谷岡郁子
たにおかくにこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月24日 | 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。 ただいま我が党の藤田議員の質疑を聞かせていただきまして私が強く感じますことは、アメリカを始め多くの海外の友邦で、今、麻生総理が先ほどの捕虜問題に対してどういう対応を取るのかということをかたずをのんで見守っており...全文を見る |
○谷岡郁子君 残念でございます。 私は、この問題というもののその対応ははっきり間違っているというふうに感じております。しかし、これは今後裁判で争われるのであろうということで、私ども国会としては、司法の現在行われている問題には一定の敬意を持って今後見守るということとするべきかな...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今のお話を聞きまして、男女差別はさせないという大臣の意思をということで確認させていただいてよろしゅうございますか。 | ||
○谷岡郁子君 では、この当該元自衛官、元と付けざるを得ないかと思いますが、この自衛官、私どもヒアリングをいたしました。その中で彼女が訴えていた状況といいますのは、彼女自身未成年であったにもかかわらず酒の席にいることを強要され、お酌を強要されということが何度もあったということであり...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 では、そのようなことが実際に行われていたということが言われておりますが、自衛隊でしかるべくきちんと第三者による評価ですとか調査、そういうものが行われておりますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 今多々あったというふうにおっしゃったんですけれども、多々というのは一体どれほど多々とおっしゃっているのか。また、その多々あるという状況に対してどういう対応をなさっているんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 これはやはり大きな問題であるというふうに思います。早急にその問題についてはこれまで以上の力を入れて、女性側の仕事しやすい自衛隊にしていただくように大臣にお願いしたいと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。お願いいたします。 | ||
○谷岡郁子君 また、自衛隊員が今回裁判をやっているということが言わば任用不継続の事由ではなかったかという声が多々ございます。その事実は裁判でもちろん争われることですので、私はここでは立ち入りません。が、自衛隊員の裁判権、それは侵害されてはならない基本的な人権であるということを大臣...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、もし裁判の原告になって、例えば国を相手に裁判を争うような者が今後出ました場合に、その当該隊員が何らかの形でパワハラでありますとか、また差別的な扱いでありますとか、非常にいづらくなるような言動をされる、そのようなことがないように、やはり隊全体として気を付...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。 それでは、今回のもう主要テーマであります外交防衛予算というところに私の質問を移らさせていただきたいと思います。 私、今回、予算を初めて外交防衛委員として拝見しておりまして大変奇異に感じたことがございます。それはこのバランスでいいんだ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 現在、アデン湾へ自衛艦を派遣するということがございます。そのアデン湾がいかに日本の重要な動脈であるか、日本経済、日本人の生活にとって大切なものであるかということをこの何か月間にわたって私どもは学ばせていただいたわけでございます。 調べてみましたら、アデン湾岸諸国...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 分かっております。 | ||
○谷岡郁子君 ですから、今になってそれをしなければならないということ、でもアデン湾が重要であったのはずっと重要であったろうと。スエズ運河ができましたのはとっくの昔の話でございます。そして、荷物は今ここを行き来し始めたわけではないと。それならば、ずっと重要であった地域をカバーできな...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 昨日、ヒアリングのときにもお聞きしたんですけれども、現在、先ほどジブチに事務所をとおっしゃいましたけれども、大使館としてはまだ管轄ができていない中で、ケニア大使館であるとかあるいはエチオピア大使館からの応援で行くと。ところが、アフリカ全体で三千二百万しかないような状...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私ども、今のアデン湾の状況、そして、これは単に海賊退治というような問題ではなくて、やはり内政を安定させると、先ほどありましたけれども、暫定政権などが今後ちゃんと政府になっていき、そして安定した国情ができてくるということ。そして、その沿岸の警備に関しても周辺国を含めて...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私の聞いたことにお答えいただけますか。慎重にも慎重を期して決定されたのかということをお聞きしただけです。 | ||
○谷岡郁子君 はい。 | ||
○谷岡郁子君 その慎重な審議というものは、いつごろから始まってあの三月十三日に至るのでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 今年になりまして、一月二十八日に安保会議が開かれたと伺っております。そのときに概括的な方向性というものがほぼ明らかになったかなというふうに感じるわけでございますが、これに関しまして総理に様々なオプションが提示されたのはいつごろでございましたでしょうか、これ以前、以後...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 自衛隊の派遣、海上保安庁の派遣、あるいはその海上保安庁に自衛艦を貸し付けるような形で、また自衛官をそこへ乗せるような形で派遣するという第三のオプション、あるいは喜望峰を回っていただくことに対して補助金を付けるようなオプション、民間の船を改造するために補助金を付けるよ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その過程の中で、最終的な判断というのはやはり総理であろうというふうに私どもは理解をしているわけですけれども、総理からこのプロセスの中で何らかの留保、何らかの条件付けあるいは何らかの疑念等が出されたという、そのことによって言わば最終的な対策が決まったというようなことは...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 最終的な案というものが明らかになったのは三月十三日、ここで三つの会議が行われたというふうに思っておりますが、そのことを確認させていただいてよろしゅうございますか。どのような会議が三月十三日に行われたかということについて。 | ||
○谷岡郁子君 私の方がいただいている資料によりますと、第二回総合海洋政策本部法制チーム会合、これが国土大臣が座長で、三月十三日の七時五十分から行われております。よろしゅうございますか。そうですか。 | ||
○谷岡郁子君 次に、二番目の安全保障会議、これが八時十分から内閣総理大臣を議長として行われたと、この理解でよろしゅうございますか。 | ||
○谷岡郁子君 そして、最後に閣議が八時三十分から参加者全閣僚ということで行われたという、これでよろしゅうございますか。 | ||
○谷岡郁子君 この会議はそれぞれどこで行われたかというのは私は定かではございません。同じ部屋で行われたのかもしれないけれども、そうでないかもしれない。同じ部屋ならば人の入れ替わりがかなりあったろうと。引き続き参加しておられる方もちろんあります。そして反対に、移動したのであるならば...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私は奇跡が起こったと思います。なぜならば、今申し上げましたようにかなりの資料が出され、そして人が入れ替わり立ち替わり二十分以内にその資料が説明されて、そして緻密な審議がなされて、かつこの日には、その同じ会合の中で新法の法案も出されて了承しているというふうに聞いている...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほども申し上げましたように、このように遠くまで海自を出動させるということは、本当に様々な疑問もあり、また不安もあり、そして疑念も生じるところであります。それをこのような形で形式的に安易に、本当にしっかりした議論もなく最終的に決定されたということは、ただいまの私の質...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 もちろんそのとおりだと思います。ただ、私が申し上げてきたのは、最終的な形が明らかになった、すべての資料が出そろったのはここが初めてであったはずであり、そしてその必要な方々が集うのはここが初めてであったはずであり、最終確認、このような重大なことについてなさるのに十分な...全文を見る | ||
