田村謙治

たむらけんじ



当選回数回

田村謙治の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  本日は、大臣の所信に関する質問をさせていただきたいと思います。  まず、私は、平成三年、九一年に大蔵省に入省したわけでございますけれども、当時、八〇年代後半から九〇年代にかけて、例えば日米構造協議ですとかあるいは日米貿易紛争...全文を見る
○田村(謙)委員 私の次の質問までまとめてお答えをいただいてしまったんですけれども、繰り返しになりますが、上司としてかわってというのは、もちろん上司である大臣にもお伺いをしたいともともと思っているわけでありますけれども、まさに当事者、発言した張本人であります事務次官に直接真意をお...全文を見る
○田村(謙)委員 国会の慣例については、もちろん、おっしゃるように国会が決めることでありますけれども、私は大臣のお考えをお伺いしているんです。その慣例というものがまさにおかしいというふうに私は思っているわけですね。  例えば、各省庁それぞれ、すべて横並びでなければいけないという...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません。私は、もちろん結論は知っておるわけでありますけれども、個人的にどうなんですかという、大臣のお考えをお聞きしたいと思ったのであります。
○田村(謙)委員 はい。再度お伺いします。
○田村(謙)委員 結局そういうことなんだと思いますが、私は極めて問題だと思います。それは結局、与党側の方針だ。国会といいましても、主に自民党の方々が中心となって慣例を守っていくということをおっしゃっておられるのだと思いますけれども、これに関してはこれ以上もう言いません。  私は...全文を見る
○田村(謙)委員 一般の方あるいは詳しくない方が、今大臣がおっしゃったようなテレビ番組、いかがなものかと一般の方が思うようなデートレーダーも確かに私も見たことはあります。ですけれども、それはあくまで一部の話であるわけでして、仮にその番組に影響を受けたということであればなお問題なん...全文を見る
○田村(謙)委員 とても、デートレーダーを初めとする短期売買をする株主を立派というのは絶対に思っていないだろうというのは、講演全体からも、あるいは、不適切というか、幾ら口が走ってもここまでは過剰な表現で出てきませんからね、先ほど申し上げたように。余り繰り返すのもはばかられますので...全文を見る
○田村(謙)委員 訂正をするというようなレベルではないんじゃないかなと。そしてまた、今大臣は、後の事務次官の記者会見によってそういう対外的な信用というものは回復されたというふうなことをおっしゃいましたけれども、私がいろいろと見聞きしている限りでは、とてもそれは回復されていない。 ...全文を見る
○田村(謙)委員 今申し上げましたけれども、いまだに誤解、誤解ではないと思いますが、多くの内外の識者、専門家の方からも、あるいはマーケットの関係者からもいまだに、引き続き多くの批判が続いているというのは事実だと思うんですけれども、大臣はそういうことを単に御存じないということですか...全文を見る
○田村(謙)委員 私がお伺いをしたのは、発言がそもそも誇張されたかどうかというのは評価の話になりますので、それについては全然誇張はされていないと思いますけれども、次官が十分に、いかに株主、デートレーダーはばかであるかということを説明していらっしゃいますので、私は、あるいは多くの人...全文を見る
○田村(謙)委員 私は、平行線になりますのでこれ以上申し上げませんけれども、真意というのは、まさに次官がおっしゃった言葉そのとおりなんだろうと。繰り返しになりますけれども、幾らその場をおもしろくしようと言ったからといって、ここまで株主を無能扱いにするような発言というのは、本音で思...全文を見る
○田村(謙)委員 本質論とは違って、この点に関して大臣に弁明をしていただくのは私も大変恐縮でございます。ただ、株式市場に比べれば影響は少ないと思いますけれども、競輪場を所管していらっしゃる省庁のトップがこのような発言をすると、やはりそれは御本人の本音なのかなと。デートレーダーにし...全文を見る
○田村(謙)委員 よろしくお願いいたします。  さて、次官の発言でもう一つだけ。  これはちょっと前の発言、今までの発言ではなくて、もっと前の発言であります。  二〇〇七年の七月の発言でありますけれども、例のスティール・パートナーズがブルドックソースにTOBを仕掛けた件につ...全文を見る
○田村(謙)委員 やはり、今取り上げました事務次官の御発言にしても、先ほどの発言もそうですけれども、日本のそういう経済産業省の事務次官が、ある意味排外的な発言をする。結局、日本の株式市場というのは開放されてきているようでまだまだ閉鎖的だ、場合によっては政府が介入してくるといったよ...全文を見る
