谷畑孝

たにはたたかし



当選回数回

谷畑孝の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○谷畑孝君 私は、とりわけ高齢化社会ということで六つの点について少し意見を述べたいと思います。  高齢化社会を迎えて日本の高齢者やその家族が置かれている現状をぜひひとつ把握をしていただいて、高齢者福祉の確立に向けた今後の課題を明らかにするために総合的な調査を行ってほしいと、この...全文を見る
03月12日第120回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○谷畑孝君 中尾通産大臣にお伺いをしたいと思います。  先月、総選挙の国際監視団ということで福田参議院議員を団長にいたしまして、私を入れて六名の国会議員団がバングラデシュを訪れる経験をさせていただきました。そして、日本に帰ってまいりまして、とりわけこの日本の生産のあり方やあるい...全文を見る
○谷畑孝君 また後ほど、再資源化促進法案ということで、その法案のときの審議で各論をやってみたいと思うのですけれども、その前にもう一、二お伺いをしまして、この問題を終わっていきたいと思います。  日本が第一次あるいは第二次の石油ショックを経験いたしまして、もちろんこれはエネルギー...全文を見る
○谷畑孝君 ぜひひとつ大企業の社会的責任ということで、リサイクルの問題におきましても、またかんばん方式に見られるような中小企業と大企業とのかかわり、そういう点につきましても通産省という立場の中で強力なる指導をしていただきたい、このように思います。  また、後ほどに法案が参りまし...全文を見る
○谷畑孝君 審議官は、混乱はなくというふうに 五月の通達はとらえているということなんですが、過日、私は大阪選挙区なものですから、いわゆる市場の皆さんだとかあるいはそれぞれのかかわっておられる学者の先生方だとか、いろいろな関係者と半日にわたって事情聴取というかシンポジウムというこ...全文を見る
○谷畑孝君 ありがとうございました。  時間がございませんので、いずれにしましても、地元の声がますます遠ざかるのではなくてよく反映をされた、そういうような形での政策論議をしながらいい方向でしていただきたい、こう思います。  実は、幾つかまだ質問を準備しておるんですが、時間がな...全文を見る
○谷畑孝君 ウルグアイ・ラウンドの交渉の結果、どういう形になるか、ちょっとまだ見通しはこれからだと思うんですが、いずれにしても一番影響を受けやすいのは皮革のなめし業者やあるいは革靴製造業者。特に、皮革だとかあるいは靴の製造業者というのは歴史的観点から見ましても、同和地区の部落産業...全文を見る
○谷畑孝君 もう時間でございますから、いずれにしましても五年前の関税交渉で従来のIQ制度からTQ制度ということで移行してきましたし、その中で皮産連に三十六億円の基金ということになってまいりました。今後とも、また二十四億円の上積みがあるということでございますけれども、私もぜひひとつ...全文を見る
04月16日第120回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○谷畑孝君 それでは、ただいまより割り当てられた時間におきまして、再生資源化促進法案につきまして幾つか質問していきたいと思います。  この再生資源化促進法案の審議に当たりまして、まず初めに、現在の時代認識が非常に大切だと思っています。特に、あと九年で二十一世紀になるという今日の...全文を見る
○谷畑孝君 この第一条の立法目的の中に、先ほど私が言いましたように、地球的環境保護という認識といいましょうか、そういう観点に立つならば、「国民経済の健全な発展」という表現の中に、地球環境の保全が含まれるということをやはりきちっと明確にしていくことが非常に大事じゃないか、このように...全文を見る
○谷畑孝君 そこは、午前中も連合審査の中で私どもの同僚委員もこの点については時間を割いて議論しておるわけでありますけれども、もう一度私から申し上げましても、「国民経済の健全な発展」という表現の中に、地球環境の保全が含まれるという答弁でございましたけれども、私どもやはり日本経済の世...全文を見る
○谷畑孝君 いずれにしても、この法案の審議に当たっては地球環境保護の観点が非常に大切だと私は思っているわけです。生産、流通、消費という物の流れを回収、分別、再生、処理という観点からとらえ直すことが非常に重要だということだけ申し上げておきたいと思います。  それでは、本法案に入っ...全文を見る
○谷畑孝君 そこで、特に再生資源についてここでは定義をしているわけでありますけれども、とりわけこの再生資源と廃棄物の区別は一体どのようにしてつけられておるのか、そこらをお伺いしたいと思います。  例えば、厚生省の廃棄物の法律では、お金を支払って処理してもらうのが廃棄物、お金を受...全文を見る
○谷畑孝君 ここでも、もちろんそれは通産省という行政上当然のことだと思うんですけれども、再生資源化されていくに当たって有用であるか有用でないかということは、基本的にはこれは、今先ほどの答弁の中でありましたように、市場の経済における度合い、こういうことが有用であるかどうかの基準だと...全文を見る
○谷畑孝君 先ほど一番最初に、立法目的のところで議論させてもらったわけでありますけれども、今日の地球環境保全といいましょうか、いわゆる地球の環境保全の問題だとか、あるいはリサイクルの問題だとか、そういうのが必要な今日の状況といいましょうか、そういう考え方の中で、通産行政においても...全文を見る
