種田誠

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開催日 会議名 発言
03月22日第126回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○種田誠君 私は冒頭、政治資金と所得税法違反、こういうことに関してお伺いをしていきたいと思います。  ずっと委員会が始まって以来、政治不信に対しての政治改革、さらには金丸事件によって引き起こされた政治家と金の問題、ここまで至りますと、政治が地に落ちたというよりは、政治が地に落ち...全文を見る
○種田誠君 今述べられたような形で雑所得方式によって課税していくというこういう方式は、いつごろから、どういう理由で採用されたんですか。
○種田誠君 どういう理由で、いつごろ。
○種田誠君 どういう理由でそうなっておるか。前は違っておったのか。
○種田誠君 わかりました。  そうしますと、今述べられたように、雑所得、別の言葉で言えば必要経費等を認めていく、こういうふうなシステムになっている、こういうふうに理解していいわけですね。
○種田誠君 どうでしょうか。実際、必要経費としてしっかりと疎明資料をつけて提出されているなんというケースはありますでしょうか。
○種田誠君 ところで、必要経費というのは一体、一般的にどういうものを必要経費とされるのでしょうか。
○種田誠君 今述べたような形で、一般の例えば中小企業の社長さんや、さらには自営で仕事をしている方たちが必要経費を認められるためにはどのような書類が具体的に必要でしょうか。
○種田誠君 そうしますと、かなり厳密な疎明資料なり調査をした上で必要経費というのが認定されておる。もっともだと思うんですね。  それでは、政治家の場合の政治活動というのは、いわゆる必要経費が認められる政治活動というのはどういうものとして認定しておりますでしょうか。
○種田誠君 そうしますと、今説明していただいたものならば堂々と領収書などが添付できる種類の活動だろうと思いますが、例えば政治家の票集めのため、私たちもやりますけれども、そのための後援会の維持活動、こういうものは必要経費に入りますか。
○種田誠君 実は、その辺のところは非常に議論のあるところでありまして、そこまで認めてない方も税法学者の中にはたくさんおるわけです。したがって、この辺はこれから我々政治に携わる上で、厳密に私たち政治家が政治活動をしていく上で認められる必要経費とは一体何なんだろうかと、ここを議論しな...全文を見る
○種田誠君 みずからの手を縛っても仕方ないんじゃないかと。
○種田誠君 先ほど冒頭伺ったように、政治家の政治活動関係の必要経費に関して、余り残念ながら領収書と疎明資料はないケースが多いということですから、まずここから改めていこうじゃありませんか。  総理はみずからの政治活動に関して、領収書をつけて、今言われたような形で来年度から確定申告...全文を見る
○種田誠君 そこで、もう一つ伺いたいのは、政治資金の調査を難しくしている理由が実はあるんだと、こういうことが昨今マスコミはもとより識者の方からも言われております。  国税庁、どういうところに政治家の資金調査をすると難しいところがあるんでしょうか。
○種田誠君 そればかりじゃないと思うんですよね。問題は、じゃ今言ったように政治資金をいただいた、政治資金規正法にのっとって、当然領収書を発行するんですから領収書入っているでしょう、入ってないのがおかしいんであって。  それからさらに、もっと難しいのは、先ほど来議論したように、政...全文を見る
○種田誠君 それじゃ、平成二年の衆議院総選挙前になされた金丸さんの政治資金五億円、この扱いに関して、五億円が入ったことは間違いない、しかしながら政治資金規正法の量的規制違反であるという形で終わってしまいましたけれども、これに関して国税の方で所得税法違反という形で課税をする余地とい...全文を見る
○種田誠君 あわせてこの問題に関して法務省の方にも伺いますけれども、政治資金規正法に違反するような形で取得した金だけれども、この金が現実に、それを例えばある政治家から受け取ったという人が受け取っていなかった、その金はいったかどうだかわからない、そういう状態の場合、これは最初に受け...全文を見る
○種田誠君 この問題だけを議論していってもまだまだ尽きないんですけれども、ちょっとまとめてみますと、一つには、政治資金に関しまして入りの問題として、やはりもらったらば必ず領収書を出す、政治資金規正法の範囲の中で。それからもう一つ、世間一般の方が、いわゆる中小企業の社長さんや自営業...全文を見る
○種田誠君 それじゃ、もう少し専門家である法務大臣、今の私の見解は多分国民一般の方の物の見方だと思うんですよ、いかがでしょうか。
○種田誠君 これは今、日本の政治がまさに危機に瀕しているときに、私たち一人一人の政治家が国民の声を真っ正面から聞いてこれにどうこたえようかということでございますから、ほかの省庁にやらせようとかやらせまいじゃなくて、きょうお集まりの閣僚の皆さん方、今度の閣議の中で御検討していただき...全文を見る
○種田誠君 そうですよね。総理はその後に、この予算が通ったら直後に追加経済対策を打ち出す意向があると。さらには自民党の幹事長の梶山さんも、今国会中に十数兆円の前臨時国会以上の大型補正予算を組みたい、こういう発言が続いているわけであります。  私は参議院の予算委員の一人として極め...全文を見る
○種田誠君 いずれにしろ、今まさに参議院で私たち来年度予算を真剣に議論しながら景気回復に向けて精いっぱいの努力をしているところでございますから、その辺のところを十分配慮していただきたいということです。  そう言いながらも、さらに景気の状況は来年度予算が通ってもなかなか厳しいんじ...全文を見る
○種田誠君 まさに大蔵大臣の今の発言が参議院の予算委員会にふさわしい発言なんですけれども、もう既に車は走り出しまして、大蔵省はいや新建設国債はだめであって何としても財投資金の大幅積み増しをして、そのためには弾力条項を発動していきたい、こういうふうなことがあたかも大蔵省が見解を表明...全文を見る
