谷岡郁子

たにおかくにこ



当選回数回

谷岡郁子の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号
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○谷岡郁子君 ありがとうございます。  参議院議員の谷岡と申します。  沖先生に簡単な質問なんですけれども、資料をいただいている中の三十番、二十九番の図なんですけれども、温暖化に伴う水資源賦存量の変化という、地球を赤からブルーで、一九八一年—二〇〇〇年から二〇八一年—二一〇〇...全文を見る
02月23日第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第2号
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○谷岡郁子君 今の吉村参考人のお話がまさに私がお聞きしたい点でございます。  この指揮者と言われました点、あるいはプロジェクトリーダー、プロデューサー、何でもいいわけなんですけれども、これは本来、国ということでいえば官僚の皆さんがおやりになるんだろうと思います。ところが、日本の...全文を見る
04月19日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。  この質疑に入ります前に、この度の東日本大震災に際しまして、衷心より犠牲者の皆様に哀悼をささげ、また被災者の皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  また、自衛隊を始め世界に不屈の日本人の姿を見せておられる現...全文を見る
○谷岡郁子君 この五%未満の経費というものが自由な予算であるとするならば、例えば今回の東日本大震災、これに合わせて本当に重要なコミュニケーションが在外公館を通して行われなければならないと、それが果たして可能であろうかというふうに言わざるを得ないわけです。今後の状況といたしまして、...全文を見る
○谷岡郁子君 昨日、ちょっとお尋ねをいたしまして、実際に、例えば原子力安全委員会、そして保安院の方からのブリーフィングというものは大体午後五時に日本の毎日定例として行われていると、次の日の四時に英訳等翻訳されたものが外国の皆様方にブリーフィングされているということをお聞きしたわけ...全文を見る
○谷岡郁子君 この間の情報伝達の仕組みというものには様々な問題があろうかと思います。このネットの時代、デマなどが一瞬にして出て、そしてそれが世界中を覆うというような状況というものが続いておりますし、それが混乱を深めているということが明らかなのではないかというふうに思います。この数...全文を見る
○谷岡郁子君 情報のスピードというものが今の時代、本当に大切なことだろうと思います。  その一方で、情報の信頼性というものがどのように担保されるのかということについて考えますと、それはいかに、例えば経済産業省という利害を持った役所から出てくる、つまり保安院から出てくるものなのか...全文を見る
○谷岡郁子君 今申し上げたように、科学的なデータというのは検証性というものが明らかであるということにおいて初めて量、質とともに必要な範囲を満たしているというふうに思います。  そういう声というのは、例えば在外公館を始めといたしまして外務省にいろいろな、ちゃんと出していないんじゃ...全文を見る
○谷岡郁子君 その外国から日本が十分に情報を出していないと言われることの一端の中には、恐らく国内に対しても、例えば私たち国会議員に対してもその情報が十分でないということがその一つにあり、また同時に、一体どこに問い合わせていいか分からないと。そういう組織であるという、また組織図がま...全文を見る
○谷岡郁子君 安かろう悪かろうと言われた日本製品が信用を勝ち取るまでには何十年も掛かりました。私たちの先輩が築いてきた日本への信用というものは、しかし壊れるときは一瞬で壊れるものだと思います。そして、それを再び得ていくというものは本当にマイナスからの出発ということで、小熊委員が前...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。今日もよろしくお願いいたします。  この東日本の大震災におきまして私どもが痛感しましたことは、日本の自衛隊というのは、憲法が最初に意図したとおりの、日本を守り日本人の命を守る、そして救出するということを本当にしっか...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。  それと同時に、松島基地を始めとしまして防衛省自身も実は被災者であるということが言えるかと思います。そして、このままに放置しますことはやはり何らかの困難であり、今防衛上の課題ということも抱え込んでおるのではないかと思います。つきましては、防...全文を見る
