田名部匡省

たなぶまさみ



当選回数回

田名部匡省の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月12日第122回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(田名部匡省君) 串原議員の御質問にお答えを申し上げます。  来年度の転作等目標面積については、現在検討中であります。確たることを申し上げるわけにはまいりませんが、平成三年十月末の在庫、そして三年産米の集荷、四米穀年度の需要等の見通しを踏まえながら、農家の理解と協力を...全文を見る
11月12日第122回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(田名部匡省君) 浜本議員の御質問にお答えをいたします。  総理が既にお答えになったところでありますが、我が国の米につきましては、米及び水田稲作の格別の重要性にかんがみまして、国会決議の趣旨を体し、国内産で自給するとのこれまでの基本方針のもとで対処しているところであり...全文を見る
11月13日第122回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(田名部匡省君) 古川議員の御質問にお答えをいたします。  我が国の米は、主食であると同時に、稲作の農業の基本部門でもございます。その中にあって、極めて厳しい生産調整を農家の皆さんにお願いいたしておるところであります。したがって、再三にわたる国会決議等の趣旨を体しまし...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 米の関税化についてお答えを申し上げます。  御案内のように、我が国は世界最大の農産物の輸入国であり、その立場を十分に念頭に置いた対応が不可欠であります。先ほど総理からも御答弁がありましたように、世界の国々はそれぞれに困難な問題を抱えております。我が国...全文を見る
11月14日第122回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○田名部国務大臣 このたび、農林水産大臣を拝命いたしました田名部匡省であります。  農林水産行政が内外両面にわたって重要な時期を迎えている折から、農林水産大臣の責務の重大さを今改めて痛感をいたしておる次第であります。  農林水産業は、申すまでもなく、国民生活にとって最も基礎的...全文を見る
11月14日第122回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○田名部国務大臣 お答えをさせていただきますが、いつも先生のこうしたお話を聞くのは大変楽しみでありまして、なかなかああいう日にちやいろいろなことを知っておられるというので、先生のお話はいつも楽しみにしておりますが、米の問題に関する限りは、日本の実情を申し上げますと、三〇%の減反を...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、自由化につながるようなことは、これは断じて受けられません、こういうことでありますので、そういう検討はいたしておりません。
○田名部国務大臣 お答えを申し上げますが、流し網漁業につきましては、従来から環境保護団体、混獲の問題がありまして、イルカとか海産哺乳動物あるいは海鳥、そうしたものの観点から、これは全面禁止だ、こういうことを言われておるわけであります。アメリカは、十月の九日、明年六月をもって公海の...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、最初に、野菜価格の見通しについて申し上げますが、結論から申し上げますと、総じて高値で推移をいたしております。今お話にありましたようなその原因というものは、長雨でありますとか日照不足、台風、それから各産地で大規模な被害が発生をいたしたためであ...全文を見る
○田名部国務大臣 お話の趣旨はよく理解いたしました。私どもも手をこまねいているわけではないんでありますが、何といっても全般的に農業の衰退、高齢化、担い手が育っていない、いろんな構造的な問題があるわけでありまして、この辺のところを十分踏まえながら努力をいたしてまいりたい、こう思って...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをさせていただきますが、仮定の話でありますので非常にお答えしにくいところがありますが、若干、反対している理由等も含めて御理解をいただきたいと思います。  今日までの我が国の主張というものは、何といってもこのウルグアイ・ラウンドの中で努力、解決すべきだ、今...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、どの道を選択をいたしましても、非常な国内の問題が伴います。国会決議を、どう私どもがこれを受けとめていくかというのが一つあります。それからいま一つは、どんな形でも、先ほどの御質問の食管法というものを手をつけずに進めるということは非常に難しい問...全文を見る
○田名部国務大臣 おっしゃるとおり、国際的な立場で自由貿易の恩恵を受けている日本という立場からすれば、先生のおっしゃりたいことはよくわかります。わかりますけれども、現状での日本の立場というものを、さっきも総理から御答弁ありましたように、まだどんなものが出てくるのか全く予測のつかぬ...全文を見る
