谷口隆義

たにぐちたかよし



当選回数回

谷口隆義の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○谷口委員 新進党の谷口でございます。  本日は、阪神大震災関連の質問をさせていただきたいと思っております。  まず初めに、阪神大震災でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞い申し上...全文を見る
○谷口委員 かなり予算もかかることであると思いますので、よろしくお願いいたします。  次に移りまして、あと若干税制上の問題、これは非常に細かい問題も含めまして、確認をさせていただいたりまた新たに御提案をさせていただいたり、このように思っております。  まず、先ほど非常に前向き...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。  ちょっと時間の関係もございまして、あと細かいところが何点かございます、これを羅列して申し上げますので、それに対する御見解をまとめてお願いいたしたい、このように思うわけでございます。  まず第一点が、先ほどもおっしゃっていただきました申告...全文を見る
○谷口委員 ほとんど考えておらないという結論であったわけでございますが、今回の震災の程度を十分吟味して、考慮していただいて、特別立法をつくるぐらいのことをやっていかないとこれはだめだと思うのです。  実は、調べますと、関東大震災の折に、当時の租税収入と印紙税収入を含めて減収額が...全文を見る
○谷口委員 先ほど私申し上げましたように、関東大震災の折には一〇・七%の減収になった。このようにあるわけでございまして、そのくらいの対応をするぐらいのことをしていただきたいなというように思うわけでございます。  今度は地方税の方に参りまして、先ほど国税の方で災害減免法の問題があ...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたのでこのあたりで終わりたいと思いますが、いずれにいたしましても、今回の大震災は関東大震災に匹敵するぐらいの大震災であるわけでございまして、十分そのあたりを考慮していただきまして、税制上の対応も含めて財政上の対応等検討していただきたいというように思ってお...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○谷口委員 まず初めに、今回阪神大震災においてお亡くなりになられた方々、また御遺族に対し、深く哀悼の意を表すものでございます。また、現在負傷されている方、また避難生活を続けておられる方に対しまして、心からお見舞い申し上げます。  まず初めに、国際通貨基金及び国際復興開発銀行くの...全文を見る
○谷口委員 今御説明いただいたわけでございますが、一つわからない点というのは、私、今質問いたした今回の資金メカニズムがフランスが中心で行われたということでございますが、より具体的に日本がどういう形で引っ張っていったかということをお聞きいたしたいというように思っておるわけでございま...全文を見る
○谷口委員 わかりました。本当にこれは大事な問題でございますので、日本国としても全力で取り組んでいただきたいというように思っております。  次に、震災関連の質問をいたしたいと思います。  前回の大蔵委員会において、私、税制上の対応の質問を何点かさせていただいたわけでございます...全文を見る
○谷口委員 要するに所得が確定できないというのですかね、もう帳簿がないわけですから。どのくらい所得があったのかわからないような状況になっているところが多いわけでして、そういう状況の中で対応というのは税務当局も大変だと思うのです。個別対応でやっていくということですから、かなり人員も...全文を見る
○谷口委員 やるべきことはぜひ早く決定していただいて、やっていただきたいと思うわけでございます。  次に、災害対策基金についてお聞きいたしたいと思います。  先日、一月三十一日の日に野中自治大臣が、総額三千億程度の災害対策基金をつくろうというようなお話があったとお聞きいたして...全文を見る
○谷口委員 ちなみに雲仙の場合に、当初県から二十億、また県の貸付金が二百八十億、合計三百億からスタートして、現在六百三十億の基金がある、このように聞いておるわけでございます。  今回の被災の状況というのは大変甚大なものでございまして、範囲も広くて、被災を受けておられる方もたくさ...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃっていただいたのですが、この法的な根拠も全くわかりませんし、この団体がどういう団体であるのか、例えばこの義援金というのは皆さんが大変な志を持ってこたえていただいたお金、非常に大切なお金でございますが、これについてどのような使われ方をしておるのかというのは非常...全文を見る
○谷口委員 まだはっきり明確な答弁がないのでわかりにくいのですが、先ほども申し上げたように、自治大臣がこの義援金の一部を基金に繰り入れたいというような権限がおありなのかどうかということでございます。
○谷口委員 まず、この義援金というのは、先ほど申し上げたとおり、非常にたくさんの方に御協力いただいたお金でございます。もう本当に明確な基準で、透明にまた公正に、公平に扱っていただきたい、こういうように強く望むものでございます。  また、この義援金につきまして、できましたらこの対...全文を見る
○谷口委員 もう時間が参りましたのでこのあたりで終わりたいと思いますが、いずれにしましても、この増税につきましては非常に慎重に扱っていただきたいというようにお願いいたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
02月17日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○谷口委員 新進党の谷口でございます。  あの忌まわしい阪神・淡路大震災から本日はちょうど一カ月が経過いたしたわけでございますが、本日現在、五千三百人を超える方がお亡くなりになり、また負傷者が三万四千人を超えるというような状況になっておるわけでございます。  また、二十一万人...全文を見る
