谷川秀善

たにがわしゅうぜん



当選回数回

谷川秀善の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第136回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  諸井虔地方分権推進委員会委員長さん、堀江湛地方分権推進委員会委員長代理さん、また成田頼明地方分権推進委員会地域づくり部会部会長さんにおかれましては、本日、大変お忙しい中お出ましをいただきまして、まことにありがとうございます。 ...全文を見る
○谷川秀善君 おっしゃるとおりだと思います。受け皿論をやりますとこれはなかなか前へ進まないと思いますので、それは現実の問題としては非常に犬切だろうと思いますけれども、何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  地方分権を進める上でやっぱり一番大事なのは私は財政問題だと思う...全文を見る
○谷川秀善君 ありがとうございました。  今、委員長さんおっしゃったように、徴税から見ますと、大体国は二で地方は一ですね。逆に支出から見ますと逆転している。だから、一対二だということですので、これは逆にしたらいいんじゃないかというのは、これは粗っぽい議論だろうと思いますのでそう...全文を見る
○谷川秀善君 おっしゃるとおりでございまして、補助金の数というのはもう気が遠くなるぐらい種類があるわけですね。これはどれぐらいあるのか勘定できぬぐらいですね。零細補助金だとか、私が昔おったときは五十件ぐらいの補助金がありました、極端に言いますと。それをつくるのに書類を整える。だか...全文を見る
○谷川秀善君 もう今おっしゃられたとおりでございまして、この地方債の発行が首根っこを締めているわけですね。それで、地方自治法を見ますと「当分の間、」と書いてあるんですね。これがもう五十年近く「当分の間、」であります。  それは自治省さんのいろんな言い分もよくわかるんです。自由に...全文を見る
03月26日第136回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  ただいま御提案されました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案につきましては、賛成をする立場で二、三御質問させていただきたいと思います。  平成八年度の我が国経済の見通しの中で書かれております...全文を見る
○谷川秀善君 それでは、支出はどうなっておりますか、平成七年度と平成八年度、まあ八年度の予算で結構でございますから、大体推計で結構でございますが、どれぐらいになっておりますか。
○谷川秀善君 今御説明をいただきましたが、地方と国と、税源についてはこの数字から見ましても、収入の方は国の方が大体倍ぐらい入っておるわけです。それで、出る方は地方はその倍ぐらい使っているわけですね。そうすると、収入は半分で出る方は倍だということに大ざっぱに言いますとなるわけでござ...全文を見る
○谷川秀善君 結局、府県は現在はもう東京都だけである。大阪もずっと不交付団体でございましたが、交付団体に転落をいたしております。市町村に至っては、三千ほどある市町村のうち百五十三団体であると。このままいけば、恐らくもっと交付団体がふえるのではないかと思いますけれども、こういう状況...全文を見る
○谷川秀善君 私の計算でも、平成七年度末では大体百二十三兆ぐらい、平成八年度末では大体百三十六兆ぐらいになるのではないか、こう思います。  そういたしますと、国と地方を合わせますといわゆる借金が三百七十七兆、こういうことになるわけですね。大変な数字だろうと思いますよ、この借金。...全文を見る
○谷川秀善君 ただいまおっしゃったとおりだと思います。特に地方は、県民なり市民なり町民さんのニーズが非常に強いわけですね。だから、あれもやれこれもやれ、こういうことで収入よりも支出の方がどんどんふえていくということだろうと思うんです。そういう意味では、本当にこれから真剣に行政改革...全文を見る
○谷川秀善君 今お答えをいただいた数字で見ますと、平成八年度の国税の収入見込み額が大体五十四兆、こういうことですね。それで、平成元年が五十七兆、平成二年が六十二兆、平成三年が六十三兆、まあ地方税の方はおいておくとして。これはバブルのときの収入じゃないですか、その辺どうですか。
○谷川秀善君 多分そうだろうと思うんです。私は大阪の副知事をいたしておりましたが、地方税でも、いわゆる府民税、法人税を含めまして一番税が入ったのは大体一兆四千五百億ぐらいあったと思うんです。ところが、それからバブルがはじけまして、平成八年度は、見込みでございますが、もう恐らく一兆...全文を見る
○谷川秀善君 おっしゃったとおり、やはり地方は地方なりに努力をして、税源の培養といいますか税の再生産というか、そういうことは努力をしていかなきゃならないと思っております。  それで、地方交付税法についてちょっとお伺いをしておきたいんですが、第六条の三第二項、これには、総額がおお...全文を見る
○谷川秀善君 大変御苦労をされたことはよくわかるわけでございますが、いずれにいたしましても、これからは地方分権の時代である、こう言われておりますし、また地方分権法も成立して本当に地方分権を進めてまいらなきゃならない時期に来たと思っておりますが、いずれにしても一番大切なのは財源であ...全文を見る
○谷川秀善君 そういたしますと、地方交付税と補助金を足しますと、もう相当な地方団体の財源になっているわけですね。固定財源以上に行っている地方自治体も相当あるんではないかと思いますが、この二つを何とかお考えいただいて、税制改革の中でも、せめて六大府県ぐらいは地方交付税をちょうだいし...全文を見る
