田名部匡省

たなぶまさみ



当選回数回

田名部匡省の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○田名部委員長代理 次に、上原康助君。     〔田名部委員長代理退席、委員長着席〕
04月01日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○田名部委員長代理 午後一時三十分再開することとして、この際、休憩いたします。     午後零時四十八分休憩      ――――◇―――――     午後一時三十四分開議
04月08日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○田名部委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党、新自由クラブ・民主連合各派共同提案に係る恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗...全文を見る
04月08日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○田名部委員 三十分という時間を与えられておりますので、答弁の方もひとつ簡潔に要領よくお願いをいたしたいと思うのであります。わが国の漁業は、五十五年に一千百万トンの漁獲を確保して、国民への食糧はもとよりでありますが、たん白資源の安定供給に資しておるわけであります。しかし、漁業界の...全文を見る
○田名部委員 相手方もあるわけでありますから、私どもの考えのとおりいかぬということも十分理解できるわけであります。しかし、前にもこの委員会で質問させていただいたのでありますが、前の今村長官も、コンペの水準というものは大体限度である、これ以上ふやすということはなかなかむずかしい状況...全文を見る
○田名部委員 そこで、アメリカのブロー法、洋上買い付けをした上で漁獲の割り当てを認める、こういうことのようでありますけれども、日米の貿易摩擦との関連でございますが、水産関係はそのほかにどういったものが貿易摩擦の対象とされて要求されておるのか、その辺のところをひとつ……。
○田名部委員 ニシンの輸入問題とスケソウダラの洋上買い付けでありますけれども、これによって受ける日本の漁業界の影響というものは、どういうものが考えられますか。
○田名部委員 いろいろとお伺いしたいこともありますが、次に移らせていただきます。  そこで、日本の漁業の発展を振り返ってみたときに、何と言っても燃油が安かった。それから、世界のどこの国でも魚をとることができた。そしていま一つは、魚価がだんだん上昇し、そういう中で日本の漁業という...全文を見る
○田名部委員 省エネ問題には大変熱心に取り組んでおられるということ、私も北大の水産学部の方でも承っておるわけであります。  何といっても、漁業経営の非常に厳しい背景というものを調べてみますと、燃油の問題がどうしても出てくる。価格差の補給金をお願いしたいという業界の陳情もあったわ...全文を見る
○田名部委員 時間ですから終わりますが、最後に御要望申し上げて、終わりたいと思うのであります。  何といっても、世界の沿岸国は、畜産物の動物性たん白質の摂取というのは大変高くつくということから、いままで魚を常食していない国々も魚を食べるようになってきた、あるいはこれに非常に関心...全文を見る
05月13日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○田名部委員 去る五月六日の防衛庁長官の発言、いま長官から、どういう趣旨でこの発言をしたか、講演をしたかというお話があったわけでありますが、長官の真意が一体どういうところにあったかということについて、これから質問をさせていただきたいと思うのであります。  いま長官から、大変遺憾...全文を見る
○田名部委員 長官にお尋ねをしたいと思うのでありますが、国民の防衛意識が低いことが日本の防衛を非常に困難にしている、そういう認識をお示しになっておるわけであります。この意識の向上が日本の防衛の決め手だ、こうも言われておるようでありますが、全くその点についてはそのとおりだろう。国民...全文を見る
○田名部委員 時間がございませんので、私もいろんな私なりの考えを実は持っておるわけでありますけれども、議論をしておりますと時間が三十分という限られた時間でありますから、申し上げません。  次に、長官は、国民と国家の関係について、日本人という意識はあっても日本国民という意識がない...全文を見る
○田名部委員 ちょっとよくわからないのでありますが、確かにケネディ大統領の話は私どもも有名な話でありますから聞いておるわけでありますが、日本人であって日本国民でない——自衛隊がいま国民の皆さんの支持を八十数%得ているという調査の結果もあるわけですね。私は、日本人であって日本国民で...全文を見る
○田名部委員 次に進ましていただきますが、日本国民という意識が非常に低い、そのために国、政府、内閣を単なる行政主体として、甘え、ゆすり、たかり、おねだりの対象としてしか見ていないのではないかという、まあマスコミでは、国民をべっ視したともとれる発言をした、こういうことでありますが、...全文を見る