○谷岡郁子君 ただいまの甚大な被害に対しまして、私ども政治の側としても、やはり今後の防衛上に支障がないように、安全保障をしっかりやっていけるようにということで努力をしてまいりたいと思います。  それでは、今回の活動の中で現場等を視察させていただいておりまして感じますことは、自治...全文を見る
○谷岡郁子君 そのとおりだと思います。でも、その一方で、本当に隊員の皆様方が誠実に真摯に何でもやってあげたいという思いの中でやっていらっしゃる。それを疲れ過ぎないように、また機能し続けることができるようにということで、今後ともよろしく注意してお取り計らいのほどをお願いしたいという...全文を見る
○谷岡郁子君 福島の状況、このまま安定し続けることを祈るばかりでございますが、それでもまた自衛隊の手を借りて緊急の出動という形で人々を救援しなければいけないようなことが絶対にないとは言えませんし、また、最後であることを望みますけれども、この事故が本当に最後になるのかどうなのか。こ...全文を見る
○谷岡郁子君 そして、今大臣が御指摘になりましたとおりに、今回のような出動をしてみて、例えば防護服は足りたんだろうか、自衛隊の装備、それは対放射能ということにおいてしっかりとしたものであったのだろうか、隊員の安全というのは完全に守られたのであろうかということの疑問というものは多く...全文を見る
○谷岡郁子君 御丁寧な御説明をありがとうございました。  今回私たちが新たに気付かされた危機というのは、私だけがそれまで気が付いていなかったのかもしれないんですけれども、原子炉の爆破などしなくても、例えばテロリストが敷地内に侵入して、そして電源を切断する、同時にその予備電源を使...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございました。  それでは外務省に、話題を変えましてお聞きをしたいというふうに思っております。  国会図書館問題というふうに言われておるところの問題がございます。それは、国会に調査員としていた者が古巣の外務省に、誰がどのように何を議員として調べているの...全文を見る
○谷岡郁子君 おっしゃるとおりだと思います。これはたまたま発覚した、そしてたまたまこういう形で起きた事件だとは思いますけれども、やはり大切なことは、組織はミスを犯すものでもあると思います。人間がやっている限り完全で機能するということは起き得ない、不注意、不可抗力あるいは疲労、様々...全文を見る
○谷岡郁子君 次の質問をさせていただきたいと思います。  福島第一発電所の事故ということは、この対処方法、そしてその後の展開というのを見ておりますと、どの一国もこれほどの大きな問題に対しては単独では対応し切れないということが明らかになったというふうに思います。そしてその中で、国...全文を見る
○谷岡郁子君 終わります。ありがとうございました。
05月18日第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号
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○谷岡郁子君 星先生にお伺いしたいことなんですけれども、星先生の今日の資料の中でSPEEDIの資料がありまして、ここが、内部被曝による甲状腺の被曝量の試算という形で出ているんですね。これといわゆる私たちが外部被曝だとか環境上の被曝として、子供たちが三・八マイクロ・パー・アワーとい...全文を見る
○谷岡郁子君 これがそうですか。
05月24日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党参議院議員の谷岡郁子でございます。  今日は、日韓図書協定の審議をさせていただくということではございますが、大変このさなか、お忙しいところ、保安院からも審議官おいでいただいております。申し訳ございませんが、順番を入れ替えさせていただいて、...全文を見る
○谷岡郁子君 今確認をさせていただきました。勧告と助言を合わせて二十八、良好事例十七、こういうものについて、大変褒められたというふうにお感じになりますでしょうか。
○谷岡郁子君 これは三月の末に公表を当時されております。そして、そこでプレスリリースも出されました。また、直後に行われました原子力安全委員会、この議題にも取り上げられました。そこでは、大変いい原子力安全の保安をなされていて、審査がなされていて、大いに褒められたと、この調子で頑張り...全文を見る
○谷岡郁子君 この勧告、大変重要なことが書いてありました。  勧告の中で、特に冒頭のところでIAEAの方が報告をしていることの中には、これを優先順位としてやるべきであるということを、特に重要な勧告若しくは助言ということで五つ挙げているんです。  規制機関である保安院の役割と原...全文を見る
○谷岡郁子君 つまり、フォローアップは行われていないということなんです。  この報告書がなされてからあの事故まで実は三年間の月日がありました。そして、今の保安院とそして安全委員会、この間も水の問題で班目さんの発言等が注目されているわけでございますけれども、この訳の分からなさとい...全文を見る
