谷垣禎一

たにがきさだかず



当選回数回

谷垣禎一の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第142回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 御指摘の件で御報告をいたさなければならないようなことは、一切ございません。
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今、斉藤委員が御指摘になりましたいわゆる動燃の一連の不祥事、これは事柄自体も大変大事でございますけれども、御指摘になりましたような、その後の虚偽報告などのいかにも対応のまずさ、こういうものが問題をさらに倍加させて社会的な問題に大きくなったというふうに思っております...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回の高速増殖炉懇談会の結論でございますけれども、委員は今、選択肢の一つとおっしゃいましたけれども、正確に申し上げると、有力な選択肢の一つ、こういうふうに位置づけているわけであります。  ただ、今度の、今、後退だと御指摘になりましたけれども、我々は決して後退と位...全文を見る
○谷垣国務大臣 今斉藤委員御指摘のように、この間の数字の背後には、いろいろ計算があって御議論があったと承知しておりますけれども、その基礎に、やはり二十基程度の原子力発電所が必要ではないかという算定があったというふうに承知しております。このためには、やはり国民の理解を取りつけて進め...全文を見る
○谷垣国務大臣 来年度予算案が持っております本来の力と効果を速やかに発揮させるのが国家国民のためであると、かたく信じております。
03月10日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 第百四十二回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  私は、豊かで潤いのある経済社会の発展基盤を築き、国民全体が誇りと自信を持って二十一世紀を迎えることができるよう努力していくことが、今日、私たちに課せられた使命であると考えます。とりわけ、産業の空洞化...全文を見る
03月11日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 第百四十二回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  私は、豊かで潤いのある経済社会の発展を築き、国民全体が誇りと自信を持って二十一世紀を迎えることができるよう努力していくことが、今日、私たちに課せられた使命であると考えます。とりわけ、産業の空洞化が懸念されると...全文を見る
○谷垣国務大臣 三匹目のカエルに我々がなれるように、どうしたらいいか。御質問の通告をいただいて、重点三項目を挙げろということで、これはいろいろな切り口があると思います。  それで、御質問の通告をいただきましてから、ちょっとこれは、長期的な考え方や現状今すぐ取り組まなきゃならない...全文を見る
○谷垣国務大臣 小野委員の当委員会での御質疑を承っておりましても、前回の御質疑の中でも、朱子学的な思惟方法あるいは陽明学的な思惟方法と、大変深い御研さんに裏づけられた御質疑があったと記憶しておりますけれども、人類の長い知的遺産、いろいろな学問的な蓄積の中、狭い分野に限らず、できる...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回のHⅡロケット五号機の失敗はまことに遺憾なことで、私たちも衝撃を受けているわけであります。それで、こういう失敗になりまして、まずなすべきことは、この失敗の原因がどこにあったのかということを徹底的に究明することであろうと思いまして、今鋭意原因究明作業を進めている...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、田中委員御指摘のように、今回のガラス固化体の搬入は三回目に当たるわけでありますけれども、前二回に関しては、安全協定も締結をされていることであり、既に安全に搬入したという実績を持つわけであります。  昨日、入港を予定していたわけでありますけれども、三月七日、先...全文を見る
○谷垣国務大臣 この間の、青森県知事と私のあるいは通産大臣のお話、これは、概要は先ほど田中委員の御質問にお答えしたとおりでありますが、今、辻先生が御質問のように、三県知事が出された提言というのが、確かにその後の大きな展開になったというふうに私も思っております。  ただ、昨年三月...全文を見る
○谷垣国務大臣 その点につきましては、私どもも決して固定的に考えているわけではございません。今委員がおっしゃったように、積み重ねも我々もしなければなりません。  それから特に、先ほども私、この委員会の席上でも申し上げましたけれども、青森県だけの問題ではないという知事の問題指摘は...全文を見る
○谷垣国務大臣 高速増殖炉開発につきましては、今の、平成六年に策定された原子力長期計画におきましては、やはり高速増殖炉が核燃サイクルの中核であるというふうに位置づけて、二〇〇〇年代初頭に実証炉の建設に着工する、それから、二〇三〇年ごろまでに実用化を目指すというようなはっきりしたス...全文を見る
○谷垣国務大臣 核兵器の解体に伴って出てくるものとか、いろいろな議論があるわけですけれども、今のウランの消費量から見ますと、それはそう何年もの話でもないと思います。したがって、辻委員のように、若干緩んできているという御指摘もあるわけでありますけれども、私は、枯渇とは申しませんが、...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは辻先生には釈迦に説法でございますけれども、我が国は原子力基本法のもとで、厳に平和目的に限って原子力開発利用を推進している、これはもう言うまでもないことであります。  国際的には、核不拡散と原子力平和利用の両立を図る国際的枠組み、この一番の中心は核不拡散条約...全文を見る
○谷垣国務大臣 辻委員の、過去の被爆体験も踏まえながら平和的に利用していく道を我が国は推進していく、この点については私は辻先生と全く考え方を同じくするものでございます。  ただ、今の、プルトニウムを平和利用することについて、これだけ利用するのは国際的な道義性で説得力を欠くのでは...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、今委員が御指摘になったプルトニウムやナトリウムの制御の可能性ということについて、今ここではりきり申し上げられるだけの知識も自信もないわけでございますけれども、確かに、今委員が御指摘になったようないろいろな現実的な必要性などを踏まえて、我が国も中間貯蔵の道を、...全文を見る
○谷垣国務大臣 ですから、繰り返しになりますが、まだ今のところ、まだというとちょっと語弊がありますが、我が国の選択としては、基本は再処理するという基本でやっていることは、私もそれでよいのだと思っております。  ただ、いろいろな可能性というものをやはり我々も頭の中に置いて、常にそ...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、先ほども申しましたように、平成六年度でしたか、長期計画の決めていることと、高速増殖炉の開発に関しましても、今度の高速増殖炉懇談会の報告というのは若干トーンが変わってきているということは事実でございます。ただ、今そういう一つ一つの問題を整理しているところでご...全文を見る
○谷垣国務大臣 放射性廃棄物の処分の問題は、原子力を開発利用していくときに避けて通れない問題でございます。  低レベルの問題については、現に埋設処分を安全かつ円滑に行っていると思っておりますし、他方、高レベル放射性廃棄物においては、今、原子力委員会のもとでの処分懇談会でいろいろ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回の事故が、今後の衛星打ち上げビジネスといいますか、それと宇宙開発事業全体に及ぼす影響はどうかということでありますけれども、先ほども御答弁もし、局長も申し上げたと思うのですが、現在究明作業を進めているところでありまして、三月五日の評価部会で宇宙開発事業団から、一...全文を見る
○谷垣国務大臣 この青森県の問題は若干経緯がございますので、経緯にさかのぼって御説明を申し上げたいと思っておりますが、今西川委員は、二月の下旬から知事の方から総理に会談のお申し入れがあったと。私も、ちょっと時系列、手元にメモがありませんので、できるだけ記憶をたどって正確に申し上げ...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も、その点は、青森県知事とお目にかかった際も、あるいは記者会見などで、あるいはこの委員会でお答えする場合も、慎重に申し上げているつもりでありますけれども、青森県知事から私におっしゃっていることは、総理との会見を実現するように進言するよう努力してほしいということで...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申し上げました四項目の問題につきましては、現に幹事会も開いておりまして、いろいろ実務的な詰めも行われている状況でございます。この進捗状況に関しては、私の評価と、まあ青森県知事がどう評価しておられるか、私が申し上げる立場ではございませんけれども、この間の会談の...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず、西川委員と私の間で若干認識が達っておりますことは、確かに四項目については、どういう問題点があり、これからどういうことをやりていこうかということはだんだんに整理ができてきております。それで、あとは実務的な積み重ねが安全確保のためにも必要な段階であるというふうに...全文を見る
○谷垣国務大臣 今のお尋ねに対しては、私どもも決して安閑と手をこまねいているわけではございませんで、これはいろいろなところで申し上げておりますが、解決の兆しなり解決の端緒というものがあれば、それをいつでもつかむことにやぶさかではございません。  したがいまして、知事の御発言も私...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、斉藤委員御指摘のように、高レベル廃棄物の処理を確立していくことが、原子力政策の中で一番難しい問題でもあると思っておりますが、完成させる上において一番大事な今の課題であるというふうに思っております。  それで、その一環としての幌延貯蔵工学センターの計画でありま...全文を見る
○谷垣国務大臣 まことに恥ずかしい答弁でございますけれども、科学技術庁に参るまでは技術士という資格があるということは存じませんでした。まことに面目ないことと思っております。
○谷垣国務大臣 先ほど、技術士の資格について就任するまで知らなかったと恥ずかしいことを申し上げたのですが、その後、日本の科学技術や産業技術をこの分野で本当に支えておられるなというような方にお会いしますと、実は私、技術士なんですというような名刺をいただいて、斉藤先生がおっしゃったの...全文を見る
○谷垣国務大臣 専門で御関心を持っている先生にお答えする材料はございませんけれども、私も科学技術庁でいろいろ、これはどうなんだと聞きますと、今工業技術院の方からお答えがあったように、コスト面の問題とかあるいは地球に電波で送る場合の生体への影響等幾つか問題があるという回答でございま...全文を見る
○谷垣国務大臣 再編後の具体的な行政体制につきましては、今度の中央省庁等改革基本法案が成立した後に中央省庁等改革推進本部が設置されて、そこで明らかになるものと考えておりまして、原子力行政についての具体的な事柄は今まだ余り臓つきりしてきていない、こういうことだろうと思います。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 吉田委員のお気持ちにかなう答えかどうかわかりませんが、私も、こういう事態になっていることを非常に憂慮しておりまして、何とか打開の道を探りたいという気持ちは責任者として強く持っている次第であります。  ただ、午前中も申し上げたことでありますけれども、それぞれこうい...全文を見る
○谷垣国務大臣 御指摘のように、高レベル放射性廃棄物をどうするかというのが我が国の原子力政策の残された最大の課題でありまして、ある意味では我が国の原子力政策の、今こういう表現をしていいのかどうかわかりませんが、あえて言えばアキレス睦みたいなところになっているのじゃないかと私は思っ...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず、菅原先生にはこの間打ち上げの日にわざわざ種子島まで行っていただきまして、私、打ち上がった後、先生と手を取り合って喜んだわけでありますけれども、こういう結果になりましてまことに申しわけないことだと思っております。  私も、この宇宙開発につきましては、衛星はそ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、菅原委員から、今回の木村青森県知事の御判断といいますか、その背後に、一つは、動燃の「もんじゅ」あるいは東海村におけるあのドラム缶の処理に対する県民の不安感なり不信感があったという御指摘がございました。  一連の動燃の事故につきましては、まことに私もざんきにた...全文を見る
○谷垣国務大臣 クローンの問題について、生命倫理への取り組みはどうかというお尋ねでありますけれども、ライフサイエンス分野の研究もこういうふうに進んでまいりますと、人間や社会との接点で生じる生命倫理をどうするかという問題がもう避けて通れなくなってまいりました。  特にクローン技術...全文を見る
○谷垣国務大臣 政府の研究開発投資のどの分野に力を入れていくかという点につきましては、これは基本的には、私ども、科学技術基本計画で定められた方向に従って進めていくということになろうと思います。  社会的、経済的ニーズに対応した研究開発をまずしよう、こういうことで、一つは、新産業...全文を見る
○谷垣国務大臣 この人形峠のウラン残土の問題については、私も逐次報告を受けているところでありますけれども、先ほど辻元委員がおっしゃったように、私は就任以来、現場を重視するということを申して、この動燃改革の中でもそこをひとつ重視するようにという指示をずっと出してきたわけであります。...全文を見る
○谷垣国務大臣 私たちは、今先生が御指摘になった科学技術基本法、先ほども申しましたが、議員立法でとにかくこういう法案をつくっていただいたことの意味は私は非常に大きいと思っておりまして、その中で、今御指摘のように、科学技術基本計画をつくり、科学技術創造立国だ。それで、今御指摘のよう...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、つくばの金材研の活動について吉井委員から大変高い評価を与えていただいて、私も大変うれしく思っております。  それで、今御指摘のように、科学技術は決して華々しい分野だけではないのだろうと思います。大きな、メガサイエンスや、戦略的と言っておりますような研究ももち...全文を見る
○谷垣国務大臣 今御指摘の研究があったということは私存じませんでした。ただ、私も農水省の方から、極めて水田というようなものが保水機能に役立っているというのを、いろいろなデータを見せていただいて御説明を受けたことがございますので、あるいは今の研究とその御説明は関連があるのかなと思っ...全文を見る
○谷垣国務大臣 科学技術創造立国、こう申しますと、国の試験研究機関だけではなくて、もちろん民間そのほかの研究機関の活躍、活動というものは大事でございますけれども、私たちとしては、直接まず手の及ぶところは国立試験研究機関でありまして、国策として科学技術の振興あるいは基礎技術の振興、...全文を見る
○谷垣国務大臣 根本として、やはり十七兆を目指して頑張るということが、これは苦しい中でありますけれども、あきらめずに頑張るということが大事だと思います。  その中でどういうふうにそれを配分していくかということでありますけれども、今おっしゃった経常的な研究費も、これは決して等閑に...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、北岡委員から、私がお答えしようと思っていた認識とぴたりと符節を合わせるような観点から御質問いただきまして、大変うれしく思っております。  世紀末という言葉がございますけれども、バブルがはじけてから何か元気が出ない、世紀末的な現象もいろいろ起こってく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 高レベル放射性廃棄物の対処をどうしていくかということか、原子力政策と申しますか、核燃料サイクルを確立する上で残された一番大きな問題だと私は思っております。一番大きな問題であると同時に、率直に申し上げますと一番難しい問題であって、ここにきちっとめどがつけら...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘いただきましたように、HⅡロケットのまさに中核の部分に問題が生じた。私どもも、衛星で失敗ということは、一個ずつつくるわけですから、あるいはあるのかなと思っていたのですが、ここで起こるということは余り予想していなかった。それだけにショックを受けてお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど委員からお話がございましたように、ちょうど昨日、アスファルト固化処理施設の火災爆発事故から一年の節目を迎えまして、きのうはああいう訓練も行われたわけでございますけれども、こういった一連の事故、今御指摘のように事故自体の重大性ということもさることなが...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、萱野委員御指摘のように、動燃の一連の問題が非常に大きな原子力政策に対する懐疑と不安を呼び起こしたことは御指摘のとおりであります。  動燃そのものについての問題、これは法案を提出しておりますので、その法案でもって改革をしていくということは先ほど小林委...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 最終処分地ということではなくて、二〇〇〇年をめどに処分事業の実施主体を決めていくと、こういうことであります。  多分、松委員からは遅いではないかというおしかりはあるのかなと思いながら今御答弁をしておりますが、ここはなかなか難しいところでございまして、眼...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 娘が二人おります。
