玉沢徳一郎

たまざわとくいちろう



当選回数回

玉沢徳一郎の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第145回国会 衆議院 本会議 第14号
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○玉沢徳一郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありましたガイドライン関連法案について質問いたします。  私は、現在、党において安全保障調査会長の任にあるものでありますが、日米安保体制の新時代を示すこの法案が、本日、国会において本格的に審議されるに当たり、...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○玉沢座長代理 ありがとうございました。  次に、岡田正則君にお願いをいたします。
○玉沢座長代理 ありがとうございました。  次に、吉村清君にお願いをいたします。
○玉沢座長代理 ありがとうございました。  以上で意見陳述者からの御意見の開陳は終わりました。     —————————————
○玉沢座長代理 これより委員からの質疑を行います。  まず、各党を代表しての質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮腰光寛君。
○玉沢座長代理 これにて宮腰君の質疑は終了いたしました。  次に、桑原豊君。
○玉沢座長代理 これにて桑原君の質疑は終了いたしました。  次に、遠藤乙彦君。
○玉沢座長代理 これにて遠藤君の質疑は終了いたしました。  次に、東祥三君。
○玉沢座長代理 これにて東君の質疑は終了いたしました。  次に、木島日出夫君。
○玉沢座長代理 これにて木島君の質疑は終了いたしました。  次に、北沢清功君。
○玉沢座長代理 これにて北沢君の質疑は終了いたしました。  以上で各党を代表しての質疑は終了いたします。  これより質疑を御希望される委員は、団長において指名いたしますので、挙手をお願いいたします。
○玉沢座長代理 大変時間が限られておりますので、御発言は簡潔にお願い申し上げたいと思います。
○玉沢座長代理 これにて委員からの質疑は終了いたしました。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  意見陳述者の方々におかれましては、長時間にわたりまして熱心に貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。  本日拝聴させていただいた御意見は、三議案の審査...全文を見る
04月23日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
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○玉沢委員 自由民主党の玉沢徳一郎であります。  私は、本日まで一カ月以上、八十時間を超えるこの委員会の審議の中で、最後の一般質疑の日を迎えたわけでありますが、私にとりましては最初で最後の質問を行うこととなりました。本日まで、各党の各委員の大変高邁なる御高説を拝聴させていただき...全文を見る
○玉沢委員 日米安保条約は、とかく、片務条約である、こういうことが指摘をされております。確かに軍事的には、日本が攻撃されましたときは、米国は日本を守るために行動いたします。米国が攻撃されたときは、日本は米国を守る義務は記されておりません。しかし私は、軍事的には片務条約であるけれど...全文を見る
○玉沢委員 我が国が弾道ミサイルで攻撃をされた場合には直ちに対応する、こういう方向で今後御検討を賜りたい、このように思います。  そこで、旧ガイドラインにおきましては、冷戦時代に対処するという形でその運用方針が決定されておったわけでありますが、冷戦時代が終結をいたしたわけであり...全文を見る
○玉沢委員 当委員会における審議も、本日一般質疑を終わりまして、次は締め総、採決、こういう段階になったと私は考えております。  かつての、一九六〇年の安保の当時におきましては、国論が二分するような状況でございました、賛成、反対ですね。ところが、それと違いまして、今日は、与党は自...全文を見る
○玉沢委員 今調整していますから。  次に、不審船に対する日本が初めて行いました海上警備行動でありますけれども、当委員会におきましては、海上警備行動が発令されたことは評価するけれども、不審船を取り逃がしたということは極めて遺憾である、あるいは不名誉なことであって誇りが極めて傷つ...全文を見る
○玉沢委員 幾ら外務省が北朝鮮に抗議をしたって、そんな事実はないと言えば、それで終わりなんですね。ですから、私は、やはり十分なる準備をしまして、北朝鮮と指定しなくても、証拠を握った上でやるべきだ、そうでない限りは、いつまでも相手側に否定されれば、それで終わりなんですから。そういう...全文を見る
○玉沢委員 最後でございますけれども、昨年の十二月十七日の深夜に、韓国の南海岸、釜山の近くの麗水市沖約二キロメートルのところにおきまして、韓国領内に上陸しようと試みておる北朝鮮の半没潜水艇が発見をされた、先ほどの話でありますけれども。これが発見をされて逃走をした。そして武装抵抗を...全文を見る
○玉沢委員 終わります。ありがとうございました。
04月26日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第12号
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○玉沢委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました周辺事態安全確保法案及びその修正案に賛成の立場から討論を行うものであります。  本法案は、我が国周辺の地域における我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態、いわゆる周辺事態に対応して我が国が実施する措置等...全文を見る
08月11日第145回国会 衆議院 本会議 第52号
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○玉沢徳一郎君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました小渕内閣不信任決議案に対し、反対討論を行うものであります。(拍手)  小渕内閣は、経済再生に果敢に取り組み、二十一世紀のあり得べき日本の進路を見据え、歴史に残るような大改革をなし遂げてまいりました。国民の求める...全文を見る
10月13日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) このたび、農林水産大臣を拝命した玉沢徳一郎であります。よろしくお願い申し上げます。  ただいまのお話でありますが、今日まで二年間、過剰対策としまして緊急対策に取り組んできたところでございますが、その結果といたしまして、過剰傾向は解消されたかということ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 松村委員御指摘のとおり、大豆は日本国民にとりましては非常に親しみのある主要農産物、主要穀物の一つである、こういうふうに私は考えております。したがいまして、今まではともすれば米の転作の一つとしまして行われてきた、しかしながら米が現在のような過剰な状況にな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは極めて重要な課題でございますので、先生方と一緒になって頑張ってまいりたい、こう思っておるわけであります。  御承知のとおり、WTOは貿易の自由化あるいはその拡大、こういうことを求めておるわけでございますけれども、やはり農業は単純に貿易上の理由だ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、私自身も農林水産業の地域から生をうけて育ってきた者でございますが、今委員がおっしゃられました農業ばかりでなく林業、漁業、それぞれ体験学習をするということは非常に教育上大事なことだ、こう思います。  特に、よく自然との触れ合いということを言うわけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民の皆さんが農村で生活をしたい、また長期滞在をしながら心身をいやしてまいりたい、こういう要望がたくさんあることは委員御指摘のとおりでございます。  そういう中におきまして、グリーンツーリズムを推進していく上におきまして、民宿をつくる場合にいろいろな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ジェー・シー・オー臨界事故でありますが、委員がおっしゃられますようにあってはならない事故であると、このように考えます。  したがいまして、今回の事故に関しまして農林水産省といたしましては、九月三十日に事務次官を本部長とする対策本部を設置するとともに茨...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新しく制定されました食料・農業・農村基本法の理念でありますけれども、委員御承知のとおり、四つの目標を定めておるわけであります。  一つは、あくまでも国民の皆さんに対して我が国農業の果たすべき役割といたしまして、食糧の安定供給の確保、また同時に農業が果...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食品業界におきましては、遺伝子組みかえ食品の表示の方針や消費者の需要の動向を踏まえて、遺伝子組みかえ農産物を原料として使用するかどうかの方針をそれぞれの企業が検討し、対応の準備をしているというのが状況であると存じます。  その中で、幾つかの企業におき...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、砂糖は国民の食生活に欠くことのできない食品であります。また、その原料となるてん菜やサトウキビは、北海道、沖縄県及び鹿児島県南西諸島において地域農業を支える上で基幹的な作物であり、国産糖企業とともに地域経済の維持発展に大きな役割を果たしてきておるわ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、林業基本法でありますけれども、これは昭和三十九年に制定されたものでありまして、それから三十五年が経過をいたしまして、非常に経済社会情勢が変化をいたしておるわけであります。そういう中におきまして、森林に対する国民の要請の重点が木材生産機能から国土の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず冒頭に、委員が言われました十八号台風の被害についてでありますが、大変な被害でございまして、被害を受けられました方々に対しましてお見舞いを申し上げたいと存じます。また同時に、この復旧対策等につきましては万全を期して取り組んでまいりたい、このように思い...全文を見る
11月09日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) このたび、農林水産大臣を拝命いたしました玉沢徳一郎でございます。  若林委員長を初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、この機会に厚く御礼を申し上げます。  また、この夏以来、各地で相次いだ豪...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○玉沢国務大臣 このたび、農林水産大臣を拝命いたしました玉沢徳一郎でございます。  松岡委員長を初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、この機会に厚く御礼を申し上げます。  また、この夏以来、各地で相次いだ豪雨、台風災害...全文を見る
○玉沢国務大臣 次期WTOの交渉に向けまして、日本の主張を貫徹し、しっかり頑張れ、こういう委員の御意見を十分体しまして、万全を期して交渉に臨んでまいりたい、こう考えております。  まず、交渉に向かいましては、一番大事なことは、シアトルの閣僚会議の閣僚宣言をどのような形にするかと...全文を見る
○玉沢国務大臣 WTO次期交渉におきましては、我が国の主張を強力に展開し、我が国の考え方が十分反映された合意内容を獲得するためには、まずもって幅広く国論を統一していくことが大事である、このように考えます。また、今お話がありましたように、今回の交渉におきましては、地球的規模での環境...全文を見る
○玉沢国務大臣 食料・農業・農村政策は、農業者だけでなく、加工、流通を担う食品産業の事業者や消費者など、国民全体による主体的な取り組みがあって初めて実現されるものであると考えます。  新基本法は、このような考え方に立って、国民全体が農業、農村に期待する役割を基本理念として掲げま...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは我が党の機関紙であります自由新報に掲載された記事でありますけれども、裁判の係争中の問題でありまして、私としましては、その記事における裁判の結果がまだ出ないうちに一方的に謝罪をするということはいかがなものであるか。私は我が党の友好団体との関係を受け持っておりま...全文を見る
○玉沢国務大臣 そういうような発言もしたと思います。
○玉沢国務大臣 まず、私の言ったことの中でもう一つ大事なことがありますが、これは裁判の結果がどのようなものであったかということ、つまり、最初考えられておったような結果ではなかったということが一つあります。  それから同時に、自自公の問題でありますけれども、今日の日本の現状を考え...全文を見る
○玉沢国務大臣 政教分離の考え方でありますけれども、憲法第二十条の精神からまいりますと、信教の自由が保障される社会、これを実現し維持していくということが大事である、こういうふうに考えるわけであります。  そういう観点からいいますならば、今日我が国におきまして、私ども自由民主党は...全文を見る
○玉沢国務大臣 そうした事態が生じないようにするということが大事だと思います。  以上です。
○玉沢国務大臣 要するに、宗教弾圧がなされるようなことがないような状態ですね。
○玉沢国務大臣 後段の部分は、要するに、信教の自由というものを保障するための処置だ、こういうふうに考えております。
○玉沢国務大臣 我が自由民主党は、信教の自由及び自由と民主主義を守るために、それを党是としている政党であります。その政党に対して、政策協力その他、論議をいたしまして、協力をしていただく、こういうことでありますから、この点については十分クリアしているもの、こういうふうに考えておりま...全文を見る
○玉沢国務大臣 個人としても同じことです。
○玉沢国務大臣 最近の化学物質の管理についての国際的な動向を踏まえ、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律、いわゆるPRTR法がさきの国会で成立をしまして、現在、環境庁及び通商産業省を中心としてその具体的な運用のための準備が進められていると聞いており...全文を見る
○玉沢国務大臣 農薬につきましては、農薬取締法の規定に基づき、農薬を販売するに当たり、農薬の容器、包装にその使用方法や取り扱い上の注意事項等を表示するよう義務づけられておりまして、農薬の使用者に対して十分な情報の提供が図られております。  また、農薬の安全な使用を確保するために...全文を見る
○玉沢国務大臣 このCNP剤は水田除草剤ですね。これは平成六年に製造、販売が中止され、その回収及び保管、管理の徹底を直ちに指示したところであります。  その後、最近のダイオキシンをめぐるさまざまな議論や学術的な報告がなされたこともあり、本年改めて再確認の指示をしましたところ、本...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、埋蔵しているということはないことは、そのとおりです。  製造メーカーである三井化学の大牟田工場内の屋内貯蔵施設に厳重に保管されているということは、先ほど申し上げたわけであります。  それから、製造メーカーにCNP剤の回収の徹底を改めて指示したわけでありま...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、委員の言われました都市と農村との交流、これは極めて大事なことだと思います。やはり農業に対して国民全体の皆さんの理解が深まることが今後の農業政策を進めていく上でも大きな意味を持つもの、こういうふうに考えますので、この点については全く意見が同じであります。  ...全文を見る
