玉城デニー
たまきでに
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月19日 | 第186回国会 衆議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 私は、本委員会は、政府の責任に基づく対応等について、厚生労働省及び防衛省関係の案件についてただしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、退職駐留軍労働者に対する石綿、アスベスト被害についてお聞きいたします。 厚生労...全文を見る |
○玉城委員 ありがとうございます。 駐留軍労働者数百三十五件のうち、一九七二年以前は二件ということで、数字でお答えいただきました。 アスベストが原因と思われる中皮腫、肺がん等は、実に長い期間、二十年以上もの長い時間を経過して発症することもあるなどの点から、アスベスト被害の...全文を見る | ||
○玉城委員 アスベスト業務に従事していた方については、やはり健康管理手帳制度、この制度が非常に重要かと思います。 さて、去る二月十八日付、沖縄県、地元の沖縄タイムスの一面に、基地内従業員、我々は通称として軍雇用員というふうにお呼びもしておりますが、この軍雇用員へのアスベスト被...全文を見る | ||
○玉城委員 これは質問で事前通告していないんですが、一点、確認のためにお聞きしたいと思います。 では、七二年以前の基地で働いていて離職された労働者の方々に対する、石綿救済法ができましたよ、それによって皆さんをお救いすることができるかもしれませんというふうな通知は、現在、国の方...全文を見る | ||
○玉城委員 こういう制度ができたということは、例えば広報をじかに手にすることができない方々には、やはり直接お知らせをするというふうなことも必要だと思います。はがきは、一度送れば、引っ越しをしておられるのであれば当該住所に尋ね当たりませんという返事が必ず返ってきますので、そういうこ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。防衛省から、そのようにお答えいただきました。 もちろん、現職の方々あるいは一九七二年以降に退職なさった方々には労災も適用されるということもありますので、しっかりと通知は行われていると思います。 他方、復帰前に退職された方々については、保存...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 先ほど田村大臣からもありましたとおり、この記録が残っているということ、そして、実は六六年から七二年までは記録すら残っていないというふうなことを考えると、そこで働いていた人たちの存在が何であるかということは、本当に大きな、揺るがしがたい人権問...全文を見る | ||
○玉城委員 大臣も御存じだということですが、実は後日、報道機関の調査によって、この光は、米国第三海兵遠征軍が那覇市の南西方向に位置する射爆撃場で航空機からの照明弾発射を伴う訓練を行っていたものであることを認めたという記事が掲載されています。 那覇市の南西方向には久米島、鳥島、...全文を見る | ||
○玉城委員 確かに、沖縄県軍転協の回答には、そのように防衛省から回答が寄せられているというふうに私も認識しております。 しかし、これからオスプレイの訓練が全国の七つのルートを使って行われるかもしれないという事前報道等々が行われている現状を考えると、いつ、どこで、どういうふうに...全文を見る | ||
○玉城委員 今、海外における慰霊塔については千二十九基という調査結果が上がっているということですけれども、実は、この沖縄における慰霊塔、慰霊碑の管理に関するあり方検討協議会は、各市町村からその詳しい数値、データが上がってきて、四百四十基あるという事実があるわけですね。 私が住...全文を見る | ||
○玉城委員 ぜひ、それらの遺族の思いを風化させることなく、しっかり取り組んでいただきますよう最後にお願いを申し上げて、質問を終わります。 ニフェーデービタン。ありがとうございました。 | ||
02月21日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 早速質問させていただきます。 きょうは、大臣の所信について、日米同盟の強化、そして、ASEAN諸国、インド、オーストラリアとの協力関係について、さらに中国との戦略的互恵関係についてなど、見解をお聞きしたいと思います。 まず、日米...全文を見る |
○玉城委員 この普天間飛行場負担軽減推進会議において、実務協議に対応する相手となるアメリカ側とは、それではどのようなスキームあるいはスケジュールで協議を進めることが確認されていますでしょうか、あるいは予定されておりますでしょうか、お聞きいたします。 | ||
○玉城委員 基地の固定化を避けるという目的に沿って現在の宜野湾市から普天間飛行場の移設先に予定されているアメリカ海兵隊キャンプ・シュワブがある名護市では、本年一月十九日に市長選挙が行われ、地元の陸にも海にも新しい基地はつくらせないという政策を訴えた稲嶺進候補が、今選挙で、明確に辺...全文を見る | ||
○玉城委員 私は大臣の丁寧な説明には大変敬意を持っておりますけれども、沖縄県民は、地元の名護市では明確な反対の意思を示したということは先ほど申し上げたとおりです。 しかも、今、大臣のお話の中で、在沖米軍ではなく、在日米軍とおっしゃいました。在日米軍ですから、在日米軍の抑止力は...全文を見る | ||
○玉城委員 この普天間の件に関しましては、またこれからも委員会の方でしっかりとただしてまいりたいと思います。 次に、ASEAN諸国、インド、オーストラリアとの協力関係についてお伺いいたします。 日本と東南アジア諸国連合、ASEAN加盟国の防衛次官級会議が、十八日、これもま...全文を見る | ||
○玉城委員 今回の会合については、ASEAN諸国に対して、安倍政権が進めようとしております武器輸出禁止政策見直しへのASEAN諸国の理解、そして、今おっしゃったように、災害及びテロ対策分野においても、禁輸措置に抵触しない装備等の共同開発協力の拡大なども積極的に向こう側から関与させ...全文を見る | ||
○玉城委員 まさにその安全保障戦略に関しては、国会での議論を尽くしていくべきである、本員はそのように思います。 中国との尖閣問題や太平洋への展開などの対処等、かかる現状において、今回の会合場所を沖縄にしたということは、ある面、南シナ海における中国の覇権的な行動に頭を悩ませてい...全文を見る | ||
○玉城委員 平和的に開催するのであれば、ぜひ、オブザーバーとして、あるいはゲストとして、中国にも、沖縄で開催しますのでどうぞ参加してくださいとおっしゃっていただければ、向こうも来やすいのではないかと思います、歴史的、文化的に。ぜひ、そういうことも含めて、平和的な意見をどんどん積み...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 今答弁にございましたように、私は、このインドという国は、国名で単独で特出しをして、もっと集中的にいろいろ、外交でこういうふうな形で取り組んでいきたいということをもっと積極的に行ってもいいのではないか、そういう相手国に十分なり得るのではないか...全文を見る | ||
○玉城委員 もう時間ですので、最後に大臣の所見を一言だけお伺いしたいと思います。 安倍総理、それから総理側近のさまざまな発言、NHK会長の発言などなど、いろいろなところで、日米関係において、ややもするとタカ派的な色合いが強く出ているということにアメリカは相当懸念を示していると...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 ぜひ平和的な外交に邁進なさっていただきますようお願いいたしまして、質問を終わります。ニフェーデービタン。ありがとうございました。 | ||
02月26日 | 第186回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号 議事録を見る | ○玉城分科員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、予算委員会第六分科会で、農林水産省関連、環境省関連の件について、農水省へは豪雪災害に関する件について、そして環境省へは生物多様性に関する件と世界自然遺産に関する件についてをお尋ねさせていただきたいと思います。 さて、私は...全文を見る |
○玉城分科員 かように本当に甚大な被害をこうむったという雪の害なんですが、この六百五十億円という被害が一都七県から二月の段階で上がっているということではありますけれども、農家への支援対策について農水省でどのような取り組みをなさっていらっしゃるでしょうか。 また、時価評価額の八...全文を見る | ||
○玉城分科員 ありがとうございます。 被災された農業者の損失を掛金方式で補償する共済制度以外には、今のような五項目の救済措置をとらせていただくということで今答弁をいただいたものと思います。 実は、今回のこの豪雪の被害によって、農業はもはや不可能と考えていらっしゃる農家の方...全文を見る | ||
○玉城分科員 ありがとうございました。 ぜひ、我が国の農家の方々がやはり農業を続けていけるという自信を持っている、その下支えをしっかりと政府にもお願いを申し上げたいと思います。よろしくお願いします。 農水省関連の質問は以上とさせていただきます。ありがとうございます。 ...全文を見る | ||
○玉城分科員 今答弁の中にもありましたが、陸域のヤンバルクイナですとかさまざまな動物、ヤンバルテナガコガネなどなど、やはり沖縄本島の北部には原生の森が残っているということで、陸域は、確かに今おっしゃるように、希少生物などが生息している非常に重要な地域であります。 一方、やはり...全文を見る | ||
○玉城分科員 沖縄県議会において二十四日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋立承認を検証する調査特別委員会、いわゆる辺野古百条委員会の参考人質疑の中で、稲嶺進名護市長は、名護市の総合計画や景観計画には自然環境の持つ意味、役割を記述している、環境基本条例も制定しており、県...全文を見る | ||
○玉城分科員 さまざまな専門家がさまざまな知見でもって環境影響を評価する、判断をする、その手続そのものは、私は否定するものではありません。 しかし、やはり国民が、自然の保全、豊かな自然を未来の日本の後々の方たちに、つまり自分たちの子孫のために残しておきたいという気持ちは、それ...全文を見る | ||
○玉城分科員 その暫定リストに挙がっていた経緯を私も十分承知しているところであります。 しかし、その海域は、これだけ紹介しておりますとおり、実は、陸域に最も近く、そして深く切れている湾の形状、さらには、浅瀬と隣接しているサンゴ礁の豊かな、アオサンゴの群生などなどを見ると、前段...全文を見る | ||
○玉城分科員 最後の大臣の答弁は、まさに、リストに至る経緯とその中身について最後に確認をさせていただいた答弁だと思います。 私が先ほど聞いたのは、あるいは意見をさせていただいたのは、この世界自然遺産のリストに挙がらないけれども、先ほども紹介したランク1、ランク2の、重要な生育...全文を見る | ||
○玉城分科員 わかりました。また別段、しっかり議論をさせていただきたいと思います。 ありがとうございました。ニフェーデービタン。 | ||
03月07日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうの最後の質問者になりますが、重複する部分もぜひまた改めてただしてまいりたいと思います。 我が国の外交案件について、きょうは、北方領土問題、そしてウクライナ、クリミア情勢についてお伺いをいたしますが、その前に、大臣、まず、今二〇...全文を見る |
○玉城委員 ありがとうございます。 文化とスポーツは、まさに国境を越えて人々が交流をする、世界が一つになる、そういう機会だと思います。オリンピックはまさにその好機であるというふうに思います。 さて、実は、現地時間の七日から十日間にわたって、今度はパラリンピックが開催されま...全文を見る | ||
○玉城委員 八日の首脳会談の後、安倍総理が行った内外記者会見で、NHKの記者の質問、二島先行返還論など、打開点を模索する議論についてどのようにお考えかという質問に対しては、日ロ関係全体の発展を図りながら、四島の帰属問題を解決し、平和条約を締結する、この基本方針のもとで交渉に取り組...全文を見る | ||
○玉城委員 その良好な関係を築きつつある中でのウクライナ情勢については、日本側としても大変心痛していらっしゃるのではないかというふうに思いますが、日本は、エネルギー資源のほぼ一〇〇%、それから食料、カロリーの約六〇%を輸入に頼っている、頼らざるを得ない国です。ですから、そういう中...全文を見る | ||
