東徹

あずまとおる

選挙区(大阪府)選出
日本維新の会
当選回数2回

東徹の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月05日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  順次質問をさせていただきます。  まず、税と社会保障の一体改革について質問をさせていただきます。  この十月に安倍総理も消費税を八%に引き上げるということを決断されました。本当に社会保障の分野、先ほどからもいろいろと議論がありま...全文を見る
○東徹君 大臣から答弁がありましたように、社会保障と税の一体改革ということで、社会保障の充実、安定化を求めていく、財政健全化をやっぱり達成していく、大きくそういった二つのことを達成していかなければならないと。  そんな中で、もちろん社会保障の給付もやっぱり見直していかないといけ...全文を見る
○東徹君 非常に、どんどんどんどんと医療も年金も介護も費用が増大していくということは目に見えて明らかな状況だということでありますし、そして今回、消費税八%、そして次には消費税一〇%ということになっていくんだろうというふうに思いますけれども、ただでさえ非常にどんどんと増大していって...全文を見る
○東徹君 ただ、このプログラム法案とか、そして消費税、これが一〇%に上がったとしても、現状を考えれば、公費の負担というのは、一体改革によっても社会保障費の公費負担が四十四・五兆円、消費税が五%上がったとして十四兆円の税収が見込まれたとしても、九%の消費税の税収というのが全体で二十...全文を見る
○東徹君 そうしましたら、今後も消費税でもって充てていくと。一〇%が更に一五%、二〇%と将来にわたっていけば上がっていくというふうなことを考えておられるということですか。
○東徹君 更にその先はまだ考えていないということでありますけれども、消費税を上げると同時にやっぱりしていかなければならないのは、どうやって抑制できるところは抑制していくのかというところをしっかりと打ち出していくということがやっぱり必要だというふうに思っておりますし、そして、これ、...全文を見る
○東徹君 消費税というのは確かに安定財源なんで、収入を得る側にとっては非常にやっぱり得たい財源だというふうに思うんですね、やっぱり確保したいという。ただ、やはり安定財源だからこそ今、これ本当に地方も交付税に頼っているというふうな状況にある中で、やはりこの問題も解決していく中で消費...全文を見る
○東徹君 徴収を最大限上げる努力をするというふうにおっしゃっていますけれども、そもそもやっぱり年金については、国民からもう信頼されなくなってきている状況がやっぱりあるというふうに思っているんですね。自分が掛けた年金が将来もらえるかどうか分からないというような状況になってきていると...全文を見る
○東徹君 ちょっと余り時間もないので、年金についてはまた是非議論をさせていただきたいというふうに思っております。  午前中もちょっと出ていたかもしれませんけれども、社会保障制度に関する基本的な概念というか考え方についてお伺いしたいというふうに思っております。  平成二十五年八...全文を見る
○東徹君 更にやっぱり国民に自助自立というものが基本だということをしっかりと広げていくことを是非お願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月07日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  私は、前回も申させていただきましたが、大阪選出でありまして、大阪の中でも全国で最も生活保護が多いと言われている大阪市内に在住をいたしております。  その中で、今大阪と全国と比べたときに、大阪市内は世帯数、生活保護の世帯数ですけれど...全文を見る
○東徹君 これはやっぱり税金を使って保護することになるわけですから、これ義務化ができなくても、義務でなくても任意でもいいと思うので、聞くことというのは、これはどうなんでしょうか。
○東徹君 私も銀行に口座作るときに、別に口座持ってますよとすぐ分かるんですよね。幾ら入ってますよとかということが、銀行で新しく口座作ると、自分がですよ、銀行へ行って口座作るときに、それだけやっぱり銀行というのはきちっとデータですぐに管理できるようになっているんですよね。だから、何...全文を見る
○東徹君 先ほど領収書、レシートを見てというふうな話もありましたけれども、領収書、レシート、全部これ出ない、集めていないですよね。特に、これ先ほども話がありましたが、ギャンブルに使ったお金なんて領収書なんて出るわけがないわけですから、これはなかなか非常に見るのも難しいのかなという...全文を見る
