玉沢徳一郎
たまざわとくいちろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月10日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 昭和五十七年度農林水産関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十七年度一般会計における農林水産関係予算の総額は、総理府など他省庁所管分を含めて三兆七千十億円で、対前年比〇・二%、八十五億円の増加となっております。 本予算におきましては、財政...全文を見る |
03月18日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 御指摘のとおりに、森林に対する経済的な価値観が変わってきたという点におきましては、たとえば、外材等が入ってまいりますと非常に森林業というものが厳しい情勢にある。ともすれば山林を荒れたままにする、こういう傾向がやはり先生が御指摘をされた点ではないか。したがいまして、...全文を見る |
○玉沢政府委員 松くい虫の被害に対しまして、松くい虫防除特別措置法をもって防除に努めてまいったわけでございますが、しかし五年間の努力をもちましてもなかなかこの被害を食いとめることができない。これは政府としましても全力を挙げてやってきたわけでございますけれども、この防除する面積以上...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 翻ってみますと、五十三年の高温少雨というときに、非常に雨が少なくて温度が高い、こういうことになりますと松そのものが非常に弱る、同時に、その高温の時期にやはり相当の地域に飛んでいっているのではないか。これが東北の方まで、寒い地域にはなかなか松くい虫が行かなかったんで...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 防除を進めるに当たりましては最大限の効果があるように十分努力をすると同時に、環境の面とか人間に対する影響、農産物その他に対する影響につきましても十二分に配慮しながら実施していくことが大事であると存じます。 | ||
○玉沢政府委員 五年間で極力これを完全になくするように努力をしてまいりたい。しかして、十分でないという事態がもし五年後に出た場合におきましては、国会の先生方に再度お諮りをいたしましてまたやっていかなければならぬと思いますが、とりあえず五年間におきましては全力を挙げて撲滅するように...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 森林の持つ公的な機能というものを十二分に認識をいたしまして、いま御指摘のございました流通対策とかあるいは間伐対策等、これは五十七年度の予算に組み入れまして、そうしてこれをこれから大いに実施をしてまいりたい、こういうふうに考えております。 | ||
○玉沢政府委員 松くい虫の防除を効果的に進めていく上におきましては、国民の皆さんの理解を得ることが大事であると思います。あるいはいま藤田委員が御指摘されましたように、部分的な防除ではだめだ。確かにこれは具体的な事例が挙げられましたが、周りの地域で全然防除しなければ、せっかくやった...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 森林を守るという決意を持ちまして、鋭意研究に相努めてまいります。 | ||
03月23日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 個人としてはいろいろな御意見もたくさんあるかと存ずるわけでございますが、やはり法律に従いまして、審議会の意見を十二分にお聞きをいたしまして適正な価格を決定していく、こういう立場に立っておるわけでございますので、いまございましたえさの価格の動向、あるいはまた国際的な...全文を見る |
○玉沢政府委員 十分御意見を承りまして、今後検討の材料にしてやってまいりたい、こう存じます。 | ||
○玉沢政府委員 牛肉の問題につきましては、さきの東京ラウンドにおきまして一九八三年度までの輸入枠につきまして合意を見ておるわけでございまして、今日まで、わが国といたしましてはこの合意に従いまして誠実に実行してまいったわけでございます。御指摘のとおりに、わが国の畜産業におきましては...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 大変格式張った答弁に相なるわけでございまして恐縮でございますが、畜産価格と同様、加工原料乳の保証価格につきましても畜産審議会の審議の結果、御意見を十二分に承りまして決定をしていくということに相なっておるわけでございますので、先生の御意見も十分承りまして最終結果を決...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 需給関係が好転をしているというのはいままでの議論でも明確になっておるわけでございますが、限度数量、こういうことになってまいりますとこれは畜産振興審議会の御意見を十二分に聞いて最終決定をするということに相なっておるわけでございますので、現在、私個人の意見はここでは慎...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 十二分に先生方の御議論、それから国内の需給状況、また経済の動向、こうしたものを勘案しまして、畜産振興審議会の御意見等を承りまして適正な価格を決定をさしていただきたいと存じます。 | ||
○玉沢政府委員 適正な価格と、こういうことで表現をいたしておるわけでございますが、価格の問題と同時に、いろいろな各般の施策を講ずる、こういうことも含めまして今後の最終決定に持ち込んでまいりたいと考えております。 | ||