○玉沢国務大臣 私も大臣に就任をいたしましてから、まず第一に諫早湾の干拓を見に行ってまいりました。ここは地形的に見まして、非常にヘドロが集中して集まるような形になっていますね。つまり、三方を山に囲まれたところから土砂がどんどん流れてくる。それから同時に、潮の関係で大変な干満の差が...全文を見る
○玉沢国務大臣 もう一つ申し上げたいと思いますけれども、あそこの堤防をしっかりつくって干拓を進めていくということにおきまして、現実に地域では、この前の台風とかそういう場合がありましても、満潮のときには六メーターもせり上がってくるわけですから、そのときに、あらしが来る、それを防ぐ堤...全文を見る
○玉沢国務大臣 農林水産大臣が決めた、私が就任前だと思いますけれども。
○玉沢国務大臣 工期がおくれるということはよくあることでございますですね、いろいろな要素が重なるわけでありますから。環境とかそういう面にも配慮したということもあるでしょうし、思わぬやわらかい地盤に遭遇しましてそれを補修しなきゃいかぬ、いろいろな要素があった、こういうふうに承知して...全文を見る
○玉沢国務大臣 見直しの評価は五年ごとに行うということがこの前決められたわけでありますから、それに基づいて見直しをする。何もこれは諫早湾ばかりではないんですからね、公共事業全体についての見直しをするということでございますから。
○玉沢国務大臣 朝日岳の林道については、私も行ってみましたよ。これは、薪炭林の地域で、新しく産業を起こす必要があるということから大規模林道の考え方が出てきたわけですね。ところが、朝日岳近くの林道は、もともと集落がないところに林道をつくるということですから、大体にして目的がちょっと...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、前倒しをすべきではないかという意見でありますが、私は前倒しをする必要はないと思います。  といいますのは、やはりこの事業は目的を達しております。つまり、防災対策ということにつきましては、明確なる防災機能を果たしました。これがもし機能を果たしていないというの...全文を見る
○玉沢国務大臣 中海の問題でございますが、これは今検討している、こういうことです。
○玉沢国務大臣 本庄工区の扱いにつきましては、さまざまな意見があることから、平成九年度より二年間の調査を行い、この調査結果を踏まえて、現在、中国四国農政局に設置した本庄工区検討委員会において、本庄工区の利用に係る検討がなされているところであります。  委員会では、議論を尽くし、...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員会の結論を得た後、農林水産省としましては、本委員会の意見を尊重して、島根県等と協議の上、事業の扱いを判断することといたしております。
○玉沢国務大臣 これは、どういうようにこの地域を使ったらいいかということで意見がいろいろあるところであります。これは決してむだなことではございませんで、できるだけ国土を有効に利用していく、こういう観点からさまざまな意見があるわけですから、その意見を十分今聞いておるところでございま...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいまの御質問は想定しておりませんでしたので、特に私としましてむだ遣いがあったかなと今思い出すとか、考えはちょっとありません。
○玉沢国務大臣 愛知県と三重の地域と伺っておるわけでありますが、どう評価するかということはもうちょっと検討させていただきます。
○玉沢国務大臣 干拓及び農地を造成するということは、私は、日本の今日の現状からいいますならば今後とも必要なものである、こういうふうに考えます。  なぜかといいますと、食料の自給率を向上せしめるという上におきましては、農地を造成するという努力なしには食料の自給率を向上せしめるとい...全文を見る
○玉沢国務大臣 我々としましては農地を造成するという目的を持ってやったわけですけれども、両県の方でいろいろと利用のあり方についての考え方があるということで、意見が十分ここで合わない面もありまして、残念ながら今日まで来たというのが現状だとは思います。
○玉沢国務大臣 新しく造成したところがどういうように使われるかという今までの例もあるわけですが、農業以外のところに使われましても、それは土地として提供されるわけですから、その土地は土地の代金その他回収できるわけですから、かかった費用はむだ遣いじゃなくして十分回収されている、こうい...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業に使われていくというのが一番大事なことでございますね。しかしながら、社会経済状況がいろいろ変化しておる、こういう状況の中におきまして、やはり、国民全体として有用に使われて、国民の税金がそういう形で使われたものに対してまた戻ってくるということであれば、私は、第一...全文を見る
○玉沢国務大臣 農道空港としてつくられたものも、いろいろな形で国民の皆様の要望に応じて使われるということであるならば、それはそれでいい、こう思います。
○玉沢国務大臣 農業分野につきましては、委員も御承知だと思いますけれども、見解がかなり隔たっております。  WTOの次期の交渉については、基本としましては、WTOの農業協定の第二十条を通じて行う、こういうことになっておるわけでありますけれども、これに対して、シアトルの閣僚の宣言...全文を見る
○玉沢国務大臣 この交渉に当たりましては、やはり日本の主張する立場、我々の主張する考え方、これと同じような立場に立っている国々と相連携していくということが一番大事だ。  それで、EUからこの前、ラミー貿易担当委員が参りましていろいろと議論したわけでございますけれども、やはりEU...全文を見る
○玉沢国務大臣 日中漁業協定が二年たってもまだ発効していないということは極めて遺憾なことだ、こう思います。当然、内閣を挙げて中国といろいろと交渉しなければならない、そういう時期に来ていると思います。  したがいまして、小渕総理が七月に中国を訪問した際に、これを早期に発効すること...全文を見る
○玉沢国務大臣 決意は、断固として解決に向かって最大限全力を挙げて頑張る、こういう決意であります。
○玉沢国務大臣 海洋法の精神は、やはり持続的に資源を大切にしながら今後とも漁業を進めていく、こういう考えでございます。したがいまして、日中、日韓ともどもに、隣国でありますから、例えば条約を破棄してやるという方法もありますけれども、しかし、できるだけ話し合いを通じまして、両者が共存...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業協定の前文の中には、「食糧安全保障、環境保護の必要その他の非貿易的関心事項に配慮しつつ、」と明確に書いてあるわけでございます。また、第二十条の(a)におきましては、「削減に関する約束の実施によってその時点までに得られた経験」、こうしたことを考慮に入れて交渉する...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の考え方と全く同じです。  ですから、食糧の援助についても、世界の飢餓の人口が八億人ですから、それに対して積極的な援助その他をやっていくということについては、かねてから我々も主張してきたところでありますし、今後もこれは主張していかなければいかぬ。国際小麦協定...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、ODAの問題につきましては、どのような農林水産政策の援助が行われるべきかという効果的な問題について、外務省に申し入れをして協議をしていく、もちろん予算も当然確保するように私の方からも努力をしていきたい、こう思います。  また、備蓄の問題については、回転備蓄...全文を見る
○玉沢国務大臣 新基本法の施策の具体化に向けての法制度の見直しはどうか、こういう御趣旨であると思います。まず第一に、一つは、経営意欲のある農業者の経営展開を支援し、望ましい農業構造を確立する観点から、農業生産法人の活性化等を図るための農地法の一部改正。また、担い手の確保、育成と農...全文を見る
○玉沢国務大臣 新基本法に基づきます基本計画につきましては、当然のことながら、来年度から実施していくわけですから、本年度中にこれを確立しまして、強力に推進をしていくという体制をとってまいりたい、このように考えます。
○玉沢国務大臣 国民の食料の安定供給のためには、農地を良好な状態で確保していくことが重要であります。この新基本法におきましても、国内の農業生産に必要な農地の確保と、その有効利用を図ることを明確に位置づけておるところであります。  先ほど来意見がいろいろありましたが、私も委員と同...全文を見る
○玉沢国務大臣 森林・林業・木材産業政策の基本的な考え方を、木材生産を主体としたものから、将来にわたり森林の多様な機能を持続的に発揮させるための森林の管理、経営を重視したものに転換するという方向で、今検討をいたしておるわけでございます。  一番大事なことは、戦後植林した面積が一...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず第一に、本年四月の米関税措置への切りかえに当たりましては、WTO農業協定の規定に忠実に従って算定した関税率を設定しているところでありまして、この点については何ら私は問題はないと思います。  今後交渉をどうするかということが今まさに問われておるわけでございまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 維持する、維持できる、そういう観点から交渉していくのは当然のことです。
○玉沢国務大臣 アメリカはそう言っているでしょう。我々は別なことを言っているわけです。アメリカが言ったからといって、それが実現するというわけではないですからね。  したがって、我々は、農業協定第二十条に従いまして非貿易的関心事項に考慮するというところを十分主張しまして交渉に臨ん...全文を見る
○玉沢国務大臣 物事は交渉しないで決まるということはないわけですから、最初から悲観もあり得ないし、楽観もあり得ない。
○玉沢国務大臣 各国がそれぞれの主張をする、これが民主主義的なやり方だと思いますよ。ですから、アメリカがそういうことを言っているからといって、それが全部決まるわけじゃないことは委員もよく御承知のとおりだと思います。
○玉沢国務大臣 再三にわたってここで申し上げてきたことを委員も御承知かと思いますが、やはりシアトルの閣僚会議に向けまして、閣僚会議の宣言案をめぐっていろいろな考え方があるわけですが、我々としましても、足元を見られると今委員が言われましたが、ただぼやっとして足元を見られるだけのよう...全文を見る
○玉沢国務大臣 どうですかと言われましても、今まで言ってきたことがすべてでございまして、まだ交渉には入っておりません。  しかし、主宰している国は、シアトルはアメリカですから、アメリカは少なくともこのシアトルの閣僚会議を成功せしめる責任があると思いますよ。ですから、そういう観点...全文を見る
○玉沢国務大臣 バシェフスキーさんが、さんとあえて言いますけれども、通商代表ですね、多面的機能については定義が明らかにされていない、保護主義の正当化を許すことはできないと言ったことに対して、私は直ちに反論をして、記者会見において、交渉する立場の人がこういうような発言をするのは間違...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、決意としてはそのように受けとめていただいても結構でございますが、とにかく全力を挙げて取り組んでいく、こういう決意を知っていただければおわかりいただけると思います。
○玉沢国務大臣 しっかりと頑張る決意です。
○玉沢国務大臣 韓国がWTO通報で示しておりますように、韓国も約束どおりミニマムアクセス米を輸入しているものと私は承知しております。
○玉沢国務大臣 数字がそれぞれのものがあるわけでありますが、これらの輸入数量を精米換算すれば、それぞれの約束数量と同量の水準となり、韓国においてはミニマムアクセス枠の全量が輸入されていると認識しております。  もし関連して説明が必要であれば、食糧庁長官が答えます。
○玉沢国務大臣 しかし、ミニマムアクセスの点については我が国は忠実にやっておる、こういうことです。
○玉沢国務大臣 ないと、確かに。  しかし我が国は、委員がおっしゃるように、明確に平成六年五月の二十七日の衆議院の予算委員会において政府統一見解を示しております。それは、我が国が負う法的義務の内容は、国内消費量の一定割合の数量について輸入機会を提供することである、ただし、国が輸...全文を見る
○玉沢国務大臣 主要な農産物について、品目ごとの品質、コスト面における課題を明確にした上で、課題が解決された場合に到達可能な水準として生産努力目標を明らかにしつつ、食料自給率目標を定めることとしておりますが、食料自給率につきましては、各品目の自給の割合を示す重量ベースの品目別自給...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、ごまかすという言葉がありましたが、ごまかすんじゃなくして、委員が今おっしゃられた趣旨を十分込めて、自給率の設定に当たりましては、いろいろな意見を今伺いながら検討をしておるということでございますので、決してごまかすなどということはございません。
○玉沢国務大臣 基本計画の国会に対する報告は、衆議院における修正により設けられた仕組みであり、基本計画を国会として重視するという意思を示すものとして重く受けとめておるわけでございます。  基本計画を国会に御報告した際に、国会で基本計画に関する議論を行うべきかどうかについて、私の...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員おっしゃるとおり、次期農業交渉は農業協定第二十条をベースとすべきものであり、その際には農業の多面的機能や食料安全保障等の非貿易的関心事項に配慮することが交渉全体のバランスを図る上で不可欠である、こういう主張を行っておるわけでありますから、やはりこれが一番大事な...全文を見る
○玉沢国務大臣 シアトルの閣僚会議の宣言案について、ムチョモWTOの理事会の議長が案を出しました。それは非常に一方に偏っているものである、こういう共通の認識のもとに、EU初めこれはノルウェー、スイス、韓国、トルコ、スロベニア、サイプラスの八カ国共同提案ですね、出しております。修正...全文を見る
○玉沢国務大臣 シアトルの会議があと二週間後に開かれるわけですが、その前にFAOの、世界食糧機構の会合がローマで開かれます。私は、東ヨーロッパの国々の支持を得るということも一番大事だと思いますので、この会議に出かけまして、フィッシュラー・EUの農業委員を初めとしまして、オーストリ...全文を見る
11月11日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○玉沢国務大臣 まずもって、委員から大臣就任のお祝いを賜りました。本当にありがたく、感謝申し上げます。  御質問に対しましてお答えをいたしたいと存じます。  土地利用型農業活性化対策大綱は、新しい基本法を踏まえておりますが、特に、食料の安定供給の確保、農業の持続的な発展等を着...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御配慮によりまして、もっと気持ちを率直に表明しろ、こういうお話でございますので、私もできるだけ率直に申し上げてみたい、こう思います。  今委員がネガティブとかポジティブ、こういうように言われたわけでございますけれども、私は、政策の目的そのものは、それなりの...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、委員の御見識を承ったわけでございますが、私も長い間農林水産委員会に所属しておりまして、何度も米の過剰問題、あるいは一方におきましては、冷害等がありまして米が不足する、こういうことを経験してきたものでございます。  そこで、あえて申し上げたいと思いますけれども...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の補てん基準価格の問題でありますけれども、やはり直近の三カ年平均の原則を維持しつつ、十一年産価格の大幅下落による激変緩和のためにこの補てんを加味した水準に置きかえて算出した、これは農家の皆様の立場をよく考えて、柔軟性を持って対処したということを御理解賜りたい、...全文を見る
