谷垣禎一

たにがきさだかず



当選回数回

谷垣禎一の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第164回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十八年度予算及び平成十七年度補正予算の御審議に当たり、今後の財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。  我が国経済は、これまで成長の制約となっていた三つの過剰、すなわち過剰雇用、過剰設備、過剰債務...全文を見る
01月20日第164回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十八年度予算及び平成十七年度補正予算の御審議に当たり、今後の財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。  我が国経済は、これまで成長の制約となっていた三つの過剰、すなわち過剰雇用、過剰設備、過剰債務...全文を見る
01月24日第164回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 重野議員にお答えいたします。  まず最初に、所得税の累進性強化についてのお尋ねがございました。  所得税の税率構造のフラット化による累進緩和は、勤労意欲や事業意欲などへの配慮から行われてきたものであります。  平成十八年度税制改正においては、所得税...全文を見る
01月25日第164回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○谷垣国務大臣 平成十八年度予算及び平成十七年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げます。  最初に、平成十八年度予算について申し上げます...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成十六年度の国の債権の現在額並びに物品増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十五年度決算に関する参議院の議決について講じました措置について御説明申し上げます。  決算検査報告において指摘されました不当事項等の再発防止につきましては、財務省及び各省各庁等において、従来から、文書による要請のほか、会計検査院との会議を始め各種の...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額総報告並びに物品増減及び現在額総報告につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十六年度の一般会計の決算につきまし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 又市議員にお答えいたします。  最初に、警告決議の平成十八年度予算への反映についてのお尋ねでございました。  決算審査については、歳出の無駄の排除を徹底する等の観点から極めて重要と考えておりまして、検査報告事項や国会での審議内容を平成十八年度予算に反...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十八年度予算及び平成十七年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げます。  最初に、平成十八年度予算について申...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○谷垣国務大臣 今、上田委員がいろいろ資料もお示しになって御議論のとおり、確かにこの数年、財政健全化のための努力をいろいろ進めてまいりましたけれども、依然として、平成十八年度予算の公債依存率は三七・六%でございますし、それから、国、地方合わせますと公債発行残高もGDP比一五〇%を...全文を見る
○谷垣国務大臣 基本的に松本委員のおっしゃるとおりでございまして、台風十四号の上陸や、あるいは集中豪雨、それから首都直下地震対策大綱、こういったもので必要となったものを含んだのが今度の災害対策費でございます。
○谷垣国務大臣 今、松本委員がおっしゃった一般公共事業関係費、これは、平成十七年度中に発生しました水害、それから土砂災害、そういったものの再度災害防止対策、それから、さっきちょっと申しましたが、首都直下あるいは東海、東南海・南海地震等に対する緊急震災対策、それから事故の続発する踏...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどの、私の答弁をお引きになりましたけれども、その問題に関しては、そのときに申し上げたことでよろしいと思っております。  それで、今回とは状況が私は違うんだと思っております。これは、午前中の審議でも国土交通大臣が御答弁になりましたように、本来、売り主、建築主の...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 私どもも、公的年金を統一していく、これは国民の公的年金に対する信頼を維持していく上で極めて大事だと思っておりますので、先ほどから御議論がありますように、四月末に閣議決定できるように財務省としても全力を挙げて取り組みたいと思っております。  今おっしゃった点につい...全文を見る
○谷垣国務大臣 追加費用につきましては、恩給から共済年金に切りかわった際に、法律で追加費用を入れるというふうに決められて今までやってまいりました。  それで、今までの論点整理では、追加費用の分は、いわゆる既裁定の方の年金額といいますか給付額をどうするかということとつながってまい...全文を見る
○谷垣国務大臣 補正予算については財政法第二十九条に規定がございまして、そこに、法律上または契約上国の義務に属する経費の不足を補う場合、それから、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出を行う場合等に補正予算の編成を認めている、こういうことでございます。
○谷垣国務大臣 この決定をした背景、事情をまず申し上げますと、借換債の発行増加等がございまして、平成十八年度から二十年度にかけては大量の国債発行が必要であると今まで見込まれていたわけであります。国債の安定消化といった観点から、国債発行の抑制が極めて緊要な課題であったということだろ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどNTT—Bの事業償還時補助を前倒ししたという必要性は申し上げたわけでありますが、委員が今おっしゃったように、民主党としてこの金額を子供の対策等に充てようという御提案があることは、私も承知しております。  それで、私どもも、子供の安全性を確保するということが...全文を見る
○谷垣国務大臣 民主党の御提案も私ども十分精査させていただきたいと思っておりますけれども、ちょうどこのNTTの前倒しに当たる部分をそっくり充てようというわけですよね。  それで、私どもは、今の例えば校舎の建てかえにしましても、これは三月までに消化しなければならないわけですね、補...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず、訂正を申し上げます。  先ほど、耐震性の方についても、年初予算、十七年度の当初予算とそれから十八年度で賄えると申しましたが、耐震の方は私のちょっと今言い間違いでございまして、補正の中にも執行可能性を考えて入れております。  それで、今の点は、確かに緊要性...全文を見る
○谷垣国務大臣 きのう総理がお答えになった背景には、先ほど大串さんも指摘されたと思いますが、内閣府の月例経済報告で出された分析というものが背景にあると思うんですね。私も、基本的には、あの分析を聞きまして、ああそういうことかなと思っているわけです。  ただ、やはり、マクロの統計上...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○谷垣国務大臣 思いという言葉でおっしゃいましたけれども、今度の補正予算の編成は、このところ、昨年、一昨年ずっとそうでしたが、三年連続で、経済対策は盛り込まないようにしよう、そして真に必要なものに限定して補正予算を組もうということで、これを一番基本方針としたわけであります。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、文科大臣から御答弁がありましたように、学校の耐震改修の問題については、一千棟の耐震化工事、これは政府案で、特に危険と判断される建物というものについて二百七十七億を計上したわけでございます。  それから、まだそれだけでは足りない、だから十八年度当初予算でも千百...全文を見る
○谷垣国務大臣 ことしは大変な雪でございますが、まずは既存の制度、それから既定予算、こういうものを十分に活用していただいて迅速に対応していただくということでございますが、今も御心配のように、これから雪が降り続いていくとどうなるかということがございます。ですから、そういうこれからの...全文を見る
○谷垣国務大臣 平成十七年度の社会保障関係費ですが、補正予算で四千四百二十七億上積みをいたしまして、補正後では二十兆八千二百三十五億円という数字になっております。  これを十六年度と比べますと、十六年度の補正後の規模は二十兆三千九百四十七億円で、四千二百八十八億増ということにな...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 委員のおっしゃるように、子供の安全対策というのは、将来の国づくりということを考えても極めて重要だと思っております。  今委員のお尋ねは、補正を組み替えるべきではないかということでございますが、既に官房長官から御答弁がありましたように、十二月二十日に作り...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、今年度の文教予算あるいは補正予算に関しても責任があるわけでございますので、小泉内閣の財務大臣としてお答えをさしていただきたいと存じます。  これからのやはり日本の国づくりということを考えます場合に、やはり国際競争の環境も非常に厳しくなっております...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、全体としてなかなかいい医療制度を日本はつくってきたんじゃないかというふうに思っているんです。ただ、高齢化等も非常に速いスピードでございますし、現実問題として医療費はもう年々大きく増えてきていると。社会保障全般とすると、一般歳出の四十数%という額にな...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 午前中、委員と与謝野大臣との間でも御議論がありましたけれども、我が国の経済は国それから民間、双方の努力のおかげで財政出動にも頼らなくても国内民間需要を中心に緩やかに回復過程をたどっていると、私もそのように認識しております。  これからの見通しにつきまし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申しましたように、補正には経済対策を含まず、やむを得ざる必要な経費に限定するという方針で作成したわけでございますが、具体的な中身としますと、一つは災害対策費ですね。これは台風十四号等による被害の復旧や、それから再度災害が起こることを防止するため、そ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) プライマリーバランスというと大変難しい言葉でございまして、日本語に訳しますと基礎的財政収支と言っていますが、日本語で言ってもなかなかよく分からないんですね。  で、これは砕いて言えばどういうことかというと、その年の政策経費、つまりその世代に向けてやって...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 済みません、先ほどちょっと言い間違えたので、訂正させていただきます。  国債発行額を平成十八年度三十兆以下に圧縮したのが八年ぶりだと申し上げたのは、五年ぶりの間違いでございました。八年ぶりの方は、一般会計の規模が八十兆円台から七十兆円台になったのが八年...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 無駄を取り除いていくためには、孫悟空の頭に鉄のたががはまっているように、呪文を掛けてえいやえいやと進んでいかないとなかなか無駄が省けないということが現実にはございます。ですから、私はやっぱりそういう努力は一生懸命やらなきゃならないと思いますが、他方、だか...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、大久保委員がおっしゃった、地方においては財金分離がなされていないんじゃないかと、そこに問題があるんじゃないかというのは大久保委員のかねてからの問題意識で、何度か御議論もさせていただいた記憶がございます。そのときの答弁と重なるかもしれませんが、こういう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ここは私どもの指揮監督系列に入っているわけではございませんので、私から御答弁するのは適切ではないと思います。
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○谷垣国務大臣 NHKのテレビでの発言を今、政調会長、おっしゃっていたかと思うんですが、あそこで私申し上げましたことは、税はそれぞれ特質がございますから、一般論として申し上げますと、消費課税だけではなくて、所得課税あるいは法人課税、資産課税、そういうものの全体のバランスの中で考え...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから伊吹委員の御議論を伺っておりまして、京都の歴史と水でおのれを磨いておられた方はおっしゃることが違うなと思って拝聴をしていたわけでございます。  先ほどおっしゃいましたように……(伊吹委員「丹波は違う」と呼ぶ)京の都で磨かれた方は違うと思って聞いておりま...全文を見る
○谷垣国務大臣 現在はまだ緩やかながらデフレが続いていると思っておりますので、日銀と政府は車の両輪のように協力をしなければいけない段階だと考えております。その上で、今もお話がありましたけれども、金融政策の決定自体は、これは、日銀の独立性ということで、日銀の専管でございます。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今松岡委員がおっしゃいましたように、平成十八年度予算は、過去の予算と比べまして、歳出改革路線を堅持して、小泉構造内閣で進めてきたいろいろな成果を取り入れることによりまして、財政健全化に向けた歩みは相当強化したものになっているというふうに思っております。  しかし...全文を見る
○谷垣国務大臣 今までは、子育て支援、特に子育て家庭に対する経済的支援をどうするか、いろいろな議論、公明党でも熱心に議論をされてこられました。それで、今は税のことをおっしゃいましたが、現行は所得控除というやり方でやっておりますので、それは結局、子供がいると税を負担する能力が低くな...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員おっしゃるように、会計法では、あくまできちっと随意契約などは例外であると限定してあるわけです。今のように、公益法人のところが抜け穴になっているということがあるとすれば、もう一回会計法をきちっと、どういうものか議論、勉強させていただきたいと思っております。
02月07日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○谷垣国務大臣 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において、重ねて所信の一端として、今後取り組むべき課題等について申し述べます。委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  我が国財政の現状は極めて厳しく、財政構造...全文を見る
○谷垣国務大臣 この法律案につきましては、国における稲作転換の必要性に顧み、あえて反対いたしません。
○谷垣国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては、御趣旨を踏まえまして検討いたしたいと存じます。
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○谷垣国務大臣 杉浦法務大臣の答弁と同じでございます。
○谷垣国務大臣 大体、今官房長官がお答えになったことと同じなんですが、財政再建のやり方としては、さっき特別会計のことをおっしゃいましたけれども、特別会計、もちろんです、聖域なく歳出を見直して削減していくという努力がまずなきゃいけません。それと同時に、経済が成長してパイを大きくして...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃいましたように、消費税については、ヨーロッパのように二けたのところになりますと、食料品は例えば非課税にするとか生活必需品については税率を下げよう、そういうような議論が実際に行われて、議論だけじゃなしに行われておりますので、日本も、そういうような形にすると...全文を見る
○谷垣国務大臣 個別間接税が入っておりますとどうしても消費税はそうなってしまいまして、国際的にもそういうルールになっております。したがって、どういう税率にしていくか、よくまた議論をしていきたいと思っております。
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○谷垣国務大臣 今坂口先生がおっしゃった人材投資促進税制、これは、いわゆる骨太の二〇〇四で人間力ということが大きなテーマになりまして、そのための総合的な施策の一環として取り入れたものでございます。今坂口先生がおっしゃいますように、過去二年間、ふえた教育訓練費の二五%を税額控除しよ...全文を見る
○谷垣国務大臣 ちょっと最初に一般論を申し上げますが、国有財産は国民共通の資産でもありますし、今おっしゃったように、こういう財政の厳しいときでもありますから、今までよりも、国有財産について、より効率的な使用ということを考えていかなきゃいけないと思います。  したがいまして、今国...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに先ほど民間でもあるということを申し上げましたけれども、委員がおっしゃったように、民間も、経営状態を改善するために福利厚生施設等をどうしていくかと相当真剣に今まで取り組んでこられたことがございます。  したがいまして、私どもも、先ほど効率的な使用を考えていか...全文を見る
○谷垣国務大臣 衆議院の元事務総長公邸が今会議所になっているということでございますが、私もかつて衆議院で議運委員会等に属しておりましたので、ある程度存じております。  こういう国有財産、私ども管理する立場に今おりますから、有効利用していただかなきゃいけないのはもちろんでございま...全文を見る
○谷垣国務大臣 お尋ねの自民党本部の国有地でございますが、昭和三十六年当時からの議論で貸し付けをしているわけでございますが、貸付料は不動産鑑定士の意見価格により算出したものでございまして、借地権つきの継続貸し付けであるということから、そうでない場合と異なると公認会計士からは意見を...全文を見る
02月09日第164回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○谷垣国務大臣 先ほどから土屋先生のお話を聞いておりまして、私、大変共感をしながら伺っておりました。  一つは、やはり今大切なことは、貧しさに対応する、どうして貧しさに耐えて対応していこうかというのは、今までも随分私たちも教育を受けてきた、豊かな社会でその豊かさの中にどう対応し...全文を見る
○谷垣国務大臣 思いというと、いささか情緒的でお答えしにくいんですが、十八年度予算を組むに当たりまして考えましたことは、小泉内閣として今までいろいろな改革をやってきました、医療改革であるとか三位一体とかやってまいりました。それをできるだけ生かそうということと、今おっしゃった、やは...全文を見る
02月09日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては御趣旨を踏まえまして検討いたしたいと存じます。
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○谷垣国務大臣 当分の間という用語を使った法令、かなりあるわけですが、一般的に当分の間というのは、法令上、不確定な期限をあらわす、そういう場合に使われるというふうに承知しております。  それで、当分の間と規定した場合は、ある程度年限が経過すると自然に効力がなくなるということじゃ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった予算決算、長い名前ですが、長過ぎますから予決令と縮めさせていただきますが、一度予決令で随意契約だということで契約をいたしますと、後は借地借家法の規定になるわけでございます。借地借家法の規定で、三十年を経過したときには更新をするということになるわけであ...全文を見る
○谷垣国務大臣 そのときは、更新のときは借地借家法が適用になるということだと思います。
○谷垣国務大臣 更新のときにはございません。先ほど申し上げておりますように、そのときはもう借地借家法の規定が適用されるということであります。  それから、さらにさかのぼって申しますと、予決令の当分の間の規定、もう事由がなくなっているとおっしゃいますが、当分の間という規定は、要す...全文を見る
○谷垣国務大臣 当分の間という規定は、それを改廃しない限り続きます。ですから、この予決令の規定も今は生きております。  ただ、委員がおっしゃった、更新のときもこの予決令の規定が適用されるというのは、そこは違いまして、もう借地権が設定されたわけでありますから、その後は借地借家法の...全文を見る
○谷垣国務大臣 借地借家法、確かに委員がお引きになりましたように、五条の第一項で、その更新のときに、「借地権設定者が」、この場合は国ですけれども、「遅滞なく異議を述べたときは、この限りでない。」こういうことになるわけですが、第六条の規定がございまして、更新拒絶にはいわゆる正当事由...全文を見る
○谷垣国務大臣 いやいや、もともと借地借家でやればいいというわけではなくて、国が契約を結ぶ場合には、随意契約によるかどうかというようなことで、先ほどの予決令があるわけですね。ですから、契約に入るときはその予決令に従ってやりまして、そうして私法上の賃貸借関係、要するに借地借家上の契...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の末松委員の御議論は、借地借家法というものの考え方とは少し距離のあるお考えではないかというふうに思います。  借地借家法は、やはり、土地の利用、それからその上に堅固の建物を建てた場合にどういう関係を規律していくかというところから生じたものでございまして、仮に更...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、不動産鑑定、どういうふうに土地を評価するかというようなことに明るくございませんので、今不適切だとおっしゃいましたけれども、それについて細かに今ここで議論する能力はございません。  ただ、一般論で申しますと、継続貸付料の算定に当たりましては、一般的には従前の...全文を見る
○谷垣国務大臣 はい、そのように考えております。
○谷垣国務大臣 会社の名前を明らかにするということは、相手方に対する影響もございますので、そこはちょっと御遠慮をさせていただきます。  ただ、今いろいろ御意見がございましたように、私どもは、これで適正な評価であると考えておりますが、これをやっておりますのも、客観性を担保するため...全文を見る
○谷垣国務大臣 からくりという言葉は撤回をしていただきたいと思います。
○谷垣国務大臣 随意契約にした理由は、先ほどおっしゃいましたけれども、これは今四万、私、金額が幾らか今承知しているわけじゃないんですが、百万以下のものは随意契約でできるということになっておりますから、百万以下のものを全部競争入札にさせるとなかなか手間がかかるということで、随意契約...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは、やはり専門家である不動産鑑定士がきちっと責任を持って鑑定しておられるということではございます。
○谷垣国務大臣 国有地の有効利用ということであれば、相手方の希望に応じて売却をするというようなことを今までも進めてまいりました。  ただ、私は、ここでは自民党の立場に立って物を申し上げているわけではありません。あくまで財務大臣として、自民党に成りかわって言うことはできませんから...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の御議論の中で、やはり国として、借地借家法の精神も踏まえてやらなければならないわけでございます。借地借家法は、先ほど申し上げたように、六条の正当事由というのを認めているわけですから、それを全部無視してやるようなことは私どもにはできないんです。  それと同時に、...全文を見る
○谷垣国務大臣 鑑定をお願いしたときに、不動産鑑定士から出てまいりますのは、先ほど委員がお示しになった紙がございますね、あれで出てまいりますので、あれが根拠ということでございます。
○谷垣国務大臣 それは、やはり責任ある、そして資格を持った不動産鑑定士がそのように鑑定しておられるということでございまして、それは今、あの一枚の紙に示されているわけであります。
○谷垣国務大臣 あの紙がすべてでございます。
○谷垣国務大臣 ですから、これは権限ある不動産鑑定士が適正に判定をされたということであります。(発言する者あり)
○谷垣国務大臣 確かに、私どもの手元にありますのは、手元にあるかどうか、私自身あの資料でしか見ていないのですが、手元にありますのは不動産鑑定士からいただいたあの資料でございます。  しかし、末松委員もこれだけ御議論をされているわけですから、私どもも、不動産鑑定士によく話を聞いて...全文を見る
○谷垣国務大臣 あしたじゅうにお出しできるかどうかはわかりませんが、できるだけ早く出せるように努力をいたします。
○谷垣国務大臣 感想とおっしゃられましても、適切に課税をしているんじゃないかと思っております。
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○谷垣国務大臣 公的な住宅供給に対してこういう問題が起こって、信頼を大きく損なったということは、私、大変残念だと思います。  今、いろいろな形で努力をされているんだと思いますけれども、やはり居住者等々に不便をかけないように、きちっとそれは対応してもらわなきゃなりませんし、もちろ...全文を見る
02月14日第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○谷垣国務大臣 岡田委員は大変論理的にお詰めになりますが、私は当委員会で責任を持って論理的に詰めてお答えする部署にいるわけではございません。今、両大臣からお答えのあったとおりだというふうに思っております。  責任の所在を政府が明らかにせよ、こういうことでありますが、私は、それこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、国税当局からも御答弁申し上げましたけれども、国税当局は、内資系法人であろうと外資系であろうと、あらゆる機会にきちっと情報を集めて、それから、当事者から出てくる申告書等の内容もよく検討して、課税上問題がある場合には税務調査をする等々の手段で適切な課税に努めている...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 田村議員にお答えいたします。  最初に、人的控除の見直しや定率減税の廃止についてのお尋ねがございました。  近年の税制改正における諸控除の見直しは、経済社会の構造変化により生じている税制のゆがみを是正して、税負担を広く公平に分かち合うという観点から、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 三谷議員にお答えいたします。  まず、小泉内閣における国債発行額及びこれまでの財政運営、予算編成、さらには社会格差等に関してお尋ねがございました。  近年、国債発行額が多額となっている主たる要因は、高齢化の本格的な進展による社会保障関係費の増加や、あ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 石井議員にお答えいたします。  まず、定率減税の廃止についてでございますが、定率減税の廃止は、経済状況の改善等を踏まえまして、景気対策としての暫定的な税負担の軽減措置をもとに戻すものでございまして、サラリーマンに限らず、自営業者を含めたすべての納税者を...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○谷垣国務大臣 高木委員からごらんになりますと、私、都市農業とは関係ないような顔をしているようにお見えかもしれませんが、中選挙区時代は、私の選挙区は大変都市農業が盛んな地域でございまして、現在も関心を持っております。  そこで、今おっしゃった納税猶予制度でございますけれども、こ...全文を見る
○谷垣国務大臣 個別の案件はお答えできません。  先ほど伺いましても、どういう事実関係に基づいているのかよくわからぬことに一々お答えする必要はないと思っております。
○谷垣国務大臣 所得の把握は、私ども国税庁においてもきちっとやらなきゃいけない、いろいろな中で努力をしているわけでありますが、やはり所得形態の違いやいろいろなことがありまして、完璧にやるのはなかなか難しいというのが正直なところでございます。
○谷垣国務大臣 所得だと思います。
○谷垣国務大臣 もちろん、これはきちっと把握をしなければいけないので、いろいろな機会を通じて努力しているわけですが、先ほど申し上げましたように、所得把握の正確度というのはいろいろ差があるのはやむを得ないところもありまして、さらに努力を続けなきゃいけない、先ほど御答弁したとおりでご...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃったようなものを課税当局で体系的に取りまとめたというデータがございませんで、もちろん民間等にはいろいろな推計等があるんですが、今お答えできるのは、課税当局において体系的に取りまとめたものはないということでございます。
○谷垣国務大臣 確定申告なんかをやっていただいて、どの程度、確定申告で全部把握できているかということもありますが、申告内容に特に問題があるな、こういうことで税務調査をした事業調査者というのはやはりございまして、それは、全体で見ますと、ここ数年では、申告漏れ所得の割合は大体二割から...全文を見る
○谷垣国務大臣 古川委員は、石先生の論文もお引きになって、アメリカ、スウェーデン等の例もお挙げになりました。  ただ、これはアメリカ等でも、昔やっていましたのが非常にコストがかかるというような批判も出てきた。それで、やり方を改めたら、今度は、サンプリングでそれぞれの納税者に調査...全文を見る
○谷垣国務大臣 古川委員よく御存じのところだと思いますが、先ほど川崎厚生大臣もおっしゃっていたところでございますが、所得税、特に申告納税の対象となる方と、それから国民年金の場合に所得を把握しなきゃならない方との間には大きな開きがございます。それで、申告納税等々の対象になっている方...全文を見る
○谷垣国務大臣 政府資産と債務、これをどう管理していくかというのは極めて重要な問題でございまして、今お引きになったように、幾つか閣議としても、政府としても決定をいたしております。  そういう中で、こういう議論は余りイメージだけがひとり歩きしてもいけませんが、国有財産の中には、道...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどちょっと申しましたように、売れないものもございますから、全部で今七百兆ある、それをGDP比で半減だといいましても、では河川を売るのかといってもなかなかできませんから、そういうものは除いて精査をして、おおむね半分というようなことになると思いますが、そういう工程...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃったこと、ちょっと意味がよくわかりませんが、私が申し上げているのは、先ほど閣議決定をお引きになりましたが、例えば十二月二十四日の行政改革の重要方針の閣議決定を引きますと、「政府の資産規模の対名目GDP比を、今後十年間で概ね半減させるといったような長期的な...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、有識者の会議を今やっていただいておりますので、その中できちっとした案を検討していただいて、きちっとやっていきたいと考えております。
○谷垣国務大臣 六月とおっしゃいましたけれども、六月を目途に先ほどの有識者会議の結論を出していただくように今お願いをしているところでございまして、私どもは、その議論をしていただいているのを見守っているという段階でございます。
○谷垣国務大臣 昨年、民主党の笠さんから御質問をいただいたこともよく記憶しております。  それで、税制のことについてですが、今委員がおっしゃいましたように、公益法人制度改革を今進めておりまして、それにあわせて対応する税制上の措置を講ずることとするというのが昨年の暮れに閣議決定を...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 福田議員にお答えいたします。  まず、補助金の交付金化についての御議論でございますが、交付金化の改革は、地方の裁量度を高め、自主性を大幅に拡大する改革でございまして、税源移譲に結びつく改革、スリム化の改革と並んで、重要な補助金改革の一つとされているとこ...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○谷垣国務大臣 やはり、こういう議論はどうあるべきか、それから主張、立証はどうあるべきか、長い間の人類の経験は、私は訴訟法の中に典型的に表現されていると思います。  その場合、立証の材料は、書証である場合、あるいは証人である場合もありますが、まず、文書だったりなんかする場合は、...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○谷垣国務大臣 今、奥野委員が国の財務諸表等を示していただいて御議論いただいた。これは、この十年ぐらいになると思いますが、財務省としても発生ベースに立った財務諸表みたいなものをつくらなきゃいけないということで、いろいろな努力を相当力を割いてやってまいりましたけれども、つくったもの...全文を見る
○谷垣国務大臣 太田委員が地震の問題に昔から大変熱心に取り組んでおられることをよく承知しておりまして、私、科学技術の仕事をしておりましたときも、太田先生から地震研究の推進や情報の一元化ということで議論させていただいたのをよく記憶しております。  学校、病院の耐震化の重要性は私ど...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は一九四五年の生まれでございますので、この六十年といいますと、もう私の人生とぴったり重なるわけですね。その間に何を失って何を得たかと言われても、膨大過ぎてなかなか総括がしにくいんですが、プラスの面は、今、安倍官房長官がおっしゃったように、戦後六十年間、平和な国と...全文を見る
○谷垣国務大臣 安倍官房長官の答弁を聞きながら、何を答えようかなと思って考えていたんですが、実は安倍さんのおっしゃったことと同じでございます。  私は民間がパブリックを担うというようなことを申し上げましたけれども、我々が家庭生活を営むに当たって、子育てをするのに、単に自分のキャ...全文を見る
○谷垣国務大臣 昨年の暮れの十二月二十四日に行政改革の重要方針というのを閣議決定いたしまして、その中で、今委員がおっしゃったことは「政府資産については、真に必要な部分のみを厳選して保有する。」ということになっておりまして、そこで「政府の資産規模の対名目GDP比を、今後十年間で概ね...全文を見る
○谷垣国務大臣 金融資産に限定するという考え方はございません。現に今取り組んでいるものといたしまして、国家公務員の住宅、そういうものも売却して効率的な利用の方法はないかと有識者にお願いをして検討しているところでございます。  他方、先ほど御議論がありましたような例外項目ももちろ...全文を見る
○谷垣国務大臣 よく記憶をいたしております。
○谷垣国務大臣 私どもも相当いろいろ調査をいたしまして、その調査に基づいていろいろな主張を展開したんだと記憶しております。
○谷垣国務大臣 今お触れになった在日米軍駐留経費負担につきましては、財審の建議もお読み上げになりましたけれども、合理化それから効率化を図っていくということで、近年においては縮減を続けてきております。十八年度予算でも、特別協定の対象ではございませんけれども、在日米軍の提供施設の整備...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどからの御議論のように、去年の秋の2プラス2の共同文書に基づいて、今後、日米間で話が進んでいくんだろうと思います。  今、両国の外交、防衛当局で一生懸命詰めていただいているんですが、まだ何も決まっていない段階なんで、財務当局としてコメントすべきことは現段階で...全文を見る
○谷垣国務大臣 一般論とおっしゃいましたけれども、これからでき上がってくるスキームを見ないと何ともお答えのしようがございません。
○谷垣国務大臣 あくまで一般論で、仮定の議論ですから、答えたからといってそれで揚げ足をとったように言われても困るんですが……(笠井委員「揚げ足じゃないですよ、聞いているんですよ」と呼ぶ)わかりました。まじめに答弁させていただきますが、財政法上は、特段の禁止とかそういうようなことは...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○谷垣国務大臣 今、越智委員がおっしゃった最近のいろいろな経済の分析、私も基本的にそういう考え方に立っております。企業業績等は前々から比較的よかったんですが、それがなかなか個人消費に結びついていかないというのが長い間の悩みでしたけれども、ようやく雇用とか、あるいは失業率も減ってま...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃいましたように、財政は第四の過剰であるというようなことが言われておりまして、やはりこれは子供たちや孫たちの世代にツケを先送りしているということでございますから、何とかその体質を早くとどめなければいけないんだろうと思っております。今、国、地方合わせますと公...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、越智委員がおっしゃいましたように、昨年の総選挙で、私も越智さんがお感じになったのと同じような感じを受けているわけでございます。多くの方々が、財政の持続可能性をどうしていくのか、政治はそれについてどういう見解を持っているのか、非常な関心を持っておられるというふう...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員、今、与謝野大臣のところでやっておられます「改革と展望」の付表と申しましたっけ、そちらの方の性質は与謝野大臣から御説明をいただいた方がいいと思うんですが、私どもも後年度試算というものを出しております。それで、この財政金融委員会でも常に問題となるわけですが、この...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず私からお答えいたしますが、今委員がおっしゃいましたように、たとえプライマリーバランスを達成しても、当分の間国債の大量発行というのは続かざるを得ないという状況でございます。  それで、今、どちらかというと安定消化とかいうことを重んじてきたのではないかということ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど与謝野大臣が御答弁になったところですけれども、プライマリーバランスの回復というのはまことに大事な目標で、ツケを後の世代に先送りしないという形になるわけで、大事な一里塚でありますが、その先、債務残高は膨大にあるわけでありますから、金利との関係で発散していくよう...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、金利の動向と名目成長率の関係等々についてお触れになりましたけれども、私どもは、国と地方を合わせますと、公債残高がGDPの一五〇%というような状況でございますから、万が一財政に対する信認等々がぐらついてリスクプレミアムが増大してきたというようなことを、やはり相当...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、日本が一番物価が高い国だとおっしゃいましたけれども、物価水準の比較の方法はいろいろなものがありまして、いろいろな見方があると思うんです。  これは全く私の個人的な感じでございまして、きちっとした数字というものが必ずしもあるわけではありませんが、昔、例えばニュ...全文を見る
○谷垣国務大臣 定率減税の扱いについては、この委員会でもたびたび議論をさせていただいているわけでありますが、小渕内閣のときの、私の言い方で言いますと、底が抜けてしまうんじゃないかというような経済の状況に対応するために入れたものでございますから、当時と比べて経済状況が好転してきてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 昨年十月に鈴木委員と議論をさせていただいたときは、確かに今お引きになったように私は申し上げました。それで、やはり金利が変動したときの収支を相償うためにこれは準備をしているものであって、少なくともその準備金は総資産の千分の百まで積み立てるということを、審議会のそうい...全文を見る
○谷垣国務大臣 電源特会につきましては、委員もよく御承知のように、これまで不用、剰余金が多額にあるじゃないかとか、あるいは過大な予算を使っているじゃないかという御指摘があったのは事実でございます。  それで、平成十八年度予算におきましては、やはり特会改革をもう少し推し進められな...全文を見る
○谷垣国務大臣 利子はつけないということでございます。(発言する者あり)  大変ジェントルマンの鈴木委員にしては随分きついお言葉をいただいたなと思っておりますが、繰り返しになりますが、やはり電源特会等が、不用なものがいわば遊んでいるという指摘があったわけでございますので、それは...全文を見る
○谷垣国務大臣 佐々木委員は、消費税について、逆進性というところから今議論を始められたわけでありますが、それに対して、私どもの認識は、少子高齢化が進んでいく中で、やはり持続可能な社会保障制度等々を確立して国民の将来不安を払拭しなきゃならない、そう考えましたときに、広く公平に負担を...全文を見る
○谷垣国務大臣 そこにスポットをお当てになりますが、税制全体で判断をして、それぞれの役割分担をきちっとするというのが私の見方でございます。
○谷垣国務大臣 かつてから消費税の逆進性という御指摘があることは事実でございます。
○谷垣国務大臣 これは、先ほど来、歳出歳入一体改革ということを申し上げておりますが、そういう全体像の中でこれから議論を進めていって、選択肢を示して議論を進めていきたいと思っておりまして、現段階で、私の立場として、このぐらいであると申し上げる数字はまだ頭の中にございません。
○谷垣国務大臣 今お示しになった図は佐々木委員のところでおつくりになった図であろうと思いますが、細部にわたって私よく検討しておりませんけれども、恐らくそういう傾向にはなるんだろうと思います。  ですから、先ほど申し上げたように、消費税だけで見るのではなくて、いろいろな社会保障や...全文を見る
○谷垣国務大臣 手元に統計等があるわけではございませんが、恐らくそういうことがあるのかもしらぬと思っております。
○谷垣国務大臣 消費税というのは転嫁をしていただくという税でございますから、やはり転嫁に向けてのいろいろな指導なり啓発等々を十分行わなければならないことはもちろんだろうと思っております。  その上で、消費税というのは、今赤字だとおっしゃいましたけれども、一種の預かり金的な性格も...全文を見る
○谷垣国務大臣 以前もこれと同じ議論を佐々木委員とさせていただいたことがあるように思いますが、そのとき御答弁したことでございますけれども、やはり段階段階というものがございまして、まず、私どもは転嫁をきちっとできるように、これはいろいろな形での啓発なり指導なり、関係官庁と力を合わせ...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○谷垣国務大臣 今、臼井委員は私の心中を的確に表現してくださいまして、フグは食いたし、こういうことでございます。ただ、今のような財政の中では、やはり費用対効果ということもよく考えなければならないということだろうと思います。  ただ、そういうことを言いながらも、今の日本の当面する...全文を見る
○谷垣国務大臣 我が国の少子化の背景として、未婚率が上昇したとか、あるいは育児の負担感だとか、それから、核家族化によって家庭の子育て力といいますか、そういうものが低下しているとか、いろいろな指摘がございますけれども、今、猪口大臣からもお話がありましたし、この表で臼井委員がお示しに...全文を見る
○谷垣国務大臣 税財政面でもいろいろ御議論があるわけでございます。  今ある制度はいわゆる扶養控除というものでございますが、これは考えとして、やはり子供がふえていくとそれだけ税を負担する能力が落ちるだろうという考え方でできているわけですね。それで、それをもう一歩進めて、もう一歩...全文を見る
○谷垣国務大臣 今までの議論を伺っておりまして、私も、実質成長率を高める必要のあることはもちろんだと思います。  他方、今の金利との関係もございますが、インフレによって名目経済成長率が高まりますと、これは税収の増加も期待できますが、他方で、社会保障コストなどが物価スライドで動い...全文を見る
○谷垣国務大臣 それこそこれからの経済財政諮問会議での議論なんですが、委員がおっしゃるように、選択肢を示すと言っておりますけれども、できるだけ具体的な選択肢をお示しして、国民的な議論を喚起していくようなものでなければならないだろうと思っております。それをどういう形に、法律にするか...全文を見る
○谷垣国務大臣 できるだけわかりやすく申し上げたいと思うんですが、いわゆるオーナー企業ということを考えていただきたいと思うんです。オーナーがみずからの役員給与、これをその法人段階で経費として計上する、つまり損金として算入するということをいたすといたします。一方で、その役員給与につ...全文を見る
○谷垣国務大臣 わかりやすくという御注文でございますので。  今回の措置は、所有と経営が事実上一体化しているオーナー企業による課税上の操作を防止するためだと先ほど申し上げたわけですが、そういう形で法人経費の適正化を図ろうというものでございますから、法人段階で、今、所得税でやる方...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、九〇%ということにしますと、八九%までやられたらどうかというような議論は、これは常にある議論ではございます。そういうことよりも、委員の御質問の趣旨は、新たな課税上の不平等を生むおそれがあるんじゃないかと、恐らくそういう御趣旨だろうと思うんですね。  我が...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、議場内でもいろいろな議論が行われているわけでございますが、少し背景にさかのぼって申し上げますと、十八年度の税制改正におきましては、同族会社の留保金課税制度の抜本的見直し、それから交際費の損金算入範囲の見直し、それから中小企業投資促進税制の拡充、こういう形で中小...全文を見る
○谷垣国務大臣 相続により取得した財産の価額は、相続税法の二十二条で、当該財産の取得のときの時価によるということとされておりまして、要するに、土地の価額は、取得時における実際の面積に基づいて行うというのが原則でございます。
○谷垣国務大臣 事務方で相当調整した後、私のところに上がってまいりまして、私が北側大臣とお話をいたしましたのは、瑕疵担保責任はあくまでヒューザー等々が負っている、その責任は徹底して追及すると。しかしながら、今北側大臣からお話があったことでございますけれども、国が全く関与していなか...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、この問題をめぐる状況は北側大臣がおっしゃったとおりで、その際に、私ども、スキームとしてこういうスキームを立てて、結果として公的資金を入れながら救済するということがあり得るわけですが、その条件としては、やはり徹底した瑕疵担保責任の追及があるべきだということは...全文を見る
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○谷垣国務大臣 伝統的に、予算委員会というのは、もちろん予算を本体として議論するわけでございますけれども、そのときそのときの問題点がいろいろ、スキャンダルであるとか犯罪にやはりあらわれてくるんだろうと思います。そのこと自体が予算と余り関係ない場合も、それは今までなかったわけじゃあ...全文を見る
○谷垣国務大臣 おっしゃるように、私は、いろいろなきずなというものが社会を支える非常に重要な基盤だと思っておりますし、いろいろな改革をしていった結果が弱肉強食であってもいけないと思っております。  ただ、そのことが何か不透明なべたべたしたものを許すというようなことであっては、こ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回の予算編成に当たって私が重視したことは、今までいろいろな御議論があった改革、社会保障の改革であるとか三位一体の改革であるとか公務員制度の改革であるとか、あるいは特会であるとか、随分御議論をいただきました。そういう成果をできるだけ予算に取り入れようということが一...全文を見る
○谷垣国務大臣 公債発行を三十兆に抑えたということ自体は、民主党自体も御評価をいただけることだと思っております。しかし、私の気持ちの中では、今おっしゃったように、これだけやってもまだ三十兆、国債依存率が平成十八年度予算で三七%を超えている。これは果たして私たちの後の世代に十分責任...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど小川委員にも御答弁申しましたけれども、今回の予算編成に当たりましては、執行面にも十分配慮して、予算執行調査とか予算執行実績を踏まえて積算の根拠まで立ち返ってやる、こういう方針でやりまして、万全を尽くしたと考えております。
○谷垣国務大臣 今おっしゃった談合等は、先ほど小川委員に官房長官も御答弁されましたけれども、政府を挙げてさらに取り組んでいかなきゃならない面があると思っております。  それで、先ほどの衆議院の調査局の方の報告で、公益法人等天下りしている関係のところにたくさん補助金が行っているじ...全文を見る
○谷垣国務大臣 特殊法人等については、今まで相当メスを入れてまいりました。もちろん、民間のところに行っている補助金等、この補助金等の予算の積算なんかも、今後さらに工夫をしてきっちりやっていくということは当然のことだろうと思っております。
○谷垣国務大臣 このところ、予算執行調査というのを、いつも選びまして重点的にやっております。それで、どういうところを重点に来年度やっていくかというのはこれからの検討でございますが、予算執行調査等を活用して予算の質を高めていくということは、今後とも続けようと思っております。
○谷垣国務大臣 もちろん、御協力できる部分は、協力をするのはやぶさかではありません。
