谷岡郁子

たにおかくにこ



当選回数回

谷岡郁子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党・新緑風会の谷岡郁子でございます。  総理は、最近になりましておっしゃったことがございます。それは、与党になって分かる苦労があるということでございます。そして、与党になって見える景色があるということも言われております。私は、この問題を考え...全文を見る
○谷岡郁子君 総理、ありがとうございます。  こういう形でやはり認めていただくこと。だから、その上で野党の皆様方も、やはり私たちも与党になってみないと分からないこと、野党の時代には皆様のことが分かっていなかったということを素直に認めたいと思いますし、またその上でしっかりと議論に...全文を見る
○谷岡郁子君 是非、厚生年金の運用だけではなくて、実は民間の保険機構などとの関係、そして関連性の在り方というものについても、また民間の保険機関に対するチェックということについても今後しっかり考えてやっていただきたいと思います。  それでは、次のことに入りたいと思います。今日は、...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。  もちろん大切なことは、どういう形のシフトをつくるかということだと思います。例えば六ケ所、このガラス固化はうまくいっていない。私は、今まで六ケ所自身がかなり原子力エネルギー推進のために使われてきたということがあろうかと思いますけれども、その...全文を見る
○谷岡郁子君 その点について、また私どももしっかりと様々な提言を申し上げたいというふうに思います。  さて、先ほど少しモニタリングと除染ということを取り上げさせていただいたんですけれども、今雪解けの時期に掛かろうとしています。雪解けの、雪は今どこに積もっているかといえば、セシウ...全文を見る
○谷岡郁子君 それはとても大事なことだと思います。  同時に、今のモニタリングはやはり余りに範囲が狭いと私は思っております。やはりもっと広い地域に、例えば海の方向へどういうふうにプルームが流れ出したかということ、SPEEDI等で分かっておりますし、また、潮の流れや偏西風等の影響...全文を見る
○谷岡郁子君 それでは、今後の拡散防止についての具体的な体制というのはどのようにお考えになっていますでしょうか。
○谷岡郁子君 では次に、疫学調査等を含めての言わば今の医療対策、研究ということでお願いをしたいと思いますけれども、今、力点はどういうところにあって、どういうことが行われているんでしょうか。
○谷岡郁子君 血液検査等、分子レベル、細胞レベルの検査はどうなっているでしょうか。
○谷岡郁子君 ベラルーシでは、あるいはチェルノブイリ三国では事故二か月後に血液検査が行われて、それがその後の言わば医療機器の開発、薬品の開発にも非常に大きなことがあったんですね。こういうこと今まで日本で行われてきているんでしょうか。
○谷岡郁子君 ホール・ボディー・カウンターでは子供たちの免疫の異常や混乱というものは測定できないと思うんですが、子供たちにも血液検査なさるんですか。
○谷岡郁子君 疫学というのは大事ですけれども、これはどちらかというと数学、統計なんですね。やはりその分子レベル、細胞レベルのメカニズムの解明であり、そしてそれは、後の医療品、医療対策ということの開発、そしてその産業化というものが最も大事だと思われますので、そこは文科大臣、しっかり...全文を見る
○谷岡郁子君 では、残りの時間を使って再稼働についてお聞きいたします。  本来、事故調の結果が出て、新しい規制庁ができて、安全基準があると、それで再稼働するというのが通常のやり方ではないんですか。
○谷岡郁子君 それは政治としてやることなのかなという疑問があると申し上げて、その上で、避難ルートはちゃんと確保できているんでしょうか。
○谷岡郁子君 ならば、それができて再稼働できるんだと思います。  資料九にお付けしましたのは、発電所の全体の配置図ということで、大飯の発電所、どれほど急峻なところにあって、ここに今の福島のような消防隊や自衛隊だとか水のタンクだとか置けますでしょうか。これで大丈夫でしょうか。
○谷岡郁子君 私がお聞きしているのは、消防隊や自衛隊や作業員が、ここで二次災害、三次災害、事故を起こさないでちゃんと展開できるスペースがあるかということです。
○谷岡郁子君 この道とそして地面ということだけ考えても、大飯原発がとても安全に人々の保証をすることはできるとは私は思いません。是非こういうことをきっちりと考えて、国民が納得できる安全をつくられてから再稼働をお願いしたいと思います。  どうもありがとうございました。
○谷岡郁子君 防衛大臣お戻りですので、早速、先ほどからの続きをさせていただきたいと思います。  緊急事態になったとき、国民が最後に頼りにするのは自衛隊です。福島でもそうでした。自衛隊は、今何が起きても準備整っておりますでしょうか。
○谷岡郁子君 最高度のレベルの防護服というものをお買いになっているんでしょうか。
○谷岡郁子君 速やかにしっかりと確実にやっていただきたいと思います。  人員は足りていますか。訓練はどうですか。
○谷岡郁子君 総理、先ほど見ていただきました資料の人員の配置、原子力対策ということで、再稼働を考えるならばほかのところでも事故が起きるかもしれない。なのに、消防関係とか防衛省の人員というものは今後の対策の中で全然増えていないんですね。これは強化なさるべきだと思うんですが、やってい...全文を見る
○谷岡郁子君 資料十でお付けしました、雪が降れば国道二十七号線大渋滞になること、そして資料十一でお付けいたしました、例えば土砂崩れ等が原子力のサイト内で起きる、あるいはまた道路上で起きる可能性があること、こういうことを考えますと、実は船も必要だと私は思うんです。三方を山に囲まれて...全文を見る
○谷岡郁子君 緊急避難計画、三十キロ圏内、ちゃんと今でき上がっているんでしょうか。各発電所に関してです。
○谷岡郁子君 考えていただくだけでは駄目でして、再稼働するということは、そういう準備が整っていて国が安全に責任が持てるということなんです。  そして、平成二十一年、ここでお付けいたしました最後の資料の手前のところに、平成二十年度の予算で保安院は、東京海上日動リスクコンサルティン...全文を見る
○谷岡郁子君 その準備はいつ整いますか。
○谷岡郁子君 めどだけでも教えてください。
