谷口隆義

たにぐちたかよし



当選回数回

谷口隆義の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○谷口分科員 公明党の谷口隆義でございます。  短時間ではございますが、若干御質問をさせていただきたい、このように思っております。大蔵大臣におかれましては日夜大変な状況でございますが、よろしくおつき合いのほどをお願いいたします。  今回は非常に景気が悪化いたしております。この...全文を見る
○谷口分科員 ありがとうございました。  いわゆるMOF検査の結果、不良債権として認定されているものがあるわけでございますが、日銀の考査の結果不良債権と認める。不良債権は今何パターンかおっしゃっていただいたわけですが、ほぼその認識に大きな違いがないような状況と考えてよろしいので...全文を見る
○谷口分科員 この基準というのが非常にわかりにくいわけでございます。大蔵省検査の不良債権の認定基準というか認識基準というのですか、一つは、破綻先債権また延滞債権、この二つをもって今不良債権として認識なさっておるとお聞きいたしておりますが、例えばこの延滞債権にしまし ても、六カ月...全文を見る
○谷口分科員 今のお答えなのですが、実は不良債権が公表されておるわけですね。この公表されている不良債権と、例えばMOFの検査である銀行にいらっしゃって、これはタイムラグがありますから若干変わるでしょうけれども、その公表されている金額と不良債権がどうかという検査はもちろんその手続の...全文を見る
○谷口分科員 金融制度調査会の「金融機関の資産の健全性に関する情報開示について」のお話がさっきあったと思いますが、地域金融機関と申しますか、信金、信組については、今公表はなされていないわけです。  先ほどおっしゃったように、信用秩序の維持という意味合いから、これはディスクロージ...全文を見る
○谷口分科員 確かに今のようなことがあるわけですが、しかし一方では、やはり公開してほしいという要求もあるわけでございます。都銀、長信銀、信託、このような大きな金融機関については、行内の内部統制もとられておるし、チェックの方法もかなり厳密になされておるというような認識でおりますが、...全文を見る
○谷口分科員 金融機関というのは非常に社会性とか公益性を持った企業であると思うわけでございまして、今まで護送船団方式であるとか不倒神話であるとかいうような形で、一行もつぶさないという形で戦後来たわけです。しかし、今もう大変な状況になっておる。こういう状況の中で、例えば信用組合一行...全文を見る
○谷口分科員 一行ごとのディスクロージャーというのは大変だと思うのですけれども、全体でどの程度、一つの基準が要ると思いますが、その基準を超えたような不良債権があれば、どの程度あるというようなディスクロージャーをぜひしていただきたい。これは国民がそのように望んでおると思うわけでござ...全文を見る
○谷口分科員 本当に預金者保護の観点から十分注意していかなければいかぬ。銀行の方は、さっき申し上げたように、自助努力をしてないんじゃないかというような意見がございます。みずから血を流して経営努力をいたしておるのか。今民間の企業においてはリストラをやって、もう大変な努力をしながら経...全文を見る
○谷口分科員 いずれにいたしましても、銀行そのものも自己努力をしていただいて、十分預金者の期待にこたえられる体力をつけて、みずから償却できるような体質に持っていかなければいかぬわけで、そういうことができない金融機関については、今後またそれなりの対応を当然考えておられると思うわけで...全文を見る
○谷口分科員 最後に大蔵大臣、今の不良債権の 問題、ディスクロージャーの問題、また中小金融機関のディスクロージャーの問題も含めまして、ちょっと御意見を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
○谷口分科員 どうもありがとうございました。
10月31日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第5号
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○谷口委員 改革の谷口隆義でございます。  まず初めに、今回の抜本税制、この抜本税制の大きな目的というのは、一つは、これからの急激な高齢化社会への突入ということと、また安定成長に入った日本のこれからの税体系がどうあるべきか、こういう観点でこの税体系を見直す、こういう意味の抜本税...全文を見る