○田村(謙)委員 もう時間が参りましたので最後の質問にいたしますけれども、今大臣がおっしゃったように、経産省というのは対内投資を促進する旗振り役だ、ぜひともそういう姿勢を海外にわかりやすく示していただきたい。  今回の件も、もう議論する時間がなくなってしまいましたが、例えばTC...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  事務次官の件でありますけれども、引き続き御検討いただくとともに、あとさらに、参議院の方で、財政金融委員会で呼びたいということを民主党は言っているというふうに聞いておりますので、そういった意味でも、ぜひとも大臣も前向きな姿勢を示してい...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  太田委員に続きまして、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案、質問をさせていただきたいと思います。  最初に、太田委員が大臣にもお伺いをいたしましたけれども、やはり基本的に我々民主党も今回のこの法案については大変い...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  私もこの点は本当に知りませんでしたので、まさに暫定税率と同じぐらい長いなと、同じことを同僚が今言っておりましたけれども。  そういった中で、結局ずっとそれを主税局が拒否してきたというのは大変私は想像がつくわけでございまして、先ほど...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほどの大臣の御答弁に反論するつもりは全くございませんで、そこはまさに甘利先生がずっと大臣をやっていらっしゃったわけではありませんので、お立場になってようやく実現をなさったということも含めて、私は高い評価をさせていただきたいというふうに思っているわけであります。...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  幾つか、そういった懸念の声をまずはお伺いしようと思っております。  あと、例えば今回、まさに非常に厳しい中で何とか頑張っていらっしゃる中小企業が、事業承継がうまくいって円滑になされて、そしてその事業が継続されるのは基本的に大変重要...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  あと、先ほど太田委員が質問をしておりました、まさに今回の事業承継税制の適用を受ける場合の条件でありますけれども、五年間の事業継続をする、あるいは相続した株式を継続保有するといったことをお答えいただいていたと思うんですが、何か雇用につ...全文を見る
○田村(謙)委員 その八割、ある意味、今回の、弱者救済ではないというスタンスもあるのかもしれませんが、理想で言うと十割、全員は維持するというのが一つの考え方では理想だというふうに思うんですけれども、そういった中で、結局八〇%以上という御判断をなさった理由をお教えください。
○田村(謙)委員 今、八割の雇用を維持していくということでありますけれども、事業承継の後、雇用がまさに継続されているという状況は、結局、だれがチェックを行うんでしょうか。
○田村(謙)委員 対象者がどれぐらいか、やってみなきゃなかなかわからないところもありますし、そのチェックというのも確かに今後の検討事項なんだと思います。もちろんそれは十分にチェックをする必要はあるんだとは思いますが、ただ、結局、それが行政の肥大化とかそういったことにつながらないよ...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございます。  最近また、十八年から十九年にかけて倒産件数が若干ふえてきている。そこはいろいろな要因が当然あると思うんです。  そういった中で、平成十八年に貸金業の規制等に関する法律の改正法、その当時たまたま私は財務金融委員会におりましたし、民主党...全文を見る
○田村(謙)委員 やはり今大臣おっしゃいましたように、貸金業、貸金業者、中小零細企業に対して、例えば短期的な資金供給をする、そういった意味でも一定の役割、それがどの程度かというのは評価が分かれるわけですけれども、役割を果たしてきたんだろうというのは我々も考えているところでございま...全文を見る
04月16日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律案及び企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  さて、景気の地域間格差が拡...全文を見る
