谷口隆義

たにぐちたかよし



当選回数回

谷口隆義の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○谷口委員 公明党の谷口でございます。本日は、公述人の先生方におかれましては、大変お忙しい中公聴会に出席をいただきまして、ありがとうございます。また、先ほどは大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  私は、出身が大阪でございまして、地域経済ということ...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。  金融再編のところで、私も、今おっしゃっていただいて、こんなこともあるんだなというふうに思ったわけでございますが、大手金融機関は百店以上の店舗があるわけでございますから、全部合わせますと大手金融機関は一千店以上の店舗数になるわけで、それをリ...全文を見る
○谷口委員 どうもありがとうございました。
02月28日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。  まず初めに、今五十嵐委員の方からもおっしゃった最近の税を取り巻く環境の変化、特に国税職員の待遇の改善をお願いしたいわけでございます。  今、Eコマースの話も出ておりまして、状況を見ておりますと、いわゆるBツーCというものですね、消...全文を見る
○谷口委員 行革の大きな流れがございますので、削減の方向に行っているわけでございますけれども、拡充すべきところは拡充していく、こういうような対応でぜひお願いいたしたいというように思います。  それで、次の質問でございますけれども、当委員会でも何回か質問があったんだろうというよう...全文を見る
○谷口委員 柳澤大臣、私は、見ておりまして、大変一生懸命やっていらっしゃると大変評価しておるところでございます。我が国の経済の根本のところに金融機関の不良債権というのが大変大きな問題でございますから、その問題に対して最終処理を早くやらなきゃいかぬということで、大変精力的にやってい...全文を見る
○谷口委員 大変悩んでいらっしゃるのが今の御答弁でよくわかったわけでございますけれども、金融機関が貸し倒れを処理するというのは多分大変な意思決定であるんだろうというふうに思います。ですから、柳澤大臣が、今最終処理を直接償却等ということでやっていらっしゃることについて、これは強制的...全文を見る
○谷口委員 予算委員会で、昨日と本日と公聴会を行いまして、何人かの公述人から直接償却についてのいろいろな御意見がございました。昨日は、リチャード・クーさん、また、植草さんが、特に植草さんあたりは、まず景気を活性化しないとなかなか直接償却、金融問題の処理は二の次だ、その次だ、こうい...全文を見る
○谷口委員 その次の質問でございますけれども、三年前の金融パニックのときに早期健全化法を成立させたわけでございます。その際に、公的資金を注入した金融機関に優先株を受けたわけですね。この優先株を受けた金融機関については、もう既に普通株に転換できる状態になっているところが数行ございま...全文を見る
○谷口委員 大体対象になっているといいますか転換ができる金融機関というのは業況の悪いところが多いようでございます。ですから、この三月、株価の問題等々、乗り越えていかなければいかぬ大変いろいろな障害があるわけでございますけれども、今大臣がおっしゃったように、やるべきときにはあらゆる...全文を見る
○谷口委員 私自身も、日銀の金融政策については意見を持っております。しかし一方で、政府が日銀の独立性に対して圧力をかけるがごとくの対応だけはぜひ控えていただきたい、このように申し上げまして、終わらせていただきます。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○谷口主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。  本分科会は、厚生労働省所管について審査を行うことになっております。  平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度...全文を見る
○谷口主査 この際、お諮りいたします。  厚生労働省所管予算の主要経費別概要につきましては、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○谷口主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○谷口主査 以上をもちまして説明は終わりました。     —————————————
○谷口主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑時間はこれを厳守せられ、議事の進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げます。  質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑...全文を見る
○谷口主査 これにて手塚君の質疑は終了いたしました。  次に、細野豪志君。
○谷口主査 これにて細野君の質疑は終了いたしました。  次に、瀬古由起子君。
○谷口主査 これにて瀬古君の質疑は終了いたしました。  次に、石井紘基君。
○谷口主査 石井君、発言を求めて、許可を求めてやってください。
○谷口主査 石井君に申し上げます。  質問時間が終了いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
○谷口主査 石井君に申し上げます。  もう時間が終了いたしておりますので。
○谷口主査 石井君に申し上げます。質問時間が終了いたしております。
○谷口主査 これにて石井君の質疑は終了いたしました。  次に、今野東君。
○谷口主査 これにて今野君の質疑は終了いたしました。  次に、金子哲夫君。
○谷口主査 これにて金子君の質疑は終了いたしました。  次に、鈴木康友君。
○谷口主査 これにて児玉君の質疑は終了いたしました。  次に、福島豊君。
○谷口主査 これにて福島君の質疑は終了いたしました。  次に、松島みどり君。
○谷口主査 これにて松島君の質疑は終了いたしました。  次回は、明二日金曜日午前九時より本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後七時三十六分散会
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○谷口委員 第五分科会について御報告申し上げます。  本分科会は、厚生労働省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。  その主な質疑事項は、基礎年金財源の全額税方式化、年金積立金の運用状況、少子高齢化時代の雇用問題、医療安全対策...全文を見る
○谷口委員 私は、公明党を代表して、平成十三年度政府予算三案に賛成、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合提出の編成替え動議に反対する立場から討論を行うものであります。  日本経済は、今まさに、確実な自律的回復ができるかどうか、正念場にあります。アメリカ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○谷口主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。  平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。家西悟君。座ったままで発...全文を見る
○谷口主査 これにて佐藤君の質疑は終了いたしました。  次に、一川保夫君。
○谷口主査 これにて一川君の質疑は終了いたしました。  次に、保坂展人君。
○谷口主査 どうぞ。
○谷口主査 これにて保坂君の質疑は終了いたしました。  次に、武正公一君。
○谷口主査 これにて武正君の質疑は終了いたしました。  次に、赤羽一嘉君。
○谷口主査 これにて赤羽君の質疑は終了いたしました。  次に、北側一雄君。
03月30日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。  本日は、まず初めに、日本銀行の金融政策につきまして質問をさせていただきたいというように思います。  先ほども同僚議員の質問があったわけでございますが、本来、我が党は、日本銀行の金融政策は、日銀の独立性を尊重しなければならない、こう...全文を見る
○谷口委員 さっきも申し上げましたように、一月十九日の決定会合でも三人いらっしゃった。だけれども、二月十四日に総裁が定例会見で、ゼロ金利の復活はない、量的緩和はないと明言されているわけですね。二月十四日ですよ。  また、二月九日のロンバート型と公定歩合の引き下げは市場にサプライ...全文を見る
○谷口委員 やはり、国民生活に多大な影響を及ぼす金融政策を専管事項としている日本銀行の総裁でございますから、私が申し上げておりますように、責任の重要さを認識していただきたい、このように思うわけでございます。市場に追い込まれた形での金融政策ではなくて、市場をリードするような機動性を...全文を見る
