田村公平

たむらこうへい



当選回数回

田村公平の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○田村公平君 田村公平でございます。  環境庁の方に対して質問をするということで、私、環境とは何ぞやといろいろ考えてみましたけれども、なかなかよくわからぬ部分がありまして、ましてや分子式だとか化学式なんて言われてもそういう方面の勉強はとんとやっておりませんので、福本先生にちょっ...全文を見る
○田村公平君 そうすると、家庭のごみというのは私どものところでは、議員宿舎も同じですけれども、不燃物とか生ごみとか可燃物とかこう分けてやるんですが、じゃ家庭用のごみじゃないいわゆる産業廃棄物、その中における建設関係の廃棄物というのはどれぐらいあるんでしょうか。
○田村公平君 それのリサイクル率というのはどれぐらいですか。
○田村公平君 今建設省は目標を掲げておるというふうに言っておりましたが、建設省は、実際環境庁の言うとおりのデータでいいんですか。
○田村公平君 公共事業のことはわかるんですが、いわゆる民間の住宅、民間建築、これは解体屋さんというのがいまして、解体しますと当然廃材がいっぱいできます。これは建設業法にも解体業というのはたしかあると思うんですけれども、ただ金額が少ないと、まあ無届けと言っては悪いですが、無届けでも...全文を見る
○田村公平君 高知県の例を引いていただきましてありがとうございます。  ただ、現実は全然違うんですよ。それは紙の上の答えで、解体業をやっているのは大体暴力団関係が多い。だから、行政もわかっておってもよう言わぬのよ。それは至るところに捨ててありますよ。だけれども、民有地だから手を...全文を見る
○田村公平君 舗装事業なんかですと、アスファルトの再利用というのはほぼ一〇〇%進めるのに、うちの田舎にもプラントがあります。ただ、コンクリートをクラッシュかけても、なかなか骨材とセメントのはがれがうまくないものですから。  例えば、構造物であれば強度の問題とかいろいろあるんです...全文を見る
○田村公平君 建設省、どうですか。
○田村公平君 建設廃棄物に限定しないでいろんな有用なものを再利用できるように、つくばの方には研究所もあるわけですから、勉強していただきたいなと思います。  環境庁、非常に頑張っておりまして、行政による集団回収ということで、県庁なんかで出てきた書類の山だとか段ボールだとかいろいろ...全文を見る
○田村公平君 そういうことなんですけれども、県土の面積の八四%が山でありまして、山が多いということは土砂災害も多い、そういう場所で道路をつくったりしていくというのも大変な苦労があります。  ですから、今高速道路を実はやっていただいておりまして、去年十二月二十五日に対面のところは...全文を見る
○田村公平君 道路のことはそれぐらいにしまして、環境問題といえば河川も大変重要であります。国民的関心も非常に高まってきております。広い意味で言えば、諫早の締め切りも川が後ろに流れておりますし、長良川河口堰のこともあります。  これは真鍋長官がおられるので、僕はきょうはいないとい...全文を見る
○田村公平君 非常に僕なんか、災害と共生しておるというか、ともに住んでいる人間としてみると、外部の人からとやかく言われることもはっきり言って不愉快なんです。そういう特殊な運動家がおりまして、何でも、水が足りないからダムをつくりたいというと、立ち木トラストといっていっぱい木を買って...全文を見る
○田村公平君 大分昔の話になりますけれども、多摩川が大はんらんを起こして、私らの田舎は余り金をかけてくれていないんですが、多摩川といえばもうこれは大変立派な一級河川でありまして、あれだけの護岸をやり、ところが運悪く古い堤防が残っておって、狛江市の住宅がどんどん掘られて、家が船のよ...全文を見る
○田村公平君 今この水を飲んだら非常においしかったですけれども、やっぱりこの水がどこから来ているか。こういうコンクリートだらけのこの委員会室におっても水が飲める。この水がやがて飲めなくなる時代が来るんじゃないか。東京砂漠化とか、東京はだんだん暑くなってきています。そういうことを考...全文を見る
○田村公平君 終わります。
03月15日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号
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○田村公平君 おはようございます。田村公平です。よろしくお願いいたします。  大臣は愛媛県の出身でございますけれども、私は高知県でありますから、ちょっと冒頭わかりやすく話をさせていただきたいと思います。  高知空港からジェット機に乗りますと松山も高知も大体似たような時間、一時...全文を見る
