田村謙治

たむらけんじ



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田村謙治の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、質問をさせていただきます。  ちょうど二年前に、私もこの法律の改正案につきまして初めて財金で質問をさせていただいて、それから三年連続、ほかにやる人がいないために、結局、私が一人...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、個別の、例えば無線LANが組み込まれたパソコンという話になりますと、包括許可制度というものが実際どこまで対象になるのかというのは、詳細は私もまだ不勉強で存じ上げませんけれども、例えば、先ほど申し上げたように、試作品とか、そういったものでもその制度というのは...全文を見る
○田村(謙)委員 基本的に、もちろん世界平和のためというのは当然各国が認識をしているところでありますので、そこはとにかく日本の産業の国際競争力を阻害しないように適切な運用をしていただきますように重ねてお願いを申し上げまして、この質問主意書の関連については質問を終わらせていただきま...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、通告は、関税法改正についてというだけしか通告しておりませんので。それだけは通告はしております。  さらに私は、今、皆さんも最初にごらんになった資料だと思いますけれども、そういった意味では非常に基本的なことから順番にお聞きをしようと思っておりますので、こ...全文を見る
○田村(謙)委員 私が質問しましたのは、C—TPAT、アメリカのもとのC—TPATというものが、具体的な施策としては何ですかとお伺いしたんですね。基本的な理念として、セキュリティーの確保そして物流の円滑化、それは昔からあります、それは税関の最大の使命で、日本でもアメリカでもそうで...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございます。  まさにそのような施策、私もいろいろな資料がありますけれども、例えば経団連さんで二〇〇四年に提言した中にも、注意書きで同じような説明があります。ほぼ重なっておりますけれども、個別の企業が、米国税関と覚書を交わしてコンプライアンスプログラ...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません、もう先ほど御質問しましたので、経産省の関係の副大臣を初め皆様と、あと財務省も、大臣にずっとお伺いしようと思っておりますので、副大臣にはお伺いするつもりはございませんので、お忙しいようでしたらお帰りをいただいて結構でございます。  今、日本版C—TP...全文を見る
○田村(謙)委員 では、輸出はどのようになっているんでしょうか。
○田村(謙)委員 今、御説明いただいたように、まさにアメリカでは、輸出というのは届け出制ですね。書類を出すだけ。そして、輸入についてC—TPAT、セキュリティーをより確保するために、集中をして取り締まりを強化していくと。  その中で、まさにサプライチェーンですね、物流の流れ全体...全文を見る
○田村(謙)委員 当然、日本でほかの国の制度をまねする場合には、こういう制度があるのは当たり前なんですけれども、例えば、後でお伺いしますが、EUでも別の形態でやっている、通関制度についての迅速化とセキュリティーの確保という施策をEU全体で推進しているわけですね。その中でアメリカの...全文を見る
○田村(謙)委員 意義についてはお答えいただけませんでしたけれども。  それは、大臣がおっしゃるのは、基本的なコンセプトは当たり前なんですが、まさにアメリカは輸入に集中をしているわけですね。輸出は、もう届け出制にしているわけですよ。それは前からです。別にC—TPATに関係なく、...全文を見る
○田村(謙)委員 繰り返しますと……(発言する者あり)
○田村(謙)委員 ですから、何度も申し上げるように、C—TPATあるいはそれ以前からのアメリカの方針というのは、とにかく輸入の取り締まりを、それも優良でない企業が扱っている貨物に集中をしていこうと。人員は限られているわけですから、日本ももちろんそうです、アメリカも、どこの国でもそ...全文を見る
○田村(謙)委員 私が申し上げたのは、C—TPATとはアメリカの制度ですから、アメリカが例外だとおっしゃっても、日本版C—TPATを導入するという理由にならないと思うんですよ。でしたら、EUの中でもそういう通関制度の改善というのは進んでいますけれども、そのEUと並びだとおっしゃる...全文を見る
○田村(謙)委員 日本版C—TPATとおっしゃって、名前をかりただけで、中身は別のEUのものだというのは全く説明になっていないんですけれども。では、日本版C—TPATというふうに仮称になっていますけれども、仮称なんだと思いますけれども、中身がアメリカと違うんだったら日本版C—TP...全文を見る
○田村(謙)委員 余り禅問答してもしようがありませんけれども、名前だけかりて中身が違うんだったら、では名前をかりた意味は何ですか。
○田村(謙)委員 私が最初にアメリカ版のC—TPATについて説明してくださいと言いましたところ、通告がないのでそんな細かいことは答えられないとおっしゃったんですよ。まさにこれは日本版C—TPATですから、今、C—TPATというのはわかりやすい言葉を使ったとおっしゃいましたよね。大...全文を見る
○田村(謙)委員 大臣は、それはもう非常に頭の回転の速い方ですから、一瞬でおわかりになるんだと思いますけれども。  名前だけかりるわけですよね。それは、まさに我々議員にレクする際に、わかりやすいと思って使ったと。ただ、担当大臣も中身を知らなかったというものがわかりやすいとは到底...全文を見る
