谷垣禎一

たにがきさだかず



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谷垣禎一の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○谷垣委員 いよいよ、鳩山政権ができまして初めての通常国会、予算委員会が始まって、総理も血沸き肉躍る思いでいらっしゃるんじゃないかと思います。これから長丁場、御苦労さまでございます。  それで、質問をする前に、一月の十三日、ハイチで大変大きな地震が起こりまして、大勢の方が亡くな...全文を見る
○谷垣委員 そうおっしゃったことは御記憶である。そうしますと、それについて今どのようにお考えでいらっしゃるんでしょうか。
○谷垣委員 総理がこれから頑張って仕事を続けていくぞという意欲は伺いました。しかし、私は、今の総理のお言葉の意味、もう一つよくわからないところがあるんです。  前に本会議でおっしゃったお言葉は間違っていた、いろいろなその後の状況から見ると間違っていたので、今はそのことを否定する...全文を見る
○谷垣委員 前の御発言が正しかったのか、それを実行しない今が正しいのか、このことについて明確なお答えはいただけないのを大変残念に思います。  それで、私は、ではもう一つ伺いますが、恐らく本会議場でああいう発言をされたときに、政治家は秘書に対する監督責任があるんだという思いでああ...全文を見る
○谷垣委員 そうしますと、秘書に対する監督責任において欠けるところがあったということをお認めになった。では、それはどう今後その責任を果たしていただけるのか。きょうは、問うのはそこまでにいたしたいと思います。  それで、次に申し上げたいことは、今、総理の行為を多くの国民がどう見て...全文を見る
○谷垣委員 先ほど私が申しました総理に対する多くの人たちが抱いている疑念、今総理は天地神明に誓って知らなかったとおっしゃった。ここが一番わかりにくいところなんですよね。  要するに、二〇〇二年から十二億六千万、毎月千五百万、一日に直して五十万というお金です。これがお母様から、総...全文を見る
○谷垣委員 知らなかった、こういうことですね。  私は、政策を議論する前に、政策を議論する方の信頼を問いたいと思っているんですね。  それで、私が心配しますのは、確かに総理自身もわかりにくいと自認しておられる。一日五十万、一月千五百万、これは大変なお金ですよ。私が今一番心配し...全文を見る
○谷垣委員 総理が自民党をお出になるころ、私は総理と一緒に議運委員会の理事で仕事をしておりましたので、若いころの総理の姿勢もよく存じ上げているつもりでございます。ぜひ、あのころの青雲の志さえあれば政治ができるんだという理想を見失わずに歩んでいっていただきたいなと私は思っているわけ...全文を見る
○谷垣委員 それでは、次の問題に移ります。(発言する者あり)オーケーじゃないんですが、次の問題に移ります。  次は、小沢幹事長の周辺で、秘書だった方、あるいは元秘書だった方、こういう方の逮捕が何人も行われているわけでございます。それで、総理は、小沢幹事長の続投を認められるに当た...全文を見る
○谷垣委員 同志としての信頼を強調されるのは、それは結構だと思います。しかし、私が申し上げたのは、比重がそっちの方にかかり過ぎてやしないかということを申し上げたわけであります。先ほど申し上げましたように、検察という機関の最後は行政府の権威によって支えられるということをどうお考えか...全文を見る
○谷垣委員 普通でしたら、総理が指揮権の発動なんということはお考えにならないだろうと、普通は思いますよ。だけれども、このように私が申し上げますのは、総理が野党の幹事長でいらした時分に小沢さんの西松事件が起きました。そのときに、総理はたしか国策捜査ということをおっしゃっているはずで...全文を見る
○谷垣委員 今、総理に指揮権発動のことを伺いましたけれども、指揮権発動は本来法務大臣のお仕事ですね。法務大臣はこの点についてどうお考えでしょうか。
○谷垣委員 法務大臣、今までの法務大臣は、こういう議論がありましたときに、多くは、指揮権の発動は考えていない、こういう御答弁をされることがほとんどの場合だったと思います。確かに政権がかわったからかもしれません。  私は、千葉さんのことは昔からよく存じ上げておりますけれども、今の...全文を見る
○谷垣委員 私は、今、千葉法務大臣のお答えは、具体的な答弁はできない、こういうふうにおっしゃったんだと思います。  そこで、どのような場合であれば指揮権を発動されるのでしょうか。
○谷垣委員 具体的な議論はおっしゃらない、こういうことですね。きょうのところはそのぐらいにしておきましょう。  それで、次に、もう一つ伺いたいことがございます。  民主党におかれましては、小沢幹事長の続投を異論なく決められた党大会がございました。私の感想を申し上げれば、大政翼...全文を見る
○谷垣委員 今、官房長官のお答えですけれども、御注意をなさったんじゃないんですか。これは総理がなさったのか官房長官がなさったのかわかりませんけれども、余りはね回るなというようなことをおっしゃったんじゃないんですか。
