田端正広

たばたまさひろ



当選回数回

田端正広の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○田端委員 おはようございます。公明党の田端でございます。両大臣におかれましては、朝早くから御苦労さまでございます。  まず、不審船の問題についてちょっとお尋ねしたいと思いますが、政府は、二月の二十五日から三月までにかけて、犯罪捜査ということで、東シナ海で沈没した不審船の調査に...全文を見る
○田端委員 ぜひ、中国に対する配慮は慎重にありながら、しかし、事実の解明を急いでいただきたい、こう思います。  それで、防衛庁長官、この事件が起こったとき大きな問題になりましたが、自衛隊の第一発見から海上保安庁に対する通報が九時間のロスがあったということは、危機管理という意味に...全文を見る
○田端委員 いろいろおっしゃいましたが、しかし、これはやはり国民的にはなかなか弁解にしか聞こえません。だから、これはもう過去のことはこととして、私は、こういう緊急事態に対し、あるいは危機管理事態に対しての今後のあり方というものを今後しっかりと検討していただきたい、そういうことを申...全文を見る
○田端委員 先般の日米首脳会談において、反テロに対しては緊密な連携をとるということが確認されているわけでありまして、その席でといいますか、その前後の米大統領の発言を見ますと、例えばイラク、イラン、そして北朝鮮に対しての悪の枢軸という表現をされたり、あるいはイラクに対しては、すべて...全文を見る
○田端委員 外務大臣、いろいろ御苦労なさっているということで、ぜひいろいろな問題に対して精力的に、また前向きにお取り組みいただきたいというふうに、陰ながら私も応援している一人であります。  大臣が就任以来、外務省の改革に十の改革という提案をされて、不当な圧力の排除とか誤ったエリ...全文を見る
○田端委員 外務大臣は、環境大臣としてこれまで地球温暖化問題、京都議定書の問題について、この二年間精力的にCOP6、COP7等取り組まれ、私も大変大臣の御努力を評価したいと思います。  いよいよことし、これが発効できるかどうかという大きなところに来ております。もう時間がないので...全文を見る
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○田端分科員 坂口大臣には、大変御苦労さまでございます。  きょうは、私は、カネミ油症患者の問題についてお尋ねしたいと思います。  この事件は、昭和四十三年という古い、三十三年も前に起こった事件でありまして、しかも、既にもう裁判等もすべて決着がついているわけでありますが、昨年...全文を見る
○田端分科員 それで、実は私たち、大変大事なことだということで、公明党の中にダイオキシン対策本部というのがございますが、私が責任者になっておりますが、先月の初めに福岡、北九州、それから福江市、玉之浦町へ、五島列島に出かけてまいりまして、初めて患者とじかに会って、約四十名近い患者と...全文を見る
○田端分科員 大臣はお医者さんでもあり、そういった意味で大変この問題に理解をしていただいてありがたく思っておりますが、PCBというものが加熱されたときに、変質して、PCDFあるいはコプラナPCBというダイオキシン類に変質する、こういうことが当時はわからなかった。しかし、今は科学的...全文を見る
○田端分科員 ぜひそういう人間味ある対応をお願いしたいな、こう思います。  もう一点大事なことは、先ほど申し上げましたが、この裁判における、原告に一たん仮払金として農林水産省から支払われた二十七億円が、返還請求が出て、これで今苦しんでいるというのが実情でございます。  つまり...全文を見る
○田端分科員 何か少しお話ございましたが、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それで、もう時間がありませんので、大臣、一九七七年に患者の中にダイオキシンがあるということがわかって、もう二十五年たちます。そして、当時はまだダイオキシン類ということがなかなか行政の中でも理解され...全文を見る
○田端分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○田端委員 両大臣におかれましては、大変に御苦労さまでございます。  私の方からは、まず、先日の日韓首脳会談等を踏まえて御質問させていただきたいと思います。この中でも話題になりましたが、ことしは日韓、サッカーのワールドカップを共催するということで、開会式には総理がソウルに行って...全文を見る
○田端委員 ところで、私は大阪の長居競技場の地元なんですが、要するにフーリガンの問題で、非常に地元では、商店街を中心に、どういうふうにしたらいいんだろうと大変心配しております。  それで、ぜひ外務省もそういう情報をきちっとおとりになり、そしてまた、日韓でもきちっといろいろと対策...全文を見る
○田端委員 これはぜひ小まめにやっていただきたいと思います。例えば横浜なんかも、商店街ではシャッターをきちっと整備して、何が起こっても大丈夫なように自衛策をそれぞれがやっているようでありますが、細かくひとつ手を打っていただきたいと思います。  防衛庁長官、そういうことがあっては...全文を見る
○田端委員 東ティモールのPKO第一陣が先日到着したというニュースを見ましたけれども、六百八十名の施設部隊が行かれて、そしてこの十五日からですか、来月から活動されるということであります。四月の十四日には大統領選挙が行われ、そして五月の二十日だと思いますが、独立記念の式典が行われる...全文を見る
○田端委員 外務大臣、この東ティモールの独立に際して、日本として、経済的なバックアップをお考えいただいていることと思いますが、国づくりに対してのサポートをぜひやっていただきたい、こう思います。なかなか産業といっても農業、農業の中でもコーヒー栽培ぐらいしかないようでありますから大変...全文を見る
○田端委員 ぜひ行っていただきたい、こう思うわけでございます。また、外務大臣、防衛庁長官等もお考えいただければ、こう思います。  私も、昨年与党の調査団として行かせていただきましたが、一つここで提案させていただきたいのは、そのときに、ポルトガルの歩兵部隊ですが、見学したときに、...全文を見る
○田端委員 先ほど来、北朝鮮の拉致疑惑事件に対しての質疑がいろいろございましたが、先般、八尾証言によって相当大きく流れが変わってきたと思いますし、また、具体的な方向がわかってきた、こういう感触を持っております。  これまで外務省はいろいろと、確かに問題もあったかと思いますが、私...全文を見る
○田端委員 以上で終わりますが、本当にこれこそ、川口大臣が外務大臣に就任されて、ここのところで明確な方向を示す、そして新しい第一歩が踏み出せるかどうか、それが大臣としての大きな使命だと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。