○谷畑孝君 例えば、こういうことが言えると思うんですけれども、自動車の廃車のことで言いますと、タイヤが外されて、そしてこれを回収する手間が非常にかかるという状態で放置されている場合は、これはやはり有用でないということにもなりかねないと思うんですね。また、例えばの例として、時にはそ...全文を見る
○谷畑孝君 それでは、次に進んでいきたいと思います。  第二条の第二項では、特定業種について次のように定義をしております。「「特定業種」とは、再生資源を利用することが」技術的に可能であり、経済的に可能であり、「当該再生資源の有効な利用を図る上で特に必要なもの」を「再生資源の種類...全文を見る
○谷畑孝君 今のお答えの中でもおっしゃっていましたように、常に経済的に可能であるということ、それと同時に、経済的に可能でなくても再生資源化をしていかなきゃならぬ、子孫のためにも残していかなきゃならぬという、その枠組みを広げていかにゃならないということとの、二つの矛盾したといいまし...全文を見る
○谷畑孝君 それでは次に、基本方針について幾つかお伺いをしたいと思います。  第三条では、再生資源の利用の促進に関する基本方針としまして三つの点が定められております。一つは再生資源の種類ごとの利用の目標、二つ目は再生資源の利用促進の意義に関する知識の普及に係る事項、三つ目がその...全文を見る
○谷畑孝君 基本方針は、先ほど言いましたように、いわゆる「再生資源の利用に関する技術水準その他の事情」という、「その他」が私は非常に大事だと思うんです。  と申しますのは、技術水準とかそういうことにかからない範囲でも、「その他」というところにおいてある程度範囲が広められていくと...全文を見る
○谷畑孝君 次に行きたいと思います。  基本方針は、どこで議論をして、だれが決めるのか、主務大臣がそれぞれ基本方針を策定するということになると思うんですけれども。  そこで、再生資源の利用促進を本当に図るためには、消費者を初め地域でリサイクル運動をしている人や再生資源業者、メ...全文を見る
○谷畑孝君 その点は少し意見が違うんですけれども、今日の再生資源化法案について一番大事な点は、ボランティアの回収参加であったり、あるいは地方自治団体の、とりわけごみを回収していく清掃労働者の経験だとか、そこに持っている問題点だとか、そういうものがもっと反映をされて、そういう中で、...全文を見る
○谷畑孝君 ぜひそのボトムアップの精神で、実際に携わっている人々の声を聞いた中で、その基本方針が策定されていくということにぜひひとつ期待をしていきたい、こういうふうに思います。  次に、各論に入っていきたいと思います。  けさも連合審査会で議論されておりました第九条、「地方公...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら、準ずるということは、イコールではない、それぞれ地方公共団体が工夫を凝らした再生資源の利用を促進するための施策については、歓迎をするということでいいのですね。イエスかノーかだけで結構です。
○谷畑孝君 それは、通産省として通達なり含めて行うと思いますので、そういう通達だとかそういうところにまたそういう考えが反映されたら非常にありがたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  次に、第一種指定製品についてお伺いしたいと思うんですけれども、第一種指定製品について...全文を見る
○谷畑孝君 例えば、西ドイツのベンツ社では自主的にリサイクルしやすい車づくりを計画しているということを私ども聞いているわけであります。昨年十二月に発表された「メルセデス・リサイクリング」というレポートでは、スクラップ段階の廃材の七五%、これは非常に高いんですね、七五%をリサイクル...全文を見る
○谷畑孝君 結局、このベンツ社も設計段階にそのようにしてリサイクルがしやすいようにということで、私が説明しましたようなことに今しておるわけでありますが、ここにもきっちりと初めに地球環境の保護だとかあるいは資源の節約というものが一つの前提にあって、そういうことに取り組まれたというこ...全文を見る
○谷畑孝君 日本は輸出大国でございまして、自動車にしても電化製品にしましても輸出をやっておるわけでありますから、日本の技術は最高の水準だということでございますので、そのような環境保全という観点に立って、リサイクルをしやすいようなものをつくり上げるということも、一つは世界にやはり褒...全文を見る
○谷畑孝君 わかりました。  それで、もう一つ関連でありますけれども、輸出品についてはこの法律の適用を受けるのかどうか。それと外国で商品生産をしている日系企業についてはどうなのか。法の適用範囲とならない場合でも、この趣旨を徹底して指導していく考えがあるのかどうか、関連をしてもう...全文を見る
○谷畑孝君 確かに、相手国の事情だとかそういうことがあるわけですけれども、できましたら、リサイクルがしやすいというせっかくのいい法案でございますので、輸出に当たっても、いいものは事情によってはできる限りそれを適用していくということが大事だというように思います。  次に、建設省に...全文を見る
○谷畑孝君 とりわけ建設業界というのは、下請とか孫請だとかそういう割と複雑に絡んでおりますし、同時に建設業界から出されていく廃棄物というのは非常に量も多いですし、最終処分地における投棄におきましてウエートも非常に大きなものだと思うんですね。  特に最近では、不法投棄だとかこうい...全文を見る
○谷畑孝君 そこで、建設省にもう少し、それに関連することですけれども、あと二つほど質問していきたいと思っています。  一つは、先ほど言いましたように、いわゆる大手ゼネコン、それを受けたところのゼネコンさん自身がきっちりと、産業廃棄物になっているコンクリートガラとかあるいは廃材板...全文を見る