○国務大臣(谷垣禎一君) 援助交際について親子で話したことはございません。
○国務大臣(谷垣禎一君) いえ、もう高校生と中学生でございますが、ただ、一度、援助交際という用語は間違いであるということは申しました。あれは援助交際ではなく売春と言うんだということを、今の御議論と同じことを申したことはございます。
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今、近江先生おっしゃいましたように、科学技術基本法を議員立法で、しかも超党派でつくっていただいたということは、私は本当に意味のあることだと思っております。特に、今内閣におりますので言ってはいけませんが、要するに、政府の提案の法案が大部分で議員立法がない、こう言われ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今国立大学等の研究施設のことについて文部大臣から御答弁がございましたけれども、私の方も国立試験研究機関、同様な問題を抱えております。  御承知のように、科学技術基本計画の中で重点を置いておりますのは、一つは社会的、経済的なニーズに即した研究や基礎研究に重点を置い...全文を見る
○谷垣国務大臣 結局、科学技術科学技術と申しましても、最後は人でありますから、しかも、次の世代の人間がどんどんこの分野に飛び込んできてくれるようにしなければならないということだろうと思います。  それで、育英資金につきましては、今文部大臣から答弁がございましたけれども、科学技術...全文を見る
03月17日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いろいろ御心配をいただきましたが、ガラス固化体の搬入、数日間当初の予定よりおくれたわけでありますけれども、青森県知事に御許可をいただいて十三日無事に搬入ができまして、ほっとしているところでございます。  今、馳委員からお話がございましたように、我々は核...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、馳委員がおっしゃったように、四項目が従前から議論になっておりまして、先ほど申し上げました協議会の幹事会でも実務的な折衝を積み重ねてきているところでありますけれども、特にこの間、官房長官のお呼びかけで行われました四者の会談の中で確認されましたこと、先ほ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ロケットあるいは宇宙開発、これは私も、打ち上げます前に、一〇〇%で今までやってこれたところというのはどこをとってもないわけでありますから、事故というものは、失敗というものはあり得るなということは思っていたわけであります。ただ、それにしても、失敗の部位がL...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 二月十二日に筑波研究学園都市を視察させていただきました。私にとりましては筑波の科学万博がありましたときに筑波へ参りまして以来でございますので、随分その後発展してきたなという思いもいたしました。それから、五つの研究施設を見せていただきまして、それぞれユニー...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、小林先生御指摘の件は、この間筑波に視察に行ったけれども、科技庁所管の研究所だけでほかのところは行っていなかったじゃないかという御指摘だと伺ったわけでありますけれども、とりあえずまず自分の所管のところからきちっと見ようということで科技庁関係の五つのとこ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、福本委員から御指摘がありましたように、核燃料物質を適切に管理していくということが、原子力の平和利用という意味からその大前提であろうと思います。その重要性はもう疑いのないところじゃないかと思っております。  我が国の法制度としましては、原子炉等規制法...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 基本はきちっと踏まえてやっていると。基本はと言うといけませんけれども、個々の細かい問題はあるかもしれませんが、きちっとやっているというふうに考えております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、実は今のやりとりを聞きまして、許可、不許可以前のもので把握している数字があるというようなことを初めて知ったわけであります。  ただ、今の我々としてはできるだけ五十二年以前の状況も把握するように努めなければならない、このように思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私どもは、行政でありますから当然法に基づいて行うわけであります。したがいまして、原子炉等規制法という法律に基づいてきちっと対処をしていきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 昨年十二月に取りまとめられました行政改革会議の最終報告書で、総合科学技術会議、今御指摘のように内閣府のもとに設けると。その中で、会議自体のイニシアチブによって科学技術に関する総合戦略を具体化していこうと。それから、科学技術に関する予算とか人材等の資源配分...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) あの報告書が出ましてから、科学技術庁と文部省、私も町村文部大臣と何回か御協議をいたしまして、合同検討チームをつくりました。そして、科学技術庁の庁内にも省庁再編等推進本部というものをつくりまして、私が本部長になりまして、教育科学技術省を初めとした科学技術行...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 推進本部というのは今までに一回開きました。それから文部省との間は、これは逐次協議をしております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 本部を置いた、協議会を置いたというだけで満足するなという御指摘でございますが、やや我が田に水を引きますが、この点では文部省と科学技術庁は、すごくよくやっていると言うとちょっといけませんが、なかなかよくやっているというふうに思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) この科学技術基本法、これは超党派で議員立法でつくっていただいた。これは私はとても大きな意味があったし、現在でも持っていると思っております。  今、行政府におりますので立法府の活動を云々する立場ではないんですが、私も立法府に籍を置いておりますと、議員立法...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今数字を申し上げましたけれども、あの数字を聞きまして、一般に我が国で女性の社会的進出がまだまだ十分ではないけれども、科学技術の分野もそれに劣らずおくれていると言うと変な言い方になりますが、まだまだだなというふうに思いました。きょうはこの委員会で六人の先生...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) おっしゃるとおりだと思います。科学技術を推し進めていく場合には基本に国民の理解、支持というものがなければ、例えば宇宙開発みたいに大変な金を使うわけでありますから、国民の理解と支持がなければ私はできないと思います。なかんずく、若い世代の人たちに理解をしても...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私が子供のころ恵まれた教育だったかどうか、勉強嫌いの子供でしたから余りよく覚えていないんですけれども、しかし今に比べますと、私は東京で育ちましたけれども、すぐそばでもっと自然に触れられたというふうに思います。多摩川の河原へ行ったらいろいろな植物があったり...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 理科教育につきましては文部省で所管されておりまして町村大臣の御担当でありますので、私はどこまでお答えしたらいいのか、またお答えできるのかとちょっと戸惑っておりますけれども、今御指摘のように、科学技術基本計画の中でもかなりこの問題は重点を置いて取り組まれて...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 昭和五十四年十二月の予算折衝で四十人学級の予算がついて、今まで何年だったでしょうか。二十数年たって随分時代も変化したなと思うわけであります。  阿部先生のおっしゃっていることはなるほどなと思う面がございますけれども、先日も町村文部大臣のここでの御答弁を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、先生の御質問は、理科教育振興費が減少しているんじゃないかとおっしゃったんですか。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私として大変お答えしにくい御質問で、きょう横に町村大臣がいてくださったらもうちょっと……
○国務大臣(谷垣禎一君) いろいろ整合性を図っていく必要はあるだろうと思います。特に科学技術基本計画で、先ほど申し上げましたけれども、青少年の初等中等教育における理科教育を推進するという具体的なものがあるわけでありますから、できるだけこれは我々の方も文部省と御相談しながら、進めら...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 積算校費の問題をお取り上げになりまして、これは文部省でお考えいただくのが基本と思いますが、この間も衆議院の方で人当研究費の問題がございまして、似たような側面があると思います。こういうものの予算の増額にも我々努力しなければならないと思いますが、それと同時に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私が長官になってうんと変わってよくなったと申し上げたいのでありますが、私は基本は変わっておらないと思います。先ほど御質疑の中にも、御議論の中にもありましたけれども、科学技術基本法をつくっていただき、そのもとでの科学技術基本計画ということで推し進めているわ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) なかなか功罪というのは難しゅうございますけれども、功についてまず申し上げますと、やはり核燃料サイクルが資源論の面からも環境論の面からも重要だと、こういうことに立って中心的に推し進めてきた組織は動燃でございます。そして、確かに走り出したときは前を走っている...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 細かな面については原子力局から答弁をさせますが、今、肩先生が御指摘になったところはやっぱり一番心していかなきゃならない点じゃないかと私も思っております。今までのいろんな地域への対応のまずさなどから、できるだけ地域に密着していこうというのは私は方向としては...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 肩先生から大変温かいお励ましをいただいたと思っております。原子力核燃サイクルの確立は、これはもう総合的な技術でありますから、なかなか任重くして道遠しという気持ちがございますけれども、くじけずに頑張っていかなければならないと思っております。  どうぞ今後...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今、佐々木先生からお尋ねのございました幌延町につきましては、昭和五十九年に貯蔵工学センターを幌延町につくりたいという計画を発表したわけでございますが、それからもう十数年経過しておりまして、今、佐々木先生がお触れになりましたように、ぜひっくりたいというお声もあったわ...全文を見る
○谷垣国務大臣 二月二十六日のお申し入れば、先生のおっしゃったように文書でお申し入れをさせていただいたわけでありますが、その真意をめぐってその後いろいろな御議論があったということは私も承知をしておりまして、いささか明快を欠くところがあるいはあったのかな、こう思っております。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今佐々木先生からいろいろ御指摘もいただき、また当庁の行政の進め方についておしかりもいただいたわけでありますけれども、いずれにせよ、今のこういう情勢の中で原子力政策を進めていくためには、一番大事なことは、やはり国民の御理解をいただく、それぞれの地域、地元での御理解を...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、私どもも大変残念なことだと思っております。  今局長が答弁申し上げましたように、大勢の方々を煩わせましてこういう調査に協力をしていただいた。こういうことが二度とないようにきちっと配慮してまいりたい、このように思っております。
○谷垣国務大臣 率直に申し上げて、今安全局長からお答えをした以上のことを今私は申し上げる用意はございません。  ただ、やはり私どもも実効性ということを考えなければなりません。今局長から御答弁申し上げたように、沃素剤の副作用とか、あるいはそれを服用する場合のいろいろな医学的な問題...全文を見る
○谷垣国務大臣 何度も立たせていただいたからといって前と違う御答弁をするわけにはいかないのでございますけれども、御指摘の点は頭に置いて、今後も、何というのでしょうか、全く頭の中から抜けているということは申し上げるつもりはございません。
○谷垣国務大臣 私は、今回の事故調査は適切に行っていただいたと思っております。きちっと原因を解明していただいたというふうに思っておりますし、また今いろいろ、同じ人間でできるのかという御批判がございましたけれども、これは中身の検討は技術的なものなわけですね。それから、特別に動燃と利...全文を見る
○谷垣国務大臣 「もんじゅ」の運転再開はこの時点でやめるようにという御指摘でございますが、先ほど原子力局長の御答弁の中でも申し上げておりますように、高速増殖炉をどう位置づけていくか、研究開発の場の一つとして「もんじゅ」を位置づけていくというのが私どもの方針でございます。  現段...全文を見る
○谷垣国務大臣 今御議論になりました原子力防災特別措置法と申しますか、これについては、桑原先生御指摘のように、今までも関係の自治体からたびたび御要望がございました。それから、そこに大野科学技術委員長がいらっしゃいますが、科学技術委員会でもたびたびこのことは議論をされております。ま...全文を見る
03月23日第142回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、環境庁長官からもいろいろお話がございましたけれども、もともと原子力は資源小国であるという資源論の観点から開発が進められてきたわけでありますが、最近では地球温暖化等の環境論の観点からもその重要性、なかんずく核燃料サイクルを確立していくということがやっぱ...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 阪神・淡路大震災をきっかけに総理府に地震調査研究推進本部が発足いたしまして、科学技術庁長官、私でございますが本部長を務めております。そして、この推進本部のもとに地震調査委員会というのがございまして、毎月定例会を開いて日本全国の地震活動に関して評価を行って...全文を見る
03月27日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  これまで、動力炉・核燃料開発事業団は、昭和四十二年に設立されて以来、原子力基本法に基づく原子力の開発機関として、高速増殖炉及び新型転換炉に関...全文を見る