○玉城委員 平和裏に解決をするために努力をする、それがやはり日本外交の基本中の基本だというふうに思いますが、一方、ウクライナに対しても、やはりさまざまな形での支援をしていかなければならないと思います。 その中でも特に、ウクライナに対して日本側からの財政支援など、その対応の協議...全文を見る | ||
○玉城委員 ロシア政府側がウクライナの暫定政権を認めていないという状況の中でどういう財政支援ができるのか、これはまさに世界各国と協調して取り組まなければいけないのではないかと本員も思料いたします。 さて、プーチン大統領は、自国のロシア閣僚に対して、国益を考慮しながら従来の相手...全文を見る | ||
○玉城委員 今、大臣の発言の中で、私が思っていることと大臣の見解と少し違うのは当然だとは思いますけれども、例えば、TPPの交渉はかなり今、ハードランディングするのかしないのか、わからないような状況の中、そして普天間の辺野古移設問題は沖縄県民の七割が反対しているという中、それをアメ...全文を見る | ||
03月12日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーでございます。 早速質問に入らせていただきます。 きょうは、米軍関連の事件、事故について幾つかただしたいと思います。 まず、嘉手納基地所属のF15戦闘機の風防ガラス落下事故についてお尋ねいたします。 米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘...全文を見る |
○玉城委員 まず、そのチェックをした結果、安全性が確認されたということではあるんですが、実はF15戦闘機は、これまでにも風防ガラスを脱落する事故を起こしております。この類似の事故等について、どのようなものがあったのか、改めてここで確認をしたいと思います。 | ||
○玉城委員 やはりこのように、過去に三度、風防の脱落事故を起こしている。 事件、事故発生の都度、県並びに基地所在市町村、例えば嘉手納基地ですと、嘉手納飛行場における三市町協議会、沖縄市、嘉手納町、北谷町で構成している三連協など、あるいは各政党などから抗議と要請が繰り返されてき...全文を見る | ||
○玉城委員 過去の、八三年、九七年、二〇〇二年の風防の脱落事故の原因は実は報告されていないということになっていますので、報告されているものとされていないものがあるということもまた大きな問題であるというふうに考えざるを得ません。 さて、このように、陸上、海上などへの米軍機事故に...全文を見る | ||
○玉城委員 一般論では確かにそのようになると思います。 しかし、過去に沖縄は、米軍のヘリから落ちてきたジープ、トレーラーで圧死した事件ですとか、これが民間地域に及ぶということを考えると、本当にその不安は尽きないわけでありますね。 沖縄県周辺の米軍の訓練に起因する事故の不安...全文を見る | ||
○玉城委員 沖縄には、国の出先機関として、外務省は沖縄担当の高田稔久特命全権大使及び沖縄事務所、防衛省は防衛省沖縄防衛局をそれぞれ設置し、外交及び安全保障に関する調整業務を遂行しているものと思われますが、これは県民も理解をしております。 しかし一方で、政府関係省庁、外務省沖縄...全文を見る | ||
○玉城委員 こういうふうにさまざまな取り組みをしていること、それはもちろん、防衛省、外務省が、不断に、住民、地域自治体との信頼関係を構築していきたいということで取り組んでいただいているものと思います。しかし、先ほども申しましたとおり、事がこれだけ立て続けに起こっているということは...全文を見る | ||
○玉城委員 全国紙ではなかなか、沖縄で起こっているこういう事件、事故が報道されない。ですから、国民には全く知らされていない。そういうことが一番問題なんですね。だからこそ、私は、地元のこういう記事を参考にしたり、あるいは調査をしたりして、国民の皆さんにその実態を知らしめるべきである...全文を見る | ||
○玉城委員 二〇一二年の米軍再編、見直しで、沖縄から九千名余りの部隊が海外に展開する。そうすると、残っている実数は定かではないんですが、米軍はより小規模の部隊にシフトしてもいいと考えているので、二千名から三千名ぐらいの規模が沖縄に残ればいいというふうに考えている。つまり、そういう...全文を見る | ||
○玉城委員 終わらせていただきます。ありがとうございました。ニフェーデービタン。 | ||
03月14日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 在外公館の名称、位置、勤務する公務員の給与に関する改正案について質問をさせていただきます。 本員は、特に外国で勤務をしていらっしゃる公務員、職員の皆さんの健康に関して、日ごろから関心があると言うと、とりわけ何かその辺で詳しいのかとい...全文を見る |
○玉城委員 九十四、九十五、九十六ということで、少しずつではありますけれども、配置する数が上がってきている。しかし、在外公館の数からすると、まだまだ私は足りないというふうに感じる次第であります。 さて、職員の皆さんの生活面、精神面をサポートするために御家族も赴任先へ御一緒され...全文を見る | ||
○玉城委員 御家族の皆さんの健康管理についても、やはり、働いている職員の方々もそうですが、御家族の皆さんも、言葉も違う、食べ物も違う、気候も風土も違うということであれば、そこもしっかりサポートしていただきたいというふうに思うわけですね。 さて、先ほど、九十六公館に配置されてい...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 派遣されていない地域においては年四回の巡回検診、あるいはその地域でのいろいろな健康相談といいますか、メールや電話などでもとっていらっしゃるということではありますけれども、この場合、やはりどうしても懸念されるのは、緊急的な場合のさまざまないわ...全文を見る | ||
○玉城委員 ぜひしっかりサポートしてまいりましょう。 終わります。ニフェーデービタン。 | ||
03月18日 | 第186回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○玉城デニー君 生活の党の玉城デニーです。 私は、生活の党を代表して、ただいま提案のありました国家安全保障戦略、防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について質問いたします。(拍手) 昨年十二月に、これまでの国防の基本方針にかえて我が国として初めて策定された国家安全保障戦略...全文を見る |
03月26日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 国際情勢に関する件について、きょうは、核セキュリティーサミット、岸田外務大臣のバングラデシュ、ミャンマーの二カ国訪問について、それから難民問題についてなどを質問させていただきたいと思います。 三月二十四日、二十五日の二日間にわたり、...全文を見る |
○玉城委員 ありがとうございます。 我が国では、保障措置、セーフガードですね、それから原子力安全、セーフティー、核セキュリティー、セキュリティー、いわゆるスリーSの確保を一貫して推進していくということで、その基本的な方向性も出されているというふうに承知しております。 さて...全文を見る | ||
○玉城委員 先ほど大臣の答弁の中にありましたが、核不拡散・核セキュリティ総合支援センターについて、これは文部科学省に質問したいと思いますが、我が国を初めとする各国の核セキュリティーへの取り組み、特にアジアを中心とする地域における核セキュリティーについてどのような役割を担うものであ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 では、続いて岸田外務大臣の二カ国訪問について質問いたします。 三月二十一日から二十三日にバングラデシュ、二十四日にミャンマーを訪問された件についてですが、この二カ国訪問に関するそれぞれの内容について御説明をお願いいたします。 | ||
○玉城委員 親日国であるという関係性は、これは企業活動にとっても大変有利な場所であるというふうに私も思います。 日本のこの両国における経済活動、特に民間企業の進出には、より効果のある積極的な協力関係の推進も求められるものと思われますが、この民間経済関係の支援についてどのように...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 ミャンマーでは、このほか、先ほども大臣の答弁にありましたとおり、我が国の支援事業として、世界食糧計画、国連児童基金、国連難民高等弁務官事務所などと連携して少数民族を支援するというプログラムがあるということですので、この件に関しましては、ま...全文を見る | ||
○玉城委員 平成二十年十二月の閣議了解と決定に基づいて、アジアで初めての第三国定住難民の受け入れ国として、平成二十二年から第三国定住難民の受け入れをしているという現況でございます。 これは、五年間を区切りとするパイロットケースとして、タイ国内の難民キャンプに滞在する難民を対象...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、今度は内閣官房に質問させてください。 この課題への対応及び今後の受け入れ体制等について策定するためとして、難民対策連絡調整会議のもとに、難民問題に関する有識者等から成る第三国定住に関する有識者会議が置かれ、第三国定住の意義、定住支...全文を見る | ||
○玉城委員 これからの対応については、定住のための支援プログラム、それから就労支援と就労先の確保、定住地域の選定などのほか、定住先地域における支援対策として、地域定住支援員などのように、難民と、地方自治体や地域コミュニティー、あるいはその家族の子供たちが通学する学校、あるいは就労...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。質問を終わります。ニフェーデービタン。 | ||
03月27日 | 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、これまでにも幾つか、ほかの委員の皆さんと質問が重複するかと思いますが、どうぞ真摯な御答弁をお願いいたします。 まず、ウクライナ、クリミア問題を端緒とする、ロシア外交の課題について伺います。 クリミアにおけるロシアの対応...全文を見る |
○玉城委員 では、今大臣がお答えした件について、二点お尋ねいたします。 まず一点。このウクライナ、クリミア問題に関する我が国の方針としては、米国及びEUなど、それらの西側諸国との連携を主にするものと思われます。日本側がロシアに対して、この問題に関してとり得る制裁等の対応はどの...全文を見る | ||
○玉城委員 日ロ間の最大の懸案は北方領土問題です。さらに、我が国におけるエネルギー資源に関しても、原油は第五位、LNGに関しては第四位と、いずれにおいても資源依存の傾向にあります。対ロシア貿易については、リーマン・ショックを受けた二〇〇九年度は落ち込みはしたものの、翌年から回復し...全文を見る | ||
○玉城委員 しっかりと対応をとっていただきたいというふうに思います。 次に、北朝鮮ミサイル発射に関する重大事案についてお尋ねいたします。 北朝鮮が二十六日未明、日本海に向けて中距離弾道ミサイル二発を発射しました。一部の報道によると、時あたかもオランダ・ハーグで開催されてい...全文を見る | ||
○玉城委員 では、内閣官房に伺います。 国家安全保障戦略には、政府としては、国家安全保障会議の司令塔機能のもと、本戦略に従って、国家安全保障に関する政策を一層戦略的かつ体系的に実施し、国家安全保障に万全を期すと記されています。 今回のミサイル発射事案に迅速かつ毅然と対応す...全文を見る | ||
○玉城委員 あと一点伺いたいと思います。 このような事案対処のため、情報収集と分析などの一元化、各省との共有及び迅速な指示発出などが本来その司令塔的役割を持つ国家安全保障会議が担うべき役割であり、強い責務だと認識いたします。その点についての内閣官房の見解を伺います。 | ||
○玉城委員 では、この問題については以上とさせていただきます。 次に、低周波音に関する環境調査について伺います。 小野寺防衛大臣は、二十五日の記者会見で、米軍普天間飛行場周辺でオスプレイなど航空機から発生する低周波音の情報収集や分析などを行うと発表いたしました。そのための...全文を見る | ||
○玉城委員 この低周波音問題に関しては、昨年四月の第百八十三国会の予算委員会並びに五月、十月の本委員会で私が質問し、琉球大学環境工学の渡嘉敷健准教授による本島四カ所でのオスプレイ通過による低周波音の影響について、測定データの数値を紹介しています。 それらの生データではいずれも...全文を見る | ||
