谷垣禎一

たにがきさだかず



当選回数回

谷垣禎一の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○谷垣小委員 自由民主党の谷垣禎一でございます。  きょうは高橋先生に貴重なお話を聞かせていただきまして、心から御礼申し上げます。  ここまで参りますと、いろいろな方が質問をされましたので、私が伺おうと思ったことが随分今まで出てきたんですが、一つ伺いたいのは、先生が国民内閣制...全文を見る
○谷垣小委員 今、選挙制度のことを伺いましたのは、先生がおっしゃるような国民代表制モデルというかイギリス型のモデルで運用していこうという場合に難しい点が、一つは選挙制度で、やや多党制みたいになっている、どうしても連立が必要である。そうすると、なかなか国民代表的に運用しにくいのかな...全文を見る
○谷垣小委員 あと一点伺いたいのは、先生の御理解の中で、与党の役割というのは一体国会の中で何を果たすべきかということでございます。  野党は内閣をコントロールするんだと。与党は、今までは確かに事前審査制みたいなことで、先ほどちょっと二重権力ともおっしゃいましたけれども、内閣の政...全文を見る
○谷垣小委員 ありがとうございました。
02月27日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○谷垣委員 おはようございます。自由民主党の谷垣禎一でございます。  きょうは遠山大臣に初めて質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  きのう遠山大臣の所信を伺いまして、私は大変共感するところがたくさんございました。今、日本の経済状態といいますか社...全文を見る
○谷垣委員 大臣の意欲を伺わせていただいたんですが、今お話の中でも、国立大学の法人化ということにお触れになりました。大学の構造改革の中で、この国立大学の法人化というのは大変重要な課題だと私も思っております。この移行していくことで、大学の中にも不安やらいろいろな問題があると思います...全文を見る
○谷垣委員 先ほど大臣がお触れになった中に、産学官連携も進めていこうというお話がございました。今の経済状況を前提としますと、大学におけるいろいろな知見といいますか、研究成果、こういうものをベンチャー企業などを通して新産業の創出に結びつけていくということは極めて大事な課題だろうと思...全文を見る
○谷垣委員 今、大臣からお話がありましたが、かつての雰囲気と比べますと、私も、随分さま変わりしてきたな、いい方向に進んできたなと思っておりますので、ぜひこれを文部科学省としてもバックアップしていただきたいな、こう思っております。  それから、産官学連携も、大学というものと、実務...全文を見る
○谷垣委員 ぜひ詰めて制度設計をやっていただいて、広範な議論を巻き起こしていただきたいと思っております。  それから、ちょっと大学教育とかわりまして、ちょっと私もどういうふうに考えたらいいのか迷っている問題について御質問をしたいと思っているんですが、それは、宗教教育というものを...全文を見る
○谷垣委員 なかなか難しいテーマでございますが、御答弁ありがとうございました。  そこで、今度は、昔は文教委員会と科学技術委員会というふうに分かれておりまして、科学技術の質問も随分あったんですけれども、文部科学委員会になってから科学技術に関する質問が、私も時々居眠りしているせい...全文を見る
○谷垣委員 科学技術に関心のある議員がバックアップして、何とか遠山大臣の後押しをしたい、こんなふうに思っております。  いろいろ科学技術として力を入れていかなきゃならないところはたくさんございますが、基礎研究というのはやはりいつの時代でも大変重要なことだろうと思います。大臣の所...全文を見る
○谷垣委員 そこで、いわゆる重点四分野について伺いたいと思うんですが、第二期の科学技術基本計画では、もう言うまでもございませんが、ライフサイエンス、それから情報通信、それから環境、ナノテクノロジー・材料、この四分野を重点分野としているわけですね。  この中で、ライフサイエンスは...全文を見る
○谷垣委員 まだいろいろ聞きたいことがあるんですが、もう時間が来てしまいましたので、最後にITER、ITER計画について伺いたいと思います。  ITERにつきましては、現在、政府の中で、その参加あるいは誘致の是非について検討が行われているというふうに承知いたしております。大変こ...全文を見る
○谷垣委員 ありがとうございました。  終わります。
10月03日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
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○国務大臣(谷垣禎一君) このたび、国家公安委員会委員長及び食品安全委員会、これは仮称でございますが、等担当大臣を拝命いたしました谷垣禎一でございます。決算委員会の冒頭に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  私が拝命いたしましたこの二つの仕事は、いずれも国民...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の川橋先生のお問い掛けでございますが、私は、この事件は、関係の御家族の立場あるいは我々国民の立場としても情においては誠に忍びざることである、こう思います。他方、北東アジア全般の平和や安全保障をどう考えていくかということは一方極めて理性的に考えなきゃいけ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、川橋先生は拉致はテロであるとおっしゃったふうにお聞きいたしました。テロリズムというのは何だか、いろんなこれは国際法、まだ確立した定義がないようでございまして、私もそういう趣旨の御質問があるということでちょっと勉強してみましたが、ここで拉致はテロである...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、広野先生が御指摘になった福岡の立てこもり事件は、九歳のいたいけな少女が人質に取られまして、そして警察としてはこの種の案件は人命救助というものを、人質の安全ということを従来から当然のことながら最優先にして捜査をしてまいりまして、この件の場合も広野先生の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど川橋先生の御質問にもお答えをしたところでございますが、今度の八件十一名ということを北朝鮮側が認めざるを得なかったということも、やはり日本側、警察だけではございませんが、いろんなところが協力いたしまして、非常に国交もないし捜査権もない中で大変だったと...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○谷垣国務大臣 警察におきましては、北朝鮮による日本人拉致容疑事案の重大性にかんがみまして、今まで懸命に捜査に取り組んでまいりました。また、これからも、必要な捜査、最大限の努力を傾けまして行っていくものと考えております。  そのような一連の捜査の結果としまして、現在、北朝鮮によ...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 現在のところ十件十五名と、北朝鮮による日本人拉致容疑事案というのが一応現在までの捜査の、警察の結論でございます。  しかしながら、今お話がありましたように、それ以外にも北朝鮮が関与していないとは言い切れない事態があるのではないかと我々見ておりまして、今...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 本日午前十時三十分ごろ、石井紘基議員が世田谷区の自宅から出てこられたところを暴漢によって包丁で刺殺されると、極めて凶悪な事件が発生いたしました。直ちに病院に運ばれたわけでありますが、十二時五分に死亡を確認した次第でございます。  石井議員の御冥福を心か...全文を見る