03月27日第142回国会 衆議院 本会議 第22号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  これまで、動力炉・核燃料開発事業団は、昭和四十二年に設立されて以来、原子力基本法に基づく原子力の開発機関として高速増殖炉及び新型転換炉に関する開発...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 辻議員にお答えいたします。  原子力防災特別措置法制定についてのお尋ねがございましたが、原子力施設において環境に影響を及ぼすような事故があってはならないことはもちろんでありますが、地元住民の安全を確保し、また安心していただくために、防災対策は必ず必要で...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 斉藤議員にお答えをいたします。  まず、国民の信頼を取り戻すために原子力基本法の原則に立ち返るべきだという御指摘をいただきました。  先ほど総理からも答弁申し上げたとおりでございますが、私も、原子力基本法の民主、自主、公開、この原則は何度でも確認しな...全文を見る
04月01日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 きょうから動燃改革法、原子力基本法の御質疑に入っていただくことになりまして、私としても全力を尽くしてこの委員会で御議論をさせていただきたいと思っております。最初に、委員の皆様方によろしくお願いを申し上げたいと思っております。そして、きょうの質問のトップバッターとし...全文を見る
○谷垣国務大臣 国民の信頼を得ていくためには情報公開を積極的に推し進めろという御趣旨、全く私賛成でございます。  昨年まで原子力委員長代理をお務めいただいた伊原先生が最近お書きになりました本に「安全から安心への原子力」、たしかそういう副題をつけておられると思うのです。先ほどから...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、辻先生の御研究の成果が大変あらわれた御質問であって、私も正直申しまして、ハンフォードですか、その行われた実験あるいは論文の中身を十分評価する能力がございませんので、わかりませんが、この中身については、科学技術庁としても、今局長が答弁しておりますように、どういう...全文を見る
○谷垣国務大臣 今原子力局長から御答弁申し上げましたように、この案は、吉川委員会、それから西澤先生の高速増殖炉の懇談会、こういうような今までの検討を踏まえて出されたもの、基本的にその方向を尊重してつくられたものというふうに見ております。原子力委員会としましては、やはり一連の事故が...全文を見る
○谷垣国務大臣 いわゆる長期計画のあり方については、いろいろな議論があり得ると思うのです。それで、今斉藤先生がおっしゃったような、やや旧時代の社会主義的な考え方だという議論も、これは硬直化していけば当然そういう議論は強くなっていくと思いますし、他方、ああいうものをもってうんと議論...全文を見る
○谷垣国務大臣 今斉藤先生御指摘になったように、先ほどから私、仏つくって魂入れずというようなことをたびたび申すわけですけれども、この魂を入れるためには、やはり動燃の新しい執行部体制、その中核になる方の人事というのは一番大事なんだと思っております。  それで、ここのところは実は、...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、動燃は今まで長い時間をかけてなかなかの技術と経験を蓄積してきたと思うのですが、ああいう事故に対応するときに極めて不適切な面をさらけ出して、要するに、全体を統括してやっていく経営が不在であったという指摘はまさにそのとおりだろうと思います。  それで、経営が不...全文を見る
○谷垣国務大臣 そういうことだろうと私も思っております。  つまりこれは、これからの行政のあり方なんかで橋本総理もたびたび予算委員会等でも答弁しておられますけれども、要するに、幅広く行政指導で、事前に対応していくという方法よりも、明確な業務を与えて、その中で自己責任でもってやっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど私、何という言葉で表現したのか、自分でも記憶が明確でないと言うといけないのですけれども、外部評価というと何かちょっと、あるいは私がそう申し上げたのなら不適切かもしれません。  要するに、余りにも理事長の権限を外から縛ってしまう、こういうイメージでとらえてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず、今こうして御審議をいただいている法案でありますけれども、先ほど来の御議論のように、動燃改革検討委員会等で長い間、あるいは当委員会でもいろいろ動燃の改革について長い間御議論を賜ってまいりました。そういうものを踏まえまして出した法案でございます。まずこれの早い成...全文を見る
○谷垣国務大臣 一つとおっしゃられると、実は、どうお答えしようか苦しむのでありますが、これは先ほどから申し上げているように、新生法人に明確なミッションを与えて、そしてその明確なミッションのもとでの権限と責任を明確にしていくということではないかと思っております。そして、そのことが業...全文を見る
○谷垣国務大臣 京都大学の工学部で原子核工学を専攻された吉井先生の御論議に私お答えするような専門的知識がないわけでございますが、ナトリウムを冷却材として用いた高速増殖炉ばかりじゃないぞということをおっしゃっているのだろうと思います。  ただ、これは、動燃がいろいろな事故を起こし...全文を見る
○谷垣国務大臣 先日も本会議で、斉藤議員の御質問だったと思いますが、もう一回原子力基本法の原点に立ち返るべきだという御趣旨の御質問があって、私は、何度でもその原点は見直さなければならなやということを御答弁申し上げたわけであります。  ただ、具体的になりますと、やはりどこまででき...全文を見る
○谷垣国務大臣 今島津委員から、今のエネルギーの状況の中で原子力を位置づけながら御質問いただいたわけでありますけれども、私の認識も先生の御認識とおおむね同じでございまして、我が国のように資源の乏しい国、八割を輸入に頼らなければならない国でありますし、その中で、今いろいろ苦労をして...全文を見る
○谷垣国務大臣 現行の原子力行政体制といいますか、それは、一応原子力委員会それから原子力安全委員会と二つの委員会が大きな方針を立てて、そのもとで、エネルギー政策の観点からは通産省が、科学技術の観点からは科学技術庁が推進をしてきた、その間の連携を持ちながら推進をしてきたというのが今...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、資源論とそれから環境論の両面から日本にとって核燃料サイクルの確立が必要ではないかということを申し上げたわけであります。そして、その前提はやはり安全確保であり、その安全確保をいろいろな手段を通じて国民の安心に結びつけていかなければならないということを申し上げ...全文を見る
○谷垣国務大臣 島津先生御指摘のように、この不祥事の一義的な責任は動燃にあるということはもちろんでありますけれども、それと同時に、監督官庁としての科学技術庁の責任を否定するわけにはまいりません。  去年八月一日に、科学技術庁としても、動燃の一連の問題に関しまして、指導監督の立場...全文を見る
○谷垣国務大臣 天然ウランにつきましては、我が国の原子力開発利用の自主性や安定性を確保する上から安定確保に努めなきゃいけない、こういうことで、今までウランの探鉱ということを動燃がやってきました。これは、今御指摘のようなオーストラリアとか、酷熱の地のようなところへ行きましてウランを...全文を見る
○谷垣国務大臣 今お尋ねの点は、まず最初に条文を申し上げますと、核燃料サイクル開発機構法附則の第十条二項に書いてございます。  今回の改正は、動燃を抜本的に改組して、名称も核燃料サイクル開発機構と改めるわけですが、今まで動燃が負っていた義務あるいは責任、これは当然にすべて新法人...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も、先ほど局長が御答弁いたしましたように、そういう協定が存在している、その協定の中にそういう条項があるということも承知をしておりますが、なかなかそれを現実に履行することが難しい状況にあるとも聞いております。今鳥取県の中でいろいろ御努力いただいていることも聞いてお...全文を見る
○谷垣国務大臣 保坂先生の御意見は承って、私も受けとめますが、しかし、この協定どおり解決していくためにはいろいろな条件がまだなかなか難しいということも承知しておりますので、これ以上のことはなかなか今お答えできないということでございます。
○谷垣国務大臣 保坂先生の御指摘は承っておきます。
○谷垣国務大臣 先ほどから申し上げておりますが、それぞれが御努力をいただいておりますので、その御努力を見守ってまいりたいと思っております。
04月03日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今木村先生おっしゃったように、核燃料サイクルというものは、我々は、日本にとって絶対に必要なものだろう、こういう観点から今までも取り組んできましたし、これからも取り組みたいと思っているわけでありますけれども、今御指摘になりましたように、一つは、エネルギー資源という観...全文を見る
○谷垣国務大臣 今御審議をお願いしている法案においても、高速増殖炉の研究開発というものを新しい組織体の中核的な任務に位置づけているわけでありますけれども、「もんじゅ」の事故以来いろいろな議論がございまして、そういう議論を十分に吸収して新しい対応を考えていかなければならないというこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 基本的な認識として、今木村委員がおっしゃったように、この最後のところの、廃棄物の処理処分というのをきちっと位置づけていかなければ全体が完結しない、こういうことだろうと思います。しかし、これがある意味では社会的に見ても一番難しい問題であるというふうに思っております。...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回御審議をお願いしております動燃革の法案でありますけれども、吉田委員が御指摘になりましたように、吉川先生の報告書、それから鈴木先生のもとでの作業部会の報告書、こういうものが背景にございまして、引用されました経営の不在というのがやはり根本的な原因にあるであろう、こ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今吉田先生、大変大事な点を御指摘でございますので、具体的には政府委員あるいは動燃から答弁してもらった方がいいかと思いますが、私から一つお答えしておきたいことは、事故が起こるという前提で物事を考えるのか、事故は起こらぬという前提で考えるのかという点でございます。 ...全文を見る
○谷垣国務大臣 やはり新法人に移行するに当たっては、今の動燃のマイナスの遺産を断ち切っていっていただくということが大事だと私は思うのです。ですから、現在、いろいろそれに向けての準備の取り組みをしていただいている、これは強化してやっていただいているわけでありますけれども、それを新法...全文を見る
○谷垣国務大臣 今御指摘のとおりだと思います。  原子力エネルギーの開発あるいは原子力の利用というものは、これは日本だけのことでありませんけれども、安全確保がまず第一義である。しかし、それは当事者が安全だと言っているだけではやはり足らないのであって、安全が安心に結びついていかな...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどの御議論の中にもございましたし、今も御指摘を受けたわけでありますけれども、経営の主体性を確立していくためには、まず理事長の裁量権が必要だろうと思います。  それで、後で政府委員の方から細かに御説明させた方がよろしいかと思いますが、株式会社等々と違いまして、...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど来繰り返し御答弁をしておりますけれども、新法人の権限と責任をはっきりさせていく、その中で裁量権も明確にしていって主体性を確立していただく。科学技術庁としては、あるいは国としては、基本的な方針を定めて、後は事後的な実施結果について厳正に評価、監査する、その中で...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、新しい法人の形を御審議いただいている過程でありますから、具体的にだれをどうするというようなことはとても御答弁できるような段階ではないわけでございます。  ただ、一般論として申し上げますと、いろいろこうやって、仕組みをいじったり権限がどうだということを申し上げ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の御議論は、私は、ある意味では今度の新しい機構の一番本質に関連する議論ではないのかなと思って伺っておりました。近藤先生のような御議論も今までの過程の中で当然あったわけであります。  ただ、今の姿は、先生が御指摘されている姿とはちょっと違う形で仕上がっております...全文を見る
○谷垣国務大臣 衆議院のこの委員会でこの法案を御審議賜って以来、あるいは以前からと申し上げてよろしいと思いますが、動燃の一連の事故が原子力行政そのものに対する国民の信頼といいますか安心感を損なったではないかという御指摘は、ずっとどの委員からも異口同音に御指摘があったというふうに受...全文を見る
○谷垣国務大臣 今桑原先生御指摘の点は多岐にわたって、原子力行政を見直せということで、いろいろ重要な御指摘があったのだろうと思います。  安全委員会あるいは原子力委員会に関して、三条委員会か八条委員会かという議論も、これはずっとある議論でございます。この間本会議でも、辻先生の御...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど近藤委員の御質問の際にもお答えしたことでありますけれども、機構の権限と責任というものをやはりまず明らかにする必要があるだろう。その上で、責任を持って仕事をしてもらう、裁量権も持ってもらう、そういう中で経営の主体性も確立してもらう、そのためには、理事長のいたず...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど近藤委員にも御答弁したところでありますけれども、これにはいろいろな考え方があったわけでございまして、第三者機関というか外部組織として位置づけるべきではないかという御議論もあったわけでありますし、任命権を理事長に持たせるのは、結局、理事長の言うなりになっちゃう...全文を見る
○谷垣国務大臣 雇用の安定に十分意を用いろという御指摘で、私も、動燃改革の上で、これから新しい機構の職員が安心して意欲を持って仕事をしてもらうためにも、今回、その点を十分に配慮して進めていくことが必要である、こう思っております。
○谷垣国務大臣 これもたびたび申し上げておりますが、やはり国民の皆様に原子力に対する信頼、安全というだけではなしに安心を持っていただくためには、資料公開というものをしなければいかぬ、私はこれは当然の流れだろうと思います。  それで、「もんじゅ」とおっしゃいましたが、要するに、あ...全文を見る
○谷垣国務大臣 科学技術庁の長官を務められた先輩である近江先生から、チェルノブイリ等の事故を引かれまして、これからの原子力行政の進め方について、ある意味では大変厳しい御指摘でもあろうと思いますし、何とかこれを立て直さなければというお気持ちからの御発言をいただきまして、まず心から御...全文を見る
○谷垣国務大臣 「もんじゅ」と申しますか、高速増殖炉につきましては、「もんじゅ」の事故の後、いわゆる円卓会議というのを開きまして各方面の御意見を伺ったわけでありますが、そういう中からも、高速増殖炉のあり方についてはきちっと議論する必要があるだろうということで、高速増殖炉懇談会、こ...全文を見る
○谷垣国務大臣 本法律案の中でどのように動燃を改革していくか、立て直していくかという骨子につきましては、これもたびたび御答弁申し上げているところでございますけれども、一番根本のことでありますから骨子を申し上げますと、まず第一に、今まで業務を広げ過ぎていたところがやはりあったと思い...全文を見る
○谷垣国務大臣 近江先生から、長い間の御経験に基づいた大変苦言を呈されたわけでありますけれども、我々も、今の御意見は正面から受けとめていかなければならないと思っております。  そのためにも、今御指摘になったような情報公開を徹底していく、それで、外の風も、自分の正体と言うと言葉は...全文を見る
○谷垣国務大臣 原子力開発利用長期計画を、今先生のお話は早急に見直せということでございますけれども、この法案の審議が始まりましてからも、たびたび長計をそろそろ見直す時期ではないかというお問いかけもいただいているわけであります。  これもたびたび御答弁しておりますが、あれはたしか...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、今の御議論が一つのポイントだと思っておりまして、決して事故があることがいいとかというふうに思っているわけではないのです。ただ、やはりこれは完成した技術体系というわけではないわけですね。今、研究開発を進めている最中でありまして、いろいろな工夫もなければならない...全文を見る
○谷垣国務大臣 名前につきましては、まずいろいろな議論が正直申し上げてございました。  一つは、名前はそんなにこだわることないじゃないかという議論がございまして、その中にもいろいろあって、今まで動力炉と核燃料をやってきて、実際またそれをやるのだから名前を変える必要があるのかとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 ここらのところはまだ全く白紙でございまして、これは理事長が選ばれるということになっておりますから、新しい理事長にどなたがおなりになって、その方がどういう方針を盛られるかということが私は基本にあると思います。  それで、先ほどかちも御答弁申し上げているわけですけれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も、今局長が御答弁した以上のことを、実はその中身も正直言って全部理解できていることばかりではございません。  ただ、吉井先生おっしゃったように、フロントランナーの立場に立っていくと、今までよりも視野を広げていかなければならないのは当然なことですし、今までの、先...全文を見る