○谷口委員 今、災害減免法におきましても簡便法を使っていいというようなお話でございました。  また、もう一つお聞きいたしたいのですけれども、今回の震災におきまして大変な被害に遭っておられるわけでございまして、今の現行法の範囲で、所得がありますけれども、その所得から、当然大きな被...全文を見る
○谷口委員 いや、主税局長、私が申し上げたのは、三年から五年に延長できないかということを申し上げたわけでございまして、今それが検討されておるのかどうかということをひとつお答えいただきたいと思うのです。  それで、その前にもう一つお尋ねいたしたいことがございます。  今回は法人...全文を見る
○谷口委員 ぜひ被災された方々また被災企業の立場に立って、今私が申し上げたような三年から例えば五年に引き延ばすことであるとか、また法人税関係におきましても最大限の考慮をお払い願いたいというようにお願いいたします。  その次に、今のことにかかわることでございますが、地方税関係につ...全文を見る
○谷口委員 早急にこの法案を成立させていただいて、早急に施行していただきたいと思うわけでございます。  この法案が成立しますと、還付を求める方がたくさんいらっしゃるのではないかというように考えるわけでございますが、現在国税当局も万全の体制をしいて、応援部隊も入れて、そのような準...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございます。  そういうことで、本当に一刻も早くこの法案が成立することを望んでおるわけでございます。  その次に参りまして、今回非常に被災地で大変な状況に遭っておられる企業が多いわけでございますが、手形の決済についてお聞きいたしたいと思うわけでございます...全文を見る
○谷口委員 済みません、もう一つお聞きしたいのですけれども、もう解除期間のことについて一部言われておるわけでございますが、解除をいたしますと倒産が顕在化すると申しますか、一部支払い不能に陥る、不渡りになる企業が出てくると予想されるわけでございますが、このような解除期間について今現...全文を見る
○谷口委員 経済に与える影響が大きいわけでございまして、今私がお聞きした回答になっていないのですけれども、十分周りの状況を配慮しでそのような解除期間も設けていただく。また、先ほども申し上げたように、資金が枯渇するところが出てくるわけでございまして、低利で融資する等万全の対策を講じ...全文を見る
○谷口委員 聞くところによりますと、関東大震災の折には二年間の措置が講じられたということを聞いておるわけでございますが、ぜひ二年程度の措置を講じていただきたいというように申し入れをさせていただきます。  また法務省関連の問題でございますが、実は、平成二年の商法改正におきまして、...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。  いずれにしましても、法務省の御見解は、前向きにやっていただくというようなことで進んでおるということでございますので、できるだけ早くそういう対応をお願いいたしたいというように思います。  今回、本当に大変な被災を受けたわけでございますので...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○谷口委員 新進党の谷口でございます。  本日は、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、初めに御質問いたしたいというように思っております。  先ほど、大蔵大臣の方から御説明があったわけでございますが、平成七年度の税制改正によりまして、租特の関係で、今私のいただいて...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃったように、数字の上から見ると、大幅な廃止、整理というような形になっておらないわけでございまして、今までの税制改正の流れの中でそういうことを今までやってきたわけでございますので、特にそういう観点でこれからもやっていただきたい、このように思っておるわけでござい...全文を見る
○谷口委員 土地政策というのは非常に難しいわけでございまして、今非常に財政状況が厳しい折に、これは逆行するような形の税率の引き下げというようになっておるわけでございます。これが土地の流動化にどういう影響を及ぼすのかということが非常にまた不透明なところがあるわけでございますが、政府...全文を見る
○谷口委員 その次に移りますが、これはちょっと社会的にいろいろ物議を醸し出した問題でございますが、例の懸賞金つき預貯金の懸賞金等にかかわる税金ですね。  これは、当初は大蔵省のお考えは、一時所得というような判断を示されて、ですから特別控除の五十万以内であれば非課税ということにな...全文を見る
○谷口委員 いずれにしましても、今回この租時法案につきまして、一番初めに私申し上げたように、大幅な整理合理化を目指してというようにうたっておられるわけでございますので、不要な租特案件につきまして、今後も整理合理化の方向でやっていただきたいということをお願いいたしまして、次の質問に...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。そういう見地で、この定員の大幅増加につきましてぜひともよろしくお願いします。  次に参りまして、今回非常に問題になっております東京協和信用組合、また安全信組の二億組救済問題についてお聞きいたしたいというように思うわけでございます。  最近の...全文を見る
○谷口委員 異常なぐらいの乱脈ぶりでございます。これは当然もう御存じなことであると思いますが、先日いただいた資料を見ますと、本来信用組合というのは地域金融機関で、もう地域にべたっと根を張る金融機関でございますが、この預金の状況を見ておりますと、一千万以下の預金金額は一割しかない。...全文を見る
○谷口委員 先日、同僚議員の質問に、監督責任は東京都にあるのだ、そうすると大蔵省銀行局はどういう立場なのかというような、非常に明確でないような御答弁があったわけでございますが、きょうの新聞を見ておりますと、東京都の方は八九年から改善指導を何回か続けておられて、同様の内容で示達を何...全文を見る
○谷口委員 東京都の補正予算の審議におきまして、三百億という低利融資について、今現在支援が成立するかどうか微妙な状況になっておると聞いております。今回、東京都の方のこの三百億の低利融資ができないというようになった場合、今回のこの処理スキームについてどうなるのか。また、その際に大蔵...全文を見る