○谷畑孝君 流通部門で言いますと、消費者が例えばスーパーだとか百貨店だとかそういう企業に対して、今日も市民運動がはやりでありますけれども、地球に優しい環境保全とかそういうことを行っているスーパーなのか流通業界なのか、あるいは貧しいアジアの人たちに対する基金運動とか、そういうものを...全文を見る
○谷畑孝君 次に、通産省にお聞きしたいんですが、これは建設業だけにかかわらず、すべての産業廃棄物を出している業者にもかかわることだと思うのですけれども、企業の社会的責任について、とりわけ産業廃棄物を含む不法投棄について企業責任を明確にするための提案をしたいと思います。  例えば...全文を見る
○谷畑孝君 私は、いわゆる企業市民といいましょうか、やっぱり企業自身もこれからそういう地球に優しい企業でなきゃならぬし、また地域社会に生きていく、消費者のリサイクル運動をしておられる皆さんたちにも喜んでもらえるような企業にならなきゃならない。そういう点で、建設関係ではグッドエンプ...全文を見る
○谷畑孝君 それでは、次の質問に入っていきたいと思います。  次に、特定業種について質問をいたします。  紙・パルプ業界、アルミ製錬業などを対象として指定する意向のようですが、紙・パルプ業の古紙利用の計画と目標値について簡単に説明をしていただきたいと思います。
○谷畑孝君 古紙のリサイクルについて一番大切な位置を占めておりますのがやはり回収業者だと思うんです。日本の古紙のリサイクル率は世界一と言われておるわけでありますけれども、それは長い歴史と伝統を持つ古紙回収業者というものがやはり日常不断に回収をしておるという、またそういう伝統的な産...全文を見る
○谷畑孝君 やっぱり古紙の回収をしていこうと思えば、先ほど言いましたけれども、PTAだとかあるいは学校のボランティアなどを通じて回収していくということは、最近はどこでも自治体で行われておりまして、非常に効率もよくなっているわけでありますけれども、またこれは言いかえれば、古紙業界の...全文を見る
○谷畑孝君 それはおっしゃるとおりで、ある業者は手間が省けていいんだけれども、ずっとマイク放送しながら回っている人が行くと、それはもう終わってしまっていることがあって、自由競争になっていないという、そういうことがあるんです。まあしかし、それは質問の本意ではございませんので。  ...全文を見る
○谷畑孝君 わかりました。  それで、通産省としては基金は出せない、経済市場の自由の中で価格は暴落してもしなくてもとの発言だと思うんですけれども、結局まぜればごみということでありますから、幾ら新聞紙であってもそういうものはまぜていきますとごみになって、基本的には地方自治体の清掃...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら、一応要望ということで、次に進んでいきたいと思います。  朝の連合審査から私も参加をさせてもらいまして、やはりこれからは大量生産それから大量消費というサイクルから、そうではなくて、廃棄物というもの、そして物は大切だ、すべての物は再資源化できる、こういうよう...全文を見る
○谷畑孝君 結局、静脈産業という、私自身この審議に参加するに当たって厚生省の審議会答申あるいは産構審のものも読ませてもらったんですけれども、その中をめくっておりますと、いわゆる産構審の中においても、静脈産業自身を育成する、これは大事だということがこれを僕が見た限り一行も出てこない...全文を見る
○谷畑孝君 ということは、私が読んだように、産廃業者だとかそういう静脈産業に対する育成ということは産構審のには載っていないわけですね。載っていないかどうかだけですから、それは今の答えでも載っていないということであったと思うんですけれどもね。  僕は、これは重大な問題だと思うんで...全文を見る
○谷畑孝君 次に進んでいきたいと思います。  このごみ問題あるいは産業廃棄物の問題を考えていくに当たって、私一つ気がついたことなんですが、例えば一般の家庭ごみにおきましても、ごみはただであるという意識、私どももいつも毎週二回ごみの日ということだけは記憶にあるんですけれども、これ...全文を見る
○谷畑孝君 その点については、私もごみ問題が国民的課題だということで、どういう形の責任のあるやり方があるのかということは、これはお互いのさまざまな立場の中でさらに研究をしていかなきゃならないな、そういうふうに思います。  しかし、有料化するかしないか、そういうことは別にして、い...全文を見る
○谷畑孝君 例えば、私が知っている限りでそのいい例が京都の八幡市の自動車解体業者、八幡の一つの地域産業として、その村全体が解体業の仕事でほとんど生計を立てている状況でもあるわけなんですけれども、自動車の解体業を業としているわけなんですけれども、その自動車のタイヤを野焼きしておりま...全文を見る
○谷畑孝君 いずれにしましても、一つの例でございますけれども、ぜひ静脈産業そのものに対する育成、そしてそこに働く労働者にもそういう人権的な観点の中で、静脈産業は非常に大切なものだ、こういうことの啓蒙の中においてもやはりそういうことがされていく必要がある、こう思いますので、ひとつ御...全文を見る
○谷畑孝君 最後に、この法案で私どもは、地球環境の保護、リサイクル社会建設のための第一歩を始めてきたばかりでございます。これからやはり大量生産、大量消費、大量廃棄のライフスタイルから生活様式を改めるためには、廃棄物の処理、資源の再生、資源の分別と回収といった観点から生産、流通、消...全文を見る
04月23日第120回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○谷畑孝君 商品投資に係る事業の規制に関する法律案について質問をしたいと思います。  商品ファンドは、一九八七年のブラックマンデーを境に、アメリカにおいて急激に普及し、現在その市場は約百二十億ドルと聞いておるわけでありまして、我が国におきましても本格的に設定、販売が行われていこ...全文を見る