04月15日 | 第171回国会 参議院 本会議 第17号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の谷岡郁子です。 会派を代表して、議題となりました在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定に関する質問を行います。 先日、北朝鮮がミサイルを打ち上げました。軍事的緊張を高めかねない行為に憤りを感じます。 その前日、日本政府から二度...全文を見る |
04月21日 | 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。よろしくお願いいたします。 初めに、午前中の質疑を聞いておりまして本当に気になりましたのは、特に外務省の御答弁に繰り返しが多い。私どもも注意をして聞いておりますし、過去の議事録も読んでおりますので、時間の制約ございます中で、できるだ...全文を見る |
○谷岡郁子君 明快にお答えいただきまして、大臣、大変ありがとうございました。 次に、北鮮への安保理の議長声明についてでございますけれども、これは明らかに当初目標とした決議とは違っておるというのは午前中に説明いただいたとおりであると思います。つまり、法的な拘束力がないと。これを...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 これは、では一般論として、北鮮に限ったことではなくという意味でお聞きするわけでございますが、議長声明ということで、どちらかといえば警告ないしは勧告といったものに近いかなというように私どもは受け止めますが、そういうものは国際的に守るべきというふうに考えられているものな...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、つまり一般に申し上げて、条約、協定等、国際約束というふうに思われるものを含めて、何らかの形で拘束力があるものというものの素地に立った勧告、あるいは及び勧告等というふうに考えられるようなものに関しては、尊敬すべき言わば文明国家としてはそれは遵守すべきもの...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私は、外交等を含めて国際関係というのは常に相対的なものであろうと思います。ある決議ないしはその決議、条約等の下にある勧告等、そういうものは日本も守ってこそ、あるいはほかの国に守るということを要求するだけの資格を得るものであろうというふうに感じておりますので、日本の国...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。 そして、そのうち、今回、ロードマップからこの協定という形になっていく中で水域の返還はどのくらいなされるのでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 それ以外に、SACOの最終報告で返還されるべきというふうに指定されたもののうち、現在までに返ってきておるものはどのくらいでありましょうか。 | ||
○谷岡郁子君 ただいま、今幾つかの数字が出てまいりました。この数字でお聞かせいただいたと思うんですけど、単位が違うんですね。五万五千平方キロメートルというものとヘクタールというのは、基本的にそれだけでゼロが二つ違ってきてしまっていると。そういう形の中で、返っているように見えますけ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ロードマップ若しくはこの協定におきまして、そうしますと、一万八千人から一万への定員ベースの減少、言わば移転というものと、その協定の中に書かれております八千人減るということとはどういう関係でつながっているんでしょうか。そこを分かるように御説明いただけますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、平成八年のSACOの時点ですね、嘉手納以南等が返還されるべきという点におきましてはこういう人数的な議論というものはあったんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、人数を減らすということではない、前提でない統合、効率化というようなことで考えますと、本当に実際に八千人という人数が減れば、今合意されているロードマップ以外にも沖縄の基地の使用についてはすき間が出てくるということが考えられるかと思うんですが、そうしますと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、おかしいんですよ、議論として。人数が減らなくても整理、統合、効率化することによって、平成八年の時点で嘉手納以南、今返すというふうに言われているところが返せるということになったと。沖縄の負担軽減をするということで八千人、平成八年から定員ベースが減るのであ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、今言われているもの以外にも、今後そういう形での返還に向かって努力をしていくんだというふうに受け止めてよろしいですか。確認させてください。 | ||
○谷岡郁子君 嘉手納以南というふうに言いますと大変たくさんのものが返ってくるように見えるかもしれませんが、実は多くのものはもう返っておりまして、一番残っている大きな懸案は瑞慶覧一つです。そして瑞慶覧は、今ですらも一部返還という形で、そのヘクタール数等は明示されておりません。 ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 嘉手納以南というふうに今言われましたけれども、嘉手納以北はいかがでしょうか。新たに増員されるという予定はありますか。 | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、今、平成二十二年度に陸軍の第十五ですか、隊が再編成されるというような形の予定が出ているということで、二千百人というような数値が私、どこかで見た覚えがございます。 これに対しては、現在いる千五百人から二千百人への増員なのか、それとも二千百人新たに来る...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 現在は何人ですか。 | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、三百人は増えるという理解でよろしゅうございますか。 | ||
○谷岡郁子君 先ほど防衛大臣の方は、基本的に米軍が出ていった後のすき間に自衛隊が入るというふうな方針ではないんだということを明快にお答えになりました。その一方では、数として大したことはないと思いますし、また私もそれに反発だけしているんじゃないんですよ、もちろん。抑止力の維持という...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 どなたでも結構です。 | ||
○谷岡郁子君 私は、どこの会社がその調査をしたかということをお聞きしております。時間ありませんので明快にお答えいただきたいと思います。 | ||
○谷岡郁子君 これは公募型プロポーザルということで、平成十九年ですか二十年ですか、六月十八日に公告をして募集を掛けたというふうに聞いておりますが、それで間違いございませんか。 | ||
○谷岡郁子君 この両社におかれましては、外務省並びに防衛省からいわゆる出入り禁止といいますか、取引停止というようなことが決められていたと思いますが、その事実について教えていただけますか。 | ||
