谷岡郁子
たにおかくにこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月08日 | 第174回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の谷岡郁子でございます。 同僚議員の皆様には今日の機会を与えていただきましたことを感謝申し上げます。また、大臣におかれましては、本当に政権交代の御多忙の中、今日は機会を与えていただきましたことを感謝申し上げます。...全文を見る |
○谷岡郁子君 菅大臣は、この間、国家戦略会議をおつくりになり、また成長戦略というような形で、戦略という言葉に大変意味を込められているようにうかがわれます。それは、戦略と戦術というのがやはり全く別次元のものであるということなんでしょうか。私自身は、戦略とは戦術の単なる和ではなくて言...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 さて、仙谷大臣におかれましては、その戦略、そして経済成長戦略といったものを菅大臣から引き継がれたわけですけれども、それを今後どのように展開していこうというふうにお考えなんでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 全くそのとおりだと思います。 先ほど菅大臣がおっしゃった問題ということを考えてみますと、僣越ながら私の考えでは、まずやはり国家をうまく経営するということにおいては、民主主義的で公正という見地に立ちながら、それが三つの点で、三つの方向でうまくいくことが大事だという...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 資料の最初のページにお出しさせていただきましたのは、国有財産の増減の表なんでございます。これを見ていきましてあれっと思いますのは、土地の次に立木竹というのが出てきます。竹というのは、これはどういうふうに量って、その量は一体どのくらいになるのかということを教えていただ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 竹というのはもう現在はびこって増え過ぎているということで、負の財産だというふうに考える人も多いかと私は思ってしまうわけですが、一方、例えば書画骨とう、美術品、こういうものは物品管理の中を探しましても、国有財産を探しましても出てこないんですが、そこについてはどうなって...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私がちょっと見ましたところ、国立西洋近代美術館にはロダンが五十八点ございます。ブリューゲルの父親のものもございます。ティントレットもございますし、またルーベンスもございます。モネなどについては十三点ございます。 こういうものが評価されていないと考えてよろしいんで...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 おっしゃることは理解できないわけではないんですけれども、日本の国民の財産がどの程度あるのかということを把握する、それは借金がどのくらいあるのかを把握することと同じぐらいやはり大切なことであろうと思います。そして、完全な評価ができなくても概算というようなものをつくるこ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 全くそのとおりだと思います。 私は、ちょっと財務省にお聞きをいたしまして、二枚目のページにありますように、ちょっと思い付いたものがどのくらいに評価されているのかということで表を出させていただきました。衆議院の副議長公邸が幾らであるとか、それが坪当たり幾らになるの...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 次に、二点目のその機能性という問題について考えてみたいと思います。 法律や政策を新たにいたしましても、現場に届くころにはこれがゆがんでしまったり変質してしまうということがしばしば問題になると思います。国会で作る法律が設計図だといたしますと、それが政省令という形で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 皆さん、善かれということでお考えになっているということは私も賛成いたします。ただ、善かれと思う部分の論理というものが、緊急の対策というものが間に合わないと、今おっしゃったようなことをやはり生み出してしまうというのが行政の言わば本質的な問題なんだろうなというふうに思う...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今回の政権交代というのは、言わば五十年間開かずの巨大な冷蔵庫を開けてしまったと。そして、さびついてなかなか完全にまだ開けられないこの冷蔵庫というものの中に、賞味期限の切れた法律ですとか、かびの生えた予算ですとか、癒着や天下りでどろどろに腐った事業がいっぱいに詰まって...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変力強い御発言だと思います。 今から私、三つ目の観点に入ろうと思うんですけれども、枝野大臣にはお忙しいということでお席を外していただくことになろうかと思いますけれども、まずその中で、やはり様々な、私がこれから取り上げようとしておりますのは生涯学習、高等教育に係...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 グローバル時代、情報化時代の世界の常識として、人は目まぐるしく変化し続ける状況に対応するために生涯学び続ける必要があるということが今日の世界の常識なのではないかというふうに思います。どのような就職前の教育も十年、二十年たてば陳腐になってしまう。そのために、二十年以上...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 つまり、生涯学習に充てられる費用というものは全く少ないということと同時に、日本では国際競争力アップに資する生涯学習ということに国の投資はほぼ行われていないということだろうというふうに思います。 その一方で、高等教育や生涯学習に多額の費用が投じられている分野があり...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 時間が五十五分までに終わるようにということで迫っておりますので、本当に後の質問については皆様に手短にお答えいただきたいんですが。 前原大臣、今二千三百四十五人おります気象予報士の中で、実は気象大学校の卒業生というのは二百三人、率にして八・六%、一割弱なんですね。...