田並胤明

たなみたねあき



当選回数回

田並胤明の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○田並委員 郵政大臣におかれましては、このたび御就任大変おめでとうございました。  過日、週刊誌でしょうか新聞でしょうか、大変美しい奥さんと御一緒に出ておりまして、私と同じで内助の功が大変強いんだなという感じを受けたわけですが、いずれにしても、厳しい現在の郵政三事業をめぐる情勢...全文を見る
○田並委員 今の人事部長の答弁については理解をするわけでございますが、賃金の問題は自主的に労使間で決めるということが原則であります。仮に自主的に解決されずに紛争が生じた場合には、公労委という紛争を処理する機関があるわけですが、毎年の例で公労委の方に、調停なり仲裁に移るわけでござい...全文を見る
○田並委員 大臣も同じ考えだということでよろしいですか。
○田並委員 そういうことでひとつぜひ今後の賃金改定に対する労使交渉については臨んでいただきたいということを要望しておきます。  次に、郵貯、簡保の民営・分割論の問題で、郵政省と総務庁の方の見解を幾つか聞きたいと思います。  最近、行革の立場から郵貯、簡保の分割・民営論が出てい...全文を見る
○田並委員 私が次にお聞きしようと思った自主運用の問題まで答弁をされてしまいました。今までの郵政大臣は、私は逓信委員会に初めて来たものですからわかりませんが、大変勉強されて、郵政事業の根幹をまさにきちっと十分に理解をされてやられるという大臣の答弁を聞いて、大変安心をしました。ぜひ...全文を見る
○田並委員 そうすると、郵便の方はそういうことで第四・四半期、ことしの三月までに一応の行政監察を済ませるということでわかったのですが、単年度で総務庁の方は行政監察をされるということですから、この三年計画というのはないということになるのですか。
○田並委員 これは新聞記事ですから、総務庁がそういうふうに決めたかどうかはわかりませんが、六十一年度の行政監察の計画の中に、実は郵便貯金事業というのが含まれているというように報道されているわけですよ。そうするとこれは、今は決まっていないというお話なんですが、少なくとも郵便事業をや...全文を見る
○田並委員 では、ぜひそういう方向で努力をしていただきたいと思います。  次に、小口預貯金の金利自由化への対応の問題で、郵政省並びに大蔵省の方からお聞きをしたいのですが、きのうの朝日新聞、小口金利の自由化は二段構えで、まずMMCを導入して、その次に自由金利預貯金、大蔵と郵政の考...全文を見る
○田並委員 金融自由化とそれから金利自由化、これは郵政省の郵便貯金約百兆円、これを抜きにしての自由化というのは、国民の利益を向上させるという観点からもちょっと抜くわけにはいかないと思うのですね。したがって、これからの郵政省と大蔵省の協議の中で、小口預貯金の金利自由化を進める場合に...全文を見る
○田並委員 ちょっと歯切れが悪いのですが、これからまた続いて一般質問の中で、私どもの先輩の議員が多分やってくださると思いますが、郵政省の方にお聞きをしたいのは、先ほど私が申し上げましたように、小口の預金者の保護あるいは利益の向上というような観点からして、金利自由化は何としても郵貯...全文を見る
○田並委員 わかりました。ただ、先ほどの質問に関連して、例えば大口から中口でしょうか、その次に小口と金利の自由化がされてくる。そのうち郵便貯金だけは別枠だなんということでやられて、一方の金融機関の方では変動金利制でもって非常にいい商品を出してくる。もちろん変動金利制ですから、仮に...全文を見る
○田並委員 大臣の決意を再三再四聞きまして、ぜひひとつそういう方向で一層の努力をしていただきたいということで終わりたいと思います。  きょうは郵務局長にも経理部長にも質問をしたいということでお越しを願ったわけでありますが、時間の関係で次回に譲らせていただきます。  以上で終わ...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○田並委員 それでは、簡易生命保険法の一部を改正する法律案と郵便年金法の一部を改正する法律案について、質問をさせていただきます。分科会の関係でちょっとおくれまして、大変申しわけありませんでした。  今回の簡易生命保険法の改正案は、五十二年に一千万円が決定をされて以来約九年ぶりと...全文を見る