○谷川秀善君 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。
04月19日第136回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  丹羽進参考人、大槻章雄参考人におかれましては、住専の債権の回収に大変お忙しい中をわざわざこの予算委員会にお越しをいただきまして御意見を賜る機会をちょうだいいたしましたこと、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。どうも御苦...全文を見る
○谷川秀善君 それでは、丹羽参考人それから大槻参考人の御経歴を簡単にお伺いいたしたいと思います。
○谷川秀善君 どうもありがとうございました。  それでは、設立当時の役員の構成ですね、いわゆる出身で結構です。銀行出身なのか大蔵省出身なのか、その構成比率をそれぞれお伺いいたします。
○谷川秀善君 今お伺いしたように、大体ほかの住専もほぼ似たようなものだろうと思いますが、結局、大蔵省OBと銀行とでつくったわけですね。役員構成を見てもそのとおりでございます。だから、大蔵省と銀行で住専をおつくりになったと理解をしてよろしゅうございますね。  それでは、日本住金は...全文を見る
○谷川秀善君 おっしゃるとおりだと思うんですよね。  当時の四十九年度版の銀行局の金融年報にも、住専は都銀グループ等金融機関グループを母体に設立されたものであり、事情はおおむね次のとおりであると、こう書いてあります。  (A)住宅資金需要が集中する大都市圏に営業基盤を持つ金融...全文を見る
○谷川秀善君 しかし、いわゆる住専というのは預金を集めていないわけでしょう。金ないわけですよ、全然。ゼロでしょう。どこからか金を借りてくるわけでしょうが。中身は、金を集めているのは銀行やないですか。銀行なりいろいろな金融機関もあろうと思いますが、あなたのところは金ないんですよ、全...全文を見る
○谷川秀善君 それでは、日本住金と総合住金、それぞれ設立から平成七年度までの収支というとなかなか難しいでしょうけれども、当期利益で結構でございます、当期利益をそれぞれお答え願えませんでしょうか。
○谷川秀善君 総合住金も大体よく似た傾向をたどっていると思います。  結局、設立当初は急に黒字になることはないと思うんです。しかし、順調にずっと黒字が続いているわけですね。ある日突然、平成四年三月から大きく赤字が続いている。赤字になっているんですよ。これは恐らく大槻参考人の会社...全文を見る
○谷川秀善君 そうですね。大体そのとおりだと思うんです。日本住金は四十六年度末では事業者向けゼロなんです。五十年でやっと二十六億ぐらい。設立から九年ほど経過しても、五十五年度末を見ますと、個人住宅向け残高が六千百七十億に対して事業者向け残高は五百九十一億、一〇%にも満ちていないん...全文を見る
○谷川秀善君 日本住金は昭和六十一年九月に東証一部に上場をされておる。だから、これは赤字なりなんなりであれば恐らく上場できなかったと思いますから、この辺ぐらいまでは非常にまだいわゆる個人向けの方のシェアがずっと多いですからよかったんだろうと思うんですよ。  ところが、五十年代後...全文を見る
○谷川秀善君 午前中の橋本参考人もそういうことを言っているんですよ。住宅金融公庫が伸びたんだと、こう言っているんです。事業者がしわ寄せを食った、こう言っているんですよ。そんなことありますか。ありませんよ、そんなの。どうもおかしいんですよ。数字的に見たってはっきりしているじゃないで...全文を見る
○谷川秀善君 それはどっちがどっちとも、まあ双方にニーズがあったということだろうと私は思いますがね。  それでありますならば、人数その他も多数の人員じゃございませんですね。日本住金も総合住金も人数が銀行から比較すると少ないですね。そういうところが、個人住宅ならお貸ししてもそんな...全文を見る
○谷川秀善君 担保の掛け目につきましては、それはいろいろ意見の分かれるところだろうと思いますが、当時はバブルが右肩上がりで行っていましたから、一億円の土地でも来年ぐらいには二億ぐらいになるやろうから一億貸しても取り損ねはないだろうというようなこともあったんだろうと思います。  ...全文を見る
○谷川秀善君 会社を経営される立場からいたしますと、できるだけシェアを広げていく、業績を上げていくということは経営者としては当たり前のことで当然だろうと思います。それがある程度個人住宅向けが頭打ちになっているんですね。むしろ、これに力を入れるべきと違うんですか、個人住宅向けに。そ...全文を見る
○谷川秀善君 それはそのとおりだと思いますが、結局、何遍も申し上げておりますように、住専はいわゆる預金を持っていないんですよ。そうでしょう。お金を金融機関から借りてきているんです。それを又貸しと言ったらおかしいけれども、貸しているんです。  そうすると、一般行なり母体行や系統が...全文を見る
○谷川秀善君 それでは、ちょっと話を変えまして、大阪は住専からお金を借りているところが相当ございまして、先般は末野興産の社長が逮捕されたということであります。  そこで、この末野興産に日本住金は貸していますね、八百九十億。これはいつから融資をお始めになったのでございましょうか。
○谷川秀善君 総合住金もお貸しになっておられますね、四百五億。これはいつからでございましょうか。
○谷川秀善君 それで、再建計画を立てないかぬと言っているさなかに、平成三年、日本住金は二回、計二十三億利払い資金として追い貸ししている。返してもらうどころか、利子が払えぬ、その利子代をまた貸している。これはもうどう考えてもおかしいわけですな。どう考えてもおかしい。  そういうこ...全文を見る