○東徹君 蓄えていこうと思えばいけるんじゃないのかなというふうに思っております。  次に、医療扶助の適正化についてでありますけれども、指定取消しの係る要件を明確化するというふうにありますけれども、どのような要件を考えているのか、お願いいたします。
○東徹君 そうすると、これ保険医療機関等でなくなったとき、診療報酬の請求に関して不正があったときですけれども、診療報酬の請求に関して不正があったとき、これが分かっても、六年後に更新されるということですか、これは、更新の期間というのは。
○東徹君 次に、医療扶助について質問をさせていただきます。  これもう御存じのとおり、生活保護費の負担金の三・八兆円、このうちの実績額の約半分は医療扶助というふうに言われておりまして、この医療扶助の適正化というのも非常に大事な問題だというふうに思っております。医療扶助については...全文を見る
○東徹君 田村大臣はそうおっしゃいますけれども、なかなか難しいのが現状じゃないのかなというふうに思っておりまして、医療機関等で窓口の自己負担がないということから、医師も患者も共に総医療費についての認識というものがやっぱり乏しくなっておったり、過剰診療、そしてまた過剰受診、そして重...全文を見る
○東徹君 では次に、先ほども出ておりましたけれども、後発医薬品のことについて質問させていただきたいんですが。  医師が後発医薬品の使用を認めている場合には、受給者に対して後発医薬品の使用を促すことになっているというふうになっております。私も調剤薬局へ行って、ジェネリック、後発医...全文を見る
○東徹君 では確認ですけれども、そうしたら、医師が後発医薬品の使用を認めている場合には、調剤薬局へ行けば、まずは後発医薬品がありますのでどうぞというふうな形になるという理解でよろしいんでしょうか。
○東徹君 いや、もうちょっと分かりやすくお答えいただきたいんですが。  医師が後発医薬品を認めている場合は、患者さんが調剤薬局へ行けば、まずはジェネリックの薬を、後発医薬品の薬をどうぞということになるんですね。
○東徹君 これは私の知り合いの薬剤師さんから聞いた話なんですけれども、私はもう大体ジェネリック、後発医薬品の方を使うことにしておるんですけれども、生活保護受給者の方って結構やっぱり後発医薬品は駄目という、頭から言う方が何か多いみたいで、やっぱりなかなかその辺のところはまだまだ理解...全文を見る
○東徹君 分かりました。  では、次に質問させていただきますけれども、生活保護世帯が多く住む、例えばですけど、サービス付き高齢者住宅などにおいて、よく医師が訪問診療、今もう訪問診療を一生懸命やっていただけるお医者さんが増えておりまして、それはそれで本当にいいことだというふうには...全文を見る
○東徹君 今、田村大臣から本当に心強い御答弁をいただいて、本当に私も期待しておるところでございます。  もうちょっと言えば、訪問診療、本当にやっぱり独り暮らしで在宅でいてはって、そういったところに訪問診療していく非常に大事な制度だというふうに思っております。ただ、一軒一軒行くと...全文を見る
○東徹君 あっ、時間、済みません。  そうしたら、まとめさせていただきます。(発言する者あり)分かりました。  じゃ、時間になりましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月12日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  ちょっと質問の方を絞り込みまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、生活困窮者自立支援法案についてお伺いをさせていただきます。  生活困窮者自立支援法案では、その第六条第一項第四号におきまして、都道府県等は、生活困窮者...全文を見る
○東徹君 埼玉県の事例を挙げられましたけれども、本当にこういった連鎖というか、そういったものを断ち切ることができるような効果が発揮できることを期待を申し上げたいというふうに思います。  続きまして、生活保護の医療扶助費についてお伺いをいたします。  一部報道にもありましたよう...全文を見る
○東徹君 これも報道ですけれども、診療報酬が仮に一%上がると国民負担が約四千億円増えるというふうなことが言われております。元々、高齢化の進展などによって社会保障費全体の増加傾向にあって、国の財政状況が悪化しているという状況にあることを踏まえると、消費税の引上げに合わせて単純に診療...全文を見る
○東徹君 医療扶助の適正化、非常に大事だというふうに思っております。  先日の質問の際にも、医療扶助について、生活保護を受給されていない年金受給者の方も自己の医療費について一部負担されているのでありますから、生活保護受給者につきましても一部自己負担導入を検討されてみてはというふ...全文を見る
○東徹君 是非しっかりと続けてやっていただきたいというふうに思います。  もう一つ、国の財政状況は非常に厳しい状況にありまして、指定都市市長会からは、平成二十五年七月二十四日付けの生活保護制度の見直し等に関する指定都市市長会要請として、最低生活を保障した上で医療費を一部自己負担...全文を見る