10月29日第155回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 国家公安委員会委員長、食品安全委員会(仮称)等担当大臣としてごあいさつ申し上げます。  まず、警察行政について申し上げます。  最近の治安情勢を見ますと、昨年の刑法犯認知件数は戦後最多を記録しましたが、本年も増加傾向が続いており、特に、国民に不安を与...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○谷垣国務大臣 国家公安委員会委員長・食品安全委員会(仮称)等担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。  まず、警察行政について申し上げます。  最近の治安情勢を見ますと、昨年の刑法犯認知件数は戦後最多を記録しましたが、本年も増加傾向が続いており、特に、国民に不安を与える...全文を見る
○谷垣国務大臣 テロにつきましては、やはり未然防止ということが何よりも大事だろう、こう思っております。したがいまして、テロリストを国内に入れない、それから国内に拠点をつくらせない、そしてテロを起こさせない、こういうことが一番基本であろうという観点から、そう考えますと、やはりまず関...全文を見る
○谷垣国務大臣 一般に、国内においてテロが発生した場合は、まず国内の治安維持に第一義的な責任を負う警察で全力を挙げてその解決を図っていくというのが今の法制度上のまず第一番だと思うんですね。具体的には、テロリストによる人質立てこもり事件、こういうようなものに備えまして、全国約二百名...全文を見る
○谷垣国務大臣 私どもの同僚、石井紘基議員が暴漢によって刃物で殺害されるという、大変許すべからざる事件が起きたわけでございます。私も、石井さんのありし日の姿を思い浮かべて、大変悔しい思いでおります。石井紘基さんの御冥福を心からお祈りしたい、こう思っているわけでございます。  事...全文を見る
○谷垣国務大臣 今奥山委員からお尋ねの点は、私ども、国会で自分の思うところをしっかりと述べ合って、そしてよい結論を出していく、そして民主社会を支えていくという、我々の活動の一番根底を脅かすような行動、これは断じて許すわけにはいかない、こういうことだろうと思います。  そして、石...全文を見る
○谷垣国務大臣 実は、私も国家公安委員会委員長になりましてから、同僚の議員の方々から、実はこういうことがあったんだけれども少し配慮してもらえないかというようなお申し出を、まだそんなたくさんはいただいておりませんが、いただいたケースがございます。それで私も、警察当局の方にその話をし...全文を見る
○谷垣国務大臣 奥山先生、いろいろ御心配いただいてありがとうございます。  それで、先ほど警備局長が申し上げましたこういうところを重点的に警備しているというのは、だれが考えても、そういうところを重点的に警備するというのは当然のことだろうと思います。しかし、そのほか、やはりこうい...全文を見る
○谷垣国務大臣 今奥山委員おっしゃいましたように、我々がこれは北朝鮮の関与している拉致事件容疑だと考えているのは十件十五名なんですね。それ以外にも関与が否定できないものが、これは幾つということは申し上げていないんでありますが、北朝鮮関与なしと否定できないものがやはりございます。 ...全文を見る
○谷垣国務大臣 午前中も申し上げましたが、やはり、私どもの同僚であられて、我々自身も言論で仕事をしているものでありますから、こういう形で事件が起こる、警察としても徹底的に背景は調べて、今後二度とこういうことが起こらないように取り組まなければいけないと思っておりますので、今後、捜査...全文を見る
○谷垣国務大臣 通常想定される事案に対しては、現在、個々の警察官が携帯しているけん銃で対応が可能であるというふうに今見ております。  しかし、平成十三年度の補正予算では、テロや銃器を使用した重大事案に対処するために、連射性能を有する機関けん銃を整備したところでございまして、治安...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず、一般論から申し上げますと、警察が捜査をしまして、それで起訴するかどうかというのは検察官がその権限を持っておられるわけですが、捜査をしまして、やはり我々は、法と証拠に基づかないで犯罪をでっち上げるというようなことは、これは許すべからざることでございますから、や...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました警備業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近における警備業の実情にかんがみ、警備業者等の欠格事由について、暴力団員と密接な関係にある者等を追加するとともに、精神病者に係る...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 今石毛委員が御指摘されましたように、警備業というのは発足当時から比べまして随分大きく成長してまいりまして、平成十三年末現在においては、業者数は九千数百、警備員数も四十四万人余りに達して、今いろいろな産業の、どちらかといえば元気のない中でも、少しずつ成長を続けている...全文を見る
○谷垣国務大臣 警備業に限りませんけれども、もちろん警備業の場合もそうなんですが、一体どういうサービスを提供していて、そのサービスの質はどういうものなのかということを開示していくといいますか、そういうことによってクライアントといいますか消費者の選択に資するというのは、何の業におい...全文を見る
○谷垣国務大臣 はい。  パブリックコメントは、その方向でやらせていただくつもりでおります。  それから、冒頭の御発言がございましたように、この業務は、こういう中でありながら成長も続けているところでございまして、それぞれの進展に伴っていろいろなものを見直していくというのはこれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 国家公安委員会規則をどうするか今検討中でございますが、おおよその方向としては、精神機能の障害によって、警備業務を適正に行うに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者といったようなたぐいではどうかという検討をしておりまして、今吉井委員が懸念さ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど石毛委員にもちょっと申し上げたところでありますが、実際に国家公安委員会規則をつくるときには、改めてパブリックコメント等も実施して、障害者団体からもその辺の御意見も伺いながら進めたい、こう考えております。
