございますけれども、あと三本が積み残しになっております。パキスタンやらある...全文を見る
06月28日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○田中国務大臣 お答えいたします。  十八日のパウエル長官との会談で、受益と負担という言い方をしましたのは、根本には私の政治家としての考えがありまして、それはアメリカと日本の関係だけではありませんで、日本人として、例えば税制の問題、財政再建を目指しておりますけれども、そうした問...全文を見る
○田中国務大臣 はい、そのとおりです。
○田中国務大臣 例えば、日米安全保障で双務性、片務性というふうなことが言われておりますけれども、現在は日本が基地やらあらゆるものを提供し、沖縄は一番集中的に、そこに一極集中しておりますけれども、そういうこと。それからまた、アメリカが今回も、例えば象徴的なケースがミサイルディフェン...全文を見る
○田中国務大臣 これに関しましては、例えば具体的には沖縄県民の負担の軽減、これが不可欠であるという部分が述べてあります。それが私は一番強く感じていることでございますし、それから二つ目は、海兵隊の柔軟な展開及び訓練の選択肢を検討すべきであるというような指摘もございますので、こういう...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな面からのとらえ方があるというふうに思いますけれども、中国につきましては、戦略的な競争相手と位置づけておられます。戦略的な競争相手。同時に、中国との良好な協力関係の維持発展に努めるということも基本にあるというふうに考えます。そういうふうな、また発表もござい...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、このありようについては、憲法問題ももちろんございますから、それについては以前ほかの委員会等でもお答え申し上げておりますけれども、衆参両院で憲法調査会もありますから、そこで議論もされております。  それからもう一点は、アメリカからの一種の、国防大学で編さ...全文を見る
○田中国務大臣 日米同盟が基軸であるということはもう何度も、再三申し上げたとおりでございます。しかし、それをより効果的に運用するためにはどのようにすればいいかと。  その前に、やはり日本人一人一人が、国会議員はもちろん、閣内はもちろんですけれども、もう一度原点に立ち返りまして、...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私が考えておりますことは、先ほど申しましたけれども、たまたまアーミテージ・レポートに掲げていますように、沖縄の負担の軽減、このためにいろいろなプロポーザルをしなければいけないし、また現実に、過去の政権においても、また、この小泉内閣も考えておるというふうに...全文を見る
○田中国務大臣 そのような、こういう今の中国の、自動車それからエアコン、携帯電話等ですけれども、これの日本の、こうした我が国の三品だけを対象としたような、差別的な関税措置であるというふうに私は考えております。これは差別的なものであるというふうに考えております。(伊藤(英)委員「報...全文を見る
○田中国務大臣 まあ対抗措置であるといいますか、報復という言葉がぴったり合うかどうかはわかりません。
○田中国務大臣 現在、この問題につきましては、当然のことながら、関係省庁とも十二分に協議もいたしております。  そして、中国側とよく話し合いをしながら、早期に解決し、日本の立場、主張をよくわかっているように外交努力を積み重ねていきたい、かように考えております。
○田中国務大臣 通産大臣と、例えば閣議の後とか、具体的に話し合いをいたしております。  ちゃんと言わないで済みません。
○田中国務大臣 ですから、中国によるこうした対抗措置というものは受け入れられないので、もっと通産省も、通産でなくて経済産業省も御努力いただきたい。そして、内閣として早く、総合的に、一本的な申し入れを、一本化したものを中国側に伝えるようにしたい。このように申し上げております。
○田中国務大臣 できるだけ早くと思っております。
○田中国務大臣 新聞にあるような再凍結とかいうことではございませんで、五月八日の日に凍結をしたままでございます。  ただし、六月四日の日に、アグレマンをとってある大使、それから退任をする方とかおられますので、そういう方たちを、合計二十六人につきましてはもう早速異動もいたしました...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな事件もあった後でもございますけれども、事務次官以下の人事につきましては、総合的に、関係の方とも御相談をしながら進めてまいります。
○田中国務大臣 パウエル長官との、先ほど言った十八日でしたか十六でしたかのアメリカでのこの間の話し合いの中で確認したこと、それから、行く前に総理とそれから中谷長官と私の三人で話したことについて申し上げますけれども、まず私どもが私の渡米前に話をしたことは、やはり幾つかの無責任な国家...全文を見る
○田中国務大臣 安全保障の面の話をいたしましたときに当然触れておりまして、我が国を取り巻く不確実性、不透明性という中で、やはりそのミサイル防衛の計画ももちろんあるわけですけれども、そういう中で、日米韓の三極の協力は不可欠である、そして朝鮮半島にいかにして安定、平和をもたらすかとい...全文を見る
○田中国務大臣 今申し上げましたけれども、やはり朝鮮半島の安定という中には、もちろんそうした人権問題ですとかミサイル問題等も含まれておりますので、先方は、ずっと事務的な打ち合わせもしておりますし、よくそういうことを個別に、具体的に御存じでした。
○田中国務大臣 大変温かく皆様から迎えていただいたというふうな気持ちを持っておりますので、その中で率直に懸案のことはすべてお話もしましたし、先方もかなり誠実にお答えくだすって、できる範囲内で最大限、よく短い時間内でお答えくだすったというふうに思っておりますので、当初の目的であった...全文を見る
○田中国務大臣 一言で言うのは難しいんですけれども、大体二カ月になりました。二カ月間で一番感じましたことは、アメリカもそうですけれども、この間、ASEMに行ってヨーロッパ、それからほかのアジアの、欧州のことばかりをいろいろ言われておりますけれども、アジアのいろいろな国の外務大臣と...全文を見る
○田中国務大臣 おかげさまで勉強もさせていただきましたけれども、相当苦労もしたなと思っておりますが。
○田中国務大臣 はい。
○田中国務大臣 読ませていただきます。  集団安全保障と集団的自衛権の相違につきまして。  国連憲章のもとでの集団安全保障制度は、ある国が侵略等を行った場合に、国連自体の判断のもとに、軍事的その他の強制措置によってかかる侵略行為を鎮圧し、除去する制度のことであります。  こ...全文を見る
○田中国務大臣 たいへんよく分析していらっしゃって、おっしゃるとおりだと思います。  そういう意味におきまして、日本も国力が第二位になりましたし、それから、安保騒動、闘争といいましたですか、ああいうのがあったころ、私はまだ小さいころで、テレビなんかで見ていたことを覚えていますけ...全文を見る
○田中国務大臣 私、今回、パウエルさんやらライスさん、それから経済問題をお話しさせていただいたUSTRのゼーリックさんもそうでしたし、それから、短時間で、大統領もそうであったかどうか、私は個人的なことをバーターで話をしたときもありましたけれども、トータルで、日本はもっと、役所だけ...全文を見る
○田中国務大臣 たった二カ月でございますけれども、また御不満はおありかもしれませんけれども、少なくとも改革要綱、これができ上がりました。完璧ではございませんけれども、これに盛り込んであるものをぜひお読みいただければおわかりいただけると思いますが、これをまず実行に移していくというこ...全文を見る
○田中国務大臣 このたびの航空自衛隊による誤射事件というのは、本当にあってはならないことだと思いますし、人身事故等にならなかったとはいえ、住民の方の安全、人命ということを考えた場合には、本当に徹底的な原因の究明、再発防止をやっていただきたいと思いますし、また中谷長官がそういうふう...全文を見る
07月10日第151回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○田中国務大臣 まず、今回の北谷の事件につきましては、私は、被害者御本人はもちろんですけれども、御家族、それから沖縄県民の皆さん、そして、こうした事件をメディアを通じて知った日本人皆さんが感じている怒りですとか、それから、許しがたいことであって、もちろんあってはならないことであり...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど委員がおっしゃった北谷町長のお言葉が、これは大変重いというふうに思います。すなわち、政府は治安に安保がある以上は責任を持つべきであるということ、それから、地方のメッセージが中央にしっかり伝わっているのかということ、このことは本当に重く受けとめなければいけない...全文を見る
○田中国務大臣 今現在、犯人の引き渡しも終わったところでございますし、アメリカ側も新しい大使を迎えられて、原点に立ち返って一から努力をするとおっしゃっておりますので、できるだけ時間を切る、それは切ってとっとっと進めば済むことですけれども、やはり最善を尽くしながら、合同委員会を頻繁...全文を見る
○田中国務大臣 委員のおっしゃっているお気持ち、それからほかの委員からの御質問を見ましても、この点にやはり集中しておりますので、もうそのお気持ちは十二分によくわかっておりますけれども、アメリカ側も、今回は本当に私どもが長時間かけて、とにかく自分のこととして、まだ至らないと思われる...全文を見る
○田中国務大臣 きょうの質疑の内容につきましても早速報告ももちろんいたしますし、報道もされますし、それを受けて真摯に話を、ぜひ本当に文字どおり早く対応できるような体制を、また再確認をしていただけるように、報告もしていきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 今回は確かに起訴以前に被疑者の身柄の引き渡しがあったわけでございまして、これまでには本当に大変な議論がありまして、これはもう基本的には司法制度の違いということがあったわけでございますし、それが核であったというふうに私は整理して考えておりますけれども。運用の改善とい...全文を見る
○田中国務大臣 前者であるというふうにお答えさせていただきます。  なぜかと申しますと、私は、事件発生後三日、四日たったときに、これは運用の改善ではもう立ち行かなくなるかなという判断を自分がいたしました。したがって、そのときに、これはもう本当に、もう一歩踏み込まないとだめだとい...全文を見る
○田中国務大臣 根本にあったのはやはり人権、日本人も人権がもちろんあるわけなんですが、アメリカがヒューマンライツということについて大変かたくなでございまして、私どもから言わせてもらえば、被害者は日本人なんです、我々被害者の人権はないのかということが私は根底の意識にありましたし、ま...全文を見る
○田中国務大臣 二点目につきましては、報道等が多分十二分ではなくて、ページ数等とか時間の関係があって、そんなふうに報じられているというふうに認識されるのは大変残念でございまして、総理も官房長官も同じ思いでいらっしゃるというふうに思います。すなわち、運用の改善で対応していって、そし...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、これは先ほども言っておりますけれども、やはりこうしたことを改善しながら、そして、いろいろと考えていく中で、実際に効果的でない場合には、地位協定の改定というものも視野に入っていくようにしなければいけない。ですから、その前の段階で、今回も引き渡しになかなか時...全文を見る
○田中国務大臣 訪日は、まだ決定いたしておりません。調整中でございます。
○田中国務大臣 私が、サミットがあって、その後また立て続けに、ベトナムで会議がハノイでありまして、それに行く時間と、それから今一応発表されているパウエル長官がいらっしゃる時間帯がちょっとすれ違っておりますので、どなたがパウエル長官にお会いするかどうかということが決まっておりません...全文を見る
○田中国務大臣 すべての状態が、今回のことだけに限りませんで、全部口外されているわけでも、外部に出ているわけではございませんから、見えにくいこと、わかりにくいこと、御不満の点はあるかというふうに思いますが、今回に限りましても、やはりアメリカ側は、きのうのNHKの夜の番組でベーカー...全文を見る
○田中国務大臣 先ほども申し上げましたように、それはいろいろなケース・バイ・ケースで想定をしながら考えていたと思いますが、根本にあるのは司法制度の違いというものがありまして、そういうことにつきましては、やはり想定の中で一生懸命運用の改善について討論、議論をしていても、事前に事務方...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、双方の国の司法及び捜査制度の違い等につきましても具体的に意見交換をするというふうなことも含めながら、やるかどうかというふうなことにもかかってくるというふうにも思いますので、またこれも検討をするように閣内でいろいろ議論を深めていきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 新聞に報道されているような発言はいたしておりません。むしろ私は、ベーカーさんと会談いたしましたときに、私も息子も娘もおりますけれども、もし自分の娘がそういう被害に遭った場合どういう思いであるか、そういう話もいたしております。ですからそれは間違いであります。  そ...全文を見る
○田中国務大臣 これも、過日、小泉総理がベーカー新任大使とお会いになったときもおっしゃっていますし、私も、ベーカー大使をお呼びしてお会いしたときも、それからその後、犯人、被疑者の身柄引き渡しが決定した後も申し上げましたけれども、先ほど下地委員の発言にもありましたが、多くの米兵は全...全文を見る
○田中国務大臣 昨年の十月にワーキングチームが発足したことは御存じだと思いますけれども、今回の事件を受けまして、さらに特別、事件、事故防止に関する臨時会議というものを開いて早急に検討するつもりでおりますので、再発防止には、やはり一回一回、くどいようですけれども、確実に双方が最善の...全文を見る
○田中国務大臣 きょうの委員会の冒頭でも申し上げましたけれども、日本を取り巻く中で、不透明、不確実ないろいろな要素がある中でもって日米安全保障条約というものを、安保を堅持するというのが私ども与党の立場でございます。その中で残念ながらこういうことが起こっておりますけれども、大多数の...全文を見る
○田中国務大臣 私どもが一方的に米軍基地の強化拡大をしようというふうな努力をしているということはございません。むしろ、いつもの委員会でも御答弁申し上げておりますけれども、在日米軍の兵力の構成そのものについて、もっと私たちは率直に、客観的に国際情勢の推移というもの、変化をよく見きわ...全文を見る
○田中国務大臣 残念ながら、与党である私の考え方は共産党さんと完全に同じではございませんけれども、総理がおっしゃっている趣旨は、運用を最大限に改善して、そのことに全力を挙げて、そしてそれが機能するようにしたいということをおっしゃっていて、そしてそれが効果的でない場合にはやはりこれ...全文を見る
○田中国務大臣 総理のそのような発言は私どもでは確認ができておりませんので……(赤嶺委員「テレビでやっているんですよ」と呼ぶ)テレビのどれでございましょうか。私ども、今……(赤嶺委員「フジテレビとNHKですよ」と呼ぶ)NHKの「日曜討論」七月八日の……(赤嶺委員「フジテレビ、フジ...全文を見る
○田中国務大臣 外務委員会で取り上げているあらゆる問題でございます。
○田中国務大臣 あらゆる問題が、外交というものは相手があることでございますので、そして、時々刻々と情勢というのは変わっていきますので、それぞれが難しいというよりも、やりがいがあるといえばやりがいがありますし、大変緊張感を強いられるものであるということは申し上げられます。
○田中国務大臣 二十九日、これは、金曜日が定例の閣議がございまして、その閣議の始まる寸前、九時何分かであったというふうに思います。
○田中国務大臣 すぐ事務方に調べてくれるように申しまして、それが閣議が終わって役所に戻りましてすぐですが、なかなか細かい情報がすぐ入りませんでして、それで、三十日土曜日の午前中だったと思いますが、川島次官に、とにかく現場の橋本大使からじかに現場の声を私は聞かないと、真ん中に伝言ゲ...全文を見る
○田中国務大臣 総理は二十九日の午後行かれておりますけれども、その件についてお話し合いをする時間はございませんでした。
○田中国務大臣 記事にあるような発言はいたしておりません。この部屋に今いる方も何人かおられましたけれども、そのような発言はいたしておりません。  むしろ私は、美浜、北谷というところは沖縄の中でどういうところなんですかということは質問を沖縄出身の議員にいたしましたけれども、私と六...全文を見る
○田中国務大臣 嘉手納基地の西側にあって、大変、若い人が遊びに行くといいますか、若い人で人気のあるところだというふうな話を伺ったというふうに覚えております。
○田中国務大臣 この会の冒頭に申し上げましたけれども、被害に遭われた方、その女性のお気持ち、その御家族、それから沖縄県の皆さんの怒りは当然ですけれども、私たち日本人全体として、被害者は日本人なんですね、加害者はアメリカ人なわけです、そういう実態の中で、やりきれない思いとか怒りとか...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど最初の質問者の方の中に、北谷の町長さんがおっしゃったことで、地方の声が中央に届いていないのではないか、それからもう一つは、日米安保をやっているからには、何でしたか、ちょっとメモをそこに置きましたけれども、政府は治安に絶対的な責任を持て、これはもう本当に当然の...全文を見る
○田中国務大臣 もちろん北谷を初め、知事さんとは何度もお話ししておりますけれども、そうしたトラウマ的なものとか、それからまた、そういうことをした、間接的ではあっても、私たち日本人みんなが感じているものというのは非常に深く大きいと思いますので、被害者はもちろんそうですけれども、また...全文を見る
○田中国務大臣 このことについて私はほかのときにも、受益と負担という問題について、日本人全員が、沖縄の痛みは私たち日本人一人一人の痛みでなければいけないので、日本人が自分たち一人一人、都会の人も、山の人も、海の人も、みんながですよ、あらゆる階層が、自分の国の平和と安定を守るために...全文を見る
○田中国務大臣 実務的には、SACOの最終報告の着実な実施に全力で取り組んで、沖縄県民の皆様の負担の軽減をするように全力で努力をしております。
○田中国務大臣 ですから、沖縄だけで七五%の負担をして、あとの人たちが受益を享受しているということが正しいとか正常であるとは申しておりませんので、受益と負担ということについて一人一人がやはり考えていかなければならないということを私は申しております。
○田中国務大臣 おっしゃっていることは痛いほどよくわかりますけれども、今現在申し上げられますことは、SACOの最終報告の土地の返還、土地でしかないとおっしゃっていますけれども、そうしたこと、それから米軍の一部訓練の移転、これはこの間アメリカへ行って私はパウエルさんに申しました、海...全文を見る
○田中国務大臣 ただいまの皆様の御決議に対しまして、所信を申し上げたく存じます。  まず、去る六月二十九日、沖縄県内の北谷町で発生した痛ましい事件につきまして、改めて強い遺憾の意を表したいと存じます。  本件に関しましては、昨日、小泉内閣総理大臣より、表敬のため訪れたベーカー...全文を見る
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  御指摘の点も、私も気づいている点もございますが、根本的にこの外務省の一連の不祥事というものは、どうやって国民の皆様から外交に対する信頼をかち取るか、もう一回外務省が再生するためにはどのようにすればいいかという、まず基本的なコンセンサスは皆...全文を見る
09月18日第152回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○田中国務大臣 米田委員のお尋ねに答弁をさせていただきます前に、まず、今回の同時多発テロの犠牲者となられました方々や被害者の皆様に対しまして、改めて哀悼の意とお見舞いを申し上げたく存じます。  そして、今のお尋ねでございますけれども、総理も再三、るる国会等でもそれから記者会見で...全文を見る
○田中国務大臣 米田委員のかねてからの御持論は十二分に承知をいたしておりますが、いずれにいたしましても、現在はまだアメリカ政府がどのような行動をとるかということは明らかじゃございませんので、今コメントすることはできませんけれども、テロ活動に対して自衛権の行使が可能かどうかというこ...全文を見る
○田中国務大臣 御存じのとおり、今財政状態が大変厳しい中にありますので、ODA予算につきましても、めり張りのついた効率性の、しかもしっかり見えるようなものに組み込まなければいけないという観点に立ちまして、いろいろ検討いたしておりますが、先ほど来下村委員が大変詳しくレポートを言って...全文を見る
○田中国務大臣 今上田委員おっしゃっていますのは、例のプレスリリースのことだというふうに思いますけれども、これは時系列的に申しますと、九月七日の夕刻に在京の米国大使館が、日本に居住する米国人を対象として、在日米軍施設ないし米軍人が頻繁に出入りする建造物に対してテロ活動が行われるか...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるように、リヨンのサミット以降、つい直近の私が出席しましたあのG8、ローマでの会議でもそうですけれども、国際協力を強化することによってどのようにしてテロを防いでいくか、お互いに情報をシェアしていくかということについての議論もなされました。また、G8は、最近...全文を見る
○田中国務大臣 今回のテロ発生後も、十五日に省庁の連絡会議というものが開かれまして、今先生言われたように、省庁別ではなくて、トータルで連絡を緊密にとって対応していこう、そして外国からの情報も得ながら連携を強化して対応できるようにしようということでやっておりますけれども、やはりこれ...全文を見る
○田中国務大臣 このことにつきましては、もちろんアメリカと緊密に連絡をとって協議もいたしておりまして、あらゆる角度から、どういうことができるかということについては現在検討中でございますけれども、詳細については、勝手ですけれども差し控えさせていただきたいと思います。
○田中国務大臣 今まで私がパウエル長官と電話でお話をしたり、昨日ベーカー大使がいらっしゃった段階では、そうした具体的なオファー等は、私は今聞いておりませんし、ただ、連絡は緊密に内閣で全体とっておりますので、今すぐ申し上げることはできないということでございます。
○田中国務大臣 まさしくまだ今現在のこの時点では、アメリカがどういうことをしようとしているか全く決まってもおりません。したがいまして、それを見きわめないと発言することはできない段階であるということを御理解いただきたいと思います。
○田中国務大臣 申し上げる前に、小泉総理がアメリカの姿勢を、ブッシュ大統領の声明も含めまして理解を示しているとおっしゃっていることは、結局、アメリカがテロに断固戦う、決してそれに屈することはないんだというアメリカのその姿勢を支持しているということを強く表明なさったのであるというこ...全文を見る
○田中国務大臣 いかなる事態が次に展開するにせよ、やはり、何度も総理がおっしゃっていますように、我が国の憲法の範囲内で何ができるか、ぎりぎりまで検討するということでございます。
○田中国務大臣 今上田委員は、ユーゴのミロシェビッチ前大統領のこともお触れになりましたし、関連して国際法廷のこともおっしゃったわけですけれども、現在のテロについては、アメリカ側が犯人の特定に向けた捜査というものを進めているわけですけれども、いろいろな動きがある中で、まずこのアメリ...全文を見る
○田中国務大臣 中長期的なことももちろん国際会議でも検討いたしておりますし、現在、国連その他の機関で、テロ防止に関する条約の作成でありますとか、それから締結の促進ということを通じまして、中長期的な、今先生がおっしゃったような取り組みを積極的にやっていくということも、私どもが参加を...全文を見る
○田中国務大臣 不祥事は不祥事として最全力を挙げてやっておりますけれども、今おっしゃることには、テロリズムに対する思いでありますとか危機意識でありますとか、それから外務省が総力を挙げるのは当然のことでありまして、他省庁と連携をとりながら最善を尽くすということは多言をまちませんし、...全文を見る
○田中国務大臣 委員は、国連安保理の決議の一三六八について触れられましたけれども、今おっしゃっている趣旨には賛成でございます。もちろん、国連を中心としてこうした方針で進むべきであるというふうに思います。
○田中国務大臣 今、余りホットになってはいけないと思っておりまして、もちろん、アメリカの今のテロリズム自体に関しましては、アメリカ側の対応というものをしっかりと見きわめるという冷静さも必要なわけでございますけれども、アメリカ等が個別的または集団的な自衛権を行使することを、これは確...全文を見る
○田中国務大臣 私も、昨日も佐藤国連大使ともお話ししたんですけれども、これは国連の場も含めまして外交努力をしてまいりたいというふうに考えます。
○田中国務大臣 ブッシュ大統領は、戦争という言葉を法的な意味で用いられたのではないと思いますね。むしろ、テロという卑劣な行為に対して断固として戦うという御自分の強い決意を示したものであって、言ってみれば、米国内すべてのエネルギーを収れんしていくといいますか、駆り立てるといいますか...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど申し上げたことにつけ加えますけれども、ブッシュ大統領が述べたとおり、この今の本件ですけれども、これは一つの措置で、一つの措置だけで解決できるものではなくて、長期的な作戦になるというふうにとらえていらっしゃるわけです。そして、その意味では、我々はこれを戦争と称...全文を見る
○田中国務大臣 パウエル長官が十三日の会見で発言なさっておりますけれども、このパウエル長官の言葉は、自分が戦争と言うのは、そしてまたブッシュ大統領が戦争と言うのはというふうに引用しておっしゃっているんですけれども、この種の行為に対して、米国及び国際社会のエネルギーを駆り立てるため...全文を見る
○田中国務大臣 今現在、アメリカがどのような措置をとられるかということは、まだ何も決まってもおりません。したがって、今の段階では、何ともお答えいたしかねます。
○田中国務大臣 先ほど来申し上げましたけれども、パウエル長官の御発言の中で、本件は一つの措置で解決するものではなく、長期的な作戦となる、その意味で、我々はこれを戦争と称している、厳密に法的な意味での戦争ではないとおっしゃっておられます。
○田中国務大臣 宣戦布告というよりも、国連の決議に基づいて行われたというふうに承知しております。
○田中国務大臣 繰り返しになりますけれども、やはり国家間の戦争、まあ戦争の定義とは何かということになると思うのですけれども、やはり前回も国連決議に基づいて行われております。
○田中国務大臣 この間の国連決議でございますけれども、国連憲章に基づく自衛権が各国固有の権利であるということが改めて言及されております。そして、その意味で、今般の同時多発テロ事件に対応して、米国等が個別的または集団的な自衛権を行使することを確認したものであるというふうに考えられま...全文を見る
○田中国務大臣 アメリカの武力行使につきましては、今現在わかっておりませんので、仮定の議論に入るわけにはまいりません。
○田中国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、あらゆることを憲法の範囲内で検討はいたしておりますけれども、今、仮定の話について、ましてや武力行使についてはお答えすることはできません。
○田中国務大臣 アメリカがどのような対応をするかについて、私どもは評価等をする立場にはございません。
○田中国務大臣 それは私どもがお答えする立場ではないわけでございまして、アメリカが現在捜査をしている、継続している段階であるということでございます。
○田中国務大臣 ブッシュ大統領はホワイトハウスで、十六日だと思いますけれども、記者に対しまして、ウサマ・ビンラーディンが主要な容疑者であるという旨答えている。これは今先生がおっしゃったとおりですけれども、でも、このことについては現在アメリカ側が捜査を継続しているところでございます...全文を見る
○田中国務大臣 その質問は、現在まさしく捜査を行っているアメリカにお聞きいただかねばならないというふうに思います。
○田中国務大臣 ですから、先ほど来ほかの方の質問にもお答えしておりますけれども、アメリカとは緊密に連絡をとり合っております。
○田中国務大臣 その前に、先ほどの緊密にアメリカと連絡をとり合っているということは、別に精神論だけではありませんということをちょっと申し上げさせていただきます。  それで、小泉総理でございますけれども、今般のテロが自由とか平和あるいは私たちが信奉している民主主義に対する挑戦であ...全文を見る
○田中国務大臣 いや、わかります。なかなか哲学的で、精神論を超えたという、精神論ももちろん大事ですけれども、現実に捜索がアメリカで行われておりますので、それをまず尊重しなければならないということはまず基本にあると存じます。
○田中国務大臣 とにかく緊密に連絡はとり合っておりますけれども、機微にわたる問題もございますので、ただいま現在申し上げられないということを申しております。
○田中国務大臣 ですから、何度も申し上げていますが、このことは現在アメリカが捜査をなさっているわけでございまして、そして私たちも緊密に連絡をとっているということを申し上げております。
○田中国務大臣 それでは、この間、安保理で決議があったわけでございますけれども、先ほどほかの委員から御説明のあった一三六八号でございますけれども、この決議におきまして、国連加盟国が国連憲章に従って個別的または集団的自衛権の固有の権利を有していることを認識する、そして今回のテロ攻撃...全文を見る
○田中国務大臣 国連というところは犯人を特定するところではございません。
○田中国務大臣 ベーカーさんとのやりとりの中ではそういうことは話しておりませんで、要するに、冒頭、この委員会のときにも申し上げましたけれども、犠牲者や被害者に対する私どもからの心からのお悔やみ、お見舞いに対して答礼の言葉をおっしゃいまして、そして、私たちが信奉する自由そして民主の...全文を見る
○田中国務大臣 どこでおっしゃっているか知りませんが、私との話し合いは、今申し上げたことでございます。
○田中国務大臣 それもございません。
○田中国務大臣 日本は、アメリカの同盟国といたしまして、アメリカの姿勢を強く支持しておりまして、そして、現行法の範囲内で必要な支援とか協力を行うということでございます。そして、その中身につきましても、あらゆる角度から現在検討中であります。
○田中国務大臣 何度も申し上げていますように、まだアメリカがどのような行動をとるかということははっきりしていないわけですけれども、アメリカの政府がどのような行動をとるかが明らかでないことにかんがみまして、基本的には、仮定の議論には立ち入ることはできません。  しかし、いずれにい...全文を見る
○田中国務大臣 あらゆるケースを想定しながら、自主的に今判断をいたしております。
○田中国務大臣 繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、やはり日本国の憲法の範囲内で必要な支援とか協力は惜しまないという決意でございますし、関係国とも一緒に断固たる決意で立ち向かおうとしております。  そして今、あらゆる角度から現在検討中でございまして、今お尋ねがあるから...全文を見る
○田中国務大臣 周辺事態についていろいろとかつて議論があったことも承知いたしておりますけれども、現在は、私たちは、我が国の憲法の範囲内で必要な支援と協力が何ができるかということについて、あらゆる角度から検討をしていると申し上げております。
○田中国務大臣 繰り返しでまことに恐縮でございますけれども、仮定の問題にはお答えできません。  なぜならば、アメリカがどういうようなアクションをとろうとしているのか、今現在何もわかっておりませんので、仮定の質問にはお答えできないと申し上げざるを得ません。
○田中国務大臣 あらゆることを想定して検討はいたしておりますけれども、今はお話を申し上げるわけにはいかないということを申し上げております。
○田中国務大臣 NLPについてどう思うかと最後おっしゃったんですか。最後ちょろっと聞こえなくなるので、はっきり最後まで語尾を。
○田中国務大臣 アメリカ側によりますと、先週末以降の厚木飛行場におけます空母からの訓練でございますけれども、これは、NLPではなくて通常の飛行訓練であるというふうに知らされております。  そして、NLP、ナイト・ランディング・プラクティスですけれども、これは、今般アメリカ側より...全文を見る
○田中国務大臣 キティーホークの出港につきましては、米軍の運用上の問題でありますので、私どもは承知しておりません。  一般論として申し上げますと、空母の出港前にNLPが行われるときには、通常、NLPの実施について米側、すなわち在日米軍の司令官ですけれども、司令部ですけれども、そ...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるテロの防止につきましては、アジアだけではなくて諸外国と緊密に連絡をとってまいりたく存じます。
○田中国務大臣 現在いろいろな見方があるということは承知いたしておりますけれども、最終的にはアメリカの捜査の結論を待ちたいというふうに思います。
○田中国務大臣 委員おっしゃるように、本当に中東和平に対して日本がコミットすべき問題というのは大変多いというふうに思います。  G8のローマでの会議でも、最初にどこの国も口火を切ったのが中東和平問題をどうするかということでございました。私が着任しましてからも数回ペレス外務大臣か...全文を見る
○田中国務大臣 ハノイで確かにその取材に応じましたときは、まだその参拝が起こっておりませんで、もし小泉総理が八月十五日ですかに参拝をしたらどうかというふうな問題についてのお尋ねでございました。  その中で、私は、トウカセンさんに対しましても、こちらの総理の日ごろ国内でおっしゃっ...全文を見る
○田中国務大臣 あのときは、本当に総理は非常に、何度も御本人のおっしゃっている言葉を引用させていただきますけれども、非常にいろいろな方の意見を聞いておられたと思います。そして、よく熟慮に熟慮を重ねた結果、御本人が、十三日の何時でございましたか、午後四時ごろ、三時でしたかに、さっき...全文を見る
○田中国務大臣 必ずしも小泉総理の真意が伝わっていない面もあるというふうに思いますので、できるだけそういう機会が、訪中なさるなりあるいは要人とお会いになる機会が、中国だけではなく、早く訪れることを望みますし、そのために、誤解がないように最善の努力を、あらゆるチャンネルを通じて努力...全文を見る
○田中国務大臣 外務省改革のためにも、会計の面と人の面とありまして、部局会計の一元化ということも私も言っておりますので、早くに解明して、必ず御報告するようにいたします。
○田中国務大臣 これはなかなか苦しい、悩ましいところで、事実解明に努めておりますけれども、私が使いましたと名乗り出るキャリアがいるわけもありませんし、大変厳しいところですけれども、もう一回ちょっと原点に返り、もちろん、ただ、プール金についてはホテルとの関係もありますので、今すぐ、...全文を見る
○田中国務大臣 第三者機関、第三者が必要であるという御指摘は全く正しいと私は思っておりまして、この査察制度について外部の有識者から意見を聞くということ、これをやっておりますし、それから同時に、この間、園部さんという前の最高裁の判事さんを、監察と査察両方をよくやっていただくために、...全文を見る
○田中国務大臣 これは当日のNHKの報道も、私は再調査という言葉は使っていないんですよ。再調査という言葉は使っていないということを、その日に私の抗議に対してNHKも認めていまして、アナウンサーの声でそういうことを言っていますが、私はその場でそういう言葉は使っておりません。ですから...全文を見る
○田中国務大臣 以前も私記者会見等で、この先生のお尋ねについて、こうした質問についてお答えしていますけれども、今司直の手にゆだねられているような詐欺行為については、その本人が当然対応して弁済するべきものと思いますけれども、今おっしゃっているようなプール金については、これはもう長い...全文を見る
○田中国務大臣 やはり、今回のテロが発生いたしました後一番喫緊の状態を見ていても、非常にあらゆる方たちが寝食を忘れてよく働いておられるのですよ。それは、外務省の不祥事があったからではなくて、過去、連綿と、やはり外交官そして皆様方がそういうことのために働いておられた。そういう方たち...全文を見る
○田中国務大臣 若輩ではございますけれども、私なりに日々最善を尽くしているつもりでおります。
○田中国務大臣 たしか十時ごろ、夜テレビを見ておりまして、十時のニュースだと思うんですけれども、それですぐ気がつきまして、役所からも秘書官から第一報が同時に入ってまいりまして、そして夜十時三十分に外務省で対策本部を立ち上げました。そして、領事移住部長ですとか官房長とか皆様と一緒に...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおり、対外的なメッセージの発出というものは、フランス、イギリス、ドイツに比べておくれをとっていたというふうに思います。しかし、実態といたしまして、総理、官房長官が陣頭指揮をとられて、関係省庁がすぐに集まって非常に細かくいろいろな情報を集めながら分析をい...全文を見る
○田中国務大臣 その閣議のあった日にちの後、午後から予算委員会がございまして、それに先立ちまして厚生大臣からも声がかかりまして、自分の方にももちろんそういうふうなオファーが厚生省に来ておるけれども、今の段階では直接必要としてないというふうなアメリカ方の御意見もあるので、今はちょっ...全文を見る
○田中国務大臣 この間のパウエル長官の電話ですとか、それから昨日のベーカーさんにつきましては、その話の中では具体的にそういうふうなオファーはおっしゃってきておりませんけれども、緊密に協議をいたしております。
○田中国務大臣 あらゆることについて、あらゆる段階で緊密に今お互い連絡をとり合っておりますので、そごというふうなことも全然ございませんし、連絡をよくとり合ってはおります。
○田中国務大臣 大変デリケートな段階でデリケートな質問でございますので、勝手ですが、詳細につきましては答弁を控えさせていただきます。
○田中国務大臣 ですから、パウエル長官との電話でも、昨日のベーカーさんも、お互いに今後緊密に連絡をとり合いましょうということをおっしゃっていますし、また、事務的にも、情報の交換といいますか、そういうふうなことはいたしております。
○田中国務大臣 自由と平和とを信奉し、そして民主主義を旨としている国に対する挑戦であるというふうに考えます。
○田中国務大臣 先ほども答弁したことの繰り返しになりますけれども、国連の場も含めまして、外交努力をあらゆる方法でやってまいります。
○田中国務大臣 テロの防止につきましては、内閣はもちろんですけれども、あらゆる場で検討をしてまいります。
○田中国務大臣 今おっしゃるような議論があるということも承知しておりますし、また、それに反して藤島委員のようなお考えの方もいらっしゃるというふうに承知しておりますが、今現在、現実問題として、アメリカがどのような行動をとられるか一切わからないわけですので、ですから、この時点において...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、私も、おっしゃるように、もちろん邦人のことが一番大事でございますけれども、やはりそこのところには目配りをしなければならないと思いまして、直接、先ほども申しましたけれども、駐米大使、ニューヨーク総領事、それから、昨日もパキスタンの沼田大使と電話で話をいたし...全文を見る
○田中国務大臣 これは十五日だったと思いますけれども、山口政務官ほか七名をニューヨークに派遣いたしました。その派遣目的は、行方不明者の親族等に対する援護の業務がございますし、片や、現地の関係者との調整などに万全を期するというような任務もございます。  いずれにいたしましても、や...全文を見る
○田中国務大臣 それはもちろん、即出ていって、責任者でありますから、頭を下げて申しわけありませんでしたと言って、これでもう完全にすべて終わるという確証が持てずに、私は本当にまたかと、まだまだあるのではないかと自分では思っていましただけに、これはただ出ていって、さっと速く走っていっ...全文を見る
○田中国務大臣 そのリビアの件については歓迎したいと思いますけれども、今現在起こっていることと結びつけることはちょっと早急だというふうに思います。
○田中国務大臣 今回のことについての犯罪性云々ということについてですけれども、現在、アメリカで犯人の特定に向けた捜査が進められている最中でありますよね。そして、そのウサマ・ビンラーディンという人をめぐって種々の動きがありますけれども、これら一連の動きの進展というものをやはりよく見...全文を見る
○田中国務大臣 委員のおっしゃっている意味はよくわかります。ですけれども、今はやはり本件が起こっての御質問でもございますので、これは捜査中でありますし、犯人が完全に特定できているわけでもございませんので、発言は控えさせていただきます。
○田中国務大臣 国連はもちろんでございますけれども、いろいろな場でテロを撲滅するための外交努力を重ねております。
○田中国務大臣 もちろんそうです。そのために、国連というものはこういうふうなことの紛争解決のために存在もしております。ただ、今局長が申しましたのは、今の状態で、機能ができないような物理的な状態になっているということでございますから、もちろん国連の場において、日本も、今までより以上...全文を見る
○田中国務大臣 委員のおっしゃることは、私はまさしく正しいというふうに思います。  しかし、今の、現段階におきましては、アメリカがどのような手段をとろうとしているか一切つまびらかでありません。したがいまして、具体的なイシューについて今後どうかということについては、コメントは差し...全文を見る
○田中国務大臣 今現在この時点で、アメリカがどのような措置をとられるか一切明らかになっておりませんので、仮定の問題につきましてはコメントいたしかねます。
○田中国務大臣 非常時におきまして、国の危機管理のあり方につきましては、かねてからいろいろな重要な課題になっておりまして、今回のテロ、同時多発テロ事件によってもこの認識は新たになってきているということは現実だというふうに思います。  有事法制に関しましては、政府として、有事の際...全文を見る
○田中国務大臣 今は、言ってみれば準備的に検討しているわけでございますので、どうこうと明らかにはできません。
○田中国務大臣 まず、アメリカの米軍の運用の問題につきましては、こちらは承知いたしておりませんので、コメントする立場にございません。  それから、二点目につきましては、今回の多発テロ事件に関して、米軍の対応は、それから沖縄の米軍基地を含む在日の米軍施設ですけれども、そういうとこ...全文を見る
○田中国務大臣 恐れ入りますが、やはり運用上の問題でございますので、今の段階ではコメントができません。
○田中国務大臣 両方でございます。運用上の問題でもありますし、承知もいたしてもおりません。
○田中国務大臣 かねて何度もお聞きになっていらっしゃる言葉かと思いますけれども、日米安保条約に基づく米軍のプレゼンスというものは、これまで、我が国のみならずアジア太平洋全体の地域において、安定と発展のために基本的な枠組みとして有効に機能してきております。その一方で、冷戦構造という...全文を見る
○田中国務大臣 それでもちろん結構でございますし、先日、サンフランシスコで講和条約、それから安全保障条約五十周年の機会にも、そうしたことを私は確認も確信もいたしました。
○田中国務大臣 このお尋ねに対しましては就任以来、再三再四申し上げていることなのですけれども、米軍のあらゆる施設が、七五%もが沖縄に一極集中しているということによって、多大な負担を沖縄県民の皆様におかけしていることが健全であるとは決して私は思っておりません。それは確認いたします。...全文を見る
○田中国務大臣 確かに、サンフランシスコでパウエル長官とお話ししましたときに、運用の改善の協議を進めていきたいということははっきり申し上げました。これは小泉総理も、この気持ちは非常に強く持っておられます。  そして、協議の妥結に向けて努力をしなければならないわけですけれども、そ...全文を見る
○田中国務大臣 これは相手があることでございますから、日本だけではなくてアメリカと両方で、双方で今検討をいたしております。
○田中国務大臣 先ほどのお答えの復唱になりますけれども、相手があることでございますから、もちろんお互いに検討しておりますけれども、時期がいつということは申し上げられませんが、ただ、時々の問題について、しっかりと、運用の改善について、より機敏に現実的に対応できるようにしようではない...全文を見る
○田中国務大臣 私はそれは直接は見ておりませんけれども、そういうふうな報道があったやに聞いてはおりますが、それは事実ではないというふうに承知しております。
○田中国務大臣 今の時点では、ございません。
○田中国務大臣 ちょっと私、自分でちゃんと確認しておりませんので、未確認なことについてはちょっと無責任な発言になりますので、今は、勝手ですが、ちょっとお答えできません。
○田中国務大臣 ただいまの御決議に対しまして、所信を申し上げます。  米国における連続テロ事件は、多数のとうとい人命を奪う、極めて卑劣な行為であり、断じて許しがたいものであります。邦人についても、安否をまだ確認できない方が多数いらっしゃいます。これは米国のみならず民主主義社会に...全文を見る