○田村(謙)委員 今の質問を事務方にもお伺いしたいんですけれども、大臣がおっしゃったことはそうだと思うんですが、ここ数年になってようやく連携を、さらに、こういった法律、こういったスキームを始めるようになったと。では、裏返して言うと、なぜもっと前、六、七年前でも十年前でも、始められ...全文を見る
○田村(謙)委員 私は、先日の委員会で申し上げましたように、現在のこの自民党政権の体制においては、経産省がいろいろと領空侵犯をなさるということがまさに各省庁連携につながっているというふうに、現在においてはですよ、民主党が政権をとった場合にはちゃんと内閣の中で連携をとろうと思ってい...全文を見る
○田村(謙)委員 私も正確な事実を把握はしておりません。その背景を把握しているわけではありませんので、これについてこれ以上御質問をすることはいたしませんけれども。  もう一回だけ、やはり聞いてみます。  やはり、農水省というのがほかの省庁に比べてさらに壁が高かったんじゃないか...全文を見る
○田村(謙)委員 わかりました。私も状況をちゃんと把握しているわけではありませんので、これ以上御質問しませんけれども、こういった連携をさらに進めていただきたいということは申し上げたいと思います。  さて、中身について若干質問をさせていただきたいと思います。  今回のこの農商工...全文を見る
○田村(謙)委員 今PRについて御説明をいただきましたけれども、確かにいろいろ御努力なさっているということではあると思います。ただ、どこまでやるかというのは、確かに切りがない、なかなか対象となり得る者全員に周知をするというのは本当に大変だということは私も想像ができるわけであります...全文を見る
○田村(謙)委員 今お話しいただいた地域力連携拠点ですけれども、商工会とかいろいろ、経産省さん所管のもの以外には、金融機関とか大学とか研究機関とか、あと農協とかというふうにおっしゃっておられましたけれども、面的なというのは、コンセプトとしては大変いいことだというふうに思いますが、...全文を見る
○田村(謙)委員 そうしますと、地域力連携拠点というのはそもそもどこが、大体のイメージ、実際の具体的なイメージはわかっているつもりではあるんですけれども、所管というのは特にあるというわけではなくて、そこは経産省さんと農水省さん両方がやるということになるんですか。例えば、商工会さん...全文を見る
○田村(謙)委員 私の場合、どうしても縦割りが地域に及ばないかという心配を、し過ぎなのかもしれませんけれどもしてしまったのでちょっとお伺いをしたんですけれども、今御説明いただいたように、地域力連携拠点に応援コーディネーターを五百名配置する。そうしますと、やはり、応援コーディネータ...全文を見る
○田村(謙)委員 イメージとしては大変いいものだなというふうに私も思っておりまして、ただ、私がまだ不勉強なところもあるかもしれませんが、まずそういう地域力連携拠点がかなり中心になると思うんですけれども、その一方で、役割分担という部分もかなり多いんだと思いますが、食料産業クラスター...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございます。  ぜひともそこら辺の連携を、実際にやってみなければわからない部分はあると思いますけれども、しっかりと連携をして、うまくいけるように仕組みをつくっていただきたいな、連携を図っていただきたいというふうに思います。  そもそも、今回のスキー...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひそういったことも進めていただきたいなと思います。  こういったいろいろな分野、ほかの省庁も関係するようなことになると、余り経産省さんが先頭に立つとますます嫌われ者になるというような状況もあるのかもしれませんけれども、そこはぜひ大臣、副大臣もうまく先導をとっ...全文を見る
○田村(謙)委員 今、中小公庫に関する百二十億円の補給金というお話をいただきましたけれども、実際にやってみなければわからないということなんだとは思うんですが、先日の委員会でも、どんどん施策を推進するのはいいことですけれども、要は、審査が甘くなって、結局はそれが場合によっては貸し倒...全文を見る
○田村(謙)委員 いろいろな制度があって、私もすっきり全部頭に入っていないんですけれども、都道府県が貸し付けるというものもありますよね。  それなどというのは、枠組みをつくって、結局、その主体というのは都道府県になるわけですよね。最近、東京都で問題になっていましたけれども、もち...全文を見る
○田村(謙)委員 これは国もお金を出すんですよね。それについては、どれぐらいの規模というのは決めていらっしゃらないんですか。
○田村(謙)委員 こういった施策はどんどん推進をしていただきたいというふうに重ねて申し上げますけれども、それが審査を含めて甘くならないように、そこはしっかりと見ていただいて、さらに推進をしていただきたいということをお願い申し上げて、私の質問を終わります。