○谷垣国務大臣 今、法律改正をお願いしておりますけれども、これは、ノーマライゼーションというものをこの業法にどう取り入れられるかという観点から検討されたものでございまして、その実効性が上がるよう、新しい法の精神を踏まえて、我々もできることは努力していかなきゃならない、こう思ってお...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから委員が議論を展開していただいておりますように、検挙率が下がっている、あるいは国民の協力が得にくくなっているとかいう、これは多面的に原因があると思います。多面的に対応していかなければいけませんけれども、今御指摘のように、警察としての綱紀の粛正というのは、私...全文を見る
○谷垣国務大臣 御指摘のように、私も日弁連のメンバーでございまして、二枚看板でございますが、国家公安委員会にも随分いろいろな勧告なり決議なり、そういうようなものがたくさん寄せられておりまして、そういうものは全部国家公安委員会にも報告をされまして、適切に対処するように、議論をしなが...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も、数字をどのぐらい把握しているのか、突然のあれですので、ちょっときょうは用意がございません。  ただ、今おっしゃいましたように、国民の生命、財産、安全を守っていくというのはそれなりの経験、技能というようなものが必要だろうと思います。それで、警備業も随分業とし...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどからの御議論のように、警備業というのは、国民の自主的防犯活動を補完したりあるいは代行したりするという、生活安全産業と申しますかそういうものですから、それに対するニーズにこたえられるだけの質というものがなきゃならないわけですよね。ですから、警備員に対して一定水...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 食の安全を確立するために行政がやらなきゃならないことはこれはたくさんあるんだと思うんですが、しかし、行政が規制や何かを強化していけばそれで食の安全が確立できるというようなものではないんだと思うんですね。  この分野は、供給事業者、生産者を始めとする供給...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) できることは責任を持って、できないことはできないくせにできるできると言うなと、まず第一点はそういうことだと思いますが、先ほど申し上げた、それぞれこの場に登場する供給者、それから消費者、行政がそれぞれやるべき役割を分担していくというのは、今多分、阿部先生が...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) DV法、配偶者暴力防止法による殺人事件の件数という形での統計は、そのままぴたりという統計は実は取っておりません。ほとんど重なるとは思うんですが、配偶者による殺人の検挙件数というのは把握しておりまして、これは法が施行された去年の十月から今年の九月までの間、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 何を学んだのかと、大変難しいんですが、これは一つには、日本では比較的、全く顔見知りでない者から殺されるという事案は諸外国に比べてまだ少ないことがございます。やっぱり人間関係が濃密といいますか、人倫のもつれみたいなところでこういうものが起きているということ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、一つ一つの事件につきまして捜査を、その背景を含めて的確に捜査をしてその事件の全容を把握していくということは警察としても努めなければならない大事なことだと思いますし、今後ともこの種の案件についてはそういう丁寧な捜査をするように督励していきたいと思う...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) やはり治安とか犯罪で脅かされる国民に対してきちっと安全を提供するというのが人権保障の一番であろうと思っております。私たちの立場からしますと、それが一番であろうと思っております。警察はそのために努力をいたします。  それから、また今いろんなテロや何かの関...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、山口委員がおっしゃいましたように、最近、ピッキング用具などを使いまして、特殊な用具を使って不正に錠を開けて侵入するという例が激増しておりまして、これを、都市部がやはり中心でございますので、犯罪に強い都市を作るという意味からも、この対策というのは急務だ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、山口委員がおっしゃいましたように、この訴訟で道交法の所管官庁として被告官庁に入っているわけですが、今度交通規制権限の行使の適否については直接的な判断をこの判決の中では触れておられませんので、この点について違法との認定はされなかったというふうに理解して...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 現在で言う拉致容疑事案ですが、初めて国会で取り上げられましたというか、警察庁が答弁いたしましたのは、昭和五十五年三月二十四日の参議院決算委員会でございます。そのときは、福井、新潟、鹿児島の各県下で発生した一連のアベック失踪事件、それから富山で発生したアベ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 国会で初めてお答えをしたのがそのときでございまして、当時の議事録を読み返しますと、それぞれの時期の近接性だとか手法の類似性だとか、その辺りいろいろ比較して御質疑しておりますけれども、その辺りの全体像がはっきりまだつかめていなかったと。しかし、警察として比...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○谷垣国務大臣 今、北川委員おっしゃった縦割りで全体の姿がなかなか見えないじゃないかという御指摘だったと思うんですね。  それで、今度私は担当は、食品安全委員会を新しく立ち上げる、それで食品安全基本法を来年の通常国会に提出するというのが私の役割ですが、今構想している新しい食品安...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました古物営業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、古物の取引における高度情報通信ネットワークの利用の拡大等にかんがみ、情報通信の技術を利用する古物営業に係る業務に関する規定を整備...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○谷垣国務大臣 高度情報通信ネットワーク社会へ移行してまいりまして、インターネットを利用した古物取引というのも随分量的に拡大してまいりました。こういう大きな流れの中で、ホームページを利用した無許可営業というのも出てきている。それから、従来、古物商は取引をするときに相手方を本人確認...全文を見る