11月15日第122回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(田名部匡省君) お答えをいたします。  我が国の米につきましては、御案内のように、三〇%の減反を農家の皆さんにお願いいたしておるところであります。また、東京、大阪を除く道府県あるいは市町村議会でも九〇%、こうしたところで市場開放の反対決議をなされております。そういう...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) かねてからガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉における日本の提案でありますが、農業の特殊性、これは米だけではなくて、いわゆる食糧安全保障、あるいは国土、環境の保全等、農業の果たしている多様な役割というものにかんがみて、農業保護の撤廃は受け入れられない...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) どのような提案がなされるかというのが私ども定かでない中で、いろんな仮定の話というのは申し上げるべきでないと思うのでありますが、いずれにいたしましても、出されたものによっては食管法の改正という問題が出てくるかもわかりません。そうした場合に、先ほど総理もお...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 部分開放といえども自由化につながる形、あるいは国内のいろんな問題を抱えて、このことはなかなか受けがたい問題である、こう認識いたしております。
○国務大臣(田名部匡省君) 前大臣のお答えになっておることはつまびらかではありませんが、我が国としては、当初からこの基礎的な食糧や特に十一条二項。に該当する品目についての適切な数量制限の必要性を主張しており、いずれにしても、基本線は守り抜いていかなければならない、このように考えて...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 今回の台風被害でありますが、大分県、福岡県、熊本県、その他全国にわたっておりますが、この地域が非常に大きな被害を受けたわけでありまして、特に林業関係の被害は森林被害を中心に二千億を超える甚大なものであります。  特別立法のことはそれとして、私ども農林...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) お答えをさせていただきます。  御心配のアメリカ、ECのこの歩み寄りというのはしばしば報道で流されるわけでありますが、ウルグアイ・ラウンドの交渉につきましては、十一月の七日、貿易交渉委員会が開催されまして、各交渉分野の現状評価等の報告がなされたわけで...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 台風の被害でありますが、天災融資法の発動あるいは激甚災害法の適用がきょうの閣議で決定をされました。十一月の十九日に公布、施行されることになっております。今後、被災農林漁業者に対して一日も早く融資がされるように県並びに関係機関を指導していきたい、こう思っ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) お答えをいたしますが、一粒たりともという御発言でありますが、今盛んに交渉いたしておる段階であります。再三申し上げておりますように、現状では日本の立場というものを申し上げて御理解いただけるように努力をいたしておる、こういうことでございます。
○国務大臣(田名部匡省君) 自由化になればどういう影響を受けるかという仮定の話でありますのでお答えしにくいわけでありますが、我が国の場合は農業に」かかわらず第一次産業は地方が非常に多いわけであります。したがって、地方経済に与える影響というものは大変なものだと考えております。
11月22日第122回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○田名部国務大臣 十六日に、ヒルズ通商代表と私もお会いしました。この際、従来からしばしば国会あるいは予算委員会でお答えしておりますように、とにかく日本の事情というものをよく御説明申し上げました。密約は、そうした話は全くございません。包括的にウルグアイ・ラウンドをまとめなければなら...全文を見る
○田名部国務大臣 従来の基本方針というのは、私どもは減反政策三割、農家の皆さんにお願いしておる。日本は、こういうものに輸出補助金をつけて外国に出すということは、農産物に限ってはいたしておらぬわけでありまして、そういう立場から、この自由化につながるような関税化というものは受け入れる...全文を見る
○田名部国務大臣 就任早々のテレビでも、いずれにしても国会決議を満場一致でされておりますから、その決議をされた国会の先生方が決議と違うことのお話をされることはまことに遺憾であります、慎んでいただきたい。今、現に交渉をいたしておりまして、どういう方向でこれが進むかというのは、恐らく...全文を見る
○田名部国務大臣 全く委員お話しのとおりでありまして、各国とも非常に困難な問題を抱えて、これはもう実は難航いたしているわけであります。  私どもは、従来から申し上げてまいりましたように、基本的な食糧は自給による、この方針を貫き通す、農家、農民のためにこの点は絶対譲れないというこ...全文を見る
○田名部国務大臣 一昨日から実務者会議が始まりまして、政策レベルでの判断をすべき段階に入った、こう見られておりますが、何といっても一昨日の会合では日程をどうするかという話し合い、昨日からドンケル・ペーパーが、ペーパーというのか、たたき台のようなものが出されまして、いろいろと検討が...全文を見る
○田名部国務大臣 委員お話しのとおりでありまして、このウルグアイ・ラウンドの最大の問題というのは何といっても輸出補助金、これが最大の問題だと私は認識をいたしておるわけでありますが、これが撤廃されないで輸入数量制限のみが撤廃されるなんというのは、これは我が国だけではありません、先般...全文を見る
○田名部国務大臣 岩村委員の今のお話、私どももこれからの日本の農政の方向というものはどうあらなければならぬかということで、かねがね前近藤大臣がこのことを大変心配をしておられて、今お話しのように、本年の五月に新しい食料・農業・農村政策検討本部を実は設置をいたしたわけであります。 ...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、この農産物の問題は、長い歴史の中でそれぞれの国がいろいろな方法をとって今日に至っておる。言ってみれば非常に難しい部分があるのですね。しかも、もう現状でもアメリカも反対という声も非常に強い、あるいはヨーロッパでもEC等これについてまた非常に反...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、マクシャリー委員がなぜ取りやめになったか、こういうことにつきましては、EC内における共通農業政策及びウルグアイ・ラウンドに関する閣僚レベルの協議を継続しなければならなくなったということで来日が困難になったというふうに聞いております。
