谷畑孝

たにはたたかし



当選回数回

谷畑孝の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月17日第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○谷畑孝君 私どもの同僚の小林委員の関連をしたことを一つだけ要望したいんですけれども、とりわけ国公有地、国鉄清算事業団用地の処分ということについてであります。  土地の問題につきましては、どうしても住民といいましょうか、そういう住民自身が参加をしているというのか、また参加ができ...全文を見る
06月01日第118回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○谷畑孝君 日本社会党・護憲共同の谷畑でございます。  五月三十一日の新聞の各紙を見ておりますと、まず、「大店法運用緩和初日から出店表明続々と」、こういうふうな見出しになったり、あるいは「スーパー「サミット」 東中野で閉店延長 地元商店主70人抗議」、こういうことで各紙がにぎわ...全文を見る
○谷畑孝君 私は実は地元が大阪でございまして、大阪における大店法についての調整期間というものを調べてきたわけでありますが、普通はほとんどがスムーズにいっておる、一年半から多くて二年と。しかし、その中には時たま長くなる場合が例外的にある。そういうことで、平均的に三年になったり少しそ...全文を見る
○谷畑孝君 先ほど私も申し上げておりますように、やはり大店法の精神からすれば、地域の小売店関係あるいは市場の皆さん方を含めての状況に耳を傾けてじっくりと調整をすることによってこの大店法の精神がある、こういうことを申し上げておるわけでありまして、そういうことから言うならば、この一年...全文を見る
○谷畑孝君 ということは、結論的に言いますと公表はしないということですか、するということですか。
○谷畑孝君 例えば今、特に日米構造協議問題の中で、新潟で大型玩具店が出店をするということで非常に大きなシンボル的な一つの要素になっておるのですが、マスコミも取り上げておりますが、これですね。いわゆるアメリカの巨大おもちゃチェーンのトイザラス、聞くところによりますと、新潟市のおもち...全文を見る
○谷畑孝君 私が言いたいのは、調整する中においては、必ず一つの柱としてどれだけの影響があるのかという、売り上げ等を含めてのここの見通しはやはりきちっと当該の小売店に公表するということが、また、それを伝達するということが非常に大事な行政のポイントじゃないかということを私自身の意見と...全文を見る
○谷畑孝君 ということは、大店法ということを武器にしながら一年半で調整は終わってそして大店舗が出店をする、これを小売商の皆さんがちょっと待ってくれという法的な差しとめとかそういうものが基本的にはできない、こういうことですね。法的にそういう大店法を武器にした形で、それを差しとめする...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたらもう一度、しつこいようですけれども、その勧告の中で、やっぱり地元との調整をよく聞いた上でこれはちょっと無理がある、こういう場合は勧告の中でその進出を事実上とめるような、そういう勧告も可能であるということですね。
○谷畑孝君 それでは、次の質問に入っていきたいと思います。  私も商店街だとかそういう市場周りだとかは実は大店舗にはまたない一つのやわらかさがあったりして、町並みというのか、そこの町のにおいがしたりして非常に好きなわけでありますけれども、やはり大店舗の影響というのは、私どもが考...全文を見る
○谷畑孝君 そこで私は、具体的に影響を受ける小売業者にとりましたら、やはり法があってこそ初めて運用ができるわけでありまして、だから今大店法の改正という形の中で小売業者を含めての反発と、こう言われないためにいろいろと新聞発表と、大蔵省を含めて、あるいは建設省を含めて、第三セクター的...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら、若干各地方自治団体の行き過ぎたものについては少し監督をしたりするんだけれども、しかし各地方自治団体がそれぞれの形で調整機能を果たすためにも、独自でつくられていることについて行き過ぎていないものについてはそのままで大いに結構だと、やっていただこうと、こういう...全文を見る
○谷畑孝君 だんだん時間がなくなってまいりましたので、大店法の通達についての質問はこれで終えたいと思います。  次に移りたいと思います。  先ほども冒頭に申し上げましたように、六月一日、改正入管法が実は施行されまして、そういうことで不法就労外国人の雇用主に対する罰則規定が実は...全文を見る
○谷畑孝君 私、この件につきましては、前回の委員会におきましても発言を実はしておったわけです。今回は入管法改正ということがありますので、再度質問しておるということです。  そこで、やはり大阪商工会議所あるいは東京商工会議所あるいは関経連、この間ずっと経済団体も、研修生だけじゃな...全文を見る
○谷畑孝君 時間が差し迫ってきまして、まだたくさん用意をしておるわけでありますからちょっと走っていきたいと思うんです。  前回も私申し上げたんですが、私の提言といいましょうか意見というものは、外国人労働者を受け入れる場合は各地方自治団体を中心として第三セクターをつくるべきだ。特...全文を見る