○谷岡郁子君 先ほど申し上げましたように、本当に重要な指摘が既に三年前になされておりました。しかしながら、英語の報告書しかホームページにもアップされないような状況の中で、プレスリリースにはほとんど反対の内容が書かれているような状況の中で、多くの人々はそれを知り得なかったということ...全文を見る
○谷岡郁子君 それでは、この日韓図書協定、これはそのどれに当たるのでしょうか。  そして、こういう問題については、いつどこで誰が、私たちは条約を通せと、国会で審議しろと言いますけれども、私たちはみんな同じことをやっているつもりだったんですが、結果においては全然違うことがたくさん...全文を見る
○谷岡郁子君 ラティフィケーション、つまり批准をする場合は、天皇の国事行為ということで、天皇の国璽が押されるということを聞いております。このような状況というものについて、やはり私たちはあらかじめそれを知らされた形で審議を行いたいというふうに今希望としてお伝えを申し上げておきたいと...全文を見る
○谷岡郁子君 今、国際的に様々な会社がこの事故の処理に関与をなさって、場合によったらその中から被曝をしてくる人が出るかもしれない、だからこそ、今こういうものが必要なんではないかと思います。私も文科省の審議過程については見させていただきました。なぜこれ入らなくてまあいいかみたいな話...全文を見る
07月11日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○谷岡郁子君 民主党参議院議員の谷岡郁子でございます。よろしくお願いいたします。  この法案のニーズ、そして必要性ということについては、基本的にその精神は、思いは理解できると。しかしながら、この法案の立て付け、そして形、そして現実問題としてどうなるのかという問題に対する疑問に対...全文を見る
○谷岡郁子君 そうしますと、これは機構スキーム、今衆議院側にかかっている法案というものが速やかに成立をして、速やかに、今事故収束というふうに言われましたけれども、年度年度で例えばそれまでの分という形で払出しをすることができれば、その仮払いというものはそれほど大きな必要性は出ないの...全文を見る
○谷岡郁子君 それでは、仮払いを行うその対象者あるいは団体はどのくらいの数を想定していらっしゃって、また対象額としてどの程度を見込んでいらっしゃるのでしょうか。
○谷岡郁子君 どこから少なくなるのかよく分からないんで、その数がはっきりお答え今いただけなかったということだと思うんです。  そうしますと、どのくらいの人数の人が最終的にそのチェックをしなければいけなくて、これ文科大臣に対する申請ということになっておりますけれども、この辺につき...全文を見る
○谷岡郁子君 でも、最終的なチェック、そして最終的な決定ということには文科大臣の手続が必要であり、文科省の手続が必要だということで間違いないでしょうか。
○谷岡郁子君 今のお話を伺っておりますと、文科省ということは、地元は教育委員会なのか、払出しの窓口は学校なのかということを考えてしまいますし、はっきり申し上げて、自治体にしか被災証明は出せないわけですけれども、この間我々が新聞で読んでおりますとおり、自治体という限られた機関が出し...全文を見る
○谷岡郁子君 では、重複の問題についてお伺いいたします。  この法案の第五条三項にありますように、例えば、二項、三項にわたっては、死亡した方、解散したところ、あるいは分割されたところ、合併されたところ、そういうところに対してもその支払が認められております。  例えば、あるAさ...全文を見る
○谷岡郁子君 そうしますと、例えばある農業団体とある農業団体、それが例えば福島県と茨城県にまたがっていたとしましたら、常に全ての農業組合はほかの農業組合全部を照合しないと重複があるかどうかということは確かめられない、あるいは大本の元請のところで照合しなければならない。例えば、その...全文を見る
○谷岡郁子君 ただ、東京電力が一括して行う場合は、同じルールで同じ適用で同じ判断によってグループとして行うわけです。しかしながら、それを県がやり、例えば文科省が絡み、いろんな形でやることによって、これ全部判断業務でございますし、私は最初これを、法律を一回読ませていただきましても、...全文を見る
○谷岡郁子君 私の経験からいいまして、たかが修学旅行の途中で帰った者、休んだ者、その集めたお金を返す云々、例えば退学した学生にその授業料を返す云々、そういうことででも大変な手続の煩雑さというものがありまして、これ百件、二百件を処理するというのはそんなに簡単なものじゃないんですね。...全文を見る
