田名部匡省

たなぶまさみ



当選回数回

田名部匡省の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月30日第129回国会 衆議院 本会議 第13号
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○田名部匡省君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員近藤元次先生は、去る二月十六日逝去されました。  近藤先生は、去年の一月半ば、当時の宮澤総理大臣に内閣官房副長官として同行し、ASEAN諸国を歴訪中体調を崩し、肋膜炎と診断されましたが、持ち前の責任感の強さから、...全文を見る
05月24日第129回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○田名部委員 まず、日米関係の御質問をさせていただきますけれども、前細川総理は成熟した日米関係ということでありましたが、羽田総理はどういう考え方を持ってこれから日米関係に対処しようとしておるか、まずお伺いをいたしたいと思います。
○田名部委員 日米関係は、過去にはいろいろ戦争もありました。また、我々が大変困っておるときも大変な援助もいただいたという深い関係にあるのですね。ですから丁非常に大事な関係と言っていいわけです。  ただ、残されている問題は、きょうの新聞にも報道されておりますが、日米包括協議再開、...全文を見る
○田名部委員 それもそうだろうと思うのですが、かつてアメリカが繁栄時代に、ハードウエア、製造業のそうしたものが日本とかヨーロッパとかあるいは特に東南アジア、そういうところに出ていったわけですね。それで、ソフト部門がアメリカに残った。そういうところにまた人材もどんどん集まっていった...全文を見る
○田名部委員 まあ期待も当然でありますが、もっと積極的にそういうチームみたいなものをつくってどんどんおやりいただきたい、こう思うんです。  どうも最近、政治家の対応が後手後手で遅いんじゃないかという国民の大方の意見が多いんですね。あのバブル時代、地価が高騰して、しばらくたってか...全文を見る
○田名部委員 お互いシンガポールに行ったことは多いと思うんですが、すばらしい空港ですよね。アジアの玄関だと、こう言っているんです、向こうでは。なるほど、そう言われてもやむを得ないほど立派です。これにこの通信と情報、これをやって、もういよいよアジアの中心になろう、こう言って一生懸命...全文を見る
○田名部委員 そこで、公の責任で基本的なところはやる、これは結構でありますが、そのやる財源をどうするかということは十分まだ詰まっていないようでありますから、上積み部分をしっかりとお決めいただいて、将来の方向を示していただきたい。  次に、今申し上げたように基盤整備の計画年次とい...全文を見る
○田名部委員 いずれにしても、先ほど来、大変な成長が期待される、また雇用創出も自動車産業よりも上を行くということを言われているわけでありますから、今までの企業が一生懸命努力してリストラとかなんとかやっておりますけれども、やはり新しい分野で日本の経済というものをどうしていくかという...全文を見る
○田名部委員 まあ一とおり伺ってまいりましたが、これはこれだけで済む話でないんですね。例えばこれを進めていくとなると、医療法の改正、公民館を使ってこうやろうというと文部省、もう使うところのあらゆる制度を変えていかなければならない、そうでないとこれは進まないのです、せっかくつくって...全文を見る
○田名部委員 まだまだ残っておりますが、時間でありますから終わりますが、国際空港の問題で、着陸料の額が非常に高過ぎるということと、これはアメリカに旅行する人をどんどんやることによって赤字の解消につながる、あるいは私は、欲しい物を売ってくれるんなら一番ありがたいので、日本が一番何が...全文を見る
10月11日第131回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○田名部委員 私は、最初に、政治を志してから初めて野党というものを経験いたしました。したがって、野党というのはどういうふうに質問すればいいのかというのは経験がございませんので、多少脱線ぎみになることもあるし、あるいは通告をしていない問題で質問することもあると思います。どうぞお話を...全文を見る
○田名部委員 まあ拍手するほどのことでもないんですけれどもね。まあ幾ら言われても、唐突に変えたという印象というものは、私は本会議場で本当にびっくりしたんですから。あらかじめそういう議論がずっとなされておるというのがわかっておれば、はあ、やっとるんだなという気持ちがありますけれども...全文を見る