○谷畑孝君 文部省が一九七九年のユネスコの調査に対して、国内で文字の読み書きができない人はほとんどいない、こういうような立場で実は報告しておるということでございまして、私はそんなことじゃなくて、もっと掘り下げていけば日本人だって文字を読めない人はたくさんおる。そういうことに対して...全文を見る
○谷畑孝君 ということは、これは外国との外交ということで強制収容の補償ということに実はなっていない。むしろアメリカにおける、カナダにおける日系の人々が自分たちの問題としてアメリカ政府に対して大きな世論化をした中でその補償になったと、こういうことですね。簡単で結構ですから、もう一度...全文を見る
○谷畑孝君 なぜそういうことを質問するかといいますと、そういうことであれば、過日の日本と韓国との政府外交の中で、在日韓国人の二世、三世の法的なさまざまの協定、そういうものがやはりあるわけでありますが、私がここで申し上げたいのは、日本にもう長期にわたって住んでおられる、しかも税金も...全文を見る
○谷畑孝君 わかりました。  ちょっとオーバーをしましたけれども、これをもって質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
06月14日第118回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○谷畑孝君 それでは、頭脳立地法についての質問をしていきたいと思います。  いわゆる頭脳立地法が施行されて、昭和六十三年の六月に施行されたわけでありますけれども、まだ二年しかたっていない状況の中で今なぜこの時期にその改正が必要なのか、そのあたりの背景あるいは必要性、その点を一つ...全文を見る
○谷畑孝君 今大臣のお話の中でも、とりわけ東京における一極集中という問題が非常に大きなウエートを占めておる、だからその結果、頭脳立地法をさらに改正をして地方分散といいましょうか、産業の地方分散を進めていきたい、こういう答弁であったと思います。  そこで、私も過日土地対策特別委員...全文を見る
○谷畑孝君 やっぱり一極集中、東京を含めてのそういうことがますます強くなってきているわけでありますけれども、そのほかで考えられますのは、確かに政府自身、土地の問題だとか、あるいは産業だとか金融だとかさまざまな状況で分散をしていこう、とりわけ通産省においては頭脳立地もそのうちの一つ...全文を見る
○谷畑孝君 どうですか、通産省の許認可のもう少し具体的な数字はわかりませんか。
○谷畑孝君 先ほどの質問も前回にしておりますように、やはりそういう産業だとかさまざまな形で地方分散ということは非常によくわかるわけですけれども、何と申し上げましても、行政という分野において許認可を含めてやはり中央に集中しているということであれば、メリットという形の中で一極集中のと...全文を見る
○谷畑孝君 例えば過日の質問のときに、大店法の通達ということで私もそのときに質問させてもらったわけであります。この大店法の通達を一つ見ても本来ならもう少しそこに消費者がおる現場といいましょうか、そこにおける末端の行政機関といいましょうか、そういうところにもっとゆだねるべきだと、こ...全文を見る
○谷畑孝君 わかりました。  いつも答えを聞いておりまして、それなりでもどかしさを感じるわけでありますけれども、やはり具体的にこれは目に見えて、これだけの通産省自信の許認可があったものを地方行政に対してこれだけ委譲しておるんだと、三年前のこういう数だったけれども、これだけ二倍に...全文を見る
○谷畑孝君 一極集中についての質問はそれぐらいにしておきたいと思うんですけれども、いずれにしても頭脳立地を含めて産業が地方分散していくに当たっては、それを表裏一体としてやっぱり行政の委任を含めて地方に委譲していくということが同時進行していかないとなかなか成功したり実現をしていかな...全文を見る
○谷畑孝君 一九九五年をその中間目標の年としてこれを制定されておられますけれども、その目標というのは大体どういうようなことを制定されておるのか。それと、特定業種、例えばいろんな地域によって、さらに十六業種以外に拡大をしてほしいという、そういう要望があるのかないのか。あるいは今後と...全文を見る
○谷畑孝君 先ほど目標ということで、それでお聞きをしたわけでありますけれども、その目標から見たら、現在二年経過してきた中で、十二地域の指定の中で頭脳立地というこの法律を武器にしながら、本社なりあるいは研究所なりウェアなり含めて、先端技術のサービス部門、そういうものがその目標から見...全文を見る
○谷畑孝君 やっぱりメリットとデメリットという点で企業は判断をする。もちろん企業というのは利潤を追求しなければならぬということもあって、当然のことだと思うんですね。ところが、産業政策から見たら、そういうメリット、デメリットじゃなくて、やはり日本の社会全体のバランスとか状況から見た...全文を見る
○谷畑孝君 ぜひそのあたり宣伝もよくしていただいて、非常に使いやすいように、そしてまた手続も非常に簡単であるというのが一番効果が上がる、こういうように思うんです。  次に、十二地域の具体的に指定を受けた、また指定を受けておる地方自治団体が、今聞きますと、第三セクターで団地を造成...全文を見る