○田村公平君 私の真向かいに福島県選出の佐藤雄平議員がおられますが、長いこと実は一緒に秘書仲間でありまして、建設省でしょっちゅう会うのが佐藤議員でありました。  実は、何でそういうことを言うかといいますと、地方自治法九十九条の第二項に基づいて地方自治体からの要望というのがござい...全文を見る
○田村公平君 そういうことをぜひ進めていただきたいと思います。  これは後で関連しますけれども、実は「道の駅ハンドブック」というのが出ておりまして、道の駅というのは全国で四百七十カ所あります。東北地方はちなみに六十八カ所で、私の四国地方が四十四です。これの分布図を見ますと、どう...全文を見る
○田村公平君 砂防ボランティアの斜面判定士の第一号の番号をもらっておる田村公平といたしましては、二〇〇一年の国土交通省に向けて、僕はそれほど巨大官庁になるとは思いません、公共事業で言えばたった二割ぐらいの予算の増額ですから。  しかし、その中で砂防とかというのは大体余り人のおら...全文を見る
○田村公平君 道路局長、今、交通事故の話も出ましたけれども、そういう観点で言うのであれば、毎年一万人近い交通事故の死者がある。  このスマートウエー、ITSがどんどん前を向いて進めば、少子高齢社会の中で、かなり高齢になったお年寄りでもマイカーで好きなところへ行けますと。ここのボ...全文を見る
○田村公平君 ぜひそういうことで、ソフトウエア、情報化が進むということは日本列島がますます小さくなっていくわけですから、よろしくお願いしたいと思います。  それで、住宅局にお願いします。  せっかく政府が、大幅減税、住宅取得に関するいろんな施策を講じて、若干住宅の販売といいま...全文を見る
○田村公平君 末端の仲介、それから販売代理をやっておるところは要するに工銭だけ稼げばいいという根性があるわけです。今、建設業界も不況なものですからいっぱいいろんなものを抱え込んでおって、だから例えばゼネコンがあって、それの別会社があって、それが土地を手当てしておって、もうこれはし...全文を見る
○田村公平君 復緊の事業は大変いい制度だと思いますけれども、この制度がどんどん使われるようでも困るわけで、そういう意味ではよろしくお願いしたいと思います。  それから、国土庁の方にお願いしますけれども、ぜひ激甚災の見直しということを今前向きの答弁をいただきまして、そういう方向で...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第10号
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○田村公平君 田村公平です。  午前中から皆さん方のいろんな質疑を聞いておりましたら、私が質問通告してあった部分を大分先取りされていろんな御意見が出たもので、答弁する方に質問通告にない部分が入ったりするかもしれませんけれどもお許しをいただきたい。わかる範囲で結構でございますから...全文を見る
○田村公平君 それで、うちの、国道三十三号線といいまして、高知から松山まで走っている国道から十分ぐらい山のふもとに入ったところにゴルフ場があるんですけれども、この前選挙で回っていましたら、そのゴルフ場も有刺鉄線でぐるぐる巻きにしてある。どうしてかと言ったら、イノシシが出てきてコー...全文を見る
○田村公平君 ヒヨドリというのは、僕なんかがわなをかけてとるときに一番捕まりづらい鳥だったんです。ところが、最近、ふえ過ぎてふえ過ぎて、うちはブンタンとか新高ナシとか、東京へ送り出すと一玉二千円から三千円する大変付加価値の高い果物をつくっておるんですが、それをつんつんやって欠陥商...全文を見る
○田村公平君 ニホンカワウソというのが高知県に昔いっぱいおりまして、ここずっと環境庁とか県とかで調べるんですけれども、カワウソは消えてなかなか出てきてくれないんですが、佐賀町というところがニホンカワウソの生息地だということで、だから鳥獣保護法に関係あるかなと思っていろいろ調べてみ...全文を見る
○田村公平君 ちょっと教えてもらいたいのは、日本全体で免状を持っている猟師、猟友会等所属している人を含めて、過去十年前と今どれぐらいの人数になっているか、教えてください。
○田村公平君 そうすると、環境庁長官から都道府県に権限を移譲して計画的な保護及び駆除をやっていく場合に、わなをかけてとる方法もあるかもしれないけれども、基本的には鉄砲だと思うんです。乙種の者は丙種の空気銃を持ってもいいということもこの法案の中に書いてありますけれども、大体空気銃な...全文を見る