○種田誠君 私も、今、大蔵大臣が述べられたいわゆる建設国債の対象となるものの範囲というのはやっぱり歴史、社会情勢、そういうのによって変わってくるだろう、当然だろうと思うんですね。  その場合、ただ問題なのは、今、日本が財政法四条によって例外的に認めていく建設国債、六十年償還と、...全文を見る
○種田誠君 今、大蔵大臣申していただいたことが出発だと思うんですね。やはり時代の大きな流れ、今日の経済の状況、そして、私たちがこれからの子供たちに先行投資として出すものもさまざま変わってまいりますから、ぜひとも財政法四条をそれこそ弾力的に運用してみたり条文にこだわらず新しい条項を...全文を見る
○種田誠君 ところが、単にその目標が達成されないということではなくて、平成四年、平成五年度の予算、補正予算を拝見しておりますと、国債依存度が極めて大きくむしろ伸びてしまっている。そして、このままいきますと、公共事業の基本目標達成ということと兼ね合わせてみますと平成十二年には何と二...全文を見る
○種田誠君 さらにもう一つ、去年、ことしの予算を拝見しておりますと、いわゆる財政投融資関係のお金が急激に増加しております。そして、むしろもう今日的には一般会計との比率では六四%、三分の二になっているとこういうように計算されておりますけれども、こうなってまいりますともう歳出の肩がわ...全文を見る
○種田誠君 総理、私も今大蔵大臣が述べられたような視点に立った上で、さらに今この時期に、日本の財政のあり方の中における国債の問題、さらには財政投融資の問題、さらには法人税のいわゆる安定化基金みたいなのを何とかつくっていったりするとか、さらには直間比率の見直しをして、私たちのこれか...全文を見る
○種田誠君 総理にも伺いたいんですけれども、今、大蔵大臣と議論させていただきましたけれども、まさに歳出歳入両面にわたって、私自身も今まさに構造改革、企業のリストラと言われますけれども、税制、財政リストラの時代じゃないかと思うんですね。総理の御見解をいただきたいと思います。
○種田誠君 次の質問ですけれども、現在、日本においても不動産の証券化、小口化、こういうのが進行しております。ところが、これによって去年からことしにかけて何と七千人以上の方が被害をこうむっておる。それは日本に不動産の小口化商品が出始めたにもかかわらずこれを想定した法律がない、こうい...全文を見る
○種田誠君 ところで、参考までに伺いたいんですけれども、この種の商品はもう欧米で大分早いうちから実行されております。そこで、ドイツ、アメリカ、それぞれ投資家保護やいわゆる業者の指導のためにどういうふうな形がとられているか述べてください。
○種田誠君 警察庁か法務省に聞きたいんですけれども、この種事例で刑事事件になるということがあり得ますでしょうか、また、なっているケースがありますか。
○種田誠君 この不動産の証券化、小口化というのは、まさに都市開発のプロジェクトを行う上で極めて有益な私は手段でもあるだろうと思うし、それから資金調達にも便宜の図れる制度なんですね。したがって、これは私はいい方向にリードしていく必要があるだろう。そういう意味で、投資者を保護しながら...全文を見る
○種田誠君 この問題は私は、まさにバブルの崩壊した不動産が安定しているときに保護立法なり規制立法というのをつくっていくべきだろうと。宅建法は一時的な取引であってこれは対象になりませんので、ぜひつくり上げていただきたいと思います。  最後の質問ですけれども、昨年も私伺っておるんで...全文を見る
○種田誠君 ところが、厚生省の方を見ましたら、補助システムがあるのが焼却炉が設置後八年未満、日量百トン以上のごみ、そういうものに対してだけ四分の一の国庫補助だと。これではちょっと地方自治体がやりきれないと思うんですが、この込もう少し改善する余地はございませんか。
○種田誠君 最後の質問ですけれども、最近、東京都の後楽園に下水道の余熱を利用しての地域冷暖房システムをつくる、こういうような報道がなされておりました。このことについて報告をしていただいて、これに関しても積極的に進める方向で対策を練っていただきたいと思うんですが、御見解を伺いたいと...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○種田誠君 私は、本日の質疑に先立ちまして、若干の時間ではありますけれども、今日の建設業界の諸問題について大臣にお伺いをしたいと思います。  金丸元副総裁が不正蓄財、所得税法違反等によって逮捕されてから連日のように建設業界の体質露呈、ゼネコンのやみ献金、不明朗な建設業界の入札、...全文を見る
○種田誠君 建設大臣の決意のほどはわかりますが、きょうの新聞によりますと、一面トップで「清水建設 献金リストに五十七人 五ランク 実力者ズラリ SA金丸前副総裁、竹下元首相 宮沢首相、渡辺外相はA 三塚、小沢氏も」。これがトップ記事の見出してあります。  これは全国に報道されて...全文を見る
○種田誠君 今、建設大臣がおっしゃられたように、やはり私たちも政治に携わる上で多くの皆さんから政策的にも資金的にも支えていただいて、公明正大な立場に立って政治を行っていく、私も同感であります。私もまた、大臣が茨城県の中でそのような視点に立ってこれまで政治をしてきたということに関し...全文を見る
○種田誠君 私、この前の予算委員会で総理以下皆さんに問題を提起いたしました。私たちも政治に堂々とかかわって、国家、国民のための政策を展開する、そういうことでどうしても必要な経費があるというなら、政治献金も堂々といただきましょう、堂々と領収証を発行しましょう、そして、必要経費に関し...全文を見る
○種田誠君 ぜひ、今日大きく信頼が失墜している、この失った信頼を回復していくということは極めて大変だと思うのですね。したがって、建設省、まさに建設業法を厳正に適用をして、しかも建設省も金目の問題に関しましても真剣にこれから取り組んで指導をしていただきたい、このように思うわけてあり...全文を見る
○種田誠君 やみ献金と言われるものが、実は、本来公正に行われなければならない入札制度などにも背後で深く絡まっておる、こういうふうな指摘もこの間毎日のようになされているわけであります。  そこで、問題は今日の入札制度。ある識者は一般入札にしなさいと、こういう指摘もあります。いや、...全文を見る
