谷口隆義

たにぐちたかよし



当選回数回

谷口隆義の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○谷口委員 公明党の谷口でございます。  再生委員会の柳沢委員長に来ていただいておりますので、まず初めに、公的資金の注入に関する審査状況についてお伺いいたしたいというように思います。  私も昨年、金融安定化特別委員会の理事として審議に参加させていただきまして、再生法案並びに早...全文を見る
○谷口委員 大分進んでおられるようでございますが、先ほども委員長御自身がおっしゃったように、三月末までにやっていかなければいかぬと。そんなに時間的余裕がないわけで、現下の景気低迷の一つの大きな原因が金融機関の不良債権が処理できなかったことにあるわけでございますので、そのあたりの状...全文を見る
○谷口委員 考え方はよくわかりました。  それで、自主的な再編を促すこととか特化することは、確かにこれは極めて重要なことでございますので、今までの預貸で何にも経営努力をやらなかった金融機関が、それなりにこれは自立していかなければいかぬわけでございますので、大変これから大きな激動...全文を見る
○谷口委員 まさに今おっしゃるように個別金融機関の問題でございますので、そのあたりは大変言いにくいところではないかと思います。  民間シンクタンクの調査結果と申しますか、データによりますと、やはり十兆円程度は最低入れなければいかぬだろう、安定するためには二十兆円ぐらいは入れなけ...全文を見る
○谷口委員 では、今の件については金融再生委員会の方がいいわけですか。では、ちょっと……。
○谷口委員 私が申し上げたのは、第二分類を分類してその引き当て対象になったものとならないものとを分けた結果、最終的には、第二分類、全部引き当てるわけじゃないですから、全体額においては大した金額を積まないのでしょう、こういう趣旨の質問をしたわけでございまして、そのあたりのところは、...全文を見る
○谷口委員 ぜひそういう観点で進めていただきたいというように思います。  それで、ちょっと個別の問題に入りたいというように思いますが、今、御存じのとおり、市中におきましては大変景気状況が先ほど申し上げましたように悪いわけでございまして、最近、債権放棄をするという事態が大変多いよ...全文を見る
○谷口委員 今局長おっしゃったのは法人税法施行令百十七のところでございまして、おっしゃるように、準ずる事実の場合を適用したらどうかということなんです。だけれども、これは破産債権等の特定のものに限られるという前提があるわけでございます。  それと、多分これに対する通達があるのでは...全文を見る
○谷口委員 全体的な整合性の観点から考えると、これはやはり連動して考えるべきではなかったかというように私は思います。  次に、ちょっと連結のことを申し上げたいんですが、御存じのとおり、この三月から金融機関の連結決算が始まります。他の業種に先駆けて、一年先駆けてやられることになっ...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃったのは、傘下に入れる目的で行われていないことが明らかにされたときには該当しないわけでございますが、これが明らかにされない場合には入る可能性もあるということではないかというように考えております。  御存じのとおり、今回この三月決算から連結が入る、そうします...全文を見る
○谷口委員 私は、その裏に大変なモラルハザードを惹起したのではないか、我が国が右肩上がりを続けておった折とは全く違う、金融業界、またその他の業界におけるモラルハザードを出来したのではないか、このように思っておるわけでございます。  私は、議員になる前に公認会計士をやっておりまし...全文を見る
○谷口委員 長期金利が上昇した結果、御存じのとおり、債券相場が暴落したというか債券が落ちて、その結果、企業が今度この三月に企業決算を行うわけでございますが、株の含みも、先ほどの議論の中で申し上げたように、今含み損になっているところが多いようでございます。  また、債券相場も下落...全文を見る
○谷口委員 本日は日銀の方からも来ていただいておりますが、ただいま私が大蔵大臣とやりとりをしたわけでございますが、これに対して御意見がありましたら。
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○谷口分科員 公明党の谷口でございます。  本日は、盲聾者に対する厚生行政のあり方ということを中心にして厚生大臣にお尋ねをいたしたいというように考えております。厚生大臣、大変お忙しいところ来ていただきましてありがとうございます。  盲聾者ということでございますが、一般的には、...全文を見る
○谷口分科員 それで、私は問題だと思いますのは未就学児ですね。まだ学校に行っていらっしゃらない方、この統計でいくと十八歳未満の方なんですが、そのような未就学児童の実態調査は特に重要ではないか。  御存じのとおり、この盲聾者という方たちは、一番大きな困難はコミュニケーションができ...全文を見る
○谷口分科員 推計値によりますが、いろいろ出ておりますが、欧米なんかで見ますとほぼ六千人に一人ぐらい、そういう状況で見ますと、約二万人ぐらいいらっしゃるんじゃないかと。そうしますと、十八歳未満の方で数千人いらっしゃるんじゃないかというようになるわけでございまして、これも、今挙がっ...全文を見る
○谷口分科員 ありがとうございました。  その次でございますが、先ほど申し上げましたように、この盲聾の方が抱える困難というのは三つある。一つはコミュニケーションができないということと、情報摂取がかなり困難であるということと、移動でございますね。このように、三つ困難があると言われ...全文を見る
○谷口分科員 ぜひ前向きに、予算の措置も講じてやっていただきたいというように思うわけでございます。  それで、先ほど大臣もおっしゃったように、法人格はまだございませんが、全国各地で友の会があるわけでございます。この友の会の関係者を含めて、盲聾の方、またその御家族の御意見、要望を...全文を見る
○谷口分科員 今回のことがございましたので、厚生省の担当の方等にもいろいろな御意見をお伺いし、今の厚生行政のあり方の現状についてもお伺いしたところでございます。御担当の方も大変一生懸命していただいておりまして、私のところに来られました保健福祉部の障害福祉専門官の坂本さんあたりは、...全文を見る
○谷口分科員 ぜひそういう観点で、盲聾者の方が就労できる、職業につけるような機器を今開発していただいているようでございますが、なお一層また頑張っていただきたいと思います。  それで、厚生大臣にお伺いいたしたいわけでございますが、そのような各テーマごとに研究を深めて、このノウハウ...全文を見る
○谷口分科員 厚生大臣、前向きの御発言をしていただきまして本当にありがとうございました。また、労働省からも、本日はありがとうございました。  最後になりますが、先ほど私申し上げました、盲聾者の皆様方と私どもは今接しておるところでございますが、ぜひ厚生大臣も一度そういう機会を持っ...全文を見る
○谷口分科員 どうもありがとうございました。
02月24日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。  午前中の参考人が来ていただいての審議を聞いておりましても出てきたことでございますが、公的宿泊施設に関して外してはならないポイントが、私は二点あるんじゃないかというように思っておるわけでございます。まず一点は、民業への圧迫とい...全文を見る
○谷口委員 いや、私が聞いたのは、これだけ答えていただいたら結構でございますから、交付金がどのような処理になっておるのかということなんですよ。だから、どうなっているのですか。交付金は収入に上がっているのですか。