09月19日第152回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 本件につきましては、ただいま総理大臣及び官房長官がおっしゃったとおりでございますが、私が、事実関係から申しますと、実際に知りましたのは九月の十二日でございました。  そして、それは、七日の日にサンフランシスコ講和条約の五十周年並びに日米安保の五十周年...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  今現在は、アメリカ政府はどのようなアクションをとるかということはまだわかっていないわけでございますけれども、いずれにいたしましても国連という場もございます。それからG8、サミットの場におきましても、世界じゅうがこうしたテロという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 過去のことをちょっと申し上げたいと思いますけれども、一九九六年、リヨンでサミットがございまして、G8といたしましては、ことしのジェノバのサミットは総理も御出席になりましたけれども、そこにおきましても、テロ行為の実行者の動機のいかんにかかわらず、あらゆる...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お尋ねのインド及びパキスタンに対する経済措置の解除でございますけれども、現在、私どもはアメリカを強く支持いたしておりまして、必要な支援及び協力は惜しまないという決意、立場をとっております。  そして、具体的にはどのような措置をとるかということにつきま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 時系列のこともございますけれども、今現在、与党三党連立でございますので、両国によるCTBTの署名がないという状態もありますし、総合的に内閣として意見を集約しながら方向を定めていくということになっております。
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと通告のない質問でございますので申しわけございませんが、とにかく安定のため……(発言する者あり)
○国務大臣(田中眞紀子君) 過去、努力もいたしてきておりますし、最終的には世界じゅうの国々が平和に、そしてテロによる犠牲がないように努力をしていくということではあります。
○国務大臣(田中眞紀子君) 昨年の三月でございますけれども、アフガニスタン内の両方の対立した勢力を呼びまして、話し合いを続けるような努力も、外交努力も続けてきております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変細かいことで、過去の経緯もございますので、お許しをいただきまして事務方からお答えをさせていただきます。正確を期させていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員御指摘のとおりでございまして、アフガニスタンにつきましては非常に複雑な側面がございます。中で、要するにタリバンとそれから北部同盟というふうな二つの勢力に分かれておりますものですから、日本もいずれも呼んで、治安も悪くもなっていますので、以前から、こと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどの吉村委員の御質問にお答えしたこととかち合いますけれども、パキスタンの今こちらから行っています大使を通じてももちろん働きかけておりますし、それから周りの近隣の諸国に、反タリバンの、テロリストに対して対抗しているようなところを通じても働きかけており...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 確かに、先ほど来の議論の中でもございますけれども、こういうテロリズムというものがだんだん頻発し、そして質も変わってきているわけでございまして、これはもうG8の、サミットでの共通の悩みの種と言ってよいと思います。  G8でもそうですし、それからこの間の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃいましたとおり、一九九八年に国際刑事裁判所の機能につきましての採択がなされておりますが、これは委員御存じのとおり、現実にはまだでき上がっていないものでございますね。それをさらにつくるように努力をしろという御指摘だと思いますけれども、これまで国連...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 各国それぞれの見解、おありになると思いますけれども、緊密に連絡をとりまして、そうした方向に私どもも意見を述べていきたいというふうに考えます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 総理がおっしゃる前に一言申し上げたいと思いますが、先ほどおっしゃった安保理の決議一三六八というのがございますけれども、中身はもう御存じでいらっしゃると思いますからあの五点については申し上げませんけれども、やはりこうしたテロで今回も三十七カ国以上の国の方...全文を見る
10月02日第153回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) テロリズム防止に向けた国連を中心とした外交努力についてのお尋ねがございました。  政府といたしましては、御指摘の安全保障理事会決議を踏まえまして、テロリズムの防止等に向けた国際社会の取り組みに積極的に協力していくということが基本姿勢でございます。国連...全文を見る
10月03日第153回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省予算についてのお尋ねでございますけれども、数多くの逮捕者及び処分者を出しました一連の不祥事の反省を踏まえまして、納税者たる国民の皆様の信頼を一刻も早く取り戻し、そしてまた、外務省職員が誇りを持って意欲的に働けるような外務省を再構築するために、私ど...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○田中国務大臣 難民支援の関連でもお尋ねがございましたので、現在の状況も含めまして答弁させていただきたいと思いますけれども、アフガニスタン難民等の支援ですけれども、これは、NGOだけではなくて、関係の政府でございますとか国際機関、それらが主体的に連携をとり合いながら支援をする態勢...全文を見る
○田中国務大臣 お尋ねの件も含めまして、機動的に運用できるようにいたしております。
○田中国務大臣 あの九月十一日の夜、ワールド・トレード・センターへのアタックがございまして、その後すぐにオペレーションセンターが官邸と外務省で立ち上げられました。その後、いろいろな情報ももたらされておりましたけれども、朝、午前中、夜中の二時か二時半ごろであったと思いますけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 さすが菅委員、非常にこのことには詳しくていらっしゃって、感動しながら伺っておりました。  確かにおっしゃるとおり、先ほどの、午前中の質問にもお答えいたしましたけれども、関係国の政府でありますとか国際機関とか、あるいはNGO、そうした、それぞれが主体的に連携して行...全文を見る
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○田中国務大臣 御報告いたします。  昨日、四日、日本時間の十八時三十五分、場所はロシアのソチ南西百八十五キロメートルで、シベリア航空でございますが、イスラエルからシベリアに向かいます飛行機が黒海上に墜落をいたしました。  そして、外国の通信社は、これはウクライナ軍が演習中に...全文を見る
○田中国務大臣 自衛権を行使する上で安保理の決議は改めて必要はございません。今、委員も一三六八及び一三七三のこともお触れになりましたけれども、今回は、同時多発テロ、それについて米国がいかなる行動をとるかは現段階ではもちろん明らかではございませんけれども、その上で申し上げますれば、...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの繰り返しになって恐縮でございますけれども、今回のテロのような綿密な計画性を持って組織的に行われた犯行につきましては、まさに国家の存立、そういうものをも危うくするものでございますから、政府としては自衛権の行使の文脈でとらえられるものと考えております。そして、...全文を見る
○田中国務大臣 五十一条の自衛権の行使でございますけれども、これにつきましては、許可の必要はございません。報告のみでよい。
○田中国務大臣 たびたび同じことの繰り返しでまことに恐縮でございますけれども、やはり我が国は、ウサマ・ビンラーディンや同人を庇護するタリバーン等に対する制裁を定めた安保理決議、先ほど来から委員がおっしゃっていますけれども、千二百六十七、それから一三三三というのもございますね、それ...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  先ほど来、集団的自衛権との関連で我が国のことをおっしゃっておられますが、総理がきのうの審議でもきょうもずっとおっしゃっていますように、我が国がすることは、我が国の憲法の範囲内で行うということなんですね。憲法の範囲内ということは、武力行使をし...全文を見る
○田中国務大臣 外務省で行っているオペレーションセンターでのことでございますが、私のスケジュールをということでもって委員に差し上げてございます。  確かに、毎回全部出るわけにはいきませんで、そのときに来客が来られたり、それから国際的な電話が、特に今回のテロが発生しましてから、国...全文を見る
○田中国務大臣 決して外国へ行くのを断っているわけでもサボっているわけでもございませんで、今総理がおっしゃいましたように、九月二十七日の臨時閣議というものの予定があって、閣僚はやはり確実に最初からいなければいけないということがございます。  そして、確かにパキスタンを含めまして...全文を見る
○田中国務大臣 簡単に事実関係だけ申し上げさせていただきます。  大変よい御指摘をいただきました。ありがとうございます。  日本の本当に中立的な立場、この中東問題ではこれは本当に私たちが十二分に活用し、自覚して、中東和平のために努力をしていけるところであるというふうに感じてお...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃっている国際司法裁判所の問題にいたしましても、それからアフガニスタンの紛争後の再興に向けての努力につきましても、本当によい御指摘をいただいたというふうに思っております。  これまで、国連その他の国際機関におけるテロ防止に関する条約の作成やその締結の促進...全文を見る
○田中国務大臣 まさしく横路委員おっしゃるとおりでして、国内の法整備、法令との整合性も求めながら、できるだけ早くにそうしたものが成立するように努力したいというふうに思います。
○田中国務大臣 お答えいたします。  これは在日米軍の、軍の単なる移動というふうに解釈をいたしております。
○田中国務大臣 米国は我が国防衛の義務があります。これは安保条約の第五条でございます。そして、一方、我が国はアメリカに我が国及び極東の平和と安全のために施設と区域の使用を認める、これは安保条約の六条でございますけれども、このことによって米国の義務とバランスがとれます。
○田中国務大臣 施設と区域の使用目的というものは極東の範囲に限られております。しかし、運用上は、在日米軍の移動はあり得るのでございます。
○田中国務大臣 任命が、今何ておっしゃいましたでしょうか。今まで六回、テロに関する安保理の決議がされておりますけれども、その中で、今、任命が何ておっしゃいましたですか。済みません。
○田中国務大臣 モニタリングのメカニズムは、その一三六三になっておりますけれども、メンバーが、どれが指定されたかということは今すぐにはお答えをいたしかねます。済みません。
○田中国務大臣 九月二十二日でございます。
○田中国務大臣 先ほど来山口委員は、テロに関する安保理決議、六本もあったということをおっしゃっていましたよね。ということは、安保理の決議というのは非常に重たいということは、御存じでいらっしゃると思うんです。  にもかかわらず、総理がおっしゃるように、ウサマ・ビンラーディンは今現...全文を見る
○田中国務大臣 ありません。
○田中国務大臣 アメリカがターゲットということをおっしゃいますけれども、このテロリズムというのも、先ほどの議論でも、六つもテロに関する決議を国連で、安保理でやったことを申しましたけれども、やはり世界的に今、二十世紀のころに比べて戦争の形態が変わってきていると思いますね。例えば、こ...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 国連のPKO、今紛争が継続中でございますからまだPKOは設立されておりませんので、派遣の要請は来ておりません。けれども、これにつきましては、現時点では確たることはまだ申し上げられませんけれども、国連のPKOが設立されるようになりますれば安保理等において...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今ほど防衛庁長官おっしゃいましたように、C130で人道支援もいたしておりますし、それからドナーアラートで資金援助のこともいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来お答えしています難民支援、物資援助にいたしましても資金援助にいたしましても、当然要請があるからいたしております。(「最初と違うじゃないか」「ないって言ったのに」と呼ぶ者あり)
○国務大臣(田中眞紀子君) 再度きちんとお答え申し上げます。  要請がありましたので、それで、もちろんUNHCRも通じておりますけれども、したがって、物資でございますとか資金の援助をいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) まず一二六七でございますけれども、これは一九九九年の十月十五日でございます。これは対タリバンの経済制裁等に関する決議です。  それから一三三三でございますけれども、これは昨年、二〇〇〇年の十二月十九日、対タリバン制裁強化に関する決議でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、委員がお尋ねになっていらっしゃいますのは、一三七三について、要するにテロ資金の問題についてお尋ねであるというふうに思いますけれども、これにつきましてはまだ公示を行っておりません。  これにつきまして事務的に申しますと、告示をする前に、今現在は印刷...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 平成十三年の九月二十二日でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 一般の措置は既に実施しておりますけれども、現在、各規定の実施のあり方につきましては各省庁間で検討を進めております。その結果に署名をするようになると思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、先ほどのお尋ねに関係してきますけれども、まず官報に公示をいたしまして、それから今のような手続になります。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も同じ問題意識を持っておりますので先ほどお答えを申し上げたんですけれども、これはもう委員とっくに御存じのとおり、財務省でありますとか、法務省とか、外務省とか、役所の関係の中でもって、もっとアラートになって常時こういうことに、国際化の時代でありますから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連憲章の七章でございますけれども、安保理決議の一三七三、この中身でございますね。これは対テロ資金供与防止、資産凍結等に関する決議でございます。テロ行為のための資産供与の犯罪化、テロの資産凍結、テロへの金融資産等の提供の禁止、テロ資金防止条約等の関連条...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この決議は、テロ行為のための資金供与等の犯罪化、それからテロリストの資産の凍結、今申し上げましたけれども、テロリストへの金融資産等の提供の禁止を初め広範多岐にわたっております。そして、この決議の各規定のうち、ウサマ・ビンラーディンやタリバーン関係者等の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 内閣としましても、その緊急性は十二分に認識をいたしておりますので、今最善の努力をいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、財務大臣からより正確に詳しくお答え申し上げた方が適切かと思います。お願いします。
○国務大臣(田中眞紀子君) じゃ、委員長の御指名ですので先にお答えさせていただきますが、同じことの繰り返しで申しわけございませんけれども、これは、官報の要するに告示自体につきましては、早急に告示できるように急いでおりますんです。所定の手続を今進めております。先ほども印刷中というこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 新たな国連決議についてのお尋ねでございますけれども、今アメリカとかイギリスは個別的及び集団的自衛権の範囲内でやっておられるわけでございますし、それから、私どもはとにかく日本の憲法の範囲内においてアクションをとるということでございます。  そして今現在...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今ほども申し上げましたけれども、日本は武力の行使はしないわけでございます。したがいまして、そもそも国連の決議というものは必要としないということでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 日米で緊密に連絡はとっておりますけれども、具体的に詳細を述べるということはできません。  私は、そのときワシントンにもおりませんでしたので、直接は聞いておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 国外における我が国のパスポートの紛失件数でございますけれども、例えば平成十一年は一万四百十七冊、平成十二年一万一千百二十九冊でございますが、そのうちの約六割は盗難でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員御案内のとおり、現在の日本のパスポートは全面をラミネート紙で覆っているほか、そのほかいろいろの、写真の張りかえができないように、偽造、変造ができないような工夫はされておりますけれども、指紋の問題につきましては本人の確認についてもいろいろの意見もござ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 拠出の内容、時期、それから提出先等でございますけれども、まずアフガン難民への人道支援に関する我が国から国連機関等への支出についてですけれども、いろいろ今後事態の推移をとらえながら国連機関等から具体的な要請があるものと考えておりますけれども、そのタイミン...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  ODAの戦略も、ある程度は今みたいな事態が起こりますと見直しもしなければならないというふうに思っておりますけれども、現在の復興につきましては、戦争といいますか、今のこの状態ですね、この事態が終わってみないとよくわかりませんけれど...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 世界でいろいろな紛争があります今、昨今、この地雷の除去の問題というのは世界的な課題になっていまして、亡くなられた小渕総理も大変御熱心でございましたので、このことについては常に頭の隅に置きながら、最善の有効な予算の使い方、そして世界貢献に役立つような形で...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 地雷除去につきましては、現地の状態をまず正確に把握するということが必要だと思いますので、これにつきましても適切な方途を考えながらやっていきたいというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) たくさん優秀な先輩がいらっしゃって、総理特使、それから副大臣や皆様が行っていらっしゃっていますが、私は別して嫌っているわけではありませんで、留守番をしているときに私がどういうことをやったかにつきましてもちょっと、少しは御報告しなければいけないと思います...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変失礼しました。  中東問題、イスラムの問題ですけれども、やはり私は、文明の衝突ではなくて文明の対話ということがよく言われていますけれども、トータルでそうしたことをやって、ただ単に資金援助だけではなくて違ったものを、宗教的なもの、ライフスタイル等に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) テロ対策の基本的な姿勢は今、総理がおっしゃったとおりでございますけれども、まさしく平和的手段として私たちができることにこの条約の批准というものがございます。  国際社会等の枠組みの中でもってぜひ最善を尽くすべき問題ですけれども、このおっしゃった御指摘...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 期限が年内でございますから、まず署名をというふうに思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今までも我が国といたしましては数々の外交努力をいたしておりまして、例えば昨年の三月にアフガン各派の方々を個別に東京にお呼びして意見を伺ったりとか、そういうことを繰り返しいたしております。  ところが、問題は、まさしく山口委員が御指摘なさったように、こ...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) まず、民主党が主張されております国連における常設テロ監視機構についてのお尋ねがございました。  御主張の詳細については現在よくは承知しておりませんが、しかし、よい意見でありますれば検討をさせていただきたく存じます。  いずれにいたしましても、テロは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今川議員にお答え申し上げます。  我が国の中東政策についてのお尋ねがございました。  政府といたしましては、今回のテロ行為と米国の中東政策を短絡的に結びつけることが適当であるとは考えておりません。しかし、中東和平について、我が国は、これまで、おっし...全文を見る
10月10日第153回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 御存じだと思いますけれども、一応読み上げましょうか。  一は情報の共有及び協力の向上、二、テロリストによる脅威に一層さらされている、またはその可能性のある国家に対し、個別的または集団的に適切かつ、みずからの能力に応じて支援を提供すること、三、関連施設...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) きのうもお答えしましたけれども、事件前は日本にアフガニスタンの関係者を呼んだりして会議しておりましたけれども、お尋ねのこの事件後でございますけれども、その後は直接にパキスタン政府の方に連絡をとったり、それから日本から行っております沼田大使から、駐パキス...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的にこの一カ月間でやってきたことについて申し上げます。  例えば、イスラエル、中東の問題も関係が非常にあるというふうに委員も思っていらっしゃると思いますけれども、パレスチナのシャースさんという外務大臣に相当する方でありますとか、それからイスラエル...全文を見る
10月11日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○田中国務大臣 お答えいたします。  今回の米国及び英国の行動は、国連憲章五十一条に基づく個別的及び集団的自衛権の行使として、安保理に報告が既になされております。  日本といたしましても、今般の英国及び米国による行動は、個別的自衛権の行使であると考えておりますので、国際法の違...全文を見る
○田中国務大臣 今回のことは、憎むべきテロリズムに対して国際社会が一丸となって対抗をするということでございまして、そして、これはテロリストとイスラム社会というものを完全に分離して、テロを撲滅していきたいというような立場に立っておることは、もう御案内のとおりでございます。  そし...全文を見る
○田中国務大臣 テロに関する条約でございますけれども、十二本あるうち、今まで十本が批准されてきておりまして、残る二本は、今委員おっしゃいましたとおりに、一つは爆弾テロ防止の条約でございますし、もう一本はテロ資金供与の防止の問題です。  爆弾テロに関する方の条約でございますけれど...全文を見る
○田中国務大臣 鈴木特使がお帰りになったばかりでございますけれども、アフガニスタン周辺国への援助は大事でございまして、タジキスタンに対しましては、今回の鈴木特使の訪問を受けまして、二百万ドル程度を供与する方向で調整いたしております。  そして、ウズベキスタン等のその他の周辺国に...全文を見る
○田中国務大臣 ウサマ・ビンラーデンの関与のことでございますけれども、具体的にまず申し上げますと、一九九六年六月のアルコバール、これはサウジアラビアでございますけれども、そこの米軍の施設の爆破事件がございまして、その次は、一九九八年にタンザニアとケニアの米大使館の爆破事件、それか...全文を見る
○田中国務大臣 これは、いわゆる安保理の決議の一二六七、一三三三で対応したということに尽きますけれども、もう少し詳しく申し上げましょうか。要するに、安保理では、九八年のケニア、タンザニアの米国大使館爆破事件を受けまして、タリバンに対してビンラーデンの引き渡しを求める要求をいたしま...全文を見る
○田中国務大臣 これは、沖縄サミット、森内閣のときの宣言でございますけれども、テロ防止について、G8として、テロ及びその支援行為を容認せず断固たる態度で闘うことを確認いたしております。  議論の結果発出されましたG8の外相総括及びG8のコミュニケにおきましては、テロ防止の具体策...全文を見る
○田中国務大臣 すばらしい御経験、傾聴に値して感動して伺っておりましたが、委員のお気持ちも踏まえながら、今後の情勢もよく見きわめながら、できることはしていきたいと思います。
○田中国務大臣 私も、もちろん全然拒否をしているつもりもございませんし、今後またいろいろな事態の進捗状況において、必要なときには喜んでどこでも飛んでいく覚悟でおります。
○田中国務大臣 足を運ぶことの重要さということもよくわかりますが、あちらから足を運んでくださっている方も実はたくさんおられまして、きのうもそうですが、もう連日いろいろな国の方が来られて、きのうもイランから議員団がいらっしゃったり、それからおとといもロシアのロシュコフ次官がいらっし...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおり、アジア外交もまた大事なことでございまして、もちろんアメリカもヨーロッパもすべて、やはり世界の、私は着任しましたときに、お聞き及びかどうかわかりませんけれども、外交の要諦は、やはり日本の国益を守りそしてなお世界と一緒に、平和で安定的な世界を築くため...全文を見る
○田中国務大臣 副大臣も二人おられますし、政務官もおられて、本当にあらゆる国、全部の数、今事務方が数え切れないんですけれども、相当行っておりまして、中東にも政務官も行っておられますし、私も着任以来、この数カ月の中でもってあらゆる国際会議等に行っておりまして、そこでいろいろな方にお...全文を見る
○田中国務大臣 ODAのことについてもお触れいただきましたけれども、まさしくこうした紛争がどうして地球上からなくならないのかということを、今回のテロなんかがありますときにもいろいろ私なりに考えておりますけれども、やはり避けがたい、貧困でありますとか、人間が本当に根源的に持ってしま...全文を見る
○田中国務大臣 一番の直近のデータをもとにして申し上げたいと思いますけれども、総合的には、結論的には平穏でありまして、治安は当局の統制下、コントロール下にあるということを今現在の時点では申し上げられます。  イスラマバード、ラワルピンディ、そういうところでは、町外れで約二十名程...全文を見る
○田中国務大臣 報道等で、タリバーンの部隊とパキスタン軍の衝突があったということも報じられていることも事実でございますけれども、しかし、タリバーン政権のザイーフ駐パキスタン大使は、そういった事実はないと述べているという報道もございます。  したがいまして、完全に、私たちが今感じ...全文を見る
○田中国務大臣 この法案につきましては、御案内のとおり、今までの戦争ではなくて、テロが発生して、それに対して国際社会がトータルで、一緒に総合的に対応していかなければならないという事態が発生しているということに対応するために私たちが法案をつくらなければならなくなったということは御案...全文を見る
○田中国務大臣 少なくとも近年は、我々が承知している範囲では、ございません。
○田中国務大臣 この決議ですけれども、それは、国連憲章に基づく自衛権が各国固有の権利であることが改めて言及されておりまして、その意味で、今般の同時多発テロに対応しては、米国等が個別的または集団的自衛権を行使し得るということを確認したものであるというふうに考えております。
○田中国務大臣 五十一条の中身を読ませていただきます。   この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当...全文を見る
○田中国務大臣 一三六三でいきますと、これらテロ攻撃の実行者、組織者及び支援者、先ほど来おっしゃっているアルカイーダ等ですけれども、を法に照らして裁くために、すべての国に対して共同して迅速に取り組むことを求めるとともに、これらの行為の実行者、組織者及び支援者を援助し、支持し、また...全文を見る
○田中国務大臣 済みません。一二六七、見つけました。一二六七で、これでは、タリバンが九八年の在ケニア、タンザニア米国大使館爆破事件の首謀者と目されるオサマ・ビンラーデンを庇護している、そして、決議の概要として、タリバンに対して、テロリスト及びその組織の隠匿と訓練の停止、その領域が...全文を見る
○田中国務大臣 これにつきましては二つ申し上げなければなりませんけれども、意見書というものは参りました。ですけれども、これはこの記事をもとにしておっしゃっているのかと思いますけれども、読売か何かですね。これにつきましては、本来は、政府部内のやりとりについては申し上げませんけれども...全文を見る
○田中国務大臣 やりとりの一々については、ちょっと今、現在の段階ではお答え申し上げかねます。
○田中国務大臣 これはまたもう一度、今この新法についてやっている最中でございますので、ですから、とにかくやりとりの逐一についてもお答えできませんし、これはまた持ち帰ってちょっと検討しなければならないというふうに思っております。
○田中国務大臣 いろいろな意見があることは承知しておりますけれども、総理が再三おっしゃっていますように、我が国として、この内閣として主体的に判断をいたします。
○田中国務大臣 イスラムの国とも仲よくしても……(安住委員「中東和平です」と呼ぶ)もちろん中東和平でですね、そうです、わかっています。  ですけれども、これはやはりテロリズムと闘うということなわけですから、そのことはイスラムの中でも……(発言する者あり)そうですよね、ちゃんとそ...全文を見る
○田中国務大臣 具体的な要請はなされておりません。
○田中国務大臣 例えば、テロ攻撃に関連して、国連の総会、安保理もしくは経社理等が行う要請に基づきまして、被災民の救済のために実施する食糧、衣料、医薬品そのほかの生活関連物資の輸送、医療そのほかの人道的精神に基づいて行われる活動をいいます。そして、そのような活動に含まれるものといた...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃっている御趣旨は非常によくわかりますので、精力的に、積極的にいたしたいと思います。
○田中国務大臣 長時間にわたって本当に安住委員からいろいろと勉強もさせていただきましたし、やはり幸せのために、世界の平和のために頑張らなきゃいけないと思っています。  常日ごろ、私は文化の多様性というものは人類の財産であるというふうに思っておりますので、お互いこの地球上に生きて...全文を見る
○田中国務大臣 今回の我が国の支援が、要するに武力の行使を伴うものではないということから、そもそも国連決議を必要とするものではないということは御理解いただけていると思うのですけれども、基本から申しますと、今回の多発テロ、これを受けまして国連安保理において、この決議のことですけれど...全文を見る
○田中国務大臣 我が国は憲法の範囲内で行うわけですから、武力行使はいたしませんし、今までの、過去、今回を入れて六本になりますでしょうか、この国連決議で十分であるということでございます。
○田中国務大臣 集団的自衛権でございます。
○田中国務大臣 日本は日本の独自なものではありますけれども、NATOでも、イギリスとか、今現在イギリスが加わっていますけれども、ほかの、武力行使を今後しない国は同じであるというふうに思います。
○田中国務大臣 先にイギリスと言ったので思い違い、ちょっと聞き間違いなさったかと思いますが、NATO諸国の中で、イギリスのように、今現在武力行使を一緒にやっていますね、アメリカと。それ以外の国ということでございます。
○田中国務大臣 NATO諸国の中にも、日本のように、武力行使をしないで、それで協力をする国というのもあります。
○田中国務大臣 集団自衛権はあるけれども、今やっていない国ということです。
○田中国務大臣 だから、集団的自衛権がないのは日本ですが、NATOの国の中で、それがあってもそれをやっていない国のことを言っているんです。ですから、先ほどのことをもっとゆっくり言います。NATO諸国の中には、日本のように、武力行使をしない、しないけれども協力をする国というのがある...全文を見る
○田中国務大臣 アフガニスタン、それから隣接するパキスタンといろいろ厳しい状況であることは報道もされていますけれども、アフガニスタンの自然環境の厳しさ、それから、地政学上のことだけではなくて、あらゆる長い、二十年にも及ぶ紛争、内戦によって、もう人心も荒廃し疲弊している中で、そうい...全文を見る
○田中国務大臣 タリバンについて、今日本の国内で、外国のメディアを通じてもそうですけれども、掌握できる情報というのは限られておりますけれども、しかし、内戦に次ぐ内戦の中で、一般のアフガニスタンの、また近隣の方たちが避難民、難民等で苦労しておられるわけですから、先ほど申し上げました...全文を見る
10月12日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○田中国務大臣 きのう、杉浦副大臣が今委員がおっしゃったような御報告をしたこともわかっております。  そして、きのうのお昼に、休憩時間でございましたけれども、沼田大使のところに電話をかけました。ただ、そのときは、何が起こるかわからないというような、それは杉浦副大臣があのとき、い...全文を見る
○田中国務大臣 もっと正確に申しますと、否定する、しないではなくて、きのうの言葉は副大臣の個人的な印象でいらっしゃるというふうに思います。今現在の報告は、全体として見ると、パキスタン情勢はコントロールされているというような表現でございます。
○田中国務大臣 否定するしないとかそういうことではございませんで、今後のパキスタンの状況につきましては、まだ、もちろん予断を許さない部分もあると思いますし、どういう状況が起こるかわかりませんので、その推移につきましては、引き続き注意深く注目をしていかなければならないというふうには...全文を見る
○田中国務大臣 イスラム世界でのラマダンが、今のこのテロリズムに対して、世界じゅうの枠組みで根絶したいということにどのような影響があるかという点については、よくじっくり考えてみないとわかりません、いろいろな影響というものが想像できると思いますけれども。  そのほかの点については...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  小泉総理のところには、軍事行動開始後数時間後に大統領からお電話があったわけですけれども、軍事行動前には、プーチン・ロシアの大統領、それからパキスタン大統領、ヨルダン国王、イスラエルの首相、エジプト大統領、カナダ首相、フランス大統領、ドイツ...全文を見る
○田中国務大臣 それは、内閣の責任者は小泉総理でいらっしゃるからでございます。  それから、つけ加えますと、チェイニーさんとかパウエルさんとか、手分けをして各国に電話をおかけになっていたというふうに承知いたしております。
○田中国務大臣 当日、外務省の局長から電話が入りました。(山岡委員「何時ごろですか」と呼ぶ)あの日は、八日の八時十五分か——一時でしたか、あれ。済みません。午前一時十五分か二十分か、その辺でございます。正確なメモをちょっと置いてきましたので、済みません。
○田中国務大臣 先ほど申し上げた時間が最初でございます。
○田中国務大臣 もし二時間前に外務省が情報を入手したということが事実であれば、今私はわかりませんが、本来は委員がおっしゃるようなルートであるのが正しいと私は思います。
○田中国務大臣 兵員数二万九千人、軍用機三百四十九機、両用戦部隊一個、空母戦闘群二個。以上でございます。
○田中国務大臣 お答えいたします。  本法案に従いまして外国の領域に自衛隊員が派遣される場合、我が国は、派遣期間の長さも考慮しつつ、任務の円滑な実施のため、受け入れ国との関係で隊員の法的地位の確保を検討する必要があります。  以上でございます。
○田中国務大臣 受け入れ国側の意向にもよるんですけれども、現時点では一概には申し上げられないんですね。先ほど言いましたように、これは派遣期間の長さも考慮に入れなければいけませんし、隊員の法的な地位の確保も検討する必要があります。
○田中国務大臣 はっきりとは明示はされていないと思います。
○田中国務大臣 それは承知いたしておりません。
○田中国務大臣 きっちりと正確なことは困難でございますけれども、九月二十八日に国連のアナン事務総長から発出されましたアピールの中で、最悪のシナリオとして、どのぐらいの人々が今回の事態で影響を受けるかというふうな発表がありますけれども、周辺諸国へ避難する難民が百五十万、国内で居住地...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○田中国務大臣 米国で報じられていますさらなるテロ攻撃の可能性でございますけれども、日本時間の十二日の早朝に、FBIが、今後数日のうちに合衆国において及び海外における米国権益を標的としているさらなるテロ攻撃の可能性があるとして警戒を呼びかけました。  これを受けまして、外務省は...全文を見る
○田中国務大臣 パキスタンにつきましては二つ申し上げられると思いますが、私は、昨日までWTOでシンガポールに行っておりまして、そして、パキスタンの大臣が来ていらっしゃったものですから貿易大臣からも伺いましたけれども、報道はすごくされていて、いろいろと、もちろん中でもってデモ等もあ...全文を見る
○田中国務大臣 和平後の復興の支援につきましては、日本は、かねてより、アフガン紛争の各派の間で和平に向けた真剣な対話の機運が生まれてくればよいと思いまして、関係機関とも協力をして、東京でアフガン和平復興会談、会合といいますか、それを開催する用意があるという旨を表明してきております...全文を見る
○田中国務大臣 基本的には、平静を取り戻したときには、アフガニスタンの国民の方たちの合意を得て、アフガニスタンの国民の方たち各層から支持を得た政権をつくる、政府をつくるということが基本になるべきだと思います。そのことが永続的な和平につながるというふうに考えております。  いずれ...全文を見る
○田中国務大臣 今、情勢が流動的ではございますけれども、いろいろ情報をよく収集して考えてまいりたく存じます。
○田中国務大臣 そうしたことも踏まえながら、いろいろと考えてやっていきたいというふうに思います。
○田中国務大臣 意見交換は大使館を通じてなりあらゆるルートを通じてやっておりますけれども、やはりアフガンの安定のために、一生懸命ほかの国と一緒に、主体性を持って取り組んでいきたいというふうに考えます。
○田中国務大臣 アルカイーダを中心としている組織、ネットワークを弱体化できているという証左を得たときだと思いますけれども、今の段階では、もちろん委員も御存じのとおり、アメリカを中心としてあらゆるところから情報も収集しておりますけれども、今現在の段階で、こうであるという確定的なこと...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろなことをたくさんおっしゃったように思いますけれども、全部にお答えできているかどうかわかりませんが、高坂正堯先生のこともお引きになっておっしゃいましたけれども、まず、外交全体について私が、まだ六カ月になりませんけれども、この中で感じていますのは、私がこれにな...全文を見る
○田中国務大臣 私なり小泉総理なりだけではなくて、そういうことで、テロ撲滅で国際社会が、新しいこの事態に対応しようとしている世界全体が連帯しているということを、連帯してテロリズムを撲滅したいと思ってアクションを起こそうとしているということを御理解いただきたいと思います。
○田中国務大臣 確たる信念を持って、国際社会とともに今は行動いたしております。
○田中国務大臣 これは六〇年安保のころのことを通告なさっていると思いますのですけれども、間違いがあるといけませんので、短いところですが、ちょっと、棒読みだとおっしゃるかもしれませんが、正確を期するために読ませていただきます。  この岸内閣当時の集団的自衛権に関する解釈、今、林修...全文を見る
○田中国務大臣 日米安保条約とそれから新法との関係ということをはっきりさせた方がよろしいという御質問だと思いますけれども、日米安保の目的というのは、我が国及び極東の平和と安全の維持というところにあるというふうに思いますし、新法は、もう何度もこの場で繰り返されておりますけれども、対...全文を見る
○田中国務大臣 お答え申し上げます。  従来より、きょう午前中の議論の中でもこうしたお尋ねがあったのでちょっと重複するところもあるかと思いますけれども、アフガン和平には日本なりに取り組んできておりまして、そして今も玄葉委員おっしゃったように、アフガン紛争の各派を東京に呼んで会合...全文を見る
○田中国務大臣 個別的自衛権の発動を表明している国はほかにありません。
○田中国務大臣 国連憲章の五十一条に書いてございます。五十一条全部読むんでしょうか。ここに基づく個別的及び集団的自衛権の行使として安保理に報告がなされておりますと。
○田中国務大臣 今の段階では、詳細はわかっておりません。
○田中国務大臣 今までは日本は中立的な立場でおりました。
○田中国務大臣 お金を渡そうとしたかどうかはわかりませんが、おわかりだったらお教えください。
○田中国務大臣 今までもそういうことがあったかどうかはわからないということを今申し上げましたけれども、さらに加えまして、報道の一つ一つについてはコメントすることはできません。
○田中国務大臣 お答えする前に、今、国連中心主義の自由党さんがお考えになっていらっしゃるこの新しい法案の説明を伺いましたけれども、集団的自衛権の行使はできるというふうに認められていて、そしてその上でもって抑制的に使っていこうという御趣旨の法案かなというふうに理解をいたしました。初...全文を見る
○田中国務大臣 お待たせしました。  我が国も、国連を重視しているということにおきましては何ら違ってないというふうに思いますし、アメリカについて今達増委員のおっしゃったことも、私もそれは正しいと思っております。  けれども、こうした安全保障理事会自体が、これ自体が国連憲章七章...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどちょっと、関連するんですが、別のようですが、ほかの委員さんが、小泉総理は余り安保理入りに御熱心ではないんじゃないかというふうに思っておられるということがありましたし、以前もそのようなお尋ねもあったと思いますが、そんなことは決してないと思いますし、日本としても...全文を見る
○田中国務大臣 細かく、一三六八につきましてとか一三七三についてというふうなことは話をしませんでしたけれども、基本的には私どもとスタンスが同じでありまして、そして、一二%、一五近くでしょうか、イスラム系もいるんだという中で、やはりそのイスラミックの方たちとテロリズムは完全に別であ...全文を見る
○田中国務大臣 毎回申し上げることになりますけれども、最終的には、自主的に国連に対する外交も日本は取り組んでいきたいということでございます。
○田中国務大臣 決してアメリカの後塵を拝していこうなんて申しておりませんので、やはり自主的に国際社会の中の国家として判断をしていく、当然のことだと思います。
○田中国務大臣 いずれにしましても、ブッシュ大統領もおっしゃっていますように、これはテロリズムとの闘いであって、先ほど私も言いましたけれども、イスラムとの闘いではありません。  したがいまして、日本も、今現在は韓国に行っておられますけれども、小泉総理の訪米ですとか、それから各国...全文を見る
○田中国務大臣 包括的なメカニズムは余りできていないというふうに達増委員は思っていらっしゃるかもしれませんけれども、一九九〇年だと思いますが、2プラス2というのができておりますし、今までどれだけ機能していたかということについては、個人的な判断の差もあるかと思いますけれども、でも、...全文を見る
