谷畑孝

たにはたたかし



当選回数回

谷畑孝の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月22日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○谷畑委員 自由民主党の谷畑孝でございます。  海江田大臣あるいは中山政務官、田嶋政務官、本当に、毎日毎日この震災のために頑張っておられること、心より敬意を表したいと思います。ぜひ、体に留意されて、一日も早くいい仕事ができて復旧できますよう心よりお願いをしておきたいと思います。...全文を見る
○谷畑委員 私は、阪神・淡路大震災のときに通産政務次官で、ちょうど中山先生だとか田嶋先生と同じような立場でございました。  道路が、国道一本が混雑で全く使い物にならない状況でしたので、私は常に大阪の港から船に乗って現地へ入って、現場の声を聞いたり業界の皆さんのお話を聞いたり、そ...全文を見る
○谷畑委員 大臣に多少理解もしていただきながら、組織について必要なんだということ、それもよくわかりますけれども、いずれにしても、スピードを上げていくために、簡潔で、しかも指揮命令が単純化されて、だれが責任を持つかということだけはしっかりと取り組んでいただいたら非常にありがたいな、...全文を見る
○谷畑委員 いずれにしたって、この電力というのは、そこに住んでおられる皆さんにとってみても生活にかかわるし、産業にかかわっている人にとってみても大事な問題ですので、これは一刻も早く方向性を出して、それに向けて国民が走っていくということにしないといかぬのかなと思います。  その節...全文を見る
○谷畑委員 ぜひ国を挙げて電力不足に取り組んでいただきたい、そういうふうに思っています。  次に、東電のことについて。  東電の国有化論というのがどうしても出てくるんですね。「東電 政府管理へ 公的資金を投入」、こういう記事であったり、「東電 巨額の費用負担」。国有化選択の幅...全文を見る
○谷畑委員 大臣のおっしゃることは、そのとおりだと思います。やはり国有化論ではなくて、民営化として頑張っていただかないかぬ。  もちろん、東電は大きな責任がある、これは当然のことであります。しかし、原子力損害賠償法という法律、これは割と奥の深い法律だと思います、これは、すぐれて...全文を見る
○谷畑委員 それで、経済産業委員会として、あるいは大臣の所管の中で大事なのは、忘れてはならないのは、震災を受けた地域の企業、大きい企業から小さい企業から中間の企業から、たくさんの企業がそこにおられます。そして、多種多様な仕事をされている。そういう人たちからも、時には茫然としている...全文を見る
○谷畑委員 それで、大臣、正直な話、これだけ大きな震災であったから大臣は原発にとられる、それから池田副大臣だとか松下さんも現地へ行かれている、みんなずっと。これは当然なんですけれども、しかし、よく考えたら、経済をどうするか。震災の場所だけじゃなくて、これに対する風評であったり、こ...全文を見る
○谷畑委員 次に、産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法に少し入っていきたいと思います。二人の時間をプラスアルファしてもらってしたいと思います。  まず、平成十一年のこの法律は、三回改正をやって、今回で四回目なんですよね。この法律が四回も改正をされてきて、今回は民主...全文を見る
○谷畑委員 私も、よく友人を訪ねて、時には国際会議で韓国を訪れることが多いんですけれども、韓国はこの十数年で本当に変わってきたなと思うんです。  十数年前の韓国は、日韓議連に私が参加したとき、当時の国会議員の皆さんは、韓国というのは日本ほど人口があるわけではないから、国内の需要...全文を見る
○谷畑委員 それで、去年、電炉の共英製鋼と東京鐵鋼との合併の問題で、一年四カ月時間を費やした中で結局は白紙に戻すということになるわけですね。だから、成長戦略の中で、企業が時には合併をして国際競争に勝たなきゃならぬということも非常に大事ですよね。と同時に、公取の立場において、それが...全文を見る
○谷畑委員 それと、大臣、企業の合併ということになってくると、難しい問題が出てくるんですよ。やはりどうしても合理化というものは出てくるし、それぞれの企業が持っている下請があるんですが、この下請もあおりを食ってしまう。みんな、どうなるんだろうという不安があるんですよ。  これは、...全文を見る
○谷畑委員 ぜひしっかりと雇用も守られたり中小企業に影響がないように、かえって潤っていくような合併であってほしい、そういうように思います。  次に、中小企業の再生支援。  今回の法律では、案外これは光っているなと私は思うんです。これは非常に大事だなと思うんです。というのは、日...全文を見る