○東徹君 是非、引き続き御検討をしていただきたいと思います。  前回一分超過しましたので、今日は三分早めに終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月19日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  まず、薬事法等の一部を改正する法律案から質問をさせていただきます。  先ほどからもいろいろと話がありましたが、医療分野におきまして新たな開発が目覚ましく進歩していく中で、国際競争も激しく、日本が時代に合った対応をしていかなきゃなら...全文を見る
○東徹君 なかなかどれぐらい早くなるのかというところが言いにくいというのもよく分かるんですが、これは今回の改正によって安全を確保しながら、非常にその迅速性というところもやっぱりここは重視したいというふうに思っておりまして、是非、何かめどというか目標というか、そういうのがないのかな...全文を見る
○東徹君 是非とも半分の期間でできればいいなというふうに思っております。  先ほど、ちょっとこれ突然質問して申し訳ないですけれども、赤石政務官の方から、PMDA―WESTのことについて、先ほど長沢委員のときの質問の中であったと思うんですけれども、ちょっとPMDA―WESTの具体...全文を見る
○東徹君 是非とも、ここにおきましても迅速に対応できるように是非ともよろしくお願いをいたします。  続きまして、再生医療等製品の特性を踏まえた規制の構築についてでありますけれども、今般の改正で、有効性が推定され、安全性が認められれば、特別に早期に条件及び期限を付して製造販売承認...全文を見る
○東徹君 では、続きまして、再生医療等の安全性の確保等に関する……(発言する者あり)
○東徹君 そうです。
○東徹君 では、続きまして、再生医療等の安全性の確保等についての法律案について質問いたします。  再生医療の迅速かつ安全な提供を図るための法律であるということと、特定細胞加工物の製造についての外部委託ができるようになるという法律でありますけれども、ES細胞やiPS細胞など、人に...全文を見る
○東徹君 先ほど外部委託ということもありましたので、続いて外部委託のことについてもお聞きしたいと思います。  特定細胞加工物の製造許可制として、医療機関が特定細胞加工物の製造を委託する場合には許可等を受けた施設に委託しなければならないというふうにされておりますけれども、許可を受...全文を見る
○東徹君 安全性の担保とそして迅速性というところにつきまして是非御努力をしていっていただきたいと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。
11月27日第185回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第2号
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○東徹君 今日はありがとうございます。  議院内閣制ということで今回テーマが設定されまして、これまで、前の政権であったり、またその前の政権であったり、総理がどんどんと一年ごとに替わっていた状況もありますし、そしてまた、大臣によれば何度も替わっていくというような状況もありました。...全文を見る
○東徹君 ありがとうございました。
11月28日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  今回、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案についての質疑ということでずっと行われておりましたけれども、やはり私も、これまでこの社会保障の分野で課題になってきたことをようやく先送りせずにこれからしっかりと取...全文を見る
○東徹君 ということは、一〇%に引き上げられる二〇一五年度までを想定して考えているということになるんでしょうか。
○東徹君 それでは、今回の法律案ができたとしても、予定されているいろんなこれからの改革が進んだとしても、まだまだ持続可能じゃないということでよろしいんでしょうか。
○東徹君 二〇二五年度がピークということで、それでその後、人口が更にまだまだ減少していくということでありますから、というならば、もうちょっと先を見越した全体的な改革像というものを示さないといけないんではないのかなというふうに思うんですが、いかがですか。
○東徹君 それでは、二〇二五年度までは今の年金、医療、介護の制度設計で行けるということでよろしいんでしょうか、今回の改革をしてですね。