○田名部委員 恐らく長官は権利義務のことを言いたかったのではないかと思うのです。  そこで次に、長官は一億一千七百万人の連帯を結ぶ糸は防衛でなければならない、こういうふうに御発言をなすった、こう言われておるわけでありますが、国の防衛は国民的合意形成の結果として出てくるべきもので...全文を見る
○田名部委員 時間が参りましたので最後に、長官は、他の大臣の発言は余り問題にならぬが防衛庁長官の発言は問題になる、こういう御発言、あるいは従来の国会審議等を批判したような発言をなすったということが伝わっておるわけでありますが、一体どういうことの御発言の中からそういうことが言われて...全文を見る
○田名部委員 総理にお願いをして終わりたいと思うのでありますが、防衛庁長官は長官に就任されるとき、男子の本懐であります、こう言って就任をなすって、今日まで一生懸命わが国の防衛のために努力してきた。しかし、長官が一生懸命になっても、実際国民の一人一人がいまどれほど防衛に対する必要性...全文を見る
○田名部委員 終わります。
07月06日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○田名部委員 防衛庁設置法に関することでまずお伺いをいたしたいと思います。  自衛官の定数については、現時点で未充足分が相当数あるようでありますが、なぜ今回これを増加させる必要があったのかということ、充足率を高めることによって今回のこの自衛官の増員を賄うことができなかったのかど...全文を見る
○田名部委員 艦艇あるいは航空機等を運用していくために必要な人員を個々に積み上げていく、こういうお話でありますが、特に高度な技術を必要とするものは長期間の訓練が必要だと思うのですね。そういったことの対策をしっかりととられておるかどうかということを実は私ども大変心配するわけでありま...全文を見る
○田名部委員 陸上自衛官の充足率なんですが、海空自衛官に比較しても大変低いようでありますが、このような状態で演習なんかに支障を生じていないものかどうか、この点はいかがですか。
○田名部委員 どうも、大変重要なところは充足率をうんと高めております。私たちは、ワールドカップのサッカーをやっておりますが、ここが重要だ、あすこが重要だというのはないと思うのですね。しかも、防衛庁のそうした姿勢が私はちょっと問題あるのじゃないかという気がするのです。やはり姿勢とし...全文を見る
○田名部委員 次に、自衛隊法の一部改正に関してお伺いしたいと思うのでありますが、今後の予備自衛官の員数についてどのような方針を持っておられるか、まずお伺いをしたいと思います。
○田名部委員 今回の防衛庁設置法及び自衛隊法の改正案が成立しないということになると、一体どういう支障が出てまいりますか。
○田名部委員 先般、私スイスに行く機会がありました。スイスは御承知のとおり国民皆兵だ。私のある友人のうちにお邪魔する機会がありました。いろいろな話の中に、部屋の中には銃を備えつけてある、これは国のものだ、こういう説明でありました。スイスの人たちは国民皆兵制度をとっておるわけであり...全文を見る
○田名部委員 次に、最近の国際軍事情勢についてちょっとお伺いしておきたいと思います。
○田名部委員 ソ連は、私ども固有の領土であります北方四島に軍備を配備している。一ころずいぶんと国内でこの問題が騒がれたわけでありますが、どうも熱しやすく冷めやすいといいますか、時がたつと全くこの種のことは議論にならない。まことに遺憾であるわけでありますが、一体、その後この配備され...全文を見る
○田名部委員 そこで、日本に対するソ連の脅威論というのがずいぶんといろいろな形で議論されてきたわけでありますが、この辺の要因についてひとつお伺いをしたいと思います。
○田名部委員 従来、ソ連の脅威というといろんな兵器のことが取りざたをされるわけでありますが、私は仮想敵国と言うことは余りいいことではないと思うのでありますが、フォークランドの紛争を見ておりますと、いつどことどういうことになるのかということをわれわれに非常に示唆したと思うのですね。...全文を見る
○田名部委員 そこで、財政が非常に困難なもとで防衛力をどうして整備をしていくかということはいま防衛庁の中で一番頭の痛い問題だろうと私は思うのでありますが、この辺について、ひとつお伺いをしたいと思います。
○田名部委員 かつて大平首相がアメリカを訪問されたときに九・七%増を約束して帰ったわけでありますが、結果的には二%減の予算編成をしたために、大変アメリカがこれに対して不満を持った。  一九八〇年の主要国の国防費とGNP比の資料がありますので、私、これをちょっと調べてみましたら、...全文を見る
○田名部委員 私どもは、それで一体国際社会の責任を果たせるかどうか、非常に疑問に思っているわけであります。先ほど申し上げた数字から言いましても、世界の国は非常に経済が苦しい中でもこれだけの防衛費をつぎ込んで自分の国を自分で守ろうとしているんです。それを一%を超えないという議論に終...全文を見る
○田名部委員 五十八年度の防衛予算はマイナスシーリングだということをよく言われて、最近の新聞では、これは別枠だ、こういうことが言われておるようでありますが、この辺についてはどうなんでしょうか。
○田名部委員 自民党の防衛力整備小委員会がGNP一%撤廃を提言しておるようでありますが、これについて長官はどうお考えでしょうか。