○田名部国務大臣 最近の報道でいろいろなことが言われておりますが、何といいましても実態をよく把握されていないそういう発言もありますし、あるいは直接お会いしてお伺いしますと、どうも新聞で報道された内容と、言っているのが違うというのもありまして、私はその場に立ち会っておるわけではあり...全文を見る
○田名部国務大臣 先般も政府と自由民主党の農林関係者との話し合いがありまして、そのときにも自由化につながるようなこの関税化というものは、国会決議を踏まえてこれには反対をいたすということを明確にしておるわけでありますから、どういうところでそういう発言になるかというのは私なんかも定か...全文を見る
○田名部国務大臣 私もそのように実は思っている一人でありまして、先ほども申し上げましたように、地球的規模で食糧というものは議論しておく必要がある。不足すれば米の価格が高騰する、これは当然のことでありまして、先般来台風の影響を受けて野菜等が我が国は不足して輸入をいたしておる。前倒し...全文を見る
○田名部国務大臣 今、交渉のさなかでもありますし、この先いろいろなことを想定しての御質問、言ってみれば仮定の話でありますのでなかなかお答えしにくいのでありますが、いずれにしても、今まで再三お答えを申し上げてきたところでありますが、何といっても日本の構造的特質というものが先ほどから...全文を見る
○田名部国務大臣 御案内のように、現在全水田面積の三割を減反、生産調整を実施している。それを考えてみると、極めて部分的といえどもこれは困難なんですね。それと、先ほども申し上げましたように、国会の決議というものもこれはあるわけでありますから、そういうことを踏まえて、国内産で自給する...全文を見る
○田名部国務大臣 基本的方針のもとということで従来の言っていることをくくったものですからそういう懸念をお持ちにたった、こう思うのでありますが、先般の予算委員会でははっきりと、国会決議に沿って対処いたします、こういう御発言をされておりました。私どもも、党との懇談のときにもそのことは...全文を見る
○田名部国務大臣 国会の解散のお話になりますと、これは総理の専権事項でありますので何とも申し上げられませんが、いずれにしてもこの国会決議というのは、今お話しのように政治的な責務を負うものだということでは非常に重い決議、これがありますだけに、私ども、今度のウルグアイ・ラウンドの交渉...全文を見る
○田名部国務大臣 そのとおり全力を挙げて努力をいたします。
○田名部国務大臣 一連の閣僚の発言もあります。従来の閣僚の皆さんもこの件についてはいろいろな発言がありました。ありましたけれども、今回は自由化につながることは、これはだめだという発言が多いんじゃないでしょうか。そういう面では、今回の閣僚の皆さんは、そこのところはきちっと踏まえて発...全文を見る
○田名部国務大臣 何回もお答え申し上げているとおりでありまして、自由化につながることには応ずることはできません。あるいは、国会決議にあることもそのとおりだろうと思うのでありますが、それを体して私ども努力をしておるわけでありますから、全力を挙げてそのための交渉をただいまいたしておる...全文を見る
○田名部国務大臣 御案内のように、農業は食糧の安定供給、そのほかに地域社会の活力の維持でありますとか、国土、自然環境の保全、いろいろ多面的な、重要な役割を果たしてきておるのは御案内のとおりであります。特に私ども、この日本における経済社会の調和ある発展のためには、その健全な発展とい...全文を見る
○田名部国務大臣 我が国の農業、農村にとって、意欲、能力の高い農業後継者を育成、確保することが何よりも重要であるわけでありますが、しかしながら、新規学卒就農者の減少、これは平成二年で千八百人、こういうものを見るときに、その現状はまことに憂慮すべきものだ、こう思います。  農業後...全文を見る
○田名部国務大臣 関税化を受け入れられないという大きな原因の一つは、何といっても今の日本の米作農家、自由化につながっていくようなことになりますと一体どういうことになるであろうか。ただでさえ、もう今申し上げたような高齢化がどんどん進んでおります。そして、担い手は減少しておる。しかも...全文を見る
○田名部国務大臣 政府全体としてもこのウルグアイ・ラウンドは成功させなければならぬ、それは米の部分だけに関したことではなくて全体として成功させよう。しかし、その中で、それぞれの国に問題点があってできないというものもあるわけでありますから、その辺のところは各国の体制というものをよく...全文を見る
○田名部国務大臣 国会決議については、私もこれは何回も読ましていただいておるのですが、「自由化要求の動きは、極めて遺憾であり、認められない。」というところが非常に私ども重く受けとめておるところであります。お話のように、一粒たりとも絶対とかという議論も国会の中にあります。世の中に絶...全文を見る
○田名部国務大臣 どういう受けとめ方をしているかということでありますが、基本的にはこのペーパーが出される前から例外なき関税化ということが言われておりまして、そのこと自体は大変厳しく受けとめておるわけであります。ただ、出されたペーパーというものがどういうものかということを詳しく承知...全文を見る
○田名部国務大臣 この問題、四年前にも三度訪韓いたしまして、思うような決着が見られなかったわけでありますが、ことし既に二回この交渉のために実は党から代表して行ってまいりました。いろいろな問題、あります。ありますけれども、何としても日韓の友好関係ということで、この漁業交渉のためにそ...全文を見る
