田渕哲也

たぶちてつや



当選回数回

田渕哲也の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月08日第59回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○田渕哲也君 それでは自動車の自由化の問題について質問いたしたいと思います。先ほど大谷委員から質疑がございましたので、重複する面はできるだけ避けまして質疑をいたしたいと思います。  現在、自動車の自由化の問題について外国からの要請も非常に強まっておりまして、また国内においても種...全文を見る
○田渕哲也君 アメリカのビッグスリーの場合、ヨーロッパの例を見ましても、当面は一部の資本参加というかっこうで入っても、最終的には一〇〇%の資本の取得、それによる完全な支配ということを目ざしておることは明らかであります。またダンピングによって低価格の車を出し、それによって市場支配を...全文を見る
○田渕哲也君 自動車の自由化に関連いたしまして国内の体制整備についての質問をいたしたいと思います。  まず第一に、業界の再編成の推進についてお伺いしたいと思います。現在完成車メーカーについては、やはり多車種少量生産の問題、また部品メーカーについては小規模企業の乱立、近代化のため...全文を見る
○田渕哲也君 確かにいまのお話のように、自動車に対する保護育成というのは、関税障壁さらに資本の自由化の時期の延期、こういった面で、かなり強力になされているということは認めたいと思います。しかし現在日本のこの産業に対するいろいろな政府としての助成措置を考えた場合に、いわゆる伸び悩み...全文を見る
○田渕哲也君 この零細部品工業についてでありますけれども、自動車工業といえば非常に近代的産業のようにわれわれは考えております。しかし、現実に二次下請、三次下請の部品工業のケースを見た場合に、こういう非近代的な、また、能率、生産性の悪いところで自動車の部品をつくっておるということは...全文を見る
○田渕哲也君 最後に、物品税をはじめとする自動車諸税に関する問題についての質問を行ないたいと思います。  資本の自由化を目前に控えまして、産業の体質を強化するため、やはり生産規模の拡大ということが非常に重要な点となってまいると思います。しかし、最近、税制面において、自動車の需要...全文を見る
08月26日第59回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号
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○田渕哲也君 まず第一に、道路の安全性について御質問いたしたいと思います。  先ほども御答弁の中にありましたように、大体降水量五十ミリというのが一つの排水の基準であるということを言われましたけれども、今回の岐阜県の場合を見ましても、最大降水量一時間百十四ミリということが記録され...全文を見る
○田渕哲也君 確かに今回のような事故の場合は、常に特殊な条件ということが重なりますので、一つの基準を上げたから、すべて防げるということは考えられませんけれども、基準を上げることによってある程度起こり得る被害というものは防げると思います。特に、これから自動車交通というものが増大の傾...全文を見る
○田渕哲也君 次の問題としまして、先ほどから危険の予知、通報に万全を期するということを答弁の中で言われておりますけれども、これはぜひお願いしたいと思います。ただ、この危険の通報だけですべてが解決するとは思われないわけです。今回の場合でも、観光バスが事故にあっておるわけですけれども...全文を見る
○田渕哲也君 ちょっと道路局のほうの……。
10月08日第59回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
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○田渕哲也君 ただいまの対州鉱山のイタイイタイ病に関連して御質問したいと思うのですけれども、このイタイイタイ病は、岡山大学の小林教授の発表によりまして、三名、そのほか疑わしい患者数名を発見した、こういう断定をされておるわけですけれども、その後イタイイタイ病の研究班長の重松博士の証...全文を見る
○田渕哲也君 対州の場合、もしこれがイタイイタイ病で公害病であると認定された場合、その補償の問題が出てくると思うのですけれども、この原因となっておるのは、現在の東邦亜鉛の会社の事業によるものではなくて、その前身の鉱山発掘の場合の残滓、鉱滓が堆積されたものから原因しておるということ...全文を見る
12月19日第60回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○田渕哲也君 時間もだいぶん経過しておりますので、簡潔に質問を行ないたいと思います。  質問に入る前に、大臣に一点だけお願いをしておきたいと思います。  これは先ほど小柳委員、大矢委員から触れられました鉱山硫黄の問題でございますけれども、硫黄鉱山で働いておる労働者が現在三千人...全文を見る