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 次々と大臣方から大変力強い本当にメッセージをいただきまして有り難いというふうに思っておるわけですが、長妻大臣、お聞きいたします。 厚生労働省の展開しておられます職業訓練というのは、今第二次産業を向いてしまっている。そして、文科省の高等専門学校ととても似通っていて...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 本当にありがとうございました。 最後に申し上げたいことは、本当にこの成長戦略と人材育成というものは不可分のものであること、また、今おっしゃったように、メモリーチップ的な訓練の部分とそしてそのOSを作るという教育の部分、これをうまく双方がバランスで組み合わせなけれ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。 質問を終わります。 | ||
03月16日 | 第174回国会 参議院 文教科学委員会 第2号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 参議院議員の民主党の谷岡郁子でございます。今日は、同僚の御理解を得て質問をさせていただきます。 まず最初に、大臣にお伺いしたいと思いますのは高校無償化法案のことでございますが、高校無償化法案というふうに私どもが呼んでおりました、参議院に提出させていただきました法...全文を見る |
○谷岡郁子君 私どもがこの法案を最初に考えましたときは、ある意味で公立、私立かかわりなく公教育というものを無償化していきたいという思いを込めてこの法案の名前を付けた経緯がございます。今後ともその趣旨というものが生かされるように願っております。 さて、この中身につきまして、民主...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それでは、その一方で、今回は特定控除、六十五万円が高校生の親からはなくなるということになりましたけれども、これによって見込まれます税収増というのはどのくらいになりますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 そうしますと、三千九百億ぐらいのお金が投じられるけれども、一方では一千億の増税が裏にはあると。そうしますと、三千億弱ということの費用が今回プラスアルファで投じられたと。もちろん財政難ということを理解しておりますが、今後の問題として、やはりもっと無償化にふさわしい形に...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 では次に、私が國母君問題と呼ぶところのものについて少し質問させていただきたいと思います。 その前に、今回のバンクーバーオリンピック、文科省の皆様方は、本当に大臣を含めて大変御協力をいただきまして、この前のオリンピックのような形で、試合...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 スキーがもし伝統的なメジャーなウインタースポーツだとしますと、ボードというのは言わばそのサブカルチャーとして出てきたものであって、サブカルチャーというのには一つの大変なエネルギーがあると同時に、ある種の、反体制的なと言ってはおかしいんです...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 子供の人権を守るというためでの国際的な潮流ができておりますことは大変大切なことであると思います。 その一方で、例えば入浴といったことに関しまして、家族でおふろに入るのは日本では団らんであるけれども、そこを例えば描写することは西欧ではそういうふうには考えられないと...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 國母君の問題でも大臣にお願いしたいんですけれども、私は、数ある大臣方の中で、子供、若者を代弁していただけるのは文科大臣であるというふうに思っております。そして、その立場で働いていただきたいということを切に願っております。 そこで、学生、いわゆる大学生の学生生活と...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 一方で、科学技術に投資するということは大変大事なことだと思うんですが、大学院や研究所での研究の下支えをするのはやはり学部教育でございます。十八歳から二十二歳までの若者たちというのは本当に驚異的で、目の前で音を立てて変わっていくということを私も何度も見てまいりました。...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大臣の御理解、深く感謝申し上げたいと思います。 実は、先ほど若者の代弁者としての文科大臣でいていただきたいということをお願いした点で、一方には就職前の問題というものがもちろんございます。就職したてという問題も実はもう一方にございます。 私どもがちゃんとした準...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 コミュニケーション教育の必要性、まさにそのとおりだというふうに思います。その一方で、企業のおっしゃり方は、意欲があって頑張る子と言いながら、ブランドの大学からたくさん採っていかれるなというのが私どもの正直な感慨なんでございますが。 私がもし職業教育を考えるのであ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 この問題は少し厚生省と文科省がまたがってしまうところかなというふうに思っているんですけれども、やはり省庁の壁を越えてこの問題について、やはり若者にとっては一つの問題であると。 例えば、中に労基署のことを教えて卒業した学生おります。やは...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 また、若者たちというのは、十八歳で必ずしも自らの適性を知っているわけでは全くないということがあると思います。たまたま勉強嫌いだと思っていた子がひょんなことから大学へ来て、大学院、また博士課程へ進むということも多々ございますし、考えていたこととは違って編入学をしていく...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 本当に即戦力になることを企業は求めながら、これからの会社を切り開く、あるいは成長戦略というものができたらそれを担っていく、新しい時代に合わせていく、その本当の意味でいう実力というものがしばしば混同されることあろうと思います。 私、ちょ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 終わります。 | ||