05月14日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  中小企業金融三法につきまして御質問をさせていただきたいと思います。  先週も質疑がございまして、幾つも議論がなされておりますので、気になったことについて、追加的にまず最初に質問をさせていただければと思っております。  基本...全文を見る
○田村(謙)委員 今御説明いただいた、既に平成十三年度から導入をしている売り掛け債権担保融資保証制度においてのこれまでの保証実績ですとか、あるいは代位弁済の金額というものを教えてください。
○田村(謙)委員 今お伺いをした実績と代位弁済額でありますけれども、お伺いしたのが昨日と急でしたので、その点は申しわけなかったとは思うんですけれども、ある意味、今回の法改正にも関連をする制度、既に導入をしている売り掛け債権担保融資保証制度について、もちろん実績だけではありませんが...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  それでは、若干視点を変えまして、今回の法改正の背景には、手形の利用が急激に減少しているということが大きな背景としてあると思うんですけれども、その理由について御説明ください。
○田村(謙)委員 今御説明いただいたような背景もあって手形が減少してきた、そしていわゆる一括決済方式というのがふえてきたという状況の中で、例えば下請企業を多く抱える大企業にとっては、そういったことというのは大変メリットが大きいと思いますけれども、一方で、下請になりがちな中小企業と...全文を見る
○田村(謙)委員 私のちょっと調査不足かもしれませんけれども、それこそ十年ぐらい前のデータをたまたま文献で見かけた際に、もっと広げて、いわゆる企業間信用の数字になってしまいますけれども、対GDP比ですね、先進国を平均すると大体二割程度だ。一番低いところ、ドイツとかですと基本的に、...全文を見る
○田村(謙)委員 私が唯一参考にした文献もちゃんと把握をしていただいて感謝をいたしますけれども、確かに両面あるんだと思うんですね。それ以上詳しい実態は私も正直わかりませんので、明確な持論があるわけではありませんし、欧米にすべて合わせる必要はないだろうと。  ただ、何となく素人的...全文を見る
○田村(謙)委員 あと、SPCを設立して売り掛け債権を流動化する、そういうスキームというのは、預金取扱金融機関に限らず、いわゆるメーカー系のファイナンス会社などでも行っているというふうに聞いています。  今回、中小企業金融公庫の業務に追加をされる債務保証の対象となります、特定金...全文を見る
○田村(謙)委員 せっかくいい制度を導入なさるわけですので、できるだけ利用対象が広くなるように、しっかりと今後御検討いただきたいというふうに御要望いたしたいと思います。  それから、特定支払い契約保険につきまして、中小公庫のいわゆるてん補率というものは、中小企業信用保険法第五条...全文を見る
○田村(謙)委員 確かに、法律にすべてを規定することはできないだろうというのは私も十分に理解できますけれども、今後、できるだけ利用しやすい、そして効果があるような設定をしていただくように、その点についても御要望をさせていただきたいと思います。  さて、今回付加をする信用保証協会...全文を見る
○田村(謙)委員 今回の新しい制度というのは、今までの中小企業再生支援協議会による再生支援というのがいわゆる経営面の支援が中心だったということに対して、財政面の支援を補完していく、ある意味で再生支援の補完をする役割を果たすということですので、その役割というのは十分に評価できるもの...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、各協会の財務力、財政状況に応じて、要は内部留保の範囲内でと。確かに、そういう範囲ですと、決定的に財政状況が悪化をするということは確かにないんだろうというふうには思いますけれども、裏返して、逆から考えてみますと、財政状況が厳しいところは余りできないということ...全文を見る
○田村(謙)委員 私もまだまだ不勉強ではあると思うんですけれども、今回の中止命令に至った理由を拝見していて、結局Jパワーの経営にまさに悪影響を及ぼす、一言で言うとそういったことなんだと思うんですが、Jパワーというのは、例えば電力供給という観点で見て、電力供給というのは日本において...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、なぜ一〇〇%の民営化をしたのかという議論になるんだと思うんですけれども、まず最初にその理由をお伺いします。  問題意識はいろいろありますけれども、まさに株主は、外資に関しては確かに外為法で規制をできます。ただ結局、それを裏返せば、外資は怪しい人もいるかも...全文を見る