○谷口委員 UFJですね、例の三和銀行を中心とするグループが一兆円を超える不良債権の処理を行う、それで二千億を超える赤字を今回出したいというようなお話のようでございます。その記者会見の中でこんなことを言っているんですね。不良債権処理は適切に進めておられると言っておられたのになぜ急...全文を見る
○谷口委員 ちょっとはっきり何を言っていらっしゃるのかわからなかったんですが、いずれにいたしましても、この不良債権の問題、柳澤大臣も本当に前向きに取り組んでいらっしゃるというように評価いたしておるところでございますし、与党でもこれに向かってこれからプロジェクトチームを立ち上げてい...全文を見る
○谷口委員 この前向きの赤字ですね、これは債権処理を、償却しようということで出た赤字と、また一方、後ろ向きな赤字があるのですね。例えば、有価証券の含み損が顕在化したとか、業況が悪化して赤字になったとか、これは立て分けなければいかぬというように思うわけでございます。今大臣のおっしゃ...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。  小泉総理は、大変支持率の高い小泉内閣をスタートされたわけでございますが、本日の毎日新聞を見ておりますと、発足のときの支持率が八五%、一月たって八七%になった、このような支持率のようでございます。  大体、新内閣...全文を見る
○谷口委員 電力の安定供給という大変重要な問題もございますし、また住民の皆さん方の考え方が極めて重要なわけでございますが、今後、エネルギー政策全般にとって大変重要な問題でございますので、ぜひまた慎重にお考えいただきまして対応していただくよう望む次第でございます。  その次に、ハ...全文を見る
○谷口委員 いずれにいたしましても、患者の皆さんの気持ちをよくお聞きしていただいて、また、今までの状況もかんがみて、患者の皆さんの意に沿うような決定をしていただきたいというように思う次第でございます。よろしくお願いいたします。  それで、今度は緊急経済対策に入るわけでございます...全文を見る
○谷口委員 塩川財務大臣は私たちの大阪の大先輩でございまして、ぜひまた頑張っていただきたいというように思うわけでございますが、若干消極的なように思うので、今申し上げた税率の引き下げは、ある程度今二本立てになっておりますけれども、二年後に一本化された段階ではなくて、今の現状の中で二...全文を見る
○谷口委員 そこで、総理にこれはお聞きしたいのですが、総理は、都市再生本部長として、みずから都市再生について頑張ろうというようにおっしゃっておるわけでございますが、今扇大臣がおっしゃったような地価との関係で都市再生を考えていらっしゃるのかどうか、御答弁をお願いいたしたいと思います...全文を見る
○谷口委員 いずれにいたしましても、我が国戦後の経済が土地本位制と言われるような部分があったのは間違いのない話でございますので、そういう観点で都市再生をまた進めていただきたいというように思う次第でございます。  あと、不良債権の債権放棄ガイドラインについてお聞きいたしたいのです...全文を見る
○谷口委員 いずれにしましても、膠着状態が続くということは好ましいことではありませんので、ぜひこのガイドラインづくりを進めていただくように。私が申し上げたのは、もしできない場合は金融庁が引っ張らざるを得ないのじゃないか、こういうことを申し上げたわけで、そこをよく検討していただきた...全文を見る
○谷口委員 時間が来ましたので、終わります。
05月31日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。  小泉内閣が発足をいたしまして、大変高い支持率で今やっていらっしゃるわけでございますけれども、小泉総理は構造改革なくして景気の回復なし、このように常々おっしゃっておるわけでございます。  我が国戦後経済のあり方を振り返ってみますと、...全文を見る
○谷口委員 であれば、私の答弁のときにえらい消極的だなというように思ったわけですけれども、やはり私がPTの中でいろいろ発言し、言っておったわけでございますけれども、そういうことも考慮に入れていただいて、私のときにもそういうようにおっしゃっていただいたら、こういう再び繰り返すことは...全文を見る
○谷口委員 まさにおっしゃるように、この人員の配置、充実というのは大変重要な問題でございます。自由にやっていただくわけでございますけれども、一方で、その監視をやっていかなければいけない、こういうことで、ぜひ要求していただいて、人員を十分な体制に持っていっていただきたいというように...全文を見る
○谷口委員 ぜひそういう考えのもとで、体制の充実を図っていただきたいというふうに思う次第でございます。  次に、会計ビッグバンと申しますか、御存じのとおり、このところ企業の世界では、連結が入ったり、また時価会計が入ったり、また年金会計と申しまして、今まで各企業の積み立ての基準が...全文を見る
○谷口委員 余り企業に対して事務負担を押しつけるというのもよくないので、私は、やはりフランス型がいいのではないか。要するに、各企業で所得計算をした上で合算するというような形がいいと思いますが、大臣、一言。
○谷口委員 これも喫緊のことで大分検討されておると思いますけれども、ぜひ私自身の考え方も入れてやっていただきたいというふうに思う次第でございます。
○谷口委員 わかりました。そういうことでよろしくお願いいたします。  それで、さっきの会計ビッグバンのことに戻るわけでございますが、今、連結だとか時価会計だとか、また年金会計だとかと、こういうように大きく企業経理が変わっておるわけで、日本経済全体に大きな影響を与えておるわけです...全文を見る
○谷口委員 実は、私も大臣の考え方に近いわけでございます。  グローバリゼーションと申しますか、大きな一つの流れがあって、それをそのまま、いわば安易に受け入れるわけじゃなくて、我が国の置かれておる現状だとか、我が国の今までの慣習だとか、こういうことを念頭に入れて、こうあるべきだ...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので終わりますが、一つ、販売不動産の時価評価の問題があります。この問題は、五〇%以上下落した場合について評価減をするということですから、あれは実は、底だまりのところで評価減されていないところが多いということを大臣に申し上げまして、終わりたいというふうに...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○谷口議員 今おっしゃったように、現在は、貸借対照表上、資産の部に計上されておるわけでございます。  この自己株式の計上の方法につきましては、いわゆる計算書類規則、法務省令の株式会社の貸借対照表、損益計算書、営業報告書及び附属明細書に関する規則、これによって定める事項でございま...全文を見る
○谷口議員 おっしゃいますように、現在、自己株式は原則的に禁止されておるわけでございます。これがこの改正法案では原則自由化されるわけでございます。取得、保有、処分が原則的に自由化されるわけで、そういう意味におきまして、今おっしゃいました相場操縦、またインサイダーにつきまして、より...全文を見る
○谷口議員 内閣府令で定めるわけでございますが、具体的には、現在、アメリカで整備をされておりますセーフ・ハーバー・ルール等を参考にいたしまして、利用する証券会社の数であるとか、買い付けを行う時間であるとか、買い付けを行う価格、買い付けを行う数量等といった要件を定めることにいたして...全文を見る
○谷口議員 現行法の状況の中でも、インサイダー取引は摘発をされておる事例がございます。今、そういう状況の中で、自己株式が自由化されるわけでございますから、より一層そういう事例がふえる可能性が高まってくるわけでございます。そういうこともございまして、今回、証券取引法の改正を行って、...全文を見る
○谷口議員 今、現行法におきましては、自己株式取得の透明性を高め、投資家保護を図るために、自己株式取得の総数、価額総額、取得の進捗状況等について、発行会社から自己株券買付状況報告書を提出するようになっておるわけでございます。  今回、金庫株を解禁し、取得目的を問わず、定時総会決...全文を見る
○谷口議員 おっしゃいますように、今回、この改正法案で法定準備金の減少手続を導入いたしたわけでございます。資本準備金、また利益準備金を含む法定準備金でございますが、この法定準備金は、会社の純資産額が資本の額を下回る事態があった場合に、このようなことを防ぐための機能でこのような法定...全文を見る
○谷口議員 上田議員おっしゃいますように、債権者保護を十分考えていかなければならないというように思っておるわけでございます。今回、法定準備金、資本準備金と利益準備金を合わせた法定準備金で資本の四分の一まで積み立てればいい、このように変わるわけでございます。また、先ほども申し上げま...全文を見る
○谷口議員 今おっしゃいましたように、今回自由化されるわけですね。基本的に原則自由化。自己株式、今まで原則禁止されておったものが自由化されるわけで、まさにおっしゃるように、株式市場の公正性、健全性が損なわれるということがないようにやっていかなければならないということで、相場操縦ま...全文を見る