○田村公平君 高知県なんかでも、イノシシが来ないように電気でバリアを張ってびりびりと来て追い出すお金を二分の一の補助率で予算化していますけれども、ふだん猟をしないけれども鉄砲の免状を持っている人にお願いする。当然弾代も要るだろうし、弾は高いですから。それで、仕事を休むので日当みた...全文を見る
○田村公平君 僕は、自分の生まれ育った環境がそういう猟師の人が身近におりますし、現実問題、人口六百三十人の大川村の村長さんも猟友会のメンバーであり、イノシシを撃たせたら人口六百三十人ですから村で一番うまいというので、去年の十一月十五日過ぎた後もシシ撃ったからと十キロぐらい分けても...全文を見る
○田村公平君 僕は自分が社団法人高知県生態系保護協会に入っているから言うわけじゃないんですけれども、こういう民間のボランティア活動、ふだんは仕事をしておるんですけれども、ツキノワグマの生息調査に山の中に入っていったり、そういう普通の市民の人は、山の中といっても千八百メーターぐらい...全文を見る
○田村公平君 何でそういうことを言うかといいますと、僕もかすみ網というのを子供のころ持っていたことがあるんです。  ここに新聞切り抜き、「法改正も効果なし 食文化、悪習慣 かすみ網で一網打尽」という見出しで、これは岐阜県の人ですけれども、飲食店経営者(四十六)に罰金五十万円と。...全文を見る
○田村公平君 うちはウサギも飼っていましたし、羊も牛も馬も飼っていましたから、ウサギを飼うというのは物すごく難しいんです。あれはぬれた葉っぱを与えると死にます。よくテキ屋さんというか夜店なんかでウサギを売っていて、それで子供が困る。最初は、かわいいかわいいなんです。それで、学校へ...全文を見る
○田村公平君 高知県に大月町というところがありまして、そこに猿がいっぱいおるんです。二十年ぐらい前は車が行ったら逃げておったんです。ところが、足摺岬に近いものですから観光客の方が来られて、それで結果的にえづけしてしまったわけです。だんだん猿が横着になりまして、大堂海岸というすごく...全文を見る
○田村公平君 それで、これは猿だけじゃないですけれども、結局僕は自然というのは確かに、山でも何でもそうですけれども、ある程度人間の手が加わらないと自然は本当の意味での維持ができないと思います。  なぜかというと、それは道路もあれば林道もあるわけですから、そこが崩れたりしたら困る...全文を見る
○田村公平君 せっかくこの法律、ほかの先生方のあれだと何か拙速過ぎるじゃないかとかいう話もあるぐらいですから、この法律を改正していくのであれば、省庁間の壁も取り払って、一体化、一元管理ができるような形を僕はとった方がいいと思いますけれども、それについてどう思いますか。
○田村公平君 本当に連携をとられておるかどうか、これは農水省に聞きますけれども、シカの大好物はヒノキの苗木というか、ヒノキが好きなんです、針葉樹が。それで、最近、シカは広葉樹も食べるんですけれども、知っていますか。
○田村公平君 山火事でひどい目に遭って、それで今、木をいっぱい植えておるわけですけれども、混合樹林というか複層林にするためにトチノキとかヤマザクラをいっぱい植えたんです。これをシカが全部食べてもうパアなんです。  だから、結局農水省というよりも林野庁の問題になるかもしれないけれ...全文を見る
○田村公平君 私は、九一年にオーストリアとチェコスロバキアとドイツの国境地帯にあるドイツ側にリンゲライという小さな村がありまして、そこへ十日間ほど泊まり込みました。それで、森林官というのがいまして、営林署の署長さんはそこで十七年間ずっと署長をやって転勤がない。日本の役所だったら出...全文を見る
○田村公平君 僕は予定によると四時四十二分までということだけれども、朝からもう皆さん質問がダブってしまっておりまして、そろそろ締めくくりたいとは思っておりますけれども、小川さん、大丈夫でしょうかね。  都道府県に権限を移していく過程の中でそれぞれの地域の特性があると思います。私...全文を見る
04月20日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
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○田村公平君 田村公平でございます。  四人の参考人の先生方、きょうは朝早くからありがとうございます。大変貴重な御意見を聞かせていただきました。  ちょっと風邪ぎみなものですから、声がよく通らない場合はお許しをいただきたいと思います。  今、草刈参考人の方から、この際この改...全文を見る
