高良鉄美

たからてつみ

選挙区(沖縄県)選出
沖縄の風
当選回数1回

高良鉄美の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第201回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○高良鉄美君 会派沖縄の風の高良鉄美でございます。  今日は三人の参考人の方々の御意見をお聞きしまして、もう非常に貴重で、ありがとうございます。  少し個別に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、伊集院参考人の方にですね。  もう離島の苦しみというのは本当に沖...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  今も離島ならではというお話をしましたけれども、今度は町村会の会長として、この御意見ですか、この三ページ、町村自治の確立ということで、伊集院参考人のこの中に、この最後の要請の、これは四ページになりますけれども、一番最後に、道州制は導入しな...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  道州制の見方、いろいろあるかと思うんですけれども、もう今非常に、やっぱりその危機感からということで、地方の在り方というところだと思います。  それでは、済みません、木村参考人の方にお伺いしたいと思います。  今の道州制の関連で、やは...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  その関係で、木村先生が地方政府という言い方を幾つかのところでやっておられますけど、その地方政府というのはどういったイメージなんでしょうか。
○高良鉄美君 ありがとうございました。  あと一点、広域連携という言葉ですね。遠隔連携は大体分かるんですけれども、広域連携になると、これが進んでいくと広域連合の中のプロセスの一つかどうかというので、そこら辺はどういうふうにお考えでしょうか。
○高良鉄美君 ありがとうございました。  ちょっと先生の御専門の方を見たら地方財政関係がありましたので、今のこの地方自治体の問題、地方自治権の問題というと、結局、シャウプ勧告で戦後に出てきた、地方の税制をもっと強化しろというようなところが財政強化にあるのかなと思うんですけれども...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  最後に、礒崎参考人の方にお伺いをしたいと思います。  立法分権という非常に刺激的な言葉ですけれども、この立法分権でいうと、地方の権限という側面見ますと、地方自治法の規定を根本に置いて、それが委任立法として地方に流れているのと同じ感じな...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  今日、礒崎先生のいろんな、この法令の要件等とか見直しとか削除とか、この辺は非常に参考になって、やっぱりかなりの権限を、あるいは自主決定を法令上もいろいろ変えていくということが必要じゃないかという御意見を非常に重く思いました。  自治体...全文を見る
○高良鉄美君 これで時間ですので終わりますけれども、やはり行政監視委員会のやっぱり頻度とか、そういう意味では、多くの意見をどんどんどんどん吸収するという形でできるのが本来かなと思っているんですけれども、もうこれで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月18日第201回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○高良鉄美君 会派沖縄の風の高良鉄美でございます。  先ほど来、法の支配に関連するような問題もずっと指摘されたり、あるいはコロナウイルスの問題、いろいろありましたけれども、私は、大臣の所信については、法の支配の観点から、次の機会にこれはちょっと質問したいと思いますけれども。 ...全文を見る
○高良鉄美君 常勤医師をこういうふうに確保することができていないといって、そういう状況でありながら、先ほどのこの佐々木入管局長は急務であるとおっしゃっているわけですけれども、常勤医師がいないこういった体制をどういうふうに乗り越えていくつもり、お考えでしょうか。よろしくお願いいたし...全文を見る
○高良鉄美君 いろんな形で協力をし合っていくということですけれども、二〇一五年に矯正関係の、矯正医官の兼業及び勤務時間の特例等に関する法律が成立しました。  これは、矯正施設に勤務する医師について、医者について、その能力の維持向上の機会を図り、優れた人材を継続的に、安定的に確保...全文を見る
○高良鉄美君 是非、この常勤医師の確保が急務であるという、そういう現場の、局長のお話ですね、そういったことを踏まえて、これは法律上特例を設けるとか、そういった措置をとって、議論にのせていくと、実現をしていくということまで含めて御検討いただけるといいと、御検討いただけたらと思います...全文を見る
○高良鉄美君 こういった形で、七件、九件、そして三件、二件と、この東日本入国管理センターと大村の方の入国管理センター、合計すると結構な、二十人以上いるわけですけれども、そういった、去年が出ておりませんが、そういった原因をやっぱり大臣はどう考えていらっしゃいますでしょうか、原因です...全文を見る