○玉沢国務大臣 大変具体的な御指摘をいただいたと思います。  まず、この考えでございますけれども、確かに七万三千円というのを全部クリアするということは難しいかとは思いますけれども、基本はやはり、難しい面もあるかもしれません、難しくない面もあると思います。経営安定としまして四万円...全文を見る
○玉沢国務大臣 北海道の農家の方々が災害や高温、あるいは洪水等におきまして被害を受けられまして、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  それで、今委員から言われました点でございますけれども、従来から、負債対策といたしましては、農協系統からの借入金などにつき長期、低利で一括借...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員御指摘の点につきましては、これらの資金の融資の実態等を踏まえて、運用面も含めて検討してまいりたいと思います。
○玉沢国務大臣 自主流通米の価格が、過剰傾向の中にありまして、このように毎年下がってきておるということはまことに残念なことでございまして、何としてもこの需給対策に万全を期しまして、価格が安定的に上がっていくように努力をしてまいりたいと思います。
○玉沢国務大臣 新食糧法に移行しましてから、市場を中心としまして価格の決定がなされてきたわけであります。そういう中におきまして、残念ながら、この経過におきましては米の過剰状態がずっと続いてきたということでございまして、懸命の努力をしてまいったわけでございますけれども、豊作が続く、...全文を見る
○玉沢国務大臣 米作農家におきましては、米ばかりではなくしてその他の所得も確保できるような形になっておると思うわけでございますので、生活できるかできないか、個々のケースについては申し上げることはできないと思います。
○玉沢国務大臣 なかなか苦しいかとは思いますけれども、営農努力を続けていけるのではないか、このように思います。
○玉沢国務大臣 まず、その前に申し上げたいと思いますけれども、今日までも米のほかにも減反、転作をやってきておるわけでございますから、米だけをもって生活ができるかどうかということだけをやるのはちょっと一方的ではないか、このようにひとつ申し上げておきたいと思います。  なおかつ、今...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業を営むというのが農家であります。したがいまして、米だけが農業ではないわけです。今日、需給計画そのものが、つまり非常に米の過剰状況の中にありまして、米の価格が下がっておる。したがいまして、この過剰状態を解消するためには、需給計画を立てまして、そのもとにおきまして...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員が、農業全体のいろいろなケースがあるものを、極めて、一定の規格の中にだけ入れて話をしているという印象を受けます。  つまり、例えば五ヘクタールの農家が専業農家である、こういうお話をされましたが、地域に行ってみますと、専業農家はそれぞれの地域の受委託その他をや...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在やっているものが計画経済だというふうに申されたわけでありますが、我々は計画経済をさらに弾力的に、やはり需要と供給の中の市場経済の原理も含めてやっておるわけですよ。ですから、そういう点もよく理解をしてもらわなきゃいかぬ。  したがいまして、米の問題については、...全文を見る
○玉沢国務大臣 生産条件をしっかりとされるということは大事なことでございますので、七万三千円を必ず実施する。そしてまた、農家の皆様の御協力もいただいて、万全を期して進めてまいりたい、このように考えております。
○玉沢国務大臣 まず、補てん価格を三年から五年、固定すべきじゃないかという話でございましたが、これも先ほどの議論との関連になるわけでありますけれども、やはり自主流通米の価格そのものは需給の動向、市場の動向ということでいくわけですね。ですから、固定したとしましても、場合によっては、...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員長の御裁断によりまして、誤解をしておりましたので、大変失礼しました。  三年から五年の平均価格ということでございますが、一応三年をめどということで進めてきておりますので、それを五年にするということについては、まだ今のところは考えておりませんが、今後検討をする...全文を見る
○玉沢国務大臣 当初は、作況指数が上がっておれば三十万トンと考えておったわけでございますけれども、それは生産者団体の皆さんともよく相談の上で、作況指数も下がったことでありまして、十七万トンという形にしたわけですね。それは、お互いに合意の上で進めておるわけでございますから、やはり今...全文を見る
○玉沢国務大臣 お互いにきょうは時間が少ないものですから、きょうは委員のお話を承りまして、今後有意義な議論をさらに引き続きやっていきたい、こう思いますので、あえて反論はいたしません。きょうは承るということで、お許しを賜りたいと思います。
11月11日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民の主食である米につきましては、消費者に適正な価格で安定的に供給していくため、米の需給と価格の安定を図ることが基本であります。  しかるに、現在、米の需給状況は過剰基調で推移しており、需給バランスの回復を図っていく必要があります。また、米の安定的な...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 重要な御指摘をいただいたと思っております。  米価審議会におきましては、従来から生産者の代表、消費者の代表の方々の御参加を得て、国民の主食であり我が国農業の基幹作物である米麦の価格決定につきまして調査、審議をいただくほか、米麦に関するその他の重要な政...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民各層のいろいろな意見、また国民の代表である国会議員の先生方の議論の場、そういうところを十分踏まえて、できるだけ御意見を幅広く承るように今後とも努力していきたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 一応委員の御意見でもありますので、別に反対することではありませんが、検討はさせていただきます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今までの米の生産調整等も需給動向に応じてやってきたわけでございますけれども、基本的には、米の生産におきましてはこうした需給動向の経過を見ながら今後も進めていかなければならぬ、こう思うわけでございます。しかし、減反、転作で調整ができたならば、米の生産がも...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 米価審議会の今後でありますけれども、二〇〇一年一月の中央省庁等再編後においては、米価審議会を含む農業分野の十一審議会は廃止され、その機能は食料・農業・農村政策審議会に移管をされることになっております。委員の御指摘のとおりでございます。したがって、現在米...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今後検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 生産者が豆腐屋等の地域の加工業者と連携したり、みずから加工することにより地域の需要を確保していくことは、大豆等の定着拡大に大いに有効であると考えております。しかしながら、地場流通の場におきましては、加工原料であることから加工業者の利便という観点からの量...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自給率を上げる、こういうことからいいますならば、例えば単当収量をふやしていくというのも一つの方法でありますし、また同時に、自給率の低い農作物をできるだけ土地利用型で、今回大綱で示されておりますように、これらの生産を上げていくということも一つの方法である...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 稲作経営安定対策につきましては、過剰対策の一環としまして需給対策として出てきたわけでございますが、何としましても米の場合におきましては現在過剰傾向でございますので、この前も緊急需給対策を発表いたしまして市場から五十万トン余を切り離す、こういうことで何と...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに私も、先ほど申し上げましたように、農地の転用、放棄ですね、これは四万ヘクタールと言ったんですが、正確には二万ヘクタールという委員の御指摘のとおりであるわけでございます。  しかし、これに対しまして日本の農業を振興せしめる、こういう観点から言いま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 従来からのことでありますけれども、農家の負債対策といたしましては、農協系統からの借入金などにつき長期低利で一括借りかえを行う農家負担軽減支援特別資金、制度資金の毎年の返済資金を長期低利で融通するリリーフ資金、いろいろと制度はあるわけでございますが、今、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国は、優良品種の育成という観点から新種開発者の権利を保護していくことが基本的に重要であると考えておりまして、その考え方で対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず第一に、きょうのお昼のニュースで、第三次案が発表されまして、その中で我が国が主張しておる農業の多面的な役割の配慮という表現が削除されたという報道がなされたそうでありますが、これは事実かと確認したところ、誤報であるということがわかりました。  そこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 東海村の核燃料施設事故周辺地域の農作物の安全性につきましては、事故が起こりまして直ちに厚生省、農林水産省が茨城県のサンプリング調査に協力をしまして分析その他を行ったわけでございまして、十分科学的知識のもとに学識経験者による評価も踏まえて検討した結果、安...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは安全保障対策と同じようなものでございまして、事故が起きた場合に風評被害になるのではないか、安全に対する国民の皆さんの不安に対してどうこたえていくか。これはできるだけ速やかに先ほどとったような処置をとりまして、そして安心、安全を確保するということが...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 十一年米穀年度の主食用需要量につきましては、景気低迷の影響等によりまして外食産業が当用買いに徹し在庫量を減らす等、経営の合理化を図ったことと、家庭における消費がかつての余裕ある買い方から必要な分だけ絞るように変わってきていることなどから、前年を三十万ト...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、飼料用として米が使われたのは初めてではないかという話でありますが、今までも在庫が長引きまして古々々々々々米ぐらいになった場合におきましては、どうしてもその処理を加工用ということで、飼料用米として使われたことがございますので、これは初めてではござい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今後、飼料用稲の生産の振興のためには技術的に解決しなきゃならぬところがあると。やはり、多収量品種の収量安定化を目指して技術開発をする必要があるわけでありまして、多収量品種の育成等の研究開発、生産利用技術を確立するための事業を今年度から実施しているところ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 二〇一〇年の自給率をどうするかと。まだ五年後のものも今検討中でございますので、私の方から予見を申し上げるということはなかなかできないと思いますが、まず自給率の目標は、単に何%、こういう数字を掲げるのではなくして、生産、消費両面での課題を明らかにしながら...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のおっしゃられますように、今後の日本の農業におきましてはこれを担っていく担い手の育成に力を入れるということが一番大事である、このように考えます。今、新規で就農をしたいという青年の皆さんが、今までは大体二千八百人とか二千五百人とかといっておりましたけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 被害を受けられました多くの方々に対しましては心からお見舞いを申し上げたいと存じます。  九州の災害に対しましては、早速調査の上で、先日の閣議におきまして激甚災害指定を発動したところでございます。  さて、この需給安定対策として飼料用向けとして十七万...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) とうとい米を家畜に飼料として供給するということはやはり忍びないものがあるわけでございます。  しかしながら、需給を緩和といいますか、ある程度これは安定させなきゃならぬ、こういう観点から生産者の皆さんにも御理解をいただきまして、生産者の皆さんもこれを通...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 見通しいかんということでございますが、見通しはあると思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 現在のこの政策がしっかりと実行されましてまいりますならば、入札価格等におきましても、第一回の入札の場合におきましては未成約の部分が四十数%ありましたが、第二回目の場合におきましては二〇%ぐらいに減ってきておるわけでございますし、価格も大体下げどまりでは...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自主流通米の円滑な流通の確保を図ることといった観点から、銘柄別に需給実勢を的確に反映した価格の形成が重要でありまして、値幅制限は基本的には適当でないと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 一応、自主流通米等との関連の上で、算定方式に従いまして決定したわけでございますので、この線でやってまいりたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 谷本先生のいつもの御見識に敬意を表します。  この新しい政策を進めていくという上におきましては、できるだけ多くの方々の同意を得て、理解を得て進めていくということと、それからさらにはまた前向きに前進していく、このことが大事だと思います。政策の推進は、元...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この方式が最善のものであるかというお話でございましたが、最善とは言えませんが、適正なものと考えております。  食糧法の規定に則した算定方式であるということと、市場における評価が生産現場に伝わりまして、需要に応じた生産の促進に資する方式であること、一方...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食糧法下の政府買い入れ価格は、自主流通米の価格動向を反映させるほか、生産コスト等を参酌し、米穀の再生産を確保することを旨として決定することとしております。  具体的には、自主流通米価格の変動率及び生産コスト等の変動率を均等にウエートづけして前年産の政...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 災害等によって生じた規格外米につきましても、自主流通米として出荷されれば稲作経営安定対策の補てん金の交付対象となります。この場合の補てん単価は、産地、品種、銘柄ごとに一等米の価格をもって算出され、規格外米につきましてもこの単価が交付されることになります...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 異常な災害によって広範囲の地域にわたり規格外米等の低品質米が発生した場合には、農業共済組合連合会からの申請に基づきまして損害評価の特例措置を講じ、その品質低下分を収量の減少として取り扱うことといたしております。  以上です。