○田名部国務大臣 水産業界は大変厳しい状況にありまして、米の問題も大変でありますが、鯨に始まって、これにかかわってまいりました。クロマグロあるいは御案内のスケトウダラの禁止あるいはサケ・マスの禁止、全部これは、今イカ流しもそうでありますが、大目流し等の禁止問題が出ておりまして、大...全文を見る
○田名部国務大臣 再三お答え申し上げているとおりでありますが、最初にダンケル・ペーパー、これは議論の素材とはいえ、例外なき関税化の方向であるということは大変厳しい、そういうふうに受けとめております。しかし議論の素材ということでありますから、これから私どもの主張を、積極的に日本の立...全文を見る
○田名部国務大臣 近年、我が国の食料、農業、農村、これをめぐる環境というものは非常に変貌を遂げてきておると思うのです。特に農業従事者の高齢化、これが大変な進行をいたしております。私の地元でもそうでありますが、もうお年寄りばかり農業をやっておる。若い者はみんな都会に出てきておる。あ...全文を見る
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、これまで政府は、米問題について国会決議等の趣旨を体し、国内産で自給をすることを基本方針としてきておるわけであります。  総理の所信表明演説のことについてお触れになりましたが、どういうお考えでというものまでは私どもも定かでありませんが、最終...全文を見る
○田名部国務大臣 総理の発言でありますので、余り細かいことを詰められてもお答えしかねますが、「相互の協力による解決」というのは、農業全般についての考え方を申し上げたのではないだろうか、こう思います。  しかし、米については、このような状況の中で国会決議をと、こう申し上げておるわ...全文を見る
○田名部国務大臣 これまでの基本的方針のもとでというところをもっと詳しく申し上げればよかったんだろうと思いますが、まあしかし、これで全部を申し上げていることになるわけでありまして、私がこうして本会議場、予算委員会そしてきょうの委員会で明確に申し上げておりますので、ひとつこれからも...全文を見る
○田名部国務大臣 そのとおり決意をして取り組んでおります。
○田名部国務大臣 今お話しのようなことでありますので、私も一生懸命頑張っているわけであります。  そもそも、地球的な規模で開発途上国の人口がどんどんふえていっている、一体この食糧問題をどうするのかということも再三申し上げておるわけであります。したがいまして、国内産で自給するとい...全文を見る
12月03日第122回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(田名部匡省君) このたび農林水産大臣を拝命いたしました田名部匡省でございます。  農林水産行政が内外両面でまことに重要な時期を迎えておる折から、農林水産大臣の責務の重大さを今改めて痛感している次第であります。  農林水産業は、申すまでもなく国民生活にとって最も基礎...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) これそのものがどうという意味合いを持つとは思っておりません。素案として出して、会議をやるには何にもなしに議論するわけにいきませんので、そういう意味でお出しになった、これから各国の意見を踏まえてどういうところで一致できるかというためにお出しになったものと...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 今後閣僚レベルの交渉が必要な場面というものが出てくるのかな、こう思っております。今やっておりますのは、御案内のように昨年末のブラッセルの閣僚会議で合意の失敗をいたしたという経験があるわけです。ですから、政治的にこの決定を急ぐということではなくて、もっと...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) お話はよくわかるわけでありますけれども、近藤副長官もお話になりましたように、日本の立場というのは九〇がいいのか三五がいいのかという話じゃないんで、この例外なき関税化というのはだめです、この一点で今日までも各党、おいでいだく団体も言っていただく。近藤前農...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 楽観をいたしておるわけではありませんが、先般アメリカのヒルズ通商代表あるいはECのアンドリーゼン副委員長がお見えになったときも、日本の立場というものはこういうことですと明確にお伝えをいたしておりますし、まあ今高級事務レベルの段階でやっておりますので、必...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 包括的なと、こういうことでありまして、先般ECとアメリカと、またこの間お会いした感じでは全然違うように受けとめておりますが、輸出補助金、まあこれが最大の問題だ、こう思っておるんです。輸出補助金についてはECの方が非常にガードもかたくて、今のところ私ども...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 国際的にいろいろこの種のものを一々全部、途中の経過のことでありますから、それが議題となって混乱を生ずるというようなこともありまして、これは外に出さない、国際的な約束でありますから、それはきちっと守っていかなきゃならぬ、こう思っております。
○国務大臣(田名部匡省君) それで結構であります。
○国務大臣(田名部匡省君) 私の方も一切そういうことは検討いたしておりません。
○国務大臣(田名部匡省君) 私はもうかねがね申し上げているとおりでありまして、近藤副長官と同じ考え方で進んでおるところであります。
○国務大臣(田名部匡省君) 私は決して弱腰だとは思っておりませんが、マスコミの取り上げ方がどういうところからそういうふうに判断されているのか、私もよく理解できないわけであります。いつも申し上げておりますように、このことは、我が国の立場というものを踏まえながら、自由化につながるよう...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 総理がどういう考え方でお話をされておるかわかりませんが、一般的にはウルグアイ・ラウンドというのは米だけではないわけでありまして、いろんな分野で話し合いがなされておる。これも大変難航しておると伺っておるわけであります。したがって、ウルグアイ・ラウンドの成...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 私もそのように考えて行動しておるつもりであります。