○田村(謙)委員 結局振り出しに戻るんですけれども、今回、通関のいただいた資料でも、輸入、輸出、保税と。輸出だと例えば特定輸出者制度についての改善をする、あるいは輸入だと簡易申告制度を改善する、あと保税についても規制緩和をする。そういう項目の大前提が、日本版C—TPATの導入を推...全文を見る
○田村(謙)委員 禅問答を続けてもしようがありませんので。  アメリカは輸入に特化をしている。そして、EUにしても、EUは先ほど申し上げたように地続きですから、また日本とは全く事情が違うわけですけれども、輸出輸入、ただやはり輸入に力が入っているとは思いますが、基本的にはそういう...全文を見る
○田村(謙)委員 結局お題目になってしまいますので、これ以上繰り返しはしませんけれども。  重ねて申し上げますが、結局、人員は限られているわけですから、私は、アメリカのC—TPAT、アメリカの制度を何でも導入するというのはいいとは思いませんけれども、今回大上段に、結局は名前だけ...全文を見る
○田村(謙)委員 八社ということでありますけれども、ちょうど一年前に質問したときはまさに実施する直前でありまして、そのとき、たしか二、三社とおっしゃっていたような気がしますが、それから五社もふえたのか。八社というのは、その利用状況としてどのように評価をしていらっしゃるのかというこ...全文を見る
○田村(謙)委員 また細かいからとお答えになれないのかもしれませんけれども、今回、この特定輸出申告制度を二年前に導入して、それがどうなったか、その効果というのは決して細かい話じゃないと思いますので、今結局その八社というのが、私は非常に少ないと思いますよ。結局使い勝手が悪いから、そ...全文を見る
○田村(謙)委員 結局すれ違い答弁になっているんですけれども、では端的に聞きます。今まで、この一年間の利用状況をどのように評価するか、八社ですよね。その八社というのは、もともとの見込み、期待、どれぐらい利用されるかという期待というのが、制度を導入する際には当局に当然あると思います...全文を見る
○田村(謙)委員 大変少ないと思います。日本の事情があるんでしょうか、全く比較にはなりませんけれども、この名前だけかりたC—TPAT、全く制度が違います。そもそもアメリカに輸出のこういうものはありませんので、輸出は届け出制ですから、何の比較にもなりませんけれども、C—TPATだと...全文を見る
○田村(謙)委員 新しい制度を導入するときに、いろいろありましたよね、市場化テストとか、あるいは構造特区とか。何らかの規制緩和をやるときにどこかで試すというのはわからなくはないんですけれども、結局、国際競争ですよね。国際物流も、アジアも台頭してきた、そういう中で、日本の優良企業、...全文を見る
○田村(謙)委員 前向きというのは、大体官僚答弁だと、前向きというのはほとんどやらないことも入っているわけですけれども。  実際、本当に国際物流の高度化に対応しようというのであれば、それこそアメリカのように、輸出については届け出制にするというような方向性もあるわけですよね、私は...全文を見る
○田村(謙)委員 今、経済連携協定の本体を審議するとお答えいただいたと思いますけれども、より具体的に、この国会においてどこで審議をなさるということなんでしょうか。
○田村(謙)委員 そうなると、結局、この財務金融委員会の審議から外れてしまうということになると思いますので、その点は、この関税暫定措置法についても関心が高い議員は恐らくたくさんいると思いますので、財務金融委員会で取り上げないのは大変残念だな、それを外務委員会でやるんだったらいいと...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  もう時間が終わりましたので、重ねて、先ほど一番議論というか大臣にお伺いをして、私も主張したC—TPAT、これは昨年の経済成長戦略大綱という大変重要な中で一つ掲げられているもので、ただそれが、結局名前だけかりた、中身はまったく別物で、...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  本日は一般質疑ということで、九日に、つい二日前でありますけれども、多重債務者対策本部の有識者会議で、意見取りまとめ、報告書のようなものをお出しになりました。昨年の臨時国会におきまして、貸金業改正法につきまして議論をさせていただ...全文を見る
○田村(謙)委員 例えば、もう既に方針転換をなさったということであればいいんですけれども、最近、この報告書を取りまとめるに当たって、総務省さんが、とにかく財政負担というのがかかる、それは国の方で手当てをしてくれなければなかなか自分たちは動けないということを言っているような報道がな...全文を見る
○田村(謙)委員 実態に即してやっていくというのは、何かをする場合、実態に即するのは当たり前ですので、実際に、具体的にどういう方針で取り組むのかという御説明に全くなっていないような気がするんですけれども。  確かに、新しい政策をする場合に、いろいろ、何らかの費用がかかるというの...全文を見る
○田村(謙)委員 いろいろと相談業務というのはあると思いますけれども、それだけお聞きをすると、さまざまな多重債務以外の相談業務があって、消費者、一般の市民の相談窓口をしている人はとてもそこまで手が回らないというように受け取れるんですね。それは、さらに言うと、多重債務問題というのは...全文を見る
○田村(謙)委員 何度も申し上げますけれども、とにかく、日々多重債務者というのは、新たに生まれるというか、ふえていって、生活がどうしようもなくなっている人がふえていく。そして、その予備軍、新たに多重債務の一歩手前という人が日々どんどんふえている状況にありますので、そういった相談窓...全文を見る