○玉城委員 もう最後になりますが、防衛省がしっかりした低周波音の測定、調査、分析を行うためには、このような知見を有する地元からの専門的な識者に、この有識者会議へ参加していただくことは必須の条件であるというふうに思料いたします。 最後に、委員長に一つお願いをさせていただきたいと...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。質問を終わります。ニフェーデービタン。 | ||
04月02日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第8号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーでございます。 私が、きょうのこの日本・UAE、アラブ首長国連邦及び日本・トルコにおける原子力協定に関連しての質問のラストバッターとなります。重複する質問等々もあるかと思いますが、どうぞまたしっかりと御答弁をお願いしたいと思います。 それで...全文を見る |
○玉城委員 まず、やはり核の平和利用、不拡散ということについて、各国でそれを最大限の基本として二国間の条約も結ばれるわけなんですが、では、原子力の安全性に関して特に厳格に規定している関連条約、法規と、それに対応する我が国の法規とはどのような関係になっておりますでしょうか、お聞かせ...全文を見る | ||
○玉城委員 日本が、二国間で協定が締結されている国において、今後、日本の民間企業体が事業を受注して進められる場合、そうすると、やはりさまざまな国からのサポートというものが必要になってくるというふうに思います。 政府全体としてさまざまなサポート体制がとられることが前提になる場合...全文を見る | ||
○玉城委員 個別の案件によってそれぞれまた資金繰りも変わってくるということは当然でありますが、この場合、相手国とのファイナンスに関する負担割合などについても少しお聞かせをいただきたいと思います。どのようになっておりますでしょうか。 | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、次に、さまざまな二国間の協定に関連する管理やリスクについてお尋ねしていきたいと思います。 原子力発電所建設及び核物質等の安全管理に関しては、本協定内の内容における取り組みはもちろんですが、原子力安全関連条約に基づく措置の実施も含め...全文を見る | ||
○玉城委員 済みません、今の件で一点確認をさせていただきたいと思いますが、今答弁になったことは、日本が各条約に加盟をして、双方がその賠償の関係性を持っているということでしょうか。それとも、相手国がそういう条約に加盟をしているということの確認でよろしいでしょうか。 | ||
○玉城委員 そうですね。我が国も、実はこれまでそのような条約には入っておらず、今CSCの条約に加盟するかどうかというところについて検討しているというふうなことで承知をしております。 では、今回の二国間における協定の内容について、一番重要な点ですが、改めて確認をさせていただきた...全文を見る | ||
○玉城委員 改正する予定はないというふうな中にあって、限定的ではあっても書き込まれてしまったということが、これからも臆測を恐らく残していくのではないかというふうに懸念があるわけです。 それでは、万一論ということでお答えをしていただきたいと思います。万が一、この協定の改正による...全文を見る | ||
○玉城委員 協定を締結した後に、例えば我が国と諸外国との政治環境等々を考えてみますと、情勢不安等不測の事態によって原子力発電所建設計画が中断、あるいは施設完成後の核物質安全管理体制等に著しい障害等が生じた場合、協力国である我が国が負わなければならない責任や範囲というのはどのように...全文を見る | ||
○玉城委員 では、今、文字どおり、核セキュリティーのスリーSが示されたわけですが、IAEAが提示した核セキュリティーの暫定的定義は、核物質、その他の放射性物質、それらの関連施設に対する盗取、破壊行為、不正アクセス、不法移転その他の悪意ある行為の予防と検知に関して、それにつながるテ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、ここからは、我が国がとり得る放射性物質の管理について、少しお話を聞かせていただきたいと思います。 福島第一原発では、かかる事故から三年がたち、大量の地下水による汚染水対策に現在も追われている一方です。原子炉建屋内部及び原子炉の細部...全文を見る | ||
○玉城委員 今答弁の中にありました内容が本当にスムーズに行われているのであれば誰も懸念を持たないはずですが、ALPSがとまったり、あるいは電源が停止したり、このかかる事態というのは、もう一刻の猶予もならないという状況が続いていることでしかないと思うんですね。 ですから、そうい...全文を見る | ||
○玉城委員 つくづく思いますに、今もし福島第一原発が、再びマグニチュード七クラスの地震が来たらどうするのかということを想像してみていただきたいと思います。我々は、しっかりそのことに対しても、早急なという表現では余りにも陳腐過ぎるぐらいの対応策を、日本という国力をもってでも当たらね...全文を見る | ||
○玉城委員 るる見解を聞かせていただきましたけれども、やはり日本がとるべき道のりは脱原発です。脱原発から新しい技術を開発して、それを各国で共有していく、そういう方向性も新しい日本の方向ではないかということを最後に申し上げて、質問を終わります。ニフェーデービタン。 | ||
04月03日 | 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 国の安全保障に関する件についてお伺いをいたしますが、きょうは、まず防衛装備移転の三原則についてお伺いしたいと思います。 大臣、実はけさの地元沖縄の琉球新報の「金口木舌」という、一番下の方に囲みで書いてある記事で、世に出世魚というもの...全文を見る |
○玉城委員 第二次安倍政権が誕生してから、アベノミクス、経済の再生と成長をうたいながらも、憲法解釈を初め昨年の臨時国会における特定秘密保護法の強行採決など、安全保障分野における突出ぶりが特徴的となっています。では、この三原則をなぜ今この時期において全面的な見直しをしたのかについて...全文を見る | ||
○玉城委員 本三原則は、これまでの武器の原則禁輸を撤廃し、今大臣がおっしゃったように、安全保障環境の厳しさが増す、あるいは国際協調主義の観点から積極的に対応するなど、理念そのものが国際紛争の助長回避から国連憲章の遵守という表現へと変わっております。 三原則の見直しによって旧三...全文を見る | ||
○玉城委員 今の大臣の答弁を聞いていますと、決めたことを後で報告する、事後報告する。つまり、それ以前の国民的議論あるいは立法府における議論そのものが非常に危うくなるのではないかというふうに思います。 これは、NSC設置法案の審議のときにも本員がそのことを警鐘いたしました。NS...全文を見る | ||
○玉城委員 これまでの武器輸出三原則、武器、ウエポンあるいはアームズという表現から、防衛装備というふうな表現に一見やわらかく変わった。ソフトなイメージがある一方で、その開発、協力についてはどんどん取り組んでいくというふうなこと、この三原則ではそこがより一層強く出ているのではないか...全文を見る | ||
○玉城委員 御指摘のような懸念が当たるか当たらないかは、まさにこれから立法府が行政をしっかり監視していくことに尽きるのではないかというふうに思います。 ありがとうございました。この点に関しては、また後日、いろいろと重ねてただしていきたいというふうに思います。 続いて、海洋...全文を見る | ||
○玉城委員 今回の演習に関しては、我が国からは、国家安全保障会議、NSC、防衛省、外務省、海上保安庁、それから宇宙航空研究開発機構、JAXA、そういう各省庁が網羅されているわけなんですが、この衛星監視体制の国内間におけるシステムや運用体制について、内閣官房に伺いたいと思います。 | ||
○玉城委員 まず、今後の運用やシステムの体制についてはこれからしっかりと検討していくというふうな答弁だったかと思います。 さて、今回は、日本とアメリカ双方が参加しています。アメリカからは戦略軍、国防総省、国土安全保障省など、日米で多数の関係機関が参加をしております。一方、やは...全文を見る | ||
○玉城委員 一回目の机上演習ですので、必要な監視体制、それが、例えば日米安全保障協議委員会、2プラス2の共同文書にあるとおり、両国が安全保障の新たな連携分野と位置づける宇宙協力の柱の一つとするのであれば、さらにこれから、より深い内容でもろもろの運用体制が構築されていくものと思いま...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 何と申しましても、サイバー空間、宇宙空間は、我が国にとっても、これからさらにまた研究して、より高めていかないといけない体制になっていくものというふうに期待を込めて、質問を終わらせていただきます。ニフェーデービタン。 | ||
04月03日 | 第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーでございます。 きょうは、原子力問題調査特別委員会、最後の質問者ですが、質問等、重複することもあるかと思いますが、どうぞ、御答弁についてもまたよろしくお願いいたします。 さて、昨日、外務委員会では、日・アラブ首長国連邦、日・トルコの原子力の...全文を見る |
○玉城委員 ありがとうございます。 つまり、三十年から四十年、本当に中期から長期にわたるこの計画については、特に第二期の燃料デブリの取り出しが開始されるまでの期間が十年以内だということを考えますと、その都度対策をしっかりと点検し、確認し、そのロードマップを細部にわたって見直し...全文を見る | ||
○玉城委員 そのようにさまざまな管理をする中、一番必要になってくるのは人材です。先ほども、中長期から考えると、もう本当に何十年という間、常にそこには人がかかわらないと作業が進みません。これからの中長期ロードマップ作業工程で懸案となります、一般人材要員の確保、さらには、高濃度放射線...全文を見る | ||
○玉城委員 常に健康第一で働けること、これこそが当たり前の環境であり、そして、その状態に戻すことが一番の使命であるかというふうに思います。ぜひ御尽力いただきたいと思います。 続いて、原子力対策指針についてお伺いいたします。 原子力規制庁では、原子力災害対策指針を策定し、緊...全文を見る | ||
○玉城委員 事故などの発生による要援護者及び地域住民の避難について、緊急事態区分と判断基準、そしてそれに伴う防護措置の対応についてこの計画では策定されております。当然、避難措置、防護措置、それぞれに関しては、地域の自治体及び関係機関、団体等と綿密な連携がとられなければならないもの...全文を見る | ||
○玉城委員 それでは、地域の防災計画の策定のみならず、さまざまな災害対策それから避難計画等については、今おっしゃったような指導あるいは助言についても連携しているということで、確認でよろしゅうございますか。 | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 しっかりと、地域の団体、関係機関も網羅して、ぜひ一体的に取り組んでいただきたいと思います。 では、残り時間は、オーストラリアの御出身でいらっしゃいます医学博士、ヘレン・カルディコット博士について少しお話をさせてください。 ヘレン・...全文を見る | ||
○玉城委員 十四の提言のうち、もう一つ、今度は環境省にお伺いします。 福島事故による放射能被曝を受けた全ての人たち、特に新生児、子供、免疫力が低下している人、年配者などは、医学的検査を徹底的に、そして生涯にわたって定期的に受け、必要であれば治療を受けなければいけないというふう...全文を見る | ||
○玉城委員 終わったわけではありません。福島の事故はこれからです。出てくる影響はこれからさらにしっかりと調査をしていかなくてはいけないんですが、このように、国際的な高い知見を有する医学博士、放射線の科学者等を含めた世界のあらゆる階層、団体からの専門的な助言について、我が国政府がし...全文を見る | ||
04月04日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第9号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、外務委員会、国際情勢に関する件、特にハーグ条約を中心に、しっかりと御説明をしていただきたいという気持ちで、ぜひ質問をさせていただきたいと思います。 私も委員会で幾たびか質問させていただいておりますが、一九八三年に発効したハ...全文を見る |
