田村謙治

たむらけんじ



当選回数回

田村謙治の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第164回国会 衆議院 本会議 第7号
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○田村謙治君 民主党の田村謙治です。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  最近、格差社会という言葉、そして格差社会が生み出すさまざまなゆがみについて、目にすること、耳にすること...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  民主党の三谷議員、そして鈴木議員に続きまして、質問をさせていただきます。  今回の税制改正、私は先日、代表質問もさせていただきまして、谷垣大臣にも御答弁をいただきましたので、それに続きましてということになります。  そのと...全文を見る
○田村(謙)委員 今、ちょっとお伺いしていると、政府・与党の税制大綱、それはもちろん存在は知っておりますけれども、政府・与党、その中でも財務大臣のお立場なわけでいらっしゃいますから、決定に相当関与していらっしゃる、ある意味ではそこが中心的な役割を果たしていらっしゃるだろうと思うん...全文を見る
○田村(謙)委員 今お伺いしていると、結局、三位一体改革が先だというような、所得税だけではなくて、税制全体の抜本的な見直しというのはその後なんだというふうにお答えになっているようなイメージを受けます。  若干先に進めますが、今回の定率減税の廃止、さまざまな観点がありますけれども...全文を見る
○田村(謙)委員 大臣がおっしゃるように、確かに認識が、若干か随分か、多分随分違うんだと思います。  前からよく言われているように、代表質問で申し上げましたけれども、結局、よくクロヨンとかトーゴーサンピンとか言われていますけれども、給与所得というのはガラス張りで、一方で事業所得...全文を見る
○田村(謙)委員 最初に申し上げましたように、結局抜本的見直しに値しないというふうに私は考えておりますので、だからそういう意味で、大臣がおっしゃったように、抜本的見直しの前に定率減税を廃止しなければいけないという理屈は、私はそれで納得するわけじゃないんですけれども、若干具体的に、...全文を見る
○田村(謙)委員 余り直接的な御回答はいただいていないような気がしますけれども、結局個々の納税者の負担を変えないと。それは、今の個々の納税者の負担が一番妥当なんだということであれば理由になると思いますけれども、変えないというのが単に政治的な理由なのであれば、というか、まさに個々の...全文を見る
○田村(謙)委員 さらに議論を深めるというのは、先ほどから申し上げているように、かなり深い議論をしているわけですよね。大体、最近ここ数年の当たりさわりのない政府税調の答申であっても十分にいろいろ論点が大体並んでいて、先ほど申し上げたように、共働きの世帯の方がはるかに多いという社会...全文を見る
○田村(謙)委員 余り明確なお答えをいただかなかったような気がするんですが。別に私は主税局の回し者ではありませんので、別に代弁というわけじゃなくて、まさに政府税調、そこは小泉総理が諮問した政府税調において、抜本的見直しのための論点として、去年の夏にも、控除についてはそれぞれについ...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほどの議論に戻ってしまうので、ちょっと先に進めますけれども、結局、深く議論するとかというのも、御見識がないのかなと思わざるを得ないですよね。そこはやはりしっかりと、もうあれだけ検討しているわけですから、そこは大臣のリーダーシップを発揮していただきたいなというの...全文を見る
○田村(謙)委員 今、主税局側から御説明がありましたけれども、また議論を深めるという話がありましたけれども、もう十分に政府税調でも議論をなさっていますよね。それぞれ、税額控除、所得控除のさまざまなメリット、デメリットというのは昔から言われている話ですし、少子化対策全体の話というの...全文を見る
○田村(謙)委員 今後の議論の方向とかおっしゃっていますけれども、税額控除の方がいいということであれば、やればいいんじゃないですか。議論はもう十分にやっていらっしゃって、それは私も存じ上げていますし、大臣はもっとよくお詳しい中で、税額控除の方がいいということであれば、それ以上議論...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほどからの繰り返しで恐縮なんですけれども、あらゆる見直しに共通するんですが、結局、大体議論は尽くされていますよね。特に扶養控除とか配偶者控除というのは、先ほど主税局長さんは各国の状況もというふうにおっしゃっておられましたけれども、各国の状況はもう十分に政府の方...全文を見る
○田村(謙)委員 おっしゃるように歯がゆいです。大臣も今なりたてなわけじゃないわけですから、三年間やっていらっしゃって、今お話しになった中で、結局、政治的状況、自民党の中の状況なのかなとぐらいしか聞こえないですよ。特に最近は、昔は税制はすべて自民党税調が決める、そのドンみたいな方...全文を見る
○田村(謙)委員 いやいや、大臣にそんな御謙遜されちゃうと。  一番言いたいのは、先ほどからそれぞれ民主党議員が言っているように、本当の改革は民主党じゃなきゃできないということを一番言いたいんですよ。ですけれども、ことし、来年総選挙がなければ政権とれませんから、その間もうちょっ...全文を見る
○田村(謙)委員 今の御答弁も、政府が総合課税という看板をずっと掲げてきて、その中で、先ほど申し上げたように、昨年、石税調会長のお話を聞いて、あれ、もう総合課税という看板はおろしたのかなというふうに個人的に思ったものですからちょっと聞いてみたんですけれども。  総合課税かどうか...全文を見る
○田村(謙)委員 金融課税に関連して、納税者番号制度についてちょっとお伺いをします。  この納税者番号制度というのも、はるか昔からずっと議論されていて、もう議論する中身は、控除と同じように、ないと私は思っているんですけれども、そういった中でやはり、もちろん我々民主党としても、納...全文を見る
○田村(謙)委員 今の御答弁でも、ちょっともう時間がありませんので、ひとつ大臣にお伺いしたいんですが、今も国民的議論という話がありました。代表質問での御答弁でも、たしか、国民的議論をというお話、税制全体の改革について国民的議論を行っていく必要があると。これもまた、いろいろな改革、...全文を見る
○田村(謙)委員 時間が参りましたのでもう終わりにいたしますけれども、繰り返しになりますけれども、いろいろな税制の見直しについて、かなり議論は尽くされているものであっても棚上げされているものがたくさんあります。そこは今の自民党政権では無理だと私は思っているわけです。ですので、民主...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○田村(謙)分科員 民主党の田村謙治でございます。  本日は、この予算第六分科会でお時間をいただきまして、私も環境問題につきましてはまだまだ勉強中でございますので、小池大臣初め環境省の皆様に御指導をいただければと思っている次第でございます。  本日、私が取り上げさせていただき...全文を見る