○谷垣委員 政府の中にも多少、こういうことがどんどん進んでいくのはまずいという御判断があったんでしょう。  もう一つは、この漏えい追及チーム、これについては、私はいろいろな議論があると思います。特に、報道の自由、言論の自由、取材源の秘匿、こういうような問題と大きく関連する議論で...全文を見る
○谷垣委員 今、官房長官、有志議員とおっしゃいました。これは党の、与党としての正式のプロジェクトチームといいますか、そういうものではないんですね。
○谷垣委員 以上申し上げてきたことは、やはり与党あるいは政府全体として、こういう検察が出てくるような場合に、権力の抑制、自制という観点が極めて弱いんではないかということを私は強く感じまして、こういうことを申し上げているわけであります。そのあたりを十分注意して、私は、今後、権力の自...全文を見る
○谷垣委員 どうも総理はこの点では大変強硬でいらっしゃるので、私はもう一回法務大臣に伺います。  現時点では指揮権発動は考えておられませんね。
○谷垣委員 それから、もう一つ伺いたいんです。  石川議員が逮捕されたということは、甚だ残念なことでございました。この院の同僚議員が強制捜査の対象になり、逮捕される、まことに遺憾なことだと思っております。  そこで一つ伺いたいのは、今までも本院議員が逮捕されるというような例が...全文を見る
○谷垣委員 現時点ではそのような処分は考えておられない、こういう御答弁だったと思います。  今私が申し上げたのは、今まであったのは例外なく、離党ないし、離党の場合には御本人の意思、党にそれ以上迷惑をかけられないという御本人の意思、そうされない場合は除名、除籍というようなことが例...全文を見る
○谷垣委員 ケース・バイ・ケースだということでおっしゃったわけですね。  だけれども、我が党も今まで、過去、傷がありました。御党も、この十年ぐらいの間に恐らく三名ぐらいの方がこういう逮捕ということにあって、離党ないし除籍ということになっていると思います。  そうしますと、今回...全文を見る
○谷垣委員 そうしますと、しばらく事態の推移を見守られて判断をされるということでしょうか。
○谷垣委員 今の総理の御答弁は、少なくとも今までと違う新例を開かれる御覚悟と承りました。  それで、今申し上げたことは、要するに、ケース・バイ・ケースだと、今までと違うことをお始めになっているということすべてが、党を挙げて検察と闘う、こういうお気持ちが非常に濃厚にあるように私は...全文を見る
○谷垣委員 この問題は、今まで議論してきた問題は多様な側面があると思うんですね。特に、もちろん、今、検察が動いているのは、やはり犯罪ということを視野に置いて動いているんだろうと思います。それはまだ、総理も今までおっしゃったことの中に含まれておりますが、まだ捜査が遂げられているわけ...全文を見る
○谷垣委員 次に、天皇の憲法上の地位について総理にお考えを伺いたいと存じます。  習近平さんがお見えになるときに、天皇との会見をセットするかどうかでいろいろな議論があったわけですね。それで、宮内庁長官は、三十日ルールがあるという前提の中で甚だ遺憾だという異例の記者会見をなさいま...全文を見る
○谷垣委員 総理も公的行為ということでよろしいですか。
○谷垣委員 これが今までの本院における法制局長官の御答弁でもあったと思います。公的行為なんだと。  そうしますと、国事行為であれば、申し上げるまでもありませんけれども、憲法三条で、内閣の助言と承認のもとに、内閣の責任のもとに行う。それから第四条において、天皇は国政に関する権能を...全文を見る
○谷垣委員 憲法の趣旨に沿っているというのは、どういうことでしょうか。
○谷垣委員 今のところがよくわからなかったんです。国際関係の友好親善、先ほど憲法の趣旨にかなうようにというのはそういう意味ですか。
○谷垣委員 しっかりと決めるという意味はどういうことでしょうか。
○谷垣委員 決められているというのは、何が決められているんですか。主語がはっきりしません。
○谷垣委員 認められる根拠を先ほどから伺っているのではなくて、どういう要件でと言ったらいいでしょうか。先ほど、憲法の趣旨に合するようにというふうに官房長官は答弁されました。その場合の憲法の趣旨とはどういうことなんでしょうか。
○谷垣委員 今の御答弁、私、もっとすっと出していただきたいと思うんですよ。  私が言ってはなんですけれども、要するに、先ほど官房長官がおっしゃった憲法の趣旨というのは、国事行為も最後は内閣の責任だ、公的行為も内閣が責任を負うんだと。そして、象徴としての天皇の性格と相反するような...全文を見る
○谷垣委員 そうしますと、官房長官、国事行為に関しては天皇は拒否権を持たない、これが確立された解釈だと私は思っています。つまり、解散というようなときに、天皇が不当な解散だから拒否するなんということはおっしゃれない。これは確定された解釈です。  公的行為についてはいかがでしょうか...全文を見る
○谷垣委員 これは、昨年の習近平さんのときもさんざん議論になった点でございます。私も、天皇の憲法上の地位ということで質問するということを申し上げているわけであります。それで、従来でいえば、法制局長官がおられて、こういうものもぽんぽんぽんと答弁してくださったんです。  私は、こう...全文を見る