○谷口委員 その他、雇用促進事業団、年金福祉事業団。
○谷口委員 だから、おかしな状況になっておるわけでございます。これは普通、民間の宿泊業者であれば、これは借入金でございますから借入金なり出資金なりに立つものでございまして、これは決して、収入に立つということはもう返済する必要がないということでありますから、こういうような処理が大体...全文を見る
○谷口委員 何かわけのわからないような答弁なのですが、要するに、今申し上げたように、ポイントが二点あるのです。  これは、保険料をお支払いになった被保険者の資金をお預かりして、それを投入しているわけでしょう。ですから、むやみやたらにどぶに水を流すような対応はだめなわけでございま...全文を見る
○谷口委員 だから、これは私は当委員会でまた委員長に申し入れたいと思いますが、特別会計が極めてこれは不明朗になっておるわけでございまして、このあたりの実態を把握していく必要があるのではないか。今回の公的宿泊施設にかかわることだけではなくて、国の会計全般について極めて不明朗な対応に...全文を見る
○谷口委員 撤退するということで、九九年に廃止の予定のようでございますが、お聞きしますと、地方自治体に売却をするというようなことのようです。  それで、私は、そのことについてお聞きしたいわけでございますが、一つは、今の地方自治体に売却する、その進捗状況について御報告をお願い申し...全文を見る
○谷口委員 御存じのとおり、地方財政は大変逼迫をいたしておるわけでございまして、例えば、当該所在しておる地方自治体が買わない、売却には応じないというようになった場合は、どのようにお考えでありますか。
○谷口委員 年金福祉事業団のグリーンピアについては、平成九年度まで大蔵省の資金運用部のコントロール下にあったわけでございます。私が申し上げたいのは、財投資金を年金福祉事業団に持っていくわけでありますが、そのときに大蔵省当局、これは資金運用部がどういう観点でこれを持っていったのか、...全文を見る
○谷口委員 要するに、私が申し上げたいのは、普通、経営しておる一般企業であれば経営責任というのがあるわけでございますね。だから、経営破綻したら経営責任をとらなきゃいかぬわけですよ。ところが、今一連ずっとお聞きしましたが、私は、事業団の方ではどなたが責任をとるのかわかりません。これ...全文を見る
○谷口委員 何を言っているか全くわからないわけで、そこに、経営責任をだれが持つかという観点がないわけですね。ですから、さっきも申し上げたように、例えば特会の中でがちゃがちゃになっちゃって、だれがどういう形になっているかということもはっきりわからないというような状況になっておるとい...全文を見る
○谷口委員 もう時間が参りましたので終わりたいと思いますが、一つは、冒頭お話をさせていただきましたように、これらの会計書類については統一されたものをまずつくる必要があるというように私は思います。  それで、先ほど答弁にもありましたが、出血しながらずっと経営を維持していくというこ...全文を見る
03月09日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。  本日は、私に与えられている時間が二十五分でございまして、それに対しまして、山ほど聞きたいことがございます。ぜひ的確に、また簡潔に御答弁をお願い申し上げたいというように思います。  日銀の総裁に本日来ていただいておりますので...全文を見る
○谷口委員 要するに、短期金融市場において大量に資金供給をして、ジャブジャブの状態にして今やっていらっしゃるわけでございます。そのような供給資金が再び日銀の方に返ってきて準備預金として積まれて、市中に流れないのではないかというようなことも言われておるわけでございます。このことにつ...全文を見る
○谷口委員 異例の資金供給ということでございまして、これは、日銀がインフレ政策に変わったんじゃないか、このように市中で言われております。もしそういうような状況であれば、債券相場の急落が起こってまた長期金利がはね上がるんじゃないか、そういう意味において長期金利の抑制効果はいずれなく...全文を見る
○谷口委員 日銀総裁は今お聞きしたことで終わりでございますので、どうぞお帰りいただいて結構でございます。済みません、ありがとうございました。  それで、次に金融再生委員会の柳沢国務大臣にお伺いいたしたいわけでございますが、先ほどのやりとりの中にも出ておりましたが、昨日、金融機関...全文を見る
○谷口委員 先ほどもおっしゃったわけでございますが、資本の毀損を来して国民に迷惑をかけるということになってくると、大変な問題になるわけでございます。十五行については健全行の範疇にあるというような先ほどのお話でございましたが、私は大変悲観的な見方をいたしておりまして、果たして十五行...全文を見る
○谷口委員 先ほど申し上げましたように、収益性を重視しますとどうしても貸し渋りになってしまうわけでございまして、このあたりが大変難しいところでございます。  また、不良債権もこの三月期で九兆円強というようなことでございますが、どうもアメリカの格付機関の経営者あたりの発言を聞いて...全文を見る
○谷口委員 ちょっと時間がないんで、最後に質問をさせていただきたいんですが、先ほど申し上げました日本特別基金、JSFについて、この中に奨学金制度というのがございまして、この奨学金、受給者が千三百人ほどいらっしゃる。このうち日本人が七十五人、このうち大蔵官僚が四十九人、この奨学金を...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
03月19日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○谷口委員 本日審議をいたしておりますこの法案のポイントは、一定規模以上のノンバンクに対して多様な資金調達形態を認めてやろう、このようなことなんだろうというように思うわけでございますが、そこで、まず初めに概括的なことをお聞きしたいわけでございます。  先ほど末松委員の方からの質...全文を見る
○谷口委員 もう一歩踏み込んで議論しないと……。多様な資金調達形態を認めてあげようということでございますので、これが、表に出ております社債の発行と、今伏屋局長の方からおっしゃったCPの発行であるとかSPCを通じての社債またはCPの発行ということのみならず、さっき私が申し上げました...全文を見る
○谷口委員 どのあたりまでの多様な資金調達形態が認められておるかというのは、これは一つのポイントでございますので、私が今例示で挙げましたが、それ以外に、しかし一方でこれはだめよというのがあればおっしゃっていただきたいのですが、それはないのですね。
○谷口委員 ノンバンクといいますと、先ほどちょっとどなたかがおっしゃっていらっしゃいましたが、預金を受け入れない、また決済機能を持たない与信業務を営む企業のことをノンバンク、このようなお話でございました。  これは、貸金業規制法によりますと大体分類がなされておりまして、一つは消...全文を見る
○谷口委員 それと、タイミングの問題なんですね、私が申し上げたいのは。  今ちょうど、金融再生委員会の方で金融機関に対する資金注入が決定いたしました。それで資金注入をされるわけでございますが、金融業界は、御存じのように大変厳しい状態でございます。そういう金融業界と与信業務という...全文を見る
○谷口委員 よくわからなかったんですが、要するに、銀行業界からのヒアリングはされたんですか。
○谷口委員 今、とにかくこの三月末の決算をどのように乗り切るかということで、経済全体の大変大きな問題になっておりますし、株式市場も大変動向が気になるところでございまして、特に一番ポイントになっておるのは金融機関の収益状況でございまして、このような状況の中で、一方でノンバンクを元気...全文を見る