○谷岡郁子君 総理、再稼働に政治が責任を持つということは、逃げるルートがちゃんとある、そして、いざというときにいろいろな部隊が展開できるスペースがあって、二次災害、三次災害ができない、そして、ありとあらゆる形で自衛隊等がちゃんと準備ができていることであり、人々の避難計画ができてい...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございました。  原子力安全委員会が言う安全と、そして政治が決めなければいけない安全というのは違うということをしっかりとわきまえていただいて、これからのお仕事をやっていただきますようにお願い申し上げます。  ありがとうございました。
03月29日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○谷岡郁子君 ただいま議題となりました東京電力原子力事故の被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律案について、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故により大...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の参議院議員の谷岡郁子でございます。  今日私の持ち時間は二十分で、随分たくさん質問を用意してしまいましたので、是非簡潔にお答えをお願いしたいと思います。  最初にお聞きしたいことは、四閣僚会議というものが今国民の大きな話題になっており...全文を見る
○谷岡郁子君 我が国は法治国家でございます。そして、その法の枠内で行政をするということが基本であって、それは内閣も当然のことだと思います。  今、目的をお話しになったと思いますが、法的なこの四閣僚会議に対する位置付けというのはどういうことになっておりますでしょうか。
○谷岡郁子君 大臣、私、簡潔に聞かれたことにお答えをお願いしているわけでございまして、持ち時間が非常に僅かだということを先ほど申し上げました。法制度上どういう形で位置付けられるかということをお聞きしたのであります。  内閣法制局に今日は来ていただいておりますが、内閣法制局の方か...全文を見る
○谷岡郁子君 全ての行政というものには責任と権限というものが伴うと思いますし、その根拠というものが必要でございます。そして、役割分担等も必要だというふうに思います。  それに関しまして内閣法制局に重ねて御質問申し上げるわけでございますが、この閣僚会議の権限、そして責任、そして同...全文を見る
○谷岡郁子君 ある意味で閣僚同士の私的打合せ、会合とでも言えるような位置付けだというふうにもうかがえたというふうに私、今思いました。そうしますと、それがあたかも決定権を持ったかのように国内で国民に対して独り歩きしてしまっているという状況というものに対して、それこそが実は大きな問題...全文を見る
○谷岡郁子君 代行というのは、普通その本人がいらっしゃらないときに、欠けた場合につくるものを代行と呼ぶのが通常の在り方ではないかと思います。そして、その本人ぴんぴんしておられます。同時に、その前任者は戦略担当大臣を兼務しておられた。だから時々代行が必要になるのも仕方がなかったかと...全文を見る
○谷岡郁子君 そして、この四閣僚の会議、あるいは今の再稼働、この会議が決めることになった経緯というのは、去年の七月十一日に出ました三閣僚文書なるものがその根拠というふうにされております。でも、今お伺いのように、四閣僚会議が法的に曖昧なものであれば、当然、その三閣僚の文書というもの...全文を見る
○谷岡郁子君 今日、資料をお出しいたしました。ストレステストに関する動向ということで、六月十八日の海江田大臣の安全宣言に始まって、七月二十五日の菅総理、これ字が、菅が間違っておりますが、参院予算委員会でストレステストの説明をするまでの時系列で並べてあるんですね。そして、ストレステ...全文を見る
○谷岡郁子君 承知をしたとおっしゃっているんですけど、大臣たちがお決めになったというふうに私は伺っておるんですね。だから、そこがそもそも不信なんであります。  それから、十一日の安全委員会の班目委員長のブリーフィングの中で、内容について聞いていないから分からない、それはまだどう...全文を見る
○谷岡郁子君 今、あたかも安全委員会から出てきたかのように言われていますけれども、安全委員会は、ストレステストを海江田大臣がやるということになったので何らかの文書を出してくれと言われてやっているということが七月六日の議事録の中にはっきり出てまいります。そして七月十一日の班目委員長...全文を見る
○谷岡郁子君 今のお話を聞いていましても、私は、この進め方自身が余りに原子力村的だと思います。そして、日本は法治国家であります。やはり法治国家の基をしっかりとやるということにおいてこそ国民の信頼が出てくるものだと思いますので、こういう曖昧な、ぼかした手続ではない形できっちりとやっ...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○谷岡郁子君 米長議員にお答えいたします。  この草案は、さきに提案理由説明が行われた二つの法案、いわゆる子ども・妊婦保護法案と原子力被災者生活支援法案の統合を目指して作成されました。  元々、二つの法案は、いずれもこの事故の被災者の方々の支援を図りたいという思いから立案され...全文を見る
○谷岡郁子君 お答えいたします。  米長議員の御質問というのは、この法案によって減免というものが言わば何々を除いたものというような書き方をされていることによって際限なく行われてしまうのではないか、それが国税というものをポケットにする国庫の立場からしていかがなものかという与党のお...全文を見る
○谷岡郁子君 共にこの法案のために協議をしてまいりました山下議員にお答えをしたいと思います。  ICRPは一般市民の年間の被ばく量を一ミリシーベルト以下にしております。そして、私たちはその目的に向かってこの法律を動かしていかなければならないというのが基本であろうと思います。一方...全文を見る
○谷岡郁子君 先ほど福島差別という言葉があって、福島さんを差別するつもりは毛頭ないということをもちろん言いながら、つい使ってみたくて、済みません。  本当に今おっしゃるとおりで、まさに与党案というのはこれを目的としたと言っても過言ではないというふうに思います。国は国民の持ち物で...全文を見る