○谷垣委員 官房長官がお答えになる前に私がお答えしてしまったこともございます。それで、私の法律書生としての見解がすべて正しいかどうかということもあろうかと思います。  ですから、先ほど申し上げた、特に天皇の公的行為は裁量の余地があって多様だから、天皇が政治的ないろいろなものに巻...全文を見る
○谷垣委員 それならば伺いますが、この間のあの習近平さんのときの御対応は、今まで私が申し上げたようなルールに従って行われたんでしょうか。
○谷垣委員 今の官房長官の答弁は納得できませんね。  先ほどから私が申し上げているのは、天皇が政治的行為に巻き込まれるようなことがないように、だから厳格なルールが必要だというふうに申し上げている。  統一見解、お出しになるのか。まだ出すというお答えはいただいてないんですが、先...全文を見る
○谷垣委員 今、陛下が政治的な行為に巻き込まれないように設けたルールではない、こういう外務大臣の御理解でしょうか。  そうしますと、先ほど申し上げた陛下の公的行為というものを、いろいろ政府としてもお考えにならなきゃならない場合があると私は思います。そういうときの、天皇が政治的行...全文を見る
○谷垣委員 私は、前政権の時代にこの問題に関与したことがございませんので、十分には承知しておりません。しかし、今岡田外務大臣がおっしゃったルールは、陛下をそういう政治的な行為に巻き込まないようにという考えで運用されていたというふうに私は理解しております。
○谷垣委員 今の官房長官の御答弁も納得できないんですね。  そうしますと、こういう言い方はいい言い方かどうかわかりませんが、天皇が政治的に利用されてしまう、こういうことを防ぐルール、こういうものは何か今の政権でお考えなんでしょうか。  問い方を変えましょう。ないんでしょうかと...全文を見る
○谷垣委員 衆知を集めるというのはいいですよ。衆知を集めるのはいいけれども、私が危惧するのは、そのときそのときの衆知で場当たり的に運用されるということを恐れるわけです。やはりきちっとしたルールが必要だ、これは私はお認めになった方がいいと思うんですよ。いかがでしょうか。
○谷垣委員 そこが納得できないんですよ。個別の問題として整理しようとされると、そのとき、個別個別でいろいろなことが出てくるんですよ。  私は、ここで申し上げたいのは、やはり天皇と政治の関係をもう少し歴史的に見ていただく視野が必要だと思うんです。場当たり的な解釈というのは、そのと...全文を見る
○谷垣委員 今、外務大臣は、外交案件の立場からお答えになった。しかし、外務大臣もおっしゃいましたように、公的行為というのは決して外交案件だけではないですよね。それは、広くそういうものにわたって、やはり何か考え方の基礎というのはあるんじゃないでしょうか。個別個別に、ケース・バイ・ケ...全文を見る
○谷垣委員 委員長からそういうお裁きをいただきました。官房長官、それでよろしいですね。
○谷垣委員 では、きちっとした政府の見解をいただけるということで、次に進ませていただきます。  それで、総理、ことしは、日米安保が昭和三十五年に改定されてちょうど五十年ですね。日米安保にとっても一つの節目だと思いますし、岡田外務大臣も先般いろいろな、これは防衛大臣も先般いろいろ...全文を見る
○谷垣委員 今の御答弁の中で、去年の時点で強引に決めたら、かえって混乱が深まって収拾がつかなくなるという趣旨の御答弁がございました。  私はそれに対してあえて申し上げれば、鳩山総理御自身が県外移転ということに大きく期待を沖縄の方々に持たせて、そのことが問題の解決を難しくした面が...全文を見る
○谷垣委員 今、総理の御答弁を伺いまして、私はある意味でほっとしたんです。  実は、私もこの間、随分アメリカの方とこの問題で議論をしまして、総理がそう考えておられないんじゃないかという心配が色濃くございました。(発言する者あり)いや、杞憂なら杞憂で結構なんです。  今、総理が...全文を見る
○谷垣委員 契約だということになりますと、契約は守らなければならない、当然のことだろうと思います。  しかし、契約というものはしばしば債務不履行があったり、履行不能があったりするわけでございます。これは、もしおできにならなかった場合はどうされるのか。
○谷垣委員 当然、契約違反は責任を問われなきゃならぬ、こういうことですね。  途中でこれができなくなったことが判明したらいかがでしょうか。
○谷垣委員 ある意味では随分、契約ということで法律的に表現されましたので、そうしますと、その合意の変更はどういう手続で行われるんですか。ちょっと法律的に伺います。
○谷垣委員 今度も随分、年末、予算編成は御苦労が多かったと私も思います。  しかし、その中で、やはりお約束されたことが必ずしもできなかったことがおありでしたね。特に、ガソリンの暫定税率等を廃止するということはおできにならなかった。これについてはどうお考えでしょうか。
○谷垣委員 今の総理の御答弁の事実認識も、私は随分違っているところがあると思うんですね。  マニフェストを出して選挙をやられたころと現在と、ガソリン価格はそう変わっておりますでしょうか。
○谷垣委員 経産大臣、御答弁いただきましたけれども、マニフェストを掲げられたころと現在とそんなに変わっているわけじゃないんですよ。だから、今、いささか無理なことをおっしゃったと思いますが、むしろこれをおできにならなかった。  私が指摘申し上げたいことは、政府税調でも随分この問題...全文を見る