○種田誠君 公正取引委員会の方に伺います。  公正取引委員会も過般の埼玉の事件等についていろいろな角度から調査をし、一定の処分をなしてきたところだと思うのですけれども、一つ伺いますが、仮に今回の山梨の件だけではなくて一般論としても結構なんですけれども、入札に際してあらかじめ、こ...全文を見る
○種田誠君 公正取引委員会では、今回の金丸事件にまつわる山梨県の建設業界のあり方に関して調査なり何らかの検討をしていく、そういう行動というのは今お持ちでしょうか。もう既に動いておりますでしょうか。
○種田誠君 まだまだ建設業のあり方とさまざまな不透明な金銭にまつわる事件の解明が重ねられていくだろうと思うのですけれども、問題は最終的な結論が出ていない段階で建設省の対応をと言ってもこれは無理がどば思います。もう既に冒頭述べたように、今日時点までにおいて幾つか提起されたこれらの問...全文を見る
○種田誠君 次に、今日の景気対策との関係でお伺いをしたいと思います。  昨年の補正予算、さらに今審議されております本年度予算の七五%前倒し、こういうふうなことが今予定をされておる。さらにはまた、本年度じゅうに大型の補正予算をなどという話もありますが、何か公共事業の進捗状況が極め...全文を見る
○種田誠君 これも一つの見解だと思いますけれども、公共事業が景気対策という視点からこれからもかなり上積みされていく、そういう状態に関して、建設業界そのものもこのままいきますと本年の七、八月ごろからまさに消化不良の状態まで至ってしまうのじゃないかと、こういうふうなこともささやかれて...全文を見る
○種田誠君 そういう中で、三月期のさまざまな統計などを拝見いたしますと、住宅着工の伸びが極めて鈍化しておる。個人消費の落ち込み、また重税感等々あってのことだろうと思うわけでありますけれども、どういうことが今日の住宅着工の伸びの鈍化という状態を生んでおるのでしょうか。また、今後の見...全文を見る
○種田誠君 私は、住宅建設が持つ経済効果の大きさという観点から見ますと、ぜひ景気対策という意味も含めて何としてもこの点のてこ入れをしていかなければいけないのじゃないかなと思うのですね。そういう意味で、住宅にまつわるさまざまな減税、ローン減税だとか取得減税だとか譲渡にかかわる減税だ...全文を見る
○種田誠君 そこで、関連するような質問なんですけれども、私ちょっと過般の新聞記事を読んで、これは何だと思ったことがあるのですけれども、今新しい社会資本整備、このために財源をどうしようかとか国債をどうしようかとか、こういう問題がまさに重要な課題として議論されておるのです。そういう中...全文を見る
○種田誠君 今の大臣のお言葉を伺いまして安心もすると同時に、ぜひ強力に推し進めていただきたいと思うわけであります。  そういう中で、一つ提案でありますけれども、今回の予算書などを見せていただいておりまして、その中に環境共生の住宅とか町づくりとか都市づくりとか、こういうような施策...全文を見る
○種田誠君 まさに今の地下埋設も将来ずっとこれはもう何世代も使っていくことができる、こういうのもやはり私は新社会資本の議論の対象とすべきだろうと思うし、さらには住宅なども、例えば最近建設省が一生懸命進めておりますけれども、高齢者を対象とした住宅、ことし二十万戸のようですが、こうい...全文を見る
○種田誠君 ちょっと時間がなくなってきましたので、はしょって質問をさせていただきたいと思います。  もう一つ、都市づくり、町づくりという中に、私前からこれは建設委員会でも議論しているのですが、町が発生するごみとかそれから下水、ここから出てくるものはやはり町の資源である、熱にして...全文を見る
○種田誠君 どうもありがとうございました。
03月29日第126回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○種田誠君 きょうは道路整備に関する法案の審議ということでございますが、冒頭、残念ではありますけれども、きょうもまた日本の各紙をやみ献金疑惑、ゼネコンの諸問題、入札に対する不信の問題、こういうものが大きな記事として紙面を占めております。  私自身、過日の委員会でも申し上げました...全文を見る
○種田誠君 ぜひ今大臣が述べられたような気概に立って、省の各局においてそれぞれ課せられた任務があるわけでありますから、もう一度みずからを振り返ってみて正すべきものは正し調査すべきものは調査をして、しっかりした二十一世紀という新しい時代に対応できるような省のあり方も考えていただきた...全文を見る
○種田誠君 そこで、局長、お伺いしたいんですけれども、道路というと何か本当に、すべての道はローマにつながるとか、道には道理というものも意味としてあるとか、いろんな角度から道路というものが持っている多面的な機能とか役割とか、さらには文化的な精神的なものも道路、道というものに含まれて...全文を見る
○種田誠君 今局長が述べていただいたような変遷を経て今日の日本の道路があるということであります。  そういう道路に対して、残念ながら、国民の目は意外と厳しい目を持っています。  平成三年に総理府が世論調査を行っています。この世論調査結果などを拝見しても、日本の道路は極めて狭い...全文を見る
○種田誠君 私は、今局長が言われた日本道路の不十分さ、あえて言えば欠陥、さらには比較的な面における数字のまだ足らない、こういうものはやはり道路行政全体のあり方、そういうところからも私は大きく影響しているんじゃないかなと思うんです。  それはもちろん、道路行政そのものも歴史性、社...全文を見る
○種田誠君 ぜひ今局長が述べたような視点で私もこれからの道路行政は進めていただきたい、こう思うわけであります。  まさに国土のあり方、すなわち地方分散というか一極集中の排除というか、こういうことにも道路行政が大きくかかわっていたことは間違いないだろうと思うわけであります。そうい...全文を見る