06月18日第180回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○谷岡郁子君 民主党の谷岡郁子でございます。よろしくお願いいたします。  今の舟山議員の続きとして申し上げたいことでございますが、この修正の必要性ということなんですけれども、そもそも、衆院の二週間ぐらいの審議というのは、二つの法案を、どういう形で違いがあるのかということを明らか...全文を見る
○谷岡郁子君 これ、提案者にお願いします。これ、半年以内等に見直す必要ありませんか。
○谷岡郁子君 これは、三年以内ということは、三年間近でもいいということなんです。私は絶対に修正で一年以内というふうにすべきだと思いますし、そうでなければ、この委員会は、事故調の結果を待って、そしてそこから出てくる報告や勧告というものを取り入れて参院で新たに修正をもう一度やるという...全文を見る
○谷岡郁子君 六条九項というのがあるんですね。これ修正、六条九項、一層の自主的な対策を講ずるように努めるように事業者に言うという形なんです。情報公開に関しては情報公開に努めるみたいなことがあったので、情報公開しなければならないというふうにお願いして修正をしていただきました。しかし...全文を見る
○谷岡郁子君 それはいいです。違います。罰金だけ答えてください。時間ないので、罰金だけ。
○谷岡郁子君 同じ一つの国家の中で、同じ国会の中で作る法案でございます。ダウンロードの罰金は上限二百万なんです。そして、この電力会社による罰則規定の上限は五十万とかというふうになっちゃっているんです。これは我が国会がこの案件についてどれほど重要と考えているかということの国際的であ...全文を見る
○谷岡郁子君 全くお答えになっていないと思います。  十六条に書いてあるのは原子炉安全専門審査会です。これこそが一番、規制庁が大専門の、一番ここに専門家が集まっていなきゃいけない分野じゃないですか。それから十八条の核燃料安全専門審査会もそうですよね。それから緊急事態の応急対策委...全文を見る
○谷岡郁子君 当たり前なんです。だって、ヨーロッパではストレステストで一次と二次なんかに分かれていませんから。元々一つのものを、不自然に二つに分けたんです。これ保安院の方からということを斎藤委員の質問に対してお答えになっているんですね。保安院の方から提案があった、一次と二次に分け...全文を見る
○谷岡郁子君 今、くしくもヨーロッパで行われているものは二次なんだとおっしゃったので、私たちはストレステストもどきのものを一次評価としてじゃ受け取ったということになろうかというふうに思うわけですね。  そうしますと、その二次テストの項目だとか準備だとか全部できているんですか。例...全文を見る
○谷岡郁子君 IAEAは、もっとオペレーショナルにやるように、IAEAのお墨付きを得たやつだとおっしゃっているんですけれども、あれをよく読みますと、IAEAは、しっかり項目だとかそういうものをきちっと保安院なりそれから安全委員会の方から指定すべきだということを言っているんですよ。...全文を見る
○谷岡郁子君 いや、それを、そういうことをどこまで広くお考えになっているかということは、今後の人選、原子力村の人しか選べないか、そうでないかということをはっきりさせるためには絶対必要なんです。  では、大臣、どうお考えになりますか。例えば、アリソンさんのような方はここで委員長や...全文を見る
○谷岡郁子君 それは同時に危機管理における危機管理能力であったり、胆力であったり、決断力であったりするものでもあり、またリーダーシップでもあるわけですから、私は、しっかりとした補佐体制があれば、むしろそういう指導者としてその胆力、決断力がある人というのが実はその危機管理では重要で...全文を見る
○谷岡郁子君 今の大臣のお言葉を聞いてちょっとほっとしたんですね。  結局、前に似たものをつくってしまうんではなくて、本当にこれを立ち上げて新しいものをつくろうという使命感と能力と、そういうものを持った人たちが、今までの日本の慣習だとか官庁の習慣というか、ありそうな形ではなくて...全文を見る
○谷岡郁子君 実は、もう既に大臣の方には、私が人材確保と養成の問題について私見を考えましたものを御提案として出しております。  その中の一つの観点ということで今資格を申し上げたんですが、そこには書いてあるんですが、実は事業者の方も、今トラック会社にいわゆる会社の運営することの免...全文を見る
○谷岡郁子君 明治以来の日本の近代国家というもので、国家の枢要な人材をつくるということにおいての三つのセットというのがありまして、それは、留学、お雇い外国人、そして大学校という特別な仕組みでございました。そして、この原子力安全というものを守っていくということは、まさにこの三つのセ...全文を見る
06月19日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○谷岡参議院議員 ただいま議題となりました法律案につきまして、その提案の趣旨及び主な内容を御説明いたします。  平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故により大量の放射性物質が放出され、広範囲にわたる環境汚染の被害が発...全文を見る
○谷岡参議院議員 太田議員にお答えいたしたいと思います。  本当に太田議員におかれましては、福島県選出の議員として、この法案、そこに寄せられる人々の期待であり、そして思いでありというものを毎回代弁していただいたというふうに思っておりまして、それがこの法案を生み出した大きな原動力...全文を見る
○谷岡参議院議員 お答えいたします。  ICRPは、皆様も御存じのように、一般市民の年間の被曝量を一ミリシーベルト以下ということを推奨いたしております。と同時に、事故後におきましては、言ってみれば移行期間というものを認めておりまして、現実的な対応をするべきであるということも言っ...全文を見る
○谷岡参議院議員 斎藤委員にお答えいたします。  この問題に関しましては、私たちは三つの方向で考えております。  それは、被爆者援護法というような形で指定されているさまざまな病気、疾病と障害というようなものがまずございます。これはもちろんカバーされます。  それから次に、方...全文を見る