○谷垣委員 その意気やよしと申し上げたいと思います。これは本予算の議論でもありますので、また機会を改めて、総理とも菅さんとも議論させていただかなきゃならぬテーマだと思います。  ただ、一つ気になりますのは、そういう議論の中で、二百七兆を組み替えればそのぐらいの財源は出てくるはず...全文を見る
○谷垣委員 今の菅さんの御議論を伺っておりまして、かつて小泉さんが、自分の内閣では消費税は上げない、まずこれだけ無駄を削って、これだけ削ったらもう削るのは我慢してくれというふうにまでいかないと消費税はできないんだとおっしゃっていた話を思い出します。  ただ、一つ申し上げますと、...全文を見る
02月01日第174回国会 衆議院 本会議 第5号
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○谷垣禎一君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、さきの鳩山総理の施政方針演説について質問いたします。(拍手)  演説において、総理は、命を守るという美しい理念を掲げられ、さらには、マハトマ・ガンジーの七つの社会的大罪まで引用されました。しかしながら、国民が政治に求めている...全文を見る
02月17日第174回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○谷垣禎一君 総理が御就任になりましてから五か月たちます。ようやくこの党首討論が実現しました。これから積極的に総理と討論をしていきたいと思いますので、今後頻繁に行われますよう、総理の方からもまた御尽力をまずお願いしておきたいと思います。  それで、今、国会では予算審議がたけなわ...全文を見る
○谷垣禎一君 総理、総理には大変申し上げにくいですが、平成の脱税王という言い方もあるんです。そういう方が徴税をしてくれと言うのは、これは悲喜劇だと私は思いますよ。それで、駄目なんです、そういう説明では。  要するに、今国民が思っていることは、ばかばかしくて税が払えないという声、...全文を見る
○谷垣禎一君 残念ながら、総理の新しい国づくりに協力をいただきたいという言葉が白々しく響きます。  で、先ほど私が申し上げました、自浄作用をされるか、説明責任を果たされるか、それとも責任を取られるかと。総理は以前、私どもの議員の秘書がやはり罪に問われましたときに、秘書の責任は総...全文を見る
○谷垣禎一君 責任を果たすために、かつての言葉は自分には適用しないと今おっしゃったわけですね。御自分に適用されないんなら、秘書が三人まで、現職の国会議員、元秘書も含めて三人逮捕された小沢幹事長について責任を取れということはおっしゃらないんですか。おっしゃったらいかがでしょうか。
○谷垣禎一君 私は、今総理が自浄作用についてイニシアティブを発揮させるおつもりがあるのかどうか、こういうことを伺ったわけであります。今の御答弁を伺う限りでは、そういうお気持ちは更々ないと、こういうふうに私は承りました。  それでは次に伺いますが、説明責任をどうされるか、先ほど一...全文を見る
○谷垣禎一君 私は、今日は与謝野議員、鳩山邦夫議員の発言に基づいてこうやって発言しているのではありません。  私は、今まで、まず贈与だったかどうか全然御存じないとおっしゃいましたね。それで、じゃその総理の言葉を信じれば、総理はそういう意思もなかったと、認識もなかったということで...全文を見る
○谷垣禎一君 私は、総理にお母様にお聞きになって報告していただきたいというのは、実はこれから先のことを余り言いたくなかったんです。要するに、贈与かあるいは贈与でないのか、政治資金を提供したのか、そういうところの違いは、やはりまずお母様の認識に懸かってくるわけですよ。  この前、...全文を見る
○谷垣禎一君 余りこの問題ばっかりやってはなんですがね。総理の、全然知らなかったと。要するに、贈与かそれとも政治献金であるかというのは双方の意思にかかわるわけですね。だから、私はお母様の意思ということを、何だったのかということを申し上げているわけであります。  まあ、私は、その...全文を見る
○谷垣禎一君 まあ、国会で決めることだと、あるいは御本人が決めることだというんでは、総理がどういうこの問題にイニシアティブを発揮されようとしているのかはっきりしません。しかし、自分がお話しになる用意もあると、こういうふうにおっしゃいましたんで、以後これをどう実行されるか、我々はよ...全文を見る
○谷垣禎一君 やや問題をすり替えておられるように思いますね。  私、ここで一つ総理に提案をしたいと思うんですよ。労組の金は、これ非課税とされているわけですね。そして、その資金は国民に明らかにされずにあの今度の事件でも使われていたということであります。  そうしますと、労組の政...全文を見る
○谷垣禎一君 今総理から、議論を進めるべきだというお話がありました。是非ともそういう方向で、御党におかれても議論を進めていただきたいと思います。  それからもう一つ、原資となっている組合費が給与天引きとなっている点についても御検討をいただきたいと存じますが、いかがでしょうか。