○谷口議員 まさに今おっしゃったような、金融庁の方からこの報告がございましたが、摘発の件数が少ないというような状況を指摘されたことだと思いますが、いずれにいたしましても、今回のこの相場操縦の改正に伴って、我々は、そういうような相場操縦が行われないようなことになるだろうということを...全文を見る
○谷口議員 資本充実の原則のことをおっしゃったわけでございますけれども、これは、内訳を見ますと、今回、法定準備金まで含めて自己株式取得の財源範囲ということになったわけですが、配当可能利益のところは利益処分と見られるわけですね、利益配当ですね。また、準備金に食い込んだところは持ち分...全文を見る
○谷口議員 今おっしゃいましたこと、大変重要なことでございます。我が国株式市場の公正性、また健全性が損なわれることのないように、所要の証券取引法の改正を行ったところでございます。  まず初めに、相場操縦でございますが、自己株式の取得また処分の際に相場操縦をなされることを防止する...全文を見る
○谷口議員 今おっしゃったように、米国のセーフ・ハーバー・ルールを参考といたしまして、利用する証券会社の数であるとか、買い付けを行う時間であるとか、買い付けを行う価格、また買い付けを行う数量等要件を定めておるわけでございます。アメリカにおけるセーフ・ハーバー・ルールと何ら遜色のな...全文を見る
○谷口議員 まず初めに、先ほどの件について私の考えていることを述べさせていただきたいと思うのです。  今、中川委員の方も、市中に供出されている多数の株を消却するということはいいことだということをおっしゃって、しかし消却だけでいいんじゃないかというようなお話だったのかと思いますけ...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○谷口議員 まさにおっしゃったような附帯決議があったわけでございますけれども、そもそもエクイティーファイナンスが一九八〇年代に頻繁にやられまして、積み上がった法定準備金、特に資本準備金でございますね、発行価額の二分の一を積み立てるわけでございますけれども、民間企業はほとんど満額に...全文を見る
○谷口議員 まさに先生おっしゃるように、すぐにできないのかということでございますが、現行の売却につきましては会計士協会で営業外でやる。これを、来年の四月から処分が行われるようになるわけでございますが、その段階でやる。  ただ、税法上の扱いにつきましては、今、御存じのとおり、税法...全文を見る
○谷口議員 非常に難しい問題でございます。どの程度実態的に相場操縦、またインサイダー取引が行われておるのか。今金融庁の方から報告があったわけでございますが、本来そういう相場操縦、インサイダーがすべて摘発され行われておるかということにつきましては、若干やはり疑問のあるところもあるわ...全文を見る
○谷口議員 今回、インサイダー取引を防止するために、証券取引法第百六十六条に重要事実を追加することといたしたわけでございます。まず第一点として、上場会社等の業務執行を決定する機関が自己の株式を取得または処分することについて決定をしたこと、また第二点といたしまして、当該機関が一たん...全文を見る
○谷口議員 この改正法案におきましては、個々の具体的な状況まで記載をいたしてはおらないということでございます。今申し上げましたこの二点の重要事実を追加いたしたということでございます。
○谷口議員 だから、まず株主総会で枠取りをするわけですね。(木島委員「それは一年」と呼ぶ)一年です。総会の翌日から次の総会までの間に枠取りをいたす。その期間中に、取締役会決議をもちましてその総数を決定する。総数というか、その都度ごとの総数を決定するということになるわけでございます...全文を見る
○谷口議員 買い付けの決議が公表された後でなければ買い付けができないということでございますので、これは実体的な判断に基づくわけでございますから、それがインサイダーになり得るのかどうかということは、実体的に考える必要がある。
○谷口議員 まさに、今先生がおっしゃったことは相場操縦に当たるわけでございますから、今回のこのセーフ・ハーバー・ルールを参考にした我が国の内閣府令がこの施行とともに出されるわけでございますが、この買い付けの価格につきましては、先生がおっしゃったようなことも踏まえまして、そのような...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(谷口隆義君) 先生がおっしゃるとおり、今回この法定準備金の減少手続を創設したところでございます。  現行法におきましては、資本の減少手続は規定されておるわけでございますが、資本準備金また利益準備金、合計額、法定準備金の減少手続は規定されていないところでございました...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 現行は、先生御存じのとおり、日本公認会計士協会の指針にも書いておりますが、営業外収益に上げるということになっておりますが、今後、金庫株の法案が施行された後も公正なる会計慣行によってなされるということになると思いますが、基本的には同じような形、特別損益も...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) そういう観点から先ほどの佐々木先生の質問に答弁があったわけでございますが、インサイダー取引、また相場操縦が行われないような改正を行い、またディスクロージャーの観点から自己株券の買い付け状況を説明し、今三カ月に一遍提出を求めておるわけですが、これを一カ月...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 先ほど申し上げましたように、インサイダー取引につきましては重要事実に今回、自己株の取得、処分についてつけ加えられたわけでございます。これらについては、発表の後でなければ会社関係者、会社の役員、また会社従業員、また当該発行会社、両罰規定でございますから、...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 会社が自己株を取得する際には定時株主総会の承認が必要なわけでございます。この定時株主総会で取得する株式の種類、総数、取得価額を承認してもらう、こういうような手続をやって取得するわけでございまして、先生のおっしゃるような危惧はないものと考えておるところで...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 今申し上げましたように、インサイダー取引の規制と相場操縦の規制もございます。ですから、先生おっしゃるのは、会社が恣意的に相場をつり上げるといったようなことがあるのではないか、こういうことなんだろうというように思うわけでございますが、これは先ほど小池提案...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) ですから、それは先ほど金子提案者の方からも答弁がありましたように、一般投資家にそういう迷惑をかけないがためにインサイダー取引、相場操縦、またディスクロージャーの厳格な適用を求めておるわけでございます。  一方、我が国の経済界の中で、従来、先生おっしゃ...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 会計の処理は現行は資産の部に計上されております、自己株式は。これは従来から財産の払い戻し的な性格があるということで批判があったわけでございまして、それは一時的に取得するものだからとか数量が少ないからということで許容されていた部分があるんだろうというふう...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) ですから、損益取引の場合にはこれは課税の問題が出てまいります。資本取引の場合、先生御存じのように、先ほどもおっしゃったように、例えば合併差益だとか減資差益だとか、こういうものは元来、課税の対象になっておらないわけでございます。これはいわゆる資本取引と言...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 売却につきましては、来年の四月一日からでございますので、今現在決まっておらないということでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) ですから、その課税の問題につきましてはまだ全く方向が決まっておりません。  それと、先ほど先生がおっしゃったように、資本準備金の中で合併差益だとか減資差益だとかあるわけでございます。これは配当可能利益の計算上一つの要因になるわけでございまして、ですか...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) そもそも会社に基本的に置いておかなきゃいかぬ金額、資本株、資本がありますね。その考え方の相違なんだろうというように思うわけです。  従来は資本準備金と利益準備金の四分の一を資本に準ずるものとして会社の中で積み立てておったわけでございますが、今回、法定...