○谷畑孝君 ということは、やっぱり被害も徐々に起こってくる、こういうふうに想定がされる、こういうように思います。  そこで、本法案は、そういう被害を含めて、投資家の保護ということが非常に大事なことだろうと思うんですけれども、具体的にどのような効果が考えられるのか、その点ありまし...全文を見る
○谷畑孝君 時間の関係がありますので、次に各論といいましょうか、条文についていろいろと教えていただいたり、それについての質問をしていきたいと思っています。  まず初めに、第二条の第一項では、商品投資について定義をしておるわけでありますけれども、その中で最初に、特定商品や特定商品...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら、この政令で指定をしない、以外のこういう商品といいましょうか、そういう商品を商品ファンドという形の中で悪徳業者などがまがい商法という、必ず法で枠組みをするとその枠組み以外のものについてそういう被害を含めての問題が発生するわけでありますが、そういうブラックファ...全文を見る
○谷畑孝君 できる限り政令指定で幅広く指定をしていくことがブラックファンドを封じ込める一つの方法じゃないか、こういうふうに思うんです。ぜひひとつそういう立場で指導していただきたいと思います。  次に、第二条の第二項と三項で、商品投資の内容として、商品投資契約と商品投資受益権につ...全文を見る
○谷畑孝君 いずれにしましても、商品投資の比率五〇%以上ということでございます。証券投資なのか商品投資なのか、そうしたらそれの所管は一体大蔵省なのかいわゆる農水なのか通産なのか、こういったことになろうかと思いますから、これはまた後ほどそれに触れて質問していきたいと思います。  ...全文を見る
○谷畑孝君 今説明を受けておりますと、基本的には法人を対象に指導し、そして一口一億円以上ということとお聞きいたしました。  先ほども言いましたように、やはりリスクもありますが、同時に年利率が非常に高いということで、この商品投資という市場が一般化してきますと、やっぱり一億円では庶...全文を見る
○谷畑孝君 わかりました。  よく大阪で、バナナのたたき売りということで、時計だとかさまざまなものを置いてずっと売っていくんですけれども、我々もこの商品は絶対ににせものだ、こう思って話を聞いておるんですけれども、聞いておりますとずっと入ってしまって、三十分も聞くとやっぱり買いた...全文を見る
○谷畑孝君 先ほどの質問のときに、期間が約三年から七年でしたか、おっしゃっていましたけれども、最近、生活もスピードが速くて、三年から七年まで持っておることは非常に大事なことなんだけれども、途中でどうしてもお金が要ることになって、ぜひひとつこれを第三者に売ってしのぎたいという、第三...全文を見る
○谷畑孝君 ということは、率直に言って、それは第三者には権利を売ることができないということですね。
○谷畑孝君 そのあたり、だんだん小口化して、第三者に売るということになってきますと有価証券に近くなってくると思うのですがね。  大蔵省、きょう来られていますか。どうですか、そういうことは将来よく協議した中で、どうしても金が要るという中でそういうことは可能性があるのか、またそうい...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら、次に行きたいと思います。  この商品投資事業がそれなりに起動して、最近は株も低迷しているということである中で、非常に市場も大きくなるという可能性もあるわけなんです。  私が一つ心配をするのは、例えばこの数年、土地などが投機の対象になって、本当にその土地...全文を見る
○谷畑孝君 ぜひ、そのあたりは健全な投資事業を指導されて、国民生活を脅かさないようにまた十分ひとつ留意していただきたいな、こういうことを申し上げておきたいと思います。時間の関係がありますので、質問を用意しているものを飛ばしながら行きたいと思います。  次に、商品投資販売業、そし...全文を見る
○谷畑孝君 いずれにしましても、商品投資販売業それから商品投資顧問業というのは、その許可 条件がありますから、とりわけ財政条件、人的要件ということについては、相当厳しくしていかないと欠陥が出てくると。特に一任、いわゆる投資になってきますと一任取引をされるわけですから、特に証券と...全文を見る
○谷畑孝君 いわゆる商品ファンドというこれは商品ですね。もちろん、大蔵省の今の説明の方も、銀行法なり証券取引法ですね。しかし、このうち証券取引法においても、証券においても証券ファンドがございますし、またその中においてはこれから商品というファンドも組み込まれていくということになると...全文を見る
○谷畑孝君 昔だったら、銀行というのはもうかたい、間違いないと、こういうことであるんですけれども、最近は、もう土地投機の問題、絵画の取引から始まって、銀行自身もあるところでは非常に危なくなって、大阪の方でも府がてこ入れをするとか、いろいろ含めてのことが起こってきておりますので、私...全文を見る
○谷畑孝君 いわゆる商品ファンドという新しい分野でもございますので、投資家保護、そしてまた商品投資販売業の健全なる育成という立場の中で、通産、農水、大蔵というところはもっと緊密に連携をとりながら、健全な投資市場となるよう今後とも努力していただくことをお願いいたしまして、少し早いで...全文を見る
