玉沢徳一郎

たまざわとくいちろう



当選回数回

玉沢徳一郎の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○玉沢国務大臣 今回の地震発生の直後から自衛隊は可能な限り迅速な行動をとりまして、人命救助、災害救援に全力を尽くしてきたところであります。また、その時々の状況に照らしてみましても、考えられ得る対応措置をとってまいったと考えております。  しかし、より最善の処置をとり得なかったか...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊は、地震発生後、可能な限り迅速な対応をとったところでございます。  陸上自衛隊を中心として申し上げますと、地震直後の午前六時三十分、伊丹の第三師団、名古屋の第一〇師団、広島の第二二師団、香川の第二混成団等の中部方面隊隷下の全部隊に非常呼集をかけました。同時...全文を見る
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○玉沢国務大臣 まず委員御指摘の、自衛隊のヘリコプターが当初三機、陸上自衛隊から二機、海上自衛隊から一機飛びましたが、どのようなところにまず報告したかということを明確に申し上げておきたいと思います。  まず第一に、OH6二機、これが被害の状況を把握をいたしまして、神戸付近から二...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、県知事の要請がありましてから三時間とか六時間とか、なぜそのような時間がかかったか、その時間がかかったのは社会党の従来からの考え方と関連があるのじゃないか、こういうような……(発言する者あり)ちょっと待ってください。つまり、三時間とか六時間とかということがかか...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊は、災害派遣時におきましては、状況把握に活用し得る観測ヘリ、偵察機等の航空機、人員、物資の輸送に活用し得るトラック、多用途ヘリ、輸送ヘリ、輸送機等の航空機及び補給艦、輸送艦等の艦艇、その他施設作業、宿泊、医療、給食等の各種ニーズに対応し得るドーザー、天幕、救...全文を見る
○玉沢国務大臣 正確を期すために申し上げますが、軍事費ではございませんで、防衛費であります。なおかつ、これは我が国の安全保障に資するものでございまして、その点を明確に委員に申し上げておきたいと思います。  また、戦車を二十両、こういうことでございますが、あくまでも我が国に対して...全文を見る
○玉沢国務大臣 東西冷戦構造ということが崩壊をした、こう口では簡単に言いますが、これは極めて長い間の戦後の年月を経て、大変緊張しながら、この間において我が国の防衛というものを守ってきたわけであります。つまり、我々は日米安保体制のもとに、このソ連を中心とする共産主義政権が、共産主義...全文を見る
○玉沢国務大臣 そういう中におきまして……
○玉沢国務大臣 世界の紛争というものはふえておるわけでありますから、我が国の周辺を防衛をするために必要である……
○玉沢国務大臣 こういう認識のもとで話をしておるわけであります。  以上であります。
01月30日第132回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○玉沢国務大臣 御指摘のありました大震災、今度の兵庫県南部の大震災と匹敵するものは、今まで計画を立てておりますのは東海地震、それから南関東地震、こういうことになっておるわけでございます。それで、東海地震の場合におきましては予知をできるという観点から、震災が起こってくるであろう、こ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の震災にかんがみまして考えてみますと、やはり自衛隊法の八十三条の運用をどうするか。第二項のただし書きによりますと自主派遣もできるということになっておるわけでございますが、やはりその前の第一項の方をより活用いたしまして、積極的に活用する、これの方が私は大事じゃな...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、この第八十三条によりまして、災害が起きたときに県知事から要請を受ける、そしてそれに対して出動することができる、これができるだけ迅速に行われるようにするということ、そして効果が上がるようにするということ、ここをやはり追求していかなければならぬのじゃないかと思う...全文を見る
○玉沢国務大臣 PKOで派遣をされた隊員が武器使用に関して非常に不安を感じたと。非常に緊迫した地域に行くわけでございますから、不安を感じながら勤務をするということはよくわかります。それが部隊長の命令によって武器使用ができるということになったといたしましても、緊張感は同じだと思うの...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、PKO法が国会で審議されたときに非常に議論されたところでありまして、憲法の関係もあるわけでございます。したがいまして、見直しをするか、こう言いますならば、まず第一に、憲法との関連等をよく精査をいたしまして、この点で議論をする必要があるのではないか、まずその...全文を見る
○玉沢国務大臣 本来任務は、委員も御承知のとおりに、我が自衛隊は、我が国に対する直接侵略、間接侵略、または公共の維持等を行う、こういうことになっているわけでありますが、PKO活動につきましては、ただいま雑則の中に位置づけられております。  今後、いろいろな議論等を承りながら考え...全文を見る
○玉沢国務大臣 従来の防衛大綱は、御承知のとおりでありますが、やはり東西冷戦時代、日本が侵略をされるという場合を想定をいたしまして、限定・小規模・独力対処、こういうことに重点を置いて大綱が構成されておった。東西冷戦時代が終わりまして、国際情勢は必ずしも平和だというわけではないと思...全文を見る
○玉沢国務大臣 侵略対処型か危険対処型か、危険対処型も侵略を想定しておるわけでございます、侵略されるわけですから。我が国は専守防衛でありますから、それは余り違いはありませんが、やはり不安定な国際情勢に対処する、こういうことで御理解をいただければと思います。
○玉沢国務大臣 ただいま防衛力在り方検討で私を議長といたしまして検討いたしておるわけでございますが、やはりこれは、来年度の予算等を考えた場合に、委員の言われるようなところをめどとしまして検討してまいりたい、政府全体としても御相談をさせていただきたい、こう思っております。
○玉沢国務大臣 この前は長く答弁しましておしかりを受けましたが、きょうは短く要領よくやらせていただきます。  まず、防衛庁の組織でありますが、設立以来四十年、組織そのものは変わらずに今日までまいりました。やはり新しい時代に対処するためにはどういう形。がいいか、これは検討する必要...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害が発生をいたしましてから、陸上自衛隊の中部方面隊でございますけれども、第三師団は既にその時点で非常呼集を行っております。六時半におきまして、この中部方面隊のすべての部隊に非常呼集がかかっております。さらに、七時十四分から、先ほどお話がありましたように、ヘリコプ...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、ヘリコプターの偵察でございますが、これは陸上自衛隊も海上自衛隊も同じでございますが、防衛庁設置法第六条第十一号によりまして、「所掌事務の遂行に必要な調査」ということになっております。  それから、七時五十八分と八時二十分の災害派遣の実施でございますが、これ...全文を見る
○玉沢国務大臣 自主派遣という場合におきまして、要請を待たずに出るわけでございますが、早く出たからといっても、出動したからといっても、やはり被害の箇所が特定いたしませんと、ただ出ていっただけで、どこに出ていったらいいかということで、なかなかこれは効果のある災害活動にはならないわけ...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害対策基本法によりますと、各都道府県は、地域防災計画を立てまして、そこで検討するということになっておるわけでありまして、兵庫県の場合におきましては、自衛隊も参加いたしまして地域防災計画を立てております。  私もその内容を見ましたけれども、例えば陸上自衛隊に対し...全文を見る
○玉沢国務大臣 ヘリの問題につきましては、やはりふだんからどこに、つまり、災害が発生した場合にヘリポートがあるかということを確認しておく必要があると思うのですね。  南関東及び東海地域の震災対策の計画におきましては、常に五万大規模の自衛隊も参加しまして訓練を行っておるわけであり...全文を見る
○玉沢国務大臣 先ほど委員も御指摘のとおり、東西冷戦構造が終結をした、こういうことから、中期防におきましても修正された中期防、こういうことで、一千億円既に削減をいたしておるわけでございます。しかしながら、修正された中期防をある程度において高い伸び率において達成する、こういうことが...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、答弁する前に、今数字がちょっと違ってましたので、修正された中期防におきましては、一千億円の削減ではございませんで、五千八百億円の削減でございます。かなりの削減をしておる、こういうことでございます。  そこで、〇・八六%ではございますけれども、いろいろな知恵...全文を見る
○玉沢国務大臣 防衛庁としましては、我が国の平和と安全を守るという任務遂行のため、必要な研究は当然のことながら行っておるところでございます。  しかし、北朝鮮の点におきましては、昨年の十月二十一日の核兵器開発問題に関する米朝合意によりまして、話し合いによる解決を図る道筋が築かれ...全文を見る
○玉沢国務大臣 本来任務は、委員も御承知のとおりに、我が自衛隊は、我が国に対する直接侵略、間接侵略、または公共の維持等を行う、こういうことになっているわけでありますが、PKO活動につきましては、ただいま雑則の中に位置づけられております。  今後、いろいろな議論等を承りながら考え...全文を見る
01月31日第132回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○玉沢国務大臣 自衛隊は、派遣部隊が対応できる範囲で、倒壊した家屋等の瓦れき等の除去及びその輸送を災害派遣の一環として実施することといたしております。自衛隊の具体的な活動地域や活動内容につきましては、現地の状況を勘案し、兵庫県等と調整の上決定されることになります。  民需を圧迫...全文を見る
○玉沢国務大臣 ヘリコプターから映像を写しましたものをやるというのはないというふうに言いましたが、あります、これは。ただし、当日は東部方面隊の方でございますので、中部方面隊の方にその日のうちに移送した、こういうことです。
○玉沢国務大臣 訓練計画、訓練の経過の概要と、それから今回の震災において中部方面隊がとった処置の時間の経過のお話がありました。それで、私の方からも正確な時間をもう一度申し上げたいと思います。  五時四十六分に災害が発生をいたしました。今委員は六時三十分にこの非常呼集をかけた、こ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今までのケース、いろいろ調べてみましたところが、北海道の奥尻の地震の場合におきましてはわずか十数分後に要請がございました。したがいまして、地震をそこで感じて、これはもう大変だ、こう考えた場合におきましては直ちに派遣要請をしていただく、これは地方自治団体の府県知事さ...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、知事さんが要するに派遣要請することができるわけですから、しかも基地司令に対しましては、約二十二、訓令によっていろんな部隊に出せることになっております。したがいまして、私は、自動車電話であっても緊急電話であっても、必ずしも県庁にいなくても、つまり知事さんがそ...全文を見る
○玉沢国務大臣 種々検討いたしておるところでございます。  細かい点については事務局の方から答弁させます。
○玉沢国務大臣 専守防衛という方向におきまして、今後とも検討してまいりたいと思います。
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○玉沢国務大臣 災害におきまして一刻も早く人命救助に携わりたい、こういう気持ちを持ちまして日ごろから訓練をいたしておるところでございますが、今回の場合におきましては、まず、人命救助に最初に出動いたしましたのは、午前八時前に第三六普通科連隊四十八名が伊丹駅における人命救助活動に出動...全文を見る