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○谷垣国務大臣 まず、金利の動向ですが、今のところ長期金利は安定していると存じます。  ただ、金利の動向は市場その他で決まっていくものでございますので、私の方から余り予断を示すようなことは申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思いますが、一番肝心な点は、やはり国債に対する信...全文を見る
○谷垣国務大臣 今後とも、借換債等大量発行は続けなければならない、残念ながらそうでございます。  ただ、今おっしゃった、九〇年代半ば、いわゆる二十年問題と言っておりまして、そのときたくさん償還しなきゃならないということは、ことし、財融特会から十二兆円、買い入れ消却に移すことにい...全文を見る
○谷垣国務大臣 もちろん私たちとしては、年金にこれだけ大量に発行している国債を今まで引き受けていただいて、大変ありがたいと思っているわけです。そして、今後とも年金に引き受けていただくということの期待はあるわけですけれども、年金の方の運用は、これは年金加入者の利益を考えて運用される...全文を見る
○谷垣国務大臣 私どもは、国債をこれだけ発行して安定的に消化をしていく、そして中長期的に国債発行のコストを下げていくということが目標でございますから、市場などのニーズをよく見きわめて商品設計や多様化を図っていかなければならないと思っております。委員おっしゃいましたけれども、決して...全文を見る
○谷垣国務大臣 過少申告の場合には過少申告加算税という形でございますが、粉飾でありますと、過大ということに普通なるんだろう、そう思いますが、その場合には、過大の部分の税額は納税義務に基づくものではありませんので、還付することが原則でございます。  ただ、仮装経理に基づく過大申告...全文を見る
○谷垣国務大臣 そうです。
○谷垣国務大臣 そこは委員のような御議論もあると思いますが、本来いただくのは、本来の利益に基づいて税をいただくべきものですから、今、委員のおっしゃるような過大の場合のペナルティーを税法の中で行うのがいいのか、それとも商法なり証券取引法といったような世界で行うのがいいのか、これは議...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、国際取引など案件も複雑になってきておりますし、高度な専門知識も要るというようなことで、おっしゃるように多々ますます弁ずという面があることは私も否定はいたしませんが、現下の財政事情あるいは定員事情の中で、やはりどうやって工夫をしていくかということをまず考えな...全文を見る
02月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 基本的に変わっておりません。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今年出したものは「改革と展望」の二〇〇五年度改定の記述を採用いたしまして、二〇〇六年度以降、実質成長率一・五%あるいはそれ以上、名目成長率は二・〇%程度あるいはそれ以上の成長経路をたどるものと見込まれるという記述に基づいております。  それから、十年国...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今ちょっと手元にございませんけれども、大塚委員がおっしゃった、大体一%金利が上がりますと、いろんなもちろん前提がございますけれども、一・五兆、五、六兆の金利負担というものが、ちょっと待ってください──金利が一%上がりますと一・五兆程度の金利負担が増加して...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) なかなかそういうことは申し上げられませんで、やっぱり私どもは長期金利の安定ということが必要だろうと思っております。もちろん、今二十兆という言葉を、数字をお出しになりましたけれども、これもいろんな前提に基づいている数字であることは大塚委員よく御承知のとおり...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 きょうは、井澤委員の満を持した初登板に答弁をさせていただけて大変うれしく思っております。  それで、今のお尋ねは、小泉改革、その中で構造改革ですね、なぜそういうことをしなきゃならないのか、意義は何なのかというお問いかけでございました。今我が国社会が直面していて、...全文を見る
○谷垣国務大臣 このごろ日本の中で格差が広がっているんじゃないかという御議論が伺われるようになりました。では、それはどこから来るかということを考えてみまして、いろいろ統計等を見てみますと、格差が広がっているということを実証する材料は必ずしも多くないんじゃないかと思っております。そ...全文を見る
○谷垣国務大臣 我が国の財政は、これはよく言われることでありますけれども、国、地方合わせますと長期債務残高がGDPの一五〇%に及ぶ、これは先進国の中では、財務大臣としてはまことに残念なことでございますが、最も悪い数字でございます。  それで、ここまでまいりますと、もし世の中の日...全文を見る
○谷垣国務大臣 井澤さんは、産業再生機構に飛び込まれて、そこで身につけられたいろいろな経験をひっ提げて、今度は政治の舞台に登場してこられた。ぜひ、産業再生機構で経験されたものを政治に生かしていただきたいなと私は思っています。  井澤さんに言っていただきましたように、私は産業再生...全文を見る
○谷垣国務大臣 小沢さんのお顔をこの財務金融委員会で拝見できるようになって、大変喜んでおるわけでございます。  今の、小さな政府というのは、特に社会保障との関係ではどういうことになるのかということですけれども、私は、小泉内閣の小さな政府というのは低福祉・低負担を意味するものでは...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の小沢さんの御認識にも実はちょっと反論したいところもございまして、低福祉・低負担ではないと先ほど申し上げましたけれども、小泉内閣でやってきたこと、単に行政改革という一言でくくれることではなくて、政府が必ずしもやる必要がないものを民間なりあるいは地方なりに移してい...全文を見る
○谷垣国務大臣 与謝野大臣にちょっと補足いたしますと、私は、かつて大蔵政務次官のときに、日銀の政策決定会合、当時は宮沢大蔵大臣でしたが、代理として大体私が出席いたしておりました。  私どもは、出席して意見は述べることができますけれども、最後、では日銀が政策決定をされる際には、私...全文を見る
○谷垣国務大臣 マネーを発行できるとは思いませんが、税は課すことができると思っております。
○谷垣国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案及び所得税法等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成十八年度にお...全文を見る
○谷垣国務大臣 財金委員会、最初の質問で基本的なことを聞くとおっしゃいましたが、基本的なことというのは一番難しいんですね。  ただ、現在の社会の状況に応じたあるべき税制は何かということになりますと、今、日本社会が直面している状況は何なのかということに関連してまいります。  そ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、グラフをお示しになって御意見の開陳がございました。税をかけていく対象は、所得、消費それから資産というふうにあるわけですが、今、所得と資産を比べての御議論ですね。  それで、それぞれやはり、資産に税をかけていく場合、それから所得に税をかけていく場合、メリット、...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申しましたように、あるべき税制をつくる上で、消費税がどうかという点が非常に興味の関心になるわけですけれども、消費税だけではなくて、所得税、それから資産課税、法人税、全体のバランスを考えなければなりませんので、今委員のおっしゃったような視点でもう一回資産課税と...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃいましたように、国債、要するにこれは国の借金でありますから、国債を国民が買ってくださるということは、これは国を信用していただかないと買っていただけないということになります。ですから、国債管理政策の一番の眼目は、国の財政政策運営に対する信認をきちっと確保す...全文を見る
○谷垣国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、景気、堅調に回復しているというものの、業種によって、あるいは地域によってまだまだむらがあると思いますので、そういったむらを改革を続けていくことによって克服していかなきゃいけないと思っております。  それで、中小企業はもう、日本の産...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回の税法で定率減税の廃止をお願いしているわけですが、これは、定率減税を入れましたとき、小渕内閣でございますが、日本経済の底が割れるような状況で、それを何とか税の観点からも押しとどめたいということであったと思います。その後、当時に比べて大きく経済状況がよくなってき...全文を見る
○谷垣国務大臣 今石井委員がおっしゃいましたように、今回、たばこ税の増税をお願いしているわけでありますけれども、それは、今の非常に厳しい財政事情のもとで国債発行を極力圧縮しよう、こういう観点からお願いをしたものでございます。したがいまして、いわゆる特定財源のように、この増収を何か...全文を見る
○谷垣国務大臣 たばこ税や酒税は、今石井委員がおっしゃいましたように、伝統的には財政物資として考えられてきました。財政物資というのは何かというと、要するに、特殊な嗜好品だから、できるだけ税を払っていただいて、その面で貢献をしていただこうという考え方でございますから、言ってみれば、...全文を見る
○谷垣国務大臣 私もその点は石井先生と全く同意見でございまして、とかく消費税だけに焦点が当たるわけでございますけれども、社会の変化に対応して、どういう税をつくったらいいかというのは総合的に考えなければいけないというふうに思っております。  それで、その消費税以外のいろいろな税の...全文を見る
○谷垣国務大臣 三谷委員ともこの間本会議でも議論させていただきましたけれども、またこれからこの委員会でよろしくお願いをいたします。  それで、ゼロベースでの特会見直しですが、これは、今三十一ある特会を、それぞれの設置当時の趣旨を把握した上で、今の社会経済情勢のもとでも依然有効か...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員おっしゃるように、三位一体改革の目標とするところは、地方の自由度を高めて自立性も高める、そして同時に責任も持っていただく、こういう方向だろうと思います。それで、これはまだまだ続く過程で、委員のおっしゃるように始まったばかりと言ってもいいかもしれません。第一期、...全文を見る
○谷垣国務大臣 総務大臣でもありませんので実はなかなかお答えがしづろうございます。全く私の個人的な、この間の三位一体に取り組んできた視点からの考え方でございますので、政府を代表しての意見でも何でもございません。  ただ、やはり地方の財政にはそれぞれ格差が大きくあることは委員もよ...全文を見る
○谷垣国務大臣 第一期の三位一体改革は、地方でできることは地方にという基本方針の上で、今おっしゃいましたように、四兆円を上回る補助金改革、それから三兆円規模の税源移譲、四兆円補助金を削っておいて三兆円でどうだという御趣旨だったと思うんですが、やはりこれは、国が今までやっていたこと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今委員がお示しになった数字を、私、ここで細かに検証する能力はございませんけれども、例えば今、表の二で、上二割と下二割の格差が十倍から百六十八倍へ、こういう、厚生労働省の所得再分配調査からなっているということで、これだけ拝見しますと、物すごく格差が進んだなというふう...全文を見る
○谷垣国務大臣 昨年十二月二十四日に行政改革の重要方針というのを閣議決定したわけですが、その中で、電源特会、それから石油特会は、両特会を統合する、それと同時に、資金の流れの透明性を確保する観点から、勘定を設けて区分経理を行う、こういうふうになっているわけでございます。どういう勘定...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、田村議員がおっしゃいましたように、政府税調等では、相当長い期間をかけて、大きな構造変革にどう対応していくかという税制の議論を積み重ねていただいているということはそのとおりだろうと思います。  私は、その大きな流れは、一つは、先ほどから申し上げているように、少...全文を見る
○谷垣国務大臣 十九年度でいいかということよりも、一つは、やはり三位一体改革というものをスケジュールにのせまして、それはやはり所得税、地方住民税だということがございました。それを十七年、十八年度でやろうということでございました。  十九年度を目途にと、もっと早くやれということか...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは、決してそういうことではありませんで、定率減税廃止がサラリーマン増税にしか見えないというふうにおっしゃいましたけれども、先ほど、私がかつて大蔵省で政務次官をやっていたという御指摘もあります、まさに私が政務次官をやっておりましたときに、定率減税が議論されて、当...全文を見る
○谷垣国務大臣 定率減税は、あのときの法律でも抜本改革までの暫定的措置として位置づけられていたわけですから、それをもとに戻すというのは、ほかのやりにくいことを後に回しておいてということには必ずしもならないと思っております。  ただ、委員がおっしゃるように、控除等々の問題は、やは...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは今主税局長が御答弁申し上げたことでございますが、いろいろ議論していかなければいけません。ただ、確かに、今おっしゃったように、女性の社会進出、そして配偶者も職を持っている方が非常にふえてきているということをどう取り入れていくかということは、さらに議論を深めてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、ことしの所得税の制度改正におきましては、三位一体の税源移譲を中心に行うというふうに考えまして、それの前と後で基本的にその税負担を変えないということを一番の旨として行いましたので、控除等の問題は今回は触れていないということでございます。
○谷垣国務大臣 私も、子育てや少子化対策との関係で税をどうしていくかということを考えますと、今委員がおっしゃったように、扶養控除というような制度よりも、税額控除という方がやはり実態に即したものになるんではないかなということは思っておりまして、いろいろな控除を整理しながら税額控除等...全文を見る
○谷垣国務大臣 今まで議論はたくさんあるとおっしゃった。確かにあるんですね。ただ、去年六月の論点整理も、中長期的なものという表現もございますし、今の控除の問題も、児童手当との関係をどうするかとか、社会保障制度との関係というようなことがありますから、そのあたりをよく整理していく必要...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから、ある意味では私どもの考え方の応援演説というか援護射撃をしていただいているようにも感ずるわけです。  ただ、今の控除等々の話にしましても、家族をどういうふうにしていくかというような議論でございますから、政府税調の中で議論が煮詰まったから、それでではすぐ...全文を見る
○谷垣国務大臣 そうごらんになる見方もあるのかなと思っておりますが、さらに私も、鈍な身にむち打って前に進みたいと思っております。
○谷垣国務大臣 委員おっしゃったように、スウェーデンの例なんかもお挙げになりましたけれども、二元的課税というのはちょっと、かなり税制度が違っていますので、すぐ日本に学べるかどうか、これはわかりません。私も、総合課税というのを棚上げにしていいのかどうかというのはまだ自分の考えがよく...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、国民的議論を喚起するというのが先延ばしの理由だというふうには全く思っておりません。もちろん今までも議論をしてこなかったわけではありませんで、先ほどからお引きになっている政府税調の議論も、それが広く伝えられて、国民の議論の資料になっていると思いますし、党税調も...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○谷垣国務大臣 吉田委員がおっしゃるとおり、平成十一年、小渕内閣のときでございましたけれども、負担軽減法で税制改正をお願いしたわけですね。それで、定率減税と、それから法人税、所得税の最高税率を引き下げるという三つがセットになっていたということはおっしゃるとおりでございます。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 抜本的見直し、この個人所得課税について抜本的見直しということになりますと、一般的に言えば、税率構造、それから、あるいはいろいろな控除がございますけれども、人的控除といったような個人所得課税の基本的な枠組みのあり方を見直していくということを意味するのではないかと思っ...全文を見る
○谷垣国務大臣 民間準拠の財務諸表をつくろうということでやってまいりまして、国の貸借対照表というのもつくってまいりました。そこから何を読み取るのかという議論は、やはりこれから十分私どももやっていただきたいと思っているわけですが、今おっしゃいましたように、資産・負債差額は、確かに、...全文を見る
○谷垣国務大臣 大きな政府小さな政府という議論でございますが、政府としては、これまで、一般政府の支出規模をGDP比でとらえる、そういう政府の大きさについて、二〇〇六年度までの間二〇〇二年度の水準を上回らないことを目標に、国、地方がともに歳出削減に取り組もうということでやってきたわ...全文を見る
○谷垣国務大臣 この年金事務費の取り扱いにつきましては、平成十五年度までは財政構造改革法、それから、それ以降は特例公債法によりまして、年金保険料を充てていくこともできる、可能とするという特例措置を講じてきたわけでございます。  では、その特例措置というようなことでやっているけれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃったのは、昨年六月の中間報告ですね。(佐々木(憲)委員「はい」と呼ぶ)  これは、所得税に関する中長期的ないろいろな課題を論点を整理していただいたものでございますが、当然、その中にも含まれていたというふうに考えております。
○谷垣国務大臣 取りやすいところから取る、サラリーマンをねらい撃ちするような税制はやらない、ちょっと正確な表現がそのとおりであったかどうか、今手元にございませんが、そういう趣旨を自民党の公約には掲げていたというふうに承知しております。
○谷垣国務大臣 昨年の六月の中間報告を読んでいただきますと、定率減税についての言及とそのほかの控除等々についての見直しというのはかなりウエートを分けて書いてありまして、これを全部一括して、この政府税調の中間方針が全部サラリーマン増税を議論したものであるかのごとき今御議論でしたけれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは、六月の論点整理のお読みになり方が若干違っているんだろうと思います。  確かに、一番最初の序文のところに定率減税についても……(佐々木(憲)委員「序文じゃない」と呼ぶ)一番最初の出だしのところに、「平成十八年度においては、定率減税を廃止するとともに、」とい...全文を見る
○谷垣国務大臣 サラリーマンだけをねらい撃ちするようなサラリーマン増税はやらないという御趣旨であったというふうに私は理解しております。
○谷垣国務大臣 確かに、所得税は累次の減税等によりまして、基幹税として国の財政を支えていく力が確かに落ちてきているということも事実でございますし、いろいろな税目の中で所得税というのは所得再分配機能というものがつけやすい税制でございますから、所得税全体がやせ細っていくということは、...全文を見る
○谷垣国務大臣 所得税について、今まで政府税調で、今委員がおっしゃったような議論が行われてきました。私もその議論は十分踏まえていかなければならないと思っております。  ただ、この議論をさせていただく場合には、先ほどもちょっと申し上げたわけですが、社会保障等々とどう組み合わせてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、税と社会保障等々あわせて所得再分配機能をどうしていくかということを考えていかなければいけないんだろうと思います。
○谷垣国務大臣 これこそ今、歳出歳入一体改革である程度選択肢を示して議論していただきたいという背景にある問題意識でございまして、やはりこれから少子高齢化で、どうしても社会保障負担はふえてまいりますから、それを安定的に支える負担はどういうことかという議論をしていかなければ、社会保障...全文を見る
○谷垣国務大臣 あるべき税制という言葉は、それだけではまだ何も語っていないに等しいわけでございまして、どうあるべきかということは、一つは少子高齢化、さらには人口減ということを我が社会はこれから直面して、現に直面しているわけでございます、それにどう対応していくか。それから、非常に競...全文を見る
○谷垣国務大臣 国税庁で実務を長くやっておりますと税理士の資格を得られるという制度がございますので、恐らくそのことをおっしゃっているんだろうと思います。
○谷垣国務大臣 そうです。
○谷垣国務大臣 この制度は、税務署職員が在職中職務に専念できるようにということでやってきたものでございます。ただ、今まで、この制度の運用に当たりましてはいろいろな批判もございました。納税者から疑惑や批判を招かないような運用をしていくということは、これは今後とも努めなきゃならないこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 老後といいますか、退職した後、いろいろな心配をしないで、とにかく現職中は職務に専念してくれ、こういうことであろうと思います。
○谷垣国務大臣 これは公務員制度全般の議論とも関連してまいりますが、できるだけ小泉内閣のもとでも、退職慣行のようなものは今まで割合若いうちにやっておりましたけれども、三年間それは延ばすようにしよう、天下りもできるだけ少なくやっていくためにはそういうことも必要だということで取り組ん...全文を見る
○谷垣国務大臣 ローテーションというのは必ずしも適切な言葉ではございませんけれども、職場、職場はやはり適切な年齢構成というものがあろうかと思います。そういうものも維持しながら、職場の活性化それから士気というものを図っていくという要請も他方にあるのではないかと思っております。
○谷垣国務大臣 先ほど申しましたように、この制度は、職員のモラル、それから職場の規律、こういうものを考えてやってきたわけでありますけれども、もちろん、先ほど申しましたように、国民の批判や疑惑を受けないような見直しを都度都度行っていくということは、私どももきっちりやらなければいけな...全文を見る
○谷垣国務大臣 当然、その方向で、三年間退職勧奨を延ばすということでやってまいりました。今後とも、そういうことは努力しなければいけないと思っております。
○谷垣国務大臣 私どもは、二〇一〇年代の初頭に、いわゆるプライマリーバランスを回復してバランスをさせたいと思っているわけでありますが、もし今の御議論のように、これから長期に向かって名目成長率の方が金利より高いという姿を実現できれば、実現することが可能であれば、プライマリーバランス...全文を見る
○谷垣国務大臣 天下りの問題はいろいろ御批判がある、今も委員からも御批判が示されたところでありますけれども、そういった声によく耳を傾けて真摯に対応しなければいけないと思っております。それから、そのことを通じて厳正であるべき予算の査定や何かがゆがめられているというようなことは私はな...全文を見る
○谷垣国務大臣 財務省の職員、大変優秀だとお褒めをいただいて、ありがたく思っております。そういうお褒めいただいたことに恥じないように頑張らなきゃいけない、こういうふうに思うわけでございます。  今お話がありましたように、随分早いうちから肩たたきでやめていくという現実がございまし...全文を見る
○谷垣国務大臣 道路特定財源につきましては、去年の末、基本方針を政府・与党でつくったわけでございますが、その中で、特定財源制度については、一般財源化を図ることを前提として、来年の歳出歳入一体改革の議論の中で、納税者に対して十分な説明を行い、その理解を得つつ、具体案を得るということ...全文を見る
○谷垣国務大臣 私、京都が選挙区でございますので、近藤委員からごらんになると、芸子さんが三つ指ついて出てくるようなところで選挙をやっているとお思いかもしれませんが、私の選挙区は京都の中でも日本海側でございまして、近藤委員のところほどではございませんけれども、相当雪が降るところでご...全文を見る
○谷垣国務大臣 まず、道路財源を一般財源化していくならば、今度の電源特会等々のような工夫をすべきではないかという点でございますが、道路歳出は、財源にかかわらず、今後重点化、効率化というようなものを図っていかなければならないところだろうというふうに考えております。  もちろん、道...全文を見る
○谷垣国務大臣 国有林野の問題は、今委員も御指摘になりましたように、これだけ木材価格が低迷している中で、林野庁も相当苦労しておられると思うんです。どうしていくかということを、去年の暮れにできました行政改革の重要方針の中でも、今委員がおっしゃったように、一般会計化等も含めて検討する...全文を見る
○谷垣国務大臣 北神委員は、当時の、この法律がつくられたときの状況もよく御存じでいらっしゃいますが、抜本的改革は何かということになりますと、午前中も吉田委員との質疑の間で申し上げたことでありますけれども、所得課税ということになりますと、税率の構造の見直しと、それからもう一つは控除...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申し上げましたように、所得税の中では、控除の見直しというのも非常に大きな要素になってくるだろうと思います。  先ほど私が二つ挙げましたように、税率構造の方で今度は抜本をやったんだというふうに申し上げたわけでございますけれども、控除については、確かに家庭のあ...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、今与党の税制改正大綱にお触れになりましたけれども、税制改正大綱には、平成十九年度を目途に、少子・長寿化社会における年金、医療、介護等々の社会保障給付や少子化対策に要する費用の見通し等を踏まえつつ、その費用をあらゆる世代が広く公平に分かち合う観点から、消費税...全文を見る
○谷垣国務大臣 まだ平成十九年度に向けて何をやるかという弾が十分頭の中に仕込まれているわけではございませんので、お答えしにくい部分もあるわけでございますが、今回は、やはり所得税体系にとりましても、三位一体という形の中でありますけれども、地方税と国税の所得課税の役割を見直していくと...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員のおっしゃるように、特別会計の統合というのは、数合わせをすればいい、一つにまとめればいいというわけでもないというのは、私はそのとおりだと思います。やはり統合のメリットをどう出していくかということを考えなければいけないんじゃないかというふうに思います。  それ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、北神さんがおっしゃったことは、私はまことにそのとおりだろうと思います。余り精神論で凝り固まってぎくしゃくやってもなかなか進むものも進みませんが、やはり国民との対話というものを十分にやって、国民から、なるほど、そこまでいろいろ苦労しながらやっているのか、なら仕方...全文を見る
○谷垣国務大臣 この問題につきましては、長妻委員とも随分議論させていただいた、まだ鮮明に頭に残っているわけでございますが、今まで国会で私が御答弁申し上げてきたことは、毎年毎年こういう特例でやっているけれども、これからどうしていくかということについては今後の社会保険庁改革の動向など...全文を見る
○谷垣国務大臣 年金事務費の保険料負担と国庫負担の切り分けの問題ですが、これは平成十年度より保険料負担と国庫負担の区分を見直しまして、被保険者が直接的に受けるサービスである適用、徴収、給付事務やシステム関係、こういった保険事業運営に直接かかわる経費は保険料負担とする、他方で、従来...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、今謝金は、職員とは異なって、基本的に職務は限定的でございます。それで継続的なものでもない。こういったことから、これまでも、職員人件費のように国庫負担とはしなくて、厚生年金保険法七十九条などに基づいて、被保険者の福祉を増進するための費用として、福祉施設費、福...全文を見る
○谷垣国務大臣 基本的にはそうでございます。ただ、年金相談等にかかわるものには別扱いとしております。
○谷垣国務大臣 今おっしゃった二十二億は、年金相談に関する庁舎の件でございます。
○谷垣国務大臣 年金相談センターとか年金電話相談センターに係る社会保険事務所等の改修費用ということであります。
○谷垣国務大臣 天下りのあっせんですか。確かに財務省からいろいろ公益法人のところに行っているのがおりますから、それはあっせんだと言われればあっせんなのかもしれませんが、ちょっと御趣旨がよくわかりませんでした。
○谷垣国務大臣 ちょっと、今手元にある表は総計が出ておりませんが、ちょっと、足したら何名になるかわかりませんが、読み上げましょうか。(長妻委員「いや、足して。では後で」と呼ぶ)はい、わかりました。  済みません。約二百五十名だそうです。
○谷垣国務大臣 天下りにつきましてはこの委員会でも随分御議論がございましたが、いろいろな批判があることも事実でございます。  したがいまして、そういう批判は真摯に耳を傾けるべきことだと思っておりますし、特に、何度も議論されましたけれども、あるポジションは例えば何々省の事務次官が...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申し上げましたように、この問題についてはいろいろな労働の慣行があろうかと思っております。全体のそういう労働の慣行も見直しながら、改善に努めていきたいと思っております。
○谷垣国務大臣 去年も長妻さんからこの議論、御一緒にちょっとしたことがあったように記憶しておりますが、私は社会保険料と国税の徴収というのはかなり違った性格の作業ではないかと思っておりまして、社会保険につきましては、もちろん保険料をいただかなきゃいけません、それから、長期にわたって...全文を見る
○谷垣国務大臣 なかなかなぜというのは難しゅうございますが、大人の特殊な嗜好品、そこに着目して租税を負担していただこうということだと思います。  その考え方の中には、先ほどの御議論の中にもありましたように、アルコールの致酔性に着目すべきだとか、いろいろな議論があるかと思いますが...全文を見る
○谷垣国務大臣 現行の酒税制度は、酒類を原料とか製法などによって相当きめ細かく分類して、その分類ごとに異なる税率を定めているわけでございますが、最近では従来とは異なる原料とか製法の酒類がいろいろ出てくるようになりまして、そうなりますと、酒類間で税負担の不均衡というものが感じられる...全文を見る
○谷垣国務大臣 一生懸命第三のビール等を開発された方からは、今、平岡委員がおっしゃったような御批判なり、そういうものがあることは承知しているわけでございます。  ただ、考え方の基本としては、先ほど申し上げたように、同じようなものには同様の負担を求めるということにしないと、税制の...全文を見る
○谷垣国務大臣 今平岡委員がおっしゃいましたように、私の選挙区にも昔からの造り酒屋というのはございまして、実は私もそういう一族の中から出てきたものでございますから、日本酒の販売が不振であるということは、私自身、実は大変個人的には、個人的と言ってはいけません、財務大臣でございますか...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員おっしゃるように、ストックでいいましても、国、地方を合わせて、公債、GDPの一五〇%を超えている、平成十八年度公債依存率が一般会計で申しまして三七・六%、非常に悪い状況でございます。  ここに至る原因は何なのかといいますと、私は大きく言って二つあると思います...全文を見る
○谷垣国務大臣 私どもは、この問題は、与謝野大臣のもとで歳出歳入一体改革の道筋をどうつけるかという形で、この年の半ばぐらいまでをめどに議論をしていって、具体的な選択肢、工程表等々もお示しして、国民的な議論をしていかなきゃならぬ、こういうふうに思っているわけです。  それで、その...全文を見る
○谷垣国務大臣 今平岡委員がおっしゃったような、シーリングで一律何%減というのではなくて、大きな見地から何が必要かというようなことをつくっていくという観点からいいますと、与謝野大臣がおられる前で申し上げるのは口幅ったいわけでございますが、やはり経済財政諮問会議というのをつくって、...全文を見る
○谷垣国務大臣 政府紙幣を発行したらどうだというアイデアは私も伺ったことがございますし、また、この国会の中の御議論でも今までそのようなお考えを開陳される方がいらっしゃったわけです。  今まで政府紙幣というものがなかったわけではないんだろうと思うんです。我が国も太政官紙幣といいま...全文を見る
○谷垣国務大臣 金利はどう決まっていくのかというのは、今与謝野大臣がおっしゃったとおりでございまして、そこで、では財政当局として何ができるかということになりますと、先ほどの国債管理政策とも関連してまいりますが、やはりリスクプレミアムをできるだけ取り除いていくということではないかと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、日本の国債の格付を申しますと、ムーディーズが円建ての日本国債はダブルAということであります。それから、S&PがダブルAマイナス、フィッチがダブルAマイナスということでございます。
○谷垣国務大臣 かつては、平岡さんがおっしゃいましたように、ボツワナより低いというので、私どもも何だというのでいろいろ反論等をいたしたことがございます。これは、金利の状況等いろいろなことがやはりあるんだろうと思っておりまして、私どもとしてはそれは高い方がいいわけですので、もうちょ...全文を見る
○谷垣国務大臣 この委員会でも、随分大きな政府小さな政府という議論がございまして、小さな政府というのは本来夜警国家のようなものじゃないかという御議論もございました。  私は、現状認識として申しますと、今、平岡委員が引かれましたように、現状では日本はそんなに大きな政府ではないんだ...全文を見る
○谷垣国務大臣 社会保障等の給付も含めて考えたらどうだというのは、私は、やはり意味のある議論だろうと、伺っていて思うわけでございます。  今度の国会では、格差が開いているか開いていないかというような議論も非常に行われておりますけれども、その場合でも、やはり所得再分配とかいろいろ...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も、基本的に与謝野大臣と同じような認識を持っております。
○谷垣国務大臣 今おっしゃった増税の影響というのは、どのぐらいの範囲にかかっていくかということでございましょうか。  これは、一応、法人税の負担が増加する法人数は五万社から六万社程度ということでございます。それで、どういうふうにそれを推計したのかという背景を若干申し上げますと、...全文を見る
○谷垣国務大臣 このアンケートにつきましては、私、拝見しましたのは、一応、昨年の暮れの税制改正作業が終わりましてから拝見したと記憶しております。
○谷垣国務大臣 大分、税理士会のアンケートと違うなと思いましたが、これをどう評価するか、ちょっと執行当局としては税理士会がやっておられることですから言いにくいんですが、どうだと、うちの方のいろいろこういう五、六万というのはあるけれども、その推計の基礎というのは確実なのかということ...全文を見る
○谷垣国務大臣 東京税理士会のアンケート、これについては、私もその背景の正確なデータはよく承知していない、結論を伺っただけでありますが。  仮に、この推計が事実とすれば、欠損法人割合が約七割と高い我が国でございますけれども、同族会社で課税所得のある会社がそもそも約七十四万社。十...全文を見る
○谷垣国務大臣 実は私も税理士登録をしておりまして、余り税の実務には詳しくないんですが、法人設立による節税策というようなものを私もいろいろ関心を持って読んだことがあるんですが、市販の書籍とかあるいはインターネット上のホームページを見ます限り、いろんな税理士の方が、こういう使い方が...全文を見る
○谷垣国務大臣 今のは、四つ目というのは法人ということでしょうか。今四つ目とおっしゃったのはどういうことでしょうか。
○谷垣国務大臣 今までも私は申し上げていたと思うんです。税を考えるときは、一つだけじゃなしに全体の構造をよく見ていく必要があるということは申し上げてきたつもりでございまして、むしろ、一般論的なことだと思いますが、重要なことだと思っております。
○谷垣国務大臣 来年度、今お読み上げになったところは、やはり年金であるとか、年金課税であるとかあるいは社会保障経費をよく見ていくというのが多分書いてあったんだろうと思います。そういう負担に対してどう対応していくかということになりますと、これはこれからの議論を詰めなければいけません...全文を見る
○谷垣国務大臣 一点の曇りもないか不公平かというお問いかけになりますとなかなか答えが難しゅうございますが、私は、それは捕捉率の差というのは残念ながらないわけではないと思っております。そして、その捕捉率の差異をより埋めるべく努力をしていかなければならないのは当然のことだと思っており...全文を見る
○谷垣国務大臣 あるべき税制を示すから定率減税を廃止するというふうに申し上げた記憶はないんですが、要するに、抜本的改革というのが当時の法律にございますので、その文脈にのっとっていろいろ議論をさせていただきました。  それで今、さらに委員は、所得税は減税するから消費税を上げてくれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 定率減税は、多分これは、ちょっと今、前後をよく読んでおりませんが、法人税や所得税の最高税率の減と対応させて言っているんだろうと思います。  それで、そちらの所得税や法人税の最高税率を下げるという方向は全体の経済情勢の変化に伴ってやるけれども、定率減税は必ずしもそ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、私、ちょっと古本さんがおっしゃっていることがよく理解できないでいるんですが、古本さんは、この経済社会の構造変化の対応といった観点とはかかわりなくと書いてあるのを、これからやれという意味だというふうにおとりになっているわけですね、ここの文章を。(古本委員「今言っ...全文を見る
○谷垣国務大臣 いや、なかなか、どうお答えしていいのか戸惑いながら立ったわけですが、私にとりまして非常に大事なものでございます。やはり、私が今まで六十年ぐらい生きてきたあかしの一つであろうと思っております。
○谷垣国務大臣 いや、先ほどお答えしたとおりでございますので、そう幾つも自分の子供が何かという答えがあるわけではございません。  ただ、家庭の父親として子供がどうかということを離れて考えますと、やはり、今ちょっとおっしゃったことと関係があるかどうかわかりませんけれども、我が国の...全文を見る
○谷垣国務大臣 よかったと思っております。家内には感謝しております。(古本委員「どういうところが」と呼ぶ)どういうところかとお問いかけ、なかなか一言では答えにくいですけれども、やはり、人間一人で生きていくのはなかなかつらいことがございますし、やはり一番いいパートナーだと思っており...全文を見る
○谷垣国務大臣 やはり、国家あるいは国の制度というものは継続していかなければなりませんから、それを担ってもらうのは次世代の市民、国民である子供たちであるというふうに思います。
○谷垣国務大臣 大変に定員も厳しいのは、私ども非常にきつく思っていることは事実でございますが、国家公務員の定員等々も、やはり切り込んでいくところはいかなきゃならないと思っております。その中で、最大限努力をして、捕捉率を上げるような努力はしなければいけないと思っております。
○谷垣国務大臣 古本さんに総裁選の御心配までいただいて恐縮に存じておりますが、確かに、きょうずっと資料を示して御議論になりましたように、家族のあり方とか、いろいろな意識が変わってきておりますから、それに対応した税を考えていかなければならないことは私はもちろんだろうというふうに思い...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、公示制度の廃止がそういうところまでつながってくるのではないかという御議論でございました。  昔は多額納税者というのは特別な権利を持って、それは相当なインセンティブであった。お国のために税を納めているというのが誇りであった。投票権も持っていたということがあった...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○谷垣国務大臣 今、町村委員がおっしゃいましたように、小泉内閣のもとにおいては、財政がどういう役割を果たすべきか、今までと相当思い切った考え方の変化を行っていろいろな問題を解決してきたことは事実でございますが、残された問題が、今、国、地方合わせて長期国債の残高がGDPの一五〇%を...全文を見る
○谷垣国務大臣 年金税制ですが、今、日本の年金税制は、まず、年金には公的年金控除等を適用して、その上でほかに給与所得があれば合算をして所得控除をやっていく、そこで大変年金に手厚く保護がされているので、世代間の不公平だけではなくて、同じ世代間の中でも所得のある老人が優遇され過ぎてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 簡単に申し上げます。  葉梨さんが、党の中でこの取りまとめに大変御努力をいただいたことを心から感謝申し上げます。  それで、今おっしゃいましたように、公共事業関係の五つの特別会計、これはみんな社会資本整備重点計画法に位置づけられたという共通点がありますので、受...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○谷垣国務大臣 平成十八年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は七十九兆六千八百六十億円余となっております。  この内訳について申し上げますと、租税及...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、木原委員が地元の方の御意見を紹介されましたように、私どもも、大変今財政状況が厳しゅうございますから、国の持っている資産を売却ないし有効活用して少しでも財政再建に役立てるというのは当然のことだろうと思っているわけでございます。  ただ、国の資産も、貸借対照表を...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、売却をして財政再建のために有効に使っていくことが必要だと申し上げましたけれども、同時に、国有財産は国民共通の貴重な財産であるということがございます。  したがって、今、緑ということをおっしゃいましたけれども、公園であるとかあるいは緑地といった公用、公共用...全文を見る
○谷垣国務大臣 今お尋ねのこの一枚目の土地の件に関しましては、平成九年から十年にかけて、東京防衛施設局から関東財務局に対して、この計画の概要について事前説明があったというふうに聞いております。  一時棚上げになったというお話で、その間の経緯は、私、必ずしも承知していないんですが...全文を見る
○谷垣国務大臣 今木原委員から言及していただきましたように、平成十八年度の税制改正では、中小企業対策といいますか、かなり意を用いたつもりでございます。その中で、議論が依然としてございますのは、今おっしゃった特殊支配同族会社の問題でございます。  これは、いわゆるオーナー企業、典...全文を見る
○谷垣国務大臣 予算編成の目標をどういうところに求めるかというのは、なかなか、そのときそのときの情勢もありまして、的確な目標を定めてやはり頑張っていかなきゃならぬというのが実際の予算編成の姿だと思うのですね。  それで、ことしは、三十兆ということ、総理からは、できるだけ近づけろ...全文を見る
○谷垣国務大臣 北神委員は京都、答弁する私も京都、それから竹本副大臣は大阪で、余り利害関係者ばかりで偏った議論をしてはいけないと思いますが、今内閣府の方から御答弁がございました。  マグニチュード七ぐらいであれば首都圏が壊滅的ということではないんだというお話でしたけれども、八と...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった点は、まず、結局、私の仕事の所管でいいますと、定員をふやして、それに見合う予算をつけていくということだろうと思います。  実は私、財務大臣になる前は国家公安委員長をやっておりまして、そのときもやはり定員をふやしたいということでしたが、そのときは、総...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、国の方も地方の方も両方、私が申し上げるわけですか。
○谷垣国務大臣 私からは、国家財政の現状に対する認識について申し上げたいと思います。  平成十八年度予算、今御審議をいただいているわけでございますが、これは、私どもは、歳出改革路線を堅持して、それを強化しようという方向でつくったつもりでございまして、財政健全化に向けた歩みを一歩...全文を見る
○谷垣国務大臣 思いのたけというといろいろなことがあるわけでございますが、この間の三位一体の議論で、これは地方六団体も参加していろいろな議論がなされました。総じて、私の印象は、国と地方とどっちが貧乏なんだという、どっちが金持ちなんだという自慢のし合いだったらやるかいがあるんですけ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、土井委員がおっしゃいましたように、財政を改善していく目標、二〇一〇年代初頭にいわゆる基礎的財政収支をバランスさせて、その年いただいた税金でその年の政策を担っていこう、そういう形でツケを先送りしない形に持っていこうというのが目標でございます。  それで、実はそ...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは経済財政諮問会議の歳出歳入一体改革の議論の中でこれから詰めていかなければならないことでございますので、まだ私の立場としてこういう結論だと言えることはないんですが、常識的に言うと、これから長期国債のGDP比をだんだん抑えていくということが当面の目標ではないかな...全文を見る
○谷垣国務大臣 現実に、消費税、国が使う分は予算総則で社会保障等々に充てるというふうに書き込んでございますので、現実にはそういうふうに使われておりますし、しかし、実際には消費税よりもそれに必要な経費の方が多いわけでございますから、オーバーフローのような現象が生じているわけではない...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった貸し渋り対策とかあるいはアジア通貨危機に見舞われたときの危機対応、こういった点で我が国の政策金融機関は大きな役割を果たしてきたと思っております。  ですから、政策金融機関をできるだけスリム化して、本当にやらなくてもいいところまで肥大化するようなこと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今まで、国際協力銀行、いわゆるJBICとそれからJICAという機関がございまして、国際的にも、JICAにせよJBICにせよ、その名前は相当浸透して、国際的な信用も大きかったし、日本に対する信頼をつないでいく大きな装置だったというふうに私は考えているわけであります。...全文を見る
○谷垣国務大臣 国の財務書類をつくるのは、私も話を聞いてみますと、相当いろいろ苦心をしたようでございます。  平成十年度分の決算から国の貸借対照表試案というのをつくりまして、ストックの財務情報を開示してきた。それからフローの財務情報を含む省庁別の財務書類というのをつくって、これ...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、河川、道路、港湾、海岸、全部国で持っていなければならないものかどうかというのは、まだ議論の余地はあるのかもしれません。ただ、先ほど竹本副大臣がおっしゃいましたように、現状の法律制度ではそこにいろいろな制限等を設けておりますので、そこまでいくとなると相当徹底...全文を見る
○谷垣国務大臣 今御議論のとおり、建設年次の古い庁舎、宿舎、新しいものにもそういうものがあるのかもしれませんが、高層化が図られていないために、十分土地の高度利用ということになっていない。こういう中で、余剰容積率についてはやはりそれをきちっと使っていく、高層化等を考えて使っていくと...全文を見る
○谷垣国務大臣 国有財産の有効活用という中で、霞が関においても、一〇〇%使っているところは結構多いんです。多いんですが、まだ有効に使われていないところを今後きちっと有効に使っていくというのは大事な方向だと思っております。  それで、今、文部科学省のところなんかがやり出しているわ...全文を見る
○谷垣国務大臣 健全化というときに、今おっしゃったサステーナビリティー、持続性、これでやっていけるんだというのは確かに大事な点だと思うんですね。  では、何が持続可能かというと、なかなかこれはぴりっとした答えは難しくて、債務残高のGDP比、どのぐらいまで大丈夫なんだ、どのぐらい...全文を見る
○谷垣国務大臣 ワインシュタインさんの御本は、本屋で置いてあるのは見かけましたが、私は日経新聞でワインシュタインさんが投稿されたのしか読んでおりませんので。私どものスタッフは勉強していると思いますが。  純債務で見るか、それとも総債務で見るかという議論があるわけですが、OECD...全文を見る
○谷垣国務大臣 ことしの税制改正、三位一体の中で、基幹税から税源移譲をやっていく、それで、所得税から地方の住民税へ三兆円ということをやりましたが、その際の基本的な考え方としては、この改革の前後で個々人の税負担というものを極力変えないようにするということを一つの考え方といたしました...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○谷垣国務大臣 ただいまの平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に対する修正案については、政府としては反対でございます。     —————————————
○谷垣国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応する等の見地から、関税率等について所要の措置を講ずるほか、税関における水際取り締まりの強化等を図...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○谷垣国務大臣 今、与謝野大臣からも御答弁があったところですが、今までは国、地方を合わせてやるという目標を立てて三位一体改革というようなこともやってまいりましたが、三位一体改革の議論の中でも、一緒に二〇一〇年代初頭にプライマリーバランスを回復するにはどうしたらいいかというような観...全文を見る
