玉置一弥

たまきかずや



当選回数回

玉置一弥の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○玉置委員 大臣は大変お忙しいということで時間が限られておりますので……。  昨日もいろいろ集中的に論議をされましたが、今回の造幣特会の取り崩し、これについては減税絡みの問題が非常に残されておりまして、そういう面でわれわれとしても、五十六年の当初からこういう話がありながら、今回...全文を見る
○玉置委員 確かに、いますぐこのお金があるものではないというようなことはよくわかるのです。しかし、五十六年に論議がされ、そして五十七年、予算のときと減税要求のときと二回にわたりましてお願いをしたような形になっております。その辺から考えますと、ある程度の思い切りがあれば、いつでも取...全文を見る
○玉置委員 いまの大臣の御答弁では、五十三年以降据え置かれております特に給与所得者の処遇、これについては十分認識しているというふうに受け取っていいかと思いますが、それでよろしいですか。
○玉置委員 大蔵省から出されております資料の中の財政試算によりますと、五十九年度はこのままいくと五兆四千億ぐらいの歳入不足が出る。そして、六十一年になりますと十一兆二千億近くの歳入不足が出るというお話があるわけでございます。いまぽつぽつとちまたでは、間接税の導入というようなことが...全文を見る
○玉置委員 普通の労働組合なりあるいはいろいろな団体にかからないゾーンといいますか、サラ金でいうとグレーゾーンみたいなものですけれども、どちらにもかからない、そういう層がかなり企業の中で努力をしているわけでございまして、その辺のいわゆる負担といいますか、非常に体を使い、特に最近病...全文を見る
○玉置委員 前回の一般消費税のときには、自民党支持層が特に大変反対が強かったというようにわれわれは受け取っておりますけれども、今回の間接税の導入につきましては、欧州型付加価値税とか案がいろいろあるようでございます。  では、ちょっと事務当局にお聞きをしたいのです。窪田次長にお聞...全文を見る
○玉置委員 もう一回確認しますけれども、たとえば五十九年度から間接税をやるということが事務的に間に合うか間に合わないか、一般論で答えていただきたいのです。
○玉置委員 欧州型付加価値税に一応限定をしてお聞きしますけれども、欧州型付加価価税については、来五十九年度から技術的に導入可能かどうか。
○玉置委員 まだいろいろございますけれども、一応時間が参りましたので、次回にまた持ち越しておきます。どうもありがとうございました。
03月05日第98回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○玉置分科員 農業にとって大変厳しい年が続きますけれども、そうした中でもやはり日本として総合的な食糧対策ということは長期的に打ち立てていかなければいけないと思います。しかし、何といっても日本国内で主食となっている米についてのいろいろな対策、特に最近輸入米との価格差ということが言わ...全文を見る
○玉置分科員 圃場整備も含めてこれから三十二兆ぐらいやられるということでございますけれども、これは財源としては一応一般財源ということでやられるわけですけれども、いまこの一般財源の状況が、これから先行き、特に十年間くらいの見通しが非常に厳しいというように感じておりますし、財政再建が...全文を見る
○玉置分科員 それでは、ちょっと大臣にお伺いしますけれども、たとえば土地改良も、いまから十年前に地域をそれぞれ見て、この地域はこういうふうにしていかなければいけないというふうな話があったかと思います。そして、それぞれその計画に沿って進めてまいりました。ところが、十年たっていま振り...全文を見る
○玉置分科員 具体的に申し上げますと、私の選挙区の話で非常に恐縮ですけれども、巨椋池土地改良区というのがございます。もう一つは八幡、これは府営の圃場整備ですけれども、この両方がいま道路計画にまさにぶつかりまして、巨椋池の場合には、五十年着工で五十八年完成という予定でやってまいりま...全文を見る
○玉置分科員 財政の制約というのも大変大きいものがあると思いますけれども、できるだけ緊急の事態、こういうものを配慮されて予算の配分をお願い申し上げたいと思います。  それと、このようにおくれてくるというのは当然資金が不足をしているということで、国営の場合は問題ないわけでございま...全文を見る