○種田誠君 私は実は局長からこういう言葉が出てくるかなと思っておったんですが、それはちょっと違いまして、やはり私たち今政治に携わる者はもとより、世界の経済のあり方、またグローバルな視点というものの中で求められるキーワードの一つが共生、こういうふうな言葉だとも言われております。 ...全文を見る
○種田誠君 局長、共生というのは環境ばかりじゃなくて、人間の中における共生も、先ほど言ったように老人の方も子供も女性も障害者もみんなやっぱり生きているという意味での共生もありますので、そういうものも道路構造令などとの関係においてはまたそれも環境との関係で当然出てくると思いますので...全文を見る
○種田誠君 そうしますと、まさに地域高規格幹線道路などを整備しながら、今局長が述べたような視点でこの施策を進めようとすれば、面の整備というか、町づくりというか、地域づくりというか、そういうものとの関係においてこれから道路をどう位置づけてつくっていこうか、こういうことになろうかと思...全文を見る
○種田誠君 まさに今大臣が述べられたような視点でこれをこれからつくっていかなきゃならないと思うんですけれども、そのためには、例えば一つの受け皿として地域開発のプロジェクトを全国的に実行する場合にはつくらせて、十二分な地域における議論の上に、地域プランナー、また住民が参加して、とい...全文を見る
○種田誠君 すばらしい計画でもありますから、私も地元茨城の発展のためという意味からも勉強をさらにしていきたいと思いますので、ぜひその計画についてはよろしくお願いをしたいと思います。  先ほどちょっと道路の緑化のことについて伺ったんですけれども、これも私、前々からこの委員会でも提...全文を見る
○種田誠君 私自分でも運転いたしますので、常磐道をよく日曜日などは時間があれば子供などを乗せて走ったりするんですけれども、いいですね。中央分離帯に、もうちょっと早いときだったらカンツバキが咲く、サザンカが咲く、ピラカンサが実る。また、分離帯にそれぞれ季節季節の花が植えてある。 ...全文を見る
○種田誠君 この施策を展開する上で、その課題が大きければ大きいほど財源の問題というのが重要視されてまいります。今日の財源構成なども、これは従前来ずっとやってきた財源構成で、財投の割合とか一般財源、特定財源のような割合も決まっておりますけれども、これも新しくまさに大きく道路行政が変...全文を見る
○種田誠君 ぜひ今日の時代に即応した、そしてまた、先ほど来議論してまいりましたように、道路に求められる多くの利用者、生活をする者の方から見た道路、そういうものにも耐えられるような構造令の改正を検討していっていただきたい。私どももこれらの議論には積極的に参加をしてよりよい道路構造令...全文を見る
○種田誠君 どうもありがとうございました。
○種田誠君 私は、ただいま可決されました道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を...全文を見る
04月01日第126回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○種田誠君 社会党の種田でございます。  私、冒頭まず、日債銀が金丸自民党前副総裁とのワリシンの取引を始めたのはいつごろからであって、そして今回脱税事件で捜査が始まる時点までで総額でどのくらいになってきたのかその推移、さらには、生原元秘書に関してもその点を伺いたいと思います。
○種田誠君 はい。
○種田誠君 過般の三月十二日の小針福島交通会長に対する証人尋問では、小針会長は五十四年もしくは五十五年ごろに私は金丸さんに対してワリシンの購入を勧めた、こういうふうな証言がなされておりますけれども、あなたの今のお述べになったお話によりますと、六十一年七月だと言いますけれども、その...全文を見る
○種田誠君 そうしますと、今のあなたのお答えのように、六十一年より前にも金丸氏とのワリシンの取引はあったけれども、それに関しての今詳細の残しているものがないのではっきり言えないと、こういうことですね。
○種田誠君 今の「はい」というのは記録にどとめてもらいたいんですが。  それで、もう一つ金丸関係で伺いますけれども、実際、日債銀において金丸担当者、専ら金丸さんのワリシン購入に当たっての手伝いをしてきた、こういうふうな担当者はおったわけですか。
○種田誠君 そうしていたということは具体的に日債銀さんの中にも専ら金丸事務所から連絡があれば担当としていた者がいたと、こういうふうに理解していいわけですね。
○種田誠君 聞くところによると、もう既に当時の担当者は大阪支店や名古屋支店の方に異動してしまっておるということでありますので、その辺のところ今後十分な事情を聴取して、どういう経過があったのか、そういうことについても十分調査をしておいていただきたいと思うわけであります。  次に、...全文を見る
○種田誠君 私が聞いておるのは政治家じゃなくて、金丸氏以外の名義のもとに身内の者、夫人や兄弟やそういう者が口座を開いていることがあるかということです。
○種田誠君 その点は十二分に調べてくるようにというふうに申しつけておいたわけでありますけれども、昨日の新聞報道によりますと、七、八人の国会議員がワリシンを所有しておると、しかもこれは一人以外はほとんどが日債銀の方にワリシンを預託しておると、さらには竹下元首相関係においてはその政治...全文を見る
○種田誠君 調査をしてこいと言ったのが、なぜ、じゃ調査をする必要がないと思うんですか。(発言する者あり)
○種田誠君 日債銀は東京地検特捜部に大口顧客の関係書類を提出しておりますね。
○種田誠君 そうしますと、先ほどの国際条約に基づく三千万円以上の顧客の関係するリストというのはございますか。
○種田誠君 それを東京地検に提出しておりますか。
○種田誠君 どういうものを押収されていったか、また任意提出したか、それは書類として残っているじゃないですか。調べてきなさいと言ったでしょう。
○種田誠君 この問題に関してはここで押し問答していても仕方ないので、ぜひ本委員会の国政調査権に基づいて日債銀の方に対して提出命令を求めたいと思いますが、委員長の方でお取り計らいを願いたいと思います。
○種田誠君 それでは、次の問題に移ってまいります。  日債銀の出資会社に日本トータルファイナンスという会社があると思います。従前の商号は千代田ファイナンスといったファイナンス会社ですけれども、いかがですか。