○玉沢国務大臣 この場合の対応はやはり中部方面隊が行う、こういうことになっております。例えば、南関東とか東海地震の場合におきましては東部方面隊、こういうことになっておるわけでございます。  そこで、今先生お話してございますが、西宮、芦屋市の方は東の方から神戸市に入ってくる、これ...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊は、我が国に対する侵略に対処する、同時にまた災害の救援、復旧活動も重要な責務である、こういうように受けとめておるわけでございます。したがいまして、自衛隊は、平素から所要の防衛の態勢をとるとともに、その組織、装備や能力を生かして、遭難者や遭難船舶、航空機の捜索...全文を見る
○玉沢国務大臣 米軍から大変とうとい御協力をいただきまして、ふだんから日米安保体制のもとで共同訓練等を行って意思疎通を図っておるものでありますから、いろいろな申し出をいただきまして、それを外務省を通じまして我々の方で調整をいたしまして、そしてこの救援物資その他いただいているところ...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害を前提としまして共同訓練はしておりませんが、ふだんの共同訓練をいたしておるわけでございますので、それに準じまして、今回の災害の場合でも極めて緊密な連絡をとり合って行った、こういうこどであります。
○玉沢国務大臣 十分だということはないかと思いますが、より一層改善をするように努力をするということであります。
02月02日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○玉沢国務大臣 防衛庁長官の玉沢徳一郎であります。神田委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げさせていただきます。  まず最初に、さきの兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し、深くお悔やみ申し上げますとともに、けがをされた皆様、そしてすべての被災者の皆様に...全文を見る
02月02日第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○玉沢国務大臣 お答えいたします。  まず、陸上自衛隊は、地震発生直後の一月十七日七時十四分に中部方面航空隊のOH6一機を八尾駐屯地より発進をさせ偵察活動を行い、神戸付近にて約二十カ所から煙が上がっていること、淡路島北部における家屋の倒壊の状況、高速道路の倒壊の状況等を目視によ...全文を見る
○玉沢国務大臣 私の方には偵察中であるという報告がありましたのが、私が防衛庁に当庁いたしました九時現在のものでございます。これは、十時から閣議がございましたので、閣議におきまして、それまでの自衛隊がとった状況につきまして報告をいたしております。
○玉沢国務大臣 陸上自衛隊につきましては、委員も今お話がありましたように、十七日の午前十時、電話により、兵庫県知事より姫路第三特科連隊駐屯地司令に対しまして、災害派遣を要請する旨の連絡がありました。  また、海上自衛隊につきましては、十七日当日午後七時五十分、電話により、兵庫県...全文を見る
○玉沢国務大臣 各種災害におきまして、自衛隊に要請をされたケースをいろいろと見てまいりますと、北海道の場合におきましては、奥尻島の事件でありますが、発災しましてから十八分後に北海道の知事からあるわけでございます。したがいまして、知事の要請ということになっておるわけでありますから、...全文を見る
○玉沢国務大臣 記者会見等については後で調べてから申し上げますが、まず、我が方とそれから兵庫県との間におきましては、確かに県の段階におきましては、地震が起きた場合の、災害が起きた場合の対応については打ち合わせがあるわけでございます。つまり、陸上自衛隊が連絡をとり合うのは姫路にある...全文を見る
○玉沢国務大臣 緊急対処でございますから、一番いいのは、ばらばらに動くのではなくして、ふだんから訓練をしておりまして、その訓練に基づいて危機対処するということが一番大事じゃないかと思うんです。  今申し上げられましたように、姫路の方からは七時半に連絡要員が出発しております。マニ...全文を見る
○玉沢国務大臣 七年度の予算でもう一基要求をいたしておるところでございます。これはやはり、できるだけ情報を早く伝達をして対応するという点におきまして極めて重要である、御指摘のとおりでございます。  それから同時に、やはり地方自治体におきましてもヘリコプターその他を持っておるわけ...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も御承知だと思いますが、自衛隊が出動して消火活動に当たる場合におきましては、あくまでも地方自治体の要請がなければならぬ、御承知だと思います。  今回の場合におきましては、やはり我が方からもヘリコプターによる消火等が必要であるかどうかという問い合わせをいたした...全文を見る
○玉沢国務大臣 本件にかかわる待機には、広島におります陸上自衛隊中部方面隊の第十三師団がついておりましたが、発災後、災害が起きた後、同師団の一部は給水活動を実施すべく速やかに活動を開始しております。さらに、十九日には、救援活動に全力を挙げる態勢を整えるために、国際緊急援助隊として...全文を見る
○玉沢国務大臣 見直しにつきましては、大規模震災への対処が関係機関と防衛庁との間で緊密な協力関係がなければ効果的に実施できない、そういう観点から、国土庁等の関係機関と十分連携を図りつつ、今回の地震の教訓を反省させるべく、今後より実践的なものになるよう所要の検討を行う必要があるので...全文を見る
○玉沢国務大臣 当然あらゆる事態を想定をいたしまして、特に一つの災害ばかりでなく複数の災害、こういうものもあり得ることでございますから、想定の中に入れまして、今後検討してまいりたい、こう思います。
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○玉沢国務大臣 自衛隊の施設関係の装備品につきましては、逐次更新を図ってきておるところでありますが、自衛隊は、これらの施設関係の装備品を含め、保有する装備品を有効に活用いたしまして災害派遣活動を実施してきたところであります。  また、国際平和協力業務におきましても、例えばカンボ...全文を見る
○玉沢国務大臣 具体的な防衛の問題でございますので、私の方から答えさせていただきます。戦車が我が国の防衛にとって必要であるかという御質問でございましたが、まず、一般論といたしまして、ある国が特定の国を攻撃しようとした場合におきましては、その国が防衛上の弱点としてどこがあるかという...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国の自衛隊は、国民の生命財産、それから独立国家としての日本の平和と安全を確保するためにあるものでありまして、国民的な御理解をいただきながら、その目的を達成するために戦車も必要である、こういう考えに基づいてやっておるものであります。
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○玉沢国務大臣 委員御指摘のように、大災害に対しまして自衛隊が迅速に対応するということ、また、その対応におきましてはあくまでもシビリアンコントロールのもとで行うということ、全くそのとおりでございます。  そこで、災害対策基本法と自衛隊法第八十三条に基づきまして、原則におきまして...全文を見る
○玉沢国務大臣 当日、私自身は六時に震災の、地震の連絡をいただきまして、まず状況把握を十分して……(発言する者あり)
○玉沢国務大臣 対応にはできるだけの、万全の措置をとるように、こう指示をいたしまして、そして九時に防衛庁に出まして、九時までの時点におきまして三自衛隊がとった措置につきまして報告をいただき、それから十時にそれまでの、九時までの状況についての報告を閣議で行った、こういうことでござい...全文を見る
○玉沢国務大臣 事実関係を明確に申し上げて有意義な論議をさせていただければ、このように思います。  つまり、震災が発生しましたのは五時四十六分でありますが、これは関西地区におきましては中部方面隊がその管轄地域でございますので、中部方面隊の総監部におきましては六時に非常呼集を行い...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○玉沢国務大臣 十七日の五時四十六分に地震が発生をいたしました。管轄は中部方面隊でございますので、中部方面隊は、六時に幕僚に非常呼集をかけまして、同時に、伊丹にいる第三師団に対しましても、同じように非常呼集がかかっております。さらに、名古屋の第一〇師団、広島県海田町の第一三師団、...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、委員が閣議のことについてもお触れになりましたので、正確を期すために申し上げておきたいと思います。  まず第一に、私のことでございますが、私は、六時に秘書官より連絡がありまして、大変な震災が起きておる、こういうことでございましたので、できるだけ状況把握に努めて...全文を見る
○玉沢国務大臣 有事に対するお考えを御質問いただきましたが、まずその前に、今回のケースにおきまして、地震発生直後に出動要請がなくても出動できるのではないか、あるいはもっと部隊を大量に投入することができなかったかよく議論をされておるところでございますので、若干事実を明確にしておきた...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害対策基本法によりますと、地域防災計画を立てる場合におきましては、自衛隊も立ち会いましてともどもに計画を立てることに相なっておるわけでございます。計画は立てるわけでございますけれども、災害が少ないというふうな認識をされておる地方自治体におきましては、訓練も十分で...全文を見る
○玉沢国務大臣 まずその前に、災害にどう対処して最も効果的な救生活動なり災害活動をするかということについて申し上げておきたいと思います。  まず、災害対策基本法と、また自衛隊法の八十三条の趣旨は、やはり災害が起きた場合におきましては、その災害が県の段階で救済し得るものもあるわけ...全文を見る
○玉沢国務大臣 地域防災計画によりますと、第三特科連隊が県庁との間の連絡をとるということになっているわけであります。したがいまして、この第三特科連隊は県庁自体と連絡をとる、こういう観点から、七時半に三ルートにわたりまして派遣要員を出発させた。ところが、道路が非常に破壊をされており...全文を見る
○玉沢国務大臣 見ました。
○玉沢国務大臣 「大震災地誌」京阪神編、陸上幕僚監部が平成六年三月に研究をし、基礎資料として作成したものであります。
○玉沢国務大臣 まず「大震災地誌」は、兵庫県では残念ながらこれはないわけです。防災の中に取り入れられてないのです。  ただ、私が知る限りにおきましては、つまり、この「大震災地誌」によりますと、震災が起こった後は交通規制をできるだけ早くいたしまして、部隊の通行その他につきまして必...全文を見る
○玉沢国務大臣 私は、中部方面総監は現場で一人でも多くの人々を救出したかった、こういう気持ちを率直にあらわしたのがあの涙の会見であった、こう思っております。
○玉沢国務大臣 委員御承知のとおりに、自衛隊は我が国の直接侵略、間接侵略に対応することを主たる任務とする、そしてまた、公共の秩序の維持を図る、こういうことでございますが、災害におきましては、公共の秩序の維持を図る、こういう観点から自衛隊の本来任務とされておる。  したがいまして...全文を見る
○玉沢国務大臣 東西冷戦構造の崩壊によりまして、世界的な秩序の変化ということがございます。そういう中におきまして、世界の情勢はやはり不安定な面あるいは不透明な面が多々あるわけでございます。  そういう中におきまして我が国の防衛政策というものを進める上におきましては、三党の合意事...全文を見る
○玉沢国務大臣 細かい内容についての検討は、時間がありませんからあえて申し上げませんが、委員に御理解いただきたいと思いますけれども、今回の予算におきましては、人件費の伸び率よりも低い伸び率で対処しておるということも見ておいていただきたいと思います。
○玉沢国務大臣 今お話がされましたように、極めて抑制的な性格の予算である、このように御理解をいただきたいと思います。
○玉沢国務大臣 五時四十六分に地震が発生をいたしまして、いろいろな事情があったかとは思いますけれども、十時に出動要請があったということは、私は、時間がかかっておるな、こういう印象であります。