○田村(謙)委員 その改善プログラムというのは、ちなみにどれぐらいの期間でおまとめになられるおつもりでいらっしゃいますか。
○田村(謙)委員 結局、いつなのかというのは全くお答えいただけない。官僚答弁だとそうなってしまうのだと思いますが、そこはとにかく一日も早く、最近も有識者会議をもとに随分精力的にやっていらっしゃると思いますけれども、とにかくできるだけスピードアップしていただきたいというのを重ねて申...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません、私が質問が下手だったかもしれませんけれども、多重債務問題というのを学習指導要領に盛り込むのは難しい、それは緊急課題だからだというふうに文部科学省の方がおっしゃったと新聞に書いてあるんですが、それは事実かどうかというか、そういうお考えなのかどうか、そこ...全文を見る
○田村(謙)委員 役所だとよくありますけれども、結局、自分たちは専門家じゃないから審議会の判断が必要なんだ、よくある言いわけだと思いますけれども。  先ほどから申し上げているように、日々多重債務に陥って苦しんでいる人がいるわけですから、今こういう検討をしていること自体が、もうそ...全文を見る
○田村(謙)委員 最初にも申し上げましたように、とにかく、今回のこの有識者会議の報告書、その方針というのは、大変御努力なさったというのは評価いたしますが、やはりほかの欧米諸国に比べては、相当、もう五年、十年、国によっては十五年おくれてようやくというレベルでありますので、今回の報告...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  本日はやや長目のお時間をいただきました。まず最初に、能登半島沖地震の被災者の皆様に、私も心よりお見舞いを申し上げたいと思います。そしてまた、委員会の理事を初め多くの方々、あるいは現場の職員の多くの皆様の御尽力に心より敬意を表し...全文を見る
○田村(謙)委員 現在、既に今までに、十八年度までに八つの県、それ以外の十五は鋭意作業中なんだと思いますけれども、めどとしては、いつまでにすべての都府県で策定される見込みでありますでしょうか。
○田村(謙)委員 その残りの四都県というのはどの程度の状況にあるんですか。まだまだ到底着手もしていないのか、あるいはもうちょっと、二十年度には何とかなるのか、見込みはございますか。
○田村(謙)委員 二十年度あるいは二十一年度には大体全部そろう、大体すべてですか、そろうというのは。とにかくできるだけ早い方がいいと思いますので、おくれているところはいろいろ御指導いただいて、そのおくれているところの県のリーダーあるいは担当者の意識がどうなのかなというのは気がかり...全文を見る
○田村(謙)委員 まだまだ意識が薄い、特にいわゆる対象地域以外のところですと、地方自治体の方々も意識が低いところというのはたくさんあると思いますので、そこはぜひとも引き続き強力な御指導をしていただきたいなということを改めて申し上げたいと思います。  さて、この地震防災戦略、平成...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、毎年細かくフォローアップするというのは、とてもマンパワー的に難しいんだろうというふうには思いますけれども、そこは、とにかくできるだけあらゆる面で前倒しにした方が当然好ましいわけでありますので、できる限り、三年ごとに限らず、日々フォローアップをしていただく...全文を見る
○田村(謙)委員 どうもありがとうございました。確かに最近いろいろと御努力なさっているなというのは、私も敬意を表したいというふうに思います。  確かに、耐震化というのは非常にいろいろお金がかかる。結局、個人個人の住宅になると大変お金がかかるわけでありますけれども、先ほど宮下委員...全文を見る
○田村(謙)委員 各地方自治体の耐震化についての、耐震改修についての支援措置というのは徐々に広がっているんだと思いますけれども、まだ、ある意味で半分ぐらいのところで導入をされていないという状況にあるわけですが、それは具体的に今後どの程度、全国すべての地方自治体にしっかりと導入を促...全文を見る
○田村(謙)委員 地方自治体も、国もそうですけれども、やはり財政状況が非常に厳しいという中で、特に、地震がすぐ起きるというエリア以外になると、地方自治体の方でも、財政が非常に厳しい中、どうしても後回しになってしまうという部分があると思うんですね。かといって、非常に国の財政も厳しい...全文を見る
○田村(謙)委員 わかりました。  そうすると、まだまだそういう支援措置を導入していないような地方自治体に対する啓蒙が不足しているか不十分だという、それだけではないとは思いますけれども、そもそも自助努力という部分もありますので、ただ、そこはやはり国の方からもより強力な指導をして...全文を見る
○田村(謙)委員 ほかの国を見ても、大変先進的ないいシステムだなというふうに思いますけれども、私が聞いているところでは、現在、Jアラートによる情報の受信というのを十都道府県で開始をして、四つの市町で情報の受信及び同報無線の自動起動を開始した、そして、それ以外の地域では準備、検討し...全文を見る
○田村(謙)委員 今お答えいただいた中で、そもそも同報系防災行政無線が整備されているというのが、Jアラートのシステムを導入する前提となるというお話でいらっしゃいました。  二年前に予算委員会の分科会で私もたまたまこの件を取り上げて御質問させていただいて、そのときに、地方自治体に...全文を見る
○田村(謙)委員 実際、そういった措置によって導入をする自治体というのは、まだ同報系防災無線の未整備のところがそういった措置によって導入がより進んでいるというふうにお考えでいらっしゃいますか。