○種田誠君 旧会社名が千代田ファイナンス、このファイナンス会社が、稲川会の会長をしておる石井進、亡くなった方ですけれども、この方がオーナーの岩間開発というゴルフ場開発会社に昭和六十二年の十二月に百十億円を融資をしていると思うんですが、これはどういういきさつで融資をしたのか答えてい...全文を見る
○種田誠君 百十億円といえば膨大なお金ですね。しかも、日本トータルファイナンス、かつての千代田ファイナンスの社長は元日債銀の役員であった三登社長ですね。三登社長は前の頭取であった頴川さんの部下として日債銀で働いていた方だと思うのですけれども、この方は竹下元総理の遠縁に当たる方でも...全文を見る
○種田誠君 元総理の遠縁かどうかは承知してなくても、その前の人間関係は知っているでしょう。
○種田誠君 それは聞いてない。  日債銀の役員で、頴川さんのもとで働いていた方で、そこから千代田ファイナンスに行った人間でしょうというふうに聞いているんです。
○種田誠君 そう言えばいいんです。よく聞いてから答えてください。  問題は、この百十億円は回収になったと聞いておりますか。
○種田誠君 じゃ、いつ百十億円はどこから回収になっておりますか。
○種田誠君 どこからそのお金が返済になっているか。岩間開発から返済なのか、それとも岩間開発以外の例えば債務保証をしていた東京佐川急便から回収になっておるのか、その辺のところをはっきり述べてください。
○種田誠君 原資の出どころがどこかわからないのは、これは仕方ないと思うんです。  ただ、どなたがお金を返したのか。岩間開発から返してもらったのか、債務保証をしていたと言われる東京佐川急便から返してもらったのか、その辺のところを教えてください。
○種田誠君 そうじゃないところにこの問題の重要な課題があるわけです。  この問題に関しても、後刻、他会派の委員からの質問やら午後の平和相互の兄会長の田代さんの方からもこのことは関係してくるだろうと思いますので私はやめておきますが、最大のポイントは、岩間開発に百十億円の金を三登社...全文を見る
○種田誠君 それでは、この問題については今述べましたように後ほどの質問にゆだねてまいりたいと思います。  次に、福島交通関係てちょっと伺いたいと思います。  先ほど自民党の委員の方の質問を聞いておりますと、今日、福島交通株式会社への融資はない、エフ・アール・イーというかつて福...全文を見る
○種田誠君 そうです。  今現在、ですから、福島交通にはもうないけれども、その不動産のエフ・アール・イーならエフ・アール・イーに幾ら残っておるかと。
○種田誠君 伝えられるところによると、五百四十九億円ぐらいの不良貸し付けとして残っておると、こういうことでありますけれども、この貸付金、担保関係、さらには利息関係、どうなっていますか。
○種田誠君 昭和五十五年から利息は一切入っていないし、当時まだ福島交通という会社への融資だったと思いますけれども、この関係の貸し付けは日債銀さんもすべてコンピューター処理しておると思いますけれども、このことだけはコンピューター処理から外して別帳簿で処理をしているんじゃないですか。
○種田誠君 ちょっと六十年から六十一年ごろのことについて聞きますけれども、当時、私が調べたところで七百八十億円ぐらいの不良貸し付けがあって、それを貸し倒れ償却ということで二百億円ほど償却しておりませんか。
○種田誠君 御容赦じゃなくて、二つあるんですよ。一つは、六十年から六十一年ごろにかけてそれまであった不良貸し付け七百八十億円、それのうち二百億円を貸し倒れということで償却をしていることがあるか、あったらなぜそういうことをしたんだと、こう聞いているわけ。
○種田誠君 押し問答していても仕方ないんですけれども、日債銀さんはこれまでの間に日銀の考査を受け、大蔵の調査を受け、五十九年には東京地検の調べも入っておる、何回やってきましたか。そういうところに大きな問題があるんですよ。ですから、国会において、これから本当に日債銀の建て直しを図っ...全文を見る
○種田誠君 これは私、このこともどうしても理解できないから調査をしておくようにと申し述べた件であります。普通の銀行ではこういうことは考えられない。  その後、何と昭和六十年には東京佐川急便かごの物件の所有権を得ているわけですよ。そして東京佐川急便が大きな融資もしているわけですよ...全文を見る
○種田誠君 私は今まで、今回の国会の質問に立つに当たって日債銀と福島交通の関係を調べました。私の弁護士としての常識からいえば、これは担当者は商法上の特別背任ですよ。そう言われても仕方がない。今捜査が入れば、時効でない限りは御用になるケースだと思うんですよ。そういうふうには思いませ...全文を見る
○種田誠君 この点は後刻に譲りたいと思います。  最後に私の方からの質問としては、丸金コーポレーションというのを知っておりますか。
○種田誠君 日債銀の出資会社である日債銀モーゲージというのが大変な融資をしておりますね。日債銀も融資をしておりますね。日債銀は幾らの融資をして、子会社のモーゲージは幾らの融資をしていますか。
○種田誠君 私の調査では三十五億円貸しているはずですね。  そもそも日債銀モーゲージの二百一億円というのは、日債銀が平成三年十二月に要請をしてモーゲージの方に債券を移転した、こういうものじゃありませんか。
○種田誠君 丸金コーポレーションという会社の社長さんは、金丸元副総裁の後援会の地区会長などもしていたという人間でありますけれども、問題はこういう関連の会社に日債銀もしくは日債銀の系列会社が金を出すに当たって、これはあなたの方で、先ほど担保とかそういうのは調査をしたと言いましたけれ...全文を見る
○種田誠君 私からの質問の関連で、大脇委員の方からお願いいたします。
04月08日第126回国会 参議院 建設委員会 第5号
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○種田誠君 流通業務市街地の整備促進に関する法律の改正につきましては、私は基本的にこれに賛成をし、より内容を拡充していただきたい、こういう視点から質問をさせていただきたいと思います。  大臣の方に届いておると思うんですが、平成五年、ことしの三月二十五日に茨城県の県議会の方から本...全文を見る