○田並委員 局長の答弁でわかるような気もするのですが、意地悪い言い方をすれば、かなり政治的なものだ。例えば、保険の加入者が四年以内に失効する率というのはどのくらいあるのだろうか、あるいは一年以内に失効する率というのはどのくらいあるのだろうかということを判断されて、恐らくこの四年が...全文を見る
○田並委員 そうなると局長、今度は三百万円増額したのが無診査である限界点だ、このようにも実はとれるわけですね。年々増大をする国民のニーズに合わせて、私どもとしては今の生活実態から考えてみて千三百万ではまだ少ない、もっと増額をする必要があるのではないかという気持ちを持っているわけで...全文を見る
○田並委員 局長の答弁で、私どもとしても、この増額要求というのは国民のニーズがあれば引き続いて行うべきであるというふうに考えますので、一層の努力をしていただきたいということを付け加えておきたいと思います。  次に、これは政令要綱が出ていませんので、執行部の方の御説明だけで私ども...全文を見る
○田並委員 わかりました。  それでは次に、郵便年金法の改正案の関係で幾つか質問をしたいのですが、今度の改正案を見ますと、年金の継続受取人が年金を継続して受け取ることになりますね。今までは受取人は年金継続受取人ではなかったわけですが、今度それを受け取る人が出てくる。その場合に、...全文を見る
○田並委員 これは、今まで課税問題について相当論議をされたものが実るわけでありますから、加入者にとっては非常に結構なことだと思うのです。これは別に夫から妻でなくて、妻から夫でも構わないわけですね、配偶者ということで。  それで、この年金継続受取人に終身にわたって支払うことのでき...全文を見る
○田並委員 それでは年金法の改正案の最後ですが、年金継続受取人の指定及び終身にわたり支払うことのできる年金の新設というのは省令でやられると思うのです。施行期日は、公布の日から起算をして六カ月と、一年六カ月を超えない範囲において政令で定める日から施行する、このようになっておるのです...全文を見る
○田並委員 それから、簡保と年金両方に関係することで、貸付金の法定弁済時期の問題があるわけです。現在では、この貸付金の法定弁済時期については弁済期後四年と規定されているけれども、これを年金約款で定めたいということになっているのですが、約款の内容と、さらに、弁済期を経過しても弁済を...全文を見る
○田並委員 わかりました。  これは民保の場合はどうなっているのですか。簡保が今度改正をされることによって民保並みになったということなんですか。
○田並委員 先ほど局長は、現在法定になっているのを今度約款で定めることについては、法制局の方と相談をした結果これで十分だということなんですが、これは法定にしなくても本当に大丈夫なんですか。約款だけで済むものなんですかね。
○田並委員 それを一年……。
○田並委員 わかりました。  それでは次に、簡保、年金事業の将来展望についてちょっとお伺いをしたいのですが、我が国の長寿社会、高齢化社会というのは、欧米に比較をしてかなり早い時期で長寿社会になっていくということは御案内のとおりだと思うのです。そういう長寿社会の到来であるとか、こ...全文を見る
○田並委員 ついせんだっての各新聞の記事によりますと、我が国の貯蓄額、これは郵便貯金も、民間の銀行預金も、簡易保険も、民間の生命保険も全部ひっくるめて約五百兆ぐらいになってきている。そうすると相当お金がだぶついているわけですね。お金がだぶついているということは、その使い道がないと...全文を見る
○田並委員 資金運用の話に入ったわけですが、現在の円高・ドル安という中で資金運用状況を見せてもらいますと、外国債が九千四百六十億ですか、構成比で言うと三・四%なんですが、これの円高・ドル安の影響というものは出てこないものなんですか。それを一つお聞きしたいということと、もう一つは、...全文を見る
○田並委員 いずれにしても国の事業ですから、不動産投資なんかも一つはあるんでしょうが、そのことによって逆に土地の値上がりを招くような批判を受けないように、それらも含めてひとついろいろと調整してもらいたいのです。要は、国民生活の向上あるいは我が国の経済社会の発展という大きな使命が一...全文を見る