○高良鉄美君 是非、この原因も含めてお調べいただきたいと思います。  特に、私が実際に収容者の方、被収容者の方からお聞きすると、もうかなり参っているんですね。参っている原因というのは何かなというと、これ長期化しているという問題があります。そして、この六か月以上の長期被収容者とい...全文を見る
○高良鉄美君 最高裁の判決の趣旨も、基本的にはこれは立法問題じゃないかというようなところで、立法に委ねたような形で合憲だと。ですから、合理性があるということの一方の、もう一つの部分というのが非常に重要なことだと思いますし、それに対しての取組をやっていくということですので、そういっ...全文を見る
○高良鉄美君 この、昭和五十年と、要するに一九七五年ですけれども、もう四十五年も前に、出され続けているという、これ現在まで出されて、採択は別として、こういったもので、実は、同じときの一九七五年に出されたもう一方の婚氏続称、離婚した前の称をそのまま、離婚する前の、つまり同姓のときの...全文を見る
○高良鉄美君 はい。  じゃ、これは次回お伺いしたいと思いますけれども、この問題、やはり男女平等の問題だけじゃなくて、多くの、先ほどの国際社会の問題もありましたので、是非今後も取り扱っていきたいと思います。  ありがとうございました。
03月19日第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高良鉄美君 会派沖縄の風の高良鉄美でございます。  今日は、東日本の大震災という、この復興に関連した大枠といいますか、あるいは直接的に関連するような問題も含めた質問をしたいと思います。これが、被災者生活再建支援法ですね、この制度についての質問になります。  早速ですけれども...全文を見る
○高良鉄美君 ただいまありましたように、この被災者生活再建支援法、この趣旨からすると、やっぱり生活をしっかりとしてもらうということですが、都道府県関わっている、自治体も関わっているということで、国だけではありません。そういった意味合いで、じゃ、このでき上がった経緯によって一つ乗り...全文を見る
○高良鉄美君 時間が来ましたので終わりますが、是非、前向きな検討を含めて、真の生活再建に当たっていただきたいと思います。  ありがとうございます。
03月24日第201回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  前回、質問の途中でございましたけれども、それを引き続き扱いたいと思います。選択的夫婦別姓についてお伺いします。  前回は、政府の男女平等のこれまでの取組を紹介して、法務省の民法改正への決意を示した上で、法制審議会が男女平等の見...全文を見る
○高良鉄美君 今日午前中の質疑の中で、これやはり法務省として取り組むということで、困り続けている国民について一人でも多くの方を支えたいということを言われました。そういった面からすると、この選択的夫婦別姓には様々な意見があるからといって、困り続けている人が四十五年間ずうっと多くの人...全文を見る
○高良鉄美君 今お答えがありましたように、憲法の十六条というのは、人権が十条から書かれていますけれども、非常に若い条文ですね。先の方にあるということは、それだけより基本原則に近いということ。この請願権というものが基本的人権であるということを考えますと、この請願の重みというのが随分...全文を見る
○高良鉄美君 この質問もう終わりますけれども、これに関しては。  今、議員立法も、自民もいろいろ研究会もあってと。そして、四十五年間というのは相当な重みがあって、請願権を使ってやったということですね。そこを我々はきちんとしていただきたいし、今後も是非、そういった観点から、今の着...全文を見る
○高良鉄美君 今、ジャスティスの意味を言っておられました。  前回、実は、見方を変えるわけではありませんけれども、法の支配について非常にいい御答弁をいただきました。法の支配というのは、権力を法で拘束することによって国民の権利、自由を擁護することを目的としておりますので、ここでい...全文を見る
○高良鉄美君 ルール・オブ・ローというのを、ある新聞では法の原則とかあるいは法の規則というふうに訳して社説に載っていましたけれども、そういうことではなくて、法の支配、そして今大臣答弁されたように、人の支配はルール・オブ・マンということで、その時々の権力者の考え方次第でこういうふう...全文を見る
○高良鉄美君 そういった意味では、検察庁法というのが特別法であると、特別法は一般法を破るということで、なぜそういう規定が、今二点ありましたけれども、この二点からすると、やはり検察庁法は特別な思いを持って、あるいは趣旨を持って制定されているということですね。そういった意味でいうと、...全文を見る
○高良鉄美君 これは、帝国議会の議論というのがありましたけれども、これ帝国議会は最後の帝国議会で、その後は日本国憲法になるわけですね。そういったところで、日本国憲法が制定されることを予定してこの検察庁法ができたわけですよ。そういう中で定年延長の規定を入れなかったということには特別...全文を見る
○高良鉄美君 そういった意味でいいますと、確かに形式的には任免権、それは内閣にあるということですけれども、内閣の意向でやるのではなくて、この検事総長の人事というものは、この検察庁の中でいろいろ積み上げてきたものがあるわけですから、本当に仕事に支障があるというのは、内閣が分かるんで...全文を見る