○玉置分科員 以上、大体土地改良についてお伺いしましたけれども、できるだけいまの基盤整備の中で特に地域に合った形でお願いをしたいと思います。特に最近、山側での土地開発というのが非常に進んでおりまして、特に下流地域につきましては防災上の問題も出てきているというような状況でございます...全文を見る
○玉置分科員 ちょっと時間がありませんので、減反についてはこの程度にしたいと思いますけれども、済みません。  米の検査基準についてお伺いしたいと思います。  米の検査基準の中で、いわゆる水分率というものがあるかと思いますけれども、この水分率が決められてから、従来のそのままを踏...全文を見る
○玉置分科員 貯蔵のときは一五%ということですか、市場に回るときが一律一五%ということですか。
○玉置分科員 お米の場合、余り乾燥し過ぎると胴割れとかいろいろな障害がでてくるというお話もございますし、水分が若干多い目の方がお米がおいしいということがあるそうですね。それはいいですけれども、お百姓さんに聞いたらそういうお話がございました。  これは地域的にばらつきがあると思う...全文を見る
○玉置分科員 では、お伺いしますけれども、たとえば一五%と一六%、一%の差がございまして、これは原価的に大変違うわけですね。一%ぐらい水分を乾燥させるということになりますと、十キロ当たり三百円ぐらいの費用がかかるということでございまして、こうなってまいりますと、検査基準が違うため...全文を見る
○玉置分科員 時間が参りましたので終わりますけれども、いまの一%の歩どまり加算、これがいま六十キロで四十円というふうに実質的に大変安いというか、極端に安いわけです。その辺についても十分な見直しをお願いしたいと思います。  以上で終わります。
03月07日第98回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
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○玉置分科員 毎年、予算委員会の分科会におきまして、同じような質問をするわけでございますけれども、現在の、特に絹織物業界の状況につきまして、大変情勢が悪くなっているというところから、ぜひ大臣に情勢をよく御理解をいただいて、今後の対応について十分な御配慮をお願いしたい、こういうこと...全文を見る
○玉置分科員 昨年、価格安定法の基準の改定がございまして、従来ですといわゆる下べそといいますか、基準価格を大幅に下回った場合には輸入生糸の放出をしないというのを、一応放出をする。基準が月二千俵ですか、年間二万四千俵ということでやられまして、当時は大変前向きで非常にプラスになったと...全文を見る
○玉置分科員 全体の流通量から考えまして、二千を千にしても、市況に対する影響度はほとんどないと思うのです。そういう面から考えても効果がないのじゃないか。それよりもむしろ、もし効果がなければ、全体の規制枠としては一応二万四千ということで妥協いたしまして、二千にそろえたらどうかという...全文を見る
○玉置分科員 確かに、地域的に見てほかの産業に転用のきかない、そういうふうな地域が養蚕農家に非常に多いわけでございまして、それがあるから一概に輸入枠廃止ということを言わないわけで、一時は前の次官の矢野さんが言われたように、一年間休憩したらどうかというようなことがあるわけでございま...全文を見る
○玉置分科員 予算的には大変少ないような感じがするのです。  いままでの産地といいますと、特に意匠から加工までをやっておられるところもあるわけですけれども、どちらかというと最近は加工屋さんに成り下がってきているというような感じがします。付加価値の高いところが東京なり大阪なり大都...全文を見る
○玉置分科員 一番最初に申し上げた方向とちょっと変わるわけですけれども、現在輸入規制というか二国間の協定がやられております。やられているということは事実でございますから、一応是認する。一元化についても一応是認をしていくというふうに考えていきますと、輸入数量の規制がありながら中身が...全文を見る
○玉置分科員 時間が参りましたので、一言だけ農林省にお伺いしたいと思います。  数量も動かない、規制も動かないということを前提として考えますと、少しでも値段を安く放出をするというのがわれわれの希望でございまして、いま保税品で生糸が入っておりますけれども、その値段を調べますと七千...全文を見る