○谷口委員 いや、わからないのですね、これ本当に。そういうように期待なさっても、東京都の方でそういうことでできないというような場合に至った場合にはどういう対応をされるかということをお聞きいたしておるわけでございます。大蔵大臣、どうですか。
○谷口委員 全然回答になっていないわけでして、もしそういうような事態に陥ったらどういうように考えておられるかということをお聞きしているわけでございますが、そういうことで、もう一度御答弁をお願いいたします。
○谷口委員 何回もあれですが、今そういうことが現実の問題として東京の都議会で行われておるわけでございまして、この状況を十分また見ていかなければいかぬと思うわけでございますが、もともと、信用秩序のために救済を行った、預金者保護の観点からも、そういうようなお話でございますが、このすべ...全文を見る
○谷口委員 最近の大蔵大臣の御発言を聞いておりますと、昨年の年末に、このような大変な銀行は破産するということも考えた方がいいのじゃないかというような御発言であるとか、先日札幌におきましても、金融機関の倒産もあり得るというような御発言があったと聞いております。  一方、大蔵省の方...全文を見る
○谷口委員 済みません、大蔵大臣に、先ほど私の申し上げたことについて御見解をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 いずれにしましても、大蔵大臣の御発言というのは、信用秩序の維持という観点からしますと国民に大きな動揺を与えたというように思われるわけでございまして、一つは、先ほど私が申し上げたように、大蔵省の動向と大蔵大臣のお言葉に食い違いがあるというようなことでございますので、その...全文を見る
○谷口委員 先ほど私が申し上げたように、金融機関総体、都銀から信組に至るまで大きな不良債権を抱えておるというように聞いております。都銀、長信銀、信託、これで公表の不良債権が十三兆余りというようなことでございますね。これはいわゆる金利減免債が入っておらない。ですから、それを加えると...全文を見る
○谷口委員 今銀行局長おっしゃったディスクローズについて、早急にやはりこのやり方を出していただきたいと思うわけでございます。私は個人的には、大手の金融機関、都銀、長信銀、信託につきましても、やはり金利減免債も含めてディスクローズすべきだと思っております。また、信金、信組につきまし...全文を見る
○谷口委員 これは昨年私が予算委員会の分科会で質問した折に申し上げたことであるわけでございますが、現在、預金保険機構の責任準備金残高が八千二百億ぐらいですわ。日銀借り入れが五千億ほどありますから、今出動できる金額というのは一兆三千億ぐらいですか。このくらいの金額では、今後また大き...全文を見る
03月08日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。  ただいま趣旨説明がございました二法案につきましては一応賛成の立場で御質問いたしたい、このように思っております。  まず初めに、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案について御質問いたしたいと思っております。  この法...全文を見る
○谷口委員 今御説明いただいたとおりであると思いますが、その内訳を、例えば今、鉱害対策について支出されたりとおっしゃっておられたわけでございますが、簡単にその内訳を教えていただきたいと思います。
○谷口委員 わかりました。  今回、この一年間の延長ということでございますが、見させていただきますと、免税と還付に分かれておりまして、石油化学製品製造用原油については免税、石油化学製品製造用揮発油等に係るものについては還付、このようなことになっておるようでございます。  それ...全文を見る
○谷口委員 私、先ほども申し上げたように、余りにも対象になる免税額が少ないものですから、どうしてこのような免税が設けられたのかなというような疑問を感じたわけでございますが、そのことについてもう一度御答弁をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 今もお聞きをいたしますと、一つのインセンティブということでこの免税制度を創設されたというように私は感じたわけでございますが、それにしますと対象になる金額が非常に少ないなというふうに思うわけでございまして、今おっしゃっていただきましたので御趣旨はよくわかったわけでござい...全文を見る
○谷口委員 それでは、大蔵大臣、御所見をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 もちろんこの金融政策は日銀の専権事項でございますので、今回、先ほど申し上げたとおり、アメリカが金利を上げ、我が国が金利を下げることによってこの円高がとまるのではないかというような声もあるわけでございます。現在、御存じのとおり、金利水準は最低水準の一・七五%、公定歩合が...全文を見る
○谷口委員 ここで、引き下げる、こういうようなことはまず言えないのではないかなというようには思いますが、何か手を打たないと、これは先ほども私見ておりますと、市場関係者はこのまま八十五円あたりまでいくのではないか、このように言う方もいらっしゃるわけでございまして、ますます憂慮される...全文を見る
○谷口委員 早急に目に見える形の対応をやっていただきたい、このように切にお願いする次第でございます。  先ほど、日銀の小島理事からも御発言の中にあったわけでございますが、ファンダメンタルズに合っていない今の相場。あるデータによりますと、購買力平価でいくと大体百六十円ぐらいが妥当...全文を見る
○谷口委員 漠然とした御答弁でございまして、また後で時間があれば今おっしゃったことについて御質問いたしたいと思いますが、まずその前に、私先ほど申し上げたように、デリバティブが今回の円高の一つの原因にもなっておったり株式市場の混乱の一つの大きな要因になっておると言う方がいらっしゃる...全文を見る
○谷口委員 先ほど大蔵大臣のお話にもありましたが、今為替が一日に大体一兆ドルくらいというようなお話でございましたね。今回日銀が急激な円高に対して介入されたと聞いておりますが、この金額は、まだどのくらいかわかりませんが、漏れ伝えられるところによりますと三十億ぐらいじゃないかというよ...全文を見る