○東徹君 本当に二〇二五年度を見据えたときに、じゃ、医療費がどうなるのか、介護がどうなるのか、年金がどうなるのか、これはもう恐らく厚労省であれば当然推計されておられるというふうにやっぱりそこは考えておりますので、やはり、そんな中で、負担をやっぱりきちっと国民にこうなっていくんです...全文を見る
○東徹君 小児医療とか非常にリスクの高いところに診療報酬を上げていくというところは、それは当然必要かなというふうに思っておりますけれども、それ以外のところは余り上げませんよというふうに聞こえるんですが、それでよろしいんでしょうかね。
○東徹君 今の田村大臣のお話であれば、医療の適正化に振り向けていって、総額は変わらないようにするという御答弁ということでよろしいですか。
○東徹君 当然、これから高齢化がまだまだ進展していくわけですから、今でも毎年一兆円ずつ医療費が増えていっておりますので、それは医療費が総額増えていくのは当然だと思います。ただ、それ以上に増えることというのがないのかなという心配をしておりまして、そこをお聞きしたかったということであ...全文を見る
○東徹君 一つ、今回のプログラム法案でも、やはりさっき言いました、ちょっと物足りないなと感じるところは、実施時期につきましても二十六年から二十九年ということで、二十九年にもなれば相当時代がまたこれ変わっておりますから、非常に改革のスピードが遅いなというふうにも思いますし、そして、...全文を見る
○東徹君 年金スライドについては、それは是非やっていただきたいというふうに思いますけれども、今、田村大臣が言われたその前提条件ですよね。元々、百年、百年、言ったことなかったんですかね、ちょっと私も、百年、百年って、厚労大臣であった方からも何かそんな発言が、何か聞いたような記憶があ...全文を見る
○東徹君 時間となりましたので、もう終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  今回の特定秘密保護法案についてでありますけれども、我々、十一月二十一日は修正合意をいたしましたけれども、それはやはり、総理も何度も答弁されていますように、今回、国家安全保障会議というものを設置した中で、そのことが機能していくためには...全文を見る
○東徹君 やはり公聴会をやって、あれだけ厳しい意見が、明くる日にこれ強行採決というのは、やはりちょっと余りにも公聴会を、何のための公聴会なのかということでもありますし、国民に対しても余計にやっぱり疑念は深まるばかりだというふうに思います。  今回のような、緊急上程がなされたわけ...全文を見る
○東徹君 委員会で強行採決があって、その日の晩にこれまた本会議で強行採決というのは、こういうのは今までありましたですか。
○東徹君 じゃ、次の質問に移らせていただきますけれども、当初政府から示されました法律案では、特定秘密の指定権限を有する行政機関の長の範囲について限定はされていませんでした。これでは政府は何でも秘密にできてしまうというほかならず、福島県の地方公聴会でも意見が出されたように、原発事故...全文を見る
○東徹君 例えば消費者庁とか、当初から除外するということは可能じゃないのかなというふうに思うんですが、いかがですか。
○東徹君 次に、特定秘密の有効期間についてお伺いいたします。  当初の政府案では、三十年を超えて秘密指定の有効期間を延長した場合、内閣による秘密指定の解除後、歴史的に重要なもののみを国立公文書館等に移管し、そのほかは破棄するということにされていました。この点について、修正協議の...全文を見る
○東徹君 そうしたら、三十年以内の場合であっても、特定秘密に指定した全ての情報を国立公文書館に移管するよう検討するということですね。
○東徹君 ちょっと、特定秘密、三十年以内の場合であっても、秘密指定の是非を含めて検証可能な状態にするために、特定秘密にした全ての情報を国立公文書館等に移管するということでよろしいですね。
○東徹君 ちょっと次に質問を移らせていただきます。  大変大事な第三者機関についてでありますけれども、二十六日の衆議院国家安全保障特別委員会において安倍総理は、設置すべくしっかり努力していく、私は設置すべきだというふうに考えていると答弁をされました。  本法案のような秘密保護...全文を見る
○東徹君 余り具体的なイメージがちょっと湧きにくいんですが、先ほどからも質問でありましたように、これ特定秘密の指定範囲というのはかなり件数も多いようなんですね。そうすると、かなり大規模的にこういったものをやっぱり検証する機関というのが必要だと思うんですが、その点はいかがですか。
○東徹君 いつまでにそういった検討をなされるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○東徹君 設置の時期については法施行日又はそれ以前であるということを是非ともお約束いただきたいんですが、よろしいでしょうか。
○東徹君 最後に、この第三者機関が自己監査というふうにならないように、内閣から独立性を確保するための第三者機関のメンバーの選定方法などについて具体的にお伺いしたいと思います。