○谷垣国務大臣 原子力安全委員会の安全審査能力をもっと強化していくためにはどうあるべきかということでございますが、一昨日の議論でも、きょうの議論でも、多くの先生方から、それはどうしたらいいのかというお考えを私どもも拝聴したところでございます。  三条委員会、八条委員会という議論...全文を見る
○谷垣国務大臣 高レベル放射性廃棄物の処分というのをきちっと見定めるということは、核燃料サイクルを考えていく上で一番大事な問題だろうと思います。先ほども菅原先生が、トイレのない家というような表現を用いられましたけれども、私もそうだと思っております。それと同時に、やはりここのところ...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、北岡委員が御指摘になったように、今の日本の経済社会、いろいろ構造改革の必要が叫ばれているわけですけれども、何となく閉塞感のある、周りに壁があるようなのを突き破っていくにはいろんなことを考えなきゃいけないと思うんですが、そのためのやはり大きな有力な要素...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、科学技術庁に来るまでは、科学技術庁という役所は原子力とか宇宙開発とか、そういうものが中心だというイメージを持っていたわけでございます。いろんなところでお話を開いてみましても、科学技術というとどちらかというと物理学を中心として発展してきた分野というよ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の生命倫理問題につきましては、科学技術会議の中に生命倫理委員会というのを設けまして、私も出席させていただいてその御議論をいろいろ伺っているわけですけれども、大変幅広いいろんな問題があるなど、こう思っております。  一方で、クローン技術というものは、遺...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 地球温暖化防止のために科学技術が果たさなきゃならない役割というのは私は非常に大きいと思っているんです。  そこで、どう果たしていくかというと、二通りあるんだろうと思うんですね。一つは、北岡委員もおっしゃったわけでありますけれども、地球が温暖化していくそ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 科学技術の振興は、これは国民の理解が背景になければなかなかできないんだろうと思います。我が役所もこのところ衛星の打ち上げに失敗したり、必ずしも思うとおりいっていないところがございます。しかし、国民の血税でやらせていただいているわけでありますから、完璧を期...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、萱野先生がお話しになりましたように、地元の幌延のこの貯蔵工学センター計画については長い経緯がございまして、いろんなことがあったわけでございます。  去る二月二十六日に、ここにおります加藤原子力局長の名前をもちまして北海道の知事に対して、貯蔵工学セン...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の衛星ロケットの打ち上げ、静止軌道に投入するのを失敗したというのはまことに遺憾な事故でございまして、今原因究明作業を進めているところでありますが、大分問題点が洗い出されつつございますけれども、現時点でまだ事故原因の特定には至っておりません。  私は...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいまの松先生の御質問は、まことに一つのこの問題の核心にあるお問いかけだろうと私は思っております。それで、今HⅡAロケットというのを開発しておりまして、再来年に打ち上げることになっておりますが、これはコストダウンを図りまして、今局長が御答弁をいたしまし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘のように巨額な予算を使って打ち上げているわけでありますから、一回一回の打ち上げというものは万全を期してやらなければならない。その意味で、今回の打ち上げ失敗の結果はまことに残念なことで、申しわけないと思っているわけでございます。  ただ他方、一回...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 松先生の御質問の中に私の答弁も用意されているような御質問でございましたけれども、私として米国債を売却すればよいかどうかというようなことを御答弁申し上げる立場にはございませんで、あれは外貨準備として持っているわけでございますから、その立場から運用していただ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 「いわゆる」の「いわゆる」とは何ぞやと、こういう御趣旨だろうと思いますが、研究を推し進めていくに当たってまずきちっと用語の問題を定義しようという御趣旨は、私も全く賛成でございます。  それで、環境ホルモンあるいはいわゆる環境ホルモンと言われているのは、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 具体的な今までの取り組み等については局長から答弁を申し上げますが、先ほど六十七種類ということを申し上げたわけでありますが、率直に申し上げて、これまでの科学的知見は部分的なものでございます。  それで、私としては、まずこれらの物質の生態への影響のメカニズ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も補正等に関連してお答えする準備がございませんが、委員が御指摘になった、政府間でばらばらでやるのではなしによく連携を保ってやれという御指摘と、それから国際的な連携を十分にとれという御指摘はそのとおりだと思います。工夫をさせていただきたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、阿部委員が御指摘になるように、科学技術という薬をつけたら直ちに産業空洞化やあるいは新規産業育成がぱっとできるというようなものではないだろうと私も思います。科学技術の育成ということはやはり長期的な視野で考えていかなければならないということがあるんだ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃったことも大事な研究テーマの一つであると私は思います。  それで、国立試験研究機関でどういうことに取り組むべきかということになってくるわけでありますけれども、いろんな国立試験研究機関がありまして、それぞれ設置目的もあり、研究対象も異なるわけで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 地震については青江局長から御答弁をいたしましたが、今の阿部委員の御質問は、例えば地震なら地震というときに、集中的にはっと行くことに問題があるんではないかということでありますけれども、私、二方面あるんじゃないかと思うんです。  要するに、日々こつこつとや...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の扇先生のは大きなテーマでございますので、短い言葉でうまく答弁できるか自信がないのでありますが、私どもはやはり核燃料サイクルの確立というのがこの資源小国の日本において必要であると、資源論からも必要であるし、環境論の観点からも核燃料サイクルを確立していく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、扇先生おっしゃいましたように、いろんな国がこの高速増殖炉の開発に参加をしてきて、トップランナーであったのが多分フランスだろうと思います。そのフランスでもスーパーフェニックスは、いろんな政治的な理由もあったと思いますが、経済的な理由で見限ると、こういう...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) お答えいたします。  原子炉等規制法の仕組みは、使用するときに届け出をする、あるいは承認を得なければならないということになっております。今、先生が議論をされております国立大学等におきましては、この原子炉等規制法が規定される前、ちょっと細かに申し上げます...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど御答弁するときにちょっと言い忘れたんですが、委員がこれだけの量があると相当な放射線を出しているではないかという御指摘がございました。私どもが受けております報告は、それぞれ各大学等においても管理は適切に行われているということを聞いておりまして、保管し...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今辻先生から、長い御経験の中で、なかなか情報が出てこないぞという御指摘をいただいたわけであります。  私は昨年の九月に科学技術庁に参りまして、私も動燃の事故の一連の経過というものが頭にあったものですから、このあたりがどうなっているかというのが一番関心がございまし...全文を見る
○谷垣国務大臣 今辻先生御指摘のように、今までやりました原子力円卓会議というのは非常に大きな役割を果たしたと私は思っております。  それで今、原子力政策についていろいろ疑問も出たり不安感も出て、こういう中で我々は動燃改革をやらなければならぬと思っているわけでありますけれども、さ...全文を見る
○谷垣国務大臣 内閣府のもとに置いて、やはり安全性は大事だから機能強化をしていくというのが今度の省庁再編の法案の中にも盛り込まれておる考え方だろうと思っております。今までも、安全委員会は安全委員会として大変御努力をいただいているわけでありますけれども、私もここで何回か御答弁をして...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、安全委員長からも御答弁いただいたとおり、今までも御努力をいただいてきたし、十分その機能を発揮していただいたとは思っております。  ただ、内閣府に位置づけようという過程の中でどういう機能強化が図れるかということは、我々も考えていかなければならないと思っておりま...全文を見る
○谷垣国務大臣 そのあたりも機能強化をどう図れるかの中の一つの要素だろうと思います。
○谷垣国務大臣 私の選挙区は辻先生の選挙区の隣でございまして、今おっしゃった小浜線も私の選挙区の舞鶴まで来ているわけでございます。私も、この小浜線だけではなく、舞鶴線を含めまして、何とか早く進めなければいけないという思いは辻先生と全く同じでございます。  ただ、これも民営になっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 原子力防災特別措置法については、今までも辻先生が熱心にお取り組みをいただいてきたところでございます。私も資料をいただいておりますが、それだけではなくて、今御指摘のように、地元自治体からも強い要望が今まであることも承知しております。  そこで、科学技術庁としては、...全文を見る
○谷垣国務大臣 防災の特別措置法につきましては、先ほども御答弁いたしましたけれども、検討会で指摘された論点を積極的に詰めていきたいと思っております。
○谷垣国務大臣 前回も申し上げたのですが、今この法案を国会で御審議をお願いしている最中でございますし、具体的に理事長をどう選ぶかというようなことはなかなか、今申し上げるべき段階ではないと思うのですが、一般論として申しますと、今斉藤先生が御指摘になったようなことを考えなければいけな...全文を見る
○谷垣国務大臣 これも今御答弁申し上げたことの繰り返しになるのですが、この新しい機構の法律を御議論いただいている最中に、具体的にどういうところから選ぶというようなこともなかなか、今私が申し上げるべきではないと思うのです。  ただ、これも一般論として申し上げれば、どこから持ってこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の点は、制度的な可能性を追求すればいろいろなことがあるのだろうと思うのです。  これは、私は、こんなことを言い出してとんでもない例を持ち出すとちょっと自分でもいかぬかなという気持ちもありながら申し上げるのですが、ちょうど指揮権発動みたいなもの。やはり最終的には...全文を見る
○谷垣国務大臣 辻先生の御議論にも、ちょうど公聴会の御意見を踏まえて、その辺はどう考えるかという御質問がございました。  今先生も意識して御発言ですが、私も今、余りあらかじめ新しい理事長の判断を制限するようなことは言ってはいけないと思いますが、実は、前回斉藤先生へ答弁をしました...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、あのころ科学技術庁におりませんで、当時の議論を詳細にわたるまで承知していないところがありますので、余り無責任なことを申し上げるわけにもいかないと思っておりますが、当時、科学技術庁の外におりまして、一国会議員として見ておりまして、若干、唐突と言うと言葉が過ぎる...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、斉藤先生が御指摘になりましたように、情報公開の基本的考え方は、情報を持っている者がお情けによって教えてやるぞというようなたぐいのものではなくて、主権者たる国民に公開するのが原則である。もちろん、斉藤先生もおっしゃったように、それは全部公開できるというわけでは必...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃいましたように、上齋原村にとって、今まで人形峠の動燃の施設が地域社会に占めてきた役割というのは大きなものがあったと思います。また、それと同時に、あそこで研究開発を進めてこられたことの背後には、上齋原村を初めとする地域の御協力があって初めて今日までやってこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今吉田委員が、両方ごらんになって、やはり地域の差というものがあるなとお感じになった。私も実は、科学技術庁に参りまして、そういうようなことを感じております。  茨城県と福井県は、どちらも国の原子力政策上極めて重要な位置づけを持った施設が立地しているわけでありまして...全文を見る
○谷垣国務大臣 今吉田先生から一元化というお話がございまして、我々、今は私も行政庁の中におりますが、外におりますと、やはり一つのことを実現するにもなかなか役所間の違いを乗り越えていくのは難しいという経験を今まで何度もしてきております。  ただ、地域振興の場合の御要望が多岐にわた...全文を見る
○谷垣国務大臣 お答えをする前に、先ほど私の選挙区の丹後とも御縁の深い吉田先生からいろいろ言っていただきまして、ありがとうございます。  それで、ちょっとプライベートなことでございますが、議事録に間違ったことが載ってはいけないと思いますので訂正をいたしますが、私は日比谷高校は出...全文を見る
○谷垣国務大臣 私から答弁した後、政府委員から答弁をさせたいと思いますが、「ふげん」をもう一度見直すべきではないか、それがエネルギー安全保障ではないかという御質問でございますが、今度の法律案では、附則の十条で、五年を超えない範囲内に整理縮小を行うというふうに規定してございまして、...全文を見る
○谷垣国務大臣 もともと私が聞いておりますところでは、動燃という集団には、日本に自主的な技術を確立するんだという使命感に燃えた、本当に優秀な技術者が集まってくる、意気に燃えた集団であったというふうに私は聞いておりまして、先生御指摘のように、いろいろ不祥事が起こったことも事実でござ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今こうして御審議をいただいております法案は、新しい法人ができましたら、今までの動燃の役員、これは全部任期が終了することになっております。  したがいまして、通していただきましたら、新しい執行部といいますか体制をつくっていかなければならないわけでありますけれども、...全文を見る
○谷垣国務大臣 動燃の事故は、動燃自体の責任問題というのが第一義であることはもちろんでありますけれども、それと同時に監督官庁の科学技術庁としても反省すべき点が多々あり、それだけに責任もある、こう思っているわけです。  それで、去年八月一日に、文書で具体的な科学技術庁の改革方針を...全文を見る
○谷垣国務大臣 そもそも論みたいなことを申し上げてもなんでありますが、我が国はやはり資源に乏しいわけでありますから、安定的にエネルギー資源を確保していくという資源論の観点から見ましても、それから、それと同時に電力を、エネルギーをつくるときにCO2を排出しないという意味合い、それか...全文を見る