11月17日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○玉沢国務大臣 私は、今委員がおっしゃられましたように、十三日から昨日まで欧州に出張してまいりました。  今回の出張におきましては、まず、FAO総会においてWTO次期交渉に対する日本の取り組み方針について演説しますとともに、シアトル閣僚会議を二週間後に控え、我が国と意見を同じく...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。特に、WTO次期交渉に臨むに当たりましては、幅広く国民的な理解と合意を形成して交渉に臨んでいくということが一番大事なことだと思います。  特に、今回の交渉におきましては、日本のみならず世界じゅうの農林水産関係者はもちろんのこと、環...全文を見る
○玉沢国務大臣 このシアトルの閣僚会議は、まずこれから行われるであろう三年間の交渉の枠組みを決めていく、こういう意味で非常に大事な交渉であるというふうに考えております。  したがいまして、農業分野におきましては、農産物の貿易を他の産物、つまり、鉱工業製品と同じような貿易とすべき...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国は、従来から、中国のWTO加盟は中国のみならず世界経済の発展にとって重要であるとの認識から、これを積極的に支持したところであります。  このたび、我が国との二国間交渉の合意に続きまして、米中間の二国間交渉が合意したことが、他の主要国との加盟交渉の加速化にも...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、中国がいろいろな要素を抱えておるという今の委員のお話でありますが、中国という国の食料の観点から見ますと、中国は、農産物においては輸入国というよりは輸出国である、それから、農村地域に多くの人口を有している、十二億の人口を抱える国である、こういうような要素がある...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは非常に大事なことだと思いますね。  特に、鉱工業製品と農業というものがどう違うかということは、農業の場合は、自然を相手にしながら営みをしていかなきゃならぬということでございまして、自然状況が悪ければ作柄にも影響する、こういうことがありまして、そういう点では...全文を見る
○玉沢国務大臣 趣旨としてはそのようなことで進めてまいりました。
○玉沢国務大臣 このウルグアイ・ラウンド合意後の関連対策の目的とするところは、今委員の言われました足腰の強い日本の農業というものを形成して、外国の農業と競争ができるような基盤をつくっていく、こういうことを目標としまして、生産基盤の充実あるいは農業近代化施設の整備、農地の利用集積に...全文を見る
○玉沢国務大臣 つくったものがすべて売れるという状況、米の段階においてそういうことが実現できればこれにこしたことはないわけでありますけれども、残念ながら、生産と需要と一致しない、むしろ消費が減退傾向にある。一方におきましては、豊作等含めまして米が過剰状況になっておる。  そうい...全文を見る
○玉沢国務大臣 農林水産大臣といたしましては、過去における農林水産省の問題についても当然責任を持って対応してまいる考えです。
○玉沢国務大臣 私が就任する前のことでありますけれども、経過をまず申し上げておきたいと思います。  農業構造改善事業につきましては、最近に至るまで幾つかの指摘や投書等がありまして、これらについて事実関係を明らかにするとともに、事業の執行体制の適正化を図るため、本年一月に、大臣の...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在、調査委員会におきまして、過去五年間に農業構造改善事業及び山村振興事業に関係するポストに在職した職員を対象に、今言われました会食それから旅行、農林水産省の職員倫理規程に触れるような行為につきまして網羅的に調査しているということで、私も報告を受けております。
○玉沢国務大臣 中間報告として、見ました。
○玉沢国務大臣 先ほどから委員もおっしゃっておるように、これは中間報告ですから、調査委員会は続行しまして、さらに問題点があるかどうかというような点については調査をしてきた、こういうように報告を受けております。  したがいまして、今後、いろいろな問題点があったとすれば、その調査も...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに御指摘の点もあるわけでございます。  この調査委員会は誠意を持ってやったと思いますけれども、強制捜査権はないわけでありまして、限界もあるということも御理解をいただきたいと思うんですが、できる限りの事実確認に努めておるということであります。  それで、精力...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業構造改善事業といいますのは、御承知のとおりの、農業発展のために努力するという事業であります。そういう事業を進めていく上におきまして、いささかでも疑念を生ずるような事態があったならば、これはみずから襟を正さなきゃいかぬ、そういう趣旨でこの調査委員会を設けられた、...全文を見る
○玉沢国務大臣 今調査中でございますので……
○玉沢国務大臣 受けております。
○玉沢国務大臣 御指摘の点につきましても、調査対象として現在調査中との報告を受けております。
○玉沢国務大臣 調査対象として、現在調査中との報告を受けております。
○玉沢国務大臣 調査委員会は、事実があった場合に調査するという形できたと思います。つまり、姿勢としましては、中間報告を出したのは、中間報告ですから最終報告じゃないわけですから、調査委員会が続行してきているということは、当然問題意識を持って調査に当たってきた、こういうふうに認識して...全文を見る
○玉沢国務大臣 前大臣は、調査委員会を続行し、事実があった場合は直ちに調査に入る、こういうことを国会でも明言をされている、こういうふうに考えておりますので、決して隠ぺいするとかなんとかということではございませんで、ちゃんと倫理規程に従って行われているものと思います。
○玉沢国務大臣 何回も申し上げておりますけれども、調査委員会は継続してまいりまして、新たな事実とかそういうことが起きた場合におきましては当然再調査するわけでありますから、指示があったという趣旨は、再調査をこの件についてはやるべきではないかということであると思います。
○玉沢国務大臣 身内に甘ければ調査委員会など最初から設けないですよ。しかし、設けたということは、みずから明確にしっかりやっていく、こういうことなんでありまして、これは前大臣が決意したという趣旨を、やはり理解していただきませんといかぬと思うわけでございます。  それで、具体的な点...全文を見る
○玉沢国務大臣 やはり、これは行政システムの点で問題がないか、あるいは個人的な道義の問題としても問題がある、そういう観点から当然調査をしておるわけであります。
○玉沢国務大臣 反省すべきところは反省するという観点で取り組んでおります。
○玉沢国務大臣 今御指摘をされた非公共五協会というもの、全国農業構造改善協会、日本農村情報システム協会、農林漁業体験協会、二十一世紀村づくり塾、ふるさと情報センター、以上です。
○玉沢国務大臣 農林省をやめましてから再就職した人がいるというふうに伺っています。
○玉沢国務大臣 委託費等の補助金と伺っております。
○玉沢国務大臣 農林漁業体験協会は、農林漁業の体験活動を推進することを通じて、農家民宿の普及を図り、グリーンツーリズム等都市と農村の交流を促進することを目的として設立された公益法人であります。  具体的な業務内容としましては、農村休暇法に基づく農家民宿の登録、都市と農村の交流の...全文を見る
○玉沢国務大臣 農林漁業体験協会においては、協会の趣旨に賛同する市町村、個人、法人が、理事会の議決を経て、一定の会費を納めれば賛助会員となることができると聞いております。また、体験協会が市町村などからコンサルタント業務の委託を受けた場合、その業務の性格、量に応じて一部業務を民間企...全文を見る
○玉沢国務大臣 丸投げ丸投げと言っていますけれども、業務の仕方については、全部が全部その協会でやれるというわけではないですから、それは民間に委託する部分もあると思うわけでございます。  それで、今後のことでございますけれども、やはり中間報告を踏まえまして、業務運営の透明化、効率...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査をし中間報告を出したという趣旨は、みずからを厳しくし、またそういうような事態を今後生ずることがないよう反省の上に基づいて行う、こういう趣旨でございます。  特に、この農業構造改善事業等のコンサルタント業務につきましても、例えばですよ、その発注が市町村等の自発...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業構造改善事業につきましては、御指摘のような点も含め、種々の問題点が提起されていることにかんがみまして、本年三月及び十月に学識経験者から成る第三者委員会を開き、事業手続の改善につき意見を聞いて、手続の適正化、透明化の措置を講じてまいりたいと存じます。  なお、...全文を見る
○玉沢国務大臣 当然、責任を持って調査をするわけでありますから、調査結果は公表する。同時に、今後とも御指摘の五つの公益法人につきましては、それぞれ専門的分野から、農業構造改善事業、山村振興事業の推進を図る公益的な活動を行ってきているところでありますが、本年二月の調査委員会の中間報...全文を見る
○玉沢国務大臣 納得のいくような措置をとるようにしてまいりたいと思います。
○玉沢国務大臣 予算の執行、組織のあり方についても早速に検討し、措置をとる、こういうことです。
○玉沢国務大臣 主務大臣といたしまして、公益法人に対する一般的な指導監督は行っておりますが、政治資金規正法に基づく報告を受ける立場にはございませんので、そのような事実については承知しておりません。
○玉沢国務大臣 日本国憲法の立場から、当然のことです。
○玉沢国務大臣 未来永劫ないとは言いません。当面ない、当面ないと。これは組織本部長として申し上げたわけでありますけれども、しかし、それは去年の五月でございますね。その後、政治的な変化等もありました。参議院で我が自由民主党は過半数を確保することができない、そういう中の苦しい状況等を...全文を見る
○玉沢国務大臣 一つの政権を維持するためには、一党で過半数を制して政権を確保するというのが最も理想的なことでございます。しかしながら、それができない場合におきましては連立を組むということも政策協議を通じて行うことができるわけでありますから、したがいまして、一つの発言は発言ではあり...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が党において連立を組む場合におきましては、党内の手続を経まして、党議を決定してやっていく。それにおきまして意見を言い、党議決定がなされたわけでありますから、党員としてそれに従っていく、これも政治家の道であると私は思います。  また同時に、光栄なことにも大臣とし...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、中国と米国との話し合いがついてWTOに加盟する道を一歩切り開いたということは評価しなければならぬ、このように思います。それで、中国が正式にWTOに加盟していくためには、まだ引き続き残る二国間交渉の妥結とか加盟議定書の確定などを行う必要がありまして、これらの作...全文を見る
○玉沢国務大臣 日本と中国との二国間については大体話がついておるわけでありますが、やはり十二億の民に食料を供給するという農業の重要性、それからまた、農業があの広大な地域において果たしておる役割、特に、例えば治山治水とかいう点におきましては洪水の防止とか国土の保全、環境の維持、多面...全文を見る
○玉沢国務大臣 端的に言いますならば、委員が今おっしゃられたことと全く同じでございます。  この第二十条の中には、長期的な改革を目指して、こういうふうに言っておるわけでございますけれども、長期的に貿易的な観点から徐々に改革をしていくという趣旨だと思うわけでございますが、一部のケ...全文を見る
○玉沢国務大臣 この作業は、現在ジュネーブで大使級クラスの交渉が事務局との間に行われていると伺っております。したがって、意見になかなか隔たりがあるわけでございますので、必ずしも統一した見解で案が出されるというふうには今のところは思っておりません。むしろ並列的に、各グループの主張あ...全文を見る
○玉沢国務大臣 三十日までにまとまれば非常にいいわけでありますけれども、しかしながら、我が国としましても、できるだけ今、準備プロセスと言っておるわけでありますが、これに積極的に参加しまして我が国の考え方が反映されるように最大限の努力を行っているところでございます。  しかし、そ...全文を見る
○玉沢国務大臣 十三日からつい昨日までFAOの総会に出席をしてまいりました。FAOは、御承知のとおり国際連合の一機関で、世界の食料をどのように扱っていくかということについての大きな権限を持ってやっておるわけでございます。そこで私は演説をいたしまして、食料の安全保障の重要性、それか...全文を見る
○玉沢国務大臣 EUは、農産物の輸入大国であると同時に輸出大国でもあります。我が国とは異なる側面はありますけれども、次期農業交渉における基本的なスタンスは、我が国同様、農業の多面的機能を重視する立場であると承知いたしておるわけであります。  そういう面におきまして、私が昨日まで...全文を見る
○玉沢国務大臣 次期農業交渉は、WTO農業協定上、改革過程の継続のための交渉と位置づけられておりますが、その一方で、いわゆる非貿易的関心事項についても考慮に入れて交渉を行う、これは今まで申し上げてきたとおりでございます。  我が国は、この次期交渉に臨むに当たりましての基本的考え...全文を見る
○玉沢国務大臣 まだ現在のところは、シアトルの閣僚会議において今後の交渉の段取りとかルール、そういう枠組みをつくっていくという段階でございますので、米の関税をどうするかという交渉には入っておりません。  しかしながら、前回の決められたルールに伴いまして我が国が関税化をいたしたわ...全文を見る
○玉沢国務大臣 この農業協定の中に含まれております趣旨は、やはり農業といいますのは単なる市場原理だけでは、つまり、農業の継続、維持はできない、あるいは、貿易におきましても、自由化という言葉だけでは、農業といいますものは必ずしも発展することはできない、そういうような意味が十分込めら...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御指摘のとおりでありまして、やはり外交交渉に臨むに当たりましては、国論を統一して臨むということが最も強いスタンスを確保できる、こう考えておりまして、御指摘のように、国民各界各層へ幅広い説明や関連情報の提供を通じまして、次期の交渉に臨んでいく、多くの人々の理解...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、基本的には、今言われましたように、当然のことでありますが、現協定下においてこれを変える考えはありません。  次期の農業交渉はこれから行われるわけでございまして、その第一段階として、シアトルの閣僚会議におきまして、今後の交渉の枠組みその他を決めるということに...全文を見る