○谷垣禎一君 こういう景気や何か議論をしなきゃならないときに政治と金のこういう議論がたくさんある。  そこで、私は最後に、この今の政治と金をめぐる問題、今日はここで締めくくりますが、最後に一つ申し上げたいことがあるんです。要するに、しっかりした説明責任を果たそうという気持ちが今...全文を見る
○谷垣禎一君 そうしますと、なかなか大変な決意をおっしゃったと私は思いますよ。だけれども、そうしますと、これ四年間ですね、四年間どういうふうに財政運営をされていくのか、これはっきりさせないと私はいけないと思います。  海外の格付会社が日本国債をどう見ているかというのも、これはい...全文を見る
○谷垣禎一君 今総理が、財政の中期展望、しっかり数値も入れてしっかりしたものを作ると言っていただきましたので、それは私、大変日本の経済、財政にとっても結構なことだと思います。我々もそれをしっかり、できましたら検討させていただきたい、こういうふうに思います。  それで、次に移りま...全文を見る
○谷垣禎一君 時間が来ましたので、終わります。(拍手)
03月31日第174回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○谷垣禎一君 鳩山政権が発足しましてから今日まで七カ月ぐらいたったんでしょうか。その間に政権周辺にいろいろな不祥事があったということは大変残念なことであります。  一部を私、読み上げますと、十月の三日に、原口総務大臣、NTT労組からの献金の記載漏れが明らかになった。それから十月...全文を見る
○谷垣禎一君 反省しているから責任は問わないとおっしゃったんでしょうか。
○谷垣禎一君 今まで民主党関係でいろいろな事件が起こりました。大体おっしゃっていることは共通なんですよ。職責を全うすることによって責任を果たしたいとか、要するに、責任を正面から見詰めようというお気持ちがないんです。責任を正面から見詰めるお気持ちがない。今総理は美辞麗句で説明をちゃ...全文を見る
○谷垣禎一君 今の総理の御発言は、一見非常に誠実な態度で反省をしているようにおっしゃっているから、国民の中には、何か真摯に反省されているなと誤解される方もあるでしょう。だけれども、今の総理のお話のように、職責を全うすることによって責任を果たすんだ、そんなことばかりだから、今まで不...全文を見る
○谷垣禎一君 前段の話は説明責任をきちっと果たしていただきたいと申し上げます。  そして、三月二十六日の会見で三月末までに政府案を一本化したいと言われたかというのは、今、そういうことを言ったという御答弁ですね。  次に聞きます。  三月二十九日、ぶら下がり会見で、今月じゃな...全文を見る
○谷垣禎一君 私は、本当にあなたに聞きたいことは、言ったとか言わないとかそういうことじゃないんです。そんな、三月中に解決しようなんて法律に書いていないなんて当たり前のことですよ。私が言っているのはそういうことじゃなくて、いいですか、そのように三月に回答を出したい、まとめたいとおっ...全文を見る
○谷垣禎一君 今、総理のお話を承りまして、いつの間にか腹案になっちゃった、こういう思いで聞きましたよ。三月三十一日というのはいつの間にか消えちゃったんですね。  それからもう一つ、十三年間何もしなかったかのごときことをおっしゃいましたけれども、我々はきちっと場所も決め、アメリカ...全文を見る
○谷垣禎一君 くい一つ打てなかったじゃないかとおっしゃいますが、環境アセスメントが終わらなきゃできませんよ。これは環境アセスメントがもう終わるところだったんですよ。何をおっしゃいますか。全くそこの事実認識がゆがんでいますよ。  それで、今どこにするかは答えられないと、こうおっし...全文を見る
○谷垣禎一君 総理は今話す時期ではないとおっしゃった。そうしましたら、話せる時期になったときは、その具体的な場所に総理御自身がいらっしゃって、住民とひざを交えて、そしてきちっと説得をされる、説明をされる、対話をされる、そういう御用意はおありですか。
○谷垣禎一君 鳩山さん、今あなたがおっしゃったことは事実誤認も甚だしい。我が党の総理は、小渕さんも橋本さんも、そして森さんも小泉さんも、みんな現地に足を運んで車座の対話をしているんですよ。そんな事実誤認をこの場でおっしゃっていただいては困ります。  それで、今おっしゃったことは...全文を見る
○谷垣禎一君 現地の了解をきちっと最後は取りつけるということをなさるんですね。
○谷垣禎一君 私がわざわざ今のようなことをお聞きしたのは、総理は施政方針演説で命を守りたいということを強調されました。しかし、普天間のこの迷走の経緯を見ますと、総理は、現に生きている方、地域で暮らしている方々、そういう人たちへの思いや温かさというものが乏しいんじゃないか、私はこう...全文を見る
○谷垣禎一君 二〇一四年までに普天間の危険を除去するということをおっしゃったわけですね。  では、最後に伺います。  総理は施政方針演説の中で、五月までにこの問題、きちっと決着をつけたいということをおっしゃいました。五月末日までに何をなさるんでしょうか。日本政府としての案をし...全文を見る
○谷垣禎一君 今、総理が五月末までにこれこれをやるとおっしゃった。おできにならなかったらどうなさいますか。