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 利益がすべて配当に回るものと、先ほど申し上げておりますように、法定準備金のうち四分の一は資本に準ずるものということで、この改正法案におきましても積み立てなきゃいかぬわけでございますから、そのあたりの相違があるということでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) ちょっと今、質問の要旨がはっきりわからなかったんですが、ただ単に通常の損益取引の結果上がってきたいわゆる剰余金のところに入っている部分と、資本取引の結果積み上げられた部分とのその違いがあるということでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) 損が出た場合には、それはさっきから申し上げておりますように、その取引の形態によっては若干対応が変わるんだろうと思います。これは公正なる会計慣行にゆだねるということを申し上げたわけでございますが、先生のおっしゃるのは、資本の部に資本がまずあって、控除科目...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) その場合には、要するに資本を割り込むというような場合には、当然、取締役の責任の問題が出てくるんだろうというように思うわけでございまして、資本充実を害するということになります。  しかし、まず先生のおっしゃるような合理的経済行為が行えるのかどうか。例え...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 資本金を超えるような損失が出るというのは、ちょっと私、おっしゃっている事例をもうちょっと詳しくおっしゃっていただいたらわかるんですが、ちょっと理解ができないところがあるわけでございますが。
○衆議院議員(谷口隆義君) これは一割じゃなくて、その取得財源は配当可能利益と法定準備金の範囲内でございますから、一割ではありません。
○衆議院議員(谷口隆義君) 数量的制限はなくて、財源規制はあるわけです。ですから、その配当可能利益とその法定準備金の範囲内で取得ができるわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) その説明の意味がちょっとよくわからないんですが、先ほども申し上げましたように、取引そのものが損益取引と資本取引があると、資本取引ということで資本準備金にその分が計上されたと、それがかなり大きく損失を生じたといった場合のことをおっしゃっていらっしゃるわけ...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) さっきも申し上げましたように、損益取引になるのか資本取引になるのか、公正なる会計慣行にゆだねるということになるわけでございまして、その方向が出ておりませんので、答弁のしようがないわけですが。
○衆議院議員(谷口隆義君) それは、例えば大幅な損が出るといった場合に、私、資本勘定、損益勘定とは言っていないんですが、資本取引と損益取引で取引そのものが、そういう形態を分けたときに、それがいずれにしても大幅な損が出たといった場合は、その結果、資本に食い込むというような事態になれ...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 資本取引ということになりますと、一つは、さっきも私、申し上げたのは、課税の対象になるのは基本的には税制で損益取引が対象になっておりますから、課税をされるかどうかという観点ではこの二つは対応が違います。  それで、損益取引になるということになりますと、...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 今、先生おっしゃるように、これは株主に会社財産を払い戻すという実質的な意味合いがあるものと考えておるわけでございまして、ですからこの資本充実の原則の観点から一定の規制を設ける必要があると。そこで、この改正案におきましては、自己株式の取得価額の総額を原則...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 法定準備金も配当原資の中に入るわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) そのために、株主総会の決議を経た後、官報に公告をなし、また知れたる債権者にこの通知を行うことによって債権者の保護を、この保護手続と申しますか、これを考えておるわけでございます。  ですから、この資本充実の原則の、まさに先生がおっしゃったような根本のと...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 普通決議でございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) 現行はそういう対応になっておりますが、この改正案におきましては、財産の払い戻し的な性格もございますので、資本の控除科目とするのが妥当だというように考えております。  それと、済みません、先ほど、先生への答弁でございますが、普通決議と申し上げましたが、...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 貸借対照表の資産の部に現行は計上されておるわけでございますが、改正法におきましては、財産の払い戻し的性格をかんがみまして、資本の控除科目という形の対応になるわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) メリットと申しますか、従来が貸借対照表の資産の部に計上しておった、現行はそういう対応になっておるわけでございますが、それがそもそも財産の払い戻し的性格があるにもかかわらず批判があったわけでございます。それは、基本的には今は限定的に取得が認められておる状...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 具体的には、貸借対照表の資本の部のところに、資本金と、その下に法定準備金がございまして、その他の剰余金がございます。その下に、ちょうど控除する形で、差し引くという形の表示で出てまいるわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) そういうこともかんがみまして、債権者保護の手続を十分な体制をとりながらやっておると。先ほども申し上げましたこの取得に関しまして、官報またはその知れたる債権者に対しまして通知を行っているということでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) 今、先生おっしゃったように、金庫株と現行の持ち合い株の構造との関係は必ずしも明確ではないというように私は考えております。  今回のこの金庫株の解禁の目的は、先ほど金子提案者の方からもありましたように、企業の財務戦略の機動性、柔軟性を高めて企業の組織再...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 金庫株は計上されておらないわけでございます。ですから、金庫株、自己株を取得した段階で、現行は資産の部に計上されておりますが、これを資本から減じるという形態になるわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) 資本の部と申しますが、資本金は控除される前の金額が書いてあるわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) それは、様式もここにございますけれども、見ればすぐにわかるような様式になっております。
○衆議院議員(谷口隆義君) デラウエア州のその様式も、私どもが言っておるような様式になっておるはずでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) 売却につきましては、先ほどの答弁のように公正なる会計慣行にゆだねるということでございまして、現行は、現行の自己資本の売却益、損益につきましては営業外損益に計上することが妥当だと日本公認会計士協会の指針があるわけでございます。今後、その改正法案につきまし...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 現行も自己株の消却が認められておるわけでございますが、これは資本の減少とはまた別の概念といいますか、方法でございまして、資本の減少は資本の減少、自己株式の消却は自己株式の消却と、こういうように切り離されたものでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) 取得に際しましては、定時株主総会で取得財源の範囲内で取得することについての承認をとるわけでございますし、債権者保護の立場も十分配慮した上の対応でございますので、問題ないというように考えております。