○田村(謙)委員 先ほどの数字ですと、十七年で六七・八%が七四・六、一年で七%ぐらい上がったんですかね。そうすると、単純にそのまま少しずつふえていくのであれば、あと四、五年という気がしますが、ただ、今、未整備のところというのは、いろいろ事情が、例えば財政状況ですとか、あるいはそも...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほどいろいろお伺いしましたが、地震防災戦略についても十年で、具体的な数字で、耐震化も九割とか、そういったある意味大胆な目標を立てていらっしゃいますので、そこはぜひ何年で一〇〇%というような目標もしっかり立てていただいて、より精力的に地方自治体を後押ししていただ...全文を見る
○田村(謙)委員 その五、六百万、確かに市町村の規模にもよるでしょうし、あるいは財政の状況にもよると思いますが、実際に今回消防庁の予算で手当てなさった約七百の団体は、十九年度において、まさに今年度じゅうにそれぞれの自治体で整備する必要のあるそういう装置とかをしっかり整備するという...全文を見る
○田村(謙)委員 ちなみに、今回、今年度約七百団体ということですけれども、来年度以降の予定というのはありますか、どういうふうにやるか。
○田村(謙)委員 先ほども御質問させていただいたとおり、同報系防災無線についてもなかなか整備が一〇〇%というのがそうすぐに簡単に進んでいないという中で、同報系防災無線を整備している団体というのはそれなりに意識が高いところなんでしょうから、今回のこのJアラートについてのシステム整備...全文を見る
○田村(謙)委員 このJアラートについても、このような防災という観点から全国に張りめぐらそうという、これはほかの国にも余りないというふうに聞いておりますので、ぜひ世界に先駆けたそういう先進的なシステムを強力に推進していただきたいというふうに思います。  あと、もう一点だけ。防災...全文を見る
○田村(謙)委員 引き続き御努力をお願いいたします。  以上で質問を終わります。
05月10日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  午前中も、馬淵議員とそして田嶋議員が、独立行政法人などについてのさまざまな税金の無駄遣いや天下りについて追及をさせていただきました。私も、それに続きまして、独立行政法人を取り上げさせていただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○田村(謙)委員 今お話しいただきましたように、百万円以上という件数になりますと、水資源機構がとり行った随意契約のうち水資源協会が対象になっているのは、件数でいうと八・八%、金額でいうと一三・二%ということでありますけれども、さらにホームページでちょっと調べてみたんですが、独法化...全文を見る
○田村(謙)委員 私がお配りした資料というのは平成十七年度の数字でありまして、主に民主党が予備的調査で行った資料の年度に合わせておりますので、今お答えいただいた平成十八年度というのはさらに新しい数字でありまして、若干の違いがあるわけでありますけれども、いずれにしましても、水資源協...全文を見る
○田村(謙)委員 大体、随意契約のことをお伺いすると、まさにその随意契約の対象となった先というのはほかに比類がない知見を持っているんだ、そういう非常に高度な専門性を有していて、ほかでは無理なんだと。実際、そういう理由の場合に随意契約というのは結ばれることになるわけですので、そうい...全文を見る
○田村(謙)委員 私も専門家ではありませんので、この水資源協会が水資源機構から受けた仕事というのが、ほかの民間の業者が絶対できないのかどうか、あるいは水資源協会が本当にすばらしいのかどうか、私も確かにそこは明確にわからないところはあります。ただ、素人が見ても、この組織体の規模やあ...全文を見る
○田村(謙)委員 官僚答弁の棒読みのようでありますけれども、ぜひ棒読みではなくて、全力投球をしてしっかりと、そこはまさに公益、税金の無駄遣いをしない、本当に有用な公益法人だけを残すという姿勢でしっかりと挑んでいただきたいというふうに思います。  さて、ちょっとまた別のことをお伺...全文を見る
○田村(謙)委員 民間の企業でありますし、上場しておりませんので、私もなかなか調べられなかったわけでありますけれども、ただ一つだけわかりましたのは、この水資源機構が都心からさいたま市に首都機能移転の一環で移転をしているわけですね。住所というのはお配りした資料の一枚目の名前の下にさ...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  役職員の三一・五%が水資源機構から来ているということですよね。この数字は私も今初めてお伺いをしたんですけれども、この一枚目、私がお配りをした一枚目の資料をちょっとまたごらんいただきたいんですが、アクアテルスというのは、水資源機構から...全文を見る
○田村(謙)委員 今私が質問しない部分まで相当御説明いただきましたけれども、確かに、今までずっと、随意契約というのはいかにも怪しい、ファミリー企業として相当価格も操作をしながらやっているという疑惑が多々指摘をされていて、それが競争入札になってきた。  確かに、今副大臣がおっしゃ...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひともこのような、ファミリー企業にどんどんお金を流している、税金が無駄遣いされるというような疑惑を持たれないように、原則というか、もうすべて一般競争入札にするように取り組んでいただきたいということを重ねて主張いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