○国務大臣(田名部匡省君) 五度にわたる決議全部は承知しておりませんが、三度にわたる決議については承知しております。
○国務大臣(田名部匡省君) 基本的な方針は、言葉の一つ一つは別として、国会の決議というのは、参議院も衆議院もあわせて決議を尊重していくということでありますから、いずれにしても自給でいくんだという国会決議、これを体して今日までも御答弁も申し上げてまいりましたし、そのことで行動をして...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) その覚悟で今の交渉に臨んでおるということを御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(田名部匡省君) 改正する必要に迫られるという仮定の話ですけれども、私ども一切だめですとこう言っておるわけですから、それを前提にあえて申し上げますと、仮に改正をしなきゃならぬ部分があるとすれば、国会で先生方が決議をされる、満場一致でこれはしておるわけですから、それを改正...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 予算委員会のときもそのことは明確に、仮定の話でありますけれども、国会で通らないものをお約束できません、こう申し上げておるわけであります。ただ、まだそこまで行っていない段階でいろいろと御質問されるものですからお答えしにくいんです。精神は一つしかないのを別...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 責任もさることながら、現状では三割も減反をお願いし、一極集中排除をしようという政策を打ち出しておるというときに自由化が行われれば、地方は第一次産業が主たる産業でありますから、これがだめになればみんな都会へ出てきて生活をしなきゃならなくなる。この狭い国土...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 決意においてはだれにも負けぬ気持ちは自分で持っておるつもりであります。いろいろ申し上げることも大事でありますが、やっぱりこれを行動し実行するということが一番大事なことだと自分でもそう思っておりますので、全力を挙げて取り組んでまいりたい、こう思います。
○国務大臣(田名部匡省君) 私も農家の出身なものですから、しばしば選挙区でもお話を申し上げております。実態というものをわかっておりますだけに、今お話しのような考え方で進んでまいりたいと思うのでありますが、ただ時代がだんだん移り変わっていきますと、担い手の処遇でありますとか規模拡大...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 農家の衰退の大きな原因というのは、やっぱり若い人たちにとって魅力がなくなっておる、生活の安定が図りにくいと いうことだろうと思います。
○国務大臣(田名部匡省君) なかなか難しい問題でありますけれども、今お話しのように、一極集中ということがあります。これは何としても防がなきゃいかぬ。そのためには農業の振興あるいは漁業の振興でありますとかそれ以外にない。産業として第一次産業に依存しなきゃならぬというのはやっぱり地方...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 農業や農村の現状というものを国民にいろんな場面をとらえてPRは実はいたしているわけであります。記者会見もその一つでありますし、あるいはパンフレットを発行したりあるいは広報紙、テレビ、そういうものを通じて農政のPRというものは今までも努めてまいりましたし...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 先ほど来新聞を取り上げての御質問でありますが、一連のマスコミで報道されているところを見て、全くどれも私ども一遍も議論もしていなければ相談もしていない、そういうことがまことしやかに報道される。何か意図があるのかな、こう思ってみたりはしておりますが、一切ご...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) しばしば私も閣議で、私も新聞を見てこれは一体どういうことでしょうと。全然ないんですね。もう一人一人確かめるんです。官房長官にも、政府と、こういうことになっているが、あなたの方でこういうことを考えておるのかと、全然ないと、こういうことでありますから、毎日...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) そのとおり実は主張しているわけであります。
○国務大臣(田名部匡省君) 私も基本的には公海というものは自由だということをかねがね主張しておりますし、今でもそう実は思っておるんです。しかし、あの二百海里がしかれて以降、漁業界にとっては大変厳しい状況に追い込まれる、そのほかにまた資源管理という環境問題が新たに漁業界の中に世界か...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 先生は北海道ですので、一番大きな影響を受けるのは漁業なんですね。この問題、私も党の部会長のときに、二回にわたって身を切られるような思いで、徹夜で交渉いたしました。その後、次から次とこの減船問題が出てくるものですから、平成元年の十二月に、閣議で了解いただ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) なかなか難しい御質問でありますが、人によっては、自由貿易の恩恵を日本というのは受けてきた、農業もその範疇である、したがってそれを拒否するようなことはという人もおります。