○田並委員 今の余裕金の直接運用の問題については、過去九十四国会あるいは九十八国会でそれぞれ本委員会で附帯決議がつけられているわけでありますが、その努力を多としながらも、引き続いて一層の努力をされるように強く要望しておきたいと思います。  次に、先ほど申し上げました事業の将来展...全文を見る
○田並委員 先ほども言ったように、民保の方から、官業は民業を相当圧迫しているのじゃないかということで、新商品の開発についても、あるいは資金運用のあり方についても、いろいろと注文が来ているのは承知をしております。ただ、国の事業であって、どんな田舎へ行っても郵便局があり、簡易郵便局が...全文を見る
○田並委員 最後に、大臣にちょっとお伺いをしたいのですが、今いろいろと質疑を交わした中で、私、官業が民業を圧迫するといういろいろな批判が出ているというふうに申し上げたのですが、これは逆に言うと、今まで簡保が果たしてきた役割というのが日本全体の生命保険業界にとっていい刺激になって、...全文を見る
○田並委員 終わります。
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○田並分科員 私は、今の井上先生の質問に続いて、同じ同和対策の問題について労働省にお聞きしたいと思います。  同対審答申が出されて既に二十一年目に入りましたし、さらに特措法、地対法という同和対策事業の特別措置法の関連が既に十八年目に入るわけで、いよいよ特別措置法の方も本年で期限...全文を見る
○田並分科員 今の御答弁、まさにそのとおりだと思うのです。今のは表面に出ただけであって、さらに表面に出ない数多くの就職差別等々があることは間違いないわけであります。  その証拠には、被差別部落の人たちの生活水準なり就労状態を私どもいろいろと調査しておるわけでございますが、まず生...全文を見る
○田並分科員 今言われた生活保護世帯が多いとか平均年収が少ないとかということは、突き詰めていくと、大きな要素としては就職の機会均等が損なわれているところに大きな原因があると思うのです。先ほども井上先生言われましたように、一たん就職はしたけれども、それこそ社会保険にも入れないような...全文を見る
○田並分科員 大臣が「いのち愛人権」をごらんになったということですから非常にいいことですが、その中にもありますように「部落地名総鑑」なるものがもう既に二百二十以上出ている。その大部分を東京に本社を置く企業が買っている。こういう状態も出ていたと思うのですよ。  それで私の方からお...全文を見る
○田並分科員 ぜひひとつその決意でやっていただきたいと思うのです。  ただ一つ、労働大臣、中国の奴隷の人の解放を引き合いに出したのですが、被差別部落の人たちをそういう位置づけで見てもらっては困るのですよ。そういう間違った観念で見られますとこれは非常に重大問題ですから、そういうと...全文を見る
○田並分科員 いずれにしても大臣の今の決意をぜひ実行に移していただくように強くお願いをしておきたいと思います。  次に、ILO百十一号及び百二十二号条約の早期批准の関係でお伺いをしたいと思うのです。  これは労働大臣、予算委員会のときに、私どもの多賀谷委員の御質問に対して「国...全文を見る
○田並分科員 確かに国内法の整合性の必要性はわかりますが、一応のめどというのは持っていないのですか。例えば昭和六十一年度中に何とかやるとか、批准をしたいとか、そういう労働省としての気持ち、考えというのは。
○田並分科員 それでは、百二十二号は早期批准ということでぜひ最大限の努力をしていただくと同時に、百十一号の方も早期に批准できるように、国内法の整備等関係各省と十分調整をしてやっていただきたい、このことを強く要請をしておきたいと思います。  もう一つ、最後になりますが、同和対策事...全文を見る
○田並分科員 終わります。
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○田並分科員 それでは、幾つか地元問題を中心にして質問をしたいと思います。  私もついせんだってまで運輸委員会におりましたので、三塚大臣、一緒に運輸委員会でやっておりましたが、大臣の就任をまずお祝い申し上げたいと思います。  ただ、ここで運輸大臣に要望しておきたいのは、これは...全文を見る