○谷口委員 今主税局長がおっしゃったように、昨年は八トン以上のものが今回の税制改正で三・五トンになったわけでございます。これは、仮に五年以上ということになりますと、運送業者の所有しておる貨物自動車がリースの税額控除の対象にならないということになりまして、いわばこの中小企業促進税制...全文を見る
○谷口委員 ちょっと質問のしぶりが悪かったかもしれませんが、要するに、現行の状況の中においてもノンバンクはかなりの融資残高があるわけでございます。日銀の方で、これが金融政策全体の立場で影響があると考えていらっしゃるのか、また、あると考えていらっしゃったら現実にどのような対応をとら...全文を見る
○谷口委員 例えば窓口規制というような方法をとられる場合がございますね。今まではノンバンクは金融機関の融資だけで資金調達をやっておったわけでございますが、このノンバンク法案が成立しますと、直接金融市場から資金調達を行うというような形になるわけでございます。そういたしますと、そのあ...全文を見る
○谷口委員 ちょっと私は素人でわかりませんが、例えば短期金融市場、コール市場なんかに、資金の出し手、取り手でノンバンクが現在参加しておるわけでございますか。
○谷口委員 ノンバンクは。
○谷口委員 いや、重要な役割を果たしているかどうかではなくて、現在、その参加者の中にノンバンクがあるのかないのかということをお聞きいたしておるわけでございますが、どうですか。     〔委員長退席、鴨下委員長代理着席〕
○谷口委員 いずれにいたしましても、そのように、ノンバンクがいろいろ現在の状況とは異なるような動きが今後この法案成立後出てくるのではないかというようなことでございますので、金融政策全体の立場で、整合性のとれたことをやっていく必要があるというように申し上げたいと思います。  それ...全文を見る
○谷口委員 先ほど私が問題にいたしました自動契約機ですね、非対面で抵抗感がないということで急成長の一つの大きな要因になっておるというようなことでございます。特にこの無人契約機に関して対応をお考えなのかどうか。今極めてざっくりとしたお話でございましたので、具体的にどのようにお考えな...全文を見る
○谷口委員 現下の自己破産が急増しておるという現状にかんがみ、このあたりの消費者金融のあり方は極めて重要ではないかというように思います。  駅前に行っても、空室のところはほとんど全部ノンバンクの消費者金融が入っているというようなビルが林立しておるわけでございますから、果たしてそ...全文を見る
04月12日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○谷口委員 公明党の谷口でございます。  本日は、まず初めに概括的な質問と申しますか、大蔵大臣に来ていただいておりますので、御見解をお伺いいたしたいというように思っております。  それは、現下の国家会計システムの問題でございまして、これは、従来から当委員会でも多分議論があった...全文を見る
○谷口委員 まさに、今大臣の言われたとおりであると思います。  まず初めに、これは国家会計でございますので企業会計と比べるべくもないわけでございますが、大体承認期限というのが普通あるわけでございますね。ところが、国の場合はそういうようになっておらない。何年度も承認されないような...全文を見る
○谷口委員 いずれにいたしましても、現下の国家会計システムと申しますか、予算が優先しておるこの制度におきます弊害も多々見受けられるわけでございますので、大きな世界の動きの中で、また我が国の今の現状を十分踏まえた対応が迫られておるのではないかというように思うわけでございます。今後、...全文を見る
○谷口委員 これは一応、決算調整資金に関する法律では国債整理基金からということになっておりますが、これ、補正予算を組んで対応は可能なんですね、今おっしゃったように。
○谷口委員 国債整理基金から当分の間繰り入れることができるというようにこの法律では書いてあるわけでございますが、今おっしゃるようなことであれば、むしろ国債整理基金から繰り入れるというよりも、補正予算を組んでこれを繰り入れる方法もあるということでございますので、これはどのようにお考...全文を見る
○谷口委員 その国債の償還等、基金の運営に支障はないのかということでは、どのようにお考えでございますか。
○谷口委員 決算調整資金についてはこの程度で終わらせていただいて、次に、予備費についてお聞きをいたしたいわけでございます。  本来、この予備費というのは、予見しがたい予算の不足に充てるために認められた制度である、憲法八十七条並びに財政法二十四条において認められた制度でございます...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃった公共事業等予備費のような、いわば特定予備費であると思うわけでございますが、特定予備費が果たして問題がないのか。予備費制度の、予算の事前議決といいますか、予算の事前議決の原則から外れておるんじゃないか、拡張解釈になっておるんではないか、このように思うわけで...全文を見る
○谷口委員 かつてのいわゆる特定予備費、公共事業等予備費の状況を見ておりますと、特定目的に使用しないで、これを取り崩しをし補正予算財源にしておった例が多々見受けられるわけでございます。そのような観点でいきますと、財源の留保措置のような形で使われておったケースが多々あったわけでござ...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃったように、結果としてこの取り崩しをしたと。今おっしゃったのは、五十三年と五十四年でございますね。五十一年は、これは特定目的に使用されたということでございます。だから、平成十一年度予算におきます特定予備費と申しますか、この公共事業等予備費でございますが、これ...全文を見る
○谷口委員 今の予備費におきましてはこの程度で、次に、弾力条項についてお伺いいたしたいわけでございます。  御存じのとおり、特別会計予算総則における弾力条項というのは、予算成立後の事情変更に対処する制度の一つとして弾力条項の制度が設けられておる。これを見ますと、特別会計において...全文を見る
○谷口委員 調整費は、予算計上に当たって、項の金額だけで目の区別がなく、また、使用に当たっては各省各庁の組織に移しかえて使用されるということで使途が特定されておるわけでございます。これは、使途が特定されておる予備費ではないか、むしろ予備費として対応すべきではないか、このように思う...全文を見る
○谷口委員 例えば国土総合開発事業調整費、これは平成八年度で百五十三億円、九年度で三百十六億円ですか、金額は大したことはないわけでございますが、このことについて若干お聞きいたしたいわけでございます。  当初の一般会計における調整費の予算建てはどのような形でされておるのか。積み上...全文を見る
○谷口委員 冒頭お話ししたように、大した金額じゃないんですね。それで、実態的にそういう調整を行うための支出ということで使われておるということでございますが、見方によると、これは実態的にはシーリング逃れみたいな形になっているのではないかというような批判もあるわけでございますが、これ...全文を見る
○谷口委員 要するに、当初予算が確定していないからこの国土庁の事業調整費で対応するんだということでございますが、これはまた補正の対応、補正予算の対応という手も考えられるのじゃないかと思うのですが、この辺についてはどのようにお考えでございますか。
○谷口委員 それはメリットはあるのでしょう。だけれども、さっきも申し上げたように、そういう意味において申し上げますと、もっと大きな問題もあるんだろうと思うので、この三百億、百六十億ですか、八年度百五十億余りでございますが、この程度でどの程度おっしゃるような目的が達せられるのかとい...全文を見る