○玉沢国務大臣 さっきも言いましたように、交渉の結果がまだあらわれないときにどうこうするということのお話でございますので、とにかく、現在の状況においての見解を示しておるわけであります。
○玉沢国務大臣 先ほどしゃべったことでわかると思います。
○玉沢国務大臣 次期農業交渉は、WTO農業協定上、改革過程の継続のための交渉と位置づけられておりますが、その一方で、いわゆる非貿易的関心事項についても考慮に入れて交渉を行うことが合意されております。  我が国は、次期農業交渉に臨むに当たっての基本的考え方を日本の提案として取りま...全文を見る
○玉沢国務大臣 今まで二百二十万トンぐらい入ってきておるわけでございますけれども、この中でかなりの部分も外国に食糧援助としてやっておりますし、また処理の方法についても、主食に影響がないように、こういうことでやってきておりますので、趣旨に基づいて最大限の努力をしてきておる、そう考え...全文を見る
○玉沢国務大臣 先週も委員から、米を家畜の飼料にするのはいかがなものであるかというお話がございました。しかし、この過剰対策としまして、やはり生産者の皆さんの合意もいただきながら、この処理を決定いたしておるわけでございます。  飼料米ということになってまいりますと、我が国におきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 できるだけ国内に影響を与えないという措置としてやってきたわけでございますから、その趣旨は生かされていると思います。
○玉沢国務大臣 前回の交渉経過をもう少し見ておく必要があると思います。  つまり、我が国がミニマムアクセスを受けるに当たりましては、やはり日本の食料政策の中で国家が米を管理しておる、いわゆる国家貿易、要するにこれが明確に担保されるということが必要だったのではないか。そういう観点...全文を見る
○玉沢国務大臣 関税が下がっていくということでありますけれども、今の予想では、下がったとしましても影響はない、こういうことです。
○玉沢国務大臣 そういう事態におきましても、極力影響のないようにやっていくという考えで対処しておるわけです。
○玉沢国務大臣 否定とか肯定とかということではなくて、要するに、この統一見解に基づいて努力しているということです。
○玉沢国務大臣 ミニマムアクセスについては最初から影響されないように最善の努力をしておるわけでありますが、国内の需給のバランスについては常に注意を払って、需要と供給がよくバランスのとれた形に持っていくということが大事だと思います。
○玉沢国務大臣 まず、計算の方式によりまして決定したということを御理解いただきたいと思います。
○玉沢国務大臣 需要と供給、こう言うのでありますけれども、鉱工業製品と違うところは、要するに、計画したとおりに必ずしも一〇〇%とれるかどうかということ、場合によってはとれない場合もある。それが作況指数一〇二とか三とかいうような場合、これは、計画よりも供給がふえるわけでありますから...全文を見る
○玉沢国務大臣 本年四月の米の関税措置への切りかえに当たりましては、WTO農業協定の規定に従いまして関税率を設定いたしました。その結果、関税は、平成十一年度でキログラム当たり三百五十一円十七銭、平成十二年度で三百四十一円となっているところであります。  最近の外国産米の輸入価格...全文を見る
○玉沢国務大臣 米の需要が減退しているという状況でありますけれども、やはり米の消費をふやすための手だても考えて、あわせて推進していかなければならぬと私は思いますよ。ただ、減っていくことだけを議論していけば、そうなんですけれども。
○玉沢国務大臣 関税が二・五%ずつ下がるということでありますが、これは、協定によりまして、ウルグアイ・ラウンドの際は六年間ということでありますから、来年まででございまして、次の交渉の行われている最中におきましては、実施されないわけであります。そこのところもよく考えていただきたい。
○玉沢国務大臣 委員の御趣旨はよくわかりました。我々も同じ考えでございますが、ただ、御承知のとおり、交渉の枠組みを決めるいわゆるシアトルの閣僚会議、これに今全力を集中しておるわけでありまして、それとも関連することだと思うわけでございますけれども、閣僚会議の後にどのような交渉が行わ...全文を見る
○玉沢国務大臣 決意がなくして交渉しません。
○玉沢国務大臣 武士に二言なし。
○玉沢国務大臣 今回の交渉には、地球的規模での環境問題や食品の安全性等の観点から、市民グループが強い関心を寄せておりまして、シアトル閣僚会議に対して、各国から多数のNGOがオブザーバーとして参加することになっておると伺っております。こうした状況を踏まえれば、農林水産関係者のみなら...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、我が国の国益を守るとの観点から、最大限努力してまいる所存でございます。(拍手)
○玉沢国務大臣 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林漁業団体職員共済組合制度におきましては、近年、年金受給権者の増加、現役組合員数の減少が続く中で、組合員の将来の掛金負担の急騰が見込まれ、制度...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回のFAO総会は、二年に一回、加盟国の閣僚レベルの代表が参加して開催される最高の意思決定機関でありますが、特に今次総会は、二十一世紀の農産物貿易ルールを決めるWTO次期交渉の開始を間近に控えた重要な時期に開催をされました。  私は、十一月十五日、こ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 前回の交渉において決定をしまして、一部自由化という形でミニマムアクセス米を受け入れるということになったわけでございますが、我が国といたしましては、これが国内の生産に影響を与えないようにいろいろな施策を講じてきたところでありまして、今後もこの交渉におきま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業協定の第二十条におきましては、六年間あるわけですが、例えばいろいろな関税を削減したりそうしたことを行う、そうした実行がどういうような影響を与えたかということも含めて、そういう評価も含めて、そういう点も考慮して交渉を行う、こういうことにもなっておりま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 関税化することによりまして、ミニマムアクセス米を入れる量は減っておるわけですね、交渉によってでございますけれども。増加量は減りますね。(「増加量じゃなくて率だよ」と呼ぶ者あり)そういうことです。  それで、交渉においてどういうふうに行うかということは...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、御趣旨はよくわかります。しかし、今なさなければならぬことは、WTOの次の交渉の枠組みを決めることにおいてどうするかということによって次の段階が来るわけでありますから、そうした委員の御意見も踏まえてこれからの交渉に当たらなきゃいかぬと思いますが、具...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 選択肢の一つとして承りました。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 広範な議論をしなければならない、こういうことでございまして、今からそのことだけを交渉の中に位置づけるということはどうかと思いますので、ここでそれをそうしますというようなことはまだちょっと時期尚早だと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 次期農業交渉におきましては、二十一世紀の我が国農林水産業を担う方々が明るい展望を持って農林水産業に取り組める交渉結果を獲得する必要があると考えております。閣僚宣言は次期交渉の開始に際して重要な意味を持つものでありまして、我が国の主張の足がかりができるよ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは極めて重要な問題であると認識いたしております。不測の事態が生じた場合をどうするか、これがこの基本法に掲げられておるわけでございますけれども、不測の事態といいますのは、凶作とかあるいは天候の異変によりましての災害とか、紛争が起きて食料が日本に入って...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員から御指摘をいただきましたように、私の岩手県の農業土木の四百年祭に御出席をいただきまして本当にありがとうございました。  私は、日本の農業の特質は、非常に地理的に不利なところを農業土木を通じまして開削しまして、そして農地を拡大して自給をしてきた、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員からお話がありましたように、確かに我々が近代日本を形成するに当たりましてモデルとしてきた国々の水準に追いついてきた、そして今混迷の時期を迎えているんじゃないか、こういうお話がありました。しかし、モデルとするものがなくなったとしましても、それだけにみ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料自給率の設定でございますけれども、例えばカロリーベースでいえば四一%というのが現状であるわけでございます。  ただ、カロリーベースだけの自給率ということになってまいりますと、例えばカロリーに余り貢献しない野菜等の生産等の自給はどうなるかというよう...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 基本計画は、おおむね十年程度をめどにしまして基本理念を実現するための施策を定めるものでありますが、社会情勢の変化に伴う実態からの乖離を防ぐために、情勢の変化や施策の効果に関する評価を踏まえましておおむね五年ごとに見直すことになっておるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、外国との関係におきましては、WTOの交渉の中におきまして今対立している見解としましては、ケアンズ・グループが主張しておりますように農産物の貿易を他の鉱工業製品と同じようにすべきだ、もしそういう意見が認められるようなことになりましたならば、これは大...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) イギリスの例を挙げられたわけでございますが、イギリスの例と日本の例を対照比較してみますと、いろいろとそこに問題点といいますか、課題があると私は思います。  私は、安全保障の問題について、防衛庁長官もやりましたので多少の知識はあるつもりでございますが、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国内の農業生産に必要な農地の面積につきましては、食料自給率の目標と関連していることから、品目ごとの作付面積の積み上げ等を通じまして基本計画の中で明らかにしていく考えでありまして、現在、基本政策審議会で御審議をいただいておるところであります。  このう...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 優良農地として農振法の農用地区域内に確保されている農地の面積は四百三十五万ヘクタールでございます。全体の農地面積のほぼ九割に該当いたしております。したがって、必要な農地面積を確保するためには、まずこのような優良農地を確保していくことが重要と考えておりま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 従来の価格支持政策には消費者のニーズが生産者に的確に伝わらず、結果として国産農産物の需要の減少を招いた面があることから、新基本法では、需給事情や品質評価を適切に反映して形成され、合理的に説明可能な価格、すなわち合理的な価格で食料を供給することを基本理念...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 米の価格低下の悪影響は稲作依存度の大きい大規模経営ほど大きいと思います。大きいので、むしろ大規模経営ほど需給と価格の安定のための生産調整のメリットを受けるものと考えております。この意味で、米の生産調整は大規模経営の経営の安定とは必ずしも矛盾するものでは...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のお話のとおりでございまして、やはりこうして有機米の栽培に努力している農家が報われるような方途をとる必要があるんじゃないか。できるだけ表示その他によりまして、消費者が価格が高くてもこれを購入することができるようにしていくということが大事じゃないか、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大綱を決めるに当たりましては、やはり米も重要でありますが、同時に自給率を向上せしめる、こういう観点から麦、大豆、飼料作物の本格的な生産を行うことによりまして自給率の向上にも資する、こういうことから、本格的な生産に取り組めるようなそういう政策を展開すると...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は現在なお実施期間中でありますが、これまでの実施状況を見ますと、農業生産基盤や農業近代化施設の整備、農地の利用集積等により、担い手の経営規模の拡大、労働時間の短縮、生産コストの低減等の面で着実な成果を上げていると思い...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 外国との比較におきましては、一戸当たりの耕作面積でありますが、農地の集積を図っていくという場合におきましてもある程度の制約がある。しかし、その中でもやっていかなきゃいかぬ。それは六年ぐらいではとてもできるわけではないんですね。  つまり、例えば福島か...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ちょっとこれは私の手元に今ございませんが、後で調べます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 重要な御指摘だと思いますが、我々が今、WTOで何をしようとしているかといいますと、農産物の貿易、これは競争力に相当の差があり過ぎる。したがいまして、他の鉱工業製品と同じような貿易ルールを農産物貿易に適用するのは困難である、それはおわかりでしょう。  ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、農家負債について見ますと、平成十年末の販売農家の借入金は平均三百二十七万円となっており、地域的には北海道が千四百十六万円、都府県が二百九十三万円となっております。個別事例をとってみますと、現下の農業情勢のもとで経営部門や経営規模により借入金の額が...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自給率についてはカロリーベースで表示されておるわけでありますが、現在四一%でございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 九年度です。  それから、カロリーベースの食料供給可能量に関しましては、農林水産省におきまして、現状程度の農地面積、農業生産技術などを踏まえた一定の前提を置き、熱量効率を最大化した場合に、輸入が一切なしに国内農業生産だけでどれだけの熱量が供給可能かと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは非常に興味深い数字であると同時に議論だと思います。  