05月07日第120回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○谷畑孝君 名尾委員長の御逝去に心より哀悼の意を表したいと思います。  それでは、ただいまより法案についての質問をしていきたい、このように思います。  私は地元が大阪でございまして、大阪は商売の町ということで、とりわけ一月十日のえべっさんが参りますと、商売繁盛の祈願ということ...全文を見る
○谷畑孝君 私は、そういう意味では、商店街の社会的役割をもっと評価していただきたい、そういうふうに思っています。そして、大型店の無秩序な出店で商店街をつぶすことがあってはならない、そういうことを冒頭に私の意見を述べさせていただきたいと思います。  次に、四月十六日の日経新聞によ...全文を見る
○谷畑孝君 今答弁を聞いたわけですけれども、そういうぐらいではなかなか歯どめはかからぬと思います。やはり大店法の改正という形の中で一年間で審議を皆終えていこうということでありますから、日経新聞における数字を今示しましたように、申請の件数がどんどん多くなってきている、こういうことが...全文を見る
○谷畑孝君 今、商店街の役員さんの生の声を私が代理で届けさせてもらったわけですけれども、やっぱりさまざまな商店街にしたって中小小売業者にしてもあるいは大型店にしても、しょせんそれぞれそこで立地をして暮らしている人たちに影響を与えるわけでありますから、そういう関係者の声が反映されな...全文を見る
○谷畑孝君 今の回答を聞いておりましても、大店法の沿革というのか、その歴史を見てきても、商調協なりあるいは事前審査といいましょうか、そういうことの中で調和が図られてきたし、それなりで生きてきたし、そこで知恵も生まれてきた。だから、それのよいものを生かして悪いものはさらにそれを改善...全文を見る
○谷畑孝君 大店法の今回の改正法案につきまして、一番私どもが疑問視しておるのは、いわゆる地元の意見を反映させていくという、自治体のもとに審議会をつくるなりしてもっと現実的なものの対応をしていくことが必要だという、この一点に私どもは集約できると思うんです。  それと二つ目は、私自...全文を見る
○谷畑孝君 時間の関係がありますから、商店街や市場の皆さんの声をもう一つだけ失礼ですけれども反映させてもらって、この大店法についての質問は終わっていきたいと思っています。  このように言っています。   大阪府とか市は我々の味方、条例とか作るのをなくせということはやめてもらい...全文を見る
○谷畑孝君 この輸入品の売り場を大店法から除外するということになってきますと、いわゆる行政から見ても、これはやっぱり違法でないかどうかということを監視しなきゃならないんですよね、言ったら。輸入品売り場をつくったけれども、なかなかこれ売れへんし、つくったものはこれはどうしようもない...全文を見る
○谷畑孝君 輸入品というのは、とりわけ消費者のニーズとかそういうものが非常に多様化してきておりますから、特に大型店などは、百貨店もそうなんですけれども、それぞれの外国に駐在員を置いて、それなりでずっと消費者ニーズをはかり、動向を探ったり、そうしながら、日本へ入れてもこういうものが...全文を見る
○谷畑孝君 つかぬことを聞くわけですけれども、今回の大店法の改正関連五法案という形の中で、あめとむちと世間では言われているわけですけれども、この商業集積というものについては、これはあめになるのでしょうか、むちになるのでしょうか、それだけちょっとお聞きしたいと思います。
○谷畑孝君 なぜそんなことを質問したかというと、私も、最初は単純に商業集積は、これをずっと読ませてもらって、あめかむちかどっちかと言われると、あめなんだな、こういうふうに理解しておったのです。しかし、読めば読むほど、ちょっと待てよ、なかなかこれもあめという割には食べにくいものであ...全文を見る
○谷畑孝君 大阪の環状線の場合でも、例えばエレベーターがなかったりスロープがなかったり、一たんでき上がってしまった中で我々がエレベーターをつけると言うたって、もうでき上がってしまっておるということでなかなかできないのです。だから、そういう高齢者なり障害者なりの人々が歩いても行ける...全文を見る
○谷畑孝君 ぜひひとつそのあたり力を入れて、アドバイザー含めての整備をしながらいわゆるスタートを切っていただきたいと、こう思います。  せっかく建設省から来ていただいておりますので、重ねて二つ同時に質問したいと思いますけれども、やっぱり駐車場の問題だとか、それと商業集積というこ...全文を見る
○谷畑孝君 せっかく自治省の方も来ておられますので、同じようなその件について、自治体がどのような起債における制限などの弾力的な対応を含めて考えておられるのか、お聞きします。
○谷畑孝君 わかりました。  この商業集積の整備の目的の一つは、やはり地域社会の発展にどう貢献していくかということが非常に大きなものであると思うんです。としますと、高度商業集積の場合、地域産業、地場産業の発展のためにどのような配慮を行っていくのか、こういう視点も大事だと思います...全文を見る
○谷畑孝君 そのあたりぜひ地場産業育成という立場の中で配慮していただきたい、こういうふうに思います。  次に、高度商業集積の場合、やっぱり「相当規模」ということになっていますし、駐車場ということになってきますし、大体僕らも考えたら、どうしても郊外というか、例えばJRの跡地だとか...全文を見る
○谷畑孝君 時間が来ましたので、もう私の一方的な意見だけ申し上げまして、終わらせていただきます。  やはり大店法の改正につきましては、先ほど言いましたように、長い歴史の中で現在よいもの悪いもの、それをさらに発展させた中でもっと生きたものにする必要があるのじゃないか。その中でも、...全文を見る
05月08日第120回国会 参議院 商工委員会 第11号