○谷岡参議院議員 阿部委員にお答えいたします。  そのとおりであります。私どもは、ガンマ線を中心といたします空間線量ということはもちろん重要だとは思っておりますが、とりわけ、子供を含めて、成長期にある子たちの骨に入りますストロンチウムでありますとか、また肺に入りますと本当に大き...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○谷岡郁子君 おはようございます。民主党の谷岡郁子でございます。よろしくお願いいたします。  今日も野党と与党の間のユ党的な質問になるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  まず、私が申し上げたいことは、今日は採決の予定だというふうに聞いております。しかしながら、...全文を見る
○谷岡郁子君 では、質問の内容に入らせていただきます。  一条の、規制庁の中には、目的の最後のところに「我が国の安全保障に資する」という言葉が書かれております。この言葉が、私どものところにメール等でたくさんの質問が来ております。これは、我が国の非核三原則というものをこれから変え...全文を見る
○谷岡郁子君 ただいまお伺いして大変ほっといたしましたが、そうしますと、これ、この冊子の中で、三十二ページにあります関連法案の修正ということで、原子力基本法の第二条にも同じ言葉が入っております。これは規制庁の法案と違いまして、原子力基本法ということになりますと、それがある意味で拡...全文を見る
○谷岡郁子君 目的は同じだということは分かりましても、安全保障という語義も同じだという理解でよろしいでしょうか。
○谷岡郁子君 では、同じく共同提案者であります、提出者であります公明党にもお聞きしたいと思いますが、公明党の江田先生もそのお考えでよろしいでしょうか。
○谷岡郁子君 ありがとうございます。  委員長、最終的な提案者でございます生方委員長、よろしゅうございますか。
○谷岡郁子君 では、内閣法制局にお聞きしたいと思います。  ただいまのように、安全保障というものはスリーSということの範囲の中で使われている問題であって、将来の日本の核武装でありますとか、非核三原則から逆の道を行くこととか、そういうことにはつながらないという範囲の言葉の意味で使...全文を見る
○谷岡郁子君 そうしますと、先ほどの提出者、提案者からのお答えというものがこの場合の該当する条文の言葉の意味であると解釈してよろしいですか。
○谷岡郁子君 ただいまこの席にいらっしゃる政府関係者としては細野大臣がいらっしゃるわけですけれども、またこの問題について今後規制庁を率いていかれるわけですけれども、ただいまの安全保障ということを提案者からの範囲内で考えてやるということを政府の見解としてお答えいただけますでしょうか...全文を見る
○谷岡郁子君 ただいまの質疑を通しまして、ここに使われている、つまり規制庁法案の第一条並びに原子力基本法第二条の二項に使われている安全保障という言葉は、はっきりとセーフガード、セキュリティーという意味での安全保障ということであって、それ以外の意味は持たないと、日本の非核三原則や軍...全文を見る
○谷岡郁子君 ともすれば、日本というのは空気を読むということが昔から言われておりまして、長いものに巻かれろというようなことがございます。また、とりわけ官僚世界にありましては、前例というものから逸脱しない、また、先輩がやったことには異論を挟まない、上司には逆らわないということの中で...全文を見る
○谷岡郁子君 次に、十分な予算の確保ということを是非、これは国会の皆様方にも御了解をいただきたいというふうに私は思っております。  安全委員会、原子力委員会、これを私たちはしばしば大変大きな問題があるということで批判的にこの国会でも取り上げております。しかし、この間、実態を調べ...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。そして、これは同僚議員全ての方にその点につきましては皆様今後努力をしていただけるように、私も率先して頑張りたいというふうに思っております。  次に、先ほど大臣の方から出ました審査の在り方ですね。これまでの日本の審査というのは、とかくもう膨大な...全文を見る
○谷岡郁子君 書類審査からオペレーショナルな審査ということは、事前審査から常時審査へ切り替えていくということでもあります。また、本部による中枢の審査から現場のオペレーションそのものに対する審査であろうと思います。こういうことをやはりしっかり過去の慣例から断ち切っていくということで...全文を見る
○谷岡郁子君 時間が来ておりますので終わりたいと思いますが、このような形で課題がこの審議を通じて随分見えてきましたので、しっかりとやっていただきたい。  あと、本当に情報の公開のためには文書管理、保管等の文書規定も大変重要になると思いますし、また福一のサイト自身をこれからいかに...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子でございます。  新会派みどりの風が、二十四日、たった二日前に発足を認められまして、今日が会派としての最初の質問でございます。その一番バッターに立てるということを大変有り難く思っております。と同時に、大変残念な船出になるというふうにも思っており...全文を見る
○谷岡郁子君 全会派一致でなければできないというようなお答えであったかと思いますが、委員長御自身が、民主党、自民党以外の野党全員が反対なのに、六月二十日には委員長職権で規制委員会の法案を採決されているんです。その前例に学ばれるべきではありませんか。  そして、呼べないとおっしゃ...全文を見る
○谷岡郁子君 では、私の意見を述べさせていただきたいというふうに思います。  私は、本委員会で両委員長をお呼びして、事故調査結果について、とりわけ国会が今後果たすべき役割についてただすのは国会の義務だと思っております。私は、自らの権利を主張しているのではありません。事故の結果を...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。期待しております。  そして、今日はそういうわけで両委員長がいらっしゃいませんので、残りの時間を使わせていただきまして細野大臣にお聞きをしたいというふうに思っております。  私は、今の問題の中での政府の事故調、実は菅総理は、公開の原則という...全文を見る