○谷口委員 今の大蔵大臣のお答え、非常にわかりにくいんです。  実は、大蔵省の提示された資料を見ましても、所得、資産、消費、ある人は、これが一対一対一になるのが望ましい姿なのか、こういうようにおっしゃる方もいらっしゃるわけでございまして、あるべき税制の姿、来るべき高齢化社会のあ...全文を見る
○谷口委員 先ほど私申し上げました個人所得課税を基幹税制、こういうようにおっしゃっているのですね。この個人所得課税を基幹税制とは、今大蔵大臣おっしゃった意味の中でどういうことになるんでしょうか。
○谷口委員 このあたりが非常に問題でございます。御存じのとおり、消費税というのは、税収弾性値と申しますか、弾力性がないのですね。消費が課税客体、課税標準ですから、そういう意味では弾力性がないわけでございまして、所得課税というのは所得の伸びに応じて弾力性がある、こういうように言われ...全文を見る
○谷口委員 この特例は、先ほどおっしゃったように、中小特例はわかるのです。これは、要するにその事務処理能力がない、このような観点で認めてあげよう、こういうようなことはわかるわけでございますが、これは、大企業においても、今申し上げたようなことが適用を受けられるわけでございます。例え...全文を見る
○谷口委員 では、先ほども申し上げた課税売上割合が九五%以上の場合の仕入れ税額の全額控除、この結果、この益税がどの程度発生しておるか、御報告をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 これは要するに、今金融取引というようにおっしゃっておりましたが、むしろ、先ほども私が例に挙げた建物の賃貸、このような場合に非常に大きな効果があるわけで、私も二十年近く税の実務家でやってまいりまして、こういうことは結構実務の世界でやられているわけでございます。  今主...全文を見る
○谷口委員 それでは、どうして大企業も含めて九五%以上の場合の仕入れの全額控除というのを認めたわけでございますか。大蔵大臣、どうですか、この制度の趣旨ですね。
○谷口委員 要するに、今の私が聞いたことに答弁なさっていないのですけれども、要するに、金利のことを今主税局長おっしゃっておりましたが、むしろ住宅の賃貸なんかが多いのですね。二千万が土地である。土地は非課税ですから消費税はかからない。マンションの八千万、建物についてはこれはかかるわ...全文を見る
○谷口委員 この特例は、先ほどおっしゃったように、中小特例はわかるのです。これは、要するにその事務処理能力がない、このような観点で認めてあげよう、こういうようなことはわかるわけでございますが、これは、大企業においても、今申し上げたようなことが適用を受けられるわけでございます。例え...全文を見る
○谷口委員 では、先ほども申し上げた課税売上割合が九五%以上の場合の仕入れ税額の全額控除、この結果、この益税がどの程度発生しておるか、御報告をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 これは要するに、今金融取引というようにおっしゃっておりましたが、むしろ、先ほども私が例に挙げた建物の賃貸、このような場合に非常に大きな効果があるわけで、私も二十年近く税の実務家でやってまいりまして、こういうことは結構実務の世界でやられているわけでございます。  今主...全文を見る
○谷口委員 それでは、どうして大企業も含めて九五%以上の場合の仕入れの全額控除というのを認めたわけでございますか。大蔵大臣、どうですか、この制度の趣旨ですね。
○谷口委員 要するに、今の私が聞いたことに答弁なさっていないのですけれども、要するに、金利のことを今主税局長おっしゃっておりましたが、むしろ住宅の賃貸なんかが多いのですね。住宅の賃貸なんかで使われている場合が多いわけでございまして、大企業は要するに計算能力がないということはないわ...全文を見る
○谷口委員 要するに、今大蔵省の方も、国庫に納入されていない金額があるわけです。この金額について把握されていないということは、これについて今まで議論がなされておらなかったということだと思うのですね。ですから、大体本来納めるべき金額、いわゆる益税がどの程度あるのかということを、国民...全文を見る