○谷口委員 国から支出をいたしました予備費で充当したこの金額は、今現在どこにあるわけでございますか。
○谷口委員 わかりました。  一応、この予備費の対応というのはやはり極めて慎重に取り扱われなければいけないわけでございますが、今回の問題も、既に解決し、救済対象者の方が決まっておるわけでございますので、一応清算できるわけであるというように解釈いたしておるところでございます。そう...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○谷口委員 本法案の審議も、昨日、本日と二日になったわけでございます。同僚議員からの質問を聞いておりましても、ほぼ論点が集約してきたのかなというように思うわけでございますが、本日私がお聞きすることはもう既に同僚議員の方から質問をしておる場合もございますが、その折にはもう一歩踏み込...全文を見る
○谷口委員 今総裁がおっしゃった御答弁は、多分これは追い貸しがなされておるのではないかというように私は思うわけでございます。  平成九年度の会計検査院の検査結果報告書を昨日拝見いたしました。そうしますと、その当時、九年度末現在でございますが、総融資額が一千三百六十億、それに対し...全文を見る
○谷口委員 会計上の処理ではなくて、これが本来不良債権なのかどうかという観点で見た場合に、平成九年度末現在においてはこれはもう既に、これは先ほど私申し上げましたように昭和四十六年三月からむつ小川原開発株式会社が設立されておるわけでございまして、この計画面積五千二百八十ヘクタール、...全文を見る
○谷口委員 もう一回お聞きしますと、新しいディスクロ誌にはリスク管理債権として上がっているということなんですね、今おっしゃったのは。平成十年度末の、まだ出ておりませんが。
○谷口委員 それと、先ほども出ておりましたが、これは大蔵大臣、先ほども北東公庫については債務超過ではないというような御答弁がございました。  先ほど私が申し上げましたように、苫東で九百六十一億、むつ小川原で九百五十九億、また、その他貸し出し緩和債権が報道によりますと一千億ほどあ...全文を見る
○谷口委員 今おっしゃった二期連続債務超過というのは、これはかなりやはり悪いのですよ。二期連続赤字じゃないんですよ。債務超過といえば、一期であろうとも、大体これは正常なものじゃないんです。これが二期連続しておるといえば、総裁そういうふうにおっしゃいますが、これは不良債権として認定...全文を見る
○谷口委員 この苫東の分譲の状況を見ますと、平成九年度に一ヘクタールですか、平成八年度は二ヘクタールなんですが、五十一ヘクタールのところは戻ってきているわけですね。それで、平成七年度は四ヘクタール、平成六年度は六ヘクタールということで、合計、分譲が八百二十ヘクタールでありますが、...全文を見る
○谷口委員 いや、何かその案があるのかということです。
○谷口委員 これは、昨日からの審議の中でこの質問もあったわけでありますが、仮に十月一日の統合までにまとまらないということになりますと、不良債権として新銀行に引き継がれるというようになるわけでございますが、この可能性があるかどうかについてお伺いいたしたいと思います。
○谷口委員 だから、仮にこれがまとまらないということになりますと、それがそのまま新銀行に引き継がれるということになるわけでございます。  この不良債権をそのまま引き継ぐということは、この新銀行、日本政策投資銀行でございますか、新銀行の財政状態が発足当初から大変厳しくなってくると...全文を見る
○谷口委員 そんなことは聞いていないんだよ。要するに、発足当初の銀行が不良債権を抱いたままいくことについては問題がありますよと言っているわけだよ。  だから、これは先ほどの同僚議員の質問にもあったように、今まで政府系金融機関と申しますか、政策金融の分野においては極めてそういう不...全文を見る
○谷口委員 今の状況の中ではそこまで踏み込んだ報告はできないのかわかりませんが、これは行政評価というか、プロジェクトの評価のところまでひとつ踏み込んで、これは会計検査院がやるべきなのか、また別の機関がやるべきなのか、ちょっと私は今のところわかりませんが、できればそのあたりまで言及...全文を見る
○谷口委員 冒頭お話をいたしましたように、今まさに、我が国の経済が従来のように右肩上がりで今後も推移するとは考えられない状態でございます。だから、高度経済成長、また安定成長の折にはいろいろそのような発想もあったのでありましょうが、今のような経済状態の中で、従来と同じように第三セク...全文を見る
○谷口委員 今回の三セクにいたしましても、国も地方も民間金融機関また政府系金融機関も全部当事者なんですね。当事者はその渦中にあるわけでございますので、プロジェクトそのものの進行の状況に応じてこれを手じまいをし、その決断をするのは極めて難しいことではないかと私は思っております。 ...全文を見る
○谷口委員 今回のプロジェクトのような大規模プロジェクトに日本開発銀行も融資を政策金融という立場で行っておられるわけでございます。それで、今回のプロジェクトは、先ほどからやりとりをいたしておりますが、むつ小川原についても不良債権として上がっておらないこと自体私どもは大変不思議に感...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、今回の法案の最大の目的は、特殊法人の整理合理化及び経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化の観点が一番重要なポイントでございます。そういう観点からいたしますと、私、開銀の総裁にお聞きいたしましたが、開銀融資が今回、先ほどの議論にも...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○谷口委員 本委員会の冒頭、太田総務庁長官の方から今回のこの報告書に対する説明がございました。おっしゃるように、平成九年六月に特殊法人の財務諸表等の作成及び公開の推進に関する法律が施行されて、今回、民間企業以上の水準のディスクロージャーが実現した。その程度、民間企業以上のディスク...全文を見る
○谷口委員 今の三点目の答弁なんというのは、まさに官僚の答弁だろうなというように思うわけでございます。  なぜかといいますと、先ほど、民間企業の水準以上のディスクロージャーというような話がございました、太田総務庁長官の冒頭の御説明の中ですね。民間企業と申しますと、大体年二回、決...全文を見る
○谷口委員 先ほどの同僚議員の質問にもございましたが、またこれは後ほど質問させていただきますが、日本道路公団は、関連会社が四社、関連公益法人が四法人、関連会社または関連公益法人の出資会社が六十一社、七十社近い関連会社があるわけですね。こういう関連会社の状況も含めて、御存じのとおり...全文を見る
○谷口委員 それは根本的におかしいね、そういう考え方が。要するに、全然それは財務の基本的な知識がないんじゃないかと私は思いますよ。その考え方は間違っております。  だから、正式に本四公団の債務超過の額は幾らかといえば、二千六百億程度であると。当期のと申しますか、累計の欠損金は七...全文を見る
○谷口委員 総裁に来ていただいて御答弁していただいたわけでありますが、そのあたりの具体的な説明の基礎資料と申しますか、何とかなるだろうということではこれは済まないわけでございますから、このように、総務庁の調査の中で当初の交通量の見通しが大きく誤っておるというような指摘があるわけで...全文を見る
○谷口委員 また調べていただいて、後ほど報告をいただきたいというように思いますが、仮に株で運用されておるということであれば、こういう時世ですから、ちょっとリスキーではないかなというように申し上げておきたいと思います。  あと、今度は日本道路公団でございます。  日本道路公団、...全文を見る