○玉沢政府委員 いま乳製品、牛肉等、農産物につきましては外国からの貿易自由化等の要求もあるわけでございますが、先ほど来から申し上げておりますように、何としましても日本の農民によりまして日本の主要食料品を確保しなければならない、こういう決意で臨んでおるわけでございます。したがいまし...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 北村先生から御指摘をされましたように、生産者の皆さんが非常に厳しい状況にある、このことは生産者あるいはそれぞれの市町村長さんからのお話で十分承っておるところでございまして、この困難を何とか克服する、こういう観点に立ちまして総合的な各般の施策を講じなければならないと...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 御指摘のとおりに、当初見通しなり計画を立てたものを途中で変更せざるを得ない、こういう状況がありましたことはまことに遺憾であり、申しわけないと思うわけでございます。 といいますのは、一つは、何と申しましても日本の経済の仕組みというものが、計画経済という形ですべて...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 いま局長から御説明したとおりでございまして、自由品目ということに相なってまいりますと、日本が貿易立国であるという立場からいたしましても輸入中止という手段はなかなかできないのではないか。したがいまして、二国間におきまして極力輸入の抑止ということで話し合いをいたしまし...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 御趣旨を十二分に踏んまえてこれから検討してまいりたいと存じます。 | ||
○玉沢政府委員 負債整理も必要でありますけれども、やはり健全な経営を維持していくことが、本来、畜産経営におきましても一番望ましい姿である、こう考えるわけでございますので、そのためには需要に見合った生産をどういうふうに確立をしていくかということと、価格が余り上下に変動することがない...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 現在、農畜産品におきまして輸入制限品目は二十二品目でございます。これらの品目におきましては、わが国農畜水産業の基幹をなす作物でありますし、また、地域的に重要な作物でもあり、沿岸漁業等の振興上重要な品目に限られておりまして、いずれも自由化がむずかしいものであります。...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 経済局長がただいま御説明をいたしましたとおりに、十月以降におきまして両国で交渉するということがきっちり決まったわけでございますから、それを途中で前倒しをしましてやるというようなことは一切聞いておりませんし、両国が公正にいままで、先般の、三年前の東京ラウンドでやって...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 決意はしっかりいたしております。同時に、これは外国の国々に対しましても日本の実情を十分に理解していただく、理解をしていくための努力、これをもっとしなければならない。どうも一部の誤解に基づきまして議論が進行しているような感じがしてならないわけでございます。したがいま...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 食肉の問題食糧の問題に関しましてはやはり長期的な観点からの見通しも持つ必要があるのではないか。たとえば、今後世界におきましては人口が二十一世紀までの間に二十億人ふえる、こういうふうに予想されておるわけでございます。これに十分食糧を賄うだけの生産というものが間に合う...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 いまの日本の農業に対しましては非常に厳しい御意見があるわけでございますが、しかし、反面におきましては農業者自身が努力をしてまいりまして国際的な水準に達したものもあるわけでございますので、こういう点はひとつ大いに称揚してやっていいのではないか。たとえば卵であるとかあ...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 農産物につきましてはアメリカから相当の物を買っておるわけでございまして、水産物も含めますと百億ドルを超えておるわけでございます。また残存輸入制限品目におきましては、これはわが国の農産物としましては大変重要なものに相なっておるわけでございますので、そういう観点から、...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 そのとおりでございます。 | ||
○玉沢政府委員 いま局長が具体的な内容について申し上げたわけでございますが、まず何と申しましても事業団の在庫の解消、これは需要の拡大というものを目指して努力することが第一であると思うわけでございます。そのためには、外国からの輸入におきましても極力抑制に相努める、こういう方向で努力...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 広範な問題でございますので、一つ一つお答えをいたしたいと思うわけでございます。 まず、日本が世界で最もたくさんの農産物を購入しているということは確かに事実でございます。しかし、単に日本だけが農産物を高騰させている原因であるかどうかという点につきましてはもっと検...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 非常に厳しい情勢の中にあるわけでございますが、長期的に見ますと、日本の農業、畜産業、これはどうしても確保して発展をさせなければならぬと考えておるわけでございます。したがいまして、国際化の波あるいは国内のいろいろな批判というものに対しまして十分理解を深めながら、同時...全文を見る | ||
03月24日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 サトウキビは、わが国にとりましててん菜糖と並ぶ貴重な甘味資源であるとともに、鹿児島県南西諸島及び沖縄県農業の基幹作物としてきわめて重要なものであると考えております。 このため、国は、甘味資源特別措置法に基づきまして、これらの地域をサトウキビの生産振興地域に指定...全文を見る |
○玉沢政府委員 答弁は、紙を持とうがあるいはメモを見なくても、やはり農林水産省の立場といたしまして、私、政務次官ではございますが、大臣を補佐するという立場におきまして、日本の甘味資源といたしましてサトウキビ作は非常に重要である、そのための振興、開発につきましては十分に配慮をしてい...全文を見る | ||
04月15日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 本事業が、いままでの諸般の事情によって完成がおくれてきたということは、きわめて遺憾なことだと思うわけでございます。したがいまして、今後のことでございますが、できるだけ予算を確保いたしまして、早期の実現を目指して努力をするというのが第一点であります。 それからさ...全文を見る |