○田中国務大臣 今も発言の途中で申し上げましたけれども、今、この法律を御審議いただいているわけですから、ですからこれが成立すれば、そのできた暁には速やかにということでございます。
○田中国務大臣 申し上げましたが、日米安保は、いみじくも今委員がおっしゃったように、日本及び極東の平和と安全の維持のためにでき上がったものであります。それはもう御案内のとおりです。  ところが、今回の新法は対テロリズムで、国際的な枠組みがそれに対抗するということでもってでき上が...全文を見る
○田中国務大臣 日米安保条約と今の新法案、これとの違いははっきり申し上げましたけれども、決して別に日本はアメリカ追随だけでこれからもやっていこうということではなくて、主体的にと総理が何度もおっしゃっていると先ほど申しましたのもそこのところでございまして、やはり国際社会、NATOと...全文を見る
○田中国務大臣 委員がおっしゃっているのは、戦時国際法のもとでのことをおっしゃっておられるわけですよね。そうすると、作戦地域というのは地帯のことであって、あるいは戦争地域というのは戦争区域との間違いじゃございませんか、まず。合っていますか。いかがでしょうか。お待ちしていましょうか...全文を見る
○田中国務大臣 在日米軍の七五%が沖縄に集中していて大変重い負担を担ってくださっている、大変大きな御負担をおかけしているということは、よくよくわかっております。そして、毎度またこのせりふかと思われるかもしれませんけれども、やはり沖縄の県民の皆様の負担を本当に軽減するために、SAC...全文を見る
○田中国務大臣 その報道は承知いたしております。そして、御指摘の報道に関しまして、米側及び沖縄県警から説明を受けました。  十月の三日、これはホワイトビーチ地区のことをおっしゃっておられるのですよね。これにおいては、施設と区域の境界のところから内部を観察している不審人物を米軍の...全文を見る
○田中国務大臣 日米の地位協定に基づく米軍の施設・区域の警備について、日米地位協定の十七条第十項に関する合意議事録第一項では、専門的になって申しわけありませんが、米軍当局は、米軍施設・区域の近くにおいて、当該施設・区域の安全に対する罪または未遂の現行犯を逮捕できる旨が規定されてお...全文を見る
○田中国務大臣 あくまで一般論として申し上げますけれども、米軍人等が武器を携行することが地位協定上問題ないかというお尋ねなわけですよね、この現実の事件と関係づけて。一般論として申し上げますれば、公務中の米軍人等が施設・区域外で銃を携行していることが直ちに地位協定上問題になるとは考...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○田中国務大臣 先ほど来、中野委員が、防衛庁関連の法案についての御意見も伺いながら、それから今もおっしゃったアドバイスを伺っておりましても、本当に平和のために、いろいろな工夫という言葉を使われましたけれども、確かに知恵を出すことによって大きな役割を果たすことができる、そういうこと...全文を見る
○田中国務大臣 パキスタンの貿易大臣及びインドの貿易大臣と、この週末のWTOの会合で親しくお話をする機会がありまして、私は、個別にいすをそばへ持っていって、まさしくその核の話、それからこのアフガニスタンに、まあ、乗じとは思いませんけれども、今の紛争に絡んでどのような対応をするのか...全文を見る
○田中国務大臣 パウエル長官も含めましてアメリカ側は、今、我が国が立法の途中にある、そのプロセスにあるということをよく承知しておりますので、具体的に指示とか相談事は私は聞いておりませんけれども、ただ、今委員がおっしゃったパウエル長官の発言というのは、十月の三日に外国の通信社に対し...全文を見る
○田中国務大臣 主にパキスタン並びにアフガニスタンなどの情報につきましては、現在、在外公館は当然のことですけれども、在外といいましてもパキスタンですけれども、それから近隣諸国でありますとか国連関係とか、あらゆるルートを通じて情報は鋭意収集はいたしております。そして、アフガニスタン...全文を見る
○田中国務大臣 情報を収集すること、正確な情報をいかにたくさん収集するかということの重要性が外交に一番求められているということは、もう委員がおっしゃるとおりですが、問題は、それを有効に生かせないで、ただ押さえているということであってはならないわけで、そうした体質を私は本当に変えて...全文を見る
○田中国務大臣 アフガン和平復興会合の開催につきましては、これを東京でやりたいという旨のことを、国連の場で、たしか小和田大使のときだったと思うんですけれども、そういうことを発言したことがございまして、そしてこの今の情勢を分析して、推移を見きわめながら、そういったことが現実に実行で...全文を見る
○田中国務大臣 日米安保条約というものは相互補完的であって、これは決して片務的ではなく双務的なものであるというふうに認識しておりますので、その認識の上に立って中塚委員にお答えするとすれば、やはりこれは、他の防衛条約と安保というものは違っているということは、内容が違うということは御...全文を見る
○田中国務大臣 十五日にアメリカのラムズフェルド国防長官は、アフガン東部の村民二百名が死亡したというタリバーンの主張は事実無根であると否定をしております。
○田中国務大臣 立場の違いかもしれませんけれども、辻元委員は、何かもう日本はアメリカからしか情報がとれない、すべてアメリカの言うことしか聞かないんだ、聞けないような状態であるというような、呪文のようなものに呪縛されているんではないかと思っていつも発言を伺っていますが、そんなことは...全文を見る
○田中国務大臣 外務省もこの事件が起こってからオペレーションルームというものを立ち上げて、一度御視察くだすっても結構ですけれども、あらゆるところから昼夜を分かたず情報をとっております。北部同盟だけじゃありません。全部が全部あなた様に開示できるものばかりじゃありません。  それか...全文を見る
○田中国務大臣 ナイジェリアにおきまして十月十二日に発生した反米デモで、十四日までに十三人が死亡、百人前後が負傷という報道が、十月十五日にあったことは承知いたしております。
○田中国務大臣 今、情報については、正確に確認をいたしております。
○田中国務大臣 これは、突然一つ一つ国別に、あれどうだ、これどうだとあなたがおっしゃることに一個一個答えられるほど全部は用意はしてございませんけれども、オペレーションルームでしっかりと情勢も掌握しておりますので、必要でございましたら、もう一回後ほど正確な数字を申し上げますし、もし...全文を見る
○田中国務大臣 委員御指摘の資金に関すること、管理、これは大変大事でございまして、マネーロンダリング対策ですけれども、これは関係省庁、先ほどおっしゃったように、あらゆる情報も、縦割りはやめて、有機的につなぎつけて、効率的にその情報を生かしていくという努力もいたしております。  ...全文を見る
○田中国務大臣 テロ対策として、国際社会が一致団結していろいろ取り組むということは基本でございまして、今委員御指摘になりました、例えば薬物根絶のための、資金源を、あるいはあらゆるテロの資金になるものを根絶するような方策を、会議をするとか、それを東京でやるかどうかは別ですけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 証拠のことでございますけれども、いわゆる説得力のある、理解できる証拠というものにつきましては、細かい中身については差しさわりがありますから申し上げられませんけれども、今まで、総理が前回おっしゃった範囲のことは私も聞いておりますし、それから、前回と申しましたのは、何...全文を見る
○田中国務大臣 総理が今まで御説明なさったとおりでございますけれども、例えば十月一日の在米大使館員からの電報がございます。
○田中国務大臣 事態は非常に流動的で、副大臣が行かれたころから、また随分状況が変わってきています。それはメディア等も通じて委員も御存じでいらっしゃると思いますけれども。  いずれにいたしましても、この法律をよく御審議いただいて、そして成案を得てから、またそれにつきましても見解を...全文を見る
○田中国務大臣 一日一回から二回、沼田大使と連絡を緊密にとっておりますけれども、引き続き注意深く情勢を分析しなければならないという報告を受けております。
○田中国務大臣 トータルにはこれは内閣官房長官の方で取り仕切られるわけでございますけれども、外務省といたしましても、パキスタンの情勢ですとか、あるいは今委員おっしゃったようなウズベキスタン、タジキスタン等のあの地域のこともそうですけれども、国連その他の国際機関からの情報であります...全文を見る
○田中国務大臣 お尋ねの、対米支援を表明している国が具体的にどういう理由に基づいているかということにつきましては、必ずしもすべて承知しておりません。なぜかといいますと、約三十数カ国ございます。NATO、日本もオーストラリアも韓国もございますので、すべてについて知っているわけではご...全文を見る
○田中国務大臣 東議員は多分スイス等を念頭に置いておっしゃっているというふうに考えますけれども、スイスの場合は、永世中立国として、政策上は自国の軍隊を派遣しないこととしております。したがって、集団的自衛権の行使は想定していないというふうに思われます。
○田中国務大臣 日本以外で集団的自衛権を行使しない国はスイスぐらいだというふうに思っていますけれども、スイスの、米国の軍事行動に対しての立場というものはどんなであるかは承知いたしておりません。
10月18日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 外務大臣田中眞紀子でございます。武見敬三委員長初め委員の皆様に一言ごあいさつをさせていただきます。  先月、米国において発生した同時多発テロは、人類全体に対する極めて卑劣な攻撃であり、国際社会としてこのようなことが二度と繰り返されることがないよう一致...全文を見る
10月22日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 続委員から今ほどブルキナファソ、西アフリカですけれども、あちらでのIPUにお出になって感じられたことを非常によく目に見えるような御説明をいただきまして、ありがとうございます。  また、外務省の職員、コートジボワール等から手伝いに行った職員に対しまして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、ODAについて考えるときに基本になければいけないものは、これは国民の皆様の血税を使わせていただくものであるという認識をまず基本に持たなければいけないというふうにいつも思っております。  そして、このODAというもの、今基本法の制定ということをお...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(田中眞紀子君) テロ問題の解決につきましては、もう小泉総理もずっとるる述べていらっしゃいますとおりに、本当に国際社会が一致団結をして取り組むということが大変一番重要であると思いますし、今、ドクターキッシンジャーのおっしゃったネゴシエーション、その他おっしゃっていますけ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) パキスタン情勢でございますけれども、在パキスタンの沼田大使はもちろんのこと、在京のフセイン大使、そのほかあらゆるルートを通じまして情報収集をいたしております。  そして、結論から申しますと、この間、十七日に小泉総理がムシャラフ大統領と電話でお話をなさ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アフガニスタンの国民の方というのは、本当に地政学上も恵まれていませんし、あらゆる意味で大変困難の中で長い歴史の中で歩んできている方たちであるというふうな認識は、世界じゅうの方が今回の事件をきっかけにして再認識したというふうに思っております。  我が国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 簡単に御説明申し上げます。  テロ関連の条約は今十二本ありまして、十本は批准済みでございますが、あと二本残っているのが今おっしゃった二点でございまして、そして爆弾テロ防止条約につきましては実施するための国内法の改正につきまして関係省庁間で鋭意検討作業...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、委員がおっしゃっている北朝鮮への資金をターゲットとして法律をつくろうと思っていらしたことはよく承知しておりますけれども、この外為法自体は御存じのとおり外務省の所管する法律ではございません。  ですが、今おっしゃっている御認識の不正資金が外国に出る...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も最近一番熱心に読んでおります本の一つが「世界の民族」という本なんですけれども、それを見ましても、世界人口の五分の一がイスラムであるということを改めて私たちは、五人に一人がイスラムであるということをやっぱり地球市民としてしっかり再確認しなければならな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 総理の御答弁の前にちょっと概略だけ御説明申し上げたいと思いますが、パキスタンの問題は、先ほどの山本委員からのお尋ねでもありましたように、非常に今回の事態の影響を強く受けている国でございますので、緊急の経済支援を我が国も行っております。  具体的な内容...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連機関等が行うアフガニスタンの難民ですとか避難民への支援につきましては、総額五億八千万ドルの国連のドナーアラート、要するに支援国への警報ということでございますが、それを踏まえまして、今後の具体的な要請に応じまして、全体として二〇%程度、最大一億二千万...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連が国際的な場での国際的な平和維持機構として十分に機能を果たすようにするということは委員がおっしゃるとおりでございますけれども、ところがその反面、なかなか安保理改革等が遅々として進みませんで、我が国といたしましても国連改革の三本柱として、財政の改革、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今回のテロももちろんでございますけれども、情報の収集活動はしっかりとやっております。  これは外務省の機能といいますか、ファンクションと関係することでございますけれども、各地域を担当しております地域局というところがございまして、そこは所掌する地域に関...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今ほど防衛庁長官のお立場からの御意見がございましたけれども、これはやはりNGOの問題、民間レベルでの支援というものを国がバックアップしていくという視点は、アフガン後の復興のことのために、本当にその地域に平和をもたらすために今から考えていかなければいけな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 世界平和というものを確立するために道はなかなか険しいと思いますけれども、どのようなことの対話の推進をして私たちが端緒をつかみ国際的に貢献できるかということなんですが、タリバン後の問題が、これは非常に先ほど来の御質問と関連してございますけれども、これは水...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 外務大臣田中眞紀子でございます。  まず、沖縄に関する事項につきまして申し述べさせていただきます。  私は、就任以来、これまでの累次の機会に、米側要人に対しまして沖縄に関する諸課題について取り上げ、沖縄に関する諸課題への取り組みに力を傾注してまいり...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 私が大変おとなしい性格なものですから、随分世間に誤解を与えているようでございますけれども。  どこの内閣でも歴代、特使とか総理経験者やそれに適した方たちがその場所に行くということはございますし、私がこの間パキスタンに行けずに副大臣が行かれましたのも、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。よろしいですか。  本法案に従いまして外国の領域に自衛隊が派遣される場合ですけれども、派遣される期間の長さも考慮しつつ、任務の円滑な実施のために、受け入れ国との関係で派遣される自衛隊員の法的な地位を確保する必要があります。その具体的...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 予防外交の重要性は昨日の討論の中でも、そして衆議院の今までの討論の中でも出ておりまして、そしてあらゆる場面で、あらゆるステージで努力はされてきておりますけれども、冒頭から委員は、イスラエルにいらっしゃって、テロリズムとは何ぞやということからおっしゃった...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 中東和平を推進することの重要性はあえて言うまでもありません。G8でありましても首脳会合でも、一番最初にどのようにして中東に和平をもたらすかということは最初のイシューになっています。そして、私が参加しましたローマの会議でありましても、最初にミッチェル・レ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 参議院の会議にいなかったことは主管の大臣でないということで、それは衆議院も同じでございます。それは御理解いただきたいと思います。国会のルールでございます。  それから、どのようにしてこの和平に取り組むか。これこそ予防外交でございまして、このことは世界...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、委員は、CRSリポート・フォー・コングレスをお出しになりましたけれども、これは米国議会の調査局というものですけれども、これは米国議会図書館の一部として設立された独立の調査機関でありまして、その報告の内容が米国政府あるいは米国議会の意見を示すものでは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 二つのことを一遍にお聞きになったように感じましたので、別々に分けてお答え申し上げます。  まず、イスラム諸国会議機構の緊急外相会議についてお尋ねかと思います。これは今月の十日に開かれたものかと思いますけれども、これはイスラムですからもちろん私は行って...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) たくさんのことを一遍におっしゃったので、なかなかうまく整理がつきませんけれども。  イランの大使、マジェディさんでしょうか、にお会いになったのかと思いますけれども、この方は大変興味深いことを、私が四十人近くお会いした中で大変興味深いことをおっしゃって...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 京都議定書は、御案内のとおり二〇〇二年の発効を目指しておりますし、COP6が、もうすぐ十月二十九日からモロッコのマラケシュで開かれます。今までのCOP6、それから、これから7が開かれるわけですが、6やまたその前の経緯をずっと見ておりますけれども、全排出...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) マネーロンダリングで今わかっている範囲のことを申し上げますけれども、関係省庁、外務省はもちろんですけれども、金融庁でございますとか警察庁ですとか、法務省、財務省と密接に協力しつつ、金融活動の作業部会等の国際的なフォーラムに積極的に参画をしてきております...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アフガン後のこの復興ですけれども、大変ここしばらくこのことが鋭意話し合いされておりますけれども、国際社会の中で話題になっております。そして、けさ私もモジャンというUNHCRの高等弁務官補がお見えくださいまして話もいたしましたし、また国際電話で佐藤国連大...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本は、国連及び国連機関ですけれども、それを通じまして九八年度以降だけでも四千五百万ドル以上の支援を行っております。  これらの機関といいますのは、先ほど申しましたUNHCRもございますし、UNOCHAという機関、茶の湯じゃございませんでUNOCHA...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アフガニスタンは、もう本当に先ほど申し上げました長年の内戦等で国土も疲弊していますし、当面はおっしゃったようにお水なり食糧なりテントなりということがあると思いますけれども、長い目で見ると、そのほかの面でどういうふうなことというのは、今すぐ即答できる数字...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 米国の、十月二十三日、ニューヨーク市の最新の発表を申し上げます。  回収された遺体は四百七十八体、行方不明者四千三百三十九名。また、米国防総省によりますと、死者、行方不明者数は百二十五名です。また、ペンシルバニア州に墜落した航空機の乗員乗客は、公式な...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 総理はそれが戦争であると言う人もいるかもしれないという言い方でおっしゃったのかと思いますが、正確にその議事録を拝見しないとわかりません。  ただ、今、官房長官がおっしゃろうとしたことの続きを寸借して申し上げさせていただくとすれば、最初にこれは戦争だと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、同時多発テロをどう思うかというお尋ねでございますけれども、これはやっぱり犯罪だというふうに先ほども申しました。  なぜかといいますと、このテロというものを、同時多発テロでありますけれども、毅然として対応しないで放置しておけばまた一層助長するという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは最新の情報のものでございますから、勝手ですが、読み上げさせていただきます。  二十四日、アフガン・イスラム通信は、タリバーンが不法入国を理由に拘束している邦人の氏名はヤナギダダイゲンである旨報じております。右報道につきましては、在パキスタン日本...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは中東だけではございませんで、私のところにもこの間、ハワイのカエタノ現知事及びジョージ・アリヨシ前知事が一緒に来られて、ハワイの観光も二五%も減っているという話がございました。それから、沖縄も委員会等で観光が非常に減っているということでございまして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 山本委員は、外務省のころもトルコ語を専門に研修していらっしゃったということですし、このタジキスタンの問題には大変造詣が深くていらっしゃるというふうにも思います。また、御関心も高かろうというふうに思います。  お答えでございますけれども、今後の貢献につ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 局長をイギリス及びアメリカに派遣いたしましたのも、関係諸国及び国連の代表と意思疎通を図りまして、そして実情、現状を把握し、そして将来の和平と復興のためにバランスのとれた貢献をするためにどのようなことが日本ができるかと、最大限効率的な、しかも有効的、役に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) イスラム諸国といいますか、私の個人的な経験で申しますと、シンガポールでAPECがございまして、あのときもジャヤクマールというシンガポールの外務大臣でございますとか、それからほかにはインドネシアですとかパキスタンとか、それからカタールもおられましたし、い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 初めてあの情景をテレビで見ましたときは信じられない思いでありましたけれども、やはり二つ目のワールド・トレード・センターのビルに突入したときには、ああこれはテロリズムだと思いました。いわゆる交通事故みたいなものかと最初思って、信じられない映像だと思いまし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変失礼しました。ちょっと、じゃ、今のはなし、済みません。
○国務大臣(田中眞紀子君) やっぱり一番大事なことは人命というものですし、あのペルーの事件は大変時間がかかったと思いますけれども、結果として平和的なあの解決というもの、あれは大変なテロでありましたけれども、テロに屈することなく、フジモリ大統領、国民の方たちも粘り強い努力をして、や...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員は、不審船でございますとか武装工作員とか、そうしたことも念頭に置いて御発言かと思いますけれども、日本もそうですが、主権国家として日本の安全及び国民の生命、財産の保護に万全を期するということは政府の重要な使命でありまして、今回の自衛隊法及び海上保安庁...全文を見る
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  ラムズフェルド国防長官は、七日の記者会見におきまして、軍事行動の目的として次の七点を挙げております。六つです。済みません。  アフガニスタンにおいては、防空施設及び航空機からの脅威を取り除くこと。二、タリバンの指導者及びその支...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これはもう報道されていることでございますから、読み上げになりますが、この間、パウエル国務長官が連邦下院の委員会において発言をされております。それをクオートすることになりますが、タリバン政権打倒後は広範囲の支持を得た新政権の樹立を望む。国連の参加も望んで...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ザヒル・シャー元国王に私はお会いしたことはございませんが、林イタリア大使が数回にわたって最近お目にかかっておりまして、その報告を受けておりますが、大変健康でいらっしゃって、やはり愛国の念を持っていらっしゃるということを伺っております。  それから、ア...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今申しましたように、ブラヒミさんというのは国連事務総長の特別代表ですけれども、この方のやっぱり分析とか意見というものを国連も尊重しておりますし各国も注目していますから、私たちも意見を注意深く聞かなければいけないというふうに思っています。  しかし、十...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) きのうの晩、私はイスラエルのペレス外務大臣と、この委員会が終わってすぐですけれども、それからそれを受けましてすぐに、アラファト議長が待っていてくだすったのですぐ電話をかけまして、ちょうどそこにおられたものですから待っていていただきまして、その今、委員が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 見通しは、今、当面、またいっとき話し合いができる状態に一カ月ぐらい前になりましたのに、またちょっと少し、イスラエルがパレスチナの方に戦車を送ったりしておりますので、できるだけ早くそれをやめてほしい、とにかくやめてください、自治区から引き揚げてくれという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 参集国、ちょっと待ってください。──失礼しました。  次、アフガニスタンの方ですね。  今、アフガニスタンのことにつきましては、極めて今流動的でございますから、御案内のとおりですから、なかなか確定的なことを言うことは難しいと思いましたけれども、アフ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどのは中東和平のイスラエルとパレスチナについて……
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、先ほど申し上げましたのは、お尋ねもたしか中東和平のことかというふうに存じましたので、中東和平につきましては、昨晩、委員会終了後に先ほど申し上げたような話し合いをいたしまして、東京で会議をする場をプロポーザルして前からと同じようにし続けておりま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一九九六年、当時小和田大使でございましたけれども、国連の場で具体的に大使が提案をいたしておりまして、事務的にその後をフォローアップをいたしておりますが、幾日にその後どういうふうにやっているかと今現在はお答えすることができませんけれども、フォローアップは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いろいろなケースが考えられると思いますけれども、今もう御案内のとおり、アフガン自体が、周辺国も含めまして、そのまたほかの大きな国の考えもいろいろありますでしょうから、流動的でございますから、今現在の時点においては、具体的なイメージで言及することは現時点...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 当時の細かい小和田大使の頭の中のイメージとか発言の詳細は今現在ここにはございません。  ですが、今回の多発テロ後ですけれども、アフガニスタン国民各層に支持を得て、そして国際社会に、先ほど来申し上げていますけれども、広く受け入れられる政府を樹立すること...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アフガニスタンに対するこれまでの日本の支援とかJICAを通じたものについてのお尋ねかと存じますけれども、日本は、国連及び国連機関、UNHCR、たびたび皆様も聞いていらっしゃると思いますが、及びUNOCHA、国連人道問題の調整事務所でございます。それから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ケシにかわるものとしては小麦だと思いますが、このアフガニスタンと麻薬の関係と同じ話を私はコロンビアについても聞いたことがありまして、大使から、当時やはり麻薬があって、それを麦にかえていると。それから、日本のソバを持っていってうまく育っているという話もあ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 結論から申しますと、今後とも関係国・機関と協調して、アフガン和平の復興会合の開催、先ほどおっしゃったことも含めまして、平和と復興、和平と復興の両面でバランスのとれた貢献策がいかなるものであるかということを考慮しながら考えていきたいというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員がお尋ねの御趣旨はよくわかります。確かに、今の日英同盟は非常によく機能しているというふうに思いますけれども、しかしやはり比較の必要というものは私は余りないというふうに思いまして、と申しますのは、今の日米の関係も非常によく機能をしているというふうに思...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今後の日米の関係というものはお互いに、私もアーミテージさんにワシントンでお会いしていますけれども、非常に、防衛庁長官もよく御存じでいらっしゃいますけれども、非常に率直でそして友好的な方でいらっしゃるし、日本のこともよく御存じでいらっしゃいますから、双方...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 基本的な部分はもう着任と同時に見ておりますし、この間訪米する前ももう一度よく見て、参りました。
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、テロ資金供与防止条約でございますけれども、これは年内の早い時期に署名をして、その後、早期に締結をしたいと思いまして、そのように準備をいたしております。  二つ目のお尋ねでございますけれども、在留邦人の安全対策等でございますが、これはもう緊急連絡...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 包括的なテロ防止条約でございますけれども、これは今月の十五日から国連において案文の交渉が続いております。そして、条約に対しましては、ことしの七月にジェノバでサミットがございましたけれども、そこで発表されたG8の外相の総括においても政治的支持が再確認をさ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国際刑事裁判所でございますけれども、この規程の締約につきましては、現在、同規程の内容を詳しく精査をいたしておりますけれども、国内の法令がいろいろ、日本の国内の法ですね、ありまして、それとの整合性についてかなり詳しく精査していかなければならない、そのため...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国際法上、武力の行使は、国家がその国際関係において行う実力の行使を指すものと考えられております。その実力の行使も武力の行使を指すと思いますけれども、それについては、国際法上、確立した成文法上の定義があるわけではありませんが、専ら物的、人的組織体による国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 具体的には承知しておりませんので、ちょっと先に御説明をして逆になって申しわけありませんが、具体的に今は承知しておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどのお尋ねは武力の行使についてお聞きになったと思いますが、今のこの一九六九年三月二十何日かですか、これは侵略についてのことというふうに承知しておりますが。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今お読みになったものですね、一九六九年の三月、これはあくまでも侵略に関する定義だというふうに思います。それに対する日本の修正提案であります。
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっとこれは条約局長で、細かい規約がありますので条約局長で、もし小泉先生よろしければ、よろしいでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 共同修正案においては、侵略を構成し得る武力の行使として、他国を急襲しまたはそれに潜入する武装部隊、それから、不正規兵または志願兵を組織し、支援しまたは指示すること、他国において暴力的な内乱またはテロ行為を組織し、支援しまたは指示すること、それから、他国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 兵たんをとにかくこれは戦闘行為、武力行使であるということを共産党さんは思われたいんでしょうけれども、私としてはそう思っておりませんのでよくお聞きください。見解が基本的に違っていますので。  ここにおける支援、サポーティングですけれども、これについては...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど申し上げたことを繰り返すようになりますけれども、兵たん支援というものの一般は、兵たん支援一般を意味するものとしてこの支援ということを用いているのではありません。あくまでも、侵略が行われている中で武力の行使と極めて密接不可分な形でなされているある支...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、国際社会にそういうような考え方をするところもあるということを踏まえて共同修正案に日本は参加したということであります。  そして、引き続きよろしいでしょうか、武力の行使というのは、国家がその国際関係において行う実力の行使を指すものであります。...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと待ってください。
○国務大臣(田中眞紀子君) 成文法にはなっていない、定めていないという意味で申し上げました。
○国務大臣(田中眞紀子君) それから、先ほど来、委員は兵たんのことをおっしゃっていますけれども、先ほど申し上げている支援、サポーティング、これは支援について言われているわけでございまして、その兵たんと今度の新しい新法を結びつけたい、兵たんイコール武力行使であると、結びつけたいと思...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国際法上、武力の行使の定義について条約等における明示的な規定があるわけではありません。国連憲章の第二条第四項は、「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使」、ユース・オブ・フォースと書いてありますが、これを、「いかなる国の領...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 米政府は、これまでの発表によりますと、米政府の発表によりますと、今般の軍事行動に際して民間人に死傷者が出たことは一部確認をされております。  そして、アフガニスタンでは、それまでの内戦等の結果から国内外におきまして多数の難民と避難民が残念ながら発生い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 社民党の代表の先生方がパキスタンに行かれて現状を見られてのお話は、本当に臨場感もあるし、大変な状態であるということがよくわかりました。  御存じのとおり、UNHCRを通じまして前回、テントそのほかのものはお送りしましたけれども、今の小麦粉でありますと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 確かに、アフガニスタン国内にいて国境を越えられないでいる方たちの状態はさぞ大変なものであろうというふうに推察はいたしておりますけれども、今回の空爆の問題につきましても御意見はいろいろあろうと思いますが、やはり今回の発端がアメリカで起こったあのテロである...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このパレスチナ問題というのは、もう歴史的に数千年も、起源をたどれば中東和平の問題というのは非常に長い過去があるわけでございますけれども、その安定のために世界じゅうが、日本も含めて、努力をしてきているということはもう御存じでいらっしゃると思います。  ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 九月二十八日発出の国連アピールでございますけれども、アフガニスタンの国内の避難民が百十万人、今後の増加見込みも同数でございますから、総数二百二十万になります。アフガニスタン国外はよろしいですか。国内だけで……
○国務大臣(田中眞紀子君) 内外。  外を申しますと、パキスタンの場合は二百万人、現在ですね、それからイランが百五十万人、タジクが一万五千、トルクメニスタンが一千人でございます。一千万人、済みません。
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、そうです。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど申し上げた数字は国連のアピールの数字でございまして、ちょっと簡単に対比ということは難しいかというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) もちろん、それは。
○国務大臣(田中眞紀子君) どこの国の国境からどれだけ入ってきた、例えばタジキスタン、イランでありパキスタンということは申し上げられませんけれども、もちろん増加をしているということも報道もされていますので、そのように承知しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本の国連改革に関しましては三つの柱があると思っております。一つ目は安保理改革でございます、それから財政改革、それから開発分野の改革等がございますが、今まではこれらの三つの柱を中心として積極的に取り組んできておりますけれども、中でももう長いこと議論され...全文を見る
10月30日第153回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(田中眞紀子君) まず、北方四島周辺水域におきますサンマ漁問題につきましてお尋ねでございます。  政府といたしましては、本件が我が国の領土主権にかかわる重要な問題であるとの認識のもとで、総理を初め私からも関係国等に抗議を行うとともに、ロシア側に対しまして誠意ある対応を...全文を見る
10月31日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○田中国務大臣 ただいま議題となりましたテロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、爆弾を使用したテロ事件が続発する中で、同様のテロ事件の抑止に関する国際協力の必要性が強く認識されるように...全文を見る
11月01日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  私は、手製の辞令などを発令したことはございませんで、辞令が私の手元には今現在も官房長からは届いておりません。  事のてんまつを正確に申し上げないと、メディア的なものだけが先行するといけませんので簡略に申し上げさせていただきますけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 個人、その方がどうこうという名前の問題よりも、やはり会計とか人事というものが組織のかなめであることは間違いがありませんし、もう不祥事があれで完全に終わってしまったというのならよろしいんですけれども、現在も進行形であります。  そうした中で、それから今までの過去の...全文を見る
○田中国務大臣 私は、外交も着任以来六カ月で、国会での、つい最近は、直近はテロ特措法ももちろんございましたし、それから靖国問題、そのほかいろいろな、ミサイルディフェンス問題から始まりましていろいろな懸案について最善を尽くして答弁もさせていただき、勉強もしてきておりますし、五回にわ...全文を見る
○田中国務大臣 初めは、夏までは、私は公設の、公設といいますか外務省の政務秘書官というものは置いておりませんでした、基本的に。そして、今現在、九月になりましてから、だんだん本格的に忙しくなるというふうに思いましたものですから、第一秘書で届け出てはおります者、公設秘書ですけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 常時同じ人がべったりいるわけじゃありませんで、ローテーションで行ったり来たりしておりますけれども、基本的には政務でございます。  ただし、外務大臣として、例えば、今申しましたように、菊花展があるとか、何かの表彰で外務省からもらってほしいとか、こういうふうなことを...全文を見る
○田中国務大臣 まず、来る時間が本当に一分、二分ぐらいでして、いただき物があった、生ものがあったといって、私が夜パーティーがあったりするものですから、それを持って、若い、本当に学生さんですけれども、車なりあるいは走って外務省まで飛んできましたり、それから雑誌の原稿のゲラ直しなんか...全文を見る
○田中国務大臣 はい、そのとおりです。そして、そのことも官房長に朝お話しして、次官もその方がいいですねということで、そのようにいたしました。
○田中国務大臣 いろいろ先ほど、コピーをとったものが官邸へ持ち込まれた話もいたしましたけれども、いろいろなことがどういうことで起こるのか、私にもわかりかねることが突然起こって、それが報道になったりして、こういう国会質問になって時間をとらせることはまことに遺憾であると思いますが、私...全文を見る
○田中国務大臣 お尋ねの件でございますけれども、日本の国民の方たちが海外で巻き込まれたというふうなケースを例えば具体的に申し上げるといたしますと、ペルーでの日本大使の公邸占拠事件というのが九六年の十二月にございました。それから、ルクソールにおける観光客の襲撃事件、九七年十一月です...全文を見る
○田中国務大臣 例えば、今、この四つの国で起こったケースは、それぞれ事情が、背景が違っているというふうに思っておりますけれども、そういう中で、偶然それが、日本大使館とか日本人が標的になってしまったということもあると思います。  例えば、ルクソールの観光客なんかでございましたら、...全文を見る
○田中国務大臣 今申し上げたような、邦人が巻き込まれてしまったというケースもございますけれども、日本が外交政策で、委員も既に御指摘だと思いますけれども、例えばODAとか、あらゆることでその根源を絶っていくというふうなこともあると思いますが、まず、国際的なテロということを考えてみま...全文を見る
○田中国務大臣 細部にわたってのお尋ねになりましたらば事務方がお答えいたしますけれども、現在のこの条約の中では、複数の国の裁判権が競合する場合、今まさしく委員がおっしゃったところですけれども、この解決方法につきましてはあらかじめ条約の中において規定されているわけではございませんで...全文を見る