○田名部委員 さっきの中野委員の質問を聞いておって、総理の答弁というのは本当に無理があるなど。細川内閣のときに社会党の閣僚が、党の基本政策は変わらない、しかし、内閣の一員だから総理に従うんだと、こういう答弁をされまして、私も、あの基地闘争なんか見ておっても、アメリカ帰れとかなんと...全文を見る
○田名部委員 まあ時間かけておやりになる、こういうことでありますが、しかし、民主主義のルールというものは、賛成もあれば反対もあるんですよ。しかし、議論を尽くして決まったならばそれに従うというのが民主主義じゃないですか。ところが皆さんは、多数決で決まってもなお反対し続けてきた、こう...全文を見る
○田名部委員 そこの認識が、総理になったから、定着した、こういう発言をされたんですが、しかし、この日の丸や君が代というのは、もう大分前からですよ、オリンピック始まってもう何年になります、戦後。  ですから、私は、社会党は抵抗したかもしれぬけれども、国民の皆さんは、あんまりそうい...全文を見る
○田名部委員 こればかりではなくて、消費税も、米の自由化、AWACS、原発、すべて変わりましたよね。これで言うとおり、この内閣誕生で何が変わったか、よくわかりました。  まだ変わってないものがあるでしょう。これは何といっても、自民党も今大変な苦労をしておるようでありますけれども...全文を見る
○田名部委員 大蔵大臣のところはどうなんですか、さきがけは。
○田名部委員 社会党はどうされますか。
○田名部委員 まあ、いずれにしても、大事な憲法、基本である、国の基本が変わっているということでも一緒になったわけですから、いろいろやはり誤解を受けるんですよ。  ですから総理は、私はそう思わぬと、三党が協力してと、こう言われるけれども、それならば前政権のときに同じことをやったっ...全文を見る
○田名部委員 政権をおりられても社会党は二度と反対をしないということで、これは結構なことだと思います。  ただ、政治、政党というものは一体何なのか。三党議論をして相寄ってと、こう言われますけれども、政治には、やはり理論あるいは哲学、信念、いろいろあると思いますよ、そういうものが...全文を見る
○田名部委員 今総理言われたように、議員がその地位を利用して不公正な利益を得ていないかどうかということを資金面から検討するというのは、これはねらいだと思うのです。ところが、この資産公開を見ただけではわからぬのですよ。これは桜井前環境庁長官が、一部の政治家がつまらぬことをやったおか...全文を見る
○田名部委員 国会議員になる前は、いろいろ仕事をしたり、何かそういうことで資産形成してきたと思うんですよ。問題は、国会議員の不正があったのかどうか。  例えば、今の議員報酬で東京に土地を買ってうちを建てるなどということは夢のまた夢ですよ。そういうことがあったとすれば、親の遺産を...全文を見る
○田名部委員 随分時間がたちましたが、いま一つ、これは総理のことではない。まあ私もこれは新聞を見まして、うちを見たときは、質素なうちに住まわれてさすがだなやっぱり、こう思っておったのですよ。ところが、資産公開の金額を見たら、まあえらいお金持ちだな。三億ですか、三億四千万ぐらいです...全文を見る
○田名部委員 普通、勧められて買える株かどうかというのは、これはもう個人の判断ですけれども、別に買って悪いというわけではないが、やっぱり危険が伴うわけですから。危険が伴うのですよね。NTTの株でさえも、あんなに高いものを買って相当落ちたわけですから、ましてや全然見も聞きもしない株...全文を見る
○田名部委員 防衛、常任理事国入りやサミットの問題、農業問題も実は用意しておきましたが、時間が参りまして、大変残念であります。時間が来たようであります。あと二分しかないということですから、ここで終わらせていただきますが、総理、悪いと言っているんじゃないんですよ。お互い、政治家が国...全文を見る
11月17日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第3号
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○田名部委員 総理、そして外務大臣、通産大臣、APEC御苦労さまでした。  先にこの問題をちょっとお伺いしますが、途上国は二〇二〇年、先進国は二〇一〇年、貿易・投資自由化の目標年次を定めて閉会になったわけでありますけれども、私は、来年大阪で第三回が開催されるのが決まっております...全文を見る