○谷垣国務大臣 一般的に、どういう方を警備し、あるいは警備しない、どういう手法で警備するということは、手のうちをさらすことになって、表にしないということになっているようでございますので、今の枝野委員の御趣旨はよく承りました。
○谷垣国務大臣 いわゆるインターネットオークションを古物競りあっせんという、今お引きになった条文でそういう言葉で表現しているわけです。
○谷垣国務大臣 枝野議員に法律上の言葉の解釈を説くのは釈迦に説法でお恥ずかしいんですが、一般的に言って法律用語は、辞書に書かれているような常識的な意味合いといいますか、一般的な意味合いを踏まえて使うのが当然と申しますか、本来であろうと思います。  ただ、今度は法律ということにな...全文を見る
○谷垣国務大臣 意識がどこにあるかというのもこれはなかなか難しい議論ですけれども、繰り返しになりますが、私どもは、先ほど申し上げたような、単にフリーマーケットに行くというだけじゃなくて、出品物の情報の掲載、あるいはオークションへの入札、落札、それから参加者の双方の連絡先への通知が...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、枝野委員を中心としてそういうことを検討されたということは私も承知しておりますが、先ほどの繰り返しになりますが、競りの結果として相互に結びつくという社会機能、そういう機能面も含めてインターネットオークションの定義づけをしたいというのがこの法律の考え方でござい...全文を見る
○谷垣国務大臣 ちょっと今の点は、私も裁判所でも通用するような答えにはなるか自信がないんですが、今のお話は、契約は成立していないのかもしれないなとお話を伺いながら思いました。ただ、選定して紹介をしているというところに意味があるのかな。ちょっとここのところは、実は十分な自信があって...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、今、枝野さんがおっしゃるように、大手三社でほとんど市場を占めているというふうに私は判断しているわけですが、そういう中で、今おっしゃったように三社として努力をしていることも事実で、私はそれは評価すべきことだなと思っているんです。  ただ、現実問題、新しいも...全文を見る
○谷垣国務大臣 そこはなかなか実は難しいところで、枝野委員は先ほど、この法律は実効性がないということをおっしゃったわけです。これは、取り締まって犯罪を摘発していくという立場からすれば、行け行けどんどんというのがいいのかもしれませんが、それはそうはいかないので、やはりできるだけ抑制...全文を見る
○谷垣国務大臣 その点は、残念ながらと言うとちょっと言葉はいけませんが、被害関係者が事業者や警察に通報した事例はございますが、残念ながら、事業者から警察への通報によって盗品等の処分が判明したものは、警察が関与したものではいまだないというふうに聞いております。
○谷垣国務大臣 今枝野さんがおっしゃったことは、やはりこういう新しい形態の取引の中でそれが犯罪に利用される場合に、我々としてどうそれに対応していくかという悩みそのものをおっしゃったような気もするんです。  だけれども、例えばその場を管理して、競りあっせん業者、インターネットオー...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃるように、盗品等の疑いを主観的に認める、こういうことで結構です。
○谷垣国務大臣 例えば、先ほどと同じことを申し上げるかもしれませんが、被害関係者から何らかの合理的な内容の通報を受けた場合であるとか、あるいは、そうやって調べてみたら、盗難や横領に遭わなければオークションに出品されるとは考えにくいものが出ていたような場合に、これは盗品ではないかと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の申告義務が調査する義務を伴っておらないというのは、もうおっしゃったとおりです。  ただ、先ほどちょっと事例を申し上げる中で、盗品でなければ出にくいものが出てきた場合というようなことがありますので、具体的な例を申しますと、発売前の人気ゲームソフトがインターネッ...全文を見る
○谷垣国務大臣 これまでに事業者に捜査関係事項照会を実施した中で、その対象物について掲載を中止してくれ、こう言った例はありません。
○谷垣国務大臣 今、枝野委員おっしゃったことは、捜査技術上はまさになかなか難しいところだろうと思うんです。私自身が捜査をやるわけじゃありませんからあれですが、多分非常に難しいところだと思います。犯人逮捕の必要性やそういうことを考えますと、そういう中止をせよと言うことがいいのかどう...全文を見る
○谷垣国務大臣 二十二条三項ですか。
○谷垣国務大臣 これは、報告を求めることができますのは、過去も国会答弁をしているようでありますが、古物営業法の施行のために必要があると認めるときということに限られておりまして、インターネットオークション事業者については、通常、競りの中止の命令に関する報告を求めることになるわけです...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど刑事訴訟法上の照会ということをおっしゃいましたけれども、それとはもちろん意味合いが違うので、刑事訴訟法の場合は、あくまで犯罪捜査に関連して行われる。似たような条文でありますけれども、これはあくまでこの古物営業法の行政目的からつくられたあれでありますから、そう...全文を見る
○谷垣国務大臣 主としてここで考えられているのは、競りの中止ということを求めるときにこの報告を求めるということを主として考えている規定であると理解しております。
○谷垣国務大臣 これは、従来のこの法律の解釈の上、あるいは国会答弁も過去にあるわけですが、古物営業法の施行のために必要があると認めるときに限られているわけです。そこで、今おっしゃったような過去の取引をずるずると引き出すというようなことが一般的に行われるわけではないので、当然限定が...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは、全体からそう理解をしていただくということだろうと思います。
○谷垣国務大臣 今おっしゃったことは、要するに、このインターネットオークションというようなものがどんどんまだ進歩しておりますので、なかなかそこらあたりの限定も今全部してしまっていいのかどうかという難しいところは、確かにあると思います。ただ、効果的であるから何でもできるというわけで...全文を見る
○谷垣国務大臣 現実にほぼ三社で、独占という言葉はいけないのかもしれませんが、やっておられるということは我々も承知しておりますが、現在のところ、いわゆるアダルトグッズを主に扱うサイトとか秘密とかいう文字を掲げるサイトで古物が取り扱われているということは私どもも把握をしております。...全文を見る
○谷垣国務大臣 この種の法律がほかの国にあるというふうには聞いておりません。確かにそれはないわけでございます。