○谷岡郁子君 では、そのようなどうも怪しさぷんぷんの会社がなぜこの大きな事業についての大変重要な調査の仕事を引き受けるということになったんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 例えば、これは別の事例でありましょうが、私が大学の理事長として何か校舎を建てるというようなことをそのコンサルに出すとするならば、つい最近、隣の岐阜県や三重県で何か問題を起こして出入り禁止になっているようなところがありましたら、私は、そこは多分、かなり注意して見るわけ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私は、違法性がないということとふさわしいということは全く別の概念であるというふうに考えております。 だから、先ほど、違法性がないということの説明については理解ができましたが、なぜここがふさわしいと思われたかについては私は理解できておりませんので、御説明いただけま...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 何度も申し上げますが、ふさわしいということを考えれば、当然、そういう問題を起こしたことが余りないような会社を選ぶことの方がふさわしいんではないかと私は思うわけですけれども、なぜほかの会社が選ばれなかったんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 では、一体幾つの会社ないしは共同体が応募してきたんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 今、六月十八日を公示として六月三十日までのというふうに言われましたけれども、大体その最初のプロポーザルというのは何ページぐらいの文書であったんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 御案内のように、これは額ベースといたしまして、何千億円というようなことが最終的になされる事業であります。それに対しまして、二週間で、粗ではありましても、それ自身の調査についてはそれほど大きなものではないにしても、それなりの周到な、現地を見ることを含めての準備が必要で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 よく今の御説明分からなかったんですけれども、早い者勝ちということですか。 | ||
○谷岡郁子君 前に御案内のように、守屋元次官が逮捕されるというような事件が起こりました。それでお聞きしたいんですけれども、このロードマップが策定されたときの次官はどなたであったでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 それにつれてこのPCIですとか久米設計というような名前がいろいろな形で様々なところで取りざたされたということを、私もおぼろげでございますけれども記憶があります。そのような会社がこの大きな事業の実施に当たってやはりここで顔を出してくるということは、ただでさえ国民にとっ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その通常のやり方、ルールなるものが問題であるからこそ、この間、防衛省と、そしてその発注の仕方ということがさんざん国会でも議論してきたということだと思われますけれども、それに対してやはりもっと進化させた、もっと透明度の高い、もっと国民の納得がいく形が必要だと思われませ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その結果がさっきの久米設計でありPCIであったということは、私は大変残念な結果だなと思わざるを得ません。 そして、時間が参りましたので今日はこれだけにさせていただきますけれども、この協定についてはまだ幾つも大きな問題があろうかと思いますので、今後の議論としたいと...全文を見る | ||
05月28日 | 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。 本日の質問に掛かります前に、私の基本的なこの問題に関する認識とスタンスを申し上げておきたいと思います。 私は、世界の海が平和で安全なものであるということについて強く望むものでありますし、そのための国際協調ということは大切なこと...全文を見る |
○谷岡郁子君 それはとても理解できないお答えであるというふうに言わざるを得ません。 私は愛知県を地元としておりますが、愛知県警がなくなる日というのは多分来ないと思います。治安維持であり、殺人や強盗の危険というものは常に存在している以上、そういう言い方をなされますと、常にいなけ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今マラッカ海峡の例を教えていただきましたが、あの地域における国々というのは、今我々がアデン湾で検討しているような国々に比べて先進性があり国力もあると、そういう状況の中で、確固とした政府が存在するという状況でコーストガードをつくり強化するという形になったということだと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その期間はどのくらいを設定されておるんでしょうか、あるいは想定されておるんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 それは、この法案がかなり前に出されたということから考えまして、余りにおかしな考え方であろうと思います。現在、既にソマリアへ自衛隊が行っております。そして活動しております。そういうことからかんがみましても、やはりどのくらいの期間、どういう形でということについては既に経...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 では、今防衛大臣に決めていただくということですので、防衛大臣にお伺いいたします。どのぐらいの程度をお考えなんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 かなり踏み込んでお答えをいただきましたし、また御相談させていただきますという今のお言葉、重く受け止めさせていただきたいと思います。 さて、次のところに行きたいんですけれども、海保が、つまり国交省が主務官庁であるということで、今日の御趣旨の説明につきましても金子大...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 金子大臣は今、なぜ今回について海保ではなくて海自が出る必要性があるのかということについて明快に説明なさいました。ということは、本人お分かりになっているわけです。ですから、そういうことを大臣が判断されて、閣議なりなんなりでおっしゃって、その結果、防衛大臣が引き受けられ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 今、我々は自衛隊法ではなくて海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案について議論をしているわけですし、それに基づいてどう行うかというのは、やはり国会の中で最終的な立法の形として決められるということでございますので、今協議の余地があ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 現在一億二千四百万と、自衛隊海賊対策費の百分の一以下であるというお答えをいただきました。 主務官庁、この法案に関しては国交省であるということも我々先ほどから伺っております。ならば、やはり本来の主務を果たしていただくべく努力をするということ。このソマリアの問題が深...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大臣におかれましては、質問に簡潔に答えていただきませんと時間が無駄になるというふうに感じます。 分かりました。海上保安庁にとってはこの海賊問題は緊急性が高くないということが、今のお答えで一点明らかになったんではないかというふうに私は受け止めます。 だといたし...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 漁民がソマリア国内でGPSやロケットランチャーを造っているという可能性はありましょうか。 | ||
○谷岡郁子君 今のソマリアの海賊たちが持っているほどの最新鋭の機器、先ほど大臣もお触れになったような機器、こういうものを造れる国々というものは世界の中でそれほどたくさんは多分ないんだと思います。つまり、そういう国々から何らかの仲介をしてであっても何であっても買わなければ、多分彼ら...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私も、そういう外交的な形からの支援というものはしばしば軍事的な支援よりも最終的にずっと効果があって、また安上がりではないかというふうに考えますので、今後とも是非そういう努力を続けていただきたいと思います。 ところで、外務大臣、再びお聞きいたしますが、私どもはその...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、私はとても不思議でございます。これほど重要な地域に、一番近い大使館がエチオピアのアジスアベバであり、ケニアのナイロビであると。この地域がこれほど大事な地域であるならば、なぜその、今ソマリアに置けないにしても、内乱状態で、近くの国々に今まで大使館がなかっ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私どもが政権を取ったら、是非外交費についてはもっとたくさん増やしまして、そしてそういう本当に重要な地域におきましては必要な外交的な処置がとれるようにしたいということを表明いたしまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
06月02日 | 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。おはようございます。 本題に入ります前に、緊急の問題といたしまして、現在のビルマ問題について外務大臣にちょっとお尋ねしたいと思います。 アウン・サン・スー・チー女史がずっと軟禁をされていたのが、軟禁から監禁状態へという状況に現在...全文を見る |