○田並分科員 局長の答弁で理解をいたしましたが、実用化になった時点で公共交通としての位置づけをしていきたいということですから、実用化に向けてのまた一層の努力も運輸省としてもぜひお願いをしたい、このように思います。  次に、同じリニアモーターカーの関係で、昨年の七月に運政審の方か...全文を見る
○田並分科員 局長の答弁の中で、都心からのアクセスの改善の中に一つは含まれるのだということならば、副都心という位置づけだってあるわけですからこれは構いませんが、ぜひひとつそういう方向で努力をしていただきたいと思います。  そこで、大臣の方に要望しておきたいのは、今後リニアモータ...全文を見る
○田並分科員 それでは、重ねて要望申し上げますが、今申し上げたように運輸省の交通政策の一環としてぜひ位置づけていただきたいということと、さらに高速性が非常にある、しかも公害がないということで、試算をすると、時速二百二、三十キロで走って、大宮から筑波学園都市を経由して成田まで二十五...全文を見る
○田並分科員 そこで、国鉄の方に聞きたいのは、運輸大臣の考えていくと来年四月に分割・民営、一応こういう時間設定がされているようですが、それとは別にこの事業についてはこのまま置き去りにしてしまうのか、今後の進め方ですね、国鉄としてはどのようにしていこうとするのかということ。もう一つ...全文を見る
○田並分科員 局長の答弁はそれしか出ないだろうと思うのですよね、タイムが決まっちゃっている運輸省の考え方からいうと。私どもは、それとは関係なく、とにかくせっかく始めた工事なんですから、それをぜひ完成させてほしい。  そしてまた大臣、高崎線でも東北線でも、複々線にしない限り、どう...全文を見る
○田並分科員 今の答弁では、全然できないという話でありますから、非常に不満でありますが、いずれにしても乗客がふえることによって増収を図るというのも一つの方法ですし、あるいは増発をすることによってあと一本朝早く出れば、かなり東京通勤も楽になります。したがって増発の関係についても、恐...全文を見る
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○田並分科員 先輩の小林先生のオーバーした分、私の方で調整をいたしますので……。  まず大臣、最初に我が国農業の現状と将来展望についてお伺いをしたいと思っているのです。  我が国が工業立国でありまた貿易立国であるというところから、戦後急速に残念ながら農業の衰退を招いてきている...全文を見る
○田並分科員 大臣、今の一般的な話はわかるのですが、私の聞いたのは、将来とも我が国の食用農産物の自給率というのはどの程度考えたらいいんだろうかということです。
○田並分科員 先ほどの大臣の答弁の中でも、中核農家の育成であるとかあるいは基盤整備であるとか、これらが順調に進んでいかないと日本農業というのはだめになってしまうという、そういう感じなんですが、特に農業就業人口をずっと見てみますと、我が国の場合は先ほど申し上げましたように工業立国、...全文を見る
○田並分科員 この規模拡大の関係でちょっとお伺いをしたいのですが、これは確たる資料ではないので、私のよく読んでいる本に出ていたのですが、規模拡大をしようと思ってもなかなかできない現実がある。それはいわゆる人口過密の地帯と過疎地帯との差はあると思うのですが、例えば水田を十アール借り...全文を見る
○田並分科員 時間の関係がありますので次に移らせてもらいます。  最近、円高・ドル安ということで、主に電力料金だとかガス料金の円高差益の問題が論議になっておりますが、農業用生産資材の中にも飼料、これは直接輸入が多いわけですが、また石油の二次製品として生産をされるものとして肥料等...全文を見る
○田並分科員 肥料の方もほぼ同じような形で行われていると思うのですが、特に私の住んでいる埼玉県の県北の方は畜産農家の非常に多いところですし、畜産、それから野菜、それから水田と、総合的な農業によって、都市近郊ということもあってまあまあの農家が非常に多いわけでありますが、いずれにして...全文を見る