○田村(謙)分科員 今現在、十八カ所で自然再生協議会が設置をされているという御説明をいただきました。  今後設置が見込まれる協議会というものが、どの程度現在の段階で見込まれているのかというのも教えていただけますでしょうか。
○田村(謙)分科員 ありがとうございました。  現在のところ十八カ所、そしてさらに今後二カ所が見込まれているという状況のようでございますけれども、自然再生推進法が施行されてちょうど丸三年たつわけであります。議員立法で成立した法律というふうに聞いておりますけれども、当初どのような...全文を見る
○田村(謙)分科員 そうしますと、確認なんですけれども、単純に数だけで評価するものではないとは思いますが、三年間で十八カ所立ち上がったということ自体について、もともと議員立法をした時点で、明確に何年間で何カ所が目標とか、そういう目標は多分なかったんだろうと思いますけれども、当時想...全文を見る
○田村(謙)分科員 ありがとうございました。  それでは、若干、中身についてお伺いをさせていただければというふうに思います。  自然再生協議会の設置にどのような要件があって、そして事業が実施されるまでにどのような手続があるのか、簡単に御説明をいただければと思います。
○田村(謙)分科員 ありがとうございました。  現在の状況として、十分に自然再生推進法が機能しているというか、自然再生協議会も全国で順当に立ち上がっているという御評価をしていらっしゃるということは今お伺いいたしましたけれども、念のため、自然再生推進法の附則の三に、「政府は、この...全文を見る
○田村(謙)分科員 ありがとうございました。  私も、今局長がおっしゃったように、地域の住民やNPOを巻き込んで、まさに地域住民が中心となって自然を再生していく、それをサポートするという枠組みは、非常に日本においては先進的な法律だなというふうに、まだまだ私は専門家ではありません...全文を見る
○田村(謙)分科員 ありがとうございました。  確かに、それぞれの地域でリーダーを見出すというのは非常に難しいことなのかなというのは、私の地元で見ても何となく想像はつくところではありますけれども、その延長なのかなとは思います。  今までの、既に十八カ所の自然再生協議会の一覧を...全文を見る
○田村(謙)分科員 私もまだまだこの点については半ば素人でありますけれども、今回のこの法律、非常にいい枠組みでありながら、例えばその財政的な裏づけがないとか、今非常に財政は厳しい状況であることは私も十分に承知をしておりますので、こういう新しい法律というのはなかなかそういう裏づけを...全文を見る
○田村(謙)分科員 先ほど局長の方から、さまざまな努力をなさっているという話もございましたけれども、もうちょっと具体的に、各地にさまざまな情報提供をしなければならない、あるいはリーダーがいるかどうかというのが非常に大きな問題だということは、逆に言うと、リーダーをどのように見つける...全文を見る
○田村(謙)分科員 ぜひともその御信念で大臣以下頑張っていただきたいなというふうに思います。  そういった中で、ちょっと私の地元の話で恐縮ではありますけれども、私の地元というのは静岡四区、静岡市の清水区も入っているわけでありますが、静岡市においては既に一カ所、巴川の流域の関係で...全文を見る
○田村(謙)分科員 ありがとうございました。  いろいろな御尽力をなさっていらっしゃるという、実際に過去最悪の時期に比べたら改善をしているという状況のようでございます。  私もつい先日も見てまいりましたけれども、まだ依然として消波ブロック、波を消すためのブロックなどがばっと積...全文を見る
○田村(謙)分科員 今お話がございましたように、県ですとかあるいは国土交通省さん、さまざまな努力をしていらっしゃる。そして、有識者の方々を集めて検討していらっしゃる。御尽力につきましては私も敬意を表する次第ではありますけれども、今後どうしていくかというのは、それこそ地域の住民やさ...全文を見る
○田村(謙)分科員 局長御自身もいらっしゃっていただいたということで、大変心強く感じている次第でございます。私もまだまだいろいろなところで勉強させていただきながら、確かに、先ほどから局長あるいは大臣からお話がございましたように、地域のリーダーにまとめてもらうというのは非常に難しい...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○田村(謙)委員 ただいま議題となりました平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に対する修正案につきまして、趣旨の説明をさせていただきます。  社会保険庁につきましては、全国各地の一等地に豪華な事務所を構える社会保険事務局や、定義の不明瞭な福祉施設...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。大臣も大変お疲れだと思いますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。  私は、おととしの十一月に繰り上げ当選をして、ちょうど一年前の関税法の改正で、この財務金融委員会で質問させていただいたのが初めての質問でございました。そうい...全文を見る
○田村(謙)委員 効果的、効率的に業務運営ができるように努めるのはどこの組織でも当たり前のことですので、まさに業務量自体が変わるということになれば、結局、人員は変わらないのであれば一人当たりの量がふえる。別に変わらないのであれば、それは一人当たり今までどおりの業務量だということに...全文を見る
○田村(謙)委員 当然、いわゆる社会悪物品と言われるものがどれだけの量があるかというのは把握できるはずがないわけですけれども、ただ、実際に職員がどういう、それこそ今回、特に最近新しい話ですと、知的財産のものに関してどれだけの仕事をするのかとか、それはよりさらに時間をかけなきゃいけ...全文を見る
○田村(謙)委員 今いただいた御答弁で、確かに十八年度、この行革国会、一律五%削減という中で二百二十人の増員をかち取った。ただ、実際その五%の削減、いわゆる全体の一律の削減で百六十五人削減があるというお話を聞いておりますので、結局、二百二十マイナス百六十五で純増は五十五人だという...全文を見る
○田村(謙)委員 もうちょっと具体的に申し上げますと、結局、一律削減で全体をマイナス、それぞれ削っていながら、ふやすところは後でふやして、足し算するとちょっとだけふえるとか、そういうところは確かに税関を初め幾つかあるんだと思いますよ。でも、そんな、結局、単に数をそれこそ何人減らし...全文を見る
○田村(謙)委員 私もこの関係はそんなに詳しくは勉強しておりませんけれども、普通に考えると、減らすところは減らして、でも、例えば新しい部署ができるとか、割によく言われますよね、新しい機関ができないとやはり人員はなかなかとれないとか、新しい仕事ができないとそういう増員の分はとれない...全文を見る
○田村(謙)委員 今の件で関税局長さんにちょっと関連でお伺いしたいんですけれども、関連というか、今大臣のお話を聞いておりますと、結局、メニューとしてはもう既に、確かに、万景峰号を初めとして、税関さんはかなり相当やっていらっしゃるというのは私も十分に知っていますけれども、要は、それ...全文を見る
○田村(謙)委員 北朝鮮の話になりますと、まさに外交の話になりますので、この場で明確によりさらに御答弁いただくことはできないと思いますけれども、税関さんですと、まさに運用、実際の執行の部分ですね、執行の部分で、最近北朝鮮についての取り締まりを強化しているというのも、特に法律とか何...全文を見る