○谷畑孝君 産業の再配置ということの中で頭脳立地だけが独立して発展するということでは決してないと思うんですね。テクノポリスといいましょうか、製造部門もテクノポリスもやっぱりある程度地方で根づいて、その関連の中でまた頭脳立地と言われるところのサービス部門も結合していく。それと同時に...全文を見る
○谷畑孝君 それに関連しているんですけれども、先ほど申しましたように三つの工業再配置政策、テクノポリス政策、それから頭脳立地政策、そういうものが上手にかみ合っていかなきゃならぬというのを私今発言させてもらったわけでありますけれども、実際問題、テクノポリスは全国の中で二十六カ所が指...全文を見る
○谷畑孝君 次に行きたいと思います。  東京一極集中ということで情報の発信がとりわけ東京に集中する、情報の発信数という中で九〇%を占めておる、非常に強い集中力を実は持っているわけであります。そういう意味では、立地法に基づいて地方分散ということでいかれる場合、大きな企業にとってみ...全文を見る
○谷畑孝君 時間が来ましたので最後の質問をしたいと思います。  今まで一連の発言をしてきたわけでありますが、やはり一極といいましょうか、東京なり、あるいはそれに匹敵する中核都市、関西でいえば大阪だとかあるいは九州を含めての中核都市、そういうものがやっぱり東京と対置してもっと強く...全文を見る
○谷畑孝君 もう一度。やはり頭脳立地だとかあるいはテクノポリシー、その地域のさまざまな形を発展させるためにも、それを支える周辺の中核都市を大きく仕上げていくことが非常に近道である、こういうことを申し上げまして、もう時間が来ましたので質問を終わりたいと思います。ありがとうございまし...全文を見る
09月21日第118回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
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○谷畑孝君 八月の二日にイラクがクウェートに侵攻した、そういうことから、とりわけ日本におきましては原油ということについての非常に大きな問題に実は発展をしておるわけでありますが、同時にまた、それに対する国連を中心とする解決策、そういうことについても大きな課題になっております。そうい...全文を見る
○谷畑孝君 今のお答えを聞きますと、一二%減のところは他の増産だとかの状況の中で問題はないと、こういうことですね。  それでは、引き続きまして、この間中東湾岸の国々によるオイルショックを二回実は経験をしておるわけでありまして、そのときにも十分に通産省、外務省含めて大きな教訓にな...全文を見る
○谷畑孝君 二度のオイルショックの経験の中で中東湾岸諸国からの輸入の依存率を低めていくということを一つ今申されたわけですけれども、もう一つはやはり日本自身が憲法によって海外派兵ができない、こういうことの前提の中であの第一次オイルショックのときにもとりわけ日本の外交自身も非常に苦悩...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら次に、後ほどにまた質問の中でダブっていくかもわかりませんが、いずれにしても国民生活にとってやはり一番影響があると申しますのは、やはり原油の価格の上昇ということが非常に大きな問題になってくる。そして、原油価格が上がることについて、一度上がり二度上がるのか、ある...全文を見る
○谷畑孝君 私も第一次オイルショックのときにちょうど結婚をいたしまして、今でも覚えておるわけですけれども、ガスストーブが買えなくて、ともかくトイレットペーパーからもうラーメンまですべてが買い占められてしまうというちょうどそのさなかであって非常に記憶に新しいんですけれども、今から振...全文を見る
○谷畑孝君 ちょっと時間の関係で次に入りたいと思います。  この原油価格上昇によって、先ほどガソリン、灯油に絞って聞いてきたわけでありますが、今度は経済企画庁長官の方で、物価全体に対する影響といいましょうか、とりわけこの商工委員会におきましては内外価格差の問題が非常に大きな問題...全文を見る
○谷畑孝君 今のお話を聞いていますと、当面のところは一定程度大丈夫だ、大まかそういうような意見だったと思うんですが、今イラク・クウェート問題が発生しまして約五十日ですか、しかし即刻解決できるのかと言われてもだれもできると答えることができないわけでして、なかなかこれは長期化するとい...全文を見る
○谷畑孝君 そのことについてちょっと異議があるんですが、もちろん石油製品の価格が市場メカニズム、当然のことなんですけれども、今回のようにやはりイラクのクウェート侵攻ということでそれが一つの原因、引き金になっておりますし、非常に長期化されていくという危険性もある。だから、そういう意...全文を見る
○谷畑孝君 まあちょっと百四十一人の救出については少し抽象的で、国民感情としては直ちに政府の特使なりを含めて用意をしていただきたい、こういうふうに思うわけですが、時間の関係で次にいきたいと思います。  中東多国籍軍の支援策について一、二お聞きして終わっていきたいと思います。 ...全文を見る
○谷畑孝君 もう時間が来ましたので最後に、事件解決について日本として独自の平和的イニシアチブが握れないのかどうか、こういうことがこれから国民自身の大きな関心事でもあるし、これから国会の中でも議論をしていく必要があるんじゃないかと思うんです。  とりわけこの事態の中で自衛隊法を変...全文を見る
○谷畑孝君 ありがとうございました。  質問を終わります。