○田渕哲也君 いろいろな海外の情勢等からしまして、自由化というものがいつまでも引き延ばせない、できるだけ促進すべき情勢であるということはよく了解できるわけでございます。したがって、そのための国内体制整備の促進というものが非常に重要な課題となってまいりますけれども、最も大きな打撃、...全文を見る
○田渕哲也君 確かにいまの御答弁のように、昨年の実績から見ればかなり上回っておるわけでございますけれども、しかし、こういう外部の状況、自由化というものが、たとえば残存輸入制限の自由化にしても、あるいは資本の自由化にしても、非常に促進が迫られておる情勢からするならば、もっと大幅にこ...全文を見る
○田渕哲也君 次に、流通部門についてお尋ねしたいと思いますけれども、自動車の自由化に伴いまして、特に販売関係、自動車の流通部門が弱体であるということがよくいわれておりますが、現に、月賦金融、割賦金融の残高を見ましても、すでに一兆二千億の金額にのぼっておる。また、現在この多額の金が...全文を見る
○田渕哲也君 それでは最後に税金、税制との関係において自動車産業の問題、通産大臣にお尋ねしたいと思います。  現在、来年度の予算編成を迎えて各省から自動車に対していろいろな税金をかけようという動きが表面化しております。たとえば、ライトバンに対する物品税課税の方向、これは大蔵省か...全文を見る
○田渕哲也君 ひとつ大平通産大臣の政治力でよろしくお願いいたします。
12月20日第60回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号
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○田渕哲也君 関連して。ただいまの交通遺児に関する松澤委員の質問に関連しまして、お尋ねしたいと思いますけれども、この遺児育英資金、奨学資金の助成にしましても、問題はかなりの金額が要ると思います。先ほど民間の財団法人等でそれをやる場合、政府として援助を考えておると言われましたけれど...全文を見る
○田渕哲也君 現在、自動車の強制賠償の自賠法の政府保障事業分というものを積み立てるわけですけれども、これは現在どのくらいありますか。
○田渕哲也君 ただいま五十億余りの積み立て分がありまして、利子の運用で救急センターや弁護士会の支出に当てておるということを聞きましたけれども、これの中で遺児に関する奨学資金の一つの助成策というものが考えられないかどうか、この点いかがですか。
○田渕哲也君 交通事故に関連しまして、お尋ねしたいと思うのですけれども、交通災害は本年度において件数、死者、負傷者数において、すでにもう昨年を上回ったということが報ぜられております。現在、この政府の交通安全に関する対策なり研究を行なっておる機関、部署そういうものはどういうふうにな...全文を見る
○田渕哲也君 まず初めに、交通災害の安全対策に対して質問したいと思います。  現在、政府で交通安全に関する対策研究を行なっておる機関、部署、そういうものについて、まずお答えいただきたいと思います。
○田渕哲也君 これは、それぞれのところでそれぞれの専門の研究を行なっておられるわけですけれども、これを総合して、総合的にこれの指導なりあるいは調整をやっているのが総理府ですか。
○田渕哲也君 交通災害も年々増大して、非常に大きな社会問題となっているわけですけれども、交通安全に対する研究、こういう機関を総合的にまとめ、あるいは調整をする部門というものをもっと強化する必要があるのじゃないか。できるならば、これは総合的な一つの機関として、こういうものをつくって...全文を見る
○田渕哲也君 それでは次に、自動車賠償保険の問題についてお尋ねしたいと思います。これも運輸省のほうになるのじゃないかと思いますけれども、交通災害が非常に激増している状況から見まして、現在の三百万という限度を引き上げることを考えておられるかどうか。
○田渕哲也君 これは社会的な一つの趨勢から見まして、当然引き上げなければならんというふうに考えておりますけれども、ただこれに関連して、自動車を使う人が払う保険料もだんだん上がってくるわけで、自動車を使う人の意見としては、こういう保険料に対しても、生命保険とか、そういうものに認めら...全文を見る
○田渕哲也君 自動車強制賠償保険というのは、この名前のとおり強制的に入らざるを得ない保険だと思います。自動車を保有する者は全部入らなければならない。これは本来なら、その自動車で事故を起こした場合に賠償能力は自分が持っておると考えておる人は入らなくてもいいのではないか。しかし、入ら...全文を見る
○田渕哲也君 これはいかに自動車を保有するのが自由であっても、自動車を保有している人が、賠償責任は自分がとると思うなら入らなくてもいいというのが、自動車で事故を起こした場合の賠償あるいは傷害賠償に対する基本的な考え方ではないかと思います。これは保険を強制する一つの理由というのは、...全文を見る
○田渕哲也君 もう時間もあまりないようでありますので、この論議はいいかげんに打ち切りたいと思いますけれども、ただ、これは交通災害というものの特性が、いわゆる片っ方が加害者であり、片っ方が被害者である、こういうことがはっきりできない場合もかなりあると思います。また、そういう場合の被...全文を見る