○谷垣国務大臣 まだそこは具体化していないんです。ただ、与謝野大臣のもとで、ことしの年半ばまでに選択肢と工程表を示して歳出歳入一体改革の道筋をはっきりさせていく。そして、その上でさらに議論を積み重ねて、平成十八年度中に結論を得るとされておりますので、議論はこれからでございますから...全文を見る
○谷垣国務大臣 特例公債に依存する体質を早く抜け出したい、これは恐らく共通の思いであろうと思います。  ただ、現実問題として、今どうなっているかということを申し上げますと、ことしも三十兆を切るとか、それから一般歳出の水準を二年続けて抑制するとか、公債発行を抑制するというのは我々...全文を見る
○谷垣国務大臣 今から振り返ってみまして、六十年ルールを採用したこと、これは当時の状況としてはやむを得ないことであったと私は思いますけれども、この六十年ルールが後の世代に与えていく影響というのは余り議論はされてこなかったように私は思います。  実は私自身も、六十年ルールというも...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、尾身委員がおっしゃいましたように、フランスはGDP比で二・八%支出している、それに対して日本は〇・六%だと。それで、老齢関係の社会支出も合わせまして、日本はそっちの方はあるけれども、家庭や子供に対する支出が少ないじゃないか、こういう御指摘でございました。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、尾身委員から、日本とアメリカの状況、特に私的保険による負担分についても視野に入れて考えるべきではないかという御指摘がございまして、確かにそれも一つの考え方だろうと思います。すぐにそれを国民負担という概念で比較することがいいかどうかは議論もあると思いますが、確か...全文を見る
○谷垣国務大臣 歳出歳入一体改革と私の仕事に引きつけていえば、非常に大事なことだと思っておりますが、単なる財政のつじつま合わせではなくて、やはり我々は日本の国をこれからどうしていくんだという問題意識が背景になきゃならない。その問題意識の中に、今尾身委員がおっしゃいましたように、子...全文を見る
○谷垣国務大臣 平成十八年度税制改正で定率減税を廃止するということをお願いしているわけですが、これが廃止になりますと、十七年度改正分と合わせまして、国、地方を通じますと、十八年度では約一・七兆円、それから十九年度で約一・五兆円の負担増が見込まれるわけでございます。  それで、マ...全文を見る
○谷垣国務大臣 金利は、やはり市場でいろいろな関係で決まっていくものですから、政治的にコントロールできるというものではないと基本的に考えております。  私どもができることは、リスクプレミアムをできるだけ低く抑えていくために財政面等々から努力をするということはできますし、それはし...全文を見る
○谷垣国務大臣 今のお示しの資料は、ちょっと十分に私も検討する間がなかったのでそれに対するコメントは差し控えますが、インフレによって名目経済成長が高まれば税収の増加は当然期待できるんですが、一方で、あの図で示されたところでは、大勢がうかがわれますように、年金の物価スライドによる給...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは今、与謝野大臣のもとで、経済財政諮問会議で厳しく議論をしておりますので、やはりいろいろなケースが想定できますから、選択肢を示して、具体的な形で国民の議論に供したいと思っております。
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 私ども財務省としましても、決算を重視していただくということは、無駄を徹底的に排除していくということだけではなく、さらに予算の質を向上させるという意味でも極めて意義があることと考えておりまして、参議院が決算重視の取組をなさっているということに心から敬意を表...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 「誉り誹らりや 世の中ぬ習い 沙汰ん無ん者ぬ 何役立ちゆが」と。これ、発音正しかったですか。
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、私はこのとおりだろうと思うんですが、私はどちらかというと余り目立たぬように生きてきたものですから、褒められることもそしられることも比較的少ない方なんでございます。しかし、まあおっしゃることはこのとおりだろうと思いますので、我が名車に油差し、我が名騎...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今これ時系列でお示しいただきまして、確かに直嶋委員が、あっ、その前に、特会改革、民主党では直嶋委員が中心になっておまとめになっていると伺っておりますので、総理がおっしゃいましたように、私どももいい案を出していただいたら是非それは取り入れたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この前提に、委員もこの表を示していただいておりますが、民間の場合は、確かに委員のお示しの図表でありますように、千分の九とか千分の八とか千分の四とか、大分国の立てているのより低い準備金で運用しておられることは、これは事実でございます。  ただ、どこが違う...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに最近はずっとそういう低金利の状況が続いておりますが、現実に日本の長期金利の状況は一九九〇年代の初めは八%を超えております。  したがいまして、幾つか前提を置いたことは事実ですけれども、九〇年代前半までの変動幅に相当する八%というようなことも想定し...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私どももそれは財政再建に役立てるものは役立てたいという気持ちはございますが、今の、だけど直嶋委員のお話の中では、確かに民間も努力する、我々もどういう運用をしていくかというのは当然マーケットを見ながら努力しなければならないことは事実です。だけれども、直嶋委...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、直嶋委員がおっしゃいましたように、できるだけ特会を、数は少なくしていって、一覧性を高めるようにしていくことは必要だと私も思っております。したがいまして、今度あの三分の一から二分の一に持っていくというのはきちっとやりたいと思っております。  ただ、現...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、この金利変動準備金がたまったということは、歴史的な低金利がもたらしたものだと私も思っております。したがいまして、これはできるだけ国民共通の利益に持っていくというのが正しいと思っておりまして、今年十二兆を国債整理基金特別会計に入れましたのも、国民共...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 尾立さんよく御存じのことでございますが、国の決算と民間の決算では成り立ちの違うところがございまして、国の歳出歳入の決算は、現金の出納支払、この事実をもって整理するということになっているわけですね。それで、この現金の出納支払の年度所属区分については原則とし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、実はよく議論させていただかなきゃならないテーマでございまして、なぜ国が現金主義を取り民間が発生主義を取っているかということになって、そこのところまでさかのぼって吟味をしなければならない問題だろうと私は思っているんです。  で、発生主義と、これは...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど尾立さんから、アングロサクソンの国では発生主義を取っていると。確かに、そういうものをつくって予算をつくっている国もありまして、やはりそれぞれメリット、デメリットがあるんだろうと思います。アメリカでも、GAOというんでしょうか、会計検査院の報告書によ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 結論から申しますと、今、尾立委員の御指摘の件は、財務省内部で決算書と予算書が対応できるようなその改良ができないかと今一生懸命研究しているところでございまして、それで平成二十年度予算にそれが実現できるように今検討しております。  もう少し申しますと、予算...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、年金課税の見直し、それに国保や介護の保険料も増大すると、こういうことでございましたけれども、個々の方に、特に介護なんかの場合、個々の方には影響を及ぼす場合があると思うんですが、どれだけいただくかというのは市町村が被保険者の所得状況に応じて、その地域は...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 外為特会から一般会計への繰入れは、平成十三年度から平成十七年度までの過去五年間で合計約七・八兆円です。毎年平均で約一・六兆円繰り入れております。累計で約十八兆円の繰入れを行ってまいりました。ただ、外為特会からの剰余金の繰入れは、それは市場の動向とかそれか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、それは又市先生、余りにも辛い評価でございまして、いや、それは為替の水準というのは常に変わりますから、日本の介入はやはり円ドル関係の場合が多いですけれども、今後円ドル関係がどういうふうになっていくか、為替介入の水準がどうなのか、それから日米の金利差が...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の積立金、これは運用益ですね。要するに、それぞれの金利差の差等から生ずる運用益で累積三十二兆、今まで運用益があるわけです。そのうち十八兆を今まで組み入れてまいりまして、それが今おっしゃった、最近何兆入れたというのが、うち十八兆になるわけですね。それで、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 基本的に取り崩したことはありません。
○国務大臣(谷垣禎一君) 仮に電源特会から一般会計への繰入れを行わないでその分を国債で調達したとして機械的に計算した場合、これは、国債発行額は、平成十八年度予算では二十九兆九千七百三十億円ですが、五百九十五億円を合計して三十兆三百二十五億円ということであります。
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 小さな政府と言われますとき、何を目指して小さな政府にしていくかということがあると思います。  私は、今、日本社会が迫られているのは、これから人口減少していきますから、その人口減少した社会に耐えられる政府の仕組みじゃなきゃいけないということが一つ。それか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げましたような簡素で効率的な社会、政府というものが目指す目標が弱肉強食であっていいわけはありませんし、また、そういうイメージでこれからの社会を構想していくのは私は間違っていると思っております。  今、きずなという私の発言を取り上げていただき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の両大臣の発言でもう尽きておりますので、付け加えることはございません。
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、そうではございませんで、私も、まず徹底した歳出削減がなければいけないというのは、全く竹中大臣ともあるいは与謝野大臣とも一致しているわけでございまして、今年は相当やらせて、十八年度予算は相当やらせていただきましたけれども、また来年度以降に向かってどう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 財政演説で三つの過剰、これがバブル崩壊後の経済の足を引っ張る要因となっていたけれども、その三つの過剰はほぼほぼ乗り越えることができたという趣旨のことを申し上げました。  三つの過剰というのは、一つは過剰雇用と。これは、企業が適正と考える雇用水準を実際の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 大きなところでは私と総務大臣は一致した考え方の中で仕事をさせていただいております。  今委員がおっしゃいましたように、私はやみくもに国から地方へ出すいわゆる交付税が少なくなればいいと申し上げているんではございませんで、国、地方、両方、財政を改革していく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私が主治医であるかどうかは別としまして、今、足利銀行も大変な御努力はされているというふうに私も思っておりますが、ただ、まだいろいろな計画をお立てになったものが十分数字となって出てきている段階ではないと思っておりましたので、そのような認識で申し上げたわけで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 時期のことは言うななんていう打合せはいたしておりません。ただ、私と与謝野大臣でお打合せしたことは、足利銀行というのは、今まで栃木県の経済あるいは中小企業に大変大きな役割を果たしてきた銀行でございますから、きちっとその受皿を考える段階では、当然地元地域経済...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 結論から申しますと、平成十八年度予算は、この少子化対策という点ではできる限りのことをさせていただいたと思っております。  今、猪口大臣からも御答弁がございましたように、一昨年の暮れにできました子ども・子育て応援プランを実現化するために、保育所の設置の費...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 税につきまして子育てとどう絡ませていくのかというのはいろんな観点からの議論があると思うんですね。  それで、今の日本の税制の待遇では扶養控除ということがございますが、この扶養控除は子供がたくさんいるとそれだけ税を納める能力が低くなるだろうという観点から...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 日銀の金融政策の決定は、日銀の専管と申しますか、独立性が定められているわけでございます。もちろん、私のところと与謝野大臣のところは政策決定会合に出席をさせていただきますが、大分世間ではいろんな議論がかまびすしくなっておりますので、私は現段階としては予断を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員は平成十六年から十八年度までの三年間、補助金改革の、補助金等のスリム化、それから税源移譲、それから地方交付税、いろいろな、これはもう大変今まで平野議員勉強されまして、私も随分平野委員の御質問は勉強させていただいたわけでございますけれども、今までのいろ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど、三位一体改革の目的には国、地方を通じての財政のこの改善が含まれるということと、それから地方交付税改革ではできるだけ、要するに補てん措置というものが、補てん、保障機能というものが地方財政計画をゆがめていると、それをできるだけ圧縮していくというのが地...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、今、片山幹事長がおっしゃったようにまず歳出削減なんかは徹底的にやらなきゃなりませんし、また今度の行革法に書いてあるような手だてもきちっとやると、これは当然の前提だろうと思います。  で、その上で、今私どもの置かれている状況を考えますと、例えば国、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、片山幹事長がおっしゃるように、二十条は去年の暮れのその基本方針をそのまま書いたものでございますので、まだ、その前提にというのは例えばどういうことかというようなことも、そのたしか前提、前提ということでございまして、その具体的な施策をどうしていくかと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 片山委員の御持論であることはよく承知をしておりますが、今のような形に決めることが果たして、まあ一般財源化がこれ前提とは何ぞやというあの初めのことに返ってくるのかもしれませんが、一般財源化という場合に、今のようにしてしまうことが妥当かどうか等々、もう少し議...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、片山先生おっしゃったこと、私は、財源調整機能というのは、これはもうなきゃならないのは当然だと思います。それから、財源保障機能というやつですが、正に今、片山先生がおっしゃったように、積み上げて地財計画を作ってその差額を補てんしていくという仕組みです。で...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、木村委員がおっしゃったことは、日本は超財政危機だと、まあ財務省イデオロギーが出過ぎてるんじゃないかという御批判もあったのだと思いますが、金融資産が四百何兆あるではないかということでありますが、その金融資産、多くは年金等々の保険金をいただいたものでござ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、建設国債と特例公債の差は、委員がおっしゃるように、建設公債の場合には道路であるとかあるいはいろんな公共事業の結果が残って、それが後世の世代にも、若い世代にも利益をもたらすんだからいいではないかという議論でございます。確かにそれで、委員がおっしゃる...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、木村先生のおっしゃった論点は、確かに木村先生もおっしゃいましたように、小さい国家ったって夜警国家みたいなものを私どもが考えているわけではございません。小さな国家と、確かに財政、日本の政府の規模からいいますと諸外国の中でもそんなに大きい方ではない。しか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 身の丈というのはかなり漠然とした言葉でございますので明確に定義しにくいところがございますが、問題意識は、先ほど委員もおっしゃいましたように、経済の成長率を超えてどんどんどんどん伸びていると。社会保障関係費で毎年一兆円の自然増というものが見込まれる状況であ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 所得税、それは三七%と書いてございますが、地方税、個人住民税ですね、合わせると、今所得課税の最高税率は五〇%になっております。  それで、四段階にしてきた、こういうことはなぜかといいますと、国際的に所得課税をフラット化する流れであるとか、あるいは最高税...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の税源移譲は、その前後でそれぞれの税負担をできるだけ変えないという方針でやりました。ですから、今度のあの案は、今それは全部を完全に、個人住民税の方はフラット化いたしましたし、所得税の方は、あるいはこれは福島委員の御主張にかなうことかもしれませんが、も...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○谷垣国務大臣 今、木原委員がおっしゃいましたように、世界的にEPAをもっと推し進めようという動きが強まってまいりまして、我が国も官邸を中心に内閣を挙げて取り組んでいるんですが、もたもたしているとよその国に取り残されてしまう、そういうことがあってはならない、こういうことでございま...全文を見る
○谷垣国務大臣 ドーハ・ラウンドは、多角的貿易体制を維持強化していくという上で極めて大事でございまして、これは結局、世界経済の成長を確実なもの、持続的なものにしていくという意味で、私は基本的に大事なものだろうと思っているわけです。  今、木原委員がおっしゃいましたように、昨年の...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、定員について田村委員からいろいろ御議論がございましたけれども、確かに、税関、非常に手が限られている中ではありますけれども、いろいろなリスクに応じて、やることはやっていかなきゃいけないという中で、北朝鮮向け等のリスクの高い輸出貨物については、過去には不正輸出事案...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、田村委員から、平成十五年度それから昨年度出したときにはすげなく拒否しながら、なぜことしのんだのかと。  ちょっとお答えしにくいところもあるわけですが、この牛肉関税の緊急措置は、これはもう田村さんには釈迦に説法ですが、ウルグアイ・ラウンド交渉のときに関係国と協...全文を見る
○谷垣国務大臣 私ども、民主党のお考えと、何というんでしょうか、決定的にイデオロギーが対立して、もうにっちもさっちもいかないというような間柄ではないと思っているわけでございまして、いいことがあれば取り入れるのはやぶさかでないというのが正しい態度ではないかと思っております。ただ、い...全文を見る
○谷垣国務大臣 佐々木委員からこの法案に賛成するという御表明がございまして、ありがたく思っております。  それで、定員の関係は、田村委員の御議論の中にもございましたけれども、委員御指摘のように、業務はふえる、それから難しいものもふえてくる、知的財産なんかは日進月歩のものに対応し...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府としても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 心を言えば、今、浅野委員がおっしゃったとおりだと思うんです。ただ、財務省中心といってもなかなか法律にはなじみませんので、法律的に整理をすると少しまあ堅苦しい表現になっているということでございます。  若干、経緯等を申し上げますと、先般、官房長官から関係...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、赤羽副大臣からどれぐらいのボリュームのものかという御答弁を申し上げまして、目的は何かというお問い掛けでございますが、今、副大臣から御答弁いたしましたように、約二兆円の負担増のうち大部分、約一・七兆円が定率減税の縮減、廃止によるものでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 財政の健全性、逆に言えば、どれだけその危機に瀕しているかという指標はいろんなものがございまして、一つだけこれととらえるのはなかなか難しいと思っておりますが、言わば総合判断でございまして、国、地方合わせてGDPの一五〇%を超えた公債発行残高というのもそうで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 不祥事が起こっておりますことは誠に残念なことでございまして、私どももう一回これきちっと立て直して綱紀の粛正を図っていかなければならないと思っております。  税務行政をきちっと進めていくためには、税務行政を担当しているその職員が国民に信頼されていなければ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今官房長官から、国がやるにふさわしいものは国に、民に、民間でできるものは民間に移していくということでございますが、税の場合には、国税徴収、特に滞納処分なんて考えていただければ一番明確に分かりますが、権力作用という部分がかなりございます。この権力作用の部分...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 財務省からは日銀の政策決定会合には副大臣ないし大臣官房総括審議官が出席をいたします。で、副大臣の御担当は赤羽副大臣ですが、今日はこの審議に参加しておられますので、総括審議官が今日は出ております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 日銀からどういう提案があるかも私どもよく承知をしておりませんので、予断を持たずに真摯に臨もうと、こういうことでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、日銀政策決定会合における発言等はしばらく発表まで時間を掛けることになっておりまして、そういうこともございますので、そして現在行われている最中でございますので、お答えは遠慮させていただきたいと存じます。
○国務大臣(谷垣禎一君) もちろんそういう権限を私ども持っておりますが、これはなかなか大だんびらでございます。そういうことも含めて予断を持たずに臨もうと、こういうことでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 抜本的改革をするまでと、ちょっと文言は正確でありませんが、条文には確かにそのように書いてございます。  ただ、この性格は、当時の厳しい経済状況を税制からも底抜けがしないように支えようということでございましたので、経済情勢が好転してきたら、厳しい財政状況...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ここは衆議院でもまた随分議論がございましたし、また参議院におかれましてもいろいろ御議論がおありと思いますが、私どもは先ほど申し上げたような考え方でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、いわゆるこの定率減税を入れましたときに、委員がおっしゃいましたように、法人税、所得税の最高税率の見直しをやったわけでございますが、性格が大分違うというふうに私どもは考えております。  定率減税は、先ほど申し上げたように、当時の底の抜けそうな経済...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 財政演説で実はそのようなことを申し上げたわけでございまして、私の申し上げたのは、現在の日本は、日本は現世代が負担に比べて大きな便益を受けていると、その差を後の世代に先送りしているような状況だと、こういう意味において中福祉低負担だと、ともいうべき状態にある...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 中福祉低負担というような認識でおりますけれども、現状はですね、そこはやはりアンバランスがあるわけでございますので、中長期的に見ればそれを是正する必要があるだろう。そういうふうに考えますと、恐らく国民は、例えば医療においても国民皆保険制度というようなものを...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そういう見方があるという認識でございまして、改革の目的が弱肉強食であってよいと認識しているわけではありません。むしろ改革の目指すところは弱肉強食ではないんでありまして、そういう弱肉強食だという認識は間違っていると思いますし、またそうであってはならないと思...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今やっておりますことはいろんな側面がございますけれども、人の体に例えれば内臓脂肪みたいなものをできるだけ取り除いていこうということでございますから、その過程でちょっと体にこたえるということはないとは言えないと私は思っておりますけれども、目指すところはやは...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まず歳出削減に懸命に取り組まなければならないことはもちろんだと思っておりますが、現状、平成十八年度予算も公債依存率三七・六%でございますし、それから国、地方合わせて公債の発行残高がGDPの一五〇%に上るということは金利変動等に極めて弱い体質を持っていると...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私はエコノミスト出身ではありませんので、この手の答弁は余り得意ではないんですが、私の所管をしている立場からいいますと、財政再建を成し遂げなければなりません。それで、それには努力目標をやはり高いところを我々は目指す、実質成長率を上げて日本の経済の元気をよく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 十六年度の年金改正附則の十六条でそのような旨が記されております。  今後、この法律の規定を踏まえて、財源の在り方も含めて検討していくということでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 義務的経費、義務的経費、法律に決められておりますので、ただ、法律に決められているといいましてもその手だてを講じなければなりませんので、その議論をしていかなければならないという意味でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 法律でこれだけ出しなさいと、例えばこういう年金に関してはこれだけ払いなさい、こういう社会保障に関してはこれだけ払いなさいと決められているという意味の義務的経費とはちょっと違うと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) この義務的経費かどうかっていろんな形で議論されますね。ですから、委員のおっしゃっていることの意味が私、もうひとつとらえられてないのかもしれませんが、従来、実際その義務的経費を減らせとか、そういった意味の義務的経費とはちょっと違うんだろうと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは内閣府の試算でございますから私が答弁するのは適切でないかもしれませんが、一つの仮定の置き方として、裁量的経費の努力でやるというふうに決められたというだけのことでございまして、そのことが今後、先ほどの十六年年金改正の附則にどう影響を及ぼしていくかとい...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端として、今後取り組むべき課題等について申し述べます。委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  我が国財政の現状は極めて厳しく、...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 公共工事の品質確保の促進に関する法律、大変、品確法という品格の高い略称になっているようでございますが、それと会計法の関係でございますが、品確法では、もう委員に申し上げるのは釈迦に説法でございますが、三条の二項で、基本理念三条の下で総合評価落札方式がこれ書...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 予定価格については会計法の二十九条の六に書いてございまして、これは、契約の目的に応じて予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって申込みをした者を契約の相手方とするものとすると、こういう規定になっているわけです。  何でこういう規定があって上を、上限を拘...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 何が売れる資産かということですが、今後の詳細は行政改革の重要方針で平成十八年度内に改革の方向と具体的施策を明らかにするために工程表を作るということになっておりますので、その中できちっとしたものをお示しできるように今作業をしているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 被用者年金の一元化につきましては、今厚生労働大臣から御答弁がございまして、公正と公平と、安定と公平という観点からお話がございました。  私の立場から申しますと、もう少しこの年金制度において被用者年金の一元化のできた後の課題、残された課題ということを申し...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の点は川崎大臣の御答弁のとおりだろうと思います。  ただ、付け加えれば、未納者の増加というのは、これは制度に対する信頼を損なうものであるということは、これは間違いございませんので、負担能力に応じたきめ細やかな免除制度の導入とか、納付に理解の得られない...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、この点では厚生労働大臣とは全く同一でございまして、全体のサイクルで見たら不公平が生じているわけではないと私も認識しております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 共済年金の職域部分、これは何で設けられているかというと、公務員にいろんな身分上の制約が課せられている、こういうことから昭和六十一年に設けられたものでございます。当時の竹下大蔵大臣の国会での答弁を見てみますと、職務専念義務とか私企業からの隔離とか信用失墜行...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そこはこれからの検討でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) もう時間もなくなっておりますし、外務大臣と官房長官がお答えになった後、何で私がお答えしなきゃならぬかもよく分からないんですが、もう付け加えるべきことは、お二人の答弁の上にほとんどございません。  簡単に申し上げれば、私は、官房長官がおっしゃったように、...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人酒類総合研究所法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、独立行政法人酒類総合研究所がその業務を一層効率的かつ効果的に行うことができるよう、民間及び大学等との人事交流等の連携を...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 黒岩議員から私に対して十六問、御質問がございました。  まず、量的緩和政策の解除についてのお尋ねでございますが、日銀においては、政策決定会合において十分に議論を尽くした上で量的緩和政策を解除されたものと理解しており、その判断を尊重したいと考えております...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 高嶋議員にお答えいたします。  最初のお尋ねは、格差社会と構造改革に関するものでございました。  日本は人口減少社会に入っておりますし、グローバル化に伴う競争に耐えていかなければならないわけでございますから、そのために個人や企業がその持てる能力を最大...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(谷垣禎一君) デフレというのは継続的に物価が下落していくことですから、デフレ脱却というのは、その状況を脱して、もうそういうデフレの状況に陥らないと、再び陥らないだろうと、こういうことになるとデフレ脱却と言えるんだろうと思います。  政府としてそれをどう判断していくか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、岩井委員がおっしゃいますように、デフレ、まだ緩やかながら続いておりますので、これを克服するには政府と日銀、車の両輪のように当たっていかなきゃいけないと、私も全くそういう認識でおります。  で、今年一月二十日に閣議決定されました「改革と展望」の中にも...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 赤字国債の今、発行残高がどれだけかと。これ、法律の用語では特例公債と言っておりますが、特例公債の残高は二百九十六兆円、平成十八年度末時点でございます。これは普通国債残高は全部で五百四十二兆でございますが、そのうち二百九十六兆が特例公債であると。  そこ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まず、日銀の昨日の決定でございますね。私は、これは日銀の中で十分議論をされてこういう結論を出された、私はその結論を尊重をいたしたいと思っております。  ただ、先ほどから岩井委員がおっしゃられておりますように、まだ現状は緩やかながらデフレが続いております...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今委員のお話のように、これから人口減少社会に入っていくというのは、相当いろんな政策的努力をしても、すぐに反転するというのは不可能だろうと思います。それと同時に、国際的な競争も非常に厳しくなっておりますので、そういう中で日本がきちっと存在感を発揮し、魅力あ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、若林委員がお作りになった資料を拝見しまして、私、幾つか申し上げたいことがあるんですが、まずこれ社会保障関係費除いてますよね。結局、私の頭の中に常にありますのは、もう増えるのは社会保障関係費、その社会保障関係費を捻出するのにほかのところからかき集めてき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃった点は非常に大事だと思っておりまして、経済財政諮問会議でこれから議論をするんですが、一つは、プライマリーバランス回復後の目標は何なのか、GDP比で国債残高をどうしていくかというようなことを考えなきゃいけませんが、それと同時に、国と地方がどうい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 去年も答弁したかどうか分かりませんが、今委員のおっしゃった点は政府税調の中でも随分議論していただいておりまして、やはり納税コストを掛けないという意味では年末調整は基本として必要なんだけれども、今後できるだけ、やはり納税者としての意識を持っていただくために...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 内閣府で平成十五年度年次経済財政報告に記述がございまして、それによると、委員のおっしゃったように、一九八一年以降、租税負担による所得の不平等度の改善度は年々低下しているのに対して、社会保障による改善度は上昇していると、こういう記述になっております。それか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどちょっと委員がおっしゃいましたように、この最高税率を下げてフラット化してきたのは、やはり勤労意欲とか国際比較とかいうようなことがございました。それから、法人税に、まあ下げてないとおっしゃいましたけれども、法人税に関しても、やっぱり国際競争力の比較の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、若林さんは引っ掛けるような質問はなさらない方で、ですから、これ引っ掛けられたと思っているわけじゃないんですけれども、今まで抜本的改革という中で税率構造につきましては、平成十五年度、十六年度で配偶者特別控除の上乗せ部分とか、あるいは年金課税の世代間あ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今お話しになりましたように、国債発行額を毎年抑えてきましたけれども、まだまだ三十兆という規模で、新発債も増える、借換債もあると。そういう中で、国債をいかに安定的に消化し、そして中長期的な発行コストを抑えていくかということはもう我々の非常に重大な課題でござ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員おっしゃるように、期待成長率あるいは潜在成長率を高めるために税制も頑張れというのはおっしゃるとおりだと思います。  それで、今おっしゃったような設備投資は、研究開発に政策税制を集中化しようというのを十五年度やりまして、今年はそれを一応三年間で終わり...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっとさっきの答弁の訂正させていただきますが、投資促進のための投資条約ですね、英仏と署名をしたと申しましたけれども、フランスはインドの間違いでございました。訂正させていただきます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 国の財務の状況、財政状況をよく納税者に理解をしていただくということは、企業が努力されているのと同じように国も努力をすべき大事なことだと思っております。  それで、委員も言っていただきましたように、この五年間ほどを掛けまして民間準拠の国の財務諸表というも...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 昔から消費税には逆進性があるではないかという形で提起されていた問題だろうというふうに思います。これは結局、私の立場から申し上げますと、ほかの税制やあるいは社会保障との組合せでどういう効果を出していくかということではないかと思います。
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 国際金融業務につきましては、JBICの今までの機能を分割して新しい政策金融機関の中に統合していくわけですけれども、詳細の設計は今、山本さんおっしゃったとおりなんですね。  それで、今度の報告書、海外経済協力に関する検討会の報告書を見ますと、指摘されてお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、明治の時代から説き起こしになられましたけれども、明治五年に学制ができまして、家に不学の人なく、村に不学の戸なからしめようと、すばらしいことだったと私は思っております。今後、国際競争が一層激しくなることが見込まれておりますので、魅力ある日本をつくってい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 三位一体の議論の中ではもういろんな経緯がございまして、もう委員もよく御承知のとおりでございますけれども、一昨年の政府・与党の合意であるとか、それから〇・八兆円の税源移譲を求めた地方案をどう考えるか、それから中教審の答申で義務教育費国庫負担制度は堅持すべし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 結局、我々の社会が複雑になってきていますから、昔はあれですよね、おやじがどうやって汗流して苦労しているのかというのを見れば、ああ、こういうふうにして食わしてもらっているんだと、育ててもらっているんだとすぐ分かりました。だけれども、やっぱり家庭と仕事の場が...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 突然のお問い掛けで答えにくい質問ですが、二院制の問題に関しては、衆議院議員として非常に言いにくいです。だけれども、決算重視なんというのは、どこに参議院としての特徴を出そうかいうことで随分お考えいただいた結果だと思います。今まで、予算は真剣に議論するけれど...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今お示しのそのCDCセンター等と比べますと、随分数字の上で違いがあることは事実ですけれども、委員もお書きになっておりますように、このCDCは感染症対策のほかにいろんな部門を抱えているということもございますし、それぞれの国でどういうところに重点を置いていく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の私どもの抱えている予算の中でできるだけ工夫をいたしたいと思っております。
03月14日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する等の法律案及び国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成十...全文を見る
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 税制はいつも、いろんな世の中の変化といいますか、構造変化に対応できるように工夫をしていかなきゃならないと思っていますが、そういう我々が対応を迫られる構造問題といいますか、税として対応しなければならない構造問題の私は一つの柱といいますか、幾つか柱がございま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃいますように、たばこの税率は国、地方合わせて一本当たり〇・八五二円の税率を引き上げる、これをお願いしているわけであります。  それで、こういう引上げ幅にしたということは、一つは消費者への影響のほか、たばこの消費数量が減少傾向にある中で、小売の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃったのはJTの利益まで考えて等の。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の〇・一円と申しました中にはJTのマージンは入ってない、小売店のマージンが、計算しているということでございます。  それで、おかしいんじゃないかとおっしゃいますが、現実の先ほど申し上げたような流通形態を考えながら算定すると、こういったところがスムーズ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げたように、現実の小売、流通過程というものを見た場合に、やっぱりこういう案の方が妥当かということが根本にあることは間違いないんですね。  それで、これはあくまで、税率の算定に当たっての考え方はそういうことでございますが、政府がこれ、税率引上...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員おっしゃるように、私どももいろんな取引の形態の変化とか社会生活の変化に従って税制は考えていかなきゃならないと思います。  それで、印紙税というのは確かに非常に古い歴史を持った税でございまして、そういう印紙を張るようなものに経済取引が背後にあって、そ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、まあ一応説明としては、取引当事者の意思に基づいて文書を作成しない場合には、当事者が文書を作成することにより担保されるような法的安定性が確保されないと。まあ、きちっとしたその、何というんでしょうか、領収書等々がある場合には証明力、法的安定性という上...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃった点は、要するに、電磁的記録について印紙税を掛けるのか、あるいは掛けないのかと二者択一を先生は私に迫ったわけですが、これは印紙税の基本にかかわる問題でございますから、今後やはりペーパーレス化の普及状態やそういうIT化の状況というものをよく見な...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一般に領収書と言われている文書は、金銭とかあるいは有価証券の受取という事実を証明するために作られるわけでありますが、これは印紙税の課税の対象となっていると、金銭又は有価証券の受取書ということですね。で、クレジットカードを払う際に作られるいわゆる領収書です...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まあ手形というのは、御承知のように制度的に金銭の支払を担保する極めて強力ないろいろな法的性格があるわけでございます、有価証券としてですね。その点に着目して担税力を認めたということだろうと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げたことの繰り返しになりますが、確かに今委員が御指摘のように、印紙税というのは我が国の今の税制の中で相当大きな役割を果たしております。今の税制状況では、なかなかこれを廃止するということは私は申し上げにくいわけでございます。その上で、インターネ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、多岐にわたって、日銀の量的緩和から始められて長い御質問でしたので、どう答えようかなと思ってたんですが、確かに超低金利政策が長く続いてきたわけでございますので、家計の貯蓄をしてた方々の利子所得というのはその間減ったことは、これは間違いないことでございま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 財政演説は、予算の御審議をいただくに当たりまして基本的な考え方を述べたものでございますので、それぞれの経費の個別には必ずしも言及しておりません。今お尋ねの防衛関係費、平成十八年度予算は四兆八千百三十九億円となっておりまして、対前年度で申しますと四百二十四...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 我が家は、我が家の現状は今いわゆる老老介護ということになっておりまして、還暦を過ぎました私の家内が家内の父を一緒に住んで見ているという状況でございます。もちろんそれだけでは荷が重くなることがございますので、ショートステイなどを利用させていただきながら、そ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 牛肉関税の緊急措置の見直しについてのお尋ねでございますけれども、今回の改正に当たりまして、いろいろマーケットというか市場の様子も私ども見さしていただきました。  輸入牛肉と競合いたします国産乳用種のその価格が堅調に推移しているというまあ生産面の動向がご...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この今おっしゃった問題は、やっぱり我々が国家公務員に何を求めてどういう国家公務員の、まあ大概今長い間勤めていただいているわけですから、その働き方、生涯というものをどう考えるかというのが背後になきゃ私はいけないと思うんですね。それなしに、じゃ天下りは全部駄...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○谷垣国務大臣 私も、昔、我が党の税調の中で、酒税に関するいろいろな議論の中で、どうも国税庁は税を取るということを考えていて、業界といいますか、酒類業の健全な発展ということには少し関心が乏しいんじゃないかというような議論をした記憶が自分でもあるわけでございます。  先ほど国税庁...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かにそうだと思います。  先ほど七条委員が指摘されましたように、この酒類総合研究所、これは、やはり中小零細企業が多い中で、その中小零細企業がきちっと立派なお酒をつくっていけるような支援措置というのは相当やってきた機関だと私は思っております。現に、私の選挙区の酒...全文を見る
○谷垣国務大臣 当然、個々の酒造業がきちっと力をつけていきませんと、酒類業の健全な発達ということはないわけでございますから、中に含まれているということだろうと思います。
○谷垣国務大臣 決意と問われましたけれども、最近、どこへ行きましても、和食というものは大変な人気でございます。和食は健康的であるし、うまい、世界じゅうそういうことをおっしゃる方がたくさんある。ならば、酒もそれに一番合うのは日本酒で、日本酒はうまいということになるのが自然の勢いだろ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほども先に答弁をしてしまいましたけれども、私は、公務員を非公務員化にするということは今度やるわけですけれども、民営化というのは適当ではない、今の形できちっと成果を上げなければいけないと考えております。