○谷口委員 おっしゃるように、路線というか道路は採算だけではありませんから、そういう意味では理解できるところはあるわけでございますが、しかし、一方で湯水のように資金を使って採算がとれないということでは、これまた困るわけでございます。  ですから、そういう意味において、例えばプー...全文を見る
○谷口委員 私、先ほどの指摘で、関連会社のこの問題については本報告書でも上げられているというように若干言いましたが、実は上がっていないんですね。事実の指摘が参考資料の後ろのところに添付されておるのみでございます。  実はこのように、日本道路公団の関連会社が、さっき申し上げました...全文を見る
○谷口委員 一つは、これは配当があるはずなんですね、この関連法人なり関連企業の。そういうような観点も見なければいけませんし、各関連、グループといいますか、こういう財務内容もこの添付書類についておりますから拝見をさせていただきますと、大きく欠損金があるようなところはないようでござい...全文を見る
○谷口委員 その辺まで行くと、かなり一般の方が、国民が見て十分たえ得るディスクロージャーの水準になるんだろうというように思うわけでございますので、ぜひその程度まで水準を上げていただくよう御努力をお願い申し上げたいというように思います。  あともう一つ、配当の件もあるんですが、時...全文を見る
○谷口委員 金融財政事情研究所というのがありまして、今後複数の金融機関と取引をするかどうかというアンケートがあります。貯蓄残高が三百万以上五百万未満の世帯では一八・五%、五百万以上一千万未満であれば三九・八%、一千万以上三千万未満の世帯は六四・一%、三千万以上では八五・九%が今後...全文を見る
○谷口委員 持ち時間が参りましたので、もう一つだけに。  きょう、金融監督庁から乾さんに来ていただいておりますので、お伺いしたいのですが、幸福銀行の今の早期是正措置、自己資本比率が〇・五%ということで、どうも過少資本銀行ということのようでございます。しかし、この実態を見ますと、...全文を見る
○谷口委員 これで終わりますが、冒頭お話をさせていただきましたように、二〇〇一年三月までもう残るところ二年を切ったわけでございます。今後体力の継続が大変難しい金融機関は、早急にリストラ、再編等をやらないと、もう時間がない、大変せっぱ詰まった状況にあるということを申し上げて、私の質...全文を見る
06月01日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。  本日は、石川知事、また星野参考人、大変お忙しいところ当委員会に出席をいただきまして、ありがとうございました。  先ほどからのやりとりをいろいろお聞きいたしておったわけでございますが、私はこの行政評価システムを考える際に、先...全文を見る
○谷口委員 そうですね。今の現状からスタートするという意味においては、静岡県も、三重県でもやっていらっしゃるようでございますが、三重県も同じところから来ているんだろうというように思うわけでございます。  今、石川知事の方から業務棚卸表のことをおっしゃったわけでございます。大変体...全文を見る
○谷口委員 私は、冒頭お話をさせていただきましたように、行政評価のシステムを構築する際にはマネジメント感覚がやはり必要ではないかというように思っております。このようなマネジメント感覚と申しますと、業務の執行とそれに対する責任というのはこれは一対のものでございますから、例えば目標と...全文を見る
○谷口委員 それと、先ほど知事のお話で大変よくやっていらっしゃるなと私が思ったところは、一つは、職員の定員を二年間で五百人ほど減らした、これはもう大変なことだと思うんです。それともう一つは、これは中項目ですか、一万二千項目のうち三千五百を改善した、これも大変な御努力だというように...全文を見る
○谷口委員 星野参考人にお聞きしたいわけでございますが、先ほどの冒頭のお話の中で、プラン・ドゥー・シーですか、PDSサイクルとか、このように言われるようなことをおっしゃっていらっしゃったわけでありますが、国の会計システムも、これは今当委員会においても決算承認をやらなきゃいかぬわけ...全文を見る
○谷口委員 プラン・ドゥー・シーのシーというのは、さっきもおっしゃったように、最終的にチェックをして、これを計画の立案であるとかまた実行にフィードバックさせるという意味で、極めて重要なんですね。私は何を言いたかったかといいますと、そのチェックをする際にチェックができるベースが整っ...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
06月30日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○谷口委員 本日は、通貨及び金融の調節に関する報告書並びに業務概況書について質問をさせていただきたいというように思っております。  この通貨及び金融の調節に関する報告書は、半年ごとに国会において審議をするということでございますので、今回二回目ということであります。また、業務概況...全文を見る
○谷口委員 そういう状況を考えますと、これはもう二年ないわけですね、今六月でございますから。  私も選挙区に帰りますと、大阪は特に経営状況の厳しい金融機関が多いものですから、あの金融機関に預金をしているんだが大丈夫かなというような大変生々しいお話を聞いたりするわけでございます。...全文を見る
○谷口委員 今、金融再生委員会も金融業界の事業再編等々やっていらっしゃるようでございますが、いずれにいたしましても、これを中途半端な状態で、やるのかやらないのかわからないというような状態でずっと引っ張っておりますと、市中においては大変大きな問題になってくるのではないか。  そう...全文を見る
○谷口委員 私、先ほど申し上げましたように、一刻も早く、そういうようにやるんだったらやる、それによる影響はどのように対応するんだということをぜひ明確に言っていただきたいというように思うわけでございます。  それで、次に移りたいと思いますが、金融政策決定会合を何回かやっていらっし...全文を見る
○谷口委員 それでは、今私が申し上げました企業金融の領域に入り込まれたということでありますが、これはどういうことがきっかけでこのような考え方が出てきたのか。  私、先ほど申し上げましたように、これは、仮に政府系金融機関が今おっしゃっておるような企業金融を直接サポートする、現在や...全文を見る
○谷口委員 日銀は中央銀行でございますので、そのことを十分念頭に入れていただいてぜひ行動をしていただきたいというように私は思うわけでございます。  それで、その次に参りたいと思いますが、為替介入の問題でございます。  為替介入は、大蔵省と日銀との間でやるわけでございます。この...全文を見る
○谷口委員 ですから、そういう意味においては、私も以前大蔵大臣にそのようにお聞きしたことがございまして、これは大蔵大臣の責任だということの答弁をいただいておるわけであります。  この報告書を見ますと、為替介入に当たって、日本銀行がモニタリングを通じて得た外為市場の情報や分析を踏...全文を見る
○谷口委員 私、具体的にどういう形になっているのかわからないのですが、そうすると、日銀のこの分析なりモニタリングなりを大蔵省とのやりとりの中でおっしゃって、それが最終的に、規模であるとか、また時期であるとか、こういう決定の際に大きな影響力があるというようなことになっておるわけでご...全文を見る
○谷口委員 従来からこの為替介入については大きな問題もございまして、私自身の個人的な意見も持っております。大変規模も大きくなってまいりまして、今後、またいろいろ引き続き質問もしていきたいというように思います。ただ、その権限がだれにあって、だれが責任を持たなければいかぬというところ...全文を見る