○谷口委員 いずれにしましても、原則課税が本来なんですね。ですから、このような例外規定が設けられておる、この例外規定もその趣旨がはっきりわからないということでは、これは困るわけでございまして、先ほども私申し上げたとおり、これによって納められていない消費税が幾らあるのかというような...全文を見る
○谷口委員 いずれにしましても、これはおかしいわけなんです。議論からなされていなかったのではないか、このように思うわけでございまして、この問題につきましては、またこれからも質問してまいりたい、このように思います。  ちょっと時間がないものですから、次の問題に移りたいと思います。...全文を見る
○谷口委員 抜本的に検討するということは、要するに廃止を検討するということだと思うのですね。宿泊及び飲食の単一消費高に対して消費税がかかっている、また料飲税がかかっている、まさに二重課税でございまして、このような二重課税は、これはやはり是正していかなければいけない、このように思う...全文を見る
○谷口委員 いや今の、要するに紹介議員になるということは、その請願に対して賛成しているということなんでしょう。この請願を、紹介議員なんですから、この特別地方消費税の撤廃に対して賛成なさっているのでしょう。そうじゃないのですか。
○谷口委員 じゃ小里長官、ちょっと御所見をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 この紹介議員というのはやはりその内容を十分吟味してなるものだと思うのですね。何でもかんでも紹介議員になるというわけにこれはいかぬのだと思うのです。ですから、当然、やっておられるわけですから、この内容をごらんになって、これは撤廃すべきである、このように考えられたんじゃな...全文を見る
○谷口委員 いずれにしましても、紹介議員になっておられるわけでございます。これは委員長もそうです。委員長もなっておられるわけですからね。頼みますよ、これ。ですから、この特別地方消費税の撤廃というようなことに賛成していただける、このように考えまして、次のテーマに参りたいと思います。...全文を見る
○谷口委員 今自治大臣おっしゃったように、行革を進めるという意味では、この一元化は私も賛成をいたしておるわけでございまして、その際に、例えば社会保険料の徴収も含めて一元化をやるというような考えがあるわけでございますが、これについては、どのようにお考えでございましょうか。
○谷口委員 先ほども申し上げたとおり、国の機関に徴収委託をするわけでございますが、国税職員が今五万人いらっしゃるんですかね、また、地方税の職員が今八万人いらっしゃると聞いておりますが、この徴税委託をすることによって、国税職員がどの程度ふえ、また地方税の職員がどの程度減るとお考えで...全文を見る
○谷口委員 今のお答えでは、行革がどの程度まで進むのかが非常に不明確なわけでございますが、またもう一つ、地方から国に対する手数料の支払いというような事態になると思うのですね。  ちなみに、今、国税と地方税の徴税コストを調べてみますと、平成四年度でございますが、収入百円に対して、...全文を見る
○谷口委員 もう時間が参りましたので、最後にお聞きいたしたいわけでございますが、今の徴税機関の一元化とも関連をするわけでございますが、評価の一元化ということを、私、今考えておりまして、現在、固定資産税の評価につきましては、全国四十万地点に三年に一遍評価をして、賦課決定されておるわ...全文を見る
○谷口委員 ちょっと私の質問していることに対する答弁になっていなかったのですけれども、要するに、国民の利便を考えますと、みずから計堂してやるのは大変なんですね。固定資産税の評価額はずっと賦課決定されていますから、こっちへ送られてくる。これをベースにして相続税が納められたら、これは...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。
11月17日第131回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
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○谷口委員 改革の谷口隆義でございます。時間をいただきまして、御質問させていただきたいと思っております。  きょうの午前中のお話にも何点か出てきたわけでございますが、きょうの午前中の細川議員のお話、また田中議員のお話にもあったわけでございますが、今、交通戦争とも呼ばれるような、...全文を見る