○玉沢政府委員 概要についてお聞きいたしております。 | ||
○玉沢政府委員 国会は国権の最高機関でございまして、国会における審議というものは最も大事なものであり、民主主義というものを通じまして国民の皆さんにその議論というものを聞いていただくことは国の重要な施策を遂行していくという上におきましてきわめて重要なものであると思います。したがいま...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 まだ見ておりません。 | ||
○玉沢政府委員 問題の性質につきましては、ただいま先生からいろいろ御質問し、また畜産局長からもお答えしました経過につきましてはわかったわけでございます。したがいまして、一応畜産局長といたしましても、間違いにつきましては認識をいたしましてこれは十分反省をする、また事実についても明確...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 御指摘のとおりにいたします。 | ||
○玉沢政府委員 当然公正に対処すべきものと考えておるわけでございます。 〔加藤(紘)委員長代理退席、委員長着席〕 | ||
04月22日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 全くそのとおりでございまして、やはり外交交渉におきましては、何か法外な要求をいたしまして、日本に対しましてがんと頭を殴れば相手が譲るんではないか、もしそういうような前提で物を言っているということであるならば、これは大変な誤解ではないか。やはり両国が協調しながら繁栄...全文を見る |
○玉沢政府委員 現在の世界の経済の悪化した状況におきまして、貿易の自由化をできるだけ図ってこれの活性化を求める、こういう方向は確かに認められるわけでございます。しかし、そういう目的で協定がなされましたガットの中におきましても、農産物に関しましてはいろいろ制限条項があるわけでござい...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 つまり、食糧問題に関しまして、あるいは農業問題というものは、各国にそれぞれの誤解とかそういうものがありまして、確かにこの自由貿易の大義名分というものはわかりますけれども、それぞれの国の事情というものを理解をしながら共存共栄をやっていかなければいかぬじゃないか。だか...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 日本の経済が、石油ショックの非常に大きな世界的な動乱期におきましてどういうふうな理由によって今日の状況を迎えたか、こういうことだと思うのでありますが、私は、若干先生と考え方を異にしておるのは、日本の階級社会によって、低階層の人たちを抑えた、こういうよりは、やはり日...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 確かに、ただ目前の問題を解決すればそれでいい、こういう考え方でこれに取り組むべきものではないと考えるわけでございます。アメリカの方にとりましては、赤字を解消すればそれで済むという考え方に立つかもしれません。また、日本の国内でも、若干のものを自由化するという方向で何...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 農産物の二十二品目につきましては自由化には応じられない、この態度は変わっておりません。また同時に、日本の農業のわが国経済上に占める地位あるいは食糧の重要性、こうしたものをるる考えますと、自国で食糧を生産する手段を持っておることがこれからの国際情勢の激動の中にわが国...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 政策を決定していく場合におきましては、やはり一つの政府の中におきましてもいろいろな意見があると思いますので、そういう意味におきましては、政策を決定し遂行していく過程におきましてはきわめて時間をかけて調整を図るということが大事ではないかと思うわけでございます。したが...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 これに関しましては、やはり農業というものは各国のそれぞれの事情がありまして、十二分な理解がまだ得られてないじゃないか、だから十二分な理解を得られるように努力をする。また、アメリカに対しましても、わが国は百二億ドルも農林水産物を輸入しておるという立場でもありますし、...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 当然でございます。 | ||
○玉沢政府委員 いまソビエトの例を出されたわけでございますが、ソビエトとアメリカの入漁料の問題とは若干性格が違うわけでございますので、同一的な形では検討はできないと思うわけでございますが、アメリカにつきましては、先ほど部長が申し上げましたような線で体質強化を図りながらこの問題に対...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 アメリカとの交渉におきまして、ただ、日本が二十二品目の自由化を拒否しているというような印象が内外に与えられておりますが、日米間の農民の利益というものを考えました場合に、無原則に二十二品目をそのまま自由化して、果たしてアメリカの農民の利益になるか。日本の農民の利益に...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 総理の発言を見ましても、確定的、断定的なことは言っておらないと思うわけでございまして、政府部内におきましては統一的な姿勢をこれからつくる、こういうことだと思いますので、その中の一つの過程ではないかと思います。 | ||
○玉沢政府委員 ガットは自由貿易が一つの基本精神でありますが、農産物につきましては、先生が御指摘のとおりに、十一条とか二十条とかいろいろな制限の条項もございます。したがいまして、農産物についてはそれぞれ各国の事情というようなものがあるわけでございますので、これにつきましては、アメ...全文を見る | ||
04月27日 | 第96回国会 衆議院 外務委員会 第12号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 わが国の漁業が非常に大きな困難に直面をいたしておりますことは、やはり二百海里時代の到来、それから燃油の高騰、この二つの要素が大きくあると思うわけでございます。 したがいまして、主要漁獲を上げております沿岸漁業の振興をまず第一に挙げまして水産業の振興を図る。同時...全文を見る |
