谷川秀善

たにがわしゅうぜん



当選回数回

谷川秀善の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第140回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  橋本総理を初め関係閣僚の皆さんには、連日にわたりまして各委員からの質問に対し本当に真摯にお答えをいただき、大変御苦労さまでございます。私は意味不明ととられるような質問は一切する気はございませんので、明快にお答えを願いたいと存ず...全文を見る
○谷川秀善君 それは大いにやっていただきたいと思いますが、この新聞記事によりますと口座振り込みということになっておるわけですね。口座振り込みなら入り口ははっきりしているわけですよ。だから、今度は出口をしっかり調べてもらいたい。出口が大切なんですから、出口が。入り口は口座振り込みな...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、大体十五人に一人ぐらいと、こういうことになるわけですね。大体十五人に一人がいわゆるキャリアと言われる人で、それ以外が十四人と。  こういうことで、こう考えてみますと、採用形態、去年大阪である地方自治体が守衛さんを募集したんですよ。そうすると、九〇%が大...全文を見る
○谷川秀善君 結局、今いわゆる学歴は関係ないということですね。試験さえ通ればいいと、こういう話です。  これは各省に聞きたいんですが、そんなことをやっておるともうえらいまた時間がと言われますので、時間がありませんので、えらい厚生省申しわけございませんが、前事務次官が逮捕されたと...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、大体わかるんですが、これはもう大卒も関係ないですね。  それで、Ⅰ種の昇進の度合いというのはどういうことですか。
○谷川秀善君 それでは、本省の課長以上のポストの数とキャリア、ノンキャリア、技官の数をお教え願います。
○谷川秀善君 表をお配りしていますが、これを見ていただいたら一目瞭然なんです。結局ノンキャリアは課長までしかいけない。たった七名です。あと全部キャリアと称されている人のポストになっているんですよ。これはとんでもない話。それで、これをお配りしましたが、これを見ていただいたらわかる。...全文を見る
○谷川秀善君 ほとんど出向しているんですよ。それでどういうポストにおるか。大体課長か部長なんです。  それで、岡光さんの履歴書がここにありますが、これをちょっと言いますと、昭和三十八年に入庁しておられる。それで四十六年、三十二歳で栃木県の児童家庭課長になっておる。それで四十九年...全文を見る
○谷川秀善君 今お答えいただいたとおりだと思うんです。だから、年齢的にいいますと大体五十五から五十八ぐらいなんですね。これはもうトップ、一番上。  そこで、人事院にお伺いいたしますが、公務員の定年は何歳ですか。
○谷川秀善君 そうなんですよ。結局六十歳なんですよ、定年制は。  ところが、キャリアと称される人は六十までいかないんですよ。もっとひどい運用をやっているんです。入省年次で最終五十二か三で一人に絞り込んでいるんです。それまでに結局やめさせていっているんですよ。それが結局、次に申し...全文を見る
○谷川秀善君 結局、何やかんや言って十年かかって五一・二%からたった四三・五%まで。人数でいくと大して減っていないんですよ。よそがふえておるからだ。六十三年一月は公務員出身者三百七十八人、九年三百五十七人、どれだけ減っているんですか。ほとんど減っていないでしょう、ほとんど減ってい...全文を見る
○谷川秀善君 結構です。
○谷川秀善君 何か最近マスコミが公務員が悪いことをしているなどと騒いでいるんですよ。ところが、汚職件数を調べますとそんなにふえていないんです。そうでしょう。平成三年百六十四件、検挙人数二百三十六人、平成四年百七十件二百三十人、ずっといって平成七年百七十六件二百五十九人。  結局...全文を見る
○谷川秀善君 これは俸給月額が二百八十一二万円。私が調べますと、これはどうも総理大臣より多いですね。それと、理事さんでも――理事さんでもと言うたら語弊がありますが、百四十八万。これは国会議員より多いですよ。これはどういう基準でお決めになったのか、ちょっとお伺いいたします。
○谷川秀善君 もうこの件はこれ以上余り聞きとうないから聞きませんが、よく考えてみたら総理大臣の方が仕事は大変だと思いますね、どう考えたって。だから、感想を聞きたいんですけれども、感想を聞くと非常に気の毒だから聞きません。今度また日銀法の改正で何かいろいろやる、こう言っておられるよ...全文を見る
○谷川秀善君 終わります。
03月18日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  平成九年度の予算案を見ますと、経常的な収入でございます税収及び税外収入は六十兆五千億しかございませんで、これから地方交付税に十五兆五千億、国債費に十六兆八千億を支出いたしますと、差し引き二十八兆二千億しか残らないわけであります...全文を見る