○田村(謙)委員 いろいろ後手後手な対応、まさに対応が後手後手に回ってようやく始めたとかいう場合に、いろんな理屈、へ理屈を含めて、理屈をつけるのはもう役人の方々達人ですので、まずそれを、答弁をお読みになるのはいいですけれども、そのまま真に受けないでいただきたいなというのが一つのお...全文を見る
○田村(謙)委員 今のお話の前段をもって、我々の先見の明もある程度御評価いただいたというふうに理解をさせていただきますけれども、そのタイミングがずれるというのが、結局もう遅いことが多いんですよ、それはあらゆる面で。とにかくそれを、少しでも我々の先見の明をよりさらに評価していただい...全文を見る
○田村(謙)委員 では、同じ質問を、総務省さんの方のスタンスをお伺いします。
○田村(謙)委員 いろいろなポイントがあると思いますけれども、例えば、まさに民間の貨物、貨物運送業者が扱う貨物だと、先ほど話がありましたように、申告納税方式なわけですね。当然申告しなきゃいけない。当然運送業者がそういう手間をかけているわけですけれども、それが国際郵便物であれば、賦...全文を見る
○田村(謙)委員 だったら、先ほどの答弁で別におっしゃる必要ないじゃないですか。何か万国郵便条約とおっしゃると、いかにも何か、今私はあくまで通関の話をしているんですから。それで、規定もない条約を取り上げて、何かいかにももっともらしく、国際郵便というのは万国郵便条約も適用されるから...全文を見る
○田村(謙)委員 別に全体の特性なんて聞いてないんですよ。私は、通関のときどうかと。  それは例えば、一番わかりやすいのが申告納税か賦課課税かですよ。先ほど財務省側から説明がありました。ほかの国でも、一定の金額とかありますけれども、申告納税が基本だというような御説明をいただいた...全文を見る
○田村(謙)委員 この制度について、この一年間、ちょうど改正をして一年ですけれども、実際、承認の受け付けをした時期を私は確認しておりませんけれども、それは最近なんでしょうが、三社が承認の申請をして、実際一社が承認をされたと。何かその数が非常に少ないような気がするんですけれども、昨...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、ちゃんと今後の推移を見てというのは、それはもちろんそうだと思いますけれども、一年前導入した時点で、いろいろ準備なさって法改正をした、そのときに十三社申請するはずだとか、そこまで明確なわけはないと思いますけれども、少なくとも、数社だけのために去年のような大き...全文を見る
○田村(謙)委員 航空貨物について、若干そういう今おっしゃったような話があるというのは聞いていますけれども、結局、それではもう、やはりそんなふうに限定されたら利用できないと業者さんは言っていますよね。その研究会でどういう話があったか私は全く知りませんけれども、何か一部認めているん...全文を見る
○田村(謙)委員 適正な業務の執行というのは当たり前のことですので。結局、今のお話をお伺いすると、コンプライアンスが高いというふうに認定をした、そういう企業でもやはり最後まで信用できないよということなのかなという気がするんですよね。そこは、結局どこまで理想を振りかざすのかと。あら...全文を見る
○田村(謙)委員 後でちょっと保税制度そのものについて時間があれば議論をさせていただきたいんですけれども、結局、保税地域に入れる、それを検査するとおっしゃいますけれども、そもそも、特定輸出制度についての輸出の対象となる貨物について検査をするというのはごくまれなわけですよね。それは...全文を見る
○田村(謙)委員 大体、日本の役所に非常にありがちなんですけれども、いろいろな新しい制度があって、いろいろな大所高所からよりいいという制度があっても、そういう新しい、いい制度の導入を、改革という言い方もあるかもしれませんけれども、とにかくそういうことをやらない。理由の一つとして、...全文を見る
○田村(謙)委員 とにかく何かあると保税地域に入れなきゃいけない、それはやはり検査に支障があるとか。ITという言葉も古くなるぐらい、NACCSを初めとして電子化が進んでいる中で、大体の審査というのは全部できるわけですよね、別にその場にいなくたって、あるいは貨物の近くにいなくたって...全文を見る
○田村(謙)委員 局長は私的な研究会をおつくりになって勉強なさっているというのは、それは大変いいことだと思います。  ただ、往々にしてあるのは、結局、局長の御任期も二年か三年、三年は長いわけですよね、大体一年か二年でかわる、そうすると、局長がかわるとその研究会もなくなったりして...全文を見る
○田村(謙)委員 はい。今回、入港前の報告の義務づけというものをなさったという改正がありますけれども……(発言する者あり)済みません、では、時間が来ましたので、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月10日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  私はこの委員会の委員ではございませんで、主に財務金融委員会を中心として活動しておりますが、公益法人制度改革の税制ということで登板させていただいて、議論をさせていただきたいと思います。  公益法人制度改革につきましては、先週、...全文を見る
○田村(謙)委員 私がお伺いした、税は後で定めるということについてのちゃんとした明確な理由を結局お伺いできなかったんですけれども、例えば、今副大臣がおっしゃっておられた、確かに昨年政府税調の答申が出ました。ただ、そこを拝見しても、しっかりと決まっているわけじゃないですよね。  ...全文を見る
○田村(謙)委員 私は、税制に関しては毎年のスケジュールを崩さないというのは、やはり怠慢にしか思えないんですけれども、もちろん税制の非常に細かいところというのは、今回の公益法人制度の優遇税制についても、非常に細かい仕組みについて別に全部を、まさに税法をそのままこっちに持ってこいと...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほどの大臣の御答弁に戻りますけれども、まさに、例えば残余財産をどうするかとか、確かに今回の新しい公益法人制度のより詳細、政省令で決めるようなことがわからなければ決められない、税制の詳細な部分というのはあると思いますよ。でも、全体をかっちりと決められない、まさに...全文を見る
○田村(謙)委員 私も先ほど申し上げましたように、とにかく公益法人制度の大改革、それは当然税制も一体として、この特別委員会はもうまさに行革国会と首相がおっしゃっている、その一番メーンの委員会ですよね。そのメーンの改革の一つである公益法人について税制だけ切り離すというのは、やはり私...全文を見る
○田村(謙)委員 委員長、ありがとうございました。  今度この公益法人制度改革をすると、委員会はできます。非常に、中立性が保たれるような、この法案を見る限りはいい委員会だと私も思いますけれども、そういう委員会で認定するところもあれば、ほかのNPOについては国税庁だけで判断をする...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、今までの制度をそのまま残すというか、公益法人というのがあって、それと別に特定非営利、いわゆるNPO法人というのがある。それをそのまま残してやっていこうということ、本当の抜本的な改革ではなくて、今までの制度に乗っかってそれをある程度いじるということにしか思え...全文を見る