05月23日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  三谷議員に引き続きまして、政策投資銀行法案、質問をさせていただきたいと思います。  今、三谷議員の方からJALに対する融資について何度聞いても、結局、個別の融資の案件についてはなかなかお答えをいただけないということがよくわか...全文を見る
○田村(謙)委員 今御説明いただいたように、組合を通じてというスキームがあるわけでありますけれども、事業再生融資。先ほどのJALの話もそうですが、間接的に言えば、あらゆるものは公益に資する、いろいろな企業が再生すればそれは公益に資するんだ、結局そういうことなんだと思いますけれども...全文を見る
○田村(謙)委員 これ以上突っ込んでもお答えをいただけないと思いますので、この件については終わりにいたしますけれども、昨年来、この委員会でも私も何度も議論させていただいておりますが、政策として貸金業界全体にどう絡んでいくかという話になるのであれば別なんですけれども、オリコだけにこ...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、JRの土地の売却促進とか汐留再開発というのは非常にわかりやすい政策的な目的であるわけですけれども、それがなぜ電通、確かに電通も汐留に入っているわけですが、結局、低利の融資ですよね。電通にそこまで政策的にそれをする意味というのが私にはどうもわからないという...全文を見る
○田村(謙)委員 私は今二つの個別の話を取り上げましたけれども、違和感を持ちましたので、ちょっと質問をさせていただきました。  さて、今度はちょっと観点を変えて、現在、この委員会ではないですけれども、内閣委員会の方でというか、国会全体で天下りの話というのが非常に大きくクローズア...全文を見る
○田村(謙)委員 一つのシステム会社、随意契約というのも、確かにシステム会社の場合は継続性がありますので、随意契約ではだめだと言うつもりは、システム関係の更新とかになりますと、ある程度のつき合いはあるんだろうというふうに思いますけれども、この会社とはいつから契約していらっしゃるん...全文を見る
○田村(謙)委員 システム関係ですので、どの程度随意契約が問題なのかというのは、確かに個別になりますので、私も詳しいことをこれ以上多分お伺いできないと思いますから、これにとどめておきます。  それで、ある程度ほかの契約、随意契約を主にピックアップして見ていたんですけれども、そう...全文を見る
○田村(謙)委員 金額が一億円レベルですので、それを大きいと見るか小さいと見るかというのはありますけれども、ただ、ほかの独立行政法人でももっと金額が大きいものはたくさんありますけれども、今お話しいただいたようなビルのセキュリティーとか食堂とかというのは、やっている業者は幾らでもあ...全文を見る
○田村(謙)委員 セキュリティーと。先ほど申し上げたように、確かに食堂は毎年やるわけにもいきませんでしょうから、見直すときにどうなのかということだと思います。セキュリティーにしても、気心が知れて信頼できてとおっしゃいますけれども、それを裏返すと、ほかの民間の警備会社というのは信用...全文を見る
○田村(謙)委員 今お答えいただいたように、五名ずつ、天下りとは言わないと思いますけれども、結局、役職員に政策投資銀行から移っていらっしゃる。そういうところと随意契約を結んでいる。食堂の話とか、繰り返しになりますけれども、確かに毎年というわけにいかないと思いますが、ただ、結局どち...全文を見る
○田村(謙)委員 今後、まさに民営化していくわけで、その前に株式を売却するに当たって、当然収益性を少しでも高めなければいけないということで、あらゆる面でコストを削減していかなければいけない。今までの審議でも、従業員の首は切らないというようなことをおっしゃっておられると思いますので...全文を見る
○田村(謙)委員 尾身大臣からは何度か、ほかの委員が質問してお答えをいただいておりますけれども、適材適所というのは、万国どこでも、どんな会社でも当然そうなわけで、適材適所な人材を配置するというのは、今までの委員とのやりとりを見ても聞いても、余りお答えになっていないなというふうに思...全文を見る
○田村(謙)委員 私が昔財務省にいましたときは、私は下っ端でありましたので、事務次官のような方は雲の上でありまして、どのような識見、能力を有していらっしゃるかというのは余り私にも想像がついていないのかもしれませんけれども。  結局、適材適所としかお答えいただけないので、若干視点...全文を見る
○田村(謙)委員 では、ちょっと質問を変えます。確かに御自身のことになると言いにくいでしょうから、前任者まででもいいですよ、前任者も全員事務次官経験者ですから。  もし適材適所じゃなかったとお考えになるなら、その理由。まさかそんなことはないでしょうから、適材適所であったというな...全文を見る
○田村(謙)委員 結局お答えいただいていないんですけれども。この程度の質問でそんなに突っ込むつもりはありませんが、今おっしゃったのは、運営が難しいということ、そして、事務次官経験者だからだけじゃないと。私は、事務次官経験者だから総裁になるのはおかしいんじゃないかと、まだ別に言って...全文を見る
○田村(謙)委員 今までは、確かに私も過去のことをお伺いしましたので、そこは総裁がおっしゃるように、政策課題の変化に伴って、それに柔軟に対応して政策金融というものを実施していくという、それは確かに、そういう意味では、財務省という政策を担っているところの経験というのが非常に生きてく...全文を見る
