玉沢徳一郎

たまざわとくいちろう



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玉沢徳一郎の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○玉沢国務大臣 まず、今回のシアトル閣僚会議におきまして松下委員初め各党の先生方から御支援をいただきましたこと、心から感謝申し上げる次第であります。  今回のシアトル閣僚会議におきましては、農業を初め各分野ごとに議論が行われましたが、農業のみならずアンチダンピング措置、貿易との...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の問題に関しましては、訓令に基づく調査委員会におきまして、職員の自己申告を基本としつつ、でき得る限りの調査を行ったところであります。  この調査結果を踏まえまして、職員倫理上の問題につきましては、厳正な処分を行うとともに、全職員に対して倫理の保持の周知徹底を...全文を見る
○玉沢国務大臣 職員の倫理観につきましては、年頭訓辞の場におきまして、私の方からも、服務上の不適切な行為は行政に対する国民の信頼を著しく損なうものであり、社会的な使命感と高い倫理観を持って国民のために尽くしてもらいたい、その旨を申し述べたところでございます。  先日処分を行った...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査委員会の調査は、国家公務員としての自覚に基づく本人の申告を前提とするものでありまして、強制権限がない中でできる限りの調査を行って、昨年末に報告を取りまとめたものでございます。調査に当たりましては、その同伴者にも事実関係を確認するなど、クロスチェックを行うととも...全文を見る
○玉沢国務大臣 土地改良事業の実施に当たりましては、土地改良法に基づきまして事業計画書の公告、縦覧、異議申し立てなどの手続を経ることと明確にされております。また、事業計画の妥当性等の一層の向上を図るために、事前評価並びに事業採択後に一定期間ごとに行う再評価を実施しておりまして、平...全文を見る
○玉沢国務大臣 新しい事実等が生じた場合におきましては厳正な処置をとる、これは再三申し上げているところでありますが、今後、二度とこのようなことがないよう万全を期してまいりたい、このように考えております。
○玉沢国務大臣 まずは、やはりこれは倫理の問題である、このように考えます。それからまた、先ほどからお話をしてまいったわけでございますが、透明性のなかったこと、人事交流の点で停滞があったこと、こういう点が指摘されているわけでございまして、すべて構造上の問題だというふうには考えており...全文を見る
○玉沢国務大臣 問題があったところは、調査の上で処分をしたわけでございますから、委員のおっしゃられることだけではないと思います。
○玉沢国務大臣 構造的という意味が明確にできません。ここは構造改善局でございますから。構造というところが、委員のおっしゃられる趣旨がちょっとわかりませんので、もっと明確にしていただければと思います。
○玉沢国務大臣 システムということで、例えば透明性の問題であるとか手続の問題、こういう点で遺憾な点があれば改めるにやぶさかではない、こういうふうに考えておるわけです。
○玉沢国務大臣 責任ある対応を行いまして、万全を期してまいりたい、こういうことを申し上げました。
○玉沢国務大臣 再三申し上げておりますように、強制的な捜査の権限とかそういうことはないわけですから、幅広く調査を行いまして、そしてこれは、職員としての自覚に基づく自己申告を中心として調査を行った。  その仕方につきましては、いろいろあるでしょう。委員長から具体的なところは答弁を...全文を見る
○玉沢国務大臣 正確を期して、それに基づいて調査をし、実証されたものがあれば倫理規程に照らして処分をする、こういうことで臨んだわけでありますから、個々の点を取り上げて今委員がおっしゃられているわけでございますけれども、しかし、そういうことも含めた上で、事実が明らかになったところで...全文を見る
○玉沢国務大臣 正確を期して、事実として認められたものを中心として処分をした、こういうふうに聞いておりますので、これだと思います。
○玉沢国務大臣 調査委員会は存続をいたしておるわけでありますから、決して甘い処分を行ったということではないと考えております。
○玉沢国務大臣 今話をしておりますのは、特定の名前を挙げたわけではございませんし、どの事例に当てはまるかということについては私はわかりません。したがいまして、今までの点については、やはり調査委員長から答弁をしていただくのが正しいと思います。
○玉沢国務大臣 調査委員長からまず答弁してもらいます。
○玉沢国務大臣 委員が持っておられるものが調査に値するということで、再調査に値するものであるという認識があった場合におきましては、行うことはやぶさかではない。
○玉沢国務大臣 調査をしたわけでありますけれども、本人が自己申告をしなかったと……(安住委員「いやいや、しているんだって。自己申告はしている」と呼ぶ)自己申告はしていない、後で事実が判明したと……(安住委員「違う、違う。いや、会食についてはしているのですよ」と呼ぶ)事実を明らかに...全文を見る
○玉沢国務大臣 大川農協との件でありますけれども、会食をしたという事実は確認しておったわけでありますけれども、委員の言われるように、相手側にチェックしなかったか、チェックしなかったと思われますが、しかし、会食の事実は事実として認めて、その点においては処分を行っておるわけであります...全文を見る
○玉沢国務大臣 海外旅行等についてまで本人からの申告はなかったわけでありますから、その点については調査は行き届いていなかったという点は認めざるを得ないと思います。
○玉沢国務大臣 すべて完璧であれば委員の納得を得られるとは思いますが、当初から申し上げておりますように、やはりこれは職員の倫理規程上の問題でございます。農林水産省としましては捜査権限とか強制力があって調査をしているわけではございませんので、その点については不十分だとは思いますけれ...全文を見る
○玉沢国務大臣 正確に答える必要がありますので、広辞苑を見たわけでございますけれども……(発言する者あり)盲腸の癒着というのもありますけれども、「分離しているべき組織面が線維性の組織で連結・融合すること。」これは医学上の言葉であります。次に、比喩的に、本来関係のない者同士が深く手...全文を見る
○玉沢国務大臣 ある面においては癒着という言葉もあるわけでありますけれども、そればかりじゃないんですね。だから、いろいろな関係があって、こういう事案になったということが言えると思うわけでございまして、まあそういうことです。
○玉沢国務大臣 これは職員の倫理規程の問題でございますから、調査委員会を設けて行うということが方針であります。
○玉沢国務大臣 公共事業の問題については、既に明確なる規定、基準、手続等があるわけでございます。  これは非公共の問題等でございまして、当初不明確なところがございまして、そういうところがこうした事案に結びついたと思うわけでありますが、今後はそういう点を、透明性の問題であるとか人...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員はもう既に持っておられるわけですから、だからそれは、出せといえばいつでも出します。
○玉沢国務大臣 院がお求めいただければ、いつでも出す用意がございます。
○玉沢国務大臣 それは当然のことです。
○玉沢国務大臣 もちろん。はい。
○玉沢国務大臣 党本部の政調会の、我が自由民主党ですよ、審議役をやっている人でございまして、長い間政策を担当してきた、こういう方でございます。
○玉沢国務大臣 確かに理事のところに名前がありますが、政務秘書官を行うに当たりまして辞任をいたしております。
○玉沢国務大臣 これは本人にも確認をいたしたところでございまして、今までの岩倉氏の経験に照らしても、同協会から依頼をされまして、非常勤無報酬で理事となっているもの、こういうふうに考えております。
○玉沢国務大臣 御指摘の公益法人が従来、農業構造改善事業等のコンサルタント業務の一部について、特定分野に関して専門的な知見を有する民間業者から出向を受け入れていたことは事実であります。  これは、全国的な情報を有する公益法人の職員と専門的知見を有する民間コンサルタントからの出向...全文を見る
○玉沢国務大臣 この体験協会の趣旨は、私はなかなかいい趣旨だと思いますよ。ですから、それを、コンサルタント業務をやるに当たっての会社をどういうような選定基準でやったか私に聞かれても、そこまではわかりませんね。
○玉沢国務大臣 今後のことが大事ですから……(安住委員「いや、だから調べてくださいと言っているんです」と呼ぶ)ですから、まず考え方を申し上げますよ。  公益法人が市町村からの委託を受けて行うコンサルタント業務については、今後、世の中から誤解を受けることのないよう、座席の実態があ...全文を見る
○玉沢国務大臣 お言葉を返すようでございますが、この調査に当たりまして、厳正に調査をして行うということでこの委員会にも報告いたしておるわけでありますから、何か汚いものを全部濁流としてみんな隠してしまって、清流だけあればいい、そんなようなことは言っていません。ちゃんとそれは、要する...全文を見る
○玉沢国務大臣 そのコンサルタントの協会、その協会の理事は確かに私の政務秘書官がやっておったわけですね。聞きましたけれども、本人がそういうことをやるわけじゃありませんから、だからつまり、どういう会社を入れるかという基準については、後でまた聞いてみたいと思いますが、(安住委員「ぜひ...全文を見る
○玉沢国務大臣 本件につきましては、前構造改善局次長と村長との個人的友人関係に基づくものであって、村の公費の支出もないとの報告を受けておりまして、農林水産省職員倫理規程に照らして問題はないものと考えております。  本件に関する事実関係につきましては、構造改善局の服務管理官である...全文を見る
○玉沢国務大臣 新聞の記事を引用されたわけでございますけれども、必ずしもその新聞の記事が正確を期しているわけではございませんが、おおむね会議が七時間にも及びまして、論点が四点ばかりになってまいりました。  その四点ばかりでなくして、私が主張したのは、多面的機能という言葉が適切で...全文を見る
○玉沢国務大臣 休憩が行われたわけでございますが、休憩が行われる前に問題点が整理をされまして、それぞれの、その問題に関しての関心を持っている国々が一応集まりまして、いろいろな意見があったわけでございます。しかしながら、一応最終案というようなものは出されたわけでございますけれども、...全文を見る
○玉沢国務大臣 会議におきまして、多面的機能を入れるべきだということに対して発言をしたことに対しまして、ケアンズ・グループからは、概念規定がまだ明確になっていない、お互いにまだコンセンサスは得られていない、こういうような発言がございました。  実際上、FAOにおきましても多面的...全文を見る
○玉沢国務大臣 会議の持ち方につきましては、先ほど言ったとおりでございまして、全体会議の早期立ち上げというものを双方でやっていく、そして農業協定は、協定上は本年から交渉を開始するということになっておりますので、仮にそれが行われるというような場合におきましては、農業協定第二十条にお...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは合意したことでございます。ただ、EUの方におきましては、シアトルの会合でも申し上げておったわけでございますが、やはり彼らの最大の関心事項は、輸出補助金の撤廃というところが、平和条項とかなんとかとあるわけですが、期限の二〇〇三年には廃止するかしないかという問題...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業問題が全体の分科会の中で、五つの分科会、そのほかに労働問題も協議したわけでございます。何か農業問題だけで行き詰まったかのように言われておるわけでございますけれども、当時の会合を顧みますと、バシェフスキー議長さんは、農業分科会は一時間半で終わる、ほかの委員会は、...全文を見る
○玉沢国務大臣 一応は私どもの考えていることと同じところもあるわけです。しかしながら、ムーア事務局長は、途上国の問題と今申し上げたもう一つの問題、この二つを挙げているわけですね。しかし、私どもは、そのほかにも問題点があったということを指摘せざるを得ないと思います。  農業協定の...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、全体会議の問題につきましては、先ほどから申し上げておりますように、今すぐの事態ではなく、例えばアメリカに限って言いますならば、大統領選挙が終わりまして向こう側の事情が固まったころでなければ、なかなか日本、EUが呼びかけてもできないんじゃないかという点があると...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられるとおり、いろいろと御指摘を受けた点につきましては幅広い調査を行いまして処分を決定いたしたところでございます。  農林水産省としまして、農林水産政策を進めるに当たりましては、いささかでもこういう点について疑念がないようにすべきでありまして、今後...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査委員会の中間報告において指摘しておるわけでございますが、まず、地区の認定とか事業費の配分についての基準が不明確であるということ、それからコンサルタント活動に関して競争原理が働きにくいということ、関係公益法人のコンサルタント業務の実施方法、情報公開に問題がある、...全文を見る
○玉沢国務大臣 御指摘のとおり、調査委員会の指摘にもありますように、農業構造改善事業等の執行に当たりましては、専門的な知識、経験を必要とするため、従来においては専門家集団を育成する観点から、ともすれば人事が一定の範囲内で行われ、固定化する傾向があったことは否定できないと思います。...全文を見る
○玉沢国務大臣 新基本法の理念の実現を図っていくという上におきまして、信頼を維持していくということは極めて大事なことだと考えております。食料・農業・農村政策は、農業者、消費者を含めた国民全体の合意に基づき、その推進を図っていくことが必要であると考えております。  今後の農政の展...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員会において正しい御審議をいただくということは大事なことだと思いますが、うわさとか中傷とかの文書はこの世の中にたくさんあるわけでございます。それを一々委員会に提出をするということは正確を期さないという点もございまして、これはいかがなものかと思います。
○玉沢国務大臣 当該メモのかなりな部分について関係者が否定しており、その真偽については定かでないこと、当該メモの中には個人名が相当程度引用されておりプライバシーにかかわることなどから、提出することは差し控えたいと思います。
○玉沢国務大臣 メモが存在しているかどうかということでしたかな。
○玉沢国務大臣 御無礼しました。その種のメモが存在していることは承知しております。
○玉沢国務大臣 残念ながら、見ておりません。
○玉沢国務大臣 調査には時間をかけまして、それぞれの職員の自己申告に基づきまして厳正に行ったわけでございまして、強制権限等がない中でできるだけの事実が明らかになった、それに基づいて処分を行ったわけでございます。  そして、仮にそれ以上の問題が生じた場合におきましては、これは農林...全文を見る
○玉沢国務大臣 私どもは司法機関ではないわけです。
○玉沢国務大臣 調査は幅広く行ったわけでございまして、必ずしもそれが収賄罪につながったものであるかどうかということについては、先ほど来申し上げておりますように、そういう事実はなかった、こういう報告を受けておるわけであります。
○玉沢国務大臣 このたび新たな基本法が制定されたことに伴いまして、農業構造改善事業を抜本的に見直し、地域農業の担い手となる経営体の育成と地域農業の変革を目的とした新たな対策として経営構造対策を創設することといたしております。  従来の農業構造改善事業におきましては、便利な施設整...全文を見る
○玉沢国務大臣 一月十二日付の構造改善局次長に係る人事は、次長に就任以来一年半になること、省庁再編に伴い、来年一月には新しい農林水産省として大幅な組織再編が予定されていることといった一つの節目において、組織の新陳代謝による活性化を図ったものでございます。
○玉沢国務大臣 注意をしたのは事実であります。
○玉沢国務大臣 農林水産省の職員倫理規程の違反ではないのでありますが、国民の目線から見て誤解を招きかねない面があったことから、事務次官が前次長を呼んで注意を喚起したところであると聞いております。
○玉沢国務大臣 十分調査をしたと私は承っておるわけでございます。今後、しかしながら、いろいろな点が指摘されるというのであるならば、それは調査をするのにやぶさかではないとは思いますが、私の方への報告では、一応、個人的な関係で行った、誤解を生んだところはありますが、その点は注意をした...全文を見る
○玉沢国務大臣 仕事をするに当たりましては、みんなで協力して、団結して、しっかりやるということが大事でありまして、内部告発それ自体を否定するものではありませんが、それよりは、行政の調査手法として、国家公務員としての自覚に基づく自己申告による調査を基本としつつ、できる限りの調査を行...全文を見る
○玉沢国務大臣 これはなかなか難しい問題でございます。やはり、厳正に処置をするという趣旨でやったわけでございますが、それぞれが自分たちの考え方を通すためにやってきたところもあるわけでしょう、動機が不純であると。しかし、私は、これが一つの契機になったことは認めますが、感謝することは...全文を見る
02月14日第147回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○玉沢国務大臣 お答えを申し上げます。  まず、農林構造改善事業をめぐる問題に関しましては、平成十一年一月六日に前大臣からの訓令に基づきまして設置した調査委員会において、職員の自己申告を基本としつつ、でき得る限りの調査を行いまして、二月十九日に中間報告を取りまとめました。  ...全文を見る
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○玉沢国務大臣 農業者年金制度は、農業者にも他産業並みの年金をという農業者の強い要望を踏まえまして、各方面での御議論を経まして、昭和四十五年に、農業者の老後生活の安定とともに、農業経営の近代化及び農地保有の合理化を目的として創設をされました。  本制度は、制度発足時の積立方式か...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業者年金制度は、制度発足以来、農業者の老後生活の安定及び農業経営の若返り、農地の細分化防止と規模拡大に寄与してきたところであります。  一方、農業をめぐる情勢は大きく変化をしまして、農業者年金制度の政策面及び財政面の問題が顕在化しておるところであります。このた...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、委員も今お話をされたわけでございますけれども、調査委員会はたびたび設けられたわけではございませんで、平成十一年の一月六日に前大臣の訓令に基づきまして設置されまして、そして二月の十九日に中間報告を取りまとめまして、処分をする者は処分をする、今後の方向についても...全文を見る
○玉沢国務大臣 私も十分この報告を受けておるわけでございますので、その過程におきましてよくここまで調査をした、こういうふうに見ております。
○玉沢国務大臣 命令したときの大臣ではございませんが、これを引き継いでやったわけでございますから、構造改善局長を委員長とする調査委員会を設置し、職員倫理規程等に関係するという観点から、官房からは秘書課長等が調査委員として参加しております。
○玉沢国務大臣 これは、担当課は入っておりません。明確に申し上げますと、委員長は構造改善局長、委員長代理が構造改善局農政部長、委員は構造改善局の総務課長、大臣官房の秘書課長、大臣官房経理課長でございまして、担当課がいるという今の委員の話でありましたが、そういうことはございません。...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは大臣が任命をいたしましてつくった委員会でございますから、そのもとで調査を徹底して行った。それで、先ほど挙げた名前の中に担当課が具体的な調査をする場合に入っておったんではないかという話がありましたが、今調査主任の名簿をずっと見ておりますけれども、担当課は入って...全文を見る
○玉沢国務大臣 既に処分を決定した者二名につきまして事実関係を調査いたしまして、自己申告というものが明確になされておらなかったわけでございますので、追加の処分をした、こういうことでございます。
○玉沢国務大臣 明確に言えることは、新しい事実が出たりした場合におきましては、調査委員会は継続しておるわけでございますから、責任ある対応をとる、こういうことを申し上げておるわけでありまして、現在も、なおかつこの調査委員会は継続をいたしておるわけでございまして、もし新しい事実等が我...全文を見る
○玉沢国務大臣 要するに、明確なる証拠がありまして、本人も認めて、客観的にそれが事実である、こういうように確定された場合は明確に処分をしておると思います。
○玉沢国務大臣 確かに委員のおっしゃるように、ゴルフをやる人が二番アイアンを使ったからといって、それが証拠になるかどうか。要するに、二番アイアンは難しいアイアンでありますけれども、使う人はいっぱいいるわけです。  ですから、調査が不徹底だと言っておりますけれども、この調査はゴル...全文を見る
○玉沢国務大臣 タクシーチケットも調査の対象にしまして、これは過去五年間にわたることでございますので、会社の方にも聞き、あるいは当該団体にも聞いておるわけでございますけれども、要するに、資料がなくなったりしているものがあるわけでございます。  それから委員は、出席等もチェックす...全文を見る
○玉沢国務大臣 処分が少ないと処分が少ないといっておしかりをこうむるわけでございますが、今回の場合におきましては十八名も処分をしまして、要するに、いかにこれは調査をしまして厳正に行ってきたかという証拠であると思うわけでございます。  同時に、ただ処分をすればいいというだけのもの...全文を見る
○玉沢国務大臣 やはり、人が人を裁いて処分する場合におきましては、明確なる事実を確実にした上でやるというのが当然ではないでしょうか。確かにそういう事実はあったかもしれませんけれども、全体としての確実な証拠がないのに処分だけをするという趣旨はいかがかと思います。
○玉沢国務大臣 調査とかそういうことにつきまして、一〇〇%あるいは一〇〇%以上ということはないと思いますよ。やはり、それは人間が調査することでありますし、いろいろな点において不備な点もあると思いますよ。しかし、委員がおっしゃられるように、何でもかんでも調査が不十分だからけしからぬ...全文を見る
○玉沢国務大臣 いろいろな言い方はあるかと思いますけれども、正確に事実を確認できないものは、やはりそれはできない、こういうことなんですね。
○玉沢国務大臣 不十分な調査と指摘されれば、それを調査するということについてはやぶさかではございませんが、いろいろ報道のことを言っておられるわけでございますが、報道の中にも、確かに新しい事実に基づいて報道するという場合もありますが、それ前の、既に処分を決定したことを改めて報道する...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業構造改善事業に関し、その実施の円滑かつ適正化を図ることによる農業の発展を目指すという協会であります。
○玉沢国務大臣 調査委員会は、新聞報道を受け、社団法人全国農業構造改善協会に対し、再度事実関係の確認を行いました。その結果、同協会が帳簿類をチェックし、元幹部も含め関係者に対する聞き取りを行ったが、協会が農林水産省の職員からのツケ回しの処理を行ったという事実は見当たらないとの報告...全文を見る
○玉沢国務大臣 そうです。
○玉沢国務大臣 この全国農業構造改善協会からの聞き取りでは、報道されているような事実は確認されず、職員も特定できないことから、職員に対する調査は行っておりません。
○玉沢国務大臣 こういうようなことが起こらないということを前提にいろいろと改善措置を講じてまいりたい、こう考えております。
○玉沢国務大臣 渡り鳥は、字のとおりの渡り鳥だと思います。
○玉沢国務大臣 農村休暇法とグリーンツーリズム、つまり都市と農村の人々の交流をできるだけやっていこう、こういうことです。
○玉沢国務大臣 農林水産委員会でも申し上げたわけでありますけれども、あえて明確を期すために申し上げておきます。  農林漁業体験協会等の関係公益法人におきましては、希望する企業からの自薦や市町村の評判から得た情報に基づき、その企業の専門とする分野、従来の実績等を勘案し、当該公益法...全文を見る
○玉沢国務大臣 こう言っているのですね。  一般的には常勤の役職員が協議し、選定していたものと聞いております。また、発注額が大きい等の場合には理事長の判断を仰いで決めていたと聞いております。  なお、十一年度においては、発注先企業の選定に関して、学識経験者から成る選定委員会に...全文を見る
○玉沢国務大臣 こうしたパーティーは、政治家の活動を維持する、こういう趣旨で対価を支払ってこれをやっていただいておる、こういうことでございます。  大臣に就任して以降、こういうパーティーは開催しておりません。(安住委員「いや、過去」と呼ぶ)過去におきましては、幅広くいろいろと国...全文を見る
02月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林漁業団体は平成十年十二月に農林年金と厚生年金との早期統合を組織決定し、関係省庁に要望しているところであります。農林水産省といたしましても、平成八年三月の閣議決定において公的年金制度の再編成の方向が示されていること、高齢化の進展や農協系統の組織の統合...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協系統におきましては、それぞれみずからの改革を目指して農協合併や県連合会と全国連合会の統合等の改革を進めておるところであります。しかしながら、こうした努力のみでは期待される役割を十分果たすものとは考えられません。したがいまして、昨年成立をいたしました...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が仰せられたことを十分念頭に入れまして、当然、今後のことにつきましては国会にも十分御説明を申し上げ、御理解をいただきながら進めていくことが大事であると、このように思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 再計算のことにつきましては、国会に出させていただきます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 支援策につきましては、これから十分検討をしなければならぬと思いますが、今から明確なことはちょっと、私だけからは言えないと思いますので、御容赦願いたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林年金制度につきましても、少子高齢化や経済の低成長が見込まれる中で、給付と負担の均衡を確保し、将来世代の負担が過重なものとならないよう制度全体の見直しを行っていくことが求められており、今般の改正法案につきましても、このような考え方に基づき国会に提出し...全文を見る
02月16日第147回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○玉沢国務大臣 昨年のシアトルのWTOの閣僚会議におきましては、アンチダンピングの問題ばかりではなく、農業問題もありましたし、あるいは市場アクセスの問題等もあったわけでございますが、いわゆる時間切れで、何らの結論も得られないままに閉会をしたわけでございます。  そういう中におき...全文を見る
○玉沢国務大臣 シアトル閣僚会議に臨むに当たりまして、我が国としましては、いわゆる多面的機能フレンズ国、こういうよしみを通ずる国々と相連携いたしまして、会議にもそう臨んだわけでございます。その国は、例えばEU、ノルウェー、スイス、韓国、また我が国であります。  グリーンルームと...全文を見る
02月17日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○玉沢国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し述べさせていただきます。  農林水産業と農山漁村は、食料の安定供給はもとより、国土、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等の多面的な機能を有しております。その中でも、人間の生存に不可欠であり、そして...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○玉沢国務大臣 私の政治団体にもいただいております。
○玉沢国務大臣 私の政治活動を支援する、こういう趣旨であると思います。
○玉沢国務大臣 遺伝子組み換え食品の表示につきましては、改正JAS法に基づき品質表示基準を定めることとし、現在その準備を進めているところであります。今委員がおっしゃられました、分別生産流通管理のマニュアルを作成したわけでございます。これでございますね。  それで、見ていただけれ...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○玉沢国務大臣 ナホトカ号油流出事故の対策につきましては、水産庁から関係金融機関及び府県に対して、被害を受けた漁業者への生活資金、経営資金の円滑な融通及び既に貸し付けている資金の償還猶予等の貸し付け条件の緩和を図るよう要請を行ったところでありまして、これまで四十五億円の貸し付けが...全文を見る
○玉沢国務大臣 漁民の皆様が安心して操業することができますように万全を期してまいりたい、こう考えております。  先ほどから話がございましたが、若干敷衍して申し上げておきますと、この被害補償につきましての防除清掃費は査定額二十七億円で、この二十七億円は既に漁民の皆さんまで支払われ...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○玉沢国務大臣 樹木医制度は、今委員がおっしゃられたわけでございますが、岩國先生が出雲の市長さんをやられたときに、林野庁に御提言をいただきまして始まったものでございますが、大きな木とか名木とか、そうした木の樹勢回復、保全を目的として、樹木の保護に関する高度な知識と専門技術や地域の...全文を見る
○玉沢国務大臣 昨年の十一月及び本年の一月にはタイ国から要請がございまして、日本樹木医会が調査団を派遣しまして、チークの大木の再生について技術指導を行ったと聞いております。  日本の樹木と世界各国の樹木、それぞれ全部同じとは言えませんけれども、いずれにしろ、樹木医が海外で活動を...全文を見る
○玉沢国務大臣 樹木医については、先ほど申し上げましたように、各国からの要請があれば派遣して、やるという形になるわけでありますが、そのほかにも、日本としましては、森林の再生のためのODA予算等やっておりますので、樹木医のほかにも、いろいろ緑の再生に努力をしていくということは大事だ...全文を見る
○玉沢国務大臣 寒いときになぜやるかという御質問でございますけれども、これは主催が各県ということになっておるわけでございまして、今まで平成十一年度まで十九回でございますが、主催地の都合かと思いますけれども、七月にやっておりますのは三回、九月にやっておりますのは四回程度ありまして、...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは政府が命令してやるわけじゃないわけでございまして、主催県と相談してやる、こういうことでございますね。ですから、望ましい時期に開催をするということが大事だと思います。  予算は、確かに三百二十万、来年度の予算はとっております。
○玉沢国務大臣 これは重要な問題でございまして、確かに海には豊富に魚がいるように見えますけれども、限られた資源であります。現在、釣り等の、遊漁と言っておりますが、これはやはり資源管理上無視し得ない状況になっております。例えば、遊漁等でとられる魚の量は三万トンないし五万トン、私はそ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、海洋法がなぜ世界各国で条約としてとられたか。これは資源を維持していくためですよ。どんなに広い太平洋であっても、私だって漁師やったのですから、それは今まで、例えば私どもの中学生、高校の時代は、目の前でイカを釣ったし、目の前でイワシをとった。今は資源がなくなって、...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在、本庄工区検討委員会において御検討をいただいておりまして、平成十一年三月からこれまで九回開催をいたしておりまして、現在代表的な三つの利用案について検討をいただいているところでありまして、その検討を十分いただいた上で、島根県等と協議の上、事業の取り扱いを判断する...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○玉沢国務大臣 食料自給率の目標につきましては、現在、食料・農業・農村政策審議会において御検討をいただいておりまして、本年度中に政府として策定をし国会にも御報告する、こういうことになっております。  自給率の目標につきましては、前提なしに、単に何%という数字を挙げるのではなくし...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、林野の基本政策の見直しにつきましては、昨年七月、森林・林業・木材産業基本政策検討会の報告を踏まえまして、その基本的な考え方を、木材生産を主体としたものから森林の多様な機能を持続的に発揮することを主体としたものに転換する、そういう方向で具体的に検討を急いでいる...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員御指摘のとおり、日中漁業協定につきましては、協定署名後二年以上過ぎても発効していないという異常な状態が続いております。この打開のために、私は、就任以来、中国側に対しましても再三、交渉を行うべく呼びかけてまいったところでございますが、局長、長官クラスの交渉は既に...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、WTOの交渉でございますが、シアトルの閣僚会議が延期をされたわけでございますが、農業交渉におきましては、農業協定第二十条によりまして、先行して行われるということになりまして、三月の二十四、二十五にジュネーブの一般理事会の農業委員会、これが前後しまして開催をさ...全文を見る
○玉沢国務大臣 所信の中で、従来より印象が弱いというようなお話でございますが、決してそういう気持ちはございません。米は国民の主食である、こういう観点から申し上げておるわけでございまして、今後、消費者に適正な価格で安定的に供給していくため、米の需給と価格の安定を図ることが基本的に重...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられるとおり、米は自給できるものでありまして、国民の主食であります。その自給率が、自給率といいますか、全体としての自給率が下がってきた原因の中に、米の消費が減少しているのではないかという御指摘はそのとおりであると思います。  したがいまして、自給率...全文を見る
○玉沢国務大臣 平成四年に公表いたしました新政策におきましては、農業を職業として選択し得る魅力あるものとするという観点から、他産業並みの労働時間で、地域の他産業従事者と遜色ない生涯所得が得られる経営の姿を示したところでありますが、この基本的考え方は現時点でも変わってはおりません。...全文を見る
○玉沢国務大臣 稲作経営安定対策につきましては、最近の米の需給、価格をめぐる状況を踏まえ、臨時応急的措置として、十二年産米から改善を図ることといたしました。  その具体的な内容としましては、相当の繰越資金がある者へのメリット措置として特別支払いの実施と、翌年産の生産者拠出の軽減...全文を見る
○玉沢国務大臣 特例措置についてはですね。
○玉沢国務大臣 中山間地域は我が国農地の四〇%を占める、しかも条件不利地域であります。したがいまして、基本法におきましては、条件不利地域でありますけれども、多面的機能を確保する、こういう施策の一環としまして、平地に比べまして生産コストが中山間地域は高くならざるを得ない、高齢化が進...全文を見る
○玉沢国務大臣 米の備蓄について、回転備蓄か棚上げ備蓄か、これはいつも論議をされているところでございますが、私は、食料の安全保障ということを考えた場合におきましては、一年ぐらいは棚上げ備蓄ということも必要だと思います。  しかしながら、その場合におきまして、一年備蓄したものがそ...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、所信表明におきましては、積極的な政策の展開を通じて所得の向上等を図ることによりまして、これは間接的には負債対策にもなる、こういうことを申し上げたいと思います。今委員が言いましたように、例えば麦、大豆、飼料作物でございますけれども、十アール当たり七万三千円は特...全文を見る
○玉沢国務大臣 森林の方から申し上げますが、やはり今回の予算におきまして、十二年度の間伐対象面積を二十万町歩から三十万町歩に伸ばしました。これはやはり、政府が主体となって、国が主体となって間伐政策を進めなければ、現在の森林の資源が枯渇していく、こういう考えに基づくものでございます...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業ばかりでなく、農林水産業は、自然の恵みを得まして、営みを行っていくというものであると思います。  したがいまして、いつも我々が主張しておるわけでありますけれども、農業の持っておる多面的機能というものが大事である、環境の保全、また国土の保全、食料の安全保障、そ...全文を見る
○玉沢国務大臣 有機農業は極めて大事であると考えます。しかしながら、農業をやっていく場合におきまして、必ずしも一般化されていない面もあるわけです。また、有機農業を展開していくということにおきましては、生産者が非常な努力をしていかなきゃならぬ、こういう点もあるわけでございます。 ...全文を見る
○玉沢国務大臣 耕作する場合におきましては、いろいろな形態があるわけでございますけれども、必ずしも有機農業だけが究極というふうには考えておりません。安定的に食料を生産していく、そういう中におきまして、自然に優しい、人間の健康によろしい、そういう農業というのは大事なものである、こう...全文を見る
○玉沢国務大臣 やはり、食料を安定的に供給するということが究極の農業であると思います。
○玉沢国務大臣 安定的にかつ安全な食品をと、したがいまして、安全という言葉もつけ加えさせていただきたいと思います。  そこで、この有機農業をする場合におきまして何が困難であるかと申しますと、生産者の方が、例えば、農薬を使わない場合におきましては、要するに、虫が来ましてもこれを一...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員は先ほど評価しないと言ったわけでございますけれども、我々は、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律を昨年の十月の二十五日に施行したところであります。これをもととしまして今いろいろ検討をいたしておるわけでございまして、これを評価しないというよりも、評価...全文を見る
○玉沢国務大臣 具体的な点がない、ないと委員は言うのですが、自然循環機能の増進を図るという趣旨から先ほど言った法律ができておるわけですね。  そこで、つまり、土づくりをやりまして、堆肥等を用いてやっていくということをできるだけ普及するように今努力をしておるということと、それから...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員が指摘した中に、大気浄化というのが入っていなかったのですが、大気の浄化は環境に大きな影響を与えるわけですから、そういう役割を農業、森林がやっているということを指摘しておきたいと思います。それから同時に、生物多様性保全機能につきましては、確かに評価を見送ってい...全文を見る
○玉沢国務大臣 食料・農業・農村基本法におきましては、農業生産基盤の整備について、環境との調和に配慮すべきことが規定されましたが、土地改良制度検討会におきましても、事業実施に当たっての環境との調和が論点の一つとなっております。今後、検討会としての中間的な取りまとめに向けてさらに検...全文を見る
○玉沢国務大臣 環境の大事なことは先ほどから主張しているとおりでございます。  しかし、委員も御承知のとおり、本日、農林水産大臣が答弁するのは多岐にわたることがたくさんあるわけでございまして、やはりそれを前向きにお話しをいただきまして答弁をするわけでありますから、こちらの方も、...全文を見る
○玉沢国務大臣 私の提案でございますから、聞き流していただいてもよろしいのでございますが、先ほどから申し上げておりますように、いかに答弁書があっても、考え方が同じであればそれでいいのじゃないですか。  土地改良の実施に当たりまして、生物その他の環境に配慮する、志向するということ...全文を見る
○玉沢国務大臣 これはこれからの課題だということで、先ほどお話をしたわけでございますが、今後検討させていただきたいと思います。
○玉沢国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、西表島における農地開発といいますのは、やはり働く場を求める、有効利用していく、こういう観点が一つあります。  しかし同時に、この土地改良を進めて畑地その他をつくっていくということになりますと、今言われましたように、イリオモテヤマ...全文を見る
○玉沢国務大臣 もちろん、地元の皆さん、それから県との話し合い、それを尊重していく、こういうことです。
○玉沢国務大臣 これも現地に行ってみなければわからないこともありますが、イリオモテヤマネコも大事でありますし、農家の皆さんの熱望も大事であると思います。  そこで、両者をどういうふうに調整するかということでございますが、要するに、イリオモテヤマネコの生息地がどのように侵食される...全文を見る
○玉沢国務大臣 我々としましては、農業を否定することもできませんし、環境を大事にするということも大事なことでありますから、県として自然団体等との話し合いもしておるようでございますから、そういうところを十分注目しながら今後結論が出た場合は御支援をしていく、こういうことでございます。
○玉沢国務大臣 極めて重要な課題だと認識しております。クリーンなエネルギーをいかに確保できるかという観点から、そういう認識を持っております。
○玉沢国務大臣 私はかねてから、間伐政策を推進していく場合におきまして、一番大事なことは、間伐材をどう利用するかと。現在、五〇%しか利用されていないですね。これを、例えば、木質の発電等に利用できれば非常にすばらしいことだといつも考えております。これも検討しておるわけでございます。...全文を見る
○玉沢国務大臣 せっかく御指摘をいただきましたので、バイオマスのエネルギーの利用技術の開発に木材等を使うということで、技術の開発、これに八千八百万の予算を計上しております。まず検討するということはそういう意味だということを御認識いただきたい。ただ頭の中で考えているわけじゃありませ...全文を見る
○玉沢国務大臣 硝酸性窒素等につきましては、環境庁の調査結果で、地下水、公共用水域で一リットル中に十ミリグラムという検出事例が多く見られたことから、平成十一年に環境基準に移行したところでありますが、特に地下水においては土壌中の動態が複雑であること、硝酸性窒素等の排出源が工場、事業...全文を見る
○玉沢国務大臣 日中漁業協定につきましては、協定署名後二年以上を過ぎても発効しないという異常な状況が続いております。  したがいまして、今まで局長あるいは長官レベルのところで折衝をしてまいったわけでございますが、今委員がおっしゃられましたような隻数の問題であるとか暫定水域その他...全文を見る