○谷垣国務大臣 頭のいい方がそういうことをどんどん始められるとまことに困るのでございますが、現在のところ、今まで私どもの網に引っかかってきたものでは、盗品を売買しているのは日本国内のこういうサイトでやっているという例でございます。それからまた、日本人相手に盗品を販売しようとか売買...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、技術の発展がどんどん進みまして、私のパソコンも先日、変なウイルスにやられまして、大分必要な情報が壊れてしまったというようなことがございまして、便利な反面、なくなると、私の私生活でも相当不便をいたします。  したがいまして、そういう日進月歩の技術状況を背景...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の点につきましては、事業者とこの案を作成した部局との間で、相当な量の文書のやりとりと申しますか、説明をし、あるいは疑問に答えというようなプロセスが記録に残っておりまして、私も全部詳細に隅々まで目を通したわけではございませんが、そういう意味での了解を取りつける努力...全文を見る
○谷垣国務大臣 いろいろな規定を見ていただきますと、先ほど、届け出義務などをなぜ課すのかというお話もありましたけれども、あれも事後に届け出るというようなことになっておりましたり、いろいろなところがかなり抑制的な制度の立て方になっているのではないかと思います。そこをまた逆の立場から...全文を見る
○谷垣国務大臣 ですから、この規定も、これが絶対のものであるかどうかはいろいろまだ御議論もあると思いますが、そういう通信の秘密あるいは当事者の負担、それからやはり、全体でこういう匿名性のもとに青少年の犯罪を誘発しているのじゃないかというおそれ、そういうものをいろいろ勘案した結果あ...全文を見る
○谷垣国務大臣 総合的な対策を打ち出せというお話ですが、確かにコンピューターネットワーク上の取引で、消費者保護という観点から考えますと、盗品を初めとする不正な物品の流通とかあるいは詐欺というようなことが問題となっているわけですが、私は、一番根本は、こうした事案を予防するといいます...全文を見る
11月12日第155回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど来、消費者の権利とも関連させて亀井委員がおっしゃっておりますように、食品の安全性を国民の間に信頼を取り戻していくためには、消費者の健康保護を最優先とする食品安全行政というものを確立していかなければならないと、こう考えております。  そして、従来は...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、亀井委員がおっしゃったコンビニ等のポルノの問題、これは青少年のもの、児童を対象にしたものに関しましては、今、数年前に議員立法で児童ポルノ、児童買春の法律を作っていただきましたので、今、議員立法としてどう改正をしていくか御検討をいただいていると聞いてお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 川橋先生に温かいお言葉をいただいて感激をいたしております。  それで、国家公安委員長の仕事として、今御指摘のように大変治安が悪くなっている、何を取り組むかということですが、ニューヨークのジュリアーニ市長の取組のこともお触れになりました。私は、やっぱり警...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、白浜委員がおっしゃいましたように、かつての食品行政では、いわゆる危険性といいますかリスクの評価とそれからリスクを管理していくところが一体であったところに問題があったんだろうと。そういう意味で、まずリスク評価を科学的にやる独立の機関を作らなければいけな...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) その辺りはこれから詰めていかなきゃならないところもあるんですが、科学的なリスク評価を行う食品安全委員会はもちろん、その下部機関である専門調査会も含めて原則としてやはり会議を公開するということにしたいと。それから、食品に関する個別のリスク評価の結果などにつ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 立入検査とおっしゃいましたけれども、ここは科学的なリスク評価を行うということで、具体的な規制とか立入調査のリスクといった、これはどちらかというとリスク管理の仕事だというふうに考えておりまして、食品安全委員会ないしは専門調査会に現場への立入り等の権限を与え...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃったとおりだと思います。  さらには、やはりここがリスク管理機関に対してやはりちょっと問題があるのではないかというようなことを考えたときは勧告することができなきゃいかぬと思うんです。それで、そういう場合に、食品安全委員会が管理機関に対して勧告...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 通常国会に食品安全基本法とこの委員会の設立を定める法律、これどういうふうに仕組むか、まだ細かなところまでは詰まっておりませんが、出すことは当然、その予定で準備しておりますが、さてそれが四月一日になるかどうかというのはまだちょっとはっきり申し上げられない段...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そういうふうに努力したいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 実は、準備室というのが八日に、私も八日に任命を受けましたが、八日に四名任命されまして、今日更に八名追加、八名だったかと思いますが、追加されたところでございまして、まだ言うなれば走りながら考えているような状況でございます。  それと、また、この機構を立ち...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 機構は、この組織の詳細も今まだ十分に申し上げにくいんですが、これはいわゆる預金保険機構の下にRCC、整理回収機構と並んで民間の株式会社として設置していこうというふうに思っておりますので、ここはいわゆる株式会社の社長というものがいるわけでございますね。これ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そこもまだ決まっておりませんで、あらあら考えますと、預金保険機構が産業再生機構の設立のために出資してもらわなきゃなりませんから、そうしますと、それは政府保証による資金調達というようなものが必要になってくる可能性が高いなというふうには思っておりますが、まだ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これも、そういう報道を私も拝見しましたけれども、まだ日銀がそういうことを検討しておられるのかどうかも具体的な報告は受けておりません。いろんなことを頭に入れながら、何が一番いい方法か、今これから検討したいという段階で、するという段階でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 砂利だと思っていたら砂金が混じっていたということがないとは言えないと思いますので、要は、関係機関がこれを再生させられると判断するかどうかということだろうと思います。その辺はまだ決め打ちにしないで、いろんな可能性をよく検討したいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 吉川委員の御質問に答える前に、先ほど白浜委員の御質問に答えたときにちょっと間違ったことを申しましたので、白浜委員いらっしゃいませんが訂正させていただきますが、産業再生機構の設立準備室四名プラスあと八名と申しましたけれども、今日、四名に加えて十五名任用して...