03月23日 | 第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。よろしくお願いいたします。 本年は大変沖縄にとりまして重要な年になっております。安保締結後五十年、そしてただいまの普天間の返還問題、そしてあと二年で沖縄振興法の見直しということで、新たにどのような振興があるかとい...全文を見る |
○谷岡郁子君 何か、もうちょっと踏み込んでいただきたかったかなという思いもないわけではありませんが。 そこで、地位協定の見直し、これが沖縄の負担、不安軽減のために避けて通れないものではないのかと。つまり、どこという問題、どこに隔離するかという問題ではなくて、やはりいかに振る舞...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私自身は、今ある沖縄の基地問題というのは、基本的に、どこという問題といかにという問題のパッケージではなかろうかというふうに思っております。そして、そのいかにという問題というものがどこまで踏み込めるかということが、どこであれ基地を引き受ける人たちにとっての重要な問題で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 何か語尾がはっきりしなかったような気がするんですが。 それはさておきまして、前原大臣にお聞きをしたいというふうに思います。 私は、この間、沖縄に行きますたびに、本当に自分が半世紀以上生きてきて何をやっていたんだと。余りに沖縄のことを知らなかった。特に四五年か...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 これまでの三十年余りにわたる沖縄振興というものの基本というものは、沖縄以外の資本が進出して沖縄の人々を雇用し、その利益が場合によっては沖縄から引き揚げてしまうということではなかったかと思います。 この振興パターンを根本的に変えるときが...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
03月25日 | 第174回国会 参議院 文教科学委員会 第5号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の参議院議員の谷岡郁子でございます。今日もよろしくお願いいたします。 高校無償化法案に入ります前に、この間、予算委員会並びに本委員会でも取り上げられております政治と教育の問題について、少し私自身の立場から取り上げさせていただきたいという...全文を見る |
○谷岡郁子君 ただいまの御説明で大変よく分かったと思いますし、またそれを私ども国会の中でははっきり峻別した形で今後も議論していかなければならないというふうに思っております。 ともすれば、子供を政治に近づけてはいけないんだと、まるで政治というのは空恐ろしい、妖怪であるかのような...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その上で、私はそういうことがあってはならないということと同時に、やはり何十万人、百万人もいるような教員の中には恐らくいろんな人がいて、逸脱行為が出てくる場合もあろうと思います。そして、それは警官の中にもわいせつ罪で捕まる人もおれば、あるいは自衛官の中にセクハラ事件で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 教師というものは教室の中で政治的な思想というようなものを語らないのは当然であります。その一方で、一人の主権者として政治的な信条も持ち、言論の自由も、またその自由も持っているということ、これを保障するということは私は当然のことだというふうに思っております。憲法の前文に...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 全くおっしゃるとおりだと私も思います。ありがとうございます。 と同時に、そういう意味におきまして、ある組合に、教職員組合に例えばレッテルを張って、あたかもすべての組合員である教員というものはよこしまな思いを抱いているような形でレッテル張りをし、そして父兄たちを怖...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私は、先ほど、冒頭に申し上げましたように、国民の主権教育というものをきちんと行っていく、そして政治というものに関心がある若者をつくり出していくということが大事だというふうに思っております。中学ですとか高校にもなれば、ある意味で、このような委員会でありますとかテレビ入...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。 では、高校無償化法案の方に入らせていただきたいんですけれども、今回無償になった授業料に加えて一人当たりの公立高校生に対する公的支援は幾らぐらいになっているのか、それは合算すると幾らぐらいになるのかと。それと、今ある私立学校に対する支援と...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 四、五万円差が縮まるということは大変有り難いことであり、いいことだと思うんです。できるだけ格差はない方がいいと。また、本当の無償化に近づく方がいいというふうに思います。 その関係の中で、実は私ども、最初に民主党案として出しましたときに、五百万円以下の世帯に対する...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 もう一度お尋ねしたいんですけれども、財政状況が許すような環境になれば、更に本当の無償化に向けて支援、今救われていないような層も考えていただけるのかということについて再度お尋ねいたします。 | ||
○谷岡郁子君 子ども手当もそうでしたし、この無償化法案についてもそうなんですけれども、所得制限を掛けるべきじゃないかというような話がよく出てまいります。それは恐らく、今でも高校や大学の教育を言わば恩典であるということが基本認識の中にあるからではないかというふうに思われます。そうで...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その辺の説明が、なかなかこれまで多くの方々に理解をしていただけていなかったがために多くの御心配があったかと思います。それを今御丁寧に説明していただいて大変有り難いと思いますし、なお今後も考えていただけるという御答弁、感謝申し上げます。 先ほど、公立高校と私立高校...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほど申し上げましたように、私立高校は、今、公立高校からの、公的支援の差額、マイナス分をすべて授業料に転嫁することなく、効率的であるように頑張っておられる学校がたくさんあると思います。もちろんスポーツの担当の副大臣でもあります鈴木寛先生はよく御案内のことだと思うんで...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変力強い御発言、ありがとうございました。 これで私の質問を終わります。 | ||