○田村(謙)委員 今後の人事でありますので、別に私は、よもやまた財務省の事務次官が今後も天下りを続けるとは思っていませんけれども。  あえてもう少しだけお伺いをすると、まさに八〇年代、九〇年代、特に九〇年代ですか、金融行政というのはかなり失敗したわけですよね。大臣も失われた十五...全文を見る
○田村(謙)委員 私もこれ以上申し上げませんけれども、最後の総裁の一言も、やはりそれは事務次官まで行く人は何でもできるんだというように、自己弁護のように聞こえますけれども、大臣、同じ質問について、いかがですか。
○田村(謙)委員 今の大臣のお答えですと、確かに金融という意味では、金融行政をやっていた大蔵省も、あるいは民間側の金融機関の人たちもどっちもだめだったんだということのように聞こえますけれども、どっちもだめなんだからどっちでも同じじゃないかというようなお話のような気もします。  ...全文を見る
○田村(謙)委員 かねて総裁が、四つのDNAだ、長期性、中立性、信頼性、パブリックマインドというふうにおっしゃっておられます。確かに人材が非常に大事だというのはよくわかるわけですけれども、それがほかの民間の金融機関と比べてより優秀なのかどうか、そこは私も明確な比較はできません。 ...全文を見る
○田村(謙)委員 今の、お客様に信頼というのは民間の基本でありますので、別にどこの金融機関でも、あるいはどこの民間会社でも、お客様に信頼を得たところが、当然それを前提として、その上で激しい競争があって生き残っているんだと思いますけれども、漠然としていますので、これ以上それについて...全文を見る
○田村(謙)委員 今までは、当然、政府機関ですから、政府がバックにあって、それは中立というのはわかりやすいわけですけれども、一民間金融機関になって中立性というのは全く意味がわかりません。一つの民間金融機関なわけで、当然いろいろなところと競合するわけですから、それで中立と将来の民間...全文を見る
○田村(謙)委員 特定の資本の支配下に入らない。非常に理想的で、それによって中立的な、小さいけれどもぴりっとした金融機関として生き残れるなら、大変それはそれですばらしいことだというふうに思いますけれども、世界を見てもなかなかそういった例はないですよね。  鈴木克昌委員が例に挙げ...全文を見る
○田村(謙)委員 もう時間が参りました。  中立性によって存在感をというのは、実現すれば世界初かもしれませんけれども、そういう存在というのが今の日本の金融状況でできるとは私には到底想像がつかない。それよりも、とにかく、これから一年の間に、株式の売却を開始するまでの間にしっかりと...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  公認会計士法等の一部を改正する法律案につきまして、私も質問をさせていただきたいと思います。かなり今までにも、参考人質疑と法案審査で議論されていることが多いのでありますけれども、そういった議論も受けて、若干重複はすると思いますが...全文を見る
○田村(謙)委員 今、御答弁の前半を伺っておりますと、監査人の独立性と地位の強化といいますのは、昨年十二月の報告書に書かれている内容についても、その重要性を十分認識していらっしゃって、会社法が改正をされ、今御説明をいただいた制度、監査役の同意が必要であるというもので十分であるとい...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、会社法を改正したばかりでありますので、おっしゃることもわかるのでありますが、ただ、結局、金融庁の方では、よりさらに進めるというか、まさに決定権を監査役に持たせるべきだというようなニュアンスが相当にじんだ報告書であるのではないかなというふうに思います。 ...全文を見る
○田村(謙)委員 官僚の方がお答えになると結局どうだかよくわからなくなってくるんですけれども、確かにそこは、担当省庁が違って会社法は法務省だということですので、明確に口出しはできないということなのかもしれません。  例えば、要は会社法を改正して同意権というのはもう既に付与されて...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません、重ねてになりますが、そうすると結局、今後、法務省さんとのいろいろな議論、あるいは、会社法改正の施行が六月からされて、それを見守っていく中で同意権でも十分であるという結論に落ちつく可能性もあるということですか。
○田村(謙)委員 結局、明確に、私はその可能性があるのかどうかと聞きましたので、イエスかノーかでよかったんですけれども。  にじみ出てくるのは、同意権からさらに進めるべきだという意見が強くあるというのは、役所の方の御答弁としては相当強い発言をなさっているんじゃないかなと思います...全文を見る
○田村(謙)委員 私も会社法トータルで詳しいわけではありません。それでお伺いしたいんですけれども、私も若干勉強させていただいて、監査人の報酬の話になるといろいろな提案もある。それこそプール制といったようなものもあって、そこはなかなか方向性というのは一つではないというのは認識してお...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、同意権自体もまだこれからなんだから、それを注視したいという以外に検討が足りない部分というのはお聞きできなかったと思うんですけれども、それこそ、実際、当事者である公認会計士協会の会長さんも足りないと言っているわけですよね。それを、法務省さんあるいは法制審の方...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、今まで法務省さんにお伺いすると、とにかく、今後の状況を見てそれを踏まえて検討すると。結局、特に、会社法とかといったような商法の改正というのは非常に時間がかかるというのは、大変いろいろなところから評判が悪い話であります。