06月21日第151回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○衆議院議員(谷口隆義君) 先生おっしゃった二百八十九条は、これは準備金の減少の手続のことでございますね。二百八十九条でその差益を配当するということでございますか、その準備金の取り崩しのことをおっしゃっておるんでしょうか。
○衆議院議員(谷口隆義君) 今回、準備金の取り崩し、前回申し上げさせていただきましたように、一九八〇年代、本日の午前中の参考人のお話にもございましたように、エクイティーファイナンスが非常に活発に行われてかなり積み上がっていると。資本金は減少手続があるにもかかわらず、準備金の減少手...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) いいですか。
○衆議院議員(谷口隆義君) 先ほども申し上げましたように、かなりの公開会社におきましては準備金が積み上がっておる状況があるわけでございます。このような多額の留保をされた準備金を処分する方法が今までなかったわけでございますから、それに対しましてこの取り崩しの手続を加えたわけでござい...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 配当することが可能になるわけでございます。
○衆議院議員(谷口隆義君) ですから、企業が積み上がったこの準備金を、社内留保しておるこの準備金を取り崩す手続がなかったわけでございまして、そういう状況の中で、小川先生おっしゃるように、これは直接この金庫株とは関係がないわけでございますが、今回、それとともにこの手続をつくらせてい...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) よろしいですか。  今回のこの法案は、我が国の企業の経営におきます機動性であるとか柔軟性、また企業の経営の選択肢をふやすと、こういう意味合いにおいてこの金庫株の解禁が行われたわけでございますが、これによって企業の競争力の強化を行う、また個人の投資家の...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 今、私が申し上げた我が国の企業が抱える問題があるわけでございまして、それは今申し上げました多額に積み上げられた準備金をどのように取り崩そうかと、こういう方法がなかったわけでございます。  そういう状況の中で、今回この金庫株の法案の中にこれを盛り込んで...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 資本充実の原則は、これは極めて重要な原則でございます。今回、そういう意味もありまして、資本の減少手続は極めて厳格な手続が行われるわけでございます。資本準備金と利益準備金の四分の一まで現行は積み立てていかなければならないわけでございますが、今回は法定準備...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) いやいや、だから反することであるとは全く私は思っておりません。先ほども申し上げたように、会社で留保すべきものは資本及び資本に準ずるものでありますから、この減少手続については厳格に行われなければならないわけでございます。  しかし一方で、現在のように、...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 自己株式に関しましては、自己株式を資産として認めるのか、また認めないのか、こういう二つの考え方があろうかと思いますが、従来から自己株式は会社財産の実質的に払い戻しと同じものだと、こういう考え方があったわけでございまして、今回、そういう状況の中で資本の控...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 法定準備金の減少というのは、会社債権者の引き当てとなるべき財産が減少するという意味合いにおいて、先生がおっしゃるように、資本充実の原則を守らなければいけないわけでございますから、資本の減少と同じ意味合いを持つわけでございます。そういうこともございまして...全文を見る
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。  まず初めに、九月十一日に米国で起きました同時多発テロ事件についてお話を申し上げたいというように思います。  事件の翌日、十二日の記者会見におきまして、小泉総理は、我が国は米国を強く支持し、必要な援助と協力を惜しまない決意であり、こ...全文を見る
○谷口委員 アメリカの株式市場が今閉鎖をいたしておりまして、どうも十七日の月曜日から開くのではないか、このような状況のようでございます。どの程度米国株式市場における影響があるのかどうかというようなこともあるのだろうと思いますが、いずれにいたしましても、大変なこの状況に対する対応、...全文を見る
○谷口委員 本日は、日銀から速水総裁に来ていただいておるわけでございますが、今回、このような事態の中で流動性を確保するために、日本銀行におかれましては対策本部をつくられて、二兆円を上回る当座預金の積み上げというようなことをされたようでございます。  何点かお聞きいたしたいわけで...全文を見る
○谷口委員 次に、この九月七日の実質GDPがマイナス〇・八%下落ということを受けまして、閣議で総理の方から、補正予算をというようなお話のようでございます。  この補正予算の規模についてお伺いをいたしたいわけでございますが、大変な、GDPの、年間で、名目でいきますと一〇・三%マイ...全文を見る
○谷口委員 私は、今おっしゃっていることは十分理解できるんです。だけれども、一方で、優先順位を考えた上で今もうやらなきゃいかぬことがあるならば、そこへ積み上げて、結果としてそれを若干超えるようなことがあってもいたし方ないんじゃないか、こんなようなことを申し上げておるわけでございま...全文を見る
○谷口委員 済みません、もう一問、これは坂口厚生労働大臣にお伺いいたしたいわけでございますが、雇用のときにミスマッチが大きな原因になっている、要するに、求職と求人との間のミスマッチが大きな原因になっている。このような観点で、一つは年齢の問題、また、自分が行きたい職場につけないとい...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。  公明党が強くこの改正雇用対策法については言ったところでございます。どうかしっかり、また大臣におかれましては頑張っていただきたいということを申し上げまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月26日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。  本日は、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律案について、若干細かくなるとは思いますが、大臣に御質問をさせていただきたい、また御所見をお伺いいたしたいというように思うところでございます。  この法案は、目的のところに、銀行業務の...全文を見る
○谷口委員 大臣が今おっしゃったように、二〇〇五年にはまたバーゼルで新BIS基準も出てくるようでございますし、アメリカの状況も今緩和の方向にもあるというようなことも聞いておりますし、そういう状況も踏まえて「当分の間」というような御見解のことだというように認識をいたしました。  ...全文を見る
○谷口委員 内閣府令で何か出ておるようでございますが、施行細則、銀行法施行細則の中の内閣府令で、当該銀行の子会社等というのが子法人と関連法人等、こういうことでございますが、この基準におきますと、例えば子法人の場合は実質支配力基準といったような基準があるようでございます。また関連法...全文を見る
○谷口委員 ちょっとはっきりわからなかったのですが、要するに、実態的に、期末であれ期中であれ、その基準を維持しなければいけない、こういうことなんだろうというふうに思います。  次に、金庫株の法案が、これは私も提案者になったわけでございますが、この十月から施行されております。今ま...全文を見る
○谷口委員 自己資本から控除されるということでございますので、保有制限の対象にならないという御答弁でございました。  それでは、今回、銀行持ち株会社というのがあるわけでございますが、例えば、銀行が親会社の、銀行持ち株会社の株を取得するといった場合に、その銀行持ち株会社の株は対象...全文を見る
○谷口委員 自社株と同じ、要するに、今回この保有制限の条文を見ますと、「銀行等及びその子会社等は」ということになっておりまして、いわゆる連結で考えるのだと。例えば、持ち株会社の方に金融機関が株を持っていくとか、持ち株会社からまたこっちに持ってくるといったようなことは、一つのグルー...全文を見る
○谷口委員 それで、その次にちょっとまたお伺いをいたしたいわけでございますが、銀行またその子会社が取得制限を受ける、これについては銀行持ち株会社及び長期信用銀行持ち株会社も準用されますから、取得制限を受けるということになるんだろうというように思うわけでございます、この条文を見てお...全文を見る