○谷口委員 初めにも申し上げたように、このデリバティブについては、非常に積極的に進めるべきだという意見と、またいろいろマスコミを見ておりますと、デリバティブ妖怪論であるとかがん細胞論であるとか、このような意見もあるようでございます。  そういうような中で、先ほどデリバティブにつ...全文を見る
○谷口委員 大体時間が参りましたのでもう質問を終わりたいと思いますが、最後に、先ほど日高証券局長がおっしゃいましたように、今信用組合の問題が大変な状況になっております。これは大蔵大臣も先日おっしゃっておられたように、信用秩序の維持というような観点が非常に重要なわけでございまして、...全文を見る
03月24日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。  本日は、阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する保法律案について御質問いたしたいというように思います。  被災地は甚大な被害を受けられて、その被災地の早急な復旧、復興を図らなければいけない...全文を見る
○谷口委員 今、政令で後で定めるというようなことでございます。もう既にこれは具体的に例示であるとか、限定列挙になるのか例示になるのかわかりませんが出ておるわけでしょうか。
○谷口委員 後ほどその件について御質問いたしたいと思いますが、例えば、今回被災に遭われた企業が本店を移転する、せざるを得ないというような状況にある企業があるわけです。その本店を移転するような費用についてはどういうようなことになるのか。また、従業員の方に一部休業補償をしておられるよ...全文を見る
○谷口委員 ですから、一般の方は、震災損失といいますと震災によって損失を受けた金額、多分こういうような理解をされるわけです。今の主税局長のお話によりますと、資産が滅失したような場合、そういうことを前提にして今回の災害損失金額の対象になるのだ、こういうようなお話なんですが、私たちが...全文を見る
○谷口委員 この問題はまた、後で通達、法令の御質問をいたしたいと思うわけでございますが、その折に御質問いたしたいと思います。  二つ目に、被災者向けの優良賃貸住宅の割り増し償却の問題でございます。  今回、被災者向けの優良賃貸住宅について五年間、耐用年数四十五年以上のものにつ...全文を見る
○谷口委員 これを見ますと、一月十七日から三月末までの間は適用がないということなんです。余り影響がないと僕は思うのです。さっき申し上げたように、既存の建物で賃貸を既にしておる物件じゃないわけでありまして、例えば一月十七日の時点でできていなくて一月末の段階で竣工した。賃貸を三月から...全文を見る
○谷口委員 私の個人的な考えは、やはり一月十七日からやってあげたらどうかなというようにも思うわけでございますが、今の質問はこれで終わって、次に、特定の事業用資産の買いかえの場合の課税の特例、これについてお聞きいたしたいと思います。  この内容を見させていただきますと、二つあって...全文を見る
○谷口委員 この事業用資産の買いかえの適用期間というのですか、これを見ますと、平成七年一月十七日から十二年の三月三十一日までの間に譲渡し、七年の一月十七日以後に取得する資産について適用する、こういうことです。  では、具体的にちょっとお聞きしますが、平成七年三月に取得して平成十...全文を見る
○谷口委員 三年というのは、その日現在です。暦年で考えるというわけじゃなくて、事業年度で考えるというわけじゃなくて、売却時点の日で計算するわけです。
○谷口委員 大体わかりました。  次に、土地譲渡益課税の特例についてお聞きいたしたいと思います。  この土地譲渡益課税の特例は、例えば五千万の特別控除であるとか二千万の特別控除、一千五百万の特別控除ですか、そういう特別控除なんです。  ちょっと私はお聞きしたいのですが、今、...全文を見る
○谷口委員 わかりました。  最後に、この法案のことについてお聞きしたいのです。  先ほどの震災損失のところで主税局長が、政令で後ほど定めるというようなお話があったわけでございますが、私従来から疑問に感じておったことがあるわけでございます。  それは、法令と通達というのがあ...全文を見る
○谷口委員 一つは、私、大きな問題だと思っておるのは、減価償却資産の耐用年数です。減価償却資産の耐用年数は省令です。またもう一つは、資産税というか、相続税と申しますか、資産の評価については、これは通達になっております。このあたりは全く我々の議論の範疇になっておらないのです。  ...全文を見る
○谷口委員 例えば、相続税の算出は課税標準に税率を掛けるわけでしょう。課税標準に税率を掛けます。課税標準の評価は評価通達によって決まるわけです。税率は国会で審議します。だから、税収をはかろうと思えば、課税標準か税率か、こういうふうになるわけですね、簡単に申します。  税率の方は...全文を見る
○谷口委員 これはやはりかなり大きな問題だと思うのです。  例えば、貸倒引当金の例をとりましょうか。貸倒引当金は本法で決まっております。貸し金の対象はやはり通達だと思うのです。この貸し金の対象がどういうようになるかというのは、貸倒引当金そのものを左右する大きな問題なんです。この...全文を見る
○谷口委員 また別の質問をしたいものですから余り時間がないので、最終的にちょっとお話しさせていただきますと、先ほど申し上げた貸倒引当金は、対象になる債権と対象にならない債権を例示列挙しているのです。この例示列挙に基づいて現場の方は判断していくわけなんです。ですから、例えばこの貸倒...全文を見る
○谷口委員 全く私も同感でございまして、行動が遅いと思うのです。  長期国債市場、また短期の金融市場におきましても既に金利は低下してきておるわけでございまして、これは要するにもう織り込み済み、というような状況の中で、例えば金利を下げたとしてもやはり効果がないわけです。  です...全文を見る
○谷口委員 先ほど私が申し上げました株式市場の動向、先日当委員会で一般質疑があったわけでございますが、そのときにおきましてはまだ株安というような状況じゃなかったわけですけれども、ここへ来て株式市場が急激に低下してきた。さっき申し上げたように、九二年の最安値も射程内に入ったというの...全文を見る
○谷口委員 先日払、円高の問題を御質問した折に質問いたしたわけでございますが、今回のこの円高、アメリカ、ドイツ、日本、協調介入をなさっているということでございますが、どうも姿勢が明確ではない。アメリカの方はどうも積極的に介入しているような状況に見えない、ドイツの方はむしろこのマル...全文を見る