03月30日 | 第174回国会 参議院 文教科学委員会 第7号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の谷岡郁子です。 私は、通称高校無償化法案に対し、賛成の立場から討論いたします。 本法案が目指すものは、高校レベルの教育が親や生徒本人の投資や特権であるというこれまでの考え方を変え、未来を建設するための国の投資という考え方に転換...全文を見る |
04月27日 | 第174回国会 参議院 文教科学委員会 第10号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。 ただいまの大島議員の質問に引き続きまして、私の方からなお何点か質問させていただきたいというふうに思っております。 最初に、この問題に関しまして検討委員会、私、この第二回の中間報告書というものを見せていただい...全文を見る |
○谷岡郁子君 そのパブリックコメントがしっかりやられるかどうかということは、その後の信頼性にとって大変重要な問題だというふうに思います。 その中には、やはり周知期間を長く取って、そして人々がそれに対する準備ができる、またそういうパブリックコメントが募集されていることが分かると...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 この中間報告の中で、いろいろ読ませていただいたときに、例えばIAEAの基準と、それからこちらでやられている核種、一定のレベルで設定したもの、それが二けたぐらい、百倍ぐらいの違いになったりするというような基準が出てきまして、例えば私たちは普通、化学濃度が百倍だったら、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 放射線の法律のときによく低レベルという言葉が使われるんですね。二年前に出ました、去年ですか、出ました放射線の最終処分場の問題のときにも低レベルと。そのときによく読んでいくと、発生由来によって、例えば原子力発電所から出てくるか、その他であったら低レベルであるというふう...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 この間、アイソトープ協会を先日見させていただきまして、視察をさせていただきました。そのときに、協会がいろんな出版物も出していらっしゃるということで、私も出版物を取り寄せさせていただきましたら、入門書及び訓練テキストなんというのがかなり出ておりまして、それで、「放射線...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 安心いたしました。 同時に、今回視察で学びましたことは、一方でアイソトープというものは多様化しているというか、様々な多くの種類のものが使われるようになっている。ただし、全体としては少量化してきているということで、言わば産業、事業としてどのくらいやるのかと。 ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今日ここには蓮舫議員もいらっしゃっていますけれども、ある種の仕分、事業仕分的な観点から申し上げさせていただきますと、この社団法人アイソトープ協会、ここには科学技術庁を始めとする天下りの方々もいらっしゃる。今まではある意味で、権限ビジネスとまでは言いませんけれども、言...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 最後に申し上げたいのは、やはり試験や認証をやる機関と実際にその事業を行う場所というものは全く別にするべきだと思われますし、認証ということになればやはり公的な機関、だから、試験制度がある社団法人にそれを一元化されるというような形ではなくて、広く正当、公平に行われるよう...全文を見る | ||
05月12日 | 第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。 皆様方におかれましては、今日もよろしくお願いしたいと思います。 今、連日新聞等をにぎわしております問題というのは、もちろん普天間問題でございます。これは問題というふうに言ってしまうから私はむしろおかしくなるのであって、本来は、...全文を見る |
○谷岡郁子君 それで氷解いたしました。 今お配りしております資料の中で、グアム・US・ディフェンス・ディプロイメンツという、これはコングレショナル・リサーチ・サービスというところで、議会から出されております報告書がございます。その中の二ページ目、そこだけを抜き書きして線を引か...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 二、三千人のいわゆる幅ができるということは、これは軍隊として考える場合に通常のことかなと思いますけれども、五千人以下ということではなくて、そういう七千人から一万人というような数字が妥当であるというお考えだということで、私もそのようなものではないかというふうに今理解を...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 最終結果がどうなるにしましても、また辺野古になるにしましてもならないにしましても、少しでも環境への負荷ということは小さくあるべきだと。とりわけ、今年十月には名古屋でCOP10、生物多様性条約の会議が日本を主催国として行われるというような状況の中で、世界の目がやはり日...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 やはり、私ども、これまでの沖縄の人々の感情というのは、しばしばなし崩し的に、知らされないままに物事が行われていくということがあったということも大きいのではないかと思います。すべての皆様の希望というものをかなえることができない場合でありまし...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その一方で、やはり今の状況、まだ、ワシントンで議員の方々と話をしていても、この問題に対してはほとんど認識しておられないなという感じを持ちますし、またシンクタンクを始めとして識者と言われる方々も意外と多くの事実を御存じないんだというのが私の率直な感想でございます。