○東徹君 本当に検討検討で、検討事項が多過ぎて本当に大丈夫なのかなというような心配があります。是非とも第三者機関の設置、しかも独立性を確保したものとなりますようお願いいたします。  以上で質問を終わらせていただきます。
12月02日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  前回に引き続き、年金のことについてもう少しお伺いしたいというふうに思っております。  今回のプログラム法案の第六条は、基礎年金の国庫負担割合を恒久的に二分の一に引き上げるものということで、二〇〇九年までは国庫負担割合が三分の一だっ...全文を見る
○東徹君 どういう数字か分からないということではありますけれども、ただ、これはいろんな研究者がある程度の前提条件を基に調べていったということであります。  例えば、現在の大卒の男性の生涯賃金を三億円というふうに見積もって、生涯純受給率に掛け合わせて計算していってこういう数字を出...全文を見る
○東徹君 私、国債を全部返せというふうなことは全く言っておりませんでして、やはり社会保障制度というこれからも持続可能な制度をつくっていくということはもう当然大事だというふうな観点。もう一つは、財政等の問題、ここにも、財政破綻しないように、そこはやっぱり大事に守っていかなきゃならな...全文を見る
○東徹君 今、年金の徴収のことについていろいろと説明をいただきましたけれども、現在の年金制度の前提条件でありますけれども、平成二十一年の財政検証では、年金保険料の未納率というのは二割ということが前提条件になっているということで間違いないでしょうか。
○東徹君 ということは、大幅にこれ前提条件が全く狂っておるということなんですね。平成二十一年の財政検証では、年金保険料の未納率は二割で計算されておって、現在は未納率は四一%、倍ということですね、そのような状況になっているということなんです。  では、本来、年金制度、皆年金ですか...全文を見る
○東徹君 それはいつまでに達成しようという目標なのか、教えていただきたいと思います。
○東徹君 やっぱりいつまでに回復していくという年次的な計画というのは必要じゃないのかなと思うんですけれども、大臣、そう思われませんでしょうか。
○東徹君 是非、いつまでにどれぐらいという数字的な目標を持たないと、やっぱりそこはできないというふうに思いますね。  ここは大臣もよく御認識されていると思いますけれども、国民年金の未納者が将来無年金や低年金の状態に陥った際には生活保護に陥る可能性がやっぱり非常に高いわけですから...全文を見る
○東徹君 財政検証においてのそういう前提条件ですけれども、そこをまずは現実的なものを、甘い数字ではなくてやっぱり現実的なものに置いて計算し直していくということがまずは大事だと思います。  今の制度であれば、この保険料の未納率も二割ということをやっておりますし、そして賃金上昇率も...全文を見る
○東徹君 もう一つ、社会保険料の徴収漏れについても大変大きな問題があるというふうに思っております。  社会保険料の徴収漏れの対象者数は約一千万人というふうなことも言われており、その金額は十兆円という試算をする専門家もおります。徴収漏れの対策として、マイナンバー制度を活用し、国税...全文を見る
○東徹君 メリット、デメリットあると思うんですけれども、デメリットの分だけを多分言えば、そういうことも言えるのかもしれません。でも、ここはやはり政治的に、リーダーとして大臣がこういうことを検討してみるということを言うことによってやっぱり組織は動くんじゃないのかなというふうに思うん...全文を見る
○東徹君 ちょっと時間もありませんので、次に質問を移らせていただきます。  厚生労働省として、社会福祉法人についてなんですけれども、内部留保金というのは総額は幾らなのか把握していないということだそうなんですが、やっぱり社会福祉法人の財政状況が一体どうなっているのかということを検...全文を見る
○東徹君 社会福祉法人の地域貢献にお金を使うべきというふうなお話でありますけれども、社会福祉法人の地域貢献って、どういうイメージなんでしょうかね。
○東徹君 非常に社会福祉法人の財務諸表の透明性というのはやっぱり大事だというふうに思っておりますし、そして、どれだけが内部留保としてあるのか、これはやっぱり把握していくことも必要だと思いますし、地域貢献、まあそれは、全くそれを否定するつもりはありませんけれども、地域貢献にお金を使...全文を見る
12月03日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○東徹君 日本維新の会の東でございます。  まず、がん登録についてでありますけれども、がんの罹患率、生存率、早期発見率などを解析して、国民の患者に対してデータに基づく適切ながん対策を提供してがん医療の質の向上を図るということは大事だというふうに思います。ただ、実際、これまでがん...全文を見る