○玉沢国務大臣 仮に条約が発効した場合に、漁民に対する処置、これを我が方が申し上げていいかどうか、これはやはり内政にかかわることでございますから、我々は条約の発効におきましては、お互いに決意をした以上、つまり、両国で資源を大事にしてやっていくといった話がついた場合、中国側がどのよ...全文を見る
○玉沢国務大臣 八郎湖におきましては、近年水質の悪化が進みつつあり、その対策の検討に当たりましては徹底した原因究明が不可欠と考えております。  秋田県におきましては、副知事を会長といたしまして八郎湖水質保全対策委員会を設置し、水質保全の総合的な調査、検討を行い、下水道や集落排水...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査、検討するということは、新年度からやるということです。
○玉沢国務大臣 水質汚濁の原因が、周辺の流れ込んでくる水にあるのか、あるいは、委員がさっき申し上げられましたように、農業用水とも連関して循環して使っておる、こういうようなところにもあるのか、あるいは排水が、要するに流れるのがよどんでおって、水質が悪化してくるのか、こういうところを...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員がおっしゃられた農法を行いまして、環境保全型農業の取り組みをやっておる農家の方々に対しましては、いろいろな方法で支援をするということはやっておるわけであります。  例えば、不耕起栽培技術等を実証するための展示圃場の設置に必要となる圃場借り上げ費とか資材費を...全文を見る
○玉沢国務大臣 国がすべての責任を持つということよりは、地域の皆さんが土地改良その他におきましてもみずからの意思を決定いたしまして、それに対して国、県が支援をして行う、こういう事業でありますから、その結果起きたいろいろな事案につきましても、やはり国も大事でありますけれども、地元で...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員は秋田選出の国会議員であります。この委員会の中にもそういう議員の方がおられるわけであります。(宮地委員「私は秋田じゃない」と呼ぶ)失礼しました、秋田の公明党と言いましたから。選出は別にしまして、地域を代表しての御意見と。  やはり、地域でしっかりとした方向づ...全文を見る
○玉沢国務大臣 WTOの農業交渉につきましては、来月の、三月二十三、二十四日に、WTO農業委員会に合わせて、その委員会とまた別に、特別会合としてこの第一回の協議が行われることになっております。  この協議におきまして、現在、加盟国間で非公式に行われている協議を踏まえ、特別会合に...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の言われましたとおり、やはり、WTOを中心とした多角的貿易体制が先進国のみならず、途上国にもメリットをもたらすということが今後の重要な課題である、そのような方向に努力していくということが大事だと思うんです。  そこで、一月に行われました日・EUの閣僚会議にお...全文を見る
○玉沢国務大臣 シアトルの閣僚会議におきましては参加国は百三十四カ国と、かつてない参加国が得られたところでありまして、その意思の決定機関としまして、今まで、グリーンルームといいまして、主要国の国々が三十カ国ぐらい集まりまして会議の方向を決定するという手続があったわけでございますが...全文を見る
○玉沢国務大臣 昭和三十八年に制定された沿岸漁業等振興法と、これから行おうとしておる水産基本法、どういう点で違いを明確にするかという御質問でございます。  具体的に申し上げますと、沿岸漁業等振興法は沿岸漁業と中小漁業を施策対象としておりますけれども、新たな政策では、これを水産加...全文を見る
○玉沢国務大臣 自由民主党の水産部会におきましては、これ以上の延期を行うような場合におきましては、現協定を破棄することもあり得べしという御決議等、申し入れも受けておるところでございますが、私としましては、この限られた海域での資源を大事にしながら、両国が共存共栄を図って、持続的にこ...全文を見る
○玉沢国務大臣 お話しのとおり、林野の基本政策の見直しにつきましては、昨年七月の森林・林業・木材産業基本政策検討会の報告を踏まえ、その基本的な考え方を、木材生産を主体としたものから、森林の多様な機能を持続的に発揮することを主体としたものに転換する、こういう方向が明らかにされ、具体...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに、この点については触れておりませんけれども、しかしながら、既に、所信表明演説を行う前に、一月二十五日、この委員会におきまして、このような事態を招いたことはまことに遺憾でありまして、二度とこのようなことが起こらないよう、全省挙げて綱紀の粛正と事業実施の改善に取...全文を見る
○玉沢国務大臣 各国における農業の事情あるいは消費の性向、こういうようなものも十分踏まえた上で議論をすることが大事であると思います。
○玉沢国務大臣 私が申し上げたことを前提として、それらの要素を勘案した上で、このパーセンテージは認めるにやぶさかではございません。
○玉沢国務大臣 食生活の面から一つ取り上げてみますと、日本型食生活から欧米型食生活に変わる、変わりつつあるということがよく指摘をされます。  例えば、日本の畜産の場合におきましては、飼料穀物を約千五百万トン輸入しておる、それによって維持しておるという面がございます。千五百万トン...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、上がっているところといいますと、例えばイギリス等におきましては、かなり耕地面積が遊休地化しておったのが相当あって、歴史的に見ますと、かつてはイギリスの主要農産物はオーストラリア、ニュージーランドから入れておりました。イギリスは、七つの海を支配する海軍国であり...全文を見る
○玉沢国務大臣 大豆の自給率は三%でありますが、これも、大豆が食用ばかりではなくして食用油に使われているというところまで着目しますと、大変な量が日本に入ってきておるわけです。これも食用油まで使っているところまで考えますと、何百万トンか、今ちょっと数字はあれしませんが、これを完全に...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も御承知だと思っておるわけでございますが、日本の経済情勢が変化してまいりますと、やはり有限の土地はどうやって有効利用するかということが追求されるわけでありまして、例えば工場用地であるとか教育施設、病院の施設あるいは新しい市街地になるとか、どうしても公益的な観点...全文を見る
○玉沢国務大臣 数字を挙げての御説明でございますが、よくWTOで交渉する場合に各国の競争力の議論をすることがあります。  そのときに、今所得の面から御説明されましたから、その点についてはあえて私の方からは反論はしませんが、一番大事なことは、一戸当たりの耕作面積の比較がこの中には...全文を見る
○玉沢国務大臣 私は、歴史的に見まして耕作面積の一戸当たりの変遷というものを何ら顧慮しないで、ただこの数字が外国と比べまして落ちているからだめだ、こういうような言い方は一方に偏している、そういう議論だということです。
○玉沢国務大臣 私もあなたに対して、ここは討論の場なんです。質問とかなんとかじゃないんですよ。正確なる議論をするためにあえて申し上げているわけでございまして、かつてのことをいいとは一言も言っていませんよ。議事録を調べてみればわかるとおりですよ。  ただ、歴史的な変遷というのがあ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今は消費と生産の趨勢の試算値でありまして、各品目ごとに、近年の消費や生産の動向がそのまま継続した場合の平成二十二年度の姿を試算したものでありまして、昨年七月に成立した食料・農業・農村基本法等に基づく農政改革の効果を織り込んだものではございません。  この試算結果...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは非常に論争を招くところでございますが、要するに、イギリスに置きかえて、イギリスのとった政策、日本がこれからとる政策、あえて言いますなら、どこが違うかといいますと、イギリスの場合は、かなり遊休地がありまして、平地も国土の九〇%ぐらいまではあるんじゃないかと思い...全文を見る
○玉沢国務大臣 スイスの場合は、詳細な検討が必要でありますけれども、確かに、日本と同じような立場に立っておるわけでありますが、ガットに加入する場合も、みずからの農業についてはかなり制限された条項を持って加入したというふうに伺っておるわけでございます。  それで、今手元にあります...全文を見る
○玉沢国務大臣 スイスの場合におきましては、もう少し精査してみなければならぬと思います。今委員がおっしゃられたような点については、自給率について、もしそれがすべて実行されているとすれば、確かに自給率の向上には役に立っていると思います。
○玉沢国務大臣 桜井議員の発言は、私も支持するところであります。
○玉沢国務大臣 お答えします。  牛肉等関税財源を原資とした農畜産業振興事業団交付金の交付額と肉用子牛等対策費の実績の差額、いわゆる未使用額千三百五十三億円については、肉用子牛生産安定等特別措置法第十六条の規定により、平成十一年度以降の肉用子牛等対策費に充当することとしていると...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○玉沢国務大臣 新しい日中漁業協定は、平成九年十一月に署名されましてから二年以上が経過したにもかかわらず、発効していないという異常な状態が続いておりました。このたび私が訪中し、発効に向けて最大の懸案となっておりました東海の暫定措置水域の北側の水域における操業条件等につき、二十六日...全文を見る
○玉沢国務大臣 この二年間の間に、中国側が我が国の十二海里の外の海域におきまして自由に操業しまして、その結果かなり資源にも大きな影響を与えた、こういうふうに認識をいたしておるわけであります。  したがいまして、今後、この東海の地域の問題ばかりでなく、全体の海域における操業条件等...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の交渉におきましては、暫定措置水域の北限線以北の東海水域、委員もおっしゃられましたように、いわゆる以北水域でありますが、そのうち東経百二十四度四十五分から東経百二十七度三十分の水域におきまして、両国の漁船が、それぞれの相手方の許可証を取得することなく操業できる...全文を見る
○玉沢国務大臣 交渉の経過等におきましては、この水域で中国側は、三千六百隻から四千隻ぐらいの操業実績がある、こういうことを申した経過がございます。我々の方は、いろいろとあの地域を見ておりまして、千二百隻ぐらいではないかというような見解の相違等があったわけでございますけれども、資源...全文を見る
○玉沢国務大臣 日中暫定措置水域におきまして、両国とも海洋生物資源の保存と合理的利用を図ることでは共通の認識を持っておるわけであります。これらの水域の海洋生物資源の維持が過度の開発によって脅かされることがないよう、適切な措置をとるということが大事であります。したがいまして、六月一...全文を見る
○玉沢国務大臣 第一に、長崎県におきましては、一番の対象の地域でございますので、私も今週末は四日の日に長崎県に参りまして、いろいろと関係者とお会いしましてお話し合いをして、今後の対応等についても理解を求めるつもりであります。  大事なことは、今までの状態をこのまま放置していきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 国土の三分の二を森林が占める我が国の林業は、人と環境に優しい素材である木材を安定的に供給するだけでなく、健全な森林を育成し、国土の保全、水資源の涵養等の公益的機能の発揮を通じて、豊かで安全な国民生活の実現に貢献をしておる、このように考えております。特に、近年、こう...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員がおっしゃられた御趣旨に基づきまして、我々としましても、林業の活性化に向けまして、平成十二年度の政府予算案におきましては、間伐対策としまして、対象面積を二十万町歩から三十万町歩に拡大をする、一・五倍の予算措置を講じておるところであります。  また、間伐した...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、委員がおっしゃられたことを戦後の歴史の中で見てまいりますと、日本の森林、木材資源は戦後の経済復興に大きな役割を果たした、そのためにかなりの森林が伐採をされております。この五十年の間にその伐採された森林資源を回復すべく植林をした面積が一千万町歩に上るわけでありま...全文を見る
○玉沢国務大臣 ラグビーの精神でいいますと、一人の選手がボールを持って走るのは邪道でございます。ワン・オブ・オールといいまして、一人が十五人、一緒になってやっていかなければなりません。  したがいまして、今のお話は営林署の話でございますけれども、営林署、国有林だけやっても日本の...全文を見る
○玉沢国務大臣 今アメリカのことを委員は申されましたが、アメリカと日本がどこが違うかといいますと、アメリカは日本の二倍の人口を持っておりますけれども、国土は三十倍近い。日本は、国土がその三十分の一の国土で、二分の一の人口だ。その国土が、三十分の一の国土の三分の二が山岳地帯である。...全文を見る
○玉沢国務大臣 私は声が大きいものですから、決意を込めて申し上げます。  食品廃棄物は、約二千万トン、そのうち再資源化されているものは九%でありまして、全く再資源化が進んでおりません。したがいまして、そのリサイクルの推進のための具体的な方策を検討することがただいまは強く要請をさ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今までも、例えばUR対策費としまして、五年間に限りまして五十億円、今回これは一応廃止することになるわけですが、しかし、五十億円も投じましてかなりの成果を上げている、こういうこともございます。  それから、世界に先駆けての技術開発といいますと、イネゲノムの解析等に...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員のおっしゃられたことは極めて大事なことでございまして、意欲を持って取り組む農業青年に対しまして、その思いにこたえるように頑張っていかなければならない、このように思います。
○玉沢国務大臣 家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律におきましては、家畜排せつ物を貴重な有機質資源であるととらえまして、その適正な管理を確保し、堆肥として土づくりに活用するなど、その有効利用を積極的に推進をすることといたしております。有用な資源としてできるだけ使う...全文を見る
○玉沢国務大臣 一番大事なお話でございます。  家畜の排せつ物を、つまりどう処理するか。農林水産省として考えておりますのは、これを土づくりにできるだけ還元していくということが一番大事である。これは、環境の面からも、それからまた環境に優しい農業というものを振興していくという上にお...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の非常に進取的な精神によりまして、実践をされて農業に取り組んでおられる、大変すばらしいことであると思います。  私も農林水産業のところで生まれた者でありますから、小学校の三年生のころから漁船に乗りまして沿岸漁業をやり、あるいは畜産も盛んなところでございますの...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、自給率をどのように向上せしめるかということについて検討しておるところでございますが、基本的な考え方を若干申し述べさせていただきたいと思います。  例えば穀物の自給率が三〇%に下がる、これは日本の食生活の構造上からくるものであるとお考えをいただきたいと思います...全文を見る
○玉沢国務大臣 遺伝子組み換え食品ではございませんが、イギリスは狂牛病という病気を持った牛を生産しておりました。この牛が安全であるということを常に主張しておりました。同時にまた、人間には全く影響しないという科学者等の発言等もありました。ところが、最近になりましてからは、狂牛病は人...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国としましては、遺伝子組み換え食品につきましては、できるだけ安全性を確認しまして、そして消費者の皆さんにも明確なる表示をいたしまして、その選択でやっていただくという考えでございますが、今後とも、科学的にも、安全性ということにつきましてはできるだけ厳密に検討して...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省におきまして、構造改善局をめぐるところで不適切な行為があったのではないかといういろいろな情報等がございまして、みずからを省みてみずからを正しく律する、こういう観点から、これは異例なことでございますけれども、十一年一月六日に中川大臣の訓令により...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 例えば、倫理規程に反する行為としまして、海外旅行に行った者、これはほとんど報告なしで行った者、それから会食等を行い、ツケ回し等を行っておった者、そういうところでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今日まで調査委員会を存続させまして、今後も存続をさせるところでありますけれども、調査の問題等につきましては、私どもは司法機関ではございません。したがいまして、国家公務員としての自覚に基づく本人の申告を前提とするものでありまして、そういう中におきましてで...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 倫理規程に反して行動をとったということで処分をしたわけでありますから、どこでどのようなことをしたかということまではここではつまびらかにはしませんが、倫理規程に反しておったという事実は明確に調査したわけでありますから、その処分等におきましても決して甘いも...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) あえて申し上げますが、新聞等の事例のことを今言われましたが、我々も新聞情報その他については一つ一つ確認をしまして、その中におきましては既に処分の中に入っているものもあるわけでありまして、新聞情報で全部出たからぼろぼろと出ているというお話でありますけれど...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 治山事業は、森林の維持造成を通じ、国民の生命、財産を守る国土保全事業として重要な役割を担っております。  また、事業を効率的かつ効果的に実施するため、これまでも関係省庁との連携事業に積極的に取り組んでいるところでありますが、平成十二年度におきましても...全文を見る
03月03日第147回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省の元職員が逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中で、まことに遺憾であり、残念に思っております。  私といたしましては、この事態を重く受けとめ、今後、農業構造改善事業等について、事業執行の透明性の確保など事業実施の適...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業構造改善事業に関する調査は、農業構造改善事業の執行体制の適正化を目的にしたものでありまして、犯罪行為の摘発を目的としたものではございません。もちろん、職員の職務執行に関する調査の過程で刑事告発を要する事態が生ずれば告発を行うこととしていたところであ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほども申し上げたわけでございますが、調査委員会におきましては自己申告を基本としまして、強制権限がございません。そういう中におきまして、幅広く精力的に調査を行ったところでありますけれども、このような事案は確認をするに至らなかったということでございまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まことに残念な結果であったと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 調査を行いまして、昨年の一月並びに十二月、それからことしの一月、調査の結果、処分をいたしておるわけでございます。決してそういう点におきまして、調査を甘くした、こういうことはないと考えております。できる限りの調査を行って処分を行った、こういうことでござい...全文を見る
03月06日第147回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料・農業・農村基本法のもとにおきまして、第三十八条に委員のおっしゃられるとおり農業団体の重要性を説いておるわけでございますが、その一環としまして農協系統の合併ということがございます。  農協系統におきましては、現在千五百ある農協を二〇〇〇年度までに...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協の広域合併で遊休化した施設を有効活用することは、合併によるメリットを組合員に還元する上で重要である、そのように考えております。  ただ、市街化調整区域における農産物の生産・集荷施設等の農業用施設の設置は当該地域における農業の振興という観点から特に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、遺伝子組みかえ食品に対しましては、遺伝子組みかえ農産物を原料とするものであって、加工工程後も組みかえられたDNAやそれによって生じたたんぱく質が存在するものを義務表示とする、こういうことを一つ決定いたしました。組みかえられたDNAやそれによって生...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 遺伝子組みかえ農産物等について、我が国としましては、遺伝子組みかえ技術の持つ大きな可能性への正当な評価をまずしなければならない。また、環境や健康等に与える影響についての最新の科学的知見に基づく十分な評価の必要性、さらに消費者の関心に対して的確にこたえる...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 遺伝子組みかえ農産物全部が悪いというわけではございませんで、これは科学的に証明されて安全が確保されたものは評価する、そういう観点をとっておるわけでございます。  例えば、WTO協定にもいろいろな点で関連してきているところがございます、食品の安全とかい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、我が国の林業の現状でございますが、昭和三十七年に木材を完全自由化したわけでございまして、それ以来外材が流入してまいりまして、なかなか競争力がございません。  戦後の我が国の経済復興のためにかなりの木材を使いまして、その後、人工林としまして一千万...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のおっしゃられるとおり非常に極めて重要な課題である、こう考えております。  国有林とか民有林を問わず、今、日本の森林資源を守っていくためには何が一番必要であるかといいますと、除間伐をしなければならない。本来ならば、国有林におきましても民有林におき...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 二十万町歩から三十万町歩に対象面積を進める、こう申し上げたわけでございますが、そのために約百億以上の予算をふやしておるわけでございます。  これに地方自治体も協力をする、また事業主体も資金を出してやる、こういう形になっておるわけでございますので、約百...全文を見る
03月07日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○玉沢国務大臣 大豆なたね交付金暫定措置法及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  大豆につきましては、食生活の面におきましても、また農業生産の面におきましても重要な農作物であることにかんがみ、これまで、いわゆ...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 犬が入ってくる場合におきましては輸入検疫を行うわけであります。一定期間、最短で十四日間でありますが係留検査を行う必要がありますけれども、阪神・淡路大震災に際しましては、事の重要性にかんがみ、特に災害発生現場において家畜防疫官が観察を行いつつ救助活動を行...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○玉沢国務大臣 このたびの農業構造改善事業に関しましての事案で逮捕者が出まして農林水産省が捜査を受けるという事態になりましたことは、まことに残念のきわみでございます。国民の皆さんに対しましても、不明をおわびするものでございます。今後こうした事案がないように、今改革について取り組ん...全文を見る
○玉沢国務大臣 大豆は、委員がおっしゃられますように、我が国の歴史上から見ましても大変重要な農産物でございます。豆腐、納豆の原料として食生活上重要な役割を果たしており、さらに国産大豆は、外観、食味、風味等がすぐれており、一般に輸入大豆に比べ高い評価を得ております。しかしながら、最...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業構造改善事業の事案において収賄容疑で元職員が逮捕されまして、農林水産省が家宅捜索されましたことは、まことに遺憾であり、残念に思っておるところであります。また、このことによりまして国民の皆様にも不信を抱かせた、そういう点につきまして、大変申しわけなく思っておる次...全文を見る
○玉沢国務大臣 今新聞の話をされたわけでございますけれども、OBの方たちが、だれということがまだ判明しませんけれども、そのような感覚で言っておるということはまことに残念なことだと思います。  私は、平成八年に職員倫理規程ができまして、そしてみずからも正していく、こういう方向をと...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査に当たったのは私ではございませんので、報告を受けておるわけでございますけれども、調査はかなり広範にかつ厳しく行ったと思います。  それで、処分の内容から申し上げますと、減給六カ月とか停職二カ月、こういう処分を行っておるわけでございますけれども、この事案にまつ...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査は、私は、厳密という言葉が適当かどうかはわかりませんが、厳しくやったと思います。  しかしながら、何回も申し上げておるわけでございますが、強制権限がない中でやはり客観的な調査を自己申告に基づいて行うということでございますので、その点については十分でなかったと...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、大川農協に対して何にもしなかったんじゃないかという委員のお話でございますが、調査委員会は、大川農協のそれぞれの方々から十分調査をしておるということでございます。残念ながら、この事案に結びつくものは確証が得られなかった、こういうことでございます。
○玉沢国務大臣 しかしながら、十分解明されなかったということであるならば、処分も何もできないわけですね。そうでしょう。処分をするに当たる事案が明らかになったわけでありますから、十八名に上る処分を行った。  同時に、私が就任しましたのは十月の五日ですよ。前の中川大臣が命令して中間...全文を見る
○玉沢国務大臣 中川前大臣がこの調査委員会を設けたということは極めてまれな例であると。全くない、大臣の訓令によって調査委員会が設けられるということは。それが継続をされてまいりまして、決してこの中間報告で終わるということじゃないわけですから、私が就任をいたしましてから、なおかつみず...全文を見る
○玉沢国務大臣 大事なことは、やはりこの執行体制の中におきましても明確にこれを改革して、こうした事案が起こらないようにやっていく、倫理の研修もしっかりとやりまして、高い倫理観を持って行政に臨むということが大事なことでありまして、そうした方向に私は責任を持って取り組んでまいりたいと...全文を見る
○玉沢国務大臣 新たな事実が出てきた場合におきましては、調査をしっかりとやりまして、明確なる対応をしていきたいと思います。
○玉沢国務大臣 明確なる責任の対応を、責任ある対応をしてまいります。
○玉沢国務大臣 三年から五年という今委員がおっしゃられたことは、公益法人をどのようにするかという趣旨でございまして、事業の執行体制につきましては、平成十一年度から第三者委員会を設けておるわけでございます。この委員会は、事業の適正かつ効率的な執行を確保するため、大学、消費者諸団体、...全文を見る
○玉沢国務大臣 公益法人は自主的な話し合いによる組織であるわけでありますから、今後五法人の組織のあり方につきまして、三年から五年を目途とした再編を視野に置いて検討する、こういうことになっておるわけでございまして、直ちに公益法人との連絡会議を、調査委員会を発足させまして、ことしに入...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに、委員のおっしゃられるとおり、退職してからそれぞれのところを移りまして、それで年間の収入と退職金を合わせて三億円、これはかつてあったわけですね。それをやってきたんじゃないかと私に言われても、私はそのときは大臣じゃございませんから……(安住委員「今やめればいい...全文を見る
○玉沢国務大臣 公共事業の執行については、かねてから明確にその透明性を明らかにしながらやってきたわけでございますけれども、今後ともそれはしっかりやっていかなきゃいかぬ、こう思います。
○玉沢国務大臣 シアトルの閣僚会議が延期される、こういう形になりましてから、やはり全体会議をできるだけ早く行うべきであるというのが我が国の方向でございます。したがいまして、EUあるいはアメリカとも話し合いを今続けておるわけでございまして、全体的な包括交渉をできるだけ早く立ち上げる...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国は、WTO次期交渉につきましては、農業等の合意済み課題だけでなく、新たなラウンドの早期立ち上げに向けての努力やWTOの意思決定プロセスの改善の検討についてもバランスよく進めていくことがWTOの信頼性の回復に向けて重要である、こう考えております。  二月の七...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、多面的機能の中に包括されるわけでございますけれども、農業協定第二十条におきましては、非貿易的関心事項という中に、食料の安全保障、環境の保護、こういうことがあります。このほかにも、多面的機能の中に大きな役割を果たしておりますのは、例えば、国土の保全であるとか食...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず第一に、日本は昨年、食料・農業・農村基本法を制定したわけでありますから、それに基づきまして、自給率を今後どうするか、農業の維持をどうするか、農村の開発をどうするかというような課題を一つ一つ実現していくという努力が大事だと思います。  米のミニマムアクセスをど...全文を見る
○玉沢国務大臣 既に緑の政策等におきましては、大半が、それぞれ日本の中におきましても政策実行をしておるわけでございますから、委員のおっしゃられるとおりの趣旨を踏まえてやっていくということです。
○玉沢国務大臣 米と同時に、麦、大豆、飼料作物等、自給率を向上せしめるための生産奨励等を行いまして、そして、この法案もそういう趣旨のもとに行われておるわけでございますから、農家の所得もふやし、意欲を持って取り組めるような政策を展開していくということにおいては何ら委員と意見がたがう...全文を見る
○玉沢国務大臣 やはり各国の農業の特質に十分配慮、理解がなされるということがWTOにおける今後の交渉で一番大事なことでございます。しかし、日本の場合におきましては、例えば小麦は五百万トン輸入するとか、大豆は四百万トン入ってくる、それから飼料作物は千六百万トン入ってきている。これら...全文を見る
○玉沢国務大臣 今後とも実行していきます。
○玉沢国務大臣 これは今後のこともありますが、例えば、グリックマン農務長官と会いますと、多面的機能という言葉は、いわゆる言葉としてなかなか認めがたいけれども、農業の持っておる多面的な機能の要素というのは我々も認めておりますと。  それで、何を言わんとしているかといいますと、やは...全文を見る
○玉沢国務大臣 自給率をどう設定するか、五〇%ぐらいが適当ではないかという委員の御意見であるわけでありますけれども、今審議会にお諮りをして、御意見をいただくという段階でございますので、私の方としましては、やはり実現可能な方途を十分探りまして、そして積み重ねをしまして、できるだけ実...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の大豆大綱等におきましては、やはり国内の消費者あるいは実需者が求める大豆の生産、そういう方向を志向しておるわけでございます。  確かに、大豆の価格が安いというところもありますけれども、いろいろと工夫してやっておられるところにおきましては、非常に高価格を維持し...全文を見る
○玉沢国務大臣 改正前の法律も今度提案している法律も、交付金をあてるということは、変わらないことだと思うんですよ。  提案理由の中にも言っているわけでございますけれども、要するに、今までの制度は、あえて言えば、つくった大豆の価格を全部平均化しまして、それに対して交付金を払う。今...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、安定的に推移していくということが一番大事なことでございますが、三年ないし五年間定着せしめるという委員の御意見もわかりますけれども、しかしながら、やはりある程度市場実勢を大事にして、それに基づいてこの制度を、仕組みをとっておるわけでございますから、だから、プー...全文を見る
○玉沢国務大臣 今後、畑作経営は極めて重要な役割を果たしていくと考えますので、今そのあり方等につきまして当然検討をしておる、こういうふうに承知しております。
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられること、畑作専業農家の今後の方策等いろいろと教えられるところがありました。  農業は、いろいろな変化の中に安定や不安定を繰り返していくというのが実情ではないかと思うわけでございまして、アメリカ等の政策を見ましても、要するに、生産農家の所得を国が...全文を見る
○玉沢国務大臣 竣工式には公務出張により出席し、当日帰京しておるというふうに聞いております。
○玉沢国務大臣 当日帰ってきておるわけでございますから、宿泊費とかそういうことで便宜を図ってもらっているとは思いません。これは、私的な旅行、失礼しました。当日帰ってきているわけですから、宿泊費はないと思いますよ。以上です。
○玉沢国務大臣 国の職員に対して、農業農村整備事業の完工記念式典等への出席要求があった場合には、業務日程等との調整により、出欠や出席者等を決定しているところでございます。
○玉沢国務大臣 この場合におきましては、村の費用と招待者からのお祝いというようなことでなされておるようでございますが、竣工式等におきましては招待者からのお祝い金、ここはいろいろあると思いますけれども、できれば村が主体的にみずからの村費でやるというのが趣旨だと思います。
○玉沢国務大臣 当時の当事者からはそのようなことはなかったという報告を受けておるところでございます。  また、辞任するに当たりましては、任期の期間が次長として一年半ということを経過しまして交代した、こういうように認識をいたしております。
○玉沢国務大臣 食料の一番大事なことは、基本的には、地産地消という言葉がありますように、その地域でとれたものを食するということが一番安全であり、また健康にもいいし、最も適切である、こう思うわけでございます。  大豆におきましても、これはもう、原産地中国から伝わりまして、千年以上...全文を見る
○玉沢国務大臣 全く委員の言うことと同じでございます。
○玉沢国務大臣 自給率の低下は、昭和三十年代と比較して、豆腐、油揚げ用の大豆消費量が二倍となるなど、食品用大豆の需要量が大幅に増加したこと、高齢化等による労働力不足や、農家の食生活の変化に伴う自家用大豆の減少等により、畑作大豆の生産が減少してきたこと、米の生産調整により一時期増加...全文を見る
○玉沢国務大臣 当時の政策判断としまして自由化した、その結果、国内の輸入大豆の率が上昇した、事実としてこれは認めなきゃいかぬと思います。  しかしながら、今日と違っておったのは、やはり大豆に対する消費者の考え方も、今のように、例えば国内の大豆を食べたいとか、遺伝子組み換え農産物...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、大変貴重な経験をさせてもらったんだと私も思います。つまり、アメリカは大豆を戦略物資として使いまして、冷戦時代に、多分あれはソ連の方に優先的に回すということで我が国に対して輸出規制を行った、こういうことだと思うんです。  友好国であるアメリカが約束を破りま...全文を見る
○玉沢国務大臣 昭和六十二年の大豆なたね交付金暫定措置法の一部改正は、銘柄ごとに基準価格を設定することや、基準価格の算定を生産費勘案方式に改めるなど、大豆の品質の改善や生産性向上を図ることを目的としたものであります。これにより、良品質大豆の生産振興や一五%程度の生産費の削減が図ら...全文を見る
○玉沢国務大臣 私はいつも率直なんですけれども、委員のおっしゃられるような要素も加味されておったものと思います。
○玉沢国務大臣 日本共産党さんがこの法案に賛成するか反対するかはちょっとわかりませんけれども、いずれにしろ、大豆の生産をふやすという目的でこの法案を出しておるわけでございますから、そういう観点におきましては、委員と全くその点については意見が一致しておる。願わくば、法案に対しても賛...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の交付金制度の見直しによりまして、高い市場評価を得た大豆の生産者がより高い手取りを得られるように、実需者ニーズに応じた生産の誘導を図るということが大事であると思います。
○玉沢国務大臣 国としてこの法律案を提案しまして、御承認をいただくようにお願いをいたしておるわけでありますから、大豆の生産拡大に対しまして、国としても十分決意を持って、責任を持って大豆の生産の拡大に向けて取り組んでいく、こういう思いでございます。
○玉沢国務大臣 やはり今委員がおっしゃられるように、銘柄によりましては、非常に高く評価されまして流通しているものもあるわけでございます。今までの場合ですと、良質の大豆をつくっても良質でない大豆をつくっても、価格が平準化されまして、そこの中での努力が評価されないという面があったかと...全文を見る
○玉沢国務大臣 最も大事なことだと思います。技術の開発、新しい品種の開発、これは私の所信表明でも強調しているところでございまして、やはり消費者から喜ばれる、生産者からも喜ばれる新しい品種を開発していくということは、国の責務でございます。  それから、技術を普及していくということ...全文を見る
○玉沢国務大臣 いつも皆さんと議論をするところが、一番ここが大事なところでございまして、自由社会経済におきましては、やはり需要と供給の原則というものが生きてくる。ところが、社会主義経済におきましては、価格を長期にわたって固定的にしたものでありますから、量は確保しましても質が落ちる...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員もこの場で、丹波の黒大豆は大変高い評価を得ていると言われましたでしょう。これが自由社会ですよ。社会主義社会においては、そういうものも全部押しなべて価格を引き下げて、そういうことなんですね。  それから、スイスの例を申されましたが、ここで議論になりましたので、...全文を見る
○玉沢国務大臣 大豆にかかわらず、農産物の生産については、豊凶が大きな影響を与えるわけでございます。したがいまして、安定、不安定、いろいろと繰り返すわけでございますが、できるだけ安定的な生産を維持することができるように制度をつくっていかなければいかぬ、こういうことでございますので...全文を見る
○玉沢国務大臣 食料・農業・農村基本法におきましては、安定的な食料の供給、それからやはり健康的で安全な食品を提供するということを目標としておるわけでございまして、基本法第二条第一項におきまして、良質な食料とは、すなわち安全で品質の高い食料の供給、こういうことに御理解をいただければ...全文を見る
○玉沢国務大臣 大豆大綱をお示しいたしておるわけでございますが、基本的には、銘柄によっては非常に高く評価されておる大豆もあるわけでございます。今、消費者及び実需者は、やはり国内産の安全で良質な大豆を求めておるという傾向があります。その中におきましては、今までは、要するに、先ほども...全文を見る
○玉沢国務大臣 自給率の問題につきましては、今食料・農業・農村基本審議会におきまして検討しまして、今月の末まで、あるいはその前になるかもしれませんけれども、決定しまして、そして閣議等にかけまして、当委員会におきましても議論していただく、こういう方向でやっておるわけでございます。 ...全文を見る
○玉沢国務大臣 大変大事な問題だと思います。これはできるだけわかりやすく御説明をさせていただきたいと思っています。  つまり、トウモロコシと大豆が、これは遺伝子組み換え農産物が入っております。そこで、このIPハンドリングマニュアル、分別流通マニュアルというのをこの前発表しました...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後最善の努力をいたしてまいります。     —————————————
○玉沢国務大臣 青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国農業の持続的な発展を図っていくためには、効率的かつ安定的な農業経営を担うべき人材の育成及...全文を見る