○谷垣国務大臣 達増委員は玉虫色とおっしゃったけれども、私は必ずしも玉虫色とは思っていないのであります。従来の長計はかなりいろいろ書き込んだものでありまして、かなりリジッドというふうに言っていいのかどうかわかりませんけれども、もう少し柔軟性がやはり求められるのではないか。  そ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから吉井先生のお話を伺っておりまして、幾つか私ちょっと吉井先生と理解が違うなと思う点がございました。  一つは、経営の不在、経営ということのとらえ方がちょっと私と違うなと思いました。経営が存在するということが同時に研究者が生き生き研究できないことだというふ...全文を見る
○谷垣国務大臣 安全より安心と、標語みたいになっておりますが、安全より安心が大事だということではなくて、安全だけを言っていればいいのではなくて安心をしていただくようなことももっと考えていかなければならないという意味だろうと思うのです。  それで、その前提として、安全とは何かとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は基本的に同じだと思っております。
○谷垣国務大臣 先ほど、確率といいますか、そういうことをおっしゃいました。何%かの確率で、人間のやることだから失敗はあり得ると。それで、それをカバーする方向を考えていかなければならない、こういうのがあらゆる科学技術の基本にある考え方だ、原子力もそれに当てはまるというふうに今申し上...全文を見る
○谷垣国務大臣 高木さんの御発言はなかなか皮肉のきいた御発言だなと思いますが、私も、何も手放しでトップランナーということを申し上げているわけではなくて、幸か不幸かトップランナーになったというような、抑制した表現をしたつもりなのです。  ただ、いろいろな事情で、撤退をされていった...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは先ほどの吉井先生の御質問にやや引きずられたところがございまして、吉井先生は何が何でもやるというのはよくないとおっしゃったものですから、何が何でもと言っているわけではないと申し上げて、キーワードにするつもりではないわけであります。  ただ、その辺は柔軟に視野...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の段階で、この高速増殖炉、核燃料サイクルに関して大幅に政策を変更するというようなことは、私自身が考えているわけではありません。  ただ、いろいろな経済情勢あるいは科学技術の情勢、そういうものは常に情報も収集するし、初めからそういうものを一方的な見方で排除するよ...全文を見る
○谷垣国務大臣 はしの上げおろしについて、ちょっと一言だけ。  はしの上げおろしという表現は、私ははしの上げおろしとまでは言わないがというふうにいつも言っていたと思うのです。
○谷垣国務大臣 内閣は、この修正案に反対であります。     —————————————
○谷垣国務大臣 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして御可決をいただき、まことにありがとうございます。  私といたしましては、ただいま御決議いただきました附帯決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、動燃改革に全力を挙げて取り組んでまいる所存であ...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  宇宙開発事業団は、昭和四十四年に設立されて以来、我が国の宇宙開発の中核的実施機関として、平和の目的に限り、人工衛星及び人工衛星打ち上げ用ロケットの開発、打ち...全文を見る
04月22日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 動燃改革の一環である人形峠事業所の整理縮小問題につきましては、地域社会の影響緩和を図るよう、上斎原村、岡山県、動燃及び科学技術庁の四者による枠組みを設けまして、上齋原村の意向を確認しつつ検討を進めております。  この第三回会合を今月二十日、岡山県庁にて行いまして...全文を見る
○谷垣国務大臣 研究交流促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  昨今の我が国経済社会の閉塞感を打破するとともに経済構造改革に資するものとして、幅広い分野における新産業の創出等への期待が高まっております。  このような期待にこたえる...全文を見る
04月22日第142回国会 参議院 本会議 第22号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  これまで、動力炉・核燃料開発事業団は、昭和四十二年に設立されて以来、原子力基本法に基づく原子力の開発機関として、高速増殖炉及び新型転換炉に関する開...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 小林議員にお答えいたします。  まず、動燃改革につきまして、法律改正以外の取り組みはどうなっているかというお尋ねでございますが、改革を実現して、新法人の器に、仏に魂を吹き込んでいくためには、まず動燃職員一人一人が新たな法人として出直す覚悟で意識改革に努...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 松議員にお答えいたします。  情報公開につきまして、経営、管理に関する資料も含めるべきだという御意見でございました。  動燃では、閉鎖的な体質が指摘されております。それを改めていくためには、積極的に情報を公開し、あるいは発信して、それに対する国民の声...全文を見る
04月23日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 宇宙科学研究所と宇宙開発事業団、どういうふうに役割分担し、協力し、あるいは今後の行革議論の中でどういうふうに考え方を整理していくかという問題でございますけれども、宇宙開発事業団は、もうこれは申し上げるまでもなく宇宙開発の我が国の中核的な機関でございます。...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ロシアはアメリカと並びまして宇宙先進国でございますし、特に有人宇宙技術を初めとする豊富な知識経験を有している国でございますから、ロシアとの国際協力というのは我が国の宇宙開発の進展にとっても大変意味があるものであるというふうに考えております。今までもこうい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 具体的な状況は局長の方から御答弁をいたしますが、基本的な考え方としまして、これから国際宇宙ステーション計画というものが進んでまいります、今御指摘になりました。こういうものになりますと相当な資金というものも必要とされますし、なかなか一国だけでは進めていくの...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、幾つか問題を指摘されたわけでありますけれども、これは先ほどの御答弁の繰り返しになりますが、やはり日本が得意の分野で、先ほどおっしゃった熱帯降雨の観測であるとか地球変動のようなもので、日本の持っている技術を十分使って世界の各国に使ってもらう、これは極め...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私先生から一番考えなければならない点を御指摘いただいたわけでありますけれども、私もこの委員会で既に御答弁を申し上げたことがあったと思いますが、この宇宙開発に限らず、国の行っております試験研究あるいは開発と申しますか、こういうものは国民からいただいている血...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ロケットを自分で持つということがどういうメリットを持つかということでありますけれども、役所の書いた答弁ペーパーもあるのでございますが、そちらの方が細かに言っていると思いますが、私考えておりますことを一つ申しますと、要するに先ほど申し上げたことの繰り返しに...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに財政の厳しい中であることはおっしゃるとおりです。それで、宇宙開発のようなもの、あるいは宇宙開発に限らず科学技術、こういう今の景気の状況の中で、それがどういう見返りになって返ってくるかもわからないことに、今のようなときにうんと巨額な予算を使う必要があ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 特殊法人の役員給与につきましては今までもいろいろ議論がありまして、今の行革基本法の中でもいろいろ御議論がございます。  私は、やはり重い責任を負っていただく方にしかるべく待遇というのももちろん必要だと思います。他方、平成九年十二月に閣議決定をやっており...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、肩先生から大変ありがたい御指摘をいただきまして、本当に我が意を得たという思いでございます。  今、今年度予算の中から月の探査衛星、あれはたしかSELENEと言ったと思いますが、あるいは観測衛星ALOSですか、御指摘をいただきました。月探査衛星のよう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、サイエンス・チャンネルをお取り上げいただいて大変ありがたいわけでございますが、ちょっと今手元に資料がないので正確ではありませんが、最近ある資料を見ますと、青少年の理科とか科学技術に対する関心がどうあるかというアンケート調査でございます。青少年だけじゃ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そういう発言は恐らく、ちょっと想像で申しますと、影響を最小限にとどめたいという願望がそういう発言になってしまったんだろうと思います。しかし、肩先生御指摘のように、私あの後すぐ指示いたしましたのは、速やかに、速やかにということは拙速であってはならないが、速...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 全くそのとおりだろうと思います。私ども大変今厳しい予算の中で仕事をするわけでございますから、やってきたことの評価、それからこれからやるべきことの見通し、それも評価が関連してくると思いますが、そういうことをきちっと積み重ねていって国民に御理解をいただくとい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘のように、宇宙開発は直接我々の生活に役立つ、数々利便を提供している面がございますし、それと同時に、真善美を求める人間のよいところを伸ばしてくれる、そういう夢も持っているわけであります。国民の御理解を得ながら、我々のこの外交といいますか国際貢献の重...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  これまで動力炉・核燃料開発事業団は、昭和四十二年に設立されて以来、原子力基本法に基づく原子力の開発機関として、高速増殖炉及び新型転...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 辻委員にお答えいたします。  科学技術の発展に伴いまして、我々の生活がいろいろ利便を得て大層進んできたということも事実でございますけれども、一方、また科学技術の発展、例えば最近ではクローンというようなものが話題になっているわけでありますけれども、けさの新聞にもイ...全文を見る
○谷垣国務大臣 私ども科学技術庁は今まで科学技術を推進する科学技術行政を担ってきたわけでございますけれども、文部省は大学等の学術行政それから教育行政、これを熱心に推進してこられたわけでございます。科学技術を進めていきます場合には、大学等の研究機関の学術行政と科学技術行政が有機的に...全文を見る
○谷垣国務大臣 簡潔にお答えをいたします。  国立試験研究機関にはいろいろなものがございまして、行政機関の行政目的に密着した研究を行っているところもございますけれども、他方、大学や民間ではできないような、言うなれば国の戦略的な目標を行っている研究機関もございます。しかし、国の戦...全文を見る
04月28日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) きょうから当委員会で動燃改革の法案を御議論いただくことになりまして、大変ありがたく思っております。私としても全力を挙げて答弁をさせていただきたいと思っております。  そこで、今、馳委員から一番肝心ななぜ高速増殖炉が必要なのかという御質問がございました。...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから高速増殖炉の研究開発のあり方について馳委員からいろいろ御指摘があるわけでありますけれども、私はやはりこれは長期的な視野で見ていかなきゃいけないということが一つあると思います。短期的には確かにウランの需給というのが思ったほど逼迫していなかったとい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 馳先生が最後に御指摘になった地元との協調関係といいますか信頼関係といいますか安全を確保するのが大前提なんですが、安全だけではやはり私は足らないと思うんです。つまり、情報公開や地元とのいろいろなつながりを通じて安全が地元の方たちの安心感に結びつくような施策...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、長谷川先生が御指摘されましたように、六%の削減目標というのがCOP3において決められたわけでありますけれども、その六%ということをいろいろな数値をもとにして決めたわけでありますけれども、そのもととなっている数字は、今御引用になりましたけれども、平成六...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、加藤局長が御答弁申し上げたことと全く基本的に同じでございます。  今詳しく申し上げましたので、繰り返しは避けますけれども、いろいろな技術的可能性や何かについて、各種の懇談会や報告をまとめてきたということが一つございます。諸外国の取り組みもございます...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、結果的に撤回をすることになりました貯蔵工学センター計画のこの案は、結果的に撤回をするということになったことは不適切な点がたくさんあったんだと思います。しかし、計画を進めていくときに、あの計画が十分であったかどうかは別として、地元の方々の御要望を入れ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 我々は核燃料サイクルというものを確立したいと思っておりますので、そのためにはいわゆるバックエンド対策というものもきちっと国民の御理解を得て進めなければならないということは我々の考え方の基本にあるわけであります。  この前御提起申し上げて結果的に撤回をす...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まだ長期計画をどうするかというところまでは議論が進んでおりませんで、御承知のように長期計画は四年前にできたわけでありますけれども、その後いろんな原子力委員会等の決定によりまして、今必ずしも長期計画どおりになっていないところがございます。それでまた、長期計...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどお答え申し上げましたように、今までいろいろな経緯がございました。  私どもは必ずしも幌延町だけの、私どもといいますか、過去必ずしも幌延町だけの御意見であったというふうには聞いておらないわけでありますけれども、しかし竹村先生おっしゃるように、北海道...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一番大事な点でございまずし、きょう最初に竹村先生が質問なさったことも、要するに、今までの動燃を名前を変えて組織を変えたと言うけれども、それで本当に変わるのかというお問いかけだったと思います。これこそが私どもの一番の課題でございまして、今までいろいろな御議...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 実は当時のことは私直接体験しておりませんので伝聞によるわけでありますけれども、いろいろ聞いておりますと、貯蔵工学センター計画の進め方につきましては、今の時点から見ると、今御指摘のような強行と申しますか反対を押し切ってやったというような経緯がございまして、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘の調査の取りまとめというパンフレットを中までちょっと目を通す時間が今ございませんでしたので、いずれにせよ、今のこの基礎となったデータをどうするかということは、まず第一義的に動燃が判断することでありますけれども、私どもはやはり一連の経過を踏まえまし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 白紙に戻すということは何度も御答弁を申し上げているわけでありますが、ここにおります加藤原子力局長が北海道の堀知事に申し入れをさせていただいたときの文書、原子力局長がいますから、それのがいいのかもしれませんが、参考資料というものを北海道知事にお渡ししており...