○東徹君 大阪は結構がん登録に力を入れている自治体というふうに私は思っておるんですけれども、大阪はちょっと前まではがん死亡率全国でワーストワン、今は三か五ぐらいだと思うんですが、その点の関係についてはどういうふうにお考えになられていますか。
○東徹君 このがんの登録推進法に関連する予算として、導入当初としては予算見込額は六・九億円であり、また、実際に運用が開始される平成二十八年度の予算見込額は二十三・二億円というふうに聞いております。それぞれ内訳はどうなっているのか。そしてまた、従前より大阪ではがん登録の推進に力を入...全文を見る
○東徹君 今回、予算も伴うことでありますし、がんの治療の質の向上につながるかどうかというものをしっかりと検証していっていただきたいと思います。  以上で終わらせていただきます。
○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  今日は、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案の中でも、今日も複数の委員の先生から質問が出ておりましたけれども、まず一つ目は、介護関係の人材確保のことについて質問をさせていただきます。  これから高齢社会...全文を見る
○東徹君 ありがとうございます。  不足と大いに不足というのが五七・四%ということでありますけれども、やはり介護人材が不足しているというふうに思っている施設というのは非常に多いというふうに思います。  そんな中で、まず給与のことについてお伺いしたいんですが、介護職の平均給与と...全文を見る
○東徹君 データがないということですけれども、措置制度の時代ですから、大体の金額というのは厚生労働省としては把握しているんじゃないでしょうかね。
○東徹君 介護保険制度が導入される前というふうに申させていただきましたよね。全然その数字とは違うんですね。  平成二十四年度の調査で、常勤職員で三十万円、それから特別養護老人ホーム、老人保健施設で二十八万円ということでありますけれども、私が本当にいろいろと現場の職員の方に聞く中...全文を見る
○東徹君 一度やっぱりその調査の資料を是非いただきたいと思います。  次に、独立行政法人労働政策研究機構の調査によりますと、介護職の離職率というのは産業全体の離職率と大きな差がなくなってきているというふうにも報告もされております。給与水準などの処遇の問題や定着率の向上や質の確保...全文を見る
○東徹君 ありがとうございます。  ただ、おっしゃっていることはやっぱりそういう、まあマッチングは、私、そんなに今マッチングに一生懸命力を入れても効果が上がるというふうにはそんなに思えませんし、それなりにこれまでマッチング作業も各都道府県とか人材センターとかでもやってきたという...全文を見る
○東徹君 今の説明を聞いていますと、当然、どこの職場でもやっぱりその人の経験年数であったりとかそんなんで給料というのはやっぱり上がっていくわけですから、特に給与の評価について目新しいようなものでもありませんし、研修制度というのも当然これはもう今までもこれずっとやってきているわけで...全文を見る
○東徹君 そうしましたら、今ありました介護職のイメージアップ、キャリアアップ、それから処遇改善、いつまでにそういったものを改善してお示しされるのか、是非お聞きしたいと思います。
○東徹君 やはり答弁を聞いておりましても、きちっと計画的にやっぱりいついつまでにこういったものをつくっていくとか、具体性が全く見えないわけでして、検討検討でずっと何か二〇二五年まで検討しているような、何かそんなようなふうに聞こえますので、是非ともやっぱりきちっとお示しをいただきた...全文を見る
○東徹君 そうすれば、保険外診療の拡充は行っていくということですね。  私は、今回のこの混合診療のことについてでありますけれども、今、規制改革会議の方でも、大臣今おっしゃいましたように、いろいろと議論をされておるというようなことで、新聞報道にもありました。やはり、一つは、全額、...全文を見る
○東徹君 是非、そういう保険外診療、併用診療を含めてしっかりと進んでいくように取組を是非お願いしたいと思います。  質問の方を終わらせていただきます。     ─────────────
12月05日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○東徹君 日本維新の会を代表いたしまして、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  今回の法案につきましては、持続可能な社会保障制度の確立を図るための法案でありながら、中身を見れば、抜本的な改革はなされておら...全文を見る