○玉置分科員 最後に一言だけ。値段の差が、輸入生糸の方も一万一千二百円から一万二千円くらいだ。片方では七千円から八千円というのがあるわけですから、どこでそんな差ができたのか。要するに当事者同士の力関係で決まるということであれば、その決めている方の能力がないということですから、かえ...全文を見る
03月16日第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○玉置委員 大変早朝からでございまして、まだ頭も余り覚めていないので、ぼつぼつとやっていきたいと思います。  特に、最近逆オイルショックという言葉が聞かれます。それでなくとも発展途上国、特に先進に近い発展途上国、それぞれの国の経済の状態が大変よろしくないということで、昨年も大変...全文を見る
○玉置委員 では、日本の金融機関、特に銀行あたりがそういう国々に貸し付けている全容はわかりますか。
○玉置委員 そのうち、ことし十二月末に決済期限が来るものが幾らで、繰り延べあるいは回収不能と見受けられる予測はどのぐらいですか。
○玉置委員 それほどというのは、具体的に金額でどれぐらいなんですか。
○玉置委員 IMFでは、これらに対応するために、手持ちの金を売却したり、いろいろな資金手当てをいま考えているということでもございますし、また先進諸国が寄って、IMFの基金の増強をやろうというような話もあるというふうに聞いておりますけれども、具体的には、いつごろそういう動きが始まる...全文を見る
○玉置委員 状況はわかりましたけれども、まだ、これからかなりの金融不安というものは続くわけですね。  今回、有税で貸倒引当金の割り増しというか、普通は千分の三か何かだと思いますけれども、それ以上に積むということでございますが、有税でというのは、いま少なくとも流動性が若干安定して...全文を見る
○玉置委員 時間の都合もございますので、早く大臣に聞かないと向こうに行ってしまいますから、違う話に移ります。  いまのお話でございますけれども、国と国との話で、国が滅びると言うと変ですけれども、支払い不能になるということは非常にその判断がむずかしいということで、たとえばイラン石...全文を見る
○玉置委員 まだまだ流動的ですから、これからの対応で機敏な、影響力の少ないような動きをお願いしたいと思います。  それでは、ちょっと次に、中小企業の承継税制の件につきましてお伺いをいたしたいと思います。  中小企業の承継税制で、いままで大変要望の強かった取引相場のない株式の評...全文を見る
○玉置委員 いま大臣のお話がございましたように、まだまだやはり十分な対応ではないような気がするわけです。  そこで、いままで中小企業庁と大蔵省が十分に論議をされてきたというふうに聞いておりますけれども、まず、中小企業庁の方からお伺いしたいと思います。当初の目的から言って、今回の...全文を見る
○玉置委員 大蔵省はどうですか。いままでの中小企業庁との打ち合わせの中で、大体今回の改正については大筋終局だとか、あるいは改正までの途中の過程である、その辺の評価も入れてお伺いしたい。
○玉置委員 先ほど中小企業庁の方からもお話ございましたように、現在の純資産評価方式がこれから収益還元制を中心にしたところに変えていかない限り、あくまでも事業を継続することじゃなくて清算を前提に相続を考えるということになるわけですけれども、会社、要するに法人組織で株式に全部変えて、...全文を見る
○玉置委員 今回は、われわれとして受けとめておりますのは、もっと要求は高いところにあるけれども、よく早くそういう方にむしろ大蔵省が変わってきたということで、ちょっとびっくりをしながら見ているわけですけれども、しかし、一部には、いまの土地評価が異常に低過ぎるのではないかという話もち...全文を見る
○玉置委員 国土庁が実態に合った数字を把握して、それが大幅に違わない限り、大体いまの基準とそう変わらないというふうに理解をしたいと思います。  時間の関係で、次に移りたいと思います。  いま、同じ引当金の中で退職給与引当金というのがございまして、これが年々引当金の率を低減され...全文を見る
○玉置委員 労働省の方とタイアップして考えていかなければならない問題だと思うのですけれども、保全が考えられないならば、別にどこまで切り下げられても問題ないというふうに思いますし、保全をする方法が見つかれば、その保全のために税制面でも考えていかなければいけないと思いますので、十分な...全文を見る