○田名部委員 新聞、テレビを通じてのみ我々は理解しておるわけでありますが、マスコミは期待外れの日本とか何か批判の記事ばかりで、内容を私わかりませんが、いずれにしても、終了したときに総理の記者会見、それからクリントン大統領の記者会見を拝見しまして、あのクリントンさんの記者会見という...全文を見る
○田名部委員 まあウルグアイ・ラウンドで受け入れた程度のことはおやりになるんだろうと思います。これ以下でもそれ以上でもないと思っておられると思います。まあ、これ以上議論しても何ですから先へ進みます。  今回のこの法案を拝見して、私の感想から実は申し上げたいと思いますが、私はいま...全文を見る
○田名部委員 国が全量を管理しておったときから見れば相当の進歩だというのは、私もよくわかります。ただ、これから向かう方向というものを考えたときにいいのかどうかということを申し上げておるので、特に米の価格、農家の安定、そういうことを考えますと、規模を拡大して価格を下げる、そうして内...全文を見る
○田名部委員 農家の農業離れというのは私は起きてくると思います。お金を持った人は現金を持っていって、機械でも肥料でも何でも安く買うんですよ。そうすると、お金のない人は農協へ行ってツケで買ってくる。金利は高い。だから豊かでない人はいよいよおかしくなっていく仕組みになってきますから、...全文を見る
○田名部委員 私も一年九カ月、これ、交渉に当たった者として、当時、政府でいろんなことがありました。まあ政府のときのことを申し上げることは失礼でありますからやめますけれども。  総理、総理は先ほど来、この資源のない日本にとってはこれは非常に大事だというお考えを述べられておりました...全文を見る
○田名部委員 この米のミニマムアクセス、農業のウルグアイ・ラウンド問題というのは、私は、交渉事ですから激しくやるべきだといって頑張り通したつもりですよ。それはつらかった。最後に私は、どう決まるかわからぬとここで答弁したんですよ。百十何カ国も相手に日本の案だけが通るとは思っておりま...全文を見る
○田名部委員 どうも私はそこのところが、日本はどうするかという問題なんですよ。アメリカがやったらおれらも行こうとか、アメリカが仮にこれ反対してつぶれるかどうかというのは、これは我々の責任でも何でもないんですよ。これはだめになるだけの話であって、どうもそこが何となく、アメリカ見たり...全文を見る
○田名部委員 外国では批准している国はあるんですよ。そうですね。だから、国会で承認をといって、協定はまあそっちを見ながらと。それはだれもそう思いませんよ。国会で承認したら、もう日本はあれだなと判断するんですよ、こっちはそう思ってなくても。だから国会承認が、これはもう一番大事なとこ...全文を見る
○田名部委員 総理、WTOというのは、これは一括して受諾しなきゃならぬのですね。この規定から米だけを切り離すというわけにはいかぬものですから、だから、米は反対とかなんとか言ってみたって、あなたがおっしゃるように、自由貿易の恩恵を受けてきた。宮澤総理、そこで渡辺外務大臣と二人でしき...全文を見る
○田名部委員 別枠かどうかというのは後でやりますが、これは別枠でないと、本当はあの大演説と似つかわしくない内容なんですよ。まあこれは後にしましょう。  そこで、米の特例措置について七年目以降一体どうなるか、それは六年目に交渉することになっております。これはどうですか、決裂すると...全文を見る
○田名部委員 これはどうですか。この間説明を受けたんですが、七年目以降は白紙だ、事務方はそう、私どもに外務省も農林省もお答えになりまして、いささか議論になりました。これは白紙ですか。
○田名部委員 白紙だと。どうも私はそう思わないのですよね。さっき農林大臣何かお答えにならなかったですかね、だれかの質問に。これは全く白紙だと。
○田名部委員 私は、これは決裂ということはないのだろうと思うのですね。このままいくか、先ほど言った関税化の方が得かどうかという議論は、これからやらなければいかぬですよ、ここで。しかし、常識的にはこれは継続していきましょうとなると、受け入れ可能な譲許を与えるということになって、その...全文を見る
○田名部委員 アメリカが脱退するということになると、どうでしょう、アメリカと関係なくなる国が出てきますよね。アメリカはWTO、ほかはガットに入っていますと。そうすると、未解決の貿易紛争というのを今やっているのがありますよ。これはもうだめになるのですね。そう理解していいですか。アメ...全文を見る
○田名部委員 時間になりましたから、あとは午後にお願いします。