○谷垣国務大臣 酒類総研はいわゆる研究型の独立行政法人ということになると思いますが、研究を進めていくに当たって、大学やそれから民間の研究機関との交流、人事交流も含めて、連携というようなものが研究を活性化させていくために必要であるということが一つございます。それと同時に、研究した成...全文を見る
○谷垣国務大臣 独立行政法人化に至る過程は、先ほど三谷委員も議論の過程を詳細に読み上げられまして御説明になりました。それで、定義的なこと、役所の文書に書いてあることを除きまして。  先ほど三谷委員の議論のときに私はお答えすべきだったのかもしれませんが、研究を活性化していくという...全文を見る
○谷垣国務大臣 酒類総研の仕事は、確かに今おっしゃったように、かつてから民間の酒造業等々との関係は密接でございました。今までできていなかったというわけではありません。それから、先ほど広島大学の例を挙げましたけれども、広島大学に限らず、昔で言うと大学の醸造学科、今で言いますともっと...全文を見る
○谷垣国務大臣 渡しきりの交付金としてお渡ししておりまして、その中で酒類総研の独立性は保たれているわけですが、中期目標計画の当初に定められました効率化の計数というのがございますけれども、それを基礎にして算定するわけですが、酒類総研の運営交付金、先ほど次長からも御答弁をしたところで...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、職員の方は、公務員としてお酒に関する研究やら酒類業の発展に貢献しようという思いで入ってこられた方たちが集まっている組織ですね。それで、これを変えていくとなると、当然不安もあるだろうと思います。自分たちの将来がどうなっていくかというお気持ちもあるだろうと思い...全文を見る
○谷垣国務大臣 当然、士気を鼓舞して研究成果を上げていただくような運営を工夫していただかなきゃならぬと思います。
○谷垣国務大臣 基本的には、独法の定める基準によるということに制度設計がなっておりますので、その中で、この酒類総研としての工夫をしていただくということだろうと思います。
○谷垣国務大臣 それは独法もいろいろ、それぞれの性格の違いがございますから、十把一からげで同じものをというわけではないと私は思っております。
○谷垣国務大臣 特段の非公務員化に関する要望というのは、私の耳にはまだ届いておりません。
○谷垣国務大臣 人事交流に関して言いますと、先ほどから御議論にありますように、国税庁との間は非常に緊密な人事交流を続けてまいりまして、酒類総研の担っている任務から考えますと、今後ともそれは必要だと思います。  基本的に制度設計は酒類総研でやっていただくということでございますけれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 なかなか難しいお問いかけだと思うんですね。無駄が発生する温床になるようなことを防げ、そこは厳しくメスを入れろというのは私もそのとおりだと思います。ですから、この酒類総研に関しましても、次の中期計画を立てていく中でどうしていくのかというのはきちっと見なきゃいけないと...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど広報に関しては両方の要請があるというようなことを申し上げました。  もう一つ言うのを忘れましたのは、独立行政法人はできるだけ裁量でもって、その中で自主的にやるということになっておりまして、財務省の広報なんかですと、もうぎりぎり、無駄なものはやめろとか、もっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど法案を読み上げまして、三つ要件があると。それに照らせば、私はこの酒類総合研究所というのは今回の独立行政法人化していく基準に当たるんだと思っておりますし、また私は個人的には、先ほど申しましたように、国立研究機関がもう少し自由に研究をできないかという問題意識を持...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど七条委員にもお答えいたしましたけれども、私は民営化すべきものではないと思っております。それは、先ほど申し上げたことの繰り返しになりますが、酒類の鑑定、評価というものをきちっと支えるという業務がございまして、全く民営化にしていってそれができるとも思いませんし、...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、佐々木委員がおっしゃいましたように、あそこの研究所へ参りまして、酵母、こうじ、ずっと開発を進め、研究成果を積み重ねられた、それを見ますと、なるほど、日本の酒造業というのも、こういう基礎的な努力、こういうものがあって維持されてきたのだなと大方の方がお感じになるん...全文を見る
○谷垣国務大臣 公務員が研究しちゃいかぬなんということは毛頭ないわけでございまして、今までもそういうことできちっとした研究をやってきていただいた。私どもが先ほどから申し上げていることは、しかし、より民間との、あるいは大学との研究交流等を進めていく場合に、やはり公務員の身分というの...全文を見る
○谷垣国務大臣 独立行政法人化の目的の一つが、それぞれの研究機関が自主的に研究をして進めていただくということを意味しておりますので、やたらにその自主性を排除するような形でしりをたたくのはよくないと思います。  ただ、同時に、五年ごとに中期計画を立てますので、その中でやはり成果を...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、馳副大臣が御答弁されたことでありますけれども、確かに三位一体、ああいうもので大きく減った面もありますし、それから、やはり児童の数が減っているという面は私はあると思っております。  出生率より減っているとおっしゃいますが、小中学校、義務教育なんかで見...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは大変国民の関心事ですから、私ども、今対話と圧力ということでありますけれども、この方針の下に政府がやっぱり一致して当たらなければならないと思っております。なかなかこれは今までの御議論のように難しい問題でありますが、粘り強さと決意をうちに含んでやらなき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員の御質問のポイントは、資産の管理、国有財産の管理等に証券とか金融のやっぱり技術もよく使って、旧態依然たる方法ではなくて、そういう手法を使ってもっと斬新なものにしていくべきじゃないかという意味がこもっていたと思うんです。  今、先ほど総理からも御答弁...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一言、言うのを忘れました。
○国務大臣(谷垣禎一君) それで、それもありまして、今国会では国有財産法の改正をお願いしておりますので、ひとつよろしく御審議のほど、また御賛成のほどをお願い申し上げます。
○国務大臣(谷垣禎一君) たくさんおっしゃいましたのでどこから答えていいのかと思うんですが、まず、今度の国有財産法の改正では、行政財産を貸付けできるということにしておりますので、今おっしゃったようなことを考えていく上では、国有財産法のこの改正は非常に大事だと思います。  それか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) はい。検討しなきゃならない問題点はございますけれども、使えない、使えないということではないと、いろいろ検討してみる必要があると、こう思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 民営化された法人、それから民営化が決定された法人の出資金、これはもう積極的に売却を進めていく方針でございます。  それから、それ以外の政府出資については、国の政策目的の実現とどう関連してくるかということをよく検討しなきゃなりません。国際機関とかあるいは...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、なぜ持つというよりも、今までの為替介入の結果としてこういう額が積み上がってきているわけでございます。ですから、今委員のおっしゃった観点とはちょっと違っておりまして、政府が必要に応じて実施してきた為替介入と、今後もだから必要であるということになれば...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 返すべきだと思うという答弁はのどまで出掛かっているんですが、やっぱり今後の制度設計にかかわってくると思うんです。これで全く廃止してしまうということであれば、国庫に返していただくのが一番筋だろうと思いますが、やはり何かこういうものが必要で形を変えてやってい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 中小企業といっても同族会社、典型的には一人会社を考えていただかなきゃいかぬのですが、いわゆるそういうオーナー企業におきましては、オーナーが自らへの役員給与を法人段階で経費として計上する、つまり損金算入することができる。そして、その自分がもらった役員給与に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、今個別の例をお出しになりましたので、私はそういうものにコメントすることは差し控える立場でございますので、それについては申し上げません。  ただ、確かに、法人というものを、実体が変わらないのに法人成りというものを税制の上で、何というんでしょうかよく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そこは櫻井さんと見解が違いまして、今三〇%とおっしゃったのはどういう調査を前提とされているのかよく分かりませんが、そこは違います。  それで、先ほどの繰り返しになりますが、あくまで一人会社又は実質上一人会社ということにしておりますし、したがいまして、オ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 個人所得課税の基本的枠組みとしては垂直的公平という観点から総合累進課税が基本だというふうに私も考えておりますが、今おっしゃったのは金融商品ですね。これについては、金融所得を始めとする一定の所得については、その発生の在り方あるいは性質などに応じて分離課税を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから大塚さんの議論を伺っておりまして、課題は共通なんで、ぐるぐる回る輪廻からどうやって脱して解脱できるかと、その解脱の道を探ろうということですよね。  それで、大塚さんの御診断は、解脱するためには金利を正常化しなきゃいかぬと、まあこういうことだっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) もうこの問題に長い間取り組んでこられた山本委員が今問題点、るる御説明がございまして、私どももそういう検討を経て、これ政省令にきちっと反映させていかなければならないと思っております。  もう細かい論点については申し上げませんが、その際に、今おっしゃいまし...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、今、日本経済の現状については内需、外需等々がバランスを取れて回復してきているという与謝野大臣の分析に全く同調しております。ですから、これについては繰り返して申し上げることは避けたいと思いますが、今後、日本経済の問題点というのは、昨日、大塚委員の御議...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは与謝野大臣がお答えになるべきことかもしれませんが、政府として公にコミットしておりますのは、二〇一〇年代初頭を目標と、プライマリーバランス回復の目標とするということでございまして、今、与謝野大臣のおっしゃった、付表と言いましたか、あそこでシミュレーシ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、峰崎委員が、いわゆる基礎的財政収支の回復を二〇一〇年代初頭にするときに基幹税を上げるということが視野に入っているのかどうかというお尋ねと関係してくることでございますが、私は、当然、財政再建を成し遂げるためには歳出改革を徹底してやらなきゃいけない、無駄...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も与謝野大臣がおっしゃったのと同じような感想で聞かせていただきました。  実は、私は財政演説の中で、やや異例かとも思いましたけども、今年の財政演説の中では、家族や地域社会や、国と国民のきずなを取り戻さなきゃいけないというようなことを申し上げたわけであ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 小さな政府とか簡素で効率的な政府とかいろんな表現がございますけれども、私、今、構造改革、まあ構造改革という表現もございますが、我々が目指しているものは、かつての高度経済成長とかあるいは人口が増えていく構造の中でのいろいろな成功した仕組み、それが必ずしも現...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 債務管理庁というお話がありまして、私も諸外国の制度をよく承知しているわけではありませんけれども、例えばドイツのようなところにおきましては、国債管理政策は、企画立案は財務省の内部部局であるけれども、実際の国債管理政策の執行は財務省一〇〇%出資子会社がやって...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) その点では、先ほど申し上げた研究会でも、公的債務管理当局はできるだけ分かりやすい形で情報を提供せよという御指摘を受けておりまして、それを受けて、国債だけではなく、地方債それから政府保証債、借入金等の状況を一覧性を持った形で債務管理レポートという形で公表し...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、個人所得課税の所得再分配機能というのは近年低くなってきていることは御指摘のとおりでございます。  これがこうなってまいりましたのは、昭和六十二年、六十三年のあの税制改革、それから平成六年の税制改革等を通じまして国民の勤労意欲とかあるいは事業意欲...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 二つ問題がございまして、一つは定率減税を廃止する前提は何なのかという議論があろうかと思います。それからもう一つ、私ども先ほどから歳出歳入一体改革ということを言っておりますが、その中心にやはり消費税があるだろうということは、これは私そう思っているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに個人所得課税は、峰崎委員がおっしゃいましたように、垂直的公平の確保という点から見て、総合課税というものを基本とするというのを私どもも思っているわけでございます。  だけど、御指摘になりました金融資産性所得に関しましては、まあいろんな点からその特質...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、そういう御質問があると伺いまして、若干ブレーンストーミングもしましたんですが、なかなかぱっとした答えが思い浮かべませんで、まあ五十年前がどうだったかなと考えてみますと、昭和三十六年で、峰崎委員も私も多分高校一年生だったんだろうと思いますが、あの当時...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の点は、従来、番付を発表したときにいろいろ嫌がらせを受けたとか、そういう苦情がたくさんあったのは事実でございまして、今回こういうようなことをさせていただきました。今後、今おっしゃったような点を、統計とかですね、そういうものでどうできるのか、私どもも少し...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、岩井先生おっしゃった、純債務で見るべきか、それともグロスで見るべきかというのは、いろいろ今までも意見があったことは私も承知しております。  それで、OECD発表の数値によりますと、二〇〇四年末の日本の総債務、グロスの残高がGDP比約一六〇%とされて...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、岩井先生が指摘されましたように、国民経済計算の貸借対照表における正味資産、これ平成十五年末はプラス八十兆円、それから国の財務書類の貸借対照表の方は、資産、負債の差額が、これも平成十五年度末でマイナス二百四十五兆円と乖離があることは事実でございます...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、財政赤字の解消については、先ほど与謝野大臣からもいろいろ御議論があったところですが、実質成長率を上げていくということは、これはなきゃならないだろうと思っております。その上で、我が国、特に小泉内閣の下におきましては、改革なくして成長なしということでい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今指摘されましたように、平成十四年一月の閣議決定の「改革と展望」は、景気対策のための大幅な追加が行われていた以前の水準を目安ということでございまして、これは平成二年度だというふうに考えているわけでございます。  そこで、今委員は公共投資関係費の方を引か...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 岩井先生とは同じ自民党京都府連に属しておりまして、いろいろ御一緒にやらしていただいておりますのに、やや意見が違うところがあって恐縮でございますが、私も、公共事業は無駄であるとか、よく巷間、人一人、車一台通ってない、シカやイノシシばかりが通っているような道...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど、今日の朝からのこの当委員会の御議論でも申し上げたところでございますけれども、私は、財政を立て直す上では歳出歳入両面から取り組む必要があると思っております。  それで、その中でも、無駄な歳出を省くということは当然やらなきゃいけない、歳出構造を変え...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 岩井先生が大変研究された結果の御質問に対して、この役所の作った一、二枚の紙で答弁するのは甚だ心苦しく感ずるところでございますが、ちょっと前に、本部長は内閣総理大臣が務めておられますが、地域再生本部の会議が官邸で行われましたときに、その中で、地域通貨を使っ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これだけやはり借財をしておりますと、金利変動リスクというものが非常に高いわけでございます。じゃ、何をやるかということになりますと、今、荒木委員がおっしゃいましたように、まず財政がきちんと取り組んでいるということを示して、いわゆるプレミアムリスクというもの...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、荒木委員からお話がございましたように、今回の特別会計改革では、今後五年を目途に今三十一ある特別会計を三分の一から二分の一へ大幅に削減しようと。そうすると、明治二十三年の制度発足以来一番少ない数になるということでございますが、一つはそれをやろうと。 ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 外為特会の積立金額ですが、十八年度末の見込積立金額は約十五・一兆円になりまして、確かに巨額のものがあるのは事実でございます。  それで、これがどうやってできてきたかと申しますと、十七年度末時点で外為特会では累積で約三十五兆円の運用益を生じる見込みとなっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今まで御議論がありましたように、三月末の取りまとめに向けて防衛、外交当局、今努力をしておられる最中で、まだ何もこの件に関しては決まっておりません。したがって、経費負担について私の立場から今コメントを申し上げることはございません。  いずれにせよ、去年の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中川委員おっしゃいましたように、二〇一〇年代初頭に基礎的財政収支を国、地方合わせてバランスを取るということを目標に今やっているわけですが、国と地方、個別に目標というものは立ててないのが現状でございまして、内閣府が一定の前提の下に試算をしていただいた、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中川委員のおっしゃったこと、私、全く賛成でございます。  二〇一〇年代初頭に基礎的財政収支を回復すれば、その年のいただいた税金でその年の政策は打つことができる。その限りにおいてツケを後の世代に先送りしないような形は取れるということでありますが、それ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中川委員がおっしゃるような方向で、今、与謝野大臣の下で幾つかの選択肢を示し、工程表も作ろうということで作業をしているわけでございます。金利と成長率の関係というのはどう見ていくかというのは、中川委員のおっしゃるようにいろんな議論があるところでございます...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 日本銀行は、金融政策決定会合の中でいろんなことを議論されながら適切に御判断されるというふうに思っているわけでございますが、今般の量的緩和政策の解除の際に、日本銀行から、当面、長期国債の買入れ額は現状を維持するという旨の御発表がございまして、これは、日銀に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) このたび財融特会の積立金、金利変動準備金のうちから十二兆を国債の償還に充てようということで財政再建に使わしていただくことになったわけですが、それができるようになりましたのは、中川さんが正に設計図を引いて苦労された財投改革の成果、そして財投が最盛期の四割ぐ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 中川委員から株式譲渡所得について今までの沿革も振り返った上で御提言があったわけでありますが、我々は近年、やはり少子化、高齢化の中で、金融資産というものは有効に活用しなきゃいけないということで、ですから貯蓄から投資へというようなことで五年間の時限立法で申告...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今度の措置は、今、中川委員おっしゃいましたように、所有と経営が事実上一体化しているようなオーナー企業で、いわゆる二重控除、不公平じゃないかというのがありまして、それにこたえようということがございます。それと同時に、オーナーへの役員給与の支給を通じた課税所...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 基礎年金の国庫負担割合につきましては、十六年の年金改正、附則の十五条、先ほど委員引かれましたけれども、その中で、平成十七年、十八年の二か年度は所要の税制上の措置を講じて、そして国庫負担の割合を適切な水準へ引き上げろと、こう書いてございまして、それに基づき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、山口委員がおっしゃった平成十五年度税制改正、研究開発税制やIT投資促進税制などの日本経済の回復に向けた定量的な何か数値を示せというとなかなか難しゅうございますが、ちょっと資料を見てみますと、研究開発投資額の動向で見ますと、平成十五年から十六年度にかけ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 所得再分配あるいは格差の問題につきまして山口委員からいろいろお話がございまして、高齢化が進んでくれば、ある程度それは人生の結果として差が出てくることもやむを得ない面があるが、特に若い人たちのニートやフリーターというようなことを通じて格差が固定化するのは好...全文を見る
03月17日第164回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどからいろいろ御答弁ございますように、三月末を目標にして今、防衛庁長官、外務大臣、一生懸命やっておられますので、私から今まだ決まっておりませんことをどうのこうのコメントすることは今持ち合わせておりません。
03月22日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十八年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は七十九兆六千八百六十億円余となっております。  この内訳について申し上げます...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 三月十六日の諮問会議で、歳出歳入一体改革の関連で、国の資産のうち財政再建のための財源となる資産について売却収入の目安は約十一・五兆円であると、こういうことをお示ししたところでございます。  中川政調会長が百兆のオーダーで言及された、私も報道で承知をして...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、田村先生がおっしゃった東京都の取組がどういうものなのか、まだ私も詳細は承知していないんですが、都の場合は財務局、これは予算編成とか財産管理を担当する、私どもの役所でいえば主計局と理財局を一緒にしたようなところかなと思いますが、その財務局の中で、各部局...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘の問題は、これは申し上げるまでもございませんが、一人会社、一人、実質上オーナー一人ですべて会社を支配しているというような会社を考えていただけばいいわけですけれども、それは、まず自らの役員給与を法人段階で損金算入できると。それから、自分が受け取った...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 大久保委員おっしゃるように、私もちょっと議事録を読み直してみまして、やや全体の流れがミスリーディングな発言だったかなというふうにも思っております。  要するに、背景として、財投を圧縮してきたということがある、四割ぐらいまで圧縮してきたと。それからもう一...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 金利変動、今の御質問は金利変動をどのぐらいのものとして考えていたのかと、それを例えば郵貯なんかに持っていったら大変な結果が生ずるじゃないかということをおっしゃっているわけですね。
○国務大臣(谷垣禎一君) 説明は受けておりました。こういうシミュレーションをしたその流れについては私も説明を受けておりましたけれども、率直に申し上げまして、今日、大久保委員から御質問の内容につきましては今朝早起きをして勉強をしたというところもございますので、率直に言って、今日委員...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) もちろん全体の財政金融政策で、できる限りそういう努力はすべきものだろうと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 財投へのこの繰上償還ですが、財投改革の議論の中で、財投の実施に当たっては市場メカニズムとの調和を一層促進することが必要と、こういうふうにされまして、これを踏まえて補償金を徴求、求めて受け入れるということとしているわけでございますが、補償金なしの繰上償還、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) だからこそ、先ほど御答弁したことでございますけれども、四つの条件、それはもう繰り返しませんけれども、抜本的な事業の見直し、あるいは撤退も含む事業の見直し、それから経理の明確化等々、四つの条件を付しまして、一番透明性の高い公の場で議論をしていただくその法案...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 法律の名前は、これはもう今、要するに公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律、それから独立行政法人住宅金融支援機構法と、この二本の法律でございました。
○国務大臣(谷垣禎一君) 大久保委員が、金利変動リスクというよりも、何と言うんでしょうか、信用リスクといいましょうか、そういうようなところに重点を置いて制度をつくるべきだという御主張をお持ちのことはよく理解しておりまして、そういう御議論を真摯に進められておられることは敬意を表する...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから、財投機関あるいは地方、まだまだこれから問題が生ずるのではないかという御指摘がございまして、私どもとしてもそういう心配のないようにフォローアップとか総点検みたいなことはこれからも続けていかなければならないと思っております。  それで、ただ、例...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 政府保証をどう管理していくかということは財融資金の貸付けと同様に十分なモニタリングないし審査が必要だとおっしゃるのは私そのとおりだと思っております。  それで、その五年以上の長期にわたる政府保証については、その資源配分で大変重要でございますので、財投計...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) このごろ地震が頻発しておりますので、自らの生活基盤を国民が守ると、地震などの災害に対する備えを強化していただくということは大変大事だと思っております。  こういう中で、今委員から御議論がありましたように、住宅等の耐震化を進めていく、大変緊急の課題だろう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 沖縄振興開発金融公庫については、今まで何度か糸数委員と議論をさせていただきました。私は、この公庫は、今お話しのように、沖縄振興策と一体になって金融面からその計画を、振興策を支えると、それで沖縄経済の振興とか社会開発のためにいろんな分野で、普通の一般の金融...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 自民党がサラリーマン増税はしないという、マニフェストの中に書き込んだそれはどういう意味かと。これは、平成十八年度で給与所得控除などの見直しによって、いわゆるこのサラリーマンに対してねらい撃ち的な増税、負担増を求める考えはないと、こういうことを言ったんだろ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) なかなか、御答弁するのは難しいわけでございますが、なかなか、そのどこだけをとらえてというのは、率直に言うと難しいことは、ほかに今何かあるかって言われても、なかなかちょっとお答えしづろうございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) ねらい撃ちをするのはそれかと言われると、ちょっとお答えがし難いんですね。ほかの全体の所得税構造の中でいろんなものがあって、それを見直していく中でどう見直していくかということはあり得ると思いますが、そこだけをとらえて課税強化をしていこうということになると、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そこはいろんな人的控除とか、それから配偶者控除等も含めて人的控除とかいろんな議論がありますので、その水準をどうしていくか。少子化対策の中で、その税額控除制度を入れたらどうかとか、いろんな議論がありますので、そういう中の見合いの議論でございますから、そこだ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今後の税制改正に当たっては、給与所得に対する課税がどうあるべきかということがもちろんテーマでございますけれども、事業所得といった給与所得以外の所得の課税、それから人的控除の在り方、税率構造の在り方、そういったような広範な私は検討課題があるんだろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 増税という言葉、広田さん、盛んにお使いになりますが、今申し上げたことともつながってまいりますけれども、課税ベースをどう広げていくかとか、こういう議論、単なる増税といいますか、課税ベースをどう広げていくかというような議論もあろうかと思いますし、それから、こ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、この定率減税を入れた当時の状況を振り返ってみますと、デフレスパイラルに陥るんではないかとか、本当に日本の金融は全くもう機能不全に陥っているんではないかと。私は当時これを導入された宮澤大蔵大臣の下で政務次官を務めましたけれども、私は、日本経済の底が抜...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そういうことだろうと思います。事実、私も、私の周辺にいる方々あるいは選挙区の方々から、年末、随分減税があったなというようなことで、政府も頑張っているなということを言っていただいた記憶がございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、可処分所得等々のお話がございました。これ考えます場合、いろんな要素をやっぱり入れて考えなきゃいけないと思うんですが、当時に比べてやはりデフレ等々が進行してきているというようなこともあると思います。  それで、家計最終消費支出の推移ですが、名目でいい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 大きな意味で申しますと、私は、先ほど申し上げましたような経済の趨勢でございますし、これが経済に与える影響等々もいろいろシミュレーションをしていただきましたけれども、私は大きな流れの中で心配はないと考えております。
○国務大臣(谷垣禎一君) そこらもなかなか定率減税だけを取り出して議論をするのは私、難しいと思うんです。  今結局、企業のリストラに吸収されてしまったという御議論でございましたけれども、これもコインの両面でございまして、もう一方から見れば、やはり企業がいわゆる三つの過剰というも...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げておりますように、定率減税だけに絞ってどういう効果があったというのはうまく出せるのかどうか分かりません。  ただ、日本があのバブル崩壊後のああいう危機をどうやって乗り越えて、そのときにどういう手を打って、それがどういう効果を持ったのかとい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 定率減税の減収分について財源は何となっているのかというのを定量的、厳密にお示しするのはなかなか難しいんですが、平成十一年度からのその六年間について見ますと、当然この歳出歳入の収支差があって特例公債が発行されているわけでございますので、定率減税の導入による...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、あのとき私も大蔵省で政務次官をやっておりまして、小渕総理から国有財産の処分等々をしっかりやれという御指示が出たことは記憶しておりまして、そういうものももちろん何とかこの差を埋めるための努力であったことは事実でございますが、何分、発行している額が特...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 定率減税の縮減、廃止に伴う税収分についてどうするかということでございますが、今もお話にありましたように、まず地方交付税法の規定に基づきまして、所得税収の三二%は地方交付税に充てられることになっておりますから、増収税分についても当然そうなるわけで、この結果...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 何かに充てるということを特定して考えているわけではありません。交付税はもちろん別でございます。  それから、今申し上げたように、年金に入れていくのは増やさなきゃなりませんから、それはここで、この色付いたお金と必ずしも特定しているわけではありませんけれど...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、与謝野大臣から御答弁がございましたんで、大体私と同じ思いでおっしゃったと思います。  それで、税源移譲、今後どうしていくのかということでありますが、三位一体ということで補助金、それから交付税、税源と三つ取り組んできて、今年の税制改正ではその具体的な...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、広田委員からのお問い掛けでございますが、今まで主張してきたことがそのまま通りますと国会での説明も大変易しいんでございますが、今まで主張していたことと国会へお示ししているのが結果が異なっておりますと、なかなか御説明に苦しむところがあるのも事実でございま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そこはいろいろ議論がございまして、今のような、広田委員のような御議論もあり得るのかもしれませんが、ほかで税源移譲をしているところは必ずしも税収割合と見合って税源移譲させていただいているわけではありませんから、全部税収比率でやれば結局変わらないということに...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今ちょっとiモードで見てみましたら、今日、今のところは一・七四ということでございますが。  この国債金利が上がらないのはなぜかというのはなかなかお答えしにくいことでございまして、私は、国債金利がどうなっていくかという予想等もできるだけ立場上申し上げない...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私どもは、これだけ国債を持っておりますから、今おっしゃったリスクプレミアムということももちろんでありますが、金利変動に対してかなり弱い体質を我が財政は持っているということだろうと思っております。  それで、そのために、先ほど申し上げたような、与謝野大臣...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今度の量的緩和政策の解除の際に、今委員がおっしゃったように、長期国債の買入れ額は当面現状を維持すると、日銀からそういう決定をされたわけでありますが、これは私どもから見ますと、日銀自らが長期金利にも目配りして金融政策を行うという姿勢を示されたのかなと受け止...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ここ七、八年。前のところがちょっとよく理解できなかったんですが。
○国務大臣(谷垣禎一君) 基本的にこれは、日銀法に書いてございますように、日銀が独立に金融政策上の判断を下されるべきものだろうと私どもは思っております。  ただ、我々としては、長期金利を含む市場全体をやっぱりよく見ていただきたいということは、そしてその安定を配慮したいということ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 対GDP比で財政赤字をどのぐらいにするかというのは、今まだ明示的な目標はございません。  私たちが今議論しておりますのは、当委員会でも大変御議論をいただきました二〇一〇年代初頭に基礎的財政収支のバランスを取っていくと。今、経済財政諮問会議で議論をしてお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 与謝野大臣に聞いていただくのが一番いいんですが、私としてはまだ数値はどのくらいか私自身もはっきりしたイメージは持っておりませんけれども、対GDP比で長期国債を減らしていくという目標を何らかの形で織り込むべきではないかと思っておりまして、要するにプライマリ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 日本の国と地方の長期債務残高ですが、一九九〇年、平成二年、年度末でございますが、二百六十六兆円、対GDP比が五九%。それから、平成十八年度、二〇〇六年度末見込み、これが七百七十五兆円、対GDP比一五一%でございます。  それで、イタリアの財政状況、一九...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 済みません、間違えました。
○国務大臣(谷垣禎一君) ストックの方は、一九九〇年、手元に数字がございませんでしたので、単年度のだけ申しました。  二〇〇六年度末の債務残高対GDP比は一〇七・四%となっております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 申し訳ありません、ちょっと雲が掛かったような気がしております。
○国務大臣(谷垣禎一君) まず、農道整備事業ですが、費用対効果分析等々を入れて、できるだけ経済効果の上がる方向に投資していこうという努力そのものは私は否定すべきではないと思っております。  その上で、先ほど御指摘になった景観保全効果であるとか地域資源保全でしたか、あの遺跡は、な...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一つ訂正させていただきます。  先ほど農道整備事業、前年度比、交付金を入れたら一三・一%マイナスだと申しましたけれども、一五の間違いでございました。訂正させていただきます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、櫻井委員おっしゃるように、あくまで原則は、法人というのは税制の上でも個人とは違った別の人格というのが原則でございますから、本来は切り分ける、法人税の世界と所得税の世界は切り分けられた世界であるというのはそのとおりだろうと思います。  ただ、先般来、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃったことは、個人所得課税の段階で今言ったような弊害を是正する措置の方が合理的ではないかという御主張ですよね。  それで、これに対しましては、一つのねらいが、要するに節税対策といいますか、まあ税逃れと言うとちょっと言葉はきついかもしれませんが、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 要するに、税を逃れることを目的としてやったような人たちばかりではないではないかということだろうと思いますが、ですから、今度の私どもの考え方も、できるだけ制限するような仕組みにしておりまして、実質上、要するに一人会社、オーナー会社ですけれども、実質上一人会...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 収入源というとちょっと、どういうふうにお答えしていいのかよく分かりませんが、要するに、近所のお店を考えてみますと、個人でそのお店を経営しておられる方と全く実態が同じで、しかもそれは実際上、その一人のオーナーが個人商店を法人成りしただけという実態は、そこは...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私どもは、確かに先ほど櫻井さんが最初に言われたように、法人と個人は別であるというのが原則です。  ただ、実態に着目した場合に、この法人と個人は限りなく一緒であるというものをつかまえて、いうものをとらえて、そこで、そこの税の操作というものをできるだけ排除...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、いろんな調査は、民間でやられている調査は三割ぐらいが掛かるとおっしゃいましたが、私どもは、今回の措置の対象法人数というのは全体では五、六万程度と、これは全法人の約二%強であるというふうに推計しております。これは、今度の措置の適用要件によってどの程度の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 連帯保証人の制度をやめてしまえというふうには私は思っておりません。  仮に個人と企業ですね、会社、切り分けてやるにしましても、仮に会社に全く資産も信用もない場合はなかなか資金調達の道が少ないというのは現実にはあると思います。しかし、それはだから連帯保証...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今までの議論も、今まで果たしてきた機能は生かしていくという議論になっておりますので、その中でやはり適切に対応しなければならないと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の点こそ与謝野大臣の下で議論をしております歳出歳入一体改革の最も大きな眼目なんだろうというふうに思っております。  過去の経緯についてもいろいろお述べになりまして、九兆円本当は余裕ができたはずなのに、実際は三兆ぐらいにすぎなかったということを御指摘に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も当局のつもりでございますが、いつごろこの議論を聞いたのか、ちょっと今はっきり記憶はございません。ただ、私は今の仕事に就きましてから毎年の政府税調等の議論は注意して見ているつもりでございますけれども、この議論に関しては政府税調等でも長い議論の蓄積があっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、今ちょっと首ひねって考えていたんですけど、いつごろ聞いたのかちょっと、なかなか頭の中にない、よく分からないものですから。済みません。
○国務大臣(谷垣禎一君) まあこれはまじめに、今のお話の中でも、まじめに行っている者がばかを見るようなことはやるなと、簡単に言えばこういう御趣旨だったと思います。  私どもとして、やはり先ほどからの御議論はずっと伺っておりまして、何というんでしょうか、法人と個人というのは本来税...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに今委員おっしゃったように、大企業と中小企業を比べますと、資金力や納税額等に大きな差がありまして、民間における研究開発活動を大企業がリードしているということは事実でございます。  しかし、中小企業分も平成十七年度租特の減少額は二百億ほどございまして...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、今いろいろ御批判がありましたけれども、民間の試験研究費、インセンティブを与えてどんどんやってもらいたいと思っておりまして、中小企業にもこれはうんと利用していただきたいと思っているんです。  それで、今上乗せ措置のことをおっしゃいましたけれども、三...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 昨日も申し上げたところでございますけれども、こういう補償金なしの繰上償還、結果として一・九兆になっているわけでございますが、それをいたしますについては、財政審の財政投融資分科会において四つの条件、これをきちっとするということでございまして、それは業務から...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員、何か今うやむやな形で一・九兆を処理したかのようにおっしゃいましたけれども、今理財局長が申しましたように、これは将来の得べかりし利益を放棄したという形でございますから、もしこれを放棄をしないで貸手先が健全であれば将来確かにこの特会に一・九兆入ってまい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いやいや、金利変動準備金を取り崩したのではありません。そこはきちっと明確に区別していただきたいと思います、得べかりし利益でございますから。もし入ってきたら、これは金利変動準備金に回ったかどうか分かりませんが、恐らく金利変動準備金に回った、回ることになるだ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ごまかすというわけじゃなく、我々の施策を一番はっきりした形でオープンにして国会でも御議論をいただく、これは法律という形にして出していただいて御審議をいただくというのが一番明確な形でございます。  したがいまして、この得べかりし利益の処理はそういう形で法...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 繰り返しになりますが、先ほど申し上げた四条件というのは、いろいろな制度の改革も含むものでございました。その上に更に加えて、その法律という形にして国会で御審議をいただいたわけでございます。  私ども行政をやっておりますと、そういう形で国会で御審議をいただ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そういうことを申し上げているんではなくて、国会できちっとオープンにして御議論をいただく、その中で十分私たちも説明責任を果たしていこうという形で対応させていただいたということを申し上げているわけであります。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、委員が指摘されましたように、多額の国債残高を抱えておりまして、先の見通しは機械的な仮定に基づいたものでございますけれども、今後も国債の大量発行、借換債等を含めて多量発行が当分続くと見込まれますので、国債管理をどうしていくかということは極めて重要な政策...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今日の大久保委員の御質問ずっと伺っておりまして、これだけ国債を発行している、その国債管理政策は危機感を持って頑張れと叱咤激励を与えていただいているんだというふうに思っております。  今までの御議論を振り返りまして、ちょっと若干申し上げますと、確かに日本...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げたように、海外部門の保有が少ないということから、海外IRの実施等に努めてきたわけでありますけれども、外貨建て国債やあるいはユーロ円国債等々について、先ほどちょっと認識が違うとおっしゃいましたけれども、現在はあえて発行しなくとも国債の安定消化...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今委員御指摘のJBICの議論の中で、今まで政府部内あるいは有識者の検討会等々でいろんな議論が行われましたが、委員が指摘されましたような、例えば日系企業のドル建てファイナンスへの影響ということについては具体的な議論はなかったというふうに承知しております。 ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっと今、急な御質問なんでにわかには正確は期しませんけど、恐らくあったというのが自然でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、尾立委員がおっしゃった議論はいろんな観点からまた御議論ができると思うんですが、一つ、経済社会の大きな変化、少子化とかグローバル化、こういうものに全く対応できてないような税制じゃ国の根幹を支える税の役割は果たさない、私はそのとおりだろうというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、厚生労働省から御答弁がありましたように、その数値的な目標というのはなかなか難しいということじゃないかと思っております。  今朝、実は政府・与党で少子化対策の会議が開かれまして、これから本格的なその辺りの議論に入るところでございますが、実は私は九時か...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 子育て家庭にどういう経済的支援をしていくかというのはもういろんな議論がございまして、実は今朝の会議でも一端を述べて出てきてしまったわけでございますが、税制面につきましては、今この控除のことをおっしゃったわけですが、現行の扶養控除は、これは扶養親族の数が多...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まだ決めたわけではございませんので何とも申しにくいですが、やはり子育て支援をどうしていくかという議論、これからやっていきますので、そういう中で今のような委員の御提案のようなことも含めて議論を進めたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 前に何かそういう新聞等の記事を読んだことがございまして、相当質素な額だったんじゃないかと記憶しておりますが、年収二、三百、三百万とか、ちょっと記憶がはっきりいたしませんので不正確ですが、そんな記憶がございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 申し訳ありません。今日、初めてお名前を伺いました。