○玉置委員 中小企業が特にそうなんですけれども、設備投資をやるというのは、先ほどの話と関連するわけですけれども、いかに継続的に安定的に伸ばしていくかというタイミングと、それから、場合によっては、いままで一つの業種に限られてやっておりましたことを多角的にやっていこうというようないろ...全文を見る
○玉置委員 いまの償却制度は、昭和四十年に一斉に改正されたというお話ですけれども、たとえば昭和四十年といまと見比べてみますと、マスプロ生産の分野がどの程度拡大されたか、それもございますし、たとえば金型、樹脂型とか金属プレスとかいろいろありますけれども、こういうのでもショット数によ...全文を見る
○玉置委員 時間がないので、また個別にお話をいたします。  次に、これらの、特に中小企業の場合には、今回の特別措置によって特別の割り増し償却ができるということでございますけれども、逆に、設備投資等の中小企業のいまの政府系金融機関の制度を見ますと、先ほど大蔵大臣が言っておられたよ...全文を見る
○玉置委員 時間もありませんので、次に移りますけれども、実際にその具体的な話を聞いているから言っているわけでございまして、特に枠からはみ出て大きくなった企業、それについて漏れがないかどうか、もう一回よく十分お調べをいただきたいと思います。  最後に、自動車重量税についてあと一、...全文を見る
○玉置委員 きょうは時間が参りましたので余り言いませんけれども、別にこの租税特別措置法の間に時間をとっていただきまして、いまの問題を十分詰めたいと思うのです。これで納得できないとちょっと——いままでの自動車重量税自身のできた経過から見て、本来通行税的な要素でなかったわけですね。当...全文を見る
04月12日第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○玉置委員 今回の財確法、たくさんの法律がまとめて出ておりまして、個々にいろいろお話し申し上げたいとは思ったわけでございますけれども、何分順序が急激に変わりましたので、ある程度問題点をしぼってお伺いをしていきたいと思います。しかし、これだけ重要な法案が一度にまとめて出されるという...全文を見る
○玉置委員 その答申の中でございますが、財政再建の目標でございますけれども、これは「基本的に財政の体質を改善し、財政の機動性、弾力性を回復すること」であるということをうたっておりまして、「より具体的には、一時的なやり繰りのための措置を無くした状態で、実質的な意味で特例公債依存から...全文を見る
○玉置委員 たとえば、五十七年度になりますけれども、約八千億の後年度負担、いわゆるやりくりをしたしりぬぐいといいますか、そういう数字があるわけです。  主なものを申し上げますと、交付税特会の借入金利息の負担、これを一部地方肩がわりということで一千億ちょっと。そして臨時特例交付金...全文を見る
○玉置委員 時間の関係で、ちょっと具体的に自賠責の方に入りますけれども、その前に、今回のいわゆるやりくりのいろいろな費用、これが後年度負担として残るわけでございますけれども、これが金額的には二兆四千億という大変大きな数字でありながら、確かにいま余って、もうあと要らないというのもあ...全文を見る
○玉置委員 ついでと言ってはなんですけれども、国債の話にちょっと入らせていただきます。いま消化の問題が出てまいりましたが、たとえば一番多く国債が発行されましたのが十四兆七千億ですか、実質的には十四兆一千億ぐらいだと思いますけれども、それからいきますと、いまはむしろ若干少なくなって...全文を見る
○玉置委員 たとえば五十六年度の個人の資産の増加状況というのを見ますと、一年間で大体三十九兆円資産が増加をしておる。その中身は、国債に引き当てられた分が一兆九千二百億円という金額でございました。約二兆円。個人の預金に引き上げられましたのが二兆一千億円というふうになっておるわけです...全文を見る
○玉置委員 確かに預金とうらはらの関係にあると思いますけれども、先ほど申し上げたように、預金が二兆一千億ふえている。そして国債の方が一兆九千億、まだ若干国債の方が下回っているわけです。そういうことからいきますと、今度窓販でやれば、ある程度預金との関連がつながってくるのではないかと...全文を見る