○玉城委員 まさに、国際社会の中で、こういうふうに国際間の人権問題、特に十六歳未満の子供を最優先に考えるこのハーグ条約について、我が国がきちんと、子供や、家庭における人として、その尊厳も守るということに一歩ずつ踏み出しているということについては、本当に期待と、そしてその重たい責任...全文を見る | ||
○玉城委員 その判断をする、もとの居住国への返還の是非は、東京か大阪の家庭裁判所で行うということになっているんですが、実は、大臣、私も外務省のホームページから、「ハーグ条約ってなんだろう?」という、PDFでプリントアウトさせていただきまして、大変わかりやすい、漫画で書いてあるパン...全文を見る | ||
○玉城委員 さまざまな形で厚く対策をとっていただくということは本当にありがたいことですが、私も、外務省のホームページをのぞいて、では、自分でまずその申請書などなど書けるかなと思ってのぞいてみたんですが、やはり少し専門的なところがあります。ですから、そういう意味でいいますと、このA...全文を見る | ||
○玉城委員 気兼ねなく相談させていただくために、例えば、大臣、各市町村にそこと直結する担当窓口を一つ置くですとか、そういうふうな、ふだんからどこからでもアクセスできる、そういうシステムをぜひつくっていただきたいなということもあわせて私はお願いしたいところであります。 さて、ス...全文を見る | ||
○玉城委員 まず第一に、保護されるべき、法律によって守られる者、それからさらには、日本の現在ある各省、各法によって利用され、それがまた、かつ国民の幸福につながるということであれば、法テラスもぜひ積極的にその支援体制を、啓蒙、啓発活動を積極的にやっていただきたいというふうに思う次第...全文を見る | ||
○玉城委員 そういう情報もぜひしっかりと伝えていただいて、多くの皆さんの面会の実現にこぎつけられたらありがたいなというふうに思う次第であります。 さて、実は、日本とアメリカのそれぞれの国によっては、親権と監護権というものが、それぞれその国内法によってあり方が異なっております。...全文を見る | ||
○玉城委員 やはりこういう問題は、一緒に住んでいる良好な関係のときには起こらない問題だと思います。離婚する双方の親が離れ離れになるときに子供をどうするのかということを考えると、やはり国内法のそういうサポートは、もし欠けている部分があれば、早く満たすべきであるというふうに思うわけな...全文を見る | ||
○玉城委員 やはり、国内の問題もそれぞれの家庭によって全て課題が違うということは、もう御案内のとおりだと思います。ですから、我が国における人権問題について、一人の子供、一人の人間、一人の親、それぞれがやはり尊厳を持った存在であるということについて、国内における人権擁護問題等に関す...全文を見る | ||
○玉城委員 法務省の中にある人権擁護機関ですから、法務省の規定によって活動する、そこにはやはり限界があるということがたびたび言われているわけでございます。 ですから、だからこそ、政府からの独立性を持つ人権委員会設置等の整備の必要について、たびたび国連からも勧告を受けているわけ...全文を見る | ||
○玉城委員 実は、おととしの通常国会で閣法として提案され、それが解散によって廃案になってしまったという経緯もありますが、平成二十三年八月、法務省政務三役によって出された基本方針があります。新たな人権救済機関の設置についての基本方針、法案名称、人権救済機関の設置、人権委員会、地方組...全文を見る | ||
○玉城委員 ぜひ出しましょう。そういう法案をしっかりと国会で議論する、そのことが多くの国民の幸せにつながることであれば、積極的に立法府で議論させていただくことを期待させていただきまして、質問を終わります。 ありがとうございました。ニフェーデービタン。 ————◇—...全文を見る | ||
04月08日 | 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーでございます。 きょうは、防衛省設置法の一部を改正する法律案、法案審議から、まず質問をさせていただきたいと思います。 今回、自衛隊の円滑な任務遂行を図るため、自衛官定数等の変更その他、改定、整備を行うものとなっておりますが、まず伺います。 ...全文を見る |
○玉城委員 今の答弁について、一点確認をさせていただきたいと思います。 この構成の割合を見ますと、本来であれば裾野型の人員構成が最も求められているということもありますけれども、充足率は九〇・八%ということで、定数にも足りていないという現状もあります。 しかし、その一方で、...全文を見る | ||
○玉城委員 現場の専門官であります各自衛官の処遇等々については、さらに、まあ省内でも行われているとは思いますが、適宜適切なしっかりとした配分そして構成を求めることについては、しっかりと私どもも協力をしていくという方向で一致をしているものというふうに思います。ありがとうございます。...全文を見る | ||
○玉城委員 では、大臣、一点お伺いいたします。 この防衛審議官は、外部からの登用になりますか、それとも内部からの常任ということになりますか。 | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、次の質問に移ります。 この今回の防衛省設置法の改正案によりますと、先ほどは自衛隊の部隊の新編、改編に伴う現員数をお伺いいたしましたけれども、即応予備自衛官についても、ここで上がっておりますので、質問させていただきます。 この改...全文を見る | ||
○玉城委員 やはり、東日本大震災を含め、専門的な即応態勢がとれる人員を常に確保しておくということは、あらゆる意味で、即応予備自衛官の任務を啓発と申しますか、しっかりと広く広報していくということも、国民にとってその理解を進める上で欠かせないものだというふうに思いますので、引き続き、...全文を見る | ||
○玉城委員 まさに、サイバー攻撃に対しては、見えないところから見えないものがやってくるという感覚でいった方がいいのではないかと思う。ある日突然そこが侵略されていくというふうな、重要な機密が漏れ、さらにそれが侵食といいますか、侵されていくということを考えますと、常に二十四時間、きち...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 今答弁の中にありましたとおり、やはりそれぞれの情報を共有する、そしてさらに統合的に運用していく、それが、ある意味でいいますと網の目を細かくしていくというふうなことは、常に、日進月歩という言葉そのものすらもう陳腐化されているような現代のサイバ...全文を見る | ||
○玉城委員 このカウンターインテリジェンスは、特に、ヒューミントといいますか、さまざまな情報を収集、分析する能力を統合的に高めていくことが必要ですが、最後に、それらに含めて、今度は宇宙空間利用について質問させていただきます。 安全保障戦略でも、「宇宙空間の安定的利用を図ること...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 まだ答弁が残っているところではありますが、時間ですので終わらせていただきます。 ぜひ、この問題に関しては、引き続き、全体の統合でNSCとの関係がどういうふうになっていくのかについてさらにただしていきたいと思いますので、よろしくお願いいた...全文を見る | ||
04月09日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、通称グアム協定の件、それから武器貿易条約の締結について承認を...全文を見る |
○玉城委員 今答弁にありましたとおり、当初総額百二億七千万ドルが八十六億ドル、これは二〇一二年度のアメリカ側の会計によるわけですが、日本側は真水の部分ということで、上限二十八億ドルは変更せず、それ以外の出資、融資に関してはカットされたというふうなことで確認をさせていただきました。...全文を見る | ||
○玉城委員 そうなんです。今回のこの見直しの何が大きなポイントかというと、今までは、資料にもありますとおり、要員約八千人プラス家族約九千人がグアムに移るということが、要員約九千人プラス家族が日本国外へということになったんですね。つまり、グアムだけではなく、日本国外という表記に変わ...全文を見る | ||
○玉城委員 今回は、グアム及びこの北マリアナ諸島連邦、テニアンの訓練場の整備を明記して、アメリカ側は、訓練場の使用、つまり、日本側、自衛隊が使うその使用に係る日本の要請を、改正議定書の第六条で「合理的なアクセスを認める意図をもって好意的に考慮する。」日本側が求めればそれは使っても...全文を見る | ||
○玉城委員 そうなんですね。抑止力の維持と負担軽減、これは二つの沖縄における米軍基地問題の大命題になっていると思います。そして、それにつけ加えるのであれば危険性の除去ということ、この三つに関しては、どれ一本も外すことのできない、この三本が、再編計画、日米同盟における安全保障の柱の...全文を見る | ||
○玉城委員 今の点をもう少しかみ砕いて確認をしますと、これまでは司令部とその要員とその家族が移転するというものが、今ありましたとおり、要員約九千名ということで、それに家族の数は具体的にはちょっと入れにくいなということでございます。 これは何を意味するかというと、つまり、この実...全文を見る | ||
○玉城委員 今の内容からしますと、やはり、従来政府が答弁をしてこられました、司令部、陸上部隊、それを支える兵たん部隊、さらにそれを展開させる輸送部隊、この場合は航空部隊など、そういうふうな部隊の編成がこの今回の再編によって行われるわけでございます。 この移動に伴う海兵隊の再編...全文を見る | ||
○玉城委員 つまり、まだ具体的にはその内容については明らかにされていないということですね。 そうすると、ハワイにおける部隊の構成、それから、当然ですけれども、オーストラリアにおける部隊の構成、さらには、先般、フィリピンとの演習等の協定についても米側の方で進められておりますので...全文を見る | ||
○玉城委員 今の大臣の答弁の中では、空地任務のMAGTFの件について御説明をしていただきました。空地というのは、あいている地、空の地。つまり、出ていった後どうやって運用していくのかというふうなことの、部隊との編成とも絡み合っているわけでございます。 ですから、実は、今沖縄で訓...全文を見る | ||
○玉城委員 今の答弁ですと、いかにも牧港の北側進入路以外がもう返還されているというふうに少し錯覚を覚えるところがあるんですが、もう一度確認させてください。 今現在、最もこの中で先行返還してほしいというところは西普天間住宅地区だと思います。その西普天間地区の進捗状況、お手元に資...全文を見る | ||
○玉城委員 そうなんです。沖縄の基地は、返還合意は先に行われているんですが、SACO合意の合意事項そのものもまだ順調に進んでいないという実態を考えますと、今の二つの答弁をかみ合わせて考えますと、二〇一四年またはその後、この嘉手納基地以南の返還に関しては、何々年度またはその後、オア...全文を見る | ||
○玉城委員 では、この件について、最後にあと一問お聞かせください。 普天間基地の五年以内の運用停止について、仲井真県知事からも具体的に提示がされております。どのように日本側からアメリカ側へ正式に提示され、具体的な協議が行われているのか、せんだってはヘーゲル長官もお見えになりま...全文を見る | ||
○玉城委員 これまでのグアム協定に関してのやりとりを聞かせていただきますと、やはり普天間は辺野古に移設しなくてもいいという結論に達すると思います。そのことについては、私はまた後刻改めてしっかりたださせていただきます。 最後に、残された時間はあと少しですが、武器貿易条約について...全文を見る | ||
○玉城委員 四月一日に閣議決定されました防衛装備移転三原則、及びその運用指針も国家安全保障会議で決定されていますね。時期的に非常にこの条約の提案とかぶっていることについて、やや懸念を抱いている国民もいらっしゃるのではないかと思いますが、この防衛装備移転三原則及びその運用指針におい...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 武器貿易条約については幾つかほかにも質問の事前通告をさせていただきましたが、時間の関係で割愛させていただきますことをお許しください。 以上で質問を終わります。ニフェーデービタン。 | ||