○田村(謙)委員 では裏返せば、国内企業であればどこでも、二〇%でも三〇%でも保有していいということなんでしょうか。
○田村(謙)委員 この議論をしていると切りがないんですけれども、今のことについてもう一度だけお伺いをすると、結局、例えば停電とかいろいろさまざまな不都合が生じるような事態になると、Jパワー自体の株価が下がるというのが今の株式市場なんじゃないかなと。そういう公益性を帯びた公的な企業...全文を見る
○田村(謙)委員 各国も、確かに電力の安定供給は重要ですから、さまざまな規制をかけているというのは私も承知をしております。ただ、一言で言うと、日本の今の状況、Jパワーの状態というのは極めて中途半端だというふうに思うんですね。  イギリスとかアメリカというのは、ある意味、同じよう...全文を見る
○田村(謙)委員 今のアメリカ、イギリス、いわゆる事後介入、確かに予見はできないというのはおっしゃるとおりだと思いますけれども、結局それを判断するのは投資家、世界じゅうの投資家でありますので、それがやはり日本の今回の判断、懸念があるというだけで中止命令を出すということは、海外の投...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、質問をさせていただきたいと思います。  訪問販売などの商取引でいわゆる消費者被害が拡大をしている、あるいは個別割賦購入あっせん取引などのクレジット取引が...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、手口が巧妙化をして法をすり抜ける、そういった行為がふえてきたからと。それは、ある意味で当然のことでありますので、より先手を打つという意味では、今まですべて、限定列挙になると結局後追いになってしまっていたということでありますから、先手を打つという意味でも当初...全文を見る
○田村(謙)委員 今回の転換は大変いい転換でありますので、これ以上は申し上げませんけれども、確かにマンパワーの問題を含め、役所の中にもいろいろ限界はあるんだろうというふうには思いますが、もうちょっと早くできたんじゃないかなという感じも個人的にはしております。  それは、理屈で言...全文を見る
○田村(謙)委員 先ほど申し上げましたように、適用除外がとにかくどんどんふえ過ぎると、もともとの今回の原則適用という転換の趣旨を大きく損ねることになりますので、もちろん、消費者の利便性といったようなことは十分に考慮すべきだと思いますけれども、そこはできるだけうまくバランスをとりな...全文を見る
○田村(謙)委員 これについて、もっと早くそうできなかったのかという思いもありますけれども、先ほどと同じ議論になってしまいましたのでもうこれ以上は申し上げませんが、ちなみに、今まで登録されている、まさに包括信用を行っているいわゆるクレジットカード会社、そういった既に登録されている...全文を見る
○田村(謙)委員 今、現在登録されている業者三百三十九社に対してお話しのような監督検査を行っていらっしゃるということでありましたけれども、ちなみに、今度、いわゆる個別クレジット業者も登録制にすると、その登録業者というのはどれぐらいにふえる見込みでいらっしゃいますか。
○田村(謙)委員 さてそこで、今度は金融庁にお伺いをしたいんです。  いわゆるクレジットカードというのは、今、一般的に、割賦販売法の規制を受けるいわゆるショッピング枠と、あと一方で貸金業法の規制を受けるキャッシング枠というのがあって、一つの業者が金融庁と経産省さん両方の監督を受...全文を見る
○田村(謙)委員 要は、両方の監督を受ける業者に対して、今御説明をいただいたように、検査も含めて監督をしていらっしゃるわけであります。  実際に貸金業者登録をしているクレジットカード会社や信販会社に対して検査に入った場合に、私もそういう実務というのは詳しくは存じ上げないわけであ...全文を見る
○田村(謙)委員 今は、両方が監督している業者に対して、金融庁さんが検査に入るときには経産省さんサイドの人も一緒に入るとか、そういうようなことというのはしていらっしゃいますか。
○田村(謙)委員 要は、私が思っておりますのは、貸金業にしても、割賦販売業者、クレジットカード会社にしても、先ほどまさに経産省さんが、包括信用制度に関しては、登録業者、財務状況の不健全な業者を排除するためというふうにおっしゃっておられましたけれども、そういった視点というのは、金融...全文を見る
○田村(謙)委員 今御説明いただいたように、当然、銀行や貸金業者と違う部分というのがあるというのは私も理解をしておりますけれども、では、実際、ほかの国はどうなのかというのをちょっとお伺いしたいんです。  もちろん、違う点はあっても、例えば、実際に検査する、あるいはいろいろ監督を...全文を見る