○田名部委員 なかなか一%は変える気配はないようであります。  この事業内容でありますが、まだ固まっておらぬということでありますが、大体いつごろを予定しておるのでしょうか。
○田名部委員 六月二十八日の新聞記事でありますけれども、これでは「五六中業の骨格固まる」「二十七日までの防衛、大蔵両省庁の非公式折衝でほぼ固まり、主要正面装備調達経費の総額は四兆三、四千億円程度に落ち着く見通しとなった。」こう出ておるのですが、これはいかがですか。
○田名部委員 こういう数字は一体どこから出て——何もないことを書いているはずがないと思うのです。どうも私、国会議員として勉強不足なせいか、ほとんどマスコミを通じていろんなことが入ってくる。われわれの中でまだわからぬことまでこうした形で出てくる。これはどこかからやはり資料をとってい...全文を見る
○田名部委員 直接お話をされた総理以外は余りわからぬわけでありますが、アメリカもいまの長官のお話ですと、わが国の考え方を理解しあるいは承知しているというお話でありますが、果たしてそうかどうか。理解をしたり承知していると余り問題にならぬはずなんですが、ずいぶんとアメリカがうるさく約...全文を見る
○田名部委員 この集団的自衛権のことについて、私の解釈の仕方が違っていると困りますのでちょっとお伺いしておきたいのでありますが、要するに、たとえば日本の船が攻撃されたと仮定して、これをアメリカは守ってくれる、もしアメリカの船が攻撃を受けた場合には日本はこれは守らない、こういうこと...全文を見る
○田名部委員 そうすると、有事の際に、どこかの国が日本を攻めてきて守るための態勢をつくったが、たまたま攻撃がアメリカの船に行った、これはわが国の船を攻撃したのでないから、これには一切攻撃しない、こういうことなのですか。
○田名部委員 それが、千海里のシーレーン内でたとえば日本とアメリカがたまたま行動をともにしておった、攻撃されたのがアメリカの船だということになると、これはどういうふうになるのでしょうか。
○田名部委員 何かわかったようなわからぬようなことでありますが、日本が攻撃を受けるとアメリカは直ちに行動をとってくれるわけですね。
○田名部委員 次に長官、ワインバーガー会談においてはシーレーン防衛について具体的にどのような要請があったでしょうか。また、このようなアメリカ側の要請があったとして、これは防衛庁の千海里シーレーン防衛構想を超えていると思いますが、この点についてはいかがでしょう。
○田名部委員 洋上防空構想のことなんですが、アメリカ国防当局が日本に大変期待をしている先ほど来の千海里シーレーンの防衛の一環としての洋上防空構想に対して、日本の防衛政策の基本方針にそぐわないほか、世界の軍事的実情から見ても洋上防空は現実的でないとの見解を明らかにしているということ...全文を見る
○田名部委員 硫黄島のことなんですが、将来、シーレーン防衛のための作戦基地といいますか、そういうことのために整備をするということをお考えでしょうか。
○田名部委員 長官にお伺いをいたしますけれども、このシーレーン防衛に関する総合安保閣僚会議において長官はいろいろな御発言をされたようでありますが、そのことをちょっとお伺いしたいと思います。
○田名部委員 この周辺海域を超える部分というのは、具体的に申し上げますと、たとえばペルシャ湾航行の日本のタンカーがどこかの国に攻撃を受けた、これはアメリカにお願いしたい、こういうことなんですね。そう理解してよろしいでしょうか。
○田名部委員 これは繰り返しになるわけでありますが、何かがあるとアメリカにお願いをしなければいかぬという立場で議論をしてまいりますと、防衛ただ乗り論だとかいろいろな話が出てくるわけです。そういったことを理解させることができるのでしょうか。何かあるとアメリカに守ってください。守った...全文を見る
○田名部委員 ことしの夏に予定されているハワイでの安保事務レベル協議においてどういったことが予想されるかということと、塩田局長は、協議ではアメリカの言い分を聞いてくる、こういうお話でありますが、いま私が申し上げたようなことを、ある程度きちっとしたものを持っていかぬと、イエス、ノー...全文を見る
○田名部委員 そこで、リムパックのことなんですが、このリムパックは集団的自衛権に触れるという議論がたびたびなされるわけであります。これはいかがでしょうか。
○田名部委員 自衛隊の国連平和維持機構への参加についてはどのように考えておりますか。
○田名部委員 自民党においてスパイ防止法の提案準備作業が進められておるようでありますが、防衛庁としてこの問題についてはどうお考えでしょうか。
○田名部委員 これは防衛庁の問題なんですね。これは必要なのか必要でないのか。何か周りで決めていただけばというのではなくて、防衛庁として、この種のスパイ行為が行われることによって有事の際には大量の殺戮がなされる、こういうことになると大変なことだと思うのですね。防衛庁としてこの種の法...全文を見る
○田名部委員 この種の法案を持っていない国というのはどのぐらいあるのでしょうか。これはちょっとわかりますか。
○田名部委員 まだお伺いしたいことがたくさんありますけれども、もうそろそろ終わりたいと思うのでありますが、私は自衛隊のいまの考え方、そうしたものをもう少しやはり毅然とした態度で、国を守る自衛官が国を守る誇りというものを持っていただきたいし、国民もまたそういう目で見てほしいものだ。...全文を見る