○田名部委員 私たちが一番関心を持っておるのは国内対策なんです。これは受け入れるときの条件として国内対策をしっかりやるということでありますので、幾つか質問させていただきます。  先般、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策として六兆百億円の対策費が決定されたわけであります。これは...全文を見る
○田名部委員 そこの、一つ認めればということ、それはまあそのとおりでしょう。しかし、これは特殊な事情によるんですね、ウルグアイ・ラウンドという。しかも六年で対策を、国際競争に耐え得る農業というものをやろうというのですから、これは一般の考え方と一緒にしていいんでしょうかね。  で...全文を見る
○田名部委員 まあ結果を見させていただきますけれども、しかし、財政審は財政面からこれを言っているのですよ。ウルグアイ・ラウンドに関係あったからこれはこうしようとかなんとかじゃないのです。財政審というのは財政の面からだけ言っているだけであって、そこのところはひとつきちっと予算はやっ...全文を見る
○田名部委員 自治大臣、市町村の財政状況というものは、これは平成五年度の緊急経済対策、これを実施して、非常にやはり苦しいのですよ、市町村、自治体の方が。ウルグアイ・ラウンド関連対策を進めるといっても、これは自治体も負担があるわけですから、自治省の地方財政措置というものがどうしても...全文を見る
○田名部委員 大蔵大臣、この予算で、これは事業費ベースですから、六年後に国際競争力がこれでつく、こういうふうにお考えになっておりますか。
○田名部委員 米の内外価格差、これの目標というのは一体どの辺までが限度か、この辺の目標があったらまたお答えいただきたい。
○田名部委員 私は、この政府の大綱決定だけで、どうやってこれを六年間担保するのか。その心配は、日本の経済というものはこれからどうなるかわかりません。財政が非常に厳しい状態になったときに、この六兆百億というものは担保されるという保証はないのですね。だからさっきからうるさく言っている...全文を見る
○田名部委員 先般、連合の政策担当の方々の御意見を伺う機会がありました。もう従来と全然発想が違って、農家の立場というものを十分やはり考えておるのですよ。しかし一方では、納税者、消費者、そういう立場からも意見を出しておられました。これについても、今回のこの関連対策というものを見たと...全文を見る
○田名部委員 大臣、これはもう前から言っていることであって、六兆百億の利益はどういう影響を受けるかということは、これは前々から今申し上げたことはやってきて、私も何回も同じ答弁をしてきた。だから、本当はこの対策をやることによってどういう利益を一般の国民が受けるかということを一遍考え...全文を見る
○田名部委員 大分まだ質問事項が残っておりますが、もう途中でこれはやめざるを得ないと思います。  そこで、この政策というものは農家がやるんですよ。我々じゃないのです。その農家の人たちがどうやって意欲を持ってやろうとする気持ちになるか、ここは大事ですよね。そういうことを考えると、...全文を見る
○田名部委員 一生懸命やるようになった農家に余りそういうことは私はなじまないと思う、国の言うとおりやっておるんですから。これからの問題だって、需給調整、例えばミニマムアクセスの分はしませんよと。ところが前の方を見ると、余ったときは調整するとなるとわからぬのですよ。こっちはそのまま...全文を見る
11月30日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号
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○田名部委員 最初に、この委員会を通じてかつての細川内閣、畑農水大臣に対していろいろな御答弁もありました。私は皆さんのお話を伺って、なぜ参議院での罷免決議をされたか、あるいは自民党の党声明を出されたかという話を聞いておって、どうもよくわからない点があります。  それは、資源のな...全文を見る
○田名部委員 皆さんも外交の継続性でこれはやらざるを得ない。実は私も同じように外交の継続性でこれはやっておったんですよ。私の前の今は亡き近藤大臣、その前は山本富雄大臣、みんな苦労してきました。  私が就任の、これは平成三年十一月の五日であります、最初の記者会見で質問をされまして...全文を見る
○田名部委員 そういうことでありましたから、もう金輪際こんなことで余り何回もやるということのないように、国家国益がかかっておる、私は、税のときもそうだったのです。ここで与野党反対しないで、もうやるときはみんなでやったらどうかという、当時は与党だったものですから、野党の皆さんにお願...全文を見る