○谷岡郁子君 ありがとうございました。 では、本題の方の海賊法案に入らせていただきたいんですが、この法案の審議に関しましては参院でもまた衆院でもかなり様々な審議が行われておりまして、その中で我が党の議員から幾つかの質問といいますか回答を求めるということで、まだそれがはっきりし...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そういうことで、米沿岸の警備隊でありますコーストガードが実際に出動していたという事実があったということを確認してきたということで、現在までのお答えとは、今までとは違っているということの確認でよろしゅうございますね。 〔理事浅尾慶一郎君退席、委員長着席〕 ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それについてはまたほかの方々のいろいろ御意見があろうかと思いますが、私は次へ参りたいと思っております。 衆院で川内委員の方から、造船所が今詰まっていて、だから「しきしま」級の造船を新たにすることはできないんだというような回答に対して、本当にそうなのか、造船所側か...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ちょっと待ってください。それについての所持、二〇〇八年の件は二十四件で確認され、六件それによって使用が行われ、被害はどうなんですか、被害は。 | ||
○谷岡郁子君 ちょっと待ってください。二〇〇九年については、所持していたもの、そして実際に使用されたケースと被害が発生したケースという形の三段階に分かれているのが、二〇〇八年については、所持していたケースとそして被害が発生したケースだけが出ているんですけど、これ二種類、これはどう...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 海上保安庁の中期計画並びにビジョンの部分についてはいかがでございましょうか、金子大臣。 | ||
○谷岡郁子君 海上保安庁長官にお伺いしたいんですが、先ほどおっしゃったのは、「しきしま」の建造をそのままもう一度しようといった場合にはというお話だと思うんですね。 それで、造られたときから技術も進化しており、そして、今私たちが話をしているのは、「しきしま」一隻しかないことにつ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そのまままた歩いていかれなくて、また戻っていただいて、往復の時間が節約できますので。 続いて、それでは教えていただきたいんですけれども、今、海自の「さざなみ」であれ「さみだれ」はこの問題に対応するのに適切であるというふうに思われているということであれば、前に三百...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 続いてお尋ねいたしますが、これから将来のことについては、先ほど金子国土大臣はまだ今具体的な数値を含めたような計画は持っていないとおっしゃいましたけれども、現在更新中の計画はあるということで、それは年次的に行っているというお話がございました。これを是非当委員会に出して...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 はっきりした数だとか内容だとかをお持ちでないのであるならば、その中にこのソマリアへの対応をするようなものを新たに含めたり、その操作をすることは可能だと思いますし、また、はっきりした対応というものがあるから、今更変更ができなくて、新たな「しきしま」級の計画ができないと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それでは、少し方向を変えまして、アデン湾・ソマリア近海における密漁船や不法投棄船の取締りに関する国際協調というものについてお尋ねをしたいというふうに思います。 今回、こういう形で日本の船が出ていって護衛をすると。それが直接的な目的ではなかろうかと思いますが、例え...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 P3Cは、今、基本的には日本の護衛船に、護衛にかかわる必要な情報を収集するというお答えであったかと思いますが、哨戒ヘリコプター、それぞれ二機積んでおりますね、ではできない何をしなければならないんでしょうか。その具体的な活動の必要性について御説明いただけますでしょうか...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今、ヘリコプターは近傍に限られるというふうに、レーダーの範囲とおっしゃったと思うんですけれども、それはどの程度の範囲になるんでしょうか。また、P3Cですと、それは例えばレーダーの範囲、半径どのくらいに広がるんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 距離的なものはいかがでございましょうか。 | ||
○谷岡郁子君 レーダーの範囲がどの程度なのかということは今お聞かせいただけなかったんですが、船にも当然レーダーというものは付いていて、何か怪しげな船なりなんなりがいるということについてはレーダーで監視ができると、そして、それに加えて実際に視認する必要があればヘリコプターが出ること...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 分かりません。怪しいです。P3Cというのは、本当に言わば戦時状態にある地域というようなものについてのカバーができるようなものだと思います。 そもそも、ずっと審議を読んでおりますと、海賊たちは灰色の船が近づけば逃げ出すんだというふうに、つまり軍艦が近寄ればもうそれ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その方たちは今どこにおられますか。 | ||
○谷岡郁子君 そのジブチでは野宿していらっしゃるんですか。 | ||
○谷岡郁子君 先ほど来、またこの法案の国会審議を通じて、私たちは、この問題は何年掛かるか分からないような問題であるということです。 その護衛のためにP3Cが必要であるということであるならば、この百五十人はずっとその数年間ジブチに駐留しなければならないと。今はアメリカの施設を借...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほど来何度もお聞きしておりますが、もう一度確認したいと思います。 P3Cがどうしてもこの海賊対処に必要なのはなぜですか。 | ||
○谷岡郁子君 私は、広い海域からやればできるだけ安全度が高まるといったことに関して否定するつもりはございません。しかし、シーレーンを守る云々という話がありましても、民間の船であって、幾ら海賊で最新鋭のものを持っているといえども、たかだかロケットランチャーであって、母船は漁船を改修...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 物事には対応するにふさわしい予算であるとか範囲というものが通常あるというふうに私は考えます。例えば警察におきまして、必要な地域において必要な人数の配備はどの程度であるかということにつきまして、場合によってはこれは十分ではないということもあり得るかもしれません。ストー...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今でも私はその十キロ、二十隻、船の速度から考えますと、その先ぐらいまで見ておけば回避行動等が可能じゃないかと思われるようなものに対して、あえてそのP3Cが必要であるということについて、これは無駄だとは言いません。先ほど大臣は私が無駄だというふうに言ったというふうにお...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、これは、今海上警備行動ということでP3C等が出ておりますが、これが恒久法、この法案が通って改めて対応するということになれば、基本的には今の護衛艦二艦に対してP3Cという、このセットというものがこれからも使われていくセットであるというふうに考えてよろしい...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 この法案に行きますと、そういう場合に、海自が出ていくような場合に事前承認が要らないということになっておりますけれども、実際に概要というようなものが決まった場合、それはどういう形で国会にいつの時点で御説明いただけるのでありましょうか。 | ||
○谷岡郁子君 遅滞なくというのはどの程度なんですか。時間ですか、日ですか、週ですか、月ですか。どの程度が通常、法律では遅滞なくと考えられるんですか。 | ||