○田中国務大臣 最後に委員がお触れになりましたのは、多分包括テロ防止条約というふうなことを念頭に置いて御発言をなさったと思いますが、まさしくそうしたことも大変重要でございまして、そして、やはり世界が一つになってテロリズムと闘うために、それぞれの国が法整備でありますとか、あるいは情...全文を見る
○田中国務大臣 有効であったかないかではなくて、こういうことばかりが報道されて、政策の質問をどんどんしていただけないことが本当に残念だと思いますけれども、有効であるないとかという以前に、本来は、先ほど人事院総裁が言われたように基本というものはあると思います。しかし、慣習といいます...全文を見る
○田中国務大臣 人事課長一人が今非常に焦点が当たっていますが、ほかにも複数ありますし、人事というのは公正でルールがきちんとなければいけないわけですが、それがなされていなくて突然、今までも前の体制のとき、前といいますのは前の次官、官房長の体制もそうですが、突然、そしてその処分なんか...全文を見る
○田中国務大臣 まず一つは、私たちが外務省改革をこの六カ月間、新しい内閣でやってきていても、全然改革がきちんと、もちろん制度もできています、部局会計の一元化でありますとか監察制度とかできていますし、立派な方も来られていますが、まだまだ不祥事が続いているということは、やはり体制の中...全文を見る
○田中国務大臣 それはきっかけの一つでありまして、なかなか言葉が足りなくてよく理解していただけないようですけれども、この不祥事の中でずっと一年以上も座り続けておられて、一年半ですか何ですか、私どもがこの内閣に着任してまだ六カ月ですけれども、その中でもって一番ポイントとなるようなこ...全文を見る
○田中国務大臣 あの月曜日の日は、夕刻に、五時半からだと思いますが、災害救援隊の皆様に感謝をする集いが外務省の七階ホールでありまして、その前の段階に、私はこういうことがあって、そして、とにかく辞令を持ってきてもらってくださいと。ところが、なかなかだめだだめだと言っていましたので、...全文を見る
○田中国務大臣 その後、その紙が取り上げられてしまったというので、やむを得ず、救援隊のことが終わって——またその後もう一回、私は救援隊に戻って一緒にカクテルを飲むというかビールを飲みに、雑談をしに、写真を撮りに戻るんですけれども、その中間で一度また言いましたけれどもだめで、そして...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどずっと申し上げたのですが、ほかの前の委員の方に。占拠というかそういうことよりかも、同じ人が来ておりまして、ずっと朝晩じゃないですよ、数時間とか数分のときもあるし、一日いることもあります、ローテーションをやっていますから。そのうちの代表の人の名前を役所の方がち...全文を見る
○田中国務大臣 つい一カ月前ぐらいまでですか、うちの主人が農林政務次官を拝命しておりまして、そちらが忙しかったのですけれども、参議院で——済みません、副大臣。それで、少し参議院の方が手が暇になりましたけれども、私の方は、とにかく政務の方も講演依頼とか山ほどあって、一人じゃ手が回ら...全文を見る
○田中国務大臣 事務につきましては、本当に滞りなく、外務省のキャリアの方たちが三人ついてくだすって、そしてずっとやってくださっています。ですから、本当にいろいろな外交の問題、国内でのこうした国会での問題もございますし、外国での出張でありますとか、その他の会議につきましても、本当に...全文を見る
○田中国務大臣 もちろん、そのローテーションで短時間ずついた、長いこと、半日ぐらいいることももちろんありますけれども、そういう中の一人でございまして、何も怪しい人ではありません。  それで、これからやるのもやはり同じような、国会議員でいらしたらおわかりじゃないでしょうか。やはり...全文を見る
○田中国務大臣 国際社会の中での脅威と言われるものが非常に多様化してきていますね。そういう中でもって今御指摘のようなことは大変重要なことだと思います。私が非力で、これだけぼこぼこやられている中で任にたえ得るかわかりませんけれども、やはり、今度の国連での総会の前にG8の会議もありま...全文を見る
○田中国務大臣 外務省の情報収集といいますと、やはりテロ対策というふうなことも含まれますけれども、大きく分けますと四つの部局に分かれておりまして、例えば平成十三年だけを申しますと、領事移住部の邦人特別対策室の予算といたして二・八億、国際情報局が十四・一億、在外公館警備室の予算が三...全文を見る
○田中国務大臣 今、巷間いろいろ悪い意味での、不祥事関係で機密費のことを言われていますが、本来の報償費というものは、シークレットファンドと言われているもので、あらゆる国できちんとした形でもって管理をされていて、それが非常に有効に機能をしているというのが特に先進国の姿であるというふ...全文を見る
○田中国務大臣 確かに、就任直後に東委員からお尋ねいただいたときからいろいろな経験も積ませていただきましたし、いろいろな方の意見を伺うことができて、自分なりに大変勉強はさせていただいたし、逆に言うと、本質的な問題の深さといいますか深刻さというものの深淵を見ているというふうな感じが...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  本条約は、締約国に対しまして、死または身体の重大な損害等を引き起こす意図を持って爆発物その他の致死装置を公共の用に供される場所等、これは趣旨に盛り込んでございましたのでもうお聞き及びかと思いますけれども、供される場所等に設置する行為などを犯...全文を見る
○田中国務大臣 結論的に申しますと、委員がおっしゃるような、国際的な法的な枠組みというものが必要になってきますので、そのために努力をするということに尽きると思います。
○田中国務大臣 最大限確認をしているつもりでおります。  確かに、おっしゃるとおりに、パキスタンのハイダー内相それからサウジアラビアのナエフ内相はいろいろな発言をなさっていまして、特にハイダー内相は二十七日に、空爆を非難するような発言もなさっておられます。  まず、パキスタン...全文を見る
○田中国務大臣 ラマダンについてはもう少し文部大臣が詳しく、トルコ大使でいらっしゃったから、お話しくださると期待しておりましたが、私は、普通の人以上にそれについては詳しくは存じませんけれども、ラマダンは、イスラムの方にとって特別のときであるということはわかっております。  では...全文を見る
○田中国務大臣 日本の自衛隊の派遣の問題との関連というのは、非常にデリケートな難しい問題であると思いますし、大きなトータルな情勢分析等は当然官房長官が一番なさっているはずでございますから、官房長官からお答えいただく方が適切かと存じますが。  私はきょうも朝、一日で二つ三つの国の...全文を見る
○田中国務大臣 アフガニスタン国内のIDPは大体百十万人というふうに思っております。それだけでよろしいですか。
○田中国務大臣 本当に、パキスタンまでいらして現場をよく見てきて、そしておっしゃっていることの説得力、わかりますし、またアナン事務総長の発言、それから、先ほど来繰り返しておりますけれども、今日本にいらしているパキスタンの政府代表、総理特使といいますか政府特使からのお話を聞きまして...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○田中国務大臣 最初のお尋ねでございますけれども、結論から申しますと、アメリカ側から具体的な要望は出されておりませんでした。  それから、調整委員会のメンバーですけれども、外務省、防衛庁・自衛隊、内閣官房、在京米大使館、在日米軍の局長級の代表者、これらから構成されております。
○田中国務大臣 この問題は、当然国連でも議論されますでしょうし、私どもが本当に真剣に考えなければいけないと思っております。  そしてまず、難民の方々の帰還でございますとか、定住を初めとしまして、復興のために何ができるかということが非常に大きな着目点になるというふうに思います。 ...全文を見る
○田中国務大臣 それらにつきましても、少し時間をかけながら、今どのようなことが状態が進行するかということをよく見きわめをつけながら取り組まなければなりませんので、フライングはまだもちろんできないわけでございますけれども、とにかくいろいろなアドバイスを聞きながら、現状を分析しながら...全文を見る
○田中国務大臣 ASEANプラス3でございますけれども、反テロ宣言を出さなかったことは、別に日本のイニシアチブ云々ではなくて、やはりこれは、第一義的には議長国の議長の御判断ということがあるというふうに思いますけれども、プレステートメント等の中で各国の意見というものが要約されるとい...全文を見る
○田中国務大臣 もちろん、我が国のスタンスはそうでございますけれども、必要なものは、そのステートメントの中にすべて私どもの意見も盛り込まれている、盛り込まれるというふうに承知いたしております。
○田中国務大臣 事務的には、会議の時間的なものが調整されなかったというふうに聞いております。  それから、前段のお尋ねでございますけれども、もちろん、御案内のとおり、マレーシアでありますとかインドネシアでありますとか、国によってそれぞれの事情がありますから。ただ、基本的には、国...全文を見る
○田中国務大臣 本当に、こうした報道がどういう根拠で、どこから出てくるのかと思いますけれども、そのような発言はいたしておりませんし、あれは私は何度も、あらゆる場所で答弁させていただいておりますが、国会が始まるときがちょうど計画がされた日でございまして、ひな壇に閣僚は並ばなければな...全文を見る
○田中国務大臣 意気込みをお話しする前に、具体的に、もし先ほど、百歩譲って、日本のメディアかどこかが言ったようなことがあって、そしてパキスタンが憤っておられたら、大統領特使が外務大臣に会いに来られるということもないでしょうし、むしろあちらが忌避なさると思います。それよりもむしろ、...全文を見る
○田中国務大臣 アフガン復興に向けてのお尋ねでございますけれども、これは先ほど伊藤委員にもお答えしたことになりますが、息が長いことになるというふうには思います。確かに、私たちはじゃどのような国を、アフガニスタンの国民の方、周辺諸国、それから大国等もありますけれども、私たち自身が、...全文を見る
○田中国務大臣 前段おっしゃいましたことにつきまして一々コメントいたしますと、そのことがまた時間もかかりますし、そしてそれだけが報道されて、小林議員もそのことばかりを言っていらっしゃるような議員ではないでしょうから、天下国家、日本の外交についてお話をさせていただきまして、そして長...全文を見る
○田中国務大臣 小泉内閣ができましたときから、前内閣から引き継いでいる機密費の問題等がございまして、たくさん次々と不祥事が出てきております。これは、小泉内閣にとりましても、また外務大臣を拝命しております私にとりましても、大変残念なことだと思います。  しかし、これを引き継いだ立...全文を見る
○田中国務大臣 このテロ特措法をつくるに当たりましては、要するに、武力行使と一体化しないで、憲法の範囲内でぎりぎりどこまでできるかということについての議論があったわけでございます。  先ほどおっしゃったような自由党さんの案につきましては、ポイントが三つあると思いますけれども、一...全文を見る
○田中国務大臣 今も十分に男らしいと自分では思っておりますが、これ以上藤島委員がおっしゃるように男らしければ、自衛官になりまして中谷長官のもとで働かせていただければすばらしいとも思ったりしておりますが。  こけにされている云々とは私は思っておりませんで、むしろ、そのような御同情...全文を見る
○田中国務大臣 外交もいろいろなファクターがありまして、そして世界も流動的でございますし、そういう中でもって、二十一世紀、いろいろな懸案がございますけれども、みんなで一生懸命頑張っておりますので、長い目でしっかり見る、いっときのことでもって判断をしないで成果を見ていただきたいとい...全文を見る
○田中国務大臣 もうこういうことを一生懸命言っていますと、また話が小さくなっていきますので、本来の外交の話についてお尋ねをくださるように。官房長までなさった藤島議員であられますので、先生の識見で、なるほどねと思われるような、正面から堂々とした質問をしてくださるようにお願い申し上げ...全文を見る
○田中国務大臣 これも先ほど民主党の議員さんにお答えをしてございますので、藤島委員も当委員会の委員でいらっしゃるからお答えを繰り返す必要はないと思います。当然聞いていらっしゃると思います。
○田中国務大臣 官房長もお忙しいから大変だと思います。あなた様も官房長を不祥事でおやめになるまでやっていらしたわけですから、ぜひ外交の話を質問していただきたいと思いますが、これもここでは一回、お一人一回だけにさせていただきます、こういう質問は。  この日にちは十一月一日でござい...全文を見る
○田中国務大臣 この基本計画につきましては、基本的には防衛庁長官がおっしゃったことでございますけれども、やはり周辺国との関係で、人道的援助でありますとか、そのほか、やはり長期的なスパンでよく見ながら、どういうことができるかということについて分析し、実行していかなければというふうに...全文を見る
○田中国務大臣 委員がおっしゃっておられる、アメリカの空爆によって一般の市民の方たちが、民間人が、亡くなったりけがをしたりして被害に遭っておられるのをどう思うかという御意見でございますけれども、本当にとうとい命が失われたりけがをなさっているということについては、だれ一人として、地...全文を見る
○田中国務大臣 そうです。原因を考えてください。なぜこういうことになったんでしょうか。その原点を忘れて、男であるとか女であるとか、男の人でも悲しいと思ったこと、いっぱいいますよ。そういう議論は暴論だと私は思いますよ。そして、アメリカも誤爆は誤爆で認めていますが、そういった民間人を...全文を見る
○田中国務大臣 赤嶺委員がごらんになってきたこと、見聞はまさに正しいと思いますし、それからお聞きになった意見は正しいと思いますが、それでは、このテロを世界じゅうから根絶するためにほかに何か特別な方法があるんでしょうか。私は、残念ながら、世界じゅうがみんなでもってそれぞれの立場で英...全文を見る
○田中国務大臣 そうした御発言があることもわかっておりますし、このままアフガンの実態というものは、残念ながら情報も、本当に実態がどのようになっているかということは私たちは知り得ない立場にある、これはおわかりいただけると思うんです。  その中でもってどうやってこのことを解決してい...全文を見る
○田中国務大臣 対地雷ですけれども、地雷の撤去について日本は支出していないということを、どちらでお調べになったか知りませんけれども、九八年以降の我が国の援助実績として、アフガニスタンには二億四千六百八十八万円拠出をいたしております。(赤嶺委員「去年とことしが幾らだったか聞いている...全文を見る
○田中国務大臣 人道支援の必要性、それからまたテロとの闘い、テロ根絶のための闘いの重要性、この矛盾ということを御指摘になっていると思います。  まさしくおっしゃるとおりに、社民党さんの辻元議員が、この間の委員会で、特別委員会でしたけれども、熱弁を振るわれて、その後も立ち話でよく...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  テロ国家を定義づけずにあらゆる角度から根絶のために対応してきておりますけれども、やはり米国政府は、米国内法に基づきましてテロ支援国家の指定を行っておりまして、対外的な援助の禁止でありますとか武器取引の禁止、軍事関連輸出に対する許可の義務づけ...全文を見る
○田中国務大臣 夏にハノイでのARFの会合がございまして、そのときの発言はつぶさには覚えておりませんけれども、基本的な問題といたしましては、北朝鮮の許鍾という代表が私のわきに座っていたこともございますけれども、拉致の問題とか、それからもちろんテポドン等の問題もあるわけでございます...全文を見る
○田中国務大臣 北朝鮮の許鍾代表のほかに、韓国の韓昇洙長官もそのわきに座っておられまして、アメリカのコリン・パウエルさんも向こうにおられまして、かなり皆さんよく集中して聞いておられましたけれども、でも、これは事実でありますので、日本の代表がこういうことを、世界の場で事実を言うとい...全文を見る
11月06日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) ただいま議題となりましたテロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、爆弾を使用したテロ事件が続発する中で、同様のテロ事件の抑止に関する国際協力の必要性が強く認識...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○田中国務大臣 答えはもちろんイエスでございます。  今の国際情勢、特に九月十一日以降の状態を勘案いたしましても、当然これは義務であるというふうに思っております。
○田中国務大臣 ぜひ、外交の責任者といたしまして、世界の平和と安定に貢献をしなければならない立場であるということは、もう議員の皆様は与野党を問わず御理解なさっていらっしゃると思いますので、どうぞよろしく御理解のほどをお願いいたします。
○田中国務大臣 最後はODAのことをおっしゃいましたけれども、まずセーフガードの面からですけれども、確かに、二百日間の期間があって、そして明日でもう期限が来るという中でぎりぎりであったということはよく私もわかっておりますが、この経緯を見ておりましても、話し合いによる解決ということ...全文を見る
○田中国務大臣 防護対象を、PKOとそれから今回成立いたしました特措法との比較の中でもってお尋ねになっていらっしゃるわけでございますし、結論はその防護対象の範囲を拡大すべしという御趣旨は理解いたしております。  もう委員全部御存じの上でおっしゃっているわけですけれども、PKO法...全文を見る
○田中国務大臣 これも、今回の特措法、それから周辺事態法も同じような考え方をしておりますけれども、国連の平和維持活動への参加に係る武器使用規定のあり方なんかもありますけれども、今おっしゃっていることは、政府としては、同じ答弁で申しわけございませんけれども、必要に応じて検討をしてい...全文を見る
○田中国務大臣 御主張は理解はいたしますけれども、やはり今回、小泉内閣でこのテロ特措法を、九月十一日の事件以来、鋭意、国会の皆様のいろいろな御意見があることを踏まえながらも、最善の努力をし、情報公開された中で成立にたどり着いたわけでございますので、いろいろな御意見もございますけれ...全文を見る
○田中国務大臣 いろいろな御意見があることは承知いたしておりますけれども、どうぞ御意見を続けて御開陳ください。  私どもといたしましては、やはり与党三党という皆様の議論も踏まえなければなりませんし、国会でも活発な御議論をお願いしたいというふうに申し上げさせていただきたく思います...全文を見る
○田中国務大臣 昨日、官房長官が、東ティモールの施設部隊派遣につきましては、来春派遣を念頭にするというふうな準備発言をなさったことは御案内のとおりで、御承知でいらっしゃるというふうに思います。  それから、アフガニスタンでございますけれども、この情勢につきましては、そもそも国連...全文を見る
○田中国務大臣 今回のテロ特措法は、武力行使と一体化しない、憲法の範囲内でぎりぎりのところで何ができるかということでもって成立した法案でございます。したがって、いろいろと御不満、米田先生のような思いがおありになることも、いろいろあることもわかっておりますけれども、やはり国会での議...全文を見る
○田中国務大臣 けさほども閣議がございまして、総理からASEANプラス3に御出張をなさった後の御報告をいただきましたけれども、要するに、お互いが協力するべき立場で東アジア地域で生きる者がお互いの発展のために意見交換をする、そして、お互いの協力関係を確認し合ったという意味では大変意...全文を見る
○田中国務大臣 二国間の問題につきまして私どもがコメントすることはできませんけれども、私もこの間シンガポールでのWTOも参りましたし、そのときに日本とシンガポールとの関係で貿易の協定もできましたし、あらゆることが今後また展開していくと思いますけれども、中国との問題、他国との関係に...全文を見る
○田中国務大臣 為替の変動等、経済的なシステムを踏まえながら宮澤委員が御質問くだすったこと、私も大変興味深く見ておりまして、近代の、日中国交回復以降ですけれども、中国が中央政府が大変な戦略を持って、特にトウショウヘイさんの改革・開放以降大きくかじを切った、そのことによって中央政府...全文を見る
○田中国務大臣 私が着任してまだ六カ月ですけれども、経済局もしっかりよくやってくだすっていますし、他省庁とも緊密に連携をとっておられますが、さはさりながら、外交をやっていて痛切に感じている一つは、経済的な視点、メリット、これを数字を挙げて証明していくという面がとても少ないと思うん...全文を見る
○田中国務大臣 ブレトンウッズ体制の問題が金融、経済の問題等ではありましたし、それからベルリンの壁の問題、要するに冷戦構造の崩壊等がありまして、経済も政治の面でも極めて早い展開が、予測のつかない展開がされて今日に至っています。  そして、アメリカでブッシュ政権がクリントン政権に...全文を見る
○田中国務大臣 のんびりして聞こえるのは、多分、藤崎局長の口調がああでございますからのんびり聞こえたかもしれませんけれども、基本計画につきましては、やはりプログラムにちゃんとある程度ございまして、中身についてはこれからでございますけれども、調整委員会のワーキンググループというもの...全文を見る
○田中国務大臣 この京都議定書の問題は、上田議員御存じかどうかわかりませんが、私は、外務大臣を拝命する前から、我が党とそれから民主党の有志の先生と一緒にワシントン・ポストに広告を出したことがございます。すなわち、早くにこの問題は片づけて、議定書をアメリカが、アメリカの新聞に出した...全文を見る
○田中国務大臣 報道云々はございますけれども、日本が批准に向けて国内作業を行うためには、京都メカニズムを十分に活用し得るような現実的なルールに関する合意がぜひとも必要であるということで私どもは活動いたしておりますので、ファイナルな結論が導き出されるまで、今のメディアの報道について...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、今はっきり申し上げているわけでございます。日本の政府の方針について、今申し上げました。
○田中国務大臣 ですから、先ほど来申し上げておりますように、先ほどのセーフガードの話と同じなんですけれども、期限がもちろんございますけれども、いろいろな国の立場や意見が交わされていて協議は非常に難航をしている。ですから、予断を許さない状況でございますので、引き続き我が国は努力をし...全文を見る
○田中国務大臣 これは、先ほどのことの繰り返しになると恐縮でございますけれども、財界の立場というものももちろん踏まえながら、ですから、この京都議定書の問題というのは、単に環境庁だけではなく、外務省だけではなく、経産省にも関係がありますから、そして、それぞれの国がそれぞれの立場を踏...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、一番大きな排出量のあるアメリカというものもともに批准してもらえるように、そうしたことも考慮をしながら最大限の努力、やはり効果的な結論を二〇〇二年までに導き出さなければならないわけですから、ですから、それを含めて努力をしている。こういう国際交渉事というのは...全文を見る
○田中国務大臣 ですから、有機的にこれが機能するために、両方ですよ、二〇〇二年の発効を目指して、アメリカを抜きにせずに巻き込みながら、ぎりぎりまで、努力という言葉は余りお好きじゃないのかもしれませんけれども、努めているということでございます。
○田中国務大臣 グローバリゼーションの光と影の部分ということですけれども、この問題は、私が夏のG8サミット、ローマに行きましたときにも大変大きなイシューとして、事案として取り上げられまして、そしてかなり具体的な、あのときもかなり、ジェノバ・サミットになりましてからいろいろな動き、...全文を見る
○田中国務大臣 別に何もそういうことについては会話はございません。  ただ、私はやはり、国対それから議運の先生方もそうですが、この国会であらゆる先生方が御議論をなさっているわけでございますから、その御決定というものを軽んじるなんて全然申しておりません。そこで誤解がありませんよう...全文を見る
○田中国務大臣 言い過ぎであるとかないとかではなくて……(柿澤委員「非常に大事なところなんですよ」と呼ぶ)いやいや、内閣の問題はもちろん総理がイニシアチブをおとりになりますけれども、ですけれども、やはり国会というものの、あらゆる政党の皆様が国民の代表で来ておられるわけでございます...全文を見る
○田中国務大臣 この国会でテロ特措法を成立する過程で、もう十二分に委員おわかりになっていると思いますけれども、この集団的自衛権については、再三再四、ずっと議論されない日はなかったというふうに思います。それは委員も御案内でいらっしゃる、御存じでいらっしゃると思います。  すなわち...全文を見る
○田中国務大臣 今柿澤委員のお口から出ました明石康さんも私はお目にかかって、前から私も存じ上げておりましたので、外務省においでくださったときによく話を伺わせていただいて、過去の苦労談だけではなくて、今回のアフガンでどのようなことがなし得るかについて相当時間をかけて詳しく伺いました...全文を見る
○田中国務大臣 いつでも喜んで、個人的にも公人としてもお会いしたいわねということをおっしゃっていただきまして、大変心強くまた光栄に思いました。
○田中国務大臣 パキスタンはキャンセルではございませんで、国会の始まる日に冒頭、大臣経験者でよくおわかりでいらっしゃると思いますが、ひな壇に並ばなければならなかったので、副大臣がおいでくださいましたが、私はどこへでも、国会さえお許しいただければ、国連だけを言っているわけではござい...全文を見る
○田中国務大臣 中国人の強制連行問題に関して、現在、犠牲者の遺骨が二千数百柱、天津市に仮安置されているということでございますし、また、これらが報道されておりますことに私も胸を痛めておりました。  また、二階堂進先生からの遺言であるということもおっしゃっておられましたし、確かに、...全文を見る
○田中国務大臣 柿澤弘治先生が外務大臣でいらっしゃったときには、外交はさぞ華々しく、日本の国益にかなった御活動をなさったというふうに思いますが、私は、毎日誠実に、自分ができることを最善を尽くしておりますということをお答えとして申し上げます。
○田中国務大臣 外務省というところは、百三十二年の歴史がございます。そして、職員は本省内、在外で約五千人おりまして、大変そういう規模の大きい歴史のある役所でございます。その中で、小泉内閣というものは改革ということを、あらゆる意味で聖域なき構造改革ということを旗印にして、国民の皆様...全文を見る
○田中国務大臣 今こちらにもお二人の外務大臣経験者の大先輩がいらっしゃいますけれども、そうした先輩の皆様、それから福田康夫官房長官からも、そうしたことはないということを、公の場で皆様が累次述べていらっしゃいます。それから私も、一回ですけれども会計課に参りまして、一部の資料も見せて...全文を見る
○田中国務大臣 こちらにおられます杉浦副大臣を中心といたしまして、そうしたことも含めまして外務省改革には取り組んでいただいておりまして、そして私は、その中で、やはりそうしたものがないということを承知しておりますので、そのように申し上げさせていただきます。
○田中国務大臣 外務省が百三十二年の歴史があって、五千人を超す従業員がおられて、そして連綿と政治が続いてきた中で、外務省の機密費というものがあり、内閣官房の機密費、報償費というものが存在してきている。その中でこうした疑惑が国民の皆様から持たれているということについて、私は本当に遺...全文を見る
○田中国務大臣 午前中の宮澤議員のように、外交不在と言われないように、ああした大変大所高所から外交政策全般について、ましてや、ニューヨークでの事件があって、世界じゅうが人命ということでありますとか国際協調とか世界平和のために議論をしているときに、午後になりましたらば、将来を嘱望さ...全文を見る
○田中国務大臣 それでは申し上げさせていただきます。おとといの日に私の私的懇談会がございまして、複数の方々がおられる前でこの話をしてございますので、同じことですから申し上げます。  結論からいくと、ひな壇に並ぶ必要性がありました、当日本会議がありましたから。これは事実です。 ...全文を見る
○田中国務大臣 間近に迫った国連総会というものが今もございますね。御存じですよね、細野委員は。それのG8は、百数十カ国ある中でもって八カ国なのですね。その中でもって、日本の外務大臣がだれであれ、日本の外交は問われているじゃないですか。そこでもって発言をする、意見を聞いてくる、これ...全文を見る
○田中国務大臣 あなた様のお耳には達していないだけではないでしょうか。だれがどう言ったかということを、一々申しません。
○田中国務大臣 あらゆる委員会の場でもって、仕事のこうした発言をいたしておりますけれども、お耳に達してないようでございますので、アフガンの和平復興会議について申し上げさせていただきます。  アフガンの復興は、これは容易なことではございません。今回のテロが始まる以前から、アフガニ...全文を見る
○田中国務大臣 イラクでなくてイランの間違いではないでしょうか。どちらでしょうか。
○田中国務大臣 では、簡単に申し上げます。  民主党さんの将来のためにも、この種の質問が二度と若手の方から出ませんことを期待いたして、一回で終わらせていただきたいと思いますけれども。  これは、今月の一日でございます。よくお聞きください。一日の日ですけれども、午後三時から六時...全文を見る
○田中国務大臣 この紙が事実であるかどうかというのは、これはもう、テレビからクオートなさったということですから、細野豪志さんを信じるしかないと思いますし、テレビ東京がどこからこういうことを入手なさったかわかりません。  私は、自分の発言、相手の方の発言、一日これだけいろいろな方...全文を見る
○田中国務大臣 別にだれも悪意ではないんでしょうけれども、先ほど言った時系列、特別委員会の後の時間がありますね、役所に着くまでの間。それで、ぶら下がりがありまして、外務省のプール金について複数の社が、いわゆるぶら下がり取材というのがあるわけですが、事が事であったので、また逃げたと...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど来事実関係を申し上げましたので、外務委員会でもっと私どもが決めなければいけないこと、討論すべきことがたくさんあると思いますので、たった四十分しかない細野豪志さんの時間をこういうことに費やすことが本当にいいのでしょうか。何でしたら、個人的におっしゃれば……(発...全文を見る
○田中国務大臣 ハラジ外務大臣とは非常に友好的に、しかも中身のある会話ができまして、そしてイランの外務大臣とは国連でぜひまた話の続きをしたいということもおっしゃっていただきまして、アフガンの復興についての御意見もおっしゃいました。それから、何度かお目にかかっていますイランの駐日大...全文を見る
○田中国務大臣 結論から申しますと、外務省も、今こうしたことを、細野豪志先生から同じようなことを今後聞かれないためにも、スケジュールを、委員会が急に決まったということももちろんあります、なかなか委員会が一カ月前から決まっておりませんけれども、先方さんが来られることは決まっていて、...全文を見る
○田中国務大臣 概略だけ私が申し上げまして、あとは事務方からお返事申し上げたく存じます。  在外公館の渡切費につきましてですけれども、外国におきまして、送金の手続等の面で、日本が国内におけるように適時予算を執行することが容易ではありません、在外公館の場合。したがいまして、効率的...全文を見る
○田中国務大臣 残念ながら、ついこの間、今回の金子委員からのお尋ねの前には、ちょっと郵政省の例を引いて説明がございましたが、その前も、そうした費目があるということはざっと説明を、何かの関係で聞かれるときに官房長が私におっしゃったことはあります。ですが、今の諸謝金の問題等そのほかに...全文を見る
○田中国務大臣 今事務方も、ごらんのとおりちょっと混乱しているようでございます。例えば、先ほど金子委員がおっしゃったように、在外公館で繰り越されているお金はどうなっているのか、こんな簡単なことについても官房長は困って、まあうちの秘書官がいなくなって、かわりに会計課長等がずらっと入...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの渡し切り金、在外での繰越金も、ここに会計課長がおられますので、会計課長からも今のことにつきましても、金子委員からのお尋ねでございますので、官房長もお忙しいと思いますし、会計課長も大変でしょうけれども、ぜひ、いつごろまでにか。私が言ってもまたなかなか力不足で...全文を見る
○田中国務大臣 今回のテロはまず根本に何があるかということですけれども、もう十二分に議論されておりますけれども、このテロというものは、アメリカだけではなくて私どもも含めて人類全体に対する極めて卑劣かつ許しがたい行為でございまして、そして、これには毅然とした対応をしなくてはならない...全文を見る
○田中国務大臣 何でもかんでもアメリカがやることは支持するというふうなことはだれも思っておりません、この内閣におきましても。  むしろ、テロリズムの根本、今回法律もつくりましたけれども、いろいろな御意見等もあることは承知しておりますけれども、テロに対して国際世論が一丸となって撲...全文を見る
○田中国務大臣 これは、どのようなことが起こるかまだ進捗状況を見なければわかりませんので、推測の段階ですべてを申し上げるわけにはまいりません。進捗状況を見ながら、閣内でいろいろ世論も聞きながら進めていくというふうに存じます。
○田中国務大臣 これは、今回の新法を議論する中でもって再三再四繰り返されてきたことをまたさらに申し上げることになりますけれども、今回のアメリカ及びイギリスの行動でございますけれども、これは、国連憲章の五十一条に基づく個別的及び集団的自衛権の行使として安保理にも報告がなされておりま...全文を見る
○田中国務大臣 事態が流動的でありますから、私だけが、日本の政府だけがこれですと言っても、果たして、この戦闘がやんで復興のときにそれが生きるかどうかがわからないわけですね。生きるというのは、その考え方自体が。ですから、あらゆることを想定しておりますのでわかりづらいということかもし...全文を見る
○田中国務大臣 それももちろん一つでございます。
○田中国務大臣 今回の特措法は、万人から受け入れられて完璧だと思われるものであるとは総理も私どもも思っていませんけれども、しかし、このテロが起こってから、私どもが新しい法律で対応してテロに対抗していくのだという中で、皆様から知恵を絞っていただいて御努力いただいた結果、成立したもの...全文を見る
○田中国務大臣 実は私、憲法調査会が衆参にあることは御存じでいらっしゃいますが、衆議院で、憲法問題に大変関心がございまして、一回目からメンバーでございます。なかなか派閥で割り振られて厳しかったんですが、無派閥の私が頑張って、ずっと入れていただいておりまして、そこでの議論に参加をし...全文を見る
○田中国務大臣 甘いと言われるかもしれませんけれども、これは時限立法でございますし、延長も可能でもございますし、この世の中、不測の事態、何が起こるかわかりませんけれども、しかしできるだけこうしたことが起こらないようにするために、テロに対して、国際社会の枠組みの中で最善の努力をしよ...全文を見る
○田中国務大臣 この間、十月三十日にテロ資金供与防止条約について日本が署名いたしましたことは御案内のとおりでございますけれども、テロと闘うために、テロの防止そして犯人の処罰等のために、国際的な法的枠組み、それからあとは、ほかの法律の面、経済上の面、あとは財政上といいますか、それか...全文を見る
○田中国務大臣 このことにつきましては、事務方の報告がございますけれども、時間の制約等もありまして、今委員が御指摘のような国に対する協力要請は行っていないという報告を受けております。
○田中国務大臣 私はその場に一緒に行っておりませんのでわかりませんけれども、ですから、委員の御質問を受けまして、どうであったかということを事務方から聞きました結果が、時間の制約等もあって特定の国に対する働きかけは行いませんでしたが、テロ問題につきましては率直な意見交換が行われて、...全文を見る
○田中国務大臣 私は、外務大臣がだれであるとかないとか、そういうことの以前に、やはり国会議員たるもの、閣僚であろうとなかろうと、当選がどうであろうと、国会議員で、全国から国民の皆様の負託を得て議員バッチをつけているからには、この国際社会の中で連日報道されているテロ、それ以外の問題...全文を見る
○田中国務大臣 それは制度の面もあります。例えば部局会計の一元化でありますとか、まあ時間の制限もあっていろいろ申しませんけれども、外部の監察査察制度の導入でありますとかそういうふうなことは制度でやっておりますし、それを挙げて皆さんが、役所の方も、それから国会から行っている副大臣、...全文を見る
○田中国務大臣 私一人でもってやっているわけではなくて、やはり省内の皆様、関係者の皆様の御努力があって、そして前に出ていますが、この百三十二年もの歴史の中で、五千人以上もいる中で、半年でもってすぐ解決なんかするわけはない。特に、改革ということについては大きな抵抗があるわけですね。...全文を見る
○田中国務大臣 松尾事件のときは、前内閣において、個人的な犯罪であって数千万円であるということで終わりに、ピリオドをつけられたわけですが、そんなことではなくて、松尾事件だけでも四億、その後の浅川事件でも五億、その後もまだプール金の問題でありますとか、三越については私は存じませんけ...全文を見る
○田中国務大臣 今、山口委員がおっしゃったのは、アジアとしてまとまってテロリズムに対する声明ですか、そうした取り組みをするべきであると。  済みません、ちょっともう一回、質問お願いできますか。
○田中国務大臣 それは私も同感です。
○田中国務大臣 テロ特措法を、新法をつくる過程はメディアで全国に報道されたと思います。ですが、それでもってもちろん十二分とは言えないと思います。しかし、携わった議員それからあらゆる国会議員がこの問題について、それぞれの立場はおありになると思いますけれども、地元に帰られたり、あるい...全文を見る
○田中国務大臣 はい、そうです。
○田中国務大臣 この間の会につきましては、私が報告を受けております段階でも、これから具体的に立ち上げていくというふうなことでございますから、調整委員会のワーキンググループでございますとか、その中で、日本の領域内のことはどうするか、領域外はどうするか、具体的に立ち上げていくというこ...全文を見る
○田中国務大臣 私はその場に直接参加はしておりませんでしたけれども、委員のおっしゃることも理解できますので、もう少しちょっと、情報開示できること、でも現段階ではそれほど、これからの方がむしろ私は大事だというふうに思っておりますけれども、委員のおっしゃる意味もわかりますので、できる...全文を見る
○田中国務大臣 テロ特措法が成立した経緯の中で、もう一度原点を御確認いただきたいと思いますが、米軍を支援するためにこの特措法をつくったわけではございません。テロというものが九月十一日、アメリカで起こって以来、もう全部御存じでお聞きになっていらっしゃるんでしょうと思いますけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 日本の旗を見せるためとかアメリカに追随してやっているのではありませんで、根本的に日本の立場、主体的に日本がテロを撲滅するために何ができるかということで判断をいたしております。もちろん、日米同盟はありますし、大切でありますけれども、テロということについて、もっと私た...全文を見る
○田中国務大臣 今北米局長がおっしゃってくださったとおりでございますけれども、さらに詳しく言いますか。時間がかかりますからやめましょうか。(東門委員「よろしいです、どうぞ」と呼ぶ)そうですか。  既に申し上げましたけれども、一般論として、日米地位協定の十七条の第十項に関する合意...全文を見る
○田中国務大臣 申し上げます。  ことしの夏の北谷町でのことがございました。あれは本当に、新しくベーカー大使が着任なさった日、その日に、皇居で私も侍立大臣をさせていただいて、その夜、飯倉公館にお呼びして、私はるる説明をいたしました。このままいったら本当に地位協定というものは完全...全文を見る
○田中国務大臣 普天間の飛行場の件でございますけれども、これは十五年の期限ということは、今の知事さん以来大変こだわっておられるわけでございますけれども、アメリカにはアメリカのまた都合もいろいろありますけれども、私どもは、とにかく七五%以上の施設を沖縄が負っているということ、このこ...全文を見る
○田中国務大臣 とにかく基地の問題、沖縄県の問題、私も何度も沖縄へ行っておりますし、七五%以上の施設が沖縄に集中していることが決して健全だとは私は思っておりません。  日米安保の五十周年のときにサンフランシスコへ参りました。そのときに、安保もそうですし、サンフランシスコ講和条約...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 意義につきましては、それぞれの十二の条約がございますけれども、もちろんそうした必要性があるからでございますけれども、簡単に申しますれば。ですが、その中でもって幾つかにつきましては国会提出がおくれておりまして、今回の九月十一日のテロがございまして、その中...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 爆弾テロ防止条約についてでございますね。
○国務大臣(田中眞紀子君) それにつきましては、現在、G8の中でもってこれを締結しておりますのはイギリスとフランスとロシアの三カ国だけでございまして、であるからのんびりしていたわけでは決してございませんけれども、この条約が五月に発効したことにかんがみまして、G8の諸国の中の動向と...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 七本でございますけれども、これが国際的に発効した後に日本が署名したものでございますけれども、具体的に申しますと、民間航空不法行為の防止条約、モントリオール条約と言われておりますもの。それから、もう一つモントリオールの議定書というのがございます、空港の不...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国内法との関連がいろいろございますから、技術的な、テクニカルな面でいきまして国内法の整備との整合性というふうなことに手間取っていたということ。それから、先ほどから申し上げていますように、省庁間の調整ですとかそういうふうなことで時間がかかっていると思いま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、私はこの夏にG8に参りましたとき、それからそのほかの国際会議に出ますたびに出ることとして、紛争予防、これをどうするべきかということが必ずテーマとして挙がってまいります。  今おっしゃったような法整備は、条約なり法律なり、今ここに法務大臣もいら...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それぞれの事案によってケース・バイ・ケースの理由があるというふうに思いますけれども、政治的な残念ながら駆け引きでありますとか、それから何か法律的な枠組みといいますか制限というか、不備であったために引き渡されないケース、それらがいろいろ相まっているという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 前回の広中先生からのお尋ねでも劣化ウラン弾のことが大変御熱心でございましたし、またそれに関する御本もたしかアメリカからのものをちょうだいいたしまして、全部は読み切れませんでしたけれども、拝見させていただきました。  その関連のお尋ねというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いわゆる核兵器ではございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 当たりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 難民の問題は、私もこの前も、今御指摘のありましたパキスタン並びにイランの外務大臣とか関係の方たちとお目にかかったりしますときに数字を伺っておりますけれども、確実に何人ということは掌握はなさっておりません。それからまた、日に日に、流動的なことでもございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、そうです。
○国務大臣(田中眞紀子君) 資金面でのことということはまた閣内でトータルで総理や財務大臣とも御相談をしていかなければなりませんし、今、正確なことは申し上げかねますけれども。  ただ、今おっしゃった一人引き受けるに当たって百ドルかかるというふうな報道を、CNNとおっしゃいましたか...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変、今、広中先生のおっしゃったことは重要なことで、現実を直視しながら、まずこの空爆のある中で何ができるかということを真剣に考えられた結果、今二つのことをおっしゃっているというふうに思います。  それを実現するためにも、ちょっと前段がございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アメリカにインプット、アドバイスという以前に日本で最大限情報を収集しておりまして、それは外務省以外のところももちろんございますし、私も外務大臣としてあらゆる機会に情報はもちろん集めております、電話会談もありますし、バイのこともありますし、あらゆる機会が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、細かい経緯につきましては事務方からお許しいただければお答えしますが、私が承知しておりますのは、当時の小和田国連大使が国連でスピーチをなさったそうでございまして、私もその経緯、なぜそういうスピーチになったか、その後のフォローアップがどうなっている...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 顔の見える外交と言うのは簡単なんですけれども、それは、過去の積み上げが、費用がどうであるとか、どういうふうな接触をしたとかというふうなことよりも、やはり私は外交というのは人を得なきゃいけないということがあると思いますし、それから信頼関係ですね、それから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私のことを言っているんじゃないですよね。