○谷口委員 今回、申し上げたように、取得制限におきますと、銀行と持ち株会社はほぼ同等の立場で制限を受けるということでございますので、その観点で、整合性の観点からお伺いをいたしたわけでございます。  それで、次に参りますが、株式取得機構におきます会員資格の問題でございますが、これ...全文を見る
○谷口委員 持ち株会社が保有制限を受けるわけでございますから、この自己資本を超えるといった場合にはこれを売却するということになります。  今回、売却については、全体のスキームを見ますと、市中に売却もできることになりますから、これは、市中で売却をしたい金融機関は市中で売却をすれば...全文を見る
○谷口委員 だから、その会員には入れないということですね、今おっしゃったのは。ですから、売れないということですね、そこの機構には。
○谷口委員 そうすると、準用されて、自己資本を超える株を仮に持ち株会社が持ったといった場合には、市中に売却するというようなことでしかできないといったようなことになるんでしょうか。
○谷口委員 この取得機構を人為的な介入があるので問題だと言っていらっしゃる方もいらっしゃるようでございますが、先ほど私が申し上げましたように、この機構は、市中で売却しても結構でございますし、一方でこの機構に売却してもいいと、金融機関の自主性に任されておるわけでございますから、人為...全文を見る
○谷口委員 塩川大臣にきょうは来ていただいておりますので、もう簡単で結構でございますが、一つだけお伺いをいたしたいことがございます。  竹中大臣が、このところ、デノミであるとか転換国債の問題に言及された発言をなさっておるわけでございます。与党の中でも、また野党の中でもいろいろな...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきますが、今塩川大臣がおっしゃった見解と私、全く同様でございますので、それだけ申し上げさせていただいて、終わりたいというように思います。  ありがとうございました。
11月06日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口でございます。  今回は、大胆なと申しますか、大規模な証券税制の改正の法案が提出されたわけでございます。今回のこの証券税制については、従来から大変国民の皆さん方も関心を持っていらっしゃったことなんだろうというふうに思うわけでございます...全文を見る
○谷口委員 ですから、配当の二重課税に関する考え方については、そのあたりをベースに議論していかなければならないというように私は思う次第でございます。  次に、連結納税について若干お聞きいたしたいわけでございます。  連結納税は、八千億程度の減収になるというようなことのようでご...全文を見る
○谷口委員 付加税というのは、もう大臣の中ではこれを導入しようというように決めていらっしゃるんでしょうか。これはちょっとぜひ慎重に対応をお願い申し上げたいというように私は思うわけでございますが、御答弁をお願い申し上げたいと思います。
○谷口委員 ぜひ連結納税制度を予定どおり、来年の実施ということでお願いいたしたいというように思います。  次に、先ほどの同僚議員の質問にもございましたが、ペイオフの議論が、またここに来て、延期をすればいいのではないかという意見が与党内の議員の方からも出ておるというような状況のよ...全文を見る
○谷口委員 柳澤大臣の御決意、大変心強い思いをいたしました。私も、ぜひそういう考え方で主張をしてまいりたいというように思う次第でございます。  本日の新聞を見ましても、地銀の検査がペイオフに備えてやられているというような報道がございます。もう既に大手金融機関の特別検査もされてお...全文を見る
○谷口委員 お聞きしますと、今回の件だけではなくて、各生保で現場の中でそのような風評という事態が起こっておるようでございますので、これはひとつ、今何点かおっしゃいましたが、このようなことに対する厳重な注意だけではなくて、これがワークするというような何らかの体制を考えるなり方法を考...全文を見る
○谷口委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、先ほど申し上げましたペイオフに関しましては、大変な状況なんだろうと思いますが、柳澤大臣にぜひお願いを申し上げたいというように申し上げまして、終わらせていただきます。
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。  本日は、まず初めに、補正予算関連の質問をさせていただきたいと思っております。  今回の補正予算の規模は二兆九千九百五十五億、三兆弱でございます。大もとのところは、改革先行プログラム関連ということで一兆円、今失業...全文を見る
○谷口委員 総理のおっしゃることは非常によく理解はできるわけでございますけれども、私は、先ほども申し上げたことは、目指すべきものとそのプロセスとを履き違うと大きな失敗になりかねないということも申し上げたわけでございまして、不要の歳出を削減しつつ、これは非常に重要なことでございます...全文を見る
○谷口委員 今、経済財政諮問会議のメンバーの方から、経済閣僚も含めまして、追加的な財政出動というような声も、この含みも持っていらっしゃるようでございますし、また民間議員の皆さんからもそういうような声が上がっておる。  私は、仮に新たな追加的な財政出動ということになった場合には、...全文を見る
○谷口委員 最後に一つだけ御質問させていただきたいんですが、私ごとでございますが、先日、私、本を出版いたしまして、テーマは、現下の金融システムの改革はどうも対症療法になっているんじゃないか、本来、金融システムのあるべき姿を考えて、そこから国として、国益を念頭に入れた、例えば総合戦...全文を見る
○谷口委員 どうもありがとうございました。
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○谷口委員 私は、自由民主党、公明党、保守党を代表して、ただいま議題となっております平成十三年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。  我が国経済は、米国を初め世界経済の成長に減速が見られる中、輸出、生産、設備投資が減少し、失業率は過去最高の五・三%に達するなど...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○谷口議員 今、江崎委員がおっしゃったことでございますが、時価ということについてどのようなことを考えておるのかということでございます。  非常に抽象的な言い方でございますが、一般的に、その時点におけるそのものが売買される実際の価格ということを時価というのだろうというように思うわ...全文を見る
○谷口議員 市場があって、売り買いの値段が決まらない、今おっしゃったような例えば気配があるといったようなことは、一つの時価になるんだろうというように思うわけでございます。あと、市場価格がない、要するに市場がないといったような場合には、公正に評価された価格が時価になるだろう、このよ...全文を見る
○谷口議員 今おっしゃった、キャッシュフローのことをおっしゃったわけでございますが、物件におきまして、キャッシュフローが見込めるものと見込めないものとあるんだろうというように思うわけでございます。  現在、RCCが買い取っておるような物件につきましては、どうもキャッシュフローが...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○谷口議員 まさに今先生おっしゃったように、本来、株主総会で責任の軽減、免除というようなことであるわけでございますけれども、定款変更をして取締役会決議で責任の軽減を行い得るようにいたしたわけでございます。  現行は、この責任の軽減につきましては、総株主の同意が必要であるというよ...全文を見る
○谷口議員 無責任経営、放漫経営のおそれがないのかという御質問でございます。  先ほども申し上げたわけでございますが、今回の責任軽減制度におきましては、一つは株主総会に基づく軽減の方法と、またもう一つは、株主総会の特別決議を経て定款の変更をいたしまして、その結果、取締役会決議に...全文を見る
○谷口議員 今回、先生おっしゃったように、善意かつ無重過失、軽過失を対象にしたということでございます。取締役が職務を行うにつけ、軽過失であるにもかかわらず予見しがたい高額の賠償責任が生じた場合に、取締役の過失に対する責任を減免するといった場合に、現行法では総株主の同意が必要なわけ...全文を見る
○谷口議員 今般、社外取締役を取締役会に入れておるという企業がふえておるわけでございますが、今先生おっしゃったように、事前免責契約ということで責任の免除ができるというようにいたしたわけでございます。  本来、社外取締役というのは業務を執行しない取締役でございまして、過去にその会...全文を見る
○谷口議員 取締役が高額な賠償請求を命じられた具体的な事例ということでございますが、まず第一点は、大和銀行ニューヨーク支店不正取引事件というのがございます。賠償額が七億七千五百万ドル、日本円で約九百億円、このような賠償額になっております。  これは、ニューヨーク支店の元嘱託行員...全文を見る