08月09日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子です。おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。  去る六月二十日から二十四日、ウィーンで原子力安全に係るIAEA閣僚会議ということで福島の事故を受けて閣僚会議が開かれ、当事国としてもたくさんの方々が行かれたという理解をしております。そし...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。  この中で、このミッションというものが、事故後約二か月で国際的なチームをつくって、日本政府とIAEAの正規の合意の下になされたということは、スリーマイルやチェルノブイリでも行われなかったことということで、本当に大きな知見をここから得ることが...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。大変心強く思っております。  それで、今日はそのベースとなりました二つの報告書を取り上げたいと思っておりますが、最初に、私の資料の後ろから二枚目、順が不同になっておりますが、お許しいただきましてお開けいただきたいと思います。  英文の資料が...全文を見る
○谷岡郁子君 それ以外にも、本当に原子力安全基盤機構というところは大変いい仕事をしていらっしゃいます。そして、多くの解析ソフト、メッシュデータ、そういうものを作られています。  そして、このティピーズの中に書かれていることは、ふだんの作業が必要なんであると。普通の作業をやらない...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、これは安全神話なるものの一つの具体的な現実というものを示しているというふうに考えております。そして、その指摘は重要でありますし、ほかにも多くの重要な指摘がここでなされております。  例えば、事故の検証として、福島第一と第二はただ地理的に違っただけではなくて、...全文を見る
○谷岡郁子君 IAEAの総会は九月にございます。不十分でございます。私がGEのマークⅠは一体日本に幾つあるのかという質問をしましたが、その返答、保安院、四週間掛けてお答えいただきました。このスピードでは絶対に不可能であって、IAEAの総会が始まる前に私たちは必要なチェックをするべ...全文を見る
○谷岡郁子君 続きまして、もう一つの報告書の方について移らせていただきたいと思います。  今日私がお付けしました資料、実は誤りがあるのではないかということをお尋ねしたくてお付けいたしました。  この原子力安全・保安院から出ている文書を見ていただきたいんです。資料②のbという資...全文を見る
○谷岡郁子君 はい。
○谷岡郁子君 違います。その下の日付です。プールのデータの日付です。五の八の下です。
○谷岡郁子君 では、それを三枚戻していただきたいと思います。  全く同じ数値が三号機については載っております。これは、東電のデータなんです。これは東電のデータからお取りになったんじゃないんですか。この数値の提供者は東電ではありませんか。
○谷岡郁子君 東電のデータは公表されておりますが、全く同じ数値は五月八日採取、五月九日測定という形になっているんです。そして、このIAEAへの、保安院からの、日本からの報告につきましては四月二十八日と。これは単なる打ち間違えなんかでは起こり得ないような間違いがここにされている。そ...全文を見る
○谷岡郁子君 日付が違うということは世界が注目しているデータ、そして半減期というものを専門家が比べるということ、そして三号機や四号機、二号機のプールが比較しやすいことによって、専門家たちが何が起きたのか起きなかったのかということを推測できるということについて、これは決定的な問題だ...全文を見る
○谷岡郁子君 是非、委員長といたしまして、その結果の精査の報告というものをこの委員会にしていただきますように求めたいと思います。
○谷岡郁子君 このIAEAの総会で話し合われた中では、日本から学ぶ、日本とともに学ぶ、そして日本に学んでもらうということが多々書かれております。そして、この分野におけるアセスメント、また研究、開発、調査、こういうことに関する国際的な協力というものが本当に重要であるということが強く...全文を見る
○谷岡郁子君 今回、広瀬さんに来ていただきましたが、広瀬さん、内閣府を参与として代表して行かれたと思います。民間人でいらっしゃるということである。ならば、外交機密ということ、本来関係ないと思いますので、二十七の国から質問されたことについて、そしてその答えは何であったのかということ...全文を見る
09月16日第178回国会 参議院 本会議 第3号
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○谷岡郁子君 谷岡郁子です。  民主党・新緑風会を代表して、総理の所信表明演説に対する質問をさせていただきます。  初めに、東日本大震災、新潟、また近畿地方の豪雨で犠牲となった多くの皆様方に心からの哀悼をささげたいと思います。また、今も苦難と闘っている国民の多くの皆様にお見舞...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。  今日は、僣越ながら、我が会派を代表して、両大臣の御就任、それに対しまして御挨拶をさせていただきます。  この大変な困難なときに、あえて祝意というものを出すということはふさわしからぬ思いでございます。本当に大き...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございました。しっかりとしたお言葉、しかと受け止めさせていただきます。  さて、今本当に、三月十一日の大震災以来、多くの国の、そして国民の温かい気持ち、そして物心両面で私たちは受け取ってきたわけですけれども、その国が今度はまた被災国となるという状況があり...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございました。  それでは、玄葉大臣、私は、与党の一つの役割ということの中には、時に本当に政府が歴史の検証に対して堪えないと思った場合にはずばずば言うことでもあるということであるというふうに思っております。そこについて本当に苦言を呈すこともあるかと思いま...全文を見る