04月04日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○田端委員 おはようございます。大臣、副大臣におかれましては、朝早くから、どうも御苦労さんでございます。与党に与えられた三十分の持ち時間、私の方で代表して使わせていただきます。  最初に、防衛二法の改正案についてお尋ねしたいと思いますが、陸上自衛隊の常備自衛官の定数を四百五十四...全文を見る
○田端委員 即応予備自衛官の増員についてお尋ねいたしますけれども、今回は三名増員となっておりますが、これはどういうことでしょうか。
○田端委員 十四年度末で五千七百二十六名となる予定だと聞いておりますけれども、中期防、残り三年ですか、今後おおむね一万人を導入という方向とされているわけでありますけれども、そうすると、即応予備自衛官が今回三名ふえるだけであるというのは、余りにもスローペースといいますか、目標に向か...全文を見る
○田端委員 自衛隊の合理化、効率化あるいはコンパクト化、こういう目標を掲げて整備されているということでありますけれども、即応予備自衛官をふやしていくという必要性はあるんですが、その場合に、予備自衛官が即応予備自衛官の方に流れてしまうんではないか、そうすると予備自衛官の充足率が低下...全文を見る
○田端委員 予備自衛官補が、これは民間で未経験者でもいい、例えば学生であってもいい、こういうことでありますね。そして、そういう今大臣おっしゃられた教育訓練によって自衛官補から予備自衛官になるとなれば、そこで私は少し心配なのは、例えば有事の際には防衛招集がされる、その防衛招集される...全文を見る
○田端委員 これから、武力攻撃事態が生じた場合における法案が提出されて議論が進んでいくわけでありますが、そういった意味で、いざというときに日本の安全保障をどうするか、その体制の中で、今御説明のあったことで、果たして防衛出動に対応できる、そういう要員としてそれでいいんだろうかという...全文を見る
○田端委員 従事命令に関しては罰則を設けない、保管命令については罰則を、災害救助法等を適用した形で設けたい、こういうお話でございますけれども、基本は、国民の理解と善意に基づいて態勢を組むわけですから、私は、片っ方に設けて片っ方に設けないというのはちょっとおかしいなという感じがしま...全文を見る
○田端委員 まだその法案そのものが提出されていないので、詳細にはわからないわけですけれども、しかし今のお話を聞いていまして直接感じることは、つまり保管命令というのは食料とか燃料に当たると思います。例えばガソリンスタンドとかそういうことだと思うのですが、こっちは罰則規定がある。しか...全文を見る
○田端委員 これはまた法案が提出されてから議論させていただきたいと思いますが、武力攻撃事態安全確保法案の関係について、やはり基本的には、私は、しっかりとした原則をつくっていただくことが大事だろうと。例えば、憲法の枠内であるとか、集団的自衛権の行使は認めないとか、私的な権利の制限は...全文を見る
○田端委員 そこで、つまり武力攻撃、その武力攻撃は、そのおそれのある場合も含む、こういうお考えのようであります。また、武力攻撃が予想されるに至った事態、こういうことも想定しているようでありますけれども、それらと防衛出動、そしてまた防衛出動待機命令、この関係がどうも非常にわかりづら...全文を見る
○田端委員 大臣はそういう答弁をされますけれども、武力攻撃の事態というもの、あるいはおそれのある場合、あるいは予想される事態、その区分けすらなかなか国民には理解できないわけでありまして、それと防衛出動あるいは待機命令との関係というのは非常にもっとわかりづらいわけですから、もう少し...全文を見る
○田端委員 不審船の引き揚げの問題についてお尋ねしますが、先般の海上保安庁の水中テレビカメラによる調査で、自爆の裏づけになると思われるような節があるいろいろなことがわかったということが、新聞、テレビ等でいろいろ報じられております。そういう意味で、これはどの程度確証をつかんでいるの...全文を見る
○田端委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月23日第154回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○田端委員 公明党の田端でございます。  大臣初め皆さん、大変御苦労さまでございます。  京都議定書の批准、発効ということがいよいよ現実の問題になってまいりました。そういった意味では、本日の委員会も大変意義の深い委員会だなと思っております。大木大臣は大変御苦労なことだと思いま...全文を見る
○田端委員 ロシアの方、ちょっとお話なかったのであれですけれども、ロシアは一番ポイントだと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それで、山下副大臣、先般、オランダのハーグでの生物多様性条約国会議に御出席なされて、いろいろなことをお感じになったと思います。つまり...全文を見る
○田端委員 それで、これから十年、二十年という将来を展望したときに大変大きな問題になってくるのが途上国の問題だろうと思います。  アメリカのエネルギー情報局が先月発表した、今後二十年間で地球全体のCO2排出量が約六〇%ふえるであろう、それはアジア、中南米における発展途上地域にお...全文を見る
○田端委員 国内対策について、この法案の中身で一、二質問したいと思います。  京都議定書目標達成計画の策定にこれから発効されればなっていくと思いますが、今回、新大綱のときにはパブリックコメントが行われなかったという意味では私は非常に不満を持っておりますが、中環審では指摘されてい...全文を見る
○田端委員 産業界の自主的な取り組みということでありますけれども、先日、新聞のアンケート調査によりますと、自主的取り組みで十分という人は一二%、規制や制度が必要という人は七九%、こういう数字が出ています。そういう意味で、自主的取り組み、それはそれで評価するとして、それにどう客観性...全文を見る
○田端委員 この京都議定書の六%削減という大きな目標が、今回の新大綱を実施することによって本当にそれが可能なのかどうかという、そこのところが一番の、国民的にも、今のままでいいんだろうか、こういうことにもなるんだと思います。  そういう意味で、この大綱の、エネルギー起源の二酸化炭...全文を見る
○田端委員 大臣、ヨハネスブルグでの発効というものを当初考えていた、しかし、なかなか難しい。そうすると、次の目標は、例えばCOP8、十月ですか、そこで何とか、よかったということが国際会議の中で言えるようなそういう状況、こういうことが想定されるわけですが、先ほど冒頭申し上げましたよ...全文を見る