○国務大臣(田中眞紀子君) 任期。ターム。
○国務大臣(田中眞紀子君) ターム。メディアが喜ぶのは間違いありません。マスコミが頑張って、書くことができてよかったと思っているんじゃないですか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、リオ・サミットのこと、それからオランダのルベルス首相のお話もなさいましたり、それからリオ・プラス10のお話ですね、そして今後のカンボジアのことも踏まえまして御意見開陳がありまして、まさしく日本の外交だけではなくて世界じゅうが一人一人のマインドセット...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 時間の関係で簡単に申し上げますが、おっしゃる意味は非常によくわかります。  と申しますのは、私は都内にある某有名インターナショナルスクールからお願いされまして、まさしく今、委員がおっしゃったようなことでございました。そういう社会のやっぱり流動性といい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今おっしゃっているテロとは何かということでありますとか、それからテロ資金に関連して果たしてこれがテロに結びついている資金団体であるかどうかというふうな不備があるということは委員御指摘のとおりでありまして、決して完璧であるとは思いませんけれども、今の段階...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 極めてわかりやすい提言をありがとうございました。  まさしく、今事務方がお答えしましたように、かつてからの外務省の伝統的な情報収集については御説明したとおりでございますし、それはそれなりにまた意義も価値もあったわけですね。公電というものが頻繁に入って...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 軍事攻撃の現局面でございますけれども、アメリカは今般の空爆によりまして、アルカイダを支援するタリバンの防空能力及び全国的な命令の指揮系統はおおむね破壊をしたと。そして、彼らはもはや自由に作戦することはできない状況にある旨の発表をいたしております。そして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そうした今、ラムズフェルドさん言われたような困難の中でも、確かに世界じゅうが、ブッシュ大統領が最初にビンラーディンを捕捉する、捕まえるということを言ったことは聞いております。全員が、世界じゅうの人がメディアを通じて聞いているわけでございますけれども、し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 入っていないとは申しておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、デージー・カッターにつきましては、燃料気化爆弾については調べておきました。  確かに、大変な威力のあるもので、プロパンガス、簡単に言うとあれのような原理、気化したガスに引火をするというようなメカニズムであって、大変な高圧力があると。そして、かな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) コソボのケース、これはNGOのことも関係してきておりますけれども、政府は、平成十一年の十月に難民を助ける会、これはNGOですけれども、これがコソボの中西部において行った地雷除去の活動等に対して資金をもちろん提供しておりますけれども、これは、NGOは大体...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 市民を、本当に無辜の人たちをどれだけ巻き添えにしたかということは今のこの時点で正確な数字等がわかっているわけではございませんけれども、アメリカは、今般の軍事行動はアルカイーダ及び同組織を支援したタリバン、その政権の軍事施設への攻撃を目的としたものとして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 率直なところ、十月二十八日のラムズフェルド長官の発言の中身は、私たち、今ペーパーありません。防衛庁にも伺いましたけれども、今はないとおっしゃっていまして、私どもが一番直近に、今私が持っておりますのは、ずっと早くて申しわけありませんが、九月二十一日、フォ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 結論的には、それぞれの国情があったと思いますので、逐一全部を今、私が正確にお答えするのは困難かと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連参加国は今現在百八十九でございますけれども、二つ目のお尋ねが何でございましたか、ちょっと聞き取れませんで、失礼いたしました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 百八十九カ国のうち、締約国が二十九、署名国が五十八でございますが、先ほどの最初の御質問と同じでございますけれども、なぜ未締結であるかというふうな理由についてはちょっとつまびらかにはいたしておりません。それぞれやっぱりお立場がありまして、条件があるんだろ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 結構でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、着任いたしましたときに、外交の要諦は何かということを申し述べました。それが私が心がける、政治家としても基本的にはそういうところにございますけれども、日本の国民の皆様の生命、財産を守り、そして世界の平和とか安定に貢献をしていくということのために政治...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) よく週刊誌からそういうことを言われますが、私は答えない主義でございますし、人様が結果として、ほかの方の、ほかの外務大臣と、この場合、比較をして後に、後日評価されるものであると思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 永田町のいろいろな事情というのもございましょうし、それから世間の一般の方の直接、全部政治の、特に外交のことを全員が知悉しておられるわけでもないと思いますし、メディアの報道ぶりもありますし、これから齋藤先生が一々、一つ一つお聞きくださることにも、であろう...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) はい、そうです。
○国務大臣(田中眞紀子君) この週刊誌がどこから入手したか存じませんけれども、まず、今、委員が御発言になった、女性職員は打っておりません。  もし、これが本物かどうかは私はわかりません、この印刷ではですね。ただ、私が打ってもらったものについては、私の方から、大臣としてはどこにも...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私がつくったものはコピーではなくて本物を、それはかすれましたけれども、大臣秘書官室で、大臣室の隣の秘書官たちの部屋でつくってくだすったもので、それはちゃんとした厚い紙で三枚あります。  それは私の手元にあるわけですが、その後、多分お尋ねに、先に踏み込...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 官房は三課長、四課長ですかね、大きくは四でございますけれども、その中で、私が外務大臣を拝命する前に、予算委員会をやっておりましたときに、前の河野大臣のもとでもって、まさしく機密費の問題について、松尾事件といいますか、その議論がありまして、ずっとつぶさに...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 前半の部分につきましては、ここに出ているものと私が秘書官の部屋で打ってもらったものが同じかどうかは突き比べてみませんと、あるいはこれがどこから出たかわかりませんので、それには今は正確を期するためにもお答えしない方がよろしいかと思います。それから、逆に言...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 間違いありません。  彼は有能だから絶対にだめだというお答えしか返ってきていません。
○国務大臣(田中眞紀子君) この後またお尋ねのことと関連しますが、私は人事は凍結いたしておりません。一度、最初着任のときにフリーズということは申しました。それは、また例によって隠したり病気になったり怪しいことが起こると思ったので、まずとめるということでとめたわけです。あの後、私は...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) もう私は、もうこの半年間あきれ返っておりますので、必ず次官の指示で、逆に言うと小町官房長は私は私情においてはまことにお気の毒と思っておりますし、前官房長もそう思っております。  やはり事務次官の権限が大変強大でございまして、前川島次官、現野上次官、大...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 何で差し控えるということがこの国会でまかり通るのか信じられませんし、この今配付なさったフラッシュとかいうのに載っているこれ自体もにせものか本物かわかりません。これがもしも本物で、外務省関係、あるいは官邸か知りません、届いたところは官邸だと今、小町さんお...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一言、私の立場で、ここまでつまびらかになりましたので、今、委員長のおっしゃるとおりに事務方も官房長もやってくださるということを信じておりますが、皆様が御存じのないことで一言。  今、秋の人事ということで、私は年に一回でいいと思っておりますんですが、こ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この週刊誌がどこからこうした名刺を手に入れたかはわかりませんが、この人物は私の、この間委員会で、衆議院でしたか参議院でしたかで、二人怪しげなわけのわからぬ人が出入りしているとか何か言われたものですから速やかに、私は余り政務、何といいますか、役所に政務の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この答弁の準備でありますとか、それから日ごろは本当によくやっていただいていて、それを皆さんがどう理解なさるか知りませんが、一人一人は、特に若いスタッフもとても寝食忘れてよくやってくだすっています。よく働いてくだすっていますし、感謝しています。本当に、ふ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 早く終わりたいとまず思っていますが、実際には、私は半年前のときの記者会見、霞クラブでどうかと言われたので、大体半分は終わったと思うということを申しましたが、その後またプール金の問題が出てきておりますし、それから松尾事件につきましても、数千万といって前内...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一括とは申しておりません。一括とも分離とも申しておりませんで、四島の帰属の問題を明らかにして、その後、平和条約を結ぶというのが基本姿勢でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど申しましたことが基本的なものでございまして、何ら揺らいでおりません。  しかし、過去の経緯等を踏まえますと、例えば歯舞、色丹の返還の対応の議論と、国後、択捉の帰属ですね、二島ずつですけれども、の問題の議論を同時にかつ並行的に進めていくということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私はイワノフ外務大臣に二、三回お会いしたことがありまして、ロシアですけれども、常にこのことをしつこく言うのでもってげらげら笑っておりますけれども、真剣だと言って、そして、この間から九月に、十月にとおっしゃっていましたけれども、なかなかいらっしゃる機会が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは大変重要な決議でございまして、アメリカもこのCTBTの批准に向けて努力を最大限してくれるように、私はパウエル長官に初めてお会いしたときから個人的にも言っておりますし、それから、ハノイでこの間国際会議がありましたときには、スピーチをするときに面と向...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしく私は同感でございまして、今回も、賛成百二十四、棄権二十、反対二しかないうちの一つがアメリカとインドでございまして、なかなかきついなと思っております。  これとはちょっと違いましたが、京都議定書の問題について、私は民主党の議員さんと自民党の友達...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 結論が出たことでございますから、私は小泉内閣の閣僚として、外務省関連の予算のこともございますので、補正予算の成立に向けて最善の努力をするという立場にございますからもう頭はすっかり切りかわっておりますが、しかし外務大臣ですので、外交について、日本が外交、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) きのう、七日ですから、神奈川県知事が厚木飛行場周辺の市及び市の市長さんとそれから市議会議長の方々と一緒に外務省に陳情にいらっしゃいました。  そして、もう委員がすべて御存じのとおり、このデモンストレーションフライト、デモフライトにつきましてもいろいろ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 過去の経緯もありますし、今後のアメリカとの話し合いというものも踏まえなければいけませんので、今確約ということは、することは軽率だというふうに思いますが、なお事務レベルからそうした努力を積み重ねるように、先方の話も聞きながら解決に向けて最善の努力をするよ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) よいことであろうはずがありません。  内閣の責任でありますとか、閣僚の責の重さは口では言いますけれども、本当に歴史的な分岐点に立ったときに、みずから勇気を持ってどのような行動、決断ができるかということは政治家として非常に重たいものを感じます。  そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 吉岡先生は大変過去の経緯をよくお調べになっておられて、そして歴史にも造詣が深く、大変な読書家でいらっしゃって、私も夏前に先生がこの委員会で御指摘になりました本を夏休み中に取り寄せまして読みました。そのお気持ちもよくわかっておりますし、歴史的事実はむごい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いっときショー・ザ・フラッグということが、今回のことがあって、九月十一日以降、随分国会等でも議論されましたけれども、アメリカは具体的にこうせいああせいとは言ってきていないし、日本の憲法の問題、国民の皆様の考え方、そうした社会の仕組み、そうしたことを私は...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどの吉岡先生といい、大田先生といい、私は中谷長官と、私の方が世代が上ですけれども、それでもお二方に比べて本当に若輩の私たちがこうして過去の経緯を教えていただけること、本当にありがたいことでありますし、光栄だと思っております。  そして、お答えをさ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 過去のSACOの問題については私もレクチャーを受け聞いておりますけれども、数字の上からいくと当然納得がいかないというふうに思いますが、しかし、なかなか政権が安定しないものが次々に続いてきたということもあると思いますけれども、やはり正面からこの問題に集中...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今回のテロ特措法を成立せしめる前からのずっとの段階でそうした議論は繰り返しておりますので委員御存じだと思いますけれども、テロを撲滅しないで、では、こうしたことも一切何もしないで放置していれば、現在の段階でテロがこの地球上から根絶してなくなるという保証は...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  パキスタンとの投資の環境整備についてでございますけれども、本協定は、投資環境を整備するとの観点から、昭和六十二年の三月に交渉が開始されております。その後、平成八年に、当時のブット首相が来日されましたときに、橋本総理との間で首脳会談が行われ...全文を見る
○田中国務大臣 失礼しました。モンゴルとパキスタンというふうに発言なさったと思ったものですから。AFTAについてお尋ねでいらっしゃるわけですね。
○田中国務大臣 申し上げます。  申しわけありませんでしたが、広範囲な分野でアジアの国々との、投資でありますとかあるいはそのほか経済的な貿易関係で緊密なパートナーシップを持っていくということの重要性は申し上げるまでもございません。
○田中国務大臣 やはり、欧州と比べまして、残念ながらアジアでは、地域間とかそれから経済体制がそれぞれ違うところもありますし、政治情勢というものもありますので、目指すものが理想が高くても、今までにもなかなかうまく、ヨーロッパに比べてそれほど機能しなかったということはあり得ると思いま...全文を見る
○田中国務大臣 同じことを申し上げているんですけれども、やはりそれぞれの国と国との間の所得でございますとか、すなわち経済的な問題ですけれども、あるいは政治的な格差、そういうものもありますので、欧州のような形では進みづらいということを申し上げております。
○田中国務大臣 もちろんそんなことは申しておりませんで、中長期的な課題として、それぞれの状況を、お互いのことを認識しながら進めていくという立場であることは当然でございます。
○田中国務大臣 ですから、そういうところを、お互いを認識しながら理解も深めて、そしてそれを進めていくのがまさしく外交努力ではないでしょうか。
○田中国務大臣 例えば、私は先日WTOに出席いたしまして、シンガポールと日本との間で新時代の経済連携協定の実質的な合意を見まして、お互いに、大変よかった、長い道のりであったけれどもということを確認いたしました。  そしてまた、ほかにもそういうふうなことを志している方もおられると...全文を見る
○田中国務大臣 経済成長は、所得倍増、これは池田内閣でございまして、その立派な女婿の元外務大臣がいらっしゃいますけれども、あの池田内閣の経済に対する努力、あのことによって非常に日本は戦後大きな飛躍をいたしましたし、盤石な経済基盤を築くことができたわけですね。ですから、非常にいい方...全文を見る
○田中国務大臣 今の問いに対してお答えをさせていただく前に、池田内閣での戦後の経済成長路線、これは自分さえよければいいというような観点で行ったものではありませんので、少なくとも、御自分の御意見はそうかもしれませんけれども、それは日本の経済成長を大変歪曲するものでもありますし、私は...全文を見る
○田中国務大臣 二日に開催されました第一回調整委員会におきましては、アメリカ側から、多国間でのオペレーションを行う際は参加国が自己完結的能力を持って参加することが重要であり、今回の日本の支援はこれを満たしている旨の発言はありました。  したがって、アメリカ側より、自衛隊が行う支...全文を見る
○田中国務大臣 そうです。
○田中国務大臣 つぶさに今、その記事自体をここには持っておりませんけれども、私どもは今申し上げたとおりでございます。
○田中国務大臣 では、ちょっと新聞の方に御確認なさってから御質問なさったらいかがでしょうか。
○田中国務大臣 それでは、もう一度読ませていただきますので、よくお聞きいただきたいと思います。  二日に開催された第一回調整委員会においては、アメリカ側から、多国間でオペレーションを行う際は参加国が自己完結的能力を持って参加することが重要であり、今回の日本の支援はこれを満たして...全文を見る
○田中国務大臣 自己完結的な対応とは何を意味するかということを申しますけれども、一般論として申し上げますと、自己完結的対応ということは、ある部隊がみずからの部隊の面倒をみずから見ることができる能力のことでございまして、支援に際して、支援国が被支援国に依存する形をとらないということ...全文を見る
○田中国務大臣 それは、その場合によるというふうに思います。
○田中国務大臣 もう一回基本的な、自己完結型のことですけれども、先ほどのことをもう一回読んでも結構なんですけれども、これはアメリカ側が言っているんであって、そのことについてこちらを要請したことはないわけです。ですから、多分委員の御議論の中心はそこにあると思うんですけれども、そこの...全文を見る
○田中国務大臣 日本の支援内容に関しましては、日本側からの一般的な説明に対しましてアメリカ側から感謝と満足の意が示されておりまして、日本に対する要請というものはございません。ですから、そういう意味におきまして、日本からアメリカに確認をするとかいうことはいたしておりません。
○田中国務大臣 アメリカ側は日本の支援を、これでもう十二分に満たしているという発言もございますけれども、また状況を勘案して、必要があれば委員のおっしゃるようなことになるかもしれませんし、今の状態では、これでお互いに十二分に理解をし合っているというふうに思います。
○田中国務大臣 そういう御心配もわかりますけれども、やはりもっと強い信頼関係とか実績によって日米間は結ばれておりますけれども、そういう危惧がある方がおられる、そういう御意見もあるということは認識いたしまして、今後外交に取り組んでまいります。
○田中国務大臣 今委員がおっしゃったように、小泉総理も、要するに、今後幅広い議論が起こってさまざまな角度から検討していくことはいいことであるということはおっしゃっております。  これはもう全員、日本国民、関心のある方は御存じのことでございますけれども、お経読みみたいになりますか...全文を見る
○田中国務大臣 シビリアンコントロールというものは、政治の軍事に対する優先性といいますか、そういうことを意味するわけですけれども、今、その経緯については、時間もありませんからそんなに繰り返して申し上げるといけないと思います。  今おっしゃったとおりのことが防衛庁から、あるいは官...全文を見る
○田中国務大臣 それでは、また誤解があるといけませんから読み上げさせていただきます。  今回の警戒監視活動ですけれども、キティーホークの横須賀からの出港の件ですけれども、日本の安全に影響を与える事態、またはその兆候を発見するとの観点から、防衛庁設置法第五条の第十八号に定める「所...全文を見る
○田中国務大臣 防衛庁の見解が間違っているとは私は全然思っておりませんけれども、しかし、委員御指摘のように、内閣の一員、外務大臣として、今後とも防衛庁に関するシビリアンコントロールの確保ということのために、私もまたさらに努力をしたいと思います。  それから、中谷防衛庁長官も、シ...全文を見る
○田中国務大臣 残念ながら私は、前回の、ついこの間のあのシンガポールでのWTOには出席をいたしましたけれども、今回は、国会審議もございまして国連も行けなくなったことですから、そうした経緯と同じで、ちょうど時期もほぼかち合いますので、植竹副大臣が行っておられます。  ただ、私がこ...全文を見る
○田中国務大臣 委員の御地元の愛知県のことでもありまして、きっと御関心がおありだというふうに思いますけれども、ポーランドの経済特区における免税措置ですけれども、EU代表部におきましても、また在ポーランド大使館もですけれども、EUの拡大が日系企業に与える影響についてやはり注意深くフ...全文を見る
○田中国務大臣 お答えする前に、EUのことをおっしゃっておられますけれども、確かに、私はG8の会合等に出ましても、ヨーロッパはヨーロッパで非常に地理的にも近いし、言葉も近くてしょっちゅうコミュニケーションがあって、日本は意外と安心しているけれども、過去、政権にもよりますけれども、...全文を見る
○田中国務大臣 委員がおっしゃっているのは私は全面的に正しいと思いますし、そういう方向性に向けてやはり努力してこなかったという過去の経緯もあるかというふうに思いますね。悪意ではなくて、やはりそこまで目が届かなくて、目先のことに追われていたということがあると思いますが、今も政治の課...全文を見る
○田中国務大臣 国会日程がないときに、いずこにでも、懸案をよく整理して、こちらからも伺いたいというふうに思います。
○田中国務大臣 日ロ間で基本的合意はできておりません。話し合いを続けていくということでございます。そして、日ロ間は、もう御案内のとおりですけれども、領土問題がございます。そして、派生的にこうした漁業問題があります。  そして、韓昇洙長官からこの間も、ロシアと日本とハイレベルの会...全文を見る
○田中国務大臣 基本的に人道的な考慮で支援しておりますけれども、北朝鮮側はちゃんと喜んでおられます。そして、そういうことにつきまして、効果が今すぐ出てくる問題ではないと思います。  もちろん、日本と北朝鮮の間ではいろいろ問題があります。繰り返しませんが、拉致の問題、テポドン等あ...全文を見る
○田中国務大臣 今までの経緯は、今委員おっしゃったように、やはり審議未了、結局廃案になったという平成十年のころからの経緯がございます。いろいろ経緯はございますけれども、パキスタンも、核実験の問題、この間もCTBTのことが国連でございましたから御案内だと思いますけれども、日本を初め...全文を見る
○田中国務大臣 私は、官房長官がきのう安保会議の後にその会見をなさったと思いますが、どういう御趣旨でなさったか、直接聞いておりませんからわかりませんけれども、私は必要であるというふうに思っておりますし、そのために、基本計画ももちろん急いでおりますけれども、今回は自衛隊法の第五条で...全文を見る
○田中国務大臣 済みません。  冒頭申しましたように、官房長官がどういう状況でどういうふうな発言をなさったかということ、正確に承知は今現在しておりませんけれども、情報収集のための護衛艦等の派遣につきましては、国際的なテロリズムの防止及び根絶のために我が国が主体的に取り組むため、...全文を見る
○田中国務大臣 補足をさせていただきます。貴重な時間でございますので、早口で読ませていただきます。  先ほどの情報収集のための艦隊派遣でございますけれども、これは、事前に必要な情報を収集するためのものであるということから、基本計画の策定前に派遣することといたしました。そして、基...全文を見る
○田中国務大臣 先日の十月の衆議院の本会議場でのことだと思いますけれども、総理が、パキスタンに対する緊急援助の支援というものはアメリカを初めとする国際社会への、今回の、九月十一日以降ですけれども、国際社会への協力を促進するという観点から発言をなさったものでございます。そして、平成...全文を見る
○田中国務大臣 モラトリアムにつきましては継続をしっかりしてきているということについては、これはお認めいただけるというふうに思います。  それから、この九月十一日のことがありましてから、やはりパキスタンもインドもテロに対する思いというふうなことも感じてきておられるわけでございま...全文を見る
○田中国務大臣 これは、日本がCTBTに対してとっている姿勢というものは一貫しておりますし、今回、今起こっているアフガン、その周辺国での事態ということもやはり現状認識をしながら、そしてパキスタン、インド、それらの国のこれからの将来に対する心組みといいますか努力、そういうものを考え...全文を見る
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○田中国務大臣 内閣の方針は一つでございまして、午前中総理がおっしゃいましたように、二〇〇二年の発効に向けて産業界も国民も努力をして、省エネの努力もしていくということは基本でございますし、批准に向けて努力をするということを今総理がはっきりおっしゃいましたので、それが基本でございま...全文を見る
○田中国務大臣 外務省の予算は、大体、年平均七千六百三十四億円ございまして、機密費と言われているものが五十五億円、これは十三年度でございまして、それのほかに、在外公館のみでございますが、今委員が御指摘なさった渡し切り金というものが七十八・九億円ございまして、これは在外公館の運営経...全文を見る
○田中国務大臣 ラマダンでございますけれども、今委員がおっしゃったような意味もございますし、私は、イランの外務大臣にお目にかかりましたときに、これはみそぎの時期でもあるというようなことも伺いました。  しかし、よくお考えになってください。先ほどの共産党さんの質問と同じなんですけ...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○田中国務大臣 委員のこのたびのお尋ねがありまして、私は存じませんでしたので、役所の方から抜粋を取り寄せてもらいました。
○田中国務大臣 私は職業外交官ではございませんが、ニコルソンがそういうことを書いておられるということは承知をいたしております。
○田中国務大臣 すべては、長い時間のタームの中で第三者が評価するものというふうに思っております。
○田中国務大臣 基本的な政治家としての認識はもちろんいたしております。  それから、先ほどいろいろ、るる週刊誌的といいますかワイドショー的におっしゃったこと、それから今おっしゃったことにつきましても……(上田(清)委員「ちょっと、失礼だよ、それは。何が週刊誌的な話だ」と呼ぶ)そ...全文を見る
○田中国務大臣 北朝鮮が今回の……(上田(清)委員「陳謝」と呼ぶ)九月十一日のテロ以降、テロに対する反対ということを表明していることは委員も御存じでいらっしゃると思いますし、そして、国連で採択されたテロ資金の供与の防止条約でございますとか、人質の行為の防止条約への加盟の意向も表明...全文を見る
○田中国務大臣 その本について言ったのではございませんで、それに関連して先ほどるるおっしゃったことが、そうしたことのたぐいであると言ったのであって、「外交」という本は名著であるというふうに先生も、委員も御推薦でいらっしゃいますから、それとは別でございます。
○田中国務大臣 日本との関係を今お尋ねになったと思いますけれども、中東地域の安定、これは大変重要でございますけれども、それから、日本はもちろんエネルギーを、安全保障上、そうした観点も対イラン関係で大変重要でございますから、そうした関係を強化、拡大していきたいというふうに常々考えて...全文を見る
○田中国務大臣 ハタミ大統領が大変精神的にも国民の皆様に尊敬をされておられる方であるということはわかりますけれども、日本が序列が何番というふうなことを申し上げるような立場ではないというふうに思いますけれども。
○田中国務大臣 済みません。  国民に選ばれた代表でございますけれども、正確を期するために、今事務方が調べてお答えを申し上げます。
○田中国務大臣 ハメネイさんにつきましては、保守派でございます。ですから、それ以上、アメリカとの関係について、全体のイランとアメリカとの外交関係ということではお答えを申し上げられますけれども、ハメネイ師個人がどうであるかということは、今、日本の国会で言及することは適切でないと思い...全文を見る
○田中国務大臣 今大変デリケートな国際情勢の中でありまして、それぞれイスラムの国々は立場が違いますので、個人的なものは、もう一回繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、アメリカとイラン全体の外交関係についてはお答えできますけれども、一人の方がどのように考えておられるかという...全文を見る
○田中国務大臣 トータルといたしまして、アメリカとイランとの外交関係については、繰り返して申しわけございませんけれども、申し上げられます。  それから、ハメネイ師があらゆるテロ行為を非難しているということもわかっておりますし、それから、ハタミ大統領が、無実の人々に被害を及ぼし得...全文を見る
○田中国務大臣 ハタミ大統領とそれからハメネイ師の少し違ったような考え方が折々、考え方かどうか存じません、発言が、日本政府もすべてをフォローしているわけではありませんけれども、そうしたものもありますが、それらをトータルで分析しないうちに、今のこのアフガン問題があるときに、日本政府...全文を見る
○田中国務大臣 イラクも同じように今大変国際状況がデリケートなときでありますので、そうした中でもって外務大臣が簡単にこうであるというふうなことになりますと、またいろいろ後ほど問題が国際環境の間でありますので、したがって、イラクの位置をどう見るかということにつきましては、石油の供給...全文を見る
○田中国務大臣 イラクは、九八年の暮れだと思いますけれども、それ以降、大量破壊兵器等の廃棄に係る国連の査察ですけれども、これを受け入れておりません。したがいまして、生物化学兵器等の大量破壊兵器を生産しているか、あるいは保有しているかどうかにつきましては、確認はいたしておりません。
○田中国務大臣 これは本当にもう委員御存じでおっしゃっていると思いますけれども、非常に長い歴史がありまして、歴史の時系列の中でどの辺から紛争ととらえるかということにもよると思いますけれども、非常に長い間の不幸な対立があるというふうに承知しております。
○田中国務大臣 今申し上げましたように、非常に長い紛争であるということは、各国がいろいろな知恵を使ってアプローチをしていてもなかなか解決ができないほど難しい問題であるということは御認識いただけるというふうに思います。  私が着任しましてからも、ことしの夏のG8、ローマのときも、...全文を見る
○田中国務大臣 両方の国に対しましては日本は中立的な立場で今までいたということが一種のアドバンテージであるというふうに思いますので、そうした先入観を抜いてお互いに話をしていただけるということをこちらも提案をしておりますし、そうした意味ではイスラエル側もパレスチナも同感であるという...全文を見る
○田中国務大臣 官邸への上納でございますけれども、私も、関係の書類が、会計課等にありますものは大変膨大ですから、全部をとても見るなんということはまず不可能でございますけれども、会計課が言ってくれる資料等も見ましたし、それから、関係者からお話も聞いております。すなわち官房長官、現官...全文を見る
○田中国務大臣 この間に、記者会見で聞かれたり、委員会等で聞かれることもございますので、ですから、それはやはり今申し上げたような、当時の関係者とかそれから役所の方に書類を見せてもらったり、あるいは直接お目にかかって伺っておりますけれども、いずれの方もないという、特に官房長官、外務...全文を見る
○田中国務大臣 会計課は大変たくさんの資料がございまして、倉庫が二つに分かれておりますけれども、そこだけ行ったのでは、とても膨大でわかりかねます。したがいまして、紙でもって説明を聞いたことはございます。
○田中国務大臣 何枚かは、私はわかっておりません。
○田中国務大臣 何枚であったか、今急におっしゃられても、何時間であったかということは、正確にはお答えできません。
○田中国務大臣 重要なことでございますので、漠としたようなことでもってお答えしてはいいことだと思いませんので、あやふやなことは申し上げられません。
○田中国務大臣 いいかげんなことは申し上げられませんので、漠としていようといまいと、申し上げられません。
○田中国務大臣 こういうお尋ねもあると思って、さっき調べてメモに自分で書いておきましたけれども、三回ないし四回ではないかというふうに思いますが。
○田中国務大臣 この外務省改革の推進会議のことをおっしゃっているんだと思いますけれども、そうですね。  これにつきましては、副大臣それから政務官全員が担当を決めまして……(上田(清)委員「中身です。組織はいいんです、さっきから中身を聞いているんでしょう。よく質問に答えてください...全文を見る
○田中国務大臣 普通の外交政務をやりながらですから、分担をしながらこうしたことを皆様で鋭意やってくださっているわけでございます。  それで、この中身については、もう皆様は御存じだと思いますけれども、いかにしてトータルで、いわば外務省の今までの古い制度を改革して、そして、こうした...全文を見る
○田中国務大臣 お互いのスケジュールがありますので定例開催というわけにはまいりませんけれども、ともに食事をしながらということもございますし、報告に来てくださることもありますし、私が政務官の部屋や副大臣の部屋に伺ったり、それだけではなくて、事務方が非常に熱心に説明に来てくだすったり...全文を見る
○田中国務大臣 省議もいたしておりますし、報告という会もそうした形でやったりもいたしておりますし、そうでない形で、個人的に時間を見ながら報告をしてくださるということもございます。メモやレポートを置いてくださって、それを週末や飛行機の中で読むこともございます。
○田中国務大臣 これはきちっと正式にお伝えしないと誤解があると思いますので申し上げますが、これは相続をした負債の一つでございまして、私自身が課せられた税金ではないということをまず申し上げなきゃいけないんですけれども、このことにつきましては、裁判などで課税処分後十数年もかかりまして...全文を見る
○田中国務大臣 細かい事務的なことは税理士さんとか専門の方がやってくだすっておりますので、私は、何日に、今委員がおっしゃった日にちが正しいかどうかも、ちょっと今ここでは確認もすることができません。極めて事務的にお支払いをしていただいておりますので、わかりません。
○田中国務大臣 これもきのう、夜分遅かったんですけれども、税理士さんや専門家に調べてもらいましたら、この数字の四十四億というのはどこから上田清司議員が手に入れられたかわかりませんが、こちらでは二十二億弱というふうに承知しておりますので、正確にしていただかないと名誉の問題もございま...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど来申していますように、これらは専門家にやっていただいておりまして、私は細かいことは今ここではお答えすることは差し控えます。
○田中国務大臣 私にもささやかな名誉がございますので、森総理に関して、私はそのような場にも居合わせておりませんし、そのような発言はいたしておりません。
○田中国務大臣 ですから、当局が法律にのっとってやってくださったことでございまして、そういう次第でございます。
○田中国務大臣 私も私の家族も税金はちゃんと払っておりますので、誤解がありませんように。法律にのっとってしっかりと払っております。
○田中国務大臣 ちょっともう一回お願いします。
○田中国務大臣 先ほどのことを繰り返させていただきます。  平成五年に、父の相続が、一次相続が発生いたしまして、換金可能な遺産は大方処分をいたしまして、納税資金に充てました。  平成七年に、母の二次相続がございました。そして、父の相続に当たって物納済みであって、ほかのものがな...全文を見る
○田中国務大臣 専門家にゆだねておりますので、その指示に従っておりますし、それで了承されたというふうに理解をいたしております。
○田中国務大臣 政治団体に対することについては、強要などもいたしておりませんし、それから、関係の知り合いのそういう方もおりますが、そのほかの議員さんと同じように、各種団体等個人からも献金もいただいていたこともありますので、そういう強要というふうなことをやるということはあり得ません...全文を見る
○田中国務大臣 ちゃんと御自分の名刺を添付したようなものもございますし、立場を明らかにしたお電話もありますし、そうでないものもありますし、本当に玉石混交で、たくさん来ております。
○田中国務大臣 お答えいたします。  どういう施設なり、どういう方にお会いするなり、どういう予定ということは、今詰めておりまして、先方の御都合もありますものですから、今の段階では、勝手ですが、ちょっと公言はできませんが、どうぞ、アドバイスなり、御意見がありましたら、おっしゃって...全文を見る
○田中国務大臣 あらゆることが想定できるというふうに思いますけれども、破傷風でありますとか、栄養失調でありますとか、内臓疾患もありますでしょうし、それから地雷のようなことで外科手術を要する方もおると思いますし、それから潜在的にポリオが多いというふうなことも聞いております。
○田中国務大臣 阿部委員はお医者様でいらっしゃるのでそうしたことには御関心がおありかと思って調べさせていただきましたけれども、そのワクチン停戦という言葉は私もわかっておりますし、委員の御関心がそちらにあるということもわかっております。  多分、質問を先取りすることになってしまう...全文を見る
○田中国務大臣 五百万人分のワクチンということも伺いましたけれども、ほかの、水ですとかあるいは食料品とかテント、シート、そうしたものにつきましても、戦況が変わってきているにつれて物資の輸送のルートというものが非常に限られてきているというふうな情報が入ってきております。したがいまし...全文を見る
○田中国務大臣 若輩でございますから、これといってまだ六カ月のことを言うこともございませんけれども、確かに、メリルリンチでございましたかモルガン・スタンレーか、どちらかに岩國委員がいらしたときにお目にかからせていただいて、本当に大昔のことでございますけれども、こうして御縁があって...全文を見る
○田中国務大臣 外務省改革は重要でございますけれども、私はそれだけに血道を上げてこの六カ月間きたわけではございませんで、国際会議に五回、六回と出させていただきましたし、それから今回のテロ特措法にいたしましても、こうした日常的な参議院、衆議院での委員会、当然の義務でございますが、こ...全文を見る
○田中国務大臣 いや、受け入れ科目だけというわけにはまいりませんで、これはちょっと申し上げます。  松尾事件以降、一連の外務省の不祥事がございまして、基本的には、報償費以外の庁費等の科目において不正が行われたものもございます。ですから、デンバーの総領事の、これは査察に行かれまし...全文を見る
○田中国務大臣 結論といたしましては、外務省の改革要綱に従いまして、一五%減額修正を行うということにいたしました。しかし、それは、費目を、例えばレセプション経費でございますとかアルコール代とか、そういうものを移しかえたりしていくということであって、すべてが不正であるとかいうことで...全文を見る
○田中国務大臣 外務省報償費の一五%削減でございますけれども、これはもう原則節約率でございますから、財務当局からの要請であるということは御理解いただけると思います。もちろん、これ以上減らせればいいわけですけれども、基本的には、余りにゆとりがなくなる、要するにバッファーがないと、本...全文を見る
○田中国務大臣 もちろん予算でございますから、財務当局ともすり合わせをしているという意味でございまして、言葉がちょっと足りませんでしたけれども、要するに、報償費自体の使われ方について、例えばレセプション費でありますとか、そのほか、表にもう少し出して、すべて報償費、機密費という中で...全文を見る
○田中国務大臣 報償費が目的に沿って、本来の姿に返って適正な使用をするために、先般、会計検査院で報告がございました。手続の面で適切を欠いたとの指摘もございました。このことは、やはり真摯に受けとめなければなりません。  そして、今後、報償費の執行を改善いたしまして、先ほど来申し上...全文を見る
○田中国務大臣 では、具体的な改善策について申し上げますと、報償費に関する会計とか、あるいは支払いの手続をより具体的なものに改善し、職員に対して周知徹底する。当然、基本なことでございます。  それから、個々の支出ごとの報告の作成を徹底する。これも普通の企業であれば当然かと思いま...全文を見る