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 警察刷新に関する緊急提言というのは、幾つかの不祥事が起きまして、そこで警察の綱紀をもう一回確立して国民の信頼を得ていくためにはどうしたらいいかということでこういう提言をいただいたわけでございます。  そうして、そういう今の提言の目的を達成していくために...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まず第一に、こういう住民の声に耳を傾けるという機構そのものがもう一回警察の綱紀を確立していくというそのプロセスの大事な一面でございますけれども、そういう、今度は具体的にできた警察署協議会の中でも、今、委員が指摘されたような問題はいろいろ議論をされて、また...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この警察署協議会の運用の仕方はガイドラインみたいなものも設けましてやっていただいておるわけでありますけれども、私は警察の方からこういうことを議論してくれというような方向ばかりでこの協議会を運用するのは必ずしもよくないと思います。  それで、今、委員が指...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、委員のおっしゃったガイドラインですが、委員もちょっと読み上げていただきましたが、「候補者を人選するに当たっては、特定の居住地域、所属組織、年齢層等特定分野に偏り、又は固定化することのないようにする。また、自治会、自治体、学校等の意見を聴いたり、推薦を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどお挙げになった地域防犯活動団体とか交通安全活動団体に属していただいているという方も、必ずしも警察の、これ御用団体みたいにおっしゃいましたけれども、それはやはり、やや認識として委員も改めていただきたいと思います。やはり、その町で治安を維持したり生活の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げましたように、ガイドラインで多様性に、偏らないように配慮するというようなガイドラインも作っておりますし、その場合にいろいろな推薦等も考慮しろというふうにしておりますので、私はそれにのっとってやっていただいているというふうに思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げたような目的で作られた警察署協議会でございますから、そこにどういう方に入っていただくかということは、より良いものを目指して努力するというのは当然だろうと思います。しかし、現実にそのある警察署で不祥事が起きた場合、その次の機会に警察署協議会を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 余り能力がありませんのにいろんなことをやらせていただいておりまして、うまく答弁ができますか、ちょっと不安なんですが、食品安全基本法につきましては、食品安全行政に関する関係閣僚会議で基本的な取りまとめをいただきまして、その中で、今おっしゃっていただいた目的...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、黒岩委員は、BSE問題を発端とする原因といいますか、リスク評価とリスク管理が一体になっているということと縦割りということを挙げられました。  それで、今のリスク評価とリスク管理という点に関しては、やはり独立の委員会を作る、そこで科学的にリスクのアセ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まず、十月三十日の総合対策を超えるものはまだ余り実は決められていないんです。また、決める体制、今一生懸命大車輪でやっているわけですが、今おっしゃった、まず選別の基準が変な圧力とかそういうものなしに透明性あるいは妥当性をどうやって担保できるか。  それか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました警備業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近における警備業の実情にかんがみ、警備業者等の欠格事由について、暴力団員と密接な関係にある者等を追加するとともに、精神...全文を見る
11月14日第155回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 警備業者あるいは警備員、それから機械警備業務管理者、こういう方々は、人の生命、身体又は財産を守る業務に直接携わっておられる、あるいは直接携わる方を指揮監督する、こういうお仕事ですから、そういう観点から考えますと、国民生活の安定というか安全を守るためには、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、岡崎委員おっしゃるように、ノーマライゼーションを進めて障害者の方が働きやすい環境を作り、そしてそうしていくことが障害者の権利でもあるという発想は、私は極めて大事な発想でよく分かるわけです。しかし、他方、警備業、ほかのもみんな国民の健康や生命にかか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これはちょっと先ほどお答えしたことの何か堂々巡りになってしまいますが、私はやはりこういう業が、警備業が行われて、そしてそういうものが国民の安全や財産の維持あるいは生命の安全性といったものに貢献していくためには、何というんでしょうか、やはりそれを安心して使...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) こういう規定を整備していくときに、やはり障害者始め関係の方の御意見を十分に取り入れて検討を重ねていくということは私は当然やらなければならないことだろうと思います。  そういう観点から、障害者関係の四つの学会や団体から個別に今回御意見を伺って、そしてパブ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 改正道路交通法が施行されまして、障害者等の方々からの運転適性相談、これ適切に対処しなきゃなりませんので、今もお話がありましたように、運転免許試験場等の運転適性相談窓口を整備したり、あるいは警察署を含め運転適性相談に従事する職員を指定して、必要により増強す...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も岡崎先生のおっしゃったその報道も拝見したわけですが、現在、聴力に関する適性試験の基準をどうしていくかということに関しまして、要するに欠格事由に、運転免許の適性試験、今回の改正法の審議において、「運転免許の適性試験・検査については、これが障害者にとって...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 障害者の方を始め関係団体の意見を反映させていくというのは極めて重要なことですので、私どもは、これ随時やっぱり承っていくという姿勢で指導していきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、委員がおっしゃいましたように、障害者に関する規定の改正につきましてはノーマライゼーションという趣旨を十分に踏まえて運用するように、それから暴力団等の参入に関しては、警備業というものが暴力団の影響下に置かれて社会に不安を与えることがないように、当然その...