○国務大臣(谷垣禎一君) 尾立委員のお母様がNPOの役員になられて、地元のために頑張っておられるのを心から敬意を表するところでございますが。  私はこの議論をいたしますと常に思いますのは、私は元々、法律書生から出発したものですから、憲法の結社の自由というのがなぜ近代社会が始まっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 税制改革につきましては、今ほかのいろんな議論と切り離して少子化対策をまず重点といいますか、早急にやるべきだという委員の御主張であったと思いますが、私どもが基本的な考え方として依拠しておりますのは、与党の税制改正大綱の中で、平成十九年度を目途に、少子・長寿...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私、今朝の会議で私の基本的な考え方、短いものですが申し上げて、委員会に出席させていただいたわけですが、私が申し上げたのは、少子化の背景もいろんな議論、分析が行われております。未婚率が上がってきたとか、あるいは核家族が増えて子育てのノウハウといいますか、そ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 子育て家庭への経済的支援の方策としては、まず、今おっしゃった税、特に控除の在り方ですね、それから児童手当といった歳出措置、それから税でも更に一歩踏み込みまして、世帯単位といいますか、家庭単位といいますか、フランスでやっているようなN分N乗方式というような...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 歳出歳入一体改革につきましては、今年の六月を目途に選択肢と改革工程を明らかにするということでございます。それで、この選択肢を踏まえて税制の抜本的改革についても具体的な内容を決めていくということになると思いますが、まだ実は経済財政諮問会議での議論では税制の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、環境とか国土保全に重点を移し替えていくべきだという御主張でございました。  これは、既に平成十年の改革のときに、独立採算制の企業特別会計から、一般会計からの繰入れを前提とした特別会計制度に移行したと、そのときにこの法律の第五条に書いてございますけれ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応する等の見地から、関税率等について所要の措置を講ずるほか、税関における水際取締りの強化...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今の御質問は、三世代同居みたいなものをもう少し推し進めることができないかという御趣旨だろうと思います。  子育てとか少子化対策という観点から考えましても、子育て世代の夫婦にとって、自分の親と同居して、その親から手助けを受けると、そしてまた孫と祖父母との...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 社会保障については、これがちゃんとこれで将来も持続していけるんだという安心感をつくっていくことが一番大事だと思うんですね。  それで、そういうことを考えていきましたときに、今厚生労働大臣からも御答弁がありましたように、消費税というものが幅広く公平に国民...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) うろ覚えのことを申し上げていけないんですが、二階大臣、あるいは鶴保先生のふるさとである紀の国の神様はイタケルノミコトとおっしゃったと思います。日本書紀を読みますと、この方はスサノオノミコトのお子さんですが、韓半島に行かれたんだそうですが、どうも自分の持っ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 教育の重要性は今文科大臣から御答弁がございました。私たち政治家はやっぱり魅力的な日本をつくっていかなきゃならないということだろうと思うんですが、資源の乏しい我が国としては人材こそ魅力的な日本をつくるわけでございますから、そういう形で、教育というものはやっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 調子外れかどうか、自分で答弁するのは大変難しゅうございますが、度々辻委員とも議論させていただきました。  やはり、抜本的改革は何かということになりますと、消費税の構造を見ますと、一つは控除の在り方というものがやっぱりあるだろうと思いますね。それからもう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いや、そうおっしゃって、地方住民税をフラットにするから後付けで数字を、この税率もいじらなきゃならないとおっしゃいますが、三兆円の税源移譲というのは大きな話なんですよね。  それで、そのときに、地方税と国税の所得課税の役割を見直そうというのは、決してこっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど川崎大臣から御答弁がありましたように、平成八年以来、四十六億円、毎年、国からも入れさせていただいていると。  ここから先どうしていくかというのは、確かに、それでもう問題が完全に解決しているわけじゃないのは今の御議論のとおりですから、所管の川崎大臣...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 京都人として恥ずかしいとおっしゃいました。  私は、この会社の方とお目に掛かった記憶は全くございません。ただ、今脱税というようなことをお触れになりましたけれども、個別の事案ですから、私ども守秘義務が課せられておりますので、これについては答弁を差し控えさ...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいまの平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に対する修正案については、政府としては反対であります。
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今も御答弁がありましたように、いろんな観点からの議論がこれにはございました。しかし、議論を尽くして、こういう結論を出して、法案修正、法案も新たにお願いしているわけでございますから、この仕組みできっちり、まあ未来永劫全部、どこまでかと言われると私も答えに詰...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今総理がおっしゃったとおりでありますが、元々はある特定の事業を区分経理をして明確化しようという目的であったわけですが、現在批判がありますのは、たくさんあり過ぎて、それぞれ何をやっているのか実はよく分からないじゃないかと、一覧性といいますか、そういう透明性...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃった五つの特別会計は、社会資本整備重点計画法に位置付けられた共通点がございまして、これを一本にまとめていこうということで今作業をしているわけでございます。それで、これで縦割りの弊害等を解消して無駄の排除ができるような制度設計をしていかなければい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 来年度にこの法案を出すことにしておりますので、具体的な制度設計はこれからでございます。確かに、今国土交通大臣がおっしゃった問題点はそのとおりだと思います。やはりいろんな形での地方の分担金とか、そういうものが入ってきておりますので、その対応関係をどうさせる...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 地震保険というのは、どこの国でも再保険契約によってリスク分散を図るということが商品設計の前提となっているわけですが、これは地震がどれだけの頻度で起こるかとか、あるいはそれがどのぐらいの規模であるとか、なかなか予測が難しゅうございますからそういうふうになっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、さっきおっしゃったように、私どもは首都圏で関東大震災規模のこと起こったとき、これ大体五兆円と見積もっておりまして、やはりそこまでは、何というんでしょうか、基礎がしっかりしていないと地震保険制度というものに対する信頼が高まらないなという考え方で今ま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 財務省、財務省のだけを守ろうと言っているわけではありませんで、我が国は大変な地震国でありまして、今までも海外の、だんだん民間も力が付いてきたとはおっしゃいますが、海外の保険会社等もなかなかこの地震の再保険は引受手が現れなかったということがあるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 繰入れの基準ですか。
○国務大臣(谷垣禎一君) 繰入れの基準、あれ、ちょっと私、今突然の御質問ですので資料を十分持っておりませんが、農林関係にそういう例があったと思いますが、それは今回の特会改革の中で見直しの対象になっていたと記憶いたします。
03月28日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 韓国、中国、それぞれ知的財産権等々の法令の整備とかそれから取締りの強化、これは相当図っておられるというふうに私も認識しているわけです。  実は先日、ある知人の話を聞きますと、息子さんがソウルに旅行に行かれて、どこか私よく聞き落としましたけれども、お店で...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど赤羽副大臣の方からちょっとお話をいたしましたけれども、税関相互支援協定というものを結ぼうということで、韓国とはもう既に締結しているんですが、これは知的財産侵害物品の水際取締りの情報交換等々の規定を盛り込んだものでございまして、つまり知的財産等々につ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私どもは税関を持っておりますので、水際取締りということで、先ほどの知的財産推進計画なんかを踏まえまして、平成十五年以降毎年度法改正を行うというようなことをしているわけですが、今年の十八年度改正におきまして、今御審議をお願いしている改正におきましては、考え...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員の問題意識は、私どもも基本的に委員の問題意識と共有しているところでございます。ただ、今局長からの答弁もございましたように、知的財産法自体のその実体法と申しますか、そういうところ、この分野大変進展が激しいところでございますので、毎年毎年やはり検討項目が...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 日本だけではなく、いろいろテロや何かが起こってまいりますと、どこの国でもこの税関業務というのは増えてきている。それで、また複雑な事案、なかなか難しい事案も増えてきておりますし、テロ対策等は、これは単に日本にとって関係あるだけじゃなしに、国際的な連携という...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 三月七日、委員御指摘のように、関係主要閣僚非公式打合せというのがございまして、私もそれに参加をしたわけでございますが、委員がおっしゃったように、EPAあるいはFTA、もう少しスピード感をやっぱり持たせられないかということで、少し工夫をしていこうということ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、EPA、FTAみたいなものは積極的に特にアジア諸国とは進めなければいけないと思っておりますし、スピード感も必要だと思っております。中国や韓国と比べると、日本が遅れているかのごとき議論もありますが、私は、今まで締結した協定の数で見ますと、えらく違うと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この問題は今、中川昭一大臣の下で三浦副大臣等々も懸命に取り組んでおられますので、余り横から勝手なことを申し上げてはいけないと思っております。  ただ、農業の場合は、先ほどからの御議論でもありますが、多面的な機能もございますし、それから今構造改革の努力も...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ODAに対する基本的な考え方というとちょっと大上段に振りかぶるんですが、いつぞやロンドン・タイムズに記事がございまして、要するにODAをやるときに、先進国が釣った魚を分けてやるというようなことよりも、むしろちゃんと釣れる、魚を釣れる釣りざおを分けてやった...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 中国向けの円借款につきましては、中国の経済発展が大変なものがございますが、それによってやはり援助需要も大きく変化しているんだろうと思います。また、我が国の国内のいろいろな見方もございますので、二〇〇一年策定の対中国経済協力計画というのがございますが、それ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 金人慶さんからは、今申し上げたように、年度内に決まらなかったのは遺憾であると、こういうことでございましたので、私からは、三月までの供与決定、日本政府としても目指してきたんだけれども、外務省を中心として調整してきたんだけれども、四月以降にずれ込むことになっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、二国間関係、いろいろございますけれども、大きな方針としては、先ほど申し上げたように、北京オリンピックまでに新規供与は円満に廃止していくという双方の合意があるわけですから、それに従ってやるべきことをやっていくと。もちろん、日中間の今の状況等もいろいろ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 向こう側のとらえ方というのは、私、金人慶さんじゃありませんから一〇〇%は答えられませんが、ただ、遺憾の意を表明されたということは、やっぱりインパクトを持ってとらえておられるんではないかと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は必ずしも関係改善を遠のかせることになったとは思っておりませんで、私自身の日中関係の見方といいますのは、非常に、今も、貿易を考えましても、香港を含むと対米貿易よりも日本にとっては大きなものになっているわけですね。  それから、特に私の分野でいいますと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど来の御議論のように、EPA交渉ですね、FTA交渉等々を積極的に推し進めるというのは我が政府の立場でございますし、これを今政府一体となってやっているところですが、今おっしゃったような農林水産物の関税交渉に当たりましては、まずその物資を所管する農林水産...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、糸数委員がおっしゃったように、今後五年間で五%の純減を達成していくというのは、これは相当厳しい目標でございまして、よほど腹を入れて、覚悟を込めてやらないと、なかなか必要な業務を賄い得ないという厳しい目標ではないかと思いますが、今の厳しい行財政の状況か...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました独立行政法人酒類総合研究所法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、独立行政法人酒類総合研究所がその業務を一層効率的かつ効果的に行うことができるよう、民間及び大学等との人事交流...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました平成十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十六年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成十六年四月二十日から平成十七年三月二十二日まで...全文を見る
○谷垣国務大臣 平成十六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成十六年度の国の債権の現在額並びに物品増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その概要を...全文を見る
03月29日第164回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 森議員にお答えいたします。  まず、三位一体の改革についてお尋ねがございました。  三位一体の改革の趣旨の一つは、国、地方を通じた行政のスリム化であり、こうした方針の下、不要不急な事業の廃止、縮減を図る補助金のスリム化や地方交付税の見直し等を通じて、...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、尾立委員がおっしゃったことは、経済財政諮問会議でやっている議論と関係があると思うんですね。今までは国と地方合わせた形でプライマリーバランスを回復するということを目標にやってまいりましたけれども、これから更に進めていくに当たっては、国、地方それぞれどう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、今も副大臣から答弁があったところかと思いますが、退職金等のあれがあったんですよね、たしか。余り数字が変わっていないというところには、退職金等々は、その時期時期でかさんでいるとか、そういうことがあったということだと思います。  それから、こういう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 非公務員型の独立行政法人の場合には、特段そういう営利企業の就職に関して制限がございませんので、人事院の承認は不要ということになりますが、ただ、今後二年間は、今まで公務員だったという地位がございますから、この酒類総合研究所の職員につきましても、今後二年間は...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、制度設計の問題として、公務員型の場合には、やはり何というんでしょうか、必ずしも権力的というわけではありませんけれども、国の仕事との直接の関係というものがやっぱりあるところだと思うんですね。非公務員型の方は、これもいろんなタイプがありまして一概には...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、公務員の場合でも、個別企業の情報あるいは個人の情報ということもありますので、どこをどうするのかというのは、それなりの制度的検討をした上で公表というのを行っていると思いますが、さらに、公務員から非公務員になった場合にどういう問題があるのか。  私...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) もちろん酒税というものが占める役割は変わってきていることは、委員がおっしゃるとおりだろうと思います。ただ、今後酒税についてはいろいろ議論があると思いますが、酒も相当多様化してきていると、それから量より質というような方向に多分変化しているんだろうというふう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 尾立委員のおっしゃるように、確かに最近は機器も随分高価といいますか、環境ホルモンだとか残留農薬、発がん性物質がどうというようなこと、昔では必ずしもそこまでやってなかったものの分析が必要になってきているということがございまして、そういった機器がかなり精密な...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、特許料等を有効に活用できるものがあれば有効に活用するのは当然だと思います。  ただ、私はこの、昔、醸造試験場と言っておりました。私のうちは元々酒造っていたうちでございますので、やはりここの研究成果というのは大変、酒造業界、地方の小さな酒屋という...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、日本醸造協会という方は、余り実はよく中身は承知してないんですが、常勤職員が六人だということもあって、やはり研究体制というものからすると相当レベルなり体制が違ったものじゃないかなというふうに私自身は思っているわけでございますので、ちょっとこの醸造協会...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 研究委託していくとか、持っているいろいろな酵母菌あるいは微生物試料等を委託するということについて法律上の障害は特にありません。  私どもがこういう形でやっておりますのは、酒類に関する先ほどの品質・安全性を含めて、それから酒類業をバックアップ、育成しよう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 宿舎の売却を進める場合の基本的な考え方というのは、集約化によって不用敷地を捻出していくと、それでその不用敷地を売却をしていくというのが基本的な考え方なわけですが、集約化していくときに、利用率が高いところに集約化して、利用率低いものをやはり売却していくとい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先般の経済財政諮問会議で、今後十年間における一般庁舎あるいは国家公務員宿舎の売却基準を示したわけですが、その基準は、国有財産法それから国家公務員宿舎法というのがございますが、それに基づいて財務大臣に総括権というのがございまして、それによって定めたものでご...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、二十三区内の国家公務員宿舎につきましては、現状のまま使用し続けるということじゃなくて都心部からの移転を促進すると。そうすると、その跡地を、今売却の手続についての御議論があったと思いますが、できるだけ土地の高度利用等に資するためにはどうしたらいいかとい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私の職分は先ほど申し上げた総括権というのがございますから、各省各庁が使っている財産等々、非効率な使用実態を把握した場合には必要に応じてきちっとそこは効率的に使ってくれということをやらなきゃいけない立場でございまして、その際にどういう手法を使っていくかとい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 酒類業からは酒税をいただいているわけでありますが、同時に私たち、いただくだけじゃなく、酒類業の健全な発達を図らなきゃいけないと考えておりまして、その場合に、やはり製造というだけではなくて流通、それから消費、全体を見渡していろいろ考えていかなきゃならないと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 在日米軍駐留経費の負担の問題については今までいろいろな流れがございまして、今、糸数先生からお話がありましたけれども、近年、合理化とか効率化ということで縮減を続けているということであります。  十八年度予算でも、特別協定の対象ではございませんけれども、在...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 在日米軍の再編は、現在、最終取りまとめの段階、それを最終取りまとめできるように今、日米の防衛・外交当局の間で協議が進められているわけですが、最終取りまとめが行われれば、これに沿って米軍再編に係る事業は進めていくということになるわけです。  そのときに、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっとさっきの答弁、訂正させていただきたいところがございまして、在日米軍駐留経費負担で提供施設整備については二六・八%減と、これピーク時にと申しましたけれども、対前年度比の間違いでございまして、ピーク時に比べますと五八・九%減でございます。申し訳ござい...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 今衛藤委員おっしゃいましたように、JBICというのは、日本のエネルギー開発とかあるいは国際金融危機が起きましたときにどう対応していくか、こういうような側面におきまして、その専門的知識を十分に生かしまして大きな役割を果たしてきたと私は思っております。  今回の政策...全文を見る
○谷垣国務大臣 今委員がお引きになりました今までの検討でもそういうことが指摘されておりますので、詳細な制度設計はこれからでございますけれども、十分その点を意識しながら、きちっとした議論を積み重ねてよいものにしていきたいと考えております。
○谷垣国務大臣 政策投資銀行につきましては、これは大企業それから中堅企業向けの融資を今までやってきたわけですが、国全体として資金不足であった高度成長期とはちょっと異なってきまして、民間市場から貸し付けだけじゃなく社債やあるいは株式といったようなさまざまな形態で資金の繰り入れが可能...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回のこの法案の中には、国の資産、債務をスリム化するということがきちっと書き込まれておりまして、私は大変これは重要なことだろう、委員がおっしゃった、リスクをできるだけ小さくしていくという意味においても非常に重要なことだろうと思っております。  どういう手法でやっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 特別会計、三十一あります純計が、昨年が、十七年度が二百五兆、ことしは二百二十五・三兆になっております。その中で、先ほど委員がおっしゃった国債償還費あるいは利払い、それから社会保険の給付あるいは財政融資資金の繰り入れ、それから地方交付税、こういうものを除きましたのが...全文を見る
○谷垣国務大臣 今委員が指摘されました剰余金の繰り越し等、あるいは弾力条項、こういった恩典が、まさに委員の御指摘のように、場合によっては特別会計を、ややルーズというと語弊があるかもしれませんが、そういうふうに使われてきた原因であろうと思います。  したがいまして、財政規律をきち...全文を見る
○谷垣国務大臣 端的に答えろということでございますから、平成十二年の先ほどの大綱、閣議決定から、今後の行政改革の方針、平成十六年、こういったのに基づきましてやってまいりましたのは、徹底した行財政改革で十三・八兆、成果を上げたということだろうと考えております。  もちろん、中には...全文を見る
○谷垣国務大臣 国会でも、随意契約のあり方、随分御議論は賜りましたので、それを受けまして、二月の二十四日に関係省庁連絡会議を持ちまして、公共調達の適正化に向けた取り組みというのを取りまとめました。  その中で、委員がおっしゃいましたように、原則は一般競争入札なんです。ところが、...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに委員がおっしゃるように、独立行政法人、公益法人には会計法が適用されていないというのは、これはおっしゃるとおりでございます。  ただ、独法等は、つくったときの経緯等を考えますと、自律的に業務を運営するという特性がございますので、果たして会計法適用というものが...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま手元にちょっとその試算は持っておりませんけれども、今の菅委員のお話は、まず、プライマリーバランス、基礎的財政収支が回復するまでは金利は関係ありません。金利はこのプライマリーバランスの議論では関係ありませんので、金利が、プライマリーバランスが回復した後、これ...全文を見る
○谷垣国務大臣 突然のお問いかけなので、今ちょっと手元に数字がありません。
○谷垣国務大臣 今幾つかおっしゃいましたが、原発の融資をするという話は、今JBICを所管している財務省としては、そのような話は検討してはございません。  それから、グアムの移転の問題がございましたけれども、これは、いわゆる2プラス2のプロセスで外務大臣、防衛庁長官が一生懸命取り...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申し上げたこの行革法案に基づきまして、きちっとやってまいります。
○谷垣国務大臣 先ほど総理から御答弁がありましたように、今、国、地方合わせまして、公債残高がGDPの一五〇%、それから平成十八年度の予算で公債依存率が三七・六%。先ほど総理のお話にもありましたように、これは将来の世代にしょっていただこうということになっているわけですから、どこかで...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、滝委員がおっしゃるとおりでございまして、ことしは一生懸命圧縮しましたけれども、三十兆ちょっとを切った国債発行高ということは、少なくとも来年三十兆はふえますし、それから利払いというものもあるわけでございますから、相当努力をしても、当分国債の総額というのはふえざる...全文を見る
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○谷垣国務大臣 今小杉委員がおっしゃいましたように、アジア金融危機のとき、あの当時は、旧輸銀、旧基金が緊急融資を相当やりまして、アジア危機を早期に克服するために大いに力を発揮したと私は思っております。そういう危機が起こったときだけではなく、その未然防止という観点も大事な点でござい...全文を見る
○谷垣国務大臣 政策投資銀行につきましては、今おっしゃったようなPFIとかあるいは地域再生をどうしていくかというだけではなく、いろいろな新しい金融技術、こういうものを相当中で蓄積してきておりまして、それは今後とも生かしていかなきゃならぬということだろうと思います。  具体的には...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、特別会計というのは随分批判も受けまして、たくさんあり過ぎるものだから何をどうしているのかわからない、それから、各役所が自分のポケットみたいに自由に使って隠し金を動かしているんじゃないかとか、いろいろな批判があったことは事実でございます。  そこで、この特...全文を見る
○谷垣国務大臣 今三十一ありますのを大体二分の一から三分の一に持っていこうと。それは、ある意味でそれぞれの特会の性格を見た上で、大体そのぐらいのところに持っていこうとしているわけでございます。  さっき申しましたように、特別会計はそれぞれ給付と負担の関係を明確にする等々の役割を...全文を見る
○谷垣国務大臣 財投改革の中で、今後五年間で二十兆、財政再建、健全化に対する寄与をしていこうという目標を立てているわけでございますが、平成十八年度予算ではそのうち十三・八兆活用しようということでやりました。その一番主な部分は、委員が今おっしゃいました、財政融資資金特会の金利変動準...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、一部には、毎年毎年外為資金から剰余金を入れているんだから、それを考えれば楽々達成するという、割合楽観的な見通しをされる方もございます。  しかし、今おっしゃったような金利の動向を背景としますと、そんなに甘い考えでいくわけではありませんので、もちろん、金利...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった「環境への影響に配慮し、」といいますのは、自動車を走らすということが大気汚染とかあるいは騒音といった公害とか地球温暖化の一因となっている、そういう二酸化炭素等を排出するということでございますから、そこのところに留意すれば現行の税率水準を維持することが...全文を見る
○谷垣国務大臣 暫定税率等々ございますので、やはり国民の理解を得ながらやっていくというのが、この問題を考えていく場合の一番基礎的なポイントの一つだろうと私も思っているわけでございます。  ただ、何に使うかということを特定いたしますと一般財源化を目指すということとややそごが生じて...全文を見る
○谷垣国務大臣 環境問題については小杉議員が昔から大変御尽力をされているわけですが、高度経済成長期を中心とした過去では、やはり産業公害型といいますか産業型公害といいますか、そういうものが中心であったと思いますが、現在では、まさに委員が今おっしゃいましたように、オゾン層破壊とか地球...全文を見る
○谷垣国務大臣 国の資産・債務改革の一環として、まず国の資産規模を圧縮していくということをやるためには、一つは、国が持っている資産を厳選して、売れるものがあれば売って、そしてそれは積極的に売却して、そういうものとあわせて財政融資資金貸付金残高の縮減ということも考えていかなければな...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど小杉委員にもお答えしたところでありますが、一般財源化を目指していくという方針でやっているわけでありますが、同時に暫定税率等々で納税者の御協力をいただいているということでありますから、根本は納税者の理解をいただきながら、率直に申し上げまして、その水準等は、今の...全文を見る
○谷垣国務大臣 石井委員から、過去の経緯等も踏まえて御意見の御開陳がございました。  私も、今委員がおっしゃっていただきましたように、今の極めて厳しい財政状況をかんがみますと、この税率を維持して有効に使わせていただくということはお願いせざるを得ない、こういうふうに思っているわけ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今度の特会改革は、先ほどからの御議論のように、わかりにくいというのを、できるだけ数を少なくしていって国民へのわかりやすさということに対応していこうということと、もう一つは財政健全化の貢献がそれによってできるのではないか、二つを目標として徹底した見直しをやって今度の...全文を見る
○谷垣国務大臣 三十一ある特会のうち二十一会計につきましては統廃合の内容は明示的に打ち出しておりまして、検討という言葉が書いてありますが、その内容は示しているわけであります。それから、統廃合などについて今後検討することとしている特会は十あるわけでございますが、これらの多くについて...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、検討するんですが、一般会計化、独法化というような内容は明瞭にして、行政府に義務づけているということでございます。  それからもう一つは、年限が切れていないじゃないか、そうすると永遠に検討しておしまいということもあるんじゃない...全文を見る
○谷垣国務大臣 十八条二項は、「おおむね五年ごとに同様の検討を行うものとする。」と書いてございます。これは、所管している行政庁に関して、一定の作為義務、見直しをせよという作為義務を課すものであります。その内容がどういうものかというのは、今から全部見通すわけにはまいりませんけれども...全文を見る
○谷垣国務大臣 この見直しにつきましては、今回の特別会計の原理といいますか原則と申しますか、先ほど委員にも若干触れていただきましたけれども、事業の必要性の減じた特会は廃止するんだ、それから、事業の必要性はあるけれども国が行う必要性の薄いものは民間にゆだねる、あるいは独法化していく...全文を見る
○谷垣国務大臣 何らかの財政ルールをどうしていくかということは私どもも考えていかなければならないと思うんですが、しかし、その前提に、例えば社会保障をどうしていくのか、あるいは国と地方の関係をどうしていくのか等々の問題は一片のルールではなかなか片づけられないところがございまして、要...全文を見る
○谷垣国務大臣 民法三十四条、今まで決められていた公益法人は、民法に書いてありますから、あくまで民ということで出発したはずでございます。
○谷垣国務大臣 新たなとおっしゃいましたか。(市村委員「はい、新たな非営利法人に関する課税及び……」と呼ぶ)ちょっと私、今頭がよく整理されておりませんけれども、民法三十四条に規定された公益法人制度を変えようという中で何をしていくかという問題の整理ではなかったかと思います。
○谷垣国務大臣 公益性を有する非営利法人というものをもう少し推し進めていこうということだったのではないかと思います。  私の認識を申しますと、もともと近代法で結社の自由というものが大変みずみずしいものであったと思うんですね。そういうものをもう一回発揮させようというような議論が背...全文を見る
○谷垣国務大臣 市村さんの問題意識と重なっている部分と重ならない部分が私どもの態度の中にはあるような気がするんです。  それで、確かに税が、いろいろな物事が動いていくときに後押しをしたり誘導をしたりするということはあると思いますし、私もそれを否定するものではありません。ただ、私...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員のおっしゃっていることの大きな流れと、私が考えていることとはそんな違いがあるわけじゃないんですね。  先ほどからの御議論ですが、何で行革の中でこれなんだという御疑問を先ほどから述べておられましたけれども、やはりできるだけ簡素で効率的なものをやっていく、民でで...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは、第三者機関がどういう姿勢で認定をされて新しい法人が出てくるかということにもよると思いますが、基本的に、そういうところでお認めになったものに対してはやはり税制というものも考えていきましょうという流れですから、私は、これは税制を優遇する対象がふえていく、それは...全文を見る
○谷垣国務大臣 外為特会で少し手をつけたらどうだというような御議論は今までもありまして、その中に幾つかの議論のタイプがあると思っております。  一つは、資産圧縮のために、たくさん外貨準備を持っているじゃないかということで、外貨資産を売却するようなことはどうだ、こういう議論もある...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○谷垣国務大臣 特別な立法なんかに頼らずに、ふだんから行政改革といいますか、行政の見直しをしていく仕組みを中にインプットしていくべきだという御主張、私もそうだと思います。  それで、サンセット条項についておっしゃったわけですが、政府も、今おっしゃったような観点から、平成九年の六...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、特別会計は全部で三十一あるわけですね。それで、今まで作業をしてまいりまして、どういう見直しをするかということで方針がもう既に出ているものがございます。統廃合といった見直し内容を決めたものが三十一のうち二十一ありまして、それは今回の法案に盛り込んだところでござい...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった十八条二項は、五年ごとに見直せと、これは当然所管の官庁にそういう義務を課しているわけでありまして、当然、こういう義務を課しているということは、その検討が形式的なものであってはならないのであって、実質的な検討ということを意味しなきゃいけないということだ...全文を見る
○谷垣国務大臣 国際金融業務は、ODAは円借款でございますから、円借款と違いまして、融資判断はJBICが原則としてやっていくということで今までやってまいりましたけれども、今、西野副大臣からも御答弁がありましたように、外交上というか、エネルギー政策、産業政策との結びつきを深める必要...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどからの委員の御議論を伺っていまして、まことに共感する部分と、それから、ちょっと違うな、よくわからないなというところがあるんです。  まことに共感する部分は、一貫して、やはり法人というものを自由に、官のコントロールから解放して、そうしてそれが社会の中で十分に...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員が法人制度、特にNPOのようなものを新しい社会の、できるだけ民間が主導権を握って、単に私益を追求するだけじゃなしにパブリックを追求する社会をつくろう、そのための仕組みとそのための税制を構築しようという熱意、お気持ちは私もよくわかります。私も、全部、全く一〇〇%...全文を見る
○谷垣国務大臣 昨年十一月の財政審の建議は、今委員がお読み上げになったとおりでございます。具体的に言いますと、一般政府ベースの公的固定資本形成全体の対GDP比は、政府としてお示ししている直近の平成十六年度では三・七%。これは先進主要国に比べて高いものというふうに認識しておりますし...全文を見る
○谷垣国務大臣 ここが変だよという形で五点にまとめていただいておりますが、確かに特別会計というものは、今三十一あるわけですが、余りたくさんあって、その間の透明性とかそういうものがなくて、財政全体の状況を見渡すのに非常に問題があるじゃないかという指摘は今までもございました。  し...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、それぞれ特会は事業がありますから、根本は、その事業が必要か、もう必要でなくなったかというところにあるんだろうというふうに思います。  そこで、問題は、馬淵委員も言われましたけれども、一覧性がないねというところは確かに問題があるんだと思いますが、昨今は、こ...全文を見る
○谷垣国務大臣 考え方として、一般会計では、決算上の剰余金というのは二分の一以上は国債償還に充てるということになっていますが、特会の場合は、先ほどから御議論のように、区分して経理をされている。その決算上の剰余金も、一般には、一般会計へと繰り入れするようなことはなくて、それぞれの特...全文を見る
○谷垣国務大臣 四十億累積しているという指摘をさせていただきましたけれども、ここはまさにその調査の結果指摘をしておりますように、剰余金は登記所の利用者に還元すべきものだろうというふうに私は思います。それで、公益目的に充当することということでございまして、登記所統合により廃止された...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○谷垣国務大臣 ただいま議題となりました国有財産の効率的な活用を推進するための国有財産法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  本法律案は、最近における国有財産行政をめぐる状況の変化に対応する等の見地から、国有財産の一層の効率的な活...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○谷垣国務大臣 今回の法案の中にはいろいろな規定が組み込まれておりますけれども、例えば統合する場合でも、単に残すんじゃないぞ、効率化や何かのメリットをきちっと出していけという条文がありますけれども、これも葉梨委員が党等の議論で大変汗をかかれた、その汗が反映しているんだと思っており...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の点も十分念頭に置いて検討したいと思います。
○谷垣国務大臣 国の保有している資産のうち売却できるものは売却して、少しでも国の財政健全化に役立てたい。それから、資産、債務全体を圧縮してスリムなものにしていこうというのは、行革に当たって極めて重要な課題でございます。  しかし、他方、今おっしゃったように真に必要なものは持たな...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、過日、経済財政諮問会議に約十一・五兆円政府資産の売却収入の目安があるという資料をお出しいたしました。そして、この十一・五兆円という数字は、そういう国の資産を売却することによって財政再建に資することのできるもの、財源となるもの、それが十一・五兆だということでお...全文を見る
○谷垣国務大臣 昨年の九月に国の財務諸表というのを発表いたしまして、今まで五、六年かけたんでしょうか、国の公会計をこういう形で、民間の基準にものっとってやっていこうという作業が一応完結したわけでございまして、今後それを私どもも利用しなければなりませんが、よくまた研究し、利用してい...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、今武正委員がおっしゃいましたように、各省庁それから各独立行政法人、この予算執行というのは、効率的なものであるし、透明性が高いものでなければならないと思っているわけでございます。  それで、二つ問題があると思うんですね。各省庁から独法に対する契約という問題と...全文を見る
○谷垣国務大臣 当然、私としましては、そのことが支出の削減につながることを期待していることは事実でございます。  しかし、今、中馬大臣が御答弁になりましたように、この行革法案全体の趣旨は、今までの行政のあり方を改めて人口減少社会等々に対応した簡素で効率的な政府をつくっていこう、...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、六月ということでやっておりますが、御指摘のように可能な限り早期に公表できるように努力すべきものと思っておりますので、今それが六月以前のいつになるかということはにわかにお約束できませんけれども、できる限り急がせて、早期に御検討のいただけるように努力させたいと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、行革担当大臣から御答弁があったとおりでございますが、政策投資銀行について、完全民営化後の姿は、基本的に、昔でいえば商法、今でいえば会社法に基づいて設立される株式会社になるというふうに考えております。  具体的な取り扱いについては今後の詳細制度設計の中で詰めて...全文を見る
○谷垣国務大臣 要するに、完全民営化というのはどういうことかということも関連してくると思いますが、今までの国会答弁、それからその基礎となるガイドライン、こういったものがございます。会社法を設立の根拠とする、さっき申し上げました、政府の出資がない株式会社とすることをいうと。それで、...全文を見る
○谷垣国務大臣 完全民営化した後の政投銀の資金調達手段をどうするかは今後の詳細な制度設計でしっかり検討していかなきゃいけないんですが、いずれにせよ、新体制移行後の政投銀の資金調達においては、当面、債券調達が一定の割合を占めることになるだろうと思うわけですね。  このため、十八年...全文を見る
○谷垣国務大臣 ちょっと補足させていただきます。  政投銀は何年かかけて完全民営化に持っていく、御承知のとおりでございますが。今、政投銀が何をやっているかといいますと、政策的な長期、低利の融資を行っているわけですね。こういう業務に対応していくために、資金調達面でも、長期の政府保...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 阿部議員にお答えいたします。  救急、小児、産科などを提供する施設に対する財政支援や税制上の優遇措置についてお尋ねがございました。  救急、小児、産科等に対しては、今回の診療報酬改定において重点的に評価を行うなどの措置を講じているところでございます。...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○谷垣国務大臣 国税の職員も限界がありますので、できるものは外部委託化とかアルバイトを活用するとかいうことを今もやっておりますし、これからもやらなければいけないと思います。  委員のおっしゃったのは、要するに、徴収の手続そのものを丸ごと委託せよということをおっしゃっているわけで...全文を見る
○谷垣国務大臣 滞納整理の流れを申しますと、まず督促状というのを今おっしゃったように送るわけですが、その督促状を送る前に、払ってくれというような、慫慂といいますか、そういう行為がございます。それから督促状を出して、それから催告をして、その後に、必要に応じて滞納者の調査をしたり、あ...全文を見る
04月10日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○谷垣国務大臣 共済年金は民間と違うところが幾つかあるわけでございますが、職域部分というのがございます。これをつくられたのは、公務員にさまざまな身分上の制約が課せられている、それから民間企業についてもいわゆる企業年金が相当普及している、こういう点から昭和六十一年に設けられたわけで...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃったように、五年間で二十兆円財政貢献できるように目標を立ててやろう、こういうことでございますが、これは当然のことながら、今の国の厳しい財政状況にかんがみますれば、特別会計の中の積立金あるいは剰余金、こういうものを可能であるものは取り崩して、できるだけ財政...全文を見る
○谷垣国務大臣 財融特会と外為特会、どちらの貢献についても余りにも保守的な、かた過ぎる見積もりではなかろうかという御趣旨でございました。  それで、まず財融特会の方から申し上げますと、確かに財融特会というのは、民間とは異なりまして、極めて長期の、しかも固定の融資を行っております...全文を見る