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○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、政府提出による大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案並びに輸入品専門売場の設置に関する大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  私どもが政...全文を見る
05月08日第120回国会 参議院 本会議 第23号
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○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、政府提出による大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案並びに輸入品専門売場の設置に関する大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の特例に関する法律案両案に対して、反対討論を行うものであります。  私ども...全文を見る
05月24日第120回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○谷畑孝君 私は大阪選挙区の議員でございますけれども、最近とりわけ大阪を舞台にしたバブル経済の崩壊ということで、もうマスコミ含めて連日その事件が報じられておるわけでありますけれども、とりわけ中堅商社を舞台にしましての絵画の投機、それと同時にゴルフ場そして土地、こういうことで警察も...全文を見る
○谷畑孝君 都会におきましては、これからはいろんな意味で農地という問題が今後ともまたこれは政治課題になってくるわけでありますけれども、やはりこれから百平米以下のところにおいてもそういう網をかけていかないと、ミニ開発という問題も出てまいりますし、弊害も非常に出てくる、こう思いますの...全文を見る
○谷畑孝君 よろしくひとつ前向きに検討していただいたらありがたいと思います。  きのうも本委員会で視察させていただいたんですが、結局土地問題というのは、我々圧倒的多数の国民にとってみたら一生に一度のマイホームをつくりたいと、そういうために生まれて初めての土地購入ということだろう...全文を見る
○谷畑孝君 そこで、公共住宅主導でひとつやっていただきたいというのが私の意見であります。それにはやはり賃貸住宅というのが特にこれから大きなウエートを占めるようになっていくのではないか、こう思うんです。  次に、私は大阪選挙区をずっと回っておりまして、僕たちが行くのは大体人がたく...全文を見る
○谷畑孝君 もう時間がありませんので、しゃべるだけで答弁は要らないわけですけれども、きのう視察させていただいて、最後にある奥さんがあなた議員ですかということで話をしてみると、やっぱり子供の遊ぶ場所がないんだということをその奥さんは言っていたわけで、私はそういう意味で優しい町づくり...全文を見る
09月25日第121回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○谷畑孝君 社会党の谷畑でございます。よろしくお願いいたします。  今の田島先生のお話を聞いておりまして、内外価格差というのは本当に複雑な要因といいましょうか、流通も絡んだ、しかもそこへ日本の長い歴史的な要素もある、こういうことで、これは大変な問題だなと思いながら聞いておったわ...全文を見る
○谷畑孝君 どうもありがとうございました。  先生のおっしゃるとおり、どうしても日本の社会も会社社会ということになって、いわゆる部長クラスになってきますと接待費がつくということで、自分のポケットから余り出さずに、だから一時間座ったら何万円もかかるというようなことも含めて、ゴルフ...全文を見る
○谷畑孝君 先ほど小野先生の方からもお話があったんですけれども、過剰包装のことで。この問題については一番よく目につくといいましょうか、私どもが買い物に行っても、ただワイシャツ一枚買っても本当にごみ箱がいつもいっぱいになる。もう包装紙の上に包装紙というそんなことで、問題意識があった...全文を見る
○谷畑孝君 時間が来ましたので、準備していたものがあるんですけれども、もう一点質問して終わりたいと思います。  特に流通の合理化というところの中で、私も先国会のときに商工委員として大店法の改正について質問させてもらったのでありますけれども、大店法の改正によりまして非常に大型店が...全文を見る
○谷畑孝君 どうもありがとうございました。終わります。
12月04日第122回国会 参議院 本会議 第5号
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○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま政府から提案されました国連平和維持活動等に対する協力に関する法律案並びに国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。  この二法案は、戦後日本の原点、すなわち、二度と戦争への道を歩まない...全文を見る
○谷畑孝君(続) 第六に、国際平和協力機構を設置する目的及びその背景にある考え方についてお聞きいたします。  第七に、軍縮と国際協力の関係をどのように考えていますか。
○谷畑孝君(続) 第八に、アジア各国の政府法案への批判をどのように受けとめていますか。戦争体験を踏まえて御答弁をお願いいたします。  以上八点につき明快かつ子細な御答弁を求め、私の質問を終わります。(拍手)    〔国務大臣宮澤喜一君登壇、拍手〕