その点、先ほど金融庁さんにもお伺いをし...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、この会社法、そしてまた、今回の監査人の選任、報酬についても、それは検討する観点は、たくさん、幾らでもあるんだろう、会社のあり方からさかのぼったり、広げたりすれば。  そうすると、先ほど法務省さんにお伺いをして、要は、金融庁さんでまだ検討していなくてさら...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、役所の方々はそれぞれの御担当の範囲を超えることはできませんので、今のお答えでしようがないんだと思いますけれども、ただ、金融庁さん、その担当者の方々なりに相当強く色はにじませていると思います。法務省と金融庁さんの連携、連携というか、金融庁そして金融審議会の...全文を見る
○田村(謙)委員 会社法改正となると、すぐ来年という話じゃないと思いますので、大臣も、自分はもう担当じゃなくなるだろうというふうにお考えかもしれませんが、それはやはり、とにかく実態を注視してと今法務省さんはおっしゃっておられましたけれども、そうやって、大体もう注視するだけで数年と...全文を見る
○田村(謙)委員 まさに役所というのは、大体どこでもローテーションが激しいところですので、その四十一名で実際本当に相当専門性が高い方、この公認会計士法、そういった分野についての専門家と言える方はそのうち何名ぐらいですか。
○田村(謙)委員 私も、もともと通告自体が、公認会計士の人数も後で聞こうと思っていたんですが、それをもうちょっと広げてお伺いをしたんですけれども、それはお伺いをしなくても、実際いわゆるプロパーの職員というのは、ずっとこの部署にいる、もうそれこそ五年、十年といらっしゃる方というのは...全文を見る
○田村(謙)委員 私も細かいところまで知りませんけれども、ポジションというのはちょっとそういう意味ではあいまいで、室だと、室長がいて、室長補佐がいるんですか、あと専門官とか、そういう肩書を教えてください。
○田村(謙)委員 私も最近、実際そこに行っている人に聞いたわけではありませんけれども、随分昔、七、八年前でありますが、これは公認会計士の部屋ではなくて、まさに金融庁の別の、金融の部門にいらっしゃった公認会計士の知り合いがいて、やはりアドバイザー的になってしまって、それはもちろんア...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません、私がお伺いしたのは、要は、恐らく、大手の監査法人から、出向ではないと思いますよ、一たん辞職をして来ているんだと思いますけれども、来ているというか金融庁に入っているんだと思いますけれども、結局は、任期二年でも三年でもいいですけれども、その後はその監査法...全文を見る
○田村(謙)委員 明確にそれは表向き言えることではないと思いますので、これ以上突っ込みませんけれども、私が申し上げたいのは、結局、そういう出向の、腰かけ的な立場で来る、おまけにポジションもそういうあいまいなポジションである、専門性も十分に発揮をされない。やはりそこは、いわば監査法...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  伊藤委員長の不信任案に賛成をする討論をさせていただきます。(拍手)  理由は幾つかございます。  この通常国会において、幾つもこの委員会の運営、混乱が生じてまいりました。挙げれば時間は切りがございませんけれども、例えば所得...全文を見る
○田村(謙)委員 山本委員がかわりに議事を運営していらっしゃるわけでありますけれども、その後でさえも……
○田村(謙)委員 我々の解任動議を無視して採決の動議を先行させようとする、全く、今の今に至るまで議事運営がなっていないというものは、やはり最終的な責任というものは伊藤委員長の議事運営そのものにあるというふうに考えざるを得ないわけでございます。
○田村(謙)委員 我々、この委員長の運営に関しまして強く抗議を申し上げますとともに、まず、賛成討論の時間を制限するということ自体が我々にとっては全く納得しがたいことでございまして、それも大きな一つのまた不信任案を提出する理由というふうに遠因としてなっているわけでございます。(発言...全文を見る
○田村(謙)委員 この財務金融委員会の運営におきまして多くの不適切な議事運営があった。それは挙げれば切りがないということは再三申し上げているわけでありますけれども、例えば午前中の連合審査におきましても……
○田村(謙)委員 我々は、朝鮮総連の不正資金、その執行免除についても質問をしたわけでありますけれども、結局、それもうやむやのままに終わっている。それは、連合審査がしっかりと十分な審議がなされたと到底言えないという状況に現在あるというふうに我々は考えているわけでございます。
○田村(謙)委員 そしてまた、この強引な、また逆戻りをしたような強引な議事運営といいますのは、長勢大臣の政治資金について不適切な処理があった、そのようなことについて、それもすべてまとめて葬り去るというような姿勢がかいま見える……(発言する者あり)そういったところも、私たち、国民の...全文を見る
○田村(謙)委員 こういった、きょうの午前中だけ見ましても、不適切な議事運営がございます。さかのぼれば幾つでもある。  そしてまた、さらに申し上げるならば、今、会期延長も避けられないのではないか、まさに今審議をしている法案と同等かそれ以上に重要と言われている法案が、なかなか審議...全文を見る
○田村(謙)委員 理由を挙げればまだまだあるわけでありますけれども、とにかく重ねて申し上げます。