○玉沢国務大臣 人命救助には一刻も早く対処するということ、そのとおりでございます。
○玉沢国務大臣 まず災害の場合におきましては、これは決して言いわけではありませんけれども、現地の状況といいますのはやはり現地の部隊が一番よく知っておるわけです。したがいまして、現地がどのように判断をするか。私としましては、状況をよく把握し、適切に万全を期す、こういう考えで指示いた...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、先ほど来お話しいたしておりますのではしょりますが、九時の時点におきまして、私の方にそれぞれの自衛隊がとった処置についての報告がありました。その場合におきましては、ヘリコプターは七時十四分に飛び立っておるわけでありますが、帰ってまいりましたのが八時五十分、それ...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も八十三条を見ていただければわかると思いますが、第二項は、主文におきましてはあくまでも県知事の要請ということになっております。県知事の要請ができなかった、例えば物理的に完全に、県知事が死亡したりした事態が生じた場合、それをどういうふうに判断するかの問題でありま...全文を見る
○玉沢国務大臣 個々のケースをどのように解釈するかと言われましても、ちょっと意味がわかりません。
○玉沢国務大臣 つまり、人命救助、近傍災害、その場所が特定して救援の要請が来た場合は直ちに行かなければならないと思います。委員のおっしゃる方は大変お気の毒でございますが、自衛隊にそういう要請をなさったのかどうかという点を聞かなければならぬわけでありますが、当然、そういうふうに場所...全文を見る
○玉沢国務大臣 八十三条の二項のただし書きにおきましては、これは今まで航空救難とかそれに類するものでなければ発動いたしてない。(西村委員「今回の事態は該当するか否か、この一点」と呼ぶ)  今回の反省ということになるわけでございますが、どうしても連絡その他つかないという場合におき...全文を見る
○玉沢国務大臣 例えての話をしたわけでございますが、必ずしも断定はいたしません。
○玉沢国務大臣 やはり、人命救助といいますのは、また大災害に対処するにおきましては、最も効果的なのは八十三条の第二項の主文において行うということが最も大事である、それを何回も繰り返しておるわけであります。
○玉沢国務大臣 私は、最善の措置をとったとは一言も言っておりません。できるだけ迅速に行動した、こういうことを言っておるわけでございます。つまり、この場合におきましても、やはりあくまでも、大災害でありましても、八十三条の二項の主文において行動すべきことが最も正しい、こう考えておりま...全文を見る
○玉沢国務大臣 総理は、適切な対応をするように、こういうように言われたと伺っておりますが、それは全体に対してということであると思いますが、防衛庁におきましては、私がそのような指示を既に出しておるわけでございます。
○玉沢国務大臣 内閣官房副長官が九時の時点で防衛庁の防衛局長に指示をしたという報道がありましたので、私は直ちに本人に、本人つまり官房副長官に問い合わせたところ、そのような事実はない。また、村田防衛局長にも確認をいたしましたところ、午後二時の時点においてはもっと自衛隊を投入を急いだ...全文を見る
○玉沢国務大臣 決して県庁の対応がすべてであったとは言っておりません。あくまでも、対応におきましては、両者がこの八十三条の第二項の趣旨に従いまして迅速に行動をするということが最も正しかった、こういうことを言っておるわけでございます。
○玉沢国務大臣 私は自由民主党員でありますから、他党の政策についてはとやかく言うことはありません。
○玉沢国務大臣 総理は自衛隊合憲、日米安保条約堅持を明確に示しておるわけでありますから、その範囲で適切なる行動をとっておる、このように評価しております。
○玉沢国務大臣 先ほど訓練の一環として偵察をしたと言われたのでありますが、あれは訓練ではございませんで、調査活動の一環でございます。それだけ御理解いただきたいと思います。  現在、困難な状況の中におきまして、日々寝食を忘れて救助活動に邁進している隊員の皆さんに対しまして、心から...全文を見る
○玉沢国務大臣 それも検討いたしたようであります。山林火災の場合は、我が方がヘリコプターを提供いたしまして、地方自治体が水をくみ上げるものを持っておる、それをヘリコプターに積みまして上空から投下する、こういう形になっておるわけですね。それで、都市火災の場合におきましては今までその...全文を見る
○玉沢国務大臣 ヘリコプターの大量輸送というものも期待されるところでございますけれども、中部方面隊におきましては、航空隊におきまして八尾があるわけでありますが、これは連絡とか偵察部隊が主なわけでございます。当日は、千葉の第一ヘリコプター団がCH47というヘリコプターを急遽回しまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 先ほど来答弁いたしておりますように、やはりあくまでも八十三条の二項の主文によって行動すべきもの、このように私は判断をいたしております。
○玉沢国務大臣 これは常に反省に基づいて検証していかなきゃいかぬことだと思いますけれども、私は、県庁がつぶれたわけではございませんし、知事さんが行方不明になって所在がわからない、あるいは生死が不明になった、こういうことでない限りは、やはり八十三条の主文によって、運用において十分対...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊は、災害派遣時におきまして、状況把握に活用し得る観測ヘリ、偵察機等の航空機、それから人員、物資の輸送に活用し得るトラック、多用途ヘリ、輸送ヘリ、輸送機等の航空機及び補給艦、輸送艦等の艦艇、その他施設作業、宿泊、医療、給水、給食等の各種ニーズに対応し得るドーザ...全文を見る
○玉沢国務大臣 三六連隊は、発災十分後に連隊長の判断によりまして非常呼集をかけております。  人数の集まりぐあいにつきましては、人事局長の方から報告させます。
○玉沢国務大臣 委員も地図を見てよく御理解をいただきたいと思いますが、第一三師団は広島におるわけでございます。そこから近傍災害といたしましても一日以上かかる、これは御理解をいただけると思います。第一〇師団は名古屋におるわけでありますが、まあこれは近いといたしましても、確かにその夜...全文を見る
○玉沢国務大臣 地域防災計画によりますと、それぞれの地方自治体に派遣要員を出して連絡を取り合ってやるということになっております。西宮と伊丹の場合はできるだけその情報が早く来たと私は見ておるわけです。芦屋の場合はすぐ連絡がとれなかったものですから、派遣要員を出しまして、そしてその状...全文を見る
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自衛隊法第三条におきまして、自衛隊は国の平和と安全を守ることを主たる任務とし、また必要に応じて公共の秩序の維持に当たるものとされております。自衛隊法第八十三条による災害派遣は、この公共の秩序の維持の一環として行われているものであります。  御指摘をい...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 防衛庁長官の玉沢徳一郎であります。岡野委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず最初に、さきの兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し深くお悔やみ申し上げますとともに、けがをされた皆様、そしてすべての被災者の皆様に心か...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 情報伝達についての委員の御質問でございましたので、防衛庁長官に対しましては我が方は二十四時間体制をとっておりまして、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、それから内局の当直とそれぞれありまして我が国の有事に対処する、こういうことになっております。例えばゴ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 現在では災害で最も被害をこうむったのは神戸市、こういうことになっておるわけでありますが、実際におきましては、あの活断層のもとで災害を受けたとされる地域は名古屋、大阪から姫路、淡路島、相当の広範囲にわたっておるわけでございます。したがいまして、自衛隊も何...全文を見る
02月10日第132回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○玉沢国務大臣 まず、災害に対する取り組みの考え方、またそれが災害対策基本法に盛り込まれておると思うのでありますが、災害が起きた場合におきましては、まずみずからの町は自分たちの手で守る、ここからスタートしていると私は思います。したがいまして、市町村で起きた災害に対しましてはみずか...全文を見る
○玉沢国務大臣 何と申しましても、やはり地域の被災を受けている人たちが情報が一番速いわけですから、したがいまして、それにどのように対応するかと。神戸市の場合にも、今回は一一九番の電話もかなり回線が切れたかつながらなかった、一一〇番も同じようなことだったのではないかとは思うのであり...全文を見る
○玉沢国務大臣 八十二条の二項のただし書きでございますが、あくまでもこれはただし書きでございますので、やはり限定的あるいは例外的なもの、したがいまして、あくまでも地方自治体と連携をとって災害に当たる、こういう観点から、この八十三条の二項の本文であります都道府県知事の要請ということ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の場合は、連絡も県庁との間にはとれるという状況にはあったわけでございますし、こういう場合はどうかということでございますが、連絡手段が全く途絶えてしまったとか、あるいは県庁そのものが跡形もなく崩壊してしまってもう全然連絡がとれない、こういうような場合はやはり判断...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の場合におきましては、できるだけ早く出動しなければならぬという趣旨から、各市に連絡要員、県庁もそうでございますが、連絡要員を派遣をいたしまして、どこでどのような要請があるか、必要があるかということを把握するために全力を挙げておるわけでございます。  しかも、...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただし書きの場合におきましては、よくいろいろな事態を想定をいたしまして、今後その点については検討していく必要があると思います。
○玉沢国務大臣 まず、防衛庁長官が指揮を行い、統幕議長がこれを補佐する、こういうことで戦争の場合、大規模な部隊を動かす場合はそういうことになるわけですが、今回の場合におきましては、陸上自衛隊の中部方面総監が指揮を行い、そして海上自衛隊、航空自衛隊の協力を行いながらやっておるわけで...全文を見る
○玉沢国務大臣 関東ということになった場合は、南関東大震災それから東海地域の大震災、こういう場合におきましては、内閣総理大臣からの要請もありまして防衛庁長官が命令をする、こういう形に今なっておるわけでございますので、相当の規模のものが数県にわたり行われる、こういう場合におきまして...全文を見る
○玉沢国務大臣 数県にまたがる被害を想定した大震災計画といいますのは、委員が今言われておりますように、南関東地域とそれから東海地域ということでございます。阪神の地域につきましては、個々の地方防災計画はあったようでございますけれども、いわゆる大震災計画というものはなかった。  た...全文を見る
○玉沢国務大臣 平成七年度におきましては、大規模震災対処演習を九月の上旬に五日間行う、こういうことで準備をいたしております。これは今度の震災が起きたからどうかということじゃなくして、当初から計画をいたしておるものであります。