つまり、私が今申し上げたのは、第二次世界大戦の末期に完全に海外からの供給が断たれた。私は、安全保障というのはそういうところからスタートしなきゃならぬと思いますが、そういう場合におきまして、国...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御指摘のように、例えば小麦を見ますと、これは収量が外国と比べますと半分です。これは日本の立地条件を見なきゃいかぬのでありまして、やはり収穫期に雨が降ってくる、こういうようなことで災害が起きますから、したがって五月のまだ暖かいうちに、つまり雨がまだ降...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 道府県農業大学校は、就農希望者を初めとする農業の担い手育成のための実践的な研修教育を行う施設として、現在四十一道府県で設置されております。残りの六都府県では、農業大学校という名称ではありませんが、別途、農業短大等の機関に農業の担い手育成の機能を持たせて...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国といたしましては、遺伝子組みかえ体にかかわる問題が総合的な検討を必要とするものであるとの考え方に基づきまして、GMOにかかわる問題等新たな課題について多角的に検討する場の設置をWTOに提案したところでございます。  GMOに関する論議を行うに際...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 中国の穀物生産は、これは芋類も豆類も含んででありますけれども、近年、政府の生産増強策により作付面積が増加したこと、作柄がよかったことなどから増産傾向にあり、昨年は史上最高の五億一千二百万トンとなっております。このため、穀物需給は、近年、全体として緩和傾...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 発言のお許しをいただきまして、恐縮でございますが、先ほどの峰崎議員の大区画水田の質問について、この際、御回答申し上げます。  我が国の水田で最大の区画は千葉県佐倉市の七・四ヘクタールであります。なお、試験的には岡山県岡山市に十・四八ヘクタールの水田が...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員のおっしゃられた数字はそのとおりでございます。  農林水産省の公共事業についての質問でありますが、確かに繰り越しは発生しておりますけれども、これは平成四年度以降、年度後半に経済対策等の補正予算が編成されておりまして、国会で議決された後、都道府...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国農業・農村の現状を見ますと、諸外国に比べ経営規模が著しく小さいこと、生活環境の整備水準が立ちおくれていることなどの状況にあります。農業関係公共事業は、このような状況を踏まえて、生産性の高い経営体を早急に育成するための基礎的条件である圃場等の生産基...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員が言われましたように、確かに目的としたところが達成できなかった事業もあるかとは思いますけれども、日本の農業全体のことを考えてまいりますと、生産基盤の充実であるとか、それから農村の生活環境をよくしていくとか、こういうことについては喫緊の問題が提起され...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず米国の問題から申し上げますが、米国におきましては価格政策の見直しに伴う直接支払いが行われておりますが、我が国におきましても、価格政策の見直しに応じ、育成すべき農業経営に対する経営安定対策を講ずることとしており、麦、牛乳・乳製品、大豆等について新たな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 予算をふやしていくということによって解決する部分もあるとは思いますが、まず行っておりますことは、要らない予算を回すとかなんとかということじゃなく、一番有効な政策に必要な予算を確保する、こういう考え方で対処しているということを申し上げたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 要求は要求として承りました。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 従来の価格支持政策には、消費者のニーズが生産者に的確に伝わらず、結果として国産農産物の需要の減少を招いた面があることから、新基本法では、需給事情や品質評価を適切に反映して形成され、合理的に説明可能な価格、すなわち合理的な価格で食料を供給することを基本理...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国内支持の取り扱いにつきましては、ケアンズ・グループなどは青の政策なども含めてすべての貿易歪曲的な国内支持の大幅削減または廃止を主張しております。  これに対し我が国は、現行のWTO上の国内支持の規律については貿易や生産への影響の度合いに応じて緑、青...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 趣旨としましては、この交渉を通じまして日本の農業が立ち行く方向というものを明確に交渉によって得るということがポイントでございまして、関税の率をどういうふうにやるかどうかということは今後の交渉でございますから、できるだけ私としましては日本の農業が発展する...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、交渉しなければなりませんから、余り今から予見を交えて話をするということは差し控えたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 輸入関税については削減約束が課されている一方、輸出税については何ら約束されていないこと、輸入国に輸入機会の設定義務が課されている一方、輸出国には一定の条件での輸出規制、禁止が認められていることなど、輸出国と輸入国の権利義務のバランスが確保されていない、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御指摘のとおり、米は日本の重要基本作物であります。  したがいまして、次期交渉におきまして米の取り扱いにつきましても、我が国における米や稲作の重要性にかんがみ、農業の多面的機能や食料安全保障等の非貿易的関心事項が十分反映された内容での合意を目指...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 一昨日、FAOの会議から帰ってまいったわけですが、その際におきまして、従来から我が国と主張を同じくする多面的機能フレンズ国、中核五カ国と言っておりますが、この中でお互いに確認し合ったことは、我々の主張をできるだけ多くの国々に賛同を得るということで活動し...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 長くしゃべっても短くしゃべっても決意は同じですから、以上です。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 変わりません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全体と言いますが、何が全体でしょうか。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 政府としてもその考えは変えておりません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 途上国の中にもケアンズ・グループにも参加している国もあります。食料輸出国という位置づけだと思います。しかしながら、多くの国々は輸入国も相当あるわけでございますから、そういう途上国につきまして、その置かれた状況、ニーズに応じて協定上の義務の円滑な実施に対...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のおっしゃられるとおりでございまして、現段階では遺伝子組みかえ大豆の生産振興を行うことは考えておりません。消費者や食品産業の求める大豆の生産を推進することにより国産大豆の振興を図ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 実効性を確保するように、農林中金との統合を志向しておる信連については、統合に向けた取り組みを促すとともに、統合に向けた個別協議が着実に進められるよう農林水産省といたしましても農林中金及び信連を適切に指導してまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまの御決議につきましては、その意を体して、我が国の国益を守るとの観点から、最大限努力してまいる所存でございます。
11月24日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○玉沢国務大臣 農林年金制度につきましては、厚生年金制度や他の共済年金制度の改正に準じて改正を行うこととしております。  お尋ねの改正の要点はいかがかということにつきましては、まず第一に、共済年金の給付水準を適正化すること、共済年金の額は、六十五歳以降賃金スライドを行わず、物価...全文を見る
○玉沢国務大臣 農林漁業団体は、今後の農林年金制度のあり方を検討した結果、農林年金の組合員数が農協系統組織の整備、合理化の取り組みにより急速に減少している状況等を踏まえまして、厚生年金との早期統合を組織決定し、関係省庁に要望してきているところでございます。  農林水産省といたし...全文を見る
○玉沢国務大臣 農林年金と厚生年金との統合のためには、新たな年金制度の枠組みで財政再計算を行い、社会保障制度審議会年金数理部会で検証していただき、公的年金制度に関する一元化懇談会等において、関係者間の調整や合意形成を図る等の手続が必要であります。  いずれにしましても、農林水産...全文を見る
○玉沢国務大臣 公的年金制度は、委員も今認識を示されましたように、国民の老後生活の柱としての役割を果たしており、老後生活の安定を確保していくためには、将来とも安心して年金が受給できるものとすることが不可欠であると考えております。  今回の公的年金制度の改正は、少子高齢化や経済の...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、銀行との関係でお話がありましたけれども、今小渕内閣におきましては、景気を回復させるためにあらゆる施策を講ずる、こういうことで努力をいたしておるわけであります。銀行が困ったら、銀行に支援は幾らでもするというふうに言われましたけれども、これは、銀行が経営を立て直...全文を見る
○玉沢国務大臣 先ほどお答えしましたように、今回の公的年金制度の改正は、少子高齢化や経済の低成長が見込まれる中で、将来世代の過重な負担を防ぐとともに、確実な給付を約束する考えに立って、制度全般にわたり抜本的な見直しを行ったものでありまして、この点を強調したいと存じますが、御理解を...全文を見る
○玉沢国務大臣 農林漁業団体は、今後の農林年金制度のあり方を検討した結果、農林年金の組合員数が農協系統組織の整備、合理化の取り組みにより急速に減少している状況等を踏まえまして、厚生年金との早期統合を組織決定し、関係省庁に要望してきておるところであります。  農林水産省といたしま...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の改正は、厚生年金と同様に、年金の給付水準の適正化、支給開始年齢の引き上げ等を行うものでありまして、この改正により、給付費用の増加が次第に抑えられ、将来的には、現行の計算方式による場合と比較して、現役世代の負担総額が軽減されると試算されているところでございます...全文を見る
○玉沢国務大臣 保険料の凍結につきましては、現在の我が国の経済社会等の情勢を総合的に勘案をしまして、景気回復のために行われる諸施策との整合性を確保する観点から、緊急避難的に行われたものであります。  農林年金の共済掛金率につきましては、他の共済年金制度と同様、共済組合の組合会の...全文を見る
○玉沢国務大臣 共済組合の組合会の議決事項であります。
○玉沢国務大臣 他の年金も凍結をしておるということでございまして、凍結ということにつきましては、先ほど言いましたような共済組合の組合会の議決事項で行われるものと考えます。
○玉沢国務大臣 そのような方向で議論をしていただければ前に進むと思います。
○玉沢国務大臣 仮に共済掛金率を据え置くこととした場合、財政状況が厳しくなることも予想されますが、年金額のさらなる適正化の必要性につきましては、今後、厚生年金や他の共済年金と共通のものとして、検討されるものと理解しております。
○玉沢国務大臣 平成八年三月における「公的年金制度の再編成の推進について」の閣議決定におきましては、農林年金について、財政再計算時ごとに、制度の位置づけについて検討を行うこととされております。
○玉沢国務大臣 この検討とは、同じ閣議決定の中にうたわれておりますように、各制度が漸進的な対応を進めつつ、その統一的な枠組みの形成を目指すという方向に沿った、公的年金制度一元化の検討のことであると理解しておるところであります。
○玉沢国務大臣 それを目指す、こういうところであります。
○玉沢国務大臣 農林漁業団体は、今後の農林年金のあり方を検討した結果、農林年金の組合員数が農協系統組織の整備、合理化の取り組み等により急速に減少している状況を踏まえまして、厚生年金との早期統合を組織決定したのが平成十年十二月でありまして、関係省庁に要望してきているところであります...全文を見る
○玉沢国務大臣 団体の希望としてはそういうふうに承っておるわけでございますけれども、統合につきましては、先ほど申し上げたような手続を経て進めていくという必要があるわけでございますので、今後のことにつきましては、この手続を進めながら、できるだけ早く統合ができるように努力していく、こ...全文を見る
○玉沢国務大臣 もう少し手続の経過を見まして判断したいと思っておるわけでございますが、現時点におきましては、法案の提出時期について申し上げることはまだ時期尚早であると考えております。
○玉沢国務大臣 農業者年金は、昭和四十五年の制度発足以来、農業者の老後生活の安定と農業構造の改善に一定の役割を果たしてきたところであります。しかし、農業情勢は大きく変化し、近年、財政事情も極めて悪化しております。  こうした状況の変化等にかんがみ、食料・農業・農村基本法のもと、...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業者年金制度の抜本的改革につきましては、農政上、年金財政上の課題に適切に対応するため、農業者年金制度研究会におきまして熱心かつ慎重な検討がなされているところであります。  このため、当初予定しておりました十一月中に取りまとめを行うことは難しい状況になっておりま...全文を見る
○玉沢国務大臣 その法案につきましては次期通常国会に提出することを予定し、現在準備を進めているところであります。
○玉沢国務大臣 農業者年金制度の抜本的改革につきましては、食料・農業・農村基本法の理念に即した形で、かつ長期的に安定した制度となるよう実施することとしておりまして、現在御論議をいただいているところであります。年内に取りまとめるという方向でお願いをしているところでございますので、御...全文を見る
○玉沢国務大臣 一つは、農業政策上、年金財政上の問題点の重大性を直視し、現行制度を根源から見直す必要があるということ、農業の担い手の確保、育成を図るとともに、農地等の経営資源を次世代の担い手に継承することが重要な課題であること、このような課題につきまして、現在ある農業者年金の枠組...全文を見る
○玉沢国務大臣 ちょっと念頭になかったので、委員から教えていただければありがたいと思います。