○田村(謙)委員 もう時間が来ましたのでこれ以上質問いたしませんけれども、いろいろな意味で、きょうもわずか三十分ですがお伺いをしていても、結局、抜本的な改革といいながら、今までのもちろん過去の経緯というのはいろいろ大事なところがありますよ、ですけれども、抜本的に改革する場合は、過...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  私も、引き続きまして、国有財産法の改正案に関しまして質問をさせていただきます。  私は、若干ポイントを絞りまして、国有地の売却や有効活用という中で、先ほどからも各委員の質疑の中で出ております国家公務員宿舎にまずポイントを絞っ...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  五十八万人という数字ですと、余りに多くてぴんと来ない部分もありますけれども。そしてまた、その二十三万戸、実際、余り利用されていないという宿舎があって、それをいかに有効活用するか、あるいは集約化するかという議論についてはかなり進んでき...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに転勤は多いとは思いますけれども、別に全員ががさっと転勤するわけじゃないわけでして、例えば、では、転勤に関して、僻地というのは地方の話になると思いますので、より都心ですね、都会、東京ですとか大阪、そういった都会におけるものを考えてみればいいと思うんですけれど...全文を見る
○田村(謙)委員 でしたら、その一二・八%というのは大体何人ぐらいになるんですか。
○田村(謙)委員 三万七千人。別に、そもそも転勤する人全員に宿舎が必要なのかという議論がありますけれども、とりあえず、三万七千、四万人近く。全員に必要だという仮定に立った場合、でも、結局、宿舎、もちろん自衛隊などの場合というのは十分理解できますよ。それに対して私は反対するつもりは...全文を見る
○田村(謙)委員 今、自衛隊など、そういうところで十万戸、あと転勤などでというのは、先ほど年間で大体約四万人、三万七千人とおっしゃったのが、必要なものが九万八千とおっしゃっていましたけれども、急にそれはどうしてそんなにふえるんですか。
○田村(謙)委員 今いただいた数字、大体足すと約二十万ですよね。  私は、そもそもその二十万が必要なのかという議論もちょっともう少しさせていただきますけれども、それでも、既に不要な部分というのは、単純に引き算をすると四、五万戸あるような気がしますが、そもそも、結局、なぜ公務員宿...全文を見る
○田村(謙)委員 今、住宅手当の話が出ましたので、でしたら、そちらの、私もまさにその議論をしようとしておりました。  まさにこれは、日本の財政は非常に厳しい。民間企業でいうと倒産しているんじゃないかと私も思っていますけれども、大企業が、バブル崩壊後、不景気のときに、非常に厳しい...全文を見る
○田村(謙)委員 私が今お伺いしたのは、コスト比較をすべきだと今おっしゃいましたけれども、庁舎では既にしていらっしゃるわけですよね。何で公務員宿舎だけやらないんですか。  それは別に、そもそも、去年の財政審の答申を見ても、そういった発想が公務員宿舎に抜けているんですよ。それこそ...全文を見る
○田村(謙)委員 指摘を受けたんだったら、すぐにやればいいんじゃないですか。なぜ今までやっていないんですか。そこは大臣にも、御答弁ください。
○田村(謙)委員 ぜひそこは至急やっていただきたいと思います。  谷垣大臣は、まさに自民党の中でも財政に対する危機感というのは非常に強いというふうに私も理解しています。自民党の中で、まさに消費税をいつ上げるかというのはさまざまな抵抗もある中でも、やはり二年後には消費税を上げるべ...全文を見る
○田村(謙)委員 今、給与に当たらないというお話でしたけれども、でしたら、ちょっと国税庁の方にお伺いをしたいんですが、民間企業がまさに社宅について市場の相場よりはるかに低い家賃で社宅を提供した場合に、その差額を給与とみなして課税をするという話を聞いたことがあるんですけれども、それ...全文を見る
○田村(謙)委員 今、国税庁で、余りに低い家賃の場合、ある意味で給与とみなすというふうに御答弁いただいたんですけれども、それについてはいかがお考えですか。もう一度人事院にお伺いします。
○田村(謙)委員 次のテーマに移りたいので、もうこれ以上議論は余りしません、もうお伺いしませんけれども、そもそも民間企業で社宅をどれぐらいの人たちが利用しているのか、そういったところも含めて冷静に比較をしなければいけないんだろう。私もそこは、明確に民間企業がどうかという数字は知り...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  常勤二名、私も、ホームページにも出ていますので、役員名簿というものは拝見しました。昨年の八月現在のものですけれども、非常勤の理事長が、大蔵省の名古屋税関長が最終官職だった方。そして、常勤の専務理事と常務理事がいらっしゃって、専務理事...全文を見る
○田村(謙)委員 時間も限られていますので、私が財務省の方から聞いた話も私の方で話しますけれども、結局、先ほど申し上げた業務、具体的に何をやっているかと聞いてみたんですよ。  そういった中で、例えば駐車場の管理とか未利用の国有地の管理。結局、国有地の管理というと、フェンスを張っ...全文を見る
○田村(謙)委員 もともとの経緯も重要なんですけれども、結局、なぜセンターなのか。  例えば、民間に委託先がないんだよというふうにおっしゃっていただければわかりやすいですね。一番わかりやすい理由だと思いますよ。ですけれども、最近特に、例えば研究調査業務も、財務省理財局は基本的に...全文を見る
○田村(謙)委員 今、大臣に御答弁いただいた北関東地区で一般競争入札をして、結局それは全部民間が受託したというふうに聞いています。  結局、やはりセンターは要らないんじゃないんですか。民間にこれからすべて任せればいいのであって、別に財団法人は要らないんじゃないんですかね。
○田村(謙)委員 今後の方向性としては当然だと思うんですけれども、今おっしゃった、まさに平成十年ですか、十一年から件数が減っている、民間にどんどん委託しているということであれば、当然、既に業務量は減っていると思いますけれども、この数年間。それで、職員を減らしたりとか、そういった努...全文を見る
○田村(謙)委員 もともと、確かに設立当時、九一年、そのころは委託する業者がなかった、全部なかったとは思いませんが、なかった部分もあるのかもしれないですよ。今、既にもう民間で全部できる。今後そうしていくんだというんだったら、もうすぐに今年度からそうすればいいんじゃないんですか。
○田村(謙)委員 いろいろと民間に委託した場合にどうなるか適宜見なきゃいけない、先延ばしでよく使う御答弁だと思いますけれども。その中身が、駐車場と未利用地、更地の管理と、あと公務員宿舎ですよ。そんなの別に民間でやっているのは幾らでもあるし、別にみんなそれぞれ、民間もそれによって収...全文を見る
○田村(謙)委員 もう時間が来ましたけれども、最後にまた申し上げます。  先ほども自民党の委員の方の議論でも、今回が歴史的改革になるんじゃないかというような発言もありましたけれども、この公益法人制度改革、そして今回の国有財産の有効活用、結局、官に甘いんですよ、役人に。宿舎の検討...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  三谷議員の質疑を引き継ぎましてやりとりをさせていただきたいと思うんですけれども、その前に、せっかく大変貴重な機会ですので、きょうの新聞をにぎわせております中央青山について、ほんのわずか、大臣に確認の質問をさせていただきたいと思...全文を見る