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○玉沢国務大臣 委員御指摘のとおり、自衛隊法におきましては、まず自衛隊は、我が国の直接並びに間接侵略に対処する、そして公共の秩序維持には当たりますが、この中に災害等、治安活動等あると思うわけでございます。これはやはり、何と申しましても自分の町は自分で守る、こういう地方自治体の決意...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○玉沢国務大臣 北朝鮮の核兵器開発問題についての御質問でありましたが、まず我が国の安全の確保という観点から見れば、この問題は、まず第一に外交的手段によって平和的に、平和裏に解決されなければならない、こう思うわけでございます。  したがいまして、米朝合意の誠実な履行を北朝鮮に対し...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御質問に対しまして私も先般お答えをいたしたところでございますが、この大災害におきましては、現地においての判断というものが一番大きいわけでございます。内閣総理大臣は、自衛隊法第七条の規定によりまして、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有しているのでありま...全文を見る
○玉沢国務大臣 沖縄の方々が、第二次世界大戦そしてまたその後米軍の占領下、そして日本に復帰をしてきた、こういう過程の中で大変な御苦労をされてきた、こういうことについては十分認識をいたしておるところでございます。それがゆえに、日米安保条約の中におきまして基地といいますのは極めて重要...全文を見る
○玉沢国務大臣 沖縄の基地の整理統合、特に今委員が御指摘をされました三事案につきましては、先般の日米首脳会談において、村山総理そしてクリントン大統領との間で意見交換がなされまして、米側からもこの問題について解決をしたい、こういう意思表明がなされたところであります。これを踏まえて総...全文を見る
○玉沢国務大臣 沖縄に米軍基地が集中をされているということをよく認識をし、しかし同時にまた、東西冷戦が終結をいたしたわけでありますけれども、アジアまた日本の周辺におきましてもやはりまだまだ不安定、不透明な国際情勢というものが推移しておる、そういう中におきまして日米安保体制というも...全文を見る
○玉沢国務大臣 解決のために努力をするように頑張ります。
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○玉沢国務大臣 自衛隊は、人命救助に全力を挙げ、また、今回におきましても懸命に対応いたしました。また、その能力も十分持っておる、このように思います。
○玉沢国務大臣 内閣総理大臣は自衛隊の最高指揮者である、こういうことになっておるわけでありますが、災害時におきましては、委員が御指摘されましたように、防衛庁長官が指定する者、今回の場合におきましては、地域におきましては中部方面総監、これが受けて対策に当たった、こういうことになるわ...全文を見る
○玉沢国務大臣 この場合は、予知を可能とする東海地震の場合ですね、東海地域の大震災を想定をいたしまして計画を立てておるわけでございますが、この場合におきましては、地震が予知されまして震災が来る、こういうふうになった場合におきましては、内閣総理大臣が防衛庁長官に派遣要請をいたしまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 天災でございますので、天災をできるだけ予知をする、また予知でき得る、こういう形でやっておるわけであります。
○玉沢国務大臣 存じております。
○玉沢国務大臣 今回の場合におきましては、都市部における空中からの消火ということで検討されたようでありますが、今まで自衛隊はヘリコプターをもちまして、山林火災のような場合に、自治体側から、そのヘリコプターに装着する消火装置をつけまして消火に当たっているわけです。今回の場合におきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 空中消火が行われた場合の危険性とか、それからまたいろんな二次被害をもたらすこと、そういうことはいろいろ考えられるわけでございますが、これは今後研究、検討課題である、こう思います。
○玉沢国務大臣 消防は消防が責任を持ってやるわけです、消防部隊が。自衛隊はその要請に応じてやるわけでございますので、今回の場合におきましても、可能性はあるかということについていろいろ検討し、地方自治体の方にも話をされたようでございますが、地方自治体の方でそのような必要はないという...全文を見る
○玉沢国務大臣 火災に対する専門の方は、やはりこれは消防でございますから、やはり消防の方々がよく、向こうの方がプロですから、ですから、この見解は、今後都市部における空中消火についてどうすべきかという点については消防庁にお聞きしていただく方がより適当である、こう思います。
○玉沢国務大臣 陸上自衛隊は、当日七時過ぎに八尾からヘリコプターが飛びまして、二機飛んだわけでございますが、いずれもそれぞれの被災地の上空を回りまして、これは中部方面総監に報告がなされております。  それから八時過ぎには、徳島の海上自衛隊の航空教育集団から出ました。これは、淡路...全文を見る
○玉沢国務大臣 RF4ファントムの場合は、上空から目視することができるわけですし、空中写真も撮れるわけでございますが、ただし、空中写真を今度は現像してこれを実際に見れるようにするためには相当の時間がかかる。大体十時間以上の時間がかかるんじゃないか、こう思いますので、緊急性には、そ...全文を見る
○玉沢国務大臣 正確を期します。  RFファントムも飛んでおります。写真も撮っております。ただし、ヘリコプターと比べますと緊急性がない、ちょっとおくれる、こういうことでございます。写真は膨大な写真を撮っております。
○玉沢国務大臣 十時の閣議までの間に、私は、六時に発災の事実を聞きまして、状況の把握をできるだけ確保し、そして対応に万全を期せ、こういう指示を与えたわけでございますが、九時に防衛庁に登庁いたしまして、それまでの間に三自衛隊がとった出動態勢初め、基地その他にどのような被害があったか...全文を見る
○玉沢国務大臣 御指摘の地誌は、陸上幕僚監部が平成六年三月、部内における地震災害に磯する研究、災害派遣に関する検討の際の基礎資料として作成したものでありまして、部隊の行動についての計画を定めたものではありません。  その概要について申し上げれば、阪神地区及び京都地区の地形、地質...全文を見る
○玉沢国務大臣 お説のとおり、このような大震災に当たるに当たりましては、地方自治体との連携を強化してふだんからの訓練も十分やっておくということが大事だ、こう思うわけでございます。  今回の場合におきましては、阪神、関西の地域におきましては、各県の地域防災計画はあったようでありま...全文を見る
○玉沢国務大臣 御指摘のように、六時に連絡をいただきまして、委員御指摘のような指示を行いました。私としましては、九時に防衛庁に登庁をいたしまして、それまでの間に特別な連絡はなかったわけでありますが、九時までの時点で三自衛隊がとった措置、非常呼集あるいは偵察、それからまた各自衛隊の...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、災害に対処するのは現地の部隊、こういうことになっておるわけでありますので、当然のことではありますが、陸上自衛隊の方から発進をいたしました偵察機は、帰ってまいりましてから中部方面総監部に対して報告がなされ、それから、海上自衛隊は徳島教育航空群の方から偵察活動を...全文を見る
○玉沢国務大臣 状況については全般的な状況が次から次にと入ってきておるわけでございますので、ヘリコプターによる状況のあれは、写真を撮ったものを現像いたしまして、それが伝送されてきた、こういうことでございまして、午後三時に受け取っております。
○玉沢国務大臣 要するに、いろいろなその後の情報は伝えられたわけでございますけれども、ヘリによる偵察といいますのは、写真が、海上自衛隊のものが午後三時、こういうことです。
○玉沢国務大臣 九時ということです。
○玉沢国務大臣 三自衛隊の幕僚部にそれぞれのところからの連絡が入っておるわけであります。
○玉沢国務大臣 震災で相当の被害があるということでございますが、具体的には、どこがどういうふうになっているかという細かいところまではございません。
○玉沢国務大臣 つまり、災害といいますのは、自衛隊が出動する場合は、あくまでも原則としまして都道府県知事の要請によることになっておりますから、大災害である、そして県の対処能力を超えておるという場合におきましては、速やかに県知事からの要請があるもの、そういうふうに判断しておりました...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在の状況から判断をしますと、神戸市の中心部が最大の被害を受けている、こう確定されております。  災害が発生したという最初のニュースをテレビで見た場合は、震度五という場合におきましてはかなり広範囲にわたっております。大阪も被災したかもしれませんし、京都も被災した...全文を見る
○玉沢国務大臣 結論から言えば、運用面でやはり対処するということを強調したいと思います。  まず市町村から要請できるようにという意見もありますけれども、大震災という場合におきましては、市町村の枠をさらに超えて、各県の枠を超えて相当広範囲になるという場合もあり得るわけです。したが...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○玉沢国務大臣 防衛庁といたしましては既に、私、防衛庁長官を議長といたしまして防衛力の在り方検討会議を設置いたしまして、庁内の検討体制を整えまして、今後の防衛力のあり方について検討してきたところでございます。  我が国としましては、現在、周辺諸国との信頼関係の構築を進めつつ、冷...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊は、まず持っておる装備を活用しまして、災害活動の場合には全力を挙げた。例えば、観測ヘリ、偵察機等の航空機、それから人員、物資の輸送に活用し得るトラック、多用途ヘリ、輸送ヘリ、輸送機等の航空機及び補給艦、輸送艦等の艦艇、その他、施設作業、宿泊、医療、給食等の各...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは自衛隊法第三条を見ていただければ極めて明快だと思うのです。自衛隊の主たる任務といいますのは、我が国に対する直接侵略と間接侵略に対処をすると明記されております。そして、必要に応じまして公共の秩序維持に当たる。必要に応じて公共の秩序維持に当たるということの中に、...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊の中に災害派遣を任務とする部隊を別途設けるべきではないかというお話でございますが、私はその必要はないと思います。  今回の場合におきましても、初動が云々の意見がございました。しかし、自衛隊としましては、いつでも出動態勢が整えられるように発災と同時に準備を整...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害対策基本法によりますと、地方防災会議というものを各県でつくることになっております。その場合におきまして、自衛隊からも代表者が派遣されまして地方防災会議の計画策定に携わっておるわけでございます。  今回の兵庫県の場合でございますが、陸上自衛隊に対しましては、兵...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊もまた二十四時間体制をとっておるわけでございまして、営内居住者がかつてよりも少ないということでありますけれども、最低でも四割は営内居住があるわけでございますので、非常呼集の場合におきましてもかなりの動員体制ができる、対応もできる、こう私は考えております。 ...全文を見る
○玉沢国務大臣 大都市における災害の盲点といいますか、これは深夜の十二時から午前六時までの間だと私は思うわけです。つまり、災害に対処する要員もすべて自宅に帰っておるわけでありますから、ここで発災をした場合に、その持ち場所に到達するまでに今回の場合は極めて時間がかかっておる、こう思...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員御指摘のように、米ソの対立並びに東西冷戦というものは確かに解消いたしました。それによって世界大の戦争というのは確かに可能性は薄らいでおるという認識は全く同じでございますが、しかしながら、冷戦は終了しましたものの、国際社会はなお不安定な要因を持っておるという点を...全文を見る
○玉沢国務大臣 まあ広い意味では確かに国家安全保障機能という面でとらえることもできるかとは思いますが、私は、むしろ都市防災の問題だというふうにとらえております。