○谷口委員 今、シルバーマークについての御見解を述べていただいたわけでございますが、本年六月の参議院の決算委員会をちょっと見ておりますと同じような見解でございまして、これから具体的にどういう形でこのシルバーマークを普及させていくのか。  また、前段の方の高齢者の事故対策でござい...全文を見る
○谷口委員 先ほど申し上げましたように、これから特にこの高齢者の問題というのは大きな問題になってくるわけでございまして、私が申し上げましたシルバーマークにつきましても、反対意見があるというように聞いております。その中で具体的に普及させていくにはどうしたらいいのかということも含めま...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。  今東京消防庁の八八年のデータがございまして、緊急通報を受けて消防署を出てから現場到着までの平均時間は四分四十八秒、現場での処置に九分、さらに現場から病院までに八分六秒、つまり負傷者が病院に着くまでに二十一分五十四秒かかっている。また、病院...全文を見る
○谷口委員 今の御答弁の中にもあったわけでございますが、総務庁を中心として研究会が発足した。初めての会合が先月行われたのですね。これは非常にいいことだと僕は思うのです。  それで、この救急ヘリについて、今二年というようなことをおっしゃいましたが、具体的に、めどとして二年というこ...全文を見る
○谷口委員 私、この救急ヘリについては非常に関心を持っておりまして、先ほどの研究会も発足されて、各省庁から来られて、またこれは実務家の方もいろいろいらっしゃるわけですね。専門家の方等々がいらっしゃって研究をなさっているということでございますので、ぜひこの実現に向けて一刻も早くやっ...全文を見る
○谷口委員 今御答弁していただきましたが、このアクリルというのはいわゆる可燃性と考えてよろしいんですか。
○谷口委員 今のお話では、この四キロというのは、四キロほどこのアクリルの防音壁になっているというようなお話でございましたが、要するに不燃性の材料を使わなければいけないというようになっていないということでございましょうか。
○谷口委員 いや、私は初めからそれはもう当然不燃性の材料を使わないとこれはだめだろうなというように思っておったわけでございますが、今お聞きしますと、必ずしもそうではないというようなことでございますね。
○谷口委員 現実にこういう事故が起こっておりまして、壁にぶつかってその上の防音壁が要するに燃え上がって、その燃え上がったものが下に落ちて民家が火事になったという事例があるわけでございます。そういう意味からしますと、すべてこの不燃性の材料でやりなさいというような形で、例えば指導を行...全文を見る
○谷口委員 要するに、一遍これは調査してみる必要があるのじゃないかと思うんですね。具体的に不燃性の、不燃性というか可燃性の防音壁がどの程度使用されておるかというように一度調査していただきまして、こういうような二次災害、これはもう下の民家が燃えたわけでございますので、こういうような...全文を見る
○谷口委員 たまたま当該場所がこの四キロのところに当たった、こういうことでございますね。いずれにしましても、この四キロ、見えるとか、それによって交通事故が減少するということならこれまた話が別なんですが、そういう可燃性の材料を使っておって、そういう二次災害が起こるということになりま...全文を見る
○谷口委員 ぜひ一遍調査していただきまして、そういうような状況というのは多分あると思うのですね。また、下に民家があったり非常に危ないような状況があったら、例えば下に工場があるというようなことはないのでしょうけれども、それがありますとまた大きな火災を引き起こすというようなことになる...全文を見る
○谷口委員 どうもありがとうございました。ちょっと時間がないものですから、それはぜひそのように対応していただきたいと思います。  あとは、現状どのくらい放置車があるかというのは、今まで何回もこの国会における議論があったわけでございますが、実態調査がなされておらないわけでございま...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。ぜひ、今おっしゃっていただきましたように実態調査をしていただきまして、後日また御報告をお願いいたしたい、このように思っております。  あと、時間も参りましたので、最後にもう一点お聞きいたしたいことがございます。  道交法が一部改正されたわけ...全文を見る
○谷口委員 それでは、時間が参りましたので、ありがとうございました。