○谷川秀善君 ただいま政務次官がおっしゃったとおり、本当に国も地方も今大変な財政難に陥っているわけでございまして、これはまた何とかしなきゃならぬということも急務の課題だろうと思います。  そこで、税収の伸びを九・六%と見込んでおられるわけですけれども、国の方も高い見込みをしてお...全文を見る
○谷川秀善君 そういうことでしたら大体いけるのかなという感じでございますが、これから景気動向がどうなるかわかりませんので、何とか景気を浮揚してもらいたいというふうに思います。  それで、この税収の中に、今お話もございましたように、新しい要素として地方消費税があるわけですが、これ...全文を見る
○谷川秀善君 今回の地方財政計画では、新しく導入されます地方消費税については大変きめ細かい御配慮をなされているわけでございますが、この未平年度化というのはちょっと聞きなれない言葉でございまして、これはどういうことになるのか。大体一兆二千億いわゆる未平年度化による影響で臨時税収補て...全文を見る
○谷川秀善君 今までと違って大分自治省も地方のためにいろいろ御配慮を、普通の場合はこれはもう未平年度化チャラと、大体こういうことを今までだったらおっしゃるんだろうと思いますが、その辺のところは非常に地方をお考えいただいて、こういう臨時税収補てん債を発行するということをやっていただ...全文を見る
○谷川秀善君 これは大変議論のあるところだと思うんですよ。この特別地方消費税というのは昔のいわゆる遊興飲食税の流れをくむものでございまして、特に都道府県にとっては数少ない財源、いわゆる自主財源のような財源であったわけです。だから、これを何とか廃止するためには、それじゃ新しい財源を...全文を見る
○谷川秀善君 将来、いわゆる地方消費税もこれからは国が一括して徴収をしてくれる、こういうことですけれども、恐らくそのうちに地方で地方消費税分は徴収しろということになるのかもわかりません。そういう意味からいうと、ここで訓練されているから、またそっちを振り向けりゃいいということにも相...全文を見る
○谷川秀善君 今お伺いをいたしましたように、東京都の場合はほかの府県と違いましてある程度、いわゆる特別区がございますから市町村的な要素があるわけですね。だから、いわゆる固定資産税だとかそういう要素がありますが、ほかの愛知だとか大阪だとか福岡は、ほとんどの税収をいわゆる法人二税に頼...全文を見る
○谷川秀善君 個々のケースの場合は、なかなかそういうことで全体としてお答えしにくいだろうと思います。  せっかく政務次官お越してございますので、地方公共団体が平成十年度の予算を組むに当たって、平成十年度のいわゆる地方財政計画を立てるに当たって、その地方の現実というか実態をよく見...全文を見る
○谷川秀善君 大いに期待をいたしておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げる次第であります。  さて、地方が中長期的な視点に立ちまして行財政改革を進めていこうという場合に、一番大きなウエートを占めるのはやっぱり人件費だと思うんですね。だから、人員の削減をしないとこれからの時...全文を見る
○谷川秀善君 まあそういうことだろうと思うんです。結局、地方団体が本当にリストラをして行政改革をやろうとした場合に、中長期的に見ますと、特に今、公務員部長さんもお答えいただいたように、団塊の世代で大変なことになるんです。だから、この辺を何とかうまく整理と言うと語弊がございますが、...全文を見る
○谷川秀善君 今の時代、国も地方も大変な財政困難な状況を迎えておるということで、国も大変だろう、地方も大変だというふうに思うわけですけれども、我々、大阪なり大都市におりますと、特に大阪府民のサイドから言わせますと、税金というのは国税も地方税も納税する側からいいますと同じなんですね...全文を見る
○谷川秀善君 私は、何も均衡ある国土の発展だとか平等のサービスを享受するということを否定するものではないわけです。ただ、こういう状況になってくると、金の卵を生む鶏は殺さぬようにしてもらわぬと日本のためになりませんよと。だからこれは育てる。一つは都市政策だろうと思いますが、これは我...全文を見る
04月16日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  質問をさせていただきます前に、石井環境庁長官がお見えでございますので、環境問題に大変御造詣が深く、力強くお取り組みをいただいておりますので、その抱負と決意をまずお伺いをいたし、質問に入りたいと思います。
○谷川秀善君 石井長官の力強い抱負と御決意をお伺いいたしました。大変心強く思うところでございます。  それでは、ダイオキシン問題についてお伺いをいたしたいと思います。  先日、厚生省が、ごみ焼却施設排ガス中のダイオキシン類濃度につきまして、平成九年三月末までに調査結果の報告の...全文を見る
○谷川秀善君 御丁寧に説明をしていただきまして、ありがとうございました。  それで、平成九年三月現在、それ以後ちょっとふえていると思いますが、施設総数で千八百五十四、こういうことになっているんですね。報告をされた施設が千百五十施設、これは六二%ですね。そうすると、あとの報告をさ...全文を見る
○谷川秀善君 これはやっぱりちゃんと報告をしていただかないと、四割といったら大きいですよ。三八%ですよ。その辺はしっかり報告をしてもらうということでないと。逆に言うと、三八%の方がもっとひどい状態であることも考えられるわけですね、報告した中でも六・三%あるわけですから。そうすると...全文を見る