○谷垣国務大臣 五年間で二十兆という目標以外に歳入歳出面で基準を設けるべきだという御主張でございます。  今委員がお配りいただいた資料、最初のページを見ましても、大きなところは、国債償還費、利払い、あるいは地方交付税、それから財融資金、社会保険給付というようなところが圧倒的なと...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員のおっしゃるように、今度のこの制度改革は、明治にできた民法以来の、自然人と並ぶ法主体である法人をどういうふうに考えていこうかという大きな改革だと私も思っております。ただ、税だけ後回しにしたということではございませんで、税が非常に重要な役割を果たすことは、私もこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 結局、先ほどの何で税は後なんだということを申しますと、まず第一に、今まで大体そういう仕組みでやってきたということは確かにあるわけです。まず法律をつくりますけれども、税制改正はその法律の施行までにやってきたのが今までの例であるということは一つ確かにございます。ただ、...全文を見る
○谷垣国務大臣 細部にわたりましては、確かに委員のおっしゃるように政令等で詰めていかなければならないわけですが、やはり私は、税の考え方として、まず制度が基本にあるんだろうと思います。制度というのは、この場合でいえば法人、公益法人というのはどういうものとして設計されるのかという基本...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の御議論は、結局、認定NPO法人制度と今度の新しい公益法人の考え方とをどういうふうに整理していくんだということになるんだろうと思うんですね。  それで、NPO法人、特定非営利活動法人制度、これはもう制度ができてから七年、法人数が二万五千を超えるというような形で...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員のおっしゃった、営利法人と競合関係にある三十三を限定列挙しているわけでありますが、これについては去年の六月の政府税調の基本的考え方の中でもいろいろな議論がされているわけですね。  それで、限定列挙されている収益事業の範囲を拡大すると同時に、現行の収益事業の範...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、いろいろなことを考える背景に、人口減少に日本が既に入っているということと、グローバル化に伴いまして中国やインド等が非常な勢いで発展している、その中で日本が存在感を維持するためにはどうしたらいいかという、二つの課題があると思っているわけですが、それが行革の背景...全文を見る
○谷垣国務大臣 これもいろいろな考え方が可能だと思いますが、私は、長期的に見れば、あの高度経済成長の時代あるいは人口がふえていく時代、いわゆる右肩上がりの時代に、非常に日本はうまくいった。そのときの、例えば税金の使い方といいますか金の回し方といいますか、そのときに最適であったもの...全文を見る
○谷垣国務大臣 大変難しい質問をいただいて、今示された千円札と国庫にあります千円と何が意味が違うかと、ちょっとどうお答えしたらいいかわからないんですが、結局、税というのは、特別の対価を払わなければいけないというものではないんですね。国が必要なあるいは自治体が必要なサービスを提供す...全文を見る
○谷垣国務大臣 我が国の財政は、もう申すまでもございませんけれども、国、地方を合わせました債務残高が平成十八年度末でGDP比一五〇%を超えるという状況でございますから、やはり金利が上がりますと、すぐ利払い費に影響してくるという関係がございます。こういう状況の中で、仮に名目成長率が...全文を見る
○谷垣国務大臣 安次富さんから、二千円札を持って委員会室に出てくるようにというので、きょうは持ってきたわけでございますが……(安次富委員「私のですから」と呼ぶ)ええ、後でお返しいたします。  それで、小渕総理のときにこの二千円札が出ました。今まで二というのがついた紙幣というのは...全文を見る
○谷垣国務大臣 伊吹委員長のおられないところで議論をするという意味合いがよくわかりませんが、今、桝屋委員がおっしゃいましたように、今度はこの一般社団法人という中に中間法人等も取り込んでいくということになりますと、先ほどお話があったように、同窓会みたいないわば共益的なことをやるとこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 伊吹委員長帰ってみえましたので、税の議論をもっともっとしなきゃいかぬ、こういうことだろうと思いますが、今おっしゃったように、今までの議論の背景に、民間が担う公共というんでしょうかパブリックというんでしょうか、社会のあり方も多様化していた中で、社会のみんなの利益とい...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○谷垣国務大臣 今、佐藤委員が指摘されましたように、我が国の財政は非常に厳しい状況にある、これが現実でございます。平成十八年度末で申しますと、国の長期債務残高、これは結局最後は税金で返さなければいけないという借金でございますが、五百四十二兆円、これは我が国の一年間のGDPの規模を...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、私の前任者の塩川先生がおっしゃいましたように、母屋で一生懸命おかゆで我慢しているのに、離れで子供たちがすき焼きを食っていると。確かにそういう状況もなかったとは言えない。それから、たくさん、三十一もあると全体が見通せない、こういうこともありましたので、見直し...全文を見る
○谷垣国務大臣 政策金融機関は、何が必要な機能かというのを相当議論しまして、まとめました。あと大事なことは、それをどう制度設計して、それから御指摘のように、資金がきちっとなければできませんから、それは中馬大臣のもとでしっかりこれから議論して、御心配のないような制度をつくってまいり...全文を見る
○谷垣国務大臣 随意契約から一般競争入札原則にきちっとやるんだといっても、今委員の御指摘のように、参加の条件を厳しくして、事実上特定の企業しか参加ができないというようなことじゃ、これは意味がないわけであります。  会計法令でも、個々の入札における入札参加資格は、その競争を適正か...全文を見る
○谷垣国務大臣 今後五年間で五%削減していくということでございますが、これは今おっしゃったように、一般会計、特別会計を通じてやらなきゃいけないということだろうと思います。  特に、特別会計につきましては、今のお話にも含まれていたところでございますが、今後の特会の見直し、合併をし...全文を見る
○谷垣国務大臣 特別会計改革で二十兆円の財政再建への寄与ということで御説明申し上げているわけですね。初年度であることしは十三・八兆円やったわけですが、そのうちの十二兆円は財政融資資金特別会計を取り崩したものでありまして、これは国債の償還、買い入れ消却に充てていくということでありま...全文を見る
○谷垣国務大臣 地震再保険特会に関しましては、今までもいろいろと意見がございまして、今委員長がちょっと示唆されたところでございますが、これは一度一般会計の財政を立て直すのにもう少し取り崩したらどうかというような御意見も過去にあったところでございます。しかし、日本は地震国でございま...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、水野委員おっしゃったように、大気汚染とかあるいは騒音とかいう公害ですね、それは、地球温暖化の一因となる二酸化炭素の排出、こういうことにつながるおそれといいますか、そういうものがあるだろう、そのあたりを留意しながら今後考えていけよというのが、環境への影響に配意と...全文を見る
○谷垣国務大臣 これについては、国際エネルギー機関、IEAのつくった比較があるんですが、OECD加盟国二十九カ国の国際比較から見ますと、ガソリンの小売価格にかかる税、これが高い方から見て二十四番目、二十九番中の二十四番目でございますから、私は、諸外国と比べて、委員のおっしゃったよ...全文を見る
○谷垣国務大臣 フィクションと言ってしまっていいかどうかはわかりませんけれども、御指摘のように、この税率水準は昭和五十四年以降変わっていないということがございます。  それから、直近におきましても、平成十五年度改正で、自動車の社会的コスト、それから今おっしゃった外国との比較、そ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今後の見直しの方針は、この基本方針にも書いてございますように、「一般財源化を図ることを前提とし、」とされていますので、一般財源化というと、これにしろあれにしろというのはちょっとなじまないところがあることは事実でございます。  それからもう一つ、委員の御趣旨は、や...全文を見る
○谷垣国務大臣 特別会計は、出発したときは、ある特定の分野について給付と負担との関係を明確にして、むしろ透明性を高める目的のためにつくられたんだろうと私は思うんですが、その後、数も大きくなって、いろいろな運用が見にくくなってきたという御批判があったわけですね。  それで、今まで...全文を見る
○谷垣国務大臣 特会の中には剰余金、積立金等、死蔵と言うと言葉は悪いかもしれませんが、活用されていないじゃないかという御批判がありましたので、今後五年間で二十兆やっていこうということで、平成十八年度は十三・八兆やった、御承知のとおりでございます。それで、あと六・二兆、どこを出して...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、今委員おっしゃいましたように、この法案の中には民営化という文字があるわけではありません。  今まで、見直しの方針は、まず、事業の必要性のなくなったものは特会を廃止する、それから、事業の必要性はあるけれども国の行う必要性が薄いものは民間にゆだねるかあるいは...全文を見る
○谷垣国務大臣 特会改革の出発点となりましたのは、私の前任者、塩川財務大臣が、母屋で一生懸命おかゆで我慢しているのに、離れで子供たちがすき焼きを食っているようなことがあってはいかぬとおっしゃったことからスタートしたわけでございます。  塩川大臣が何を問題にされたかというのを今考...全文を見る
○谷垣国務大臣 御答弁する前に……
○谷垣国務大臣 この御答弁の前に、先ほど特会改革の中で、やはり法律にきちっと書き込まなければこれから先進まないぞという御指摘がございました。  これは、来年に向けまして、特会改革の法案をまとめまして提出いたします。そのときに、今まで特会のいわばメリットとされていたような例外規定...全文を見る
○谷垣国務大臣 今ちょっと延滞税の数字は頭に入っておりませんが、十数%、一三%台ではなかったかと思います。
○谷垣国務大臣 なぜ長期債務残高がこれだけふえたのかということでございますが、まず、国の借金がどのぐらいかというのは、いろいろな数字があっていろいろな方がいろいろ引用されますが、私どもは、最後は税金で返さなければならない額がどれだけかという観点から整理しておりまして、それは今、国...全文を見る
○谷垣国務大臣 ちょっとお答えの仕方が、政策評価法は政策金融機関が対象になっておりませんので、評価法に基づく評価はしていないというのが正確な答えでございます。  あと、平成十六年度の政策評価書で、JBICの国際金融業務の融資状況について概括的に触れているのがございますが、今後、...全文を見る
○谷垣国務大臣 税制につきましては、今度の法律の中にも、寄附金税制について一層充実を図れという趣旨で、この公益性を第三者機関が認定したときは、それをバックアップするような形での税制という含みでこの法案にも書いてございますので、まだ制度が固まっていませんから、判断がこれからですけれ...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○谷垣国務大臣 まず、現状を申し上げますと、財務諸表の公表時期は、省庁別の財務書類は、歳入歳出決算の計数が確定しました後に、省庁ごとに一般会計それから特別会計の財務書類を作成して、それを合算あるいは相殺消去して関係法人を連結するといった作業が必要でございます。そこで、今は、その完...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいまの厳しい財政状況にかんがみますと、今おっしゃったように、未利用国有地など売却可能な国有財産は積極的に売っていこう、それから、それを少しでも財政健全化に役立てよう、これは大事な政策課題だと思っているわけです。  そこで、どういうふうに価格をつけていくかとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 政府の資産の売却収入の目安について答えろということを落としまして、申しわけございません。  それで、三月十六日の経済財政諮問会議で、歳出歳入一体改革の関連から、国の資産のうち財政再建のための財源となる資産について、その売却収入の目安、これは約十一・五兆円であると...全文を見る
○谷垣国務大臣 ことし一月の財政制度等審議会の答申で、国有財産管理に一層効率化を推し進めるに当たりまして、既存庁舎がどの程度有効に活用されているのか、それから個別の庁舎の整備あるいは管理方法としてどういうものが効率的であるか、こういうことについて定量的に検証していく必要があるとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 特定国有財産整備特別会計、長いので、ちょっといわゆる特特会計と申し上げますが、この特特会計で、今おっしゃった当面緊急の課題となっている耐震性の欠けた庁舎の改築、それから都心の宿舎の移転、再配置、今まで特特会計は一般会計から繰り入れができるような仕組みになっておりま...全文を見る
○谷垣国務大臣 命名権を競争入札で売ったらどうだ、それを財政再建に役立てろ、私は十分検討に値する議論だろうと思っております。  具体的に考えますと、それぞれの、これは普通財産、行政財産、公共用財産、いろいろございますけれども、それぞれの所管省庁といいますか、やはり行政財産、行政...全文を見る
○谷垣国務大臣 これも手法として十分私は検討していく価値のあるものだと思います。  ただ、これも先ほどのような、それぞれの行政目的あるいは公共目的と調和するかしないかというような議論があるんだろうと思うんですね。そこらは十分にやらなきゃいけない。  やはり、議論をされる方によ...全文を見る
○谷垣国務大臣 国の資産・負債改革の一環として、国の資産規模を縮減していく。それで、国が保有する資産を厳選して、必要なものは持っておくけれども、不必要なものは、売却可能なもの、こういうものは売却をして財政再建に役立てていく。これは私ども基本方針としているところであります。  そ...全文を見る
○谷垣国務大臣 行政財産は、今現に行政目的で使用されておりますので、そのすべてを処分可能ということはこれはできないわけですが、先ほど申しましたように、財政事情、非常に厳しいことを踏まえますと、庁舎、宿舎については集約化を図る、そして不用敷地を積極的に捻出していくというのが基本方針...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど一番最初に委員が冒頭のところで、資産圧縮をどのぐらいできるのか、国は十一・何兆と言っている、党の方では百何兆だ、それから同友会ですか、百何十兆と。いろいろ違いがあるんです。相当違いがあるんですよね。これをやりますときに、何を目的としてやっているのかという点を...全文を見る
○谷垣国務大臣 民間の知見をどう吸収していくかというのがポイントだというのは、私もそう思います。  この点につきましては、経済財政諮問会議の中に資産・債務改革を含む検討を行う専門調査会を設置するということが既に決まっております。どういうメンバーがお入りになるかということは私承知...全文を見る
○谷垣国務大臣 先般、三月十六日、諮問会議で、歳出歳入一体改革との関連で、国の資産のうち売却収入の目安は十一・五兆だと申し上げたのは、先ほど関委員にも御答弁したところでございますが、その売ったものが財政再建の財源になるものというものでございまして、今後、さらにGDP比で半減をさせ...全文を見る
○谷垣国務大臣 国有財産をどうしていくかというのはいろいろな観点からの議論があるんだろうと思うんですね。  それで、私どもの今の基本的な考え方は、不必要なものあるいは高度に利用できていないもの、それはできるだけ集約化して高度に利用して、不用なところもそこに捻出して、それで不用な...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから御議論のように、売却収入の目安を示して、未利用国有地等々で約三・一兆円と言っているわけですが、これらは、国においては今使用していない財産や、それから、庁舎、公務員宿舎の効率的な使用によって出てくる余剰地の売却ということであるわけですが、私は、可能な限り早...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、会計法令等々の考え方は、多くの参加者が競うことによって最も公正で最も有利な条件が見出されるという考えで、いわゆる一般競争入札によるということになっておりますので、そういう考え方から申しますと、日本国民を優先するという考え方で組み立てているわけではございませ...全文を見る
○谷垣国務大臣 この次の改定のときに賃料を幾らにしていくかというのは、これは、私どもは財政法第九条にのっとってやるということがお答えでございます。これは、適正な対価なくしてこれを貸し付けてはならない、こういうことでございますから、ことし十月が改定でございますけれども、これは不動産...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど来の委員の御意見で、国有財産は国民のものであるから、こういう行革で少しでも財源を捻出しなければならないときには、できるだけ高く貸し付け、あるいは、高く取れないのなら早く返してもらえ、簡単に言えばそういう御趣旨だったと思いますが、やはり、では不動産の適正な価格...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、今、田村委員が御指摘のように、きちっとそういうようなコスト計算をしなきゃいけないと思います。今、伊藤滋教授の座長のもとで宿舎の使用等を検討していただいておりますから、その結論を待って直ちにそういうことに着手すべきだと思います。
○谷垣国務大臣 国有財産管理調査センター、何をやっているかということは先ほどから御議論がありました。  私も、これは一体何をやっているところかというのは、今度よく話を聞いてみたんです。そうしますと、もともとは財務局で国有財産等々の管理をやっていた。例えば、物納等で来てまだ売れて...全文を見る
○谷垣国務大臣 経緯は先ほど申し上げたとおりでございますが、やはり、国有財産の管理がどうあるのか、あるいはその発注の仕方がどうあるのかというのは議論がいろいろございましたので、既にここのセンターが扱っている業務、今までは随意契約で行ってまいりましたけれども、まず北関東が扱っている...全文を見る
○谷垣国務大臣 有効活用イコール売却というわけでは必ずしもないと思っておりまして、まず、有効に活用していないものは、例えば宿舎等にしましても、統合するというような形でできるだけ有効に活用する。そうしますと、余ったところといいますか、余剰の部分が出てまいりますから、その余剰の部分は...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、今委員がおっしゃったように、国家の枢要な任務を担っていただいている方々が公務の遂行に支障のないように、そのための住宅を提供するという必要性は私はあると思います。  しかし、今回の考え方の背景にございますのは、いろいろ比較考量はもちろんあると思うんですが、...全文を見る
○谷垣国務大臣 私どもが基本的に今すぐ利用の現状がない、そういうものは、また逆に集約化して、できるだけ有効利用して、今使用に必要でない、そういうものを生み出していこう、それは貸し付けでなく売却をしていこう、こういう考え方に立って今まで物を整理してきましたが、その背景にございますの...全文を見る
○谷垣国務大臣 焼け石に水という耳に入りやすいお言葉をお使いになりますが、やはり今おっしゃいましたように、私どもは、今年度末で長期国債五百兆を超えるものを持っているわけであります。焼け石に水とおっしゃられれば確かにそうかもしれませんが、しかし、利用できるものは何でも利用して、少し...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは、いろいろな精査をして見つけ出していかなければならないと思っております。
○谷垣国務大臣 今の古本委員のお話の中で、私も、おまえ個人の個人的な考えはどうだと問われたら、それは国有地は余り手放したくないなという気持ちは率直に言ってございます。しかし、私の気持ちからすれば、なかなかそういうゆとりあることを言っておれなくなったのではないかという気持ちでござい...全文を見る
○谷垣国務大臣 土地の価格あるいはマーケットで決めるものについて、べきかべきでないかということは、私としては申し上げにくうございますが、長い間、やはり土地の価格が下がる傾向にあった、資産デフレだという見方があった中で、経済の回復とともにそういうものがとまってくるというのは、ある意...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは都心三区だけでは必ずしもありませんし、また、今持っている国有財産を売るにつきましては、先ほど局長からも答弁をいたしましたけれども、かなり大きなものになれば、当然地元との調整とかがかかりますから、それは一気に全部というわけにはなかなかいかぬのだろうと思っており...全文を見る
○谷垣国務大臣 ちぐはぐとは思いません。  やはり、あの六本木の土地はまとまった土地でございますから、私自身は売却のときの経緯はよくわかりませんが、あれだけ大きなものをあの地区の都市の再開発に結びつけようとしたことでありまして、それはそれで意味のあったことではないかと思います。
○谷垣国務大臣 これは私、直接独法の担当ではございませんが、国立大学法人あるいは独立行政法人をつくりましたときに、先ほど竹本副大臣から御答弁しましたように、それぞれの自主性に任せて運営をやっていく、それに対して旧監督官庁みたいなところが余り口を出さない、独立性を重んじてやっていこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 仕送りしたら後は寂しい老夫婦なんというみたいなことをおっしゃいますが、まだ古本さんはそれを実感しておられないんだろうと思うんですね。  独法等がどうあるかは、これからまた、独法等に移って何年かたって、いろいろ見直しの議論は当然あると思いますが、現状においては、先...全文を見る
○谷垣国務大臣 アメリカ大使館の貸付料については、平成十年の貸付料改定交渉が合意に至らずに、現在まで交渉を行っておりまして、解決がついておりません。鋭意これは今議論をやっておりますので、できるだけ早く決着をつけたいと思っておりますが、そういう交渉中でございますから、今買い取っても...全文を見る
○谷垣国務大臣 これはせっかくのお尋ねでございますが、現在アメリカ大使館と交渉を行っている最中でございますので、その影響もございますので、これ以上は御勘弁をいただきたいと思っております。
○谷垣国務大臣 これは相手のあることでございますから……(発言する者あり)今といっても、それは自民党もいろいろ意思決定機構がおありだと思いますので、今、私どもは、相手方もあるというふうに思っております。
○谷垣国務大臣 今、諸侯からもずっと受け継いできた国有地ではないかと。首相官邸は、丹後峰山藩京極氏のお屋敷でございました。私の今おります財務省は、丹後宮津藩の藩邸がございました。日比谷公園には、私のホームタウンである福知山朽木藩の屋敷がございました。今申しましたのはみんな私の選挙...全文を見る
○谷垣国務大臣 未利用国有地については、先ほど申し上げたような財政状況の中で積極的に売却してきたわけですが、我が国における土地の売却件数、十六年度で約百六十万件ございますが、その〇・三八%でございまして、もちろん影響がなかったとは申しません。しかし、限定的であったのではないかと考...全文を見る
○谷垣国務大臣 今底値かどうか、先ほど資産デフレがまだ続いているというようなことを申しましたけれども、売るといってもきょう売るわけじゃございませんから、そこら、我々も損をしながら売ろうと思っているわけではございませんので、もちろんいろいろな、きちっと価格等はつけますし、一般競争入...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほどから、こら貧乏人、もう少し知恵出せと言われているような気がしてまいりましたが、いずれにせよ、基本原則は先ほど申し上げたように売却するということでございますが、個々の物件になりますと、必ずしも基本原則のとおりいくかどうかは、これはわかりません。先ほど局長から答...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申し上げたように、基本的にはああいうふうに考えているわけでございます。  ただ、先ほど申し上げましたように、個々の問題に関しましてはいろいろな考え方があり得るということは、私はそう考えておりまして、有識者会議等々で、こういう方法で民間の知恵を活用すればこう...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申したことの繰り返しでございますが、やはり不動産というのは一律に不動産というわけじゃないと思うんですね。みんなそれぞれ、その土地その土地の固有性といいますか特殊性を持っておりますから、それを全く捨象した、捨象して一般論だけで押し切るわけにはなかなかいかない場...全文を見る
○谷垣国務大臣 この議論をやりますとき、何を議論しているのかということを考えずに議論をするともうごちゃごちゃになっちゃうんですね。  それで、私どもが、今後資産、債務の問題で国有財産等々を売却して十一・五兆ということを申しましたのは、歳出歳入一体改革の関係で、要するに現在のこれ...全文を見る
○谷垣国務大臣 佐々木さんと意見が違って論争することが多いわけでございますが、今の点に関しましては私は極めて近い見解を持っておりまして、国の信用を背景に資金調達をしている財政融資、これをそういう形と切り離して民間に売るとなると、やはり金利の差、プレミアムの差というものもあろうかと...全文を見る
○谷垣国務大臣 御指摘のように、国有財産は国民共通の貴重な財産、資産であるということは、おっしゃるとおりだと思います。ですから、これまでも、例えば公園であるとかあるいは緑地であるとか、そういった公用ないしは公共用、国の財産を処分する場合にはそういったことを優先的に考えるべきだとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 第三者機関を使って進めていくべきだという御提案の一番とるべき点といいますか一番ポイントは、今まで役所の持っていた手法だけではなくて、民間でいろいろ高度に利用したりしている方法があるから、それをできるだけ取り入れたらどうだ、取り入れるべきものは取り入れろということな...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは座長の伊藤先生とも御相談をしなければなりませんので、私独断で申し上げるわけにはいきませんけれども、やはり中立公正という観点は大事だと思っております。
○谷垣国務大臣 消費税の新規課税事業者は、これは今さら言うまでもございませんが、基準期間である平成十五年の課税売上高が一千万を超える方が対象なわけですね。  それで、三月三十一日に個人事業者の消費税の申告期限を迎えたところでありますので、率直に申し上げて、今、無申告者の実態等を...全文を見る
○谷垣国務大臣 年来、佐々木委員の御持論でございますので、佐々木委員の御主張はよく理解しております。  それから、実態はまだ、三月三十一日までが期限ですから、これから私どもも実情がどうなのかというのはよく把握しなければいけないわけですが、いずれにせよ、今の御議論の前提は、転嫁で...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申しましたように、私どもは、これからよく実態も把握する調査をするということをしなきゃいけないと思っておりますが、ただ、先ほどから申し上げましたように、やはり、私どもがやらなければならないことは、これは転嫁をするというのが前提でございますから、そのための広報や...全文を見る
○谷垣国務大臣 免税点の引き下げに伴って新たに課税事業者となる方々について、国税当局は、やはり申告や期限内納付等の相談にきめ細かく今まで対応するということでやってきたと思いますが、仮にこうした事業者について国税が滞納になったような場合には、その実情というものをよく聞いてみなきゃい...全文を見る
○谷垣国務大臣 確定申告期は、税務署の職員にとっても非常に心身に負担がかかる時期であることはおっしゃるとおりだと思います。  他方、先ほどの御議論のように、消費税についても、改正がありましたから、やはり相談に見える方には親切丁寧に対応しなければならないという面がございまして、私...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○谷垣国務大臣 私は、谷委員の隣の選挙区でございますし、よく似た地域なんですけれども。  今の公営企業金融公庫は、今まで地方自治のために大きな役割を果たしてまいりましたけれども、今度の政策金融機関の改革で、平成二十年度で廃止して、資本市場を活用した仕組みに移行しようと。詳細な制...全文を見る
○谷垣国務大臣 これからこの特会を見直していくわけですが、現在のスキームでも、利払い費、事業運営に必要な経費等々については一般会計から繰り入れが行われているわけでございます。  それで、今後、一般会計への統合ないし独立行政法人化といったことで、事業の実施主体とか区分経理を見直し...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、江崎委員がおっしゃいましたように、政投銀は貴重な経営技術と申しますか金融技術というものを中に蓄積しておりまして、そういう経営資源を散逸させてしまうというのは日本経済にとってもいかにも惜しいことでございますし、また、財政再建という観点からいいましても、今委員が御...全文を見る
○谷垣国務大臣 完全民営化後の詳細な制度設計はこれから詰めていかなきゃならないんですが、委員がおっしゃったように、ポイントは出資と融資を組み合わせた長期のリスクマネーを提供していくというのがこの政策投資銀行の一番の長所といいますか売りでございますから、これがきちっとできるようなビ...全文を見る
○谷垣国務大臣 これから詳細な制度設計は中馬大臣のもとで詰めていただくわけでございますが、その際にきちっと踏まえておくべきことは、先ほど石井委員が引用されました検討会の報告書をきちっと踏まえる、重複を避けて、そのことが一番大事だということだけ申し上げたいと思います。
○谷垣国務大臣 政投銀は、今おっしゃったように、今までは政府保証債それから財投からの借入、こういうもので資金調達をしてきたわけですが、完全民営化した後は民間金融機関となるわけですから、自分の信用で資金調達を行っていかなければいけないということだろうと思います。  それで、完全民...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃったようなビジネスモデルをつくっていくということでありますが、そのためには、移行期においても引き続き、インフラといった長期融資あるいは地域再生とか事業再生を行ってきましたけれども、そういった新しい金融技術を活用した投融資業務を行うというような完全民営化後...全文を見る
○谷垣国務大臣 今まで国民生活金融公庫でやってまいりました教育資金貸付制度というのは、主に入学時に必要な費用、入学金とか授業料、こういうものをお貸しするということで、学生生徒を持つ世帯の経済的負担を軽減していこうということであったわけですが、貸し付けの対象の範囲を縮小するとされて...全文を見る
○谷垣国務大臣 以前、長妻委員から質問主意書をいただきまして、そのとき平成十三年八月十六日から平成十七年八月十五日までの間に退職した本府省の課長、企画官相当職以上の財務省主計局職員の再就職状況についてはお答えをしました。そして、そのほかのお尋ねについては、個別の人事に関するもので...全文を見る
○谷垣国務大臣 平成十二年度から十六年度の五年間、五百万円以上の本省発注全契約に占める随意契約の割合、これは今作業中でございまして、物理的にまだ答えが出てきておりません。  ただ、今まで作業してお答えできるところをお答えしたいと思っておりますが、財務省における公共調達の総契約件...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、平成十六年度だけで、十七年度を申し忘れまして、平成十七年度、五百万円以上の契約件数は八十五件でございます。そして、八十五件の契約のうち見積もり合わせを行っていない割合は一〇〇%、そして、総契約件数に占める五百万円以上の随意契約の件数は三・五%でございます。
○谷垣国務大臣 先ほどお挙げになりました一つ一つのあれを私は全部今つまびらかにお答えする能力はございませんけれども、例えば国有財産の鑑定評価の場合、日本不動産研究所みたいなところがございます。私は昔弁護士をやっておりましたけれども、高度なものはやはりここに頼もうというのが自然だっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 相見積もりをとれるようなものは随意契約ではなく一般競争入札でやらなければならない、これが私どもの法律でございます。
○谷垣国務大臣 緊急でやらなきゃならない場合に随意契約をやるような場合はございますよね、災害対応とか。そういうときは相みつをとらないということがございます。しかし、そういうことを除いた場合には、相見積もりをとれるようなものは一般競争入札になるわけでございます。  ですから、委員...全文を見る
○谷垣国務大臣 平岡委員の今のこのお読みになり方は、正確に読んでおられるんだと思うんですよ、ただ詐欺的という表現が私はよくなかったと思いますけれども。  まさに、経営陣の責任に帰すべき赤字を財政がしりぬぐいすることはやらないんだという意味でありまして、政策金融でございますから、...全文を見る
○谷垣国務大臣 民営化の定義は、いわゆる会社法、個別法じゃなしに会社法に基づいてつくる等々の幾つかガイドラインがございますので、それにのっとってやる。今おっしゃったところは、そういう金融機関ができても、資本もろくすっぽないようなところじゃ安定的に動いていくわけにはいきませんから、...全文を見る
○谷垣国務大臣 それは民営化するときに、きちっと財政的な、財産的な基礎をつくって、財務の体質をつくっておかなきゃいけません。一番中心はきちっとした資本が充実するかどうかでございます。それが終わった後は、自分の責任で動いていくのが民営化ということだろうと思います。  ただ、もう一...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、佐々木委員おっしゃるように、古い話なんですよね。ですから、私、政務次官のときに申し上げたように、やはりそれは、紛争は長く続くのは好ましくないと思います、私も。ただ、そうですが、これは公庫という中の労使紛争ですから、やはり、公庫でどう解決するかということをお...全文を見る
○谷垣国務大臣 これからの制度設計ということがやはり基本にあると思います。  今のこの公営公庫と、それから、次につくっていく機関との連続性というか、連続もあれば不連続もある。そこらが一体どういう制度設計になっていくかということがやはり基本にあって、それに応じてどうするかというこ...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 今、平田委員がおっしゃいましたように、今年度末、国、地方を合わせますと、長期公債残高がGDPの一五〇%を超える、これは主要先進国の中で、財務大臣としては余り言いたくないことでございますが、一番成績が悪いわけでございます。それから、国だけを見ましても、今年度末は五百...全文を見る
○谷垣国務大臣 特別会計改革をやるときに、やはり私たちが常に考えておかなきゃいけないのは、特別会計というのは、何でそういうものがあって、そしてそれをどっちの方向に持っていこうとしているのかということは、よく方向感を定めていきませんと議論が混迷しちゃうということがあると思うんですね...全文を見る
○谷垣国務大臣 ここはこれからの制度設計もございまして、来年度というか一年間かけて法律にするわけでございますけれども、今おっしゃった勘定を設けるというのは、全部排除するということができるかどうかというのは私は若干疑問に思っております。ちょっと今名前がはっきりしませんが、既にある特...全文を見る
○谷垣国務大臣 今の前田議員の御意見には、私、賛成する部分と賛成できない部分がございます。  まず、賛成する部分は、公共事業に関してやはり全体のバランスが必要だというのは、私はそのとおりだと思います。何か、特会があるから、そこの財布の中で全体のプロポーションも考えずにというのは...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、これは渡し切り経費として制度を設計いたしました。それは、例えば研究機関なんかをお考えいただければ一番わかりやすいと思うんですが、余り国の方から、こういう研究をやれ、ああいう研究をやれというようなことでびりびり縛りをかけますとなかなか自由な研究が進まないとい...全文を見る
04月17日第164回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 国が行う契約につきましては、透明性、効率性ということを旨として対処しなきゃならぬというのは当然のことだろうと思っております。したがいまして、契約を結ぶ場合には競争入札が原則であると、そして随意契約はやむを得ない場合等と法律で要件が決まっておりますが、例外...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 予算を所管する立場から申しますと、確かに立法府と行政府は違うところがございまして、二重予算等々がある、三権分立の見地から考えなければならないことがあるのは私もよく承知をしております。ただ、最後はやはりこれは国民の税金でございますから、効率的な無駄を省いた...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、外国為替資金特会の積立金は、直嶋委員がおっしゃいましたように、平成十八年末でございますと約十五・一兆になると見込まれているわけでございます。  それで、これはなぜこういうふうに積み上がってくるかということでございますが、外国為替、介入等々しましたと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) おっしゃるとおりです。内外金利差等が主要なこの積み上がってきた原因にございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 結局、今、直嶋委員がおっしゃったところをどう考えるかということが私は一つのこの問題のポイントではないかと思うんですね。  それで、結局、内外金利差等々によって運用益が出るのかそれとも赤字が出るのかという問題は、戦後の日本の為替介入を見てまいりますと、一...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ここはなかなか私も物が言いにくいところでございまして、これだけやはりたくさん国債を抱えておりますので、一気に逆転するぞみたいな話は、これとてもできるわけのものではございません、極めて慎重に物を言わなければいけないと思っておりますが。ただ、やはり現在のたま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 発行枠の問題ももちろんあると思います。発行枠がもう天井に頭が近づいているなと思うと妙な思惑を生まないとは限らないという問題がございますけれども、他方、積立てがないということになりますと、外為特会に、何というんでしょう、為券を発行しようにも、どんどん赤字が...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、今の財投会計の特会の赤字が立つ立たない、これはやっぱり一年単位で考えますので、その点は今のような運用でも埋められるということではないかと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 結局、この問題を考えますとき、背景に、よくどういうふうにそれを認識するかという問題としてあるのは、世界の金の流れがどういうふうに回っていくのかという見通しをどう立てるかということに帰するんじゃないかというふうに私は思うんです。  つまり、現在よく双子の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、今、直嶋委員がおっしゃいますように、私がさっき申し上げたような金の流れががあっと変わってくるような事態が起こるといたしますと、それは外為特会だけの問題でないことは事実で、これは日本全体の経済システム、財政システム挙げた対応が必要になってくるという...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは今度の特会改革の中でも更によく議論していこうということになっておりますので、私どももよく視野を広くして議論したいと思っておりますので、今後ともまた直嶋委員ともいろいろ御議論させていただきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、直嶋委員が過去の事例をお示しになりまして、結局、阪神・淡路のときだけだったというふうにおっしゃいましたが、これはまた地震というものは何年に一回どういう形で起こるかということがなかなか予測できるものではございませんで、私どもとしては、やっぱり我が国が経...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、直嶋委員がおっしゃったことでやはり議論しなきゃいけないことは、一つは、四十年たって一回というふうにおっしゃいましたけれども、地震の備えという点から見ますと、やっぱり四十年の経験だけで判断するのは私はちょっと短いんじゃないかと基本的に考えているわけであ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今後の在り方については、去年十二月の閣議決定でも、再保険機能の取扱いにつき、平成二十年度末に検討するということになっております。  それで、私自身は、先ほどから申し上げておりますように、まだこれは必要でもう少し充実していく必要があるものではないかと思っ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど直嶋委員から財政融資資金特会に対する預託の最短期限はどうだというお話がございまして、先ほど六か月というふうにお答えしましたが、最短期間は一か月となっているということでございます。  訂正さしていただきます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 去年十一月、当委員会で山下委員とも議論させていただき、またいろいろ御指摘もいただきまして、今進められている政策金融機関改革の趣旨に沿って独立行政法人や公益法人が行う融資などの業務も徹底的に見直していこうという御答弁をいたしまして、それでそれを受けまして、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御審議をいただいている行政改革推進法案の中でも、独立行政法人、それから公益法人といったものが行う融資業務については見直しを行うということで、独立行政法人がやっておりますものについては、今年の夏を目途に政府としての基本的な考え方を取りまとめた上で、個別の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) こういう指摘を受けましたことは誠に残念なことでございます。いろいろな問題点があるんだろうと思っておりまして、今までも相当検討してまいりましたけれども、これを繰り返さないようにきちっとやらしたいと、このように考えております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 財務局の管財部門についてですが、確かに物納財産の引受け件数もピーク時と比べれば減少してきているというような面がございますが、今現在も引き続き約四千件といった水準でございますし、それから未利用国有地のストック件数についても、だんだん売りにくいものが残ってき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 在日米軍の駐留経費負担につきましては、先ほど委員がおっしゃいましたような御答弁が総理からもございました。それで、合理化、効率化を図るということで近年縮減を続けておりまして、十八年度予算でも在日米軍の提供施設の整備の大幅な縮減を行いまして、全体として抑制を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 子供たちが学ぶ場をきちっと整えていくというのは極めて大事なことですよね。今年の予算でも、校舎の建設、耐震化とかあるいは通学の安全を確保するというところはかなり議論もしたわけです。  そこで、今の空調ですけれども、三沢は米軍もないということですけれども、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先般御承認いただいた在日米軍駐留経費負担に係る特別協定、これは今後の検討、進展等も視野に入れまして、従来五年としてきた期間を二年間とするということでございます。私どもは引き続き、先ほど御答弁申し上げたように、きちっと精査をして効率化をしていきたいと考えて...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 又市委員のこの特別会計改革に懸ける情熱には心から敬意を表したいと思っております。  それで、今十二兆入れるのを、本来なら一般会計に入れて直接国民生活の向上、改善に役立てるべきだという御主張だったと思います。以前にもこれは議論をさせていただいたと思います...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 二十兆マイナス十三・八兆イコール六・二兆円、これを今後五年でやるためには、今までの実績から見れば外為のこの剰余金を充てるだけで楽々と達成できるではないかと、そんなものは努力目標にも何もなりはしないという又市委員の御指摘ですが、これは今日いろいろ御議論をさ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これはまだこれからの検討でございまして、率直に言って、この二十兆という目標を作りましたときに、積み上げて作ったわけではございません。十二兆、それから今年やりました十三・八兆ですね、ここまでは計算ができておりましたけれども、これからやはり精査して少しでもつ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 剰余金とか積立金とか、いろんな性格なものがございますから一律には言えないところもありますが、よく精査しなきゃいかぬというのはもう委員のおっしゃるとおりだろうと思います。  それで、委員もおっしゃいましたように、明確にやはり使途の決まっているものもござい...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○谷垣国務大臣 私も委員と同じように、今議論をされている問題で税が果たす役割が大きいという認識は、委員と共通にしているわけでございます。  それで、今までもいろいろなこういう関係の税制は少しずつ整備をしてまいりまして、ことしの税制でもまた改正をお願いしている。それから、これも委...全文を見る
○谷垣国務大臣 今回の公益法人制度改革の精神をきちっと踏まえて税制の設計もしていきたいと考えております。
○谷垣国務大臣 一緒にやらないのはおかしいじゃないかという御趣旨だったと思いますが、私どもの考え方は、やはり制度、どういう公益法人をつくっていくかという制度があって、そういう制度がきちっと機能を果たしていくように税制をつくっていくということでございますから、まだ制度設計等々政省令...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員が何を目して課税強化の方向とおっしゃっておられるのか、私よくわかりませんが、今回、公益法人に関して税制をつくっていこうとしておりますのは、今までのいわゆる民法三十四条の法人と中間法人は新しい制度にします。ですから、その私法的位置づけに合わせて税制をつくろうと。...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました国有財産の効率的な活用を推進するための国有財産法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  本法律案は、最近における国有財産行政をめぐる状況の変化に対応する等の見地から、国有財産の一層の...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○谷垣国務大臣 今の論点でございますが、世上、この点は、増原委員はもうそこをよく区別して議論しておられるわけですが、いろいろな誤解がありまして、私どもは、いろいろ国の債務・資産改革で十一・五兆程度、財政に貢献させていこう。一方、百兆を超える圧縮ができるじゃないかという議論があって...全文を見る
○谷垣国務大臣 全く増原委員のおっしゃるとおりだと私は思います。  いわゆるプライマリーバランスを回復していく、それはその年いただいた税金でことしの仕事をしようということですから、その限りにおいて、ツケを後の世代に回さない、現役世代がそれだけの責任を担っているところまでいくわけ...全文を見る
○谷垣国務大臣 こういう時世ですから、国有地を民間の知恵をかりて有効活用していくということは極めて大事だろうと思います。  今委員がおっしゃいましたように、ほかのところはだんだん容積率が高くなってまいりまして財務省のところが残っております理由は、戦後の時期に建った耐震性の悪いも...全文を見る
○谷垣国務大臣 各府省の随意契約の資料につきましては、今議員お持ちのものがそれだと思いますが、きのう、十八日に行政改革事務局を通じて委員会にお出しをいたしました。  それで、これは、充実した審議のために早急な資料提出が必要だという御指示によりまして、短期間で可能な範囲で提出した...全文を見る
○谷垣国務大臣 できるだけ手短に御答弁させていただきますが、国はいろいろな仕事をやっております。外交もあれば防衛もある、それから治安を維持するために警察も動かなきゃいけない、道路もつくる、教育もある。そのために税金をいただいたり、手数料をいただいたり、負担金をいただいたり、いろい...全文を見る
○谷垣国務大臣 今後の財政再建の道のりで、先ほど来菅さんが、まず基礎的財政収支のバランスをとる、でもそれだけじゃ足りないじゃないか、そこから先にやはり債務のGDP比の削減等々も視野に入れなければ十分でないだろうとさっきからおっしゃっているんだろうと思いますね。私は、それは財政再建...全文を見る
○谷垣国務大臣 今官房長官がお答えになったことと基本的に同じですが、現在の状況は、確かに菅さんがおっしゃるように、借金が膨大にあります。それが、さらに金利がありますから、金利と合わせて膨らんでいる状況。さらに、それに加えて、毎年毎年の、家計に例えれば生活費も収入じゃ賄えておりませ...全文を見る