03月08日第147回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業改善事業に関する調査委員会は平成十一年の一月に大臣訓令に基づきまして設置されたものでありまして、その調査は農業構造改善事業の執行体制の適正化を目的としたものであります。  したがいまして、職務倫理規程に基づきまして、本人の自己申告を基本としまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 何をもって十分とするかでございますけれども、まず本質は甘いということに対しての認識でありますけれども、決して甘くなかったと。十分という言葉が過ぎるというのであるのならば取り消しをいたしますけれども、甘い調査とか甘い処分とか、そういうことではないというこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国会におきましてもたびたび指摘をされておるところでございますけれども、この調査委員会は昨年の一月に発足したものでございまして、前大臣の訓令によってできたものでございます。  私は、昨年の十月五日に大臣に就任をさせていただいたわけでございますが、その後...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは農業構造改善事業をめぐる問題でございまして、職員の倫理規程上の問題のみならず農業構造改善事業等の執行体制に密接にかかわる問題であることから、事業を所管する構造改善局長を委員長とする調査委員会を設置したところでございます。そういうことでございますの...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 構造改善局全体の問題であれば、これは確かに身内ということになるかと思います。しかしながら、局の中の構造改善事業課及び地域振興課、そこが対象となったわけでございますので、構造改善局長が調査委員長となるということも決して甘いものではないと、こう思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) かばい合いといっても、処分は処分としまして出したわけでございますし、それは調査の結果によるものでございますから、どういう点においてかばい合いがあったかということが明らかにされませんと、私のとった処置について、どこがかばい合いだということになるかと。それ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 事実関係をもうちょっと理解していただきたいと思います。  今、大蔵省の話が出ましたが、これは銀行局、証券局で起こした金融不祥事でございます。これは局が二つにまたがっておる。我々の方は構造改善局の中の構造改善事業課と地域振興課が対象になったわけでござい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 課の問題に関しましては監督責任を持っておる局長が責任を負って調査をした、こういうことを先ほどから申し上げておるわけでございます。  それから、今予算の問題が出されたわけでございますが、構造改善局の予算は一兆四千億でありますが、このうち公共事業予算が一...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林年金制度の改正については今検討いたしておるところでございまして、今後、検討状況を含めて明確にしていきたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民の皆さんの、あるいは農民の皆さんの声をよく聞きながら、今後検討を進めていくことであると思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業者年金制度のあり方につきましては、現在、農業団体において現場からの組織討議、意見集約が行われていると承知しております。  いずれにしましても、農業者年金制度は政策面及び財政面の問題が顕在化しており、この制度の改革に当たりましては、食料・農業・農村...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今後、意見の集約の結果を見まして検討していくということです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 検討していくということです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業者年金が今後とも維持できますようにいろいろの方途を探って、さらに検討してまいりたいと考えております。
03月09日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し述べさせていただきます。  農林水産業と農山漁村は、食料の安定供給はもとより、国土・自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承などの多面的な機能を有しております。その中でも、人間の生存に不可欠...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) いつごろからということでございますが、これは平成九年三月以降出された投書等により顕在化したものであります。  これは、農業構造改善事業等の限定された分野で長期にわたり人事が固定する傾向にあったことがその大きな原因であると考えられます。  また、この...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この中間報告を踏まえまして、昨年四月におきまして、補佐クラスについて他の専門分野との大幅な人事交流を行ったところでありまして、新たな体制のもと、職員が一致団結して円滑な事業の執行がなされているものと認識しております。  今後につきましても、公正で円滑...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 昨日の中で、正確に申し上げますと、職務倫理規程に基づき、百六名の職員に対して可能な限り網羅的に調査し、十八名について厳しい処分をしたものであります。逮捕に結びつくような事案は確認できなかったことは申しわけありませんが、十分時間をかけて幅広く調査をし、強...全文を見る
03月10日第147回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業関係公共事業のうち、土地改良法に基づき実施されているかんがい排水事業など農業生産基盤の整備に関するものにつきましては、昭和二十四年から費用対効果分析を実施しているところであります。また、農業集落排水事業などの農村生活環境整備に関するものにおきまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ウルグアイ・ラウンド対策は、ウルグアイ・ラウンドが決着しました平成五年、その翌年の六年の補正予算から実施をいたしておるところでございまして、効果として上がったとしますならば七年から計算をしなきゃいかぬ、こう思うわけでございますけれども、農業所得におきま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 実施したところにおいては効果は上がっておる、こういうことでございます。  全地域にすべてウルグアイ・ラウンド対策が講じられたわけではございませんから、またそのときによって農産物は豊作のときもあれば凶作のときもありますから、だから一概に、ウルグアイ・ラ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省は、食品廃棄物再商品化法案を今検討いたしているところであります。  食品廃棄物は約二千万トンに及びまして、そのうち再資源化されているものは九%です。内容を申し上げますと、飼料に百四万トン、肥料に五十二万トン、その他十二万トン、こういうふうに...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 構造改善事業に関する調査委員会の調査が甘かったんじゃないかという話でございますが、これは平成十一年一月六日に大臣訓令に基づいて設置されたものでありまして、その調査は農業構造改善事業の執行体制の適正化を目的としたものであります。  このような立場に立ち...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大川農協との関連についてはできる限りその事実の把握に努めたところであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大川農協に確認したかということですか。──確認しました。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 時期がいろいろございまして、本年の一月になりましてからこの問題が出てまいりまして、大川農協並びに本人に確認をし、調査をした結果、明確になったものであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、あなたと言われましたが、これは前大臣のあなたです。わかりましたね、訓令をしたのは。そういうことです。ですから、正確に申し上げていますから、よく御理解をいただきたいと思いますね。  それで、いろいろと今言われましたように、事実確認についてはいろいろ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 調査をできるだけやっておるわけでありますから、調査委員会はそのまま継続をしまして行ってきたわけでありますから、何も反するということではない。それは確かにいろいろと調査をやったわけでありますけれども、全部把握するには至らなかったということでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 怠ったというかどうかはわかりませんが、そこまではいかなかったということです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、確かにこの点については十分でなかったということは認めますよ。しかしながら、この案件だけではございませんから、いろいろとあるわけですから、それはやはり見ていただかなければ、これだけですべて怠っておって十分じゃないと言うだけでは不十分だと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、お互いに冷静に話し合いをしているわけですから、ですから私は確かにこの事案は不十分だったということは認めておりますけれども、しかし接待があったという事実はちゃんと確認をいたしておったわけでございます。そんなところですね。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 公共事業につきましては、この土地改良事業の実施に当たりましては、土地改良法に基づき、事業計画書の公告縦覧、異議申し立てなどの手続を経ることとされております。また、事業計画の妥当性等の一層の向上を図るために、事前評価並びに事業採択後に一定期間ごとに行う再...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 吉野川下流域地区におきましては、農業用水を吉野川等に設けられた多数の取水門等からの取水や地下水のポンプ取水に依存しております。しかし、近年、都市化、混住化により下流部の水質が悪化するとともに、地下水の取り過ぎにより塩水化が見られるなどの営農上の障害が見...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 事業概要につきましては、事業計画において平成十四年となっておりますけれども、平成十年度末における事業量ベースの進捗率は二一%となっております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、何キロということでございました。何キロということになりますとちょっと調べなければ、これは御質問を予定しておりませんでしたので、後でお答えします。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 総事業費につきましては、平成三年度の事業着工時には五百五十億円としておりましたが、その後、労賃、物価等の上昇で百六十八億円、軟弱地盤対策などの工法変更で二十五億円増加しており、平成十一年度現在、七百四十三億円となっております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 平成二年度から平成十年度の単価の変動率は、労務費においては普通作業員、特殊作業員などで七七%増加、資材費におきましては生コンクリート、コンクリート製品などで、これはマイナス二%、機械経費におきましてはブルドーザー、ダンプトラックなどで一五%増加となって...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この内容についても質問項目にはございませんでした。したがいまして、委員が提出しろと今言われましたならば、これから精査しまして、出すことにおいてはやぶさかではない。よろしいですか。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほど計算をした分につきましては根拠があるわけでございますので、それについては申し上げますが、その後のことについての御質問については、私としましてはまだ明確に計算したわけではございません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは諸般の事情により事業がおくれているのは確かに認めますけれども、平成十四年の完成めどを今、委員は四年後、こう言われましたけれども、私はその年度までは十分聞いておりませんが、いずれにせよ、早期に完了するように努めているというのが今の現状であります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり、受益者農家の皆さんもできるだけ早く、こう言っておりますので、その期待にこたえるようにできるだけ早く頑張りたいと思っております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 申しわけないですけれども、要するに、これはやはり私限りでは今のところにおいては十分その説明はできません、おくれている理由については。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) おくれている理由の一つは、先ほども言いましたように、軟弱地盤とかそういうものがありまして、こういうことで計画を変更せざるを得ない、こういうことでございます。  それから、事業量ベースの進捗率は幹線水路の施工延長で算出しているため二一%になっております...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 工事がおくれているのは残念なことではございますけれども、地元の同意状況につきまして申し上げますと、土地改良法第三条に規定する資格者九千八百人のうち八千二百八十三人が同意をいたしておりまして、その同意率は九二%となっております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業農村整備事業につきましては、社会経済情勢の変化や農政の課題に即応して不断の見直しを行ってきているところであります。  本地区におきましても、事業の一層の効率的な実施を図るため、計画上の重要な部分にかかわる変更の必要性の有無や営農、事業情勢の変化を...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 公共事業の発注は、会計法等に基づき、一般競争入札、公募型指名競争入札の導入によって透明性の確保を図るとともに、第三者から構成される入札監視委員会によりその妥当性について御審議をいただいております。  このように、公共工事の執行に当たっては透明性や客観...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 地方農政局が発注する工事の積算基準等につきましては、昭和五十八年度から諸経費等の積算に用いる基準について公表しております。平成九年度から労務単価を、また平成十年度から材料単価を公表しております。さらに、平成九年二月から積算参考資料を入札参加者に対して提...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 第三者から構成されております入札監視委員会によりまして、その妥当性について御審議をいただいておるところでありまして、現在、それについて異議があったとか、そういうことがございませんので、私としましては適正に実施されていると思っております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、今申し上げたとおりの積算根拠に基づいてそれぞれ積算をしておるものと考えておる次第であります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 現在は考えておりません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まだその事実を確認しておりませんので、それに対するコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
03月13日第147回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 川辺川ダムの建設事業の事業費のうち農業部分が占める割合は三・九%となっており、その金額は平成十年度時点で百三億三千五百万円となっております。  さらに、土地改良のことでございますが、これは畑地かんがい及び水田の用水改良、農地造成、区画整理を実施しまし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本件の訴訟につきましては、平成八年六月二十六日付で提訴されたものであります。原告の主張によりますと、提訴の理由は、異議申し立てに対する決定手続等の違法性、土地改良法上の違法性であります。これまでに十五回の口頭弁論が開催され、本年三月十日をもって結審した...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 裁判の方で争っておるわけでございますけれども、事業から辞退をする、こう申し出る方はまだ多数には上っておりません。  現状でございますけれども、平成十年四月から六月にかけて熊本県や人吉市を初めとする一市二町四村の各議会それから県議会でかんがい排水事業の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業水路は、できたからこれでよしということにはなりません。この地域は、先ほどから話がありますように、高いところの畑作につきましても水が不足しております。それから、水田は確かにそういう面もありますけれども、用水路がかなり老朽化しているものですから、そうい...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 謹んで御報告とおわびを申し上げたいと思います。  農林水産省の元職員が収賄容疑で逮捕され、当省が家宅捜査されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中で、まことに遺憾であり、残念に思っております。また、このことにより、国民の皆様から不信...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この問題は、経過を申し上げますと、まず農業構造改善事業に関する調査委員会が平成十一年一月六日に大臣訓令に基づいて設置されたものでありまして、その調査は農業構造改善事業の執行体制の適正化を目的としたものであります。二月に中間報告がなされましたが、その後、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業構造改善事業が始まりましてから、当初は確かに知見がなかったとかいろいろと初めてのこと等もありまして、事業実施に当たりまして地区認定、事業費配分についての基準が不透明であったこと、担当者の裁量によって行われる余地が存在し得たこと、農業構造改善事業とい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほども言いましたように、かなり担当者の裁量によるところが大きかったという点を重視いたしまして、平成十一年度からは第三者委員会を設けまして、第三者委員会におきましては事業の適正かつ効率的な執行を確保するという目的を持ちまして、大学、消費者団体、監査法人...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 極めて重要な指摘でございます。  私どもとEUは多面的機能フレンズ国を形成いたしまして、そしてシアトルの閣僚会議におきましても多面的機能を閣僚宣言案の中に盛り込むべく一緒に努力をいたしたわけでございます。しかしながら、アメリカ等の考え方は非貿易的関心...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まさに委員の言われるとおりでございまして、遺伝子組みかえ食品を開発する努力はやっていかなければならぬと思います。  例えば、イネゲノムの遺伝子を読み取る点については日本は最先端を行っておるわけでございますが、何億と言われる遺伝子を読み取ってその機能が...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 土地改良制度につきましては、農業農村を取り巻く諸情勢の変化に的確に対応するため、その見直しを行っているところであります。  まず、土地改良区の役割の問題につきましては、農村の都市化、混住化の進展等に伴い、土地改良事業の実施主体としての役割のほか、地域...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料自給率の目標を掲げることは、農業生産及び食料消費の両面にわたりまして、国民参加型の取り組みの指針として重要な意義を有していると思います。また、自給率目標の達成に向けまして、農地等の確保、担い手の育成等を図ることは、我が国の食料供給力を向上させ、食料...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料自給率の向上のためには、政府において全力をもってこれに取り組むことといたしておるところでありますが、同時にまた、農業者、食品産業事業者、消費者等の関係者が一体となってそれぞれの課題に取り組んでこれを解決していくということが大事なことであると存じます...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料・農業・農村基本法第三十五条第一項における「中山間地域等」として、山間地及びその周辺の地域である中山間地域に加えて、地勢等の地理的条件が悪く、農業の生産条件が不利な地域を中山間地域等として含めているところであります。  これらの中山間地域等はそれ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに中山間地域は地理的にもあるいは地勢的にもいろいろな要素を抱えております。また、南北それぞれ自然状況も違うというところがあるわけでございますが、それだけにたくさんの課で中山間地域の問題を扱う事業があった、こういうふうに理解をいたしておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新しい日中漁業協定につきましては、署名後二年以上が経過しまして早期発効が強く求められていた中で、北京におきまして私と陳耀邦中国農業部長との間で閣僚協議を行いまして、本年六月一日の発効を図ることで意見の一致を見たところであります。  今回の合意を受けま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員も前農林水産政務次官とされまして大変な御努力をいただいてまいったわけでございますが、御承知のとおりに、昨年の十二月に新たな水産基本政策の具体的内容と実施手順を水産基本政策大綱・プログラムとして取りまとめていただきました。今後、国民的な理解を深めると...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この構造改善事業をめぐる不祥事等におきまして国民の皆様に不信を与えた、この点につきましてまことに申しわけなく思っておる次第でございます。  食料・農業・農村基本法が本年、初年度として始まるに当たりまして、何としても農林水産省は打って一丸となってこの反...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この農業構造改善事業を最初始めた当初は、なかなか関係者間でこの事業に関する十分な理解その他ができなかったという面もございます。そういうことから、ともすれば中央から地方に対して一定のモデルのような形で指し示しまして、中央から地方の方に事業を移していったと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が指摘をされました韓国ソウルで開催されました国際農林水産業議員連盟の設立総会は、ここにおられる若林委員長を初め超党派の十四名の議員の方々が参加をされまして、大変な成果を上げられたと高く評価するところでございます。  やはり、党派を超えて農業を...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 極めて重要な課題であると思います。  WTOのシアトル閣僚会議があのような形になったときに、クリントン大統領は今までの交渉は世界の三極によって行われたと。つまり、それはアメリカ、EU、日本、これに四極が加わった。それは、開発途上国という全体の四分の三...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 共同提案におきまして、今、委員がおっしゃられましたような多面的機能の推進に重点を置いて食料安全保障問題を解決するための国際的な議員組織の必要性を認識する、こういう宣言のもとに三十二カ国の議員が参加されたことは大変な重みがある、こう評価いたしておるところ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 前の基本法におきましては、やはりその時代を反映しているものがあると思います。  つまり、戦後の一時期、かなりの期間におきましては食料は不足しておったわけでございますから、何としましても食料の増産ということが一番大事な要素の一つであった、こう考えるわけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ここが大事なところだと思います。  十年後に農林大臣をやっているのは私ではありません。だから、今から責任を云々ということじゃなくして、やはり目標を掲げた以上はその目標に向かってそれを達成するために全力を尽くすというのが今の責任のあり方だと思います。結...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 外国産米に対する国内の需要動向を把握するため、ミニマムアクセス米の一部についてSBS方式による輸入を実施しております。その結果、現実の需要の実態としまして、平成十年度、十一年度には十二万トンのSBS輸入のうち十万トン、九万トンが主食用に供給されたところ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) あくまでも米のうち主食用の平成二十二年度の数値は、ウルグアイ・ラウンド農業合意によるミニマムアクセスにかかわる米を主食用に振り向ける場合には、それに見合う国産米を主食用以外の用途に振り向けることにより国産米の生産量に影響を与えないようにすることを前提と...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 優良農地の確保のためには、効率的かつ安定的な農業経営を育成し、こうした担い手へ農地を集積するとともに、その経営の安定を図ることが重要であります。  そのための具体的な施策といたしましては、市町村ごとの農地流動化目標の設定と農地流動化推進員による農地の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず第一には倫理観だと思います。システムがどのようなものがあったとしましても、倫理観が欠ければこれは問題を起こすわけでありますから、そういうことで考えは変わりません。  ただし、この事業の場合におきましては、残念ながら個人の裁量がかなりきくような執行...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 沖縄県の西表島の県営農地開発事業大富地区は、地元農家の申請に基づき沖縄県が事業主体となって実施しているものであります。したがって、事業の実施にかかわる調整は沖縄県が責任を持って行い、地元関係者の合意を得て実施することが基本と考えております。  このた...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そういう視点も踏まえて県の方でいろいろと地元とお話し合いをしている、こう思うわけでございまして、国としましては、ただ強行的にこれをやれとかあるいはやめろとか、こういうことじゃなくして、あくまでも地元の判断を待ちまして我々の態度を決めていく、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 公益法人の役員の退職金等につきましては、収支計算書を法人の事務所または所管官庁において一般の閲覧に供しており、収支計算書の中でその総額を明らかにしているところであります。  公益法人における国家公務員出身役員の在任の実態等につきましては、衆議院予算委...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 政策的な努力を何もしないで現在の性向から見てまいりますと、趨勢値としましては三八%となる、こういう趣旨でございます。  例えば、外国の自給率の例を見てまいりますと、欧米の場合におきましては、百年間食事のメニューがほとんど変わっていないと。ところが日本...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、これは各国とも望ましい食生活のガイドラインというものを出しております、健康に一番いい形のものを。そうした場合におきましては、やはり日本型食生活というのは世界の食事の中でも一番望ましいものではないか、こういうふうに私は思うわけでございます。そうした...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員も十分御承知だと思いますけれども、日本の場合は五百万町歩の農地を維持するというのがやっとだと思うんですね。  ところが、外国からどのぐらいの農産物を輸入しているかといいますと、これは年々ふえている傾向にあるわけでございます。例えば大豆を四百万トン...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは、一つは単当収量が拡大しておるというのがあるようです。  例えば、一九六一年におきましては十アール当たり二百八十九キログラムであったものが九〇年には六百六十二キログラムに、西ドイツの場合には二倍以上にふえておる。イギリスの場合は、一九六一年に三...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、これはなかなか林業が厳しいことにもよるわけでございますが、林業家が本来ならば自分で植えて、そして育てて伐採する、こういう循環が今滞っておる、木材が安いために。このために、戦後植林しました一千万町歩の植林面積のうち、若齢林が四百万町歩残っておる。こ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 森林の状況が今日の状況でありますけれども、しかし森林に対する国民の寄せる期待はますます高まってきておると思います。環境の面におきましては、きれいな空気を、炭酸ガスを吸って酸素を出す、それからまた水を蓄えてきれいな水を出す、これが人間生活の源になっておる...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本年七月に開催されます九州・沖縄サミットにおきましては、平成十年五月のG8外相会議で発表されましたG8森林に関する行動プログラムの取り組み状況を報告することとされておりまして、現在鋭意各国間で報告書の作成作業が進められているところでございます。  具...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 昨年のシアトル閣僚会議の後を受けまして、全体会議としましてはこれからいつ立ち上げるかということで協議をしておるところでありますけれども、農業交渉だけは協定の二十条に従いまして三月二十三、二十四日と開かれることになったわけでありまして、今後約三年間この交...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 基本的には五割以上を国内生産で賄うことを目指すことが適当であるが、平成二十二年までの計画期間内においては、生産、消費の両面にわたる課題が解決された場合に実現可能な水準として四五%を目標とする、こうなっておるわけでございます。  それで、まず第一に十年...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料自給率の目標につきましては、生産、消費の両面での課題を明らかにし、それらの課題に向けて関係者が一体となって取り進むいわば国民参加型の指針として位置づけ策定するものであります。  当然、政府が先頭に立って頑張らなければならぬことでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まだ何にも実行しないうちに十年後の責任についてまず論議するということ自体が無理だと私は思います。  それよりも何よりも、まず四五%を実行するために政府がどのような責任を持って取り組むか、取り組むことが大事でございます。それで、現在の趨勢からいきますな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 政治形態から余り論議はしたくないのでありますが、先生の考え方は国家あるいは政府というのが全然別なところにあって、そこから命令、指導して、そしてそこが責任を持たなければ何にもできないというような感じに受け取れるんです。しかし、我々の政府といいますのは、選...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 非常に立派な大沢先生に反論するのは大変恐縮でございますけれども、要するに話の最初が、十年後に達成されない場合にだれが責任をとるかと、ここから始まっておりますので、十年後に自由民主党が政権をとっているとは限らないですよ、そのときに共産党さんが政権をとって...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは委員の御心配の点についてはいろいろと今後柔軟性を持って対応したい、こう思うわけでございます。  対象面積が四〇%はけしからぬというお話がありましたが、しかしこれは地理的に困難な場所、こういうことである一定の仕分けをしておるわけでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 日本でも初めての制度を導入するわけでございますから、できるだけ実態に即したやり方でやっていくということが大事だと思います。  制度導入後におきましても、実施状況を公表するとともに、中立公正な第三者機関を設置し、実行状況の点検、政策の効果の評価などを定...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 五年以前におきましても。よろしいですか。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 五年以前も三年以前も、全部入っています。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 決して政府の責任がないということを言っているわけじゃないんです。やはり、国民参加型でございますから、まず課題としましては、生産者、消費者あるいは流通・加工業者それぞれが果たす役割があると思うわけでございます。そういう点をお互いに理解し合って、相談し合っ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まだこれは審議会の企画部会の中に出た案でございまして、張り切っておっしゃることもわからないわけではございませんが、これからさらにこれが答申として出てまいりまして、政府の方でこれを受けとめまして、内閣総理大臣を中心として、つまり体制を整えて国民の皆さんに...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、だから、現在は審議している最中でございますから、だからこれからそれを受けてやる場合におきましては、ぜひこうやりましょう、お願いします、こういうことになります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いいですよ。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 聞いておりません。
03月15日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 平成十二年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成十二年度一般会計予算における農林水産予算の額は、関係省庁計上分を含めて三兆四千二百八十一億円となっております。その内訳は、公共事業費が一兆七千六百四十八億円、非公共事業のうちの一般事業費が一...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 水は限りある貴重な資源でありまして、極めて公共性の高いものであります。  したがいまして、河川法におきましても、河川の流水は私権の目的となることはできず、その売買は行えないこととしているところでありますが、しかし一方におきまして、河川法上の手続を経た...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今までにそういうことがあったかどうかということにつきましては、これはちょっと私、質問項目にございませんでしたものですから質問にお答えできるかどうか十分ではありませんが、いわゆる水道等の例を申し上げたわけでございますが、私権にはなかなか利用するということ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国の水資源は九百億トンあると言われております。そのうちの約六百億トンが農業用水その他で管理されておる、ここが大事なところではないかと思います。  それで、管理されたものができるだけ国民の皆様の公共の用に使われるということは大事なことであると思いま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 米の生産調整の地域間調整につきましては、従来より生産者団体等が主体的に実施してきたところでありまして、今回の委員のおっしゃられました佐賀県の事業につきましても、麦、米、大豆等の計画的な生産を進める上での地域独自の取り組みとして極めて望ましいものであると...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、数字を見ますと、平成十一年度大豆の販売価格は、二月を見ますと六十キロ当たり八千百二十円と、前年同期と比較して八%程度低い水準にありますが、例年と異なりほぼ横ばいで推移しております。これは集荷数量が前年度比で三割増となっていることに加えまして、早期...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、公共事業におきましては予算の中で五一%を占めるわけでございますが、やはり日本の農業の特質を考えていただきたいと思います。  例えば、七割の地域が山岳地帯であって、そして雨が非常に多いと。そうしますと、集中豪雨とか台風が来ますと平地は水浸しにな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先日、委員初め先生方においでいただきまして御懇篤なる御意見も承りました。これは大事な御意見といたしましてお受けとめいたしたわけでございますけれども、現在、中海干拓事業本庄工区の取り扱いにつきましては、中国四国農政局に設置した本庄工区検討委員会におきまし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の行政監察の勧告は、補助金の執行の適正化等を図る観点から、土地改良区が実施した補助事業について総務庁が調査をし、その結果として、四件で国庫補助額約二百十万円が不適正な交付であると農林水産省に対し勧告したものであります。  農林水産省としましては、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この事案をちょっと申し上げますと、一つは補助対象とならない水田均平化工事の費用に充当するため事務費を増額請求したこと。それから、農道整備事業の立ち会い、調整に自治会役員を補助員として雇い、本人に支払わず自治会に払ったことだとか、事務費で補助対象外物品を...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは、一つは日本の国土上の制約がありまして、例えば穀物の自給率等を見ますと、輸入している農産物を農地に換算すれば千二百万ヘクタールである。日本の農地は五百万ヘクタール弱である。これが飛躍的に拡大をしていけるというような状況であれば、さらにこれも歯どめ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今までも、例えば米の消費拡大等につきましてもいろいろな努力をしてまいりました。例えば学校給食とか、そういうところ。それから、私は防衛庁長官のときにやりましたけれども、できるだけおいしい御飯を自衛隊の皆さんにも食べてもらわなきゃいかぬと。だから、それまで...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 昭和三十六年から約二百万ヘクタール以上、二百三十万ぐらいですね、壊廃、転用その他あるわけでございますが、しかしこの間におきましても、壊廃したのが二百三十万でありますけれども、拡張したのが百十万町歩です。したがって、今の先生の示された数字からいいまして、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国土利用計画においての平成八年の閣議決定においては、平成十七年を農地四百九十万ヘクタールとしているところはそのとおりであります。そうですね。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ですから、十七年において四百九十万ヘクタールを維持するように努力して、その時点で四百九十万ヘクタールを確保するという趣旨が大事だと思うわけでございまして、先生の御心配にならないようにという趣旨でございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 昨年の埼玉県におけるダイオキシンの問題等につきましても、本来、平地林であったものが売られてそこに工場が建てられた、そしてああいう形になったということが指摘されております。  そこで、今相続税の問題が提起されたわけでございますが、私どもとしましては保安...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 技術開発の問題につきましては、一国内の自給率を上げるという観点からばかりではなくして、やはり世界戦略ということを考えて展開しなきゃいかぬと思うわけでございます。  先ほど来話がありましたように、アメリカはヒトゲノムの遺伝子の読み取りにおきましては世界...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この日中漁業協定が締結をされましてから二年間以上、条約が発効に至らないという異常な状態が続いておったわけでございます。この間約二十回にわたる協議を行ったわけでございますが、なかなか合意に至らない。合意に至らない最大の原因は、やはり現在のままでありますと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御承知のとおりでございますが、昨年十二月に新たな基本政策の具体的内容と実施手順を水産基本政策大綱プログラムとして取りまとめたところであります。  この大綱におきましては、二百海里体制という新たな海洋秩序のもとで、将来にわたる水産業の持続的発展を図るた...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御質問の点につきましては、先般、二月二十四日にこの署名ともどもに御要請をいただいておるところでございます。  八郎湖は近年、水質の悪化が進みつつあり、その対策の検討に当たりましてはまず徹底した原因究明が不可欠と考えております。農林水産省といたしまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は現在なお実施期間中でありますが、これまでの実施状況を見ますと、農業生産基盤や農業近代化施設の整備、農地の利用集積等により、担い手の経営規模の拡大、労働時間の短縮等の面で着実な成果を上げているものと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 担い手育成の土地の集積は効果があったということはお認めいただけると思います。  ただ、今、委員がおっしゃられたとおり、米価が下がっておる。こういう点について、農家の皆さんが厳しい状況にあるということは確かに言われたとおりであるかと思いますが、その是正...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員から二八%の減反と、こう言われたわけでありますが、御承知のとおり、日本の米は千三百万トン生産できる能力があるわけでありますが、実際には九百五十万トンしか消費されない。その三百五十万トンを生産する圃場の転作をお願いいたしておるわけでございますけれ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いわば、文部省さんの方でつくっている図書館は従来型の図書館、我々がつくっておる方は情報化時代に非常に対応した、しかも農業問題に集中してやっている。こういうことでございまして、今はパソコン時代でございますから、これは単に図書館一カ所の、一万人どころではな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 答弁はいいですか。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、感想だけ。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは我々にまだ政策的な展開の余地があると、こういうように数字を見ております。したがいまして、農民の皆さんを決して苦しめるという考えはございませんで、可能な限り国内支持その他につきまして、緑の部分におきまして今後も工夫しまして対策を講じてまいりたい。 ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 簡単に申し述べます。  やはり、委員が指摘されるのは、全体のうちの一部を突出して全体的にそれを理解したり、全体の中もありますけれども、経過の中におきましてですよ、資料の受けとめ方によりましては解釈の仕方もいろいろ違う。そういうところも十分検証した上で...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、これは農業問題に精通する委員の御意見に反論するようで大変恐縮でございますけれども、農地によって農産物が生産されるわけですから、農地が大きいか小さいかは自給率に当然影響するわけでございまして、もし自給率だけを取り上げていくならば、現在の食生活をずっ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いやいや、あえて言えば関連しているわけですから。だから、農地が狭いということによって、それは関係ないと言うなら、おかしいですと、これだけ言います。農地が広くなければ自給率もだめだと、基本的にはそのことを主張しておきます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いや、委員のおっしゃられることは、確かに中山間地域農業の積極的な意義を見ておるということは理解します。  しかし、一般的に言いまして、やはり地理的に困難なところは営農においても困難な事情を有しておると。確かに、それぞれの特産物におきまして、例えば高知...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員のお話を聞きまして、アフリカのことわざを思い起こしました。一人の老人は一つの図書館であると。私も小さいときから祖父に連れられまして、山を回りまして、それから牛を追いまして、そしていろいろな知識を教えられて今日の私があると思っております。  し...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 米飯学校給食につきましては、その重要性を踏まえ、普及、定着等を図ってきたところであります。この結果、現在、米飯学校給食実施校比率は九九%、また週平均実施回数は二・七回となっておるわけでございます。米飯学校給食の重要性を考え、さらなる普及を図るように努力...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) このアメリカの政策は、緑の政策の中でWTO上は一応認められております。しかしながら、同じような条件を有しておる例えばカナダはどう言っているかというと、これは形を変えた輸出補助金であると。同じベースで生産しておって、片っ方は所得補償をやっている、片っ方は...全文を見る