○田中国務大臣 このプール金の原因は、まさしく残念ながら、達増委員がおっしゃったような、大規模国際会議等で一部の人がお金を扱っていたというふうなことから生じたことでございまして、最終的な金額がどうなるかというふうなことについては今現在はっきりはいたしておりませんで、調査中でござい...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 人事課に参りまして、そしてどなたでも別に構わないんですけれども、辞令をつくってもらうように参りましたことは事実でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 辞令につきましては、最初は、普通は大臣室で受け取りますので大臣室に持ってきてもらうようにお願いをいたしまして、どなたか職員の方がお届けくだすったんですが、その日は午後会議がございまして、その時間帯に救援隊の激励がございました。それで、届いたものが、手元...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 図面がないとおわかりにならないかと思いますが、人事課というところに最初参りました。そこにたくさん若い方だけがおられましたけれども、皆さんおわかりにならなくて、そのことは、廊下の反対側にある任用班という部屋がございまして、そこに書類があって、そこで作業が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) コメントとおっしゃっていますが、これは全体のここの経緯を言えとおっしゃっておられるんでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 事実でございますか。  このほか一連のこうしたことは、大変民主党の先生方が関心がおありになるので、私、いずれきちっと時間のあるときに時系列で書いて御説明しようと思っておりますが、このことは、この日はたしか三時から六時三十分まで国会のテロ特措法、爆弾テ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) こうした場でもってお答えすることではないと思いますけれども、私にとりましては大変記念のものでもございましたし、それからあとは、もう時間がとにかく押せ押せでございますから、こういう委員会審議があった後に公務を入れるときは時間の余裕も、やっぱり三十分で全部...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 民主党さんの細野豪志さんというんでしょうか、その方がテレビで放送されたものを起こしたとおっしゃって、これを委員会で示されて配付なさったことは記憶いたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) テレビでの発言も私は確認して見ておりませんし、それからこの紙がそのとおり起こしてあるものでどうであるか、それの正確性というものもわかりません。右も左も申せませんし、自分がこれだけ忙しい仕事をしていて、何時何分にどういうことを言ったかというふうなことは全...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この紙が発言どおりのものであるかどうか、今、委員がお手元に持っていらっしゃるものか、それは私は確認ができないと申し上げております。  それから、大臣室、その近辺のところで、マスコミもだれもいなかったところだと思いますけれども、どうしてそういうことがそ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そういうことについてはお答え申し上げません。
○国務大臣(田中眞紀子君) そういうことはお答え申し上げません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 何度も同じことを申し上げて大変恐縮でございますけれども、この予算委員会の席上でお答え申し上げません、そういうことは。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今回のテロ特措法に基づきまして日本もどのようなことができるかということは、先ほど中谷長官がおっしゃいましたように、今いろいろと基本計画を練っておりますけれども、そして政府といたしましては、日米間の協議を初めといたしまして、所要の準備を進めつつ、その速や...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 補正予算で三億円お願いをしてございますけれども、その中身は、具体的にはアフガニスタン周辺の危険地域で活躍する、活動するNGO、そういう方々のものでございますとか、そのほかの邦人の位置を確認をするというふうなこともしなければなりません。それから、連絡体制...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員まさしく御指摘のように、邦人の保護ということは、やはり先に、前もっていろいろなネットワークをつくっておくということ、それから今回もたまたまこの九月十一日の件がありまして、やはり在外公館が何のためにあるかと、私は、このことは議員になる前から非常に意識...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省は、難民支援で三十九億四千万円でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは補正の方でございますけれども、これにつきましては、ユニセフでございますとかWFPとかICRC、IOMというところの要請のうち、緊急に支援が必要と判断されたものに対しまして拠出をすることになっておりまして、そして具体的な内容でございますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今申し上げている分につきましては自衛隊ということは関係ございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 昨日、衆議院で確かにこのワクチンの関連でもって御質問をいただきました。そして、そのような事実は、アナン事務総長がアフガンの子供たちへのワクチン供与のために三日間の停戦をしろとか、それらに関連して、お尋ねにもありましたけれども、政府としてはそのような事実...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 御指摘のことは、本日ですか、それは産経新聞、本日の産経新聞をもとにおっしゃっておられますが、そうしたことは断じてございません。  ラマダン中の空爆につきましては、私は衆議院でもずっと、参議院でもきのうもそうしたお尋ねがあったかと思いますけれども、一貫...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、ラマダン中の空爆を中止してほしいというふうな発言、会話はまず断じてございませんでしたので、そのことをきちっとまずしていただきたいと思います。  それから二つ目ですけれども、今お尋ねの件でございますけれども、その新聞社に対しましては、官房長と私が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) よくはわかりませんけれども、私の政治家としての直観と申しますか、そういうことでございます。違うかもしれません。  少なくとも、ラマダン中のその記事にあるようなことは私は発言は一切ハラジ外相とはやっておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) やっぱり内閣不一致と言われるような、思われるようなことが報道されると困るのでメディアの方も、もちろん情報源というのは秘匿でしょうけれども、その辺のところをしっかりと正確な記事を書いてほしいという意味でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 野党の皆様が思われるほど敵には回っておりませんで、非常に、政策の面もそうでございますし、協力的でありますけれども、不幸にして前の内閣から機密費の問題でありますとかあるいは上納の問題もいろんなことが何か、あるかないか知りませんが、いろいろ引き継いでこの内...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 民主党さんの小宮山先生のお立場はあるかとは思いますけれども、こういうことはもう総理がトータルでお考えになることだというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 川口担当大臣がお答えになったとおりでございまして、十二日の、地球温暖化の対策推進本部を開催いたしまして、その推進本部決定を受けまして、我が国としては京都議定書の二〇〇二年の締結、批准に向けた準備を本格的に開始するということになっております。そして、政府...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 同じ閣内でございますから、今の環境庁長官と同じでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  もとより私は浅学非才でございますけれども、一般論で、外務大臣といいますか外交の最高の責任者、世界じゅう、一般論で申しますれば、当然自分の国の生命、財産とか安定ということは大切ですけれども、同時に世界とどのように平和を構築していく...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 時代の、今回のテロリズムを見ましてもそうですけれども、価値観が多様化していて、二十一世紀、二十世紀から時系列的にはもちろん続いているわけですけれども、世の中の価値観が非常に、今も男女別姓どうかという話もありましたけれども、世界的な外交の面で見ましても変...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ファクス、メール等でというのは、着任したときに大変多くのメディアの前で聞かれまして、そのように思いましたけれども、それは今までの外交担当者や総理経験者の方たちを拝見していて、ああそれで済むのかなというふうに思っておりましたけれども、現実になかなかそんな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もそのような御質問を委員がなさるということを聞いておりましたので、歴代の、河野大臣だけではなくて高村大臣からその前ずっと調べて、先ほどいただきました。その数字については一々申し上げられませんけれども、例えばお会いしているといっても本省ではなくて、国連...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 例えば、WTOですとかASEANとかARFとか、そうした国際会議のときにはいろいろな国の、途上国であれ、あらゆる国の方と……
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、日本に来ることだけが外交じゃございませんで、こちらが出ていってお会いすることもあります。
○国務大臣(田中眞紀子君) 一度外務省にいらっしゃるとよくおわかりいただけると思うんですが、来訪者も同時にいろいろな国から日本の外務省に面会に来られておられまして、同じ時間に一人の人が同時に会うのはそれこそプロトコル上も失礼になりますので、そういうこともあって、副大臣とか、それか...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 数だけたくさん会えばいいのではなくて、同時に三カ国というアポイントも入っておりますので、そういう場合にはやはり手分けをせざるを得ません。そして、それは今、大臣がだれに会うことが大事かということも、事務的な判断であったり、そのときによって内閣であったり、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 産経新聞でございましたか、今お持ちのものは。けさ、小宮山洋子先生もおっしゃいましたけれども、この新聞は毎日のように、連日これはもう私が着任以来あって、何度か役所と相談して、張り出しといいますか、けさほどお話もしましたけれども、役所の方の霞という記者クラ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一々今やっておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員が今おっしゃっていますアフガンの難民支援事務所でございますね、それに対しましては拠出はいたしておりません。しかし、NGOとかそういうところに対しましては平成十年と十二年には二百三十万ドルを拠出済みでございます。  それから、十二年には義足による歩...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員長、私から。  ことしと昨年は拠出していないとおっしゃっていますけれども、今、事務方が詳しい正確な数字を調べましたけれども、昨年は百三十一万ドル、これを国際機関に出しておりますし、本年はぐっと額が減っておりまして現時点で七万ドル、草の根ですが、本...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省は今、その少年兵の問題は事実かどうか、実態は今の時点では把握ができておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本が加担をしているというお言葉はどうかというふうに私は思いますけれども、アフガニスタンの内部とか、いろいろと難民も出るわけでございますから、そういうことももちろん福島先生は御心配でいらっしゃると思いますけれども、そうしたことのための救済策として今回の...全文を見る
11月20日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 総理とはけさも閣議等でお目にかかっておりますし、ほぼ毎日お目にかかっておりまして、昨晩もタイの首相の接遇で長時間御一緒をさせていただいたりしておりますけれども、直接お言葉をいただくことはございませんが、結果として、今、委員がおっしゃったようなことにつき...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 素直に私はお気持ちは受けとめておりますので、そういう理由でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) そんなに、いろいろとたくさん仕事もございますし、いろいろなこともありますので、それを一々申し上げるようなことではなくて、私は、いろんな方からおっしゃっていただくことは、それはそれで素直に受けとめているということを申し上げております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 総理に伺うなりなんなりするかどうかは、私自身の判断、私の気持ちでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今おっしゃっているのは、柳井大使のことをおっしゃっているのでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは極秘であるというふうな話は、電話であれは当日、九月十一日だと思いますけれども、官邸の危機管理センターがごった返しておりまして、そのときに数回電話が入ってまいりました。その中でございますけれども、極秘情報でありますなどというふうな話はなくて、それは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この秘密情報の漏えいというふうに言われておりますけれども、これは九月十一日のといいますか、十二日の未明だと思いますが、九月十二日にアメリカ自体が国務省が移転をしているということを一般に公開をいたしております。国務省の機能は破壊されていないということを言...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 前回、予算委員会でお答えいたしましたのも、そして本日も、きょうは参外防でございますけれども、委員会の趣旨に合致しないと思いますのでお答えはいたしませんでしたし、本日もいたしません。これを説明すると、いろいろなことが細かく時間をかけて言わなければいけなく...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そういうことについてはお答えをいたしません。
○国務大臣(田中眞紀子君) ここは裁判所でもありませんし、国会の参議院の外務防衛委員会でございます。ですから、ふさわしい質問だと思いません。
○国務大臣(田中眞紀子君) メディア、マスコミで報道されていることがすべてでもありませんし、真実でないこともございますので、そういうことの話をするには時間も要しますし、この場がふさわしくないというふうに私は思っております。ここは参議院の時間の限られた外務防衛委員会でございますので...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この前回の委員会でも申し上げておりますけれども、イランの外務大臣との会見ないし食事、会食中に、ラマダン中にアメリカが空爆を中止するようにというような発言は一切いたしておりません。  それから、お尋ねの件でございますけれども、各報道の事実関係に関しまし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど佐藤道夫委員からの質問に対しまして私が不適切、適切でないと申し上げましたことは、適切を欠くというふうに思いますので、おわびを申し上げまして、改めて申し上げさせていただきますが、質問に対するお答えといたしましては、大変恐縮でございますけれども、お答...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほども申し上げましたように、いろいろ報道されていることの中にいろいろな中身がございまして、それが全部正確に申し上げるには時間もかかると思いますし、時間というよりも、時間の問題だけではありませんけれども、正確を期するためにもやはり今ここですぐお答えをす...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そんな簡単なことではございませんので、まことに恐縮でございますけれども、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 再度同じことばかり申し上げて大変恐縮でございますけれども、お答えをすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 遠山委員は、非常に広い視野で、いろいろな現場のことも踏まえながら、NGO活動だけではありませんで国連のありようとか、非常によく御示唆に富んだ発言をしてくださってありがたいというふうに思っておりまして、まさしく今外務省がそうしたことに問題意識を持って取り...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ただいま議題となりました投資の促進及び保護に関する日本国とモンゴル国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十一年十月以来モンゴルとの間でこの協定の交渉を行いました。その結果、平成十三年二月...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○田中国務大臣 今までの議論を伺っていましても、原口先生は本当に沖縄に対する非常に強い思いを持っておられるし、そして同時に、日本がどのようにして自立して社会と、ほかの世界の国々とといいますか、自立的に、協調的に共存していくかというふうな展望を持っていらっしゃるということを大変強く...全文を見る
○田中国務大臣 今、原口議員が御指摘になっておられますのは、一九九六年の人権、特に生命に対する権利の享受のための必須条件としての国際平和と安全を指すというふうに思われます。同決議は前文の中で、今、委員がおっしゃったように、大量の非差別破壊兵器の製造、使用等は国際的な人権及び人道法...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃったのは、イルクーツクの首脳会談でございますけれども、その成果といたしましては、平和条約の締結問題に関しまして、クラスノヤルスク合意でございますけれども、今後の交渉の新たな基礎を築くというイルクーツク声明というものが発表されたわけでございます。このクラス...全文を見る
○田中国務大臣 外務省だけではなくて、長い間の官僚主導、情報がその中に集約していて、そして、政権がくるくるかわり、大臣がかわる。そうしたことの中で、政と官の関係がゆがんでいるということは、もう国民の皆様が、議員じゃなくてもわかっておられることでございますから、みんなで総力を挙げて...全文を見る
○田中国務大臣 沖縄の問題で先ほど来、下地委員それから小渕委員もおっしゃっていたことでして、これは、私は、経済が今うまくいっているというふうにおっしゃったけれども、果たしてそうかどうか。先ほどのお話を聞いていても、沖縄の経済はやはり観光が非常に大きくて、その観光がダメージが大きい...全文を見る
○田中国務大臣 喜んでいいのか何なのか、よくわかりませんけれども、幾日に何人でどこということはどうかと思いますが、私は本当に、家族じゅう挙げてスキューバもやりますし、友達もみんなそういうグループなものですから、頻繁に行っておりましたけれども、今度、本当に公務が大変ハードでございま...全文を見る
○田中国務大臣 あらゆるアドバイスをいただいておりまして、川内先生からもそうですけれども、総理を初めいろいろな方からおっしゃっていただいて、これは私は本当に謙虚に素直な気持ちで、自分のためと思って受けとめております。  そして、今までも最善を尽くして自分は政務に精励してきており...全文を見る
○田中国務大臣 パキスタンには国会で御了解が得られた場合に訪問させていただくわけでございますが、もうパキスタン側は大変御熱心で、フセイン駐日といいますか在京大使を通じまして、ムシャラフ大統領との会見でありますとか外務大臣との会見、食事とか、そのほか細かいスケジュール、難民キャンプ...全文を見る
○田中国務大臣 役人答弁で申しわけございません。役人でない私から申し上げさせていただきたいと思います。  この問題も十五年の使用期限の問題をおっしゃっているわけでございまして、今、北米局長が言いたかったことは、要するに、今おっしゃったサコダさんというのは一私人の立場であるから、...全文を見る
○田中国務大臣 私も、ドーハに先立ちますシンガポールでのWTOの非公式会議に出席してまいりました。そして、もうずっとこのセーフガードの問題、今、委員御指摘でございましたけれども、こうしたことが、今後、中国だけではなくていろいろな国との関係で出てくるわけで、日本だけではなく多国間も...全文を見る
○田中国務大臣 今、委員がお尋ねになりましたことには幾つかのファクターが入っていると思いますけれども、きょう午前中からの沖縄に関する御議論を踏まえましても、それから今おっしゃったようなWTOの問題、それから三つ目におっしゃったのはテロの問題、観光が減ってきているというふうな問題、...全文を見る
○田中国務大臣 代替施設協議会の話、先ほどもお尋ねがございましたけれども、この使用期限の問題は、すべて、まず基本的には平成十一年の閣議決定というのがございますから、ですから、この使用期限の問題というものは、それに従って適切に対処をしていかなければならないというふうに思っております...全文を見る
○田中国務大臣 使用期限問題でございますけれども、政府といたしましては、代替施設の使用期限については、国際情勢もありまして厳しい問題があると認識を有しております。したがって、沖縄県知事及び名護市長からの要請がなされたことを重く受けとめておりまして、これを米国政府との話し合いの中で...全文を見る
○田中国務大臣 今、東門委員がおっしゃった、午前中の議論の中でブッシュ大統領の発言を申しましたので繰り返しませんけれども、それはアメリカの意見でございまして、日本は日本の皆様の御意見、今こちらにおっしゃった、先ほどおっしゃった知事でございますとか名護市長でございますとか県民の皆様...全文を見る
○田中国務大臣 粘り強く、お互いに目を見て、意見をよく聞いて、よく議論を続けていきたい、かように考えます。
○田中国務大臣 沖縄大使もおりますので、なお一層督励いたします。
○田中国務大臣 前後しましたけれども、先ほど来言っていることの繰り返しになりますけれども、やはり粘り強く交渉しております。ブッシュ大統領と小泉総理のときもそうでございますし、私がパウエル長官と話をしているときもそうでございますので、これは、やはり沖縄県の皆様がすぐ気に入ったような...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○田中国務大臣 報償費予算の執行でございますけれども、外務省は、とにかくいろいろと問題がございましたことしの一月から、問題点も随分明らかになってきていると思いますけれども、やはり納税者である国民の皆様から納得していただけるような適正な運用の仕方、そして報償費そのもの自体の持つ性格...全文を見る
○田中国務大臣 済みません。  外務省改革要綱を発表いたしましたのは六月以降でございまして、正確には六月六日でございますが、報償費の支出は、十万円を超える案件は副大臣決裁でございまして、さらに副大臣の判断にて必要に応じて大臣決裁ということにいたしております。
○田中国務大臣 お答えする前に、官房長は何か今内閣委員会だそうでございまして、私、今、官房長が答弁するというふうなことで、ほかの委員会から吹っ飛んできましたので、ちょっと申しわけございませんでした。  報償費の執行でございますけれども、報償費をその目的にかなうものに使用して、そ...全文を見る
○田中国務大臣 それは、先ほど冒頭に申し上げましたけれども、全体を見ましたところで、効率的に節約もしながら使用するという観点から、そのように計算をいたしました。
○田中国務大臣 十四年度の予算でございますけれども、これは概算要求におきまして、これから申し上げるような措置を行っております。ちょっと読み上げさせていただきますけれども、第一番目には、近年、ある程度定型化といいますか、定例化といいますか、そうしているもののうち可能な場合には、報償...全文を見る
○田中国務大臣 御意見としては承りました。  ただ、このプール金のことが表に出ましてから、外務省の改革要綱にもございますけれども、やはり外部の、客観的な第三者に入っていただいて、トータルで外務省の支出に関してということももちろんありますけれども、監察査察制度を立ち上げまして、園...全文を見る
○田中国務大臣 私、それにお答えする前に、このプール金の話を聞いておりまして、プールするということは、とにかく、この間の官房長が記者会見でも発表しておりましたので世間の方は御存じなことですけれども、官房長の言いぶりからいきますと、どうしてプール金がこういうふうな形でたまったのか、...全文を見る
○田中国務大臣 そうした御意見も踏まえまして、予算請求もしてまいります。  ただ、誤解があるといけません、舌足らずかもしれませんけれども、三分の二以上の、ほとんどというふうな言い方をせざるを得ないのかもしれませんけれども、部局がかかわっていたことにつきましては、個人でやった方は...全文を見る
○田中国務大臣 今委員御指摘のところが、まさしく一番時間が要しているところで、伝票がないところということのほかに、あったにしても目的その他、時系列的に調べていったりするのに時間が要しているわけでございますけれども、いずれにしても、プール金に関与した職員につきましては厳正に処分をす...全文を見る
○田中国務大臣 今、その点について調査しておりますので、ですから、なかなかすぐ発表できなくて、それも含めて、この間一たん、調査中と申し上げて中間報告いたしましたが、そこの点をもうちょっとお時間をいただいて、正確を期したく存じます。
○田中国務大臣 開きがあるかどうかよりも、今副大臣と確認いたしましたが、私どもも忙しかったことがありますが、十六日に省内でそういった説明会を、課長補佐以下とおっしゃいましたか……(大森委員「課長補佐以上です」と呼ぶ)課長補佐以上に対して説明、そういうことがあったこともちょっと私ど...全文を見る
○田中国務大臣 ここに役所が用意した回答書はございますけれども、私は、そういうふうな廃止、過去二回したという話は今初めて伺いましたし、副大臣も先ほど十六日に説明会があったということも御存じなかったと確認していますし、副大臣も過去二回もあったことを御存じであったかどうかはわかりませ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、最後の、ファイナルの状態が掌握をできておりませんので、残念ながら、慎重なお答えしか今の段階、本日はできませんけれども、委員のお気持ちをよく拳々服膺いたしますし、また、委員長の御指導も仰ぎながら、省に持ち帰りまして取り計らいたく存じ...全文を見る
○田中国務大臣 報告を受けておりますことがほとんどでございますし、ただ一つ、先ほどの、課長補佐以上を集めて云々、カビのように蔓延している云々というような話があった。そういうことについては全然聞いていませんでしたので、私ども、大臣、副大臣はちょっと驚きましたけれども、それ以外は聞い...全文を見る
11月22日第153回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答え申し上げます。  アフガニスタン情勢につきましては、国連PKOが設立されることになるかを含めて、流動的な状態にあります。  我が国といたしましては、国連を中心としたアフガニスタン和平への取り組みを積極的かつ主体的に支援していく考えですが、具体...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 赤嶺議員にお答え申し上げます。  PKOの実態に関する政府の認識につきましてお尋ねがございました。  冷戦後、紛争解決における国連の役割が見直されて、国連PKOへの期待が高まりました。他方、国際社会が対応を迫られる紛争の多くが、国内紛争、または国内...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  ECでございますとかそれから豪州ですとか、それからアルゼンチンが、例えば日本が国内価格として用いた指標ですけれども、これが実際の国内価格を反映しているものかどうかということにつきましてより明確に我が国が説明するように求めてきてお...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) もう委員御案内のとおり、このセーフガードは緊急避難的なものであって一時的な措置でございました。それは言うまでもなく日本が、輸入の増大によって国内産業が損害をこうむらないようにということでございましたけれども、この発動の検討に当たりましては、WTOの協定...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、委員は米国のスーパー三〇一をお出しになりましたけれども、これもまさしく国内法に基づいて対抗措置をとるということでありまして、今中国もそういうふうな論拠ではないかというふうな御指摘だと思いますけれども、中国はいわゆる自動車ですとか携帯とかあるいはエア...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この会議には私は欠席しておりまして、逐一、副大臣が全部御存じですので、かわりに詳しく答弁をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本からパキスタンへの経済協力の現状ということは、御存じでいらっしゃると思いますけれども、きょう私がパキスタンに伺わせていただきますのも、今まさしく委員がおっしゃったような点につきましてしっかり行って情報を得て、そして分析をしてこなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 厳しくと申しますか、言葉が適切かどうかわかりませんけれども、正しい認識と信頼関係を築くということをも大切だというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変貴重な御指摘だというふうに思います。  やっぱり全体的な戦略の見直しが必要であるかどうかも含めて、多分情勢も変わってきていると思いますので、やっぱり冷静に分析をして、むだのないように、効率的に、透明性を持って支援ができるようにという基本的なところ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アフガニスタンについても重点化とか効率化ということを図っていくと、そういうことはしなければならないわけでございますけれども、アフガニスタンの復興支援に向けた国際社会の動きはまだ始まったばかりで、変化が非常に激しいということは御存じだと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そうしたことも踏まえながら、また閣内でも検討をしていかなければというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、空爆のことでありますとかあるいは偽装投降ではないかとかいろいろなことが、意見があるということもおっしゃっておられましたけれども、日本の関与ということに絞り込んでお答えすれば、新政権をこれからアフガニスタンで樹立するためには世界じゅうが、やはり一つの...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大分前から先方は二十六日ということをずっとおっしゃってくださっていまして、時間等は今現在の時点ではわかりません。きょう午後連絡いただけるか、あるいは現地に着く前か、今この時点ではわかりませんが、二十六日ということは決定いたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本の政府といたしましても基本計画ができ上がっておりますし、それからアフガン情勢が先ほど委員もおっしゃっているように非常に大きく変化をしてきておりますから、そうしたトータルな環境の中で日本が、簡単に平たく言えばですけれども、日本が何ができるかということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一九五一年に国交樹立をして以来、中国とパキスタンの関係は極めて良好で、そして、朱鎔基首相のパキスタン、最近の訪問によりましてさらに二国間の関係は強化されたというふうに承知いたしております。  あの九月十一日の例のニューヨークで、それから引き続き起こっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この夏にハノイでARFの国際会議がございまして、中国からも唐家センさんが来られましたし、ASEANの国々の外相が来られたんですけれども、私もそこでベトナム政府の要人、それからミャンマーですとかそのほかもそうですけれども、遠く日本で、私なんか外務大臣にな...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 中国に対する経済協力でございますけれども、中国のこういう目覚ましい経済発展、内陸部が貧しいということはわかりますが、しかし、従前に比べて本当に目覚ましい発展をしていることはもう世界じゅうがわかっておりますから、中国みずからが実施できることはみずから実施...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まあそういう意味では。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今まで日本のODAが戦後賠償というニュアンスであったかどうかということはわかりませんけれども、日本が援助を中国国民に広く、日本の援助が中国の一般の国民の方に広く知られているということは日中間の相互理解を深める上では重要でありますけれども、そしてまた日本...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、この秋のニューヨーク・タイムズの記事を念頭に置いておっしゃっているのでしょうか、と思いますけれども、米中双方とも、その報道自体は明確に結果として否定をしているということをまず事実として御認識いただいた方がいいというふうに思います。  それから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 核に対する脅威は、日本は世界唯一の被爆国でもありますし、いずれの国でありましても私はCTBTの批准というものは求めていきたいと思いますし、着任後もそうした発言を公の場でも海外でもいたしておりますので、相手がどこの国であろうとやはりそれは基本的に考えは変...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もまさしくそこのところは外務大臣としてポイントだというふうに思っておりまして、米中が、先ほど来申しましたように、協調してくれること、平和的に共存すること、これはこの地域も日本も世界のためにもよろしいことでありますから、そういう方向に行くように日本の対...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 毎日、人民日報の一面を私は見ているわけでもないんですが、委員のおっしゃっていることを踏まえますと、中国が新疆ウイグル自治区における独立運動を国際テロの一部とみなして、中国だけではなくて周辺地域全体の平和にとって脅威であるというふうに表明していることにつ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変、海野先生、よく分析なさっていてくださって、私はそういう議員がおられることを大変ありがたいと思いますし、アドバイスも今後適切に、適宜適切にこうした場以外でもアドバイスいただきたいと思いますが、私もそうした問題意識を持っております。  と申しますの...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員のお言葉をかりますと、北朝鮮は悩ましい存在であるとおっしゃいましたけれども、悩ましい存在でなくするために私どもがどのような外交努力をするかということが外交の主眼だと私は思っているわけでして、もう委員おっしゃるとおり、あらゆる形態のテロ及び、北朝鮮が...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 情報は細かくいろいろございますけれども、トータルでやはり情勢を注視していくということでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、財務委員会といいますか旧大蔵委員会というか、そちらでも大きなテーマになっているというふうに思いますし、財務大臣の頭痛の種の一つであろうというふうに私は推測をいたしておりますけれども、今、朝銀に対する資金の流れでありますとかあるいは送金の問題、い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、北朝鮮のこの米支援は、もちろん安全保障上の脅威が、テポドンの発射があったり拉致があったりする中で、隣国でもありますし、悩ましい存在でなくするための努力、それと米、日本は余剰米があってどうするかということについて私も農林水産委員会でかつて質問させて...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっとお待ちくださいませ。  余り細かいことはコメントができませんで、その会議の中身について、しっかりやっぱり参画をしながら、情報を収集しながら、日本の、最近の日朝関係などの現状を踏まえて今後の見通しについても意見をもちろん言っていくということは当...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) また、分析をいたしまして、御報告できることはさせていただきたく思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) あの日はハラジ外務大臣との食事会がたしか七時に設定されていまして、三時から六時半まで委員会が続いておりました。六時半から七時まで移動やそのほか、条約が通ったからごあいさつ等で時間が非常に立て込んでいましたけれども、結果としてイランの外務大臣に、ハラジ外...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 部内での一々のやりとりでございますので、申し上げることは差し控えさせていただきたく存じます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 毎回同じお答えでまことに申しわけございませんけれども、部内での一々のやりとりにつきましては申し上げることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 審議中断になりまして、委員長ほか理事の皆様、先生方に御迷惑をおかけいたしましたことに対しまして、心からおわびを申し上げます。  それで、佐藤道夫民主党の委員にお返事を申し上げます。  結果としてイランの外務大臣ハラジさんに御迷惑をおかけしたとすれば...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 特段、普通の日本語として使わせていただきました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 言葉が不勉強でまことに申しわけございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 御指摘の政務秘書のことがございましたけれども、これは十一月一日に内閣に対しまして所要の申請を行いまして、外務大臣の政務秘書として発令を受けておりますということを御報告申し上げます。  それから、決意でございますけれども、非力では、浅学非才ではございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 吉岡先生は多分関税化には反対でいらっしゃるというふうに思っておりますけれども、今度のWTOの協定の農業部分につきましては、確かに日本にとっては厳しいものであるということについては異論がございません。特に私も米どころ新潟でございますし、また、政府といたし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 決して農業分野に打撃があってもいいとか、あるいは犠牲にしておこうというふうな考え方で言っているわけでは絶対に私はないというふうに信じております。  そして、やはり生産農家の原点、そして今のような残念ながら宙ぶらりんな状態で、農家が固定収入を得られない...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 簡潔に申し上げますけれども、日本とパキスタンの投資協定が継続審議になった理由でございますが、政府は本協定を本年の第百五十一回通常国会に再提出しておりましたが、国会審議の日程によりまして継続審議となったというふうに承知をいたしております。  また、今国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一九九八年五月にパキスタンが核実験を行ったことは遺憾なことだというふうに思っております。そして、現在、ここ三年間にわたりまして核実験のモラトリアムを継続しておりまして、今後ともこれを継続するということを表明をしております。パキスタンは、核とミサイル関連...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 繰り返しになって恐縮ですけれども、CTBTの署名を含む核不拡散上のさらなる進展を粘り強く求めていかなければなりませんし、私もこの間のサッタルというパキスタンの外務大臣に対しましてもそういうような申し入れもいたしておりますし、そのときにパキスタンは、CT...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 正確には理解しておりませんが、最近の情報はちょっと今調べますが、今私は正確にはわかりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは間違いがあるといけませんから、もう委員御存じのことと思いますけれども申し上げさせていただきます。  米軍による日本への核兵器の持ち込みということでございますけれども、日米安保条約第六条の実施に関する交換公文に基づきまして事前協議の対象となってお...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 読んだことはございませんけれども、その本を手にして説明を受けたことはございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 歴代の総理、外務大臣が明確に事前協議に関しましていかなる密約もないということを述べていると。これ述べたということも事実でございますし、またこの若泉敬先生のこの本、これも私、時間があるときにぜひ落ちついて読みたいと思っておりますけれども、そうしたことをす...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、これは根本的に、日米の安全保障、日本の安全保障はどうあるべきかということについて諸先輩がずっと議論をしてこられて、日米同盟があって、そしてその中で沖縄のいろいろな問題、一番大田先生が御存じの実態がある。その中にあって、核持ち込みについては、やっぱ...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○田中国務大臣 三泊四日でしたけれども、今おっしゃった政府の要人、それから、ムシャラフ大統領だけじゃありませんけれども、外務大臣、大蔵大臣、内務大臣と食事もしながら会談ができましたし、それから、あとは国際機関、UNHCRでありますとかユニセフの方と、非常によくお話を伺えました。そ...全文を見る
○田中国務大臣 大統領との話は、基本的にはCTBTの話と、それから、あちらがおっしゃったのは、インドが絡みましたカシミールの問題、そうした話と、それから債務の話がありました。いわゆるパリ・クラブの話がございました。それから、もちろん日本からの三億ドルの無償資金協力についてのお礼を...全文を見る
○田中国務大臣 そこがまさしく私が一番確認したいと思っていたことでありまして、時系列的に、九月十一日以降のことについて、私は、アングイッシュという英語の言葉、すなわち、心の葛藤というか懊悩しておられて、こういうアフガン事件が起こって以降、パキスタンの大統領が大変なお立場になったと...全文を見る
○田中国務大臣 アフガニスタンの問題につきましては、御存じのとおり動きがあって、国連の努力というものを今後強く支持していくということではお互い意見が一致しましたし、そして、ブラヒミさんの意見というものを尊重していかなければならない。  パキスタン側は、日本で来年の一月末に開催す...全文を見る