○谷川秀善君 ただいまの御説明のように、大体ずっと連続して二十四時間焼いていると割に発生量が少ないというようです。    〔委員長退席、理事大渕絹子君着席〕  厚生省はことしの一月に、人間が摂取しても健康への影響が軽いとされる許容摂取量をごみ焼却炉で最低限遵守すべきダイオキシ...全文を見る
○谷川秀善君 恒久対策としては厚生省も最終的な基準値を炉の種類によって〇・一ないし五ナノグラムとされているようですけれども、しかし、先進諸国は基準として大体〇・一ナノグラムぐらいじゃないかと思います。そうすると、相当基準が緩い、八十ナノグラムという暫定基準にしても相当緩いというこ...全文を見る
○谷川秀善君 厚生省の新ガイドラインによりますと、都道府県、市町村とも私が先ほど申し上げましたようにある程度広域化をしていかなきゃいかぬのだというふうに言っておられますが、これはそのとおりだと思います。  それで、それによりますと五年後には八六%削減、十年後には九八%削減、そし...全文を見る
○谷川秀善君 ごみの問題は日々の生活に直結する問題でございますので、国、府県、市町村、よく連携をとって、よろしく御指導を支障のないようにお願いをいたしたいと思います。  世界保健機関WHOの国際がん研究機関IARCはことしの二月に、ダイオキシン類の発がん性評価を見直して、これま...全文を見る
○谷川秀善君 これはやっぱり本当に健康にかかわる問題ですから、後追い後追いにならずに、環境庁と厚生省がよく連絡をとって、やっぱりちゃんとした対応をお願いしておきたいというふうに思います。  このダイオキシンの排出量の削減につきましては、これは基本的にはごみをできるだけ出さないよ...全文を見る
○谷川秀善君 どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは次に、PCB問題についてお伺いをいたしたいと思います。  ダイオキシンと同様に大変健康被害をもたらすと考えられておりますPCBの処理体制についてでございますが、この問題は昭和四十三年、大変社会問題になったわけであり...全文を見る
○谷川秀善君 ただいま御説明ありましたが、PCBは、昭和四十七年に生産が停止になっておるわけですね。しかし、その四十七年に生産が停止になって、今御説明のありましたように昭和六十三年、鐘淵化学が廃棄すべき液状PCB約五千五百トンを高温処理した後はそれを全然処理されずに、電力会社など...全文を見る
○谷川秀善君 三十年近くもたちますと、保管されているPCBがもう徐々に散逸をしていっているというのが恐らく実態であろうと、そしてどこへ行ったかわからないというふうなものも出てきているということも私はこれは無理はないなというふうに思います。そういう状態の中で、例えば阪神・淡路大震災...全文を見る
○谷川秀善君 今も御説明がありましたように、大体現在では三百度ぐらいに熱して化学反応を起こさせて無害化した油にして、それを焼却すれば済むようになったというふうに私も聞いておるわけです。  そういたしますと、この際やはり国も自治体も、今までのようにPCBについてさわらぬ神にたたり...全文を見る
○谷川秀善君 なかなかこれ、これから本格的に進めるにしても大変だと思う。金もかかるしいろいろだろうと思いますが、せめて私は、国が化学処理後の油をPCB濃度が幾ら以下であれば焼却してもいいような数値目標を示してあげれば、恐らく市町村もやるんではないかというふうに思っておるわけですが...全文を見る
○谷川秀善君 PCBは、一度環境を汚染すれば半永久的に人間や動物に中毒症状を起こすということであります。もうカネミ油症事件でもよく皆わかっているわけです。いまだに多くの中毒患者の方々が大変悩んでいるわけです。こういうことを考えますと、やはり忘れてはいけないというふうに私は思います...全文を見る
○谷川秀善君 よろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、今国会で提案をされております産廃法の改正についてお伺いをいたしたいと思います。  中央環境審議会廃棄物部会が本年一月の三十一日に最終処分を中心とする中間取りまとめを行ったわけでございます。そして、今後も引き続い...全文を見る
○谷川秀善君 よろしくお願いをいたしたいと思います。  それで、産業廃棄物処理法第二条の二によりますと、「国内において生じた廃棄物は、なるべく国内において適正に処理されなければならない。」と、こうなっていますね。そうすると、国内であれば、どこで発生したごみもどこへ持っていっても...全文を見る
○谷川秀善君 いろいろ説明をお伺いいたしましたが、要は、結局どこへ持っていってもいいということじゃないですか。そうでしょう。法の解釈を聞いているんです、何も状況を聞いているわけじゃないんです。だから、いわゆるごみは、産廃は全日本じゅうどこへでも持っていってもいいという法律になって...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、持ち帰ってその後どうなっているんですか。