○田端委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月16日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○田端委員 公明党の田端でございます。  大臣には、大変御苦労さまでございます。  大変大事な法案なので私もさまざまな角度からいろいろと確認も含めてお尋ね申し上げたいと思いますが、まず、外務大臣、瀋陽総領事館事件についてお尋ねしたいと思います。  今回のこの事件は、国家の主...全文を見る
○田端委員 その五名がどういうふうな身の振り方になるのかをちょっとお尋ねしたんですが、そこのところをもう少し詳しく言っていただけたらと思います。  同時に、大臣、日本と中国の報告が余りにも食い違っているわけですが、これはぜひ国民に向けて、日本を信用するのか、中国を信用するのかと...全文を見る
○田端委員 そこで、事件当日、八日の朝の日本大使館における阿南大使の発言が大変大きな問題になっているわけでありますが、つまり、新聞報道によりますと、北朝鮮脱出住民が大使館に入ってきた場合には追い出せというか入れるな、こういう趣旨のことを言われたようであります。  ここのところ、...全文を見る
○田端委員 この問題は、瀋陽総領事館の副領事が大使館の公使に電話で指示を仰いだ際に、そのときにも、連れていかれても仕方がない、連行されても仕方がないような趣旨のことの答えがあったというふうに報道されておりますけれども、このことも、やはり難民を受け入れるか否かという、その姿勢がはっ...全文を見る
○田端委員 少し、ちょっと具体的なこともお尋ねしたいと思いますが、警備体制というのは一体どうなっているんでしょうか。  例えば、監視カメラとか、そういったことは必要だと思いますし、それから警察官やあるいは自衛隊出身者の方、そういうプロの方に、プロといいますか、それだけの経験のあ...全文を見る
○田端委員 この際、在外公館に関してのそういった警備上のチェックも総点検していただいて、今度こそ、そういった意味の危機管理といいますか、そういうこともしっかりとやっていただきたい、こう思います。  この問題に関しては、やはり外務省の問われている大きな、本質的な問題もあるんだろう...全文を見る
○田端委員 今回のこの武力事態安全平和確保法の審議に際して、私は、これはこれとして、万が一に備えてどうあるべきかということを議論する、これは大変大事なことだ、そういう認識でありますが、しかし、ふだんからそういうことが起こらないように、いかに平和外交、そういう努力を日本としてやって...全文を見る
○田端委員 それで、そういう視点に立って、国際平和協力支援センターという考えもあるようですけれども、例えば、NPOの皆さんとかボランティアの皆さんとか、つまり、民間の活力と官の力とで、官民一体になった、PKOではないそういう組織をつくって国際貢献をしていくという、こういうことも大...全文を見る
○田端委員 大変前向きな御答弁をいただいて、ありがとうございます。  例えば、教育とか、日本のすぐれている部分というのはたくさんあると思いますが、それぞれの国に法律を整備する場合に、日本の専門家が行って相談に乗るとか、そういう準備作業のアドバイスをするとか、そういったことも、い...全文を見る
○田端委員 いわゆる有事法制でございますが、マスコミの世論調査によりますと、何回かこれまで各紙に出ておりますが、約五〇%、四八%の人が賛成、反対が二十数%、こういう感じのようであります。そういう意味では、万が一に備えてこの法律を整備することは大変大事だという意識は国民の中にも非常...全文を見る
○田端委員 この法律は、武力事態平和安全確保法、これはつまり、理念法といいますか、基本法といいますか、一般的には包括法と言われていますが、そういう意味合いであろうと私は思います。  それで、いわゆる第一類、第二類、第三類と、国民保護を初めとした、あるいは米軍の支援に至るまで、こ...全文を見る
○田端委員 ぜひ、できるだけ早く国民の皆さんに全体の像がわかるような努力を重ねていただきたいと思うわけであります。  それで、この武力事態法については、こういう考え方をきちっと逆に整理しておかなければ、自衛隊が超法規的になるということにもなりかねないわけですから、そういった意味...全文を見る
○田端委員 それから、私権の制限については、八条において、国民の協力ということについて、国民は、「指定行政機関、地方公共団体又は指定公共機関が対処措置を実施する際は、必要な協力をするよう努めるものとする。」との努力規定を明記しております。そして、強制することではないということを私...全文を見る
○田端委員 次に、本日、官房長官の方からお示しいただいた、武力攻撃事態についての見解といいますか、政府の考え方に基づいてお尋ねをしたいと思います。  つまり、ここで言われているところの、この法律で言われている予測、おそれ、発生という三つの事態があるわけでありますが、これが大変わ...全文を見る
○田端委員 そして、そのおそれというのは、その時点における国際情勢、相手国の明示された意図、軍事的行動などから判断して、我が国への武力攻撃が発生する明白な危機が切迫していることが客観的に認められる事態、そういうことであり、自衛隊法七十六条で言うところの武力攻撃のおそれのある場合と...全文を見る
○田端委員 そして、その発生した事態でありますが、これは、自衛権発動の三要件が満たされれば自衛権の発動が認められる、そういう事態なんだと思いますけれども、つまり、これは基本的には武力攻撃が始まったときという認識なんですが、そこがちょっと微妙な問題があろうかと思います。  着手し...全文を見る
○田端委員 そういう事態の認定というのが大変大事になってくると思います。つまり、予測からおそれ、そして発生へ、こういう推移があると思いますが、そういう推移に応じて事態認定を行う、その事態認定が閣議ということになるんだと思います。そして、それが国会承認、こういうことになるわけであり...全文を見る
○田端委員 今の後半のところですが、要するに、対処基本方針が変更になったときは、その都度、これは九条の十二項ですか、準用するというその規定に基づいて国会承認手続、閣議決定、国会承認というのももう一度やる、そういう準用するということでいいんですね、変更の場合。対処基本方針が変更した...全文を見る
○田端委員 予測あるいはおそれ、発生という、武力攻撃事態と周辺事態との併存ということで少しお尋ねしたいと思います。  例えば、A国がB国の領土を攻める、そしてこの侵攻を排除するために米軍が動き出す。これは周辺事態法に基づく行動だと思いますが、そして、それに日本が後方地域支援活動...全文を見る