○谷岡郁子君 実は、この七ページ、玄葉大臣の所信の挨拶に書かれました、私は黄色のラインを引いたところが二国家解決の実現という言葉でございました。ここに本当にせめぎ合いながら厳しい姿勢で臨むと。そして、それは日本の国益であり、何よりも国民益と。国民と国民との友情ということの橋渡しと...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、米国という国、本当にそこから多くを私自身が育てていただいたという思いを持っておりますし、友人も一番たくさんおります。それと同時に、すごい国だとも思います。そして、その交渉というものは、このTPPの中では何といってもやはり米国との交渉というものが鍵になろうと思っ...全文を見る
○谷岡郁子君 外務大臣です。
○谷岡郁子君 最後に、玄葉大臣にもう一問、一川大臣、その後お聞きしたいことがございます。それは、原子力政策に関する世界各国の動向、この問題について外務省の調査、情報体制というものの強化をお願いできないかということでございます。  この間ずっと原発の問題に様々な形でかかわってまい...全文を見る
○谷岡郁子君 科学技術、特に私たちは動脈としてのエネルギー、発電ということは考えてまいりましたが、その使用済燃料の処理の問題、バックエンドと言われる問題、廃炉の問題、また除染、そして放射能の防護の問題等、静脈の部分が本当に弱い。これが今国民が大変大きく必要としているものだと思いま...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございました。  終わります。
10月28日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党・新緑風会の谷岡郁子でございます。今日はよろしくお願いいたします。  今日私が取り上げたいと思います中心課題は、福島、そしてその福島の被災者の方々のことでございます。  この特別委員会は復興特ということでございますけれども、今の福島の現...全文を見る
○谷岡郁子君 私の質問に端的にお答えいただきたいと思います。  事実上の安全宣言かどうかということをお聞きいたしました。この事故の現場において、安全宣言なのでしょうか。
○谷岡郁子君 事実上の安全宣言というふうに聞こえるわけでございます。  でも、冷温停止という科学的な用語、IAEA等で世界中で使われている定義ではなく、冷温停止状態というふうにおっしゃっている。あえて状態という形を付けなければならないと。これは、うがった見方をすれば冷温停止もど...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、一番大きな塊の中心部の温度が把握できているのか、何度なのかということをお聞きいたしました。
○谷岡郁子君 お答えいただけなかったというふうに言わざるを得ません。  溶け出した燃料というものがジルコニウムなどと一緒になって塊で落ちているということについてはチェルノブイリでも明らかになっておりまして、そして、塊になった場合には表面の温度とそしてその内部の温度というものは明...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、とりわけ、作業員の量ももちろんのことですけれども、質の確保ということが重要な要件になって、質のいい作業員というものは即座に出てくるものではないというふうに感じます。  と同時に、今も申し上げたように、汚染水を処理する、その汚泥が出てくる、どこかにそれをコンテ...全文を見る
○谷岡郁子君 先ほど私が作業員の量だけではなくて質がいかに大事かということを痛感いたしましたのは、まだ私たちの記憶に新しい、配管の中から濃度六三%の水素が見付かったと、そのときにもし火花を散らしていたら、ひょっとするとその水素が爆発するということがあり得たかもしれないということが...全文を見る
○谷岡郁子君 大臣、ありがとうございました。  そして、今大臣から御指摘がありましたように、本当に理不尽なまでの苦しみに遭われている方々がたくさんいらっしゃるというふうに考えております。そして、この方々ということについては、国策としてやってきたということについて、国としても私た...全文を見る