○谷垣禎一君 もし五月にそれがおできにならなかったら、これは日米間の信頼も決定的に損ないます。そしてまた、沖縄の住民初めいろいろな方々の心をもてあそんで、政治と国民の信頼関係も裏切ったことになります。そのときには総理は退陣なさらなければいけません。退陣なさらないのであれば、信を問...全文を見る
○谷垣禎一君 終わります。(拍手)
04月21日第174回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○谷垣禎一君 総理は、先日、アメリカに行かれまして、核セキュリティーサミットに参加されましたね。これは、アメリカと日本がイニシアティブを取って始めたもので、たしかシェルパ会合も日本で行われたと記憶しております。日本は唯一の被爆国という立場であり、当然このサミットでは外交的なリーダ...全文を見る
○谷垣禎一君 私は、もう一回愕然としましたよ。日本国総理大臣が、私は愚かな、愚かだったかもしれない。何ですか、それは。私は、あなたにもっと使命感を持っていただきたいと思いますよ。  それで、今あなたの思いは聞きました。しかし、私は今、オバマ大統領と何を話したかということを伺った...全文を見る
○谷垣禎一君 全く理解できませんね。  今、最初、普天間に力を入れると言われました。普天間も大事ですよ。だけど、この核サミットも大事なんです。十分間でできたんですか。本当はもっと時間を取った、そういうことをもっと努力されなきゃいけなかった。これだけの重要問題でありながら、今のあ...全文を見る
○谷垣禎一君 総理、念のために申し上げておきますが、従来の案、現行案であれば二〇一四年に普天間返還だったんです。今、総理の御答弁は、普天間を危険除去ということをおっしゃって、これからは努力するとおっしゃっただけでしょう。もし、もしそういうことであるならば、我々の今までの案から大き...全文を見る
○谷垣禎一君 全く認識が違いますね。
○谷垣禎一君 はい。
○谷垣禎一君 全く認識が違います。要するに、今総理がおっしゃったような状況、これをあおって、今までのいろいろな努力をつぶしてきたのはあなたたちなんですよ。  それで、もう少し具体的にしかし聞きます。  昨日、官房副長官が徳之島の三人の町長に電話をされて、会いたいと、こういうこ...全文を見る
○谷垣禎一君 これだけ徳之島の皆さんに不安を与えているんですよ。これだけ不安を与えておきながらまだ腹案を言えない、おかしくはないですか。徳之島は案なのか案ではないのか、あれだけの反対集会があった後も依然として案なのか、お答えください。
○谷垣禎一君 この期に及んで言えないというのでは、徳之島の方に私は気の毒過ぎると思うんです。  徳之島の方々が今怒っているのは幾つか理由があると思います。  一つ、今、アメリカと水面下で話し合うというようなことをおっしゃった。総理もアメリカに行って、何かこれはオバマさんにおっ...全文を見る
○谷垣禎一君 これは総理がどう弁解されようと、長崎の知事選でもこういうことがあり、そして長崎の人たちは何くそと思って戦ったんですよ。総理はその辺の認識が間違っていると思いますよ。  しかし、この期に及んで腹案も言えない、こういうことであれば、五月の決着というのはできるんですか。
○谷垣禎一君 今また総理は、お得意の思いという言葉を使われました。  しかし、思いではなくて、総理は、この党首討論でも何度もおっしゃって、いろんなところでおっしゃっていますが、五月に政府、与党間の案も作り、そして現地の了解も取り、アメリカとも合意を得る、こういうことを五月中にき...全文を見る
○谷垣禎一君 五月末ということはきちっとコミットをするということを確約されたわけですね。  しかし、防衛大臣は、この間どこかで五月決着は難しいとおっしゃっていました。総理が国民に約束され、何度もコミットされたことを、関係閣僚ができそうもないとおっしゃっておられる。これは閣内不一...全文を見る
○谷垣禎一君 総理の論法はいつもそうですね。やはりそういうことが国民に不安を与えていると、こういうことに思い至らないのかと私は不思議に思います。  もう一回伺いたいんですが、総理は去年以来、先ほどの現行案に対する御批判の中でも、沖縄県民の気持ちということを随分おっしゃっています...全文を見る
○谷垣禎一君 総理のこの問題に対するいろんな御認識、私、ちょっと根本的なことを問いたいんですが、普天間が果たしている抑止力、これを一体どういうふうに総理は理解しておられますか。
○谷垣禎一君 沖縄海兵隊の持っている意味について、随分、今の御理解は偏った理解といいますか、中途半端な御理解だと私は考えます。  沖縄の海兵隊、海兵隊の任務は、海外有事の際に真っ先に駆け付けて、そして非戦闘員の救出であるとか、あるいはその活動拠点を確保すると、こういう任務を負っ...全文を見る
○谷垣禎一君 もう一回申し上げますが、こういう沖縄の海兵隊の果たしている、極東の中で果たしている役割からいって、地政学的な位置付け、そういうものが極めて重要だと。したがって、抑止力を維持していくということをお考えになるならば選択肢は極めて限られている、このことを申し上げたいと思っ...全文を見る