もち...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 外務省も予算が削られていく中で、かつてシンクタンクですとかジャーナリストの方々に行われていた大使館によるブリーフィングなんかもここのところ余り行われていないというふうにも私も聞いております。本当に大変な時期ではありますけれども、こういう大きな問題に関しましては、やは...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その結果として、最終的にすべての県外移設あるいは国外移設というようなものが可能でない場合、ただ、それは沖縄の方々の期待ということとは変わってくるというふうに言わざるを得ないと思います。 しかし、その一方で、私、この間ずっと、沖縄でいつどういう形で人々の声が高まり...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 一つ一つ解決しながら、信頼性を築きながら、そしてこの普天間の問題の決着というものが沖縄の問題の解決の最後ではなくてむしろ始まりであるというお答えであったというふうに理解をさせていただきたいと思います。 同時に、最後に前原大臣にお聞きをしたいんですけれども、今後の...全文を見る | ||
05月25日 | 第174回国会 参議院 文教科学委員会 第11号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。おはようございます。よろしくお願いいたします。 今日は、私は高校、大学等の教育について少し議論したいというふうに思っております。 最初に、高校無償化推進の今施行がいろんな形で始まっておるわけでございますけれども、その中で確認をし...全文を見る |
○谷岡郁子君 それは是非、今都道府県の方で実際の事務をやっております。また、学校の人たちもそのまま知らないで保護者への対応等を行っております。やはり、この法律の立法の趣旨に照らして、その個々の状況に対して勘案して弾力的な運用をしていただけますように、文科省、大臣、副大臣の方からも...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 また、法律、三年後に施行を見直すということもございますけれども、このようなことについて、一体何年ということが大事なのか。一人一人の、場合によっては、その設置基準で決められている指導要領等もあるわけですから、それを確実にこなして、場合によっ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 要は、設置基準があり、またそれを最低基準として守ることが教育の質の保証というものをするんだというふうにお聞きをいたしました。 だとしまして、例えば仮に全部非常勤講師で全くその施設がないということがあった場合には、その保証はできないということでございましょうか。 | ||
○谷岡郁子君 そのとおりだと思います。 ところで、長浜厚生副大臣にお聞きしたいと思いますが、厚生労働省は、栄養士ですとかそれから薬剤師ですとか様々な分野について、今、鈴木副大臣の方からありました文科省のいわゆる大学等への設置基準に加えて、別途、例えば施設、例えば栄養士でありま...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それでは、具体的に今日私が取り上げたいと思いますのは、健康・体力づくり財団という公益法人がございます。ここは二十年ほど前から、その当時は準国家資格という形で、健康運動指導士並びに健康運動実践指導者ということでの資格の認定を行っていらっしゃいます。また、同時に講座を開...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そのように重要な資格であるならば厚生労働省がそもそも認定なさればいいと。薬剤師にしましても栄養士にしましてもほかのところにしましても、公益法人に認定させているわけではありません。つまり、そういう必要性があるのならばそれをおやりになればいいと思います。 二点目に、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 なぜ、じゃその講座を受けられた方は六七%で、外から、養成校から受かる人は三五%か。簡単なんですよ。私、これ、試験問題等も調べさせていただきました。それから、過去に受けた者の話も聞きました。試験だけ何年も受けた者、そして面倒くさいから講座を十何万円払って受けた者、聞き...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 十九年から始まった、始まったとおっしゃっているんですけど、平成の初めからこの資格はあったわけです。そして、当初から、大学の中で本当にこの内容に沿った、趣旨に沿った教育を既にしているところは講座を免除して試験だけ受ければいいという仕組みがございました。ですから、その二...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今の議論を文科大臣も副大臣もよくお聞きになったと思います。 この財団は厚生労働省と文科省の共管になっております。こういう形で設置基準を厳しく作りながら教育の質を守ろうとしていらっしゃる御省として、この事態ということははっきり受け止めて今後対応していただくように心...全文を見る | ||
08月05日 | 第175回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党・新緑風会の谷岡郁子でございます。 今日は私は、高等教育がいかに強い経済をつくるための最も大事な基盤であり、また社会保障費を増やしながらできる典型的な例であるかということについて、論拠を挙げながら議論をしたいというふうに思っております。...全文を見る |