○谷岡郁子君 ただいまの大臣の御答弁は選択肢という言葉が使われました。それこそが今までの状況の中で一番不足していたものではないかと思います。地面の地図の場所で区切って、あなたはこっち、あなたはこっちといったことがやられてまいりましたけれども、人によって家庭によってその事情も違う中...全文を見る
○谷岡郁子君 審査会の結論を待たないでそういう減額をやめるということになったら、それは法律違反になるんですか、そして何かペナルティーでもあるんですか。
○谷岡郁子君 私たちは当事者に寄り添うんだと、当事者のお気持ちを酌むんだということを口では言っていますけれども、でも現実は当事者本位には全くなっていないということが今のことで明らかになっているのではないでしょうか。家に引きこもるよりももちろん働きに行く方がいいわけです。そして、自...全文を見る
○谷岡郁子君 一流の民法学者が判断なさったと思います。でも、その民法学者の皆様も、これほど状況が長引いて、そしてむしろ苦悩が深まっていくのだということについては多分そのときには予測し得なかったのかもしれないと思います。また、前例があることでもございません。しかし、そうであるならば...全文を見る
○谷岡郁子君 今のある法律、今ある概念というものを変えていかなければならないときがあるからこそ私たちは政治家としてここで働いているのだと思います。したがって、ほかの方々が解が作れないのであるならば、政治家に解を作ることが求められているのであるというふうに思います。  復興大臣に...全文を見る
○谷岡郁子君 そして、もう時間がなくなってまいりましたが、もう一点。  被災者未満である人々がおられます。それは今、本当に、特に子供というような形で、とても二十ミリ以下などというようなところでは安心ができないということで子供を連れて全国に散らばっている人々、この人たちもまた難民...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、線量は高いけれども指定されていないで自主的に避難されている方々のことも申し上げておるわけでございます。  もう時間がないのでここで今日は終わらせていただきますけれども、本当に多くの方々が、今一番悲痛な思いでいらっしゃるのは、実は被災者とすら認定されてもらえて...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。  この間、条約というものが大きな国民の関心になっているというふうに思います。そこで今日は、言ってみれば国内法に優先する国際条約というものに対して我が国会が今後どのような形で取り組んでいけばいいのかという原則論につ...全文を見る
○谷岡郁子君 そのとおりだろうというふうに私も思います。  そこで、国益という言ってみれば抽象的な概念というものと、国民が生活の現場で、仕事の現場で生に感じるリアルな、言ってみれば国民益と称するものがあるとするならば、国益と国民益というのはイコールのものであるのか、あるいはその...全文を見る
○谷岡郁子君 そうであってほしいという大きな願いを持つわけですが、実は条約や協定によっては被害を受ける国民というのが出てくる可能性というのは常にあるんだと思います。  私は、ここで大臣にお礼を申し上げなければいけないと思っておりますのは、先月質問させていただきまして取り上げさせ...全文を見る
○谷岡郁子君 そのとおりだというふうに思います。  しかし、一方では、沖縄の人たちは余りに遅いんだと考えております。そしてまた同時に、司法による救済という、国民に広く与えられた司法をする、裁判をするという権利そのものが奪われてきたという状況というものは、これは明らかな被害であり...全文を見る
○谷岡郁子君 そういう状況の中で、いわゆるステークホルダーと言われている人々というものはどんどん多様になっているのではないかというふうに思います。社会が複雑化する、多様になってくる、この状況の中でステークホルダーたちにどのくらい利益があり、同時に損害がありということができてくるか...全文を見る
○谷岡郁子君 全く大臣のおっしゃるとおりだと私も思います。  そこで、今おっしゃったことの中で重要な観点として一つ申し上げたいことは、事前ないしは事後に、七十三条に、チェックを受けることができると。でも、我々はいつもサインした事後、出してこられるというふうに感じておるわけですね...全文を見る
○谷岡郁子君 国会で言わば修正、条項上はできない、そういう性質を持つ条約や協定でありますからこそ、どの段階でチェック機能を利かすことができるのかということにつきましては、政府、国会両方の、相互の努力ということを今後していく必要があるということを指摘しておきたいと思います。  さ...全文を見る
