谷垣禎一

たにがきさだかず



当選回数回

谷垣禎一の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第180回国会 衆議院 本会議 第2号
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○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、一昨日の野田総理の施政方針演説につき質問いたします。(拍手)  まずは、昨年の東日本大震災によって御家族、御親族、御友人を亡くされ、癒えない悲しみを抱えたまま年を越された方々、また、福島第一原子力発電所の事故で避難を余儀なく...全文を見る
02月29日第180回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○谷垣禎一君 総理、二月も今日でおしまいです。もうじき三月十一日、東日本大震災から一年がたちますね。  今、被災地に参りますと、風化するんじゃないかという、そういう危惧も聞こえてきます。復旧復興はまだ道半ばです。絶対に風化させてはいけない。これについては与野党力を合わせて進んで...全文を見る
○谷垣禎一君 まあ、それぞれの自治体に引き受けていただくについては苦労もたくさんあると思うんですね。私たちも自民党の各地方組織に協力をするような働きかけをするように要請をしておりますが、是非、これは総理、大車輪でやっていただきたいと思います。  それから次に、やっぱり与野党の別...全文を見る
○谷垣禎一君 是非、司法部からの指摘にこたえられるようにそれぞれの責任を果たしていかなきゃいけないと思いますね。総理も最大党の党首としてリーダーシップを発揮していただきたい、このように思います。  そこで次に、社会保障と税一体改革、今、野田総理が一生懸命取り組んでおられますが、...全文を見る
○谷垣禎一君 それじゃ、きちっとまとめて出していただけるわけですね。  今総理お答えにならなかった後期高齢者制度を廃止するというのはどうなりますか。
○谷垣禎一君 ちょっと今の御答弁では余りはっきりしない。  それは、議論してお出しになるとおっしゃるんだけど、我々仄聞するところでは、大変苦労しておられるやに仄聞しております。そして、やはりお年寄りから見ると、後期高齢者制度を廃止すると言うけれども、一体その後どうなってくるのか...全文を見る
○谷垣禎一君 まあしかし、今まで御党の議論を伺っておりましても、さっきちょっと申し上げましたけど、これは実際、大増税、中堅サラリーマンにとってもですよ、大増税と、それから、何というんでしょうか、受給カットのダブルパンチですよ。なかなかできないと思いますし、また、かみ合う部分がある...全文を見る
○谷垣禎一君 それはそのとおりであります。間違いありません。
○谷垣禎一君 そこが一番今回の野田さんと私のポイントですね。要するに、私が申し上げたいことは、野田さんね、総理、これは一生懸命消費税をやろうとされているのはよく分かります。それで、今まで私どもも増税にはいろいろ取り組んでまいりました。それで、そのときに何が問題かというと、結局最後...全文を見る
○谷垣禎一君 まあ野田さんがそこまでおっしゃるならば、やっぱり党内をきちっと掌握されて、方向性をきちっと定められるのを私どもも固唾をのんで見守ってまいりたいと思います。  ただ、ただですね、私申し上げたいのは、もう一つやっぱりこの際に申し上げたいことがあるんです。  今のいろ...全文を見る
○谷垣禎一君 じゃ、最後に申し上げます。  野田総理、私、二つ問題があると思うんですよ。
○谷垣禎一君 野田総理が本当に消費税を成し遂げたいとするならば、まず党内をしっかりまとめていただきたい、これが一つ。もう一つは、国民との信頼関係をきっちりつくり直していくこと。つまり、それは解散ですよ。
○谷垣禎一君 それをきちっとおやりになれば私どもと方向性が合って、その先に協力する道は幾らでも開ける。このことを申し上げて、終わります。(拍手)
04月11日第180回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○谷垣禎一君 総理、先日、与野党協議を目指して党首会談の御提案がありました。ただ、私は、この党首討論、これこそが国民の前に開かれた最高の議論の場だと、このように考えております。  今日は、総理にお伺いしたいことは、総理のお覚悟を問いたいと、このように思っているんです。  先日...全文を見る
○谷垣禎一君 まあ、それだけの覚悟を示されるのならば、総理のそのお覚悟が総理の体の中から体臭となって、殺気となってにじみ出てこなきゃいけないと私は思いますよ。だけど、ここに消費税という言葉もないということは果たしてどうなのかと私は思うんです。  それで、それで、要するにですよ、...全文を見る
○谷垣禎一君 まず、今、一体でとおっしゃいましたけれども、この前のときの野田総理の御議論は、まず一票の格差をやって、そうして、それを案をまとめてからその次にきちっと一体の改革をやろうという御提言であったはずです。そうして、樽床座長からは私案が出てくるというけど、待てど暮らせど出て...全文を見る
○谷垣禎一君 私は、今、野田総理からいろんなお話がございました。こういう法律が出てきたわけですから、まず第一義は、国会の中でがっぷり四つに組んで議論をするということが私は第一だと思います。私どもはずっとその基本的な考え方で、早くまとめて早く国会に出してくれということを言ってきたわ...全文を見る