○谷岡郁子君 少し視点を変えまして、そもそも論で、現在なぜ海自が出ていかなければいけない状況にソマリアがなっているかということに関して、海保では対応ができないというような相手であるということがこれまで言われてきておりますが、このソマリアの海賊というのはこれまでどのくらいの被害を与...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 海賊の被害というのは、経済的な問題でもありますけれども、危険性ということであれば、これまで武器の使用においてけがをしたあるいは死者が出たということ、それはその海賊の質というものを判断する上で大変重要なことではないかと私は考えます。 その意味におきまして、今のお答...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほども議論いたしましたけれども、必ずしも「しきしま」ほどの規模でなくても、もう少し小ぶりであっても対応は私はできると思います。また、現在更新していらっしゃる船というものに対してそういう防御の可能性というものを付加するということによっては、まだ今発注していないものに...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ですから、今、更新中の計画、その中にそういうものを新たに付加して対応できるようにするのが一番真っ当であり、効率的であり、自然であるというふうに私は考えると申し上げておきます。 まだまだ質問したいことございますけれども、今日はこれで終わらせていただきます。 あ...全文を見る | ||
06月11日 | 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。 厚生労働委員会で発言させていただきますのは初めてでございます。先ほど、同僚の大島議員の方からは、おばあちゃんの思いを代表してここでこういう言葉を言いたい。今日、私は、私の教え子たちの思いを代表してこの場に立っておるつもりでございま...全文を見る |
○谷岡郁子君 今の説明ですと、学生には全く分からないと思います。 それで、この学生納付特例制度なんですけれども、学生は何をすればよろしいんですか。そうするとどうなるんですか。 | ||
○谷岡郁子君 私はもう半分ぐらいの学生が今インターネットを切ったんではないかと今心配をしております。学生というものがどういうものであるのか。ここから先はできるだけ大臣に答えていただきたいと、ですから思うのでありますが、学生がどんな人種であるかということを分からずに、先ほど申し上げ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それで、学生特例納付制度なんですけれども、この制度は学生である限り、卒業するまではいったん支払が猶予されると。これは免除制度の一種であるかのように、私が議事録を調べましたところはずっと語られてきたんですが、実は猶予なんだということなんですね。 免除と猶予の違いと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それでは、猶予期間というのを、その後十年間で学校を卒業して就職して払いなさいということになっているわけです。先ほど大臣が御指摘の点でございますけれども、例えば今大学院に行く生徒、そして博士号まで行く学生、珍しくありません。そして、大臣ならば、同級生や先輩、後輩の方々...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ここで御指摘申し上げたい点は、追納といいます、後から猶予された分を払うということ、それが二年以上超すと加算金なるものが掛かってくると、そういうことなんですね。そして、しかもそれが前は四・五%から五%なんていうべらぼうな運用ということがそれによってなされていたと。つま...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変ありがとうございます。 この二十年間、いろんな変化があったと思います。学生であることがある意味でぜいたくなことだ、そして、ある所得以上のところの家に生まれた者が大学に行けるんだと。そういうことの中で、彼らをどこまで社会的に甘やかすんだというようなことは従来あ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 これを、実は私は今二十五歳になっているうちの大学の卒業生たち十人に手当たり次第聞いてみたんです、大学時代にどうしていたか。これ、親自身が何らかの形でそういう制度を使っていたのかもしれないんですが、十人のうち、親から、猶予というものがある、こういう特例制度があることを...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。私の次の質問にまで今答えていただきました。 と申しますのは、本当に四十年間払うということであれば二十五歳から六十五歳という開始年齢までで実は可能であるのに、なぜ二十歳から絶対マストに、所属のない人間にするのかと。 ということは、この制度...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 この六百二十六万円を借りた場合には、何年間で返すことになり、その月額の返済額はどの程度になりますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 それは無利子の場合ですか、有利子の場合ですか。 | ||
○谷岡郁子君 それは大学四年間の場合。もし大学院、また言いますけれども、大学院というのは今そんなに欧米では不思議なものでもございませんので言うと、もっとそれがかなり増える状況というものもあるんだろうと思います。 さて、それに対して、現在の税金であったり保険金であったりするもの...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その金額の中にはその一万四千六百六十円というのはどういうふうに考慮されているんでしょうか。今、追納しなければいけない年金の問題をお聞きしているわけですが。 | ||
○谷岡郁子君 つまり、勘案していらっしゃらないということなんですよ。つまり、払う側の立場というもの、その生活実態というものは全く勘案されていないということを今おっしゃっているわけなんですよ。 私も、そんなにたくさんの奨学金を借りる、もっと借りればいいという、そういう考え方は実...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 日本の学生の七五%は私立大学に通っております。そして、私立大学であれば、文系の人たちというのは百万弱から百万を超えるぐらいが平均の学生納付金だと思います。また、実習系、理科系、そういうものになりますと百二、三十万はざらでございます。今、百九十万程度が実際の上限だとい...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 本当に親に頼らないで自分の意欲で大学を卒業したいという者があれば、それこそ国が、社会がそのような積極的で頑張り屋の学生たちを支援するのが私は当然だと思います。 もしもこの学生の言わば計算根拠、この百十万何がしかというもの、これを授業料の、学生納付金を差し引いた結...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 そういう学生が収入がないにもかかわらず二十歳で強制加入という制度ができてから様々な議論が国会で行われまして、そして制度が変わったときには附帯決議が付いているんですね。それは、大学等関連機関とよく調整を行うことということでした。 そして...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 実は、国民年金講座というのをそれは多分、地域の社会保険所の方々が親切にやってくださっていたらしいんです。ここに、この資料の中にお付けいたしました国民年金講座というのがまさにそれでございまして、平成十二年の十月二十六日に中京女子大学の第十三...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
06月18日 | 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。今日は、総理をお迎えして質問させていただくことを大変に光栄に思っております。 あまたの閣法がこの国会にも提出される中で、この海賊法というのは大変重要な法案であると思います。したがいまして、今日は麻生総理をお迎えし...全文を見る |
○谷岡郁子君 大変長い御答弁でございましたけれども、結局、私が言ったことで間違いなかったという理解でよろしいかと思います。 それで、私ども民主党はこの間、衆院での質疑、そしてまた参院での質疑を通じて一貫してこの海賊法案を修正したいということを申し上げ、そしてまた努力をしてまい...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 はい。 | ||
○谷岡郁子君 ルーラー。 | ||
○谷岡郁子君 定規ですね。 | ||