03月16日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○玉沢国務大臣 外国の畜産物との競争において、我が国の畜産物の生産を拡大していくという上におきましては、やはり市場原理に基づいて行うということが大事である、こう考えるわけでございますので、何と申しましても、低コストな畜産物の生産を目指していくということが第一。  また、酪農等に...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられる五〇%の目標、これは目標としましては将来を見据えたもの、こう考えまして、実現可能な数字としまして、これからの十年間でやるということで四五%、こういうことを審議会においても提示をいただいたところでございます。  したがいまして、この四五%の達成...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず輸入の問題については、これは貿易協定の中に規定されておるわけでございまして、ウルグアイ・ラウンドの決定の後、その範囲の中にあるわけでありますが、要するに、貿易をどう考えるかということにもつながると思うんです。  つまり、日本は、ガット体制に戦後入ることにより...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに委員のおっしゃるとおりですね。それはもう輸入を全部とめてしまえば自給率は幾らでも上がるんですが、しかし、それはやはり貿易ルールというのがありまして、米の問題等につきましても、先ほど申し上げたとおり、細川内閣のときに、これは、国家貿易品目として認める場合におい...全文を見る
○玉沢国務大臣 今後五年間にわたってこの事業を進めていくということでございますが、リース事業等におきましては非常に要望が多いわけでございます。したがいまして、現在、十二年度百五十億円としているわけでございますけれども、その拡充に向けまして、さらに検討をいたしておるところでございま...全文を見る
○玉沢国務大臣 北海道の畜産、酪農におきましては、今委員がおっしゃられましたように、例えば乳用牛におきましても、飼養頭数は全国第一位、生乳生産量は全国のシェアの四割強を占める状況であります。また、肉用牛の飼養頭数も四十一万頭を超え全国第一位となっております。また、飼料作物の作付面...全文を見る
○玉沢国務大臣 基本計画の答申は、内閣総理大臣に対して行われたものでございます。  したがいまして、これを受けまして、政府は、これを閣議決定をした上で、総理を本部長といたしまして対策本部を構成し、政府を挙げてこの問題に取り組んでいく、こういう決意を表明する。そして同時に、政府が...全文を見る
○玉沢国務大臣 この食料・農業・農村基本計画とあわせて公表する経営展望におきましては、ゆとりのある、生産性の高い畜産経営を実現するため、酪農、肉用牛、養豚について代表的な経営の姿を示す、こういうことになっておるわけでございます。  この中で、酪農経営につきましては、家畜改良への...全文を見る
○玉沢国務大臣 十二年度保証価格につきましては、新たな酪農・乳業対策大綱でも述べられておりますとおり、環境整備・ヘルパー加算を別途事業に転換するとともに、両加算を除く保証価格については、ルールに即して算定を行った結果、転換分を除き二十銭の引き下げとなり、一キログラム当たり七十二円...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の諮問におきまして、大変御無礼申し上げましたが、手取りは三十四銭上がる、こういうことになります。  全力を挙げて酪農振興のために頑張る決意であります。
○玉沢国務大臣 旧基本法は、今委員がおっしゃられましたように、一つの目標としましては、農業と他産業との間の生産性と生活水準の格差の是正を図るため、またもう一つは、経営規模の拡大等による生産性の向上、自立経営の広範な育成、需要が拡大する作物への生産転換等を目指したものでありまして、...全文を見る
○玉沢国務大臣 自給率を設定して目標を掲げたというのは世界でも珍しい、ないことだ、こういう委員の意見でございますけれども、しかし、ヨーロッパ各国の例を見ますと、やはり食料の安全保障上の観点からも自給率を上げる努力をしている、こういうことは言えると思います。  日本の場合におきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 北海道の実情について委員からお話しをいただいたわけでございますが、確かに、規模拡大が進んできた、しかしながら、その間におきましては負債も同時に出てまいりまして、離農せざるを得ないような農家もおられる。こういう現状に対しまして、今後負債対策等も講じながら、さらにはま...全文を見る
○玉沢国務大臣 酪農農家におかれましては、やはり毎日生き物を相手にして仕事をやるわけでありますから、まことに労働時間が長い、そういうふうに考えます。しかも、毎日牛に飼料その他やらなければならないわけであります。  したがいまして、ゆとりのある経営の実現を図っていくということが大...全文を見る
○玉沢国務大臣 価格につきましては、価格の決定のルールに従いまして算定をするわけでございますけれども、しかし、いろいろな諸要素を考えまして、農家の実質な手取りは上げるようにできるだけ努力をしてきた、こういうことが言えると思います。
○玉沢国務大臣 乳価の決定の場合におきまして、党でいろいろと御論議をいただくという場もございます。また、各党の先生方からも、それぞれ私の方にもいろいろな御提言を賜っておるところでございます。そういう御提言あるいは御検討をいただきまして、できるだけ農家の皆さんのプラスになるように決...全文を見る
○玉沢国務大臣 今までも、価格が安定的に推移をするという経過は、やはり乳製品については適切な国境措置や調整保管の実施等がございまして、そういうようなことがほかの農産物とはまたちょっと違う面がある。  したがいまして、できるだけ安定的に推移をするということを旨としまして制度を考え...全文を見る
○玉沢国務大臣 ハイファットチーズの問題につきましては、バターへの分類が適当ではないか、こういうことで、世界関税機関のHS委員会に我が国から検討するよう要請をしまして、現在審議中でございます。これは、日本ばかりでなく、三十数カ国からも出されておると考えておるわけでございますので、...全文を見る
○玉沢国務大臣 この資金は、我が国がアメリカと交渉しまして、牛肉の自由化をする際に、外国から入ってくる牛肉に対しましては五〇%をめどとしまして関税をかけて、その関税の収入を国内の畜産対策、特に子牛対策等に振り向けるということで形成されたものでございます。  したがいまして、今ま...全文を見る
○玉沢国務大臣 この処理費、まあ百五十億円ということになっておるわけでありますが、多くの方々から要請があるわけでございますので、これをさらにふやすことについては、やはり前向きにやってまいりたいと思います。よく見てください。
○玉沢国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
03月16日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第11号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) お答え申し上げます。  農林漁業団体では高齢化の進展に対応して定年年齢の延長に努めてきており、六十歳以上の定年年齢を定めている農業漁業団体の割合は平成七年の七七%から平成十一年度には九五%となっております。また、農協系統組織では、高齢者雇用対策として...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そうです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 現行のままですべてが推移できればこれにこしたことはないわけでございますけれども、御承知のとおり、我が国の社会は高齢化が進んでいる一方で少子化が進んでおる、こういう状況でございますから、そういう中におきまして、何とか工夫して将来ともに国民の老後生活の安定...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) つまり、老後の心配がないように、この制度全体がなくならないように維持していくということが大事だと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 将来を考えますと、現行制度を維持していくということになってまいりますと財源が枯渇するわけでございます。そうしますと、将来全く年金がもらえない、こういう人も出てくるわけでありまして、そういうところにも配慮する必要があるんじゃないかと。  確かに、理想は...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林大臣として当然のことでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 知っているかと聞かれましたから、知っているのは当然であると、こういうことです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、いろいろな情勢が影響して農協の経営その他に影響を及ぼしているものがあるかとは思うわけでございますけれども、やはり金融の問題であるとかいろいろな社会情勢の変化等に伴いまして農協系統もスリム化しまして、そして地域農業の振興や担い手農家の営農活動の支...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 社会一般におきましても、この間におきましてはそれぞれの経済情勢に応じまして、会社におきましてもリストラとかそういう形で改革が行われてきておる。農協組織であったとしましても、そうした経済社会上の変化にやはり対応せざるを得ない、こういう側面もあったものと考...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、組合員をふやすかどうかということにつきましては、農業の機会をできるだけ大きくしまして、担い手が意欲を持って取り組めるような施策を講ずることによりまして後継者もふえていく、こういうことが大事かなと、こう思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国庫負担をふやせば問題は解決すると。確かにそうでございますが、これは全体としてよく検討をしましてやっていく必要があると考えます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) また最初の議論に戻って恐縮なんですが、農林年金関係者からも一致してこれは統合を進めてください、こういう要請もあるわけでありますから、それは確かに委員がおっしゃられるように条件その他は低くなる。改悪という言葉を使っておられるわけでありますけれども、しかし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御夫君は、夫唱婦随でございますから一応考え方は委員と同じであるかもしれません。しかしながら、全体の組織の決意がやはり総意としてあらわれておる、こういうふうに考えておるわけでございます。したがいまして、この際におきましては、確かにいろいろな政策をと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この問題は直接農林年金のプロパーの職員の皆さんとも私もお会いしまして、いろいろと実情を聞きました。したがいまして、この農林年金の職員の処遇や雇用の確保は、厚生年金との統合を円滑に進める上で極めて重要な問題であると考えております。  特に、農林年金の職...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林年金と厚生年金との統合は、平成七年二月の特殊法人の整理合理化についての閣議決定に基づくものではありませんが、農林年金の職員の処遇や雇用の確保は、厚生年金との統合を円滑に進める上で極めて重要な問題であると考えております。  今後の統合に向けての状況...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林年金の宿泊施設のあり方につきましては、厚生年金との統合に向けた検討課題の一つとして、農林漁業団体において、宿泊施設の職員の雇用上の問題にも留意しつつ、組織協議を行っているところであると聞いております。  農林水産省といたしましても、農林漁業団体に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料・農業・農村基本法におきまして、女性の皆様の地位あるいは役割、これを高く評価しましてこれから政策展開をしよう、こういう考えでございます。  今お尋ねの農業者年金制度でございますけれども、この改革に当たりましては、この基本法の理念に即した形で、関係...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農村における女性の役割は、先ほども申し上げましたように大変大きなものがございます。したがいまして、この基本法の中におきましても明確にその位置づけをしておるところでございまして、今後、女性の方々がその役割に応じて十分報われるような施策を展開するということ...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、今までの加工原料乳制度は価格を安定的に維持してきた、こういう点で評価できるかと思うわけでございます。新しい制度に変わるに当たりましては、新しい制度におきましても安定的な価格が維持できるようにしていくという配慮が必要なのではないか、こう思うわけでご...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 暴落した場合の対策いかん、こういうことでございますが、あらかじめ生産者による価格変動に備えるための積立金を造成することとしております。国としてもこれに対して一定の拠出を行う、こういうことで今検討しているところでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) わかりました。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新しい制度に移行するに当たりまして、できるだけ不安がないように、不安のある要素があればそれに対してどう対処するかということを一つ一つ解決、また検討しながらこれに当たっていきたい、このように考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料・農業・農村基本計画におきまして、平成二十二年度の牛乳・乳製品の食料自給率目標につきましては七五%としたところであります。この中で、牛乳・乳製品の消費については、趨勢をベースに、適正な栄養バランスの実現や、食べ残し廃棄の減少等を踏まえて、望ましい食...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 自給飼料の増産を図るということは食料自給率の向上上必要不可欠な課題であると認識をいたしております。  このため、飼料増産推進計画を策定いたしまして、転作田等既耕地の活用による飼料作物の作付拡大、さらには飼料生産の共同化や受託組織の育成、また日本型放牧...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が言われましたように、現在の状況でいけば十年かかるというのが北海道の現状であるということを踏まえまして、百五十億に対しましてこれをもっとふやしていくということをまずここで表明したいと思います。何とか五年間でできるような予算措置もこれからしてまい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のお話のように、我が国の畜産は国民生活に欠かせない食肉や牛乳・乳製品等の安定供給という基本的な使命に加え、地域社会の活力維持、国土や自然環境の保全等、多様かつ重要な役割を果たしておると考えます。したがいまして、今回の価格決定等におきましても、単に価...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは非常に大事なことだと思います。中山間地域におきましては今過疎状態が進行しておりまして、耕作放棄地等があります。したがいまして、今回の基本法の中におきましては、中山間地域に対する直接支払い制度を行いまして、そして農地の放棄地がないように図るというの...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の言われるとおり、農業体験学習は、将来を担う子供さんたちが農業に対する正しい理解をし、さらにはまた将来農林水産業を担っていく、こういうことにつながっていくということで極めて大事である、こう考えるわけであります。  したがいまして、この問題は政府全...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 家畜排せつ物につきましては、畜産環境の保全や資源の有効利用の観点から、これを適切に処理し堆肥として農地に還元することを基本としてその利用を一層推進していく必要があると考えております。  このため、従来から、補助事業により堆肥センター等の施設整備を促進...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 具体的に申し上げますと、環境整備加算につきましては、飼料作物の作付面積をふやすインセンティブとして今年度より実施しております土地利用型酪農推進事業を拡充しまして、またヘルパー加算につきましては、酪農ヘルパーの利用促進のため、ヘルパー利用農家に対し、ヘル...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当然、現時点ばかりでなくして、四月以降の価格変動等も十分織り込んで決定をするということが大事であります。また同時に、飼料が高騰したりそうした場合におきましても、対策を講ずるように制度としてはございますので、そういうこともできるだけ使いながら、もしそうい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員からいろいろと農民の皆様からの声を聞いての御不安の点について御指摘がございました。確かに、今までは加工原料乳価格は安定的に一応推移してきたのが、需要と消費の関係で決まっていく、そういう場合におきましては不安定な状況になるんじゃないか、こういう御指摘...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 十一年度の保証価格は委員がおっしゃられたとおり七十三円三十六銭でありましたが、本年度につきましては価格に含まれている環境・ヘルパー加算分、一円三銭を価格から外し、別途支出することになりました。これはつまり環境対策とヘルパー対策というのは価格の中から分離...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほども申し上げたわけでございますが、例えば、一番要望のあるリース事業等につきましては今後予算をふやすことも検討しますと、こう申し上げました。  また、五年間という年限を切っておるわけでございますけれども、しかし、よく実態を見まして、できるだけ受け入...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新しい制度下におきましても、引き続き加工原料乳の不利を補正するための生産者補給金を交付し、加工原料乳地域における生乳の再生産を確保することとしておりまして、一方、都府県におきましても広域指定生乳生産者団体のもとでより効果的な計画生産、広域需給調整等が行...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御指摘をいただいた点も十分考えながら、やはりこの近代化の方向については進めていくということが大事だと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。     ─────────────
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法を廃止する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法は、緊急かつ計画的に行う必要のある農業技術の研究開発を促進するため、生物...全文を見る
03月17日第147回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 五年前のことでございますが、報告はございませんでしたので、記憶にもございません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ここのところは、私もきょうは委員からそこまでの質問の項目を受けておりませんでしたので、私自身調べて御報告を申し上げたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そういうことがあったということでありますならばまことに残念なことでございまして、こういうことが部内、省内で知らないでいたということは極めて残念なことであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国営総合農地防災事業は、平成十一年度現在、全国で二十カ所、二十地区実施しておりまして、その総事業費の合計は約五千二百四十八億円となっております。進捗率は平成十年度未決算ベースで約二六%となっております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当初のやつは、今計算をしまして、後ほど申し上げます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 認めます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当然、公共事業は国民の税によって賄われるわけでありますから、それができるだけ効果があるように、常に見直しながら事業を展開していくということが大事だと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この地方農政局が発注する工事の積算基準等につきましては、諸経費、歩掛かり等の積算基準に加え、労務単価や材料単価を公表するとともに、平成九年二月からは個別工事についての積算参考資料を入札参加者に対して提示するなど、入札・契約手続の一層の透明性、適正な競争...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは七つの農政局にすべて入札監視委員会を設けておりまして、厳正に取り扱いをお願いしておるところであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 具体的には、入札監視委員会では、審査対象となるすべての工事について入札・契約手続の運用状況を聴取し、審議いただくとともに、この中から委員会が無作為に抽出した工事について、工事の内容はもちろん、発注方式の考え方、業者選定の経緯、理由及び入札経緯、結果等、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、無作為でやる場合におきまして漏れる場合もあるかとは思いますが、しかしながら、決してこの入札監視委員会がやっておることがすべて緩いものであるというふうには考えません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 何も調査しないということは言っておりません。しかしながら、要するに不適正な事案とかそういうことになった場合におきましては、当然それは調査をいたしますし、談合談合と言っておりますけれども、そういうような事案がもしあったとしますならば、当然それは厳正に対処...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 調査するというよりも、もしそういう事案が出てきた場合には厳正に対処する、こう言っているわけですから、当然のことじゃないかと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 公取の意見に別にコメントをする必要はありませんけれども、具体的な事案というよりも、今の話は一般的なことについてのお話であったと受けとめております。
03月21日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員がおっしゃられたことは極めて大事なことであると考えております。食料・農業・農村基本法の目指す食料の安定供給の確保、多面的機能の発揮、農業の持続的な発展及び農村の振興という課題に積極的に対応し、新たな展開を図る上で技術の研究開発は極めて重要なもの...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、いろいろ説があるかもしれませんが、我が国で世界的なリードしている分野はどこかといいますとイネゲノムの解析だと、こう言われております。決して日米間の格差があるというようには考えておりませんが、一生懸命予算も確保しながら、今後、必要な研究分野において...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり、研究所の独立法人が新たな組織となってスタートするに当たりましては組織が硬直化しないように常に気をつけていかなければならぬ、このように思います。  現在、生研機構の役員としましては十一名が任命されておりまして、その内訳は民間の出身者が四名、省庁...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業技術の研究開発における国、民間の役割につきましては、農林水産研究基本目標において、民間におきましては基礎的な研究の成果の迅速な実用化に向けた技術開発を目指していく、また国の試験研究機関におきましては、国の政策の遂行上必要な研究開発を推進するとともに...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新たなミレニアムを展望しつつ、産学官の連携のもと、豊かで健康な食生活と安心して暮らせる生活環境を実現するため、平成十二年度からグリーンフロンティアプロジェクトを実施することとしておりまして、具体的には国の試験研究機関を中心とするイネゲノム研究の加速化、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) イネゲノムの解析等を通じまして、有用な遺伝子の働きをいかに産業化していくかということが問われておると思うわけでございまして、世界的に見まして例えば食料が非常に不足してくる、そういう場合にいかにして収量が多い作物をつくっていくか、あるいは味のいいものをつ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新しい基本法は、農業だけでなく、消費者にもそれからまた国民一般にも理解していただく、あるいは食品産業等にも理解をしていただく、こういうことで食料・農業・農村基本法と、こうなっておるわけでございます。  そこで、食料政策、農業政策及び農村政策のそれぞれ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 総理が、省庁の抵抗のため施策がうまくいかないことがあるというようなことを言ったやに聞いておるわけでございますが、農林水産省におきましては決してそういうことはございません。  この中央省庁等改革につきましては、平成九年十二月に行政改革会議の最終報告が行...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この生研機構におきましては、特別措置法に基づきまして、稲作、畑作、畜産、果樹及び野菜の各部門における生産性の向上、高付加価値化、労働快適化及び環境保全型農業の確立に資する研究開発を実施してきたところであります。この成果としまして、特許百六件、農薬登録一...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この五十億円の政府出資を活用しまして先ほど申し上げたような成果を上げたわけでございますが、生産現場に直結した農業技術の研究開発を実施するという所期の成果を得られる、そういう見通しを持っておるところでございます。これで終わるわけではございませんで、これか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 従来からも、生研機構における財務諸表等の情報公開につきましては、書類の事務所備えつけを義務づけ、また一般の閲覧に供するなど、業務の透明性の確保に努めてきたところであります。今回の法律案により基礎的研究業務勘定に帰属することとなる資産につきましても、その...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今後の研究開発につきましては、国内の農業生産の増大や食料自給率の向上を目指していく、こういう観点から麦、大豆、飼料作物等の品質や生産性向上等、農業生産の現場を支える技術開発等、ゲノム解析等の革新的技術開発を推進することが最も大事なところと考えているとこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員がおっしゃられた事例は二例にわたるわけでございますけれども、確かに大規模経営をするところに適用される技術でもあります。しかし、こればかりではございませんで、たくさんあるわけでございます。  例えば、地域特産物の振興につながる品種改良であるとか、天...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほどからお話しになりますように、いかに労働力を軽減していくかということとか、あるいはいかに機械化を導入していくかとか、こういうところは確かに単位当たりで見れば割高になっているようには見えますけれども、新しい技術の開発というのは民間に任すだけではできな...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 価格が安ければ委員のおっしゃるとおり点数も非常によくなってくるわけです。しかしながら、価格は一応需要と供給の線で決まっていくというのが現在の日本の経済システムであるわけであります。研究開発等について国が率先して出したという点は評価してよろしいかと思うわ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これから普及をしまして量産化が可能になってまいりますならば、これはやはり価格も低くなってくるということが見込まれるわけでございまして、最初から何でもかんでも安くして、企業はみんな赤字で次にやっていけないというようなことになってはいかぬと思うわけでござい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ですから、企業に金を出すということは邪道だと言っているんです。それよりも、いかに普及して、それを一般化して多くの人々に使ってもらうことによって価格を下げていくということは可能性がありますと。したがって、そのために農家の皆さんに対して補助事業としてこれを...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、私の言ったことでお話は尽きると思いますよ。  ですから、要するに、普及することによって量産が可能になってくるでしょうと。その普及については、国としましても農家の皆さんに対してやはりこれをできるだけ導入するようにしていただきたい、そのためには補助事...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そうです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 研究は大事でございますから、そういう考えに立って進めていきたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全く委員のおっしゃられるとおりであります。  やはり、世界戦略を考えていった場合におきましても、技術研究でおくれをとればその分だけ日本の農林業がおくれる、こういう認識を持ちまして、前の独立法人の問題等についても申し上げたわけでございますが、イネゲノム...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大豆なたね交付金暫定措置法及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  大豆につきましては、食生活の面においても、また農業生産の面においても重要な農作物であることにかんがみ、これまで、い...全文を見る
03月23日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○玉沢国務大臣 農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法を廃止する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法は、緊急かつ計画的に行う必要のある農業技術の研究開発を促進するため、生物系特定産業技...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員が御指摘されたように、青年を中心といたしまして、新規就農者数は近年増加しておるところでございます。その新規就農者にとって最大の課題は、何と申しましても資金の確保である、このように思います。  したがいまして、意欲的にこれから農業につくという方々のために、経...全文を見る
○玉沢国務大臣 やはり新規就農者はこれから農業を意欲的に担っていくという方々でありますから、それにこたえるということが大事だと思うわけでございます。  したがいまして、これまでも、担い手に農地面積を集積することを目標に農地の流動化を進めてきたところでありまして、農地の集団化に配...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、六十代といいますと我々の世代であります。つまり、私は昭和十二年生まれでありますから、一けた世代の次の二けた世代の初め。そして、五十代といいますと昭和二十年代生まれですね。だから、そういう時期におきましては、やはり農業といいますのは地域産業の中心であった。した...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは極めて重要な御指摘であると認識いたします。つまり、今委員がおっしゃられました、農業集落で消滅をしてきたというところは、平場の地域の農業集落ではなくして、中山間地域の農業集落であるということでございます。  これは戦後の五十年間の変遷を見れば御承知のとおりで...全文を見る
○玉沢国務大臣 私は、委員が御指摘されましたように岩手県出身でありますが、その説をなしておる先生も岩手県だそうでございますが、同じ郷里から出た者としまして、まことに残念だと思います。世界的な視野からいっても、基本的な農業というものがわかっていない、そう思います。  まず第一に、...全文を見る
○玉沢国務大臣 食料・農業・農村基本計画とあわせて農林水産省が示すこととなっております農業構造の展望におきましては、効率的かつ安定的な農業経営の数につきまして、家族農業経営が三十三万から三十七万戸程度、法人経営及び生産組織が三万から四万戸程度と見ております。  これを確保するた...全文を見る
○玉沢国務大臣 新規就農者対策とあわせまして、農地の集積化、経営の規模拡大、こうしたことを目指しておるわけでございまして、農地の集積のためにも、日本の国内で八万人の方々が今努力しておるわけでございます。そうした政策と相まって、農地を維持し、農業がさらに展開できるような体制をとって...全文を見る
○玉沢国務大臣 新規就農者が一番少なかったときは、平成二年の四千三百人でございます。それを底にしまして徐々に上がってきておるわけでございますけれども、やはり平成二年のころは経済状況も非常によかった、そういうようなこともあって他産業の方に魅力を感じていったかと思うわけでございますが...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられるとおりでございます。やはり収益性の高い、経営確立に向けた環境を整備することが大事であると思います。  それで、新規就農者がどのような部門を選んでいるかといいますと、先ほども御指摘がありましたけれども、野菜、花卉などの収益性の高い部門への割合が...全文を見る
○玉沢国務大臣 これはもっと正確を期す必要があると思いますが、稲作経営を一〇〇%やっているという立場からいえば、三〇%減反ということになりますと、三〇%がなくなるというふうに考えるわけでございますけれども、農産物を生産するという観点からいえば、この三〇%のところは、減反ばかりでな...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の指摘は、まことに大事なことであると思っております。やはり基本計画におきまして、農地、水、担い手を確保するということはまさに基本の基本である、こう考えておるわけでございます。  具体的な農業施策といたしましては、農業振興地域制度等の適切な運用や農業生産基盤の...全文を見る
○玉沢国務大臣 これが今回の一番大事なところだと思います。端的に答えてということでございますけれども、農業信用基金協会が保証を引き受ける場合の担保、保証人の扱いにつきましては、各県の基金協会において定められております。今回、新たに農協等から貸し付けられることになる就農支援資金は、...全文を見る
○玉沢国務大臣 したがいまして、担保、保証人をとらないというような趣旨でやっておるということは、極めて重要視しておるということでございまして、委員のおっしゃられるとおりでございます。
○玉沢国務大臣 青少年に働きかけていくということが重要である、まさにそのとおりでございまして、例えば一つは文部省とともにやっておるわけでございますが、小中学校の生徒さんたちに農林水産業の現場で実習的な教育を行う、こういうことも大事であると考えておるわけでございます。  また、技...全文を見る
○玉沢国務大臣 債務保証に対する経費につきましては、国の助成のもとで全額を都道府県が基金協会に対して出資することとしておりまして、各県基金協会の運用の中で、担保、保証人をとらない方向で検討を行っております。
○玉沢国務大臣 よろしいです。