○玉沢国務大臣 委員が指摘をされましたように、もし貯水槽が完備をされておりますと、地上からの消防車で一分一トンの割合で消火できる。ヘリコプターの場合は、かなりの時間がかかりまして〇・五トンぐらいしか投下できない。しかも都市部の場合におきましては、上空に停止した場合に、そのヘリコプ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今までも、他省庁である一定の目的を達成する場合において、機材その他を防衛庁で管理しながらいろいろな調査活動をするという例はあるわけでございます。文部省におきましては、南極観測艦を我が方が管理しながら南極観測をやっている。それから建設省におきましては、国土地理院の測...全文を見る
○玉沢国務大臣 空中消火を行うことによりまして建物に被害を与え、その補償措置をどうするかというような検討、同時にまた、空中消火を行うに当たりましてその機材等の整備をどうするか。これらはいずれも、御指摘をいただきましたけれども、やはり火災による災害といいますのは、何と申しましても、...全文を見る
○玉沢国務大臣 都市火災における空中消火といいますのは、なかなか結論が得られない問題だと思いますね。先ほど来から申し上げておりますように、空中からの消火といいますのはかなり限定されておる、能力も限定されておる。たとえ六トンの能力が十五トンになったとしましても、地上で消防車一台で十...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の場合において、その後の経過におきまして、私もいろいろ検討してみました。確かに後から見ますと神戸が一番被害を受けております。しかしながら、地震の震度を見ますと、震度五以上のところはもう数県にまたがっております。しかも、最初に、火災の通報その他見てまいりますと、...全文を見る
○玉沢国務大臣 防衛庁長官についてはできるわけですから、総理大臣がやれるかどうかということでございますが、やはり現地の状況を一番肌で感じられるのは現地の部隊だと思いますし、そこから情報が内閣総理大臣に来まして、内閣総理大臣が判断する、むしろ迂遠なような気がいたします。時間がかかる...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、実際に活動する場合のことを考えてまいりますと、自主派遣をしまして、どこでどのような活動をするか。火事のような場合におきましては、もう火が上がっておるわけでございます。煙も上がっておりますから、すぐそこへ行けばいいというようなこともあって、かつては、隊を飛び...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害派遣時におきましては、自衛隊法第九十四条により、派遣された部隊等の自衛官は警察官職務執行法第四条等により規定される権限を認められているほか、必要な器材の運搬や人員の輸送に当たっては、道路交通法第三十九条により、災害派遣に使用する自衛隊の車両について緊急自動車の...全文を見る
○玉沢国務大臣 沖縄県に所在する施設、区域の整理統合の円滑な推進に当たりましては、日米安保条約の目的達成と地域住民の要望との調和を図りつつ、私としましても、いわゆる三事案を中心に一つでも多く、できるだけ早期に問題解決の道筋をつけられるよう最大限の努力をしてまいったところであります...全文を見る
○玉沢国務大臣 そのように受けとめておりません。
○玉沢国務大臣 いわゆる沖縄三事案といいますのは、沖縄の県民の皆様の熱望するところであります。それに少しでも近づけて解決をしたい、こういう努力を行いたいということでございますから、これは委員にも御理解をいただきたいと思います。
○玉沢国務大臣 まず第一に、沖縄の那覇の軍港でございますが、同じ機能を持った同じ規模のものを移設するということは言っておりません。最小限の機能を移設することができれば、いわゆる縮小という趣旨が生かされる。  また同時に、読谷飛行場におきましても、訓練を別の基地に移設することがで...全文を見る
○玉沢国務大臣 問題解決についてはできるだけ多くの方の理解を得なければ進まないわけでございますから、やはり地元の方も含めまして理解を求める努力をしておるわけであります。
○玉沢国務大臣 本件につきましては、防衛庁長官としてお答えする立場にはありませんが、前に所管の自治省から御答弁をしているのではないかと思うわけでございますが、米軍構成員等の私有車両に対する自動車税に関する道路損傷負担金的な側面につきましては、地位協定第十三条、第十四条及び第二十五...全文を見る
○玉沢国務大臣 ここのところが委員と意見が分かれるところでございます。つまり、日米安保体制を認めないという委員の考え方と、日米安保体制を堅持する、そしてまたその協定のもとにおいて行われておる種々の点、そういうものは今後とも維持すべきである、こう考えます。
○玉沢国務大臣 私が聞いたのは、今、自治省はさらに軽減する方向で検討、交渉している、こういうふうに聞きました。
○玉沢国務大臣 交渉していることまで私が云々することはできないわけです。それはそれで進められて結構ではございませんでしょうか。
○玉沢国務大臣 地方の方で、地方自治体の財政に大きな影響があるというこの委員の御指摘ですね。私は、まあ格差の問題よりも、地方自治体に対しましての財政の面という点においてはまたいろいろな観点から議論をする必要があるだろうと思います。
○玉沢国務大臣 あったかないかということでございますが、理解を求めるように努力してまいりたいと思っております。
○玉沢国務大臣 経過をよく話をして、そして御理解を求めるように努力をしてまいりたいと思います。
○玉沢国務大臣 何回言われましても同じことでございます。理解を求めるように努力いたします。
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○玉沢国務大臣 現在北朝鮮は、射程千キロメーターとも言われるノドン一号を開発中であると見られます。北朝鮮は、一九九三年五月に日本海に向けて弾道ミサイルの発射実験を行っていますが、このミサイルがノドン一号であった可能性が高い。また、北朝鮮は、ノドン一号よりもさらに射程の長いミサイル...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、このノドンミサイルのような長射程の弾道ミサイルに対処し得るシステムを、現時点ではいずれの国もこれに対抗する手段を持っておるとは承知しておりません。このような状況の中で、弾道ミサイル防衛の問題をどう考えるかという点におきましては、専守防衛の観点から、今後の我が...全文を見る
02月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○玉沢国務大臣 まず、これは地方自治体の要請もおくれたということは委員のお話しされたとおりでありますが、野外病院を設置する場合は、ビッグレスキュー91と関連して話をいたしますと、北海道の場合は、市街地が形成されないで非常に地域が広く、町その他が点在している、そういう中において野外...全文を見る
02月28日第132回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自衛隊の災害派遣に関する訓令第十条、「指定部隊等の長は、災害の発生が予想される場合には必要に応じ関係機関と迅速に連絡を取ることができるように措置するとともに、必要と認めるときは所要の偵察を実施するものとする。」、こうございまして、災害の状況を調査する、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民の皆さんが災害に出会っている状況の中におきまして、できるだけ適切に状況を判断し救出をするためにもその調査したものを使用する、こういう考えでやっておるということであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自衛隊の場合は、これはどこに駐屯しているかというところをよく見ていただきたいと思いますが、兵庫県に対する部隊といたしましては、第三特科連隊が姫路に駐屯をいたしております。神戸と八十キロ離れております。それから伊丹の場合におきましては第三師団と中部方面総...全文を見る
03月01日第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) ポスト冷戦下におきましては、世界に平和が来るだろうという期待が高まったわけでございますが、しかし大きな一つの権力が崩壊をいたしますと別ないろんな不安定な要素が出てきておる。そういう状況の中におきまして、世界の中におきましては地域紛争、宗教紛争あるいは国...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 災害派遣を自衛隊の主たる任務として位置づけるべきではないかという委員の御質問でありましたが、自衛隊法の第三条におきましては、自衛隊の主たる任務は我が国に対する直接侵略、間接侵略に一義的に対処する、こういうことになっております。そして災害派遣は、公共秩序...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほど言いましたように、第三条によりまして、我が国の防衛を主たる任務とし、必要に応じて公共の秩序維持に当たる、こう書いてあるわけでありますから、その公共の秩序維持の中に災害派遣があるということを委員はよくわかった上で質問されていますから、くどいようであ...全文を見る
03月02日第132回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 与党三党の合意は、「過去の戦争を、反省し、未来の平和への決意を表明する国会決議の採択などに積極的に取り組む。」と、こうございまして、この三党合意は尊重さるべきものと考えるわけであります。自由民主党も党議決定をしてこれを決めておるわけであります。  た...全文を見る
03月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自衛隊としましては、神戸港が大変な被害になりましてどのような突起物があるかわからない、こういうわけでございますから、港が自由に出入りできますように、阪神基地隊を通じましい水中に潜りまして、そして安全に船が入れるようにしたというのがまず第一点であります。...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御指摘されますように、自衛隊に対する期待といいますのはますます高まってきておると考えております。特に災害につきましては、地域を守る、こういう意味で地方自治体との連携を十分とりながら、ふだんからの計画、訓練を十分行う必要があるんではないか、このよう...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国際緊急援助活動に待機しておる部隊につきましては、広島の陸上自衛隊第一三師団でございまして、十七日に出発をいたしまして給水活動に従事をいたしております。  海上自衛隊におきましては、横須賀におる「さつま」と「おじか」という輸送艦が、これは「さつま」は...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、報道にありました三月いっぱいで撤収するということは全く事実に反しております。  あくまでも救援活動におきましては兵庫県と調整をしながら進めておるわけでございまして、現在は瓦れき処理におきましては二千五百人程度の要員が活動に従事をいたしておるとこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 災害派遣は自衛隊の任務として行っているものでございますので、これにかかわる経費は防衛関係費に計上しているものでございまして、特に別枠で経費を要求するという考えはございません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自主派遣をできるだけすればそれで効果があるかどうかという観点から考えてみますと、自主派遣ができるからといってすべてを解決できるというふうな考えはどうかと私は思います。  むしろ、なぜ地方自治体の要請があって派遣をされるかと申しますと、自衛隊だけでは情...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 提案会社でない航空機会社に一々関係のないことを御報告する義務はないと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 関係がないというのは、航空機会社ですから全部関係があるかもしれませんが、提案会社ではない、こういうことでございますから、その点については航空幕僚長の判断をそのとおりと考えます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) UXの選定につきましては、あくまでも公正を期す、こういう観点から、四閣僚の御指導もいただきまして、有識者の先生方にも精査をしていただきまして、我が国の防衛目的を達成するために最もその目的を達成する性能のいい飛行機を購入する、こういうことで決定をしたもの...