○谷垣禎一君 今のお言葉は野田総理にお返しをします。待ったなんかしておりませんよ。まず議論をするのは、国会の場できちっと議論することが私は先決だと思います。先ほどから何回も申し上げているように、私と野田総理がそれは議論をしなければならないこともあるでしょう。しかし、国会の場できち...全文を見る
○谷垣禎一君 まあいろいろおっしゃいましたけれどね、工程表とおっしゃるのは、これはマニフェストにも付いておりました。マニフェストに付いているということは、もうマニフェストの主要部分ががたがたになっているわけでしょう。工程表があるというだけでは、私は、ああ、そうかと、そこまで考えて...全文を見る
○谷垣禎一君 待ったなしだという問題意識は共有いたします。  ただ、いずれにせよ、このままで総理が議論を進めていかれれば、いつも御党の中には百人ぐらいの反対派がいるわけじゃないですか。造反予備軍がいるわけですよ。このまま採決すれば、これは否決されてしまいますよ。だから私はけじめ...全文を見る
○谷垣禎一君 こういう厳しい局面で内閣総理大臣が政治生命を懸けるとおっしゃったということは、できなかったら総辞職をするか解散して国民に信を問う、これが日本語というものであります。  それで、今日は実は外交についてもいろいろ議論をしたかった。ちょうど今日は韓国の総選挙でもあります...全文を見る
○谷垣禎一君 大分、鳩山さんに対する考え方なんかは、総理と私とは違いますね。  それから、今日、午前中、前田国土交通大臣、今選挙中の問題について、ある手紙を出されたことをお認めになりました。これもけじめを付けていただきたい。  そして、最後に、総理は不退転の決意で税と社会保障...全文を見る
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○谷垣委員 総理、おはようございます。  総理が政治生命をかけるとおっしゃった社会保障と税の一体改革、過日、私ども自民党、公明党と総理の民主党とで三党合意ができまして、関連法案、衆議院を通すことはできた。これから参議院で審議をしていこうという段階でございます。  そこで、この...全文を見る
○谷垣委員 今の国会運営、やはり会派というものを基本にしていると思います。今総理もお触れになりましたけれども、院の構成をどうするか、各委員会の理事の配分、委員長の配分はどうするのか、これも会派によって成り立っている。また、立法事務費も会派というものを中心に考えられているわけですね...全文を見る
○谷垣委員 とりわけ、三年前の選挙のときに、鳩山さんは党代表の座にあられたわけですね。それから、二十年間は消費税率を引き上げないということも公言されていたわけであります。  今回、鳩山代表は造反をされました。六カ月の党員資格停止処分だと伺っております。それで、輿石幹事長は、処分...全文を見る
○谷垣委員 三日月理事も、そこまで他党に言われちゃ立つ瀬がないという趣旨のことを今言っておられた。それは不愉快でしょう、こういうことを他党に言われるのは。ただ、外に向かって明確に反対を叫ぶ方々を抱えている党に、野党としてどうして協力ができるのかという我々のことも考えていただかなき...全文を見る
○谷垣委員 総理が三党合意を重く受けとめて、それをきちっと踏まえて参議院も対処していこう、そういう御覚悟だと伺っておいてよろしいですね。  そこで、衆議院では、五十七名の方が税法には反対されたわけですね、そして四十名前後が民主党を抜けられた。参議院では十三名が離党されたというこ...全文を見る
○谷垣委員 こういう社会保障と税の一体改革が意義のあるものだというのはわかります。ただ、やはり政治を進めていくのは、手順、段取り。総理大臣をやっておられる方に今さらこんなことを言うのもなんですが、やはり手順、段取りというものが私は必要だと思うんですね。  それで、こういう与党の...全文を見る
○谷垣委員 いずれにせよ、安定的に政治あるいは議会運営を進めようとすると、非常に今厳しいところに立たれている、このことは間違いないと私は思うんです。  それで、政権基盤がそのように非常に難しくなっているということに加えまして、政策についても伺いたいと思うんですが、これは民主党の...全文を見る
○谷垣委員 特別委員会の我が党筆頭理事を務められた伊吹さんも、まだ法案を出しているわけじゃないから、新年金なんかには法案を出しているわけじゃないですね、だから撤回したわけではないと、武士の情けでそういう表現をしておられるのは事実です。ただ、こういった法案あるいは確認書を虚心坦懐に...全文を見る
○谷垣委員 合意は結んだけれども随分認識が違うところがあるということは、それははっきりいたしましたね。  そこで、総理、今も、やるべきことをやったら信を問うとおっしゃいました。以前から、法案成立後はやるんだ、信を問うんだということもおっしゃっておりますね。そこで、そうであれば、...全文を見る
○谷垣委員 今総理がおっしゃったことと関連して申し上げますと、私どもが今るる申し上げてきたことは、政権基盤も極めて弱くおなりになっているんじゃないか、それから、マニフェストの崩壊も決定的になったんじゃないか、ここのところは総理とちょっと見解が違うんだろうと思います。  しかし、...全文を見る