○谷畑委員 それで、いわゆる中小企業の事業承継、これは我々も旗を振って事業承継がしやすいように税制上を含めてもっと優遇すべきだということでやってきたんですよ。これは、あくまでも自分の息子であったり親族ですよね。  そこで、私も参考のために、確認のために、事業承継について少し教え...全文を見る
○谷畑委員 このように、親族で事業承継というのは八割猶予するということで、これは非常に魅力がありますよね。今回は、親族じゃなくて第三者にその企業を引き渡すということですから、事業承継とまでは言わなくても、せっかくの技術だとかいろいろなものを、廃業にするんじゃなくて引き継いでいくと...全文を見る
○谷畑委員 ありがとうございました。  最後にします。  いわゆる眠っている中小企業を引き継いで活性化させていく、このニーズはいっぱいあると思います。非常に大事だなと思うのです。それと同時に、せっかくそういう法案の仕組みができているわけですが、外国企業がどんどんやってきてそれ...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○谷畑委員 自由民主党の谷畑孝でございます。  きょうは、お忙しい中、このようにして我々の委員会に参考人として御出席いただきました西村社長、大橋先生、永井常務、本当に心より感謝を申し上げたい、このように思います。また、貴重な意見、ありがとうございました。  まず、西村参考人、...全文を見る
○谷畑委員 どうも本当にありがとうございました。  次に、今回の産活法の本質でありますけれども、国際競争を高めていくためには、企業の再編、結合、合併ということをしっかりと位置づけをして、そしてそれを促進させていこう、こういうことだろうと思うんですね。この間、過去四回法改正をしな...全文を見る
○谷畑委員 もう一問だけ質問したいので、ちょっと永井先生、失礼します。  そうしたら、基本的にはそれで大いに前へ進むという意見だったと思います。  それで、西村参考人にもう一つだけ質問したいんですけれども、事業承継というのは私は非常に大事だと思うんです。中小企業の親方というの...全文を見る
○谷畑委員 どうもありがとうございました。
05月25日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○谷畑委員 自由民主党の谷畑孝でございます。  海江田大臣、また中山政務官、毎日の激務、本当に御苦労さまでございます。  私、この間の連休、五月の七日から九日まで、東北を回ってまいりました。いわき市、石巻、陸前高田、そして釜石と、震災対策本部を訪ねたり、いわき市におきましては...全文を見る
○谷畑委員 ぜひひとつ完全復旧ができるよう、さらなる経産省の力を出していただきたい、こう思います。  引き続いて、前にも質問しましたけれども、やはり仮設工場なり仮設店舗、あるいは仮設事務所、これがどういうふうな状況で進んでおるのか、もう二カ月たっておりますので、簡単にお答えをい...全文を見る
○谷畑委員 ぜひひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  これも前回質問をしたわけですけれども、補正予算も成立をしたことでもあり、中小企業等につきましては、やはり何といったって金融支援というのが非常に大事だと思いますので、ここらはぜひスピードアップで、しかも垣根を低くと...全文を見る
○谷畑委員 中小企業の金融の最後の質問をするわけですけれども、菅総理大臣が、多重債務については力を入れると。私ども、この多重債務というのは、どう考えてもなかなか難しくて、いい知恵が出てくるのかなと思っておるわけですけれども、その現状と方向だけでも教えていただきたいと思います。
○谷畑委員 ぜひひとつ、多重債務は難しい課題だと思いますけれども、少しでも前進をさせて、被災者の皆さんに希望を与えていただいたらありがたい、こういうふうに思っております。  さて、原発事故、これは本当にもう気が遠くなり、また毎日のニュースで新しい事実が次々と出てくるということで...全文を見る
○谷畑委員 ところで、この第三者委員会は、もう決定をされて、どこに置くことになったんですか。
○谷畑委員 ということは、国会に置くということじゃなくて、政府に置くということになったわけですか。それはもう決定したんですか。
○谷畑委員 いや、私はやはり、先ほど言いましたように、初動における、官邸も含めて検証していく対象だと思うので、それを閣議決定で政府に置くということ自身は、本当にそれで独立が担保できるのかどうか。  だから、私どもは、ぜひこれは国会に置くべきじゃないか、こういうふうに言っておった...全文を見る
○谷畑委員 いずれにしても、この原発事故における検証というのは、世界に向けても発信していくことが非常に大事だし、そこに公平さというのか、非常に見識の高い検証をされることが日本に対する信頼回復の一歩だ、こう思いますので、ぜひそこは独立性をしっかりと担保していただくということを強く要...全文を見る