04月11日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第11号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょう、この時間は、沖縄県における駐留米軍に関する件を集中的に質問させていただくということもありますので、先日、九日、グアム協定の改正協議が委員会で採決、昨日の本会議では衆議院でも採決され、参議院へと送られておりますが、沖縄の問題、特に...全文を見る |
○玉城委員 水陸両用機能を備えた部隊ということですから、当然、海兵隊の主体的な行動と一体的に動いていくことを念頭に置いて、その部隊を充てるものだというふうに思います。 では、続いて伺いますが、この共同訓練を行う、予定されている部隊の日本における拠点基地や施設及び訓練施設・区域...全文を見る | ||
○玉城委員 では、今まだ具体的に申し上げる段階にないということですので、これからしっかりとその推移についてはただしていきたいと思います。 ただ、今現在も、例えば、西部方面連隊の訓練等々、さまざまな形で、海兵隊あるいは米軍と統合的な訓練を行っている部隊があります。恐らくは、部隊...全文を見る | ||
○玉城委員 日米間でこれから協議をするということなんですが、基本的に、この計画は、沖縄からの基地負担の軽減ということが日本政府の大きな眼目であり、米国の方は、今までパッケージになっていた辺野古移設とは切り離して、MAGTFとして部隊を展開させていく、そして、その空地部隊も引き続き...全文を見る | ||
○玉城委員 いろいろな情報が、まだこれから米軍側の調整を待って、それから行われるということなんですが、嘉手納以南の基地の返還も、もう既に、二〇一四年あるいはそれ以降というふうな、それぞれが設備を移設せねばならないという年限が区切られているわけですね。そうすると、その施設を県内の既...全文を見る | ||
○玉城委員 さまざまな検討をするに当たって、その調査した報告書がないという、それが現存しないのに、何で唯一の解決策が辺野古になるのかという、根拠がどこにあるのかということが明らかにならないのは、これは、政権がかわろうと何であろうと、行政の手続は引き継がれるものというふうなその原則...全文を見る | ||
○玉城委員 訓練移転のための沖縄以外における民間空港等の使用は予定しているのでしょうか。 | ||
○玉城委員 幅広く検討するということは、それでは、那覇空港の第二滑走路が工事竣工して二本目の滑走路ができたら、在日、在沖米軍もしくは本邦周辺で訓練展開している米軍が、平時において那覇空港を使用することもあるというふうな考えでしょうか。 | ||
○玉城委員 もう時間が来ましたので、最後に申し上げておきますが、地位協定の改定なくして沖縄の負担軽減もありません。 あわせて申し上げますと、辺野古の基地は、広大な海を埋め立ててつくっても、そこで運用するオスプレイを県外、国外へ移すのであれば、無駄な費用と言うしかありません。 ...全文を見る | ||
04月16日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第12号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、提案されております五つの協定、条約についての審議をさせていただきますが、その前に確認をさせていただきたいと思います。 四月十一日の外務委員会における武田防衛副大臣の発言に関する確認についてですが、先般、十一日の外務委員会質...全文を見る |
○玉城委員 この唯一の解決策という表現は、平成二十四年四月、民主党政権下における2プラス2で初めて表現として出てきたというふうに答弁していらっしゃいます。これも相違ありませんか。 | ||
○玉城委員 そうなんです。 平成二十四年の2プラス2では、共同発表で、普天間飛行場を辺野古に移設する現在の計画が引き続き唯一の有効な解決策であるとの認識を再確認というふうに文書にも残っております。一方、平成二十五年の2プラス2では、この共同発表で、普天間飛行場の代替施設を辺野...全文を見る | ||
○玉城委員 では、その資料は存在する、保管されているという認識で間違いありませんか。 | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 ここまでは、確認ということで副大臣に御答弁をいただきました。お引き取りいただいて結構でございます。ありがとうございます。 このように、委員会の中での質疑、先ほどの笠井委員からもありましたが、在沖海兵隊の実数の変遷等について統一した内容...全文を見る | ||
○玉城委員 意匠に関する問題については、違法なコピー製品の製造及び販売の禁止について、さまざまな問題があるというふうに認識をするものであります。その違法行為を働いた企業等に対して、この協定ではどのような対応措置がとれるものであるか、お聞かせください。 | ||
○玉城委員 では、伺います。 それぞれの国の法にのっとって対処するということですが、例えば違反企業がモグラたたきのように続発するというふうな国や地域などがあった場合、我が国政府から働きかけることができる最大の対処方法としてはどのようなものがありますでしょうか、お答えください。 | ||
○玉城委員 では、続いて視覚的実演に関する北京条約についてお伺いいたします。 従来の音による実演のみの権利保護から、音や映像のパフォーマンスを含めた実演家の権利保護へと拡大されることの意義は非常に大きいものというふうに思料いたします。 そこで、お尋ねいたします。 一九...全文を見る | ||
○玉城委員 では、続けてお伺いいたします。 この条約は三十カ国の批准、加入で発行するというふうになっております。そのめどをどのように想定していらっしゃいますでしょうか。 | ||
○玉城委員 では、本条約に対する罰則等ですね、これに違反した場合にどのような罰則等が設けられているのかについて御説明をお願いします。 | ||
○玉城委員 それぞれの国内法がきちんと整備されていること、それが権利を守る最大のかなめであるというふうに思います。 では、この条約を批准しない国等に対する効力はどのようになりますでしょうか。 | ||
○玉城委員 パフォーマンスあるいはさまざまな作品は、デジタル時代ですから、あっという間にコピーが伝搬するということを考えると、やはり国際間のある一定の取り決めについては必要性を感じるものであります。 では、残り時間を南インド洋の漁業協定についてお伺いいたします。 まず、本...全文を見る | ||
○玉城委員 資料によりますと、二〇一四年二月現在、締約国は、隣接するオーストラリア、あるいはフランス、モーリシャス、クック、セーシェルにEUなど、それに韓国も締結を検討中、そしてさらに我が国が入るということであります。 この協定の対象水域は、大変広大な水域となっております。今...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 しっかりと我が国のポジションを活用していただきたいと思います。 以上で質問を終わります。ニフェーデービタン。 | ||
04月17日 | 第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 私は、エネルギー基本計画について質問をさせていただきたいと思います。 エネルギー基本計画は、二〇〇二年六月に制定されたエネルギー政策基本法に基づき、これまで、二〇〇三年、二〇〇七年、二〇一〇年と第三次計画が策定され、今回の計画は第四...全文を見る |
○玉城委員 今答弁にありましたように、当然ですけれども、その数値などは刻々、状況によって変化いたしますし、また、世界との貿易関係におきましても、エネルギー資源をほぼ一〇〇%海外に頼っている我が国としては、数値目標的なものが変化する、変動していくということは十分承知しているものであ...全文を見る | ||
○玉城委員 では、この計画で、一次エネルギー構造におけるエネルギー源の位置づけですが、発電コストが低廉で、安定的に発電し、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源、ベースロード電源に、地熱、石炭、一般水力を置き、発電コストがその次に安価で、電力需要の動向に応じて出力を機動的に調整できる...全文を見る | ||
○玉城委員 特性によって電源の構造を分けているということなんですが、時間もありませんが、再生可能エネルギーについて質問をさせていただきます。 今計画では、二〇一三年度から三年程度は導入を最大限加速させる、その後も積極的に推進するとされています。第三次エネルギー基本計画ではそれ...全文を見る | ||
○玉城委員 では、いつまでにかかるかということの数値上の目標、基準の目標というのはまだ見えないけれども、迅速に取り組むということで。 再生可能エネルギーのうち、太陽光及びバイオ燃料等バイオマスエネルギーの普及及び研究の加速化はどのように図られるおつもりか、お聞かせください。 | ||
○玉城委員 では、時間がもうそろそろ制限が参ります、質問時間が参りますので、一つ質問を飛ばして、最後の質問をさせてください。 福島第一原発の深刻な事故による甚大な被害、十四万人余りの住民が避難生活を余儀なくされている状況、そして、汚染水処理対策、燃料プールからの燃料の取り出し...全文を見る | ||
○玉城委員 原子力は決して安価なエネルギーではありません。どれだけ、予算がかかるということを私たちはこの国会で議論をしているんでしょう。一度事故が起こってしまったら、その責任は政府がとるべきです。一義的には事業所ですけれども、それの手に負えないからこそ、いろいろな法案が出されて、...全文を見る | ||
05月14日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第15号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、条約の審査について、重なるところもあるかと思いますが、ぜひ真摯な御答弁をお願いしたいと思います。 核防護条約について伺います。 現行条約の我が国における効力の発生となりました一九八八年十一月以降、核テロ等の脅威に対する...全文を見る |
○玉城委員 今、もろもろの対応についてしっかりとられているということで御答弁をいただきました。 では、警察庁に伺います。 この防護措置に基づく現場の警備体制の現況についてお伺いいたします。 | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 引き続き、規制庁に伺います。 今回、この核物質の防護に関する条約が発効になった以降、条約発効後の国際間における警備体制等のさらなる強化について国際間で行われる、そういうことがあるか否かについてお伺いいたします。 | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 犯罪とすべき行為の拡大についてもお伺いをしたいと思います。 今回は、この防護措置の対象の拡大に加えて、犯罪とすべき行為の拡大が挙げられておりますが、第三国間の移動を含む法律の権限なしに行う核物質の移動、原子力施設に対する不法な行為等が挙...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 次に、日本・ブラジル受刑者移送条約についてお伺いいたします。 我が国と各国との受刑者の移送における現況として、手元に資料がありますが、二〇〇四年から二〇一四年までのこの間の受刑者の移送実績、日本における外国人受刑者数及び海外における日...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 この日本・ブラジル受刑者移送条約の意義は、相手国で服役している日本人、ブラジル人受刑者には、本国で服役する機会を与え、社会復帰を促進するということがうたわれております。つまりは、やはり人権を尊重するということに関して、日本はしっかりそのこと...全文を見る | ||
○玉城委員 次の質問はほとんど今答弁をいただいたことにかぶりますけれども、防衛局申請の六項目に対しては、名護市側から、名護市漁港管理条例の様式に沿った必要書類の再提出、図面の添付等の要求など、四件の申し入れがあると思います。文化財に関しては、埋蔵文化財七件等に対する分布調査の要求...全文を見る | ||
○玉城委員 ということは、改めて簡単に確認させてください。 この名護市の漁港管理条例も、きちんとその趣旨にのっとって対応していくということに間違いありませんか。 | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 環境省の重要海域選定については、また後刻質問をさせていただくこととし、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。ニフェーデービタン。 | ||