○田村公平君 三浦参考人にお伺いします。私が見る限りにおいては、イノシシとかシカというのは食べ物があったら、もう物すごい大食いでして、どんどん食べていきますけれども、それで、えさを備蓄する、えさをためておくという習慣がないように思うんですけれども、どんどん食べてどんどん個体数がふ...全文を見る
○田村公平君 そうすると、どんどんふえていくというのは、森林を伐採して下草ができる、そうするとシカの本来の習性であった草原が部分的に出現する、そこへ実は我々は広葉樹を植えようとして苗木を植えるんですけれども、それも実は食べられてしまう。これは、ではどうすればいいんでしょうね、その...全文を見る
○田村公平君 草刈参考人に同じような趣旨で、これをどういうふうにしていったらいいと思いますか。そういうさっきの、もともと平原にいたシカが山に閉じ込められて、それで山が一時的に平原になっている、そうするとふえるということについて、対応策はどういうふうに考えておられるでしょうか。
○田村公平君 私もいろいろ現場を見ながら考えてみましたら、電気を通した防護さくなりフェンスなりで人間の住むべきところと野生動物がすむべきところをもう完全に万里の長城のようにやった方が一番理想的だということはわかったんです、何となく皮膚感覚で。  それで、これは吉田参考人にもお伺...全文を見る
○田村公平君 最後に、それぞれ四人の方々にお伺いしたいのでありますけれども、個体数管理を実際的にできる人は猟友会しかないと僕は思っています。山を一番知っていますし、動物の特性も知っておる。私が幾ら今狩猟免状をもらって鉄砲を持って行ったって、それはとてもじゃない、シカとかイノシシを...全文を見る
○田村公平君 十五分までですから、済みません、三十秒程度でそれぞれぱっぱっぱとお願いしたいと思います。
○田村公平君 参議院の国土・環境委員会調査室につくっていただきました資料、大変よくできておりまして、その五ページに、「地方分権推進法に基づき設置された地方分権推進委員会においては、わが国に生息する野生鳥獣の保護管理について国と都道府県が適切に役割分担すべき旨の勧告が平成八年および...全文を見る
○田村公平君 地方六団体とよく称しますが、関係省庁との協議というお話が今ありましたが、二、三で結構ですけれども、具体的にこの法律に関してどういうふうな協議がなされ、どういう問題点があったか、おわかりでしたらお答えください。
○田村公平君 含まれていないとしますと、含まれておるのはどこへ行ってしまっているんでしょうか。
○田村公平君 「本法律案の背景および提出経緯」ということで「地方分権推進法に基づき」という文言があって、そういうことで地方分権推進委員会に今お尋ねをいたしましたが、背景がよく理解できたと思います。ありがとうございます。  それで、林野庁というよりも農水省にお尋ねしたいんですが、...全文を見る
○田村公平君 この六十五円というのは、実は農林省の方で研究所、施設等があって品種改良等もやっていただいておるように聞いておりますけれども、これは林業者が手に入れる価格として六十五円というふうに承知してよろしいんでしょうか。
○田村公平君 そうしますと、物部村を例にとらせてもらって話をさせていただきますけれども、林業に従事しておる人たちの現金収入というのは、自分の労働力を入れてなおかつ植林して、間伐をやって伐採して、それの間に五十年とか六十年という時間がかかって、それまではお金あるいは労力が出ていくば...全文を見る
○田村公平君 何でこういう質問をしておるかというのは、後で森の回廊とか森の案内人養成講座ということに関連してきますので、しばらく林野庁につき合ってもらいたいんです。  昨年の参議院選挙後に、全国に三百ちょっとあった営林署を約三分の一に統廃合いたしました。それで、私どもの高知県に...全文を見る
○田村公平君 森林官というのは、ドイツでは大変歴史と伝統がありまして、戦争が終わると貴族の退役軍人を森の番人として森林官に任命したという長い歴史の中で、ドイツの人たちは職業としての森林官に大変誇りを持っておりまして、子供が就職を希望する人気の高い職業の一つであります。我が国では、...全文を見る
○田村公平君 ここでちょっと森の回廊ということについて、森の回廊というのは余り知らない人もいると思いますので、自分なりに要約して読ませていただきます。  かつて四国はほとんどがシイとかカシを主体とする天然林に覆われておりました。いわゆる広葉樹林であります。その中には、多くの動植...全文を見る
