玉沢徳一郎

たまざわとくいちろう



当選回数回

玉沢徳一郎の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○玉沢分科員 私は、わが国における食糧自給率を高める、こういう福田内閣の姿勢に対しまして、それを中心といたしまして御質問をさせていただきたいと存じます。  まず私は、年々食糧自給率が低下しておる、こういうことが世論、マスコミ等におきまして言われておるのでありますが、しかし実際に...全文を見る
○玉沢分科員 今後とも十二分の畜産農家に対する御配慮を賜りたいと存ずる次第でございます。  なお、自給力という点を見てまいりますと、肉類と同じような係数をもって上昇してまいりましたものに鶏卵あるいは牛乳、乳製品等々がございます。ところが問題は、今後小麦とか大豆、こうした生産量が...全文を見る
○玉沢分科員 わが国の自給率を高めまして、なおかつ国民に安定した供給をやる、大臣の御説明十分納得するわけでございますが、続きまして、わが国がつまり安定した食糧生産をなすという場合におきましては、何と申しましても未開発の地域を開発する、これが重要な観点をなしてくると思うわけでござい...全文を見る
○玉沢分科員 ぜひひとつ山村開発、こういう観点から御努力をお願い申し上げたいと存ずる次第でございます。  さらにまたもう一つの観点から御質問申し上げます。  現在、山村地域におきましては過疎状態が進行中である。出かせぎ等が行われておる。なぜ過疎及び出かせぎが行われるかと申しま...全文を見る
○玉沢分科員 続きまして、林業に関連をいたしまして大規模林道事業がございますが、大規模林道事業の事業量が全国規模で二十三・五キロメートルでございます。各市町村、全国山村地区と言われるのは四百数十町村あると思うのでありますが、これらの市町村が非常に熱望しておるにもかかわらず、二十三...全文を見る
○玉沢分科員 それから、先ほどちょっと一つ質問し忘れておったのでありますが、先ほど相当大きな山林を持っておる人は全国で非常に少ない、こういうことをお話し申し上げたわけであります。ただ、林業の特殊法人というようなものも、やはり林業をなりわいとする方々に対しましては考えて、これを実施...全文を見る
○玉沢分科員 続きまして、本年は冬相当寒かったわけでありますが、去年も相当寒かったわけでございます。ことしも冷害が来るのじゃないか、こういうことでございまして、農民はことしの天候の推移に非常に危惧の念を持っておるわけであります。  私のところにある町から陳情が参ったわけでありま...全文を見る
○玉沢分科員 時間が残り少なくなってまいりましたので、沿岸の問題についてやります。  最近、二百海里の問題等で、養殖または沿岸の漁業の重要性が指摘されておるわけでありますが、最近、韓国のワカメの輸入量が増大をいたしまして、沿岸の養殖ワカメ漁家に対する圧迫に相なっておるわけでござ...全文を見る
○玉沢分科員 もう一つ、JAS規格を設定するということを聞いておりますのですが、これの見通し、時期等につきまして御質問させていただきます。
○玉沢分科員 大変ありがとうございました。  なお、本年度から農林省におきましては、地域農政特別対策事業、こういうことで非常に積極的な予算と姿勢で取り組んで、きめの細かい農政をやられるということに対しまして、非常に私ども期待をいたしておるわけでございます。どうかこれを農民の皆さ...全文を見る
04月13日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○玉沢委員 昨年は、近来まれに見る大冷害であったわけであります。私どもも戦後三十年間、こうした大冷害というものに見舞われることもなかったものでありますから、いろいろな点で準備不足もあったと思うわけであります。ただ、冷害というのは一年だけで終わるのではなくして、必ず二年ないし三年は...全文を見る
○玉沢委員 ただいまの御説明で的確な気象状況を把握いたしまして対策を練る、こういうふうに言われたわけでありますが、気象庁の方では昭和四十九年度より地域気象観測システム、アメダスというものを設置をいたしまして、かなり細かい地域の気象状況の変化に対応できる予報を出せる、そういうシステ...全文を見る
○玉沢委員 ただいまの農業気象協議会、きわめていい制度だと思うのでありますが、これは気象庁、農林省あるいは地方自治体、こうした方々が集まって協議会をつくるということでありますが、それはどの程度に頻繁に開かれておりますか。つまり、気象の変化は非常に急激にやってくるわけでありますが、...全文を見る
○玉沢委員 随時情報というのはどの程度のあれですか。
○玉沢委員 どうかひとつこの点につきましては、気象庁の方からということだけではなくして、農林省の方も積極的に予想し得る、つまり気象の変化に対応するための資料をとるような形で御指導をしてもらいたい、このように要望をいたすわけでございます。  それから、昨年、冷害対策の政策としまし...全文を見る
○玉沢委員 どのくらいですか。