○玉置委員 素人と専門家がやりとりしているので、わかりにくいところもありますけれども、要は、実質的な赤字国債であるということで、これを明確にしなければいけない。そういう意味で赤字国債に、たとえ売るのが苦しくても持っていった方がいいのではないかというのが私の意見なんです。それをやっ...全文を見る
○玉置委員 四十四年からいままで料率改定なくやってきたということで、見方によったら、大体四十四年に一〇六・五%の値上げをやっていますね、大変な上げ過ぎで本当は申しわけないと言って返すのがあたりまえだと思うのですけれども、それを返さないでやってきた。これから見ても、単年度というより...全文を見る
○玉置委員 無利子のお金をかき集めたということであれば、この前の造幣特会のやつはわかりますけれども、今回のやつは、利子はついてないけれども、集まった基金で運用しているということで、その運用益がかなり有効に使われているわけですね。それが今度なくなってくるということになりますと、運用...全文を見る
○玉置委員 運用益というか、利息のかわりですね、言ってみたら。利息ですね、財投のかわりにいろいろやったりして。そういうことで本来であれば利息がつく。これを取り上げるということですね。それを国民の間に、全部契約者にイエスかノーかずっと回文して認めてもらうならいいですけれども、これは...全文を見る
○玉置委員 出す前に当事者でやはりいろいろ論議をしていかないと、単にお金があるから、これを預かっているから使ってやろうと、これは背任横領じゃないですか。そういうことになるでしょう。違いますか。
○玉置委員 四千五百億ぐらいの運用益というか保障勘定があるわけですね。本来保障勘定に使われておりますのが救急医療施設とか交通事故相談とか交通遺児育英資金その他とありまして、これが交通安全対策費としてもしこの勘定で使われるということがなかったら、本来交通安全対策費として国が、一般会...全文を見る
○玉置委員 いまでも、各省庁たとえば建設省、運輸省それから警察庁それから総理府それぞれが交通安全対策費として持っておるわけですけれども、その金額とこの数字とをいろいろ見ますと、これはかなりウエートが高いわけですね。そういう面で、これが削られるということは大変なことだと僕は思うので...全文を見る
○玉置委員 ちょっとお話を変えますけれども、全体からいくと、比率の問題もありますが、やはり影響することは影響するというふうに私は思うわけです。  先ほどちょっとお話がございました厚生年金の方ですけれども、これには「厚生年金保険事業に係る国庫負担金の繰入れの特例」ということで、そ...全文を見る
○玉置委員 昭和四十五年の損害率が一六二%というように低下をしているわけですね。その前が一五〇ぐらいになっていたと思うのですけれども、一番高いときが四十二年で一六〇・二八%、そして四十三年が一三〇・四五%、その次に一〇六・五%料率を値上げしたときに七七・一六%に低下をしている。そ...全文を見る
○玉置委員 余り同じ問題ばかりやっていると時間が過ぎてしまいますので一応確認をいたしますけれども、自賠責は長期で見るということでよろしいわけですか。要するに事故率、その年度その年度では対応できないということですね。
○玉置委員 いまの自賠責の料率の問題も、先ほど申しましたように、運用益の分が減ってくるということでその分はたとえ食い込んでも上げない、そういう約束が欲しいのですけれども、いかがですか。
○玉置委員 特別会計が赤字になった場合には、一般会計からの繰り戻しというか繰り入れはあるのですか。
○玉置委員 余っているから持っていく、足りなければ上げない。こんな勝手な話はないわけで、持っていくなら返すときあるいは足りないときの約束をしてほしいと思うのです。いかがですか。
○玉置委員 自賠責の料金それから任意保険もそうでございますけれども、これは租税特別措置の控除の対象にならないですね。なってないですね。すでに税金を払って所得として得たものを供出している。それを運用して、本来であればマル優分は少なくとも税額の対象から外される。いま三五%が外されます...全文を見る
○玉置委員 三億、五億とかそんな小さい数字まで法律改正をしなければいけない、二千五百六十億返すのに何で法律に書かないで覚書にしておくのか、六十一年から六十七年ですか。そんな重要なことが何でできないのですか。政府間の約束で、相手が外国であれば別ですけれども。