○田端委員 今度は、おそれに発展した場合ですけれども、おそれ事態になった場合と周辺事態、平成九年の日米ガイドラインでも、「周辺事態が日本に対する武力攻撃に波及する可能性のある場合又は両者が同時に生起する場合に適切に対応し得るようにする。」ということが明記されていて、その時点でも両...全文を見る
○田端委員 次は、今度、発生した事態と周辺事態であります。  その場合に、例えばA国が日本に向けて弾道ミサイルを攻撃してくる、こういう事態が想定されるわけでありますが、これは自衛隊法八十八条によって必要な武力行使ができる、こうなるわけでありますが、自衛隊と米軍、この関係が非常に...全文を見る
○田端委員 その点、大変大事なところなのでもう一度確認しますが、同じ国が周辺事態を起こし、そして日本に対しても攻撃を行っている、こういう場合、そのB国を守る米軍、そして日本で武力攻撃を排除しようとして頑張っている米軍と、米軍が二つあると思います。米軍が二つあるんですが、この米軍が...全文を見る
○田端委員 時間が来ましたので終わりますが、そこの最後のところは非常に大事なところと思いますので、もう少し、今後、丁寧に御答弁いただければと、こう思います。  ありがとうございました。
06月04日第154回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○田端委員 公明党の田端正広でございます。四人の参考人の皆さんには、きょうは大変に御苦労さまでございます。  最初に、永田参考人にお尋ねいたします。  長年にわたってこの法案の取りまとめに御尽力されたことについては、大変敬意を表したいと思いますが、いろいろ先ほどお話ございまし...全文を見る
○田端委員 それで、多少ちょっと危惧する点がございますので、審議会の中での議論等も踏まえてお答えいただきたいと思いますが、一つは、新車購入時にこの費用を負担して、そして現存している車については、流通している車についてはリサイクル券によって最初の車検時、こういうことになりますと、今...全文を見る
○田端委員 鈴木参考人にお尋ねしたいと思いますが、鈴木参考人とは私も、昨年、一昨年来、フロン回収・破壊法の制定をめぐって大変議論をさせていただきました。それで、ことし十月からフロン回収・破壊法が施行になるわけでありまして、そういう意味では、いわばこの自動車リサイクル法の前倒しとい...全文を見る
○田端委員 この自動車リサイクル法は、これは大変そういう意味では画期的な法律であり、私は、産業廃棄物といいますか、ごみ処理における、産廃処理における最後の大きな法律だ、こういうふうに痛切に感じますが、そういう意味においては、各社がこれからどういう素材を使って、どういう設計でできる...全文を見る
○田端委員 有害物質もたくさんあると思いますね。鉛、水銀、カドミ、六価クロム等々、たくさんまだ使用されているわけでありますから、この点についても、ぜひ国民の皆さんに不安を残さないようにお取り組みいただきたい。  それから二輪車ですけれども、これも今回は対象外になっていますが、し...全文を見る
○田端委員 酒井参考人にお尋ねいたします。  フロンの方が先に発車するわけでありまして、今そういった準備に入っているかと思いますけれども、つまり私は、経済的インセンティブがあって、そしてこれは商売になる、そういうふうに業界の方が御判断になればこのシステムがうまく稼働するんだと思...全文を見る
○田端委員 梶山参考人にお尋ねいたします。  今回の法律とEUにおける自動車のリサイクルの取り組みとの違いといいますか、その辺はどういう感じなのか。それから、先ほど来お話しになっている、あるべきリサイクルのあり方といいますか、そのことについて、なお課題として、今回、施行後、どう...全文を見る
○田端委員 どうもありがとうございました。
06月28日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第16号
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○田端委員 御紹介いただきました公明党の田端正広でございます。  きょうは、八人の先生方、どうもありがとうございます。今いろいろお話がございましたが、ざっと皆さん方の御意見を伺っていて、今ようやくこういう議論ができるという意味において、有事に関する法整備を日本国としてやっていく...全文を見る
○田端委員 ありがとうございます。  そこで、国民の保護に関する関連法案が入っていない、二年後という、先送りされているということについて、そこのところがはっきりしないから市の行政を預かる責任者としてなかなか難しい面もある、こういうお話でございますが、例えば、私は、来年の通常国会...全文を見る
○田端委員 ありがとうございます。  そういった意味で、さらにまた国会の方でもそういう方向で議論を進めさせていただきたい、こう思います。  北川先生にお伺いいたしますが、国際政治の現場でいろいろと若い青年とのかかわりの中での意見の陳述をきょうはいただきました。大変具体的で貴重...全文を見る
○田端委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、学生さんの意見の中に、予防外交、平和外交をもっとやるべきだというお話があったということをさっき御報告いただきましたが、これは大変大事な視点だというふうに思いました。ぜひ、ここのところ、そういう大きな立場でお育ていただいて、そういう...全文を見る
07月09日第154回国会 衆議院 環境委員会 第20号
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○田端委員 私は、地球温暖化問題を中心にきょうは質問させていただきたいと思います。  先週、モンゴルのバルスボルド自然環境大臣とお会いさせていただきましたが、大変驚きました。地球環境の温暖化の問題は、どちらかというと島嶼部が、海面が上がって沈むとか、こういうことかなというふうに...全文を見る
○田端委員 ヨハネスブルグには総理は行かれるような、そういう段取りになっているんでしょうか。
○田端委員 ぜひ、十年前のときのような轍を踏まないように、今回は日本が積極的に、京都議定書を取りまとめた国でもありますから、そういう意味でもリーダーシップを発揮していただきたい、こう思います。  そういう意味で、この地球温暖化の問題で、では私たち国民としてどういうことをすべきか...全文を見る
○田端委員 大臣、単なるやりますということじゃなくて、私はぜひ具体的に、どういう大きさかどうかわかりませんが、例えばこのぐらいの大きさとか、そういう意味で、まず家電製品にはそういうものをきちっと張るようにするとか、あるいは車とか、あるいは自治体、大きな企業、ビル、例えば冷暖房、水...全文を見る