○谷岡郁子君 さすがでございます。英語はお得意だということがよく分かりました。 ルーラーというのは物差しでございます。ルーラー、物差し、定規、これがなぜルーラーと言われるか。これはルールというもの、これは何センチというその単位というものを決めていく、そして真っすぐに測っていく...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ここを読んでみますと、防衛大臣は、海賊行為に対処するため特別の必要がある場合はと、内閣総理大臣の承認を得てと確かに書いてあります。しかし、所轄官庁は国土省なんです。国土省が本当にこの仕事が自らの手でできるのかできないか判断できるのは、国土大臣だと私は思うわけです。な...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 民主党はほかにも修正のポイントを幾つか出しておりまして、例えばこの場合には、本部を設置して合同の部隊をつくって、そこでやるようにしてはどうかということを提案いたしました。しかし、それは屋上屋を重ねるようなものであって、かえって現場までの指令が長くなるということで柔軟...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私、冒頭に申し上げましたように、民主党は海賊対処が必要ないだろうと言ったことは一度もありませんし、そういう議論はほとんどしておらないと思います。ですから、それに対して、海上保安庁なり海上自衛隊を出してはいけないなどと申し上げているのではありません。 ただ、それだ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 五月二十八日、私自身が期間に関して質問いたしましたときに、長期に及ぶことも当然予想されますと金子大臣はお答えになっております。そして、これはテレビを見ていらっしゃる方々は、国会のホームページで議事録を見ていただければちゃんと検証できることですのでそうしていただきたい...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 政府が判断する、報告する、でも口出しはさせない、つまり、今総理がおっしゃっていることはそういうことなんですね。でも、国会の承認というのは国民の承認であります。私たちは国民の代表として来ております。そして、国会の承認なしに自衛隊の人々が向こうで大変危険な状況に遭遇する...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 必要であろうが警察行動であろうが何であろうが、海上自衛隊が海外へ行く、そしてたくさんの武器を積んでいく。海賊との銃撃戦に巻き込まれるかもしれない、救出活動へ行った先で銃撃戦になるかもしれない。そのときに、当然正当防衛として撃つでしょう。戦後初めて、この平和を続けてき...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 警察活動なら元々海上保安庁にやっていただければいいんですよ。そして、その能力があること、ほかの国々が出している、そういう船は何ら海上保安庁のものとも変わらないし、もっと能力のない船もいっぱいいるということも私どもは分かっております。そのことはずっとこの間、審議をして...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 戦争を始めようと思って始まるということは余りないんです。第一次世界大戦は皇太子の暗殺という一つの事件から始まりました。第二次世界大戦、日本が戦争に巻き込まれていったのも、いろいろな見方がありますけれども、それは決して戦争を始めようとしたのではなかったような、いさかい...全文を見る | ||
06月30日 | 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 藤原先生、今日はありがとうございます。検証会議の記録などもちょっと見させていただいて、幾つか質問させていただきたいと思います。 最初の質問は、検証会議のドナー家族の小委員会を、心情小委員会ですか、つくられてお調べになったと。それは八十一例のうちの幾つぐらいを調べ...全文を見る |
○谷岡郁子君 九例ですか。 | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、それで、その段階に至る前の時点でも多分、ドナーカードを持っていないというような理由だとか、ドナーカード自身で拒否しているというような部分と、家族の了承が得られないという形でドナーになっていただけないということが多分ネットワークの方であろうかと思うんです...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。本当に難しい質問をして申し訳ないというふうに思っています。 ただ、私としては、今後、衆院通過案ということで考えますと、家族が今度はドナー本人の意思すら分からないところで全面的に決めなければならないということになると、その家族の負担というもの...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 むしろ反対に、ドナーの提供者が一人いたとして、その人の心臓なり臓器なりが必ず使われる確率。今はドナーが少なくてレシピエントが多いということの中でマッチングする相手が見付かるかもしれませんけれども、将来、例えばこの法案が通ってドナーがすごく増えた場合に、レシピエントの...全文を見る | ||
07月01日 | 第171回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。本当に私どもの会派の仲間たちの支援をいただきまして、沖縄、大学という私にとっては非常に大切なテーマでありますものを、二つにかかわる今回の法案について質問させていただくことをうれしく思っております。 そこで、最初、午前中の議論を聞いて...全文を見る |
○谷岡郁子君 大変ちっぽけな、申し上げると失礼なんですが、予算規模からいいましても、それから人数からいいましても大学院大学なんですよ。そんな欲張られていいんでしょうか。 私なんかが考えるのは、例えばどの分野でもいいからとにかくノーベル賞一個だとか、留学してくる学生たちが開発途...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私が本当に聞きたいお答えをいただけました。ありがとうございます。 私も沖縄に大学院大学を造るのであるならばまず何よりも沖縄のため、沖縄の振興、沖縄の自立、そこへ向けて邁進されるべきであるというふうに思っておりますし、それがなければこの沖北の委員会でやる意味もなか...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 全く同感でございます。 私は、ですから、ここで一つの例を申し上げたいと思います。 イスラエルという国は一九四八年に独立をしておりますが、実はその二十五年前にヘブライ大学をつくっております。礎石を置きましたのはアインシュタイン博士と、もう本当、ワイズマン等、そ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 なぜ私がこういうことを申し上げたかといいますと、学際的というのがある意味で総花的にもなりがちなことがよくあるからなんです。 学部、学科など、あるいは講座などがはっきりしておりますと、そこはもうおのずと明らかになるわけですが、学際という名の下にそれぞれが勝手をやる...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほど、一流の研究者を集めるならばそれなりの待遇をしなければいけないという議論が同僚の今野東議員の提起によってなされたわけです。 私は、ここで指摘しておきたいことがあります。一流の研究者がどういう形で集まるかといえば、何よりもまずそういうドリームである部分ですね...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。これは、もちろん様々な規定集、これが必要でございましょうし、それから契約に関する規定も必要でございますし、また、そういうものがしっかり整っていない形で人的な、ある特殊な人が特殊な理解によってということでやると、これはばらばらになると思います。 ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私がこの点を指摘申し上げたのは、本当に組織運営、そして国際的な様々なバックグラウンド、カルチャーというものをお持ちになった方、そして場合によっては重立った人たちが世界中に動いて常に常駐しているのではないような状況、東京から離れた沖縄に対する国の関与というような形の中...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 とにかく、柔軟性があるということは微に入り細に入りルールを作るというんじゃなくて、いわゆる優先順位と基本的なルールということをいかに明確に、明快にするかということであり、そこに対しての責任と権限というものをいかにするかということだろうと思うんですね。 その意味に...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 全くおっしゃるとおりだと一方で思うんですが、そうしますと、学長をアメリカで選ぶ場合には、学識ですとか研究レベルということよりもアドミニストレーション能力、アメリカの大学では、学長は教育学でハイヤーエデュケーション、高等教育ということの分野から出てくる人たちが圧倒的に...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私などは、まあここは一人のたわ言として聞いていただければいいんですけど、個人的には清水局長辺りが直ちに内閣府を辞めて理事長におなりになればいいんじゃないか、そのぐらい考えて、もうずっとあとはもう骨を沖縄にうずめていただくのがいいんじゃないかぐらいに思っているわけです...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私はそうは思わないんですね。 様々な研究というのは、顕微鏡をのぞくというのはある種最終段階でございまして、そこへ行くまでの採集ですとか培養ですとか、そこからいろんな形での処理ですとか、研究というものを、例えば顕微鏡をのぞくという段階に入る作業とかというものは二%...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そのとおりだと思います。 ですから、そういうことを含めてやはり日常のお金の出入りであり、人の出入りであり、その仕事ぶりであり、そこについてちゃんとした人がマネジメントのスタッフとしてそれを見張る状態がないと、ここは本当に国民の血税というものが意味のない形に使われ...全文を見る | ||