○玉沢政府委員 これは食糧の安全保障という観点からひとつ考えてみる必要があるかと思うわけでございますが、もし日本が将来とも外国から食糧を全面的に依存するということを仮に想定した場合、思いがけない国際紛争が生じた場合におきましては、日本が非常に危機に陥ることは当然のことであります。...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 米国との関係におきましては、日本とアメリカは最大の友好国であるわけでありますが、現在農産物をめぐりましても大変な主張の違いがあるわけでございます。しかし、この点に関しましては、アメリカのわが国に向けております要求はどうも大変性急であり、また価格の問題におきましても...全文を見る | ||
07月13日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 今回の米価決定に当たりましては、まず最初に米の需給関係というものを見ますと、昨年、一昨年の冷害にもかかわりませず、米の生産力というものは依然として高い状態にある。一方、米の消費の方を見ますときわめてこれが減退をしておるという、きわめて米の過剰状態が引き続き存在をい...全文を見る |
○玉沢政府委員 米の水田利用再編対策でございますが、要するに、つくった米が全量消費をされれば何も転作をする必要はないと思いますし、過剰対策に二兆二千億円も七年もかけて払う必要はないわけでございます。したがいまして、まず第一に、農林省としまして消費拡大に御協力をいただくということに...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 先生ただいま御指摘のように、価格を決定するに当たりましては、食管法第三条二項によって生所方式ということに相なっておるわけでございますが、しかし、その算定方式そのものは決して固定をしておらないということはお認めをいただけると思うのであります。つまり、もししからば食管...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 確かに算定方式というものが常に正しく、正しくというよりも、つまり一つの方式でだれにもすぐびんとわかる、こういうことで終始をしていけば、先生のおっしゃるとおりに、私もそれが一番いいと思います。 しかしながら、要するに、需要と供給のアンバランスが依然として存在をし...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 基本としましては生所方式ということになっておるわけでございますが、今回の米価におきましても、決してその基本を外れたものであるという認識は持たないわけでございます。その方式を貫きながら、なおかつ諸情勢を勘案をして決定をした、こういうことでございます。 | ||
○玉沢政府委員 数学の公式は一つでありますけれども、いろいろな諸情勢というものが経済の中にはあるわけでございますので、一つの固定した方式というものはできるだけ模索するといたしましても、最善なものに対して努力するということは確かに必要でありますけれども、今回の諮問米価におきましても...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 基本方針も確かにそうだと思いますけれども、そのためには、米の過剰の状態、こういうものが解消されていって、生産と供給というものがバランスをとる。それから同時に、財政におきましてもそういうものが許される、こういう事情が加味されなければ、安定した恒久的な方式というものが...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 農林水産省は、大臣がけさほどから決意を申し述べておりますように、主要農産物につきましては日本の農民の手によって確保する、このことを絶対守っていく、こういう決意でございます。したがって、米の問題につきましてもあくまでも自給体制を確立する、このことは決して変わっており...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 できることでありますならば、米価を上げて農家の皆さんにも喜んでいただきたい。しかしながら、先ほど来から述べておりますように、米の過剰基調の現状にございまして、どうしてもその財政負担というものは拡大をしていく、こういう状況にありますと、つまり多額なる食管の赤字とかそ...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 食管制度の持つ意義といいますものは、米が不足の場合におきましても過剰な場合におきましても再生産を確保する、こういう趣旨にあるということは、先ほど来から申し述べてきたところでございます。 さて、そこで今後の問題でございますが、やはり日本の米作農家における最大の問...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 田澤農林大臣の姿勢いかん、こういうことでございますが、政務次官でございますけれども、基本的な問題につきまして申し述べさせていただきたいと存じます。 まず、世界の飢餓状態に対処するために日本が外国から農産物を買わないで自給しろという御議論でございますが、私は、こ...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 世界の飢餓状態をいかに救うかという問題で、ちょっと議論があるようでございます。 私は、先般、農林大臣のかわりに世界食糧理事会閣僚会合に出席をしてまいりましたが、後進国の国々も含めまして、先進国が食糧の輸入に対して障壁を設けておるということに対しまして相当の批判...全文を見る | ||
○玉沢政府委員 ただいまお述べいただきました御意見につきましては、本日の委員会におきましても種々御論議のあったところでございますが、現在、米価審議会で審議が続行されておりますので、その答申を得て適正に決定してまいりたいと存ずる次第であります。 | ||
08月19日 | 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号 議事録を見る | ○玉沢政府委員 国土保全という面からきわめて重要な問題であると考えておるわけでございますので、十二分な処置を講ずるように努力をしていかなければならない、こう考えるわけでございます。 以上です。 |