○谷口委員 先ほど質問しましたこの株式市場の問題、また急激な円高の問題につきまして、今度大蔵大臣にちょっと御質問いたしたいのですけれども、今ここへ来ての急激な株安、株式市場が下落しておるわけでございますが、同じようにそのことも含めて御見解をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 もう一回大蔵大臣にお聞きいたしたいのですが、株安のことに限定してお聞きいたしたいのですけれども、以前はPKOと称して買い支えをした時期がありました。どうも今はそういうことをやっておられない。私もそういうことについては非常に反対の立場でございますが、先ほど申し上げたよう...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、先ほども申し上げたとおり、金利の状況もだんだん下がっておる、織り込み済みである。最終的に引き下げざるを得ないような状況になって日銀が金利を引き下げたということではなくて、弾力的な対応をお願いいたしたいなというように思う...全文を見る
05月09日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○谷口委員 新進党の谷口でございます。  本日は為替、また金利、景気等の問題についてお聞きいたしたいというように思います。  先ほど同僚議員の方から、多々為替の問題を中心とした質問があったわけでございますが、言われるように、昨年末にメキシコの通貨危機があって以降、現在に至るま...全文を見る
○谷口委員 今、G7の御見解をいただいたわけでございますが、今、世界は大きく変わろうといたしておるわけでございまして、このあたりはもう十分大蔵大臣も御存じだと思いますが、アメリカは、カナダ、メキシコ、中南米含めてNAFTAの中で、いわゆるブロック経済圏の中で、どんどんその中へ入っ...全文を見る
○谷口委員 先ほども申し上げたとおり、この円高のきっかけになったのは、昨年末のメキシコの通貨危機なんです。それから今五カ月たっておるわけでございまして、一本調子でずっと円高になってきたわけでございます。その際に、先ほども申し上げたように、政策協調が行われておらなかった。ドイツもア...全文を見る
○谷口委員 この産業の空洞化は、これから大変大きな問題になってくると思うわけでございまして、一つは、規制緩和をどんどん図っていかなきゃいかぬ、このように思うわけです。今回の経済対策では規制緩和五カ年計画を三年にするというようなことのようでございますが、もっと早くやらないとこの円高...全文を見る
○谷口委員 今、経済対策をやらなければいけない重要な時期になるわけでございまして、年初から大震災がありまたこの急激な円高があり、経済的に非常に大変なことになっておるわけでございますが、その際考えなければならないのは、やはりこの景気活性をどう考えていくか、これは株式市場の活性化なん...全文を見る
○谷口委員 先ほども申し上げたとおり、資産価値が目減りして一千兆ほどなくなっちゃった。こういうことでございまして、土地税制で土地が上がらないようにする、低所得者も土地を取得しやすいように、こういうようなことなんでございますが、パイそのものが小さくなっちゃったわけですね、分配の問題...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので、このあたりで終わりたいと思いますが、やはり今大蔵省のおっしゃっているような均衡財政主義を本当に横に置いて、まさに景気を活性化するにはどうすればいいかということを第一義に考えていく必要があるのではないか。対策を行うと必ずそれに通ずる増税策、増収策を...全文を見る
05月10日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。本日は、保険業法について質問をさせていただきたいと思います。  今回のこの保険業法は、五十六年ぶりの大改正であるということでございます。改正の三本柱として、一つは規制緩和、競争の促進、二つ目は健全性の維持、三つ目は公正な事業運営の確保、...全文を見る
○谷口委員 資本金がないわけですから、今御説明をいただいたんですけれどもちょっとわかりにくいんですが、また詳しく後ほどでも御説明をいただけたらありがたいわけでございますが、今おっしゃったように、いずれにしましても資本概念のところに株式の含み益が入るわけです。  この含み益、現在...全文を見る
○谷口委員 これも後で私ちょっと聞きたいというか、要望いたしたいと思っておったことでございますが、今保険部長おっしゃったように、A基準になるのかB基準になるのか、また違う基準に、例えば含み益を全部出した状況の中での基準になるのか決まっておらない。これは政令で出るわけですか、省令で...全文を見る
○谷口委員 それで、先ほども申し上げたことでございますが、以前のこの大蔵委員会の税制の審議の折にもちょっと申し上げたことがあるんです。それは、本法と政省令、通達というのがありまして、この政省令、通達が大きな意味を持っている場合がありまして、本法で一つの方向性が決まって、政令、省令...全文を見る
○谷口委員 これは何回も言っていても仕方ないんですが、骨格部分はもう既に検討されていると。思うんです。ですから、できましたら委員長のと。ころに、理事会で諮っていただきまして骨格部分をお出ししていただきたい、見せていただきたいというように思うわけでございますが、委員長、どうでござい...全文を見る
○谷口委員 いや、質問はいたしますが、理事会で、今回のこの政省令の骨格、これについて求めておりまして、それについて検討をいただきたい、このようにお願いいたしたいのですけれども。
○谷口委員 じゃ、質問を続けます。  そういうことでございまして、実はいろいろ調べておりますと、いろいろ細かいところでわからない部分がございまして、このソルベンシーマージンにおきましても、株式の含み益を入れるわけです。今低価法が採用されております。今原価法ですか、低価法です。低...全文を見る
○谷口委員 では、考えていただいているということでございます。わかりました。  この基準というのは、ディスクローズするかしないかというのは先ほどもういろいろ議論がございましたが、読み方も、監督官庁が入手してこれは一つの判断資料とするわけであると思うわけでございますが、一時点の問...全文を見る