07月02日 | 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 ありがとうございます。参考人の方々を始め、本当に私は、この法案の審議に参加する機会を得たことはとても自分にとって大切な体験だというふうに今感じております。 当初は、人間の生き死にについてなぜ国会議員がそこまで委任されてしまわなければならないんだろうということを非...全文を見る |
○谷岡郁子君 はい、分かりました。 じゃ、有賀参考人と大久保参考人に一問ずつ。 そういう意味では、救急の現場で脳死に至らずにもっと救えるものというものはどんな体制があればでき得るのか、どの程度でき得るのかということをお聞きしたいと思います。 そして、大久保参考人にも一...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 まず、先ほど柳田先生が指摘された点で、やはりある部分については、ドナー、良かったというものはこれまで出てきたけれども、やはり後悔したというようなものが出てこないと。何となく私たち自身も、やはり密室イメージといいますか、もっと検証の結果など...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 と申しますよりも、やはり今まで成功例、バラ色例ばかりを私たちは伝えられている気がしておりまして、このシビアな、過酷な状況の中で、そうばかりではないだろうと。やはり、反省点や失敗を重ねて学んでこられたことなどがもっと正直ストレートに出てくる方が、私は、一般の理解を得ら...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今の…… | ||
○谷岡郁子君 まず、今の篠崎さんの発言に対して…… | ||
○谷岡郁子君 はい、分かりました。 | ||
○谷岡郁子君 はい。今、柳田先生のお答えで分かりましたので。 | ||
07月09日 | 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。 本日は、ブルネイとカザフスタンの協定について、これをタイトル繰り返すことはとても長くて舌がかみそうですので、早速質疑の内容に入らせていただきたいと思います。 教えていただきたいんですが、ブルネイと日本の現在の経済交流の現状、その規模です...全文を見る |
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 そうしますと、今、日本の輸入ということについては石油、天然ガスを中心としてエネルギーの重要な国であるというお話が出たわけなんですけれども、これは、経済状況が今のような状況で少し緩和がされた状態とはいえ、中長期で見ればやはりエネルギー争奪戦...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、この条約で二国間の交流というものを経済的により深める、よりお互いに容易に行き来ができる状況をつくるということは、このエネルギーの供給というものを将来にわたって確保していく上でも、また日本の経済交流先というものとの良好な関係を保つためにも意義があるという...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変ありがとうございました。よく了解できます。 これは政府の側からはおっしゃれないことだろうと思いますけれども、中国等の経済状況あるいはインド、見ていましても、あの地政学的な地位と場所ということからいえばやはり今後の争奪戦にもなりかねない状況において、今、日本の...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私どもは、この条約に今大臣がおっしゃった意味において賛成であります。 次に、カザフスタンとの同様の協定につきまして御質問申し上げます。 カザフスタンと日本の現在の経済交流の規模、その内容、そして今後のカザフスタンの経済成長の可能性、その資源、産業の可能性等に...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 旧ソ連下の一つの国であるという状況の中から、日本には比較的地理的にも近い国が非常にいい展開で経済成長を続け、日本との友好関係があるというお答えだったと思います。これは大変将来に対しても望ましいことであると思います。 そこで、ずばり、この条約によって得られる意義、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私どもが一般的な市民的理解ということでの漠然とした推測というものをさせていただきますと、あの地域は旧ソ連下にあって、多分ロシア系の住民が旧来の多くの産業等を支配していて、多分少数民族と言われるような元々の、従来からいらっしゃる方々が恐らく数としてはもっと多い形でいら...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、現在の経済規模に比して、地政学上も、また今後の経済的な成長見込み、資源というようなことを勘案しましても、カザフスタンといい経済関係を持つということは日本の国益にとってとても大事なことであり、それがこの条約の意義であるという理解でよろしゅうございますでし...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほど来、大臣の方から中央アジアに対しては大変重視をしているという御説明がなされているわけですけれども、中央アジアがなぜ大切なのか。これは質問で事前通告しておりませんが、中央アジアの重要性ということについて教えていただければと思います。 | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。私どもはこの条約に賛成でございます。 さて、残りの時間をちょっとほかのことに使わせていただきたいんですが、今、まずサミットがイタリアで開かれております。そして、麻生総理もそちらへ行かれていると思うんです。 思い起こせば、あれはたしかジ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 済みません、別にテストするつもりはありませんで、私もよく思い出せなかったので教えていただきたいと思いました。 私が当時、カナダに留学をしていて、そして日本が入る形で本当に世界の頂上の会議がなされるということで、学生ながらに大変、我が国が本当に重要な国として認知さ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私自身、ロシアが入ってくる前のサッチャー時代に行われたロンドン・サミットに、実は当時自民党と連立を組んでいらっしゃった新自由クラブの通訳として雇われてロンドン・サミットへ伺いまして、お父様と一緒に、じゃ、多分大臣と相方をやっていたんじゃないかという、そういう経験がご...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私がそういうふうにお聞きしましたのも、この何代かの総理のまるでそれが卒業旅行のようにサミットがなってしまっている嫌いがあるんじゃないかというふうに思えてならないからでもあるんですね。 そして同時に、一方では、このサミットが必要になってきたのはなぜだったんだろうと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ついでに、今出ましたので教えていただきたいんですけれども、今中国の位置付けというのは、どうなんでしょう、G8にプラスして入っている国なのか、その今おっしゃった、開発途上国も含めてというふうにおっしゃった、どちらのカテゴリーに入るというふうに、理解でよろしいんでしょう...