○谷川秀善君 そういう問題になってしまうんですね、結局どこへも持っていけない。そうすると、これは大変だと思いますよ。船で持っていったやつは相当な量だろうと思いますよ。それを、当該処理業者の敷地なのか何なのか、もし敷地内に置いてあるとしたらこれまた大変な問題が将来起こるだろうという...全文を見る
○谷川秀善君 そうですね。私がちょうだいをいたしました資料でも、平成五年度が三億九千六百万トンぐらいですから、二、三、四、五と大体横ばいですな、ちょっとでこぼこはありますけれども。  これはふえる傾向にあるんですか。やっぱり横ばい傾向ですか、減少傾向ですか。感覚としてどうでしょ...全文を見る
○谷川秀善君 だから、そういう意味ではごみは相当リサイクルに回ったり減量化に回ったり、いろいろしているんだろうと思うんですよ。それでもやっぱり二一%は要処理量。そうすると、これからまた経済活動が活発になるとして、またリサイクルなり減量化が進んだとしても、大体八千万トンないし九千万...全文を見る
○谷川秀善君 そうですね。大体汚泥と動物のふん尿、それに建設廃材。そうすると、これを考えますと、大体これは余り減りそうにないですわな、この種類は。八〇%ぐらいはこれで占めておるということで、これは建設廃材にしても汚泥にしても動物ふん尿にしても、そんなに減らないですな、どう考えてみ...全文を見る
○谷川秀善君 そやけど、大体六十二年ピークで二百五十五件、ずっと減ってきているんですよ。  五年で百三十八件。六年、七年、八年が二百五十五件というようなことになるはずないでしょう。  もっと減っているんじゃないかと思いますよ、私は。というのは、非常につくりにくいという状況がも...全文を見る
○谷川秀善君 そういうことなんですね。やっぱり必要性はますます高まってきておる。ところが、なかなか周辺の状況とかいろんな状況で設置がしにくくなってきておる。これは大変なことなんですね、逆に言うと。この法改正でもいろいろ規制をされましたが、結局、それが逆に言うと不法投棄を呼ぶ原因に...全文を見る
○谷川秀善君 そうですね、結局平成五年度で残余年数が全国でももう二・何ぼと、こういうことになっておるんですな。そうすると、それから大分たっていますわね、だから非常に厳しいということはもう一目瞭然でわかるわけですよ。  それで、ずっといろいろ計算は皆さんにしていただいておるようで...全文を見る
○谷川秀善君 これは大変なことでございますね。だから、最終処分場の問題は、本当に真剣にお互いに考えなければならないと思うわけであります。  それで、そういう状況の中でも不法投棄が後を絶たないわけであります。まだ今のところは最終処分場にある程度の余裕といいますか、余裕があるにかか...全文を見る
○谷川秀善君 今御説明願いましたように、平成五年は三十四万二千トン、平成六年三十八万トン、平成七年四十四万トンと年々ふえていっているわけです。  これは平成五年度で見ますと、平成五年度の最終処分量が八千四百二十五万三千トンですから、大体そのうちの〇・五ないし〇・四%が不法投棄を...全文を見る
○谷川秀善君 この不法投棄者も、警察の取り締まりも行き届いてきたのかもわかりませんが、減っている傾向にはあるんですね。年々減ってきている傾向にありますが、しかしその中で、やっぱり資力不足というのは相当あるわけですね。もう原状回復できない、資力不足。これはまた後ほどお話をお伺いいた...全文を見る
○谷川秀善君 それはよろしくお願いをします。  それで、この不法投棄問題と関連をして、既にマスコミで取り上げられまして大変な問題になっております国内最悪の不法投棄事件と言われておる香川県豊島問題でございますが、これは大臣も御視察に行かれたようでございますので、その御感想といいま...全文を見る
○谷川秀善君 今御説明がありましたように、ごみがごみを呼んで、ついに五十万トンになってしまった。それで、環境にも住民の生活にも大変な影響を与えております。それで、これを原状回復するということに相なってきているようですが、これは費用が一説には百億ないし二百億かかると、現状回復をする...全文を見る
○谷川秀善君 結局、こうした基準違反に対して改善命令をかけた後、これに違反して初めて罰則がかけられるというような二段構造の仕組みになっておるわけでしょう。これが問題なんですよ、二段構造の仕組みになっておるところが。それで基準が不明確であり、そして非常に抽象的であることから、なかな...全文を見る
○谷川秀善君 そこでお伺いをいたしますが、産業系廃棄物の処理の責任は、これは、御説明が今さっきありましたが、処理の責任は排出業者ですね、処理業者ではありませんね。それ確認をいたします。
○谷川秀善君 排出処理業者が不法投棄等不適切な処理をした場合に、その事業者に都道府県知事が改善命令やら措置命令で対応できるわけでありますが、処理業者が不法投棄等の不適切な処理をした場合、処理業者だけにとどまって排出業者には及ばない。これは非常に問題であろうと思いますが、どうお考え...全文を見る
○谷川秀善君 それは徹底してもらわぬといかぬと思うんですがね。  それで、今までお伺いした中でも明らかになりましたように、不法投棄の件数の多くは大体建設工事に関連したものであります。建設業界では大体下請、孫請という非常に多重構造になっているんですよ、建設業界というところは。それ...全文を見る