○種田誠君 この意見書に記載されておりますように、当私の選挙区でもあります茨城県も常磐道が開通をし、今まさに常陸那珂港という太平洋に面した地区から栃木県、群馬県に向けての北関東自動車道の工事が進められております。さらには圏央道なども今着実に工事が進捗をしている状態です。高速道路網...全文を見る
○種田誠君 この流布法、昭和四十一年に制定されているようでありますけれども、過去の会議録を拝見したところ、地元の竹内知事が当時都市局長として委員会で大分本法の将来に対する大きな課題と夢を基軸にして説明をしている記述を拝見したわけであります。私も建設省などの指導によりましてできた福...全文を見る
○種田誠君 今、局長が述べられたように、基本方針の策定に当たってはこれを都道府県知事の方にゆだねていく、まさに地方分権さらには地域のことは地域の方に任せていく、そういう大きな流れの中での一つの結論だと思うんですね。  私もこれは非常にすばらしい方向へ向かっているというふうに思う...全文を見る
○種田誠君 ぜひ、この都計の中央審議会の答申、今日における流通業務を進める上での町づくりや都市づくりとの関連で一つの重要な問題を指摘しておりますから、こういう方針に従って一層の促進をしていただきたいわけであります。  その意味で、今回の改正の中で流通業務地区内の立地規制の緩和等...全文を見る
○種田誠君 指定がなされて基本指針や基本方針が定められ都市計画が決定されるということになりますと、もう本来個人の権利というのはこの都市計画の範囲の中でしか主張できないわけでありますので、むしろ私はこれからの都市計画の決定後の権利義務関係に関しての法の整備、さらには土地区画整理事業...全文を見る
○種田誠君 今回の法案の一つの大きな特徴でありますけれども、先ほど来局長にも答弁をいただいております都道府県知事への権限の委譲ということの流れの中で基本方針を知事が策定する、こういうふうなことになるということでありますが、現実にまず国の方で基本指針をつくるに当たっては、一体これは...全文を見る
○種田誠君 ぜひ、都道府県知事に基本方針づくりを委譲したということでありますので、先ほども申し上げましたけれども、この流通業務施設をつくっていくに当たっては、地方の都市づくり、町づくり、そういう中での効率的な物流、そういう視点からさらにこれを推し進めるようにお願いをしたいところで...全文を見る
○種田誠君 大臣、私御提案いたしました、茨城県の方でも一生懸命今建設省ほか他省庁にも意見書、要請書などを提起しておりますけれども、それに対して局長の方でも、非常にそれは時宜に適して今度の法改正の流れにも合う、こういうふうなお考えを今述べてもらったわけなんですが、大臣も茨城県出身で...全文を見る
○種田誠君 よろしくお願いします。  終わります。
○種田誠君 私は、ただいま可決されました流通業務市街地の整備に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  ...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○種田誠君 ただいま趣旨説明のありました土地区画整理法の改正の質疑に入る前に、一言大臣にお尋ねをしたいことがございます。  きょうの新聞を拝見しておりましたら、またテレビなどを見ておりましたら、大臣も入られました自民党の有力中堅政治家の集まりの中で、今国会で政治改革法案が通らな...全文を見る
○種田誠君 政治全体が大きく揺れ動いているときであります。二十一世紀まであと七年を数えるぐらいの日時になっておりますので、ぜひ政治改革の貫徹のためにも大臣においても頑張っていただきたい、こう思うところであります。  それでは本日の法案の質疑に入らせていただきたいと思いますが、土...全文を見る
○種田誠君 今局長の方から御説明があったわけでありますけれども、私は、この法律の最も重要な理念というものは、土地の利用の転換を一人一人の私的土地所有権者の所有権の中から生まれてくる自由な土地利用、こういうことにゆだねるのではなくて、むしろ土地の所有権者はもとより、土地を利用してい...全文を見る
○種田誠君 そういうことを前提にして、昨年の六月に閣議決定をされた生活大国五カ年計画、この計画の中に盛られておる住環境の整備や、さらにはそれを支える都市施設、公共施設の整備、拡充、こういうことを行っていく流れの中にこの法律が大きく寄与をしていく、こういうふうに位置づけられるんじゃ...全文を見る
○種田誠君 局長、それでは困るんですよ。何か製品を供給する、我々の日常製品を供給するなら、安定的に余り変動なく供給されればいいわけです。ところが、やはり昭和四十年代よりも今日の方が例えば都市基盤整備に対する国民のニーズが高まっている、しかも私たち、間もなくやってくる高齢化社会や、...全文を見る
○種田誠君 ぜひ私が申し上げたような視点もお忘れなく念頭に置いて努力をしていただきたいと思うわけであります。  要は、過般の国会で土地基本法が制定をされて、そして昨年は都市計画法、その前に大都市法とか生産緑地に関する法律とかがございまして、昨年は都市計画法の改正がなされてきた。...全文を見る
○種田誠君 いずれにしろ、先ほど私この土地区画整理事業の推進に対して、行政は少し怠けているんじゃないかと、こう申し上げましたけれども、このことにも今局長いろいろと弁明されておりましたが、そんなに難しいことなら何で過去にはそういうことが容易にできてきたのか、さらに、これはもう全国の...全文を見る
○種田誠君 どのぐらいかかるか。
○種田誠君 であるならば、あと二月ぐらいでできる調査ならば、何で国会審議前にやっておかなかったんですか、このことがこの法案の審議の一番ベースになる基礎資料なんですよ。これは私は国会軽視甚だしいと言わざるを得ません。大臣、この辺のところ、しっかり指導してくれませんか。