○田村公平君 この森の回廊の計画を実際に計画案としてつくっていくのは二〇〇二年ぐらいを目途にしておりまして、これは足摺岬からずっと黒尊山塊、そして愛媛の石鎚山系、それから四国の中央構造線沿いにずっと行って室戸岬まで、つまりわかりやすく言うと石鎚山から三嶺、剣山、そこをうまくつない...全文を見る
○田村公平君 林野庁の方には庁舎の会議室を貸していただいたり、スタートのときからお世話になっております。  営林署が三分の一に少なくなっていったりする中で、御案内のとおり私も一生懸命今たばこを吸っておりまして、林野庁の赤字の一助になっているんじゃないかと思います。財政的にも厳し...全文を見る
○田村公平君 どちらかというと、建設省は公共事業主体型で自然をどんどん破壊するというふうに昔言われたことがあります。しかし、建設省が第十一次道路整備五カ年計画を策定したときに、その中に景観だとか修景ということがうたわれました。それと同時に、高速道路やあるいは大型の四車線とか、一般...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第13号
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○田村公平君 田村公平です。  海岸法の質問をさせていただく前に、ちょっと脇さんと関連して言わせていただきたいと思います。  海岸もそうですけれども、河川もそうですが、吉野川水系は御案内のとおり一級河川でありまして、石鎚山系にその源を発し、私どもの高知県を抜けて徳島市まで流れ...全文を見る
○田村公平君 そこで、今御案内のとおり四省庁の共管といいますか、そういう形になっておりますけれども、例えば漁港区域があって港湾区域がある。そうすると、農水省というか水産庁、運輸省が入ってくる。御案内のとおり建設省が所管すべき海岸と農水省の漁港、例えばうちらも漁港もいっぱいあります...全文を見る
○田村公平君 青山局長、ぜひそういう意味で、省庁間の垣根がないとよりよくなるということであれば、私がまた秘書じゃなくて今度は国会議員として陳情で四省庁を走り回る必要のないようによろしくお願いいたしたいと思います。  今回の改正で海岸保全施設の定義に新しく砂浜を追加した。その理由...全文を見る
○田村公平君 話としては非常にきれいでいいんですけれども、現実はそんなものではないんです。  もし僕が五十尺の船を持っておって、使い物になるいい船だったら、絶対そんなのを放置しないです。アルファロメオに乗って駐車違反しておいて、罰金一万何ぼ取られるからといって、そのアルファロメ...全文を見る
○田村公平君 それは東京都じゃなくして、あのときは建設省代行でやったんですか。
○田村公平君 建設省というのはいろんな知恵が出てくるんですね。直轄の災害復旧と、うまいことを。高知も災害が多いから、そういうのを物すごく活用してもらいたいと思いますけれども、元気でやっておるということで、大変ありがたいと思っております。  日本は火山列島でありますし、何百万年も...全文を見る
○田村公平君 今の海岸法を今度改正されたとして、ちょっと架空的な質問で申しわけないんですけれども、例えば阪神・淡路のような大震災が、かつて私どもの四国も南海道大地震というのがありまして、日本は先ほど言いましたように火山列島ですから、どこで大地震が起きてもおかしくない。そういうとき...全文を見る
○田村公平君 だけれども、チャートを見たら、等高線の逆と同じように海図には全部ポイントを打ってありますから、そうしたら下に岩があるのか、それから深掘れしておるのか、そのままざっと砂浜なのか、そういう地点はわかるはずなんです。  だから、海岸を海岸線でとらえるだけではなくして、広...全文を見る
○田村公平君 では、三大湾に一基ずつ配備されたとして、例えばうちの土佐湾がおかしくなったというときに、この前のうちの災害のときに、もう本当に大臣のおかげだったんですが、内水面、湛水防除は農水省の施設のポンプですから弱くて、毎分十五トンとかいう大変なポンプ車が中国地建や近畿地建から...全文を見る
○田村公平君 あと十分ぐらいありますけれども、大体もうさっき冒頭申し上げました五つ、僕の通告ダブりましたので、時間を余らせて申しわけないですけれども、これで終わります。  ありがとうございました。(拍手)
06月16日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○田村公平君 おはようございます。  総理にお伺いをしたいと思います。総理就任以来もう約一年が、三百日を超えたと思いますけれども、前内閣のもとでこの中央省庁等改革関連法案というよりも、あの夏の暑い日にキャピトル東急で腕まくりをして一府十二省という構想ができたというふうにマスコミ...全文を見る