○谷岡郁子君 それでは、先ほど来ずっと話題になっております規制委員会のメンバーの件について申し上げておきたいというふうに思うことがあります。  私は、やはり対象機関でありますところが、それが独立法人であるかないかとかにかかわらずに、やはりそこから、そして元の人を含めるとかなり多...全文を見る
○谷岡郁子君 ただ、本当にこの国の規制をうまく動かしていくことができるとすれば、それは国民の信頼がそこにあるかどうかということに尽きると思います。これは各国の規制の関係者もいつもおっしゃっているところであります。  したがいまして、やはりこの発言によって、例えば本当に多くの被災...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子でございます。  今の皆様の議論をお聞きしておりまして、柳澤副大臣にはちょっと申し訳ないですけれども、福島みずほさんの質問の続きの形を先にやらせていただきたいと思うんです。  先ほどからの答弁を聞いておりまして私が感じるのは、これは法理の問題...全文を見る
○谷岡郁子君 私が申し上げたいのは、本当に正社員で採用された年代と大変な年代間の格差が生まれてきていて、退職金がもらえないような言わば正社員でない方々ということになりますと、それは本当に将来、老後にしましても、それから、例えば家を買うとかということに対しても、本当に大きな格差が出...全文を見る
○谷岡郁子君 これ、重要なことなんです。だから、冷温停止に向かってと今おっしゃったんですけれども、未来永劫冷温停止はあり得ません。なぜならば、冷温停止とは、しかるべき形の燃料がしかるべき場所にちゃんと収まっていて、それが百度以下に完全に管理されるということが冷温停止という科学用語...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、これ、違反があるとかないとかいっている問題を言っているんじゃないんです。問屋さんが何重にもなっていたから別にそれは違反していたわけではないですけれども、日本の国の、例えば規制緩和をやってきて、経済活力を上げていくためにはそれが必要だということで、そういうものを...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、待ったなしの現実があると思いますよ。  例えば、南スーダンであれどこであれ、兵士を送るのに、私たちは予防注射の問題や様々な問題、特別な、必要なケアの問題を考えずには送りません。それと同じように、今、福一は戦場でございます。日本で最も国民の生命を脅かす場所であ...全文を見る
○谷岡郁子君 大変心強いお言葉、ありがとうございます。  副大臣にはお忙しいでしょうから、もう退出していただいて結構です。その部分は済みました。
○谷岡郁子君 この問題は、例えば派遣労働者の問題も同じなんです。  例えば、派遣労働者、一対二〇の正社員なのかもしれないけれども、一対一〇の割合で派遣会社がそのマージンを計算しています。それから、三・五%、研修等に使われていることになっていますけれども、それは本当に労働者たちの...全文を見る
○谷岡郁子君 この問題は、私は引き続きやっていきたいと思います。  派遣されているという形だけではなくて、請負労働をやっている多くのクリエーターたちが今台湾や韓国や中国にヘッドハンティングされている、それは日本での環境が余りに劣悪であるからです。そして、そういうことを含めまして...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○谷岡郁子君 ありがとうございます。みどりの風の谷岡郁子でございます。  今日は、特に社会保障ということの子育てということについて、それを中心に議論をしてみたいというふうに思っておるんです。  昔、英国で、揺りかごから墓場までということがございました。もう今では古い概念なのか...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。本当に、そのお答えをお聞きしまして、大変有り難く、うれしく思っておるわけです。  そうしますと、子育てと、あるいは子が育つということのために考えますと、自らの夢を追っていく、あるいは自分自身になっていくということのためには、ただ親にその子供の...全文を見る
○谷岡郁子君 生涯収入ということで考えた場合には、どこで決定的な差が付くかというと、実は高等教育を受けられたか受けられなかったかというところにあります。そして、今、本当に雇い止めなんかで苦労されている方の中には高校を中退されている方が大変多いと。  今の二次産業から三次産業へ入...全文を見る
○谷岡郁子君 奨学金という場合は、我が国では単なる学生ローンであるケースというものが多うございます。これは給付ではないからです。しかしながら、女性の場合、特に女子大生なんかの場合、十八歳時点で、いずれ二十五歳ぐらいには結婚をして子供を二人ぐらい持ちたいと思っていたときに幾ら自分が...全文を見る
○谷岡郁子君 無収入の者にお金を払わせるということ、これは一人前をどこで認めるかということの問題なんだと思いますけれども、彼らは何も自分たちのためだけで学んでいるのではなくて、有為な人間になるために、社会で後に貢献できるようにということで学んでいるのであって、ヨーロッパのように学...全文を見る
○谷岡郁子君 ですから、私はその今おっしゃったお考えに大賛成でございます。だから、基本的に、できるだけ一歳まではやっぱり子供を母親自身が、あるいはその親が、またそれに近い近親者が見られるような環境こそを重点的にやっていく。保育所では、やはりゼロ歳児というのは、一歳児からとはもう全...全文を見る
○谷岡郁子君 どうもありがとうございました。  これで終わります。ありがとうございました。
08月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子と申します。  今日、本当に公述人の皆様方、大変参考になる御意見をありがとうございました。  最初に、吉田公述人並びに永井公述人にお伺いしたいと思います。  やはり子供を主体に、子供を中心に、子供の立場からこの子供の社会保障を考えなければな...全文を見る
○谷岡郁子君 ありがとうございます。  私もそうではないかというふうに思っていまして、僕、児童と言う子供は今までかつて私もまだ会ったことがないということがございます。  それで、先ほど永井公述人が、私立幼稚園の四分の三は十年未満だし、二分の一は五年未満の勤続年数しかないという...全文を見る