○田端委員 ありがとうございました。ぜひそういう形で、これからは理屈じゃなくて実行の段階ですので、よろしくお願いしたいと思います。  そういう地球環境を守るという意味においても、私は、自然との共生、そして自然環境を、壊れたものをもう一回どう再生していくか、そういったこともこれか...全文を見る
○田端委員 そういう意味では、野党の皆さんともこれから具体的に議論をして、ぜひ成立に向けて頑張りたいと思いますが、私は、自然再生というのは、新たな生物多様性国家戦略の大きな柱ではないかと思っております。そういう意味で、この法案の中では、NPOの方々とか地域住民の方々に最初の計画の...全文を見る
○田端委員 今無理なら、ぜひ具体的に近々示していただきたい。よろしくお願いしたいと思います。  そういう意味で、私は、これから次の大きなテーマは、環境教育ということが大変大事になってくると思います。山下副大臣は積極的にこの問題に取り組まれて、いろいろ文部科学省とも協議をされたり...全文を見る
○田端委員 もう一点、森林吸収分については、これは大変大事な問題で、積極的にぜひ推進していただきたいと思いますが、ちょっと考え方で、私、少し気づいたのですけれども、この森林吸収分で、九〇年以降伐採されたもの、開発されたものはCO2の排出量としてプラスにカウントされる、こういうこと...全文を見る
○田端委員 ありがとうございました。終わります。
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
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○田端分科員 大臣には、大変御苦労さまでございます。  きょう、私は、カネミ油症の問題をちょっとお尋ねしたいと思います。  昭和四十三年、大変な大きな事件として、PCBが原因という形でこのカネミ油症事件が起こりました。しかし、その後ずっと、いろいろな研究者等の研究により、カネ...全文を見る
○田端分科員 大臣、大変御理解いただきましてありがとうございます。  実は、私、ことしの二月に福岡へ、そしてその足で五島列島の玉之浦町へ行ってまいりました。つまり、ここは集中的に発生しているところなんですが、約五十人ぐらいの患者の方から直接面談して、聞き取り調査といいますか、そ...全文を見る
○田端分科員 大臣、ぜひちょっと、人間味豊かな武部大臣としてお気持ち広く受けとめていただきたい、こう思うわけでありますが、実は、この第一次訴訟を取り下げたのが昭和六十二年六月の二十七、二十八、それから第二次の取り下げが六十二年の十一月の六日等々に、農水省が原告に対して、裁判を取り...全文を見る
○田端分科員 一生懸命やっていただくよう、それはそれでよろしくお願いしたいと思いますが、私の申し上げたいのは、やはり政治は結果責任。だから、武部大臣そのものは今責任はありませんが、しかし、農水省として、さっき申し上げたように、ブロイラーが、百七十万羽の鶏が変死するというそのときに...全文を見る
○田端分科員 大変ありがとうございます。  先月でしたか、坂口厚生労働大臣と患者代表の方と初めて会いました。患者の方も大変喜ばれて、今までなかったことだということで、そして、今また大臣の方からは、一度直接お会いしたい、こういうお話をいただきました。恐らく、もう本当に患者の皆さん...全文を見る
○田端分科員 この京都議定書の中には、クリーン開発メカニズム、CDMというのがありまして、大臣も御承知のとおり、マレーシア、インドネシア、ケニア、モンゴル等々の植林事業を、ぜひこれはまた推進していただきたいと思いますし、それからまた、先進国間における植林事業としての共同実施、JI...全文を見る
○田端分科員 どうもありがとうございました。終わります。
07月25日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○田端委員 公明党の田端でございます。  きょうは、参考人の皆さん、大変にお忙しいところありがとうございます。また、貴重な御意見、切々と訴えられて、本当に身にしみる思いでございます。  私たちも、この問題に対しては党内にプロジェクトチームをつくりまして、これまでも勉強してまい...全文を見る
○田端委員 西岡参考人、一九七〇年代、八〇年代に集中的にといいますか、起こったように思いますが、まず、この日本の関係者で、先ほど八件十一人でしたか、という正式に認定されている数がございましたが、しかし、推定数は六、七十人とかというお話もございました。その辺の状況をもう少し詳しくお...全文を見る
○田端委員 ありがとうございます。  有本さんにお尋ねしたいと思いますが、きょうは本当に御苦労さまでございます。  先般、七月の十日ごろでしたか、よど号のメンバー四人が逮捕覚悟で日本に帰るという意思表明をされているというニュースが伝わりました。それで、そういう意味では大変微妙...全文を見る
○田端委員 西岡参考人は、今のこの問題について、よど号のメンバーの帰国声明についてどういうふうに御判断なさっているのでしょう。政治的意図とかいろいろなことがあるんじゃないかと我々も思いますけれども、よろしくお願いします。
○田端委員 杉嶋参考人にお尋ねいたします。  今、よど号関係者の帰国の問題はアメリカ向けのメッセージじゃないかというお話が西岡参考人からございましたが、この問題について杉嶋参考人はどういうふうにお考えなのか。  例えば、今もお話がございましたが、悪の枢軸という、つまり、アメリ...全文を見る
○田端委員 有本さんのお母さんの方にお尋ねいたしますが、この拉致問題というのは、日米韓、これが協力するということはもちろん大切だと思いますが、しかし今回、国際社会に訴えるということで、国連の人権委員会の方を通して被害者の九人の方が働きかけているというお話を聞いておりますが、そうい...全文を見る
○田端委員 もう本当にお母さんのお気持ちというのは切々たるものがあるわけですが、今、日本の政府に対して、言いたい限りのことを、一言お気持ちを訴えていただきたい、こう思います。
○田端委員 李参考人にお尋ねいたします。  今回、瀋陽の領事館の事件もありまして、北朝鮮の人々の亡命といいますか、そういったことが今国際社会の中でも大きな問題になっておりますが、そういうことと二重にすり合わせてみて、この北朝鮮の生活、そしてまたそういうふうな現象が起こっていると...全文を見る
○田端委員 ありがとうございました。
10月29日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○田端委員 公明党の田端でございます。  本日からクアラルンプールで日朝正常化交渉が再開されたという意味では、大変きょうは時を得たといいますか、タイミングのいいときに委員会を開かせていただいていると思いますが、この北朝鮮の問題についてはここ一カ月半、本当に大きな変化があったと思...全文を見る