○田並分科員 大臣の方も、この基盤整備については、非常に重要な農業生産の向上のための仕事でございますので、国の財政事情の厳しいことはわかりますが、一層のひとつ努力をお願いしたいと思います。  ちなみに、高率国庫補助率の削減によって、本年度予定をされる例えば埼玉県のいわゆる県費の...全文を見る
○田並分科員 どうもありがとうございました。積極的にひとつよろしくお願いします。  終わります。
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○田並分科員 それでは、私は下水道事業と道路行政のことについて、地元問題で大変恐縮でございますが、絞ってお尋ねをしたいと思います。  昨年も申し上げたのでありますが、五十六年度以降、公共事業予算の抑制ということでゼロシーリングということから、下水道にしてもあるいは道路にしてもか...全文を見る
○田並分科員 人口急増で恐らく人口が間もなく五百九十万に達するだろう。これは首都圏の特異な状況でして、異常な伸びを示して、人口がふえるものですから、一生懸命仕事をやってもなかなかそれに追いついていかない、こういう特殊事情というものを十分に考慮されまして、なお一層の努力をひとつお願...全文を見る
○田並分科員 先ほど聞いた先進諸国との比較ももしわかりましたら……。
○田並分科員 これは、一遍にここまで引き上げるというのはかなり大変なことでしょうけれども、現在の貿易摩擦等々から判断をして、特に諸外国の方から日本の社会資本の整備のおくれを相当指摘されております。もちろん外国から指摘をされたからといって日本がそれに従うということは決してないわけで...全文を見る
○田並分科員 強く要請をしておきたいと思います。  続いて、これまた地元の問題になるのですが、国道関係でお聞かせ願いたいのは、第九次の道路整備五カ年計画が六十二年度で一応終わるわけでありますが、これもまた公共事業の抑制ということで、一生懸命建設省は努力をされているのでしょうが、...全文を見る
○田並分科員 今の局長の答弁でおおむねわかったのですが、残り区間の方ですね。特に百二十五号バイパスから今言われた国道四百七号線、その間の渋滞が解消されるとかなり交通混雑の緩和が図れる地区なんです。したがって、今言われた中野熊谷から百二十五号までの間というのが埋蔵文化財が入ってしま...全文を見る
○田並分科員 わかりました。ぜひひとつ埋蔵文化財の発掘を六十二年度中に終わらせてもらって、その後の一年の間に、今申し上げた中野熊谷、四百七号線から先の百二十五号バイパスまでのとりあえず四車線化を実現をするように強くお願いをしておきたいと思うのです。  続いて、熊谷バイパスのさら...全文を見る
○田並分科員 わかりました。今の公共事業の状況では、これ以上速めると言ってもかなり無理でしょうが、ぜひひとつ一層の御努力をお願いしておきたいと思うのです。  続いて、これも十七号バイパスのまたバイパスみたいな路線で上武国道というのがあるわけです。昨年もお話ししましたように、既に...全文を見る
○田並分科員 大変喜ばしいことでございまして、感謝を申し上げますが、最終的なこれの完了予定というのは何カ年計画ぐらいでやられる予定になっておりますか。
○田並分科員 ぜひひとつ強力に推進をしていただきますようにこれまたお願いをしておきたいと思います。  続いて、時間の関係がありますので、今度は百四十号雁坂トンネルの建設促進の関係についてお伺いをしたいのですが、昨年度おかげさまで百四十号の埼玉側と山梨側を結ぶ雁坂トンネルの建設調...全文を見る
○田並分科員 本当にこの仕事はかなり長い間からの地元の熱望でしたが、いよいよ具体化をされるということで、建設省の努力に心から感謝を申し上げたいと思うのです。ぜひひとつ七十年代初めに山梨側と埼玉側が結ばれて、両県の産業、文化の交流に大きな貢献をされるようにお願いをしたいと思います。...全文を見る
○田並分科員 それでは以上で終わります。ひとつ一層の御努力を心からお願いをして、質問を終わります。ありがとうございました。