○谷垣禎一君 いずれにせよ、総理の御答弁を伺っておりまして、国民あるいは沖縄県民、鹿児島県民、これ以上愚弄してもてあそぶことはもう許されないんですね。  それから、アメリカの信頼、アジアの信頼、つまり、今の総理の御答弁を我々の周辺諸国は見守っていますよ。朝鮮半島、韓国から御覧に...全文を見る
○谷垣禎一君 総理がどうおっしゃろうと、この問題をあなたは軽く見たんではないか。これは国民がみんな思っているんですよ。この間、総理は御自分の後援会で、四月十六日です、こういうあいさつをなさっています。普天間なんて皆さん知らなかったでしょう、それがもう国民の皆さんの一番の関心事とな...全文を見る
○谷垣禎一君 今私が問うたことは、努力するとか根性を入れて頑張る、こういうことを伺おうとしたんじゃないんですよ。職を賭してやるんだと、こういうことをあなたに覚悟を示していただきたい、日本の政治的リーダーとしてその覚悟を示していただきたい、こういう思いで言ったんです。  あなたは...全文を見る
06月14日第174回国会 衆議院 本会議 第36号
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○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、菅総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手)  先ほど、驚くべき情報が入ってまいりました。  民主党は、会期を一日延長し、わずかながらとはいえ予算委員会を開催することをみずから提案しておきながら、これを撤回し、予定...全文を見る
○谷垣禎一君(続) 過去においても、蓮舫行政刷新担当大臣と川端文部科学大臣にも浮上した問題でありますが、新政権発足直後からこのありさまでは、クリーンさをアピールする資格などないのではないでしょうか。本件について、総理の見解をお伺いいたします。  次に、強い経済、強い財政、強い社...全文を見る
08月02日第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○谷垣委員 参議院選挙が終わりまして、本来でしたら選挙の前にこういう機会があるべきでしたけれども、また菅さんと議論をする機会ができました。  それで、きょうの本筋に入る前に一つお願いしておきたいことがあるんですが、毎年、このシーズンになりますと豪雨が起きます。先日も大変豪雨が起...全文を見る
○谷垣委員 よろしく対応をお願いいたします。  それで、本題に入りますが、今回、こういう参議院選挙の結果、参議院では野党の方が数の上では多くなった、変化がございました。今回のこの選挙結果、総理はどういうふうに受けとめられ、国民の判断は那辺にあったか、このあたりどう考えておられる...全文を見る
○谷垣委員 この結果を受けて、丁寧な国会運営をしていきたいと。私は、それは了といたします。それは心がけていただかなきゃなりません、もう少し、後でこの論点も深めたいと思いますが。  今、結果に影響したものとして消費税をお挙げになりました。今、菅さんのお話を聞いておりますと、消費税...全文を見る
○谷垣委員 普天間の問題は、後ほど我が党石破政調会長が伺いますし、私も後ほど時間があればもう少し伺いたいと思うんですが、これも大変国民が心配していて、どうなるのかなというときに、クリアしたと言われたら、思わずみんな、何なんだと思ったんだと思うんです。  それから、政治と金の問題...全文を見る
○谷垣委員 まず国会の場で議論とおっしゃいました。しかし、その前に私は、この問題で国民あるいは国会が納得するようにリーダーシップを発揮するお考えがあるのかどうか、このことをお答えいただきたいと思って質問したんです。もう一回お答えいただけませんでしょうか。
○谷垣委員 政治と金の問題は、我が党の議員がまた後から質問させていただきます。  それで今、菅さんがお答えになったことは、この「大臣」という書物の中で指摘しておられるのは、そうやって今まで逃げてきたと。要するに、国会のことはまず国会と言って逃げてきた、そういう御批判の上に、先ほ...全文を見る
○谷垣委員 今のマニフェストと国会での合意形成の位置づけというのは、ちょっと今、総理のお話を聞いていても十分私は得心できなかったんですが、これは、しかし今後どういうふうにいろんな物事を運んでいかれるのか、与党の中でも、あるいは政権の中でも真剣に御議論をいただかなければいけないと思...全文を見る
○谷垣委員 今、私は、マニフェストと国会における合意形成、与野党の間でどうやっていくかというのに柔軟にお考えにならなければいけないのではないかということを申し上げたわけであります。  そうしましたときに、今、衆議院と参議院のマニフェストがどういう関係に立つかとお聞きしましたのは...全文を見る
○谷垣委員 総理、いろいろおっしゃいましたけれども、消費税の問題あるいは中期財政フレーム、これについては後ほどもう少し議論させていただきます。  それで、国家戦略局の問題は、自分直属のもとに、各省横断的ではない情報、知恵も収集するために直属のシンクタンク的なものを設けるんだ、そ...全文を見る