○玉置委員 先行きの話で、十年先というのは本当はわからないのですね。そのときにお金があるかどうかという保証もないわけですけれども、われわれが心配するのは、たとえば、大蔵大臣がというよりも政府当局全般ですけれども、昨年まで財政再建という言葉を中心に使われてきた。五十九年赤字脱却だ、...全文を見る
○玉置委員 大蔵省というのは最近信用できないというか、ああ言えばこう言う、こう言えばああ言うということで、二面か三面か四面か知らないけれども、いろいろな方向へ固まってないで動き出しているような感じがするわけですけれども、昔から大蔵官僚というのは世間で非常に信頼が厚かったと思うので...全文を見る
04月26日第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○玉置委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十八年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案本案並びに修正案に対し、反対の討論を行うものであります。  わが国経済は、不況感が一掃されないままに、実質成長率は年々低下の一途...全文を見る
05月10日第98回国会 衆議院 本会議 第20号
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○玉置一弥君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま趣旨説明のありました国家公務員及び公共企業体職員に係る共済組合制度の統合等を図るための国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。     〔議長退席、副議長着席〕 ...全文を見る
05月11日第98回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○玉置委員 昨日の共済制度の問題のときにもお話が出ておりましたように、国鉄の現状を見ておりますと、われわれとしても大変な不安を覚えるわけでございます。特に、最近新聞紙上にたるみ事故の続発ということで大変大きく取り上げられてきておりますし、また、労使の現場協議というものがございまし...全文を見る
○玉置委員 民間のごく普通の会社でありますと、仕事量といいますか、たとえば人間が一日に仕事する時間、月に大体一万分という計算でありますけれども、そのうち八五%、逆から言いますと一五、六%はロスが出るわけですね。計算上余裕率ということで計算をしていきますけれども、トイレ休憩とか、あ...全文を見る
○玉置委員 事故の原因をいろいろ分析していきますと、いわゆる内部的原因と外部的原因と、大きく分けると二つに分かれると思います。内部的原因が大体二五%、そして外部的原因が五〇%ぐらいを占めているということで、まだまだ二五%は少なくとも防げるであろう。そして外部的原因でも、これは設備...全文を見る
○玉置委員 ことしの予算、在来線はたしか三千億ぐらいしかないと思うのですけれども、きめ細かくやると、各所に行くのはごく一部だということになりますし、また、人口急増地帯が昔のままいわゆる線路の向こう側とこっち側の行き来を昔の踏切でやっているとか、いろいろあるわけです。運輸省だけでは...全文を見る
○玉置委員 大臣は大分職場に理解があるようでございますから、減税の方もぜひ閣議の中でそういう理解のもとに応援を願いたいと思います。  職場の労使関係、同じ企業の中に働いて管理職になったから——そもそもいまの管理職は昔の管理職と違って、言葉にもありますように、まさに中間管理職なん...全文を見る
○玉置委員 まさに陸運事務所が相談所になりかねない感じもするわけです。車検整備は何もしないで、まず見てもらってアウトになったところだけ手直しをするという可能性、われわれだって自分がやるならそういうふうに考えますけれども、そういう方がやはり出てくるのではないかというような心配もする...全文を見る
06月16日第98回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○玉置委員 まず最初に、今回の日本海中部地震の災害に遭われました方々に対しましてお悔やみを申し上げますとともに、今後の復興に際しまして力を落とさずにぜひがんばっていただきますように申し上げたいと思います。  先般の災害視察に参加をいたしまして、まさに津波の大変な威力というもの、...全文を見る