○高良鉄美君 はい。  ありがとうございました。この関係は、今、私が間違えた検事総長と、人事と言いましたけれども、検事長人事のことなんでしょうけれども、検事総長にどなたかがなるかもしれないということが強く今国民の中でも見えているわけです。その問題だということで御指摘をしておいて...全文を見る
04月02日第201回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  質問に入る前に、ちょっと二点ほど申し上げたいと思います。  新型コロナウイルスの感染が極めて深刻な状況となっていますけれども、私が懸念している在沖米軍内における新型コロナウイルス感染の問題について言及したいと思います。  御...全文を見る
○高良鉄美君 憲法の言及がありましたけれども、戦後の民法改正時から改正が不徹底であったということが当時の司法委員に共有されていたんじゃないかと思います。  そのような経緯から、先ほど言われましたように、一九五四年に法務大臣から法制審議会に対して包括的な諮問がなされたわけです。こ...全文を見る
○高良鉄美君 ただいまありましたように、国内外の変化ということがありますけれども、特に、条約あるいは憲法のこういった理念に沿って見直すということで、人権状況、こういったものが出発点であったんじゃないかということを改めて理解いたしました。  そこで、法務省も、この法制審の答申があ...全文を見る
○高良鉄美君 今ありました家庭内の夫婦の平等、それから氏の問題も出ました、それから待婚期間の問題、そういったことの不平等等を検討するという姿勢があったわけですけれども。  一九九六年の二月に法制審議会が民法改正案要綱を決定し法務大臣に答申しましたが、現在まで立法化されておりませ...全文を見る
○高良鉄美君 今も、様々な御意見があったということで、家族の在り方に関わるということで、これまで繰り返されたことだと思いますが、先ほどお伺いしたように、家庭内の男女平等の、夫婦平等の観点、そういったことから、これまで法制審の方は取り組んできたということでございました。  そして...全文を見る
04月07日第201回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  外弁法改正における国際的な法務人材育成の必要性についてお伺いいたします。  今回の外弁法改正案では、外国法事務弁護士等による国際仲裁事件及び国際調停事件の手続代理の充実が図られています。先ほども言及がありましたけれども、二〇二...全文を見る
○高良鉄美君 今ありましたけれども、そもそも法科大学院の設置基準の中に国際化というのが入っていて、このような問題というのはスタートのときから意識をしてやるべき問題だっただろうと思います。そして現在、あったように、幾つかの法科大学院ではもうそういうものを既に行っているということです...全文を見る
○高良鉄美君 中小企業、特に日本の産業を支えているという、下支えをしているということがありますので、大企業ももちろんそうですけれども、中小企業も今のように啓発のプログラムを含めて是非前進させていただけたらと思います。  それでは、ちょっと外国人弁護士ということについて。外国人で...全文を見る
○高良鉄美君 今、久しぶりに当然の法理というのを聞きましたけれども、法教育にもう携わって長いんですが、当然の法理というのはもう死語じゃないかと私は思っていたんです。  これは一九五三年の内閣法制局の解釈なんですよね。法律上はどこにも、この民事調停委員に関する、法律あるいはそうい...全文を見る
○高良鉄美君 調停委員の委員会の構成を今おっしゃいました、裁判官とお二人の調停委員であると、民事調停委員ですね。その中でお一人が弁護士会から推薦をされている。それなのに、そして多数決をしたところで、これは別にこの外国籍の弁護士の方の意見が直接反映されるわけじゃないですよね、多数決...全文を見る
○高良鉄美君 はい。  是非、当時の状況とは違っているということをお話をして、この外弁法の改正の趣旨にも合うように是非前向きに検討していただければと思います。  ということで、質問を終わりたいと思います。
04月15日第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  先週、先月といいますか、十日の話ですけれども、米軍普天間飛行場から発がん性の指摘される有機フッ素化合物の一種PFOSを含む泡消火剤が基地の外へ流出するという、あってはならない問題が発生しました。二〇〇七年からもう七件目です。しか...全文を見る
○高良鉄美君 平時からの連携ということで、今お答えいただきましたけれども、是非検討を進めていただきたいと思います。  このチームですね、チームで対応するということ、非常に重要だと思いますので、都道府県を含めまして情報の連携もお願いしたいと思います。  被災をした対象者の自己決...全文を見る
○高良鉄美君 被災者支援のこの気持ちを寄り添うということ、非常に大事なことですけれども、このためにやはり、より気持ちに寄り添うという、専門職の方々の援助という手助けを、支援をいただくということ、非常に重要ではないかなと思います。  そこで、避難所の話がありますけれども、福祉避難...全文を見る