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今、中国の重要度が増してきたというふうにおっしゃったんですけど、それはなぜなのかという御理解なんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 そこで、私が従来関心を持っているテーマに移らせていただきたいんですけれども、私は、自分自身が大学関係者としてこの何十年かの日本の大学の変化というものを見てまいりました。そして、中国との関連ということにおきまして、文革が終わったその時点において、中国の大学というものは...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それでお聞きするんですが、今ODAとして、その国費留学生の費用にはどのくらい使われているのか、そしてその給付の内容というものはどういうものであるのか。今大臣がおっしゃいました一万人弱の国費留学生の内訳というものは、国で例えばその一位、二位というのはどういう国が来るの...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 実は、今給付金で十何万円ということが出ました。そのほかに、例えば国立大学では国費留学生はほぼ全額授業料は免除ということがございます。今給付されている額というのは基本的に生活費であるということです。また、学部レベル等でも、国立大学等では半額ないしその全額というものが免...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 中曽根大臣は文科大臣もおやりになった経験がおありになると思いますから、日本の高等教育に対する予算措置の貧困さということについてはよくお分かりになっていると思います。とりわけ、学部学生に対していかに国際的に見ても支援がなされていないかということについてはよく御存じだと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私は断固反対であります。 ガリオア奨学金ですとかロックフェラー奨学金とか、戦後、日本も復興に当たってたくさんの人々が留学して、その方々が国のリーダーになるような形で日本は復興してまいりました。しかし、今はそういうものを取っている日本人というのは本当にごくわずかで...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 これで時間が参りましたので終わりますが、今のような不均衡が出てきているのは、これは現政権の政治の結果であったということだけ申し添えておきたいと思います。 ありがとうございました。 ───────────── | ||
07月09日 | 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。 今日は、質問の機会を与えていただいてありがとうございます。また、この法案の審議を通じて、委員会の外における視察をも含めての様々な方々との意見交換において本当に私自身の認識が深まったこと、そしてこの問題に対しての議論が深まったことに...全文を見る |
○谷岡郁子君 カットしてください。 | ||
○谷岡郁子君 たくさんお聞きしたいことで時間の制限ありますので、できるだけ端的に質問に答えていただきたいと思います。 次に、本人や家族は基本的に承諾あるいは拒否ということをはっきり決められる存在であると、だから嫌な人は拒否しておけばいいのだから確保されると。私は、実は一割ぐら...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 では、その家族の範囲をどこまでお考えでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 その拒否できる範囲がどこなのかとか、それがよく分からないんです。また、別なんだとすると、これは、家族にこれほどの大きい決断を負わせておいて、それについて即座に答えられないということは、それほど分かりにくいということを実は意味していないかと私は危惧をしてしまいます。 ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今の最初の冒頭の発言は、まるで私が恣意的な説明を学生にしたかのように受け取られかねないような発言であったというふうに思いますが、そういうことを言い始めたら、コーディネーターがどのように説明するか私たちも分からないわけです。そういうことになってしまいますので、できるだ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 信じているというのは、私は立法者として十分なのかどうかということをやはり考えます。 というのは、現行法で入っているものをわざわざ取るということの中にやはりある種の立法者の意思というものはそこで表現されてしまっているわけですし、それを重く見て現場で細かい法文を読ま...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私たちのこの国会の審議を通じて大変衝撃を与えられたのは、参考人であった柳田邦男氏ではないかと思います。柳田邦男氏は、今週発売の週刊文春において以下の点を提言されているんですね。 その以下の点、五つございます。これらの点についてA案の提案者はどうお考えになり、今後...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 時間が来たので終わります。 本当は、E案の方々にも午後については聞いてみたかったという思いがありますし、また同時に、本当にもっと政治家としての情熱で答えていただきたかったなとは思いますが、本当にお答え、ありがとうございました。 これで終わります。 | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 一つ、A案の方にお聞きしたい。後でまた、今度はAダッシュ案の方に別の質問をしたいと思って、まずA案の方に御質問したいんですね。 先ほど亀井さんが出した資料で、衆院で出された資料だというふうに伺いましたけれども、A案は、WHOが推奨する...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 じゃ、その後お願いします。いや、関連だとおっしゃるから。 | ||
○谷岡郁子君 私自身はWHOにどれだけ、推奨の準拠に合っているか、条件とか、そんなことはどうでもよかったんです。やはり、それぞれの案がちゃんと正当に、公平に、公正に私たちの投票権を持っている人々に伝わると、ある種の誇大広告がなされることによってその他の方々がミスリードされるような...全文を見る | ||
11月17日 | 第173回国会 参議院 文教科学委員会 第2号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 大臣、副大臣、そして政務官の皆様、民主党の参議院議員の谷岡郁子でございます。 本当に、おめでとうございますというよりも日ごろ御苦労さまでございますと、もう本当に就任以来の不眠不休の御活躍、そして御努力に対して深い敬意を表したいと思います。その上で、この五十年余り...全文を見る |
○谷岡郁子君 そこで、今日お配りいたしましたのは、本当に何十年かに一遍、私どもの学園で見直しをして来年から男女共学に大学もなるということで、至学館大学、至学館短期大学の教育の理念ということで、建学の精神から新たにバージョンアップしようではないかということで、図と、そしてそれに対す...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変な光栄なことを言っていただきまして、本当にありがとうございます。 今日一日の議論の中で何度も出ました、例えば徳育、道徳といった問題も私は同様だろうと思います。心のノート等の教材も必要であろうと思います。しかし、それはあくまでも教えることでございます。 こ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 文科省の中で生涯学習局が筆頭局になってからもう久しいと思います。しかし、日本が生涯学習社会になったかといえば、これはちょっとまだ疑問があるんだと思います。 実は、生涯学習というものが当たり前にできていれば、教師が研さんを積み続けること、あるいは新しい時代の局面で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そのことにつきましても、先ほど大臣がおっしゃった、やはりその実習、経験、それから実体験と、そして座学であることのようなものがうまくお互いに相乗作用を持つような向上の中で、例えば良い社会人、職業人であれ、また教師であれが育っていくということ、まさに私もおっしゃるとおり...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 本当におこがましいことを申し上げた中で誠実にお答えいただきまして、また、ただいまの大臣の抱負、本当にコンクリートから人へということを、我々も大きな壁はありましょうが一緒に頑張って越えたいと思いますので、どうぞ頑張っていただきたいと思います。 ありがとうございまし...全文を見る |