○田中国務大臣 地元の新聞を見ておりまして、そのクンドゥーズの問題についても見ておりましたけれども、やはりブラヒミさんとの話になるわけですが、そのときの戦況の一々のこともありますが、和平をめぐる動きについては、ドイツで開かれる、先ほどの繰り返しになりますけれども、ブラヒミ特別代表...全文を見る
○田中国務大臣 渡辺先生おっしゃるとおり、私はずっとアフガン問題が起こってから、地政学上、パキスタンは極めて要衝になるし、フロントラインの国家になる、第一線の国家にならざるを得ない立場にあるなと思っておりましたから、ああいうふうに申しておりました。  国会の都合等がございました...全文を見る
○田中国務大臣 これはあの地でいろいろな意見を聞いてみますと、資金援助、人的援助、技術援助、いろいろなことがあると思うのですけれども、これというのはないですね、一つということは。  ということは、アフガンの人たちがそういう意見を、特にユニセフの方とかUNHCRの方が言っておられ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど着いて、空港から直接来たばかりなものですから、頭がちょっと混乱しておりますけれども。飛行機ばかり乗って、人工衛星みたいにぐるぐる回っていたものですから。  要するに、国連がというお尋ねにぴったり合わないかもしれませんけれども、やはり一つ一つの命を大事にして...全文を見る
○田中国務大臣 九月十一日以降も以前もそうですし、現在もそうですけれども、部局内での会議というのは頻繁にやっております。テロのことだけではございません。それから、官邸にもやはり、特にテロ特措法なんかありましたときには、集中的に事務方が呼ばれていって各省庁との打ち合わせをするという...全文を見る
○田中国務大臣 タイムラグがあることはありましたけれども、基本的なラインのことはちゃんと報告も聞いておりますし、相談を受けております。
○田中国務大臣 非公式な話を柳井さんとアーミテージさんがして、その報告を藤崎局長から聞いたか、柳井さんから電話であったか、あのときは結構忙しかったんですけれども、その中で直接聞いたのではなくて、何かマスコミの中で、メディアの中でショー・ザ・フラッグという言葉が出てきたなというふう...全文を見る
○田中国務大臣 このテロだけじゃありませんけれども、そもそも内閣として最も理想なことは、これは経済のときに竹中先生もおっしゃっていて、一、二回やったことがございますけれども、経済の方向性とか、それからこうした外交防衛の問題もそうですが、やはり各閣僚、総理もお忙しいんでしょうけれど...全文を見る
○田中国務大臣 なかなか一言では言い切れない複雑な問題をたくさん包含しているというふうに思っておりまして、日本の国益とおっしゃっておられるんですよね。それはなかなか、これが国益にかなうからできる、する、かなわないからできない、しないということではないというふうに思いまして、言って...全文を見る
○田中国務大臣 このシャムシャトゥーは、幾つかある難民キャンプの中でもすぐれた方の施設で、もっと大変なところもあるやに伺っておりますけれども、そうしたところでありましても、医療器具が、分娩台が一つありましたし、あとは、あれは何でしたかね、超音波ではないし何かそうした機械が一つあり...全文を見る
○田中国務大臣 現状はもう難民の医療活動というものは、一般的には、受け入れ国の政府ですとか、それからUNHCRとか赤十字ですね、ICRCなどの国際機関、それから民間のNGOが現地の状況に応じてそれぞれ実施をしておられるというのが実情ですが、PKOのかかわりはどうかということになり...全文を見る
○田中国務大臣 はい。日本政府が各国に派遣しておるものでございます。
○田中国務大臣 ちょっとこれは、私も十二分にまだ今勉強ができていませんので、役所から今聞いたところでございますけれども、人為的な災害と自然災害で、今委員がおっしゃったのは自然災害だけに限られているということですが、これは、私今、飛行場から着いて、途中で渡された質問でございまして、...全文を見る
○田中国務大臣 基本的にはおっしゃるとおりだと思いますし、私は、緊急援助隊の方と、この間表彰式も外務省でいたしましたので、そのときにもいろいろ現場の声も聞きましたけれども、今後、アフガン難民を初めとして難民医療分野での支援策を検討するに当たっては、国際緊急援助隊それから医療チーム...全文を見る
○田中国務大臣 確かに、この間私が外務省で表彰しましたときも、四、五十人おられたかと思うのですけれども、皆さん大変生き生きとしておられて、あの方たちの意見を聞いていても現在も機能しているという感じはいたしましたけれども、しかし今、今野先生の御指摘を受けまして、やはり今後、人的な、...全文を見る
○田中国務大臣 一月末の会議をおっしゃっているわけですよね。これはまだ決定していないというふうに存じますけれども。
○田中国務大臣 一言申し上げさせていただきます。  力強い応援をいただきましたし、また御趣旨もよく理解できましたので、そのような方向に行くように各党挙げて、違う方向に行かないように御指導いただければと思います。要するに、いろいろな経緯もありますので、九六年から日本がアフガンの枠...全文を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  ブラヒミ・レポートでございますけれども、PKOの要員は和平合意の約束に背いたり、その他暴力によって合意を損なおうとする者に対しては強力なROE、ルール・オブ・エンゲージメントですけれども、それをもって自身、他の要員及び任務を守ることができな...全文を見る
○田中国務大臣 平和活動の改善それから強化は、国際の平和と安全にとって重要な意義を持つということはもう基本でございますけれども、これらの勧告、提言を真剣に受けとめて、議論に積極的に参加をして、可能な協力は実施していくという考えでございます。  また、ブラヒミ・レポート、報告にお...全文を見る
○田中国務大臣 東ティモールにつきましては、今現行のPKOに基づいて派遣の準備中でありまして、ブラヒミ・レポートにつきましては、日本のPKOにとって長期的な課題として検討できるということでございます。
○田中国務大臣 アフガニスタンでの情勢に、アフガニスタンだけに限って申しますれば、国連のPKOが設立されることになるかを含めて、極めて流動的であるというのが今実態でございます。
○田中国務大臣 いろいろのケースを想定なさっていますけれども、仮定の問題でございますから、今おっしゃっている個別具体的なことについては、その状況を踏まえずにお答えするということは適当ではございません。
○田中国務大臣 基本的には今申し上げたことでございますけれども、あえて申し上げますれば、周辺事態法が適用されるか否かにつきましては、法律の目的に照らして考えるしかないということでございまして、周辺事態法は御存じだと思いますので繰り返しません。
○田中国務大臣 基本は先ほど来申し上げていますように、具体的なことが、個別なことが起こっておりませんから申し上げられませんけれども、周辺事態法というのは、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどフィリピンのケースをおっしゃいましたけれども、政府としては、関係の法律の目的を踏まえて、我が国としてとるべき措置について主体的に検討していくということになるんですが、具体的には、今回のテロに関連していればテロ特措法を使うということは申し上げるまでもありません...全文を見る
○田中国務大臣 これにつきましては、私も出発する前の閣議後の記者会見でも何度も申しておりまして、チャーター便というのはコストがかかりますので、何とか安いといえば普通のコマーシャルラインで行けるようにということは記者会見でも言っておりまして、結果としては、同行の記者さんも一緒にチャ...全文を見る
○田中国務大臣 これは、私が行きます前に、アジズという大蔵大臣が外務省にお見えになりましてこうした話もなさったんですけれども、そのときと同じことを今回もパキスタンで繰り返しました。  すなわち、日本の経済状況が非常に厳しいということ、失業率が上がっていて、経済的な先行きが大変暗...全文を見る
○田中国務大臣 人の尊厳、それから人の善意、言い尽くせませんけれども、未来を信じる力といいますか、そうしたものを感じました。
○田中国務大臣 百八十九だと思います。
○田中国務大臣 これはもう簡単なことで、ふやす方がよろしいと思いますし、日本はもっと積極的に当然関与していくべきであろうというふうに思っております。
○田中国務大臣 先ほどのお尋ねのときに、ほかの方のときに長期的な課題についてお話し申し上げましたけれども、ブラヒミ・リポートの箇所につきましては、これを受けました事務総長の実施計画におきまして、国連の考え方が明らかになっております。  事務総長は、武器使用に関するブラヒミ報告の...全文を見る
○田中国務大臣 今般の国際平和協力法の改正につきましては、折あるごとに近隣諸国にも説明もしてきておりますし、また今後も当然していかねばならないというふうに思っております。  今現在、反応を示してきておりますところは、今委員のおっしゃった中国なり韓国ということがございます。やはり...全文を見る
○田中国務大臣 まさしく委員がおっしゃっているような状態で、タリバンがどこまで追い詰められているか、それからUBLがどうなるかというふうなことはあって、やはり軍事上のことでアメリカプラスイギリス等がその辺のことをやっているわけですけれども、治安の維持、先ほど来、午前中からずっと申...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 来年の五月で沖縄復帰三十周年で、西銘順治先生と私の父は多分同じころに活躍をし、そしてまた御子息と私が復帰三十年を迎えるころにこうして討論をさせていただけることを大変感慨深く思います。  そして、テロと観光との話でございますけれども、沖縄の基幹産業であ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 普天間基地には、数年前に沖縄タイムスから講演依頼をされましたときに、希望して普天間基地と南西基地と両方参りまして、なるほど市街地の真ん中にあって、なかなか難しい問題を抱えているであろうということは、実際にこの目で視察もいたしましたし、中から、司令塔とい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 七億八千万もの税収になるというのは、これは大変すごいことだなと思って認識を新たにいたしましたけれども、この御質問を受けて私も、けさしかこれは勉強する時間がありませんで、きのうも一日、終日、パキスタンから朝帰ってきてから直接国会へ来まして、時間がなかった...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃる趣旨はよくわかりますが、やはり中身の問題をよく詰めて、相手のあることでございますし、日本のトータルな安全保障とはどうあるべきかということも考えながら、沖縄県だけに重い負担をおかけしていいなんてだれも思っておりません。そうした中で、もう一度胸襟...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 喜んで。
○国務大臣(田中眞紀子君) 尾身大臣と私との、尾身大臣からは、大先輩ですからこれからまたるる御説明があると思いますけれども、私ども外務省として、また私が基本認識で思っておりますことは一貫しております。すなわち、四島の帰属の問題を解決して、その後に平和条約を締結するということに尽き...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、伊達忠一委員がおっしゃいましたのは、国家安全に関する公聴会でのことをおっしゃっておられますんですよね。これでは、領土問題に関する譲歩を厳しく否定するという趣旨のロシア政府及びロシア議会等に対する勧告が採択されたというふうに承知はいたしております。そ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ビザなし交流につきましては、御許可がいただければ、実態をよく承知しております事務方からちょっと御説明をさせていただいてよろしゅうございましょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、今、尾身大臣は国としてとおっしゃいましたが、さらに申しますれば、省庁の縦割りで動かなくなっているものもかなりあると思います。北海道も沖縄も、特にこの沖北でお話を聞きますと、もっと意思の疎通があればスムーズにいくと思うことが多々ございますので、そう...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 三条のA、環境問題についてというふうなことだというふうに思いますけれども、これにつきましてもいろいろな御意見が出されておりますけれども、運用の改善ということに、より機敏に対応していくということが合理的でありますし、そして運用の改善努力もしております。 ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) しゃべらせてください。
○国務大臣(田中眞紀子君) 一言。局長たちも……
○国務大臣(田中眞紀子君) すぐ終わります。  これは本当に事務方も長い間、外務省の方たちも苦労しておられまして、非常に機微な問題でもありますから声も小さくなるし、非常に慎重を期しているわけでございまして、別に私がプレッシャーをかけているわけでもなくて、これはやはりいろいろな問...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど参議院本会議で川橋議員からお尋ねがございましたけれども、報償費のみならずプール金のこともお尋ねがたしかあったというふうに思いますが、この一月、私どもが着任する前の段階から引き継いでおりますこうしたいわゆる残念ながら外務省不祥事ということ、松尾事件...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今月内で結構でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 本日、参議院本会議場で申し上げたことに尽きますけれども、調査の終了次第、関係職員は厳正に処分する所存でございまして、特定個人が私的に使用したケースにつきましてはその額の返還を求めるとともに特に重い処分を行うという方針でございますが、基本的にはきょう参議...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほど来申し上げておりますように、今月内に発表をさせていただきますし、こうしたことが本来の外交の手足を縛るということが一番迷惑だと感じているのは私でございますし、そうなってはならないということも一番思っておりますので、十一月中に御報告を申し上げます。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、結論を一言で言えば、幅広い分野で協力をしていくということであって、いずれがいずれということではないと思いますけれども、ロシアとの関係につきましては、平和条約の締結、経済分野における協力、国際舞台における協力という、この平和それから経済と国際舞台...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 何度も何度も繰り返しますが、四島の帰属の問題を解決してから平和条約を締結するということが基本でございまして、これは一貫しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) もちろんそうです。
○国務大臣(田中眞紀子君) 結論として、四島の帰属の問題をはっきりしてからということになります。
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、一括であるとか別にとかではなくて、四島の帰属の問題を、その点を明らかにしていくということです。
○国務大臣(田中眞紀子君) 同じことを繰り返して申しわけございませんけれども、四島の帰属の問題を解決して後、平和条約を締結するというこの主張は一貫いたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、ことしの六月の経団連の、委員は経団連の職員をしていらっしゃったというふうに伺っておりますけれども、そのミッションのことをおっしゃっておられますでしょうか、そのフォローアップということでしょうか、質問の趣旨は。
○国務大臣(田中眞紀子君) これですと、今井経団連会長を団長とする政府派遣の経済使節団、約二百名だったというふうに存じますけれども、その方々の参加を得てロシア各地を訪問し、手分けをして回られて、そして最後にモスクワに集まられたというふうに聞いておりますけれども、プーチン大統領を初...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そして、続きを申し上げます。ちょっとお時間をください。
○国務大臣(田中眞紀子君) いいえ、短くできないんですね。正確に申し上げます。  この訪問の際に提起された貿易投資促進機構につきましては、貿易経済日ロ政府間の委員会の枠組みのもとで十月二十五日に行われました貿易投資分科会において意見交換が行われたとの報告も受けておりまして、十二...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それについてまさしく討論もすると思いますし、民間のことについて余り政府が口を挟むこともできないと思いますけれども、いずれにしても、その十二月一日のときにそうしたことを検討して討論するということでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 北方領土についてあらゆる角度から調査をしておくということは極めて重要であると思いますけれども、各方面と意見交換や調査研究の依頼を行っているというところでございまして、その内容を明らかにするということは、ロシア側との機微な問題もございますので、差し控えさ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いろいろな方面と意見交換をしたりいたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) その点、私も事務方によく聞きましたら、ロシアは伝統的にこの地域で大型トロール船を使っていて、なかなか日本のような小回りのきくものにしないということがあるらしゅうございます。  そして、その中で、今、副大臣もお答えしたように、やはりその資源量が減ってき...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 平成十一年末の閣議決定でございますけれども、これにおきましては、地元の要請を踏まえて、普天間飛行場の代替施設について軍民共用飛行場を念頭に整備を図ることとして、SACO最終報告における普天間飛行場移設に伴う機能及び民間飛行場としての機能の双方の確保を図...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今申し上げましたことに引き続きまして、こうした今のSACOの合意の方針ですが、これはSACOの最終報告の趣旨に沿ったものであると考えております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 今おっしゃったとおり、二千六百メートル及び埋立方式というものも追求していますし、軍民共用とするということは、これは当たっておりますけれども、地元の要請を踏まえてやるということになっております。
○国務大臣(田中眞紀子君) ここに平成八年十二月二日のSACO最終報告書を持っておりますけれども、これは二千六百メートルであり、これは今現在ですね、やっておりますのは、そして埋立方式であり海上も含むということでありますから、これに沿っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) SACOの趣旨を踏まえまして、地元からの要請、地元の議論というものを踏まえながら今継続してやっているということでございまして、SACO最終報告を着実に実施するに当たって地元の意見を尊重し、頭越しには行わないというのが今の政府のスタンスでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 繰り返しますけれども、SACOの趣旨を踏まえまして、そして地元における議論を大切にしながらやっているということでございます。地元の意見を無視して頭越しには行わないということであります。
○国務大臣(田中眞紀子君) 申し上げる前に、先ほどのSACOとの関係ですけれども、SACOはSACOでありますし、このまた附属文書等もありますが、やはり選挙で沖縄県の方が知事を選ばれて、その知事のもとで県民の皆様の意思というものがあって、そこで先ほどの滑走路の話等も出てくるという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そのアメリカの会計検査院から出たものは読んでおりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) 平成八年十二月に発表されました沖縄に関する特別行動委員会最終報告において、その移設を条件に全面返還が盛り込まれたものでございます。  そして、政府の見解は、先ほど尾身大臣もおっしゃいましたんですけれども、現在、埋立工法を含む代替施設の工法、具体的建設...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 一九九六年の十二月二日に日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2ですけれども、これでSACOの最終報告というものが承認されています。  これは、アメリカとの政治的な、日本政府が、重要な話だと。いわゆる条約ではありませんけれども、アメリカとの関係にお...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) SACOの最終報告が重要であると、これは日本とアメリカとの関係において重要であるということを申し上げております。
○国務大臣(田中眞紀子君) そうは申し上げておりません。  何度も申し上げてお気に召さないかと思いますけれども、これは重要でございますので、アメリカと日本政府の間で交わされた大変重要な事柄でありますので、これを尊重しているということを申し上げております。
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、SACOに対して、SACOを誠実に私どもは実施しております。なぜかというと、アメリカと日本との間でこうしたものが成立しております。  そして、何度も、三度目、四回目になりますが、代替施設協議会を通じて地元の県民の皆様の声を聞いております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、大田さんはもう地元でいらっしゃる、知事をやっていらっしゃいましたから大田委員は御存じでいらっしゃいますが、今このこと、一九六六年のキャンプ・シュワブに三千メートル級の空港をつくろうとした話ということは、知事ほど詳しくはわかってはおりませんし、また...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 七つでしょうか。
11月28日第153回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 川橋議員にお答え申し上げます。  アフガニスタンの情勢は依然として極めて流動的であり、北部同盟側が北部におけるタリバーン側最後の要衝クンドゥーズ市をほぼ制圧した模様である。その一方、タリバーンの本拠地でありますカンダハール及び同市周辺では依然として戦...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○田中国務大臣 江崎先生の御紹介もありまして、今月の七日に、岡崎知事さん初め関係者の方が陳情に見えました。  私はほかの公務で時間がかち合いましたものですから、細かいことの陳情につきましては副大臣がお受けくださったのでお答え申し上げますけれども、私も、そうした苦情が多いというこ...全文を見る
○田中国務大臣 今おっしゃっている代替訓練の施設でございますけれども、できるだけ多くのナイト・ランディング・プラクティスが硫黄島で実施できるように働きかけてまいります。  それから、メガフロートにつきましては、まさしく私は、六年、七年近く前に科学技術庁長官を拝命しておりましたと...全文を見る
○田中国務大臣 随分長い間このショー・ザ・フラッグという問題について報道もされていますし、委員会でも言われておりますけれども、非公式で柳井前駐米大使がアーミテージさんとお会いになった。そして、その結果も私は報告を受けましたけれども、そのときの報告では、そのショー・ザ・フラッグとい...全文を見る
○田中国務大臣 今回パキスタンに行きまして、まさしくそのアフガンの問題及びアフガン周辺国家のサポートといいますか、今委員がお尋ねのようなことについて話をいたしました。  その相手は、ムシャラフ大統領初め、外務大臣、大蔵大臣、内務大臣でございまして、一緒に会談を長時間持っていただ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほども委員会がございまして、衆議院安保委に先立ちます参議院での会議でも、まさしくこのイラク攻撃、今もちょうどそういうふうなことが報道されておりますので、可能性につきましていろいろ言われております。  要するに、米政府が軍事行動、いろいろ確かに、大統領とかパウエ...全文を見る
○田中国務大臣 仮定の問題、また月並みで申しわけございませんけれども、予断を持って今の段階でコメントすることはちょっと難しいと思います。
○田中国務大臣 これは大変重要なことでございますのでちょっとお話しさせていただきたいと思います。総理が下さった、きのうでしたか、おとといでございましたか、それはこうおっしゃっていたんです。  それは、私もメディアにも言っておりますが、一部分しか報道されていませんが。私がパキスタ...全文を見る
○田中国務大臣 反論なんかではありませんで、私はむしろこうした機会をいただけて、本当に国会の終盤でありがたいと思って感謝をいたしております。  それは、例えば十一月にしても、ことしの一月の松尾事件が起こってから一年になんなんとしている中で、えらく頻繁に毎月異動があります。それは...全文を見る
○田中国務大臣 バブルが終わっておりましたので、かなり厳しいと思いますけれども、私は財政担当ではございませんけれども、経済財政諮問委員会とか、閣僚としてそうした経済の見通し、分析の会に出させていただいておりますし、私も、基本的な財政状態がよくなければ、いろいろな理想を言っても、外...全文を見る
○田中国務大臣 実は、私、このロシアのモスクワ大使館の新築については知りませんで、きょう藤島先生がお聞きになって、きのうどなたかほかの議員がほかの委員会でお聞きになる御都合だったのですが、時間の都合で聞きませんので、これは役所の答弁しかわかりませんで、今まだ設計段階かどうしている...全文を見る
○田中国務大臣 わかりました。これがどのようなプランで幾らかかるかということは、私は承知しておりません。  今のこの紙を見ますと、総工費について百億円もするとの報道があるということですが、実態が幾らの予算で、見積もりで、どうなっているかということも面積も一切存じませんので、先生...全文を見る
○田中国務大臣 本当にいい質問でございまして、もう委員がおわかりになっている状態で、結論を一言で言えば、今これを取りつける相手がいないということを申し上げざるを得ません。
○田中国務大臣 ちょっと付言させていただきますけれども、このブラヒミ報告の勧告の中で、PKO要員が武器を使用する原則を根本的に変更するものではないというくだりがありまして、すなわち、自衛のための最小限の武器使用というものは認めております。けれども、そういうくだりもありますが、日本...全文を見る
○田中国務大臣 オタワ条約は、御存じでいらっしゃると思うんですけれども、日本はオタワ条約の普遍化を図るということに大変重要性も持ってきておりますし、それから、対人地雷の禁止を国際社会の原則として確立するために一国でも多くこうした条約に参加をしてほしいということ、この条約の要するに...全文を見る
○田中国務大臣 PKO五原則の問題、それからテロ特措法の成立、そして、こうした世界の全体の中での日本の位置づけ、今おっしゃっているフィンランド、スウェーデン、北欧のスタイルもありますし、またアメリカとの関係もありますけれども、小泉内閣といたしましては、やはり基本姿勢をしっかりとし...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 一言ではなかなか難しいんですけれども、要するに、ムシャラフ大統領ほか外務大臣、大蔵大臣、内務大臣等の政府の要人と親しく長時間にわたってお目にかかって意見の交換をできましたこと、それからNGOの皆さんと、幾つものグループとお目にかかりましたし、それからU...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 役所や関係者の方たち、特に近隣諸国の外務大臣や国際機関の方たちがたくさん日本に来られていまして、役所でもお目にかかりましたし、電話でも、G8の方々はもちろんですけれども、極めて頻繁に意見交換をしております。したがって、そんなに情報のずれがあったとは思い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 日本は主体的に、もちろんアメリカの同盟国という面もありますけれども、それとは別にこのテロリズムを排除する、地球上から、そのために断固とした決意でもって、憲法の範囲内で、武力行使と一体化しない形で新しい法律もつくり、私たちは戦っていくと。地球上から根絶す...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 本当に、民主党さんからも久々にとても建設的な明るいお話を伺って、いやいいなと思いましたし、ぜひ私も最善を尽くして事情を許していただけるようにして現場に、やっぱり適宜タイミングというのが物事にはありますので、一番大事なタイミングに行かせていただけるという...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、現在、人事の凍結ということは申しておりませんで、私は一回しか着任以来、四月二十六日以来言っておりません。それは五月の八日から六月六日でございまして、これはフリーズと言った時期がありました。これ六月六日に終わっておりますけれども、それ以後につきまし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) いや、これ大事なポイントです。  それから、十二年も十六年たっても。そして、私はその一覧表を出してもらいました。三年を超えている人、五つのマークがつけてありました。それを手に入れるのにも時間かかりまして、いや、その中でこれはいじれない、理由もなくいじ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連の関係のその方では、実際に細かい肩書は後ほど委員のところにお届け申し上げますが、早くからワークして機能していてくださっております。  それから、五千人からいる人の個別の話をおっしゃっても、それ全部私が掌握してもおりませんし、そうではなくて、基本の...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アメリカが今後どのような行動に出るかにつきましては、予断をすることでございますとか、あるいは将来について、日本の対応について確定的に申し上げることはできませんけれども、アメリカとは緊密に連絡、情報交換もいたしておりますし、我が国はテロ特措法に基づいて対...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) もちろん、あらゆる本省及び在外公館等を通じまして情報収集機能は十二分にフル活動をさせてやっておりますけれども、さらに情報を収集するよう鋭意努力をいたしておりますが、その詳細がどうであるかということにつきましても、今の段階ではお答えは差し控えさせていただ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ですから、おっしゃるとおり、メディアももちろんありますが、米中央軍の発表というものももちろんございますから、同盟国家でございますので、したがいまして、そうした中央軍の情報もありますし、そのほか、在外公館や本省をフル稼働してあらゆる形で情報を収集している...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この間のパキスタンのケースを見ましても、沼田大使は頻繁に国際機関とも、NGO、例えばあの場合はJIFFでありますとかペシャワールの会でありますとか、それからジャパン・プラットフォームとか、そのほかかなり緊密に連絡をとっておられて、それはむしろそうしたN...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 橋本さん。
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変いいアドバイスをいただきましたので、早速御紹介いただければきょうにでもと思いますし、本当に草の根でそうしたことをやっている方、それから大きなあのワールド・ビジョンみたいに、大きな歴史もあって幅も広いというところもあるわけですから、積極果敢にそうした...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今のうちのことは余り全部承知しているわけじゃございませんけれども、私はやっぱり軍事攻撃が拡大する、対象が拡大する、これは委員が先ほど来危惧しておられると思うんですけれども、そうしたことが杞憂に終わればいいというふうに思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 文明の対話をする英知をそろそろ人間が持つべきであると、要するに違うものを違うとして認め、それらと共存する知恵ですよね、そういう精神的なゆとりと、そういうものを求めているのに、それを求める手段として文明の衝突というかそういうものに訴えざるを得ないというん...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このODA予算の三億ドルの無償資金援助でございますけれども、これは大変重要なところですからゆっくり申し上げさせていただきますけれども、今回のテロとの戦いにおいてパキスタンの安定と協力というものは極めて重要であるということは、先ほどほかの委員のときに前線...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 成果というものはやはり時間がたつと思いますし、この後どのような変化が起こるかということは、本当に今の時代予断を許しませんけれども、今の短期的視点で申し上げれば、先ほど冒頭の、最初の質問をなさってくださった委員の方に申し上げましたように、やはり現場をよく...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 会談でテーマになったかどうかということで、失礼しました。  ムシャラフ大統領との会談、約五十分近くやってくださいましたけれども、そこでは今後二年間程度にわたる三億ドルの無償資金協力と我が国の追加的な経済支援を直接伝達いたしました。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務大臣とそれから大蔵大臣が食事に呼んでくださって、その前に会談がございましたんですが、長期の会談をした後、また長い時間かけてお食事を、ラマダン中であるにもかかわらずお呼びくださって、その食事の会の席で投資の重要性について具体的な話をいたしましたけれど...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 以前から日本はアフガニスタンの安定のために取り組んできておりますし、またそうした機会も、役所の方が行ったり来たりしながら連絡をとり合ったりもしてきておりますことは以前から御報告もしているとおりでございまして、こうして一月末に、東京かどうかわかりませんが...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、この時間帯の情報では日本でしか承知いたしておりません。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは内閣で総合的に検討をして、早目に決定をするべきだというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 臨検につきましては、国際法上配慮されていないということは御存じでいらっしゃるというふうに思いますけれども、個々の船舶の検査の措置については事実関係を詳細に承知を今現在しているわけではございませんで、日本といたしましては国際法上の評価について申し上げるこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 杉浦副大臣が申し上げたことに続けてということになると思いますけれども、やはり和平につきましては、ボンで四つの代表が出て会議をしていると思いますが、これもなかなか難儀をするだろうと思いますが、やはり、そうは申しましても、事の原点に立ち返ってしっかり話し合...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えします。  大島賢三、外務省から行っております国連の事務次長ですけれども、その方を通じて頻繁に情報交換しております。そして、おとといでしたか、お見えになったんですが、大臣室に、役所にお見えになったんですが、私がパキスタン出張から帰ってくるときと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変いいお尋ねだというふうに思います。  私は、十九世紀、二十世紀と、先ほどどなたか戦争の形態をおっしゃいました。二十一世紀というのは本当に最も、ミサイルのような、あるいは化学兵器といいますか、そうした極めて高度の科学技術的なものと、それとテロリズム...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) パキスタンです。
○国務大臣(田中眞紀子君) つらつら愚考しますに、そのことは私の心の中にもずっとありますけれども、やはり客観的に、現在の、現存する地球上の国家、政治、経済、文化、あらゆる面で見まして、アメリカの経済力、それをバックとした影響力というものは非常に大きいものがあるというふうに思います...全文を見る
12月03日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(田中眞紀子君) パキスタン訪問でございますけれども、今、続委員おっしゃいましたように二つのパイプもございますが、私はトータルで四つの方法を考えておりまして、一つは、今、委員おっしゃったムシャラフ大統領やサッタル外務大臣、アジズ大蔵大臣、それからハイダー内務大臣もおいで...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、もう理由の解明とか将来のことを申し上げる前に、外務省を代表する者として、本当に納税者の皆様に心から深くおわびを申し上げます。  その上で、私も、今、委員がおっしゃった額ですけれども、外務大臣を拝命する前から想像だにしておりませんでした。これは私...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もこの公金に対する問題、四月二十六日の着任以来いっときも頭から去りませんで、外交をあらゆる面で、きょうもTICADというアフリカから数十カ国の方が来られて今会議が進行中で、抜け出して伺ったのでございますけれども、おとといもロシアの副首相が来られたり、...全文を見る
12月03日第153回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(田中眞紀子君) アフガニスタンでの国連PKOについてのお尋ねでございますが、同国の情勢は、そもそも国連PKOが設立されることになるかも含め、流動的な状況でございます。  アフガニスタン情勢に関連する今後の我が国の具体的な対応につきましては、今ほど官房長官の答弁にもご...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連PKOと武力行使についてのお尋ねがございました。  PKOは、国連が世界各地における地域紛争の平和的解決を助けるための手段として、実際の慣行を通じて確立してきた一連の国連の活動であり、基本的に中立非強制の立場で行われるものでありますが、国連文書に...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 現在、イスラエル大使館等を通じまして鋭意情報を収集している最中でございます。けさもその指示を、改めて迅速にするように指示をいたしました。  現在わかっていますことは、イスラエル軍は現地時間の三日の夕刻、本邦日本では四日未明になります、パレスチナ自治区...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) PKOの参加要請がだれからどのように来るかというお尋ねだと思いますけれども、国連PKOへの正式な参加要請につきましては、通常は国連のPKO局から日本の国連代表部に対してなされております。  それから、PKO局は、国連事務──済みません。
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃるとおり、分担金滞納というものが国連の財政基盤を弱くするとして問題になったことがございますが、結論から一言で申しますと、アメリカが支払いましたので以前よりも改善されてきているということは申し上げられます。  それから、そうした中でも、PKOの...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、国連全体の財政が改善はされてきておりますけれども、そのような中で、今まさしく委員御指摘のように、PKOの改革に伴いまして諸経費というものも今後やっぱり増加していくだろうというふうにも思います。したがいまして、各国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃるとおり、国連の、国連というものの機能が多様化してきているということ、それから今おっしゃるように国別にやっぱりかなり極端な貧富の格差があるということ、富める方は大変大きな富を持っているということ。そして現実を踏まえると、やっぱり時代の変化といい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしくそのことが私もこの七カ月間近い中で感じていることでございまして、現在、TICADというアフリカ復興会議、きのう、きょうとやっております、それに参画し、そしてまた今回のアフガニスタン問題、それからチモールの問題もありますし、南米だって貧しいわけで...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 官房長官がこれは内閣を仕切っておられますからトータルでおっしゃると思いますが、私の所管の範囲内で申し上げたり、それから二種類、私が議員として申し上げるところがございますが、閣僚として申し上げれば、今回も財政は原則ODAについても一〇%削減ということをい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 子どもの権利条約でございますけれども、今月の十七日に、スウェーデンのシルビア王妃がお見えになりまして、私どもが協力して会合を、子供の人権世界会議というものを開催させていただくことになっております。  今、広中先生は子供の兵士とおっしゃいましたか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 子供兵士については、ちょっと私は、これの中に含まれているかどうかは、ちょっと。
○国務大臣(田中眞紀子君) 結論だけ申しますと、この議定書の批准ですけれども、日本との、国内法及び国内制度との関係について鋭意、今、検討を行っているという理由でございます。  おくれているのではなくて、これは官房長官の方で多分検討なさっているというふうに思いますが、子供の兵士に...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今、先生が御指摘なさいましたのは、平成十一年五月二十六日の超党派の児童買春問題というものに関する禁止法のことを御指摘なさったと思いますが、これには私ももちろん参加いたしております。  そして、国内での国際的な条約への批准が遅いとおっしゃることも、私も...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私も、今月十七日、もうすぐその会議が行われるわけでございまして、そこで、日本で、今、警察白書に書いてある数字を広中議員はお読みになったと思いますけれども、こうしたものを指摘されて、そして法律が出たのが平成十一年の五月でございますから、もう二年になってい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) あのボンでの会議でございますけれども、このアフガンの暫定政権樹立に向けた代表者会議です。  これはもう一番直近の情報から申しますと、今も局長等からも聞いておりましたが、けさ聞いてまいりましたけれども、十一月二十七日にこれがスタートいたしまして、我が国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) アフガンについての……