03月24日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○田並委員 それでは、私は第一点、NHKの今後の財政見通しとその対策についてお伺いをしたいと思うのです。  郵政大臣おりませんので、次官の方にお願いをしたいんですが、まず大臣の今度のNHK予算に対する意見の中で、六十一年度の債務償還に必要な資金九十九億円というのは五十九年度、六...全文を見る
○田並委員 政務次官の方の答弁の中で、どうも聞きようによるとNHKだけに極力努力をしろ――ただ、郵政省としても国としても少し考えなくてはいけないのがあるのではないかと思うのは、一つには先ほど国際放送の関係がありました、分担金のあり方について。確かに額は去年と同額ですが、比率からい...全文を見る
○田並委員 そこで、受信料の性格についてNHKの方に聞きたいのですよ。  というのは、放送法の三十二条によりますと、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」こういうふうになっていますね。これは義務契約だ...全文を見る
○田並委員 確かに今答弁のあったとおりで間違いないのでありますが、ただそうなりますと、この受信料の滞納であるとかあるいは意図的な未契約数だとか、こういうものについての努力はなお一層されなければならないだろう。単なる放送対価説をとるならば、うちはNHK切っちゃうよ、民放だけ見ている...全文を見る
○田並委員 ひとつ一層の努力を強く要望して、次の問題に移ります。  同じく、NHKの今後の財政見通しとその対策の一環として、先ほどちょっと大臣いらっしゃらなかったときに政務次官にお話をしておいたのですが、というのは放送衛星のBS3の関係です。先ほど申し上げましたように、BS2の...全文を見る
○田並委員 将来の放送衛星についてはリース方式も検討課題にしたいということで、これはぜひそのようにやっていただくことが、NHKの財政を健全化する一つの道になるんではないだろうかというように思いますので、ぜひその方向で鋭意検討していただきたいと思うのです。現実のBS3の問題について...全文を見る
○田並委員 まだ数多く質問はありますが、時間が来ましたのでこれで終わりますが、郵政大臣、今お願いをしたように、ぜひひとつ関係各省と協議をしていただいて、国の厳しい財政事情ではありますが、これから極力長期にわたってNHKの受信料の値上げは抑えなさいと、せっかく意見として指摘をしてい...全文を見る
04月09日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○田並委員 先ほど私どもの阿部委員の方から大臣に対して、経構研が総理大臣に出した意見の中に非課税貯蓄制度の廃止というのが出ておって、それに対しての大臣の考え方も聞いたから、それで理解をしたわけでありますが、第一回の私の大臣の所信表明に対する一般質問の中でも、非課税貯蓄制度というも...全文を見る
○田並委員 そうすると、前段言った内部監査体制の充実ということでの監事の複数等についても振興会の自主的な判断に任せる。もちろんそれは定款の中に入るわけでありますから、その定款を認可をする際に、郵政省の方できちっと調査をして慎重な配慮をする、こういうことなんですが、実は定款の中身に...全文を見る
○田並委員 わかりました。  それでは、今度の法改正の中で役員の選任に当たっては、もちろん今までは郵政大臣の任命でしたが、今度は振興会の方で選任した者を郵政大臣に一応認可を得るということになっておりますが、「郵政大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。」このようにあるので...全文を見る
○田並委員 そこで、今度の改正法の八十一条によりますと、「定款記載事項」の中の五項目目に、「役員の定数、選任方法その他役員に関する事項」ということになっているのですが、この役員の選任はどういう方法で選ぶのですか。  というのは、評議員の選び方というのは「郵政大臣の認可を受けて、...全文を見る
○田並委員 ちょっと、いろいろ行き違いができるようなときも多分あると思うのですよ。評議員も役員も一遍にやめるなんということはないでしょうし、また一遍に解散するということはあり得ないかもしれませんが、ただ、時期的に見て、それらが重なるようなときだってないわけじゃないと思うのですね。...全文を見る