いろんな立場での御発言だろうと思うんですが、いずれにしても豊かさゆえかなと思います。...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) ヒルズ通商代表がお見えになったときも申し上げましたが、輸出国の考え方だけでこれをいろいろとおやりになっているようですけれども、私はもっと地球的な規模で、開発途上国の人口というものはどんどんどんどんふえていっておるが、一体食糧をどうするのかという観点から...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 国会決議につきましては、その趣旨を尊重するというのが政府の基本方針でありまして、その実現に向けて最大の努力をすべき政治的な責務というものを私は負っている、こう思います。したがって、国会決議を体してこれからも国内産で自給する、この基本方針のもとで対処して...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 米は日本国民の主食でありまして、また我が国の農業の根幹をなすもの、そういうことで私ども、いろんなお考えの方もおるわけでありますが、国民全体のコンセンサスというものは先生の今お話しのような状態ではなかったのではないだろうかということもあり、国会決議のこと...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) どういう方策でというお話でありますが、今それぞれの国がいろんな形で議論を展開しておるわけです。先ほど来からお話し申し上げておりますように、我が国は我が国としての主張というものを従来から、自由化につながるような関税化というものは受け入れられない、この基本...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 今交渉中でありますので、これに向けて全力を挙げるというのは私どもの気持ちでありますので、後どうなるこうなると、いろんなケースが出てくるかどうか、それは全くわかりません。仮定の話でありますので、当面は全力を尽くして努力をする、こういうことで御了解いただき...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 農民の皆さんがかわいそうだというお話でありますが、私のところにおいでになります農業団体、農民の皆さんは、この方法で全力を挙げて頑張ってくれと、こういう強い要請でありますので、一生懸命やっているわけであります。いずれにしてもいろんなお話もあると思うんです...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 私どものところに市町村議会の九〇%、東京、大阪を除くすべての道府県議会でこの米市場開放反対の決議が来ております。どこを基準にやるかということになりますと、それぞれの代表であります議会の意見というものも尊重しなければならないのではないかな、こう思っている...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) にしきの御旗にしているつもりもございませんが、現実問題として参議院の方では、完全自給を図れ、しかも米国内の我が国に対する自由化要求の動きは極めて遺憾であり、認められないという大変きつい決議というものがなされておるわけでありまして、これを無視して私どもが...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 具体的には検討はいたしておりません。しかし、自由化になれば地域経済に与える影響というものは、米農家ばかりではなくて関連産業を含めて大変な事態になるというふうに認識をいたしております。したがって、今自由化になるような関税化は受け入れられないということで対...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 交渉の仕方というのはいろいろあると思うのでありますが、私の考えておりますことは、自由化につながるような関税化というものは受け入れられませんという交渉事でありますので、もう一つのものを持って、二つを並べて交渉というわけにもまいりませんので、いずれにしても...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 米ばかりが今議論の対象になっておりますが、今お話しのように、いろいろ輸入制限をいたしておるものがあります。それは同じテーブルで今やっております。ただ、この委員会ずっと通じて国会での議論、ウルグアイ・ラウンドはルールを決める努力をしているわけでして、何か...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 今先生お話しのように、カロリーベースで四八%、世界の主要国の中では最低の状態にあるわけですね。何といっても日本は国土の七割が山であるという条件があります。その狭い国土に一億二千万人が住んでいるわけでありますから、何としてもその中で食糧の自給力の維持向上...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 流し網は今長官からお話があったとおりでありますが、長い間私もこれにかかわってきたわけでありますが、若干またウルグアイ・ラウンドの米の場合と違いまして、五十キロにも及ぶ大規模な流し網なものですから、イカだけをとるのであれば問題ないんですけれども、混獲が問...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 国民それぞれの考えを一人一人聞くわけにもまいりませんが、私どもがとっている行動というのは、先ほど申し上げましたように、九〇%の市町村議会が米の市場開放反対の決議をされてきておる。あるいは東京、大阪を除く全道府県議会、これが同様の反対の決議をいたしておる...