○谷岡郁子君 こういう情報は、今私が質問して出てきたわけですけれども、本来国会には国会の会期が始まったその冒頭でありますとかどこかの途中の経過で提供されるべきものだというふうに考えますが、玄葉大臣、今後、こういう交渉中どういうものがあるかということの案件だけでも提供していただけな...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。  そこで、一つだけちょっと違った質問で、予算関連とも言える質問をしたいと思うんですが、我々は、様々な協定や条約等だけではなくて国家間の約束ということもありまして、私が今日取り上げたいのは、外国人留学生に対するODAということでございます。 ...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございました。  私費留学生でも国からの補助をかなり日本国から受けております。そして、今は中国に関しましては、ブローカーがいて、その人たちが大学を回っていて、一人二十万とか三十万で学生を連れてくるというようなことがビジネスになっているというような状況がご...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。  私は、一国会議員として、与党の議員であってもその任務は政府をチェックすることだというふうに考えております。そして、この四条約についての必要な確認をここで行い、解決すべき課題というものについてはしっかりと提議をし...全文を見る
○谷岡郁子君 ただいまのこの四条約、本当は一つ一つもっと丁寧に審議をしたかったと私は感じております。  例えば、韓国につきましては私は基本的に賛成できると思っております。シームレスの圧力がま、またその部品を作ることができるのは今日本だけであると。先ほど野田総理も述べられましたよ...全文を見る
○谷岡郁子君 簡潔に大臣にそれではお聞きをいたします。  もしこれら、今お聞きしております、予定でございますということがちゃんとやられなければ、これは途中でプロジェクトをストップすることも日本としてあり得るというふうに考えてよろしいでしょうか。
○谷岡郁子君 一昨日、私は外務省のホームページをチェックさせていただきまして、ヨルダンの渡航状況についてどういうお考えかをチェックいたしました。その結果、十分注意するようにということが書かれておりまして、この七、八年の間に行われました様々なテロ活動、かなり怖いものがあるというふう...全文を見る
○谷岡郁子君 私が先ほど聞いているのは、ヨルダンがどれだけの準備をしているかということではなくて、日本がこれに対して途中で中断し得るような、あるいはこれがなければ前へ進まないということを、そのぐらいの覚悟を持ってこの安全というものに関して注意を払っているかどうかということをお聞き...全文を見る
○谷岡郁子君 これらのプロジェクト、そしてこれベトナムも同じように問題がありますけれども、それはもうさんざん衆議院等でも議論されていると思いますので、あえて指摘はせずに、これについてもしっかりとした対応をお願いしたいということを言いつつ、このプロジェクト、JBICの低利融資を伴う...全文を見る
○谷岡郁子君 実は、参議院の近藤正道議員が平成二十年十月二十九日に質問主意書を出しておられます。そして、平成二十年十一月十一日に御答弁がございます。そして、この原子力というものに関してJBICが融資をする場合の安全指針というものが必要なのではないかということを言われております。そ...全文を見る
○谷岡郁子君 平成二十年十一月十一日のお答えでございます。三年以上たっております。そして、この間にプロジェクトは進んでおります。それが今どうしてないのかと。そういう形でプロジェクトを進めるのであるならば、また日本の国民の血税等を含めて、融資、国民の郵貯金、そういうものが使われてい...全文を見る
○谷岡郁子君 今年の五月二十四日の外交防衛委員会で、私は国際賠償責任に関するIAEAに関連した条約というものに入るべきではないかということを御指摘申し上げました。二年半前から文科省の方としては三つあるチョイスのうちのこれがいいだろうということを既に出しているということも御指摘いた...全文を見る
○谷岡郁子君 今、私は三年とか二年半とか、そういうスパンのお話を申し上げました。その一方で、今回懸案になっておりますこの四条約のうち、ベトナムは交渉を開始してからたった五か月間で終了をして、そして締結されております。ヨルダンは七か月。  つまり、本当に必要だと思ったら、外務省に...全文を見る
○谷岡郁子君 本来、このようにベトナムですとかヨルダンですとか、プロジェクトを進めるのであるならば、韓国もしかりですけれども、まずこのように自らを保護するような相互賠償の条約に日本自身が入っており、そして、例えばJBIC等の融資を行う想定でやるのであるならば、それをしっかり防護す...全文を見る
○谷岡郁子君 通常、条約の審議というのは国民の関心をほとんどかわないものであります。しかし、この何日間か、私の事務所にも本当に多くのメール、ファクス、そして電話が掛かってきています。時期尚早ではないか、なぜ今これをやるのか、そういうものばかりで、一通とて急げというようなものはござ...全文を見る
○谷岡郁子君 まだまだ解決しなければいけない懸案がたくさんあると思います。国会もそれをチェックしていかなければならないと思います。  大臣に今の言葉を決して忘れないようにお願いを申し上げまして、私の今日の質問を終わります。