○田端委員 まだ決まっていないということでありますが、それでは、具体的にこの拉致問題の解明についてお尋ねしたいと思います。  今回のこの五人の方の永住帰国、そして家族の方を日本に一日も早く呼び寄せるといいますか、早期帰国を要請する、この決定というのは大変大事だと私は思いますし、...全文を見る
○田端委員 先日、北朝鮮外務省アジア局の朴龍淵副局長、日本担当の責任者の方でありますが、家族訪問、あるいは一時帰国、永住帰国を初め、本人の希望によってすべて保証することを表明しているというふうに言っているわけでありますが、このことが本当に担保されているのかどうかという点が、まさに...全文を見る
○田端委員 内閣官房の方にお尋ねしたいと思います。  蓮池さんなんかは婚姻届も出されて、お子さんの出生届も出されたということを伺っておりますが、そういう意味では、法律的といいますか、法的には日本人であるということははっきりしているんだと思います。しかし、これから日本の社会にどう...全文を見る
○田端委員 曽我ひとみさんの子供さんのことでお尋ねしたいと思いますが、旧国籍法でいけば、一九八四年以前に出生している長女の方は日本国籍がどういうふうになるのかということが一つあろうかと思います。  それからもう一点は、御主人の元米軍兵士のチャールズ・ロバート・ジェンキンスという...全文を見る
○田端委員 横田めぐみさんのお子さんと言われるキム・ヘギョンさんのことでお尋ねしたいと思いますが、新聞記事等の写真を見ていても、大変愛くるしくて、横田めぐみさんにそっくりといいますか、非常によく似た美人だと思います。そういった意味で、横田めぐみさんの御両親の気持ちを察すれば大変複...全文を見る
○田端委員 それからもう一方では、亡くなったとされる方々のことについてでありますが、その間、増元さんのお父さんも、先般力尽きてお亡くなりになったわけでありまして、亡くなったとされる方々の前回の政府調査団の報告の中を見てみても、いろいろな矛盾があるようでございまして、家族会の方から...全文を見る
○田端委員 この拉致問題というのは、私は、そういう意味では大変、国際法を踏みにじっている行為でありますから、国際的な問題としてしっかりと取り上げる必要がある、つまり国連という場に議題にのせる必要があるんじゃないか、こういう思いがいたします。  例えば、韓国においても五百人近い方...全文を見る
○田端委員 次に、北朝鮮の核開発の問題についてお尋ねしたいと思いますが、昨日、APECで北朝鮮に対しての特別声明が出されるということで、参加二十一カ国が国際約束を遵守しろ、そういうことを求めたということは大変時を得ていると思います。  この北朝鮮の核開発をめぐる国際合意というの...全文を見る
○田端委員 石破大臣のけさの所信の中にも、「重大な関心を持って積極的に対応していく」、こういうことをおっしゃっておりますので、ぜひそういう決意でお願いしたいと思います。  私、大阪西成区というところに住んでおりますが、正直言って、非常に残念なんですが、覚せい剤の密売が大変多い地...全文を見る
○田端委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月12日第155回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○田端議員 西委員におかれましては、この法案の作成の段階からともどもに議論をし、また視察にも行き等々、いろいろ一緒にさせていただいて、大変御努力いただきました。  今、改めてこの法案の提出の背景について説明しろということでございますが、この法案といいますか、元来、自然の循環とい...全文を見る
○田端議員 自然再生事業の対象の範囲はという御質問でございますが、過去に損なわれた自然環境を取り戻すということを目的にしている法律でありますから、原生的な自然はもちろんのこと、言われたところの二次的な自然、これも当然含まれるわけでありまして、再生と保全という二本柱の考え方からしま...全文を見る
○田端議員 今回のこの法律の第二条「定義」のところで、「過去に損なわれた生態系その他の自然環境を取り戻すことを目的として、関係行政機関、関係地方公共団体、地域住民、特定非営利活動法人、自然環境に関し専門的知識を有する者等の地域の多様な主体が参加して、」こういう定義をしております。...全文を見る
○田端議員 今おっしゃられるように、実施者には国の行政機関も入ることができますし、また、NPO、市民の代表も入ることができる。そういう意味では、市民の意思と国のあるいは行政機関の機能、これが相マッチして事業が進められるものと思います。  そういう中で、国の調整といいますか、そう...全文を見る
○田端議員 事業が複数の自治体にまたがっている場合どうするのか、調整は必要じゃないかという御質問でございます。  自然再生事業にはさまざまなパターンといいますか形があると思いますので、ケース・バイ・ケースではないかな、基本的にはそう思いますが、事業の円滑化という意味で、環境省が...全文を見る
○田端議員 国が直接、直轄事業といいますか、そういうこともあってもいいんではないか、あるいは場合によっては、いろいろな意味でアドバイスしていってもいいんではないか、こういう御質問かと思いますが、この法案の十七条のところに、自然再生推進会議というものが設置されることになっていまして...全文を見る
○田端議員 第三条四項における規定についての御質問だと思いますが、着手後において科学的評価を加え、それを反映させることができるかという御質問、これについては、これは自然再生協議会には専門家も参加しているわけでありますから、そこが中心になって科学的評価を行うということが考えられます...全文を見る
○田端議員 フィードバックはモニタリング等を行って評価をしていくということになりますから、そういうことができるということであります。それからまた、例えば科学的評価に基づいて事業内容のあり方等についてチェックする、こういうことも考えられると思います。
○田端議員 第三条四項において、「自然再生事業は、自然再生事業の着手後においても自然再生の状況を監視し、その監視の結果に科学的な評価を加え、これを当該自然再生事業に反映させる方法により実施されなければならない。」こう規定されています。したがって、この自然再生事業の着手後の科学的な...全文を見る
○田端議員 協議会そのものは、事業前、そして事業着手後、その後も存続するわけでありますから、そこのところは誤解のないようにお願いしたいと思います。  それで、協議会、着手前において科学的評価をして反映されるのかという御質問でありますが、それは自然環境との関係、自然環境の保全上の...全文を見る
○田端議員 先生、ここはこういうふうに考えていただきたいと思うんですが、ボトムアップ方式というのは、それぞれの地域においてそれぞれの多様な主体が参加して事業計画、全体構想をつくる、こういうことであります。その中に専門家が入っていて、その専門家が中心になって分科会あるいは小委員会等...全文を見る