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、四月二十七日の新聞の記事を引用されて御意見がございましたけれども、私も日本だけで物事を考えてはいけないと思いまして、諸外国の考え方もできる限り情報を集めているつもりであります。  今おっしゃったフランスのマンディルさんもこの間私のところにお見えにな...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 動燃の一連の事故がございました。この事故そのものももちろんさることながら、その後のいろいろな対応というのがいかにもまずいといいますか、ひどかった。  なぜこういうことが起こったのかということを考えるわけであります。それで、それは動燃も今までいろんな技術...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回御審議をいただいている法案の基礎になったいろいろな分析なり過去の総括は、今の先生が引用された吉川委員会の報告だけに限定されるものではないと思っております。今までいろいろな研究会あるいは諮問機関、例えば高速増殖炉それからバックエンド対策、こういうような...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 吉川委員会のレポートは、動燃が出発したときの状況と現在は変わってきていると。だから、全然この法案とは関係ありませんが、この間、宇宙開発事業団のこの委員会での御答弁の中に、初心に返れというけれども、初心ばかりにこだわっていればいいというわけではないというこ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下」、これは、どこまでいったらそれをやっていることになるのかということはなかなか難しい問題でありますけれども、「平和の目的に限り、」、こういうことはやってきたと思います。それで、「安全の確保」という...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いやいや、今私が答弁しておりますから、御反論があれば聞かせていただきたいんですが、私はそういうふうに理解をいたしております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私が申し上げていることは、安全は大前提だと思います。しかし、安全であるということだけじゃなくて、安全であるということを国民の皆様に信頼していただけるような状況をつくっていかなければいけないということだろうと思います。そのためには情報公開も必要であり、ある...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ここは基本方針であり目的規定でありますから、なかなか反しているか反していないかというお問いかけは難しいわけでありますけれども、「安全の確保を旨として」、これは行ってきたと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 仏をつくって魂を入れないようではいけないということを私は申し上げました。  ただ、率直に申し上げますとここが一番難しいところであります。一遍に魂を全部入れかえることができるかどうかというところも、正直に申し上げますとなかなか簡単ではありません。長い間の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今度の法案ということでございますか。
○国務大臣(谷垣禎一君) 当然ながら、この基本方針にのっとっていくべきものですし、いかなければ。いけないと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 一連の事故や不祥事のまず第一次的な責任は当事者である動燃にあるわけでありますが、動燃を指導監督する立場にあった科学技術庁の責任も大きいと思っております。  それで、去年の八月一日に、動燃の一連の問題に関しまして、指導監督する立場にあった科学技術庁の責任...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは私のときの処分ではありませんで私の前任者が行った処分でございますけれども、私は適切に判断をして処分をされたと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の点は、ある意味ではこの運営審議会の性格をどう理解するかということにかかってくるんだろうと思います。  私は、運営審議会は、先ほど申しましたように理事長の責任と権限をできるだけ明らかにする、ただ、理事長がタコつぼに入ってはいけないという意味で外部のい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) その点は私は同じお答えをいたします。それで、内閣総理大臣の認可によってチェックをしているという体制であります。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、好き嫌いで申しますと、当分の間というような表現は明確を欠きまして、正直言うと余り好きではありません。  ただ、先ほど局長から御答弁させていただきましたように、放射性廃棄物の処分というようなものは、いろんな技術的な問題ももちろん当然あると思うんです...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは確かに、貸借対照表をごらんになったときに、これだけ欠損があるのはどういうことかと御疑問を持たれるのはある意味で当然だと思います。私も最初そう思いました。ただ、これは国立あるいは特殊法人の研究開発法人の場合に、実際これ研究でございますから営利活動をし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 研究開発というものはどうあるべきかということと結びついてくると思うんですが、科学技術庁でやっている仕事は原子力に限りませんで、押しなべて最後は民間の福利を増進していくという性格を持たなければいけないと思っております。そういう中で、民間の資金でできるものと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今マイティーホエールに触れていただきました。海洋エネルギーは今御指摘のようにクリーンな再生エネルギーですので、ぜひ使えるようにしていきたいわけですが、現状ではどういう研究をやってきたかといいますと、電源確保が困難な場所に、いわゆるブイですね、航路標識、そ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 原子力安全委員会の第三者機関化といいますか、国家行政組織法の三条か八条かというような議論は、たびたびこの委員会でも御質問をいただいておりますし、また動燃改革や行革の議論の中でも随分いろんな議論がございました。ただ、原子力委員会について今、阿部委員が御言及...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今先生が御指摘になった投稿の時代はもうかなり前のことでございますから、現在その当時の御議論がすべて当てはまるかどうか私はよくわかりません。ただ、御指摘のように、こういう事故が起こりました背景に、やはり閉鎖的な体質ということが指摘されているわけであります。...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 具体的な問題は動燃の経営の問題でございますから私今この場で触れようとは思いません。ただ、動燃が、先ほどの繰り返しにもなりますけれども、各職員のいろんな意見を活発にくみ上げるような組織になってほしい、また、私どももそうなるように環境づくりを進めていかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も先生の御指摘はそのとおりだと思います。新しい関係を模索せよと。新しい法人が、電力事業者あるいは科学技術庁、通産省、よい意味での連携関係をつくっていかなければならないのはもちろんでございますが、見直さなければならないのは、これは繰り返しになりますけれど...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに肩先生御指摘のように、アメリカは核不拡散ということでもうこれは撤退、撤退というか放棄しておりますし、フランスもスーパーフェニックスについては経済上の理由から撤退せざるを得ないということになってまいりました。フェニックスを動かしますので我々の「もんじ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、先生がおっしゃいましたように、核燃料サイクルを確立していくことが日本にとって必要だとまず考えております。これは私が考えているというだけではなくて、国の政策としてきちっと今の時期に裏打ちをしていかなければならないということもおっしゃるとおりだろうと思...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 扇先生から大変な御支援の御発言をいただいて、まことにありがたく思っております。  ただ、私も、閣議決定をして省庁再編法案の御審議をお願いしている立場でございますから、教育科学技術省ということで再編成をして科学技術政策に遺漏のないようにしようという立場で...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 二つの立場で意見が違うかどうかはわからないんですが、私も動燃の事故の第一次的な責任はやはり動燃が負うべきものと思います。ただ、動燃を指導監督する立場に科学技術庁はあったわけですから、科学技術庁がもう少しきちっと監督をしていればこの事故が防げたかもしれない...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 「もんじゅ」につきましては、去年の十二月の高速増殖炉懇談会の報告書の中で、非化石エネルギー源の有力な選択肢として研究開発をし、「もんじゅ」はその研究開発の場であるという位置づけをなされて、それを踏まえて今度の立法が出されているわけでありますから、私どもと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、決して清水先生の御質問に逃げているわけではありませんで、いろいろな手順もそこまでまだ整理し切れていないというのが率直なところでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げましたような安全性がいろいろな手順を踏んで確認できました段階で地元とお話をして、理解をいただいた上で再運転をしていく、こういうことでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 全くそのとおりでございます。一つの有力な選択肢というのは、決して排他的な選択肢だということではもちろんないわけですし、原子力関係者以外の国民の意見も反映したということは、やはりこれは巨大な技術開発でありますから、理解が得られなければ難しい問題が次から次へ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 長期計画は、今までも五年に一回ぐらいずつ見直してきたわけですね。それで、今おっしゃったように平成六年ですからもう四年たっております。その間にこういういろいろな事故、不祥事も起こりましたし、またそれを踏まえて高速増殖炉懇談会の検討やら、あるいは円卓会議等も...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今先生御指摘のように、二十四条に掲げる新しい事業団の業務の運営に当たっての基本的な考え方として二十六条に情報公開に努めよということが明定してあるわけですね。それで、先生の今の御意見は、二十七条の内閣総理大臣の定める基本方針の中に書き込めと、こういうことだ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 二十七条の二項で「基本方針に定める事項は、次のとおりとする。」として、その第一号に「機構の業務の運営に関する基本的事項」というのがございますね。これは私は二十六条の趣旨を踏まえて規定さるべきものだというふうに解しております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も原子力政策の方向等につきましてはぜひ国会で活発な御論議をいただくべきだと思っております。  と申しますのは、情報公開ということももちろん大事でございますけれども、やはり基本的に国会で問題点を洗い出して、各党各会派で意見が同じになるかどうかは別としま...全文を見る
05月06日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第9号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今望月委員がおっしゃいましたように、科学技術創造立国を目指すという背景には、当委員会を初め、今までお取り組みいただきました科学技術基本法、それから科学技術基本計画、そういうものを踏まえて科学技術創造立国ということになっているわけでありますが、もっと大きく言いますと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回のアメリカへの出張は、幾つか目的がございましたけれども、第一は、アメリカのレーン大統領科学技術担当補佐官が新しく御就任になりましたので、六月に日米の科学技術協定の改定期も迎えておりますので、新任の補佐官と基本的に科学技術協定の更新に向けての、腹合わせと言うとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどの数字が多いと思っているのか、満足と思っているのかということでありますけれども、私は、これは満足すべき数字では到底ない、こう思っております。  かつては日米間でも、いろいろな貿易インバランスの議論と同時に研究活動のインバランスのような議論も盛んでございまし...全文を見る
○谷垣国務大臣 どう公開しているかは政府委員から御答弁をさせますが、先ほど委員から、大臣は国費でアメリカに行っているというお話がございました。  私は、閣僚でいる間に私費でもって外国に調査活動に行こうとは毛頭考えておりません。閣僚でありますときは、閣僚として公式に訪問をして意見...全文を見る
○谷垣国務大臣 ちょっと体系的なお答えになるかどうかわからないのですが、国の国立試験研究機関がどういう課題を持って研究していくか。これは要するに、国がある意味で戦略的な意思決定を行っていく体制、これが必要だと思うのですね。今度、総合科学技術会議を設ける、省庁再編の中でそうしていく...全文を見る
○谷垣国務大臣 これも体系的になるかどうかわからないのですが、この間、アメリカへ参りましたときに、MITのヴェスト学長と意見交換をいたしましたときに、どうやったらもっと日本の研究機関に来てもらえるだろうか、あるいは日本とアメリカの研究機関の差はどうだろうかということを議論させてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、各研究機関の人の採用なり外国からの研究者の招聘に当たっては、各研究機関の長の裁量権をもう少しふやすべきではないかということを申し上げましたけれども、今委 員のおっしゃった、どういう分野に力を入れてやるべきかということは、必ずしも全部そこに任せればいいとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 この間、ここにおられる鳩山先生、それから我が党の小野先生、そして斉藤先生、この科学技術委員会のメンバーも何名か御参加になっての会議に私も参加をさせていただきまして、発言の機会をいただいたことを大変ありがたく思っております。  私、あの会議で感じましたのは、私も今...全文を見る
○谷垣国務大臣 私の学生時代は、まさに今斉藤委員がおっしゃったように、産学協同はけしからぬことである、資本の論理に学術研究が屈することであるというような議論が盛んでございました。私も当時、そういう考え方があるのかなと思いながら、一方、私は法学部でございましたから、法学の場合には余...全文を見る
○谷垣国務大臣 斉藤委員がおうしゃったように、競争性が低いということ、これは科学技術基本計画の中でも「研究開発を推進する上で、柔軟性や競争性が低く、組織の壁を越えた連携・交流等が十分に行えないなど制約として顕在化している面がある」、こういうふうに書かれているわけでありますが、そこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 斉藤先生は研究者として大変業績をお持ちでいらっしゃいますので、アメリカの研究機関のあり方、あるいは日本のそういう学術研究の雰囲気をよく御存じでございますから、知っておられる方に知らない者が答弁するというのは、どうも国会のおかしなところだなと思うのでございますが、私...全文を見る
○谷垣国務大臣 アメリカの場合は、スタンフォード大学とかあるいはMITとか、そういう大学がベンチャーを起こす一つの核みたいになって、今非常に実績を上げているのだろうと思います。日本の場合、ある意味では一番そういう方向が進んでいるのは、先生が指摘された理化学研究所だろうというふうに...全文を見る
○谷垣国務大臣 大野委員長と斉藤先生が連休中に北の丸に行っていただいたということを伺って、大変ありがたく思っております。  私も、科学技術館に、就任しましてから参りました。実は私の子供が、今下の子供が中学生でございますが、前から大変なこの北の丸の科学技術館のファンでございまして...全文を見る