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 外部からの侵略に対する我が国の防衛も、災害に対する救援、復旧活動もいずれも国家の重要な責務であり、自衛隊法第三条にありますように、自衛隊は我が国の防衛とともに必要に応じ災害救援等を実施することを任務といたしております。  このため自衛隊は、平素から所...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず現在、自衛隊は現地における支援要請の変化を踏まえ、兵庫県等の関係機関と調整を行いつつ、医療、給水、給食、入浴支援等の生活支援活動及び倒壊家屋等の瓦れき処理を行っているところでございます。  なお、人命救助につきましては、第二次災害が起きた場合に備...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず当時の状況を考えてみまして、なぜ四時間も要請がおくれたか。私も知事さんともお話し合いをいたしたわけでございますが、自宅から県庁まで三キロ離れている、歩けば一時間ぐらいで到達することはできたとは思うんですけれども、車が来るまで待っておった。それから同...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) はい、そうです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、八十三条につきましては、やはり運用で十分万全の体制をとることができる。つまり、今回の神戸市のケースを見てまいりますと、夜中の十二時から朝の六時までに起きた、いわゆる百万都市と言われる政令都市の場合におきましては、地方自治体の警察、消防、いわゆる防...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、世界各国における市民防衛の基本的な物の考え方はどこかと申しますと、やはり核戦争に生き残る、できるだけ犠牲を少なくする。そのためには、核戦争が起きた場合におきまして、できるだけ適切に国民の避難誘導をいたしまして最小限の被害で食いとめる。こういう考え...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御案内のように、東西の冷戦構造が崩壊した直後におきましては、世界大の戦争もないだろうから世界の情勢は平和の方向に行くだろう、こういう期待があったわけでございます。既に我が国におきましては、中期防を修正して数千億円の分の削減等も行っておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御指摘の点は、これはある一部の新聞に報道されたものでございまして、正面装備を一律二割引きと、バーゲンセールのようなことは一切考えておりません。  要すれば、科学的な近代兵器がより一層防衛効力のあるものに変えられるということでありますならば、例えば...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 集団自衛権についてはいろいろ議論があるところではありますけれども、しかし現在の政府の憲法解釈を見直す必要はないと考えておるところでございます。  集団自衛権を行使できなければ世界の仲間として普通の国になれないという議論はいろいろあるわけでございますけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まずその前に、委員御指摘の東アジア戦略報告で日本との関係をどう言っているかという点をちょっと引用させていただきたいと思います。  米側の方でありますが、「我々の日本との安全保障同盟は、アジアにおける米国の安全保障政策の柱石となっている。米国及び日本の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 各国ともいろんな選択があるものと思います。例えば軍事的な手段あるいは軍事的な行動を通じて政治的な目的を達成するというものもあるかもしれませんし、あるいはまた友好的な関係を保ちながらその国の経済的な発展をもたらそうとするという選択もあるかと。思うわけでご...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そのとおりです。予定しております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御指摘のとおり、日米安保体制並びに我が国の防衛体制、しっかりとこれを堅持しながらやっていくという点については基本的な認識は全く同じでございます。  同時にまた、日本とアメリカがやはり友好関係を保ちながらアジアの平和のおもしになっていく、また軍事的...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 三時間です。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員が御指摘をされましたように、自衛隊だけがただ自主派遣をしまして地理の不案内なところに行ってうろうろする、これが最も効果のないやり方だと思うんです。ですから、阪神の伊丹駅で行われましたように、近傍災害の場合におきましては地域の通報をいただきましてそし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほどLSTの中でホバークラフトを積んで行動するという輸送艦の話が出ましたが、私は研究中と言いましたが、これは調達中でございまして、平成九年には取得できるということで今進んでおります。  それから今回、自衛艦が、輸送艦がどういう役割を果たしたかと申し...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御指摘のセキュリタリアンの記事が災害対策基本法の見直しに触れているからといって、特段政府の見解から踏み込んだものとは考えていないところでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 午前中からの論議でもお話をしてまいったわけでございますが、冷戦終結後におきましても世界の情勢はアジアも含めまして不安定また不透明、不確実な状況が現出をいたしておるわけでございます。そういう中におきまして、我が国の平和を守る、こういう観点からも日米安保条...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御指摘の報告書は、冷戦後の情勢変化にもかかわらず、この地域の安全保障に米国が引き続き関与し、米軍の前方展開兵力を維持していくとのコミットメントを再確認するとの観点から作成されたものであり、特にこの地域における米軍のこれ以上の削減は現在計画されておらず、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) TMDは何か北朝鮮の弾道ミサイルを対象にして研究しているかのような話がございましたが、私が見るには、湾岸戦争においてスカッドとかいろいろなものが使われましたね。そういう場合に、やっぱり一部限定的な対処しかできない。そういうことから言いますならば、専守防...全文を見る
03月28日第132回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私に対する御質問についてお答えいたします。  化学兵器等の大量破壊兵器などの分野における軍備管理・軍縮の動きは、国際社会の平和と安定にとって差し迫って重要な課題であります。防衛庁といたしましても、国連の行う活動に対する支援を含めて、こうした課題に対し...全文を見る
04月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) そのような事実は全くありませんし、いろいろためにするような宣伝がある、それは防衛庁あるいは自衛隊が何かガス攻撃をするかのようなあれがあるようでございますが、そういうことは絶対ありません。国民の安全と平和を守る、自衛隊はその任につく、それが最も大事なこと...全文を見る
04月11日第132回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 沖縄県に所在する施設・区域の整理統合の円滑な推進に当たりましては、日米安保条約の目的達成と地域住民の要望との調和を図りつつ、私といたしましてもいわゆる三事案を中心に一つでも多く、できるだけ早期に問題解決の道筋をつけられるよう最大限の努力をしてまいる所存...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の事案につきましては、防衛庁・自衛隊は警察や消防と緊密に連携し各種の活動を行ったところでありますが、これは日ごろから防衛庁・自衛隊と警察や消防の各部局が密接な協力関係を確保していたことにより対応できたものと考えているところであります。  防衛庁と...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今日の世界におきましては、冷戦の終結、特にソ連の解体によりまして世界的規模の戦争の可能性は減少したと考えております。これを受けまして、アメリカ、ロシア間で核戦力をめぐる軍備管理、軍縮の動きが進展をいたしております。また欧州におきましては、厳しい対峙を前...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 東西の冷戦構造が崩壊をいたしましても、国を守るという基本的な政策は、これは変わっておりません。ただ、我が国としましては、今後、周辺諸国との信頼関係の構築を進めつつ、我が国の防衛力のあり方については検討をする必要があるのではないか。これにつきましては、や...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 東西冷戦が崩壊をいたしましても、例えば極東ロシア軍はいまだに大きな戦力を有しておるわけでございます。これは直接的な脅威はないといたしましても、仮に将来、もし意図が変わった場合、これは日本に対する脅威にもなり得るという認識は持っておらなければならぬだろう...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今日まで防衛大綱という大綱のもとに必要最小限の防衛力を保持してやってきたわけでありますから、それをどのように変えるかということにつきましては、国際情勢の変化等を見ながら現在検討しておるということでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全部は読んでおりませんけれども、日本を防衛するという点におきまして、日本は四面海に囲まれていまして、そういう観点からの防衛というものをよく認識してやるべきである、こういうように書いてある一つの軍略論といいますか、そういうものであると、こういうふうに認識...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私もこれをちゃんと持っております。「着上陸侵攻対処作戦の例」、ちゃんと海がかいてあります、空もかいてあります。つまり、日本が仮に侵略をされるということを想定した場合は、当然のことでありますが、空からの攻撃があります。また、その次に海からの攻撃がありまし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ですから、そのもとにかいてあるわけでございますから、最初から戦車を持って上陸してくる部隊に戦うことだけを考えているわけじゃないんですよ。それだけは御理解を賜りたいと思いますがね。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、上陸をしてきた場合におきましては、それは上陸した場合においてはそこで戦うということになるわけでありますが、その前には空、海で当然戦うわけでありまして……