○田端議員 協議会にだれが入るかということは、それは選定基準はありません。だれかがリーダーシップを発揮して、ここの自然をこういうふうに再生しようというこの指とまれ式に、だから、NPOの方も市民の方も専門家も行政機関も入ることになると思います。  そして、そこで協議会ができて、そ...全文を見る
○田端議員 基本的にはそういうことになると思います。
○田端議員 ちょっと一つ例を挙げてみたいと思いますが、釧路川の再生事業でありますが、あそこは、かつて二万五千ヘクタールぐらいあった湿原が今二割方減ってしまった。そういうことから、ラムサール条約登録時点にまで戻すべきだという意見が起こってまいりまして、そういう中で、地元のボランティ...全文を見る
○田端議員 九条四項に規定している実施計画と全体構想の関係ですが、整合性がとれたものであるということが必要であるということは当然だと思っております。
○田端議員 自然再生事業着手後のチェック、監視等について、それぞれその実施者が、協議会が行うということ、それはそのとおりでありますが、しかし、十四条のところにおいて、主務大臣は、主務省令で定めるところにより、自然再生事業実施計画の進捗状況について報告を求めることができるということ...全文を見る
○田端議員 恐らく先生のおっしゃっている意味は、意見を聞くだけじゃだめだ、聞きおくだけじゃだめだ、そういう専門家の意見をしっかりと反映させろ、こういう趣旨も含んだ御発言かと思いますが、法文上では、「意見を聴くものとする。」となっていますが、当然それは反映するということがもう当たり...全文を見る
○田端議員 おっしゃるように、文章をそのまま読みますと「その意見を聴くものとする。」というのが十七条二項になっております。それから、九条六項のところでは「専門家会議の意見を聴くことができる。」こうなっています。(高橋(嘉)委員「できるものとすることでしょう」と呼ぶ)文章は「聴くこ...全文を見る
○田端議員 この法律は、おっしゃるように、自然との共生、そして自然再生、壊された自然を取り戻す、そういう趣旨を目的とした法律でありますから、そういう法律の目的に向かって明確にこの法律は規定されている。そういう意味では、この法律が施行されれば、全国各地においていろいろな形で自然再生...全文を見る
○田端議員 金子先生には先国会から大変お世話になっておりますが、今の御質問、ぜひ共通の認識に立っていただきたいなと思うのは、この法律は「目的」のところで、「生物の多様性の確保を通じて自然と共生する社会の実現を図り、あわせて地球環境の保全に寄与することを目的とする。」こういうことに...全文を見る
○田端議員 先生御懸念の点はあると思いますが、それは第七条の自然再生基本方針というものをここで策定することになっておりますから、そういった方向性については、あるいは理念、その他具体的な措置等々はこの基本方針の中で方向性が示される、こういうふうに理解していただきたいと思います。
○田端議員 私、つい先日、現地へ行ってまいりましたが、おっしゃるような問題といいますか点が提起されています。  端的に言いますと、人事交流があって、所長さん以下課長さん等全部入れかわってしまった。そういう意味で、そこで人的なつながりがうまくいかなくなってこういう問題が生じている...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○田端委員 きょうは、参考人の皆さん、大変に朝早くから御苦労さまでございます。ありがとうございます。  また、私はこの法案の提案者の一人でございますが、これまで参考人の皆さんからいろいろな形で御指導いただき、また、いろいろな形でアドバイスをいただきまして、心から感謝しております...全文を見る
○田端委員 池谷参考人、先ほどアメリカとかEUのお話をいただきましたが、EUの自然再生事業といいますか、これはライン川とか、要するに一つの国じゃなくて複数の国をまたがって、超えてあるわけですから、それが一つの大きな事業として、一国だけじゃなくて国をまたいでやっていく。これは大変な...全文を見る
○田端委員 惠参考人に同じことでありますが、現場で荒川ネットワークという形で、水循環といいますか、水と森の循環といいますか、そういう形で具体的に活動されていて、まさにNPO、市民の参加、地域住民の参加というのは大変大事だと思いますが、もしそこでこの法律について何か御意見があれば、...全文を見る
○田端委員 草刈参考人、いろいろとこれまでもありがとうございます。  これからも、パブコメといいますかフィードバックといいますか、そういう形での考え方が必要だというお話が先ほどもございました。その点についてもしあればと思いますが、一点、草刈参考人から御指摘のあった専門家会議のと...全文を見る
○田端委員 大変にありがとうございます。  もう時間が迫ってまいりましたが、飯島参考人、先日は現場へ御案内いただきまして、大変にありがとうございました。本当にすばらしい、例えば小学校のビオトープなんというのは、本当に子供たちが生き生きとして喜んでいる姿を見て、感銘を深くいたしま...全文を見る
○田端委員 大浜参考人、済みません、時間が終わったようでございます。  今いろいろ御意見をいただきまして、ありがとうございます。また、そういう意味では、これから運用をどうするかということが大変大事だ、そういう思いで私たちも公正に、公平に、また透明性を持ってこれが運営され、展開さ...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○衆議院議員(田端正広君) 自然再生推進法案に対する衆議院における修正部分につきまして御説明申し上げます。  第一に、自然再生事業の実施者に対し自然再生事業実施計画に関する助言をする場合において、主務大臣が自然再生専門家会議の意見を「聴くことができる」とあったところを、「聴くも...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○衆議院議員(田端正広君) 自然再生協議会は、あるいは自然再生、この全体構想、実施計画、こういったことをここで決定していくわけでありますから、そういう意味では基本方針がベースになって考えていかなきゃならない、また議論しなきゃならない、こういう流れになると思います。  その中で、...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) その点については、いかにチェックするかという点については、これは九条の六項のところに「主務大臣及び都道府県知事は、前項の規定により自然再生事業実施計画の写し及び自然再生全体構想の写しの送付を受けたときは、実施者に対し、当該自然再生事業実施計画に関し必要...