○田村公平君 総務庁長官、そういうふうに今おっしゃったから今度逆に質問しますが、縦割り行政の弊害とは何ですか。具体的に全部教えてください。
○田村公平君 私はNHKの芸能局のディレクターをやっていたものですから、頭の中で考えたことを台本にして、それをビジュアルな映像にして一般の人にわかるようにせぬといかぬのです。あなたの話を聞いていると、ちょっとわからぬ。  どういうふうに言ったらいいのかね。きのうからの審議のやり...全文を見る
○田村公平君 あなたは政府の人間であって我々は与党でありますが、しかし与党であろうと政府であろうと国民のみんなにもっとわかるように、結果は交わる平行線であっても、やはりわかるようにすることがこの議会の議員の務めであります。なぜかというと、国権の最高機関はこの国会であります。間違え...全文を見る
○田村公平君 では、一応、台本じゃないですけれども、通告のところにちょっと戻りますけれども、もう手短にやっていきますからね。  現在の審議会、二百十一から七十二へ統合されると。実質は九十の審議会が残るというふうに伺っておりますが、これはアバウトな計算で約三分の一の審議会にすると...全文を見る
○田村公平君 六分の一にするぐらいだったらどうして全廃しませんか。  つまり、これからの行政改革の中で、先ほど申し上げましたけれども、副大臣を置いたり政務官を置いたり、政治主導でやっていこうというのであれば、審議会なんて隠れみのとよく言われるじゃないですか。兼職をしている人がい...全文を見る
○田村公平君 だから、政治主導ということを言うのであれば、これからお互い、これは自戒を込めて言っているんですよ。なぜかというと、私は、テレビ中継があるからと、先ほど言いましたでしょう、イメージがわいてこない、だから基本法にあるとかそれがどうのこうのなんて言われても、やっぱりおかし...全文を見る
○田村公平君 どうも意識改革なんて言われますとますます形が見えなくなってきまして、大都市に住んでおられる、僕は別に都市と地方のことでけんかをしたいとかそういうことじゃありませんが、こういう機会はなかなかないものですから。都市の人は、スイッチを入れれば全部動いていく、スイッチをひね...全文を見る
○田村公平君 お言葉を返すようですがというようなことをだんだん言いたくなりますが、与党の立場ですからちょっと控えまして。  僕は今ずっと人間のことを言っているんです。きのうも同僚の議員の方からそういう人間の問題が出ましたが、どうも組織論ばかり言っているけれども、そこに人間が浮か...全文を見る
○田村公平君 突如、自治大臣に話を振りまして申しわけございません。本当はここで総理にちょっとコメントをもらいたいところですが、それは後でまとめていただきたいと思います。  今、自治大臣、そういうお話でありましたけれども、そうはいいながら、やっぱり地方公務員にもこの国家公務員二五...全文を見る
○田村公平君 非常に、まさに絵にかいたような立派な答弁だと思います。なぜかといいますと、僕は、高知県は情報公開条例を持っていますのでいろんな方々から情報をいただいたんですが、北海道の県人会があって雪祭りに行ったり、あるいはシンガポールへ行ってみたり南米へ行ってみたり奥さんを連れて...全文を見る
○田村公平君 堺屋長官に、通産省におられたということの前言を入れたのは、有名な戦争がありまして、これはベータでいくのかという、ソニーのベータが世界的に、プロの技術屋さんから見ると一番情報量も当時よかったんですけれども、いわゆるベータ・VHS戦争で負けまして、ベータシステムというの...全文を見る
○田村公平君 導入するときは当たり前の話で、いいと思って入れたら、それで社会のシステムが壊れちゃったなんてなったらばかな話で、そうじゃなくて、官僚間というか役所の壁を取り除いて、来るべき日にいつでも備えるようなことをという意味の答弁、前向きな答弁がもらいたかった。  ここで、野...全文を見る
○田村公平君 交通情報だけじゃなくして、今宅配便がいろんなところにありますけれども、大体宅配便の有効な稼働率というのは三割程度で、七割が空っぽで走っている、丸々空っぽという意味ではありません、トンベースで言うと。そういうことについても、サテライトを使って最寄りの配達あるいは配達の...全文を見る
○田村公平君 本当に質問通告とほとんど関係なしで台本も何もないままにいろいろ閣僚の方々に質問いたしまして、ぶしつけがあったかもしれませんが、これからのリハーサルだと思っていただきまして、政治が主導権を持っていくということでお互いが切磋琢磨しながらいい国をつくっていくようにしたいと...全文を見る