12月18日第122回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号
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○谷畑孝君 まず最初に、大蔵大臣にお聞きをしたいと思います。  実は、この間新聞報道等によりまして、国際貢献資金、貢献税ということで一兆三千億円の増税をする、こういうことを突如として新聞を通じて私ども知ったわけであります。その間、自民党の税調なり三役なり、あるいは大蔵、外務そし...全文を見る
○谷畑孝君 私は、一昨日、大阪で中小企業の皆さんとのシンポジウムをしておりまして、それが終わってから各団体の皆さんの要望ということで懇親会をやっておったんです。最近少し経済の、景気の不透明さということもあったりして、そういう状況の中で、湾岸戦争後のいわゆる九十億ドル支援ということ...全文を見る
○谷畑孝君 いずれにしても、これからは政府なりあるいは自民党の税調を含めて、貢献資金という問題、それと基本的には八千億円の財源不足ということでもあるということですから、その点が一体どういうように経過していくのか、こういうことにあると思います。  そこで、宮澤総理に、この間の議論...全文を見る
○谷畑孝君 私思いますのは、せっかく湾岸戦争後、いわゆる協力法案、今回の法案も含めて衆議院でこれは三回議論をしてまいった。相当長い時間かかって議論をしてきておる。そういうことの中で、国民の世論の中においても、やはり国際貢献をしなきゃならぬという機運も非常に急速に実は高まってきてお...全文を見る
○谷畑孝君 私、先ほど言いましたように、やはり国民の世論なりあるいは憲法という立場から考えましても、即刻にしてまとまる法案というのは、自衛隊を海外に出さなくて、日本の経済大国、そして非軍事・文民・民生、こういう形の中での貢献の道がもっとあるんじゃないか、こういうことをさらに確信し...全文を見る
○谷畑孝君 どうもありがとうございました。  少し貢献税のところで時間をとりましたので、次にPKO法案の問題について入ってまいりたい、こういうように思います。  この委員会は、国際平和への貢献、こういう非常に崇高な課題を討議しているわけでありますけれども、しかしこの間の論議を...全文を見る
○谷畑孝君 その件については、少し、また後で意見交換なり議論を深めてまいりたい、このようにも思っておるわけでありますけれども、私が言いたいのは、国際貢献ということ、それと世界のこれからの紛争、さまざまな問題というのは、どうしてもやっぱりそういう民族間の対立というのがこれから大きな...全文を見る
○谷畑孝君 この点についても、私どもの発議者である堂本さんの方から、とりわけODAを含めて世界への貢献のあり方とかいうことで世界を回っておられますし、その点を少し、意見がありましたらお聞きしたいと思います。
○谷畑孝君 非常に丁寧な御答弁で、本当にあり がとうございました。  もう一度話を戻しまして、宮澤総理、過日、この参議院でPKOの特別委員会が一段落して、ちょうどその明くる明くる日は日曜日ということもありまして、パールハーバー五十年、そして柳条湖事件から六十年ということで各地...全文を見る
○谷畑孝君 ちょっと私自身としては納得しないわけですけれども、そういう言葉だけじゃなくて、歴史的な背景をやはり認識しながらとらえていただきたい、こういうことを再度申し上げておきたいと思います。  次に、もう一言外務大臣に。  先ほどの私へのお話の中で、国家間における戦後補償の...全文を見る
○谷畑孝君 そういう木で鼻をくくったような答弁になってしまいますと、なかなかこれは進めない。全くこれは見解の相違で、やはりそこを、先ほどの経過の中でありますように、貢献ということは、まず通らなきゃならぬ道筋を通って貢献するということによってやはり多くの信頼が得られるのではないか。...全文を見る
○谷畑孝君 いや長官、私が聞いているのは、山賊、匪賊というのはどういう意味なのか、あるいは自分はそういう考え方とか意味があるからこの言葉を――もちろん訂正されましたけれども、使ったことは事実なんで、これはもう速記を見たってわかるように使っているわけですね。そういう意味で長官、ひと...全文を見る
○谷畑孝君 山賊、匪賊というのは、長官、日本でしかこれは使われてない言葉でしょう。しかも、一定程度の期間の中で使われた言葉であると思うんですね。もう私ども、山賊、匪賊と言われてほんま正直な話知らなかったです。山賊というのは、よく歌に出てくるような、山に住んでいるああいう普通我々が...全文を見る
○谷畑孝君 長官、それはちょっと、そんな答えでは少し失礼だと私は思うんですよ。先ほど言いましたように、私もその発言のやりとりが終わってからすぐ歴史の本を取りそろえて、それを調べたりいろいろしてまいりました。この山賊、匪賊というのは、やはり日本が満州に、中国に対する侵略をしていくに...全文を見る
○谷畑孝君 長官、言葉というのは、やっぱり山賊、匪賊というその言葉が、いろいろ矢田部委員とのやりとりの中で、使ってきた言葉の中で生きているがゆえに、その言葉を語れば皆ああとわかるという、生きているがゆえにその言葉を使うわけでしょう。その言葉を語ると、特に戦中を含めて青年時代を送ら...全文を見る
○谷畑孝君 委員長、いずれにしても山賊、匪賊の問題についての言葉というのは、やはり自分なりに辞書を引かなくてもそれなりのイメージがあるからこの言葉を使うわけでして、しかもこれは武器の使用、そして武力の行使ということに伴ってくるときの発言ですから、しかもこれは憲法に許されておるんだ...全文を見る