○谷口委員 要するに、ソルベンシーマージン基準、非常に私、早期警戒システムの一環で必要な基準であると思うわけでございます。しかし、実体が伴わなければ指標として使えないわけでございますから、一つは形骸化しないような指標にしてもらいたい、基準にしてもらいたい、このように思います。 ...全文を見る
○谷口委員 それでは、このソルベンシーマージン基準については終わりまして、次に保険契約者保護基金についてお聞きいたしたいと思います。  現行法の救済制度であります大蔵大臣による強制包括移転命令というのが法律上やはり問題があるということでこの基金が出てきた。このようにお聞きいたし...全文を見る
○谷口委員 それで、ちょっと具体的にお聞きいたしたいのですが、これは同僚議員の質問の中にもあったようでございますが、今お聞きしますと、損保会社二十五社、支店が二十八社、合計五十三社というように聞いておりますが、損保で三百億のファンド、生保三十社で二千億のファンド、このように予定さ...全文を見る
○谷口委員 そういう方向で出ておるということは間違いのない話なんです。例えば損保三百億、年間三十億ずつ十年でというような話があるようでございますが、生保の三十社で二千億というようなこの金額、これは現実にこのようなファンドがどういう形で積み立てられていくのかどうか。実現可能性の観点...全文を見る
○谷口委員 預金保険機構と比較しますと、預金保険機構というのは今八千二百億ぐらいのファンドがあるのです。でも、この八千二百億に至るまで大体二十年かけたというように聞いておりますけれども、この生保の二千億、損保の三百億という数字、このような数字について、私はこの法案の前提で、ある程...全文を見る
○谷口委員 ちょっとわかりにくい御説明であったわけでございます。  先ほど基金への出資の問題を申し上げたのですが、この出資のベースですね、出資比率のベースと申しますか、これは、例えばさっき申し上げた生保三十社で二千億というようなことになってきますと、一律に二千億というようなこと...全文を見る
○谷口委員 それで、救済できずにもう破産をやむなくやらなければいかぬ場合に、この保険金、解約返戻金の支払い保証についてはどのようなことを考えておられるのでしょうか。
○谷口委員 この基金だけでは契約者を守れないというような議論がやはりあるわけでございまして、先ほども申し上げたとおり、預金保険機構は日銀から融資を受けておるわけでございます。今回のこの保険業法の審議の中で、いろいろとこの問題が出てきたわけでございますが、任意の団体でございますので...全文を見る
○谷口委員 それではこの基金の問題を終わりまして、総代会についてお聞きいたしたいと思うのです。  相互会社の社員は極めて多数であるということで、事実上社員総会の開催が困難に今なっておるということで、社員総会にかわるべき機関として社員総代会が開かれておるというのが一般的であるとい...全文を見る
○谷口委員 それで、今回のこの改正の中に、「機関」のところに「社員総会」があります。「社員総会において、各々一個の議決権を有す。」ということになっておるわけでございまして、その次に、「社員総数の千分の一以上に相当する数の社員又は千名以上の社員で六月前から引き続いて社員である者はこ...全文を見る
○谷口委員 それで、先ほどの総代会にいきたいわけでございますが、総代会の定数であるとか任期であるとか、選出方法についてはどのようにお考えでございましょうか。
○谷口委員 定款に定めればどういう方法でも結構なのです。
○谷口委員 ある雑誌を読んでおりますと、社員総代の方の記事が出ておりまして、ちょっと読みます。ある生保の方なのですが、「本年の社員総代の改選数は四十四人だった。このうち会社の「会長」が八人、「社長」が十四人、その他の会社役員が四人で、会社の経営者だけで二十六人、軽く過半数を超えて...全文を見る
○谷口委員 その次に、ちょっとこれは非常に細かい問題でございますが、今回また相互参入の問題があって、子会社を通じて生保、損保と、こういうように相互参入がなされるわけでございますが、その際の子会社の名前、命名のことについてお聞きしたいのです。  要するに、免許申請書を提出して、そ...全文を見る
○谷口委員 そうすると、基本的にどんな名前が申請されても受ける、こういうことでございます。
○谷口委員 保険業法については、十二日にもう一回質問させていただきますのでこのあたりで終わりまして、昨日、今回のこの円高の問題であるとか景気の問題について質問させていただきました。若干時間がなかったものですから、その続きをさせていただきたいというように思っております。  昨日何...全文を見る
○谷口委員 現下のこの不況の中で一番大きな問題だと私が考えておるのが不良債権の問題でございます。これは今回、円高により株安という事態、若干持ち直しましたが、非常に危機的な状況になりかけたわけでございます。そういう意味で、この不良債権の問題を、方向を明確に打ち出さなければいけない、...全文を見る
○谷口委員 だから、私が申し上げているのは、もっと早くその方法を出さないと、要するに、市中ではどういう状況でこれから政府はやっていくのかということが問われておるわけです。ですから、今後推移を見てその状況の中で方法を考えていく、対策を考えていくということは、こういうことについて非常...全文を見る
05月12日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。  一昨日、当委員会におきまして、今回の保険業法の政省令の骨格についていただきたいというように申し上げておりまして、昨日いただきました。委員長並びに理事各位の御配慮に感謝申し上げます。  見せていただきましたが、お聞きしますと、政省令...全文を見る
○谷口委員 要するに認可制から届け出制に変わったわけです。その際に、この届け出制ということがはっきりわからないわけでございますが、届け出された商品についてはこれはもうそのままでいいよというようなことになるわけです。
○谷口委員 それで、大体その基準は今おっしゃったようなことが基準になるわけです。その商品の基準です。今おっしゃったように、変額保険については届け出制ではなくて認可制を継続するわけです。