○玉沢国務大臣 就農するに当たりましては、確かに就農支援の資金も大事でありますけれども、同時にまた、自己資金もある程度用意をしてやっておるというケースが非常に多い。先ほどもアンケートの結果が示されました。したがいまして、安定的にやっていくということを考えていきますならば、やはり自...全文を見る
○玉沢国務大臣 全国の市町村の中で、約五百八十町村がかなりの支援対策を自治体で行っているという数字が出ておりますし、具体的な事例もつかんでおるというのが現状であります。  今、委員がおっしゃられた岩手県の例でございますが、例えば岩手郡葛巻町というところでは、第三セクターにおきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 今、この広報関係の予算がございましたけれども、農林水産省としましても、いろいろな広報関係の予算を全部総計しますと、約四億ぐらいになるんですね、いろいろなものをやりますと。それから、農林水産省の広報関係では二億四千六百万で、テレビ番組等における新規就農の事例及び施策...全文を見る
○玉沢国務大臣 思ってよろしいと思います。
○玉沢国務大臣 フランスの就農憲章は、非常にすばらしいと思いますね。我々も、それに負けないようにしっかりとやっていかなければならぬと思います。
○玉沢国務大臣 五年間の時限立法で技術開発をやってきたわけでございますが、成果は、これから開発した技術をいかに普及して利用していくかというところにあると考えるわけでございます。  確かに、委員の御指摘なさったように、途中で開発を打ち切ったというケースもあるかとは思いますけれども...全文を見る
○玉沢国務大臣 遺伝子組み換え食品あるいは技術につきましては、この技術の持つ大きな可能性について正当に評価がなされること、最新の科学的知見に基づき環境や健康等に与える影響についての十分な評価が行われる必要があること、消費者の関心に対し的確にこたえる必要があることが基本であるという...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国における組み換え農作物の環境に対する安全性につきましては、OECDの専門家会合における基本的な考えをもとに、科学的な知見に基づき、慎重に審査しておるところであります。今後とも、科学的知見に基づき、的確な安全性評価を行い、環境に対する安全性の確保に万全を期して...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいまの修正案につきましては、政府としましては反対であります。     —————————————
○玉沢国務大臣 ただいまは法案を可決いただきありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後最善の努力をいたしてまいります。     —————————————
03月28日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○玉沢国務大臣 昨日夜、北海道農政部出向中の農林水産省のキャリア職員が収賄容疑で逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中で、まことに遺憾であり、残念に思っておるところであります。このことにより、国民の皆様に不信を招いたことを大変申しわけなく思っており、心か...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 昨日夜、北海道農政部出向中の農林水産省のキャリア職員が、収賄容疑で逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中でまことに遺憾であり、残念に思っているところであります。  本件は、現在、捜査当局の手にゆだねられておりますので、その推...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が言われましたWTOの農業委員会の特別会合は、去る三月二十三日、二十四日、ジュネーブにおいて行われました。我が国からは熊澤農林水産審議官ほかが出席したところであります。  この特別会合におきましては、三点決まっておるわけでございますが、まず第...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) WTOの加盟国が百三十五カ国に上りまして、そのうちの四分の三を途上国が占めるという状況でございます。したがいまして、やはり大多数のコンセンサスを得るということが大事になってくるわけでございますので、途上国に対する働きかけといいますのは今後ますます重要に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員がおっしゃられたように緑の政策の中における問題でございますが、三割、七割の要件、これを完全に満たして実施しているという国はまだ私は多くないと考えております。したがいまして、第二十条によりますと、過去の今までやってきた経験等も踏まえて論議して、今...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず結論から申し上げますと、海洋深層水は新たなる資源としまして極めて有用なものである、こういうふうに認識しております。海洋国日本であるわけでありますから、これはもう相当の資源があると考えておるわけであります。  深層水は、植物の成長に必要な無機栄養塩...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 謝罪がなかったのではないかと大変おしかりをこうむったわけでございますが、まことに遺憾であり、残念に思っているところでありまして、またこうした不信を招くようなことになりましたことに対しましては大変申しわけなく思っておるところでございます。  経過につい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この事案が出て職員が逮捕されてからその内容について知った次第でございまして、遺憾ながらその前の段階におきましては調査その他におきましての報告は受けておらないところでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この事案におきましての経過等を見ますと、平成七年九月から平成九年三月まで農林水産省農産園芸局に属しておるようでございますが、事案としましては平成九年七月ごろから同十一年十月ごろまでの間、前後二十数回にわたり普通預金口座に振り込み送金で支払わせ、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 調査が十分でなかったかと言われれば、調査委員会の行ったところは農業構造改善事業にかかわるところであったわけでございまして、ここのところまでは十分ではなかったということは言えると思うわけでございまして、今後、捜査の過程等におきまして明らかになった事実を見...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 出向中の職員は何人かと。何人ということになりますと、まことに恐縮でございますが手元に用意した資料がございませんで、質問通告は受けておったかとは思いますが、数の問題につきましては後ほど正確なところを調査しまして御報告申し上げたいと存じます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、現在のこの事案につきましては、司法当局によりまして取り扱っておるわけでございますので、その事実関係等が明確になった時点で今後の方向を決めてまいりたいと考えておるところでございまして、全体をやるかどうかということにつきましてはもう少し検討させていた...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) もとより、大臣の命令によりましてこの調査委員会が設立をされて一年有余たつわけでございます。しかし、これは当時から農業構造改善事業を中心としまして調査を行うということで設立をされてきたわけでございますので、全体のものを調査するというところまでは行っておら...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協といいましても全国千五百もあるわけでございまして、それが全部不正な事実をやっているということは言われておりません。一部の場合であったと、私はそう考えておりますので、そこまでは考えておりません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに農協に対する監督責任はあると思いますけれども、個々の農協におけるいろんな事案等につきましては、それぞれ農協に監査制度その他あるわけでございますから、そこでのそれぞれの措置はあると思いますので、そうしたことを踏まえた上でやらなければならぬわけであり...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 把握していないか把握しているかという御質問でありますが、把握しております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 職員倫理の保持のためには、去る一月十四日、大臣官房に職員倫理啓発対策室を設置し、職員の倫理管理にかかわる情報収集、意見交換、検討、連絡調整等を行う管理体制を整備したところであります。  いずれにしましても、四月一日からは国家公務員倫理法が施行されるこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協に対して農林水産省からどのような人がOBとして行っておるかという御質問でございますが、数はそんなに多くはないと思いますけれども、それぞれの農協の仕事とか求めに応じましてそれなりの人材が行っておる、こういうことであると思います。  数におきましては...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) お答えします。  今回の改正は、これまで不足払い方式によってきた交付金制度を改め、市場評価を的確に生産者手取りに反映させ、需要に応じた良品質大豆の生産拡大に資する観点から、事前に定める一定の単価により交付金を交付する方式とすることを主たる内容とするも...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) お答えします。  今回の制度見直しは、高い市場評価を得た大豆の生産者が高い手取りを実現できるようにして、実需者ニーズに即した生産を振興しようとするものであります。また、価格変動に対する措置として大豆作経営安定対策をあわせて講じることとしております。 ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員長、一つ。先ほどのがわかりました。  先ほど出向者の数について明確ではございませんでしたが、その後わかりましたので御報告申し上げます。  現在、都道府県三十九でございまして、出向している数は百一名でございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) お答えします。  第四条第三項の規定は、生産者団体が策定する調整販売計画の変更勧告に関する規定であります。  今回、定額助成方式に移行するに当たりましては、生産者団体が計画的かつ合理的な販売の実施により、適切に販売価格の維持向上を図ることが従来以上...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほども質問があったわけでございますけれども、WTO上確たることはまだ申し上げられないと考えておるわけでありますが、いずれにしましても我が国としましては、国内支持につきまして、現行のWTO協定における枠組みは基本的に維持しつつ、現行の緑の政策の要件、範...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御指摘の大豆の生産組織につきましては、平成六年の生産調整の大幅緩和により減少いたしたところでありますけれども、平成十年の緊急生産調整推進対策を契機に再組織化が進み、全国で四千組織、作付面積シェアは一九%というところまで来ておるところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のおっしゃられることももっともでございますけれども、枝豆も含め、野菜につきましては共補償の対象となっておるところでありますけれども、単位面積当たりの労働時間が多く、団地化にはなじまない点があります。また、単位面積当たりの収益性が麦、大豆あるいは稲を...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御指摘の調査委員会は、農業構造改善事業に関し、事業の執行及び職員の職務の遂行にかかわる疑惑その他の問題が提起されていることにかんがみ、事実の確認を行い、事務の執行体制の適正化を図るために設けられたものであります。したがいまして、当該職員は、過去におきま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まことにこの事案は残念であり遺憾である、また国民の皆様に対しましても大変申しわけなく思っておるところでございます。したがいまして、倫理が今非常に問われているときでございますので、農林水産省といたしまして、今後、仕事のやり方等も見直し、事業実施の適正化を...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御質問に対しましては、先ほど申し上げましたように、構造改善事業等の問題についての調査委員会でございますので、その調査委員会はしかるべく、いろいろな制限のある中でも、幅広く、また自己申告に基づきまして、かなりの調査を行って、処分等におきましても相当...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 調査委員会は大臣の訓令のもとに設置をされまして、そしてそのもとで調査をしてまいったわけでございます。したがいまして、可能な限りの調査を行ってきた、こういうことを申し上げたわけでございます。しかし、調査の過程におきましては、なかなか強制権限等とるべき手段...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) このたびの事案は現在司法当局で捜査中でございますので、事実が明確になってきた時点におきまして、さらに検討をし、今後の方向を決めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) そうした点も含めて検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 口蹄疫は大変な病気でありまして、我が国の畜産業の将来を考えましても極めて重大な問題である、こういうふうに認識をいたしておるわけでございます。  したがいまして、そのウイルスを特定すること、あるいは感染経路を明確にすること、なおまた防止等についても万全...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 移動規制は、口蹄疫の蔓延を防止し、周辺の畜産農家の財産を守るとともに、我が国畜産業への影響を最小限に食いとめるため、公益的な観点から必要不可欠な措置でありまして、農家の方々に御不便を強いることになりますけれども、これを認めていただかざるを得ない性格のも...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) どのようなことができるかということについては今畜産局長の方から話がありましたが、そのほかにも損害あるいは犠牲をこうむった農家の方々に対してどのような処置がとれるか今後検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新たな交付金制度における初年度の交付金単価は六十キロ当たり八千三百五十円とすることを予定しておりますが、これはここ数年の交付金単価よりも高い水準となっており、その安定的運営を確保し得るよう、生産費等の趨勢的な変化率により毎年単価を調整することといたして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 菜種は重要であると思います。  我が国の菜種生産量は昭和三十一年の三十二万トンをピークに減少し、最近では一千トン程度で推移するとともに、その産地についても特定の地域に集中しております。また、生産が特定の地域に集中する中で、流通におきましても、主要産地...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料・農業・農村基本計画におきましては、国内の農業生産の拡大を図ることを基本として食料の安定供給を確保するため、平成二十二年度における大豆の生産努力目標を二十五万トンといたしたところでございます。  この実現を図るためには、実需者や消費者のニーズに対...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まことに大事な、大豆においては大事なことだと思います。  委員がおっしゃられるように、地産地消が農業政策の基本でもある。私の岩手県の北上山系におきましては、いまだに豆腐を自家消費しているわけです。それを例えば豆腐田楽にしまして道端で売るということをし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 極めて大事なことだと思います。  ともすれば今までは生産者と実需者がなかなか直接に、必要なものをお互いにわからないでやってきたという面が多かったんじゃないかと。したがいまして、今度は必要なものを生産し、それをまた高く評価していただいて使ってもらう、こ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国産大豆の消費を拡大するためには、まず契約栽培やロットの大型化などの取り組みを拡大することにより、消費者や実需者が国産大豆を進んで選ぶような状況をつくり出すことが基本であります。  こうした生産者の取り組みとともに、やはり今の消費者の動向が大事だと思...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農産物検査法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  米麦を初めとする農産物につきましては、その公正かつ円滑な取引と品質の改善を助長するため、昭和二十六年に制定された農産物検査法に基づき、国が検査業務を...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大臣になる前も大臣になってからも考えは全く変わっておりません。私は、当委員会でも申し上げておりますように、自給率を向上せしめる上におきましては、土地利用型農業の自給率は、特に農地が確保されなければその自給率の向上はなかなか難しいということを再三にわたっ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 学生時代のことでありますから、学生時代からの友人であるということでございまして、生まれは年も同じなのでございますが、私の方が大学に入るのが一年早かった。そうすると、小渕総理が入ってきたときには一年生ですから、私は二年生ですね。そうしますと、雄弁会の中に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは個人的な関係というよりも、お互いにその衝にある者としまして、やはり総理の施政方針演説の中に農林水産業の関係についてより多くのスペースを割いていただくということは大事なことだと思いますので、今後とも申し上げていきたいと思いますが、委員からも、同じ党...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業者年金制度をどうするかというお尋ねでございますが、まずこの農業者年金制度が果たしてきた役割、また現状、今後の方向をしっかりと見定めていかなければならぬ、こう思います。この制度は、発足以来、農業者の老後生活の安定及び農業経営の若返り、農地の細分化防止...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) こういうような状況を踏まえまして、本制度の改革に当たりましては、食料・農業・農村基本法の理念に即した形で関係者の理解と納得及び年金財政面での長期安定が得られる制度にしていきたいと考えておるところでございます。  簡単にと、こういうことでございますが、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、この法律の趣旨でございますが、やはり国が行ってきたものを民営に移す、こういうことで行政改革の趣旨を実現するというのが第一点であります。  それから同時に、規制緩和でございますけれども、国があるいは社会が活力あるものとなるように規制緩和も推進をす...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産分野における地方分権につきましては、これまでも地方分権推進委員会の勧告を受けまして、保安林の指定・解除権限等の都道府県への移譲、地方公共団体に対する許可、認可等の関与の縮減等を進めてきたところであります。また、中央省庁等改革基本法における農林水...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 補助金を行って事業を行うということで成り立っておるわけでありますけれども、しかしその場合におきましても、どういう事業をやるか、どういう施策をやるかということについては、あくまでも地方自治体がまず計画を立ててそれを申し出て、そして地域づくりをやるという観...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省はほかの省庁とは違いましてその主体はそのまま残して再編するという形であるわけでございますけれども、しかし行政改革の趣旨を十分体しまして、食料の安定的な供給や、農業の有する多面的機能の発揮という役割の十全な機能を確保しつつ、効率的で透明性の高い...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が御指摘のように、農産物検査法は、第一条で、公正かつ円滑な取引と品質の改善の助長、農家経済の発展と農産物消費の合理化を目的として掲げておるわけでございます。  これを具体的にそれぞれにどういう趣旨であるかということを申し上げますと、生産者にと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 検査の信頼性の確保の問題でありますけれども、国は、登録機関による適正かつ確実な検査の実施を確保するため登録検査機関に対しまして適切に指導監督を行っていく。この立場を明確にして、登録検査機関の業務開始に先立ちまして、具体的に登録検査機関としての適格性を審...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 行政改革の趣旨に基づきまして、国家公務員の定員につきましては、国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本的計画を受けまして、中央省庁再編前の適切な時期に新たな定員削減計画が定められると聞いているところであります。  食糧事務所の定員につきましても、こ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業改善構造の問題等におきましては、当初この事業を実施するに当たりまして、事業実施の権限が職員に、非常に大幅とは言いませんけれども、職員の考えに基づいて行われるというような範囲が非常に大きい面があったと。したがいまして、その点を改めるということにいたし...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 補助事業の執行につきましては、従来からも真に地域農業の振興に役立つよう適正な実施に努めてきたところであります。今後とも所要のデータの整理も含め、補助事業の適正な執行が図られるよう努めてまいる所存でありますが、今、委員が御指摘をされましたように、異常に補...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当然、調査委員会はみずからを厳しく律してみずからを厳しく処断する、こういう趣旨で始めたものでございます。しかしながら、その中におきましては、強制権限等がございませんのでなかなか全般にわたりましてのところで欠けたところもあったかと存じます。  まず、今...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは行政改革をめぐる一連の議論の中から出てきたものでございまして、国の事務事業につきましては、官民の役割分担の適正化と民営化による業務の一層の効率化等の観点から、民間でも対応可能なものは積極的に民間にゆだねていくことが強く求められてきたところでありま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 検査は常に公平性と中立性が求められるわけでございます。そういう意味でベターか、こう言われるわけでございますが、ベターなものにするようにしていかなきゃいかぬ、こう思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 捨てたわけじゃないんです。つまり、一番大事なことは、公正な検査が実施される、保証されるということが大事だと思うんです。  今、委員がおっしゃられるように、国がやってきたということはそこの点が大変評価されたと思うわけでございまして、そういう国が果たして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 公平中立な検査が行われるということは、その品質に対する保証といいますか信頼、こういうことにもなると思うわけでございまして、厳格なる検査を行うという体制をいかにしてつくるかということだと思います。ですから、国営でやった場合におきましても民営でやった場合に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 民営に移った場合におきましても、民営までの間におきましては五年間という暫定期間もちゃんと置いているわけでございます。その民営に移った場合に、適正かつ公正中立な検査が行われるようにそれぞれの所要の措置もあわせて行う、食糧庁がしっかりと監督をし指導する立場...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が指摘されましたように、各都道府県、それから市町村、また御父兄の方々、やはり食料の自給率を向上せしめるという点におきましても、米飯給食を拡大していくということは極めて大事なことであると思います。したがいまして、国も努力をいたしますが、国民全般の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは大事なところでございますから、できるだけそういう受検機会の失われないように、むしろできるだけそういう機会が適時に行われるようにしてまいりたいということでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 疑義等の申し出があった場合におきまして、事実関係の調査につきましては、公正中立な第三者たる食糧事務所職員が、検査規格に照らした品位等の再鑑定また検査実施後の運送、保管状況の調査等を行い、これにより事実を客観的に把握することとしております。その上で、検査...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食糧事務所のあり方でありますが、今後とも食糧庁の地方支分部局として備蓄米の管理運営や国家貿易の運用、不測の事態への対応など、国民の主食である米及び麦の需給、価格の安定を図る上で重要な役割を担っていくものと考えます。  食糧事務所の組織、定員のあり方に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 米麦を初めとする農産物につきましては、その公正かつ円滑な取引と品質の改善を助長するため、昭和二十六年に制定されました農産物検査法に基づきまして、国が検査業務を担うことにより、適正な制度運営が確保されてきたところであります。  一方におきまして、行政改...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今日までの経過でありますが、三月十二日、民間の獣医師さんが一頭の肥育牛に発熱、食欲不振、それから発咳、せきだそうでございますが、これらの症状を確認、その後、この獣医師は症状の変化から口蹄疫を疑い、二十一日に宮崎家畜保健衛生所に通報、同日農林水産省家畜衛...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 口蹄疫の蔓延の防止には万全を期してまいりたいと考えております。また、粗飼料の禁止措置等につきましても今行っておるところでございます。  周辺畜産農家の財産を守るとともに、我が国畜産業への影響を最小限に食いとめるため、公益的な観点から必要不可欠な措置と...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは、行政改革、地方分権もやはりその一環として考えられなきゃいかぬ。したがいまして、それぞれ関連がありますから、決して地方分権に反するという趣旨は私は持っておりません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほどの答弁で正確を期していなかったものですから。  粗飼料の輸入禁止をしていくと答弁をいたしたところでありますが、具体的には、家畜伝染病予防法に基づき、家畜防疫官による輸入検査を行い、必要な消毒等の防疫措置を講じるところとしたところでありまして、こ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国農業の持続的な発展を図っていくためには、効率的かつ安定的な農業経営を担うべき...全文を見る
04月03日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○玉沢国務大臣 去る三月二十七日、農林水産省の職員が収賄容疑で逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中で、まことに遺憾であり、不信を招くような事態に至ったことに対しまして、国民の皆様に大変申しわけないと考えております。  本件につきましては、現在、捜査当...全文を見る
○玉沢国務大臣 昨年の一月に大臣訓令に基づく調査委員会を設置いたしましたが、これは農業構造改善事業等をめぐる問題等につきましての調査委員会であります。そうした中におきまして、いろいろな制限のある中、幅広く、また自己申告に基づき、かなりの調査や相当数の処分等を行い、厳正に対処したと...全文を見る
○玉沢国務大臣 御趣旨のお話でございますけれども、現在捜査中の案件でございますので、こうした点は、事実関係がすべて明らかになった上で対処してまいりたいと考えているところでございます。
○玉沢国務大臣 本年度から、従来の農業構造改善事業に変えまして、食料・農業・農村基本法に基づきまして、我が国農業を担う経営体の育成に施策を集中させることにいたしまして、経営構造対策を開始することといたしております。  この新たな対策では、従来の農業構造改善事業におきましては、便...全文を見る
○玉沢国務大臣 今言われました林野弘済会、林業土木コンサルタンツについてでありますけれども、これは、指導監督基準上の所管する官庁の出身者、すなわち本省庁課長相当職以上を経験した者、こうなっておるわけでありますが、林野弘済会につきましては、総理事数二十四人のうち六人、林業土木コンサ...全文を見る
○玉沢国務大臣 公益法人の株式保有につきましては、平成八年に閣議決定されました公益法人の設立許可及び指導監督基準に基づき、解消すべく努力を行っております。  その結果、財団法人林野弘済会につきましては、平成九年に四十三社の株式を保有していたものが現在三十六社に、財団法人林業土木...全文を見る
○玉沢国務大臣 私といたしましては、国民の御批判に対し、徹底的に事実関係をただすべきはただし、改善すべきは改善するなど厳正に対処してまいる考えであります。  さらに、去る三月三十一日に、農林水産省全体の仕事のやり方を見直し、事業実施の適正化を図るとともに、職員一人一人に公務員と...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の事案につきましては、農水省が家宅捜査を受ける、こういうことになりまして、国民の皆さんに対しましても大変不信を抱かせたこと、申しわけないと思っている次第でございます。  調査の点におきましては、事実が明らかになった点におきまして、より徹底して調査を行い、しか...全文を見る
○玉沢国務大臣 調査委員会におきましては、自己申告に基づくものと、また幅広く調査する、こういう観点からやったものでありますが、強制的な権限がない中でやったことでもございまして、十分ではなかったかという点は認めるところであります。
○玉沢国務大臣 まず、事実が明らかになるといいますことは、起訴をされた時点で、本人がその罪を認める、こういうことになった場合におきまして処分を行う、こういうことになると思います。
○玉沢国務大臣 公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針におきましては、理事の構成におきましては「本省庁課長相当職以上」ということになっておるわけでございまして、委員が挙げられました三団体におきましては、その点については、厳密に言えば基準に適合していると思います。しかしながら...全文を見る
○玉沢国務大臣 火山活動による家畜等への被害を最小限に食いとめるために、現地の畜産農家の意向を踏まえまして、移動を希望する畜産農家の家畜の移動を行っているところであります。  四月二日現在で、移動を希望する農家十二戸中十戸の農家の家畜百三十六頭の移動を完了いたしているところであ...全文を見る
○玉沢国務大臣 本庄工区の利用のあり方につきましては、約一年間にわたりまして検討委員会で御検討いただいてきたところでありますけれども、本日、委員長から中国四国農政局長が報告書をいただくこととなっております。  委員会におきましては、本庄工区を、全面的に干陸して農業に利用する案、...全文を見る
○玉沢国務大臣 報告書は、三案並立ではありますけれども、それぞれの案を評価しておりまして、追加投資をすればどのような効果が行われるかということが詳細に書かれておるわけでございます。そうした点をよく見ながら、島根県とともどもに相談をして今後の方向を決定していきたい、こう考えておりま...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに、一つの結論には達しておらない。しかしながら、全面干陸案におきましては、例えば、追加費用は五百二十億円で、年間の粗生産額においては約百五億円、こういうふうに見ております。干陸しない案におきましては、追加費用が八十億円で、漁業生産高が年間六億円から九億円として...全文を見る
○玉沢国務大臣 専門家の方々にもかなり長い間御論議をいただきまして、可能である、こういう結論をいただいておるわけでございますので、それを高く評価していきたいと思います。
○玉沢国務大臣 委員がおっしゃられますように、消極的に評価すればそういうような評価もあるかもしれません。しかし、どのような産業であっても困難性の伴わないものはないわけでありまして、農業においてもいろいろな困難性はあると思うわけでございます。  一般的に申し上げますと、我が国は、...全文を見る
04月04日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今般の有珠山噴火災害に関し、農林水産省の対応につきまして御報告申し上げます。  最初に、このたびの有珠山の噴火により避難されている方々、また農林水産業の活動に支障を来している方々に心よりお見舞い申し上げます。  農林水産省といたしましては、噴火前の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、農林水産省が示しました今後の農業構造の展望におきましては、効率的かつ安定的な農業経営の数を、家族農業経営が三十三万から三十七万戸程度、法人経営及び生産組織が三万から四万戸程度と見ております。これを確保するために必要な新規就農者の数につきましては、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これまでも普及の重要性を訴えてまいりまして、その定員の確保等に努力をしてきたところでありますけれども、今後ともこの新規就農者の経営の定着を図っていくためには普及の技術をいかに研修していくか、これが最も大切なことだと、こう考えておるわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 有珠山の火山につきましては、農林水産業に対しての今直接的な被害というものは生じていないところでありますが、今後長期化することによりまして、いろいろな作物とか動物とかあるいは水産業にも影響を及ぼしてくるものと考えられます。  そういう点をよく見まして、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 世界のいろいろなケースを申し上げられたわけでありますけれども、新規就農の確保につきましては各国の事情によりそれぞれ施策が講じられてきているところでありまして、例えばドイツ、フランスでは一定の要件を満たす青年農業者が農業経営を開始する場合に助成金を交付し...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業教育は、将来を担う子供さんたちが農業・農村の果たしている役割を正しく理解する機会であります。また、生命産業である農林水産業に触れることによりまして子供たちの生きる力をはぐくむ、こういう観点からも重要な役割を持っておると考えております。  このため...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の青年等就農促進法の改正は、新規就農者にとっての最大の課題が資金の手当てであることから、これに対応しまして資金面での支援策の充実を図るものであります。  具体的には、認定就農者が営農開始のために必要とする施設の設置、機械の購入等に要する資金を就農...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 基本法の基本理念の一つであります農業の持続的な発展を図っていくためには農業の担い手の確保が不可欠であります。したがいまして、今後もこの就農対策につきまして、これを基本的な施策の一つとして位置づけましてその推進を図ってまいりたいと考えております。このため...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員御指摘のとおりでございますが、農作物につきましては秋まき小麦、それから野菜類につきましてはトマトとか早出しイチゴが収穫中でございます。また、牧草とかあるいはてん菜、花卉、いろいろと、今後、火山灰その他が降ってくることによってどういう影響があるか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 現行における救済制度、対策等あらゆるものを動員しまして対策に当たることは当然でございますが、今後の被害の状況等におきましてまた特別の必要な処置があるとするならば、今後検討いたしまして対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 各市町村におきましては、それぞれのニーズに応じましてそれぞれの支援措置を講じておると思います。  したがいまして、それぞれの市町村の取り組みと、それから国が取り組んでおる施策と、これは相連携をとりながらやっているということが大事なことではないかなとい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは地方分権の問題ともかかわるわけでございますけれども、財政措置についてはいろいろと地方に対しましては交付金その他行っているわけでございまして、国が何をこうしろああしろというよりは、市町村の自主的なやはり取り組み、熱意というものが私は大事だと思います...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 就農支援資金につきましては、現在、十八の道府県において地域の実情に対応し独自の施策として償還免除措置が講じられているところであります。  一方、国の施策として償還免除制度を設けることは、既存の融資制度において償還免除が認められているのは教師であるとか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、どのように受けとめているかと。  私は高く評価いたしております。県、市町村、農協におきましては、地域の実情に応じ、例えば新規就農者に対する情報提供、就農相談、研修の実施、また就農奨励金の支給、営農資金等への利子補給等の就農支援施策に取り組んでい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新規就農者の住宅対策といたしましては、新規就農ガイドセンターにおきまして、農地等に付随した家屋の情報提供を行っているほか、資金手当てとしまして特定農家住宅資金の貸し付けを行っております。  また、市町村におきましても、住宅の増改築、修繕への助成や住宅...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、委員のおっしゃるとおりであると思います。地域社会に溶け込むことと適切なところに住宅を確保するということは大事なことだと思いますので、その点を留意して今後、対策を進めていきたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 多面的機能あるいは公的機能を果たしているという上におきまして中山間地域の農業は大事であると、確かにそのとおりであると思います。  そういうところで営農する場合におきましては大変条件が不利なわけでございますから困難性が伴う、そういう意味を込めまして、先...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまの修正案につきましては、政府としましては反対であります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。
04月11日第147回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本岡議員にお答えいたします。  農業構造改善事業の問題につきましては、昨年一月に大臣訓令に基づき構造改善局長を委員長とする調査委員会を設置し、同調査委員会におきましては、いろいろな制約のある中で最大限の調査を行ったところであります。その調査に基づき、...全文を見る
04月13日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○玉沢国務大臣 このたび農林水産大臣に再任されました玉沢徳一郎でございます。  委員長初め委員の諸先生方におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただきまして、改めて厚く御礼を申し上げます。  現下の農林水産行政におきましては、食料・農業・農村基...全文を見る