○谷垣国務大臣 最初に、菅原先生がアメリカの研究施設をお訪ねになってお感じになったことをお述べになりましたが、私も全く同じような感想を持ったわけでございます。  それで、菅原先生のお話の中に、とにかく外国からも研究者をどんどん受け入れて、人種のるつぼのようになっている、こういう...全文を見る
○谷垣国務大臣 科学技術基本法で、科学技術振興に関して地方の責任ということが明定されたわけであります。  それを受けまして、いろいろな地域で、科学技術をどう進めていくかという計画をお立てになったり、いろいろなプロジェクトを今活発にお考えになっているわけでありますが、これは、国全...全文を見る
○谷垣国務大臣 ほとんど同じ認識だと吉井先生はおっしゃいましたが、私は、吉井先生のおっしゃる、大学なり国立試験研究機関の中にこのような、この法改正で設ける施設をつくることが治外法権だとおっしゃるのがどうもよく理解できないわけであります。これは何も治外法権ではなくて、やはり国の大学...全文を見る
○谷垣国務大臣 私もあのエイズ薬害事件のこと を全部つぶさに承知しているわけではなくて、多分に印象的な評価になるかもしれませんが、やはり、役所の側が一つの産業を余りにも保護しようとした、過去の自分のやってきたことに対するこだわりといいますか、そういうところもあったんだろうと私は...全文を見る
○谷垣国務大臣 新しい制度をつくるときには、新しい制度がねらっているいわばよい点と、その制度から起こってくることが想定されるといいますか、ある程度恐れられるマイナス面、人間のやることですから、いずれも私はあろうかと思います。  今回の制度のねらいは、国の研究機関、大学であろうと...全文を見る
05月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、小林先生からお話がございましたように、昨日インドがあのような実験を行ったことは私として大変遺憾でございます。我が国の原子力開発の基本は申し上げるまでもなく平和利用でございまして、国内においてはもちろん平和利用でございますけれども、それをさらに核不拡散...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 運営審議会の委員につきましては、第二十三条第一項に理事長が任命するということになっておりまして、基本的には理事長の判断にゆだねているわけであります。  ただ、これは何のために設けられた審議会なのかということを考えますと、機構の運営に幅広く外部の意見を、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、基本的に事業者の責任だと言って逃げるのはおかしいという加藤先生の御指摘だったと思いますが、私はやはり基本的にまず事業者であるということはまた申し上げなければいけないと思います。  ただ、その上で、今のお話は要するに地元の理解を得る前にプルトニウムを...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も加藤先生の御質問が言葉じりをとらえておっしゃったとは思っていないわけでありまして、魂というのは何なのかというようなことからあれすると大変難しゅうございますが、前回の御答弁をさせていただきましたように、既に理事長のもとでいろいろな安全性の確立についての...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これも何度か申し上げておりますが、基本的に安全を信頼していただく、安心していただくという上においては、これは必ずやっていかなければならないと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 実は、私も科学技術庁へ参りまして、バックエンドというのはどういう意味がともう一回説明を求めたわけであります。  このバックエンドに限定して申し上げるわけではありませんけれども、できるだけわかりやすい表現になるように今後とも心がけたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 実は今度も、核燃料サイクル開発機構とやりますときに、法制局との間でもサイクルという言葉は使っていいのかどうかいろいろ議論がありました。私もできればもう少し片仮名でない言葉で表現したかったわけですが、一般論としてこの言葉をどうするか、確立した用語でもっと適...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、原子力委員会あるいは安全委員会、位置づけもあいまいなのではないか十分に仕事ができてないのではないかというお言葉でしたが、お言葉を返すようですが、原子力委員会あるいは原子力安全委員会の役割というのはきちっと私は定義ができているというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) お言葉ですが、私は「むつ」のときに比べて後退したというふうには考えておりません。  動燃改革検討委員会も、今、目的を限定しているとおっしゃいましたけれども、確かに、この与えられた目的の中でどうかというそういう目的と、何というんですか手段と言うとちょっと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに先ほど御指摘のように、今回の事故は閉じ込め機能が失われた、そういう深刻な問題がございます。  それで、その後の取り組み、事故報告などがずさんではないかという御指摘でありますけれども、再度御答弁申し上げますが、動燃改革検討委員会も決して科学技術庁だ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今いかにずさんなものであるかと繰り返し阿部委員おっしゃいましたけれども、私伺っておりまして、最初から黒い絵を描いて黒い黒いとおっしゃっているような、これは先生のお好きなマルクスがどこかに書いている表現でございますけれども、私そんな印象を受けました。  ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今まで資源論とか環境論で説明してまいりましたけれども、それだけでは足りないという御指摘は、私もそれはそうだろうと思います。私どももベストミックスということを言っておりますけれども、いろいろな新しいエネルギーの存在も考えなければなりませんし、そういう中で何...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回、新しい法人はまだ実用化と全く無縁の基礎研究は行わないということになっておりますけれども、実用化を目指していく段階で着実な研究の裏づけがなければこれは絵にかいたもちになってしまいます。ですから、今度の法案も第二十四条で「開発及びこれに必要な研究」とし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、先生が御指摘のように、核防護の観点や何かから秘密体質になったという面もあったと思います。それと同時に、科技庁と動燃の責任の所在があいまいであったと、今御指摘のような事故の発表がどうだという問題もそこらあたりの問題だと思います。  ですから、新法人...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして御可決をいただきまして、まことにありがとうございます。私といたしましては、ただいま御決議いただきました附帯決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、動燃改革に全力を挙げて取り組んでまい...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  宇宙開発事業団は、昭和四十四年に設立されて以来、我が国の宇宙開発の中核的実施機関として、平和の目的に限り、人工衛星及び人工衛星打ち上げ用ロケットの開発、打ち上げ等を総...全文を見る
05月19日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第21号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 研究交流促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  昨今の我が国経済社会の閉塞感を打破するとともに経済構造改革に資するものとして、幅広い分野における新産業の創出等への期待が高まっております。  このような期待...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第11号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今、小野委員御指摘のように、今度の法案の二十四条の二第二項で、主務大臣が定めるものとする、こういうふうに決められているわけであります。打ち上げのための第三者賠償責任保険契約、これは万一の場合に事業団として確実そして迅速に被害者に損害賠償をできるというために締結する...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、宇宙開発を歴史の中でどう整理していくかという非常に大きな問題提起をされたと思うのです。  今山登りを例に出されましたけれども、私も昔山へ登っておりまして、黄金時代から銀の時代、鉄の時代、初登頂をねらう時代は黄金時代であった一しかし、もう初登頂がなくなって、よ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今小野委員が宇宙居住時代という言葉をお使いになったと思うのですが、どこまで視野を広げて考えたらいいのか、私自身も実は、空漠たる思いといいますか、なかなか、頭の中でよくわからない部分がございます。しかし、今委員が御指摘になりましたように、今まではスペースシャトル等で...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、宇宙少年団の活動に触れていただきました。  去年の六月でしたか、小野先生初め国会議員の有志の先生方の後援を得まして、衆参両院議長の議長公邸の前庭で、橋本総理にも出席していただいたと思いますが、百五十人ほどの小学生を集めて、水ロケットの打ち上げ大会をやっていた...全文を見る
○谷垣国務大臣 私の手元の資料、これは二〇〇〇年から二〇一〇年までの予想資料がございます。ですから、正確に言うと十一年間、あくまで予想資料でございますが、約六百機の衛星の打ち上げを予想しております。過去十年間の打ち上げ実績が約二百機でありますから、まあ三倍程度ということになろうか...全文を見る
○谷垣国務大臣 お答えいたします。  先ほど小野委員の御質問に、今の日本の現状というものを大ざっぱに要約してみたわけでありますが、ロケットの方は、御指摘のように何とか国際水準にHⅡAでいくのかな。その前提としては、今も御質疑がありましたように、この間の五号機の失敗というものの原...全文を見る
○谷垣国務大臣 宇宙開発を何のためにやるのかというのはなかなか、私は正直申し上げて、ビジネスだけと割り切るのもちょっと小さいなという気がするのです。非常に幅広い目的があるのではないかと思います。  私は、人間というのはやはりいい面があって、真善美を求めていく面があるというような...全文を見る
○谷垣国務大臣 日本でやはりHOPE-Xあるいは新しいシャトル型のものを考えた場合に、もう一回日本に帰ってくるような、着陸するようなことを考えるべきではないかということでございます。  余りからっとした御答弁ができないのですが、今のところ、正直申しまして、二〇〇〇年度のHOPE...全文を見る
○谷垣国務大臣 私が申し上げたのは、二〇〇〇年のHOPE-X計画の後をどうするかということはまだ具体化していないと申し上げたので、もうそこから先はぷつつんということかどうかというのは、そこまでは申し上げておらぬわけでございます。
○谷垣国務大臣 余り自分の意欲ばかりが先走ってもいけませんが、HOPE-Xにつきましては、先ほどの局長の御答弁の中にもございますけれども、もちろん二〇〇〇年のHOPE-Xがうまくいくかどうかということがまず大前提でございます。それで、それがうまくいったとして、先ほど私が申し上げた...全文を見る
○谷垣国務大臣 日米の宇宙関連産業の比較ということでありますが、我が国は、平成八年度の売上高が約三千四百億円でございます。それで、従業員数が約九千人の規模ということであります。そこで、その売上高のうち内需分が約二千六百億円あるわけですが、その四九%が宇宙開発事業団への売り上げであ...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第22号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、特殊法人というものが存在するから国の研究費が必ずしも国と民間研究との連携、あるいは国の資金が民間に流れて活発な研究を促していくという側面が弱くなるのではないかという御指摘だったと思うんですが、私はちょっと委員の御指摘とは違った考えを率直に申しますと持...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 山本先生からの御質問、私も当委員会でたびたび御答弁申し上げているんですが、我が国の科学技術政策を考えますときに、平成七年でしたでしょうか、科学技術基本法を議員立法で超党派でつくっていただいたということの意味が私は極めて大きかったと思っております。今さら申...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 文部省からのお答えもあろうかと思いますけれども、それぞれ私は設置目的に従った特色を有していると思っております。  それで、国立試験研究機関の場合は、今先生が御指摘になったように、行政上の必要性を直接的に研究に反映できるということがやはり一つの特色だろう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 独立行政法人につきましては、これも率直に申しましてまだ中身が完全にコンクリートになったものではないと思っております。  ただ、先ほども小林先生が特殊法人はどうかということをおっしゃいましたけれども、そこで御答弁した中に、やはり国の試験研究機関、国の予算...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど山本先生に御答弁したところとも重なるわけでございますけれども、まず、民間のセクターの研究はどういうところに特色があるかと申しますと、基本的には、最終的には営利に結びつくということだろうを思います。その中で新しい技術を開発したり新しい製品を開発すると...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 細かなところはまた政府委員から御答弁をさせますが、今の先生の御指摘はよく考えなければならないところがあるなと思って伺っておりました。  と申しますのも、今まででございますと、これは国の試験研究機関である、あるいは国立大学だから民間と一緒なんてとんでもな...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 産官学の役割というのは、先ほども御答弁を申し上げたわけでありますけれども、やはり最終的には研究開発というものは、民間の場合は営利に役立つものを開発していくということがございますけれども、国の場合もあるいは大学の場合も、最終的にはその研究成果が国民に還元さ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど御答弁申し上げたこととあるいは重なるかもしれませんけれども、国立試験研究機関の場合には、これも繰り返し申し上げでいるところでありますが、個々の研究を進めていく場合には研究者の自発性とか自主性というものを尊重しなければ成果が上がらないことはもちろんで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一般論としては、私は阿部先生がおっしゃったことに全く同感でございます。教育科学技術省という新しい役所をつくっていく場合にも、大学が大学の本来の役割を失ってはいけませんし、また、国立の試験研究機関のビッグプロジェクトが持つ特色というのも失ってはいけないんだ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 阿部先生だけでなく、阿部先生の党の方の今までの御議論、たびたび例えば人当研究費をもっと充実すべきだという御議論をされてまいりました。私もそういう御議論また根拠もよく理解できると思っております。決して人当研究費を無視してよいというふうには私は思っておりませ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私もこのことがすぐに大学の自由とか学問の自由に関連してくる問題だとは考えておりません。  一つには、それぞれの大学なり研究機関がそれぞれきちっと判断をされて、これが自分たちの研究なり学問、教育の目的に資するものだと判断をした場合に設置を許可すればよいわ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、扇先生から遅きに失したとおしかりをいただきましたが、私も率直に申しますと、もう少し早くこういうものを考えていてよかったのではなかろうか、それから、この法案の御審議をお願いしておいて閣僚の私が申し上げるのはやや踏み越えているかもしれませんが、少しささや...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私はちょっと頭がラフなものですから余り緻密なお答えはできないのでありますけれども、基本的に思っておりますのは、ちょっと先生へのお答えとあるいは違ったことになってしまうのかもしれませんが、いろんな人たちがちまちま集まらずに、失敗を恐れずに集まってくるという...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 大分きょうは大ぶろしきを広げたようなことも一部申し上げましたけれども、先生のおっしゃった中で、私もう少し具体的にできないかなと思っておりますことの一つは、三十代ぐらいの研究者がもっと積極的に事実上のプロジェクトリーダーとしてはしばし仕事ができるような雰囲...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今、宇宙開発事業団の方からも御答弁がございましたけれども、残念ながらトラブルが幾つか続いているということでございます。  それで、申し上げれば、まず一つは、斉藤先生も御指摘になったように、研究開発というものの持っている性質というものもあるのだろうと思います。特に...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も率直に言って、今のコンピューターの最先端の技術を使ってどういうふうに情報を管理していくかというのに、自分自身の実感をもって余りお答えすることができないのですが、ただ、先生おっしゃったように、開発の過程でどういう失敗をしたか、失敗をしたいろいろな過去の故障のデー...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず総務庁の行政監察についてですが、これはやはり謙虚に受けとめて、我々として対応していかなければならないと思います。  特に、コストをできるだけ削減していくというのは当然のことでありますから、それに着目した評価機能の充実ということを考えていかなければいけないと思...全文を見る