○谷口議員 企業経営に及ぼす影響ということでございますが、取締役の経営判断を萎縮させると、かえって株主の利益に反するという面が見られるわけでございますが、取締役の責任減免制度の見直しを通じまして、経営の効率化を実現し、競争力の強化が図られるといったようなことになると考えられるわけ...全文を見る
○谷口議員 先ほど法務省の方から御答弁がありましたが、二百六十六条の五項の規定、総株主の同意により責任の減免ができるということでございますが、この規定が株主の代表訴訟提起権と表裏一体であるという指摘でございますが、代表訴訟提起権をどの範囲の株主に認めるかというような問題と、取締役...全文を見る
○谷口議員 コーポレートガバナンスの考え方については今申し上げたとおりでございますが、一方で、この考え方については、広範な、また多岐にわたる考え方があるわけでございます。提案者といたしましては、先ほど御答弁させていただきましたように、経営の効率化、また競争力の強化を図り、企業倫理...全文を見る
○谷口議員 先ほどからお話をさせていただいておりますように、取締役が職務を行うにつき、軽過失であるにもかかわらず予見しがたい高額の賠償責任が生ずる可能性がある、一方で、現行制度では総株主の同意ということで事実上減免が認められておらないということでございますので、現実の話として、取...全文を見る
○谷口議員 「報酬」の内容でございますが、二百六十六条七項一号の報酬その他の職務執行の対価ということがあるわけでございますが、この対価とは取締役の職務執行に対する対価であり、取締役の職務執行の対価として定期的に支給される一定額の俸給のほか、利益を上げた功労に報いるものとしての賞与...全文を見る
○谷口議員 まず、責任免除決議をなす株主総会において開示することを要する責任を免除すべき理由とは何かということでございますが、取締役の責任免除決議をなす株主総会において開示することを要する責任を免除すべき事由とは、その取締役の責任を免除する理由すべてを言うものと考えておるわけでご...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○谷口議員 植田委員、先ほど議員立法に対しまして評価をいただきましてありがとうございます。  今まさに経営が大きく変わろうといたしておるわけでございまして、それも大胆に経営のあり方が変わろうといたしておる。そういう状況の中で、企業の社会を見ますと、放漫経営だとかいろいろな問題が...全文を見る
○谷口議員 定款変更の場合は、委員も御存じのとおり、株主総会の特別決議を経まして定款の変更を行うわけでございます。ですから、そういう意味で申しますと、厳重な株主のチェックがその段階で行われる。今委員、事前承認というような言い方をおっしゃったわけでございますけれども、一応定款で責任...全文を見る
○谷口議員 済みません。ちょっと今の保岡先生の補足で申し上げたいと思いますが、取締役会決議で責任軽減の決議を行う、将来の株主の方のことをおっしゃったわけでございますけれども、その場合に、異議申し立ての制度を設けておりまして、異議申し立て期間内に一定の株式数を持っておられる株主が異...全文を見る
○谷口議員 まさに今、植田委員がおっしゃったように、乱訴の傾向があるというように申し上げたわけでございます。
○谷口議員 今申し立て件数の報告があったわけでございますが、その前にちょっと、今、植田委員おっしゃったような乱訴というのはそもそも何なのかということをお話をさせていただきたいというように思いますが、本来、株主は会社の利益のために行動するわけでございますけれども、取締役個人を害する...全文を見る
○谷口議員 今、松本委員の御質問でございますが、経営の萎縮ということと、一方で会社の利益と申しますか、責任の軽減を行うわけでございますから、短期的には会社に対して不利益をこうむらせるというようなことになる、このようなバランスをどう考えるかというようなことなのだろうというふうに思う...全文を見る
○谷口議員 退職慰労金とストックオプションの扱いの違いについて今御質問があったわけでございます。  退職慰労金でございますが、これは法的に見解、いろいろあるわけでございますが、一般的に、報酬の後払いといったような性格があるわけでございます。ですから、今回、報酬の二年分を下限とし...全文を見る
○谷口議員 退職慰労金の支給というのは、一回に多額の利益を会社から得るということでございます。支給時期をずらすことによって脱法的な行為が容易に行い得るということを想定できるわけでございまして、そのために、免責決議後は株主総会の承認が必要ということにいたしたわけでございます。  ...全文を見る
○谷口議員 先ほどの植田委員のときにも申し上げたわけでございますけれども、今回のこの定款により取締役会決議にゆだねるといったやり方については、事前、事後にチェックがあるわけでございます。特別決議が必要だと。また、事後的には、今松本委員がおっしゃったように、異議申し立ての手続があっ...全文を見る
○谷口議員 今、まさに本質的なことを松本委員おっしゃったんだろうというふうに思うわけでございます。今のいただいたグラフにもございましたが、そもそも政治と経営が足を引っ張っているというようなお話のようでございました。経営全般を見ますと、我が国の戦後の産業界の動向等を勘案しますと、や...全文を見る
○谷口議員 コーポレートガバナンスと申しますのは、企業の経営の効率化、競争力の強化を図って、企業倫理を確立し、企業の健全性を確保し、ひいては株主利益を最大化させるといったことがこのコーポレートガバナンスだろうというように思うわけでございます。そういう意味においては、業務に知悉をし...全文を見る
○谷口議員 今般、バブルの崩壊とともに、企業の放漫経営であるとか経営陣の不祥事が多発いたしておるわけでございます。その結果、企業への社会的、経済的な信頼を大きく失墜させておる、その結果、株主の利益を大きく損なっておるというような状況があるわけでございます。  こういう状況の中で...全文を見る
○谷口議員 今回の責任軽減制度でございますが、一つは、株主総会の決議を得なければならないという方法がございます。もう一つは定款変更、これは株主総会の特別決議を経て定款変更を行い、取締役会決議に任せる、ゆだねるというような方法がございます。また、定款の規定に基づく社外取締役との間の...全文を見る
○谷口議員 現行は、今おっしゃったように、総株主の同意がなければ責任の軽減ができないということになっておるわけでございますけれども、実際上は、先ほどから申し上げておりますように、総株主の同意を得るということは不可能に近いわけでございます。  今回、そういうこともございまして、一...全文を見る
○谷口議員 現行法におきましては、先ほど申し上げましたように、責任の軽減におきまして総株主の同意が必要だということになっておりますが、今回の改正におきましては、取締役の責任のうち、軽過失による法令、定款違反行為に関するものにつきましては、一つは株主総会決議、またもう一つは定款規定...全文を見る
○谷口議員 今おっしゃったように、二つの責任軽減の方法があるわけでございます。  多数の株主から成り立っております会社におきましては、取締役の責任軽減のため、株主総会決議をするために臨時株主総会を招集しなければならないということになりますと、これは極めて難しいということになりま...全文を見る
○谷口議員 済みません、答弁漏れがございましたので申し上げますと、例えば、取引先の経営状況から見て取引を継続すれば会社に損害が生じ得るような場合において取締役が取引を継続した場合のように、会社を経営するに当たって不注意に会社に損害を与えた場合には、取締役は、善管注意義務に違反した...全文を見る
○谷口議員 巨額な事件ということでございますので二件ばかり御紹介させていただきますが、一件は、先生も当然御存じだと思いますが、大和銀行ニューヨーク支店不正取引事件でございます。賠償額七億七千五百万ドル、日本円で約九百億円、こういう事件がございます。同支店の元嘱託行員が、米国債など...全文を見る
○谷口議員 今、木島委員がおっしゃった我が党の中間とりまとめは、本日、要求がなかったものですから、持ってこないで申しわけありませんでした。おっしゃるとおりでございます。  党内でもいろいろな議論がございまして、一つは、今回の法制の改正案の中に盛り込まれておりますけれども、一方で...全文を見る
○谷口議員 先ほど申し上げましたように、議決権行使の方法も幅広に行い得るようになったわけでございますし、今回の修正案でまいりますと百分の三ということになったわけでございますけれども、これは先生よく御存じのとおり、少数株主による株主総会の招集の請求、また会社の業務及び財産状況の調査...全文を見る
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○谷口議員 今、中塚委員がおっしゃったように、今、民間サービサーであるとか民間ファンド、証券会社等が市場の中で買い取りをやっておるわけでございますが、その中にどうしてRCCが入っていくのかというようなことなんだろうと思うわけでございますが、一般的には、まだまだ不良債権を処理できる...全文を見る