○谷口委員 当面、先ほどからの審議の状況を聞いておりましても、今山口副総裁がおっしゃったような状況にはならないだろうという予測の方が強いというように思うわけでございます。  ちなみに、アメリカFRBでは、御存じのとおり、フェデラルファンドレートの誘導目標に近い水準に公定歩合を設...全文を見る
○谷口委員 いずれにしましても、今現在、公定歩合が実質的にはほとんど議論の対象になっていないというような状況でございますので、この先、副総裁がおっしゃるように金利が上げられるような状態になって、その際にまた公定歩合というような話が出てくる状況にはしばらくならないような意見を持って...全文を見る
○谷口委員 実態的に債券をどれほど持つかということと引当金を幾ら計上するかということはまた別問題でございまして、これは、私は拝見させていただいたところによりますと、引当金の計上基準とすると、私が申し上げましたように、こういうような設定の仕方ではなくて、毎期継続してある程度の計上額...全文を見る
○谷口委員 私、今申し上げたのは、これからの問題ではなくて、今までやっておられた考査のやり方がそのあたりまで至ってなかったわけだから、それについての総括はどのようにお考えですか、このようにお聞きしておるわけでございますが、それについてどうでしょうか。
○谷口委員 時間が参りましたが、私は、今回、銀行が連結決算に入るから連結をベースにする考査をするのではなくて、今までの考査の方法が、どのように言われても、やはりそこまで至っていなかったという現実があるわけでございますから、これは重く受けとめていただく必要があるというように申し上げ...全文を見る
07月06日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○谷口委員 現在の金融業界の状況でございますが、昨年末に、御存じのとおり、六十兆円の公的資金が準備され、セーフティーネットが張りめぐらされ、また、本年に入りまして若干景気も持ち直しております。株価も一万八千円台ということで小康状態にあるというように言われておるわけでございますが、...全文を見る
○谷口委員 その結果、今なみはや銀行は早期是正措置が発動されたということでございまして、このスキームが成功するというのは、経済も上向きになり、自然に立ち直るような素地があればこのスキームも扱えるんではないかというように思っておりますが、あの当時にそういうように考えられるというよう...全文を見る
○谷口委員 大手の場合と、地域の安定と申しますか、そういう地域金融機関の場合と、若干、スキームを例えばきめ細かくやっていくとか、別の角度で考える必要もあるのではないかというように思っておりまして、先ほどの質問をさせていただきました。  それで、私、西村銀行局長の当時からずっと言...全文を見る
○谷口委員 今の御答弁は、連結が入っていない当時の状態においては関連会社のところまで行っていないというようにとられるがごとくの御答弁でございましたが、こういうような検査の状況でございますと、先ほどから申し上げておりますように、これは百五十行近い銀行全体の問題であるというようなこと...全文を見る
○谷口委員 さっき私が申し上げている意味を理解されておらないんですが、例えば、仮に会計上の連結範囲が決まっておったとしても、それを乗り越えて、実は個々の取引を見ていくと大変実質的にかかわっておるな、支配しておるなというようなところがあれば、そのあたりまで突っ込んで検査をしていくつ...全文を見る
○谷口委員 だから、今申し上げたことが一番重要なんですね、不良債権の実態把握には。要するに、今もう既に目前にあるものの不良債権を探すのは、これは大したことないんです。要するに、飛ばされている不良債権を探すのが大変なんだよ。そういう観点で、私が申し上げていることをぜひ念頭に入れてや...全文を見る
○谷口委員 基準のとり方もあるんでしょうが、これは外資系の金融機関の調査報告書によりますと、大体こちらの方では、七十六兆ほどの不良債権があって、十数兆まだ未処理の不良債権として残っておるというような結果もあるようでございます。  いずれにいたしましても、私自身も、この三月期で不...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、今申し上げた最後の問題につきましては、極めて複雑な金融商品を扱っておるようでございまして、オフバランスであるとかオフショアであるとか、海外に持っていくというようなこともどうもあるようでございますので、金融監督庁におかれましては、...全文を見る
07月21日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第9号
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○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。  本日は、加藤参考人、また大住参考人、大変お忙しい中を当委員会に出席を賜りまして、ありがとうございました。先ほどから両参考人のお話、また当委員会の委員の質問等々お聞きしておりまして、私、公会計のあり方と申しますか、特にバランス...全文を見る
○谷口委員 確かに、そのようなことなんだろうなというふうに思うわけでございますが、一方で、出すからにはそれなりの正確性も要求されるわけです。とてもじゃないけれども、不正確なものを出したところで、これはもう混乱を生じるだけの問題でございますので、そのあたりが一つ大変大きな問題になる...全文を見る
○谷口委員 欧米の諸外国においては、このような公会計でバランスシートをつくっておられるところがかなりある。また、先ほどの大住参考人のお話をお聞きしましても、この公会計制度の方法が、例えば英国タイプであるとか米国タイプであるとか、企業会計をかなり念頭に入れたやり方であるとか、一方で...全文を見る
○谷口委員 私自身もその方がいいのではないかと。行政の、例えば地方公共団体の首長あたりも経営者的感覚を持ってやはりやっていかなければ、この財政状態の悪化しておるときでございますから、地方公共団体間の格差もどんどん広がっておるというような状況でございますので、その方がいいのではない...全文を見る
○谷口委員 全く同意見でございまして、一刻も早くそのような形に持っていく必要があるというように思うわけでございます。  しかし一方、現在の我が国の財政法を見ますと、御存じのとおり、単年度主義であるとか会計年度独立の原則等々がございまして、先ほど、冒頭に私がお話ししたように、予算...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、いずれにいたしましても、この公会計のあり方は、最終的に実態を把握するという意味において極めて重要だと思う。実態を把握しないと、それに対する処方せんが書けないわけでございますので、政治の立場、また行政の立場から考えても、今の財...全文を見る
07月21日第145回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口隆義でございます。  本日は、初めに本法案についての質問をさせていただいた後に、企業法制のトライアングル体制と言われるようなところについて御質問をさせていただきたいというように考えております。  今回のこの法案でございますが、企業を取り巻く...全文を見る
○谷口委員 法律の立場ではそのようにお考えなんだろうと思いますが、法律が施行された折に実体経済に与える影響等を勘案をいたしますと、仮に例えば大きな影響が出るというようなことになりますと、それはそれなりの対応をまた講じなければいけないわけでございますので、この法案を審議されておられ...全文を見る