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 当時において十分な調査ができていなかったことは、これは大変残念なことだなと思います。しかし、長い歳月たっておりますし、そういう私的なコレクションをお受けしたという経緯も私、まだよく詳細に把握しておりませんが、やはりこれだけ長い年月をたちますと、すべての資...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 吉川先生の目からごらんになると警察というのは随分真っ黒に見えるものだなと思いながら伺っておりましたが、国家公安委員会に報告が毎週やりまして、報告がございます開示請求というのは膨大な数がございまして、多少煩雑というふうに吉川先生おっしゃいましたけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) しかし、今請求者備考欄に現在記録しているのは、法人請求の場合の連絡先担当者の氏名のみということにしております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の改正は、最近の警備業の実情にかんがみまして、三点ポイントがあるわけでございますが、一つは、暴力団と密接な関係にある者などを欠格事由に追加していくということによって、暴力団を排除して警備業務の実施の適正を図ろうということですね。それからもう一つは、精...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 適切にお答えできるかどうか自信がないんですが、私ども、警備業の通勤の災害については、実はちょっと事前に事務局にも聞いたんですが、資料がないということで、十分なお答えができないんです。できないんで、むしろこれは労働災害、今労働災害という観点から御質問ならば...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、黒岩委員おっしゃいますように確かにこの二十年の間に警備業大きく成長してきたと思います。  それで、これだけで足りるのかというお話ですけれども、私は今、委員がおっしゃったところは、本来、警備業というのが国民の自主防犯行動を補完して、そして代行する生活...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の黒岩さんの御意見は、ある意味で分かるところはあるんです。しかし他方、黒岩委員自身がお認めいただいたように、警備業に一定の欠格事由は必要だろうと。それは恐らく法人においても同じだろうと私どもは考えたわけです。それで、法人が適切に業務を行っていけるかどう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました古物営業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、古物の取引における高度情報通信ネットワークの利用の拡大等にかんがみ、情報通信の技術を利用する古物営業に係る業務に関する...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の古物営業法の改正では、去年の十月から十二月にかけまして、今三社とおっしゃいましたが、大手三社ございます。そういった事業者に法案の骨子をかなり詳細に御説明しまして、そしてその了解を得る一方で、事業者の御意見も入れまして、法案の策定作業を進めてきたんで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の改正に当たっては、去年四月以降五回にわたりまして、インターネットオークション事業者を含む各界有識者の研究会で御議論をいただきまして、「高度情報通信ネットワーク社会における総合的な盗品等流通防止対策について成案を得て、国民に問うことが望まれる」と、こ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) えらい、委員長もおられますが、法律家法律家と言われて、えらい細かな議論をやっているわけではないんですが。  今回の古物営業法の改正は、社会秩序維持の基本に係る必要最小限度のものだというふうに我々は考えておりまして、インターネットオークションにおきまして...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回、こういう形でインターネットオークションに対する規制を設けましたのは、取引一般のルールというようなことに着目しているわけでは必ずしもございませんで、インターネットオークションを通じた古物取引が非常に盛んになってきたと。そうしますと、盗品等の処分が現に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 松井委員が御心配の点は私もよく分かりますし、そういう御判断を私も共有する点があるんです。特に、Eビジネスの今後の発展の方向というのはいろんなのがまだ予測できないところがあると思いますし、そういうところは育てていかなきゃいかぬと、そういう御発想も私は共有す...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今のお尋ねの点は、じゃ、同じ年次の同じカローラの白いものを盗まれたとすれば全部止められるかと、それはそんなことはとんでもない話でありまして、社会通念上、その車が盗品であると疑う根拠がもう少し客観的、合理的でなきゃならないと思うんですね。例えて言えば、イン...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、白浜委員おっしゃいますように、インターネットオークションを通じて、先ほどもるる申し上げておりますような匿名性とかそういうものを悪用して、青少年犯罪等、盗品等をそこで売却することが増えているという実情がございます。今、毎年、戦後最高の犯罪が行われている...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、白浜委員がおっしゃった万引き問題実態調査報告書というんでしょうか、私もさっと目を通させていただいて、確かにいわゆる新古書店というのが近くにあるかどうかという比較を行って、近くにある方が万引きの被害が多いというデータが出ているわけですね。ただ、万引き被...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、書店における万引きを取り上げられましたけれども、万引きは特別な技術は必要としないけれども、したがって手を染めやすい、ほっておくとこれは法軽視とか盗犯を増やしていくということになりますので、これはきちっと取り組まなきゃならぬと思っております。  そう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 易しいところをお答えいたしますが、今、委員がおっしゃったようなことで、あくまで盗犯というか、盗まれた物、そういうものの防止を目的としておるということでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、吉川委員おっしゃいましたように、その研究会でいろいろ御議論をいただいたわけです。それで、去年八月は、研究会から、今後速やかに高度情報通信ネットワーク社会における総合的な盗品等流通防止対策について成案を得て国民に問うべき旨の提言を受けまして、それを受け...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の御質問は事業者の理解という点ですか。