○谷岡郁子君 先ほど池本公述人から、六掛ける五イコール三十時間というようなことが、例えばスウェーデン等も含まれて、OECD各国は考えつつあるということからいいますと、今、九時に始まって三時には帰る、実は幼稚園ぐらいが適当だということが言えるのではないかということを先ほどお聞きしな...全文を見る
○谷岡郁子君 先ほど鳫公述人の方から様々な、子供の貧困とその子供の保育、教育、健全な育成ということにかかわる問題が出されたんですけれども、私は一つには、やはり本を読むような環境というものが、実は、これは永井公述人自身が資料をお出しになっているような内発的な規範意識というようなもの...全文を見る
○谷岡郁子君 引き続きまして鳫公述人にお聞きしたいんですけれども、子供の貧困ということの中には、母子家庭という言葉が何度も飛び出しました。そして、離婚ということを考えれば、実はどこかに扶養義務のある男性がいるということでもそれはあろうかと思うわけですけれども、そこがちゃんと、扶養...全文を見る
○谷岡郁子君 では、菅家公述人、今後そのことを視点に入れて是非連合の政策等をおつくりいただけますでしょうか、最後にコメントをよろしくお願いいたします。
○谷岡郁子君 どうもありがとうございました。終わります。
08月20日第180回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子でございます。長い審議になっていると思いますけど、もうしばらくお付き合いをいただきたいと思います。  まず最初に、経産省に伺いたいと思います。  経産省の事業費のうち政策課題対応型予算というのは幾らぐらいあって、そのうちコンサル、代理店あるい...全文を見る
○谷岡郁子君 ところが、今おっしゃったのは全体の事業費の中で、私が申し上げたのは、政策課題型の研究費は幾らかということで、これは経済産業省がお出しになった決算書のこの概要の中に出てまいります。そこの金額というのは、二百五十九億二千八百二十四万円と書かれているんです。  そして、...全文を見る
○谷岡郁子君 総額二百五十九億円の政策課題型の事業のうちの、今申し上げましたように九十億円と、それがちょうど一億円違いでほぼ同じところに、そしてこの十社見ていただけるとお分かりになりますように、ほぼ同じところに似たような順位で入っているんですね。  なぜこういうことができてくる...全文を見る
○谷岡郁子君 そこで、上位十社についての重立ったリストというものを全部出していただきました。調べさせていただきました。この十社については、例えば医療関係のところが、大きなものなんですけど二社別々のところに出ていたりとか、エネルギー関係のところがあちこちに出ていたりと、実は専門性と...全文を見る
○谷岡郁子君 この問題は、また天下りの人たちがこういうところにどのくらいいるかとか、あるいはマージン率がどのくらいになっているかとか、マージンが一定絞れれば、十分本当に、本を買ったり、留学をしてもらったり、海外に研修行かせたり、経産のいわゆる若手官僚自身をしっかり育てるようなこと...全文を見る
○谷岡郁子君 この委託費の中には、いろんな調査費とかとほかのいろんなものも本当に入ってしまっているんで、純粋に政策課題型ということで絞るとぐっと小さくなるということをまず申し上げておきたいと思います。  そして、その五十五億円、五十六億円と、その二十二年と二十一年度になっていて...全文を見る
○谷岡郁子君 放射能あるいは原子力の安全の分野も引き受けられるということになりますと、環境省の職員の本当にレベルアップ、キャパシティービルディングというのは今後重大な課題になっていくと思いますし、仕事が増えていくと。その割にはその人員の数というものは定員が大きく増えているわけでは...全文を見る
○谷岡郁子君 はい。  今申し上げましたように、私は、国家の官僚というものが、本当に国が最後のよりどころになる国民の思いというものを受けて、そして国家の大計というものは、官僚自身が大きなロマンを持って、そして抱負を持って入ってきて頑張っている。矮小化された仕事ではなくて、やはり...全文を見る
08月22日第180回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子です。今日はよろしくお願いしたいと思います。  まず最初に、森本大臣、若しくは物理的なことであれば官僚の方でもいいんですけれども、平成二十二年度の決算において、これはソマリアの海賊対策が始まった年だというふうに思っております。約百億余りの予算、...全文を見る
○谷岡郁子君 いつも玄葉大臣は、外務大臣としてやりたいことは国益の最大化だというふうにおっしゃっているんですけれども、この国益の最大化という観点から見ますと、このソマリアについては、もちろん現場の自衛隊の方々も頑張っていただいたんですけれども、リエゾンとしての外務省の方々も随分頑...全文を見る
○谷岡郁子君 私自身はソマリアの海賊派遣に当時反対したわけでありますが、これは玄葉大臣自身も反対多分なさったと思うんです。そして、だからといって、今それを全否定しようという気もないですし、その今おっしゃったキャパビルという部分というものがどうなされるかということは、実は本当に大事...全文を見る
○谷岡郁子君 私も時々ワシントンなどを訪れますと、かつて日本の大使館は、いろんな館員の人たちがもっと食事に誘ってくれたり、あるいはブリーフィングをするような機会をみんなで設けたりとかということが多かったんだけれども、それがなかなか見えないんだということを、ジャパンウオッチャーと言...全文を見る
○谷岡郁子君 本来は、そういうものがあって、個々のプロジェクトがあって貸付けというものの議論が始まるという、これが完全に今逆さまを向いてしまっていると。この状況を改善していただくように、私は去年の十二月八日の委員会で実は玄葉大臣にもお願いをいたしましたけれども、引き続きお願いをし...全文を見る
○谷岡郁子君 そして、そういうところのお金の使い方というのはこれからもっと、今後深く実は見ていきたいというふうに思っているんですが、その約十兆の貸付けに対して二百億国民に毎年返っております。そして、それは〇・二%の利回り、財政投融資から考えたら〇・二%の利回りということになるんで...全文を見る