○谷口委員 先ほど申し上げたとおり、これはハイリスク・ハイリターンの商品です。ですから、現状、そういう混乱を引き起こしておるわけです。そういうような状況で、この変額保険は認可されて今現在流通しているわけです。いろいろこれから新商品が開発されて出てくるということになります。例えば、...全文を見る
○谷口委員 だから、現行の変額保険というのはこの認可がどういう形で行われたのかはっきりわからないのですけれども、いずれにしても、かなりそういうハイリスクの商品です。私が一例で出しました例えばデリバティブで運用している商品と本質的には余り変わらないのです。そのあたりの、これは認可し...全文を見る
○谷口委員 変額保険はこのあたりで終わりまして、いずれにしましても、こういう訴訟事件が頻繁に起こっておりますし、そういうハイリスクの商品、特に株式市場がかなり大変な状況になっておりますから、株で運用するような商品です。私は本来リスク遮断という意味から、そういう複合商品がどんどん出...全文を見る
○谷口委員 ですから、要するに保険審議会の議論の中にはなかったということです。  ちょっとわかりにくい表現で今おっしゃいましたので理解しにくいわけでございますが、従前からこのロイズの問題については、先ほど申し上げたとおり日英金融協議の中で議論がなされておったのでしょう。それにつ...全文を見る
○谷口委員 それと、これは先ほど申し上げた石原議員の御質問の中にもあったわけでございますが、ロイズ保険組合が今支払い能力が低下しておって、「新規引き受け業務停止の危機に直面している。」というようなマスコミの報道があるわけでございます。九二年決算で過去五年間の累損が一兆二千億にも上...全文を見る
○谷口委員 ロイズの問題につきましてはその程度で終わりまして、次に、またブローカー制度についてちょっとお聞きいたしたいと思うのです。  今回ブローカー制度が導入される予定になっておるわけでございますが、それについて、自主規制機関として、仮称保険仲立人協会、そういう協会を設立する...全文を見る
○谷口委員 それと、登録制ということでちょっとお聞きしたいのですけれども、この登録制は一定期間ごとに更新することを前提とされておるのでしょうか。
○谷口委員 それでは、この登録制につきまして、ブローカーとしての知識、経験というようなことが当然必須になってくるわけでございまして、この判断基準ですね、適格基準と申しますか、こういう基準をどういうところに求められるお考えなのかということでございますが、先ほど申し上げた仮称仲立人協...全文を見る
○谷口委員 どの程度のレベルといいますか、これは非常に難しいあれでございますが、かなり重要な立場になるわけでございまして、そういう観点から、資質であるとかまた経験であるとか、実務の従事期間ですか、こういうようなことも経験されて、かなり難しい状況になるのか、そこは割と一般的に、どな...全文を見る
○谷口委員 それでは、保険業法の関連については大体この程度で終わらせていただきまして、あと、前回からの引き続きと申しますか、経済問題、景気対策についてお聞きいたしたいと思います。  前回もこれをお聞きしたわけでございますが、今回の不況、円高・株安、こういうような問題の中で、根底...全文を見る
○谷口委員 バブルが崩壊してもう五年がたとうとしておるわけです。どんどん不良債権がたまっていく一方です。ですから、私がまず申し上げたいのは、これは前回申し上げましたが、とにかく早くまず初めに、今現在不良債権がどの程度あるかということを、まだ把握されていないというような御答弁でござ...全文を見る
○谷口委員 確かにそうなのですけれども、日本の市場はやはり規制が厳し過ぎるというようなこともあって、御存じのとおり、日経二二五ですか、シンガポールにどんどん移ったというようなことがあるわけでございまして、一つは、今の日本の市場における規制の厳しさというようなところが原因としてある...全文を見る
○谷口委員 今度の保険業法にも、契約者保護基金というような問題もあります。銀行の関係も預金保険機構というようなものがあるわけでございますが、例えば証券会社の経営破綻というような問題が起こった場合に、投資家保護の観点から、どういうようなことを考えておられるのか。  例えば、具体的...全文を見る
○谷口委員 もう時間が参りましたので、最後に大蔵大臣に、全般的な問題として、今回の証券不況、この中で証券会社が非常に経営危機に直面しておるわけでございますが、こういうような状況について、具体的な対策等も含めて御答弁をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
10月13日第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。  初めに、平成七年度第二次補正予算の眼目でございます経済対策についてお聞きいたしたいというように思っております。  御存じのとおり、我が国は戦後初めての経験という大変な不況に現在遭遇いたしておるわけでございまして、国民は大変な悩みの...全文を見る
○谷口委員 まず、今回私がお聞きいたしておりますのは表現の問題なんですね。経済対策として表現をする場合に、事業規模ベースで一般的に話をする場合に、一つは、住宅金融公庫のこれは上乗せ分ですから、五千二百億を既に消化してその上に上乗せで五千二百億をやるんだというのと、中小企業対策の場...全文を見る
○谷口委員 どうも御理解していただいてないように思うわけでございますが、要するに上乗せ分ではなくて既に枠取りをした分の融資、国金また中小公庫のものは、もう既に消化されたものではなくてまだ未消化の分の融資金額がここに載っておると考えてよろしいのですか。
○谷口委員 いや、私が聞いているのはそういうことではなくて、これは既に当初予算の中に入っておって、新たに積み増しの分ではないのですねということを確認しているのです。それはどうなんですか。そういうことですね。ですから、当初予算の中で貸出額を決めてその中の一部である、こういうことなの...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃったように、これは新たに追加で上乗せするということではなくて、もう既にこの枠取りをしておるものから中小企業対策として、例えば金利を軽減するというような与信金額をここに挙げておるということであるならば、私が当初申し上げておるように、若干この金融公庫の上乗せ分と...全文を見る