○国務大臣(谷垣禎一君) その点では、今、委員もおっしゃったんですけれども、ヤフー、それからディー・エヌ・エーですね、それから楽天、これが三大事業者であると思いますが、この三社の役員といろいろ議論、会談をしまして説明に努めまして、そういう理解を求めた結果、今これは議員も一部お引き...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 余り実効性がないんではないかというお問い掛けですが、これは、利用者に推奨するとともに、利用者自身が安全な取引を提供してくれるインターネットオークションを判別することができるようにする意味ですが、今おっしゃったように、何と言うのでしょうか、これはそれでもっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 実際どれほど盗品を摘発できたかというと、確かに数は余り多くないわけです。しかし、検挙率とかあるいは被害届率というようなものを掛けてみますと、相当な暗数があるというふうに私たちは理解をしているわけです。  それから、自主的努力によっては、これだけあるとき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどの、ちょっと付け加えますが、メーカーが発売前のゲームソフトを発見したという事例ですが、発見したのはメーカーです。それで、そのメーカーは、インターネットオークションをやっている事業者に、これは盗品ですよというふうに通報した事例でございます。ですから、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 憲法二十一条との関係につきましては、今度の法律では、古物競りあっせん業者に係る記録の作成それから保存、この努力義務、それから報告徴収をする、求めると、こういう規定がございますが、これが憲法二十一条に定める通信の秘密と抵触するのかどうかと、こういう点を政府...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) その辺は十分念頭に置いて今後の運用を図っていきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは今日の議論にも既に出たところでございますが、盗品等の売買の防止とか速やかな発見を図るために、そして被害の迅速な回復を図っていくという意味で、社会秩序維持の基本に係る必要最小限な取締りだという観点から、先ほども御議論がありましたけれども、政府は規制緩...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 法律上でどういう用語を使っていくかというのは、もういろいろ工夫をしなければならないんだろうと思います。一方で、今日の御議論にも出ておりますが、インターネットオークションとかログの保存とかいう言葉を聞いただけで、何のことだかさっぱり分からない、混乱してしま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 衆参通じまして黒岩委員の御質問が今回の改正案の審議の最後でございます。いろんな御議論がございまして、私も今、黒岩さんの御議論もそうだと思いますが、新しく発展していく、こういう分野での発展ということを阻害することのないようにという御趣旨が、今の御議論の中に...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(谷垣禎一君) いわゆるRCCにつきましては、今、山下委員がおっしゃいましたように、昨年機能を拡充して、そして、ともすればあそこへ送られるともう死亡宣告だというようなイメージもあるんですが、実際にあそこがやっていることを見ますと、かなり再生の努力をして、数はまだ私正確に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 不良債権処理を進めていく過程で、よく言われますように、退場すべき企業は退場していただかなきゃならぬと、こう簡単に申しますが、しかし、そうは言いましても、そこに有用な、日本経済にとって有用な経営資源というものがあるわけですね。有用な経営資源はできるだけ生か...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、田名部委員の御質問は自殺者でしょうか。警察庁の統計によりますと、過去五年間の自殺者数は、平成九年が二万四千三百九十一人、平成十年が三万二千八百六十三人、平成十一年が三万三千四十八人、平成十二年が三万一千九百五十七人、平成十三年が三万一千四十二人でござ...全文を見る
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 北朝鮮による拉致容疑事件は、国民の生命、身体に危険を及ぼす、治安上も極めて重要な問題であります。  したがいまして、現在、十件十五名の件に関しましては、全力を挙げて全容を解明するように取り組んでいるところでございますが、これからの再発、こういうのをどう防いでいく...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、警察として北朝鮮が関与している拉致容疑事件だと判断しているのは、十件十五名でございます。これについてももちろんさらに力を尽くして全容を解明しなければならないわけですが、そのほかにも北朝鮮の関与がなしとは言い切れないものがございまして、これには、実は濃淡はさまざ...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいまの点は、いわゆる不審船といいますか、に関しましては、海上保安庁と協力しながら捜査をしているわけでございますが、主として海上保安庁が今の問題は当たられていると思います。そして、我々としては、あの船と暴力団との関係について、いまだはっきりした材料は持っておりま...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは私の所管ではなく入管で扱っておられることでございますから、今にわかにお問いかけがあっても、答える材料を今準備しておりません。
○谷垣国務大臣 私どもも重大な関心を持ちましていろいろ情報を集めております。しかしながら、これについてどういう情報を持っているのかいないのかも含めて、手のうちをさらけ出すようなことはいたせないと思っておりますので、御答弁はきょうは差し控えさせていただきます。
○谷垣国務大臣 今原口委員から、まず、日本人の請負業者、拉致の場合の請負業者について捜査はどうなっているかというのが一つございまして、これは、日本人の現地請負業者の有無も含めまして、今まさに捜査を行っているところでございます。  仮に、日本国内での協力者が明らかになって、その協...全文を見る