07月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○田村公平君 いろんな意見が出ましたけれども、ODAというのは基本的に、これは千葉先生と一緒に現場へ見に行ったんですけれども、漁港をつくる、それはいいんですけれども、漁港をつくったって漁船がないわけです。当然三十五度から四十度ぐらいの気温になるところ。物流という制度がない、製氷機...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
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○田村公平君 建設大臣及び国土庁長官の中山大臣に、先般の当委員会の所信あいさつに沿いながら質問をさせていただきます。  その中で大臣は、住宅・社会資本の質を重視し、ストックの有効活用や良好な環境の保全、創造等も視野に入れた総合的な国土マネジメントを推進していくということをおっし...全文を見る
○田村公平君 今、大臣からメダカという話が出ましたけれども、実はメダカはほとんど日本にもういなくなったんですよ。  私はメダカトラストという運動をやっておりまして、先般、私が所属しております高知県の生態系の研究会の方は環境庁長官表彰をいただきました。  何でメダカがいなくなっ...全文を見る
○田村公平君 前大臣と違って、非常に明快な御答弁をいただきましてありがとうございます。  山を守るということは人間の命を守ることになると思います。というのは、早明浦ダムに限らず、この東京、関東平野に住んでおられる方々も、やっぱり群馬県とか新潟県の豊富な雪解け水等々を集めて、そし...全文を見る
○田村公平君 確かに、ことしの五月一日、西瀬戸自動車道こと、しまなみ海道をもちまして本州と四国の間は三橋時代を迎えました。  まず一つには、料金が高いというユーザーの声がありまして、それからもちろん高いだけではなくして、四国の島内の基本的な道路網のネットワークが整備されておらぬ...全文を見る
○田村公平君 このITSは、きのう、どういうわけかHⅡロケットが打ち上げを失敗いたしましたけれども、私は専門家じゃありませんのでどうして失敗したかわかりませんが、GPSと密接不可分な関係にあります。そしてグローバルスタンダード、これをアメリカ勢、EU勢とそれから日本と。  日本...全文を見る
○田村公平君 私は余り朗報だとは思っておりません。  というのは、このITSの問題がそもそも始まったころは、平成二年か三年ぐらいだったと思います。パリで第一回目だったと思いますけれども、それに関する国際会議があったときに、日本の政治家はだれ一人参加しておりませんでした。閣僚級も...全文を見る
○田村公平君 日本人は、ともすれば国際会議に出ると、にこにこ笑っているか居眠りをしておって、いよいよ決まるとなると、ちょっと本国政府に聞かぬといかぬとか、では、何のために会議をやったのかというのが私の経験といいますか、私の知っている外国の方々はよくそうおっしゃいます。  そうい...全文を見る
○田村公平君 政治には夢とか希望とか、現実の厳しいものにも目を向けながらロマンも語らぬといかぬと思いますが、もうこの話はロマンじゃなくて現実問題の利益の、国益というか各国の国益のシェアリングの段階に入ってきておりますので、決意を新たにぜひそういう方向でお願いをしたいと思います。 ...全文を見る
○田村公平君 私権等の問題、いろいろあると思いますけれども、砂防学会それからつくばの研究所等々、いろんな英知を絞って、やっぱりせっかく営々と築いてきたその人たちの生活基盤というのは、僕は家もその一つだと思います。それから、もっと大事なのは人命でありまして、そういうことがなるたけ防...全文を見る
○田村公平君 大蔵省をやっつけに行くなら、いつでも私は行きますので言ってください。  それで最後に、地方整備局ということをこの行革の中で言われておりますけれども、もう二〇〇一年は間近でございまして、役所の中ではどんどんそういうことのプロジェクトチームをつくっておるというような話...全文を見る
○田村公平君 ちょうど時間となりましたので終わりますけれども、次回は、大臣、二時間ぐらい私は時間をもらって、どうも食い足りないところもありましたので、大いに世のため人のため建設省のためにというか、激論を闘わせていただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ...全文を見る