○玉沢委員 そこで、そのほか既存の貸付金の条件の緩和あるいは天災融資法、激甚災害法その他を適用いたしまして融資をしたわけでありますが、本年ももし大冷害が来る、こういう場合におきましては、もちろん災害の状況等に応じてでありますが、こうした法律が適用される。そして、去年の例を見まする...全文を見る
○玉沢委員 そうすると、去年この償還条件の緩和をし、支払いの猶予をしたものをまたことし引き延ばす、こういうことも可能なわけですね。
○玉沢委員 それから、冷害対策に関しまして最も重要な政策の一つといたしまして農業共済の制度があるわけでございます。私は先般も質問をいたしたわけでありますが、どうも共済組合あるいは連合会の損害評価額と農林省のそれとは大分食い違いがある。この前の御説明では、農林省の方は組合や連合会よ...全文を見る
○玉沢委員 いままで私どもが伺っている点におきましては、農林省の査定が厳しいということでありますが、ただし、農林省の方もいろいろ統計によって公平な判断を下しておる、こう評価をするならば、全国におきまして、連合会の評価よりも低くではなく、連合会の評価よりも高くなった事例が全国におい...全文を見る
○玉沢委員 なお、田植えの時期が迫ってきておるわけでございまして、昨年ほとんど収穫ゼロという農家が東北地方には各地にあったわけであります。そこで、農林省の政策といたしまして、種もみの購入について、その確保について支障を来さないということが一つと、それから種もみの購入に対し助成をす...全文を見る
○玉沢委員 最後に、農林省では本年度非常に画期的な地域農政特別対策事業を推進するということになりまして、私どもも、いままでの上からの農政じゃなくして、下からの、つまり農民の主体性あるいは創意、そういうものを尊重するという農政を展開するということで、期待をいたしておるわけでございま...全文を見る
○玉沢委員 第二点に、土地整備事業、機械施設の導入、営農活動の助成、こういうふうに三つあります。この点でどういうような形で、配分の仕方、そのめどをちょっと伺っておきたい。
○玉沢委員 ありがとうございました。これをもって終わります。
04月23日第80回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○玉沢委員 松井参考人にお尋ねをいたしますが、この海域における開発におきましては、二百海里経済水域、これを国連海洋法会議によって認められれば、わが国にとってはすべてわが国のつまり開発権があるのだという点で非常に有利なわけでございますが、先ほどのお話を承っておりますと、まあそれまで...全文を見る
○玉沢委員 ただいま先生がおっしゃいましたが、私は山本参考人にお尋ねをいたすわけでありますが、ただいま松井参考人がおっしゃいましたように、この前までは二百海里漁業水域というものさえも問題にならなかった。しかし、いまこれが実定法として確立される見通しになるということを言われましたが...全文を見る
○玉沢委員 ありがとうございました。  なおまた山本参考人にお尋ねをいたしますが、わが国におきましては、東シナ海の大陸だなは揚子江と黄河の堆積物の流出によって形成されておるから中国の大陸だなである、韓国ないし日本の大陸だなではなくて、したがって、この大陸だなを日韓両国で勝手に共...全文を見る
○玉沢委員 山本参考人にお尋ねいたしますが、わが国としましては、経済水域二百海里を主張し、韓国は大陸だな自然延長論で対立いたしました結果、この共同開発方式というものが協定によって結ばれたわけでありますが、先ほど、こうした例は国際法上も初めてのケースである、こういうふうに言われたの...全文を見る
10月26日第82回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○玉沢委員 本日、私は、先般起こりましたダッカにおけるハイジャック事件、その評価をめぐりましていろいろと考え方があるわけでございますが、しかし、わが国としましては、今後世界各国と協力をいたしまして、今後このような事件の再発防止に全力を尽くしていかなければならぬ、かように考えるわけ...全文を見る
○玉沢委員 いま大臣から、国際連合におきましても十分の処置をとるように呼びかけてまいりたい。国際連合ではハイジャック防止が議題の一つに取り上げられておるようでございまして、非常に結構であるわけでありますが、各国の理解を深めるという点におきまして一層の御努力を願いたいと思うわけでご...全文を見る
○玉沢委員 そこで犯人はアルジェに逃げ込んでおるわけでございますが、情報交換という点におきまして、政府は犯人の引き渡しを要求されたようでございますけれども、向こうの方では間接的に断ってきた、しかしながらこれらの犯人がいまアルジェにいるのかどうか、あるいはまたアルジェからほかの地域...全文を見る
○玉沢委員 そこで日本の処置とそれから西ドイツがとった処置でございますが、いろいろ対比されているわけでございます。  そこで西ドイツ政府は、最終的にはソマリア政府の了解をとって実力武装部隊を送り込んで鎮圧をしたわけでございますが、国際法的に見まして、つまりそのような相手国の政府...全文を見る
○玉沢委員 そこで、二年前のクアラルンプールの事件が十月二十三日の毎日新聞に載っておるわけでございますが、これに関しましては、二年前には日本政府は武装警官を現地に派遣しようと試みたのでありますけれども、マレーシア政府の拒絶によってこれができなかった、こういうような記事があるわけで...全文を見る