05月15日 | 第186回国会 衆議院 本会議 第24号 議事録を見る | ○玉城デニー君 生活の党の玉城デニーです。 私は、生活の党を代表して、議題となりました本法律案に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手) まず、昨日の厚生労働委員会において、強引に審議を打ち切り、採決を強行したことに対して、厳重に抗議します。言論の府におけるこのような...全文を見る |
05月16日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第16号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 質問の前に、冒頭、委員長にお願いをしたいと思います。 昨日、安保法制懇の提言を受けて、安倍総理が、いわゆる憲法の解釈改憲等々についての会見を述べられました。 この件に関しては、安倍政権の外交姿勢をしっかり本委員会でも問いただすべ...全文を見る |
○玉城委員 ありがとうございます。 では、五月十四日の本委員会で質問させていただきました、米軍普天間飛行場辺野古移設の件についてお伺いしたいと思います。 きょうは、水産庁の宇賀神漁港漁場整備部長に来ていただいておりますので、確認の意味で質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。その点について水産庁からも確認がとれたということだと思います。 質問は以上ですので、御退室いただいて結構です。ありがとうございました。 それでは、続いて、国際的な生物多様性を保全、保護するという観点から、環境省にお伺いいたします。 ...全文を見る | ||
○玉城委員 県内のほぼ全域に当たる沖縄県内十八カ所の中に辺野古海域が含まれているというふうに思われます。 ことしの二月二十六日の予算委員会の第六分科会で同じように政府参考人に質問をさせていただいた際に、その際にはいわゆる世界自然遺産への登録について主に質問をさせていただきまし...全文を見る | ||
○玉城委員 八つの項目のうち七つに該当する。これは、その地域が私の選挙区でありますので、もう何遍もその地域に訪問をし、足を運び、そしてその沿岸で生活をするいわゆる漁民の皆さん、ウミンチュの方々とも意見交換をさせていただき、去る大戦で焦土になり、そして逃げ場を山原の山奥に求めなけれ...全文を見る | ||
○玉城委員 私は、その海域、あるいは日本全体の重要海域について、もしそこで何らかの開発計画、あるいは埋め立て等の計画が行われているのであれば、その計画を一時中断し、しっかりと調査をし、環境省が、ここの海域は日本の国民のためあるいは将来のためにこういうふうな計画が必要ですねというこ...全文を見る | ||
05月29日 | 第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第6号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、先生方、長時間、本当にありがとうございます。私が最後の質問でございますが、どうぞ、質問が重なる点もあるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。 では、まず、諸葛参考人に質問をさせていただきたいと思います。 先ほ...全文を見る |
○玉城委員 ありがとうございます。 では、続いて澤参考人にお伺いいたします。 きょうの資料の中でも、規制活動の悪循環の現状、その指摘で、規制委員会が、リスクゼロを求める世論を過剰に意識しているということが述べられております。 これは、これまでも委員からも質問があったこ...全文を見る | ||
○玉城委員 それでは、続いて西脇参考人にお伺いいたします。 きょうの御指摘の中で、合議制委員会としての機能における指摘ということを挙げておられます。本来の規制委員会に求められる、独立した職権を行使して慎重かつ公正な判断がなされるものという点において、例えば、原子力規制庁職員と...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、残りの時間は井野参考人にお伺いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。 きょうの資料、「原子力規制行政の在り方」の資料の六ページ、最後のページにこれは述べられていることであります。前のページから、「規制組織の構成・機能につい...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 本当に、そういうしかるべき当然の確認ということを常に私たちもしっかりと行うためには、参考人のこの資料の中にもありますとおり、委員会や規制庁任せでなく、国会にこそ、公正中立的に規制に関する協議機関、これは原子力行政に対するいわゆる監視機能も有...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 まさにこの(六)に書かれているのが、各原発サイトごとに、事業者、関係自治体、住民、有識者による協議機関を置くべきであるということは、本当に今参考人がおっしゃった意見そのものであるというふうに思います。 なぜなら、国民がしっかり情報を得て...全文を見る | ||
05月30日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第18号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 国際情勢に関する件、安全保障の法的基盤の再構築についていろいろと質問をさせていただきたいと思います。 きょうは、委員のお手元に、十五事例など細かなポンチ絵や、それから主な関連条文、基本的な問題意識等々が記されている資料が配られており...全文を見る |
○玉城委員 これまでも、さまざまな事態を想定して、それぞれの法律、あるいは憲法、もともとは憲法の条文、理念に合致するかどうかということでの法整備が行われてきた。そういうことを考えますと、できないことを一つ一つ挙げていくとこの十五事例にとどまらないという声を多く聞くわけですね。 ...全文を見る | ||
○玉城委員 歯どめなく広がっていくものではない、集団的自衛権が行われるものではないというふうなことがあり、そして、議論が行われたら閣議決定をしていくというふうなことですが、実は、五月十七、十八日の共同通信の世論調査によりますと、集団的自衛権の行使容認に対して、賛成が三九%、反対が...全文を見る | ||
○玉城委員 我が国に重大な危機が及ぶということは、まさにこれは自衛権発動の際の三要件に従えば、それはおのずと判断されるところだというふうに思うわけですね。我が国周辺における事態への対処、それから今おっしゃったような自衛権発動の際の三要件、これが遵守されるということであれば、今まで...全文を見る | ||
○玉城委員 私が所属します生活の党は、個別的であれ集団的であれ、自衛権はその国が持っている自然権であるというふうに解釈をしております。そのように理解をしております。ですから、今までの政府の見解の中でできなかったことや、本当に我が国や我が国民に対して及ぶ危険があれば、それは当然、そ...全文を見る | ||
○玉城委員 外務大臣に、通告はしていないんですが、一点、見解をお聞かせください。 総理は、最初は、いわゆる与党協議も含め、国会での議論は、閣議決定の前の議論は、期限ありきではないというふうにおっしゃっていたんですが、どうも、きょうのこの資料の中にもありますけれども、五月三十日...全文を見る | ||
○玉城委員 ガイドラインの協議については、私はしっかりと進めるべきであるというふうに思います。そういう備えをするということは必要なことだと思いますが、であれば、さらに、今回、安保法制懇から出され、そして総理が政府の見解、考え方を示した事例についても、本当に現行法制でできないところ...全文を見る | ||
○玉城委員 では、続いて今度は、アメリカとフィリピンとの軍事協定への署名に関連してお伺いしたいと思います。 フィリピンと米国との軍事協定署名が四月二十八日に行われております。これまで、もうフィリピンから撤退した米軍ではありますが、この協定によって、米軍は、フィリピン軍の全ての...全文を見る | ||
○玉城委員 自衛隊に関しては特にないということではありますが、では、このアジア・リバランス政策について、在沖米軍の配備における大規模な変動などが行われるというふうなことになりますでしょうか。そういうことについてお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、質問を最後に切りかえたいと思いますが、久米島沖のアメリカ軍の演習の件について質問させてください。 今月の二十一日、久米島沖で大きな爆発音とキノコ雲が確認されたことについて、アメリカ軍は二十一日午前に訓練を実施したことを明らかにして...全文を見る | ||
○玉城委員 以前にも、UFO騒ぎが報道されたときに質問させていただいたときとほとんど答弁が一緒なんですね。つまり、どういう訓練が行われたのかというふうなことぐらいは住民に伝えないと、何も伝わらない中で音と震動と煙を目にしてしまったら、この不安は絶対に拭えないんです。米軍は細かいこ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 ぜひ、安全保障を支える皆さんのためにも、また今後とも御尽力くださいますよう、感謝とお願いを申し上げまして、終わらせていただきます。 ニフェーデービタン。ありがとうございました。 | ||
06月02日 | 第186回国会 衆議院 安全保障委員会外務委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、国際情勢に関する件について質問をさせていただきます。 この間、さまざまな委員の議論の中でも、やはり、どこで個別的自衛権あるいは集団的自衛権に関する歯どめをかけるのか、あるいは、先ほどもありましたとおり、そこが紛争地域である...全文を見る |
○玉城委員 確かに、私も調査をしたところ、下院の方では可決され、上院で、その権限法で凍結条項が織り込まれています。 この凍結条項に関してレビン委員長は、アメリカ国防総省は我々の再三にわたる要求にもかかわらずいまだに基本計画書を提出していない、莫大な予算を必要とする計画で、妥協...全文を見る | ||
○玉城委員 沖縄における負担軽減、ぜひこれは実現していただきたい。これは間違いなく沖縄県民の総意だと思います。 しかし、その一方で、嘉手納基地には無人偵察機が配備される、そういう方向にあり、さまざまな軍事的な脅威は、このリバランス政策によって、あるいは年末の改定に向けた日米ガ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 アジア各国が日本に対する評価を損なうような形での行き過ぎた外交については、十分にかつ慎重に行っていくべきであるということを申し述べて、質問を終わります。 ありがとうございました。ニフェーデービタン。 | ||
06月06日 | 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 国の安全保障に関する件、きょうは、まず、先般四月二十五日に発表されました「日米共同声明 アジア太平洋及びこれを越えた地域の未来を形作る日本と米国」について、内容を幾つか精査させていただく意味で、質問させていただきます。 さて、共同発...全文を見る |
○玉城委員 一方、中国に関してなんですが、共同声明では、「日米両国は、事前に調整することなく東シナ海における防空識別区の設定を表明するといった、東シナ海及び南シナ海において緊張を高めている最近の行動に対する強い懸念を共有する。日米両国は、威嚇、強制又は力による領土又は海洋に関する...全文を見る | ||
○玉城委員 そのように、対話のドアは常に開かれていると日本側が一方的な形で呼びかけても、相手側が乗ってこないというふうなことを考えると、やはりさまざまなチャンネルをつくっていく必要があるのではないかというふうに私は思います。 この共同声明で尖閣諸島について語られていますが、「...全文を見る | ||
○玉城委員 そのようなコメントの中で、今度は、「日米両国は、地域の安全を維持するための米国の拡大抑止の重要性を再確認し」「グアムの戦略的な拠点としての発展を含む、地理的に分散し、運用面で抗堪性があり、政治的に持続可能な米軍の態勢をアジア太平洋地域において実現することに向け、継続的...全文を見る | ||