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、負けているとかなんとかじゃなく、そういう気持ちにさせないということが大事でございまして、それで今委員が、戦車をどこからどこまで持ってくるかということですが、やはり日本が侵略される場合には、いきなり侵略されるということではなく、ある一定の兆候なり、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 林子平の「海国兵談」によりまして、当然我が国の防衛は海上の方からも守るということを明確にいたしておるわけでございまして、これは漫画ではございませんで、できるだけ図を用いて理解ができるようにかいてあるわけでございます。  そこで、先ほど、では防空作戦は...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 四面海に囲まれているということは、防衛上極めて有効な処置をとれる、また極めて有利な立場にある、これを十分生かすことが大事であると。しかも、また陸海空それぞれの防衛力がこれだけのものがあるということは、相手の国々にも、もし日本に侵攻するというような意図を...全文を見る
04月20日第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○玉沢国務大臣 三月の十七日夕方、警察庁から装備品の貸与や関係者の指導等につき依頼があったところであります。
○玉沢国務大臣 防衛庁といたしましては、化学兵器が使われるという場合を想定をいたしまして、我が国を防衛するための研究をいろいろいたしておるわけでございますが、サリンのガス以外につきましてもそのような対応を研究しておるというところでございます。
05月16日第132回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、災害派遣時の自衛隊員に対する処遇でありますが、派遣された隊員が安んじて業務に従事し、かつみずからの業務に誇りを持つとの観点から、その処遇等には万全を期する必要があると考えておりまして、今回の阪神・淡路大...全文を見る
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○玉沢国務大臣 ただいまのお話は、現職自衛官が関与をしておった場合はどうするかという仮定のお話であると承りました。  国民の生命と財産を守るべき現職自衛官がそのようなことに関与しておることはない、私はそう思うわけでございますが、最高責任者としての私は、あくまでも規律厳正なる部隊...全文を見る
○玉沢国務大臣 日米安保の意義づけということについて何か議論があったのではないか、こういうお尋ねでございましたが、既に我が国とアメリカにおきましては、ポスト冷戦下におきましても、アジアの安定と、また我が国の平和と安全を守る上におきましても、日米安保条約は必要である、こういう共通認...全文を見る
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○玉沢国務大臣 まず、自衛隊の出動でございますが、これはあくまでも第八十三条によりまして都道府県知事の要請ということが第一になければならない。阪神・淡路の大震災におきましても、その点において要請ということはなされたわけですから、それが迅速になされるような形でやるということ。(大口...全文を見る
○玉沢国務大臣 適切な御提言をいただきまして、ありがとうございました。  まず、今御指摘をいただきました点について、若干考えを申し述べさせていただきます。  まず、方面総監部、師団司令部、混成団司令部の庁舎用の予備発電機を充実するということにつきましては、これは、既に各部隊が...全文を見る
○玉沢国務大臣 処遇の改善については、今後とも、いろいろな場面を想定しまして、よく検討してまいりたいと思います。
○玉沢国務大臣 防衛庁といたしましては、自衛隊内においてオウム真理教に絡んだ規律違反や犯罪行為がないかどうかという観点から調査を行い、事実関係の把握に努めているところであります。  以上であります。
○玉沢国務大臣 まず、全般情勢について要約して申し上げますと、今日の世界におきましては、冷戦の終結により世界的規模の戦争の可能性は減少したものの、その一方で民族上や宗教上などのさまざまな対立が表面化、先鋭化し、地域紛争の危険性が非常に高まってきていると考えております。したがいまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国は、憲法のもと、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にはならない、そのような基本理念に従い、日米安保体制を堅持するとともに、文民統制を確保し、非核三原則を守りつつ、節度ある防衛力を自主的に整備してきたところであります。かかる我が国の基本方針は、今...全文を見る
○玉沢国務大臣 時期等、それからまた期間等も、今いろいろな観点から検討をいたしておるところでございます。     〔委員長退席、三野委員長代理着席〕
○玉沢国務大臣 在日米軍駐留経費負担につきましては、我が国の安全保障にとり不可欠な日米安保体制の効果的運用を確保していくため、我が国として自主的に、できる限りの努力を行っていくことが必要である、こういう認識のもとに、現行協定を、来年の三月で失効するわけでございますので、まず継続を...全文を見る
○玉沢国務大臣 運用に当たりましては、できるだけつまり工夫を凝らして、知恵を働かして、そして最大限にそれが効果的に使われるようにということを強調いたしたわけでございますので、そういう範囲内でこの柔軟性というものも含まれているというふうにお考えをいただければと思います。
○玉沢国務大臣 ACSAの検討におきましては、あくまでも共同訓練の際の部隊間における物品・役務の相互融通の仕組みを中心として協定を結ぼうということでございまして、もし意見が一致をする、こういうことになりましたならば、法的な側面についても検討いたしまして成案を得るということで努力を...全文を見る
○玉沢国務大臣 これはやはり、お互いに合意できる範囲といいますのは、平時、共同訓練とある程度限られてくると思うわけでございますので、範囲を広げていけば合意になるかということになりますと、なかなかそれは難しいだろうと思います。したがいまして、平時及び共同訓練、その範囲で合意をいたし...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 政府としましては、専守防衛に徹し、自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は憲法の認めるところであると、これは従来から申し上げてきたところであり、自衛隊が合憲であるということは多くの国民の皆様も同様の立場をとっておるものと考えておるところでござい...全文を見る
05月23日第132回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 陸上自衛隊第一空挺団の三等陸曹二名が、三月二十日から二十三日までの第一空挺団の非常勤務態勢及び災害派遣準備状況につきまして、オウム真理教関係者に事後、情報を提供したものでありまして、またこの三等陸曹のうち一名が、三月十九日、南青山のオウム真理教総本部に...全文を見る
05月24日第132回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大脇議員の御質問にお答えいたします。  陸上自衛隊の二等陸尉がオウム真理教関係者に渡した内部資料の中には)化学兵器に関する資料というよりは化学武器の防護に関する資料が含まれていると考えております。この資料は秘に該当するものではありませんが、重要な内部...全文を見る
06月01日第132回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私に対する質問についてお答えをいたします。  オウム真理教に絡んだ反社会的事件に現職自衛官が関与していたことは、国民の生命と安全を守るべき自衛官としてあるまじき行為であり、懲戒処分にした自衛官が五名に上ったことはまことに残念であります。  今後は、...全文を見る
06月09日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○玉沢国務大臣 お答えいたします。  国際情勢の変化の認識というお話でありました。まず第一に、東西冷戦が長い間続いてまいったわけでございますが、その東西冷戦構造が終結をいたしまして新たなる時代を迎えておる、こういう認識のもとに、我が国の防衛力のあり方というものをさらに見詰め直し...全文を見る
○玉沢国務大臣 軍縮の問題に関連しで若干申し上げます。  この村山内閣が成立するに当たりましては、三党の合意事項に基づいて成立いたしたわけでございます。その中におきましては、まず近隣諸国との信頼醸成を高めつつ軍縮を目指すと、こうあるわけでございまして、我が国に対する危険をどうい...全文を見る
○玉沢国務大臣 隊員によるオウム真理教に絡んだ一連の事件は、いずれもオウム真理教関係者が一部の自衛官個人に対して工作を行い、規律違反及び犯罪行為にまで及んだ隊員が五名いたということであります。防衛庁といたしましては、部内において徹底的に調査を行いまして、みずからの手で厳しく律した...全文を見る
○玉沢国務大臣 国民の平和と安全を守り、国の独立を守る自衛隊におきまして、外部の反社会的な団体に教唆され、犯罪行為とかそういうことに走った隊員がいたということは、まことに残念なことであると思っております。  今後、自衛隊におきましては、国民の皆様に信頼される自衛隊、この確立のた...全文を見る
○玉沢国務大臣 防衛庁といたしましては、極めて大規模な災害でありました阪神・淡路大震災にかかわる災害派遣に関する教訓を踏まえまして、今後の自衛隊の災害派遣をさらに円滑に行うため、三月二十四日に私を議長とする災害派遣検討会議を設置をしまして、今日まで検討してきたところでございます。...全文を見る
○玉沢国務大臣 専守防衛という観点にあくまでも立ちまして我が国の防衛をしっかりする、直接的な侵略、間接的な侵略にいかに対処するか、それはできるだけ効率的に、しかも効果的に行わなければならぬ、こう思うわけでございます。  有事法制といいますのは、自衛隊の行動をできるだけ円滑、敏速...全文を見る
○玉沢国務大臣 安全保障会議設置法第七条では、安全保障会議議長たる内閣総理大臣が必要と認めるときは統幕議長を会議に出席させ意見を述べさせることができる旨、規定されております。従来から、統幕議長は同条に基づいて安全保障会議に出席し、適宜、軍事専門家として質問に答え、軍事情勢等につい...全文を見る
○玉沢国務大臣 災害が起きた場合におきましては、お互いに自分たちの郷土を守るために一致協力して災害に当たる、ここからスタートをしてまいりますならば、国が危急存亡の際、外国からの侵略に遭遇した場合におきまして、国民全員が自分の国を守る、こういう気概を持って事に当たるということは極め...全文を見る
○玉沢国務大臣 中国は、国防力については量から質への転換を図ろうとしており、近年、国防予算を大幅に増額させるとともに、海空軍力を中心に装備の近代化を進めていると見ております。例えば海軍力については、ヘリコプターを搭載可能な駆逐艦の建造などが行われており、空軍力につきましては、ロシ...全文を見る
○玉沢国務大臣 お説のように、ヨーロッパにおきましては、東西冷戦構造の崩壊によりまして、それまで対峙しでおりましたワルシャワ軍事体制とNATO体制、いずれも方向としましては軍縮を行いながら平和的な地域を構築するということで、CFE条約が署名をされたわけでございます。  これと同...全文を見る
○玉沢国務大臣 日米安保条約の意義につきましては、東西冷戦が終結したということに伴いましで、とかくその意義というものは薄らいだのではないかという考え方も一部にはあるわけでございます。東西冷戦構造におきましては、我が国に対しましてソ連の潜在的な脅威というものが常に重圧となって存在し...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国は、米国の関係者とさまざまな機会に協議を行いまして、意思疎通を十分図るとともに、在日米軍の駐留の一層の円滑化を進め、また、共同研究開発、共同訓練、日米防衛協力のための指針に基づく研究など、各種の日米防衛協力を行ってきているわけでございまして、これらを一層進め...全文を見る