○田並委員 もう一回局長、役員の選任について、現在の振興会の役員がそのままこの法律施行のときの役員として選任をされたものとみなすわけですね。それで、そこから今度は郵政大臣の認可を受けて理事長が評議員を任命をする、こういう格好になりますね。そうすると、その理事長が交代をするときは評...全文を見る
○田並委員 そうすると、今の条文で役員の改選期に特段のトラブルは考えられない、心配ないということで理解していいわけですね。  それでは次に、評議員会というのは、今言われたような大変重要な事項を審議をする機関として設置をされるわけでございますが、これは常設にするのか、それともその...全文を見る
○田並委員 次にお聞きしたいのは、先ほども阿部委員さんの方からお話がありましたが、振興会の行う調査研究について、五十九年度もかなり濃密な調査研究をされているようでありますが、これは郵政大臣の諮問でやるのではなく、自主的に振興会の方で行うものなのか。しかも、郵政審議会や行政の各種審...全文を見る
○田並委員 わかりました。  そうすると、郵政大臣の諮問によって行うのではなくて、あくまでも自主的な判断でこれを行う。結果的には、今言ったように郵便貯金を取り巻く諸環境に対応するような、あるいはこれからの郵貯のあり方等についての具体的な課題についての調査研究をされる、それを郵政...全文を見る
○田並委員 次に、今度の法改正で振興会の役員の選任、評議員会の設置、財務会計の規制緩和、このように限定されているのですが、このことによって振興会の行う事業の拡大というのは何か考えられているのか。例えば先ほども阿部委員さんも言われましたように、会館の運営が主体で、それ以外の新しい事...全文を見る
○田並委員 今のところは漠としたもので、具体的な事業というふうにはならないという話でございますが、先ほども、評議員会が設置されることによって、民間の知恵の結集を図りながら、貯金振興会の事業が郵便貯金を利用している人たちのためになる、また振興に役立つようなことをやっていきたいのだと...全文を見る
○田並委員 五%増ということでも、約七百万人になるのでしょうか。  郵便貯金会館の新増設を、臨調の第五次答申で今のところストップさせられている格好になっていますね、大臣。これは先ほどから話を聞いておりましてわかるように、郵便貯金振興会というのは、国からの交付金だとか補助金だとか...全文を見る
○田並委員 それは大臣も同じ見解だということで理解をしてよろしいですか。
○田並委員 それじゃ、ぜひそういう方向で一層の御努力をお願いしたいと思います。  もう時間が参りそうですので、一つだけ、例の事務手続的事項の省令委任の問題でお聞きをしておきたいと思うのですが、通常郵便貯金に関する権利の消滅の問題で、今回の法改正でいくと利子の記入が今度は自動的に...全文を見る
○田並委員 わかりました。終わります。
04月14日第104回国会 衆議院 商工委員会運輸委員会逓信委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○田並委員 それでは、郵政省と通産省の方にお聞きをしたいのですが、各省の関係が出てくると思いますが、ひとつ郵政省、通産省の立場でぜひお答えを願いたいと思います。  一つは、最近、特に内需拡大を目的とした民間活力の活用、いわゆる民活というものが日常用語みたいになっているのです。そ...全文を見る
○田並委員 鶏が先か卵が先かという論議ではなくて、私どもの判断では、公共的性格の強いもの、いわゆる公共事業的なもの、こういうものを民間の資金なり知恵を導入して具体的にその事業をやってもらう、結果的に内需の拡大に結びつく、こういう理解をしていたわけであります。  そこで、特に今回...全文を見る
○田並委員 今の答弁ですと、官民の中間にあるもの、具体的な線引きは基本指針の中に示すということですが、基本指針の大綱というものはまだできていないのですか、その具体的な物差しというか、線引きはどういうふうにしようかという。
○田並委員 余りはっきりわかりませんが、今度の法律に出されている特定施設というのは、従来大体民間の施設でできる内容じゃないかと思うのです。純粋に公的な施設というふうに判断ができないような気がするのです。要するに、例えば国が、昨年度ですか、例の基盤技術研究円滑化法というのを制定しま...全文を見る