○谷垣委員 仕組みは工夫し、これからわかりやすいようにもするという御趣旨ですが、こういうことを申し上げますのは、我々野党として与党の運営を見ているという点だけで申し上げているんではありません。いろんな地方を歩きましても、あるいは産業界の方にお会いしたり中小企業の方にお会いしまして...全文を見る
○谷垣委員 菅さん、そうおっしゃると私も言いたくなることがありまして、今、確かに税収も落ちた、だからふえたとおっしゃったけれども、もともと民主党の財政の考え方の中には、先ほどのマニフェストの中で、財源は組み替えによって出てくるから、マニフェストで言った施策そのものは、特別の財源は...全文を見る
○谷垣委員 総理はいかがでしょう、この点。
○谷垣委員 今、菅さんのお話を聞いていますと、どうも緩いなと率直に申し上げざるを得ないです。  それで、先ほど野田大臣、幾つかの、外為特会や何かをおっしゃいましたけれども、年金はどうなんですか。どうぞお答えください。
○谷垣委員 要するに、今、菅さんの御議論はやや緩いなと私は申し上げざるを得ないんですけれども、なぜこのことを伺ったかといいますと、やはり、これから実際、財政運営、あるいは法案をどう通していくかということを考えますと、特例公債法等をどうしていくのかという議論、我々も真剣に向かい合わ...全文を見る
○谷垣委員 先ほどから総理も時々おっしゃっているわけですが、我が国の財政が極めて危機的な状況にある、これは言うまでもないと思います。  世界を見渡しますと、リーマン・ショックによる金融危機は峠を越えつつあると言っていいんでしょうか。ですから、世界じゅう、危機対応のための大規模な...全文を見る
○谷垣委員 ことしの予算編成に関してはそうかもしれません。ただ、財政規律というのは何かと考えますと、私は、答えは幾つかあると思うんです。  先ほどから菅さんがおっしゃっておられる中期財政フレームの、閣議決定はしていないけれども、試算がありますね。あれを拝見しても、あの計算の中で...全文を見る
○谷垣委員 総理おっしゃったように、これは平成十一年ですね。当時、これがきっかけでいわゆる当時の自民党と自由党の自自連立ができる伏線に、これはたしか連立の合意にこのことが含まれていたんだと思いますが、当時これを主導された自由党の党首は小沢一郎先生でした。  それで、こういうふう...全文を見る
○谷垣委員 今の菅さんのお話は、全額社会保障、まあ社会保障といってもいろいろな分野がありますけれども、足らず前に充ててしまえばなかなか、今まで赤字国債を発行してやっていた分に充ててしまえば成長にはつながらないなという……(菅内閣総理大臣「いや、そう言っているんじゃないから」と呼ぶ...全文を見る
○谷垣委員 制度の細かなところはもう少し議論が詰まってから議論させていただいた方がいいと思いますが、今伺ったのは、社会保障にももちろん財源には充てるんだけれども、そのほかにも、やはり日本経済を元気にしていくためには使う余地があるかもしれないとおっしゃっている。(菅内閣総理大臣「違...全文を見る
○谷垣委員 この問題は、これからも議論の機会がいろいろあると思いますから、細部は今後も続けさせていただきます。  それで、今、代表選でのことはおっしゃらないとおっしゃいましたね。(発言する者あり)いやいや、消費税をどうするかについてはおっしゃらないとおっしゃった。私、なぜこうい...全文を見る
○谷垣委員 財政再建については一歩も引くつもりはない、その言葉は結構です。ただ、私は、菅さんの全身から、おれが説得する、こういう気迫が欲しいなと感想として申し上げます。  それで、一つ申し上げますが、平成二十一年度の税制改正法附則の百四条の問題を伺いたいと思います。  ここに...全文を見る
○谷垣委員 解散の時期は今全く考えていないということでありましたけれども、要するに、消費税を含む抜本税制改革の前に信を問う、これはたびたび繰り返してこられたことではないかと思いますが、それはそれでよろしいですか。
○谷垣委員 先ほど来、私も、真摯な御提案があれば我々も真摯に受けとめる、それで、またそういう議論をしなきゃならない局面というのはあると思うんですね。  それで、財政についていいますと、私自身が以前に、これは鳩山総理でしたけれども御提案申し上げた財政健全化責任法というのを出しまし...全文を見る
○谷垣委員 私の時間がもう終わりましたのでこれで終わりますが、るる申し上げてまいりましたように、政権のやはり言葉の軽さというものを私は感じております。どうぞそこを十分認識されて、言葉に伴う責任、このことを意識して、先ほどおっしゃったような税制の問題、財政の再建、こういうものに全力...全文を見る
10月06日第176回国会 衆議院 本会議 第2号
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○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、先般、一日に行われました菅総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手)  一昨日、民主党小沢元幹事長の政治資金規正法違反の疑惑に関して、起訴すべきとの検察審査会の議決がなされました。国民による二度にわたっての議決は極め...全文を見る