○玉沢国務大臣 阪神・淡路大震災にかかわる災害派遣に関する教訓を踏まえまして、三月二十四日に私を議長とする災害派遣検討会議を設置したところでございます。  まず、今までもいろいろ議論になったところでございますが、自衛隊の出動におきましては、やはり何と申しましても自衛隊法第八十三...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、災害のあり方にいかに対応するかというシステムを御説明をしなければ理解がされないと思います。  まず第一に、阪神・淡路の地域におきましては大震災計画というものが立てられでいなかったということが反省材料であります。  つまり、東京を中心とする南関東の大震災...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊が行動する場合におきましては、あくまでも法制度を明確にしておくということが第一である、文民統制を明確にすべきである、これはもう大原則であります。  したがいまして、長官が命令を発して部隊が行動する場合におきましては、大震災におきましては日本じゅうが大震災に...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、別組織をつくるかどうかということでございますが、自衛隊は、我が国が外部から侵略される場合に我が国の防衛に万全を期す、これが主たる任務、こういうふうになっております。しかしながら、災害に対する救援活動も非常に重要な責務である、こう考えておるわけでございます。 ...全文を見る
○玉沢国務大臣 いかなる災害の場合におきましても、的確な情報をできるだけ集約して、それに基づいて判断をして次の行動をとるということが大事だと思うわけでございます。  それで、阪神・淡路の際におきましては、七時十四分に自衛隊のヘリコプターが飛び、九時十五分に県警のヘリコプターが飛...全文を見る
○玉沢国務大臣 オウム真理教に絡んだ反社会的事件に関与した現職自衛官五人に対しましては、厳正なる懲戒処分を行ったところでありますが、この五人の自衛官を監督する立場にある者に対しましても、六月七日付で厳正な処分を行ったところであります。このような事態を招いたことにつきまして、防衛庁...全文を見る
○玉沢国務大臣 自衛隊に対し不信の念を抱かせ、その威信を失墜させるような事件の根絶を期するとともに、国民に奉仕し、かつ信頼される自衛隊を確立し、厳正な規律の保持に万全を期するため、五月三十一日に各幕僚長等に対し、防衛庁長官通達を発したところでありますが、その通達に盛り込んだ措置の...全文を見る
○玉沢国務大臣 オウム真理教がどのような意図を持って今回のこの反社会的な事件を起こしたか、これはまだ解明をされておるわけではございませんが、今までの資料等を見ますと、国家転覆を計画する、あるいはみずから自作自演の、社会を混乱させるためのテロ行為を行う、こういうことが今までの資料等...全文を見る
○玉沢国務大臣 骨格におきましてはできると考えておるわけでございますが、なお不備な点は当然検討をして是正をしなければならない、このように思います。
○玉沢国務大臣 有事法制研究の目的は、現行法制上不備な事項についての問題点を整理し、研究しておるものでございます。しかし、近い将来に国会提出を予定しているわけではございません。しかしながら、我が国の防衛を担当している防衛庁といたしましては、有事法制については、当然のことながら、研...全文を見る
○玉沢国務大臣 有事法制の法制化につきましては、各党各会派の御理解、御認識をいただくとともに、国民世論が熟すのであれば適切に対処していくことはやぶさかではないと考えておるわけでございます。今後も、思い出したように論議をするということではなくしで、もっと大きな広い議論をぜひ国会にお...全文を見る
○玉沢国務大臣 国際平和協力法第二十四条第三項は、自衛隊員等の生命または身体を防衛するためやむを得ない必要がある場合に、個々の自衛官の判断により武器の使用を認めております。防衛庁といたしましては、国際平和協力業務に従事する自衛官が、法の規定に従って適正に武器を使用し、もってみずか...全文を見る
○玉沢国務大臣 法律の見解を変えてまでやれという御趣旨がと伺ったわけでございますが、私といたしましては、あくまでも国際平和協力法第二十四条の第三項に基づきまして、海外における行動の場合におきましては、その法の趣旨を隊員一人一人が徹底をして持つことによってその国際平和協力業務を行っ...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいま法律を変えるという考えは全く持っておりません。
○玉沢国務大臣 オウム真理教に絡んだ反社会的事件に関与した現職自衛官五人に対しましては、厳正なる懲戒処分を行ったところでありますが、この五人の自衛官を監督する立場にある者に対しましても、六月七日付で厳正なる処分を行ったところであります。防衛庁長官といたしましても、このような事態を...全文を見る
○玉沢国務大臣 今までの事例を挙げてお話をされたわけでございますが、確かに潔い辞任も責任のとり方だと思うわけでございます。しかしながら、問題に直面をいたしまして、その問題を回避して責任をとらないという面もあるわけでございますので、私はむしろ、現在戦いも続行中である、こういう観点か...全文を見る
○玉沢国務大臣 この事件はまだ全容が明らかにされておりません。したがいまして、私も先般も申し上げたわけでありますが、調査は現在続行中であります。  なおまた、今後のことについてのお話があったわけでございますが、やはり自衛隊は実力組織であり、今後もきっちりとした規律厳正なる部隊を...全文を見る
○玉沢国務大臣 先般のNPT再検討・延長会議において、核実験の自制をうたった核不拡散と軍縮に関する原則が採択され、また、ジュネーブ軍縮会議において全面核実験禁止条約交渉が精力的に行われている中で、先月十五日に中国が核実験を行ったことは極めで遺憾である、このように思います。  ま...全文を見る
○玉沢国務大臣 御指摘がありましたように、今回の阪神・淡路大震災におきましては、リアルタイムで情報の伝達がなかったという点が反省材料として指摘されたわけであります。  そこで、まず、中央に対しましても、あるいは地方の中枢に対しましても、自衛隊が入手した情報ができるだけ早く伝わる...全文を見る
○玉沢国務大臣 よく再定義ということが言われておるわけでございますけれども、しかしこれは、新しいポスト冷戦下において日米安保条約の必要性、意義というものをお互いに確認をした、こういうふうに受けとめていただければありがたいと思います。  まず、アメリカ側といたしましても、二月に東...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、さきの講演におきまして、私は、冷戦終結後の国際情勢の変化等に対応して防衛力のあり方検討を行うことが必要であること、また、我が国は、憲法のもと、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないとの基本理念に従い、日米安保体制を堅持するとともに、文民統...全文を見る
○玉沢国務大臣 変わったことを強調されておるわけでございますが、検討しておるということを言っておるわけでございまして、すべてそれが決まったわけではございません。ソ連の潜在的な脅威が薄れたということ、そうなってまいりますと、今後、やはり我が国に対する危険性というものはどういうような...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国が必要最小限度の自衛力を維持するという点について一番大事なことは、やはり効率的に日本を防衛していくということ、これを追求していかなければならぬと思うわけでありますし、また、国民の皆様の貴重な税金を使ってやっておるわけでございますから、できるだけ税金が正当に使...全文を見る
○玉沢国務大臣 防衛力のあり方といいますのは、ここでも何回も申し上げておるわけでございますが、村山内閣が成立するに当たりましては、あくまでも近隣諸国との信頼醸成を確立した上で軍縮等にも取り組む、こうなっておるわけでございます。我が国の防衛力がどのようなところに必要最小限度というも...全文を見る
○玉沢国務大臣 安定と安全の考え方で、解釈の仕方で日本の安全保障政策が変わるんじゃないか、こういうような御質問だったと思うわけでございますが、冒頭に申し上げておりますように、我が国の専守防衛、また、非核三原則その他の点については変わらない、こう言っておるわけでございますから、だか...全文を見る
○玉沢国務大臣 日本の周辺の領域及び周辺の海上ルートの防衛は、当然今後も進めていかなければならぬと思うわけでございますが、今御指摘の、はるかかなたから、例えば日本の場合は、中近東の方からずっとインド洋、マラッカ海峡から南沙諸島のわきを抜けで台湾沖を通って日本に来るというルートは、...全文を見る
○玉沢国務大臣 あえて申し上げますならば、先ほど来申し上げておりますように、対ソの潜在脅威論があったわけでございまして、我が国もそれなりの防衛努力をしてまいりました。  海上戦力、海上の防衛力におきましても、海上戦力というよりは海上防衛力でございますが、防衛力等におきましてもそ...全文を見る
○玉沢国務大臣 あらゆる視点を含めまして検討してまいります。
10月20日第134回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○玉沢委員 自由民主党の玉沢徳一郎であります。ただいまは理事に選任をしていただきまして、まことにありがとうございました。早速ではありますが、質問をさせていただきます。  まず、北朝鮮の米の支援問題でございます。  本年の五月二十五日、北朝鮮は初めてみずからの食糧不足を認めまし...全文を見る
○玉沢委員 ただいまの御説明は、まず与党に対して釈明がなされ、さらにまた、それを通じまして政府間同士の交渉の際に向こう側から、人道支援である、そして感謝しておる、こういう表明がなされて、そしてこの第二次支援についての方向が決められた、こういう説明でございましたが、今外務大臣の方か...全文を見る
○玉沢委員 韓国の金大統領は、何か今回のことも念頭に入れたかと思うのでありますけれども、韓国の頭越しに日朝の交渉が先行している、こういうような印象を述べられておるわけですね。  今の説明ですと十分な連絡をとっておる、こういうことでございましたが、なぜ私がこのことを言うかと申しま...全文を見る
○玉沢委員 第二次支援において二十万トンの有償ということでございますが、この有償の条件としましては、これは第一次の際と同じように、十年以内の据置期間を含む三十年、利息の利率、十年間は各年二%、その後は各年三%、こういうことで伺っておりますが、それでよろしいでしょうか。そして、これ...全文を見る
○玉沢委員 米の支援の確認書の中において「供給された米は、専ら民生用消費のために適正に使用されることが保証される。」とありますね。今回の五十万ドルの拠出金も合わせまして、真の意味での民生用、そして北朝鮮の国民の皆さんのために使われるということが常に保証されなければいかぬと私は思う...全文を見る
○玉沢委員 次の問題に移ります。海外において紛争に巻き込まれた邦人の救出の件についてお尋ねをいたします。  海外において日本人が紛争に巻き込まれて、人命その他危険に陥った場合におきましては、自衛隊法の改正が昨年十一月になされまして、自衛隊機も派遣して邦人の救出等ができるというこ...全文を見る
○玉沢委員 今言われましたように、記事の中には外務省がジャーナリストの方の活動を阻んだかのような記事も見られるわけでございます。しかしながら、邦人救出ということになりましては、何としても窓口は外務省なんだ、やはり誠心誠意を尽くして海外における日本人が危機に陥ったとき救う、こういう...全文を見る
○玉沢委員 ありがとうございました。
10月25日第134回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○玉沢委員長代理 前原誠司君。
11月21日第134回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○玉沢委員 本委員会に付託されております三条約の案件の中で、私は人種差別撤廃条約について質問をさせていただきます。  このたび我が国が本条約を締結をすることは、人権の尊重に対する国際世論の高まる中、我が国の人権重視の基本姿勢を国際社会に示す最も望ましいものである、そういう意味を...全文を見る
○玉沢委員 人種差別の定義につきまして我が国におきましてはこれまでもさまざまな議論がなされてまいりましたが、そのような中で、本条約の第一条の1で定義しております人種差別とはどのような差別をいうのか、まず御質問をさせていただきます。
○玉沢委員 この人種差別撤廃条約の趣旨は、あくまでも、全世界において人権が尊重され、差別のない平等な社会、これを実現をしていくということが一番大事である、こう思うわけでございますが、本条約の第四条の(a)、(b)は、人種的優越または憎悪に基づく思想のあらゆる流布、人種差別の扇動等...全文を見る
○玉沢委員 法のもとにおける差別のない、平等な社会の実現、我々はともどもにその方向に向かって努力をしていかなければならぬ、このように思っておるのでありますが、本条約の批准に当たりまして、その方向に向かっての外務大臣の決意をお伺いをしたいと思います。
○玉沢委員 終わります。