○谷川秀善君 排出者は、処理の許可を持っている処理業者に委託した場合に、その許可業者が不法投棄を行ったといたしましてもその責任は排出者に及ばないという問題があったわけですね、今までは。ところが、もともと排出者にこの産廃については最終処理責任があるわけでありますから、廃棄物の処分ま...全文を見る
○谷川秀善君 その点よろしく十分対策を考えておいていただきたいと思います。  それで、今度の改正で原状回復のために自主的な活動を推進する法人、いわゆる産業廃棄物適正処理推進センターを指定して、このセンターに事業者等の出損による基金を設け、投棄者不明等の場合に原状回復措置を行う都...全文を見る
○谷川秀善君 これは、この前、業界団体と話し合いしたときに、私らは適正な委託事業者に委託してるんですからというようなばかみたいな話を業界は大分してましたよね、特に建設業界の連中が。そんなばかなことがあるかと私は申し上げましたがね。不法投棄の現状を見たら九割はあなたのところじゃない...全文を見る
○谷川秀善君 その辺のところはやっぱり十分よく話し合いをしていただいて、そういう原因をつくっているわけですから、できるだけ環境を守るという観点に立ってもらわにゃいかぬ。廃棄物を処理するだけの観点ではやっぱり困る。  だからそういう意味では、建設省とも十分打ち合わせをしていただい...全文を見る
○谷川秀善君 それなら結構です。  そやけどね、また法施行後に第二、第三のというふうに、ほったらかしておいたら起こらぬとも限りませんよ、これ。その辺のところは絶対起こさないようにしないと、この適正処理推進センターもパンクしてしまうということに相なろうと思いますので、その点十分考...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、先ほども申し上げましたように、ある程度これは不法投棄の抑止力はあるかもわからぬね。  大体、不法投棄をしなきゃならぬというのは、下請、孫請で、にっちもさっちも計算が合わないというのである程度心ならずも不法投棄している業者さんもおられると思うんですよね。...全文を見る
○谷川秀善君 これは非常にいい制度と思うけれども、この運用は非常に難しいと思いますよ。名義貸しなのか貸しでないのかというのは、この実態を把握するというのは、名義貸しでないと言われたら非常に難しいでしょう。私は何も名義貸しておるわけじゃないんだということになると非常に難しいと思うん...全文を見る
○谷川秀善君 その点は、この法が通過をいたしましたら、具体的にやっぱり取り締まり当局とも十分よく相談をして、法の適切な運営に努めていただきたいと思います。  いろいろとお伺いをいたしてまいりましたが、そろそろ、私の持ち時間大分あるんですけれども、午前中にやめたいと、こう思ってお...全文を見る
○谷川秀善君 終わります。
05月27日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  この法律案の質問をさせていただきます前に、  一つ質問をさせていただきたいと思います。  と申しますのは、前回の統一地方選挙で新進党公認として当選をし、その後、新進・府民クラブに所属をいたしておりました大阪府議会議員が去る...全文を見る
○谷川秀善君 当事者が自殺をいたしておりますから、入手経路等について捜査をするのはなかなか大変だろうと思いますけれども、これはしっかりやっていただかなきゃいけないと思います。そういう意味で、一日も早く入手経路を解明して、それを少なくとも国民、府民の前に明らかにしていただかなきゃい...全文を見る
○谷川秀善君 何とぞよろしくお願いを申し上げます。警察庁、どうぞ結構でございます。  それでは次に、地方自治法の一部改正につきまして二、三お伺いをいたしたいと思います。  地方自治体における監査委員制度は御承知のとおり昭和二十一年に制定をされたわけでございますが、それ以後何度...全文を見る
○谷川秀善君 大分ふえてきておるわけですね。  そのうち、監査請求の後、不服だといって本裁判へ持ち込むケースがたくさん出てきたと思いますが、いわゆる本裁判になっておる件数はどれぐらいでございましょうか。
○谷川秀善君 これもだんだんふえてきておるわけですね。そうすると、監査委員による監査が余り機能せずに情報公開による住民オンブズマンの要求で監査をした、ところがそれがうまく機能していないということで、結局本裁判へ持ち込む、だんだんそういう形になってきておるわけですね。  それはそ...全文を見る
○谷川秀善君 これはもう大変な額ですよ。北海道二十一億八千七百万からずっと行きまして、合計百七十二億八千二百万。  これをだれが返しているか。これは職員が何かの互助会をつくってみたり、OBにもお願いをしてみたり、一府県からすると大変な額です。その根拠はどこにあるのか、何もないで...全文を見る