○谷口議員 それは、先ほどの鈴木先生の質問にもありましたわけですが、この時価の問題が、やはり買い取り価格ですね、金融機関から不良債権を売却するといった場合に、一つは市場が育成しておらないというようなこともあるのだろうし、なかなか価格の問題等で折り合いがつかないといったような現実の...全文を見る
○谷口議員 突然の御指名でございましたので。  担保不動産がある場合の時価、時価そのものは、従来からこの委員会でも申し上げておりますように、一般的な市場価格ということになるんだろうと思いますね。それで、キャッシュフローのあるものとないものとという形で、収益還元法で評価する場合、...全文を見る
○谷口議員 現行金融再生法第五十六条第一項でございますが、「価格は、当該資産が回収不能となる危険性等を勘案して適正に定められたものでなければならない」このように規定しておるわけでございます。この規定は、あの当時の金融国会におきまして、先ほど吉井委員の方からもありましたが、立法時の...全文を見る
12月03日第153回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○谷口委員 本日は、当委員会に参考人の皆さん御多用の中出席を賜りまして、ありがとうございます。  私の方は、まず初めに、今宮本委員が御質問されたわけでございますが、ペイオフの関連について森金融庁長官にお伺いをいたしたい、このように思います。  来年の四月から実施されるわけでご...全文を見る
○谷口委員 周到な準備をして預金者の皆さん、また、金融機関の取引をしている相手方企業の皆さんに迷惑がかからないような、一方で、この国全体の大きな改革でございますから、そういう意味で柳澤金融担当大臣も大変な御決意を述べていらっしゃるわけでございます。ぜひ粛々と進めていっていただきた...全文を見る
○谷口委員 それで、一つお聞きしたいんですが、今、アメリカのエネルギー会社エンロンが経営危機に立ち至っているというようなことのようでございます。その結果、我が国のMMF、資料を取り寄せますと四社のMMFがあるようでございますが、これの元本割れといったような事態になっておるようでご...全文を見る
○谷口委員 いわば今金融の過渡期ということでございますので、そのあたりの状況も踏まえて、大きな立場で金融全般を見ていただきたいというように考える次第でございます。  次に、RCCの鬼追社長にお伺いをいたしたいと思いますが、私も、今回のRCCの機能を拡充する法案でございますね、金...全文を見る
○谷口委員 それで、RCCがイニシアチブをとるといったような場合も考えられると今社長がおっしゃったわけでございますけれども、その際に、もう今も既に企業再生本部をつくられたというようなことでございますし、私が考えるのは、金融機関から不良債権を買い取りますね。このときに金融機関の担当...全文を見る
○谷口委員 だから、活用するというより、むしろ担当者をある一定期間一緒にチームの中に入れるというようなことをやらないと、新たにその当該対象企業のところの再生というのはなかなか難しいんじゃないかというように思うわけで、ぜひそういうことの御検討をお願いいたしたいと思います。  それ...全文を見る
○谷口委員 それで、次に、具体的な事例を挙げてちょっとお伺いをいたしたいわけでございます。  RCCが金融機関から買い取った債権をどの程度回収されるのかというような漠然としたお伺いなんでございますが、例えば、対顧客に対する債権元本が十億あった、金融機関から十億を貸しておった。こ...全文を見る
○谷口委員 改革先行プログラムのところでも、早期に不良債権の回収をというように今なっておるわけでございます。ですから、現下のRCCの機能を拡充するという法案が今回参議院で成立しますと成立するわけでございますが、そのような趣旨をよく御理解いただきまして、迅速に不良債権の処理をしてい...全文を見る
○谷口委員 ありがとうございました。
12月04日第153回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○衆議院議員(谷口隆義君) 今、浜四津先生おっしゃったように、戦後五十数年過ぎて、我が国の企業社会が大きく変質をいたしておるわけでございます。企業における不祥事、またバブル崩壊後のいろんな問題が出てきておるわけでございまして、今企業におけるコーポレートガバナンスは一体何なのか、こ...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) まさに、今おっしゃいましたように、株式会社制度そのものがうまく動いておるか、ワークしておるかというような観点で申し上げますと、今、先生おっしゃったように、取締役会の機能、また監査役の機能等々、まだまだ十分でないようなところがあるわけでございます。商法の...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 取締役会活性化の方策ということでございますが、先ほど申し上げましたように、今、政府の方で取締役会機能の強化のための方策が検討されておるというような状況でございますので、これは慎重にその推移を見守っていきたいというように考えておるわけでございますが、いず...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 今回、この責任を軽減する場合に三つの方法があると。一つは株主総会によって責任を軽減する方法と、もう一つは定款の変更によりまして取締役会決議にゆだねる方法と、もう一つは先ほども申し上げた社外取締役の事前責任限定契約制度でございます。  この場合に、今お...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) おっしゃるとおりでございまして、我々は当初そういうように考えておりましたが、その後、機動的な意思決定が必要だというような現状の状況、また仮に株主総会で責任の軽減をやらなければならないといった場合には臨時株主総会を開かなければならないと。そうしますと、な...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 現行制度が総株主の同意がなければ取締役の責任の軽減ができないということになっておりまして、実際上はそのようなことが不可能だというようなことがあるわけでございます。一方、取締役が予見しがたい高額の賠償責任を言われる可能性がある、このようなことになりますと...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 企業の業務の形態が多岐多様になっておりまして、現在激しい企業間競争が行われておるというような状況の中で、個々の取締役が経営の判断をしなければならないということが極めて高度な専門化になっておるというような現状があるわけでございます。大変複雑な状況になって...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 現行法におきましては、取締役の報酬は定款または株主総会の決議事項でございますし、また賞与につきましては利益処分案ということで株主総会の決議が必要になっておるわけでございます。その他、取締役が会社から利益を得るという行為は利益相反行為として取締役会決議が...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 乱訴ということでございますが、株主代表訴訟の提起が権利の乱用であるとして訴えを却下した裁判例といたしましては長崎地裁平成三年二月十九日判決が挙げられるというように考えるわけでございますが、この判決は、原告の提訴の意図は会社や被告取締役を困惑させ、会社が...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 今おっしゃったように、担保提供命令は乱訴ということの防止に対して一定の効果はあるというように考えるわけでございますが、しかし十分ではないと。代表訴訟の提訴権者の、今回も提訴権者の適正化を図る改正を行うといったようなことになっておったわけでございます、原...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) 今、太田提案者からおっしゃったわけでございますが、本改正案におけるお手盛りのお話が出たわけでございますので、若干、本改正案についてどのようなチェックがなされておるかといったことについて御説明をさせていただきますと、本来この取締役会決議でやるからお手盛り...全文を見る
○衆議院議員(谷口隆義君) ちょっと補足をさせていただきますと、御存じのとおり株主総会のやりようも若干変わりまして、インターネットで議決権行使ができるといったようなことにもなるわけでございますので、従来の考え方とは若干考え方が変わってくるんじゃないか。  ですから、百分の一、当...全文を見る
12月06日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○衆議院議員(谷口隆義君) 峰崎先生の御質問でございますが、今回のこの法案は不良債権の流動化ということが最大の眼目でございます。そんなこともございまして三年を目途にということになっておりまして、与党間で協議をいたしました。  一方、現下の経済情勢、また債務者の状況等を勘案いたし...全文を見る