○玉置委員 特に局地激甚災害ですか、そちらの条件に非常に近いような感じがいたしますので、多分適用されるとそちらの方ではないかというような感じを持っておるのですけれども、これは一応激甚災害、いわゆる本激というか、それと局激ですか、両方ともに適用するという方向でいかれるのかどうか。
○玉置委員 今回の被害額、青森県では大体三百六十数億だったと思いますけれども、秋田県では千百六十億ぐらいということで、一般会計というよりも公共土木の費用から見て、秋田県ではもう三倍以上、青森県ではほぼ同額、それより若干上回っているというような状況でございまして、本来やらなければい...全文を見る
○玉置委員 次に、天災融資法あるいはその他の制度についてお伺いしたいと思います。  いままで政府系金融機関あるいはいろいろな制度を通じて、それぞれの農家なりあるいは漁業に従事されている方が借りられている費用がございます。中小企業についても同じような制度があるわけでございますけれ...全文を見る
○玉置委員 個人の資産につきましても同じようなことが言えるわけでございまして、先ほど同僚議員の方から質問も出ておりましたけれども、いま四百五十万くらい、四百七、八十万ですかの住宅金融公庫の一般貸し付けがある。今度は七百三十万から八百万にかさ上げをされるわけでございますけれども、貸...全文を見る
○玉置委員 いま応急住宅というか応急仮設住宅が百戸近くつくられたということでございますけれども、われわれ見にいったときに、新築して数日たって家が崩壊したという家もたくさんございますし、少なくとも二、三年しかたってないという家がかなりたくさんやられておりました。そういう方々は、従来...全文を見る
○玉置委員 いま地震保険のお話が出ましたので大蔵省に続いてお伺いしたいと思いますけれども、今回の地震の中でどうしようもないというのが、先ほどからお話に出ておりますように、いわゆる個人資産についての補てんが制度的にもなかなかできないということでございまして、やはりこれを守るには地震...全文を見る
○玉置委員 まさに保険以外にないという感じかいたしますので、加藤長官とともにわれわれの方も一生懸命その辺の対応についてこれから取り組んでいきたいと思います。  先ほどガス、水道、電気について応急処置を大体六月二十日をめどとして完了するということでございます。そこで私ちょっと心配...全文を見る
○玉置委員 まだまだいろいろお聞きしたいところでありますけれども、時間がありません。少なくとも災害対策ということで別扱いをしていかないと、本来の事業形態の損益が非常に不明確になるかと思いますので、その辺について、できるだけ公共料金という形で、はね返らないようにお願いしたいと思いま...全文を見る
09月28日第100回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○玉置委員 二番手でございまして、なかなか聞くのが——毎年毎年いろいろなことを聞いておりまして、的も非常にしぼられてくるような感じがいたしますけれども、今回の統合法案、まさに国鉄の年金の救済というような形でわれわれは受け取っておりました。もう一方では、大蔵当局あるいは厚生省から、...全文を見る
○玉置委員 いまの国民年金、厚生年金、船員保険、これを一応五十九年度の通常国会に提出するということでよろしいですね。
○玉置委員 三つ一緒に、そういうことですね。  それで、ちょっとお聞きしますけれども、今回の共済年金の統合についても相当の年数がかかっているというふうに聞いておりますけれども、当初、共済年金の統合の話が出てから今国会までどのくらいの年数がかかっているか、その辺についてお伺いしま...全文を見る
○玉置委員 十年じゃなくて五年ですね。  大蔵当局の今回の共済の統合法案、これは似たような性格の企業体というか、公社と国家公務員ということで統合される、これだけで五年かかっているわけですね。今度国民年金と厚生年金と船員保険という全く性格も違うところが合わさっている。世帯も非常に...全文を見る
○玉置委員 案が出されてからではなかなか変わりませんので、案ができるときにいろいろな方面と十分論議をしていただかないと、かえって非常に進みにくい状況になるのではないかというふうな心配をしているわけで、私も統合には反対というわけではないですから、そういう面で十分慎重に、いままでたと...全文を見る