○谷川秀善君 そうでしょう。これは皆雑収入なんですよ、皆雑入で入れているんです。  そんなことがもう日常茶飯事で蔓延してきたら、少なくとも地方公共団体の職員はおちおち仕事をしておれませんよ。その当時は適なのか不適なのかわからぬけれども、適だと思って執行したわけですよ。もうはなか...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、監査委員さんが、市町村を入れまして全国で大体六千八百から九百、監査委員事務局に所属している職員が、兼務は抜くとして大体五千四百名、合計いたしますと大体一万二千名ぐらいが監査に当たっているわけです。今の法律制度のもとで監査に当たっている。  その次、お伺...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、一万二千人ぐらいの人間がそれに従事して、費用をざっと合計しますと四百七十二億、大変な額です。これだけの人間を使い、これだけの費用を使って本来の目的を達成しているのかどうか、こういうことなんですね。これは大変なことです、どう考えても大変な額ですよ。  そ...全文を見る
○谷川秀善君 だから、大体この辺のところをしっかりやって、これからもこの制度は残るわけですから、しっかりやっていただかぬと、なかなかこういう問題は指摘しにくいだろうというふうに思います。  それと、問題はやっぱり監査委員ですね。監査委員の内訳、議員選出はともかくとして、学識経験...全文を見る
○谷川秀善君 大体OBが多いんです。ほとんどOB、六十何%ですから。そうすると、これはやっぱり内輪になっちゃうんですね。だから、この内輪意識が結局監査委員制度そのものの根幹を揺るがしているんです。内輪だからまあほどほどにしておこうかというようなことが、この監査委員制度を、長年の年...全文を見る
○谷川秀善君 ここにも問題があるんですよ。大体知事部局と監査委員事務局と交流しているんです。そうすると、監査委員事務局に行ったってせいぜい二年か三年なんです、また知事部局へ帰らなきゃいかぬ。そうすると、強いこと言えますか。みんな内輪ですよ、全部内輪なんです。ここにもやっぱり問題が...全文を見る
○谷川秀善君 どうもありがとうございます。非常にいい修正案だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それで、この外部監査、包括監査と個別監査があるようでございますが、これは現行の監査委員制度をそのまま残すわけでございますから、これとの整合性をきちっとお考えいただいて...全文を見る
05月30日第140回国会 参議院 環境特別委員会公聴会 第1号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。公述人の皆様方には大変お忙しい中をお出ましいただきまして、また、ただいまは大変それぞれの立場におかれる貴重な御意見をお伺いいたしました。心から厚く御社を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。  それで、今回提出...全文を見る
○谷川秀善君 そこで、この答申をおまとめになるときに一番御苦労されたのは、スクリーニングとかスコーピングだとかおっしゃっていますが、一番御苦労された点ほどの辺でございましたでしょうか、それぞれ両公述人にお伺いいたしたいと思います。
○谷川秀善君 どうもありがとうございました。  この八カ月大変御苦労をおかけしたように私もお伺いをいたしました。  そこで、浅野公述人にお伺いをいたしますが、いわゆる基本的な考え方の中にもあると思いますが、この代替案につきましては当環境委員会でも大変論議になっておるところでご...全文を見る
○谷川秀善君 立地の代替案というのは日本の国では非常に難しい面があるんではないか、特に業種によってまたいろいろ違うだろうと思います。  だから、それぞれの公述人がおっしゃいましたが、計画の段階、早い段階でいろんなアセスができるということは、これは非常に私は理想だと思いますけれど...全文を見る
○谷川秀善君 この立地の代替案を義務づけた方がいいという御意見の公述人もおられるわけでございますが、私はこれ義務づけるのは現実の今の日本の国の現状としてはちょっとしんどいのではないかなというような感じを受けております。ですが、再度恐縮でございますが、浅野公述人と猿田公述人に御意見...全文を見る
○谷川秀善君 ありがとうございます。  それで、この環境評価制度は、福島公述人の御意見をお伺いいたしましたが、大体これは地方がいろんな状況の中で先にやり出したんです。結局、やらざるを得ないということでやり出したわけです。それで条例をつくり要綱をつくって、結局、地域住民の要望があ...全文を見る
○谷川秀善君 今、両公述人がおっしゃったとおりだと思うんです。これでこの法案ができますと、今まで条例と要綱、こういう形になっておりましたが、恐らくこれからは多分条例化が非常に進んでいくだろうというふうに、一つの大きなきっかけになるわけですから、要綱をつくって条例をつくっておるとこ...全文を見る
○谷川秀善君 ありがとうございます。  それで、猿田公述人にお伺いをいたしたいんですが、長年アセスの審査にこれまで携わってこられた御経験の中で、環境基準クリア型と言われる評価の限界のようなことを実感としてお感じになったことがおありでしょうか。また、おありになるとすればどのような...全文を見る
○谷川秀善君 やはりこれからは、事業者であろうが国であろうが地方公共団体であろうが、基本的には地域住民の方々と仲よくするというか、本当に迎え入れられる事業でないとだめなんですね。私はそう思うんですよ。それと同時に環境の問題も、やはり地球全体としてどうあるべきかということも考えまし...全文を見る