○谷岡郁子君 皆様にお配りしました資料は、後ろから六ページ目、七ページ目のところに、それでは各国がどのようにそういう問題に対して対応しているかということを少し資料をお付けいたしました。 国公立の平均授業料と奨学金を受けている学生の割合というこの紙でございますけれども、授業料は...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 さて、今の大学、そしてその大学へ通う若者たちが今どのような状況に置かれているか、それを今皆様方に御理解をいただきたいと思いまして、少し私は総理に失礼ながら個人的な質問をさせていただきたいと思います。 総理は昭和四十年に東京工業大学に御入学、国立大学ですけれども、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 パネルにしてまいりました。総理、昭和四十年度に入学されました。そのときの入学金が千五百円でございます。授業料一万二千円でございます。マルを差し上げたいと思います。 平成二十二年度の今入学する学生たちが、じゃ、どうなっているか。二十八万...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 まさに私が言っていただきたかったことを言っていただいて、本当にありがとうございます。 大学時代というものは、単に授業に出てメモリーチップをどんどん増やすように、ただたくさんの知識を詰め込めばいいんではない。むしろ、人間として人生を生きていく、社会人として生きてい...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そこで、菅総理、是非これからもっと学生たちを支援できることを今の厳しい財政状況の中ででもお考えいただけないでしょうか。その辺についていかがでございましょうか。 | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。とても心強い、もう感謝申し上げます。 それで、文科大臣にお聞きをしたいんですけれども、今現在出ております、各省庁、概算要求一〇%シーリングと、こういうものが掛かりました場合に、日本の大学というものがどうなるというふうにお考えになっているのか...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 今、概算要求がはめられたらという話がありました。そこで、野田財務大臣にお聞きをしたいわけですけれども、例えば独立法人の方へ一定の出向をさせて付け替えるとか、そういうことをやったりというようなことの手法も含めて、例えば特別会計を持っている、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 それがいわゆるコンテストという部分であったり、特別というふうに言われる部分だと思うんですけどね。 例えばビルに例えますと、私は、ビルのコンペだとかコンテスト、その上物の外観のデザインとかそういうものに関してはよく見るわけです。ところが、基礎工事、土台工事に関する...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 少し安心をいたしました。ありがとうございます。 先ほど文科大臣からも御説明がありましたけれども、(発言する者あり)安心しちゃ駄目ですか。 ちょっと今、表、次のものを見ていただきたいんですけれども、これが家計負担なんですね。日本は下から四番目のところに置いてお...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほど来の議論を聞いておられまして、高等教育についてはそうなり得るというふうにお考えでしょうか。なる可能性が高いとお考えでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 もう少し、では、どのくらいこれが深刻な問題であるかを御説明、私の方から申し上げたいと思います。次のまたパネルをお願いします。 東大から始まりまして最後が小樽商科大まで、八十の国立大学を並べました。そして、平成二十二年度国立大学法人運営費交付金予算額における概算要...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 特別補助というのはめり張りが付いてという、聞こえがいいと思うんです。でも、多分これは原口総務大臣などは賛成していただけるんじゃないかと私は思うんですけれども、実は地方交付金というふうに言われる地方にとって自由に使えるお金は使い勝手がいいんだけれども、各省庁からそれぞ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 多くの場合、小泉政権下で行政改革だとか改革と言われたものが結局は大企業を利して、そして地方や中小企業に対しては本当に厳しいものであったように、このいわゆる特別補助というのは、実は大きなそもそもの基盤のあるところにとっては本当に有利なものであったんですけれども、地方で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そして、先ほどちょっとちらっと川端大臣の方から圧縮率なるものが出ましたけれども、この圧縮率というのは過去何十年か行われてきて、平均何%ぐらいで現在どのくらいになっておりますか。その変化はどこで大きく変化したのか、ちょっと教えていただけますか。 | ||
○谷岡郁子君 総理、今何のことかと多分お考えになっているんじゃないかと思って、これテクニカルな問題ですのでちょっと御説明を申し上げます。 私立大学の助成には、何に対して、人件費に対して、学生の人数に対して等々、どういうものに対して補助をするか、それは何割補助をするかという計算...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 よく言われますのは、科学技術立国、科学技術経費というものが本当にどれほど大事なものかということは、この間、私は数か月にわたって党内、皆様からも、また日本中からも選挙の間もお聞きをしてまいりました。 しかし、じゃ、その科学技術は大事なんですけど、科学技術を担う中心...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 ただいまの議論をお聞きになりまして、総理、この辺についてどうお考えになりますでしょうか。科学技術ということは盛んに言われまして、その費用なども予算の中で取られていこうとするんですが、やはりその中心を担う、それは私立、国立、公立を問わず、大...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 学問は遊びであるという菅総理の今のお言葉は私は全面的に賛成なんです。 今話題になっているものにiPadがございます。iPadは、もっと小さくできるという、要は、携帯でワールドカップを見れるんだけれども人間の視力としては見られない、それを人間化したものなんです。人...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変有意義な今日は議論をさせていただけたというふうに思っております。 大変、財政困難な中だということは、それは私も分かっております。しかし、今、大学一つとして、ITをバージョンアップしようと思っている大学というのは多分ないだろうと思うんですね。赤字経営にもかかわ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