○田村(謙)委員 四カ国だけ、基本的には、いつも大体諸外国を参考にする場合、英米独仏になりますので、その中でどれが多いかということになると、やはり、銀行業を含め、銀行、貸し金、割賦販売業、いわゆる消費者信用ということで、すべて一元的に監督をしているところの方が多いのではないかな。...全文を見る
○田村(謙)委員 まさに先ほど申し上げたように、もともと登録業者で監督をしている者に対しては、それこそ不健全な財務状況をチェックするんだと。それだけじゃないと思いますね、今おっしゃったようなこともやっていらっしゃると思いますけれども、財務状況なんというのは当然一番共通することであ...全文を見る
○田村(謙)委員 共通する部分の方が少ないとはやはりおっしゃれないんだと思います。それは、別にほかの国もその方がいろいろ検査監督において、例えば貸金業者だけにしてもいいですけれども、貸金業者と割販業者は相当共通する部分の方が多いという判断が最初にあって、それで一緒にやっているんじ...全文を見る
○田村(謙)委員 当然体制は強化をしなきゃいけないんだろうというふうに思いますけれども、一方で、金融庁さんの方も、当然貸金業に対して監督強化をするという流れの中で、実際金融庁さんの人員はどんどんふえている、それは大変いいことだと思いますが、まだまだ私は足りないと思っています。 ...全文を見る
○田村(謙)委員 結局、当然平行線に終わるんだろうと思いますが、今回のこの議論の延長線、延長線というか、まさに今大変首相が力を入れていらっしゃる消費者庁という話があると思います。具体的にどこまで消費者庁が業務を広げるのかというのはまさに今検討中で、まだ明らかになっていない、あくま...全文を見る
○田村(謙)委員 今まさに検討中ですので、割販法ですとか貸金業法が、貸金業法が対象になるのかどうかというのは当然答えられないんだろうというふうに思いますけれども、例えば、貸金業者、別に何でもいいんです、消費者庁が、所管になるという業界、ある業界が所管になりましたといった場合に、ま...全文を見る
○田村(謙)委員 例えば、割販法が消費者庁の所管になったとすると、今おっしゃったのは地方公共団体が中心になるということなんだと思いますけれども、経産省さんから見て、実際、割販業者、クレジット会社への監督というのは、地方自治体でも十分にノウハウはあるというふうにお考えでいらっしゃい...全文を見る
○田村(謙)委員 済みません、本当によく聞き取れなかったんですけれども。ちょっともう一回、ほぼ聞き直し、実際聞き取れなかったんですが。  地方公共団体は既にノウハウを持っているのか、そして、仮に地方自治体が、ほとんど全部自治体でやるんだ、経産省はもう関係ないということになっても...全文を見る
○田村(謙)委員 では、ついでにお聞きしますけれども、もし消費者庁に移管された場合、やはり地方公共団体が中心に各地での検査監督を行うということになるのかもしれませんけれども、そういう場合、特に貸金業、余りに仮定が多い話ですけれども、ちゃんと十分に監督できるかどうか、その点について...全文を見る
○田村(謙)委員 消費者庁、どういう形になるかわかりませんので、これ以上の突っ込んだ議論は当然できないんですけれども、もちろん消費者の権利を重視して、それについて行政もより消費者サイドに立ってさまざまな行政を行っていくというのは大変重要なことですし、趣旨としては民主党も前から訴え...全文を見る
○田村(謙)委員 例示というのも、そもそも、詳細は今後詰めていくということなんでしょうけれども、例示としての預貯金、結局それは年収で、貸金業の場合にも年収というのを実際に大きな基準にしているわけで、考慮する要因として預貯金というのはわからなくはないんですが、ただ、あえて条文に載せ...全文を見る
11月26日第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  本日は、九月十九日に閣議決定をなされた新経済成長戦略のフォローアップと改訂について、その一部を御質問させていただきたいと思います。  そちらにも記述されていることでありますけれども、急激な資源高の中で輸入代金がかさんで、その...全文を見る
○田村(謙)委員 今副大臣に御説明いただいたさまざまな施策を一つ一つ取り上げたいところでありますけれども、時間の制約もありますので。  ただ、そういった中で、太陽光発電のいわゆる累積導入量、経産省さんからいただいた資料にもありますように、長年日本は世界一だったわけですけれども、...全文を見る
○田村(謙)委員 今回の補助金制度はまたいろいろと工夫を加えていらっしゃるということなんだと思いますけれども、一たん廃止をなさったというのは、それなりの理由があって廃止をなさったということだと思うんです。その当時の廃止をなさった理由というのを教えていただけますか。
○田村(謙)委員 私もまだまだ不勉強なところもありますので、所期の目標を達成した、ある程度目標を達成して、また結局、その三年後にいろいろさらに工夫をしながら導入をする。どういう違いなんですか。その間、結局、補助金がない間というのはどういう状況にあったということなんでしょうか。それ...全文を見る