○田村(謙)委員 確認ですけれども、処分がどういう内容になるのかということについては、御説明はできないということでよろしいんでしょうか。
○田村(謙)委員 お答えいただけない、処分の発表前にその内容について言えないというのは基本的にそうだと思いますけれども、ただ、実際、今回のカネボウの粉飾については、中央青山の理事長を参考人として、まだ与謝野大臣が大臣じゃないときだと思いますけれども、お呼びをして、私もそのときに中...全文を見る
○田村(謙)委員 今の手続の中で、昨日、その審査会の意見を聞くという諮問が行われたということですけれども、私、それについて、きのうの夕方、金融庁の担当者の方に来ていただいてお話を伺っていて、今回の中央青山の件について何も答えられないと。その審査会に対する諮問についても、それをやる...全文を見る
○田村(謙)委員 まさに担当者からお伺いしたのと同じなんですけれども、その一方で、きょう、ある金融庁の担当記者に聞いたところ、大臣が昨日、その記者に対して、審査会に諮問するということをおっしゃっておられるというふうに聞いたんですが、大臣、それはいかがですか。
○田村(謙)委員 大臣が記者会見でおっしゃっているわけですよね。その大臣の記者会見を私がきのうの夕方に把握していなかったというのは私の不勉強ではありますけれども、先ほどの金融庁の、まさに事前にそれは伝えられないんだという御説明に反していると思うんですけれども、金融庁さん、いかがで...全文を見る
○田村(謙)委員 基本的には事前に公表しないということですから、今回の事案は例外だという明確な理由がなければ、結局、事前に諮問することを公表しないという基本の原則に、今回は大臣の記者会見の御発言は反したということなんだと私は理解をしております。  さらに申し上げると、今回、昨日...全文を見る
○田村(謙)委員 時間が限られておりますので、まだまだお聞きをしたいんですけれども、この件についてはこれで終わりにいたしますが、先ほど申し上げましたように、会計監査の信頼を回復するという意味で今回の厳しい処分をするということは大変いいことだと私も思っていますし、恐らくそれに賛同な...全文を見る
○田村(謙)委員 効率的な行政に努めても被害が多いわけですよね。結局、私の質問に答えていないですよ。答えられないからお答えにならないと思いますけれども、私が質問したのは、投資の面というのはそんなに小さいんですかということがまず、要は、ではもっと単刀直入にまず聞いてみますよ、金融庁...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、今も長々と、いつも答弁が長過ぎるので、もっと短くしていただきたいんですけれども、単刀直入に。産業基盤の面とか、その育成について、十分経産省は経験があると私もわかっていますから。結局、今私の、なぜ金融庁と共管じゃいけないかという理由は、今の御答弁で当たるのは...全文を見る
○田村(謙)委員 今の御答弁についてもまた質問しますけれども、一たん金融庁さん、共管だと、共管になさるというのは、経産省だけで見るのよりも何か悪いという理由は何かありますか。
○田村(謙)委員 いろいろなところで、結局、いろいろな問題を先延ばしするときに慎重な検討という話になるんですけれども、結局、そうやって日本の金融というのは失敗してきたわけですよね。もうそこは担当者の方、与謝野大臣も十分に認識していらっしゃると思いますけれども、まさに世界市場で金融...全文を見る
○田村(謙)委員 経産省の方が努力しているのは、もちろん私は否定はしていないですよ。それは、今までが余りにひど過ぎて、それが最近ましになった。  私は、金融庁の検査監督能力と比べてどうですかという質問をして、金融庁と比較してもという言葉はありませんでしたので、どうかわかりません...全文を見る
○田村(謙)委員 今、意欲があると大変力強い御答弁をいただきました。それは意欲はありますよね、能力がなければ、結局、金融庁にとられちゃう。  結局、現状において同じ能力があるのかということについては、努力をするとしかお答えになっていない。それは、相談件数に限らず、いろいろ実情を...全文を見る
○田村(謙)委員 それでは、経産大臣もお務めになった与謝野大臣に、今の議論についていかがお考えか、お考えをお伺いします。
○田村(謙)委員 先ほどの議論というのは、結局、経産省、農水省の検査監督能力、それがもし金融庁と同じだったらいいかもしれないですよ。だけれども、それはやはり劣っているんじゃないか。そういう中で、やはりこれ以上被害者を出さない、あるいは、それだけじゃなくて、まさに投資家をしっかりと...全文を見る
○田村(謙)委員 もう時間が来ましたのでこれ以上質問しませんけれども、まず最初の、とにかく共管にすべきであるという話について、それぞれの役所の職員、まさに官僚がそれぞれの権限を守るというのは当たり前の使命みたいなものですので、結局、省庁の壁を越えるというのは政治力なわけですよね。...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  馬淵議員に続きまして、質問をさせていただきます。私の時間は二十分と限られておりますので、争点の大きな一つとなっております自己信託に限定をして、いろいろとお伺いをさせていただきたいというふうに思っております。  今回、合同審査...全文を見る
○田村(謙)委員 そのようなニーズがある、いろいろな見解があるとおっしゃったのが若干気になりますけれども、そういった利用の仕方があるのではないかという考えのもとに、商事目的でも自己信託が利用されるのではないかということで今回の自己信託の解禁があるという側面があるんだと思います。 ...全文を見る
○田村(謙)委員 随分私の意図を酌んでいただいたというか、いろいろ御答弁いただきましたので、若干それについて突っ込んでみますと、今なぜこのタイミングなのか。もちろん、十年間のスパンで見れば、今の御説明は、十年単位ぐらいで見れば何となくわかったと思いますけれども、それこそ、学界でだ...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、信託法全体の中で、全体を改正するのであるから自己信託もこのタイミングで、当然、信託法制全体として考えるのはもちろんでありますので、この際一気にというのは一般論としてはわかりますけれども、もう私が御質問する前にいろいろお答えいただきましたので、結局、自己信...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、中身は何もお答えいただかなかったような気がしますけれども。  自己信託、いろいろ悪用されるんじゃないか、会計上やあるいは税制上。それを今後検討していく、適切な措置をちゃんと講じますというだけで、結局、なかなか納得しない。それは、聞いた話では、まさに与党内...全文を見る
○田村(謙)委員 もちろん、それは我々が、まさに自己信託が大丈夫かと心配している人が思っていることで、何もお答えいただいていないんですけれども、私は、今回合同審査でいきなり紛糾をさせるつもりはありませんが。  では、私は要望の概要を教えてくださいと今御質問したんですけれども、何...全文を見る