○田並委員 昨年の基盤技術研究円滑化法の審査で、浜西議員が質問の中で、例えば民間の研究開発費を含めて大体どの程度になるのか、こういう質問をしましたところ、大学だとかあるいは国、県、それから民間を含めて年間大体七兆円ぐらいだ、そのうち四兆六千億、全体の七〇%が大体民間の研究開発費用...全文を見る
○田並委員 ここで言うべきことじゃないのでしょうが、真接的な内需拡大というのは、そういうことも一つは必要かもしれませんが、早急に内需の拡大をするためには減税しかないのです。あるいは立ちおくれている社会資本の整備で、具体的に建設国債を場合によれば増発をしてでも、公共事業を拡大して社...全文を見る
○田並委員 続いて、特定施設の整備に当たって地方公共団体の果たすべき役割というのはかなりあると思うのです。今まで出ただけでも、地方税の減免の措置が一つです。それから第三セクターへの出資が一つです。それと同時に、特定施設をつくっただけではどうしようもないので、周辺の道路整備をしたり...全文を見る
○田並委員 地方公共団体に対する具体的な裏づけ措置等しっかりやってもらわないと、今度の民活法というのは単に国が地方に肩がわりをさせるだけのものになってしまうと思うのですよ。地方財政だって決して楽なんじゃないですからね。ことしも一兆一千七百億の補助金カットの法案が今審議されておりま...全文を見る
○田並委員 余りはっきりしませんが、二対一だということはわかりました。  そこでちょっと郵政省にお聞きをしたいのですが、郵政省のプロジェクトがかなりありますけれども、これは特定施設も大小があると思うのですね。大きいのもあるし、小さいのもあると思うのです。その際に、基本方針を策定...全文を見る
○田並委員 終わります。
09月25日第107回国会 衆議院 本会議 第5号
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○田並胤明君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました内閣提出に係る日本国有鉄道改革法案並びに国鉄改革諸法案について質問をいたします。  質問の第一は、国鉄改革についての総理の基本認識についてであります。  総理は、今次国鉄改革は行政改革に残された最も重要...全文を見る
11月27日第107回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○田並委員 それでは時間の関係もありますので、かいつまんで郵政省並びにNHKの会長に質問を申し上げたいのですが、NHKは、大変公共放送の使命に徹しまして、国民の信頼にこたえて公平、公正、不偏不党、表現の自由を確保するために日夜努力をされていることについては心から敬意を表したいと思...全文を見る
○田並委員 そこで郵政省にもちょっとお聞きをしたいのです。これは大臣じゃなくても結構です、局長の方で結構ですが、経営委員会の権限というのはこの法律、放送法できちっと規定されていますですね。それとあと経営委員長の役割についても規定をされていると思うのですが、改めてどういうものなのか...全文を見る
○田並委員 それともう一つは、局長、ここに書かれている、例えば「公平、公正な報道。どうも、一面の真実しか伝えていないきらいがあるねえ」ということは、番組の編集に経営委員長として明らかにタッチをしているということですね、この言葉が本当だとすれば。それと、国際放送は国策放送であるべき...全文を見る
○田並委員 そこで、この新経営委員長さんの新聞の記事による発言について、経営委員長というのはここまで入り込んでいいのかどうか。例えば、これは偏向放送のようだというように言っている意味でしょう、中身を見ると「公平、公正な報道。どうも、一面の真実しか伝えていないきらいがあるねえ」こう...全文を見る
○田並委員 どうも時間がないので、大臣からも御答弁をいただこうと思ったのですが、私の方から要望として、誤解であれば一番ありがたいのですが、少なくともこういう公共放送ですから、従来から院で決議をしているように不偏不党、表現の自由の確保、公平、公正な公共放送の使命に徹するということで...全文を見る
○田並委員 終わります。