○高良鉄美君 福祉避難所のガイドラインを含めたお話がありましたけれども、是非また取り組んでいただきたいと思います。これ、現場の実際に福祉職の方々がこれが今は一番必要じゃないかというふうに、そういうふうな声がありまして今日質問したわけでございます。  この避難所、これ、発災した直...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。  この医療的なものとそれから福祉的なものを一緒にしたようなということで……
○高良鉄美君 医療ソーシャルワーカーというものがあるようですけれども、大臣にお伺いをしたかったんですが、もう時間がありませんので、是非そういった意味では、被災者に寄り添うという現場主義の所信を表明されましたので、しっかりまた対応していただければと思います。  これで質問を終わり...全文を見る
04月16日第201回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  裁判所における女性活躍についてお伺いします。  裁判官、調査官、書記官など、裁判所の職員に占める女性の割合と管理職に占める女性の割合について伺います。最高裁判所の方、よろしくお願いします。
○高良鉄美君 今ありましたけれども、最高裁を含めて上級審に行けば行くほど女性の割合は低いというのがありますけれども、最高裁は、たしか裁判官、女性の方お二人ですね。それ以前は三名だったと思います。各小法廷にお一人いたんですけれども、後退していると言った方がいいのかもしれません。 ...全文を見る
○高良鉄美君 今お示しいただいたように、毎年上がっていっているということでありますけれども、こういった面も含めまして、女性活躍の振興というんですかね、そちらにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  家事事件の増加に伴う家庭裁判所の充実についてお伺いします。  訴訟事件...全文を見る
○高良鉄美君 家事調停を含めて取り組んでいくということで、これだけ複雑な状況に、そして多様化しているということから、是非また取組を深めていただきたいと思います。  渉外家事事件、そしてハーグ条約案件ですね、こういったものの増加によって、国際化による当事者の多様性、人間関係、親族...全文を見る
○高良鉄美君 一九七四年七月二十二日付けで、事務総長依命通達ということで民事調停委員及び家事調停委員の任免についてというものが出されております。任命等の上申について、地方裁判所及び家庭裁判所は、当該裁判所の民事調停委員又は家事調停委員として相当と認める者について、最高裁判所に任命...全文を見る
○高良鉄美君 この公務員全体のバランス、そして公務員全般に関連するということが当然であるということになっていますが、これ、実は、一九五三年の三月二十五日の法制局第一部長回答では、その後半に、公務員に関する当然の法理として、公権力の行使又は国家意思の形成への参画に携わる公務員となる...全文を見る
○高良鉄美君 はい。  私の質問はこれで終わりたいと思いますが、この問題も引き続き取り上げていきたいと思います。  ありがとうございました。
05月26日第201回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  新型コロナウイルス感染防止対策に全力を傾けるときに、政権が混乱に乗じて検察庁法改正を行おうとしたことが今批判にさらされ、メディアも連日大きく報じました。  一方、本土では大きく報じられていませんが、沖縄県では、辺野古沿岸部に軟...全文を見る
○高良鉄美君 今ありましたけれども、国公法の特例というだけじゃなくて、検察の職責あるいはその在り方、あらゆる司法権との関係ということがありました。  まさに、今回、公正あるいは公平、その検察官の職責ということで、法と証拠に基づいて正義を実現するということなので、まさに今、このこ...全文を見る
○高良鉄美君 今、適正という言葉が何度か使われましたけれども、適正の内容を聞いているわけですけれども。  適正に行われたというふうに、今国民が聞いて、ああ、そう、適正にやりましたですねと思うという問題が今まさに問われておるわけです。そういった点で少し、じゃ、その適正に行われたこ...全文を見る
○高良鉄美君 今、法の解釈ということでありましたけれども、そういう場合が全くゼロではないかと思いますけれども、その司法権も含めてですね、公正さという場合には、外から見ておかしなことが少なくともないように見えるということは、少なくとも外見的にも大事なことなんです。どうしてこの場合だ...全文を見る
○高良鉄美君 一番最初の質問で、司法との関係、あるいはその憲法との関係、権力分立の関係、そういったことから一般の国家公務員ではないと、大きく広げれば公務員かもしれませんが、そういった特別な憲法上の権力関係があるわけですね。だから憲法の施行と同時にこういう法律が作られて、自動的にこ...全文を見る
○高良鉄美君 これまでもいろんな形でこの問題というのは出てきたと思いますけれども、今、国民の中での問題、あるいはいろんな御意見ありますけれども、この検察庁のOBあるいは元検事総長、こういったことがなぜああいう声明を出したのかですね、そういったことを考えると、多くの側面において、憲...全文を見る