○谷垣国務大臣 私、今伺っておりまして、宇宙開発事業団でやっていた仕事、システムインテグレートというのでしょうか、そういうような仕事でもうルーチン化したものを民間でできるならば民間でしていく、一種のアウトソーシングというのでしょうか、そういうものは推し進めてしかるべきであろうとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 今吉井先生御指摘になりましたように、契約等が透明といいますか、公平、公正なものでなければならない、私は当然なことだろうと思います。それがきちっと評価ができ、担保できるような仕組みというのは、我々科学技術庁も大いに嗅覚を働かして、そういうシステムをつくっていくことに...全文を見る
○谷垣国務大臣 今先生がおっしゃったように、昭和三十年に糸川先生を中心としてペンシルロケットが我が国の宇宙開発の第一歩として最初に打ち上げられましたとき、私は小学校四年生であったのではないかと思います。大変胸をとどろかせてそのニュースを耳にしたことを今でも思い出すわけでございます...全文を見る
○谷垣国務大臣 今先生御指摘になりました、原研、理研といった研究所と宇宙開発事業団というものはどう違うのかということですが、共通点と相違点、両方あるような感じがいたします。  それで、共通点という点から申し上げますと、どちらも本来民間の企業あるいは大学等では取り組みが期待できな...全文を見る
○谷垣国務大臣 個々の論点につきましては事務当局から御答弁をさせますが、最初に、ふぐあいが引き続いていることについてどのように考えるかということ。先ほど斉藤先生の御質問にもございましたので簡潔に申し上げたいと思っておりますが、残念ながらそういうトラブルが続いてきた、先生の失敗があ...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま行政改革の中で、文部省と科学技術庁を統合して教育科学技術省にしていく、こういう方針のもとに法案を御審議いただいているところでございます。  こういう状況を踏まえまして、文部省と科学技術庁との間で既に両省庁合同の検討チームをつくりまして具体的な作業を進めて...全文を見る
○谷垣国務大臣 今引用されたのは、たしか今月号の中央公論に出ていた座談会を引用されたのだと思います。小田先生の御持論を述べておられまして、これは単に宇宙科研と宇宙開発事業団の関係をそこでは議論されておられるわけですけれども、それを超えまして、文部省がやってきました学術行政あるいは...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま御決議いただきました宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえまして、今後とも我が国の宇宙開発に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。     ―――――――――――――
06月02日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 我が国の原子力の研究、開発、利用に大変な役割を果たしていただいている福井県選出の先生からこの問題を取り上げていただきまして大変ありがたく思っております。  それで、先ほど冒頭に御指摘になりましたように、発電を担当している県とそれを利用している地域の方々...全文を見る
06月03日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) お答えいたします。  最初に数字を申しますと、宇宙開発事業団につきまして平成七年度末の数字を先生今御指摘になりましたが、平成八年度末で申しますと、欠損金が一兆八千二百億ほどになっております。  なぜこういう問題が出てくるかといいますと、宇宙開発のよう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) それはわかっておるんですが、宣伝もちょっとさせていただきますと、二〇〇〇年に打ち上げるHⅡAロケットは、これは世界的に見まして、一番先に行っているのはフランスのアリアンでございますけれども、決してそれの後塵を拝するものではない。現に二十基成約もできている...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、清水先生は、アメリカのNRC等を念頭に置いて御発言だと思います。  今まで日本は、平和利用という観点から原子力委員会が推進していく、しかし安全規制は原子力安全委員会がやるという形でやってまいりましたけれども、今度の案では、それをもう少し高い立場から...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっと今の総務庁長官の御発言に補足をさせていただきますと、先ほど申しましたように、内閣府のもとに安全委員会がある。その下で、いわゆる行政庁として教育科学技術省と経済産業省が一次チェックをする、それで安全委員会は二次審査をしていくということになっておりま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) お答えいたします。  清水先生、この間フランスヘ行かれていろいろ原子力事情を御調査になったと私も新聞で拝見いたしまして、そのお勉強の御成果かと思いますが、我が国の場合は今までいわゆる原子力長計というもので大きな方向を定めてきたところでございます。現在の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の法律では、先ほどの繰り返しになりますが、今の推進という方向になりますと平和利用というもとに原子力委員会が内閣府においてやるという形になっておりまして、そのもとで一次審査等、あるいは行政庁としての仕事は経済産業省それから教育科学技術省でやっていく、そ...全文を見る
06月05日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第13号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今回のインドとパキスタンの核実験につきましては、私どもは二つの意味から大変遺憾なことだと思っております。  一つは、我が国は唯一の被爆国であるということがございまして、核兵器の究極的な廃絶ということを願っている国である、そういう国からして大変残念なことだというの...全文を見る
○谷垣国務大臣 我が国の原子力エネルギーの平和利用ということは、先ほども申しましたように、核不拡散体制というものと極めて密接な関係がございます。したがいまして、国際的な核不拡散体制というものが大きく変わってきますと、そのことが我が国の原子力平和利用にどういう影響が及んでくるかとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 今吉田委員が示されました認識は、私も基本的に全く同感でございます。  直接御答弁になるかどうかわかりませんが、最初に官房長に、原子力局長を経験していない次官はあるかというお問いかけでございました。確かに我が科学技術庁は、原子力とかあるいは宇宙開発とか巨大プロジェ...全文を見る
○谷垣国務大臣 結局、幾ら予算をつけても、やっている人が意欲に満ちて、優秀な研究者が育っていかないというようでは、これはどっちが卵で鶏だということもあるのだと思いますけれども、人の育成、確保というのはやはり一番大事だろうと思います。  その点ではまだいろいろなことを考えなければ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど奥山委員の御質問にもお答えしたことでございますけれども、私は科学技術庁長官であるとともに原子力委員長という立場も兼ねているわけでありますけれども、我が国は、もちろん平和利用ということで原子力を利用している、平和利用に限るということでやっておりまして、そして、...全文を見る
○谷垣国務大臣 去年十月二十八日に太田先生に御質問をいただいて、そのときの御質問は、各官庁が一緒になって推本をつくったけれども、各官庁から集まってくる情報をきちっと推進本部で集めて一元的に処理をして、指令をしているのかという御質問でありました。  そのときに、科学技術庁とかある...全文を見る
○谷垣国務大臣 実は、委員の御質疑を聞いておりまして、私もそのような印象を持って聞いていたわけであります。もちろんそれぞれの地域の観測体制というのは、それぞれの歴史、沿革等もあって、ここは気象庁が力を入れていたとか、いろいろそれはあるのだろうと思います。ただ、現実にでは地震はどう...全文を見る
○谷垣国務大臣 科学技術庁はエコノミスト集団でもございませんし、私もエコノミストとしての訓練を受けたわけではございませんので、いささか素人答弁になるかもしれません。  私は、三つやはり側面があるのではないかと思っております。  一つは、いわゆるバブルの最中に、例えばホテルは建...全文を見る
○谷垣国務大臣 不安の除去という点に関しては、私も、今斉藤先生がおっしゃったような、これからはやはり変革の時代と申しますか、今までのような、キャッチアップといいますか追いつけ追い越せという時代を終えて、大きく言えば、明治の初め、近代国家をつくって以来の目標というものがこの十年ぐら...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の気宇壮大な御質問をいただいたにしては、先ほどエコノミスト集団ではないなんという御答弁をして、しまったなと思いながら立ち上がったわけでございますが、私は、議員立法で科学技術基本法をつくっていただき、それが科学技術基本計画になり、科学技術創造立国ということを目標と...全文を見る
○谷垣国務大臣 菅原先生から、高レベル放射性廃棄物についていろいろ御議論をいただいたわけでございますが、先生御指摘のように、便所のない家なんていうのは、これはとてもうまく使うわけにはまいりません。この問題は大変難しい問題でございますけれども、避けて通れない、そういう認識のもとに、...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、科学技術庁に参りましたときに、原子力の平和利用なんというのは、これはもう当たり前のことじゃないか、日本人の常識から考えてみて、今さら平和利用、平和利用と強調する必要もないぐらい当たり前のことではないかというぐらいの気持ちで実は科学技術庁に来たわけでございます...全文を見る
○谷垣国務大臣 今菅原先生がお触れになった各時代の白書のタイトルと申しますかテーマを伺いますと、確かにその時代時代の特徴がそれなりに浮かび上がっているような気がするわけであります。  今度の「変革の時代において」というテーマが今の時代を願わくはうまく取り上げたものであってほしい...全文を見る
○谷垣国務大臣 行政改革の中で変革に積極的に取り組むためにはどういう形をつくっていけばよいのかということでございます。  これは今、行革の基本法案の中でも御議論をいただいているところでございますけれども、私ども、科学技術行政を確立しなければならないという立場からいたしますと、一...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから原子力に関する情報公開について大変詳細な御議論をいただいておりますが、私も伺っておりまして、先生の御議論を伺うと、なるほどという気も一方するのですが、今伺った一つ一つの具体的事例、立て板に水のように先生お話しになりますと、果たして何に問題があるのか、ちょ...全文を見る
○谷垣国務大臣 原子力政策を我々が進めていく上で、積極的に情報を公開して、理解と信頼を得ながら進めていく、そのことが安全と安心につながっていく。これは、私どもがこのしばらく何年かの間に、やはりかなり高い授業料を払いながら学んだことではないかと私は思っております。  それで、その...全文を見る
○谷垣国務大臣 疑念と申しますか、私は、かなり我が国が平和利用に徹しているということは広く認められているのではないかなとは思っているのです。この間のパキスタンの核実験の後、パキスタンの首相が記者会見をされたのを拝見しましても、日本を引用されて、ちょっと結論は反対のことをおっしゃっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 我が国は余剰の核物質を持たない、余剰のプルトニウムを持たないというのは、事あるごとに諸外国に対しても明言してきたところでございます。  そういうことになれば、それはやはり、もちろんMOX燃料として燃していくということはあるわけでありますけれども、きちっとした需給...全文を見る
○谷垣国務大臣 今こういう段階でプルサーマルを推進していっていいのかと辻元先生はおっしゃいましたが、ちょっと私、御真意のあるところをよく把握していないのかもしれませんが、確かに輸送方法をどうするかというような議論は、今も御答弁がありましたように、まだ確定していないのはこれは事実だ...全文を見る
06月08日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、新しい役人像として阿部委員がおっしゃったことは、おおむね私もそのように考えております。  それで、私どもの役所はこの数年動燃という失敗の経験がございます。その中で何が指摘されたかということになりますと、はしの上げおろしとまでは言いませんけれども、先...全文を見る
06月15日第142回国会 衆議院 予算委員会 第36号
議事録を見る
○谷垣国務大臣 今回の補正予算、総合経済対策の重点が、一つは科学技術の振興や情報通信の高度化にあるということはおっしゃるとおりです。  今、斉藤委員は、通常予算の単なる上乗せにとどまるのではないかという御指摘がございました。  もちろん、科学技術政策を振興していく立場からすれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど総理からも御答弁を申し上げたところでございますけれども、科学技術会議におきましても、評価の大綱的指針というのを科学技術会議の意見具申をもとにつくっております。今後とも、それをもっと充実させるようにやっていかなきゃならないと思っております。  先ほどニュート...全文を見る
09月22日第143回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
議事録を見る
○政府委員(谷垣禎一君) このたび大蔵政務次官を拝命いたしました谷垣禎一でございます。  今、中島政務次官が申し上げましたように、大蔵省は種々の大きな課題を抱えておりまして、職務の重大さを感じているところでございます。中島政務次官ともども大蔵大臣を補佐しながら、誠心誠意職務の遂...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○谷垣政府委員 今、西田自治大臣から御答弁がございましたが、私どもも共通、同様の認識を持っているわけでございます。御承知のように、今国も地方も大変税収も厳しくなっておりまして、何らかの形でその財源のロスと申しますか、それを補うために、借入と申しますか、そういうものに頼らざるを得な...全文を見る
○谷垣政府委員 地方財政、地方行政に大変御造詣の深い桑原先生の今の御議論は、国も地方も財政が割合ゆとりのありましたときには余り起こらなかった議論でございますけれども、どちらも少し財布が苦しくなってまいりまして、今先生のおっしゃったような議論がずっとあるということは私どもも承知をし...全文を見る