04月13日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) このたび、農林水産大臣に再任されました玉沢徳一郎でございます。  委員長初め委員の諸先生方におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、改めて厚く御礼申し上げます。  現下の農林水産行政におきましては、食料・農業・...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 基本計画はつくったわけでありますが、実施計画は今検討しておるというのが実情でございます。当然、基本計画をつくった以上は、それをいかに具体的に実施していくかという実施プログラムをつくるということが大変重要であると認識をいたしておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御指摘のように、基本計画に基づく施策につきましては関係する省庁が多岐にわたっております。例えば、食品の衛生管理、食生活指針の策定及び普及啓発等につきましては厚生省であります。また、食料消費や農業に関する教育の振興につきましては文部省となります。また、農...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、四月六日に現地に赴きまして、避難者の方々にお見舞いを申し上げまして、現地の状況を視察してまいったところでございます。また、その際におきましては、対策本部等におきましてもいろいろとお話を申し上げ、ホタテの作業等につきましてもしかるべき配慮をしていた...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員に申し上げたわけでございますが、報告がおくれましてまことに申しわけございません。  これは、その際にも申し上げたわけでございますが、北海道庁が本年の三月までに負債の状況等につきまして詳しく調査をしますと、その調査に基づきまして負債対策等を講ずると...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 同じ政党の方から衆議院で質問がございまして、同じ質問だと思いましたものでありますからその点を省略しましたのが大変誤解を生んだのではないかと思います。  一応、この調査は北海道庁が行っているものでございまして、その結果を踏まえてやるというところまで言え...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 地方公共団体への出向はその団体から要請を受けて行っておるものでありまして、北海道農政部につきましては昭和四十八年から出向しているところでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省から出向していた北海道農政部次長が収賄容疑で逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中でまことに遺憾であり、不信を招くような事態に至ったことに対しまして国民の皆様に大変申しわけないと考えております。  本件につきまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは、いみじくも委員がおっしゃったように、多面的機能であるとか自然の循環機能、やはり農業が果たしておる役割といいますのは大変たくさんあると思うんです。したがいまして、基本的には、これらの事業をもし減らしていくというふうなことになれば、やはり多面的機能...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、構造改善事業を始めた当初につきましては、担当者の権限といいますか、あるいは担当者がみずからやれる範囲とか、そういうものは非常に大きかった。したがいまして、事件を起こすようなことになったという点については確かに反省をいたしておるわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 把握しておりません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 談合はいいとは言えません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 悪いです。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 御質問が最初からなかったものですから正確を期しているかどうかわかりませんが、とりあえずお答えをさせていただきます。  地方農政局が発注する直轄工事の入札契約手続におきましては、平成五年度以前にはほとんどの工事が指名競争入札方式により行われていましたが...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省における公共工事の発注は、会計法等に基づきまして一般競争入札、公募型指名競争入札の導入によって透明性の確保を図るとともに、第三者から構成される入札監視委員会によってその妥当性について審議をいただいているところであります。こうした第三者委員会等...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当然、旧基本法が目指したものはそれなりに成果を上げて今日まで来たと思います。  しかしながら、旧基本法におきましては、制定後の諸情勢の変化に対応する仕組みがなかったことなどから、食料自給率の低下、担い手の減少、高齢化や中山間地域等における過疎化の進行...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のおっしゃられるとおりでございます。  したがいまして、基本計画を立てまして、なおかつ実施本部等も内閣総理大臣を本部長として設立いたしたわけでございますが、その場におきましては、内閣総理大臣から明確なる談話を出していただいて、決意と国民の皆さんに...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料自給率の向上、具体的に言うと、生産者サイドにおきましては耕作放棄地の解消や耕地利用率の向上、コストの低減と消費者ニーズに対応した生産が大事であると思います。食品産業事業者サイドにおきましては、販路開拓や新製品開発の取り組みを通じた農業サイドとの連携...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 非常に大事な点だと思います。  生産は確かに一生懸命やってきた、しかし牛乳が過剰になった場合に消費の拡大をどうするかと。今までは例えばチーズをつくるとか、バターも過剰ですからチーズをできるだけつくるとか、加工食品にいろいろと転換してきたところがありま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、この支援策いかんということでございますが、この口蹄疫の影響によりまして一定期間出荷ができないことに伴う畜産経営への影響を緩和するため、運転資金を低利で融通するための利子補給や肉質低下による販売収入の減少に対する助成等を措置したところでございまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、委員の先ほどの質問でございますが、やはり風評被害に対して、これは人間には影響しないんだということと、風評被害が起こることによりましていろんな被害を農家に及ぼすということがないようにPRには万全を期していくということが大事である、こう思います。 ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 基本計画の策定に当たりましては、昨年九月以降、食料・農業・農村政策審議会の企画部会におきまして、計十一回にわたる御審議の上、三月十五日に答申をいただき、それを踏まえて閣議決定をしたところであります。また、その過程におきましては、国会などの場で御論議をい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食料自給率をある一定の水準に目標を定めてこれを達成すべきであるということはやはり国民的な合意に基づいて行われてきた、こういうように考えております。つまり、不測の事態等が生じた場合、外国から食料輸入その他が途絶えてきた場合におきましては、あくまでもこれは...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御提言はもっともであると思います。  レストラン等の外食産業におきまして食料自給率、エネルギー等の情報を提供することは消費者の適切な選択に資する重要なことと考えております。このため、農林水産省におきましては、メニューごとの食料自給率換算ソフトを...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本来、九百万トンも生産されておる国産の稲わらの六割が使われていないというところに問題があると思います。  自給率を向上するという観点、また口蹄疫を持ち込ませないという観点からも、今後は稲わらについては自給を旨としてやっていく必要がある、このように思い...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 制度の面からいいますと、今までの制度でありますと、いいものをつくりましても悪いものをつくりましても、それを平均して平均価格を出しまして、それに対する交付金を出しておった。そうしますと、いいものをつくっても悪いものをつくっても平均価格ということになります...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり農産物も市場価格によって影響されるわけでありますから、つまり最初見込んだよりもたくさんとれて過剰になってまいりますと、自主流通米の場合は価格が下がるのは当然のことでございます。したがいまして、この数年は過剰傾向で推移してきておるわけでありますから...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 水田活性化大綱、麦、大豆、飼料作物等は、決してこれは認定農家だけにやるものではなくして農家全般にやっていただく、その中におきまして認定農家の役割といいますのはそれぞれの地域で中核的な役割を担って指導的な立場でやっていく、こういう趣旨でございますので、や...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 意欲を持って取り組める施策といいますのは、やはり所得の向上というのも大きな要素を占めておると考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) WTOの交渉におきましては、緑、青、黄色ですね、これらの施策、政策そのものも今後論議して、どういうような範囲でやるかという余地があると思います。  そういうところでこれから交渉に入ってまいりますが、あくまでもその場合におきまして我が国が主張すべきこと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、WTOにつきましては、この計画に従って各施策を実施するに当たりましては、国際的な規律との調和を保つものとし、新たな国際的な規律の形成に際しては我が国の立場や主張を最大限反映させるよう努めるものとすると、この方針で臨んでまいりたいと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり国民の皆さんが関心を持っておるのは、第二次世界大戦の直後には、戦中もその後もそうでございますが、大変飢餓状態に陥った。当時、戦争末期におきましては、アメリカの潜水艦及び空中からの機雷投下によりまして完全に日本列島は封鎖されました。そういう中におき...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員のおっしゃられる机上のプランだと、こういうことでございますが、外国から食料が途絶えるという事態になるまでは相当時間的な経過があるものと思われます。  したがいまして、新食糧法によりましても配給制度そのものはやはり制度としては残しておく、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員がおっしゃられますように、農業に対する偏見といいますのは五年ほど前は大変なものでございました。これは財界、経済界がみずからの権益を守るために農業を犠牲にする、こういう論調があらわれた結果だと思います。  しかしながら、その後、自由化その他の経過に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ともすれば取れるところからたくさん税金を取りたいという趣旨で大蔵省その他は考えると思います。また、都市農業の中におきましても、農業さえやっておれば優遇税制を受けられるという点から、余り営農にも力を入れていなかったところもあるやに聞いておるわけであります...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  食品産業は、国民生活に不可欠な食品を消費者に安定的に供給するという重要な役割を果たしており、食料・農業・農村基本法におきましても、その健全...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員が言われましたことは大変大事なことだと思います。  まず、生産者が原料の販売のみならず、付加価値をつけて農産物の加工品を産出するということは極めて重要なことである、こういうふうに考えておるわけでございまして、それを通じて地域経済においても重要...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の法改正によりまして食品産業と農林漁業との連携、食品産業の技術開発や卸売市場の活性化が推進されることを通じまして、まず農林漁業者に対する効果といたしましては、食品産業と安定的な取引関係を構築することによりまして農林水産物の安定的な販路の確保が図られ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 前向きに検討いたします。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 水産庁船舶燃料の入札に関しまして、公正取引委員会による立入検査が四月十二日以降、関係業者に対して行われたことにつきましては報告を受けておりますが、具体的な調査内容等、事実関係につきましては承知いたしておらないところであります。  なお、農林水産省とい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 公正取引委員会の調査結果を待って、農林水産省といたしましても発注主体としての必要な調査や措置を行ってまいる考えであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 平成三年に本法が制定されて以来、食品生産販売提携事業を中心にこれまでに二百八十九件の構造改善事業が行われ、食品流通の合理化、高度化が図られてきました。  これによりまして、農林漁業者に対しましては農林水産物の安定的な販路の確保、消費者に対しましては高...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 声が大きいのは地声でございますけれども、確信を持って申し上げたいと思います。  今回の法改正によりまして、食品製造業と農林漁業との連携等が推進されることによりまして、まず農林漁業者に対する効果としましては、安定的な販路の確保が図られる、そのために必要...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 近年の食料消費を見ますと、総菜等の加工食品が家計の食料費の半分以上を占めまして、その地位が高まる傾向にあると思います。このような状況のもとで、国産農産物の需要拡大を図るためには、消費者や食品産業のニーズに的確に対応した農産物の生産を推進していくことが必...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、この点は重要な点であると存じます。  食品産業と農林漁業者の双方にとって、経営の安定と改善に寄与するという事業の趣旨の周知徹底を図りますとともに、相互不信を払拭するため、豊作とか凶作とか、そういうことによって価格が上下いたします。そうしますと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 中央卸売市場における取扱品目につきましては、業務規程におきまして野菜、果実及びこれらの加工品と定めていることでありますので、この加工農産物についても取り扱うことはできるわけでありますけれども、加工農産物につきましては一般的に規格性あるいは貯蔵性がある、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、一番大事なことは、こういう状況の中におきまして漁業をしてどういうような生産体制をとれるか。それから、農業におきましても営農に支障のないようにするためにはどういうふうな対策を講ずるか。こういうように今、有珠山の被害がありましても何としても農林水産業...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 近年の食料消費を見ますと、総菜等の加工食品が家計の食料費の半分以上を占め、その地位が高まる傾向にあります。  このような状況のもとで、国産農産物の消費拡大、自給率の向上を図るためには、消費者や食品産業のニーズに的確に対応した農産物の生産を推進していく...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 青果物の流通につきましては、卸売市場を通じた広域流通等が中心となっておりますけれども、一方、より鮮度の高いもの、有機農産物や生産者の顔の見える商品等のいわゆるこだわり商品を求める消費者の安全・安心志向を反映いたしまして、朝市や産直販売等の取り組みも広が...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり消費者は、今、委員が言われましたように、安全で安定した、しかも良質のものを求めておるということが明確になってまいりました。そういうものを供給できる体制というものをつくっていくということが食料自給率の向上にも役立つと、こう考えるわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 省議として私の考えと変わることがあるかどうかということでございますが、これは検討をしましてやるわけでございますから、まず違うことはございません。  ただ、得意分野とするところと得意分野でないところといろいろあるわけでございますし、数字に個々に立ち入っ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 前段のことについてはコメントしないことにします。  まず、今WTOの多面的機能についてのお話がありましたが、これは要するに凍結という結果になったわけですから、私が言う誤報といいますのは、この多面的機能というものが閣僚の宣言案の中に入るかどうかと。その...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、中国のWTO加入については、関心がある各国がそれぞれ中国と話し合いをしておる、こういう状況であると思います。我が国との話し合いは既に終わりまして、アメリカとの間においても合意がなされたと。現在、EUとの間で二国間交渉が行われていると聞いておるとこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 特にありません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 漁港法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国水産業の基盤である漁港は、国民に対する食料の安定的供給を図る上で欠かすことのできない重要な役割を担っております。  他方、このような漁港の重要性に...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○玉沢国務大臣 委員のお話のように、この食料・農業・農村基本法は、国民全体が取り組むべき課題を明確にいたしまして、基本計画を策定いたしておるわけでございます。したがいまして、この目標達成のためには、政府はもとより、生産者、食品産業の事業者、消費者等の関係者が一体となって取り組んで...全文を見る
○玉沢国務大臣 御承知のとおりに、この基本法におきましては、農業者、農業団体や食品産業がどのような役割を果たしていくか、自主的に努力するものに対しまして、国、地方公共団体はその努力を支援する、これが第九条、十条、十一条に明確にされているところであります。  また、消費者につきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 有珠山の噴火以降の対策といたしましては、まず第一に、こういう状況の中におきましても、農林水産業が引き続き継続できるようにしていくということが対策の一つだと思うわけでございます。  まず、避難地域から家畜の移動を希望される農家の家畜の円滑な移動が一つ行われました。...全文を見る
○玉沢国務大臣 すべての基本計画がそうだと思いますけれども、当然、政府が策定をして進めていくわけでございますから、これは政府が責任を持ってやっていかなければならない、これはもう明確であるわけであります。文言にあるからとかないとかということではなくて、取り組む以上は責任を持って取り...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国の農業の一つの弱点といいますか、一戸当たりの耕地面積が少ない、やはりこれを拡大していくということは、いつの時代におきましても追求していかなければならない課題だと私は思います。  そういう中におきまして、十年間のこれからのコストの話を今されたわけでございます...全文を見る
○玉沢国務大臣 政治資金規正法の問題でございますが、国からの補助金をもらった場合に、その団体が政治献金をやるかどうか、こういう趣旨だったと思います。(石井(紘)委員「では、もう一回言い直しましょうか」と呼ぶ)ええ。
○玉沢国務大臣 今挙げられました三団体、林野弘済会、林業土木コンサルタンツ、日本林業技術協会でございますが、この三団体から事業を受注し、または出資を受けている企業は株式会社や有限会社でありまして、農水省が一般的な指導監督を行う立場にはないと考えております。  政治献金については...全文を見る
○玉沢国務大臣 補助金を受けている団体から政治献金を行われるということは、規正法においては禁止しておると思います。
○玉沢国務大臣 委員が雑誌に書いておられるところを見ますと、ちょっと事実と違うところがございます。それは例えば、日本林業技術協会は農水省から、平成八年、九年の二年間に、四百十億円もの補助金を受けていると書かれてあるわけでございますけれども、実際のところは、平成八年には三億八千万、...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御発議によりまして、当委員会におきまして小渕総理がお約束をしたこと、決意を示されたことが森内閣におきましても十分継承をされまして、この基本計画の政策推進本部が設置をされたわけでございます。基本計画に基づく施策の着実な推進を図っていくためには、国民各位の御理解...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員が野党のときに提言をされたことがこの推進本部に実っておるわけでございます。その後、委員は与党になったわけでございます。したがいまして、ともどもに同じ目的に向かって頑張ろうではないか、こういう決意であります。
○玉沢国務大臣 今後、被害の状況等十分に把握をしまして、万全の対策をとりたい、そういう決意で臨んでまいります。
○玉沢国務大臣 気持ちはその気持ちでございます。  ですから、どんと、どんとという話なんですが、歌のようなことでございますけれども、それは全力を挙げて取り組むという中にすべて含まれておる、これを御理解いただきたいと思います。与党であろうが何であろうが、やはりやるべきことをちゃん...全文を見る
○玉沢国務大臣 御要請の趣旨は伺っておりまして、それに対する対応も行っておるわけでございまして、先ほども申し上げたところでございます。  つまり、産業対策につきましては、融資条件の緩和などについて、低利の制度資金を融通する、既貸付金の償還猶予等も図られるように今やっておるところ...全文を見る
○玉沢国務大臣 自給率を高めるべきである、こういう国民の願いあるいは不安、これはやはり、食料安全保障に関連しまして、国民の皆さんも、このままでは不測の事態に対応できない、こういうような気持ちがあるものと思われます。したがいまして、食料自給率を一般的には五〇%以上というような希望が...全文を見る
○玉沢国務大臣 あえて反論するわけではございませんが、生産だけ伸ばして達成するという委員の御意見でございましたが、生産は、消費があって生産が成り立つわけでございます。つまり、消費のない生産は幾ら伸ばしても、かつての社会主義国家と同じように、要らないものがたくさんありまして、チェコ...全文を見る
○玉沢国務大臣 責任を持って、先頭に立って頑張ってまいります、これが私の決意であります。
○玉沢国務大臣 基本的には全く同じでございますね。要するに、農家の皆様の所得向上等を通じまして、意欲を持って取り組める、こういうことが大事だと思うわけでございます。  ただ、申し上げたいと思いますが、認定農家がやめたい、やめたいと、一部だけをとって全体を評価しないように私はお願...全文を見る
○玉沢国務大臣 お答えする前に、先ほど委員が国際的な国境措置あるいは価格保障ということを言われたわけでございますが、国境措置はスイスのような形ではございませんで、やはりこれは国際的な規律の中でやっていく、こういう趣旨でありますし、価格保障という観点はとりませんで、所得の向上を目指...全文を見る
○玉沢国務大臣 今言われましたことは、刑事告発等もやるかと、事実がそういうふうな形で明確になった場合は当然しなければならぬことだと思います。  今回、職員が起訴されたことを受けまして、これまで構造改善事業に関して行ってきた調査につきまして、その対象を拡大し、旧農林水産省職員倫理...全文を見る
○玉沢国務大臣 口蹄疫は極めて悪性の家畜伝染病でありまして、その蔓延を防止し、清浄化を図ることは、我が国畜産の将来のみならず、国民生活にとっても極めて重要と考えているところであります。  口蹄疫の再発防止のためには、水際における各種の侵入防止に加え、国内における蔓延防止措置を的...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の長い質問でございますので、長く答えさせていただきたいと思います。  委員とは同じ世代でございます。三十年代におきましては、食が非常に乏しい時代でございまして、いかに栄養をとるかということが大事でございました。例えば、田舎におきましては、鶏の卵は非常に貴重な...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在、小麦の自給率は九%、大豆の自給率は、油脂を含めた全体需要量に対して三%、食品用需要量に対しましても一五%と低く、食料自給率の向上を図る上で小麦と大豆は重要な戦略作物であると考えております。  今回の基本計画におきましては、実現可能性や関係者の取り組み等を考...全文を見る
○玉沢国務大臣 非常に重要な指摘であると考えております。  脂質のとり過ぎ等の栄養バランスの偏り、生活習慣病の増加、食料資源の浪費等の食生活の問題点を踏まえ、農林水産省におきましては、健康、栄養面から厚生省、また、子供たちへの食に関する指導の面からは文部省と共同して食生活指針を...全文を見る
○玉沢国務大臣 農産物検査法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  米麦を初めとする農産物につきましては、その公正かつ円滑な取引と品質の改善を助長するため、昭和二十六年に制定された農産物検査法に基づき、国が検査業務を担うことによ...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○玉沢国務大臣 本日御審議いただきます農産物検査法改正案は、まず一つは、行政組織の改革、行政改革に基づきまして民間能力の積極的活用を図る、こういう趣旨でございます。平成十一年四月に閣議決定されました国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本計画に基づきまして、農産物検査におきまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 この改正案につきましては、やはり一つは、行政改革の趣旨を徹底する、こういうことがございます。したがいまして、国の行政組織を減量し、効率化を図るという観点から、農産物検査におきましても、検査の主体を国から民間に移す、こういう点がポイントであると思います。  したが...全文を見る
○玉沢国務大臣 十分とは何をもって言うかあれでございますけれども、少なくとも、検査体制におきましては、非常に客観的、厳正、中立に行ってまいりまして、国民の皆さんの信頼も得られておる、こういうように評価しているところでございます。
○玉沢国務大臣 どういうふうに公正中立なものを確保するかということが大事ではないかと思います。  例えば、かつての場合は、国が全量買い上げて、消費者にもそれを売る、こういう過程を経ておったわけでありますから、国の検査員が検査をするというシステムは非常に動きました、大事になってお...全文を見る
○玉沢国務大臣 もう一つの視点は行政改革という趣旨ですから、その面も評価して、民間に検査をゆだねる、こういうことでございます。したがって、問題は、やはり民間において公正中立な検査が実質的にどのように確保されるか。そういう場合におきまして、例えば食糧庁におきましては、全国の統一的な...全文を見る
○玉沢国務大臣 民間に移行することによっての効果は、やはり、より効率的な検査をするものと思われます。  そういう場合におきまして、今食糧庁長官の方から言いましたように、精度の高い機械であればできるだけ機械を使って、人手を使わないという方向で適正な検査をするものと考えられますので...全文を見る
○玉沢国務大臣 いや、間違いじゃないと思います。なかなか立派な御意見だと思います。
○玉沢国務大臣 民間に移行することのもう一つのメリットは、やはり、必要なときに必要な検査、きめの細かい検査が行える。国の場合はとかく、少し機動性に欠けるというところもあったかと思うわけでございます。より積極的に、行政改革の趣旨と民間に移行することにおけるメリットというようなものも...全文を見る
○玉沢国務大臣 完全に民間に移行する、こういうことになりますと、今言った三千四百人が必要なくなるわけでございますけれども、しかし、急にそれができるわけじゃありませんから、五年間かけてやっていく。  そして、五年間かけて民間に移行するわけでございますけれども、やはり民間のやってい...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、農林省の人員が、例えば林野庁においてもかなり縮減をされてきておるわけであります。それから、食糧庁におきましても、委員が御指摘されましたように、かつては二万名もおったものが、だんだんと縮減をされてきて今日に来ておるわけでございますから、決して今直ちに行政改革...全文を見る
○玉沢国務大臣 四月九日の農業新聞に、補助事業の陳情お断りという記事が出たわけでございますが、これは、不正確な趣旨でございまして、極めて迷惑しておると申し上げたいと思います。  本件は、国と地方公共団体や農業団体との関係を新しい基本法の理念のもとで見直してみようとするものであり...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、現在とっておる支援策等について申し上げてみたいと思います。(藤田(ス)委員「簡単で結構ですから、答えは」と呼ぶ)簡単でいいですか。  具体的にとっている政策につきましては、豚舎の収容能力の関係で、家畜防疫員の指導に基づき子豚の淘汰を行う場合の助成、出荷のお...全文を見る
○玉沢国務大臣 いつも共産党さんは、被害が起きますと、すぐ所得補償、所得補償、こう言われるわけでございますが、やはり有珠山の被害等におきましても、非常に厳しい状況の中ではございますけれども、農林水産業の生業をいかに維持していくか、それによって所得を確保していくかということも大事な...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、疑わしいものは、できるだけこれは入れないという措置をとっておるわけでございます。中国の加熱処理したものにつきましても、現地に参りまして、その処理の方法その他、きちっと現場を見まして入れておるわけでございます。一方におきましては、それを必要とするところもあるわ...全文を見る
○玉沢国務大臣 国の検査は信用できるが民間の検査は余り信用できない、こういうような趣旨に立っての御質問のようでございますが、国の検査が非常に信用できるという評価をいただいたわけでございますけれども、これはよしとしましても、民間に検査機関が移った場合におきましても、引き続き公正中立...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、今までの制度をちょっと見てみますと、最初は、団体がみずからをやっておったわけでしょう。そういうときは、これは米の相場制度があったと思うのです。やはり自分の産地において、みずからの商品はこれだけのものですということをみずからが証明して、相場にかける、それによっ...全文を見る
○玉沢国務大臣 国は、登録検査機関による適正かつ確実な検査の実施を確保するため、登録検査機関に対しまして適切に指導監督を行っていくことといたしております。  具体的には、登録検査機関の業務開始に先立ち、法律上の登録要件に照らして登録検査機関としての適格性を的確に審査し、一定の知...全文を見る
○玉沢国務大臣 国から民間に検査を移管する、やはり、信頼性と中立公正を旨として、民間にこれが移っても、それが損なわれないようにしっかりやっていくということがまず第一だと思うわけでございます。  したがいまして、五年間かけまして、今すぐ民間に行くということでなく徐々にやっていく、...全文を見る
○玉沢国務大臣 農産物検査を初め、米麦に関する行政は食糧庁が中心となりますが、あわせて、関係省庁との役割分担や地方公共団体との連携にも十分配慮し、全体として食料行政の適切な運営を図ってまいりたいと考えておるところであります。
○玉沢国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後最善の努力をいたしてまいります。     —————————————
○玉沢国務大臣 農水産業協同組合貯金保険法及び農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農漁協系統の信用事業のセーフティーネットにつきましては、従来から、他の金融機関の預金...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり三省で協力をして体制を整えることが急務だと思います。また同時に、このプレジャーボートが、遊漁というような観点から漁業資源等をとっておるということに対しましても有効な手だてをやる。すなわち、外国等におきましてはいろいろと料金を取ってやっておる、遊漁...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員が御指摘されますように、海の環境をいかに守っていくかということは極めて大事なことだと思います。  そこで、本格的な二百海里体制が、日中、日韓の基本協定が実施されることになりましてスタートするわけでございます。やはり日韓の関係におきましては、もう既...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省所管の公益法人に対しましては、公益法人に対する指導監督基準に即して、会計経理を含め、今後とも適切に指導してまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 四月六日、私は現地に赴きまして、伊達市の漁協や虻田町の虻田漁協においてなかなかホタテの養殖管理作業ができない、こういう状況を見まして、短時間でありましても安全を確保しまして作業ができないかということを現地の対策本部に要請いたしたところでございます。これ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 平成八年に海洋法条約の批准によりまして二百海里時代が到来いたしたわけでございますけれども、今日までの状況を見ますと、各国がそれぞれ漁業に熱心な余り資源をかなり減少させてきた、こういう印象を持ちます。  したがいまして、二百海里時代の到来におきましてま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、減船というよりはむしろ休漁という方がよろしいんじゃないかと思います。  資源を回復するために魚礁とかそういうものを投下するということも一つの方法でありますけれども、海はみずから資源を生み出す力を持っておりますから、小さい魚とかこれから育っていく...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) プレジャーボートから税金を取るかどうかということでございますが、管理をきちっとするという観点からも、またいろいろな問題を解決していくという上におきましても、やはりそういう方向で検討することが望ましいのではないか、私の考えであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 全国でも有数のリアス式海岸を有しております我が岩手県におきましては、フィッシャリーナ十六のうち四カ所を有しておる。その効果でございますけれども、まず漁船とプレジャーボートの係留場所を明確に区分した結果として、入出港時の混雑が緩和され、スムーズな漁船の航...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは非常に大事なことだと思います。都市と農村の交流ということはよくうたわれますけれども、国民的な大きな理解を水産業に求めるという上におきましては、都市と漁村の交流というのは大変重要になってくると考えるわけでございます。  そういう中におきまして、と...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農業も漁業も大事であります。  したがいまして、諫早湾の干拓事業が今進められておるわけでございますが、できるだけ環境面におきましても影響がないように配慮しながら努力し、水産業も成り立つように対応していかなければならない、このように思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 干潟を全部残せばいいということにはならないわけです。つまり、干潟も残しますし、同時にまたそのほかの目的にも利用できるものは利用していくと。やはり、我々は狭い国土にお互いに住んでいるわけですから、その中において有効に国土を利用していく、こういう考えがなけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) いつも、時々でございますが、要するに一部的な問題を全体的なところにすりかえて議論しますと全部がだめになってしまいます。つまり、我々は広大なる太平洋あるいは日本海を持っておるわけでございまして、その中における海洋資源というものは利用の仕方によってはかなり...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず堤防でございますけれども、これはどういうふうにして築かれたかということを考えていただければ、今まで漁業者の皆さんとも十分話し合いをしまして、もっと大きな干拓の計画があったものを了解のもとに縮小してつくったわけです。  その結果どうなったか。諫早市...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員は水門をあけて対策をとれということですが、私は水門をあけないで対策をとる、こういう方針で臨みたいと思います。  したがいまして、これは一干拓の問題だけではなくして水産業にもかかわる問題でありますので、水産庁長官とも、水産政策の観点からこの問題に真...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 漁業の問題についてはいつも真剣に考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 漁港の整備計画の策定に当たりましては、従来から地方公共団体に対するヒアリング等を通じてその意向が反映されるように努めてきたところでありますが、このような手続につきましては現行法上は位置づけられておりません。  このため、今回の改正により、漁港の整備計...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 何と申しましても、平成八年に締結をされました海洋法の二百海里体制、これがいよいよ本格的な時代を迎えてまいりました。漁業におきましては資源を一網打尽という形でとり尽くす、こういう漁業が今まで一般的だったと私は思います。しかしながら、限られた海域の中で資源...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御指摘のとおり、漁村は、やはり農村に比べまして地理的に非常に不利なところに置かれているというのがあります。したがいまして、道路とかあるいはまた社会資本の充実等におきましては、まだまだ整備されていかなければならぬ問題がございます。したがいまして、し尿...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この問題は、確かに米国、ニュージーランド、アイスランド、豪州等が一応案を提出したわけです。ところが、農業委員会で一時間半で終わる予定の米国の計画だったんですが、我々が頑張りまして七時間やったものですから、それで結論がつかないでこれは凍結になったわけです...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 努力する言葉が足りないという委員のお言葉がございましたが、二つ合わせて断固として頑張ります。
04月21日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○玉沢国務大臣 平成八年度及び九年度における農林水産省の決算の概要を御説明申し上げます。  最初に、八年度の一般会計について申し上げます。  まず、一般会計の歳入につきましては、歳入予算額四千八百四十一億六千五百万円余に対しまして、収納済み歳入額は五千百六十億九千四百万円余で...全文を見る
○玉沢国務大臣 会計検査院から御報告のありました平成八年度決算検査報告に対しまして、農林水産省が講じた措置を御説明申し上げます。  予算の執行に当たりましては、常に効率的かつ厳正な処理に努力してまいりましたが、一部の事業について、御指摘を受けるような事態が生じましたことは、まこ...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員が御指摘をされましたように、農業経営が極めて厳しい状況にあります。したがいまして、土地改良にかかわる農家負担の軽減を図るため、土地改良事業の完了地区における負担金の軽減対策としましてこれまでにとった措置におきましては、償還金に係る利子の軽減、また、償還金の無...全文を見る
○玉沢国務大臣 土地改良は、我が国にとりましてはいつまでも進めていかなければならない課題だと思います。と申しますのは、国の地形上からいいましても七割が山地であって、平地は三割強しかない、こういう中におきまして、限られた農地をいかに有効に使っていくか、こういうことにおきましては、や...全文を見る
○玉沢国務大臣 日本農業集落排水協会につきましては、平成十年度の税務申告におきまして、公認会計士の指導を得て約四億三千万円を未払い金として申告したところ、税務当局はこれを翌年度分に計上すべきとして、結果的には約四千五百万円を申告不足と判断したものと聞いているところであります。 ...全文を見る