○谷畑委員 九六%掌握されているということで、非常によく掌握されているなと思いますけれども、一〇〇%に近くきちっと掌握をすることが大事じゃないかと思います。  それと同時に、避難された人たちにとってみたら、やはり情報が欲しいと思うんですね。今現在、原発の収束に向けてどういうよう...全文を見る
○谷畑委員 ぜひ、そういう情報をしっかりするということと同時に、もう時間がないのでこれはこちらから要望しておきますけれども、東電が仮払いで百万、単身者については七十何万ですか、支払いをしたということなんだけれども、さらに、長引いていくわけですから、そこらをよく掌握して、第二弾のそ...全文を見る
○谷畑委員 いずれにしても、一日も早く閣議で決定をして、しかもその関連法案を出していく必要があるんじゃないか。  それと同時に、どれぐらいの補償の金額、やはり一定程度想定をしないと、機構ができ上がったといっても、この機構には原発を抱える電力会社も拠出をしなきゃならぬし、また、東...全文を見る
○谷畑委員 いずれにしても、原賠法という、この法律の精神というのか目的というのか、よく踏まえる必要があるし、そうしないと、この機構を含めてきっちりと回っていかないと、もう日本では原発はできないということになっていきますよね。だから、そこらは原賠法の精神に基づいて国もしっかり出てい...全文を見る
○谷畑委員 大臣、ひとつ気合いを入れて頑張ってください。  ありがとうございました。
07月29日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○谷畑委員 自由民主党の谷畑孝でございます。  きょうは、参考人の皆さん、公私ともどもお忙しい中、私どもの委員会に貴重な意見を陳述していただきました。本当に心より感謝を申し上げて、これからまた参考にして、いい委員会の質疑が展開できますよう努力し、頑張ってまいりたい、こういうこと...全文を見る
○谷畑委員 私ごとですけれども、私、二十代のころに被爆者の皆さんと一緒に全米を回ったんです。その中で原発推進か反原発かという議論を毎日しながらアメリカの状況を見てきて、そういう中で、アメリカでも反原発ということで、太陽光で料理をつくるとかそういうデモンストレーションに参加をしたり...全文を見る
○谷畑委員 きょうの参考人の中で、新日鉄の副社長であります進藤参考人さんの方から、電炉を含めて、電気を消費する産業にとってみたらもう致命傷だとおっしゃいました。  これは、私自身、これからストレステスト、これこそ本当にストレスがたまるんですけれども、このテストをやって、残された...全文を見る
○谷畑委員 次に、大島参考人に。  再生可能エネルギーというのは、どうしても情緒不安というのか、太陽も夜は照らないし、風も、よく人生も風任せだというんですけれども、まさしく吹いたり吹かなかったりの状況があるし、不安定電源だと思うんだけれども、この不安定電源、これが十五年から二十...全文を見る
○谷畑委員 私も、委員会の中で、原子力の損害賠償、もちろん東電自身が前面に立ってしっかりやっていくことも大事だけれども、国策で原子力発電をやってきたということで、もっと国がしっかりと責任をとっていくんだ、こういう姿勢が大事だという発言をさせていただきました。今回、今ここにおられる...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○谷畑委員 おはようございます。自由民主党の谷畑孝でございます。  海江田大臣も、菅内閣が発足をして、この一年間というのは、政治家でいえば十年あるいは二十年の経験をわずか一年で経験された、私はそのように思います。とりわけ三月十一日の大震災、それから福島における原発事故。同時に、...全文を見る
○谷畑委員 それで、聞くところによりますと、民主党の代表選挙が二十九日、そして、新しい日本のリーダー、総理大臣が三十一日に決まっていくだろう、こういうように言われています。  もちろん、民主党さんということでありますから、私どもがそこで論評する問題ではないと思いますけれども、鳩...全文を見る
○谷畑委員 わかりました。まあ、よくわからぬところもあるんですけれども、立候補される、こういうように思います。大いに頑張っていただきたい、このように思います。  さて、再生可能エネルギーの買い取り法案の審議に入ります。  まず冒頭に、この法案の背景ですが、これも参考人の委員会...全文を見る
○谷畑委員 もう時間がなくなってきましたので、あと一言。  この法案、ずっと私も審議に参加して、一番大事なのは、どういう価格でこれを買い取るか、それからどういう期間か、これに尽きますよね。高過ぎたら消費者と産業界にサーチャージで行くだけで大変だし、低過ぎたら新しい再生エネルギー...全文を見る
○谷畑委員 大臣には最後の質問だと思います。ありがとうございました。
○谷畑委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事...全文を見る