○谷川秀善君 ありがとうございました。本日は本当に大変貴重な御意見を賜りました。審議の参考にさせていただきまして審議を進めたいと思います。  本日はこれで質問を終わります。どうもありがとうございました。
06月04日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第10号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  先日も公述人にお越しをいただきましていろいろと貴重な御意見をお伺いいたしたところでありますが、今回のこの法案にはいろんな御意見もあるようにお伺いをいたしますが、おおむね中環審の答申の趣旨に沿っているというのが公述人の皆さん方の...全文を見る
○谷川秀善君 先日来、我が党の河本議員、馳議員、平田議員、そして今、山本議員を初め各党各議員からあらゆる角度からの質問がございました。総じて、環境庁長官以下事務当局の皆さん方の御答弁を聞いておりますと、肝心なところは、調整官庁でありますからと言って何となく一歩引いたような答弁が多...全文を見る
○谷川秀善君 環境庁長官の力強い御決意をお伺いいたしまして安心をいたしました。  それでは、具体的に質問をさせていただきます。  環境基本法第二十条、これは「環境影響評価の推進」の項でございますが、「国は、」とこうありまして、「事業者が、その事業の実施に当たりあらかじめその事...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、その前提に立ってこの環境影響評価法案を見ますと、第一条、云々とこうございまして、「環境の保全のための措置その他のその事業の内容に関する決定に反映させるための措置をとること等」と、こうありますが、これはどういう意味でございますか。
○谷川秀善君 そこがちょっとこれはあいまいなんですね。結局、事業を認可するのは環境庁じゃなくて事業官庁なんですね。だから、そこが非常にこの法案、アセスメントの実効性を担保されるかどうかということでいろいろと委員の方々が心配をしているところなんです。その辺のところはやっぱり十分よく...全文を見る
○谷川秀善君 大体、環境の問題というのは結局ちりも積もれば山となるんです。だから大きい事業だからやるんだ、小さいからやらぬでいいというような問題ではないんです、全体の問題ですから。  そういう意味では、実際環境を守ってきたのは環境庁じゃないんです、私ははっきり言わせてもらうと。...全文を見る
○谷川秀善君 理論的にはそういうことなんです。しかし、知事とそれぞれの市町村長というのは、私も府庁におりましたし地方の役人をしておりましたが、そんなにしょっちゅう意思疎通していませんよ、中には対立しているのが相当あるんです。そうすると、これは理論的にはそうなんだけれども、実際本当...全文を見る
○谷川秀善君 それから、調査項目なんですけれども、調査項目については、環境基本法十四条各号に掲げる事項ですね、大体。だから私は、やっぱり馳さんもおっしゃったように、もっとこれは広げることが必要だろうなと。例えば、廃棄物処理などを含めた生活環境の良好な安全、アメニティーなどの生活の...全文を見る
○谷川秀善君 そんなあほなことありますかいな、あんた。安全やらそういうのが何で環境と関係ないんですか。そんなあほなことを言われたら、ちょっと一言言わないかぬようになりますよ。
○谷川秀善君 当たり前やがな、環境の議論をしてるねん。私は何も一般論の安全の議論をしているわけじゃないですよ。そうでしょう。環境の議論をしているんやないですか。だから、環境に関係のある安全について項目に入れるようにこれから考えてもらいたいと、こう言っておるんですよ。  もういい...全文を見る
○谷川秀善君 そうだろうと思うんですが、なかなか法律用語というのは難しい。しかし、国民が読んでわかるような法案、法律をつくらないと、これはやっぱり将来困ると思いますから、その辺もまたいろいろお考えをいただきたいと思います。  最後に、いろいろなやりとりをさせていただきましたが、...全文を見る
06月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  本日は、公述人の皆さん方には大変お忙しい中、お出ましをいただきまして、大変貴重な御意見を賜りまして心から厚く御礼を申し上げる次第であります。  私はお寺の息子に生まれました。そして大きくなりましたので、死ということにつきまし...全文を見る
○谷川秀善君 ありがとうございます。  しかし、片ややはり臓器提供を待っておる方がおられる、そのはざまでこの問題が大変な議論になり、我々もいろいろと悩んでおるわけでございますが、やっぱりある程度何らかの形で、死を規定するんじゃなくて、臓器の提供がどこかで可能になるということだろ...全文を見る
○谷川秀善君 どうもありがとうございました。
11月27日第141回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○谷川秀善君 自由民主党の谷川秀善でございます。  松下参考人、水原参考人、お忙しいところ本当に御苦労さまでございます。  午前中、山一の元会長さんと富士銀行頭取さんに参考人としてお越しいただいて、いろいろ質疑を聞きましたが、あきれてしまいますよ。あれでよう銀行なり証券会社の...全文を見る