○玉沢国務大臣 一つは、この税務調査の経過につきましては、昨日も農林水産委員会等で質問がありまして申し上げたわけでございますが、その財務内容とか収益事業との関連につきましては、本日は林業団体以外のところは質問項目がございませんでしたので、その点については用意しておりませんので、御...全文を見る
○玉沢国務大臣 一人の人がそれぞれの公益法人を回りまして退職金をいただく、これが相当の多額になっておるという委員の御指摘でございますが、普通の目線で見れば、これはやはり相当多額に上っておるな、こういう印象を受けておるところであります。
○玉沢国務大臣 政治家が食いちぎっているという話でございますけれども、これらの三法人を挙げられましても、政治的な献金はなされていない、こういうことでございますし、一事をもってすべてを解釈されるということはちょっと言い過ぎではないかと思いますので、その点だけは申し上げておきたいと思...全文を見る
○玉沢国務大臣 いわゆる食いちぎっているというような表現でなされているのはどうかということについて言ったわけでございますので、実態については調べた上で申し上げたいと思います。
○玉沢国務大臣 平成十一年産の温州ミカンにつきましては、いわゆる表年に当たりまして、早くから生産過剰が懸念されたことから、昨年五月には、果樹農業振興特別措置法に基づく生産出荷安定指針を策定しまして、摘果の強力な推進、出荷量の調整等を指導してきたところであります。また、これらの措置...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに、過剰によりましてこのような状況になっておるということに対して、大変残念なことだと思います。  したがいまして、今御指摘をいただきましたので、できるだけこの対策につきましても、また後継者の問題等につきましても、現状をよく調査しまして対策を講じなければならぬ...全文を見る
○玉沢国務大臣 継続の質問ですから、私の方から言わせていただきます。  本事業におきましては、リンゴだけでなく、温州ミカン等のかんきつ類の優良品種系統への転換についても助成をしているところであります。本年度は約二十億三千万円の予算を計上いたしておりまして、最終年度でもありますこ...全文を見る
○玉沢国務大臣 国民の皆様の食料に対する安心というものを確保するために、米麦についてのカドミウムや残留農薬の調査を実施することは、委員の言われるとおり当然のことであると存じまして、今後ともこれを継続することといたしておるわけであります。  今後のカドミウムの調査の実施に当たりま...全文を見る
○玉沢国務大臣 当初申し上げましたように、食の安全ということは極めて大事なことでありまして、その検査等をしっかりやっていくということがやはり大事であると考えておりまして、今後とも、そういう検査におきましては、信頼される検査を行い、国民の皆様の安心に寄与していきたい、このように考え...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大畠議員にお答えいたします。  ジェー・シー・オー対策国会決議に対しましての農林水産省の対処についてのお尋ねがありました。  農林水産省といたしましては、事故直後から、風評被害を含め、農林漁業者等への影響に関する情報提供を行うなど、科学技術庁と連携...全文を見る
04月24日第147回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○玉沢国務大臣 これは、災害を防止しながら、なおかつ農地も造成していく、こういう大きな目的を持って始めた事業でございまして、今までも災害を防止するための役割を地域の皆さんが大変高く評価いたしておるところでございます。  また、農地の造成等におきましても、自給率を向上せしめるとい...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省に在籍した職員二人が収賄容疑で逮捕、起訴されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中でまことに遺憾であり、不信を招くような事態に至ったことに対しまして、国民の皆様に大変申しわけないと考えております。  今後、農林水産省の仕事...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは、陳情に来るなと、こういうことは申しておりません。あくまでも基本法の趣旨に従いますと政府も自治団体もともに対等でございますから、陳情と、こういうことよりも建設的な提案をしていただきたい、ともどもにそうした中におきまして課題の解決を図っていきたい、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 議員も御承知だと思いますが、これから食糧自給率を向上せしめていく、こういう点が大きな課題でございます。そういう観点からいいますならば、全国的にこの政策を進めていかなければならない。そういう点におきましては、分権をする、こういうことも大事かもしれませんが...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○玉沢国務大臣 今回の法改正によりまして、系統のセーフネットがどのように強化されるか、こういう御質問であったと存じます。  まず、今回の法改正におきましての第一点でございますが、系統信用事業が、単協、信連、農林中金の三段階で運用されているという実態を踏まえまして、系統信用事業全...全文を見る
○玉沢国務大臣 ペイオフ解禁を一年延長する理由でございますが、我が国経済を確実な安定軌道に乗せるためには、一部の中小金融機関について、経営の実態把握を図り、その改善を確実なものにすることが大事であると考えます。より一層強固な金融システムの構築を図るという観点から、与党間の合意を踏...全文を見る
○玉沢国務大臣 いかなる約束事、こう言われましたけれども、いかなる約束事ということを言われますと、これはなかなか難しいと思います。やはりそれは状況等に応じて、信頼される範囲で変えていくということは許されることではないかと思います。
○玉沢国務大臣 金融不安が生じまして、預金者、貯金者の皆さんに大変な迷惑をかけてはならぬ、こういう観点から出されたものと認識しております。
○玉沢国務大臣 全く同じではありません。  やはりこれは国際化にどういうように対応するかということがあると思うのですね、委員のおっしゃられるとおり。しかし、その間において、ある程度の準備期間といいますか、そういうものをやはり整備していく、こういうことがあって五年間という特例措置...全文を見る
○玉沢国務大臣 しっかりやれ、しっかりやると、こういうことですね。  それで、もう一つは、金融制度調査会の答申におきましては、先ほども言いましたけれども、不良債権のディスクロージャーが充実の過程にあり、預金者に自己責任を問い得る環境が十分に整備されていない、したがいまして、ディ...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国の経済を確実な安定軌道に乗せるためには、一部の中小金融機関について経営の一層の実態把握を図り、その改善を確実なものにしていく必要がある、そういう観点から、この一年間の延長措置を講ずるということになっております。
○玉沢国務大臣 都道府県ですね。
○玉沢国務大臣 委員もいみじくも認めておられるように、信金、信組と言いましたが、信金の場合は国がやっていますね。信用組合の場合は県がやっておる。  信用組合の場合は、なかなか実態がよくわからなかった、そういう観点から、やはり国がちゃんと調査をして、改善の措置もとっていく必要が生...全文を見る
○玉沢国務大臣 私の場合は、調査が不十分で、やはりディスクロージャーが十分ではない、そういう点を明確にしなければ改善措置も出てこない、こういうことでございまして、選挙にどういうふうに関係するか、これは、客観的にも主観的にも何とも言えないところでございますね。
○玉沢国務大臣 五年間の間にシティバンクの方はそれなりに相当改善をされてきたということは、認めたとおりでございます。  しかし、私が言っておりますのは、政府全体の見解といたしましては、中小金融機関におきましてはまだ不十分である、そういう点がありまして、これを調査し、改善していく...全文を見る
○玉沢国務大臣 五年間でやるべきものを一年延長した、せざるを得ない、そういう判断でございますけれども、確かにそれは、五年間でしっかりやればそれで十分かとは思いますけれども、やはり不十分なところがありますので、一年延長する。これはやはり……(安住委員「何が不十分なの」と呼ぶ)中小金...全文を見る
○玉沢国務大臣 大蔵大臣が申し上げておりますように……(安住委員「いや、あなたが政治家として」と呼ぶ)いや、だから、それは政府全体の話ですから、決断するにおいてですよ。私がここに立っているのは、個人としても立っているかもしれませんけれども、農林水産大臣として、政府の一員なんですか...全文を見る
○玉沢国務大臣 五年間プラス一年と。
○玉沢国務大臣 いや、だから、先ほどから言っておるように、信用組合の場合は県がやっておった、それを国がしっかりとやらなきゃいかぬ、こういう趣旨になっております。
○玉沢国務大臣 これは、要するに、信用を回復をするということが大事であって……(安住委員「それは金融機関の話でしょう。政府は何をするんですか」と呼ぶ)いや、金融機関についての話を聞いているから、金融機関についての話をしたわけです。
○玉沢国務大臣 我が国経済を確実な安定軌道に乗せるためには、一部の中小金融機関についての経営の一層の実態把握を図り、その改善を確実なものとすること等により、より強固な金融システムの構築を図る必要があるとの観点から、与党間の合意を踏まえ、政府としてもペイオフ解禁の一年延長の措置を講...全文を見る
○玉沢国務大臣 いや、選挙目的だけではありませんよ。(安住委員「では、選挙目的を認めているんですか」と呼ぶ)選挙目的だけでやったということでありますが、先ほどからのお話のとおりであります。
○玉沢国務大臣 ペイオフを一年延長するという措置を言っているわけですから。
○玉沢国務大臣 ペイをオフするわけですから。そういうわけです。
○玉沢国務大臣 一般論として言いますと、金融機関に対する検査に手心を加えるようなことは、公正なルールで透明な行政を行うという観点からは、基本にかかわることであって、あってはならないことだと思います。
○玉沢国務大臣 これは、経過的な激変緩和措置を講ずる、こういうことによりまして、新しく始まった介護保険の制度の円滑な実施を図ろう、こういう観点から行っていると思います。
○玉沢国務大臣 これは、私が答えるべきかどうかはわかりませんが、そういうことになっておりますね。取ることになっているわけです。
○玉沢国務大臣 激変緩和措置を講じた後ですからね。
○玉沢国務大臣 決めたことをきちきちっとやっていくというのも大事かと思いますけれども、その中におきましては、やはりある程度情にもこたえていく、こういうことも政治には大事だと思いますよ。  ですから、高齢者の方々に対しまして、介護保険を何とか理解して、協力をしていただくという趣旨...全文を見る
○玉沢国務大臣 この点について、きちっとしたものを取ればそれで信頼が増すかという考え方もあるでしょうし、また、この制度を遅滞なく進めていくという上におきまして、やはり高齢者の方々、対象になる方々でございますから、そういう方々に対しましては、保険料につきましても一定の措置を講じなが...全文を見る
○玉沢国務大臣 何も、断末魔の声を上げているつもりはございません。  やはりこの制度は、最初にスタートをしていくということが大事でありますし、国民の皆さんの理解を得てやっていくということが大事だと思います。  ですから、保険料を決めたことを、最初、高齢者の方々から六カ月間徴収...全文を見る
○玉沢国務大臣 いや、これは確かに国民全体として負担していかなきゃならぬことでありますけれども、やはり対象となる方々が高齢者の方々でありまして、そういう方々に、この制度を理解してやっていくという上におきまして大事なことではなかったかな、こう考えるわけでございまして、決して委員の言...全文を見る
○玉沢国務大臣 何をもって恥ずかしいかはいろいろあるかとは思いますけれども、いろいろな配慮も大事であるという観点から、これは決定をした、こう考えております。  したがいまして、やはり政策決定の結果等につきましてどうするかということは、今後も議論をしていかなきゃならぬことだと思い...全文を見る
○玉沢国務大臣 今後進むべき方向につきましては、委員の言われるように、自由で公正な社会の建設、これについては異議はございません。しかしながら、これも、十九世紀において議論されたことも、今引き続き議論されていると私は思いますよ。  全部自由で競争していくというような社会が実現され...全文を見る
○玉沢国務大臣 全体的なWTOの会議は、今それに向けて協議をしている。しかし、農業委員会における交渉は既に始まったわけでございますから、多面的機能という問題等も含めて、これからやるということなんです。  農業委員会におきましては、まず、議長を選出するというところから始まるわけで...全文を見る
○玉沢国務大臣 EUとの閣僚会議は、一月、もう既にやっておりまして、共同声明も出したわけであります。その後もEU側とは連絡をとり合って、それで向こうからもラミー委員等おいでになりまして協議をしているというのは事実であります。
○玉沢国務大臣 農業委員会における交渉といいますのはこれからのことでございますから、私は今まで、就任以来、外国には六回、それぞれの交渉において行っております。WTOの問題等におきまして、アメリカあるいはEUの方に行くことも大事かとは思いますが、今の時点におきましては、電話でもでき...全文を見る
○玉沢国務大臣 EUとは大体、共同宣言におきまして、多面的機能を重視する、こういうこともうたっておるわけでございます。その線に沿いまして今後連携して進めていきたい、こう思います。  中国につきましても、まだWTOには加盟してはおりませんけれども、先々月、漁業協定で北京に参りまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 万事遺漏なきようというお話でございまして、万全を期して対策に取り組んでいきたい、こう思います。  御報告でございますけれども、例えば水産業におきましては、ホタテ養殖の管理作業が大事である、こういう観点から、私も、先般、有珠山の視察また見舞いに参りましたときに、現...全文を見る
○玉沢国務大臣 御承知のとおり、農業者年金制度が今まで果たしてきた役割は非常に大きいものがあるわけでありますが、社会経済情勢の変化等がございまして、年金の維持に非常に厳しい局面に立たされているということがございます。  そういう中におきまして、何としてもこれを継続していくという...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国経済を確実な安定軌道に乗せるためには、一部の中小金融機関について経営の一層の実態把握を図り、その改善を確実なものとすることにより、より強固な金融システムの構築を図る必要があるとの観点から、与党間の合意を踏まえ、政府としましてもペイオフ解禁の一年延長の措置を講...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられるとおりであります。
○玉沢国務大臣 先ほど来からの議論にありますように、そういうような、選挙目当てであるとか、いろいろな議論があるところであります。しかし、今大事なことは、日本の金融体質をやはり安定したものにしていかなければいかぬ、こういう観点から、一年に限りまして、特に信組の状況等をよく調査し改善...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられるように、相互扶助組織は大変大きな役割を果たしておると思いますし、大事なことだと思います。しかし、同時に、もっと大きな破綻状態とかそういうことが出てきた場合に、それに対応するということになってまいりますと、やはり、ほかの預金機構と同じような条件を...全文を見る
○玉沢国務大臣 農協法第一条の精神は大事なことだと思います。  農協の信用事業が農協の一部門として営まれている以上、信用事業にかかわる種々の問題の解決に当たっても、農協法第一条を踏まえて、農業生産力の増進や農民の経済的、社会的地位の向上につながるよう留意していくことが重要である...全文を見る
○玉沢国務大臣 農協の貯貸率が低い要因としましては、一つには、農村部においては、都市部に比べて企業が少ないことなどから資金需要が少ないこと、また、農業におきましては、他産業より設備需要が少ないことなどから資金需要が少ないこと、また、協同組織であることから員外貸し出しが制限されてい...全文を見る
○玉沢国務大臣 農協の信用事業が拡大する上におきまして、農業者自身の所得が向上していくということと相まって、どちらもいい方向に進む、こういうふうに思います。
○玉沢国務大臣 正確に言えば、農家の方でも、農外収入を受けて、これを農協に貯金している、こういう方もあると思いますので、この貯貸率の問題についても、一概に農業だけで判断をするということは正確ではない、こう思うわけでございますが、主としましては、やはり農家の所得が向上していくという...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業の持続的な発展を図るためには、他産業従事者と遜色ない水準の生涯所得を確保し得る効率的かつ安定的な農業経営を育成することが重要であると考えております。  このため、農業者自身の経営努力を基本に、経営全般にわたる支援策を総合的かつ計画的に講じていくこととし、基本...全文を見る
○玉沢国務大臣 基本計画等に基づきまして行う施策を通じまして農家の所得の向上にも相努めて、さらにまた、今委員が御指摘をされましたように、農協金融等におきましても積極的にこれを活用して、農業がさらに進展することができるような、そういう施策を推進することが大事であると思います。
○玉沢国務大臣 従来の貯金保険制度におきましては、これまで基本的に単協を対象としておりまして、下部機関からの預かり金を主体としている信連、農林中金をその対象とはしていなかったところであります。  しかしながら、系統信用事業全体としての信頼性の確保と金融機能の維持を図るためには、...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員がおっしゃられたように、農協系統の事業、組織の改革は、今後、基本法に基づく農業政策の推進の観点からも極めて重要である、こう認識をいたしております。今後、農協に関する法制度の見直しも必要になる可能性があると考えております。  このため、農林水産省といたしまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員が指摘をされました本庄工区検討委員会の報告書におきましては、三案併記で出しておるわけでございます。この三案につきまして、いずれも本庄工区の利用のあり方としてそれぞれの意義を有しており、担い手の確保、地方自治体の財政負担等の諸課題を解決した上で実現は可能とされて...全文を見る
○玉沢国務大臣 私が島根県で発言したことも引用されましたので、私の方からも申し上げますが、自給率を確保し向上せしめるという上におきましては、基本的に農地が必要であるということは論をまたないと思います。  島根県におきましては六千ヘクタール、これは中山間地域を中心としてだと思いま...全文を見る
○玉沢国務大臣 加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国酪農及びその関連産業につきましては、牛乳、乳製品の安定供給の基盤をなすものとして、また、地域の経済社会を支える基幹産業として重要な役...全文を見る
05月09日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○玉沢国務大臣 春とともに耕作時期が参りまして、農村におきましてはみんな一生懸命に耕作活動に入る、こういう光景を目の当たりにしてきたところでございます。  基本計画で明らかにされましたように、やはり今後、食料自給率を向上せしめながら食料自給力を確保して、食料自給率を高めていく、...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員のおっしゃられることはもっともでございますが、基本計画の実施はこれからでございます。したがいまして、食料・農業・農村基本法としたことは、やはり食料の多様なニーズにこたえていくということにおいての農業政策、それからまた、農業を持続的に展開していくためには農村がし...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も御承知のとおりでございますが、農業委員会における交渉は始まりました。始まりましたけれども、昨日でございますか、議長と副議長が選任をされまして、議長にはペルーの代表の方、副議長には我が国の代表が決まりました。そこで、これからの交渉がどういうように行われていくか...全文を見る
○玉沢国務大臣 御指摘のように、ハイファットクリームチーズは、チーズでなくバター類似の乳製品であるデイリースプレッドに分類すべきとのHS委員会の判断がなされたところであります。この判断に対しまして、二カ月間の異議申し立て期間がありますので、当事者である豪州あるいはニュージーランド...全文を見る
○玉沢国務大臣 この黄色の政策は、現行WTO農業協定上におきましては、削減約束の範囲内で存続が許されたものであり、価格支持制度、生産量に基づく直接支払いなどが該当いたします。新たな補給金制度は、現行WTO協定上、黄の政策に該当するのではないかと考えております。  また、加工原料...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは各国ともそれぞれの解釈があるわけでございますけれども、我々としましては、やはり経営安定対策というのは極めて重要な施策の一つと位置づけておるわけでございますから、できるだけこれは協定上も理解が得られるような主張を行いまして今後対処していきたい、こう思います。 ...全文を見る
○玉沢国務大臣 簡単に言いますが、黄色であっても別に否定されるものではございませんので、その範囲の中でやっていくということは当然のことです。
○玉沢国務大臣 非常に重要な御指摘であると思います。つまり、削減をしながら、あるいは一つの自由化の方向というような形を一応示しておるわけでございますけれども、例えば、今までの五年間のWTOの協定上における、実際に政策をやってみた場合における反省点というものもよく精査して、今後の協...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業における多面的機能といいますのは、農業が果たしておる積極的な役割を評価するというものでございまして、そうした多面的機能、役割というものは、例えばなくなった場合におきましては、どのような損害や犠牲が国民の上に降りかかるかということをよく考えておかなければいかぬと...全文を見る
○玉沢国務大臣 需給関係から申し上げますと、過剰な場合は価格が下がる傾向にある。しかし、品物が少なくなれば、需要が高まってくれば価格は高くなってくる。  しかしながら、農産物、農業の場合におきましては、持続的な農業を確保するという観点から、余りにも価格の乱高下によりまして不安定...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、自主流通米の場合におきましては、需要と供給の関係から価格が決まっておるというのは、委員も御承知のとおりであります、これはやはり市場経済の原則でありますから。したがいまして、仮にこの過剰状態が解消をされてまいりますならば、価格が今以上に上がっていくということは...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、加工する乳製品はバターばかりではないわけですね。クリームもありますし、チーズもありますし、今までも過剰になってきた場合は、いろいろな乳製品をつくろうということで、それぞれの施策を講じてきたところでございます。  したがって、牛乳をできるだけ有効に使っていく...全文を見る
○玉沢国務大臣 改正法案第十一条第二項に言う「相当部分」につきましては、改正前の第十一条第一項第一号に同様の趣旨の規定が置かれております。この規定ではこれまで五〇%を上回る割合と解してきたところでありまして、実際には、飲用比率が一定期間を平均して五〇%を上回った場合には加工原料乳...全文を見る
○玉沢国務大臣 生産者補給金の単価につきましては、生乳の再生産の確保を旨として算定を行うことといたしております。  この具体的な算定方法等につきましては、これは総括政務次官の方から答弁をさせていただきます。
○玉沢国務大臣 酪農経営における優良経営者に対する生産者補給金の交付につきましては、本年三月の畜産振興審議会において議論が行われまして、その建議の中で、効果的に酪農経営の安定と生乳の再生産の確保を図る観点から、酪農家の所得、経営の状況等を踏まえつつ生産者補給金の交付のあり方につい...全文を見る
○玉沢国務大臣 基本的枠組みにかかわることでございますので、今後十分検討するというところでございます。
○玉沢国務大臣 せっかくの委員の御質問でございますが、これは断定的なことまではまだ踏み込めないということで、御了承を賜りたいと思います。
○玉沢国務大臣 これは、結論についてはもう少し検討をさせていただきたい。
○玉沢国務大臣 補てん割合は八割でございまして、生産者一、政府三、こういうところです。
○玉沢国務大臣 指定乳製品等の事業団の売り渡しにつきましては、国内の乳製品の需給安定にとって重要な事項であると認識しております。  具体的な売り渡しの基準につきましては、総括政務次官から答弁をすることといたします。
○玉沢国務大臣 委員の御指摘をされたことに対しまして、まずもって私も全く同じ考えであるということを、前段のお考えですね、そう思います。  それで、市場原理を導入していくということは、より柔軟性を追求していく、こういうことだと思います。余りにも固定した価格だけを持っていくというこ...全文を見る
○玉沢国務大臣 畜産環境の保全や資源の有効利用の観点から、家畜排せつ物等につきましては、これを適切に処理し、堆肥として農地に還元することを基本といたしまして、その利用を一層促進していく必要があると存じます。このため、公共、非公共の補助事業、補助つきリース事業、制度融資等のそれぞれ...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在の酪農経営の現状をどう認識しているかという御質問でございます。  お答えいたします。  我が国の酪農は、経営者や関係者の御努力によりまして短期間で著しい発展と構造変化を遂げ、我が国農業の基幹的部門に成長したところでございます。  一方、酪農経営は、毎日の...全文を見る
○玉沢国務大臣 確かに我が国の酪農におきましては、先ほども申し上げましたように、短期間で規模拡大等を図ってまいりまして、大変な御努力をいただいてまいったわけでございます。そういう中におきまして、例えば、外国からの自由化要求とか圧力、そういうことによって将来に不安を感じておるという...全文を見る
○玉沢国務大臣 十分認めるところでございます。  この不足払い制度は、我が自由民主党がつくりまして三十数年やってまいったわけでございます。要するに、生産者にもメーカーにも不足払いという制度を導入することによりまして、それと相連携して、生産も安定をする、メーカーも安定生産をする、...全文を見る
○玉沢国務大臣 この加工原料乳の不足払い制度に賛成したかどうかはわかりませんが、大体反対してきたのではないか、そういうふうに考えましたので、そのような発言をいたしたわけでございます。     〔松下委員長代理退席、委員長着席〕
○玉沢国務大臣 まず、この制度を今後進めていく上におきまして大事なことは、やはり生産者の努力と同時に、メーカーも努力してもらわなきゃいかぬ。ここが先ほどからの議論の中に欠落しているところであると思います。  今回、指定団体がブロックごとになることによりまして、確かに相対取引では...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず、口蹄疫の発生源につきましては今、随時調査しておるわけでございまして、どのようなところのウイルスと近いかというようなことが特定をされてまいりますと、感染源等も明確になってくると考えております。  また、中国からの稲わら製品につきましては、植物防疫上の理由によ...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も御承知のとおりでございますが、農業交渉は、協定に従いまして、農業協定第二十条によりまして三月からスタートしたわけでございますが、今後三年以上は交渉にかかるものと思われます。  そういう中で、つい最近、議長、副議長が選出されたばかりでございまして、そのもとで...全文を見る
○玉沢国務大臣 三十四年も暫定措置法でございましたけれども、それはそれなりに大きな役割を果たしてきた、こう思っておるわけでございます。  今回の法律に基づく措置は、酪農の生産性向上や乳業の合理化の進展等によりまして加工原料乳の不利を補正する必要がなくなり、また、乳製品の国際競争...全文を見る
○玉沢国務大臣 基本計画におきましては、食料・農業・農村基本法の理念に基づきまして、我が国の食料生産が安定的に供給できるように、消費者の皆さんにも安心して安全な食事をしていただく、こういうことを目標としまして、自給力を向上せしめ、自給率を十年後には四五%まで上げる、こういう目標を...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業の生産を増大させるという上におきましては、いろいろな課題を解決しながら進んでいかなければならない、このように思います。例えば、生産の基盤である農地もこれ以上減少することがないようにしなければならぬ、こう思うわけでございますし、また、技術が開発をされまして反当収...全文を見る
○玉沢国務大臣 てん菜が北海道における非常に重要な作物であるということは十分認識をいたしておるわけでございます。しかしながら、最近における砂糖の消費が、加糖調製品との差もございまして余り伸びていない、これが一つ。  それから、やはりユーザーの方からは、外国との価格差がかなりあり...全文を見る
○玉沢国務大臣 生産を上げていくという積極的な観点から、先ほどは、技術的に可能であるものは反当収量を上げる、こういうことを申し上げたつもりでございますが、例えば、このてん菜糖等におきましても、糖質を現在よりも例えば一上げるというようなことになってまいりますと、これは砂糖の生産増に...全文を見る
○玉沢国務大臣 自給率が三四%であって、これを八〇%まで上げるためには、どういうような問題をクリアしなければならぬか。これは、国際価格と我が国のてん菜糖が少なくとも同等、ないしは多少それよりも多いというようなところまで行かなければ、とてもそれは無理である。  現在は、御承知のと...全文を見る
○玉沢国務大臣 牛乳との比較からいいますならば、牛乳は、九州から沖縄まで全国一律に生産できるわけでございまして、そういう中におきまして、それぞれブロックごとに、生産者とメーカーとの間の価格の相対ということで取引ができるということになるわけでございます。  しかしながら、砂糖の場...全文を見る
○玉沢国務大臣 地域が限定されていると同時に、やはり市場というものがなかなか形成しがたいと思います。いろいろと議論はあるかと思いますけれども、それよりも最低価格をきちっと決めておいた方が砂糖の生産においてはよりメリットがある、こう考えておるところであります。
○玉沢国務大臣 最低生産者価格の算定につきましては、甘味資源作物の再生産と生産者の所得確保に十分留意していきたいと考えておるわけでございます。  算定方法につきましては、具体的には総括政務次官からお答えをさせていただきたいと思います。
○玉沢国務大臣 砂糖は、沖縄とか離島の状況を考えますと、やはりあの地域でなければできない要素があるわけでございます。その地域地域の特産物を大事にしていくということが地域経済にも大きな役割を果たすものだと思います。  したがいまして、全国平均とはいいますけれども、どこでも砂糖がで...全文を見る
○玉沢国務大臣 経営全体の対策はできるだけ全国同じような形のものを考えながらこれを進めていくという点については、もう既にお示しをしたとおりでございます。しかしながら、地理的に困難な地域に対しましては、それにはやはり格差がある。そういうところに対しましては、中山間地域における直接支...全文を見る
○玉沢国務大臣 農政改革大綱におきましては、農業経営全体をとらえた経営安定対策につきまして、品目別の価格政策の見直し状況、経営安定措置の実施状況等を勘案しつつ、その導入を検討することとされております。  現在の検討状況につきましては、本日、関連二法案を御審議いただいておりますよ...全文を見る
○玉沢国務大臣 基本法に基づきまして基本計画を出したわけでございますから、それは一つ一つ計画達成を目指して改革をしていくという趣旨で今進めておるわけでございまして、やはりそうした姿が全体として見えてくれば、委員にも十分御理解をいただけると思いますが、今後、鋭意精力的に取り組んでい...全文を見る
○玉沢国務大臣 ユーザー並びに消費者の皆さんの御努力があるわけでございます。
○玉沢国務大臣 輸入糖調整金の時限的引き下げに対しましては約八百億円、その他合理化対策等について五百億円、輸入糖価高騰時の価格低減対策として五百億円、大体そういうところでございます。
○玉沢国務大臣 これはまだ具体的には決まっておりませんが、法律を上げていただきまして具体的にやっていく、こういうことになります。
○玉沢国務大臣 これは個別企業の取り組みについてのお尋ねでありますので、詳しく総括政務次官からお答えをさせていただきます。
○玉沢国務大臣 これは前にも答弁をしたところでございますけれども、砂糖企業が砂糖部門の合理化のため、砂糖以外の分野への投資を行うことにつきましては、産業活力再生特別措置法に基づく事業革新に該当する場合には金融、税制上の支援措置が受けられます。また、砂糖生産振興資金を財源として砂糖...全文を見る
○玉沢国務大臣 午前中から乳製品、午後は砂糖、こういうことで議論してきたわけでございますが、先般も食品流通構造改善促進法等も検討したわけでございます。やはり食品に関しましてはまだまだ可能性があるのじゃないか、そういう面におきましては、新しい分野において企業が進出をするというような...全文を見る
○玉沢国務大臣 財政改革を通じての議論からいきますと、余り財政だけに頼っての政策というのは限界があると私は思います。  今委員が、例えば米の問題について、国内の価格が上がれば外国から米を輸入する、こう言われましたけれども、ウルグアイ・ラウンドの決着のときから、つまり、細川内閣で...全文を見る
○玉沢国務大臣 農業の場合におきましては、午前中からも申し上げてきておるわけでございますが、その持っておる多面的機能、役割というものがあるわけでございます。この役割は、農業が持続されることによって維持される。農業が維持されることによって国土の保全も行われますし、あるいは環境の保全...全文を見る
○玉沢国務大臣 ソルビトール調製品の輸入の増加が競合する国内産糖の需要に影響を与えると考えられておりますことから、ソルビトール調製品への対応につきましては積極的に取り組む必要があると考えます。  このため、今回の改正により、砂糖の卸売価格をキログラム当たり二十円から三十円程度引...全文を見る
○玉沢国務大臣 砂糖は、一人当たり十九キロも消費をしているという国民的な食料であります。かつて私どもは、戦前戦後、どんなに甘いものが欲しくても得られなかった。そういう中におきまして、戦後はやはり日本の国内の砂糖を安定的に生産しよう、こういうことでこの法律ができたものであると思いま...全文を見る
○玉沢国務大臣 大変有意義な御質問であると思います。やはりこういう国会のところで砂糖の効用というものを明確に申し上げるということが、国民の皆さんの理解を深めることになると思います。  そこで、申し上げます。砂糖の効用は、砂糖は疲労回復に即効性がある。砂糖は脳のエネルギー源であり...全文を見る
○玉沢国務大臣 砂糖生産におきましては、先ほど来申し上げておりますように、非常に地理的に困難な地域で生産をしておられるわけでございます。そういう困難なところで努力をされておられる中小製糖の方々も含めまして、我々といたしましては、今後とも、その営農及び営業が確保されるように適切に対...全文を見る
○玉沢国務大臣 北海道の問題につきましては、先ほどお話がありましたように、今、公取が入りまして調査をしておるということでございますので、これを見てまいりたいと思います。  また、いろいろ言われたわけでございますけれども、農林水産省の中におきましても、調査委員会等を設置しまして、...全文を見る
○玉沢国務大臣 繰り返すようで申しわけございませんが、現在、調査、捜査中のものは私どもといたしましては、これをとりたてて行うということはせずに、やはり結論を見てから我々としての態度を決めていくということといたしたいと思います。
○玉沢国務大臣 この法律を改正するわけでありますけれども、やはり内外の価格差の中におきまして、外国から入ってまいりました砂糖から調整金を取りまして、それを国内の砂糖に回しまして、価格を維持するというシステムは変わらないわけでございます。しかしながら、ソルビトールとの競争等におきま...全文を見る
○玉沢国務大臣 よく見ていただきたいと思うわけでございますけれども、まず、卸売価格の方について価格を下げていく努力をいたしてまいります。そして、ソルビトールと十分競争ができるようにしてまいります。同時に、農家の所得につきまして、そちらの方の価格は現行を維持していくことを旨としてや...全文を見る
○玉沢国務大臣 保障保障と言いますけれども、いつも、損害が起きた場合、補償するということは簡単な答えでございます。しかしながら、問題は、やはり砂糖業界がしっかりとその生業を行っていく中におきまして繁栄していくということが大事でありまして、砂糖の消費が減ってまいりますと、生産も減ら...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の熱心な御意見でございます。  この法律の改正によりまして、決して労働者の方々を、無残に首を切るとか、そういうことはないわけでございまして、できるだけ労使の話し合いと、それからまた、新しい産業を起こすことによって雇用も確保するようなことを希望しておるわけでご...全文を見る
○玉沢国務大臣 我が国は、家畜伝染病予防法に基づきまして、口蹄疫等の悪性家畜伝染病の侵入防止を図るため、輸入禁止等の所要の措置を講じてきております。また、これらの措置を的確に実施するため、行政組織の定員が縮減傾向にある中、農林水産省動物検疫所は、過去十年間に七十四名の増員を行うな...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の法改正におきまして、輸入糖と国内産糖の適切な価格調整を行うとともに、市場原理の円滑な活用を図りつつ、甘味資源作物生産者の経営安定、国産糖企業及び精製糖企業の健全な発展を図っていくとともに、砂糖の価格の引き下げによる砂糖需要の維持、増大を目指して必要な措置を講...全文を見る
○玉沢国務大臣 砂糖政策は、北海道、鹿児島県、南西諸島及び沖縄県における基幹作物であります甘味資源作物の生産にかかわりますとともに、国産糖企業、精製糖企業等の産業政策、さらには、合理的な価格で安定的に砂糖を供給するという消費者政策にかかわっております。  こうした砂糖政策の推進...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後最善の努力をいたしてまいります。     —————————————
○玉沢国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後最善の努力をいたしてまいります。     —————————————
05月10日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○玉沢国務大臣 質問の御趣旨は、これによって自給率が上がるか、こういうことでございますが、今回の基本計画におきましては、基本法に基づきまして、食料・農業・農村基本計画といたしておるわけでございます。食料自給率を向上せしめていくためには、生産者の努力ばかりではなくして、その生産した...全文を見る
○玉沢国務大臣 まず実績から申し上げていきたいと思います。平成三年に本法が制定されて以来、食品生産販売提携事業を中心に、これまで二百八十九件の構造改善事業が行われ、これによりまして、農林漁業者に対しましては農林水産物の安定的な販路の確保、消費者に対しましては高鮮度、高品質な食品の...全文を見る
○玉沢国務大臣 本法が平成三年に制定された当初におきましては、ともすればバブル崩壊後の、投資意欲が減退しておった、こういうことも影響がありまして、利用実績が低迷しておったと考えております。  しかしながら、その後、生産者と販売業者の提携をねらいとする食品生産販売提携事業の増加を...全文を見る
○玉沢国務大臣 私の考えは、食品関係に対して四〇%も出ておるということは、よりこれは積極的な評価をした方がよろしいのではないかと思います。  と申しますのは、生産を行いまして、原材料をいろいろな形で食品産業でこなしまして、できるだけ多くの消費者に消費をしていただく、こういう努力...全文を見る
○玉沢国務大臣 大企業も農林水産業にかかわっておるわけでございますから、これを全部否定する必要はないと思います。  三〇%という委員の御指摘でございますが、内容は私もまだ全部つまびらかにしているわけではございませんが、しかし、七〇%はそれ以外のところに融資されている、こういうこ...全文を見る
○玉沢国務大臣 食料・農業・農村基本法におきましては、生産だけを重視するのではなくして、消費者あるいはユーザーの立場も十分理解をし、またその積極的な協力といいますか、理解といいますか、こういうことも得ながら進めていかなければ、やはり真の意味での生産あるいは自給率を向上せしめること...全文を見る
○玉沢国務大臣 食品産業者が農林漁業と安定的な取引関係を構築し、必要となる農林漁業投資を行うことは、農林漁業者にとりまして、農林水産物の安定的な販路を確保することができ、農林漁業生産施設の整備が進み、農林水産物の生産の安定及び農林漁業者の経営の安定を図ることができるという大きなメ...全文を見る
○玉沢国務大臣 農産物を、生産したものが滞りなく消費者の皆さんに届けられるということにおきましては、流通、販売を強化していくということが大事だと思います。そうした中におきましても、さらに新しい食品等を開発していくということも大事でありますから、そういう面での投資に対しましてもこの...全文を見る
○玉沢国務大臣 食の安全を確保していくということは、極めて重要なことだと考えております。したがいまして、危険性をできるだけ排除していくという努力を常にしていかなければならない、こう考えておるわけでございます。  今委員が御指摘をされた点でございますけれども、例えば、クロルピリホ...全文を見る
○玉沢国務大臣 冒頭に、つまり、一食四十キログラムとらなければ危険値に達しないという私の趣旨は、とかく風評被害みたいなものがございまして、過度に危険だ、危険だと言うことによりまして多くの誤解が生じるわけでございますので、そういう点について正確な情報を明確にしておきたい、こういう趣...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の改正案でございますけれども、これは食料・農業・農村基本計画で定められました食料自給率の目標達成のためには、農業者、食品産業及び消費者が一体となって努力していかなければならない、こういう趣旨に基づくものでございます。  近年の食料消費を見ますと、総菜等の加工...全文を見る
○玉沢国務大臣 この法律の改正は、食料・農業・農村基本法の趣旨に基づきまして自給率を上げるということにおきましては、生産者の努力のみならず、流通あるいは加工、食品産業、そしてまた消費者の御理解を十分いただきながら進めていくということが、やはり大事なところではないかと考えておるわけ...全文を見る