○田名部委員 責任を持ってと言われると、持つなと言うわけにいきませんからね。そういかなかったときばどうしますか。
○田名部委員 まあ、それだけの自信を持っておやりになるのであれば、これはもう安心をいたしました。  この間、亀井運輸大臣が私の地元に来まして、新幹線はフル化、私の責任でやる、こう言って、本格着エへ詰め、全部フル化ですよ、未着工部分も着工します。その後、戻ってテレビを見ておりまし...全文を見る
○田名部委員 この中で、それは今後の折衝の中で決まる、わからず屋の大蔵の態度を改めさせ、きちっと責任を持ってやりますから、こう言っているのです。まあ、知事さんや市町村長は喜びましたよ、これは。あなたはわからず屋になっているのですよ。まあ、どっちだかわからぬが、あれだけの、四千人集...全文を見る
○田名部委員 これも、この「二十一世紀の農業再建とJA改革」という資料の中に、平成五年で水田で大体五〇%ぐらい、この整備率が。これは小さいのもありますよ、三十アールとかなんとかというもの。これを一ヘクタールとか三ヘクタールにしていくとなると、これも手をかけていかなきゃならぬ部分が...全文を見る
○田名部委員 まあ地域の実情に応じて今まで一般的にやっておったものは、北海道は北海道、四国は山ばかりだからそこに合う農業、雪の降らぬ沖縄とかそういうところはそういう農業というふうに分けて進めないと、全国一律じゃだめだよ、こう言ってきたのですよ。大分その通りやってくれております。で...全文を見る
○田名部委員 まあ、御指摘のとおりだで終わられたのでは、ちょっとがっかりしますがね……。
○田名部委員 来年の減反で、きのうの議論でもまだこの新食糧法は通っていないのに農家の責任でやらせるのはけしからぬとかなんとかという議論がありましたが、いずれにしても、団体も苦労しておるようです。米は下がるといえばそのままつくるわけにもいかぬ、さりとて団体の方は、いやこうやれ、今度...全文を見る
○田名部委員 団体、大分苦労されておるようですから、団体任せではなくて、もうちょっとやっぱり一緒になって、こういうときですからね。もうやむを得なかったのですよ。だれを恨むんだといったって、天を恨むしかないのですから、あんな凶作は。ですから、お互いにあれが悪い、これが悪いと言わずに...全文を見る
○田名部委員 それから、この手挙げ方式ですが、これは大体百五十万前後として、それ以上になったときは、手を挙げる人が多かった場合にはこれはどういう扱いになりますか。
○田名部委員 それが、百五十万トンと思っているのに二百万トンぐらい、手を挙げる人が多かった——そうでなくて、百五十万トン決めて、手を挙げさすと。だから、その手を挙げる人はだれが挙げているかわからぬから、みんな手を挙げますわね。それはそこで調整させると。
○田名部委員 いずれにしても、今度は水張りだとかなんとかということも考えておるようですが、私は、一番困るのは、基盤整備をして負担金をやっている人が減反させられると、借金を返そうと思った分は減らされるから困ると言う。で、小さい、二、三反歩の人はそんなことはどっちでもいいのですよ。つ...全文を見る
○田名部委員 政府米価ですが、これはどう見ても私は、頭が悪いのかどうかわかりませんが、需給に応じて変動する自主流通米価格を基本として生産コストを勘案する。そうすると、どうしても自主流通米の上がり下がりに合わせるんだなというのが一つあるわけですよ。もうちょっと後段の方を見ると、再生...全文を見る
○田名部委員 それはまあ、上下限七%の範囲というんでこの自主流通は動くわけですからね。だからあの文を見ると、何ともわかりにくいんですよ。何か、こっちにもとれる、こっちではそう決めるが、この七%のところでこっちもじゃ米審の意見を聞いて決めると言ってみたって、米審の意見なんか聞きませ...全文を見る
○田名部委員 それから、いま一つ。規模拡大をどんどんこれから進めますよね。コストは大体、新農政では五割ぐらい下げたい。下がっていくのは結構ですが、規模拡大やってないところは、これは従来のとおり金がかかった高い米価になっておるわけですね。そうすると、自主流通米に出すか政府米に出すか...全文を見る
○田名部委員 まあ今まではそんなに極端に、規模拡大して五割も下がるというのは、まあやっているところもありますよ、あの千葉のヘリコプターで種をまいたとかなんとかというところはそうだろうけれども、しかし、これをどんどん進めていくとその問題も出てくるんですね。そうすると、だれに合わして...全文を見る