○種田誠君 しっかり行っていただきたいと思います。  そこで次に、今回の法改正の前提になったのが昨年十二月の都市計画中央審議会の答申であったろうと思うんです。この答申、私は極めて重要な問題提起をしていると同時に、この答申に書かれているような形で区画整理事業が施行されていくならば...全文を見る
○種田誠君 今局長から紹介していただいたように、私はいずれも極めて重要な問題を提起している答申の内容じゃなかったかなと思うんですね。それで、局長も述べておったように、今回の改正というのは宅地利用促進策に関してのものだけだ、あとほかに四つぐらいを述べられたわけですけれども、そのこと...全文を見る
○種田誠君 先ほども私述べたように、土地基本法が制定され、それに関係して都市計画法はもとより関連する法律が土地利用の視点から大きく改正をされてきているわけでありますけれども、まさに今局長が述べられたような難しい問題、このことに積極的に取り組んでいかないと土地区画整理事業の目的の達...全文を見る
○種田誠君 今の局長の答弁聞いていただけでは私はどうも納得もできないし、むしろ何か土地区画整理事業の改正に当たって時代に逆行しているんじゃないかな、そういうふうな思いすら持たざるを得ないわけであります。  先ほど私冒頭に言ったように、これは国がああやれこうやれ、自治体がああやれ...全文を見る
○種田誠君 私は、ただいま可決されました土地区画整理法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読...全文を見る
05月11日第126回国会 参議院 建設委員会 第8号
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○種田誠君 法案の質疑に入る前に二、三質問をさせていただきたいと思います。  昨日の新聞を見ておりましたら、大きな記事で「建設省予算に「大臣裁量枠」」と、こういう報道がなされておりました。中を読んでみますと、これが正しい発言がどうかは別にしても、大臣裁量枠が存在する。「むやみに...全文を見る
○種田誠君 この問題は、決して今回の報道だけの問題ではなくて、過般においても、これは別な新聞でありますけれども、「「個所付け」作業 最後の攻防」なんという記事の中にも、隠し財源の存在が疑われるんではないか、こういうような問題提起で報道もされてきたところであります。  行政の透明...全文を見る
○種田誠君 今、局長の方から指摘になっている問題などを背景として、今回の法案はまさにそれらの問題にプラスの形から大きな寄与ができるんじゃないかな、こうも思うわけであります。いずれにしろ、先ほど述べましたように、住宅の着工戸数というものが経済に与える効果は大きなものですから、一層こ...全文を見る
○種田誠君 この財源の問題をしっかりこれからつくっていかないと、ますます住宅というものに関してのいわゆる行政の支援体制というものが求められてくる、こういう一面がどうしても生まれてくるわけであります。特に高齢化社会、ノーマライゼーションの社会という視点から。  ですから、率直に言...全文を見る
○種田誠君 ねらいを達成するに当たっての特徴ある手法を続けて述べてください。
○種田誠君 今の局長の説明を伺っていまして、本当に一つ一つなるほどな、もっともだと、こう合点がいくわけであります。私自信、今、党内で住宅基本法をまとめ上げようとして、公明党さんや民社党さんや連合さんや何人かの議員の皆さんと議論をしているわけでありますけれども、その議論の中でも実は...全文を見る
○種田誠君 私も、その見解もある程度やはり慎重に社会の反応を見ながらやっていかなきゃならないことはよくわかるし、その難しさもわかるんです。  それで、今ここで思いついたことですけれども、新規住宅を民間がつくっていく、そういう場面に対して、いわゆる公的な家賃補助ばかりでなくて、住...全文を見る
○種田誠君 大臣にそう言われてしまいますと、もうこれ以上質問をする意味合いがなくなっちゃうんですけれども。  あと大臣に答えてもらいたいのは、そうであるならば、私もこの法案が成立した暁には可能な限りこれ宣伝に努めまして、二万戸で追いつかないというような状態をつくるために努力をし...全文を見る
○種田誠君 こういう民間の住宅に関する公的な支援というものをさらにこれから積み重ねて日本の全体の住生活をレベルアップする、これは重要なことです。と同時に、やはり本来住宅というのはこういう形であるべきではないだろうかという新しい住宅というものを国民に示していくことも必要だろうと思う...全文を見る
○種田誠君 局長も、この環境共生住宅の先進国がドイツであって、そのドイツの中でもハンブルク、この町がもう何年も前からこれを実行している、こういうことは御存じだと思うんですが、局長は見てきたことがありますか。
○種田誠君 それは局長、文献で見るなら私も文献でも見ているが、私はでも岡部先生なんかと一緒にハンブルクに行ってそういうのを見てきているんです。実際新しいこういう計画をやろうとするならばこれは惜しまないで、ちょっと忙しいかもわかりませんが、もう先駆的にそういうことをやっているんです...全文を見る
○種田誠君 ぜひ、今国会中は忙しいと思いますから、今国会が終わったら大臣の今の言葉を必ず実行する、そして次の国会には建設省の方から報告をいただけると、そのことを期待いたしまして、私の質問を終わりにしたいと思います。
05月13日第126回国会 参議院 建設委員会 第9号
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○種田誠君 私は、ただいま可決されました特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、民主改革連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案分を朗読いたします。  ...全文を見る
05月19日第126回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