○谷川秀善君 今お話をお伺いしますと、大分進んでいるような感じですが、一般国民の実感としては、何となくまだ金融不安がずっと続いている、これからももっと悪くなるんじゃないかなというような感じを実感として持っているんじゃないかなというふうに、私は現在の状況をそう考えておるわけです。 ...全文を見る
○谷川秀善君 それは一概に、全部つぶしてしまうというのは信用不安も起こるでしょうし取りつけ騒ぎも起こるでしょうから、いろんな種類があっていいのだと思いますが、非常にわかりにくいということだけは確かだと思うんです。  それと、この場合に大体日銀特融というのをやりますね。この日銀特...全文を見る
○谷川秀善君 それはこの日銀法二十五条で「信用制度ノ保持育成ノ為必要ナル業務ヲ行フコトヲ得」と、こうなっていますね。これは大体無担保で無制限ですね。だから、早う言うたらあるとき払いの催促なしみたいな話だ。これは中小企業の側から見れば、もうそれなら日銀特融を発動してくれませんかと、...全文を見る
○谷川秀善君 それじゃ、山一の場合、これはだんだん調査していって債務超過になった場合は特融を打ち切るんですか。どうでしょうか。
○谷川秀善君 それは今の段階の話で、簿外債務が初めは一千億やと言っていたのが二千億になり、これは調査をしていったらわかりませんわ。資産といったって右から左にそんな売れるものじゃないでしょう、今のこんな経済状態で。そうすると、山一で今八千億出ておるわけですけれども、これは金利はどう...全文を見る
○谷川秀善君 それで、今まではずっと返済がうまくいっていた。ところが、阪和、北海道、山一、また次に何が出てくるかわかりませんが、もし返済不可能になった場合はどうなるんですか。
○谷川秀善君 結局、準備金の取り崩しという格好になるわけですね、仮定の話ですけれども、そういうことが起これば。  そうすると、今準備金はどれぐらいございますでしょうか。
○谷川秀善君 貸しているのは三兆、もっと、四兆にもなるかもわからぬと。そして準備金は、そういうことは考えていないんだろうと思いますが、六百億だと。  そうすると、一つどこかがおかしくなればすぐに準備金はなくなつちゃう可能性というのがあるように思いますが、どうでございましょうか。
○谷川秀善君 大体二千六百億ぐらいだったと。  そうすると、もう早急に準備金を積み立てないとこれは比率からいってもなかなかうまくいかぬように思いますが、今も三兆一千億ぐらい出ておるわけですから。その辺のところは松下参考人としてどうお考えでございましょうか。
○谷川秀善君 準備金は特融の比率で幾らと決まっているんですか、決まっていないんですか。
○谷川秀善君 今、松下参考人は、日銀特融をやる場合に、いわゆる金融機関の経営者の責任をちゃんととらすんだ、こうおつしゃつておるわけですね。経営責任をちゃんととっていただいた上で日銀特融をして、その中で経営責任をとらすと。ところが、午前中の話を聞いていたら、責任どころか何もないわけ...全文を見る
○谷川秀善君 四年ですかね。だから、大分今までにいろいろ監視をされたと思いますが、その監視の状況をちょっとお知らせ願えませんでしょうか。
○谷川秀善君 また入っているんですね、きのうかおとといぐらい。やっぱり今度は本当に徹底的に原因と責任の追及をしていただかないと、なかなか国民が納得しないと思うんです。  そのためにも、今の監視委員会の組織と権限とでは無理なのか、今の監視委員会の組織と権限があればできる、やる気が...全文を見る
○谷川秀善君 済みませんけれどももうちょっと簡潔にお答えいただきませんと、予定しているところまでいきませんので。  よくわかりました。  だがしかし、私は、これはある意味では検察官的な職責を与える方がいいんじゃないかなと思っているんですよ、まだそこまでいくかどうかは別にして。...全文を見る
○谷川秀善君 いろいろ御苦労をされておられると思いますが、この際はもう徹底的にやっぱりうみを出していただくということをお願いいたしておきたいと思います。  そこで、山一が有価証券取引法に違反しているということは大体もう明らかだろうと思いますが、飛ばしを要求した企業、山一が好きこ...全文を見る
○谷川秀善君 そうすると、やっぱり山一がみずから公表せぬ限り無理だ、こういうことでございますか。
○谷川秀善君 これは日銀さんの方も指導していただいて、やっぱり情報公開というのはこれは一番大事だと私は思いますよ。これは何とかこういう真相解明をしていただいて、その結果を監視委員会で、いわゆる利益の要求がなければ非常に難しいということであれば、山一さん自身が明らかにするということ...全文を見る
○谷川秀善君 これは信用秩序を維持するということで大変な日銀特融をするわけですから、やっぱりその見返りもなければいかぬと思うんです。ただ、民民の話だからなかなか指導はできませんという話だと、何のために日銀特融をして救うのか。やはりディスクロージャーして原因をはっきりさせないと救う...全文を見る
○谷川秀善君 監視委員会の方も徹底調査をしていただいて、犯罪事実が見つかればすぐ告発をしていただいて国民に明らかにする、同時にその経営にかかわった人は責任をとってもらう。これがないと、結局最後は国民にツケが回ってくると思いますよ、私は。ここなんですよ。私はやっぱり経営責任と。だか...全文を見る
○谷川秀善君 終わります。(拍手)