○田村(謙)委員 このような強引な議事運営というのは、決して許されることではございません。それは……(発言する者あり)時間を守れというやじがございますけれども、そもそもその前に、強引に時間を制限する、そういった議事運営に我々は強く抗議を申し上げているわけでございます。(発言する者...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  この委員会で初めて質問をさせていただきます。民主党のトップバッターでもございますので、基礎的なことを含め、既に与党側のやりとりもありますけれども、重なることもありますが、質問をさせていただきたいと思います。  私は、今回は、...全文を見る
○田村(謙)委員 今大臣がおっしゃったように、世界に先駆けてということでありますので、その点、大変迅速な対応はすばらしいことだと思います。  経年劣化に係る事故を未然防止するということで、新たな取り組みでありますので、これからさまざまな課題について取り組んでいかなければいけない...全文を見る
○田村(謙)委員 今御説明いただいたように、結局、対象品目というものがいわゆる設置型、組み込み型の製品に今回は限られているという御説明を伺いました。  ただ、その一方で、経年劣化の事故といいますと、扇風機などでも最近事故がありますし、テレビや冷蔵庫、長年、長期間使用されて事故が...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、重大事故発生率というのが備えつけ型、組み込み型の製品において高いというのはデータが示しているところであると思いますけれども、例えば、ごく最近、八月にも扇風機の経年劣化による火災の死亡事故が発生をしている。それは三十七年前のものをずっと高齢者の方々が利用し...全文を見る
○田村(謙)委員 さらに対象を広げるとか、あるいはリスク表示を義務づけるといったようなことを考えていらっしゃるということで、それは大変いいことではないかなというふうに思います。  確かに、事故発生率が低い、一ppm以下のもの、扇風機、冷蔵庫というのは本当にたくさんありますので、...全文を見る
○田村(謙)委員 さらに御検討を進めていただくということで、ぜひそれは少しでも急いでいただきたい。  先ほど、与党側の質問で、ICタグというようなさらに進んだ話がありましたけれども、まず今の範囲でできることという意味では、そういった表示を義務づけるということは、それほど困難では...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、期限いつまでということは言えないとは思いますけれども、ぜひとも直ちに着手をしていただいて、一日も早くそういった方向性を確定していただいて、また、頻繁な法改正でも、それはこの委員会としては歓迎だと思いますので、迅速なる検討を進めていただきたいということを重...全文を見る
○田村(謙)委員 消費者は、電気製品は大体安全に使えるものだというふうな誤解というか、そういう安心を持って使っている人が多くて、なかなか、そういう意識というのを高めるのは大変困難も伴うと思いますけれども、ぜひともそういった広報というか、消費者の認識を高める活動というものにも注力を...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、製品の安全性を確保するというのは、今回の改正案の趣旨というのは大変すばらしいものだと思いますけれども、その一方で、企業もさまざまなコスト削減努力を続けていく中で、今回新たなコスト負担をお願いする、義務づけるということになるわけであります。  それが、電...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひ、確かに企業も新たな負担になるわけでありますけれども、それによってより日本の電気製品の安全性、ひいては信頼性が高まって、それが国際競争力につながる、そういういい循環が生まれればいいなというふうに私も願っているところであります。  さて、今回のこの制度、まさ...全文を見る
○田村(謙)委員 今お答えいただいたように、まさに法施行後のフォローアップ、どのようにしっかりと対象の業者が実施をしているかという、報告を受けるのは報告書を受ければいいと思いますけれども、その運用をしっかりと調査、場合によっては調査をする。そういった意味で、かなりしっかりとした、...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません、この御質問は明確には通告はしておりませんでしたのでお答えになれないかもしれませんけれども、確かに経産省さんも地方部局を持っていらっしゃって、その地方部局が主にそれを担当するということになりますか。
○田村(謙)委員 中央政府の地方部局というのはいろいろと、まさに必要性を含めて、別に経産省のどこかの地方の部局丸ごと要らないという話を私はしようと思っているわけではありませんけれども、その部署によっては、本当に必要性があるのかと言われるようなところも、別に経産省さんに限らず、いろ...全文を見る
○田村(謙)委員 その点は明確に通告しておりませんでしたので大臣、副大臣にはお伺いをしませんけれども、そういった人員配置というのは、結局、まさに省庁間のやりとりだけではほとんど変わらずに終わってしまう。なかなか人員の増強ができないというのは、例えば金融庁でもそうでしたし、こういっ...全文を見る
○田村(謙)委員 やはり、これから五年、十年の間に発生する事故というのは、既に中古品ですとか、いわゆる既販品の経年劣化によるものがほとんどというか、すべてだと思いますので、なかなか困難が伴うとは思いますけれども、今おっしゃっていただいたような努力を続けていただくとともに、利用者に...全文を見る