○谷口委員 それでは、きょう、大蔵省の方から福田金融企画局長来ていただいておりますので、大蔵省の立場から、私が今申し上げたことについての御見解をおっしゃっていただきたいというふうに思います。
○谷口委員 これは、実態的に、施行されて動く場合にそういうようなこともあるということを申し上げたわけでございまして、仮に大きな動きが出てくるといたしますと、市場の株価形成において問題がある事態も想定されるということでお話を申し上げたところでございます。  それともう一つ、資産評...全文を見る
○谷口委員 要するに、含み益というか、時価による評価益については、これを配当可能限度額の計算上排除する。しかし一方、私の申し上げたのは、含み損は強制計上になっておりませんから、任意で計上するようになっておりますね。これについては、商法の大きな流れといいますかバックボーンと申します...全文を見る
○谷口委員 ですから、今おっしゃったのは要するに、債権者保護という立場は間違いないわけですね。債権者保護の立場に立ちますと、まさにおっしゃったように保守主義の原則というか、なるべく配当可能利益を確実にという観点でございますから、現実に、金融資産なり時価評価をする対象資産が例えば本...全文を見る
○谷口委員 もうやりとりしておっても仕方がないのですが、一般的に市中においてそういう意見があるということを申し上げたいと思います。  ですから、私が申し上げているのは、何回も繰り返して申しわけないのですが、どうも首尾一貫という観点からしますとバランスがとれておらないというように...全文を見る
○谷口委員 さっき、調整をするには三つの方法があるというように私申し上げましたが、一般的には公正なる会計慣行のしんしゃく規定というか、これがよく使われる場合があって、本来、商法は債権者保護の立場に立って、必ずしも企業会計の方向とは違うんだが、現在行われておる公正なる会計慣行をしん...全文を見る
○谷口委員 私の問題意識として、それは限度があると思っておりまして、また後ほど詰めた議論をしたいわけでございますが、例えばさっき申し上げた連結決算。連結決算というのは、今まで、企業会計においては個別決算がメーンになっておって、連結をやってもその補足的な情報としてやっておったのです...全文を見る
○谷口委員 今御答弁されたのは現行の、調整を行っているそのプロセスを、今後も引き続きそういう調整の中で対応していこうというお話のように思ったわけであります。しかし、一方において、今の企業グループといいますか、会計は連結で一つの集団としての見方を行うようになる。要するに、グループ全...全文を見る
○谷口委員 前向きにもうちょっと……。  本当に法務大臣、今私が申し上げているのは、これから多分、企業実態として法律が大きく足かせになる可能性がある。ですから、そういう状況も十分勘案しながらやっていかなきゃいかぬ。会計の分野はアメリカを中心に、またヨーロッパを中心にして大きく変...全文を見る
○谷口委員 また先ほどの話を繰り返して申しわけないんですが、連結グループ企業に対して商法はどのように対応すべきかということで、現行、企業結合法が我が国ではないということで、これは各国から比べますと時代おくれ、果たしてついていけるのかどうかというような考えもあるわけでございますが、...全文を見る
○谷口委員 一つは、私が言っているように、トライアングル体制というか、税法と証取法と商法との間の調整の問題というのは極めて重要な問題で、私は、抜本的に法体系そのものをここで変えていかなきゃいかぬのではないか、こういうような問題意識を持ってずっとさっきからお話をいたしておるわけでご...全文を見る
○谷口委員 それならば一つお聞きしたいのですが、現行の商法の体系、やはり商法には商法なりの整然とした法体系があるわけでございますから、この法体系がいわばどんどん、例えばつけ加えつけ加えで、当初の法体系からすると若干整合性がないなというような状態になっても仕方ないということをお考え...全文を見る
○谷口委員 要するに、商法の法体系としての整合性を法務省当局はどのようにお考えで、例えば整合性が欠けるというような事態に仮になった場合に、それについて何らかの御意見、御見解はないのですかということをお聞きしたわけで、もう一度その観点から御答弁をお願いしたいと思います。
○谷口委員 それはちょっと私と見解の異なるところでして、それはなぜかといいますと、さっきから申し上げておるように、商法はいわば後追いの形で、企業実態がどんどん環境が変わってくる、それに対して、企業を取り巻く企業法制、証取法並びに企業会計原則であるとか税法であるとか、これはどんどん...全文を見る
○谷口委員 私の申し上げているのは、今回の金融資産の時価評価だけの問題ではないんですね。過去からの状況も踏まえて、また先ほども申し上げましたように、今や会計の分野は歴史的転換点と言われるようなことを迎えているわけですね、本年、来年、再来年と。  こういう状況の中で、商法としてど...全文を見る
07月28日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号
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○谷口委員 本日は、ペイオフにかかわる質問をさせていただきたいというように考えております。  御存じのとおり、二〇〇一年の四月からペイオフが解禁と申しますか、凍結解除になるわけでございます。市中におきましては大変関心のある問題でございます。私は、従来から申し上げておりますように...全文を見る
○谷口委員 これは日銀の調査でございますが、生活意識に関するアンケート調査というのを日銀の方でやっていらっしゃいます。これが本年の三月でございますね、国民の方はペイオフについてどの程度知っておるのかという調査の結果でございます。  調査結果によりますと、ペイオフを凍結している特...全文を見る
○谷口委員 もう二年を切った段階で、二年物の定期はこれにひっかかるわけでございます。一年前が一番危ない、このように言われておるわけでございますが、どうもこの冬のボーナスの時期は危ないのじゃないか、危ないということは大きなシフト、資金移動が起こるのではないか、このように言われており...全文を見る
○谷口委員 今局長おっしゃったとおりでございますが、ただ、一千万超の場合に、経営破綻した金融機関の整理の状況いかんによって戻ってくる、元本と利息については、預金保険機構がこれを買い取り、概算払いをするということなので、全部返ってこないということはないのですよというようにおっしゃる...全文を見る
○谷口委員 私申し上げましたように、我が国の金融機関の一つの性向と申しますか、欧米に比べて清算価値が極めて悪化するということをまず念頭に入れておかなきゃいかぬということを申し上げたいわけであります。  それと、これまた、金融債の問題でございます。今現在、預金保険の対象にはなって...全文を見る
○谷口委員 この金融債は極めて大きな問題でございますので、これも早く何らかの結論を出していかないと、市中に大きな混乱が生じるというように思います。  その他、この預金保険の対象になるかどうかということで、譲渡性預金、CDであるとか、信託銀行のヒットであるとか、外貨預金であるとか...全文を見る
○谷口委員 もう時間が参りましたのでこれで終わりますが、いずれにいたしましても、ペイオフは予定どおり実施すべきであるという観点でまいりますと、先ほどから申し上げておりますように、国民に周知徹底を一刻も早くやらなきゃいかぬということと、あと、この対象になるものがまだはっきり決まって...全文を見る