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○種田誠君 まず長谷川先生にお伺いいたします。  先生の方のレジュメにも、これからの課題として、都市計画や住宅宅地の計画的供給、こういうことが指摘されております。もとより日本も都市計画に関してはかなり長い実績を持っておりますし、さまざまなバラエティーに富んだ施策も、町づくり、都...全文を見る
06月04日第126回国会 参議院 建設委員会 第10号
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○種田誠君 きょうは、参考人のお三方には大変お忙しいところを建設委員会の方に御出席をいただきましてありがとうございます。  前田参考人、國島参考人には入札制度等に関してのそれぞれのお考え方、そしてまた、伊藤参考人には日本建設業団体の立場に立っての入札や今日の建設業をめぐってのさ...全文を見る
06月07日第126回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○種田誠君 私は、冒頭、昨今大きな問題を提起しております核拡散防止条約に関するアメリカと朝鮮の間における協議の件について、総理にお伺いをしたいと思います。  新聞の報道などによりますと、朝鮮への訪問団のビザが発給停止になった、さらにはアメリカでの会談も決してよい方向に進んでいな...全文を見る
○種田誠君 総理は七月に予定されておりますサミットでも、この核拡散防止条約の体制の充実強化、こういう問題も提起していきたいような意向があるというようなことが報道されておるわけでありますけれども、そういたしますと、まさに条約の充実、さらには拡大を図るということに関して、今日起こって...全文を見る
○種田誠君 ぜひ、先ほど座視しているというふうな表現を使いましたけれども、そういうことではなくて、やはり朝鮮の近くにある国として、この米朝会談のさらなる積み重ねというか、そういうことも何らかの機会を通じて総理には努力をしていただきたいと同時に、先ほど総理からも、直ちに経済制裁を安...全文を見る
○種田誠君 それじゃ、大蔵大臣、お願いいたします。
○種田誠君 聞くところによると、五月だけでも三十億ドルぐらいの協調介入を行ってきたと。一日の世界の市場の動きが八千億ドルぐらいですから大した金額じゃないとは思いますけれども、そういう形でこれからこの円高というものに対して対処していくということが妥当なんだろうか。  今回の円高と...全文を見る
○種田誠君 そう言いながらも、先ほどもお話が出ていましたけれども、アメリカのベンツェン財務長官の発言、こういうものが微妙に、微妙にというか、正確に市場に影響を与えて今日の状況をつくっているというようなこともやはり私はあながち否定できないんじゃないかなと、こう思うわけですね。  ...全文を見る
○種田誠君 日銀総裁、今のような話を聞いておって、日銀としてこれまでとってきた態度に関しては正しいと、こういうふうな御認識ですか。
○種田誠君 先ほど松浦委員の質問にも出ていたことですけれども、今後の公定歩合等に関するいろいろな見方もありますけれども、日銀としてこの点についてどういうふうな見通しを持っておるのか、もう一度、その辺ちょっと述べていただきたいと思います。
○種田誠君 バブル景気を生みバブルの崩壊を生む過程の中で日銀がいろいろ果たした役割も極めていろんな意味で重要視されているわけでありますから、ぜひ慎重かつ適切に対応していただきたいと思います。  この点につきまして最後に、先ほど総理の方において、貿易黒字を解消していく、そういう中...全文を見る
○種田誠君 この点は私も総理も多分同じ視点に立つだろうと思いますのであえて聞きませんけれども、今おっしゃったように、社会資本の整備、高齢化社会を前にしてのさまざまな投資、こういうことを急ぐことによってまさに貿易黒字を解消していく、内需の拡大をしていく、こういうのにつながっていくん...全文を見る
○種田誠君 そこで、公共事業やさらには高齢化社会を前にした投資などがこれから大きく、現に行いつつ、また今後も求められるわけでありますけれども、この公共事業に関しまして、今日、国民は大きな不信の目というか、公共事業に対する不透明なものの存在というのを意識している、こういうふうに思わ...全文を見る
○種田誠君 それでは、最初に公取の方に伺いたいと思います。  公取の今回の建設業協会等への検査に対しましては、意外とマスコミの各論評などを見ますと冷ややかなところがあります。というのは、一つには、あそこまでいっていた談合の所在に対して遅過ぎるというこういう意味合いも込めておる。...全文を見る
○種田誠君 まさに独占禁止法のお日付役である公取が信念を持ってしっかりした調査また処置をすれば、日本の業界の透明性というのが海外にもはっきりと認知されるわけです。そういう意味で、公取の果たす役割というのは、私はこれからこそ自由経済のもとでやっていくということならば大きな任務がある...全文を見る
○種田誠君 間違ってもこういうことがまず報道されること自体に問題があるわけであって、ですから、公取に対する任務を考えれば、先ほど言ったように国民のあきらめが半ば今まであったわけですから、もう一度本来の職務を取り戻すためにも、今回の検査に関してはしっかりと国民の期待にこたえるような...全文を見る
○種田誠君 全力を傾注して調査をいただくことは大いに結構なんですけれども、この使途不明金をなくす一つの大きな方途は、現在三五%の重課税を倍の六〇%か七〇%の重課税にすることは考えられませんか、いかがですか。
○種田誠君 業界の方でも、これから使途不明金は極力削減していきたい、違法な献金は一切しないとこう決意をしているんですから、こういうことは減るわけですから、役所の方でもバランスなんて言わないで倍ぐらいのことを考えるようなことをしていただきたいと思うわけであります。  それで、余り...全文を見る
○種田誠君 時間がなくなりましたので、最後の質問に参ります。  この間、私たち野党は、社会党、公明党、民社党、民主改革連合が協力いたしまして、今般の住宅の新しいあり方、こういうのにこたえるために住宅基本法を六月一日に衆議院の方に議員立法として提案いたしました。これに関しての建設...全文を見る
○種田誠君 終わります。