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) つまり、助言ができるということはそういう意見を明確に反映させるということにつながるんだと思います。したがって、法文上は助言という表現になっているわけでありますが、きちっと意見をフィードバックさせてこの協議会の中でそこのところは検討すると。そこで合意がな...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) すべて参加を義務付けているわけではありません。地域において活動する、自然再生に関する活動する者が参加しようという場合は、できるだけ多くの人が参加するという意味で多様な主体の参加と、こういうことになっているわけであります。  それから、NPOであっても...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) 私はそういうことは現実にはないだろうと思いますが。  NPOあるいはNGOあるいは市民代表という方ですね、必ず、こういう自然再生事業という地域にかかわった問題ですから、何らかの形で地域代表の方が参加するだろうと、こういうふうに思います。
○衆議院議員(田端正広君) これは、ほとんどそういうことは考えられないと思います。  この所管の環境省あるいは国土交通省、農林水産省という中央の直轄というのは非常に限られた事業になるんではないかと。そういう意味では地方が主体になるだろうと思いますから、地方の行政機関が入らないよ...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) 理論的な観点からいけばそういうことは考えられないことはないかと思いますが、しかし現実問題として、ここの地域をこういうふうに自然再生やろうという世論が起こった場合、その地域においても、例えば民主党の先生、地方議員の先生もいらっしゃるんだろうし、我が方も地...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) 自然再生協議会での決定というのが一番大事になるわけでありますから、そういう意味で科学的な客観的な評価というものをきちっとすることが大事だと思います。  それはもうおっしゃるとおりなんですが、これはどういう形でその協議会の中に作るかということは、例えば...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) これはもう先ほども少し申し上げましたが、十七条の一項、二項のところで専門家会議のことを法律できちっと明記しておりまして、そういう意味では、三省が密接に意見調整を図って、そして実施者に対する助言を行っていくという意味でその科学的な分野における役割をきちっ...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) 加藤委員には大変環境問題に対して熱心にふだんから御議論いただいておりまして、かねがね敬意を表しているところでありますが、今お話しの、NPOの位置付けをどうするかというお話だと思いますが、これは大変私は大事な視点だと思いまして、この法律で、NPOの問題を...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) お答えいたします。  地域の多様な主体が参加するという意味では、これはそういう無責任になるんじゃないかという御心配あるかと思いますが、そうではなくて、これは枠組みを定めたということであります。  そういう意味で、実際には地域の公共団体、NPO、市民...全文を見る
○衆議院議員(田端正広君) この自然再生事業に対する政府の基本的な考え方というのは平成十四年三月の新生物多様性国家戦略において示されているわけでありまして、この法律は、そうした考え方を基本に置いて、市民や専門家の方、地域の多様な方に参加していただいて枠組みを作って円滑に事業を実施...全文を見る
12月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○田端委員 公明党の田端でございます。大臣、副大臣には大変御苦労さまでございます。  最初に、イージス艦の昨日の派遣決定についてお尋ねしたいと思いますが、この問題については、この委員会でも今までもずっと議論されてきたところでありますし、私も慎重を期すべきだという考えでずっとおり...全文を見る
○田端委員 テロ特措法の範囲の中できちっとやるんだ、こういうお話がございます。しかし、十一月の十九日でしたか、半年間の延長をしたばかりであります。  そして、イージス艦という最新鋭の護衛艦は大変能力がすぐれているという意味で、七千二百五十トンですか、三十ノット。それから三百人の...全文を見る
○田端委員 このイージス艦は、「こんごう」、「きりしま」、「みょうこう」、「ちょうかい」と四隻でございますね。そして今回は、ローテーションとおっしゃるのだから、具体的にどういうローテーションでこれを派遣するのか。例えば、長官この前の議論のときにも、四隻あって、派遣する場合は一隻行...全文を見る
○田端委員 というのは、私は、北朝鮮の動きも今大変微妙だと思うから、日本の方は大丈夫ですかということを申し上げているわけであります。  北朝鮮の方は、この前、防衛庁長官がこの委員会でミサイル防衛のことについて御発言になった、そのことをとらえて、日本がアメリカと共同してそういう策...全文を見る
○田端委員 私は、基本的には、この九月十一日のテロ対策の問題と、そしてイラクに対する問題とは、ここはしっかりと立て分けるべきだ。そこが議論が重なってしまいますと大変な誤解を生むわけですから、今回のイージス艦派遣に対しても、それはきちっと整理をして御説明を国民の皆さんにしていただき...全文を見る
○田端委員 このイラク問題では、十一月の八日にこの一四四一号の決議が採択されて、そうして十一月二十七日から査察が始まっておりますが、きょうのニュースだと、このイラクの大量破壊兵器開発計画についての申告が国連に十二月八日に到着する、こう言われています。  そして、今の査察は、査察...全文を見る
○田端委員 アメリカ軍が、十一月十八日に、イラク北部の空軍施設を爆撃したというニュースがありました。それから、十二月一日には、南部のバスラというところの石油会社の事務所を空爆した、こういうことで、何人かの死傷者が出ています。  そういう突発的なことから大きなことに発展しないため...全文を見る
○田端委員 IAEAの北朝鮮の核疑惑に対しての特別査察について、きょうの新聞だと、査察を拒否するという北朝鮮側のメッセージが出ているようであります。これは大変大きな問題だと思います。  時間が来ましたのでこれで終わりますが、この問題は、拉致問題等含めて大変大事な問題だと思います...全文を見る