○谷垣国務大臣 平成十二年度から十六年度の五年間、五百万円以上の本省発注分全契約に占める随意契約の割合は約七〇%でございます。  それから、御指摘の五百万円以上の随意契約のうち相見積もりをとっていない割合、これは一〇〇%でございます。仮に相手方が二者以上あり得る場合には入札を行...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、予決令九十九条は一定のものについて随意契約によることができる旨を規定しておりまして、今委員が問題にされました関連のものを申し上げますと、第十五号は「外国で契約をするとき。」これは随意契約によることができるとしておりますが、これは、外国の場合は法制度が日本と...全文を見る
○谷垣国務大臣 財政融資資金、地方向けの、地方公共団体向けの貸し出しは、今まで、委員よく御承知のように、なかなか民間では供給できないような低利で長期なもの、そういうものを貸し出して、地方公共団体、地域に密着した社会資本の整備等々に使っていただいたわけでございますね。  それで、...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、岩井委員の御質問を私、問題提起を十分正面から受け止められたかどうか自信がない点もあるわけでございますが、できる限り御答弁をさせていただきたいと思います。  それで、まず冒頭、PFIと地域通貨の今日的課題は何かというお問い掛けがございまして、委員が大...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 国有財産台帳、今局長からも御答弁申し上げましたように、今年変わるわけでございますので、当然そういったものによる見直しは必要だと思いますし、今後、具体的に売却の計画を立てていくときには、そのときそのときの最新の資料によって訂正をしていくということはやらなけ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の国有財産行政の改革のうち、運用面でどういう改革をしているかということでありますが、一つは、効率性の向上策として、先ほども議論がございました、二十三区内の宿舎の移転再配置について有識者会議で民間の視点から検討を行っていただくと、それから合同庁舎整備の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃったように、平成二十七年度末までにおおむね国の資産規模を対GDP比で半減させるという目安があるわけでございます。  それで、委員がおっしゃいましたように、今後の名目成長率がどうかというようなことによってかなり変わってくる面がありますが、かなり...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) おっしゃるように、財融特会の貸付金を圧縮していくということがメーンになると思うんですが、平成十三年度以降、財投につきましては郵貯等の預託義務を廃止するといった改革がございまして無駄な事業の見直しを行ってきていまして、今のところ財投残高はピーク時の三割減と...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今申し上げましたように、財投の規模自体相当圧縮してきましたので、これから精査するとしましても、相当やはり努力をしないとなかなか圧縮は厳しいのではないかなと思っております。それから、特に今後地方向けの貸付けなどをどうしていくかというような問題もございまして...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど理財局長の答弁いたしました内容は、理財局長からも申し上げましたが、全く新規貸付けをゼロにするという、あんまり、あんまりというか、やや非現実的な仮定でございますので、それで進むなんということではもちろんございません。当然、財投は今もおっしゃいましたけ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今開催しております有識者会議、おっしゃったように、六月目途に宿舎の移転、再配置のグランドデザインを取りまとめていただくという予定で作業していただいておりまして、中身はその民間の視点から国家公務員宿舎の都心からの移転、それから跡地売却等、どう促進できるか、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 要するに、経済財政諮問会議と財務省はやっていることを重複するのかしないのかというところに帰するわけですが、与謝野大臣のところで、経済財政諮問会議でおやりいただくのは、やはりマクロ経済全体を見ながらその中で財政再建を大きくどう進めていくかということをいろい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これから具体的に工程なりそういうものを考えていく中に当たりましては、やはり一つ一つの精査というものがなければいけないんだろうと思います。  財政諮問会議等々で、大きなマクロの方向から大体どのぐらいのことを想定して今後財政再建を進められるかという観点から...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 御指摘のように、足下、長期金利は上昇傾向で推移しておりまして、今日は今委員おっしゃいましたように、一・九ぐらいのところでございますが、四月の十八日には一時二%を付けたということでございます。  この金利がどうというのは、私なかなか言いにくうございまして...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) やっぱり、武藤副総裁がおっしゃいましたように、幾つかの要因があるんだろうと思います。  それで、先ほど与謝野大臣もおっしゃったことですが、長い間、グリーンスパンさんが、なぜ長期金利が上がらないんだろうと言っておられたような状況は、なぞだと言っておられた...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 長期金利を長期間コントロールすることは難しいというのは先ほど与謝野大臣の御答弁にもあったとおりで、私もそう思っております。  現在できることは、ちょっと観点は違いますけど、二つあるんだと思いますね。  一つは、先ほど武藤副総裁がおっしゃった、市場がや...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回、幾つか国有財産法の規定を変えまして、国有財産をできるだけ有効に使う、あるいは売却をしていく等々の場合にも、やりやすい方向を、施策を、施策といいますか、手段を取り入れまして、先ほど申し上げましたように国有財産の有効利用を図っていくということだろうと思...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 基本的に、現在のような財政事情を考えますと、国有財産、できるだけ有効に利用して、有効に利用できていないものは集約化するなどして高度利用をして、不必要になったものは一つはやはり売却するということが基本であろうと思っております。  それで、今、峰崎委員のお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今委員がおっしゃったような観点も今後の議論には私は必要だろうと思っております。  それで、私どももそういうことが全く念頭にないわけではございませんが、今までの議論はどちらかというと売却を中心に議論してきたことは事実でございます。それで、できるだけ有効活...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 既定路線というわけではございませんが、何が一番有効かということは考えていかなきゃいけませんが、先ほど申しましたように、基本は売却で考えているわけでございます。  ただ、結局、いろんなところを売却するとなりますと、いろいろなかなり大きな土地になりますと、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、今までG7等でも常に最近は議論の焦点でございまして、かなり議論は大体出尽くしているような気もするわけですが、一つは地政学的要因と言われているものがございまして、今イランの動向であるとかあるいはナイジェリアのいろいろな国内情勢であるとか、こういうよ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 現在の株主等々の配当の動向というのは、必ずしも今まで十分議論があったというふうには記憶しておりません。私も余り英語が得意でないものですから、あるいはそういう議論が行われているのに聞き漏らしているかもしれません。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、またG7等の議論で常に、何というんでしょうか、通奏低音みたいにある議論でございまして、今ある世界のインバランスと申しますか、その中でやはり最大のものはアメリカのいわゆる双子の赤字、これがどうなっていくのか。  今おっしゃいましたように、うまくそ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっと私も今レクを受けまして、今、武藤副総裁がおっしゃったようなことでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、予算の外為特会の総則に限度額が書き込んでございまして、その授権の範囲内でやらしていただいているということでございます。  それともう一つは、その結果、介入をいたしますと、為券をあれして介入をするわけですが、それは毎月発表をいたしておりまして、多...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これはさんざん今まで議論されました、特会があるとよく一覧性がないということの一つかもしれませんが、やはり外為特会というのは正に為替政策をどうするかという固まりでございますから、私は十分予算委員会等でも御審議いただきたいと思っておりますし、それからまた、確...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど理財局長が答弁いたしましたように、財政審からも、そういうものを考えていくべきではないかという御提言をいただいておりますし、私たちも、今委員がおっしゃいましたように、こういうものを整備していくことが庁舎等の効率的な整備・管理方法、それを定量的に検証し...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、山口委員がおっしゃいましたように、従来、単式簿記、現金主義でやってまいりました。それで、今の会計制度も基本的にそれを踏まえた形になっておりますのは、毎年予算を国会にお出しして国会のコントロールを受ける、そして現金の出納をきちっとするという意味からまい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 東京都等の取組は私どもも十分注意をして、どういうふうな、何というんでしょうか、成果を出されるか、注目したいと思っているわけでございます。  それで、今私どもがやっている財務諸表の公表時期というのは、確かに若干時間が掛かるんですね。省庁別財務書類で申しま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 十分研究させていただきたいと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、山口委員がおっしゃった政策評価ということですが、これは予算を重点化していこう、それから効率を図っていこうという手段の一つとして、私は大変大事なポイントだと思います。  現在、概算要求のときには各府省から政策評価調書を出していただいて、予算編成過程で...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 朝霞の市長さんに私のところまでおいでいただいていろいろお話もさせていただいたわけでございますが、この種の案件では、地元関係者と調整を十分にやって、そして検討を進めていくということが私は基本だと思うんですね。ですから、この朝霞の件につきましても、地元関係者...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の法改正では、庁舎の使用について省庁横断的な調整を徹底してやっていこうと、そうして不用となる財産について、いわゆる特特会計の中で必要な耐震性を備えた合同庁舎の整備財源として活用していこうと、そういう仕組みを今度入れていただくわけですね。  それで、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 四月七日に防衛庁と自治体との間で普天間飛行場代替施設の建設に係る基本合意書が締結された。この基本合意に基づく代替施設の所要経費は、今防衛庁は、施設の規模などが今後具体的な計画を策定する中で決まりますので、現時点で建設経費を見積もることが困難というふうにし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今いろいろ県民としての御意見がございましたけれども、私は、今回のは、基本的に沖縄県民の負担を軽減するということと、それから、日米安保の抑止力はしっかり維持していくという目的のためにやるわけでございますが、まだ具体的な経費等は何も決まっておりませんので、今...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
04月24日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 特別会計の現状及び見直しについて申し上げます。  特別会計につきましては、我が国の厳しい財政状況の下、その在り方につき、従来から各方面より様々な御指摘や御批判が見られたところであります。このため、全特別会計を対象として、各々の設置趣旨にまでさかのぼるな...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今度の特別会計改革は、簡素で効率的な政府を目指すという、そういう行政改革の一環として特別会計の事務事業の効率化、合理化を図ろうというものでございまして、直接公務員のリストラを目的とするというようなものではないというふうに私は考えております。ただ、もちろん...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) そもそも特別会計というのは受益と負担の関係を明確にするということで設けられたものでありますから、それで、ただ、余りたくさんあり過ぎると全体がよく見えなくなるとか、あるいはその中で無駄な剰余金等々があって必ずしも資金が効率的に使われていないんじゃないか、等...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 若林議員にお答えいたします。  まず、特別会計改革の今後についてでございますが、特別会計改革については、今後五年を目途に特別会計の数を現行の二分の一から三分の一程度に大幅に削減するほか、今後五年間において合計約二十兆円程度の財政健全化への貢献を目指す、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 直嶋議員にお答えいたします。  まず、積立金の水準についてでありますが、特別会計の積立金については、各特別会計の性格に応じ固有の意義がございます。適正な積立水準もまちまちであって、一律に論じることは難しいものと考えておりますが、ただ、現下の厳しい財政状...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 国の資産の圧縮に関し、土地の売却のタイミングについて風間議員からお尋ねがございました。  ただいまの財政事情を踏まえますと、売却可能な資産は、土地を含めてできる限り早期に売却、有効活用し、財政健全化に最大限役立てることが原則であると考えます。そういう原...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○谷垣国務大臣 斉藤委員とは科学技術庁長官をしておりましたときも随分一緒に議論させていただきまして、科学技術政策の推進に大変御尽力をいただいていることに心から敬意を表したいと思っております。  当時は、斉藤委員から質問を受けますと、あのときは橋本内閣で、伊吹さんが労働大臣でして...全文を見る
○谷垣国務大臣 二十四兆円のこの第二期を決めました当時は、私も科学技術庁長官をやめた直後でございまして、当時の財務省主計局に、相当この第二期は充実したものにせよという談判をした覚えがあるのでございますが、結果として、この第二期が二十一兆ぐらいの規模になるんだろうと思います。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、斉藤委員おっしゃいましたように、投入目標みたいなものを掲げるのがいいのかどうかというのは随分私たちも議論しまして、公共事業等では、五カ年計画を立てるときにも、そういう手法は現在合わないだろうということで、アウトプット目標といいますか、そういうような感じに変えて...全文を見る
○谷垣国務大臣 私は、先ほど斉藤委員がおっしゃった、研究者なんかに勇気、やる気を与えるという意味で非常に効果がありましたけれども、他方、こう言うと語弊があるかもしれませんが、やや、研究費バブルみたいな印象がないでもなかった。やはり効率化それから重点化、ですから、選択と集中というの...全文を見る
○谷垣国務大臣 科学技術創造立国というのは、日本の将来にとって極めて大事なスローガンだろうと私は思います。  それで、研究費も、いろいろなことがありましたけれども、官民合わせますと、主要先進国の中で日本はむしろ水準を抜いている国でございますから、この官民の連携をよくして、全体の...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、松本委員がおっしゃったことと同じになるんですが、テロ対策特措法では、内閣総理大臣は、協力支援活動等を実施する必要があると認めるときは、活動の内容、期間等について定める基本計画をつくって、そして閣議決定を求める、こういうことになっております。  それで、この基...全文を見る
○谷垣国務大臣 確かに、予備費の使用は、委員がおっしゃったように、昭和二十九年に閣議決定がありまして、それ以後見直してはおりますが、基本的にこの昭和二十九年の閣議決定で来ているところでございまして、改めて私も読み直してみました。  それで、内閣の責任で憲法上も使用できることにな...全文を見る
○谷垣国務大臣 イラクのような案件は、これは防衛庁長官にお答えいただく方がいいのかもしれませんが、やはり事柄上、いつまで派遣しているんだということをあらかじめ言うのはなかなか難しいと思うんですね。  それで、むしろ気持ちとしては、もう役割を終えたときは速やかに引き揚げるという気...全文を見る
○谷垣国務大臣 総理は多分、チャップリンの、何というんでしたか、大事なことは夢と希望とサムマネーというようなことをおっしゃられたんだと思いまして、総理が何をそこで言おうとしておられるのか、私、正確にはわかりませんが、なるほど含蓄のある言葉だなと思ったわけでございます。  それで...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、松本政調会長ともこの点は議論をさせていただいたところですが、まず、あくまで本則は、そのときに算定できるものは当然当初予算に計上しておかなきゃいかぬということだろうと思います。予備費はやはり限られるべきものでございます。それから、特にその予備費の使用に当たっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 これはなかなかお答えしにくいところがございまして、予備費の額は、財政法二十四条に、予備費として相当と認める金額を歳出予算に計上できると書いてありまして、相当とは何かというのはなかなか議論があるところだろうと思うんですね。  それで、予見しがたい予算の不足に充てる...全文を見る
○谷垣国務大臣 結局、国会における予算統制というものをどういうふうに考えるかということと関連してくると思うんですが、確かに災害復旧等々の費用は、毎年どのぐらい起こるかというのはわかりにくいので、ここもお答えしにくい面があります。  ただ、当初予算に計上しておりますのは、例えば、...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、今の日本WHO協会にステータスを与えたのは財務省だとおっしゃいましたけれども、特定公益増進法人になるのはそれぞれ主務官庁の御認定でありまして、今の研究費を渡す等々につきましても、私どもに協議があるわけではございません。  それで、今、国税庁の方から答弁す...全文を見る
○谷垣国務大臣 この寄附金税制、優遇するということは、そこで果たしている公益性に着目してそのような手段をとるわけでありますから、租税回避手段に使われては元も子もないということになるわけですね。  ですから、今後の制度設計に当たっては、一つは、第三者機関で今度やるということになり...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○谷垣国務大臣 税の関係ですけれども、今度の金融商品取引法ですか、横断的な観点から投資者保護というものをやっていこうということで、そういう中で利用者保護ルールの徹底、こういうものをやっていこうということだろうと思いますが、税制につきましては、今まで、金融商品間のばらばらな取り扱い...全文を見る
○谷垣国務大臣 タイムテーブルというのは特にあるわけではないんですが、今、佐藤委員おっしゃいましたように、去年の暮れでもやや課題が残っておりますので、そういうものをきちっと詰めていかなきゃいけないと思っております。
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、日本の国の会計は、一般会計、これは一つですが、そのほかに特別会計と言われるものが三十一ございます。それで、一般会計の規模は八十兆円、大体八十兆円弱でございますが、特別会計全部合わせますと、その間にやりくりありますから純計をいたしますと大体二百五十兆円...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 国際協力銀行の国際金融等勘定ですね、昔の輸銀のものでございますが、平成十六年三月にインドネシア政府向け債権を証券化したことがございまして、証券化対象債権の総額は約百三十九億円でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 政策投資銀行、いわゆる政投銀は、今委員がおっしゃいましたように、あそこ事業評価能力がありますんで、それを活用して長期の投融資、これを中小企業にやってきた、それから金融危機とかあるいは災害復旧・復興対策、こういう危機対応金融というんでしょうか、そこにも大き...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃった減額の対象は、国有財産特別措置法の中で限定列挙をされておりまして、その中には、いわゆる通常のホテルとして使用することを目的として普通財産が譲渡される場合には含まれない、だから含まれないんです。  ただ、このスパウザ小田原は、雇用保険の雇用...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 義務教育の国庫補助負担金についての御議論でございますが、今度の三位一体でその負担割合を引き下げた。それは委員もよく御存じのように約〇・八兆円の税源移譲を地方はお求めになった。それから一方、中教審答申は義務教育費国庫負担制度は堅持すべしという御意見でござい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 特別会計改革の目的は、大きく言って二つあると思うんですね。  一つは、三十一もありますと全体がなかなか見通しが付かない、そういう中で随分目が行き届かないところで無駄があるんじゃないかということで、少しそれ全体を見通しできるように、不必要なものはやめると...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ここは、まだ法案の条文まで具体的に考えるところまで行っておりませんので、これからでございますが、手法としては当然、委員のおっしゃったその事業仕分という手法は私はやっていかなきゃできないと思っておりますし、またその趣旨はもう今度の法案に書かれていることでご...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この問題は財政金融委員会でも一緒に御議論させていただいているところでございますが、さっきおっしゃった東京都の取組等々も十分踏まえまして、分かりやすいものを作るように私たちも努力したいと思っております。
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 私も、具体的な制度設計というよりも大きな方向性をどうするかという議論ですが、今も中川委員のお話にもありましたように、税は、地方税であると国税であるとを問わず、やはり人やそれから経済活動が集まる都市にどうしても税収が集まってくるという面は、これは否定できず...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この件に関する我々の基本的なスタンスは、去年六月に政府税調で公表されました基本的考え方というのがございます。その中では、新しい制度下の公益法人について、今お話がありましたように、第三者機関によって公益性の認定を受けた法人は他の法人と競合性のある事業だけに...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、松井委員が御指摘になった予決令の第九十九条第十六号ですが、これは公益法人等から直接に買い入れ又は借り入れるときに随意契約によることができる旨規定しておりますけれども、この規定は公益法人等との間での委託契約などに係る随意契約の根拠ではございません。あく...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の残債と言われる問題は、従来の考え方としては、言わば偶発的な、債務と言っていいのかどうか分からないが、偶発的なものだから国庫債務負担行為等々に当たるものではないという解釈の下に運用してきたということは委員が御指摘のとおりでございます。そして、これは契約...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ですから、従来そういう解釈の下に運用してきたけれども、今いろいろこのIT調達の在り方等見直しをした中でどのようなやり方が適当か、私たちもきちっと検討をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今違法であるとおっしゃいましたけれども、そこら辺り、果たしてITの契約から見て何が正しいのか。今までの扱いがあるいは十分でなかったのかもしれません。その辺りはしっかり検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 財務大臣として申し上げますと、御承知のような極めて厳しい財政状況の下で、仮に省庁の縦割りで限られた財政資金が有効に使われていない、そこに無駄があるというようなことがあれば、これは国民に対して財政構造改革の必要性を説くことができなくなってしまうという気持ち...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 工夫してみたいと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 予算の査定は財務省の視点から無駄を省く、効率的なところに資金を流していくと、こういう観点から査定をしてきたと思います。  それで、今度の仕分という手法が取り入れられておりますが、この仕分でやっていただくことは、まずその当該事業官庁といいますか、その政策...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まだこの移転費用がどれだけのものになるのかよく分かりません。私どもは当然のことながら一つ一つきちっと精査していかなければいけないと思っておりますので、現時点ではそれ以上踏み込んだお答えは遠慮させていただきます。  そこで、今上乗せするのかどうかと、中期...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回のグアム移転費用に出資、融資等々が含まれているのはそのとおりでございますが、どういう形でやるかはこれから詰めなければなりませんので、今委員のお問い掛けにお答えすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 文科大臣から御答弁があると存じますが、財政当局としてお答えいたしますと、今後国際競争は一層激しくなるというふうに私どもも思っておりまして、そういう中で、今後の国づくりあるいは魅力ある日本をどうつくっていくかということを考えますと、資源の乏しい日本は結局最...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 亀井委員が広島の実情から少人数学級に一定の教育的効果があるとおっしゃいました。私もそれはそうだろうというふうに思います。  ただ、実態を見ますと、今も中馬大臣から御答弁があったところでございますが、私のちょっと用意してきた数字を申し上げますと、これまで...全文を見る
05月10日第164回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 小林議員にお答えいたします。  最初に、中心市街地活性化関連予算の配賦についてのお尋ねがございました。  我が国の財政事情は非常に厳しく、限られた財政資金を効率的に配分して最大限の政策効果を得られるよう努めていく、これは極めて重要なことでございます。...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 武正議員にお答えいたします。  まず、米軍基地のグアム移転費用の負担の枠組みについてのお尋ねでございます。  在日米軍の再編に関しましては、日米の防衛・外交当局の間で協議が進められ、先般、日米安全保障協議委員会における合意に至ったところでございますが...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 赤嶺議員にお答えいたします。  米軍再編の費用負担についてどんな検討、協議が行われたのかという点でありますが、在日米軍の再編に伴う措置については、これまで関係省庁間において、閣僚を含むさまざまなレベルで適宜意見交換等が行われてまいりました。  その際...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから国民負担率の概念をめぐって委員の御意見伺いました。  私も、自分のこれ個人的イメージとしては国民負担率、これがあんまり増えると経済成長を阻害するんだと、こういうイメージから議論がなされてきた、つくられてきた概念なのかなと個人的にはそういうふう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私もこの辺りをどう見るかというのは多様な意見があると思うので、できるだけ柔軟にして考えていかなきゃいけないと。先ほども、ですから、一応こういうことを前提に、骨太等を前提に一応考えているという、一応を付けたのはそういう意味でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私の話したことを取り上げられまして、まず中福祉低負担という表現、これは恐らく私が言い出したんじゃないかなと思っているわけでございます。ほかでは余りまだ中福祉低負担という言葉はそれほど普及していないんじゃないかなと思いますが、私はそこに今の最大の問題点があ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まだこれは竹中大臣と私との間も議論は半ばでございますので、あくまで私どもの考え方ということでお聞きをいただければいいと思うんですが、税源移譲に関しては私は二つの点は御理解をいただきたいと思うんです。  一つは、やはり国の財政としてこれだけ負債を抱えてお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、おっしゃるようにセーフティーネットをきちっと張っていくときのまずその一番の受け手が自治体であるという峰崎委員のお考えは私もそれはそうだろうと思います。  ただ、先ほど私が申し上げていることは、結局、そのじゃ財政をどう埋めていこうかと、きちっと補...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 現在の段階は、竹中大臣の下で行われております検討状況を関心を持って見守っているという状況でございます。  それで、いつぞやもこの問題、財金で委員と議論をさせていただいたことがございますが、現状では、例えば地方債の元利償還費は全部地財計画に公債費として計...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今委員がおっしゃったのは、金融として、徹底的に金融として理解をしていきますと、多分委員のおっしゃったような議論が出てくるんだろうと思うんですね。  それで、機会費用というのは、今おっしゃいましたが、ある経済行為を行ったため放棄した収益ということなんであ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 結局、財融資金の健全性というものをどうチェックするかという問題だと思いますが、私どもは、これを財政民主主義のプロセスで健全性の点検していくという仕組みで今までつくられてきているわけですね。もうちょっと詳しく申しますと、この貸付対象は国それから地方公共団体...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、今、会社法というふうになりましたけれども、会社法に基づいてつくられるということに──転換後ですか、現在ですか。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、会社法上の組織としてつくっていくという方針で今までの問題点を整理してきております。
○国務大臣(谷垣禎一君) もちろん過渡期をどうしていくかという問題は別途ございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから答弁しておりますように、基本的には会社法に基づいて設立され株式会社になる、これが基本でございます。  で、具体的な取扱い、過渡期はどうしていくのか、現に貸し付けているものの回収等々はどうしていくのか、そういうものについての詳細の制度設計はこれ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今までの答弁の中から自動的に浮かび上がってくるわけでございますが、新規の貸付けというのはできなくなるわけですね。ただ、今まで貸し付けているものをどうしていくのかというのは、その制度はこれからの設計でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 秋元委員が東京の御選出と、御出身という立場からおっしゃったことはよく分かるわけであります。  私も選挙であちこち応援に参りますと、都市部では、これだけ税金払っているのに、払った税金はみんな田舎の方に持っていかれるじゃないかというような御不満がありますね...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) それで、私は、これは小泉内閣でもかなり意を用いてきたところだったと思うんです。かなり、やはり冷え切った経済の中で都市に集中をしていくということで、まずそこから突破口を開いていこうという形を取って小泉さんはやってこられた、こういうふうに思っておりまして、そ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私もかつて国会移転に関しては西の方に引っ張るべしという議員連盟に参加して活動しておりましたので、過去のことを急に口をぬぐったようなことは言いにくいんでございますが、私は今でも国会移転あるいは首都移転、これは防災とか危険分散とか、それから危機管理という観点...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は、政策投資銀行は、民間金融機関にはないいろいろな金融技術というものを中に蓄積してきた、なかなかいい組織として役割を果たしてきたと、監督官庁だからというんじゃなく、率直にそう思っております。つまり、伝統的なインフラ整備ということもありますが、プロジェク...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどからのこの御議論、現在でも確かに民間でできない仕事をやっているわけですが、自分の中で収支相償うという原則でやってきまして、一般会計から資金を投入するというような形ではなくて収支相償うという形でできている、したがって民営化が可能であろうという判断の背...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 中馬大臣、与謝野大臣の御答弁で尽きているわけでございますが、メリットという点を大きく申し上げれば、やはり民間部門の成熟に伴って今必要な政策金融機関は何かという検討を重ねたということが、やはり今の体制に合った政策金融をつくれるというメリットがあると思います...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、特会ということをおっしゃいまして、特会もいろいろでございますし、どれが、どの特会が一番この事業仕分のまず、何というんでしょうかね、試金石としていいのかどうか私もよく分かりませんが、私はこの事業仕分という考え方は、簡素で効率的な政府をつくるツールといい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) どういう手法でやるかについて、まだ私も十分固まった考え方持っておりませんけれども、今、山下委員の御提案は大変検討に値することではないかと思っておりますので、勉強さしていただきたいと思います。
05月12日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今、二之湯委員から、私、また二之湯先生にとっても地元でございますけれども、綾部市の中心市街地、西町商店街ですね、例を取られてお話しになりまして、誠に身につまされる思いで聞いていたんです。  確かに、今、二之湯委員がおっしゃいますように、あの西町商店街と...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これも、今までの御議論の中にあるように詳細な制度設計はこれからなんですが、しかし今委員が附帯決議をお読み上げになりましたように、政投銀が、やはりなるほど政投銀というのは役に立つと言われた一番の特色は、出資と融資を組み合わせて長期のリスクマネーを提供してき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 移行期におきましても、基本的な心構えは今おっしゃった出資、融資を組み合わせた長期的なリスクマネーを提供していく体制がどうつくれるかということでございますけれども、移行期においては、まず、これは先ほどの商工中金等々の議論とも同じでありますけれども、それを支...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 公営公庫が廃止された後の地方自治体の資金調達の在り方、これはむしろ竹中大臣から御答弁をいただいた方がいいかもしれませんが、これは正に政投銀を今どう使ったらいいのか、それにどうかましていくのかという御議論でございますが、完全民営化した後の政投銀は、やはりそ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一応私が答弁することになっておりまして、いや、やっぱり全体の経費を削減していく、そして今の財政状況を改善していくというのは私の仕事でございますから、今委員がおっしゃったような御提言は真摯に受け止めなければいけないと思うんです。  それで、電話に関しまし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 随契の見直しの後の問題でございますけれども、これは今、原則は一般競争入札であると、そして随契、随意契約は例外であるということで緊急点検、見直しをやっておりますので、またその結果が出ましたら御報告もしなければならないわけでございますが、その後、不当値引きと...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 浅尾議員から私に対し、米軍再編に伴う予算措置及びその財源並びに米軍再編と中期防衛力整備計画の関係についてお尋ねをいただいたところでございます。  米軍再編の所要経費につきましては、今後、最終取りまとめの合意内容を踏まえて精査が進められることとなっており...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 芝議員にお答えいたします。  適格消費者団体への税財政的な優遇措置ということでございますが、消費者団体訴訟制度は、消費者全体の利益を擁護するため、一定の消費者団体に対して差止請求権を認めることによってその自主的な活動に実効性を与えるものでございますが、...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 金利の変動が財政に与える影響という点から見ますと、平成十九年度で金利が一%上がった場合に国債費が一・六兆円増加するという、これはいろんな仮定を置いての計算でございまして、平成十八年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というのを今年一月に出しておりますが、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは長期金利、長期的な見通しに関しましては、先ほど私は慎重に発言を控えたわけでございますけれども、経済の体温がだんだんだんだん正常に戻っていく、健全なものに戻っていく、そうしたらそれに見合うものになっていくのは、それは当然のことだろうと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、今の為替水準をどう見ていくかというのは、先ほど総裁が金利についておっしゃいましたのと同じように、あっ、総裁、為替についておっしゃったのか、為替について正に総裁がおっしゃいましたことと同じでございまして、この水準が高いとか低いということになりますと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これも、為替の動向も、もちろん今おっしゃったようなこともございますし、各国の金利の問題もございますし、それから経済自体の体質ということもございますし、いろんなことがございますから、それだけを取り上げて一概に議論することは難しいんじゃないかと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 大したことないとは申しておりません。それは一つの要素だろうと思いますが、もう少し多面的にやはり見ていかなければいけないんじゃないかと申し上げているわけです。
○国務大臣(谷垣禎一君) 野方図に増やしていくのがいいということはございませんけれども、やはりこれは外貨介入、為替介入等々のときの資金でもございますから、そういったときの運用の便利というものも考えなければなりませんし、また、今の日本の外貨準備というのは極めて巨大でございますから、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 貴重な意見として耳を傾けさせていただきたいと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは基本的に外貨、為替に介入をする場合の資金でございますから、そういうときに使うということを基本に考えているわけであります。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今外貨を、外貨準備をこれだけ持ってる、使う場合は、明らかにそういう場合に使うわけでございますし、やはりそういう場合にきちっと使えるようにしとかなきゃいけないとは思っております。  ただ、現段階でそれがどのぐらい可能性があるかということについては、お答え...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) その点は、外貨の保有の在り方について今までの考え方と変更は考えておりません。
○国務大臣(谷垣禎一君) G7等の一連の会議で、世界的な不均衡は各国すべてが努力をして真剣に取り組まなければならない、その解消に向かって取り組まなければならない、これは再三確認されていることでございますが、それらに加えまして、中国を含む新興市場エコノミーにも不均衡問題の解消に向け...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) アダムズ次官の御発言、そういう御発言があったと報道では承知をしておりますが、アダムズさんがどういうことをお考えになっておっしゃったのか真意ははっきり承知しておりませんので、この点のコメントは差し控えたいと思うんです。  それから、私とスノーさんが電話会...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 突然難しいテーマで御質問をいただきましたけれども、私は、今の政治の基本的な方向は、今の御議論を伺いますと、中身というよりも政策決定の在り方が間違っているという御趣旨だったんじゃないかと思います。  要するに、何というんでしょうか、国民の審判を受けてきた...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まだ道半ばであることは事実でございます。これだけたくさんの公債を発行しておりまして、その公債に更に利払いが積み重なってくるというような状況でございまして、二〇一〇年代初頭にプライマリーバランスを回復して、せめてその年いただいた税金でその年の政策を打てるよ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、税収を増やしていくためには経済を活性化させていく必要があることはおっしゃるとおりだと思います。  ただ、それをどういう手法でやるのかと。従来は財政出動で何とかその道を探ろうとしてきた面があったことは事実でございます。しかし、その結果、これだけ多...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 岩井委員から何度も主として二つの点、PFIとそれから地域通貨に関して御議論がございまして、これ何回か当委員会で岩井議員と議論をさせていただいているわけであります。  それで、PFIにつきましては、今更時代後れの答弁をしてピンぼけだという御批判をいただき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 公共事業に関して岩井委員もう専門家でいらっしゃいますから、今いろいろ御教示をいただきました。  岩井委員は、私と同じ自民党では京都府連に所属しておられまして、私の地元の河川等もよく御存じでございますが、私はホームタウンは、堤防そのものを本体としているよ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 御指摘のようにいろんな数字が議論の中で使われておりますので、よく頭を整理しておかないと混乱が生ずるというのはもう委員の御指摘のとおりだと思います。  そこで、経済財政諮問会議の民間議員からは、二〇一一年度にプライマリーバランスを回復するとして、そのとき...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、糸数委員からお話がありました在日米軍の再編は、いわゆる2プラス2で五月一日に合意を見ました。それで、今おっしゃるように、確かにこの経費はかなりのものが要るということは事実でございます。具体的にどれだけ要るかはこれから防衛庁でしっかり精査をしていただい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回のグアムへの移転、八千人の海兵隊員、それからその方たちの御家族は九千人というふうに数えられているというふうに承知しておりますが、やはりこれだけの方々がグアムに移転されるというのは、私は沖縄の負担軽減に大きく資するのではないかなと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先般合意しました内容、これをどう着実に実施していくかということは今後政府部内で検討が進められることになるわけでございますが、関係する自治体の負担を軽減するために必要な措置についても、今後、関係自治体からの御要望等も踏まえて、防衛庁を始め関係省庁において検...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、糸数委員おっしゃいましたように、まだどれだけのものになってくるのかということはこれからの検討でございますので、現段階で最後の最後まで予断を持って見通すことはできない点がございますが、その予算措置をどうするかというのは、仮に防衛関係費を上乗せして、防衛...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これも今後防衛庁で精査されて、どういう経費がどのように要るかということをよく検討させていただいて、もし必要な法的措置が要るのであれば手当てをしなきゃいけないということですが、現段階ではその点がまだはっきりしているわけではございません。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどお話ししましたように、日本側の負担、これがどれだけのものに当たるのか、支出項目はどうかということでございますが、この間の合意の中で、日本側の負担に出資あるいは融資と、双方が含まれているということ等は承知しておりますが、具体的にどのようなものにどうし...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 内藤委員がおっしゃいました総計予算主義というのは、財政法十四条に規定がございまして、この十四条には、「歳入歳出は、すべて、これを予算に編入しなければならない。」、こういうふうに規定されております。  そこで、これが総計予算主義を定めたものだというふうに...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) おっしゃるとおりです。もちろん、今委員もおっしゃいましたように、特別会計によってはその辺の弾力性というものが認められているものがございますので、あくまでそういうことはございますけれども、原則は財政法に書かれております単年度主義とか、あるいはいろいろな今お...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど、この総計予算主義で御答弁を申し上げたときに、具体的に歳出と歳入はどういうものにしていくか、それは法律上、あるいは事務上の扱いで変わってくることがあると、ちょっと後ろの方に遠慮しながら付け加えて御答弁申し上げたんですが。  普通、総計予算主義で相...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど相殺の件につきましては必ずしも内藤委員の意に沿わないような答弁をいたしましたけれども、やはり委員の問題意識、私どもも酌み取らなければならないことがございまして、なかなかもう膨大な、特会改革のやっぱりスタートになりましたのはもう幾つもあって、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 雇用保険三事業ですか、それとも国庫負担の、雇用保険三事業の。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは財政制度等審議会におきましても建言をいただいておりまして、雇用保険三事業については、これは保険料財源を使って安易な事業を行っているんではないかという批判がありまして、そこのところにはやはりきちっとメスを入れて、雇用保険三事業についてそれぞれの事業の...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十六年度の閣議決定によって、十八年度中にいろいろな見直しをやっていくもの、それから独立行政法人のように中期目標、中期計画、こういう中でやっていくもの、いろいろございますけれども、財務省としては、例えば各独立行政法人の中期目標あるいは中期計画、そういっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 三機関の自己資本比率でございますが、それぞれが企業会計原則に準拠して各機関が仮定計算を、法定の別の計算の、あるわけですが、企業会計原則に準拠したものを各機関が仮定計算しておりますが、それによりますと、国民生活金融公庫はこれはマイナス、債務超過になるという...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 国民生活金融公庫は確かに債務超過になっておりますが、先ほどそこまで申し上げませんでしたけれども、法定の会計ベースでいくと債務超過になっているわけではございません。ただ、国民生活金融公庫というのは、多く無担保で貸出しをしていると、こういうことから、金融検査...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中馬大臣がおっしゃったことに尽きますが、要するに、この法案で規定されている新政策機関が新たに出発したけれども足下がしっかりしていないんで役割が果たせないというようなことじゃ、何をやったのかと、こういうことになりますから、当然それがきちっと任務が遂行で...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 完全民営化後の政策投資銀行は、民間金融機関としてちゃんと自立していってもらわないといけないわけですね。それで、今お話しになりましたように、今まで政策投資銀行、今までは政策金融機関としていろんな役割を果たしてきましたが、その特色といいますか強みと言われたも...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これから設計されます詳細設計に合わせた業態、それから組織の在り方というものをこれから選択していかなければなりませんので、今のところまだはっきりお答えできる段階ではないんですが、結局、先ほどから言っておりますような出資と融資を組み合わせた長期のリスクマネー...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) この点はまだ十分詰まっておりませんので、御指摘の点なども踏まえて、これから詳細設計の中で議論をしていきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今委員が言われましたように、随意契約、いろいろ問題があるわけですが、他方、本当に必要な場合もあるわけで、それはきちっとやらなきゃいかぬ。そのためには、委員がおっしゃったような透明性と申しますか、国民に、それを見て、まあこれなら仕方がない、当然のことだと思...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中川大臣から御答弁ありましたように、農水省でも今この点について御検討いただいておりますし、私ども財務省としても、そういう農水省の御検討、一緒に協議をさせていただきまして、予算査定等の方できちっと生かしていきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) ここは私ども財務省が主務官庁になってやっている法人ですが、民法に基づいて指導監督しているのですが、今のところ、この法人が法令やあるいは指導監督基準に反しているという話は、報告は受けておりません。  それから、先ほどシステムとは関係ないじゃないかというお...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっと一つだけ。