○玉城委員 政治的に持続可能な態勢ということについて私は質問させていただいたつもりなんですが、大臣は今、いわゆる米軍再編について触れられております。 では、このコメントも日米共同声明から引いてお伺いいたします。 キャンプ・シュワブへの早期移設と沖縄の基地の統合について、長...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 共同声明についてはこのように、防衛省、外務省、それぞれの見解をたださせていただきました。 続いて、日米ガイドラインについて、残りの時間でお伺いいたします。 米ソが冷戦下にあった一九七八年十一月、日本が極東における事態に対して、米国...全文を見る | ||
○玉城委員 このガイドラインの見直しは、現在の憲法解釈の変更や集団的自衛権の行使など、これまでの安全保障政策の大幅な見直しを進めようとする政府の動きに連動させるかのように、ことしの年末までの期限で予定するガイドラインの改定になるのではないか、重なっているのではないかというふうに思...全文を見る | ||
○玉城委員 失礼いたしました、通告をさせていただいたつもりですが。 つまり、私が言いたかったのは、今行われている憲法解釈の見直し、集団的自衛権の行使などについて、それに重ねてガイドラインも幅広くなるのではないかというふうに思っているわけですね。 なぜかといいますと、時事通...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 ガイドラインの改定作業はこれから進んでいくものと思います。随時また、その情報が私たちにもたらされたときに、しっかりと質疑をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。ニフェーデービタン。 | ||
06月06日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第19号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、ODA大綱の見直しについて質問をさせていただきます。 先般、岸田外務大臣は、三月二十八日ですが、「進化するODA 世界と日本の未来のために」と題して日本記者クラブでスピーチを行い、来年、二〇一五年が国際環境の中で大きな変化...全文を見る |
○玉城委員 日本にとって最大の外交ツールでありますODA、これは大臣も述べていらっしゃるとおり、外交の三本柱である日米同盟の強化、近隣諸国との関係強化、そして経済外交の強化ということについて大きな役割を果たしているというふうに私も認識するものであります。 外務省のホームページ...全文を見る | ||
○玉城委員 本当にこの四原則は、非常に重要なといいますか、基本的な日本国としての外交の方針がしっかり示されているものというふうに思います。この四原則は、これからも引き続き細部にわたって遵守されるべきではないかというふうに思うわけです。 先ほども大臣が述べられていたんですが、こ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 大臣には、これからもぜひ積極的に現場主義を貫いていって、各国の情勢を我が国の外交にしっかりと結びつける活躍を御期待申し上げて、質問を終わります。 ありがとうございました。ニフェーデービタン。 ————◇————— | ||
06月11日 | 第186回国会 衆議院 外務委員会 第20号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 本日は、条約に関連しての審議です。日本・アラブ首長国連邦租税条約、日本・スウェーデン租税条約改正議定書、日本・英国租税条約改正議定書及び日本・オマーン租税協定、この条約及び改正議定書に関する件についてまず質問をさせていただきます。質問の...全文を見る |
○玉城委員 手続の対象となることを紹介していただきましたが、過去にこのような事例はないというふうなことで思料してよろしいのかと思います。 では、日本・スウェーデン及び日本・英国の改正議定書では、この規定の適用に関する紛争解決のための相互協議の手続について、仲裁の導入が盛り込ま...全文を見る | ||
○玉城委員 ある一定期間、協議が進まなければ調停に入るというふうなことですから、こういう項目こそ、私は、この租税条約の中にもしっかり織り込むべきではないかというふうに思うわけですね。 日・アラブ、日・オマーンでは、手続規定はあるものの、仲裁規定までは盛り込まれておりません。な...全文を見る | ||
○玉城委員 その交渉のいかんによって、今後、恐らく、相手国の法令関係の準備等が整うと、そのような規定が織り込まれていくという協議に進んでいくということだと思います。 では、続いて、今回の条約及び改正議定書の中で、特に配当に関する免税についてお伺いいたします。 持ち株要件の...全文を見る | ||
○玉城委員 両国との投資関係、民間企業の活発な活動を進めることによって、さまざまな弊害、二重課税等の弊害が取り除かれていくということだと思います。 この日英改正議定書において、これは改正後の条約第七条になりますが、恒久的施設に帰属する課税対象利得の明確化が織り込まれています。...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 この改正、いわゆる恒久的施設に帰属する課税対象利得の明確化、これをその他の条約やあるいは日・スウェーデンの改正議定書に盛り込まなかった理由は何か、伺いたいと思います。 | ||
○玉城委員 それぞれの条約に関しても、相手国との協議をさらに重ねて、活発な投資関係が築かれるよう御尽力いただきたいと思います。ありがとうございました。 次に、日米拡大抑止協議に関する件について質問をさせていただきます。 日米同盟体制において我が国の安全を確保する上で米国よ...全文を見る | ||
○玉城委員 まさに今この協議が行われているということではありますが、これまでにも過去に何度もそのような協議が行われてきて、相互の情報共有というふうなことでの意見交換がなされていると思います。 いわゆる拡大抑止というのは、核による拡大抑止というふうに捉えているわけですが、二〇〇...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 質問を終わります。ニフェーデービタン。 | ||
08月07日 | 第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第9号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 原子力問題に関する特別委員会の閉中審査に際し、きょうは私は、福島第一原発事故関連について、確認の意味を込めて質問をさせていただきたいと思います。 質問の前に、このことを冒頭で申し上げておきたいと思います。 東京電力福島第一原子力...全文を見る |
○玉城委員 では、続けてお伺いいたします。 国会事故調査委員会の報告書で指摘された、津波が到達する前に非常用電源が失われたとする、地震が原因である可能性については、この専門家会議でどのような検証が行われたんでしょうか。 | ||
○玉城委員 では、その専門家会議がこの結果を出した点に関して、今後も調査を継続し、正式な報告書としてまとめるとする場合に、さきに提出されている国会事故調の報告書の内容とどのように整合性をとる報告となるのかについてお伺いいたします。 | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 では、その都度、それぞれの未解明の部分についてのいわゆる中間報告が何回か出ていくというふうな形になるかというふうに思います。ありがとうございます。 では、きょうは東京電力から廣瀬社長にお越しいただいておりますので、今現在のALPSの汚染...全文を見る | ||
○玉城委員 詳しい御説明、ありがとうございます。 報道によりますと、敷地内に保管されている汚染水が約四十七万トン、処理済みが約十一万トンとされていますが、その処理済みの水も、トリチウム以外の放射性物質が除去できていないというふうにされております。 今説明があったとおり、三...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 廣瀬社長への質問は以上とさせていただきます。 もう時間ですので、最後に一つだけ。作業員の被曝に関する件について、質問を一つだけさせてください。 発電所事故直後、被曝線量が法令の上限に達する作業員が相次ぎ、事故対応を継続するために国...全文を見る | ||
○玉城委員 もう時間ですので終わらせていただきますが、きょうも冒頭で申し上げましたとおり、さまざまな問題には必ず大きな責任が伴います。その責任の所在をしっかりとさせていただいて、国民が一日も早く平穏な生活を取り戻せるという状況をつくっていただくよう御尽力していただくことをお願い申...全文を見る | ||
10月06日 | 第187回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、四点について、それぞれ政府の考え、計画、見解をただしてまいりたいと思います。 その前に、御嶽山の噴火によって亡くなられた方々、そして御遺族の方々にお悔やみを申し上げ、事故に遭われた方々へのお見舞いを申し上げたいと思います。...全文を見る |
○玉城委員 その広島の豪雨による被害に遭われた方々は本当に大変御苦労をしていらっしゃるなと思いますのは、いわゆる土石流といいますか、その中にまじって、たくさんの杉の木、樹木が、一緒に押し流して、それがさらに被害を広げているというふうな光景がございました。 ですから、私は、ぜひ...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 私は沖縄に住んでおりますので、杉の木はほとんどなく、どちらかというと広葉樹が多いのではありますが、それでも、やはり大雨が降ると、その保水力に限界が来て崩落するということもたびたび見受けることがございます。 ですから、これからはきちんと、...全文を見る | ||
○玉城委員 ぜひ、そのソフトをさらにもっと充実といいますか拡充をして、しっかりと対応できるということに、先駆けて取り組んでいただきたいというふうにお願いいたします。 では次に、地方創生に関する件でお話を伺います。 今回の所信でも、やはり総理は、まち・ひと・しごと創生に関し...全文を見る | ||
○玉城委員 では、地方創生担当大臣に一点お伺いしたいと思います。 実は、私の母のふるさとが伊江島というところでございまして、本部半島の美ら海水族館から見える向かいの島、フェリーで三十分ぐらいのところなんですが、そこが、実は民間宿泊体験、高校生、中学生の修学旅行の、民間の方々の...全文を見る | ||
○玉城委員 この民泊で宿泊した学生さんたちは、わずか一泊であっても、島の人たちに行ってらっしゃいと送られます。子供たちは行ってきますと言って、何年後かにはこの島の思い出でリピーターになってくれる。つまり、いろいろな物事を組み合わせていくときに、そこにはやはり、感動体験ですとか人と...全文を見る | ||
○玉城委員 まさに、そのグリーンインフラは、生物多様性と不可分の形で日本は取り組んでいくということをCOP10でもう宣言をしております。ですから、どのようにしてグリーンインフラの方向も取り入れていくかということは、ぜひ総理にもお考えいただきたいと思います。 総理が二月十三日に...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 このグリーンインフラという考え方は、まさにこれからの日本における深刻な課題とも向き合っていく方向になるのではないかと思います。 と申しますのは、人口の減少が、国立社会保障・人口問題研究所の推計によりますと、現在の一億二千七百十万人が、二...全文を見る | ||
○玉城委員 生物多様の環境を守るための重要海域の選定、沿岸域では二百六十九カ所、沖合では五十一カ所の予定。私の住んでおります沖縄では、選定されたものは十八カ所。そして、その十八カ所のうちの一つの中に、先般、環境問題と基地問題で揺れています辺野古、大浦地域も含まれています。沖縄本島...全文を見る | ||
○玉城委員 グローバルな活動という言葉に引きずられるように自衛隊を海外にどんどん引っ張っていく、そういうことをテロの特措法など前例としないように、しっかりと監視をさせていただきたいと思います。 さて、続いて防衛大臣にお伺いいたします。 この間、総理は、五年以内の普天間基地...全文を見る | ||
○玉城委員 今大臣からは、ヘーゲル長官とも、しっかりその実現に向けて協力を要請したということですが、九月二十九日の沖縄タイムスで、これは米国特約記者からの記事の配信なんですが、ロックリア・アメリカ太平洋軍司令官が二十五日の記者会見で、日本側から普天間の五年以内の運用停止に関する要...全文を見る | ||