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 一般的に十二月の二十日までに何らかの結論を得たい、こういう話が出ますと、あたかもこれがもう決定のように言われるわけでありますけれども、会議を進めるというのは、エンドレスにいつ終わるとも果てのない会合というのはないわけでありまして、私どももこの会議はいつ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 就任のときに申し上げたことは、私の一族も農家をやっております。実態はよくわかっているんでして、もうかったか損したか、関心はあるんでしょうけれども、あらわす手だても何にもないんですね。ですから、若い人はお年寄りがやっているのをそのまま跡継ぎ になって、...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 就任して間もないのでありまして、そういう話までは私のところに入っておりません。
○国務大臣(田名部匡省君) 言われておるいろんな意見は、私もその場におって一々聞いておるわけではありませんが、後からいろんなお話をすると、新聞紙上で言われているような内容のものでないということが意外に多いんです。それは自由化につながるようなことはだめとか、あるいは国内自給はやるべ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 私もそのように思っております。何といってもどんな事態が起きるかわからぬわけでありますから、どんな場合に立ち至ろうとも政府としては国民の食糧というものはきちっと確保するということでなければならぬ、そのように私も思っております。
12月06日第122回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(田名部匡省君) お答えを申し上げます。  国会の決議につきましては、政府はその趣旨を尊重して、その実現に努力すべき政治的な責務を負うものと考えております。そのようなことから、米につきましては、我が国における米及び水田稲作の格別の重要性にかんがみ、国会決議等の趣旨を体...全文を見る
12月11日第122回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○田名部国務大臣 先生御指摘のように、大変いろんな問題が次から次と発生するわけでありますが、何といっても環境保護と資源の保護、こういう観点から大変な指摘を受けているわけであります。  ただ、私どもは、鯨にしても流し網にいたしましても、科学的根拠というものに基づいてやっておるわけ...全文を見る
○田名部国務大臣 お話しのとおり、国会決議を体して全力を挙げて取り組んでおるところであります。  いろいろな考え方ありまして、さっき外務大臣のお話しのような考え方もあろうし、国内に与える影響というものはどういうものか、いろんなさまざまな観点から考えて、しかし現状では私どもは、地...全文を見る
12月12日第122回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(田名部匡省君) お答えを申し上げます。  ウルグアイ・ラウンド農業交渉については、これまで行われてきました技術的検討を踏まえてやっておったわけでありますが、その後政策レベルでの判断をすべき段階に入っておると思います。十一月二十日から高級事務レベルによる非公式協議が行...全文を見る
12月19日第122回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(田名部匡省君) 結論から申し上げますと、従来のとおりにこれは進めていく、こういうことであります。ダンケル事務局長は、今あっせん案か合意案かというお話もありましたが、いずれにしても十二月二十日の貿易交渉委員会で提示をするという予告をいたしておるわけでありますが、本格的交...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 反対のそれぞれの国ともう数回にわたって会合も開いております。そのほかに、農水省の関係部長、審議官をカナダでありますとかメキシコ、バングラデシュ、エジプト、チュニジア、こういうところに派遣をいたしまして働きかけをいたしておるところであります。また大使館も...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 各国それぞれ事情の違いはあります。主要な農産物というものの違いもあります。したがいまして、カナダの提案しているもの、スイスが提案しているもの、それぞれありましたけれども、この分野はいろんな話し合いの中で一本化をしたい、あるいは日本のような米に関する、韓...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 新聞のことでしばしば御質問をいただきますが、そのとおり正確に伝わっているかどうか、しばしばお答えしてきたわけでありますけれども、私もテレビを実は見ておりました。本人の言葉がずっと入っているわけでないものですから、その中で自由化は絶対してはいけない、しか...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) お話のとおりでありまして、二国間交渉はいたしませんということで、これまでもそれを貫いてまいりましたし、今度もそういうことでウルグアイ・ラウンドの中でこのことは交渉させていただきますということは明確にいたしたいと思いますが、いずれにしてもまだ正式の首脳会...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 就任以来、一貫して私は同じ答えを皆さんにいたしてまいりました。これもマスコミの皆さんにも何ら変わることのない話をさせていただいてまいりました。同じ話というのは余り記事にならぬのかどうかわかりませんが、何もないことを勝手に書いているとは思いません、どうも...