09月07日 | 第175回国会 参議院 文教科学委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。よろしくお願いいたします。 公立高校の無償化がいよいよ四月から行われております。その中で、今回、八月の末という形で、その取扱いについて、特に外国人学校を中心といたします文科大臣の指定校というものの指定の仕方の問題...全文を見る |
○谷岡郁子君 そういう意味におきまして、朝鮮人学校等でも、もしも本当に別のところに使われるようなことがあれば、それに対して手を打てるような形になっているということであろうかというふうに理解をいたします。 次に、このガイドラインというものが発表されまして、そのガイドラインの中で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そのような制度上の仕組みというものがつくられたということは本当に喜ばしいことだというふうに思っております。皆様の御努力に感謝申し上げたいと思います。 さて、その一方で、高校無償化というものが、例えば同じ兄弟が公立高校と私立学校に通う場合に、言わば家庭内において私...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 全国私教連の調べてくれた資料によりますと、過去十年間に、この国会に対しまして、一億四千二百九十六万七千九百九十一人の方々が署名するという形で私学の助成の増額についての請願署名というものが行われてきております。 これほど長い期間にわたってたくさんの方々がコンスタン...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 今後とも是非よろしくお願いを申し上げたいと思います。 さて、ちょっと残りの時間を使わせていただきたいと思うのは、京都市立の看護短期大学でございますが、ここが閉鎖を決めたということで、私どもの方にも学生たちが今後自分たちはどうなるんだということでの心配が寄せられて...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。是非、学生たちが不安なく残りの学園生活を送ることができますように、文科省としてよろしく注意のほどをお願い申し上げたいと思います。 さて、もう一問、時間がまだ余裕がありますようですので、させていただきたいんですけれども、日本相撲協会のことでご...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変力強い方向へ進んでいるというふうにお聞きをいたしました。 今後とも是非、伝統を守るとともに、同時に伝統の名に逃げ込まない、やはり今の人権にふさわしい、そして今の社会的な公序良俗にふさわしい協会となって国民に支持されていきますように、文科省として注視をお願い申...全文を見る | ||
09月09日 | 第175回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。 岡田外務大臣におかれましては、午前中から引き続きの審議ということで、御苦労さまでございます。 私は、今日、午前中の外交防衛委員会でも質疑の対象になりました普天間問題等の沖縄の基地返還、そしてその後の振興政策ということに関しまし...全文を見る |
○谷岡郁子君 今お答えをいただきました件につきまして、それでも環境がどのように影響を受けるかということについて、もし沖縄県等の、また地元の求めがあればそこについては柔軟に対応していただけるのかどうか。また、今出ました機種の問題でございますけれども、オスプレイが配備されるということ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 そして、普天間と辺野古の問題ばかりがこの間クローズアップされてまいりましたけれども、これまでの日米合意というのは実は普天間を含めた嘉手納以南の基地の返還ということで、その嘉手納以南の普天間以外の基地の返還についてはほとんどマスコミ等におい...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変重要な点ですので、いま一度整理をさせていただきたいというふうに思います。 グアムへの海兵隊の移管というものが行われるということがあり、そしてその代替基地への普天間からの移管が行われるということが言わば前提条件であるというようにもお伺いできる。その一方でグアム...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その意味では、アメリカも沖縄に対する人々の気持ちを考えて、できるだけ誠意を見せていただいているというふうに伺いました。それをやっていくためには着々とその交渉は行わなければならないということで、その担当は多分外務省だろうと思いますが、その返還、その準備にかけての交渉、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 さて、実際に土地が、基地が返ってまいりましても、恐らくすぐに使えるわけではなかろうというふうに思います。もちろん、米軍の施設の撤去もなされなければならないでしょうし、長年基地として使用されてきた土地ということになれば土壌汚染等環境問題も中には残っているだろうというふ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 プロセスとして大変よく分かりましたし、日本国政府としての責任がきちんと持たれるということは分かったんですが、一点だけ、土壌汚染の蓋然性という言葉が出てきたんですけど、その蓋然性とは具体的にどういうことなのかよく分かりませんでしたので、いま一度御説明いただけますでしょ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そういう意味で、サンプリング調査などをやってということでの可能性を言わば考えた上での処理をなさるというような意味だろうということで今理解をいたしました。 そこで、前原大臣にお聞きをしたいのでありますけれども、その土地がいよいよ沖縄の人々の手によって沖縄のために使...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 基本的に大臣の御指摘、またこれからの展望どおりのことでよろしいかと思います。 その中で、私がとりわけ重要なことだと考えますのは、やはり、これまでのような、どこかで、沖縄の庶民たちとは懸け離れたところでそれが検討されるということではなくて、本当に多くの子供からおじ...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 終わります。 | ||