10月27日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。  本日は、自自公連立の初めての委員会で、私、与党として質問をさせていただくわけでございます。若干厳しくなるかもわかりませんが、どうぞ御容赦をお願いいたしたいというふうに思います。  今も鴨下委員の方から商工ローン...全文を見る
○谷口委員 それで、冒頭申し上げたように、やはり極めて高い金利を設定しておるというような状況でございます。そういうこともございまして、かなりの利益をこの専業二社が上げておるということで、商工ファンドあたりは七万円を超えるような株価もついておるようでございます。また、日栄もかなり高...全文を見る
○谷口委員 貸出金利については私が聞いておる状況と若干違うような感覚を受けたんですが、調達金利は大体今おっしゃったようなことのようでございます。いずれにいたしましても、この幅はかなりございまして、かなりの収益力があるということであります。  そこで申し上げたいわけでございますが...全文を見る
○谷口委員 今、大蔵大臣はやはりこの金利水準は高いというようにお認めになったと私は認識いたしておりますが、そういうように、今このような状況はやはり好ましくないというように思っておりますので、この出資法の上限金利については引き下げるべく、国会においてまた審議をしていただくというよう...全文を見る
○谷口委員 だから、それはおかしいんですね。この十七条二項の考え方でいきますと、追加融資を行ったたびに、やはりこれは連帯保証人に対してその旨を通知すべきだと思いますね。  今おっしゃったように、これは大蔵財務協会のQアンドAのところにもまさに同じように書いておりまして、「根保証...全文を見る
○谷口委員 商工ローン業者の営業のしぶりのポイントは、極度を明確に言わない、あいまいな形にしておるというのがポイントなんですね。ですから、連帯保証人は極度のことを知らないというようなことさえあるわけでございまして、それが営業の一つのポイントになっておるわけでございますから、これは...全文を見る
○谷口委員 これは、いずれにいたしましても、また今後そういう審議をやっていかなければいけない重要な問題だと思いますので、そういうように申し上げたいと思います。  それで、この日栄の融資なんですが、私ども、ちょっと有価証券報告書を見まして、それで貸し倒れがどの程度あるんだろう、こ...全文を見る
○谷口委員 もともと金利が高いというのはハイリスクだから金利が高い、こういうような説明になるわけで、ですから、これだけの貸し倒れしか発生しておらないということであるならば、営業上、これはこれだけの金利をする必要がないわけです。  ですから、そういうことを考えますと、当然、先ほど...全文を見る
○谷口委員 ちょっと僕の尋ねていることに対する答弁にはなっていないのですが、要するに、そういうように金融全体の仕組みの中からどうも漏れているというのか、外れているというところにもやはり目を向けていかないとだめだというように私は思うわけでございます。  先ほど、金融機関の問題をお...全文を見る
○谷口委員 それで、先ほども申し上げました、こういう商工ローン業者の対象になっている、緊急に要るんだ、少額で要るんだという業者に対して、政府として果たしてどのような対応をしておるのかということになるわけでございます。  今回、例の信用保証協会の融資を、昨年二十兆円やったわけでご...全文を見る
○谷口委員 次国会と申しますか、この二十九日から始まる臨時国会は中小企業国会ということで、中小企業は貸し渋りに遭って大変な状態になっていますから、そのような中小企業に対してどのように行うか。そういう意味において、先ほど申し上げました、仮に、日栄、商工ファンドの商工ローン業界が五兆...全文を見る
12月03日第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○谷口委員 まず冒頭、委員長に申し上げたいわけでございますが、午前中の末松議員の発言につきまして、我が党にかかわる部分がかなりございました。会議録を精査し対応を考えたいというふうに思いますが、いずれにいたしましても、四十分間ずっと我が委員会のこととは関係のないことをおっしゃってお...全文を見る
○谷口委員 それで、本筋の質問に入るわけでございますが、本日は、二十分ばかりの質問でございますので、御答弁の方も的確な簡潔な御答弁をお願い申し上げたいというようにまず冒頭お願いいたします。  それで、本日、速水日銀総裁に来ていただいておりますので、まず初めに、金融状況についてお...全文を見る
○谷口委員 要するに、結論的に申しますと、非不胎化政策を容認したということではないということでございますね。
○谷口委員 先日のG7の前に大蔵大臣と日銀総裁がお会いになって、これは報道から見ますと、より一層の金融緩和をというように大蔵大臣が日銀総裁におっしゃった。それに対して、どうもそごがあったようでございまして、その後、G7で我が国の中央銀行の総裁に、かなりいろいろ御批判があったようで...全文を見る
○谷口委員 先ほどの急激な円高のことにも戻るわけでございますが、十一月二十六日、急激に円高になった原因の一つに欧州の景気の低迷、ユーロから我が国に資金が流れ込んできた、このように言われております。どうも、きょうも聞いておりますと、ユーロは発足以来一七%程度引き下がっておるようでご...全文を見る
○谷口委員 アメリカも、二〇〇〇年問題を間近に控えて、資金的にある程度潤沢にしておく必要があるというような状況のようでございます。そういう状況の中でどんどん円高が進んでまいりますと、今総裁がおっしゃったように、このような円高がしばらく続くことによる我が国の景気の悪化の懸念、これは...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
12月08日第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○谷口議員 先ほど北橋委員からもございましたように、今回、施行日を来年の六月一日というように決めさせていただきました。  御存じのとおり、出資法の上限金利の引き下げが、四〇・〇〇四%から与党案では二九・二%に引き下げるということでございます。これとともに、貸金業者の行為規制につ...全文を見る
○谷口議員 先ほどお答えいたしましたように、実態的に考えまして、それなりの準備期間と周知期間が必要だろうというような観点で与党案を決めたところでございます。上田先生がおっしゃることはよく理解できるわけでございますが、実態的な観点でこれを決めたということで御理解をいただきたいという...全文を見る
○谷口議員 お答えいたします。  この三年後の見直しの件につきましては、公明党の案と自民党の案とが合致したところでございまして、これは先ほど北橋委員もかなりこのことについて触れていらっしゃいました。御存じのとおり、今大変、超低金利の時代でございますので、先ほどの調達金利の問題も...全文を見る
○谷口議員 おっしゃるとおり、公明党の原案では、二〇%から二五%ということになっておったわけでございます。それで、与党協議に臨みまして、先ほどからおっしゃっていらっしゃいますように、一方で借り手の立場も十分考慮しなければいかぬわけで、結論的に申し上げますと、与党三党の意見書を出す...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
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○衆議院議員(谷口隆義君) 海野委員にお答えをいたします。  我々公明党といたしましても、今回、与党に参加をいたしまして、この商工ローン問題に対しまして党内の意見を取りまとめたところでございます。  御存じのとおり、当初、我が党の案は出資法の上限金利を二〇%から二五%にという...全文を見る