○玉沢国務大臣 委員の御趣旨に決して反しているわけではないわけでありますけれども、いろいろな変化等が生じまして、現行のままで参りますと、なかなか農林年金も確保できないんじゃないか、そういうことで、できれば統合しながら進めていくということが将来においても安定してくるのではないか、こ...全文を見る
○玉沢国務大臣 公的年金制度につきましては、昭和六十年の改正におきまして、国民年金がすべての国民共通に定額の基礎年金を支給する制度とされるとともに、その上乗せを行う被用者年金制度におきましては、それまで異なっていた厚生年金と共済年金の年金額の算定方式を基本的に同一とすることにより...全文を見る
○玉沢国務大臣 公平化という方向で検討した、こういうことです。
○玉沢国務大臣 大変大事な御指摘だと考えております。  団体が統合を決議しまして、これを進めていくという上におきましては、団体もこれに見合ったことを団体内でもやっていかなければならぬ、こう思うわけでございます。今、例えば六十五歳の定年の年齢制の導入が検討中であるのは、既に導入し...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員は、農協の経営自体が米の一部輸入の件からなされてきておるのじゃないか、こういう御意見でございます。確かにそういう点もなきにしもあらずだとは思いますけれども、しかし、米のミニマムアクセスの問題等におきましては、国内の市況に影響させない、こういうことに全力を挙げ...全文を見る
○玉沢国務大臣 農協も、経営を主体として考えてまいりますならば、時の経済社会情勢の変化にどう対応していくかということが一番大事なことだと思うわけでございます。  つまり、バブルが崩壊をしまして、金融問題等が生じまして、それ等も大いに影響しておるわけでありますから、そういう点も勘...全文を見る
○玉沢国務大臣 次世代の子供さんたちがたくさん生まれまして立派に育っていくということは、共通の政治目的でもありますし、社会、国民全体がその方向を目指していかなければならない、こう考えるわけでございまして、今回のこの改正における育児休業制度等も極めて大事なものである、こう考えており...全文を見る
○玉沢国務大臣 女性の働く方々につきましては、男女雇用機会均等法の基本的理念にもありますように、性別により差別されることなく、母性を尊重されつつ充実した職業生活を営むことができるようにしなければならないものと承知しております。  こうした趣旨を踏まえれば、特に女性職員が七割強を...全文を見る
○玉沢国務大臣 先ほどは、統合という方向で決定するという団体の決定は遅かったんじゃないかというようなほかの委員の意見もございました。  農林漁業団体は、今後の農林年金制度のあり方を検討してきたと思うのです、時間をかけて。そしてその結果、農林年金の組合員数が農協系統組織の整備、合...全文を見る
○玉沢国務大臣 もろもろの要因があって、そのような方向でございます。
○玉沢国務大臣 やはり年金は、御承知のとおり、老後の安心、安全を得るということが根本だと思います。今非常に厳しい情勢にありますけれども、何としてもそれを統合によって保障していくということが条件だ、こう申し上げておきたいと思います。  具体的には、社会保障制度審議会の年金数理部会...全文を見る
○玉沢国務大臣 当然、委員の御指摘のとおりあると思います。
○玉沢国務大臣 やはり、農林年金そのものも一生懸命努力をしてきた、私はそう評価しておりますし、今後もそうすべきだと思います。
12月06日第146回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○玉沢国務大臣 国家基本問題を議論するという趣旨でありますが、私の立場から申し上げますと、朝食のメニューをまず議論するということは極めて幼稚ではないか、こういうように感じました。もし朝食のメニューを議論するということであるならば、朝食から見た食糧の自給率の問題、また食糧の安全保障...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○玉沢国務大臣 一月に発足しました調査委員会におきましては、現在、構造改善事業及び山村振興事業に関係するポストに在籍した職員を対象に、網羅的な調査を精力的に行っているとの報告を受けております。しかしながら、調査対象者が百名程度であること、事実確認が必要であることから、取りまとめに...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査委員会は、みずからを正しくして国民のために奉仕する、こういう趣旨でみずからを厳しく調査をしまして、今それをやって、事実が出た場合におきましては処分もする、改善もする、こういう考えでやっておるわけでございますので、その点を御理解いただきたいと思います。  全部...全文を見る
○玉沢国務大臣 いみじくも委員が言われましたように、極めて珍しいことである、つまり、大臣が直接、調査委員会をみずから指令してつくるということは珍しいことである、異例のことであると言われましたが、そういう異例なことをやるということは、みずからの姿勢を厳しく正しくする、前大臣のそうい...全文を見る
○玉沢国務大臣 明確になったところは処分をいたしております。事実が明らかになって、倫理規程に違反したような事実があった場合は、それに従って処分をしているはずであります。
○玉沢国務大臣 二月に取りまとめた中間報告を踏まえ、三月から四月にかけて、地区認定等の基準の明確化や、第三者委員会の設置等による適正かつ円滑な事業の実施、倫理規程の遵守についての職員への注意喚起、他の専門分野との大幅な人事交流を逐次実施しており、改善すべき点は改善してきております...全文を見る
○玉沢国務大臣 討論であればノンペーパーでやります。しかし、あなたが質問しているのは、事実関係を質問しているわけでしょう。事実関係を明確にしゃべるためには、ペーパーを持ってしゃべることは何が悪いんですか。
○玉沢国務大臣 ペーパーについての見解を申されたから、ペーパーについての見解を申し上げたんです。  だから、事実について申し上げるというんであれば、要するに、改善すべき点は改善して、倫理規程の遵守についての職員への注意喚起、他の専門分野との大幅な人事交流等を逐次行った、こういう...全文を見る
○玉沢国務大臣 だから、人事交流を行ったり、人事交流の……(発言する者あり)
○玉沢国務大臣 静かに聞いてください。私は何もどなっているわけではありません、声が大きいだけですから。  職員への口頭注意も処分の一つです。それから、人事交流も行ったということを言ったわけですから、改善すべき点について申し上げたわけです。
○玉沢国務大臣 注意を喚起した五名のうち四名は、昼食及び会食時に経費は本人負担したが、職員倫理規程上の会食等の届け出を提出していなかったので、倫理規程第六条第四項の人事管理上の必要な措置として、上司から注意を喚起したところであります。また、早期退庁した残りの一名及び会食をし昼食時...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御主張のとおりでございますが、今回のWTOの閣僚会議にどのような姿勢で臨んだかという点から申し上げたいと思います。  我が国は、貿易立国でありますがゆえに、貿易全体を否定するということはできないと思います。しかしながら、農産物貿易はWTOの体制の中におきま...全文を見る
12月07日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員長を初め委員の先生方に御報告を申し上げたいと存じます。  私は、十一月三十日から十二月五日までの間、米国シアトル市で行われました第三回WTO閣僚会議に出席するため出張してまいりました。  お手元に「WTOシアトル閣僚会議の結果について」という資...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回、このWTOの閣僚会議でございますけれども、今後のWTOのもとにおける世界の貿易のあり方について交渉する、その枠組みをどうするかという宣言案の取り組みであったわけでございます。  結果的には、委員も御承知のとおりに、閣僚会議が凍結をされるという形...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 研究ですから、できるだけ柔軟性、また長期性、それから自主性、こういうものが重んぜられるような研究機関になるということを私は期待しております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 改革の趣旨に従いまして、今まで多かったわけですけれどもそれをできるだけ、縮めるわけじゃないとは思いますけれども、いろいろ重なるところもあるでしょうから、そうしたところは一緒にしながら、そして成果を上げるという方向に向かっているものと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) とりあえず業務内容を考慮しつつ必要最小限としたということでございますが、例えば十七法人中十法人は、中央省庁等改革の推進に関する方針で複数置くこととされている監事二名を除けば、理事長一人、理事一人の最少の構成となっております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省の独立行政法人の役員数は、各法人に複数置くこととされた監事を除けば五十一名になります。一方、独立行政法人化の対象機関は四十九機関であり、所長の数は四十九名でございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当然、定員枠の中に入っておるということです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全く全然別のことを言っていましたが、農林水産省全体の定員の枠には入っていないということです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 最も優秀な人材を配置するということが一番大事だと思うわけでございまして、天下りということだけにこだわっておりますと全部が否定されるわけでございます。  私は、独立行政法人の役員の任命につきましては、独立行政法人通則法におきまして主務大臣または独立行政...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、就任に当たりまして施政の方針を農林水産委員会その他の委員会で申し上げたわけでありますけれども、やはり技術が今後日本の農業にとって大切なこと、研究が大切なことの必要性を訴えたわけでございます。したがいまして、稲及び麦の品種改良及び技術の開発につきま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、研究の評価等を行うということになるわけでございますけれども、麦とか稲とかの研究は長期にわたるものでございますから、一応三、四年の評価あるいは見直しをするということでございます。  農林水産省としましては、評価委員会等に十分検討を加えまして、長期...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これはもう極めて大事なことでございまして、今までも大変な成果を上げておるわけです。日本ばかりでなく、例えば小麦等におきましては、私の岩手県にある東北農試でございますが、ナンブコムギというものを開発しました。これが緑の革命につながりまして、今日の世界じゅ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 知っている上で申し上げておるわけでございますが、前倒しを早くしなければ世界じゅうに追い越されますから、一番先頭を切っている以上は、最後まで先頭を切らなきゃいかぬと、こういう趣旨です。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これこそまさに食糧の安全保障でございまして、備えあれば憂いなし、そういう観点からやってきた成果である、このように高く評価するものであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 三年—五年の見直しというのは一つの目安でございまして、これ全部が全部に当てはまるというものではないと思います。  委員御承知のとおり、農林水産関係におきましては、長期にわたる研究というものが成果を上げているということになるわけでございますので、当然、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そこが短絡的に結論をつけないようにという意味で言っているわけです。つまり、それは十年かかるのもありますよ、五年かかるのもありますよ、三年かかるのもありますよ、一年かかるのもありますよと。しかし、今、委員が御指摘されましたイネゲノムとかあるいは小麦だとか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この長期間にわたる品種の育成につきましては、品種改良の目標を段階的に設定し、その達成状況を審査することなどにより適正な評価が行われるように対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 研究者は、やはり自由な発想によって研究していくという趣旨が生かされなきゃいかぬと思うんです。つまり、余りにも評価ということだけにこだわってまいりますと、さっき私が言いましたように、ただ無難な研究をして論文を書いてそれだけで通ろうとする、こういうことがあ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この研究の問題につきまして、独立法人にしなくてもいいんじゃないかというお話がありましたけれども、ここがちょっと共産党さんと違うところでございまして、何でもかんでも国がしなければならぬのじゃない、こういうことをもっと民間の自由な発想も取り入れてやっていく...全文を見る
12月13日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 最初にちょっと数字の問題があると思いますが、今、委員が六十二万と言われましたが、これは六万二千ではないか、十一年は三万五千と、大体そういうふうになっております。  それで、定員がそういうように少なくなってきたので自給率の低下につながったのではないかと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この定員削減の実施は農林水産省にとって厳しい問題でありますが、その具体的検討に当たりましては、政府の方針を踏まえつつ、食料・農業・農村基本法の基本理念や新しい設置法に規定されました農林水産省の任務が達成されますよう、必要な定員の確保に努めてまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民の皆さんに対するサービスが低下しないよう、万全の処置をとっていくということが大事だと思います。
12月14日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○玉沢国務大臣 私は、米国シアトル市で行われました第三回WTO閣僚会議に出席するため、十一月三十日から十二月五日までの間出張してまいりました。閣僚会議自体は議論を凍結するという結果になりましたが、この会議を通して、私は、WTOのムーア事務局長、議長である米国のバシェフスキー通商代...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も十分御承知のとおりだと思いますが、今回の閣僚会議は、あくまでもこれからの貿易交渉を行う考え方を宣言案の中にまとめる、こういう趣旨の会議でございまして、一つの枠組みをつくる、こういうことだと認識をしておりました。したがいまして、貿易自体は、貿易を通じましてそれ...全文を見る
○玉沢国務大臣 全体の次の閣僚会議の持ち方でございますが、これは閉幕に当たりましてバシェフスキー議長の方から話があったわけでございますが、WTOのムーア事務局長が、各国と調整をしながら次の包括的な会議についてはぜひ準備を進めるようにということが第一点であります。  それから同時...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられますように、貿易協定を有利にするとかなんとかということよりは、要するに、ODAを通じまして、我が国の外交政策や国益にかかわる重要な政策との間の連携を図る、これが大事だと思いまして、ODA中期政策が八月に、そのような趣旨で決定をされたわけでございま...全文を見る