○谷岡郁子君 もちろんそれはそれで結構なんです。しかし、それが一体本当に中身としてどうなのか。  例えば、新しいJBIC法ができましたときには先進国に初めてお金を融資することができるようになりました。その中には、アメリカにたくさんの低利の融資をして原発を造ろうというような、そう...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○谷岡郁子君 お疲れさまです。みどりの風の谷岡郁子でございます。  今日は久しぶりに四十分というたくさんの時間をいただきまして質問をさせていただきますが、その前に、今日は、実は質問を予定しておりましてお願いをしておりました参考人三名以上が今日は呼ぶことができなかったという状況に...全文を見る
○谷岡郁子君 これは、地域を切り取る話というのは、どう切り取ってもその横から問題が出ると思います。その中から問題が出ると思います。隣との関係で問題が出ると思います。それを個人の住宅にしましょうとも、道路一本にしましょうとも、また学区やあるいは字などにしましょうとも、恐らく必ず問題...全文を見る
○谷岡郁子君 大臣、モニタリングの能力が文科省にあることは十分よく分かりました。分かっていたことでもあります。  それと、この子ども・被災者支援法について、何が、どういう意味で私はこの質問をしているかということは、丁寧な質問取りもやりましたから文科省の方もお分かりになっていたは...全文を見る
○谷岡郁子君 子ども・被災者支援法にははっきりと書き込まれております。それは、国が払ったお金であっても本来東電に求償すべき賠償の対象となり得るものは、それは、国はその後求償できるのだということが書いてありますので、そうであるのならば、なおさらそれをやっていただきたいんです。  ...全文を見る
○谷岡郁子君 この間ずっと実際の支援者を見てまいりまして、支援地域に入っておりまして、そして支援の活動を見てまいりました。今年の夏は、本当に子供たちがもう三回目に、愛知に来た子供たちがいまして、その子たちは、むしろここから持続可能であるように、自ら進んでお手伝いを始めて一緒に御飯...全文を見る
○谷岡郁子君 国交大臣、文科大臣におかれましては、もし御用がおありでしたら引き揚げていただいて結構だと思います。  ここから、細野大臣お戻りですので、ちょっと中間貯蔵施設の問題について考えたいと思います。  中間貯蔵施設につきましては、この間発表されました環境省の、平成二十四...全文を見る
○谷岡郁子君 この地図を見ておりますと、本当に四方を中間貯蔵施設の候補地に囲まれた地域なんかがあるんですね。こういうところで本当に人々は生活ができるんだろうか。そこへ様々ないわゆる放射性廃棄物が運び込まれる、それは日常であり、そういうものがどんどん、例えば通学路であったりするとこ...全文を見る
○谷岡郁子君 一世代を二十年から二十五年というふうに考えますと、その三十年という月日を中間貯蔵にするということは、もう本当にかなりの長い期間だというふうに思います。その間、多くのごみを、何とか中間貯蔵を安全に持っていかなければならないということで、この施設を造るところの方々あるい...全文を見る
○谷岡郁子君 さすがに両大臣とも本当に長い間この問題とずっと密接にかかわっていらっしゃって、本当にその姿勢というものがしっかり見えてきてうれしく思います。  その一方で、官庁のいわゆる役所の皆様方というのは、せっかくその地域に入り込んでいらっしゃっても、またそれが人事異動で変わ...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子です。よろしくお願いいたします。  ただいま福島みずほ議員からもお話がありましたけれども、私はこの法案自身には賛成であります。しかしながら、やはり懸念が多いということも一方にあるというふうに思っております。  この法案によって年代による受取、...全文を見る
○谷岡郁子君 おっしゃっていることは大変よく分かりますし、有り難いと思います。しかし、これで根本的な解決になるのだろうかということが私の懸念です。  私の親の世代は、まあ通常のサラリーマンであれば一戸建ての家を買ってきたというのが親の世代だと思います。そして、そこには庭も付いて...全文を見る
○谷岡郁子君 必ずしもトレードオフでないということはよく理解はできます。しかしながら、企業の側にとっては、やはり人数としてこれだけ欲しいけれども雇用できる人間は限られているということであって、一人高齢者を雇い続けるためには若者をやっぱり一人我慢してということで、今いる人たちに多く...全文を見る
○谷岡郁子君 この議論の中で、今回法案では、労働、そして賃金というものと年金の受給期間というものの接続ということがしきりに強調されてきました。では、私たちは退職金というものをどういう形で取り扱って考えればいいんだろうという疑問が湧いてきております。  退職金というのは、ある意味...全文を見る
○谷岡郁子君 もちろん退職金の有無のみによってそういう取扱いが変わるということを私は求めているわけでもありません。  そうではなくて、現に若い層に、そして女性に非正規雇用が多くて、そういう人たちは給料も低くて、したがって大変な状況になるのに対して、男性の一定の退職金をもらってい...全文を見る
○谷岡郁子君 私もここで一挙に何か一つで解決するというふうには思っておりません。ただ、そういう世代間の格差であり、働き方の違いによる格差であるということを常に意識しながら様々な政策を総合的に進めていくという考え方が大事だというふうに思っておりますので、この点をあえて指摘させていた...全文を見る
○谷岡郁子君 最初に申し上げましたように、我が会派としてはこの法律自身には賛成です。しかし、それが本当に今しわ寄せが来ている、そして大変な思いをしている若者、そして女性にとって更なる大きな問題を抱え込まないようにということで私どもも本当に頑張ってやっていただきたいと思いますし、ま...全文を見る
08月29日第180回国会 参議院 本会議 第25号
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○谷岡郁子君 私は、会派みどりの風を代表して、野田佳彦総理に対する問責決議案に賛成の立場から討論いたします。  野田総理は、フェアプレー精神及びマネジメント能力のなさから、日本の民主主義を破壊し、国を危うくしています。行田邦子、舟山康江、谷岡郁子、私たちは民主党の中でこれを止め...全文を見る