○玉置委員 水準につきましても、自立して正常な生活ができるということがやはり基準になると思う。しかし、年金全体の長期的な安定化ということから考えると、ある程度引き下げざるを得ないだろうというふうな感じがするのです。そのかわり、ある程度所得配分的な要素、それから生活保障的な要素、こ...全文を見る
○玉置委員 次に国鉄の問題に移ってまいりたいと思います。  試算によりますと、六十年から六十四年の五年間に年平均二千六百億円という財源不足が生じる、こういう試算が出ております。国鉄にお伺いする前に大蔵省に、六百億を国家公務員、電電、専売のそれぞれの共済に負担をさせるということに...全文を見る
○玉置委員 助け合うために、電電そして専売の組合員の方々は月々大体千分の十二増額される。これは言ってみればよその会社の人のために違う会社の人がお金を出す、こういうことになるわけですね。  この試算を見ておりますと、不足額約二千六百億円、国鉄等の負担分二千億円というふうにありまし...全文を見る
○玉置委員 大蔵省にお伺いしますけれども、国鉄負担増加分千四百億円、これは年々千四百億円上がりますと、いま国鉄再建を一生懸命やっておられますけれども、この千四百億円をいまの国鉄の財政状態の中で考えたならば、果たして国鉄が払えるかどうか、その辺はどう思いますか。
○玉置委員 何か自信なさそうに言われますから、ちょっとよくわからないですけれどもね。  たとえば、いま国鉄本体が大体四千数百億、約五千億負担されていますね。そこに千四百億円乗っかるわけです。そうすると大体六千四、五百億という数字になりますね。いまの年間の赤字額が一兆三千数百億円...全文を見る
○玉置委員 先般からの委員会の質問の中に、今回の国鉄共済の財政悪化の責任の一部は国にあるのではないか、これは各党からいろいろな質問が出ておりますけれども、それを考えてみても、その悪くなった部分、これが国にあるといたしますと、これをほかの共済組合員の方々に負担をさせるということは大...全文を見る
○玉置委員 いま国鉄再建のための人員合理化というか、入減らしをやっておられますけれども、退職者を募って人を減らすと、逆にそれを支える人数が減ってしまう、そして一方では退職者がすぐ年金受給者になる、そういう状態が続いて悪化が加速度的に進行している、こういうようなお話を聞いております...全文を見る
○玉置委員 共済組合には年金つき再就職というのがあります。厚生年金では、再就職すると、年齢と所得によってそれぞれ減額をされるということがございますけれども、共済組合は退職年金が一〇〇%支給ということになっています。いま非常に状況の悪いときで、ふだんから官民格差ということで大変話題...全文を見る
○玉置委員 中身よりも、人勧との比較とか仲裁裁定との比較とか、そっちの方でお願いします。
○玉置委員 それはよくわかるのですけれども、上げるべきときに上げる、ある時期があると思うのです。それで本来は、こういうふうに重なったときは一つずつずらしていく。増税のときがそうでしょう。いろいろ上げると何兆円にもなるから、ずらしてやっていますね。あれと同じで、やはりずらしていかな...全文を見る
○玉置委員 いままでは共済組合のままで残るのではないか、そういう話をされていましたね。それは共済組合の側に選択権があるわけですか。
○玉置委員 今回共済制度が統合されるということですけれども、今度個々の独立した企業体から見ていけば、国鉄、電電公社、専売公社、それに国家公務員——国家公務員の場合はどうかわかりませんけれども、少なくとも電電公社というのはまだ非常に業績がいいわけですね。まだいいというのはおかしいで...全文を見る
○玉置委員 共済のままでは企業年金は無理だということですね。そうなりますと、状況の悪いところに引っ張られて掛金を高く取られ、いざもらうときは、状況の悪いままに給付をされる、こういうことですね。
○玉置委員 せっかく大臣が来られましたから、一問だけお伺いして終わりたいと思います。  先ほどもちょっとお話を申し上げたんですけれども、今回の統合の中で、各共済の組合員の方々の掛金率が非常に大幅に上昇する。国家公務員の方あるいは電電公社の方になりますと三二二五%ぐらい上がるわけ...全文を見る
○玉置委員 じゃ、終わります。