○玉沢委員 事実ではないということでございますが、ただ、今後政府におかれましては、やはり西ドイツ方式の実力をもろてこうした問題を解決することができないというならば、つまりいつまでも過激派の要求に屈して屈辱的な解決を見なければならぬ。今回は六百万ドルあるいはまた凶悪犯人の解放という...全文を見る
○玉沢委員 法律上の諸問題は今後検討を十分していただきまして、ただ、法解釈の問題云々ではない、こういうことでございますが、確かにそのとおりでございます。ただし、わが国は何と申しましても議会制民主主義でありますから、やはり議会制民主主義というものはそのとうとい自由とそして法律によっ...全文を見る
○玉沢委員 ハイジャックの問題はそのくらいにいたしまして、次に中南米外交につきましてお伺いをいたしたいと存じます。  わが国は、最近ASEANの国々と非常な緊密な関係を保っておるわけでございます。これらの国々とは今後も相互補完的な意味での経済協力、技術協力等をやっていかなければ...全文を見る
○玉沢委員 今後とも努力をしていただきたいのであります。  そこで、大臣にも御認識をいただきたいと思ってお話を申し上げるわけでありますが、メキシコはいまメキシコ湾岸の方で石油を生産いたしておるわけでありまして、今後増産をする場合に日本の方でもぜひ石油を買ってもらいたい、こう言っ...全文を見る
○玉沢委員 以上で終わります。
11月18日第82回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○玉沢委員 私は、ソ日漁業暫定協定につきまして御質問をさせていただきます。  これは日ソ漁業協定の裏返しとも言うべきわが国漁業水域におけるソ連漁船の操業について取り決めた条約であるわけでありますが、この説明書等を読みますと、領土問題等につきましてはわが国の立場が明確に貫かれてお...全文を見る
○玉沢委員 さて、附属書4におきまして「日本国の権限のある当局」は、つまり現在の御説明でありますと農林大臣は、ソ連の「漁船がこの協定の条件に違反した場合には、当該漁船に対して発給された許可証の効力を停止し又はその効力を失わせることができる。」となっております。ところが、日ソ協定附...全文を見る
○玉沢委員 それで、実態に即して協定を結んだということでありますが、それでは実態に即して御質問をさしていただきますが、今日ソ連は漁船の許可証の停止権限を公務員が持っているということにおきまして、非常にわが国漁船に対する、被害といいますか、罰金攻勢、こう言っておるのでありますが、大...全文を見る
○玉沢委員 そこで、現在ソ連海域におけるわが国の水産庁からの取り締まり船は二隻しか派遣されておらない、こういうふうに聞いておるわけでございますが、そうしたソ連の漁船に臨検を受けましたときに、日本の取り締まり船もそういうところに立ち会うというようなケースがあれば、非常に個々の点につ...全文を見る
○玉沢委員 続きまして、先般モスクワで開かれました日ソ漁業長期協定交渉において、日ソ、ソ日両協定とも一年延長するということになったわけでございますが、この点に関しまして来年度のわが国に対する漁獲割り当ての見通しにつきまして御質問をいたします。
○玉沢委員 そこで外務大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、長期協定交渉において一年ごとに協定を延長する、そして今後漁獲量の割り当て等におきましてもその都度やっていく、こういうようなことで非常に厳しいという水産庁長官の見通しが明らかになったわけでありますが、ソ連は将来日本との関...全文を見る
○玉沢委員 そこで私、懸念を表明いたしたいのは日本とソ連の関係でありますが、最近ソ連の長期的な対日政策というものは日本のフィンランド化というものをねらっておるんじゃないか、こういうことが言われておるわけですね。たとえば外務省のOBである外交評論家の曽野明さんという人は、フィンラン...全文を見る
○玉沢委員 こういう事実に対しまして外務省は抗議を申し込んでおるようでありますが、残念ながら、ソ連がわが国の領空を侵犯したという事実を認めているのは一件ぐらいしかないと思うんですね。最近においては全然認めておらない、こういう事実。わが国の主権を守る、ソ連の影響力というものは決して...全文を見る
○玉沢委員 関連して御質問いたしますが、今後一応日中の条約はあるいは近い将来、あるいは遠い将来になるかもしれませんが、慎重にということでございまするから慎重にやっていただきたいと思うのでありますが、ただ六月六日、中川一郎委員への外務大臣の答弁におきましては、将来日中友好条約という...全文を見る
○玉沢委員 時間がございませんので最後になりますが、外務大臣はあくまでも、ソ連に対しましても中国に対しましても、十分慎重の上にも慎重を期して、国民の利益を守るように配慮をしながら行動していただきたいと私どもは思うわけであります。  今日、対中関係というよりは、自由主義諸国圏内の...全文を見る
○玉沢委員 これをもちまして終わります。