○谷畑孝君 いや、長官、全く答えてないんですよ。  それで、いずれにしても、私どもの発議者である角田議員の方から、私自身も戦争の経験もないので、その点について少し意見がありましたら答えていただきたいと思います。
○谷畑孝君 どうもありがとうございました。  長官、いずれにしてもきっちりと山賊、匪賊という問題についても定義も教えていただけないし、しかも私的集団と、こういうことで承知をしておるわけなんですが、はっきり私、これだけは自分なりでまとめて、その私的集団の問題について今発言をしてい...全文を見る
○谷畑孝君 そうしたら長官、この私的集団とは一体何なんですか。これちょっと教えてください。ようわかりません。隊員がこれ憲法に違反しないと言ったんですよ、撃ってもいいと言ったんですよ。その点、私。的集団とは一体どういうことなのか、もう一回、武力行使をしてもいいというこの私的集団につ...全文を見る
○谷畑孝君 今の長官の回答については私自身納得をしかねるわけでございます。ぜひ理事会の協議を求めたい、このように思いますので、委員長、よろしくお願いします。
○谷畑孝君 このことについては質問を留保して、次に進みたいと思います。  外務大臣にお尋ねいたします。  これは衆議院でも議論になってきたところでございますけれども、このPKO法案の審議に当たりましては、どうしてもやはり平和維持軍そのものを規定する一番大きな重要な資料でもござ...全文を見る
○谷畑孝君 PKFへの自衛隊の部隊ごとの参加ということでございますから、どうしても国連平和維持軍の実際の取り決めとかあるいは運用を見なければ審議がやはりできない、このように思うわけでございます。その点についてはどうでしょうか。もう一回大臣、ひとつお願いします。
○谷畑孝君 国連の平和維持軍の、とりわけSOPだとかあるいは訓練マニュアルにつきましては、そこに書かれてあること、いわゆる国連の原則、それと日本政府の立場、自衛隊を海外派兵するに当たっては指揮権を持ったままだだとか、あるいは武力行使と武器の使用、こういうことで区分しているんだとか...全文を見る
○谷畑孝君 先ほども言いましたように、指揮権の問題だとかあるいは日本国憲法の武力行使にかかわる問題、しかもそれが部隊ごとに平和維持軍に参加をするわけであります。しかも、PKFというものあるいはPKOというものが国連の憲章にこれ書かれていなくて、いわゆる米ソ冷戦構造の中で積み重ねて...全文を見る
○谷畑孝君 私は、質疑を留保いたしまして、後刻質問したいと思います。
12月19日第122回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号
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○谷畑孝君 総理大臣と外務大臣にお聞きしたいんですけれども、昨日、韓国の盧泰愚大統領が、韓国に核兵器は存在しない、こういうことを世界に宣言したわけでありまして、私どもにとりましてもアジアの平和にとりましても非常に画期的なことだ、こういうことで歓迎すべきことである、このように思うわ...全文を見る
○谷畑孝君 私も、朝鮮半島におきまして、もちろん北朝鮮を含めても、核の査察も含めて実施されることについても当然のことだろうと思いますし、同時に朝鮮半島において完全に核がなくなっていくことについては非常に歓迎すべきことだと、こういうことを再度申し上げるわけでありますが、問題は韓国の...全文を見る
○谷畑孝君 もう少しその点についてはお聞きしたいところでありますけれども、持ち時間に制約があるということで、本論に入ってまいりたいと思います。  実は、このPKOの法案を審議するに当たって、やはり自衛隊が部隊ごと海を越えて、しかも平和維持軍に参加をする、こういうことの中で、どう...全文を見る
○谷畑孝君 ここの点は率直に言ってわかりやすい、しかも理解をしやすい、そういうことでなければいかぬと思うんですよ。これが国民が一番疑問に感じていることだと思うんですね。  そこで防衛庁長官、率直に言って指揮権と指図と、どっちがこれ強いんですか、正直な話。矛盾したところがあったと...全文を見る
○谷畑孝君 いや、私が言いたいのは、指揮権と指図というのは一体どっちが強いのかと、こういうことの質問であったわけですね。  なぜそんなことを質問するかというと、過日ですか、ある新聞の論壇の中で、元防衛庁におられた幹部の方が書かれておりましたけれども、いやしくも軍というものは、そ...全文を見る
○谷畑孝君 長官、今のお話を聞いておりまして、SOPなり訓練マニュアルが標準的なものではない、絶対的なものでない。これはやはり長い間米ソの冷戦構造の中で、そして世界の紛争を何とかして解決したい、こういうことで中立の国が中心になって、そして平和維持軍が創設されて世界の平和に貢献をし...全文を見る
○谷畑孝君 この件については、前回、矢田部委員の方からも、とりわけ懲戒権とかそういう問題につきましては、消防隊員の隣村の応援の話だとかそういうことによって違うんだと、そんなことはあくまでも詭弁であるということで、もうそれ以上本当に言及するまでもなく皆様方が理解したことだと私は思う...全文を見る
○谷畑孝君 いや、全く理解ができないんです。また、了承もできないんです。  僕は時間も五分しかないんで、一々余り反論できないんですけれども、一つは、同意とか合意を得ているから、まず紛争のない、そういういわばタンポポが咲いてふわっとした、そこでピクニックで弁当を広げて食べようかな...全文を見る
○谷畑孝君 もう残念ながら時間が来てしまったんですが、いずれにしましても、私は、やはり国連の平和維持軍が長い間の歴史で築き上げてきたSOP、訓練マニュアル、そういうところをやっぱり忠実に守りながら、そしてそういうこととのすり合わせが大事だ。そういう意味では、この法案自身は全くそれ...全文を見る