○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。  まず、本法案のことから聞かせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事古川俊治君着席〕  まず、衆議院の厚生労働委員会で我が党の浦野委員が行ったこの法案の経緯に関する質問に対し、大臣は、インターネット、郵便等販売を禁止...全文を見る
○東徹君 そういう偽造薬ではなくて、本来のこういった医薬品において海外での事例というのは当然把握する必要があるというふうに思うんですが、厚生労働省では把握しておられないんですか。
○東徹君 こういう法律を作るんであれば把握することをして当然だというふうに思います。海外での先行事例が既にあるわけですから、それを参考にしながら、具体的に規制が必要であるかどうか検証する必要があるというふうに思います。それは、確認することなく単に抽象的に何らかの弊害が生ずるおそれ...全文を見る
○東徹君 社会保障制度改革国民会議の報告書におきましても、社会保障における自助の概念が示されておりますが、自助の前提として国民の自己決定権が十分に保障されることが必要である、そして、自己決定権が十分に保障されるためには国民に物事に選択肢が複数保障されていることが重要であるというふ...全文を見る
○東徹君 一般消費者のインターネットによって医薬品を購入する自由が制約されるというのであれば、このように事前に一律に規制を掛けることは、事故が生じた後に処分を行う場合のような事後規制と比べ強い規制であることから、高度の規制の正当化、根拠が必要というふうに考えますが、政府としてどの...全文を見る
○東徹君 高度の規制の制度化、根拠が必要であるというふうになると考えるんですが、というふうにお聞きしたんですけれども、ちょっと時間がありませんので、次に行かせていただきます。  一般用医薬品においては、六人の専門家による専門家会合のほかに、本年六月に閣議決定された日本再興戦略を...全文を見る
○東徹君 なぜ、医療用医薬品について一般用医薬品と同様に作業グループで開催して議論を行わないんですか。
○東徹君 是非、そのことも含めて議論するのではないか、必要ではないかというふうに思います。  次に、十一月二十七日の衆議院厚生労働委員会で、足立委員に対する大臣の答弁によりますと、医療用医薬品のネット販売を禁止する理由として、薬剤師の観点から、チェックを五感で確認するということ...全文を見る
○東徹君 副作用があるから、副作用があるからというふうな答弁がずっと続いておるんですけれども、実際には、そのような服薬指導といいますか、そういったことが実際には行われていないというふうによく言われておるんですが、その点についてはどのようにお考えですか。
○東徹君 じゃ、具体的に薬についてお聞きしたいと思いますけれども、要指導医薬品とされている販売名ナザールAR、コンタック鼻炎スプレーというやつですね、というアレルギー性鼻炎などによく用いられる医薬品についてお伺いいたします。  この医薬品について、具体的に薬剤師の五感を用いて確...全文を見る
○東徹君 じゃ、薬局などで対面でそのぜんそくについて必ず確認されているんですか。
○東徹君 是非一度薬局行って買っていただけばよく分かるんじゃないのかなというふうに思います。  次に、この法案の第三十六条の五第二項では、要指導医薬品を正当な理由なく使用者以外の者に販売してはならないというふうにされております。ここで、この正当な理由としては、緊急避難的な災害等...全文を見る
○東徹君 それでは、子供が病気で子供に代わって親が薬を買いに行くとか、私の代わりに秘書が代理で薬を買うということも含まれるんですか。
○東徹君 要は、使用者以外の者でも販売ができるという解釈ですよね。
○東徹君 そういう整理であっても、実際には本人でなくても販売できる、購入できると、こういうことですね。
○東徹君 じゃ、その正当な理由は聞くんですか。
○東徹君 じゃ、次に、本法案の附則第十二条において、この法律の施行後五年をめどとしてと定められておりますが、要指導医薬品及び医療用医薬品のインターネット販売の規制については、インターネット技術の進歩の速さや現実の医薬品の販売状況などを踏まえ、諸外国の事例も参考にした上で、施行後五...全文を見る
○東徹君 でも、五年というのは非常に長いというふうな気がするんですね。やっぱり五年後というのは、もう時代変わりますよ。ネットの技術だってやっぱりどんどんと変わっていきますし、そして、医薬品の状況だってやっぱりどんどんと変わっていくと思いますので、これはちょっと長過ぎるんではないの...全文を見る
○東徹君 是非柔軟に、やっぱりこういった制度というのはしっかりと見直していくということが大事だと思いますので、とらわれずに是非柔軟な見直しをお願いしたいと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。