○田村(謙)委員 この制度の効果がどれだけあるかというのはもちろん正確にはわからないと思いますけれども、結局、二〇〇五年に中断をして、そしてちょうど時を同じくして太陽光発電の累積導入量でドイツに抜かれているという状況にあるわけです。日本の累積導入量の伸びが鈍ったというよりも、ドイ...全文を見る
○田村(謙)委員 今副大臣がおっしゃっておられたドイツの固定価格買い取り制度ですけれども、その制度の内容と、あと、それが実際にドイツの太陽光発電の累積導入量の大きな伸びにどの程度貢献しているというふうにお考えか、もしお考えがあれば教えてください。
○田村(謙)委員 私もドイツの制度をそんなに詳細に調べているわけではありませんけれども、電力会社に買い取りを義務づけるわけですから、結局、それが利用者、国民の電気料金にはね返っているわけですよね。  まさに新エネルギー、太陽光ですとか風力とかバイオマスとか、さまざまなそういう新...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひこれからも国を挙げて力を入れていただきたいなということをお願い申し上げます。  次に、ちょっとだけ燃料電池自動車についてもお伺いをしたいと思います。  今、アメリカで、それこそビッグスリーが経営難で、その支援をというのが話題になっておりますけれども、ビッ...全文を見る
○田村(謙)委員 ぜひとも実効性が上がるように推進をしていっていただきたい。メニューをたくさん並べても、結局それが余り効果がないということもえてしてありましたので、最近、経産省さんはフォローアップもしていらっしゃるようですからそういうことはなくなってきているんだろうと思いますけれ...全文を見る
○田村(謙)委員 御趣旨は大変もっともでございますし、ぜひとも推進をしていただきたいと思うんですけれども、省庁がいろいろな分野に分かれている場合、例えば本件についても経産省と外務省さんがいろいろ連携をするとか、そういう幾つかの省庁にまたがる場合、その場合はより大きな組織になるんだ...全文を見る
○田村(謙)委員 このプロジェクトチームができることによって何が変わってくるのかまだぴんときませんけれども、結局は、パフォーマンスというかPRという意味ではいいのかもしれませんけれども、率先して引っ張っていく役割はやはり大臣であり副大臣だと思いますので、ぜひそこは先頭に立って頑張...全文を見る
12月17日第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○田村(謙)委員 民主党の田村謙治でございます。  本日は、四人の参考人の先生の皆様、お忙しいところお越しをいただき、大変貴重なお話をいただきまして、まことにありがとうございます。最初に、心よりお礼を申し上げます。  時間も限られておりますので、私は主に、先ほどから委員の方々...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございます。  今、まさに短期で、中長期の融資をよりちゃんとしてほしいという、先ほどから先生方のお話にあるリレーションシップバンキングという話につながってくるんだと思います。  短期の方なんですけれども、いろいろニュースなどを見ていますと、中小零細...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  先ほどから金融のお話もいろいろとほかの委員の御質問でも伺っているところでありますけれども、お話に出てきていないのが貸金業、貸金業者、いわゆるノンバンクともいいますけれども、一般にサラ金の方が有名ですけれども、いわゆる事業者金融の方で...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  若干角度を変えまして、まさに、リレーションシップバンキングの発展というのが日本の中小企業の発展にも大変重要だということは、先ほどからもお話がありますし、私も認識をしているところではございます。そしてまた、村本先生も三井先生もいろいろ...全文を見る
○田村(謙)委員 ありがとうございました。  まさに地域金融機関、さらにリレーションシップバンキング、今、村本先生は、半分の機関が進んでいないというお話をおっしゃっておられましたけれども、まさに政府としてもいろいろな角度から後押しをしなければいけないということを我々が考えなけれ...全文を見る
○田村(謙)委員 時間が来てしまいました。  まだまだいろいろとお伺いしたかったんですけれども、特に橋本参考人はまさに医療福祉施設をやっていらっしゃって、そこら辺も産業政策として経済産業委員会でも十分いろいろなお話を伺えるところではあったんですけれども、今回は時間の制約でお伺い...全文を見る