○国務大臣(谷垣禎一君) この法人には補助金は出ていません。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから中馬大臣も御答弁になっておりますが、確かにこのグアム移転に関して出資、融資というものが含まれていることは私ども承知をしております。ただ、どういう形でやるのかというような具体的な詰めはこれからでございますから、そこのところを議論しないと、今何もな...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今申し上げたようなところもきちっと今後、各独法で、まずこの独法と我々の関係というのは、先ほど厚生大臣もおっしゃいましたように微妙なところがございますから、まず独法で基本的に汗をかいて努力していただく必要があると思いますが、私どももよくその辺は見て、無駄な...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは必要なものは付けなきゃいけないわけでございまして、そこはきちっと要求していただいて、我々もきちっと査定するということだろうと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 藤原委員から、世代も、とり年といぬ年の違いはあるけれども、同世代のエールをいただきましてありがとうございます。  私の地元の郷土の偉人、明智光秀のお尋ねでございますが、実は委員の前に質問された尾立委員も同じ福知山の御出身でございまして、ともに明智光秀を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回の公益法人改革に関する委員の視点と申しますか、私も全く同感でございまして、やはり民間の担う公益といいますか、そういうのをもう少し充実させていかなければいけないと。私は時代の流れだろうと思っております。  私個人としても一つ思いがございまして、やはり...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今総務大臣が御答弁になりましたけれども、実際、この制度、新しい新制度が動いていくときには税をきちっとそれに合わせて新しい制度をスタートしなければならないんだろうと考えておりまして、それに合わせて制度設計を進めていこうと考えております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今おっしゃったように、二十年度中にこの新しい公益法人制度が動くわけですね。そういたしますと、それをやりますのはまあ今年、十八年の暮れやるか十九年にやるかということになってくると思いますので、その辺はこれからの制度設計を見ながら詰めていきたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私たちもできるだけ早くやりたいと思っておりますが、幾つかやはり詰めなければならない点がございます。特に、公益性の認定というものが独立の機関で行われるわけでありますけれども、その公益性の認定がどういう仕組みで行われていくのかという辺りも制度設計がある程度出...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) やはり、先ほどからの御議論のように、この問題を考えるとき、税というものが大事でございますから、税の方向感が全然ない中で議論をしていただくと、なかなか出てくる結論もうまくいかないということでございましょうから、政府税調、昨年六月に基本的考え方というのをお示...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 一階法人と申しますか、一般社団法人といいますか、これにつきましては、同窓会みたいなもの、これが共益性が極めて高い、そういうようなものから、実質的に営利法人と変わらない活動をするようなものまでいろんなものが考えられると思うんですね。  それで、そのすべて...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、寄附金文化を醸成せよということで御議論がございまして、私たちも、基本的にその方向は進めなければならないと思っております。  それで、従来のこの寄附金税制に対してもいろんな御意見がございますが、方向としては、例えば、認定特定非営利活動法人制度で認定要...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の委員の御質問は、二階建て法人については基本的に収益事業について課税するという方法ではない方法でやれという御趣旨ですよね。
○国務大臣(谷垣禎一君) 基本的考え方で、まず第三者機関できちっと認定を、公益性を認定していただくと。その認定を、基本的に私どもは公益性の判断を尊重するということが基本だというふうに考えております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどちょっと先回りして答弁し掛けて申し訳ございませんでした。  今までは委員がおっしゃるように三十三の収益事業に課税することとされてきたと。それはもう、先ほどちょっと言い掛けましたが、同窓会みたいなものから営利事業をやっているようなものまで、収益事業...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) まだそこは、率直に申し上げて、お答えできるほど十分煮詰まっていないんですが、やはり公益法人制度改革の趣旨は十分に踏まえなければならないと思いますし、他方で公益性の認定体制、それから新たな公益法人制度における公益的な事業として行われる事業の内容、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから、まだ十分お答えできるほど煮詰まってないと申し上げておりますが、しかし一つは、新しい第三者機関が公益性を認定するという新しい制度の趣旨を十分に尊重すべきことだというふうに申し上げてまいりまして、そこで言っていることを多少お酌み取りをいただきたい...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、竹中大臣のお話聞いておりまして、後進国、発展途上国における人材養成の方法だというのは確かにそういう面があったんだろうと思います。  どこの国とは申しませんが、私どものカウンターパートを見ておりますと、非常に優秀な閣僚がたくさんいらっしゃる。しかも、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中馬大臣が御答弁されたとおりですが、私が今のお話の中で関係しておりますのは地震特会等々の見直し、特会はみんな私の方に関係がございます。  これは、今まで随分政府部内でも議論されてまいりまして、更に無駄を省く、今までいろいろ特会の欠点も指摘されてまい...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 山本孝史議員にお答えいたします。  患者負担の更なる見直し及び診療報酬の更なる引下げについてお尋ねがございました。  高齢化の進展に伴い、医療給付費の増加が見込まれる中にあって、医療保険制度について、経済、財政とも均衡が取れ、将来にわたり持続可能なも...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 先般、南野先生、国連人口基金の事務局長と御一緒に私のところにおいでになりまして、私も国連人口基金が大変重要な役割を果たしているということはよく承知をしております。ただ他方、我が国のODA予算をもう少し効率化すべきだ、あるいは戦略化すべきだ、こういう御議論...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、真砂氏の方から答弁いたしましたように、従来は千六百万以上のものを公表するということになっていたのを、十七年度からその十分の一にしたわけでございます。  それで、確かに鉛筆一本というとやや極端でございますが、随分細かなのもありますので、そこまで果たし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、中馬大臣が御答弁になったふうに私も考えております。
05月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今委員指摘されましたように、日本政策投資銀行などの特殊法人は、それぞれ設立根拠法によりまして財務諸表を作っているわけですけれども、この財務諸表は特殊法人等会計処理基準というのに基づいてやっておりますが、これは企業会計原則を一部修正して作成されているわけで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今の点は、日本政策投資銀行それから国際協力銀行、これは今、中央青山とおっしゃいました、現在中央青山はあのような処分ということでございますが、これは監査証明を付けるということでこの二つの機関はやっております。  それから、その他の法人におきましても、民間...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 三角合併に関する税制上の措置につきましては、今年四月に対日投資会議専門部会報告というのが出まして、その中で、課税の適正・公平及び租税回避防止の観点を十分に踏まえ、新会社法制の関連諸規定の施行までの間に検討し、結論を得るというふうにされておりまして、今後、...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○谷垣国務大臣 日本の国柄を考えました場合に、資源等々大変乏しい国で、日本が誇り得るものは人材の力である、そのために、教育をしっかりやっていこうということで教育基本法にも取り組んでいただいている、私は全くそれに共感するものでございます。そして、そうなりますと、それを支える財政はど...全文を見る
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今アゼルバイジャンの例とそれからベトナムの例を出して御議論をいただきましたけれども、今までJBICですね、円借款と国際金融業務を連携させていろんな成果を上げてきたというふうに私思っております。  そこで、海外経済協力に関する検討会の報告書でも指摘はされ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 具体的な制度設計はこれからということでございますが、今おっしゃいましたように、JBICという形になりまして、このブランドは相当海外にも定着してきたというふうに思ってきておりますので、今回の制度変更に当たってそのメリットはやっぱり生かせというのは当然のこと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これも詳細制度設計は今、中馬大臣の下で御検討をいただいているということになりますが、ただ、政策投資銀行が今後、完全民営化してきちっと存在価値を発揮して自ら立っていくと、自らの足で立っていくというためには、やはりきちっとした今までの特色、保持してきた特色を...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 政投銀の今後考えられるビジネスモデルは、今おっしゃいましたように、出資と融資を組み合わせた長期のリスクマネーの供給と、こういうことでありますが、そうすると、具体的には投融資とかあるいは資金調達といった業務の根拠について法的な手当てといいますか、整備をきち...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) その点はこれからの検討で、まだ十分私どももその準備がないわけでございますが、やはり円滑な、企業価値をきちっと維持していく、そして円滑な株式処分をして処分益の最大化を図る、そしてブランドを維持していくと、こういうことを考えますと、どういう資本政策を取るのか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 国民生活金融公庫の教育資金貸付制度、これは主として入学時の負担というものを軽減しようということで設けられた制度でございまして、今委員が指摘されたような制限を、枠を設けてやっているわけでございますが、今回、この法案では、その教育貸付けについては貸付けの対象...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ちょっと今お答えできるようなお問い掛けではございませんが、いずれにせよ、この今度の制度改革の中でこの委員会がどう機能するかというのは極めて大事なことでございますから、きちっとした人事ができるように私たちも見守っていきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) これは行財政改革に限りませず、国会で政府と国会が議論するときに行政府の職員が虚偽答弁をするなんというのはとんでもないことだと私は思います。  ただ、それが今ちょっと私、にわかに御指名いただきましたので、国家公務員法上どういう懲戒ないし、その何というんで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) どういう仕組みになっているのかよく分かりませんが、八十人ぐらいのスタッフがいると聞いておりますので、その八十人がやっぱり無料で働いているわけではないでしょうから、いろいろ委託調査みたいなものの請負みたいのでやっているのか、あるいは場合によったら、何という...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 調査研究というのをどういうふうにやるのか、私も実情に詳しいというわけにまいりませんので。昨日の御質疑も伺っておりまして、いろいろ調査員等を使ったりするいろんな場合があるんだろうと思いますので、私ちょっとそこのところはよく分からないんですが、ただ、今まで私...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 農道のことであったり調査委託研究であったりいろいろおっしゃいますので、どこに焦点を当てて答弁しようかなと思いますが。  先ほど調査委託研究の中で、私も一々の中身はよく分かりません。それで、ただ、本当は役所の本体でやるべきものではないかと大塚さんはおっし...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 二つの金融機関は完全民営化ということで、今具体的な制度設計を中馬大臣の下で詰めているところでございますが、やはり民営化した後きちっと機能が生きるようにしていかなければいけないわけでございまして、例えば政策投資銀行でいえば、その特色は出資と融資を組み合わせ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、防衛庁長官から御答弁がありましたように、出資あるいは融資というものが含まれているのは事実でございますが、一体どういう出資でありどういう融資なのか、それをどういう手法でやるのか等々はまだ何も決まっておりませんので、今の段階でお答えできることはそこまでで...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 万一というお問い掛けで非常に答弁はしにくいですが、ただ、どういう形のものか分かりませんと何とも言えないということでございますので、先ほど御答弁したようなことの繰り返しでございますが、そういうことでございます。
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 現在の厳しい財政事情を考えますと、公務員宿舎のようなものももっと高度に活用して、そして不要な部分が出てきたらそれを売却し、そしてそれを国家の財政の再建に役立てると、私はそれは基本方針だと思っております。  しかし他方、今、保坂委員がおっしゃいましたよう...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに委員のおっしゃるように、危機管理その他は私どももよく考えていかなければいけません。そして、ですから、高度に利用するということの中で、高度利用を考える中で、危機管理にもきちっと対応し、そして無駄なものは、不要なものは売却して国家の財政再建に役立てると...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほどから御議論のように、一つは累積債務を着実にこれは処理をしていかなきゃいけないと、それから国有林野の管理運営というのが適切でなきゃいかぬと。こういうことから現在も一般会計から特別会計に出しているわけでございますが、今度の法律の中で独立行政法人化と一般...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘いただきましたように、政策投資銀行は地域連携等のノウハウを今まで積み重ねておりまして、それでその長所は、長所といいますか、メリットといいますか、出融資を組み合わせた長期の資金を提供すると、そういうことによりまして、おっしゃった地域再生とかあるいは...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 詳細な制度設計はこれからでございますけれども、今おっしゃったように長期のリスクマネーを供給していけるような財務体質、資本というものもきちっとしていなければいけないでしょうし、それからその移行期、どういうふうにしていくか、政府保証やあるいはブランドの維持、...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 塩川前大臣のキャッチフレーズはもう大変力を発揮しまして、今委員がおっしゃったように、あの言葉がなければ特会改革にこれだけ弾みが付いたかなと思います。  ただ他方、じゃ特会がみんな無駄遣いをして、離れですき焼きみたいなことばっかりのために特会があるのかと...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは、正確にお答えするのは詳細な制度設計を見てからということで今までずっとお答えしてまいりました。ただ、基本は第三者機関が公益性を認定するということであれば、税の立場からもその基本線を、それを尊重するというのが私は基本だろうと思います。  それで、今...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今御指摘の小さなNPO法人への特例措置、どうするかということにつきましては、十八年度税制改正といたしまして、細目、昨年末の与党税制改正大綱に盛り込まれておりまして、それを反映した政省令を三月末に公布いたしまして、既に新たな制度が実施されているところでござ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今その仕分の仕方についてフローチャートをお示しいただきましたけれども、実は特会改革をやりますにつきまして私どももこういうようなフローチャートを作りまして、要するに全特別会計を対象にしまして、事業の必要性の減じた特別会計は廃止するんだと、それから、事業の必...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 随意契約は例外でありますので、まず、まあこれはだれが見ても随意契約で仕方ないなというものにやはり限定していかなきゃいけないと思います。  それで、多くの場合、ほかに競争ではできないからという理由で随意契約に入るわけですが、そういう場合でも例えば総合評価...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) いずれにせよ、御趣旨を踏まえて今実行に移しておりますので、その辺の利害得失もよく検討さしていただきたいと思います。
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十六年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成十六年四月二十日から平成十七年三月二...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、松井委員がおっしゃいましたように、私どもも内部で協議をして、透明化といいますか、できるだけ情報を開示していくことが随意契約の信頼性を高める上で必要だと。大体、今、松井委員がおっしゃったようにかなり似たところがあるわけでございます。  それで、今おっ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今申し上げましたように、国会での議論等々も踏まえまして私たち検討したいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 確かに、法的には、あれ会計法の二十九条の十二ですか、電気通信役務の提供は、これは長期継続契約でできるというふうに記してございますけれども、やはりこういう長期継続契約というのは、あくまで会計法上例外的な位置付けでございますから、これ慎重な運用をしていただか...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 法案をどうするかは別としまして、私ども予算編成にかかわる問題ですから、強力に予算編成の過程で検討したいと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、川崎大臣がお答えになったことと同じですが、この歳入庁構想をお持ちの方の御議論を伺いますと、私、二つあると思うんですね。一つは、社会保険庁いろんな問題があったから、言わば、懲罰と言うとちょっと言葉が悪いかもしれませんが、一度このようなものは解体しなきゃ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今突然ですので、個々の調達、発注等がどうなっているのか、私よく分かりませんので的確なお答えはできませんけれども、それはきちっとやっていただいているんだろうと思っておりますし、またきちっとやっていただかなきゃなりません。
○国務大臣(谷垣禎一君) 当委員会でも何度も議論になっておりますけれども、国の調達は原則は一般競争入札で行うべきものでございまして、随意契約はやむを得ない例外の場合に限るというのが原則でございます。そして、その随意契約による場合であっても、透明性とか効率性というようなものが確保さ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 従来、随意契約により公益法人に委託した業務、それを、今おっしゃったようにその業務の全部又は一部を民間事業者に再委託されるというような事例がありまして、こういったものは透明性や効率性を損なうことにならないかというのは今までの議論で問題にされたわけでございま...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○谷垣国務大臣 私どもは、これは今までもいろいろ御議論を賜ったことがございまして、今委員がおっしゃったような御意見もあったところでございます。  ただ、やはりこの医療費の増嵩を、どうやって持続可能なものに考えていくかということになりますと、やはりこのところも、何というんでしょう...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった特定財源ですね、これは、一般論としまして、厳しい財政事情のもとでありますから、広く有効に活用していく必要があるというのが大原則だと思います。財政の硬直化を排除するという観点から、原則として一般財源化を推進すべきであるというのが私どもの基本的視点でござ...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○谷垣国務大臣 平成十六年度財務省主管一般会計歳入決算並びに財務省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算及び各政府関係機関決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入決算について申し上げます。  収納済み歳入額は八十八兆五百六十八億円余となっ...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、財務省のとった措置について御説明申し上げます。  会計検査院の検査の結果、不当事項として、函館税関及び沖縄地区税関における航空機を利用した出張等に係る旅費の支給が過大となっていたこと等の御指摘を受けました...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、田島委員から税関の重要性の御指摘をいただいて大変ありがたく思っているわけですが、今もお話がございましたように、まず、適正かつ公平に関税等々を賦課徴収しなきゃいけない。それから、けん銃であるとか麻薬であるとか不正薬物といったような社会悪物品等の密輸取り締まり、こ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今おっしゃった社会悪物品あるいは知的財産侵害物品、こういうものをきちっとコントロールするということと同時に、例えば食品とか医薬品、こういうものがまたスムーズに流れていかないと国民生活に障害を与えるということでございまして、こういう実効性、有効性を上げていくには、関...全文を見る
○谷垣国務大臣 安心、安全を守れという場合に、今、定員の面に焦点を当てて御議論でございました。もちろん定員は基本的に大事なことでございまして、この数年、ずっと純増を認めてきていただいているというのも、やはりこの水際対策の重要性というのを全体の中で理解をいただいているんだろうと思う...全文を見る
06月06日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 今ちょっと情報公開法の条文を与謝野大臣がお答えになって、なるほど、何人という主語で書いてあるのかと。なら、与謝野大臣のおっしゃるとおりだなと思います。
○国務大臣(谷垣禎一君) 私いつも説明が長いもんですから、説明は短くという御指摘をいつもいただいているわけです。  それで、国全体の借金といいますか、債務の総額をどういうふうに整理するかというのはいろんな方法があるんだろうと思います。今、委員がおっしゃいましたように、短期証券や...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 外貨準備というものは、確かに外貨建て、外国証券、そういうふうになっておりますから、すぐに円で持っている債務に充てるというわけにはいかない面があることは事実でございますが、しかし、現実にそういうものがあって、そうしてこれは外貨、為替介入の原資でございます。...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十五年から平成十六年の三月までだったと思いますが、三十数兆に上る介入、いわゆる大量介入と言われておりますが、やったことは事実でございます。  それで、その当時の責任者は塩川大臣と私でございまして、その介入した額を案分比例しますと、私の方が責任が重い...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私は担当者といいますか責任者でございますから、ああいうテレビでの議論のときの発言なかなか難しいんですね。割合簡単に、簡単にと言ってはいけませんけれど、一五%でどうだとおっしゃるんですけど、私しばしば絶句しちゃうわけです。  なぜ絶句するかと申しますと、...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 私からは、今の委員長の御質問のうち、調達に関する随意契約の問題と、それから補助金の問題についてお答えをいたします。  国の調達は、これは一般競争入札によることが原則でございまして、例外として随意契約による場合であっても、これは透明なものであること、それ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 地方財政、長年御苦労をいただいた立場から今御意見がございました。  確かに、地方財政も依然として厳しいということであろうかと思いますが、今お話しになった基礎的財政収支、つまりその年いただいた税金でその年の政策が打てているかという観点から見ますと、国の方...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げたところですが、私ども法定率分をまず引き下げることが前提だなんというのは考えておりません。  私どもの基本的な立場は、先ほども申し上げたように、必要なものは付けるけれども、それを超えたものはやはり国民に還元していくという考え方が必要ではな...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 私も先ほどから何度も、むしろ森元委員に言わされているというべきかもしれませんが、頭から削減ありきというようなことを申し上げているつもりではございません。真に必要なものを超えたところは国民に還元すべきだということを申し上げているところでございますし、今、森...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 公営企業金融公庫につきましては、詳細な制度設計はこれからでございますし、行政改革担当大臣の下で検討が進められておりますので、その引当金の帰属をどうするかという問題もまだ答えが出ておりません。したがって、私の今の考え方ということになりますけれども、これは委...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 随分当委員会でも特会改革の議論をしていただきまして、その中の基本的な論点が、それぞれポケットにお金をため込んでいて、本来国民のお金が有効に使われていないじゃないかと、こういうことにあったわけですから、今おっしゃったような剰余金等も精査して、きちっと有効に...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 随意契約に関しては、先ほど委員長からも御質問をいただきまして、今やっていることについてはそのときお答えをいたしました。今、緊急点検をやっておりますので、そこで、なるほど改善したなという成果を出していきたいと思っております。  それで、今お尋ねの民間企業...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど白浜委員からの御質問にもお答えいたしましたが、特会改革の一つのポイントが、剰余金、積立金等々ポケットの中で滞留している金があるんじゃないか、それを有効活用しようということでございますから、やはりそこのところに工夫が必要でございます。  今後おおむ...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいまのIT調達に係る契約の在り方について、特別会計積立金の一層の活用方策の検討について及び分かりやすい政府会計への取組についての審査措置要求決議につきまして、適切に対処いたしますとともに、公共調達の随意契約割合の是正について、特別会計の見直しについて...全文を見る
06月08日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○谷垣国務大臣 今、土屋委員がお引きになった所得課税の現状は、おっしゃるとおりでございます。それで、今度の国会で、地方住民税の方はフラット化して一律一〇%、所得税の方は最高税率四〇%、だけれども、その両方を足したものは従来と同じだという形で通していただきました。  小渕内閣以来...全文を見る
○谷垣国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと思います。税制というのはどれも完璧な税はございませんで、消費税の場合には、委員のおっしゃったように、脱税等をやっておられる方でもなかなか消費税は逃れにくい、今までアングラに流れていた金でも消費する場合は取れるというメリットがございます。 ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今御議論の点は、情報公開法に保存期間十年となっている、それがいいのかどうかという御議論だと思います。  これは、事業が三十年もかかったというお話でございますけれども、三十年の事業が終わって、その後、事業終了後十年という形で決められている、行政文書というものは膨大...全文を見る
○谷垣国務大臣 御指摘の案件、予算額は八〇%まで進捗しているけれども、事業量、実際の整備は二〇%程度ということでございますが、農水省からは、高品質作物の需要の増加などを受けた高度整備の実施によって単価が上昇した、そういうこと等の結果であるというふうに聞いております。  そういう...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、農水省の方から御答弁がありましたような手法をとりましたのは、これはもう今さら申し上げるまでもございませんが、あらかじめこれだけ投入するという目標をつくってしまいますと、いろいろな事情の変化があったり、あるいは、今のお話の中にもありますけれども、手法の変化という...全文を見る
○谷垣国務大臣 私の話は、予算の効率化、重点化は進めなければならない、その努力はしていただかなきゃならないと前置きが必ずつくわけでございますが、しかし、食の安全、安心というのは極めて国民的関心事でありますから、その必要な施策が動かないというようなことじゃ困るということだと思ってお...全文を見る
○谷垣国務大臣 海外に留学する職員につきましては、行政官長期在外研究員制度というのがございまして、その制度によって、研修制度の一環として派遣されているという形をとっております。それで、そこに派遣される職員は、所属省庁の身分を持って出張命令、研修受講命令というんだそうですが、その命...全文を見る
○谷垣国務大臣 この扶養親族移転料ということでありますが、職員の赴任に伴いまして、扶養している子供だとか奥さん、それに要する費用に充てるための旅費でありますが、鉄道賃といった運賃のほか、御指摘のように、日当、宿泊料などが支給されているわけであります。  それで、このうち日当につ...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、私、実はまるでドメスティックな立場でございまして、留学したこともございませんし、海外研修というような経験もございませんので、では本当に肌身に触れてわかるかというと、実はそういうことはないのでありますが、ただ、海外に実際に研究員として駐在することになりますと...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○谷垣国務大臣 私、財務大臣になりましたとき、総理からいただいた指示、幾つかございましたけれども、その一つに、予算の質の向上を図ることというのがございました。それで、予算の質の向上を図っていくときに、今委員のおっしゃった決算というものによく学ぶということは、基本的に大事なことだと...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、憲法の議論の中でとおっしゃいましたけれども、決算重視ということが今言われておりまして、これは非常にいいことですが、政治が予算の方に何というか突っ込んでいくというのは、ある意味では当然のことだと私は思うんです。  やはり何かを打ち出して、何か今の現状を変えてい...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も、靖国神社、それから私の京都でいえば護国神社、大変大事なところだと思っております。今まで何度もお参りをしてまいりました。  戦略的あいまいさと言っておりますので、いかにもあいまいでわかりにくいという御批判をいただくんです。その気持ちの中には、一つは、先ほどか...全文を見る
○谷垣国務大臣 二〇一〇年代初頭にいわゆる基礎的財政収支をどうやってバランスさせるか、つり合わせるか、そのときいただいた税金でそのときの政策を打っていけるように持っていけるか、これが第一段階であることは今与謝野大臣から御答弁があったとおりです。  そこから先、では、どうやってい...全文を見る
○谷垣国務大臣 いや、何も考えてないようだと菅さんおっしゃいますから。政府全体で今議論しているんです、経済財政諮問会議の中で。  それで、この年央といいますと、今月末、あるいは来月の初めになるかもしれませんが、先ほど申し上げたように、プライマリーバランスを達して、それでさらにそ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今総理のおっしゃったとおりだと思いますが、私は、経済指標として言えば、名目も実質も、両方見ながらやはり運営していかなきゃいけないと思っております。  その上で、今亀井先生のおっしゃったことが、デフレを克服する上において、ちょっとそうははっきりおっしゃらなかったで...全文を見る
○谷垣国務大臣 ただいま御決議のありました財政再建につきましては、まずは、当面の財政健全化目標である二〇一〇年代初頭における基礎的財政収支の黒字化の達成に向け努力を重ねているところでありますが、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、歳出歳入両面から、バランスのとれた財政構造改革を進めて...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○谷垣国務大臣 御承知のように、五月八日に最近の高値をつけましてから下落傾向となっているわけですね。これは、日本の株価というだけではなくて、世界的にも株安の傾向がある、そこらをどう見るかということがあるんだろうと思います。株価はいろいろなことで決まりますので、今財務大臣をしており...全文を見る
○谷垣国務大臣 今、御当局である与謝野大臣から御答弁がございました。今、東京地検とそれから証券等監視委員会で解明が進んでいるところでございますから、余りコメントをするのは差し控えるべきだと思います。  ただ、報道によりますと、御本人もインサイダー取引ということをお認めになってい...全文を見る
○谷垣国務大臣 借金とは何なのかということでございますが、まず、数字から申し上げますと、これはもうさんざん言われた数字でございますが、今年度末に五百四十二兆、国が国債をしょっております。これは、GDP比で一〇〇%を超えております。国、地方を合わせますと一五〇%を超えている。  ...全文を見る
○谷垣国務大臣 鈴木先生から、今までのいろいろな数字が出てきて議論をしている状況をとらえて、こんなにいろいろな数字が出てくるんじゃ、何を信じていいかわからない、こんなお気持ちで今御質問をいただいたんじゃないかと思います。  これはなかなか悩ましいところでございまして、政府の中で...全文を見る
○谷垣国務大臣 考え方が変わったのかというニュアンスがあったと思いますが、やはり今これだけ歳入と歳出にギャップがございますから、それを何らかの形で埋める方策を考えなければ、ツケを後世代に送ることになる。  そのときに、これだけギャップがありますから、どこかでやはり歳入、税という...全文を見る
○谷垣国務大臣 もちろん、私ども、成長力を伸ばすということは当然考えなければなりません。その際、成長というのが、実はインフレに名前を変えて何かするというようなことでは、これは害がある手法でございますけれども、実質的成長力を伸ばしていくということは、これは当然考えなければならないこ...全文を見る
○谷垣国務大臣 まことに適切な御心配をいただいているなと思います。  過去にも、何とか財政再建をしよう、これだけの借金体質を乗り越えていこうという努力はいろいろな格好があったわけでございますが、やはり調子が本当に厳しいときは何とかしなきゃいけないなという緊張感が全体に行き渡るわ...全文を見る
○谷垣国務大臣 今鈴木委員がおっしゃいましたのは、市長をされたいろいろな御苦労の経験を踏まえての御発言で重いものがあると思っているわけでございますが、今おっしゃった中で、かなり国からいろいろ縛られているのであって、そこのところをもう少し改善しなきゃいかぬという御意見がありました。...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど、参議院の委員会で、この問題、御質問がありまして、福井総裁が御答弁なさっていたのを私も横で伺っておりました。ただ、これは福井さんの個人に係るものでございますから、事実関係はどうかとか、そういうことは私がお答えするのは差し控えたいと思っております。  それで...全文を見る
○谷垣国務大臣 私も出資しておりません。
○谷垣国務大臣 今、古本委員、キャップが既にかけられましたというふうにおっしゃったのは、それはちょっと深読みのされ過ぎじゃないかと思います。  私どもが申しておりますことは、これは議論の出発点でございますけれども、十七兆ギャップがあるから、それは国民の理解を得るには、やはり無駄...全文を見る
○谷垣国務大臣 ですから、組み合わせということを申し上げているんですね。何も、何と言うんでしょうか、それだけだと決め打ちしているわけではありませんで、それぞれの税の不得意、先ほど申し上げましたけれども、得意不得意というのがあるだろうと思います。今まで委員と議論させていただいた中で...全文を見る
○谷垣国務大臣 いや、先ほど所得税の中で消費税の御議論をなさったから、これからいろいろ組み合わせで考えなきゃいけないということを申し上げたわけで、では、所得税のどこをどういじり、どうというところまで、消費税がどこまで行くという議論もできてないわけでありますから、所得税に関してもで...全文を見る
○谷垣国務大臣 先ほど申しましたように、やはり税は得意不得意というものがあるだろうと思います。  今委員のおっしゃったように、取りっぱぐれが少ない、そういう意味では、アングラで動いているような方でなかなか所得を把握しがたい方でも、消費はされるわけですから、そのときには取れるとい...全文を見る
○谷垣国務大臣 これは、成長率をどう見ていくかということ等ございますので、ここらあたりはまだもう少し議論を深めなきゃいけないと思います。
○谷垣国務大臣 谷垣理論というものがあるのかどうか私も存じませんが。  ただ、今かなり経済財政諮問会議なんかでオープンに議論してまいりますと、先ほども申し上げましたように、いろいろな仮定の数字が出てまいりまして、その説明もさまざまでございます。  したがいまして、私が申し上げ...全文を見る
○谷垣国務大臣 我が党の総裁選の成り行きまでいろいろ御心配いただいて、大変ありがたく思うわけですが、現在私は財務大臣でございますので、この財政、起死回生ということではなく、歳入歳出一体改革、いい姿に仕上げるように、与謝野大臣と御協力しながらきちっとやりたい、このように思っておりま...全文を見る
○谷垣国務大臣 きのうは残念でしたね、最後のところ。ぜひ気合いを入れ直して頑張ってもらいたいと思っております。
06月13日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○国務大臣(谷垣禎一君) この間、先週末、ロシアのサンクトペテルブルクでサミットの財務大臣会合がございました。  これは、いわゆるG7のときの会合とちょっと違いまして、G7のときにはそれぞれ中銀総裁がお出になっているんですが、このサミットの財務大臣会合は財務大臣だけでございます...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、山口委員から、先週末のサミット財務大臣プロセスで株の問題が議論になったということですが、むしろ、余り議論にならなかったんです。  G8での議論を申し上げますと、IMFのデ・ラト専務理事が全体的な状況を報告される中で、今の株で起きているのは過熱是正の...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 今回のG8サミットは、ロシアが初めてサミットとして議長国をされるということでございます。それで、御承知のように、ロシアというのは大変なエネルギー供給大国でございますから、そこのロシアが特にエネルギーという問題に関心を持ってこのサミットの議長を仕切られると...全文を見る
06月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(谷垣禎一君) 平野委員に李下に冠を正さずの意味を講釈しようという気持ちはございません。今まで日銀総裁のお話を伺っておりましても、また日銀からの報告からも、服務規律に違反したことはないと伺っております。  私ども閣僚も、さっき委員がおっしゃったようなそれぞれルールを持...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 先ほど申し上げたように、私もまだファンドというものが何なのかという明確な頭がありませんので、今細かにお答えすることはできません。
○国務大臣(谷垣禎一君) ただ、やはり日銀において、その辺り検討するのかしないのかも含めて判断してやっていただきたいと思っております。
06月22日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○谷垣国務大臣 まず、閣議請議権は私だけにあるとおっしゃいましたけれども、それはちょっと違いますので、まずそれを申し上げます。  内閣法で、「各大臣は、案件の如何を問わず、内閣総理大臣に提出して、閣議を求めることができる。」こういうふうになっております。それで、主務大臣、主任の...全文を見る
06月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(谷垣禎一君) これは、先ほど総裁も答弁されていたと思いますが、このファンドへの拠出が一任されているものであるということで、そこに総裁としての判断の入る余地はないと、こういうことで服務規程には違反してないと、こういうふうに私は理解しております。
○国務大臣(谷垣禎一君) この点は既に日銀でもどういうことがあり得るのかという検討を始められたと聞いておりますので、そこで検討を詰めていただきたいと思っております。
○国務大臣(谷垣禎一君) 日銀の総裁を始めとする役員の方々に対する解任権の在り方、これについては、この日銀法を改正しますときに、日銀のその独立性という観点からいろんな議論がありまして現在のような形になっているというふうに私は承知しております。  したがいまして、ここのところの議...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) これは財務省として公定の見解というよりも、私、政治家として行政の中の職務を務めましたそういう者として、今までいろんな議論がありまして、どういうふうに現在受け止めているかということを申し上げます。  それで、私ども皆人間でありますから、今までまじめに生き...全文を見る
○国務大臣(谷垣禎一君) 委員も私も防衛政務次官かつて務めさせていただきました。  財務省の仕事と防衛庁の仕事というのは性質が違いますから、どちらが情報量があるかというのも一概には言いにくいんですが、例えば防衛庁におりますと、どこそこの会社はこういうような高度の兵器を造る能力が...全文を見る