○玉沢国務大臣 この多面的機能というのは極めて重要な考え方であると思うのでありますが、議論をする中において若干私も認識を新たにしたわけでありますけれども、かなり以前からこの言葉はFAOにおきましても議論されてきた。しかしながら、この会議が行われる前に行われたFAOの総会等におきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 宣言案の会議の中のところから申し上げていきますけれども、一部の国から、自由化を進めていくという項目の中に、要するに、関税を大幅に引き下げてという文言を入れようとした国がございます。ところが、私はこれは非常に公平な裁きだったと思いますけれども、バシェフスキー議長が、...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御趣旨はもっともでございます。しかし、今回の閣僚宣言案におきましては、貿易問題を扱う、こういう観点でございますから、我が国と同じような立場で多面的機能を十分認識している国々と行動をともにして発言をしたということでございます。世界の食料の安全保障をどうするか、...全文を見る
○玉沢国務大臣 世界と競争できるような農業を目指していくべきであるという御趣旨であると承りましたが、確かにそれは大きな目標でありますけれども、土地利用型の農業といいますのは、土地の耕境あるいは豊凶、そういうようなものに左右されるわけでありますから、今後ともここの部分は十分考えて対...全文を見る
○玉沢国務大臣 この具体的な取り組みについて申し上げますが、農業の持続的な発展を図るため、農地、水等の生産基盤の確保、整備、新規就農の促進等による担い手の確保、育成と農業経営の法人化等の推進、それから、環境と調和した持続性の高い農業生産方式の導入促進等の施策を講じるとともに、農村...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の会議におきましては、十分議論がなされなかったところでございますけれども、林産物の貿易問題については、森林資源そのものの評価をまずしなければいかぬ、その森林資源といいますのは、全人類にとって重要な宝である、これをいかに持続的に利用していくかという観点から貿易ル...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員おっしゃられるとおり、百三十五カ国が集まりましてやるわけですから、大変時間がかかる。しかし、この中でも、農業分科会は一番会議をやったと思います。少なくとも分科会の総会を二回やりまして、各国の意見がそれぞれ表明をされました。一回三分以内の発言としましても、それを...全文を見る
○玉沢国務大臣 決して、民主的な運営がなされなかったと、農業分科会におきましては、要するに、各国に平等に発言の機会が与えられた、しかも、ほかの分科会ではないように二回も総会が行われた、こういうことでございますから、委員がおっしゃるように、全部非民主的なものだというようには受け取っ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回は五万人とも言われる方々が世界じゅうから集まりまして、デモをしたり会議をしたりいろいろしたわけでございます。NGOの関係でどう考えるかということでございますが、やはり世界の人々の幅広い意見というものを背景にして、農業問題等も、貿易問題も話し合いをしていかなきゃ...全文を見る
○玉沢国務大臣 米の関税化への切りかえはEU等の連携すべき諸国と同じ土俵に立つことを可能にしたものでありまして、関係諸国との連携を図る上で大いに役立ったと考えております。
○玉沢国務大臣 次の場合におきましては、WTOのムーア事務局長が調整をするということになりまして、この十七日にもジュネーブでの大使級会議が行われるということで、どのような形で提案がなされるかわかりませんが、この農業部門における宣言案の部分は、つまり、全体的に包括的な会合が開かれた...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業とサービスは協定上は一年前から交渉する、こういうことになっておるわけでございます。もし交渉するということになった場合におきましては、その宣言案とは関係なく、その場合は第二十条に忠実に交渉がなされるものと考えるわけでございます。しからば、いつそういう形で、では農...全文を見る
○玉沢国務大臣 私はそう思います。つまり、宣言案そのものに合意していないのですから、これはいわゆる凍結ということになっておるわけですから、凍結ですから、全体会議は凍結なんですよ。いつやるかということも決まっていないということですね。一方においては、農業とサービスは来年の一月から、...全文を見る
○玉沢国務大臣 つまり、二十条です。
○玉沢国務大臣 そういう手続等もこれから議論しなきゃならぬだろうとは思いますけれども、いずれにせよ、凍結という言葉からいいますと、凍結はフリーズですから、凍結する場合は、今度はこれを温めてまたもとに戻して議論するという場合もあるかもしれません。  しかし、私が言っているのは、そ...全文を見る
○玉沢国務大臣 極めて大事なところでございますので、議論の内容を申し上げますが、私は、最終文章を、貿易を歪曲的に使うべきではないという文章そのものを削減することを要求しました。しかしながら、多面的フレンズ国の国々は、英語で大変恐縮ですが、シャルという言葉を使っているわけです。シャ...全文を見る
○玉沢国務大臣 非貿易的関心事項というふうな項の中に農村開発というのが明確に位置づけられておりますね。食料の安全保障というのが明確に位置づけられておりますから、先ほど言いましたように、シャルをシュドに変えればかなり読むことができる。したがいまして、第二十条の趣旨に沿って、そうした...全文を見る
○玉沢国務大臣 当然、これからこの会議の全体を集約しまして、次にどのような形で臨むべきかということについて、今政府全体という話がありましたけれども、少なくとも農業問題等につきましては、やはり当委員会にも御要求があればお示しをする必要があるのではないか。  ただ、明日ということは...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林漁業団体職員共済組合制度におきましては、近年、年金受給権者の増加、現役組合員数の減少が続く中で組合員の将来の掛金負担の急騰が見込...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、今回の閣僚会議におきましては、今後のWTOにおける貿易交渉の枠組みを決める、こういう宣言案を検討したわけであります。  第一の問題点になりましたのは、その中でも、農業は鉱工業製品とは同じルールにすべきではないという主張を貫いた、これが第一点であ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我々は、農業協定の第二十条に従いまして行われるべきということを主張してまいったわけでございまして、我々の考えばかりではなくして、例えばEUにおきましては輸出補助金の撤廃という言葉、この言葉をなくするというところに彼らは力を入れて交渉しておりました。とこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 前回の協定上におきましては、農業とサービスは一年前から交渉をするというふうに書かれております。しかし、今回私どもは、全体会議でございますから、そういう包括的な交渉の中で農業というものを位置づけて交渉に臨んだわけでありますけれども、全体会議は凍結をした。...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほど言いましたように、協定上のことを言っておると思います。しかし、WTOのシアトル会議では何らの合意も得ないままに終了しておるわけでございますので、一応協定上はどの国も交渉は一年前からという認識は持っておるわけでございますが、サービスも含めて何らの今...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御指摘のとおりでございまして、誤解があったとすれば大変申しわけないと思います。  今回の交渉に当たりましては、外務大臣、通産大臣、私と常に意見を一致させまして、それぞれのところで、全体会議においては外務大臣はどのような発言をするか、分科会において...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) WTOの知的所有権に関する協定は、農林業関係では植物品種の権利保護等について規定しており、この規定については本年より見直しのための議論が開始されております。  この議論におきましては、我が国は、御指摘のような途上国の利害に配慮することも必要と考えます...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回のシアトルの会議におきましては、約五万人の人々がアメリカはもとより世界じゅうから集まりまして、いろいろな会合をやったり、デモをしたりしたわけでございます。そういう流れを見ておりますと、これは世界的な世論の流れだなという感じがいたしました。労働団体か...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず私の印象では、百三十五カ国の国が集まりまして、準備段階におきましてもなかなか意見が合わないのが、三日間でまとめるという極めて時間的な制約があったということが一つあります。そういう中におきまして、開会が五時間も六時間もおくれるということもありました。...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 非貿易的関心事項と銘打って、その中に先ほど言いました四つの事項が入っておるわけです。ですから、我々が主張しておる多面的機能の主な部分はそういうところに入っておるわけでありますが、より正確を期す言葉としまして、多面的機能という言葉が適当であるということを...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、FAOで二十一カ国賛成したと申し上げたわけでございますが、あえて言いますと、私は国際会議では先手必勝という戦法をとりまして、とにかく後で発言しますと全然だれも聞いていませんから、一番最初に発言しました、百三十五カ国の総会で。  私が言ったのは、先...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり途上国の国々と貿易を通じてお互いに利益を得るということが大事でありますから、途上国の国々に対しましては、我が国も関税をゼロにするとかいうような提案等も行うと同時に、やはりODA等の開発援助等を行いまして、それらの国々が自分の国で食料を自給できるよ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり今回感じましたことは、我々の主張が多くの国々に理解をされていくということが大事だなということを感じました。特に、対立しているように見えますけれども、アメリカのグリックマン農務長官は日本の立場をよく理解してくれたと思っております。それは、やはり日本...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ペーパーといいますのは、第一ペーパーから第四ペーパーまで出たわけでございまして、一番最後に出たペーパーは審議されないままに終わったペーパーでございます。  それで、農業協定第二十条、前文からいきますと、要するに長期的な改革を目指しながらやっていくとい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 一応、貿易ということでございますから、貿易の目標とするところは、お互いに貿易を拡大しながら発展をしていこうという趣旨でございますから、貿易を進めていくという趣旨に最初から全部反対というわけにもいかないわけでございます。しかし、農業の場合は鉱工業製品と同...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) このグリーンルームでの会合でございますけれども、つまり、委員が指摘されました幅広い自由化の上に、要するに関税の引き下げという言葉を入れようとした国があります。しかし、それは事前交渉である、こういうことで私は反対しようと思ったら、バシェフスキー議長が、こ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 非常に重要な御指摘でございます。  私は、アメリカが八十七億ドルの支援をしたでしょう、カナダの農林大臣と私とアメリカのグリックマンと三人で昼食をしたわけでございます。それで、アメリカの八十七億ドルの農業支援はこれは形を変えた輸出補助金じゃありませんか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全体会議そのものが凍結をしたわけです。ですから仕切り直しでございます、全体会議は。全体会議が行われない限り、農業分科会で議論されたことは蒸し返されることはないと思います。  したがって、ほぼ合意とバシェフスキーさんは言ったんですが、要するに約六点ばか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 仮に各国が合意しまして、要するに協定上の約束に従って、この農業協定の第二十条で農業とサービスはやるということになれば、つまり合意されていない宣言案をそこでやるわけにはいきませんし、そんなものは関係ないわけですから。仮にやるとすれば、農業だけでやるとすれ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 政府と言われましても、今私が質問を受けていますから、私の見解を申し上げますが、クリントンさんが今までは三極だった。つまりアメリカとケアンズ、それからEU、それから日本。これにもう一つ加わったと言いましたですね、四極、それは途上国。したがいまして、まとめ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 積極的に連携を図るべきだという委員の御発言、全く賛成です。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全くそのとおりです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 貿易全体からいえば、次のWTOの交渉に入る宣言案ができなかったわけですから、全体としてはやっぱりこれはマイナスだと思います。しかし、各国の利害がそれだけ違うわけでございますから、したがいまして、やはり言うべきことは我が国も言ったと。  いみじくもバシ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) その戦略をここで明らかにしろというと、相手側に伝わっていくと逆に使われる場合もありますので、これは慎重に言わなきゃいかぬと思いますが、問題は、世界各国の理解を得られるかということだと思います。  多面的機能におきましても最終的にはコンセンサスは得られ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 十分間の中で一分三十秒しか反論の機会を与えられないというのは極めて不公平であるということをまず申し上げて、ザイールの問題等から話をすれば、誤報の問題その他についてはたくさん言いたいことがあります。私は、三百五十名の要するにあのアフリカの深奥の地域に派遣...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いやいや、あなたがそう言っているだけの、新聞がそう言っているだけの話ですよ。それは往復の時間もあるでしょう。そういうことからいいますと、いわゆるNHKの問題等にしたって、私は明確にそれは申し上げましたよ、何回も、取材にも来ましたから。しかし、それを訂正...全文を見る