○玉沢国務大臣 国産農林水産物の三分の一が食品製造業、外食産業に仕向けられている一方、食品製造業の原料の三分の二を国内農林水産物が占めておりまして、農林漁業と食品産業の連携の強化は重要な課題となっております。このため、今回の法改正では、農林漁業と食品産業との連携強化を図るための事...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは、食料・農業・農村基本法の趣旨によりまして、食料自給率の向上を図っていくためには、やはり生産者の努力はもちろんのことでございますけれども、消費者の皆様の御理解、また流通業界、食品産業等、それぞれの課題を解決しながら、安全で安定した食料が供給をされまして、それ...全文を見る
○玉沢国務大臣 十九世紀の議論をちょっと思い起こしていただきたいと思いますけれども、自由競争が展開をされまして、神の見えざる手によって、何もしなければただ自由競争で発展するという考えがございました。ところが、これは勝者と敗者を厳然と分けまして、一方においてはブルジョアジー、一方に...全文を見る
○玉沢国務大臣 先ほどの意見を聞けばおわかりだと思いますが、よろしいです。
○玉沢国務大臣 長い答弁をしまして御迷惑をかけましたけれども、大事なことでございましたので、申し上げたわけでございます。  最後でございますが、今委員のおっしゃられたことは全く私も考えておりまして、いわゆる力を持って不公平な取引等を行って、仲卸あるいは中小企業を圧迫するという不...全文を見る
○玉沢国務大臣 現在、流通関係におきましては、その七割が中央卸売市場等を通じて行われておるわけでございますが、基本的には、さらに重要性を認識しまして、しっかりとこの市場の役割を高めていくということが一番大事であると思うわけでございます。  地方卸売市場の活性化を図るため、農林水...全文を見る
○玉沢国務大臣 総じて言いますと、食品製造業及び外食産業が伸びていくということは、国内の農林水産業の振興にもプラスになっていくと思うわけでございます。  今、委員が示された数字の経過でございますけれども、例えば家庭におきましては、かつては、魚なら魚あるいは野菜なら野菜を買ってき...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○玉沢国務大臣 我が国の水産業は、本格的な二百海里時代の到来を迎えておるわけでございますが、しかし、漁業資源の減少あるいは担い手の減少、漁村の活力の低下というような非常に厳しい状況を迎えているのは御承知のとおりかと思います。  こうした状況に対処しまして、何としても水産業を振興...全文を見る
○玉沢国務大臣 今回の漁港法の改正では、地方分権推進の観点から、漁港の指定や管理の権限の一部を地方公共団体へ移譲いたしますとともに、漁港の整備計画を策定する際に、地方公共団体から意見の聴取等を講ずることといたしておるわけでございます。  つまり、漁港の指定や管理において地元の意...全文を見る
○玉沢国務大臣 地方分権を進める場合におきましては、当然、財政的な措置もあわせてやっていくということが最も大事なことだとは思いますが、漁港の問題等におきましては、国と地方がともどもにやっていく、こういう趣旨でございますので、決して委員のおっしゃられることにすべて反しているというこ...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員も出身は漁業県でございますが、私も漁業県で、小学校の二年生からさんぱ舟に乗ってやってきた、今、六十歳以上の私の同級生の皆さんが沿岸漁業をやっている。  私が感じますことは、資源が枯渇してまいりまして、漁業をやっておってもなかなか所得が得られない。したがいまし...全文を見る
○玉沢国務大臣 漁港は、基本的には漁船の利用を目的として整備され、管理されるものでありますけれども、この本来の目的に支障が生じない範囲において、遊漁船やプレジャーボート等の漁船以外の船舶の利用を排除するものではないと考えております。  農林水産省といたしましては、今後とも、漁業...全文を見る
○玉沢国務大臣 これは先ほども申し上げたように、漁業活動に支障のない範囲で調整を図っていくということだと思いますが、同時にまた、遊漁船等におきましても資源の管理の問題があると思います。これは、国が金を出し、あるいは漁業者が金を出して、いろいろ資源を培養していくというような経過があ...全文を見る
○玉沢国務大臣 公正取引委員会の調査結果が出れば、補助金を所掌している立場から、農林水産省といたしましても、北海道に対し正式の報告を求めますとともに、必要な指導を行うことを考えているところであります。
○玉沢国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございます。
○玉沢国務大臣 委員の御指摘のとおり、やはり二百海里体制を迎えまして、それに向けて水産政策を遂行していく、こういうことが今求められておるわけでございます。したがいまして、昨年十二月には、今後の水産政策の指針として、水産基本政策大綱・プログラムを取りまとめたところでありますが、これ...全文を見る
○玉沢国務大臣 やはり基本法というものを目指していく場合におきましては、漁場の整備も漁港と同時にしっかりやっていかなきゃいかぬということでございます。つまり、漁業も継続的に資源を大事にしながら進めていくわけでございますから、この点が最も大事である、こういうふうに思うわけでございま...全文を見る
○玉沢国務大臣 漁港は今後、十分か不十分か、こういう話でございますが、やはり二百海里体制を迎えるわけでございますから、沿岸漁業と沖合漁業が極めて重要になってくるわけでございまして、その中心をなすのが漁港だ、こういうように位置づける必要があると思います。  その漁港でございますけ...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の御指摘のとおり、漁村あるいは漁港は、やはり物資交流の場であると同時に、生産の場でもある、それからまた、地域住民の生活の場でもある、こういう観点から現在の漁村の状況を見てまいりますと、ともすれば、資源が減少して漁業生産が低迷しておる、都市部と比べまして生活環境...全文を見る
05月15日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省に在籍した職員二名が収賄容疑で逮捕、起訴されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中でまことに遺憾でありまして、不信を招くような事態に至ったことに対しましては大変申しわけないと考えておるところであります。  今後、農林水産省...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) トータリゼータシステムは競馬における勝ち馬投票券の発売、払い戻しに関する業務を電算処理するシステムでありまして、日本中央競馬会と民間が共同で開発したものであります。このトータリゼータシステムの機器の運用、保守等の業務は馬券の発売、払い戻しという競馬会の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 日本中央競馬会の関連団体につきましての御質問であると、こう思います。  いわゆる関係団体につきましては、ファンサービスの向上や競馬事業の効率的な運営等を図るため、競馬事業運営に必要なそれぞれに関連した役割を果たすために設立されたものと承知をいたしてお...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 去る五月十一日、北海道において口蹄疫の疑似患畜を確認いたしましたので、その発生の状況等につきまして御説明申し上げます。  既に御承知のとおり、去る三月二十五日、宮崎県において口蹄疫の疑似患畜が確認されたことに伴い、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限地...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国酪農及びその関連産業につきましては、牛乳・乳製品の安定供給の基盤をなすものとして、また地域の経済社会を支える基幹産業とし...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国におきましては、今後の我が国経済社会の持続的な発展を可能にするため、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築していくことが...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、委員からいろいろと御指摘をいただいたわけでございますが、現行制度のもとにおきまして今対応をいたしておるわけでございます。  それで、今回得られた経験をもとにしまして、今後における侵入防止のための措置、発生時の防疫体制、原因究明のための調査等につい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは法律の趣旨もそうでございますけれども、殺処分をされましたものに対しましては国が補償することになっております。しかし、埋却をするということについては国が二分の一ということになっておるわけですが、生産者が二分の一という趣旨は、これはやはり原因者負担と...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに委員のおっしゃるところもよくわかります。  しかし、全額すべて国が負担する、こういうことになると、これは病気を起こしても全額負担だと、こういう趣旨になるわけでございますから、やはりこれはきちっと今後もこういうことを起こさないという趣旨を込めてお...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、記者会見に際しましては、口蹄疫は人間に感染することはないということを明示しておるわけであります。風評被害の対策につきましては、関係者に対しまして正確な情報を提供することが最も重要であると考えております。  人間に感染するかしないか、今の辞典の書...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の公正取引委員会が北海道に対しましてとった措置、このような事態は農業農村整備事業の補助事業にかかわる予算の適正な執行の観点から極めて遺憾であると存じます。  このため、農林水産省としましては、補助金を交付する立場から、十五日、構造改善局長より北海...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、感染経路がわからないじゃないかという委員の御意見でありますけれども、今感染経路について調査しているわけであります。  では、どういうところを調査しているかをあえて申し上げますが、宮崎県で発生した口蹄疫の発生原因及び感染経路を解明するために、これ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 加工原料乳の生産者補給金制度は今まで大きな役割を果たしてきたと思います。生産者とメーカーとの間において、どちらもこれが成り立つような形で制度を維持し、そして、今日の酪農及び乳製品、牛乳産業の発展に大きく役割を果たしてきた、こういうふうに評価しておるわけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 新たな制度のもとにおきましては、保証価格から基準取引価格を差し引いて補給金単価を求める方式を廃止し、生産者に市場の情報が的確に伝達されるよう市場実勢を反映した加工原料乳の価格形成を実現するとともに、加工原料乳の再生産を確保する観点から、毎年度決定される...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは我が国の農業を考えていただければわかると思いますけれども、いわゆる国内的な保護が必要でなくなって外国と十分競争できるような段階になるまでは暫定的と、こういうふうにお考えをいただければいいと思うんです。  したがいまして、三十数年たっておりますけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 極めて重要なことだと思います。  私は、牛乳のこれからの消費の拡大といいますのは、牛乳そのものを飲むということを大いに宣伝していくということも大事でありますが、同時にやはり付加価値をつけて、水よりも高い加工品、こういうようなものもつくっていくというこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 北海道の発生農場の飼養牛から検出されました口蹄疫ウイルスの断片について分析をしましたところ、その塩基配列は、宮崎県で分離されたウイルスのものと同一であるとの結果を得ております。  現在までのところ、これ以外に宮崎県での発生と北海道での発生との関係を示...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 加工原料乳のいわゆる不足払い制度につきましては、昭和四十一年の制度発足以降、飲用乳に比べて不利な加工原料乳の生産者に対し一定水準の手取りを保証すること等を通じまして、我が国酪農が零細な構造から脱却し、大きな発展を遂げるに当たり重要な役割を果たしてきたと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の加工原料乳法の改正は、まず需要動向に応じた加工原料乳の生産が促進されるよう生産者補給金制度を見直すこととしたところでございます。したがいまして、やはり生産者の課題、また流通製造段階での改善、そうしたところを一つ一つ改善しながら、需要者の動向等にも...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 目標は、委員のおっしゃられましたように、九百九十三万トン、七五%としたところでございますが、現在は七一%、八百五十万トンでございます。  今後、生産努力等いたしまして、コスト面での問題の解消が必要であると考えておりまして、このためには、自給飼料生産の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 思いません。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは、国が万全の措置をとることは当然のことでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今までとってきた措置でございますけれども、宮崎県の口蹄疫発生に係る対策としましては、畜産経営が円滑に継続できますよう、家畜市場再開後における価格低下の影響を緩和するための価格安定対策を初め、一定期間出荷ができないことに伴う畜産経営の影響緩和対策、畜産物...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 宮崎県でとってきた今までの措置は当然のことでございますが、北海道の口蹄疫発生に対する支援措置につきましても、今までとってきたことを基本に、関係者等の御意見をお聞きした上で、畜産経営が円滑に継続できますよう万全を期してまいりたいと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今回の制度改正に当たって生産者の意見を聞いていないんじゃないかと、こういう御指摘でございますけれども、この制度を検討するに当たりましては、生産者や酪農・乳業関係者の意見を十分聞きまして、新たな酪農・乳業対策大綱を策定し、さらに具体的な法律改正の内容につ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今までも、生乳等の価格決定に当たりましては、生産者とメーカーとの間に交渉が行われまして、確かに若干下がるところもあったわけでございますけれども、しかし私は、今回の制度は、生産者側も体制を整えて交渉力を高める、こういう努力がなされておるわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、生産におきましては需要動向も見なきゃいかぬと思うんです。  ですから、生産面だけ考えて減少するということだけを強調されておるわけでありますけれども、やはり需要を喚起して需要が拡大していきますならば、それに応じて生産も伸びるということも事実である...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 有機畜産につきましては、有機農業の一環として、昨年のJAS法の一部改正における国会の附帯決議も踏まえまして、家畜排せつ物の適正な処理や堆肥の流通の推進など有機性資源の有効利用を図りますとともに、地域の実態に応じた生産条件の整備等の振興対策を講じていると...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の言われますとおり、この改正法案第十一条第二項に言う「相当部分」につきましては、改正前の第十一条第一項第一号に同様の趣旨の規定が置かれておりまして、この規定ではこれまで五〇%を上回る割合と解してきたところであり、実際には飲用比率が一定期間を平均して...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 当然でございます。  五〇%というと真ん中を切るということでございますが、豆腐を完全に半分に切る、こういうようなことはしないで、やはり現実に即して今後の生産体制というようなものもちゃんと考えながらやっている、柔軟な対応をしていくということが大事かと思...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。
05月19日第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農水産業協同組合貯金保険法及び農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農漁協系統の信用事業のセーフティーネットにつきましては、従来から、他の金...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協系統の金融機関の状況いかん、こういう御質問だと存じます。  農協系統金融機関も、我が国金融システムの一員として、他の金融機関と同様に情報開示の充実、監査体制の整備等を図ってきておりまして、健全な経営の確保に努めております。  この結果、総資産に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 貯金保険制度におきましては、これまで基本的に単協を対象としてきておりまして、下部機関からの預かり金を主体としている信連、農林中金をその対象とはしていなかったところであります。  しかしながら、単協または信連が破綻したときの受け皿として信連や農林中金を...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員におかれましては、私の地元の岩手県の県北地域の農業の実態について調査されてこられまして、この委員会においても御報告を出されております。その努力には御苦労さまでございましたと申し上げたいと存じます。  県北地域の農協、こう申されたわけでございますけ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 北上山系の開発でございますけれども、これは昭和五十年度から平成二年度までの十六年間に、北上地域の九地区において公共牧場等の建設を行う広域農業開発事業を実施したところでございます。  これらの事業につきましては、地元からの要望を踏まえて計画を策定してお...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) その前に、最初に申し上げた県北の農協と北上山系との関連の中で申し上げますならば、北上山系の開発計画というのはほとんどこれらの四つの農協とは余り関係がないということだけは申し上げておきます。  それで、今の質問でございますけれども、農林水産行政の円滑な...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国の酪農は、岩手県のみならず規模の拡大を図りながら発展をしてまいったわけでございますが、その過程におきましては、今委員の御指摘のように負債等が重なってきたということもございまして、この負債対策に対しましては国も対策を講じて懸命の努力をいたしてきてお...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省としましては、農協系統組織再編促進事業等を活用し、信用事業の体質強化を指導してきたところでありまして、これを受けまして農協系統はペイオフ解禁の当初の予定であります平成十三年三月末をめどに経営体質の強化に積極的に取り組んできたところであります。...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国経済を確実な安定軌道に乗せるためには、一部の中小金融機関について経営の一層の実態把握を図り、その改善を確実なものとすること等により、より強固な金融システムの構築を図る必要があるとの観点から、与党間の合意を踏まえ、政府といたしましてもペイオフ解禁の...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員御承知のとおりでございますが、食料・農業・農村基本法の理念の実現を積極的に推進していくことが農協系統にまず求められておると思います。また、大銀行の再編等の金融情勢の変化の中で、信用事業の体制整備、体質強化も重要な課題となってきております。こうしたこ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産大臣の経験者であり先輩である委員の御質問でございますが、やはり田名部大臣のときに新農政の方向が定まったわけでございまして、そういう中におきまして、例えば農協の合併等におきましても財務調整の指導を行う合併推進法人の制度、こういうようなものが設けら...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協も漁協も、合併を妨げる要因の中にやはり農協間の財務格差がある、委員の御指摘のとおりだと思うんです。  それで、平成四年に農協合併助成法の改正、これは委員が大臣のときにやったわけでございますが、これもう一つ言いますと、農協の固定化債権を償却するため...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 系統金融機関につきましては、金融をめぐる情勢が大きく変化する中で、経営環境も厳しいことから、行政検査や外部監査の一層の充実強化を図る必要があるものと考えております。このようなことから、農協に対する検査を担う都道府県におきましては、公認会計士等を検査補助...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 高齢化が急速に進行しておる農村地域におきましては、農協が高齢者福祉活動に果たす役割は大きく、住民が自発的に家事その他の面で助け合うJA助け合い組織を設置するなど、地域に密着した高齢者福祉活動を推進してきているところであります。  これは、平成十一年度...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今の農協の方向としましては、やはりいろいろな経済社会の中におきましてその変化に対応しながら合併をしてやっていこうと。今、指摘をされました購買事業あるいは信用事業等におきましても、やはり合併をして統合して、それを通じまして経済の変化に対応していく、競争力...全文を見る
05月22日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○玉沢国務大臣 同じく、やめる考えはございません。
05月22日第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今、大蔵大臣がお話をされたとおりでございます。
05月23日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第18号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員が提唱されますように、環境をよくするために環境への負荷ができるだけ低減される環境型社会の形成が社会全体の課題となっている中で、食品廃棄物についてもその発生自体を抑制していくことが極めて重要な課題と考えております。  このため、本法案におきましては...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食品廃棄物は一般廃棄物の中で相当の量が発生している一方、再生利用等は十分に行われていない状況にありまして、食品循環資源の有効な利用と食品廃棄物の排出の抑制を一体的に推進していくことが強く求められております。また、食品産業の健全な発展を図るためにも食品循...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本法案の趣旨については今申し述べたのでありますけれども、こうしたことを行うことによりまして、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築し、今後の我が国経済社会の持続的な発展を可能にする効果があると考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) かつての日本は物を大事にして、食物を神様から、大自然からいただきました大変とうといもの、こういう考えです。神様といっても一神教でありませんから、やおよろずの神様ですから、そういうことでございます。したがいまして、そういう食文化というのは非常に物を大事に...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本法案におきましては、第四条におきまして食品廃棄物の発生の抑制を事業者及び消費者の責務として明示いたしておりますとともに、国の基本方針において具体的な取り組みの方向を示すことといたしておるわけでございます。  食品の廃棄や食べ残しの減少への取り組みを...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今委員が提唱されております教育の重要性、これは最も大切なものだと思います。  農林水産業は生命産業とも言われております。つまり、生命を大切にして生命を維持していくもの、そういうものがどういうような形で人々の努力によって確保されてきたか、こういうことを...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食品循環資源の再生利用等を進めるに当たりましては、技術研究開発の推進及びその成果の普及、リサイクル施設の整備に対する支援のほか、本法案に基づく登録再生利用事業者制度や再生利用事業計画の活用など、リサイクル製品の供給側と需要側の連携を促進するような取り組...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 食品廃棄物のリサイクルを進めていくに当たりましては、食品産業だけでなく、ホテルや旅館業、あるいは酒類製造業、百貨店等各省の所管する企業からも排出されておりますが、そのリサイクルに当たりましては、一定のまとまりのある地域に所在するこれら多種類の事業にかか...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を形成するため、その施策の基本となる事項を定める循環型社会形成推進基本法案が今国会に提出をされております。  この法案は、循環型社会の形成のための基本的な考え方といたしまして、まず、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この食品廃棄物の発生の抑制を図っていくためには、食品の廃棄や食べ残しの少ない食生活についての国民の意識を高めていくことが何よりも重要であると思います。  世界から三千万トンも食糧を輸入しまして、なおかつ食べ残しをしておる、世界の中におきましては約八億...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 世界には約八億人の栄養不足人口が存在している中で我が国の食糧の海外からの輸入はふえておる、こういう日本の食の状況は厳しく受けとめる必要があると考えておるわけでございます。  そういう観点から、食品の廃棄や食べ残しを減らすことは重要な課題であると認識し...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本法案におきましては、食品廃棄物の発生の抑制及び減量と食品循環資源の再生利用を一体的に推進することとしております。  このため、本法案に基づき主務大臣が定める基本方針におきましては、食品廃棄物の発生抑制、減量及び食品循環資源の再生利用をあわせた再生利...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、全体としまして、資源が十分利用できるように事業者の皆さんにもそうした食べ残しとか廃棄とかいうことができるだけ少なくなるようにするということが大事かと思うわけでございますし、国民の皆さんにおかれましてもこの点を理解していただくということが実効性を増...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 本法案に基づきまして主務大臣が定める食品事業者の廃棄物発生抑制の具体的基準におきまして、原料をできるだけむだにしないような製造工程の改善、小売段階における適切な品質管理等販売方法の見直し、また外食におけるメニュー選択の幅の拡大やカロリー表示の設定など、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) まず、委員の農水省の食堂から三十トンの廃棄物が出るという話でございますが、食堂は一つしかないわけではないわけでございまして、たくさんあります。それら全体を含めますと、平成十年のことでございますが、百五十一トン、こういうことになっております。  そこで...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 大事なことだと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 先ほど局長の方からも申し上げたわけでございますが、家庭系の生ごみのリサイクルにつきましてもできるだけ取り組んでいく、リサイクルに、そういう趣旨でございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 国民の皆様の食の安全に対する関心というのは極めて高いものがあると思います。したがいまして、食の安全という観点からよく理解を深めていくということが一番大事なことだと考えております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 安全の基準をどういうように見てこれを周知徹底せしめるか、こういう趣旨だと思います。  したがいまして、いたずらに不安をあおるようなこともという先ほどからの話もありますように、どのような点が危険であるか安全であるか、もっと基準を定めて明確にしていくとい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) これは食の安全という観点から当然研究していくべきものと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) この食料・農業・農村基本法は、基本計画を定めまして食糧の自給率の向上等を目指してこれから進む、こういうことになりました。そういう中におきまして、基本法の第十七条におきましては、今委員が言われましたように、環境への負荷の低減及び資源の有効利用をうたってお...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を形成するため、その施策の基本となる事項を定める循環型社会形成推進基本法案が今国会に提出されていることは今御指摘のとおりであります。  この法案は、循環型社会の形成のための基本的な考...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまは、法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後最善の努力をいたしてまいります。
05月23日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) 砂糖の価格安定等に関する法律及び農畜産業振興事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  砂糖は、食生活の面においても食品産業の原材料としても必要不可欠であるとともに、甘味資源作物であるてん菜やサト...全文を見る
05月25日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○玉沢国務大臣 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国においては、今後の我が国経済社会の持続的な発展を可能にするため、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築していくことが喫緊の課題となっ...全文を見る
○玉沢国務大臣 本法案の背景、目的いかん、こういう御質問であると存じます。  今後の我が国経済社会の持続的な発展を可能にするためには、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築していくことが喫緊の課題であります。  食品廃棄物は、一般廃棄物の大宗を占める相当の量が発生...全文を見る
○玉沢国務大臣 食料・農業・農村基本法におきまして、委員が今御指摘されましたように、第十七条におきまして「環境への負荷の低減及び資源の有効利用の確保に配慮」する、こう言っているわけでございます。  これに関連しまして、本法案は、食品産業の事業者が食品循環資源の再生利用を促進する...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員御承知のとおりでありますが、先般、食料自給率の向上等を目指して基本計画を打ち立てたところでございます。その中におきまして、やはり資源の有効利用を図っていくということが一番大事なことの一つでありますから、食品廃棄物等につきましてもこれをリサイクルしまして、肥料あ...全文を見る
○玉沢国務大臣 当然、自給率の向上を図っていくということにおきましては、生産面での生産の拡大、また同時に、それを消費していくという体制がともに大事であることは、否定することができない一番大事なことだと思っておるわけでございます。  したがいまして、例えば農地等に関しましても、一...全文を見る
○玉沢国務大臣 二十一世紀は、私は、環境と食料の世紀ではないか、こういうふうに考えております。  そういう中におきまして、農業におきましても、まさに多面的機能の役割を果たしながら環境をよくし、そして、生産されたものは消費者の皆さんに喜んで消費していただく。もしその中におきまして...全文を見る
○玉沢国務大臣 新しい時代に向かいまして、食料・農業・農村基本法をもとにいたしまして農業の進展に全力を尽くして頑張ってまいりたい。また、林業あるいは水産業におきましても、これから基本法を制定いたしまして、国会の御議論をいただき制定していただきました暁には、林業、水産業の振興、発展...全文を見る
○玉沢国務大臣 今委員が御指摘されましたように、百トン以上の食品廃棄物を出す企業は一万六千、全体として一・六%でありますが、その量は、五七%と言いましたが、五五%から五七%ぐらいのところでございます。  したがいまして、法律におきましては、食品廃棄物の発生量が一定規模以上の事業...全文を見る
○玉沢国務大臣 委員の切々たる御意見を十分お伺いをいたしまして、資源の再利用化につきましては、肥料とか飼料のほかにも利用していく。特に御指摘をいただきました家庭用の廃油のリサイクル等についても、今端緒についたところでございますが、モデル事業等を成功させまして、十分資源の再利用化に...全文を見る
○玉沢国務大臣 リサイクルにおいて一番大事なことは、リサイクルをされた肥料とか飼料を使って生産をされた農産物の販路が確保されていくということであると思うわけでございます。  この法案におきましては、排出事業者、再生利用事業者、農業者の三者が共同で再生利用事業計画を作成する制度を...全文を見る
○玉沢国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。     —————————————
05月25日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいま委員が御指摘をいたしましたように、甘味資源作物であるてん菜、サトウキビは北海道、鹿児島県南西諸島及び沖縄県の地域農業における基幹作物でありますとともに、それを原料として生産されるてん菜糖、甘蔗糖は地域経済において重要な位置づけを有しているものと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今後のWTOの農業交渉でありますけれども、これは既に農業協定第二十条に基づきましてスタートしているわけでございます。  シアトルの閣僚会議における宣言案といいますのは決裂したわけでございますから、これに基づかないでスタートをする、つまり農業協定の第二...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今度の改正におきましては、安定上下限価格制度を廃止しまして、なおかつ砂糖の価格の安定を図っていくという観点に立って改正をしておるわけでございますが、近年、世界の砂糖の在庫率が年間消費量の五割弱という国際的な砂糖需給の緩和、異性化糖といった砂糖代替品の製...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 今お尋ねの製糖企業の合理化につきましては、各企業の自主的判断を基本としまして労使協議を十分に尽くして進められるものと考えておりまして、国の支援に当たりましても適切に配慮しつつ対処してまいりたいと考えております。  製糖企業の合理化を支援する観点から、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 経営全体を考えた経営安定対策の検討状況いかんと、こういう御質問かと存じます。  農業経営の安定を図るための対策につきましては、本日、関連法案を御審議いただいておりますように、まさに個々の品目ごとの価格政策の見直しが進められているところでありまして、当...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 委員の御指摘のとおり、加糖調製品の輸入の増加が競合する国内産糖の需要に影響を与えていると考えられることから、加糖調製品への対応につきましては、今後積極的に取り組む必要があると考えております。  このため、今回の改正によりまして、砂糖の卸売価格をキログ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 製糖企業につきましては、価格引き下げによる砂糖の価格競争力の強化と需要の維持増大を図っていくため、共同生産会社の導入等の合理化を初めとして製造販売経費の削減を進める必要があります。  国といたしましても、産業活力再生特別措置法の活用や砂糖生産振興資金...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) このサトウキビの生産の維持増大を図るためには、担い手への農地の利用集積や農作業受委託を進めながら機械化、省力化を推進し、生産性の向上を図っていくことが必要と考えております。  具体的には、鹿児島、沖縄両県におきましては、サトウキビについての農作業受託...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 確かに、地域経済、また生産農家ばかりでなく地方自治体、また団体、こうしたことが合意を得て生産体制を進めていくということが一番大事なことだと考えておるわけでございまして、サトウキビあるいは甘蔗糖等におきましても、いずれも総合的な営農計画等も含めて対策をと...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) このたびの基本法におきましては、食料・農業・農村と、こう明示しておるわけでございます。農村の果たすべき役割というのは、やはり農業を継続的に営むことができる基盤である、同時にまた生活の環境をよくして人々が住みやすい環境といいますか、こうしたものをつくって...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 改善措置はどういうふうなものがあるかという御質問の趣旨であったと存じます。  事業の適正な執行を図ることを目的としまして、競争性、透明性を高める入札制度の改善、その実効性を確保するための組織体制の整備、職員の意識改革の徹底等の総合的観点から措置を取り...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 価格の面だけでなく、これは総合的に判断をしてもらいたいと思います。  つまり、砂糖の卸売価格が加糖調製品と比べまして非常に高いところがある。これを今回是正しまして、砂糖の消費拡大を図っていく。これによって、工場もできるだけ稼働率を上げていく、こういう...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 私は、今までの政策の実行等におきましても、生産者の皆さんが立ち行くように配慮してまいったわけでございますし、そういうような配慮といいますのは、今後の価格の決定等におきましても要素は十分残されておるわけでございます。  例えば、今、島が立ち行かないとい...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 引き上げじゃない、引き下げですよ。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 最低生産者価格の算定等に当たりましては、そういういろいろな変動がありますけれども、そうしたものは配意して考えると、こういうことになっておるわけでございます。先ほど申し上げたとおりであります。  それから同時に、やはり卸売価格をキログラム当たり二十円か...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農協は農業者の相互扶助組織でありまして、将来にわたって農家、組合員に対して、そのニーズを踏まえながら地域農業の振興や担い手農家の支援、あるいは農村社会の発展にとって必要なサービスを的確に提供していくことがその役割である、こう考えております。  特に、...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 二〇三〇年まで私が生きているかどうかわかりませんけれども、いずれにせよこれを当委員会で申し上げるということはなかなか時間的な制約があるところでございます。しかしながら、やはり現実に即して政策を推進していくということが大事じゃないかと考えるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) やはり、言いっ放しで、こちらも、はいそうですかと、こういうことになってはいけませんから。  やはり、残念ながら、委員には内閣総理大臣というような話までいただきましたが、それはそれとしまして、外国に食料を依存するということがいかに危険であるかということ...全文を見る
○国務大臣(玉沢徳一郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。