○田村(謙)委員 細かい中身についてはこれ以上聞きませんけれども、大体、今回のこの件に限らず、結局税制は切り離して考えると。それは金融庁さんを責める話じゃないんですけれども、むしろ、今の政府あるいは与党側の体制自体も私は非常に問題意識を持っておりまして、結局、税制は後で議論するん...全文を見る
○田村(謙)委員 今のお答えを受けて、もうちょっと突っ込んでお伺いしたいんですけれども、結局、受益権を販売するという場合に、不良資産は不良資産です、そして優良資産は優良資産です、そういう情報を適切に提供する枠組みがあるというお話でありますけれども、例えば、自己信託をした者がその信...全文を見る
○田村(謙)委員 御丁寧な説明で時間が過ぎてしまいましたので、一言だけ申し上げますと、前からほかの委員の質疑でも話題になっていますように、五十人という線引きが、受益者が五十人未満であると信託業法の適用外になってしまう、信託業法の範囲内であれば、相当厳しい投資者保護のためのさまざま...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  貸金業法等の改正法案に関する質問をさせていただきます。  まず、私も、民主党側といたしまして、ことしの春からノンバンクプロジェクトチームというチームを立ち上げて、民主党の中でも検討を進めてまいりました。貸金業制度全般を本当に...全文を見る
○田村(謙)委員 理由は一言で、非常に簡単でありましたので、さまざまな総合的な判断だということだと思いますので、それ以上はそれについて聞くつもりはございませんけれども、重ねて申し上げますが、やはりそこは、多重債務者、現在既に多重債務に陥っている方をできるだけ早く救済する、そしてま...全文を見る
○田村(謙)委員 理由は非常にもっともらしいんですけれども、余り最高裁の判例の細かいところまで踏み込んでいくと、幾ら時間があっても足りませんので。ただ、ある意味で、一般の方にもわかりやすいようにお伺いをすると、最高裁の判例で、簡単に、グレーゾーン金利だともうだめだという受けとめ方...全文を見る
○田村(謙)委員 今のお答えでも、なかなかあいまいでわからないんですが、例えば、最高裁の判例が、より利用者保護の観点に立った運用がなされるというのは、具体的にどういうことですか。
○田村(謙)委員 もちろん、私も、全く変わらないと申し上げているつもりはないので、何らかの変化はあるだろうとは思いますけれども。  例えば、利用者側から見た場合に、大臣おっしゃったように、今回の貸金業の議論とかあるいは最高裁判例というのが、ある程度認知されているんじゃないかとい...全文を見る
○田村(謙)委員 今後の影響全般、今大臣がちょっと触れたので、今回のこの改正法案での影響というのはさまざまな側面があるわけですけれども、では、まずこの三年間、金利を実際に引き下げる前の三年間はどうなっていくか。  その中でも、私はむしろお伺いをしようと思っていたんですが、もう既...全文を見る
○田村(謙)委員 金融の本当に専門家でいらっしゃる副大臣からお話をいただいたのは感謝申し上げますけれども、ただ、結局、副大臣がおっしゃったような行動をとる業者というのは、先ほど私が申し上げたように、先も見越してずっと営業を続けていきたいという企業は、当然そのような、経済的に合理的...全文を見る
○田村(謙)委員 いや、もちろんそれはそうだと思いますけれども、例えば多重債務に陥る寸前の方が、どうしようという中で借り入れとなると、結局、それはもう高い金利のところしか貸してくれない。高いといっても違法ではなくて、グレーゾーンの金利で貸してくれる業者しか貸してくれない。そういう...全文を見る
○田村(謙)委員 副大臣は最近副大臣に御就任になったので、副大臣を責めるわけではありませんけれども、カウンセリングの重要性を御指摘いただくのは、この政府案よりもよりしっかりしたカウンセリング機関の案をつくっている我々に対する評価の言葉と勝手に受けとめさせていただいて、後で議論させ...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほど最初に申し上げたように、最近副大臣に就任なさった渡辺先生を責めているわけでは私はありませんので、まさに今までの対応そして今回の法案について、与党案そして法案作成に当たって渡辺副大臣がどれだけかかわったか私は存じ上げませんけれども、いろいろな論点、いろいろな...全文を見る
○田村(謙)委員 それは、より具体的にどういったふうに変わってきているのか、御説明ください。
○田村(謙)委員 結局、平行線で、私が申し上げているのは、そういった検討をして、では、市町村の窓口もあしたから機能するんですかというと、それは違いますよね。それは、数カ月後なのか一年後なのか、カウンセリングもそうですし、そういう先の、二、三年後はという話ではなくて、まさに来年、あ...全文を見る
○田村(謙)委員 消費者がそのように理性的な方ばかりであれば、そういう多重債務問題というのはもっと少ないんだろうなという気はするんですけれども、ちょっと逆に、裏返して質問をさせていただきます。  我々の案のように、即刻引き下げるということになると、そういうのが我々は一番いいと思...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、副大臣は、非現実的だ、即刻引き下げるのはというふうにおっしゃりたいんだと思いますけれども、三年間、例えば先ほどの財産要件でも、どんどん廃業しているわけですよね、廃業していく。そういう中で、あと副大臣が今おっしゃった、今まで既に借りている債務者というのがより...全文を見る
○田村(謙)委員 一般の人にもわかりやすいような説得力のあるお答えではないなという感じはしますけれども、平行線になると思いますので。  もちろん、おっしゃるように、それは金利だけではないですよ。ただ、我々民主党が申し上げているのは、いろいろなほかのトータルな制度、それこそカウン...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、影響についていろいろな見方というものがあって、それは人によっていろいろ分かれる、だからわからないというのは、別に学者とか一般の人やいろいろな人に意見を聞いたら意見が分かれるんだなと思うんだったらそれはいいですけれども、実際に、金利だけじゃなくて、抜本的と...全文を見る
○田村(謙)委員 借り手の保護というのは、当然、我々民主党もそれは第一でありますので、別に強調していただく必要はないんですけれども、例えば、イギリスでもそういう貸金業についての議論があって、そのときには貿易省が、相当、たしか一年以上いろいろな議論、調査を重ねた上で、膨大な報告書を...全文を見る
○田村(謙)委員 各国の状況、大体どういう制度かというのは皆さんは知っていらっしゃると思いますけれども、例えば、韓国ということまではちょっと通告はしていませんので。  ただ、韓国で実際、規制緩和をした後で規制を強化してさまざまな影響があったというのは、私も大まかにしか知りません...全文を見る
○田村(謙)委員 いや、ですから私がお伺いしているのは、規制を緩めた後強化をして、それによってどのような影響があったのかというのは、お国柄が違うけれども少なくとも参考にはなるだろうというふうに思うんですが、そういったこともしっかりと研究していらっしゃるんですかと聞いているんです。
○田村(謙)委員 私も細かい数字を聞いているわけではありませんので。  今のお答えが非常に象徴的なように、別に、実際何人がどうなったとか、あるいはGDPがどうなった、そういう数字を今聞いているわけじゃありません。ただ、すぐ近くの韓国でも実際に、既に規制強化というのが行われて、そ...全文を見る