○高良鉄美君 是非こういうところも含めて真摯に考えていただきたいと思います。  今回、検察庁法改正案の成立は見送られましたけれども、仮に国民の理解が得られないまま法改正が行われていたとすれば、検察官が公正に職務遂行したとしても、政治権力に絡む捜査で証拠不十分とかで不起訴にすれば...全文を見る
○高良鉄美君 これは権力分立にも反するんじゃないかということを含めますと立法権の侵害にもなるんじゃないかという指摘をしましたけれども、検察庁法の所管はどちらでしょうか。法務省でしょうか。
○高良鉄美君 ですから、委員会の中で、一般職の公務員はここでやりますといってこの公務員法と検察庁法を同じところに持ってきて、法務省の問題についてはなぜここでやらなかったのかという問題も出てくるわけですね。  そういった面から考えますと、最後に、私の、質問したいんですけれども、今...全文を見る
○高良鉄美君 はい。  ありがとうございました。  やっぱり、今後どうするかということも含めまして、先ほど法務・検察行政刷新会議のお話もありましたけれども、それを考えると、この大きな問題をどういうふうに検討していくかということに是非力を注いでいただきたいと要望しまして、私の質...全文を見る
05月28日第201回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  一昨日、少年事件を担当したことがある元裁判官の弁護士が少年法適用年齢引下げに反対する意見書を法制審議会少年法・刑事法部会長に提出しました。長官経験者五人を含む百七十七人が署名をしているということです。今日は資料としてお配りしていますので...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。前向きに今取りかかるというようなところだと思います。  次に、父母が離婚した場合に、子供が離れて暮らす親に会いたいと思うことは当然ですし、親が子供に会いたいと思うことも当然だと思います。DVがあった場合など、面会交流を実施することが不適切な...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  支援団体との連携ということもありましたけれども、大変前向きな御答弁をいただきまして、引き続きしっかり取り組まれることを期待しております。  次に、調停委員任命に際し、外国籍の者を排除している問題について最高裁に伺います。  この問題...全文を見る
○高良鉄美君 公権力の行使ということを言いますけれども、調停委員は、説得調整活動ということで、間を取り持つというような職務にするわけで、公権的な判断をするとか、あるいは公権力を使うと、こういうようなものには当たらないというふうに考えるわけですけれども、これは本当に、調停委員という...全文を見る
○高良鉄美君 公権力を行使する公務員でない人が公権力を行使するわけですね。  そういった面で考えると、この点、ほかの例をちょっと挙げたいんですけれども、今日は農水省にも来ていただいていますので、農業委員会の委員と海区漁業調整委員会委員の国籍要件について伺います。  農地法では...全文を見る
○高良鉄美君 今、国籍を要件としていないということですけれども、これも権利を設定するという意味では公権力の行使に当たるということですね。  それでは、海区漁業調整委員会の委員について伺います。  海区漁業調整委員会の権限として、入漁権をめぐる紛争で当事者同士の協議がまとまらな...全文を見る
○高良鉄美君 選挙との関連ということがあるかと思いますけれども、いずれにしても、この法の趣旨というのは、地域の実情に、漁業なら漁業、あるいは農業なら農業、そういったものに通じた者を委員にするというのが趣旨ですね。  公権力を持つ農業委員会委員とか海区漁業調整委員会の委員は国籍が...全文を見る
○高良鉄美君 はい。  最高裁は、調停委員会の調停委員の制度の趣旨を軽んじ、国籍だけで差別していることに強く抗議をして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月02日第201回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。よろしくお願いします。  今日は、本当に貴重な御意見等々を参考にしたいと思います。ありがとうございます。  まず、今井参考人の方にお伺いしたいんですけれども、この法案の、あおり運転関連ということで危険運転ということですが、海外ではあおりと...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。  やはりそういった面では心理的な要素も海外では取られることもあるということですね、まあ日本でもそういうことなんでしょうけれども。  今回、二条四号の解釈の問題で、五、六の追加というのが、追加というか具体的事件に当てはめる場合にはどうなのか...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。  松原参考人にお聞きしたいと思います。  今のものも関連するかと思うんですけれども、罪刑法定主義の成り立ちを随分書かれていましたので、非常に勉強になりました、歴史的なバックもあるんですけれども。先生がよく書かれている中で、この罪刑法定主義...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。  やはり立法による改正というものが現代的な意味においても罪刑法定主義の基本だということで、非常にそういう意味では立法府の方にこの問題をきちんと捉えてほしいという、お二方の御意見、よく通じました。  危険運転致死罪の適用をめぐって、先生の論...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。  やっぱり罪刑法定主義ということを考えると、裏からというのは、そういった意味で直接的ではないということですね。