○国務大臣(田中眞紀子君) 復興ですね。  これは新政権の樹立のために取り組むということですが、とにかく国土が大変荒廃している、いるであろうということはもうその歴史を見ればわかることでございまして、そのためにワシントンでこの間、支援のための、アフガン復興支援のための高級事務レベ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 復興需要の総額というものは、今の段階ではなかなかトータルで把握するのは難しいと思いますが、これは大変な額に上るかというふうに推測はつきます。  そして、NGOについてのお話ですけれども、私もこの間、ペシャワールの会、それからJIFFというところ、それ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 何点か御指摘になりましたので、お答えに漏れがございましたら齋藤先生から御指摘いただきたいと思いますが、プール金の問題、一連の全部トータルで不祥事といいますものは、結果として、残念でございますが組織的であったと言わざるを得ない、結果として、それは認めざる...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これはもう委員がお答えをおっしゃったと思いますけれども、内閣全体で関心を持っていただかないと、外務省内でやることにも限界があります。  なぜかといいますと、人事権はやはり、今度新しい方針で、局長以上の人事権につきましては官邸の承認でしたか、了解という...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これにつきましては、会議自体に私が出るということは物理的に、スケジュールをごらんになっていただければおわかりいただけると思いますが、きょうは副大臣もおられますし、政務官もそうでしょうけれども、皆さん外国に行かれたり、会議、手分けもしておりますので、事務...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) なかなか難しいところでございますけれども、情報というものは、どこの省庁もそうですけれども役所側にありますし、過去の経緯とか細かいデータを全部政治家が、しかもこうしてくるくる内閣がかわり、今までのように閣僚がかわっていては、そういうものを政の側が官から十...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このことについては前からお尋ねもありましたことなんですけれども、先ほど私はトータルでは、最終的には難民の方たちというのは、最初は九〇年代からの難民もおられるわけですけれども、日本でのことも、すべてトータルで見て、やはり自分の国に、どこの国におられる方で...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 世界の情勢が目まぐるしく大きく変化している中で、私どもの努力、それから制度の面でついていっていないということを実感いたしましたので、また閣内で一致協力していきたく存じます。
○国務大臣(田中眞紀子君) これ正確にしなければならないと思うんですが、普通に言いますと、ゾーズ フー アー エクスペクテッド ツー フォロー ザ セーフティー インストラクションズということになると思うんですが、今言われていますのは、対テロ特措法における「自己と共に現場に所在す...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) その活動に言及して、関連安保理決議において国連憲章七章に言及のあるPKOは十あると承知いたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 読ませていただきます。  一は、国連休戦監視機構、これは任務はパレスチナ休戦、スエズ運河、ゴラン停戦監視等です。
○国務大臣(田中眞紀子君) 名前を言いましょうか。何とか使節団と申しましょうか。  二つ目は、国連イラク・クウェート監視団。三、国連保護隊。四、第二次国連ソマリア活動。五、国連クロアチア信頼回復運動。六、国連東スラボニア、バラニャ及び西スレム暫定機構。七、国連コソボ・ミッション...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) けさほど広中先生からのお尋ねがございまして、あの後情勢に変化があったかどうかということは聞いておりますが、今の段階では、あの後の変化はまだ掌握できておりませんで、そして要するに早く自制をして戦火が拡大していかないように早く収拾されるということを私どもも...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 民間人の犠牲が発生していることは大変痛ましいというふうに思っておりますし、とうとい人命が失われておりますことにつきましては本当に残念に思っております。  前から繰り返しておりますけれども、米軍はできるだけ注意深く目標を選定して、そして市民の方たちを巻...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっとこれ、古いかと思いますけれども、四名が死亡いたしまして、そして数名が負傷したという可能性がありますけれども、これはちょっと古い資料でございまして、一番直近のものは今現在手元にございません。
○国務大臣(田中眞紀子君) やはりPKOの任務というものがだんだんと多様化してきているといいますか、そうしたことを認識しての上であろうというふうに考えます。
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと私ども、今唐突におっしゃられましたが、おっしゃっているのは、ザ・UN・ピースキーピング・トレーニングマニュアル、これのことをおっしゃっておられますか。
○国務大臣(田中眞紀子君) ザ・ジェネラル・ガイドライン・フォー・ピースキーピング、これでございますか。PKOの一般ガイドライン、これについてどう思うかとおっしゃったのでございましょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 業務の比重でございますけれども、国連事務局の職員五千五百八名のうち三割に当たります千六百二十四名がPKO局及びPKOミッションの関連職員をやっております。  それから、二〇〇〇年のPKO予算につきましては、二十一・五億ドルとなっております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 通常予算が十二・七億でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 二十四ですから、約半分弱ではないでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 二〇〇〇年の国連PKOの予算の総額が、今申し上げました二十一・五四億ドルでございまして、主要国PKO分担金につきましては、特別な責任を有する安保理常任理事国が通常予算に比べて追加的な負担を担っております。  一位はアメリカでございまして、六・六七億ド...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 支払い済みと承知しております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 邦人の職員数ですが、二〇〇一年の一月現在ですと、PKO局には課長補佐のクラスを筆頭にしまして四人、PKOの関連事務所には、例えばPKOのミッションでありますとか政治ミッションに部長クラスを筆頭に十六名が働いておりますが、多い方がありがたいかというふうに...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 国連職員、現地でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 十一であると思います。──ごめんなさい、この表じゃないんだ。ちょっとお待ちください。  二〇〇一年の我が国国連分担金額は約二・〇三億ドルで、全体の一九・六二九%でありまして、アメリカに次いで二番目でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 確かに、分担金の割合が大きい割には職員の身分が低いとか数も少ないということは言えると思いますが、国際機関に邦人の職員数が望ましい職員数よりも少ない状況にありますことから、政府といたしましても、人材の発掘ですとか、国連に対する働きかけ等を行いまして、改善...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これはもうずっといろいろ議論されてきておりますけれども、国連は、紛争防止、それから平和の構築、これを含めた平和活動の現状を包括的に見直して、改善のための勧告を得ることを目的として、昨年の三月に、有識者によります国連平和維持活動検討パネル、これがブラヒミ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 委員の御指摘は、まさしく機動性のあるものだというふうに思います。先ほど大田先生もこうした御指摘ありましたけれども、まさしく冷戦の終結後、いろいろとその紛争も国対国ではなくて、非常に国内の問題だけになるとか、紛争自体が多様化してきているということもありま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) このブラヒミ・レポートに今おっしゃったようなことが書かれていまして、これはROEという、ルール・オブ・エンゲージメントですけれども、武器使用ですね、これについてもいろいろ触れているわけですけれども、このブラヒミ・レポートというものの基本に何があるかとい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これはおっしゃるとおりだというふうに思いますけれども、ブラヒミさんは文民要員の候補者リストを作成すべきであるという提言も行っておりますし、日本といたしましては、そうした候補者リストの作成は、国連の平和維持活動の迅速な展開を可能にするということを通じて国...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そもそも論を言って恐縮ですけれども、今、六章、七章をおっしゃいましたけれども、国連憲章の成立のときから国連軍ができるだろうと考えていた経緯も、事前にですけれども、プロセスからいうとありますし、明文化した規定というものはないというふうに思います。  し...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私もこの岡崎書簡というもの、国連への加盟申請及び宣言というものをちょっと読んでみましたけれども、岡崎勝男、当時の国務大臣ですね、昭和二十七年六月十六日付、東京で書かれた岡崎勝男という外務大臣のおっしゃっていることなんですけれども、国連に対する加盟申請を...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この昭和二十七年六月付の当時の岡崎外務大臣発のリー閣下、トリグブ・リーという当時の国連事務総長あての書簡をもって国連に対する加盟申請を行いましたが、加盟に当たって我が国が何か留保をつけたというものではないと、そういう書類、書簡であるというふうに理解して...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) NGOとそれから民間の難民支援の現状についてだと思いますが、お尋ねが。  日本のNGOが、私はまだ幾つかしかお会いしていませんけれども、四百以上存在するそうでございまして、そのNGOは保健ですとか医療とかそれから農業基盤整備とか、教育もそうですし、い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 福島委員は元農水省にいらっしゃったので、やっぱり余剰米のこともそのほかいろいろ非常によく考えておられて、私もこの質問を伺って大変心強く感じておりますので、心を込めて答えさせていただきますけれども、米粉を用いた食糧援助につきましては、日本のNGOで健康と...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変大きな問題でございまして、森総理でしたか小渕総理でしたか、森総理でしたか、アフリカの問題解決なくして二十一世紀の安定と繁栄はないというふうなことをおっしゃって、その後ずっと支援をしておりますし、ことしの一月に森総理がたしかアフリカにいらしたと思いま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大賛成でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) それでは、今おっしゃったアフリカの支援国会議に伺いますので、勝手ですが中座させていただきます。  ありがとうございました。
12月05日第153回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○田中国務大臣 私は、四月二十六日に外務省に着任いたしましたとき、省内でも、それから官邸での外務大臣就任の記者会見でも申したことがございます。それは、外交はまず日本の国益を考えること、国運の進展、そして諸外国との平和的、安定的な発展に資するようにすること、これが外交の要諦であると...全文を見る
○田中国務大臣 外務省は、本省と在外公館で約五千人の職員がおります。百三十二年の歴史があります。こうした事実の中でいろいろな不祥事が、内部チェックあるいは外部からのチェック、特に国民の皆様の目にさらされることもなく今日に至っているという事実をしっかりと踏まえて、これからどうするか...全文を見る
○田中国務大臣 もう桜田委員がおっしゃるとおりだというふうに思いますので、それをもう実践するのみだというふうに思います。  次期予算でございますけれども、今回の予算の中だけでもって完璧を期しても、なかなかそうでないこともあり得るんですけれども、やはり予算をつくるときに、きちっと...全文を見る
○田中国務大臣 二つおっしゃったと思います。  まず、情報収集の方ですけれども、これは一番直近の例で申しますと、アフガニスタンのケースですと、ザヒル・シャーという国王のところにイタリア大使の林さんが面会に行って情報をとるとか、それから、ついこの間も宮原という課長が行って話を聞い...全文を見る
○田中国務大臣 我が国政府は、WTOによる多角的な貿易体制というものを補完して、さらに自由化や経済の活性化を進めるための一つの方策として、今おっしゃった二国間の協定を交渉することとして、シンガポールとの間で、この間、貿易と投資のみならず幅広い分野を対象とする経済連携の協定というも...全文を見る
○田中国務大臣 おっしゃるとおり、十一月二十七日からボンで会議が続けられておりまして、一番直近もどんなかということも、けさ、こちらの八時ごろに役所の方で電話をかけて聞いていただきました。向こうは夜中の一時でしたが、まだ会議をやっていると。なぜかと聞きましたら、ラマダン中の方もおら...全文を見る
○田中国務大臣 イスラエルでございますけれども、PLOをテロ支援国家に指定したというお尋ねでございますけれども、イスラエルは——今支援国家というふうにおっしゃいましたですか、支援組織とおっしゃったんですか。(首藤委員「支援組織」と呼ぶ)イスラエル政府は、過去数日間に発生したパレス...全文を見る
○田中国務大臣 三日の夜に緊急閣議を開催いたしまして、パレスチナ暫定自治政府をイスラエルが、主語はイスラエルがですよ、テロ支援団体と認定したというふうに承知しております。  そして、暫定自治政府はパレスチナにおいて暫定自治を行っておりまして、暫定自治政府を形づくるPLOがパレス...全文を見る
○田中国務大臣 イスラエルは暫定政府をそうした組織であるというふうに言っているということを申し上げております。
○田中国務大臣 何度も申しますが、先ほどのはイスラエルの見解でございまして、そして、日本政府はPLOをテロ支援団体と考えているかどうかということでございますけれども、これは、テロ支援団体の認定はイスラエル政府が同国内部の手続に基づいて行ったものでありまして、そして、我が国が、PL...全文を見る
○田中国務大臣 失礼しました。  日本は、PLOないしパレスチナ暫定自治政府がテロを支援しているとは考えておりません。
○田中国務大臣 これは違うものでございます。
○田中国務大臣 我が国について申しますけれども、我が国は、PLOないしパレスチナ暫定自治政府がテロを支援しているとは考えておりません。  そして、先ほどはイスラエルのことを申しまして、イスラエルが三日の日に、先ほど申し上げたことの繰り返しになりますけれども、緊急閣議を開催いたし...全文を見る
○田中国務大臣 イスラエルはパレスチナの暫定自治政府をテロ支援団体であると認定したということです。
○田中国務大臣 そのようなことはありません。
○田中国務大臣 正確を期するようにいたしましたので、時間をいただきまして申しわけございませんでした。  イスラエル政府によりますパレスチナの暫定自治政府のテロ支援団体としての認定が、オスロ合意以降の中東和平のプロセスがずっとあるわけですけれども、それを終了させるということを意味...全文を見る
○田中国務大臣 状態は大変危機的で危険な状態であるというふうには認識はいたしております。
○田中国務大臣 今のモメントよりも、ずっとこれまでの間、日本がPLO及びイスラエルに対しまして、中東和平全体に対して何をやってきたかと言いましたらば、それは完全に話し合いによる解決、このことは一貫して、あらゆる外交ルートを通じて……(首藤委員「質問に答えてください」と呼ぶ)いや、...全文を見る
○田中国務大臣 現段階では、声明を出すかどうか検討中でございます。  いずれにしても、話し合いをするようにということが基本でございます。
○田中国務大臣 最後の部分しか聞き取れませんでしたので、もう一度お願いいたします。ゆっくりお話しいただけますか。
○田中国務大臣 たしか、パウエル長官は今ルーマニアにいらしたか何かでございまして、連絡はとれておりません。
○田中国務大臣 先般パキスタンに参りましたときの関係で、帰りにタイにトランジットで寄りまして、そのときスラキアット大臣とお話をしようと思いましたときも、なかなか相手の都合というものがありまして、まだ連絡がとれておりませんし、そのほかの国の方とも、例えば韓国の韓昇洙さんも移動なさっ...全文を見る
○田中国務大臣 私どもは、日本は決して座視しているわけではございませんで、今回の事態というものは大変重大な局面、展開であるというふうに思っておりまして、私どもはあらゆるチャンネルを通じてアメリカその他とも連絡をとり合っている段階であるということを、まず御認識いただきたいと思います...全文を見る
○田中国務大臣 何度も申しますが、事が重大でございますから、事態の推移をよく見きわめなければなりませんので、こうなったらというような仮定のことには、私の立場では軽々に今すぐ、せっつかれたからといってお答えすることは難しいと存じます。
○田中国務大臣 重大でございますから、その展開をよく見ながら、間違いのない対応をしたいということを言っております。
○田中国務大臣 委員から御請求がありまして、金子委員に外務省の方から資料、一枚紙をお渡ししてあると思いますけれども、昨年一月からの松尾事件、デンバー、コロラドの不祥事、パラオの大使館職員の不祥事、ケニア大使館での不適当な受給、九州・沖縄サミットに関すること、それからAPEC関連会...全文を見る
○田中国務大臣 極めていい質問なものですから、ちょっと考える時間が必要でございまして、困りましたですね。質問をもう一回……(発言する者あり)いや、違います、わかっています。申し上げます。こういう質問ですよね。  プール金について、この間の中間報告のときに——笑い事じゃないんです...全文を見る
○田中国務大臣 いや、そうじゃないんですよね。今金子委員がおっしゃっているのは、これから質問なさることがすべてこれに関係しているんですよね。私もそれはわかっているんです。したがって、それを委員長に開示するということではなくて、委員会預かりにするか、あるいは、これはお尋ねなさってい...全文を見る
○田中国務大臣 これもまた大変微妙なことでございまして、いろいろと、省内で関係のあるところとないところと、平たく言えば。私もある程度のことは聞きましたけれども、メモをとらないようにということなので、これは悪い頭で聞いた範囲でしかありませんけれども、それでもやはり、関係があるところ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど来二つお預かりしていることがあると思いますので、一言。  二つとも委員長にお預けしてはございますけれども、同時に、私も大臣として責任を感じておりますので、資料のことにつきましても検討いたしますし、また、告発につきましても、もう一度省内に帰りまして、省内だけ...全文を見る
○田中国務大臣 私も、これは外務省が人事院に十二分に相談をした結果というふうに聞いておりましたけれども、今の方はなかったとおっしゃいましたね。間違いないですね。  そうしますと、やはり私も、もう一回持ち帰りまして、副大臣等もお忙しいとは思いますけれども、ぜひ集まっていただいて、...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどの民主党の先生の質問にもありましたけれども、松尾事件がことしの一月に発覚をいたしまして、それも、そのときに起こったことがすぐその場で発覚したわけではなくて、その前からずっとつながっていたことが、たまたまことしの一月出たということでして、それですべてが前内閣に...全文を見る
○田中国務大臣 総裁選挙の立候補のときから私はずっと御一緒させていただいておりまして、機密費の問題に切り込むということを全国で小泉候補が言っていらしたことを私はずっと一緒に聞いております。  聖域なき構造改革、これは就任後も全国に向けて発信なさっておりますので、外務省だけが例外...全文を見る
○田中国務大臣 台湾と中国の関係についてどう思うかというお尋ねにはちょっと即答はいたしかねますし、発言すると影響も大きいと思いますが、台湾の十二月一日の選挙の結果はもう報道されているとおりでございますので、今後の関係、中台に与える関係ももちろんそうですけれども、日本との、全体の関...全文を見る
○田中国務大臣 日本は、一つの中国というふうな基本路線を持っております。ですが、台湾が、この間もまた中国とは別にWTOにも入られましたし、お尋ねは選挙の結果のことでございますので、このことをやはり分析して、実情がどういうふうなことになるか、そのことによって将来の台湾の政局というも...全文を見る
○田中国務大臣 プール金に絡みましては、私もこの処分につきましては専門家とも相談もいたしましたし、それから、園部参与という前最高裁の判事もしていらした方がかかわってくださって御相談にも乗っていただきまして、官房長と三人で相談もいたしましたけれども、結果的には今先生御案内のようなこ...全文を見る
○田中国務大臣 なかなか極めて多忙でございまして、視察も、私は外務大臣になる前に普天間基地はつぶさに視察をいたしました。米軍の案内もしていただきましたし、その関係で自衛隊の方からもいろいろな説明も聞きましたし、沖縄県だけが、もちろん大変大きな比重を担ってくだすっておりますけれども...全文を見る
○田中国務大臣 本当に時間が足りないぐらいで、私も一生懸命やらせていただいているんですけれども、移設地につきましては、尾身担当大臣も行っていらっしゃったり、ほかの先生方、大臣方もそうですし、一般の議員の先生方からも始終お話も伺えておりますし、役所からも聞いております。  ですか...全文を見る
○田中国務大臣 全体の在日の米軍の七五%ですが、面積の何%か、今、正確を期して計算をしております。——一〇・五というふうに計算をしておりますが、合っておりますでしょうか。
○田中国務大臣 神奈川県でよろしいでしょうか。
○田中国務大臣 全力を尽くしております。
○田中国務大臣 十五年の使用期限問題でございますけれども、これは先ほど局長も申しましたように、平成十一年末の閣議の決定に従って適切に対処するという考えでございますし、沖縄県知事及び名護市長からの要請がなされたことも重く受けとめておりまして、これを米国政府との話し合いの中で取り上げ...全文を見る
○田中国務大臣 沖縄問題に対する政府の対応が沖縄県民の皆様にやはり不信感を植えつけているというふうな思いをしていらっしゃると思いますけれども、そういうことトータルについていつも東門先生は問うていらっしゃるというふうに考えております。  例えば平和・安全保障研究所でありますとか、...全文を見る
12月06日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(田中眞紀子君) このたびの、先月の末からきのうにかけましてのパレスチナ過激派による自爆テロ、そして今、委員がおっしゃったような、大勢の人がけがをし、また命をなくされたということ、これは痛ましいことだというふうに思いますし、それから暫定自治政府諸施設への攻撃が行われてい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ブッシュ大統領がおっしゃっていることは、ウサマ・ビンラーディンは厳正に処罰をされるべきであるということをまずはっきりと言っておられるというふうに私は認識しておりまして、十一月十三日に大統領令によって軍事審問委員会というものが設置をされまして、これは設置...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) そういう御指摘を受けたことはありませんが、むしろ日本の憲法の範囲内で日本の国民の合意を得ながらできる範囲のことをやってもらいたいと、そうすればそれは歓迎するということは言われたことはございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、そういう言葉は、今先生からいろいろ日陰だとかなんとかと伺っていますけれども、海外では、きのうもウズベキスタンの首相が来られましたし、パキスタンのムシャラフ大統領とお会いしたとき、そのほかアメリカ関係もいろいろお目にかかったりお話しするときに、それ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ことしの一月以来、松尾事件を契機としまして数々の不祥事が発覚いたしておりますこと、そしていろいろな御迷惑をおかけしておりますこと、国民の皆様に対しまして、外務省を代表する者として、まず深くおわびを申し上げます。  と同時に、この松尾事件につきましても...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 警察でございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) おっしゃる御趣旨もわかりますけれども、やはり慎重に内部で検討いたしております。
○国務大臣(田中眞紀子君) できる限り早くお答えも出せるように、内部では慎重に検討いたします。
○国務大臣(田中眞紀子君) このお尋ねがあったことは忘れておりませんけれども、私も関係者に聞いてきておりますが、その結果、今委員がおっしゃったのは、こうした重大な会計処理を一人の人間に任せるなどということはあり得るはずもないし、あってはならないとおっしゃいました。しかし、残念なが...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) マスコミがおもしろおかしく書き立てるかどうかは存じませんけれども、部内の一々のやりとりにつきましては、個人のことでもありますので答弁は差し控えさせていただきたく前回もお願いを申し上げましたけれども、マスコミがおもしろおかしく書いているからということで、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えなさいとおっしゃっておられますけれども、部内での一々のやりとりでございますので、そうしたことをお答え申し上げるということは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 部内での一々のことにつきましては、お答えを申し上げることは差し控えさせていただきます。  それから、メディアでおもしろおかしく言われているというふうにおっしゃいましたけれども、そういうことについてお答えすることも差し控えさせていただきます。
○国務大臣(田中眞紀子君) よろしいですか。  政府として今は、今すぐさらなる国際平和協力法改正というものを考えておりませんけれども、今防衛庁長官もおっしゃいましたけれども、やはりPKOの、国連PKOの実態というものをよく分析して、そしてまた国会でのこうして今行われているような...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今までの海野委員の最初からの議論を踏まえて伺っておりましたけれども、大変興味深く伺いました。  要するに、PKOの参加五原則の見直しということも含めて展開していってもいいのではないかという御意見であったというふうに理解をいたしておりますけれども、やは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) とても具体的な成果がこれであるということは申し上げかねますけれども、今の段階で。たった七カ月、八カ月です。  ですけれども、私が心がけてきていることを申し上げさせていただいて、それにかえていただければと思いますが、それは、まず日米基軸であるということ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 大変御立派な外務大臣がたくさんいらっしゃったわけでございまして、橋本元総理もユーラシア外交というものをうたわれました。したがって、たくさんの諸先輩の外務大臣や総理たちが築かれた、そうしたものがすべてあや織りになって現在来ているということ。  それから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) なかなかそこまで収れんされておりませんけれども、時間のあるときにできるだけ、またアドバイスもいただき、思考を、考えるという時間を、追われずに自分でしっかりと落ちついて考えるという時間が多分お正月の辺にあるかもしれませんので、考えてみたいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ユーラシア、大きな大陸で、トータルでやっぱり人的交流ということでしょうか。そういう中から、お互いの最も日常的なこと、それから一番大きな避けがたい問題点について話し合いをしていくということで、きのうもウズベキスタンの首相もお見えになりましたけれども、やは...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ユーラシアだけではなくて、やはり各地域から紛争をなくし、少しでも貧困をなくし、お互いに平和裏に共存ができるようにするということに通じるというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) それはやっぱりそれぞれ個別にお話を伺えばそれぞれの国の実情があって、それは何かというと、私は地政学上の制約というものが、アフガニスタンもそうですし、ほかの国もそうです、日本もそうですけれども、避けがたいものとしてやっぱり各民族が担っていると思うんですね...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それにつきましても、今回のまさしくテロリズムが、九月十一日の件があったわけですけれども、先輩が本当にとても大事なところに目をつけられて、そして勉強なさっていたというふうに思いますので、いろいろな有識者も加えてこうしたイスラム研究会を立ち上げておられたと...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) サウジアラビアと日本との関係というお尋ねでございましたけれども、サウジは言うまでもなく世界最大の石油の埋蔵量、生産量、輸出量を誇っている国家でございますし、アラブ・イスラム世界の指導的な大国の一つでもございますので、日本としては対中東外交の極めて重要な...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) この間のフィナンシャル・タイムズにこの記事が載っていて、多分それを委員ごらんになっておられるのかというふうに思いますけれども。確かに今、日本にちょっと蟄居しているような状態であればなかなかそこまで神経がいきませんけれども、これはまた近々バジパイ首相もい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしくそれは先ほど私が申し上げた縦糸横糸斜め糸でもって地球が、グローバルができる、ボールが、球ができるということに関係ありまして、私も常にそういうことはアラートじゃなきゃいけない、地球全体に目配りをしていないと紛争予防というのはできないと。紛争予防と...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) まさしく山口委員おっしゃるとおりでございまして、もう早速このアフガンの復興の問題に関しましても、ディマイニングという、地雷を除去するということ、それをしないとアフガンに復興の第一の帰還をすることができないわけですね、アフガニスタンの人が。  ですから...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは私は、村山談話に私は尽きるのではないかという思いがいたします。  やはり過去を、しっかりと過去の歴史を認識して、そして将来に対する展望を持って現在何をするかという具体的な施策を立てるということが最もオーソドックスな歴史への取り組みであり、また外...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 過去の反省の上に立ってアジア外交を今後どう進めるかというお尋ねでございますが、私は吉岡先生とちょっと意見が違っておりまして、アジアとの関係は、私は、後退しているというよりもトータルで見ますとむしろ前進している面が大きいのではないかと、随分改善されている...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 最後の一言、ちょっと聞き取れませんでした。
○国務大臣(田中眞紀子君) 重家局長に詳しく、正確にお願いします。
○国務大臣(田中眞紀子君) 九三年は、オタワではなくて、オスロ合意をおっしゃっておられますでしょうか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 九五年ですか。
○国務大臣(田中眞紀子君) 九三年がオスロだと思いますが。  申し上げます。イスラエル、パレスチナ双方が和平実現に向けて交渉を行っていくという合意がされたわけですけれども、そこで日本が具体的にいたしましたことは、資金のことばかり言って申しわけありませんが、まず六億ドルに及ぶ対パ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) ずっと私もそういうふうに思ってきておりまして、一国の安全保障ということは極めて重大で、みずからの国はみずから守るということは基本であろうというふうに思っておりますので、今のような状態ではなくて防衛省になることが当然であるというふうに考えております。
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、国家を守るという、決して侵略ではなくて、守るという、自分の足で立つということは、これは現場第一主義の私の考えに通じますし、また同時に、社会保障の医療、福祉、特に福祉なんかの現場でも、現場にいる方たち、それから食糧の生産現場にいる方たち、すべて現場...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 基本的には、先ほども六億と申し上げましたか、パレスチナにずっと支援もしてきておりますし、前の質問者に対してお答え申し上げたわけですけれども、そういう立場もございますけれども、基本的には私ども、やはり話し合いによる解決、この問題に今絞って舛添委員はおっし...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 先ほどのことも含めてお返事いたしますけれども、アフガンの問題ですね、これは非常に大事なことでございまして、今、事務方から、総理がしゃしゃり出るなという発言をなさったんだそうで、しゃしゃり出るとかそういう言葉ではないんですね。これは実態の問題で、日本がど...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 私は、舛添先生がおっしゃっていることに賛成でございます。どういうふうな発言を総理がなさったかは存じません。  そうしますと、私が、先ほどのアフガンの問題ですけれども、治安の問題も含めまして、このドイツでの話し合いの後、どういうことかといいますと、やっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) インドもイランも、私はほかにも、御指摘がなかったから申し上げませんけれども、早い段階で希望いたしました。パキスタンとセットのときもありますし、別のときもございますけれども。それが、なぜか国会予定ということで、国会日程ということで早くにだめになってしまっ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 全くそう思います。  私も、イランにつきましても、やはり某国の立場を考えなけりゃいけないというふうな先輩のアドバイスもございましたし、インドについては時間的なものでございましたけれども、かなりそういう思惑的なことがあって、本質的に、ここはだだっと回ら...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 答えから申し上げると、今、想定できずにおります。  と申しますのは、アフガニスタンの内情が、実態どんなであるかというものを正確に掌握できておりませんし、そういう実態がわからない中ですので、ましてやコストについてもなかなかはかれずにおりますが、ただ待っ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 幹部会を近々いたしますので、その場でしっかりと舛添先生からのアドバイス、それから私も日ごろ感じていることにつきましても、今おっしゃったようなことですね、外務省の情報の分析、それからポジションペーパーもそうですが、速報力がなかなかありませんで、古いペーパ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 今現在の段階では特別はありません。普通のインターネットで拾える範囲ぐらいだというふうに思います、残念ながら。
○国務大臣(田中眞紀子君) いいところに目をつけておられると思うんですが、七条一項ですけれども、その国連の装備とか施設も対象になるのではないかというお尋ねだと思いますけれども、結論から申しますと、やっぱりこれは憲法との兼ね合いがありまして、現実問題としてはいろいろな議論もございま...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) それはちょっと今現在は入っておりませんけれども、ですからやはり議論をよくしていくということに尽きるというふうに思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) 極めて私が、我が意を得たりと、日ごろ思っていることを先へ先へと言っていただきまして留飲が下がる思いできょうは聞いておりますけれども、まさしく本当にこのアフガンの問題を契機といたしまして、このPKOの平和維持活動ですけれども、これはもう、いわゆる軍事的な...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、もう本当に昔から常任理事国入りしたい、したいとみんなでもってお経のように言っていて、この間も佐藤大使にお会いして、帰ってこられたときに、どんなでしょうかと見通しを伺ったりしています。それから、あらゆる国の方たちが日本に来られて、きのうのウズベキ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、私ごとき者が勝手に知恵が出せればとっくにもう、たくさんの立派な諸先輩方が外務省にも外交官の中にもおられたわけですから、一言で言うのは僣越かと思いますが、私はやっぱり日本は自分で実際にできることをやるということ、嫌がらずに。お金の支援も非常にして...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 紙が出てきましたけれども、いろいろな意見があると思いますけれども、いろいろ御議論をいただかないと、今、私のこの立場ではすぐに右左申し上げることはそれこそ差し控えておいた方が安全かと思います。
○国務大臣(田中眞紀子君) これは、今、イスラエル、パレスチナの問題もありますし、アフガンもありますけれども、やはり地道に有言実行でやるシステムをまず国内に構築していただきまして、そしてそれをやはり確実に国際社会で実践することに尽きると思います。
12月11日第153回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(田中眞紀子君) 事務次官に対する大変そういう御熱心な働きかけがあったということは今初めて聞きましたし、それからほかの委員会のときも事務次官に対してそういう御要望が大変あったということは、私は役所側からは聞いておりませんで後で知ることになりましたのですが、事務方の最高責...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 谷委員の御質問の御趣旨はこういうことでよろしいんでしょうか。今の委員からの二点のお尋ねについて、野上事務次官本人から何らかの形で、書面でもよろしいんでしょうか、何らかの形で回答をよこせということをおっしゃっておられるのでしょうか。  じゃ、これは持ち...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 在外公館に対する査察計画についてのお尋ねであったというふうに思いますが、在外には百八十七の公館がございます。そして、それの経理上の問題等につきまして、外部の専門家の参画を得て、そして査察を実施するということによって査察体制の強化、拡充を図るということを...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) お答えいたします。  債務返済の問題、いわゆるパリ・クラブの問題等がありまして、私が着任いたしましてからも、このアフガン問題以外でも、債務返還の帳消しでありますとか繰り延べとかいろいろな要望が来ておりますけれども、今の日本の財政、これは財務大臣御本人...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 谷委員の今の御指摘は大変正しいと思います。  ただし、ジャパン・プラットフォームにつきまして、私も今回イスラマバードで活動ぶりを実際に見てもきましたけれども、大変草の根的にしっかりと根を張って、具体的に非常に建設的な貢献をしているNGOであるというこ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 海外からいろいろな賓客が来られたりしてお目にかかるたびに、危険度、日本が発する危険度の影響力の大きさということはよく言われておりますし、また同時に観光業に与える影響ということも業界からも指摘されておりますが、やはり外務省が基本的にやるのは人命の尊重とい...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 閣議でテーマに上るかどうかということにつきましては今の段階では申し上げかねますが、バルーチャン第二水力発電所のことにつきましては、私の着任後も相当頻繁に各委員会で発言がありましたけれども、結論的には労働の問題に、強制労働とおっしゃいましたけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務省のこのODAに関しましては、さきの中央省庁の改革といいますか、あのときにODAの一元的な実施ということについての議論もあったというふうに理解しておりますけれども、結果といたしましては、外務省が、政府の開発援助に関する全体的な企画等につきましては、...全文を見る
○国務大臣(田中眞紀子君) 渡切費でございますけれども、これにつきましては十四年度の予算からもうこれは計上しない、やめることにいたしました。ただし、これは中身が光熱費でありますとか文房具とかでありますので、これを使わないというわけにまいりませんから、これは他の科目に組み替えて計上...全文を見る
12月17日第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○田中国務大臣 お答え申し上げます。  プール金の問題は極めてゆゆしいことでございまして、不適正会計ということは決して許されるものではないと認識はいたしております。ただ、そのプール金につきまして、外務省は、今回の調査の結果で判明した事実関係に関しまして、関係者の意思でありますと...全文を見る
○田中国務大臣 確かに、全員で負担をしていかなければならないということは決めておりますし、そのための努力もいたしておりますけれども、しかし、公金をとにかく不適正な会計によってプールして、結果的に私的な流用をした、しかもそれが、ケースは物によっていろいろありますけれども、例えば浅川...全文を見る
○田中国務大臣 持ち帰りまして、前向きに検討いたします。