○玉城委員 では、これもまた沖縄における、常態化されているオスプレイの状況についてお話をさせてください。 県民の多くが反対する中、アメリカ海兵隊のMV22オスプレイが米軍普天間飛行場に強行配備されてから、一日で二年を迎えました。二〇一二年に十二機、一三年九月に十二機が追加され...全文を見る | ||
○玉城委員 オスプレイの住宅地上空の通過はもう常態化しています。私の事務所は沖縄市にありますが、嘉手納に向かうときには、当然、その市街地上空を飛んでいって嘉手納におりるわけです。そのときには、オスプレイ特有の低周波で、はるか遠くから飛んでくるオスプレイが、室内にいて、室内の空気が...全文を見る | ||
○玉城委員 法令に基づく対処ですが、私が海上保安庁第十一管区海上保安本部高橋次長に、どこの条文をもとにして取り締まっているんですかと聞いたら、二条だとおっしゃっていました。海上保安庁法二条。しかし、東京での、本庁での見解はそれとは異になっているはずです。ですから、現場でもとにして...全文を見る | ||
10月15日 | 第187回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 先ほど来の笠井委員と北米局長並びに外務大臣とのやりとりを聞かせていただいて、きょうは通告をしていませんので、この沖縄における負担軽減についてはまた改めてしっかりと議論をさせていただきたいと思いますが、しかし、それにしても、アセスが行われ...全文を見る |
○玉城委員 この総理の不戦の誓いという言葉が実は安倍総理から消えたのではないかというのが、国内のさまざまな場所で、この不戦の誓いが織り込まれていなかったというふうなことを私も仄聞しております。 やはり、国連の演説の中でこういうふうに不戦の誓いを述べるということは、日本国の方針...全文を見る | ||
○玉城委員 後ほどまたアフリカ連合でのスピーチの件に関しても、その件に関連して聞かせていただきたいと思います。 続いて、ODAの件について伺います。 きょうの委員会でも、選択、集中、そして拡大という、このODAに対する期待と申しますか、やはり日本にとって、諸外国に対してし...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございます。 この総理の国連演説の中では、唯一の戦争被爆国として、被爆七十周年となる明年のNPT運用検討会議で、議論を主導していく覚悟ですというふうにも述べられています。 ですから、そういうふうに核のない世界をつくるためにも、そして、ODAがよりその...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 時間がありませんので、次に、エボラ出血熱の対応についてお伺いしたいと思います。 WHOは、二次感染防止へ体制強化をということでニュースを発しておりますが、エボラ出血熱やその疑いによる死者がこれまでに四千四百人を超え、感染者の数は今週中...全文を見る | ||
○玉城委員 そうなんですね。 実は、本当に大変悲しいことではありますが、アメリカでも、初めてエボラ出血熱と診断された方が亡くなっています。この方は、リベリアを出国する直前に、十九歳の妊婦さんが病院行きのタクシーに乗るのを介助した。この妊婦さんは、実はこの日の夕方に亡くなってい...全文を見る | ||
○玉城委員 国際機関との連携、本当に欠かせない協力だと思います。国境なき医師団からも、二次感染の深刻な問題などの報告も上がってきております。 ぜひ、海外のみならず国内でもさまざまな形でしっかりと告知をし、この対策について万全を期していただきたい、そのことをお願いしておきたいと...全文を見る | ||
○玉城委員 防衛省、外務省、特に防衛省の安全保障に関するペーパーを読んでみますと、シームレス、継ぎ目、切れ目のない、そういう政策をとっていくというふうなことが必ず出てきます。 現行の指針では、平時、周辺事態、日本有事の三つの事態について、日本への侵攻や朝鮮半島有事を想定した自...全文を見る | ||
○玉城委員 もう時間ですので、最後の質問になりますので、あえて確認と念押しをさせていただきたいと思います。 この中間報告の中で、「基本的な前提及び考え方」「見直し後の指針及びその下で行われる取組は、次の基本的な前提及び考え方に従う。」ということで、この三ポツ目に、「日米両国の...全文を見る | ||
○玉城委員 終わります。ニフェーデービタン。ありがとうございました。 | ||
10月28日 | 第187回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 きょうは、二つの件について質問をさせていただきたいと思いますので、御答弁をよろしくお願いいたします。 まず最初は、選挙における投票年齢十八歳への引き下げについてお尋ねいたします。 本年六月十三日に成立した改正国民投票法によって、...全文を見る |
○玉城委員 憲法改正については、私は、日本国憲法の内容をやはり小学校のころからしっかり学んでもらうためには、非常に大きな、しかも国民にとって必要ないい流れになるのではないかというふうに思料しております。 総務大臣に伺います。 現在、衆議院の憲法審査会では選挙投票年齢の引き...全文を見る | ||
○玉城委員 この投票年齢の十八歳引き下げということは、今後、国政選挙においてもやはりその投票権が付与されるという流れになっていきます。そうしますと、またさまざまな政治参画に関する若い皆さんの感性というものに対しては、学校現場での教育あるいは啓蒙啓発についても、しっかりと取り組むべ...全文を見る | ||
○玉城委員 御答弁ありがとうございました。 まさに、政治の品格もそうですが、倫理そのものについても、我々も襟を正していくという姿勢を示すべきだなというふうに思う次第であります。 では、これからは、実際に私の地元の沖縄で行われました選挙の件について、選挙部長、及び総務大臣に...全文を見る | ||
○玉城委員 選挙部長が読み上げました公職選挙法第十六章「罰則」、第二百二十一条「買収及び利害誘導罪」は、今三つの事例を挙げましたが、それに掲げる行為をした者は、三年以下の懲役もしくは禁錮または五十万円以下の罰金に処するという大変厳しい罰則がついています。 つまり、五百億円の振...全文を見る | ||
○玉城委員 公職の大臣が、所管するその業界の方々に対して、私が今のこの振興基金とは別の基金を立ち上げますと発言なさっているわけですね。その事実がどのようなものであるかということは、政府がしっかり確認をするべきことではないかというふうに思います。 ちなみに、公益財団法人沖縄県漁...全文を見る | ||
○玉城委員 この委員会は、政治の倫理と公職選挙法に関する問題を扱う特別委員会です。ですから、政治の倫理そのものが、選挙のたびにこうやってお金で選挙誘導されるという発言があることについては、非常に胸を痛めるわけですね。 選挙年齢がこれから二十から十八歳に引き下げられるという先ほ...全文を見る | ||
10月28日 | 第187回国会 衆議院 本会議 第8号 議事録を見る | ○玉城デニー君 生活の党の玉城デニーです。 私は、ただいま提案のありました同法律案について、生活の党を代表して質問いたします。(拍手) 内閣府が本年二月に発表している報告によりますと、現在の我が国における総人口は、二〇一二年の一億二千七百五十二万人をピークに減少が続くとさ...全文を見る |
11月06日 | 第187回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案で質問をさせていただきたいと思います。 今回の趣旨、この法律の提案の理由としても、全国多数の地方公共団体の議会の議員または長の任期が平成二十七年三月、四月、または五月...全文を見る |
○玉城委員 投票しやすい環境を整備するというふうなことについて、今、御答弁がありました。 今回、先ほども申し上げましたが、この二十七年度の統一地方選挙においては、およそ千の選挙が実施されるという見込みが出ています。 他方、この委員会では、先ほどから、しっかりもっと統一率を...全文を見る | ||
○玉城委員 確かに、統一選挙で臨んだ方がやはり関心は高いということが、数字では出ているようでございます。 総務省選挙部の「目で見る投票率」には、これは地方統一選ではないんですが、平成二十一年衆議院議員総選挙における意識調査というものが載っております。 政治的無関心というポ...全文を見る | ||
○玉城委員 投票に行くことの関心を高める、そして、その投票が何を意味するのかということについては、日ごろから、例えば学校の教育の中でも模擬投票の数をふやすですとか、あるいは選挙に対する、子供たちや青年の皆さんが、選挙が一つのムーブメントみたいな形ではなくて、どのように、その選挙の...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 最後に、この私たちの特別委員会は、政治の倫理に関する、それをただしていくための委員会でもありますので、引き続き一般質疑の要求なども理事会などで申し入れさせていただき、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
11月12日 | 第187回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○玉城委員 生活の党の玉城デニーです。 原子力損害の補完的な補償に関する条約の承認の件について、質問をさせていただきます。 国境を越える損害を含めた原子力損害についての民事責任に関する国際的な賠償制度に参加しようとする本条約に関してなんですが、幾つかこの内容について、確認...全文を見る |
○玉城委員 質問が重複するところは、そこも御丁寧に答えていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 さて、本条約の締結に必要となるのは、それぞれの国における法律の整備であります。 実は、本邦での国内法の整備が、本日、文部科学委員会でその審議が行われた...全文を見る | ||
○玉城委員 今説明がありましたけれども、所要の法律を整備して行うということで、締約国に義務づけられる事故発生国の賠償措置額、これが、先ほどの説明によりますと、一定額、原則三億SDR、約四百七十億円以上の賠償措置を締約国に義務づける、そして、さらには拠出金による損害の補償を行うとい...全文を見る | ||
○玉城委員 原発の事故が発生すると、この金額というものは、本当に、対処していく期間が延びることによって、非常に、事業者本体が賠償しなければならないという責任も広がっていくというふうに思われます。 これは既に報道されているニュースなんですが、ことしの三月十一日時点で、それまで、...全文を見る | ||
○玉城委員 国連の分担率が第四条でも記されているわけでございます。 では、さらにお伺いいたしますが、今度、この第四条の三項では、拠出金の算定に当たっては、原子炉は、核燃料要素が最初に当該原子炉に装荷された日から対象となる、そして、全ての燃料要素が当該原子炉の炉心から永久に除去...全文を見る | ||
○玉城委員 この条約の承認に関する件は以上とさせていただきますが、やはりまだ明確になっていないといいますか、明確にすべきであるというふうなことが、今現在、福島第一原発の事故の状況が収束していない我が国においては、非常に重要な部分を有しているというふうに私は思います。重ねてその懸念...全文を見る | ||
○玉城委員 沖縄県公文書館の資料を見れば誰でも調べられるようなことです。 簡単に御説明します。 一九五三年、琉球列島米国民政府布令第百九号でしょうか、土地収用令が出されます。それによって、いわゆる一九五〇年代にかかるまで、銃剣とブルドーザーによって土地が奪われていくわけで...全文を見る | ||
○玉城委員 ありがとうございました。 確認ができたということで、実は、私もその辺野古誌のコピーを手元に持っておりまして、今おっしゃったことは既にトレースをさせていただいておりますので、ほぼ私たちの考え方は同じといいますか、間違いがないということです。 ですから、こういうふ...全文を見る | ||
○玉城委員 こういう変更の中に、実は、もともとは自然光が当たるような水路であるにもかかわらず、それを変更するためにボックスカルバートを置く、暗渠をつくるというふうなことですが、それだと自然光が入らないので自然環境に与える影響が大きい、それに何とLEDの照明をつければいいのではない...全文を見る | ||
○玉城委員 生物多様性の海は、これまでの研究者らの調査で、三メートルを超える巨大ナマコなど、未記載種の種類が次々と報告され、十一種は二〇〇七年以降、つまり、そのアセスメントが行われた以降に新種として記載されているという状況もあります。 こういうことを考えると、やはりアセスメン...全文を見る |