○田村(謙)委員 時間が終わりですので、また午後にしますけれども、私は別に、韓国のことを知りたいと言っているのではなくて、改革案をやろうとしている立場の皆さんはちゃんとそういうことも踏まえた上で対策を考えなきゃいけないんじゃないですかと。ですから、諸外国だけじゃないですよ。例えば...全文を見る
○田村(謙)委員 午前中の質疑に続きまして、午後三十分間だけでありますけれども、質問をさせていただきます。  午前中いろいろ、金利を初めとする今回の改正法案が与える影響、それはその施行前、施行直後から、そしてさらに、金利を引き下げる三年後を含めてどうなるのかということを何度か質...全文を見る
○田村(謙)委員 今度は大臣にお答えいただきたいんですけれども、結局、例えば金利は三年後だと、その間はしようがないんだというような説明を午前中にいろいろ聞きましたけれども、やはり二年半以内というのも結局二年半後になる可能性は高いわけですよね。それを、いろいろな影響というのはなかな...全文を見る
○田村(謙)委員 私は、その三年の経過期間についてお伺いしたのではなくて、もちろん三年というのは、今回の法案はそうですけれども、いろいろ状況が変わってくるというのを、結局、二年半、見直しをするまで放置するんですかということをお伺いしたんですけれども、恐らく今お答えになった以上のお...全文を見る
○田村(謙)委員 まず、最初の方の、前半の副大臣のお話に関しまして申し上げると、私は、別に貸金業者の審査が甘くなっているというふうに申し上げているわけではありませんので、まさに心理的な抵抗感、ハードルが少ない。お店に入るというとためらっちゃう人が、機械であれば、あるいは、最近ドラ...全文を見る
○田村(謙)委員 トータルなお考えがきっちり頭に入っていらっしゃる副大臣ですと、ほかのいろいろな施策について御説明をいただくのは、ありがたい反面時間がかかってしまいますので、この件についてはこれ以上副大臣にはお伺いをしませんが、結局、この議論の核心は、無人契約機というのは利便性が...全文を見る
○田村(謙)委員 警察の方が今も頑張っていらっしゃる、ただ、やはりそこはさまざまな事件というもの、さまざまな警察の取り締まり対象というのがあるわけですから、限られたマンパワーの中で取り締まっているということだと思います。  今度視察があるようですので、その現状をある程度また見る...全文を見る
○田村(謙)委員 余り時間がありませんのでこれ以上突っ込んで聞きませんが、例えば、もちろんやみ金の情報もかなり来ているといっても、それがまさにやみ金すべてを網羅している情報、金融庁さんに来ている情報がもうやみ金をすべて網羅しているということであればいいですよ。ただ、それは決してそ...全文を見る
○田村(謙)委員 やはり警察さんから見れば、当然情報が多い方がありがたいわけですよね。そして、警察に取り締まりをより強化してもらうという場合に、もう貸金業以外の、ほかはいいから貸金業をやれという話ではないでしょうから、限られたマンパワーの中でも、とにかくより貸金業にも重点を置いて...全文を見る
○田村(謙)委員 もちろん、今そういうさまざまな機関がまだまだちゃんと機能ができないという大臣のお答えはそのとおりだというふうに理解していますので、我々民主党としても、全国にそういうカウンセリング窓口を張りめぐらせるというのは、ある意味、中期的な目標として、ただ、現在まさに、今す...全文を見る
○田村(謙)委員 今回の質疑をするに当たって、その事前準備でも、金融庁さんはもちろんずっとやっていらっしゃるわけですけれども……
○田村(謙)委員 はい。  ほかの省庁がまだまだ意識が薄い。ぜひとも対策本部を初めとして、今後早急に検討を進めて、カウンセリングを初めとした機能をしっかりと、一日も早く機能ができるように御検討くださいますことを重ねてお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
11月21日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  本日は、参考人の皆様、お忙しいところお越しをいただきましてまことにありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。  まず最初に、NPOバンクのことについてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  今回の法改正に...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  もう一度田中参考人にお伺いしたいんですけれども、そもそも今回のこの法案における最低純資産要件、五千万というのはまだ法律には書いていないわけですけれども、経過措置を経て、徐々に五千万まで引き上げるという方針だという話のようでありますが...全文を見る
○田村(謙)委員 どうもありがとうございました。やはり財産要件、資産要件を上げていくと、なかなか、現在活動しているNPOバンクも非常に活動が難しくなるところが多いと。  確かに、吉野先生おっしゃるように、全国各地でNPOバンクがよりふえて、それが全国組織のような形になれば理想だ...全文を見る
○田村(謙)委員 政府案側、ある意味で政府サイドで参考人はお答えになっていると思いますので、余りはっきりとおっしゃれないんだと思いますけれども、今の吉野参考人のお答えの中に、そういう経過措置ですとか、あるいは、確かにこのNPOバンクというのはNPOでは実際ないわけですので、NPO...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。もう時間が参りましたので、質問はこれで終わりにいたしますけれども、重ねて申し上げますが、NPOバンクについて何らかの、やはりいい活動をしているいい業者が入ってこられるような制度にするためには、一律でない部分が、そういう適用除外的な部分があ...全文を見る
11月22日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○田村(謙)委員 私は、民主党・無所属クラブ、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  民主党は、結党翌年の一九九九年の段階で既に、グレーゾーン金利を解消...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○田村(謙)委員 民主党の金利引き下げ案についての法的安定性という御質問でございますけれども、そもそも、金利の刻みを、一五、一八、二〇とするというのではなくて、やはり出資法は二〇%一律にするという方がより適切であるという法務省の御意見があるという話は我々も聞いております。  そ...全文を見る
○田村(謙)委員 今の御質問、まさにふだん想定できないような災害等のケースについて、我々も綿密に調査はまだしておりません。確かに大塚議員が先日おっしゃったような、本来十万円貸すつもりだったのが、システムトラブル、システムのミスで二十万円貸してしまったというような、それだけ聞くと、...全文を見る
○田村(謙)委員 我々民主党としましては、まず、公布から三年間、結局グレーゾーンが残って高い金利によって利用者が借りるという状態が続いていく。今でもそうであるように、やはり高い金利で借りて、結局それが多重債務に陥っていくという人が次々と今あらわれている、そして中には生活苦で自殺に...全文を見る