○高良鉄美君 ありがとうございます。  それでは、柳原参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、ずっと取材をされている中で、こういった被害者の心理とかいろいろなものを含めて、今回危険運転致死傷罪が問題になるという場面じゃないかというのがいろいろ書かれていたんですけれども、それが...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。  危険運転という形で、やっぱり今回改正によって追加を、五号、六号入ってきますけれども、例えばその範疇に入らないというようなことが考えられるので五号、六号が次改正されるので、それについては賛成だということでお三方おっしゃっていますけれども、こ...全文を見る
○高良鉄美君 済みません、質問の仕方がちょっとまずくて。  私は、確かに罪刑法定主義からいうとこういう考えは問題があるかもしれませんけれども、この二条四号の生かし方というんですか、元々の危険運転ということからする範疇を、しっかりと危険運転というのは何かというところで縛っていくの...全文を見る
○高良鉄美君 じゃ、今井先生、それから松原先生お願いできますか。
○高良鉄美君 ありがとうございました。大変参考になりました。
06月03日第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  今回、先ほど来ずっとこの改正問題についていろんな御注文もありましたし、復興庁、是非、この十年もう本当に突っ走って、これまでの課題も含めて、大きく前進していただけることを期待しています。  私は今回の復興庁の設置期間十年というこ...全文を見る
○高良鉄美君 ガイドラインの作成に当たってはということで、最後のところで、パブリックコメントで寄せられた意見が反映されたということですけれども、どれぐらい意見があって、どのような意見が寄せられたかということをお尋ねします。
○高良鉄美君 今、一番最後に、女性の意思決定過程への参画ということがありましたですけれども、一九九五年の阪神・淡路大震災では、女性の死者数が男性より約千人多かったと言われています。とりわけ、避難所での女性に対する性暴力、今ありましたけれども、高齢女性の災害に対する脆弱性が明らかに...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございます。いろんな取組を今紹介いただきました。  本日は今井絵理子政務官にも御出席していただいていますので、今井政務官にお尋ねいたします。  ガイドラインは、備蓄やあるいは避難所のチェックシートを始め、授乳アセスメントシートや女性の視点からの空間配置...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  今、今井政務官から積極的な取組ということの決意が表明されましたけれども、私も地元沖縄の方に行ってこういった理解が周知されるように取り組んで、少しでも貢献したいと思っております。  政府は、先ほどありましたけれども、第五次の男女共同参画...全文を見る
○高良鉄美君 大変前向きな答えと感じました。  この男女共同参画センターや女性センターのネットワークというお話も政府参考人されましたけれども、やっぱりそういったことが充実していくことが非常に重要だということで、私が今、今日聞いているのは、震災に加えてということでコロナの問題が特...全文を見る
06月04日第201回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  自動車運転処罰法改正案、この参考人質疑では、各参考人から、視点は違いますけれども、切り口もいろいろ異なっていましたが、いずれも改正を支持するという、最終的にはそういう御意見でした。  今井参考人は、同法の二条四号、現在のですね、現行規...全文を見る
○高良鉄美君 ありがとうございました。  滋賀県の方も非常に進んでいる、こういう御意見を出しているということですけれども、今、こういうふうに真摯に受け止めるということ、検討すると前向きの答弁がありました。非常に評価できると思います。  私の地元の沖縄では、在日米軍に関連して度...全文を見る
○高良鉄美君 個人通報制度の問題も確かにあると思いますけれども、政府として引き続き検討を進めていくということですので、地方議会の意見書の内容にもいろいろ耳を傾けるということがございました。  今年三月十八日の参議院外交防衛委員会で、茂木外務大臣は、選択議定書批准について、早期締...全文を見る
○高良鉄美君 大変ありがとうございます。  やっぱり、こういうものは外部からの、外国との関係もいろいろあると思いますけれども、是非、今の真剣に取り組むということで高い評価をしたいと思います。今後も是非そういった努力を継続なさっていただけると有り難いと思います。  この選択議定...全文を見る