○谷口委員 やはり、一刻も早く今の現状を国民の間に知らしめていくというのは非常に大事であります。これは協同組織金融機関も含めてですね。  大臣も御存じのとおり、延滞債権というのは六カ月延滞ですね。この延滞債権は、六カ月延滞の間に一部内入れがあると消えてしまうのです。非常に恣意性...全文を見る
○谷口委員 要するに、今回の木津信用組合の問題をめぐって、最終的にどのように考えていらっしゃるのですか、銀行局長。抽象的な表現じゃなくて、きちっと一遍答えてください。
○谷口委員 答えになっていないのですよ。要するに、何回も言いますが、大蔵省に破綻処理責任があるのか、府の方に破綻処理責任があるのか。全く見解が違うわけですから、そういう状況の中できちっとどういうように処理をなさろうと考えておられるのか、そういうようなところを明確に答弁をお願いいた...全文を見る
○谷口委員 全く前向きの発言がないわけで非常に困るわけでございますが、これ、影響するところが非常に大きいものですから、注意なさって発言なさっているのだろうと思います。  もともとこの金融機関業界、御存じのとおり機関委任事務をなさって信用組合だけが大蔵省のコントロール下にないとい...全文を見る
○谷口委員 もう時間が参りましたので、最後に一つだけお聞きしたいことがございまして、これは今回のこの木津信用組合の関連でございますが、この中に、大手都銀の中で木津信用組合に紹介預金をしてやった。これは、企業にCPを発行させて、それで得た資金を信用組合に紹介する、それで企業は低利で...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わります。  どうもありがとうございました。
10月19日第134回国会 衆議院 本会議 第7号
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○谷口隆義君 私は、新進党・民主会議を代表して、ただいま御提案のありました政府提出の租税特別措置法の一部を改正する法律案について、村山総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。  今回の法案は、まさに税の立場から景気の活性化を図るものであり、そのような観点から、現下の経済不...全文を見る
12月14日第134回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○谷口委員 新進党の谷口でございます。  本日は、大和銀行の問題と、また現下の日本の金融システム、また金融行政の問題についてお聞きいたしたい、このように思っております。  実は、新進党の我々、同僚議員を入れまして三名で、先日、米国調査団で行ってまいりまして、米国監督当局、また...全文を見る
○谷口委員 先ほども申し上げましたように、米国に行ってまいりまして、いろいろ監督当局また議会関係者にお聞きしたわけでありますが、そこで共通しておっしゃるのは、一金融機関の問題ではない、我が国の金融行政との大きなかかわり合いがある、このようにおっしゃるわけであります。  御存じの...全文を見る
○谷口委員 これは、さっきも申し上げたように何時から何時まで行われたんですか。  それと、これは接待ではなかったんですね。
○谷口委員 その席で、これは外人記者クラブの場でお話しになっておるわけでありますが、これは榊原国金局長ですか、ほのめかしがあったというのですね。大和銀行の首脳から大蔵省当局にほのめかしがあったと。ちょっと大蔵省からいただいた資料を見ますと、「ニューヨーク支店の行員から米国債取引で...全文を見る
○谷口委員 先ほど来国司法当局の起訴状を一部御紹介したわけでありますが、そこに書いてありますように、大和銀行の首脳山路常務は、二十八日に本人に会って話をいたしておるわけであります。発覚が七月二十四日でありますから、八月八日までの間に二週間たっておるわけでありますね。当然、二週間も...全文を見る
○谷口委員 先ほど申し上げましたように、八月八日ですよ、大和の白金会議所において、大蔵省の方は銀行局長と銀行課長ですよ。大和銀行の出席者は頭取初め安井副頭取、源氏田専務、山路常務、勝田常務と、首脳が全部そろっておるわけであります。このような状況の中で、先ほど私が申し上げたように、...全文を見る
○谷口委員 これも八月八日に、今おっしゃったように十一億ドルというような話が出ておるわけであります。この十一億ドルというのは大変な金額ですよ。我が国の金融システムの根幹を揺るがすほどの大きな問題じゃないですか。これを我が国の大蔵大臣に九月の十四日まで報告しなかった。  総理はい...全文を見る
○谷口委員 総理、大蔵大臣は九月の十四日だと言っているのです。これはどういう理由で、八月八日に大体の状況をお聞きになって、報告しなかったのですか。
○谷口委員 私、先ほども申し上げたように、米国に行きまして監督当局の方と、また議会関係者の方とお話をさせていただきました。何回もこれは繰り返すことでありますが、四十日間報告しなかった、日本の大蔵省は非常に不透明だと言っているんですね。どうして報告をしなかったのだと言っている。また...全文を見る
○谷口委員 今まではそういう問題があったら直ちに報告があったとFRBが言っているのですよ、何で今回だけ報告がなかったのだと。今回大和に、米国当局に報告するように大蔵省から言いましたか。  先日我々がアメリカに行った折に、SECのある方でありますが、これは日本の大蔵省と自宅の電話...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃるようなことは本当に国際社会で通用しないんですよ。四十日程度の問題じゃないんです。これは動けばすぐわかることなんですから。すぐにこのような全容なんて、これは把握できますよ。そのようなことをアメリカの監督当局がおっしゃっておるわけであります。これは、グリーンス...全文を見る
○谷口委員 八月八日の会合は、当初大蔵省は否定していたようですよ。それが今回やったということになったようです。初めはどうも否定しておったというような報告がございます。  また、先ほど私が申し上げましたこの議会報告の中で、「大蔵省は円高対策としての通貨市場への介入のために米国に緊...全文を見る
○谷口委員 では、私最後に、要するに、先ほども申し上げたように、きちっとしたけじめをつける、責任を明確にし、処分するものは処分する、それから始まるわけですよ、この改革は。そういうことで私の質問を終わりたいと思います。  以上でございます。