○田村(謙)委員 簡単に申し上げます。  例えば若者のような利用者が、とにかく借りやすい、審査の内容ではなくて心理的抵抗として、無人契約機の方がより行きやすい、そういう、心理的抵抗がないことによって、よりたくさんカードをつくってしまって、それがひいては多重債務に陥るということを...全文を見る
○田村(謙)委員 まず、そもそもNPOバンクの適用除外を認める際に非常に厳しい審査をする。その際に、非営利、そしてまた非常に低い金利、さらには自主規制的にやっているような、融資先を公開するとか、そういった条件をしっかりと課して審査をした場合に、審査を通るのは極めて限られた団体にな...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほども申し上げましたように、繰り返しになりますけれども、やはり若干の不備、それをグレーゾーンというのであれば、そのグレーゾーン、行政処分は科されるとはいえ、明らかにまさに今のやみ金と同じように意図的に違法金利で貸す業者というものは登場する。そういった場合、結局...全文を見る
○田村(謙)委員 参考人質疑にもそういった、今委員がおっしゃったようなお話がございました。確かに、全国ネットでというのは理想であるというのは吉野先生がおっしゃる一方で、そのNPOバンクを実際にやっていらっしゃる田中理事長は、あくまで各地域が自立をしてやっていくんだ、それがやはり理...全文を見る
11月29日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○田村(謙)委員 混迷を深めないような答弁に努めてまいりたいと思います。  今の御質問でございますけれども、まず最初に、即刻引き下げて、そして一年後に見直しを開始するという考えを簡単に申し上げますと、我々民主党は、金利の引き下げというのはかねて九九年以来主張していたところでもご...全文を見る
○田村(謙)委員 NPOバンクの状況に対する御質問でございますけれども、現在全国に九つあるというふうに聞いております。
○田村(謙)委員 NPOバンクそれぞれによって異なってくるようでありますけれども、金融庁ではないというふうに理解をしております。
○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  民主党として出しております修正案のそれぞれの論点につきましては、私も今までの機会に考えを申し上げておりますので、この時間は、私が余り質問させていただいていないカウンセリングについて御質問をさせていただきたいというふうに思ってお...全文を見る
○田村(謙)委員 民主党の考えは重要だというふうに御評価をいただいたことはありがたいと思いますけれども、ただ、重要だという認識の度合いが、貸金業というのはほかの国にもどこにでもあって、実際、ほかの先進国においては、かなりカウンセリング体制というのは整備をされている、そしてそれによ...全文を見る
○田村(謙)委員 重要だと認識をして今後検討していくと。ぜひそこは検討していただきたいわけですけれども、先ほどの、結局今まで放置をしてきて、それでこれだけ抜本的な貸金業制度全体の見直しを行うという中で、このカウンセリング体制についてはこれから検討すればいいということ自体が重要性の...全文を見る
○田村(謙)委員 昨日も議論がありましたように、そして今私も申し上げたように、結局業界任せだなという感がぬぐえないわけですね。もちろん多重債務者対策本部においてさまざまな議論をする、結局どういう議論をするのかはこれからでしょうからわかりませんけれども、全国あまねくちゃんと整備をさ...全文を見る
○田村(謙)委員 何か、さまざまな立場の方がいるということを強調なさると、責任は金融庁だけではないからそれはいろいろな省庁を巻き込んでやらないと無理なんだと。もちろんそういう面もあるとは思います。  ただ、私が重ねて申し上げたいのは、今回の法案において、確かに金融庁だけではでき...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひ、重要性を御認識いただいたということでありますので、弁護士会、そしてまた、今後設置をされる対策本部において、金融庁、さまざまな立場のいろいろな方々と緊密な連携協力関係を築いていただいて、取り組んでいただきたいというのは重ねてお願いを申し上げます。  そして...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひとも、今お答えいただいたような方向で早急に連携を強化して、真剣に取り組んでいただきたいというふうにお願いを申し上げる次第であります。  さて、冒頭に申し上げましたように、民主党案としては、カウンセリング機関をしっかりと整備する、そして、やはりカウンセラーと...全文を見る
○田村(謙)委員 今ある枠組みを使って、とにかくできる限りしっかりとカウンセリングができるような体制にしていくというのは、もうすぐにでも始めていただきたいと思っております。我々民主党案としても、カウンセリング体制というのが整備されていない中で、いかに現状の、今あるさまざまな機関や...全文を見る
○田村(謙)委員 カウンセリング体制を整備するという方向性についてはもともと同じでありますので、当然それは、協力しないとか考え方が対立をしているという話ではないわけでありまして、今大臣が途中でおっしゃった、いわゆる消費者教育、学校教育のようなもの、もちろんそれは別問題として大変重...全文を見る
○田村(謙)委員 連携をしてカウンセリング体制を強化する、その方向性はそのとおりですので、それについて異議を唱えるつもりは毛頭ありません。  ただ、もちろん、今あるさまざまな機関をより有効に活用する、それぞれの今ある機関のカウンセリング機能をより強化するということも重要でありま...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひそういった自主規制の機能というものをしっかりと、それがまさにちゃんと効力を発するような協会にしていただきたいと思うわけでありますけれども、今回のこの法改正において、貸金業登録というものが強制ではないということを聞いております。我々民主党としては、とにかく貸金...全文を見る
○田村(謙)委員 今証券業協会の話が出ましたけれども、同じような枠組みで、ここは通告はしていないので、もしおわかりになったらで結構なんですが、証券業協会の場合、実際加盟していない業者というのは結局どれぐらいあるんですか。
○田村(謙)委員 今回の法律の枠組みで、結局事実上は全部加盟することになるということであれば、それはそれでいいんですけれども、ただ、そこは本当にどうですか。実際、もちろん金融庁が直接監督をするといっても、例えば本当に非常に多くの業者というものが加盟をしないという場合に、結局、もち...全文を見る
○田村(謙)委員 実際にはやってみないとわからない部分はあるんだと思いますけれども、そこは強制加入にしてしまえばよりわかりやすいような気がするんですが、いずれにしても、協会に入らないような社が出てこないように、金融庁さんとしてしっかりと運用していただきたいなというふうに思います。...全文を見る
○田村(謙)委員 天下りの話になりますと、いつもそういう適正なというのが、結局、適正なというのが今の自民党ですと非常に緩くなっているというのは、今回のこの件に限らず一般論として、天下りに対する規制の一般論としてあるのではないかというふうに我々は考えておりまして、その点は、この貸金...全文を見る