10月21日 | 第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○谷岡郁子君 大臣の皆様方、本当にお疲れさまでございます。民主党の谷岡郁子でございます。いましばらくお時間をいただきたいと思います。 最初に、実は北澤防衛大臣に大変僣越ながら先日の大臣のごあいさつに関しまして一点だけ確認をさせていただきたいと思います。 四ページ目の最後の...全文を見る |
○谷岡郁子君 確認いただけたものというふうに思いたいと思います。 次に、この間の自衛隊の様々な活動、私は大変感謝と感激を持ってこの推移を眺めさせていただいておりました。特にこの間口蹄疫がございましたね、宮崎県で。これは、場合によって他県等へも広がれば日本の安全保障を本当に脅か...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 あの暑さの中で、また私どもは想像を絶するような多分環境、におい、あるいは動物の叫び声であったり悲しい目であったりするものと遭遇しながらの作業というものは本当に大変であったろうと思います。生き物を殺さなければいけないということは、そのためにたとえ訓練を受けた者であって...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 私たちは本当にこういう自衛隊の活動の中から自衛隊に対する信頼そしてまた自衛隊を頼りにする気持ちというものを重ねてきていると思います。これは災害対策であり、また場合によっては、沖縄の不発弾の処理がこの間ありましたけれども、爆破処理せざるを得ないというような状況にあって...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 本当に御苦労さまということを隊員の皆様にお伝えいただきたいと思います。 その一方で、委員長時代に今北澤大臣とはシビリアンコントロールの問題、田母神発言に関連した問題等で一緒に委員会で議論させていただいたという、大変私にとっては新人のころの大切な思い出がございます...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございます。 実は、私なりにその後、三自衛隊の書物というのもチェックさせていただいておりまして、この間の空自の「鵬友」、「翼」、全部読ませていただいております。そして、それが本当に大きく転換されているということは確認をさせていただきました。特に「鵬友」...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 大変力強いお言葉をありがとうございます。私自身もこの間の様々な空自から出ておる論文を読ませていただきまして、本当に、ああ、ここまですぐに変われる、さすがはやはり対応能力のあることだというふうに思っておりますので、これからも頑張っていただきたいと思います。 さて、...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 その今三つの島の貸借関係についてお伺いしたわけですけれども、それにつきましては、例えば所有の関係あるいは貸借関係の契約等何らかの形で登記されていたり書面になったりしておりますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 もう一つの、五つ、今は四つの島についてお答えいただきましたが、もう一つの島はどうなっておりますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 契約書はありますでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 それは一九七二年からそういうことだというふうに理解してよろしいでしょうか。 | ||
○谷岡郁子君 沖縄返還の年にその方の元へ、今の所有者の元へ返って、それが防衛省によって借り受けられている、そして賃貸料が払われてきたと、二十年の契約になっているという今事実をお聞かせいただきました。 つまり、もちろん法的なものを私たちは何ら領土問題はないというふうにこの間お聞...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 もちろん私たちもそうですし、また今日は野党の同僚の皆様方から反日的な中国におけるデモ等についてはやはり毅然として異議を申し立てるべきだというような御意見もいっぱいありましたが、一方で日本国内で私たちは民主国家としてそして言論の自由を守る国として様々な反中国的な言動と...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 沖縄で爆破処理をしなければいけなかったときに、まだ二千二百トン以上の第二次世界大戦からの米軍の砲弾が残っているということに関して私たちは沖縄の方々の痛みというものを感じ、そして現実に対しての理不尽さというものをある意味で怒りを持って感じたわけでございます。その一方で...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 そして、この間実は私も民主党のワーキングチームの中に入らせていただきまして、APECそしてFTA、EPAの問題というものを勉強させていただきました。その多くの同僚議員の中から、特に農業、農水関係者など部門に興味のある方々からは大変大きな声が出ております。 そして...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 じゃ、この二つ目のラインの式を見ていただきたいんですね。実際にこれはそういう形でどのくらい一日当たりの国産の供給カロリーがあるかというのが分からないのでだと思うんですが、国産プラス輸出供給カロリーというものを人口で割ったものを分子として、そして国産プラス輸入マイナス...全文を見る | ||
○谷岡郁子君 先ほど言いたいことを言わせていただきましたが、加えて、今前原大臣がおっしゃったことに対して農水省の方でどういうふうにお答えになるかというお答え、もしできましたら聞かせていただきたいと思います。 | ||
○谷岡郁子君 ありがとうございました。 本当に重要な問題を次々に決めていかなければいけない、そういう過渡期に私たちは差しかかっている。そのためにも、本当に省庁の思惑というような形でそのデータ、数字を作るのではなくて、素直なその事実に立って、素直な国民の思いに立ってその議論をし...全文を見る |