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) どんなものが出てくるのか、あるいはどんな性格のものかということの見きわめもいたさなければならぬと思いますが、いずれにしても案が示されて、決定案ではありませんので、私どもしばしば会合する場合には一任をとって、そして一任を受けて出すというのが普通会議の進め...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) お話のようにルールというのは公正公平でなきゃいかぬわけでありまして、偏ったルールをつくって協議をしてもそれは協議になりません。したがって、そのルールをつくるための努力をしているんであって、何か事を決めるためにこれをしているのではないというふうに私ども思...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) ブッシュ大統領の訪日の件でありますが、どういうことを会談でテーマにしてやろうかということは決まっておりませんので、いずれそれを見たい、こう思っておりますが、従来から二国間ではやらないということで、今日までも二国間の交渉はいたしていないわけであります。ウ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 今先生お話になりましたように、我が国は世界最大の食糧輸入国である。これは輸入額から輸出額を引いた金額で見ても二百八十億ドル、三兆九千億輸入しているわけです。ですから、貿易というのは得意な分野、不得意な分野、それぞれの国にあるんです。それをみんな出し合っ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) この動向につきましては私どもも随分注意を払っているつもりでありますが、この調査が一体どの程度の人に、どういう地域で調査をされたか、あるいは設問の仕方なんかをどう判断すべきかということを常々考えておるわけであります。  この市場開放問題に関する各種世論...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 決して物がわからぬからと申し上げたつもりはありません。いろいろとそういうデータをおわかりの上でお答えをいただいているのかどうかというのが定かでないと、こう申し上げたのであって、決して国民を愚弄したり、ばかにしてそういうことをいたしていることは全然気持ち...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) その受けとめ方でありますから、どのようにすればいいのかは別として、いずれにしても、食管法の改正でも、あるいは自由化にするかどうかということも含めて国会の御意思で私どもこれに努力をしているわけであります。各党一致で、あのときは満場一致でお決めになったこと...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 私も、市場の視察をいたしてまいりましていろんな話を伺いました。どういうことがいいのか。量販店でありますとかスーパーでありますとかだんだんふえてまいりまして、大量に欲しいという人もおる。そうかといって、それをどんどん際限なくやると、小規模のお店の人たちも...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 先ほどもお答えしておるとおりでありまして、この裁定案というのは決定的な案ではありません。まとまらなければいろんな国の意見を伺った中で一つの方向をお示ししたい、こういうことであります。ですから、これが出たから従来の方針を変えるとかそういうことではなくて、...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) アメリカ、ECが合意をした場合と、こういうことでありますが、仮定の話でありまして、今盛んにそのための努力を代表団が一生懸命やっておりますから、いずれどういうことになっても、私どもは従来の考え方、国会決議、あるいは国内産で自給するという基本的な方針でこれ...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) ブッシュ大統領の訪日の際の首脳会議のテーマというのはまだ決まっておりません。どういうものをテーマにするか、これからのことでありますのでその内容が未確定な上での話でありますが、しかしいずれにしても二国間では問題にしない、取り上げない、ウルグアイ・ラウンド...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 御指摘のような指示を宮澤総理からは受けておりません。
○国務大臣(田名部匡省君) いろんな方がいろんな考え方でお話をされるんだろうと思うのでありますが、しかしこれが自由化になるということになるとその実態から見て極めて大きな影響を及ぼす。特にアメリカやケアンズ・グループが主張している関税化は最終的には輸入自由化につながるわけであります...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) もう既に報道もなされておりますが、日本を含む六カ国が共同で、国内で生産制限をしている品目について輸入制限を認めているこの十一条二項(c)の強化、あるいは明確化が必要だ、これに整合的な措置は関税化の例外とすべきであるということを表明したところであります。...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) 二十日に予定をされておりますガット事務局長の提示文書といいますかがどういうものかという、あるいはどういう性格のものかということは見きわめなければならないと思いますが、いずれにいたしましても、我が国の米につきましては、再三申し上げておりますように、米及び...全文を見る
○国務大臣(田名部匡省君) どういうことがテーマになるかわかりませんが、米だけが解決をすればブッシュ大統領の選挙が有利に展開するとは思えない。他の分野も相当あります。これがまた困難をきわめているわけでありまして、包括的にどの国も公平感、公正感というものが得られるような解決策という...全文を見る