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○谷岡郁子君 みどりの風の谷岡郁子です。よろしくお願いいたします。  今日は、本当に私が聞こうと思ったことの多くを同僚議員が、最後ということで聞いていただきましたので、ちょっと手間が省けたので少し突っ込んだ質問をさせていただきたいと思います。  簡単な復習としまして、まず、立...全文を見る
○谷岡郁子君 この経産省の立て付けを見ますと、サプライチェーンであることが一つの大きなポイントになっています。それからもう一つは、付加価値が高いということがポイントになっています。基本的に製造業だろうなということになっているんです。これは民主党政権がおっしゃっていたことなんだろう...全文を見る
○谷岡郁子君 今日これが開かれたのは、経済産業省がどう考えてどう立て付けたかという話のためではないというふうに私は思います。今日この国会の議論が閉会中に開かれているのはなぜかといえば、それは納税者たちが誰を助けようと思ってこの増税に甘んじていただいているのかということの説明で裏切...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、今回の案件について合法的な流用というふうに言っています。それはやはり、納税者たちが誰を助けようとしていたのかということについて、今、それは被災者たちは支援する別途の仕組みがあると言われましたけど、それは全く十分でないと。  例えば、原発事故で問題になった人々...全文を見る
○谷岡郁子君 もういいです。  今、子供たちが現場にいるんです。そして、放射能のないところに一か月間過ごすだけで免疫機能というものを本当に守ることができる可能性があります。そこへ出るための家族の高速料金が必要なんです。そして、彼らが避難してキャンプに行くための高速料金が必要なん...全文を見る
○谷岡郁子君 やっぱり、復活予算が復興予算に使われるようなことは絶対に今後なくしていかなければならないと思いますし、やはり納税者、被災者の気持ちを考えた上でそれが常識的なのか公正なのかを考えていただかないと、ただ合法的であるという意味では政治主導などというのは意味がないものだとい...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○谷岡郁子君 本日、無所属議員の会派から新党を結成させていただきました、みどりの風の谷岡郁子です。  先ほど来の質疑を聞かせていただきまして、本当に面白く、そして勉強になるという思いで聞いておりました。とりわけ、先ほど来副大臣とそして福島みずほ先生がおっしゃっていた、議員立法に...全文を見る
○谷岡郁子君 そうすると、いわゆる三党、自公民の三党というのはまるで関係ないというお答えでしょうか。
○谷岡郁子君 その今申し上げた三党と言われるところの他の二党とは賛成をいただいたという話なんですけど、ではなぜほかの党の皆様には賛成をいただかれなかったんでしょうか。
○谷岡郁子君 持ちかけられたんですか。
○谷岡郁子君 そうしますと、三党合意とか三党協議とかいうのは、あくまでもマスコミがそう言っているのであって、そういう事実はないと、そういうことでしょうか。
○谷岡郁子君 それは事実でないとおっしゃっているわけでしょうか。
○谷岡郁子君 例えば、これは、じゃ、自民党さんと協議をなさったとかという事実はないというふうに伺ってよろしいんでしょうか。
○谷岡郁子君 では、どこかほかの党によって、党の御意見によって、例えば皆さんの原案に対して何らかの修正が加えられたとか、何らかの調整がなされたとか、そういうことは一切ないとおっしゃっているんでしょうか。
○谷岡郁子君 それは、じゃ、岡本委員、いわゆる皆様のところに御説明なさったりするのにどのくらいの時間を使われましたか。
○谷岡郁子君 何人ぐらいの方と協議なさいましたか。
○谷岡郁子君 例えばメモですとか議事録ですとか、そういうものをお残しになりましたでしょうか。
○谷岡郁子君 国会というものの中に公式な協議と非公式な協議というものが一定あるということは、私もそのとおりだろうというふうに思います。  しかし、その一方で、民主主義というのは、民主主義自身が一つの方向性や理念というものを持っているわけではありません。民主主義とは何かということ...全文を見る
○谷岡郁子君 その点についてはもちろん理解いたしますし、同時にそこまで率直に政治家個人の御意見という形で述べていただいて有り難いというふうに思っております。  そして、同時に、先ほど具体例として出されましたので申し上げておきますと、子ども・被災者支援法、これは福島の被害者たちを...全文を見る
○谷岡郁子君 そのとおりなんだろうというふうに思います。  その一方で、じゃ、先ほど冒頭の川田先生の質問じゃなかったかと思うんですけれども、本当に、閣法が提出したときからすごくずれ込んでしまって状況の変化があった、だからこれを修正という形でやったんだと。本来それはやっぱりやって...全文を見る
○谷岡郁子君 どうしても解散前にはこれやっておかなければならないということで今日この時間に開かれているということからして、これはかなり重要な法案なのではないでしょうか。つまり、優先順位は高かったのではないでしょうか。  そうしますと、じゃ、ほかの案件があったからというふうにおっ...全文を見る
○谷岡郁子君 そうかもしれません。  しかし、そもそもやはり、これは今いらっしゃる皆さんと関係がないのかもしれませんけれども、民主党が予算案と特例公債法案というようなものを分けて、そして参議院に送付されなかったということの中で、もし送付されていれば、五月には恐らく返ったであろう...全文を見る
○谷岡郁子君 予算委員会等が開かれない中で、私としては不本意ではありましたけれども、今日、本来この委員会だけでは当然議論できないような問題というものを取り上げさせていただくことになりました。  しかし、政治不信というものがなぜ起きているかといえば、国会が国会として国民の期待にこ...全文を見る
○谷岡郁子君 私は、みどりの風を代表して、本日提案されました両法案とその修正案に対して反対の立場から討論いたします。  内容に対する反対ということではございません。それ以前の問題としてのデュープロセス、これが確保されていないことに対して反対いたします。  この委員会がセットさ...全文を見る