樽井良和

たるいよしかず



当選回数回

樽井良和の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○樽井分科員 民主党の樽井良和です。  私は、エンターテインメント、いわゆるコンテンツ、あるいはまたそこから二次的、三次的に派生してくるキャラクターグッズでありますとか、そういったことが今後経済の発展には大いに活躍する部門であるというふうに考えておりまして、きょうはまたその辺に...全文を見る
○樽井分科員 中国は経済がどんどん上がってきていまして、消費としてもすごく期待が持てるところであります。それで、これはもう日本だけの問題ではない。アメリカの映画なんかでも当然コピーが売られているわけですから、全世界そろって、こういったものを強く認識してもらわないと困ると中国政府に...全文を見る
○樽井分科員 映画、音楽、この分野は一生懸命やっているんですが、まだちょっと日の目を見ていないというところもあると思うんです。実際に個室で制作するゲームとかアニメーションが日本はうまいこといっているのに、外で撮影する映画の方になるとちょっと規模が衰えるということ自体が、国を挙げて...全文を見る
○樽井分科員 もうアジアの方では、例えば中国で中産階級が二億人、そしてインドで一・五億人、そして東南アジアでも一・五億人ぐらい中産階級が出てきて、ただの中産階級ではなくて、それは最近文化の共鳴現象を起こしている。例えば、ヨン様とかああいうのが出てきますと日本でも売れる。昔だったら...全文を見る
○樽井分科員 こういったキャラクターであるとかゲーム、エンターテインメント、今まで政治家あるいは各省庁、余り力を入れてこなかった部分だと思うんですが、こういったところにも今言われたようなことをもっと強く実行していただいて、売っていただきたいと思います。  それで、国をアピールす...全文を見る
○樽井分科員 ありがとうございます。  クリエーターの名誉あるいはお金というもの、例えばハリウッドの大スターですと三十億なり四十億なりもらうスターはたくさんいるわけです。そういった中で、日本のクリエーターというのはちょっと安いんじゃないか。こういうのも、それをつくる上でのモチベ...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○樽井分科員 民主党の樽井良和です。  きょうは、テレビと同じぐらい皆さん見ていらっしゃると思うんですけれども、インターネットについて、またその管理体系についてちょっと質問をさせていただきたいと思っております。  今、国民の生活やあるいは企業の経済活動に、完全なインフラとして...全文を見る
○樽井分科員 七十七兆、そして社会活動プラスということで、本当に多大な影響力を持っているという認識を大臣はお持ちでありますが、実は、IT業界の方が口をそろえて言っているのが、インターネットの管理運営の脆弱性なんですね。  実は、インターネットというのは、結局ドメインというアドレ...全文を見る
○樽井分科員 通告とちょっと順序を変えさせていただきますが、カリフォルニアにあるICANNということですよね。あれは、昔はインターNICという機関だったと思うんですが、私は昔、サーバーをきちんとセットするときに、アメリカからわざわざ英文で電子メールをいただいて、それでどうやってセ...全文を見る
○樽井分科員 認識されているということですが、今後、せめて日本に税金を払っているといいますか、日本の法人、日本人というのはできるだけ日本で管理できるように、日本は先進国ですから、その辺をいろいろな安全保障問題も考えてやっていただきたいと強く求めます。  そして、インターネットな...全文を見る
○樽井分科員 サーバーを分散させて置いているということなんですが、これはDNSでよろしいんですか。大親分になりますとルートDNSというのがありますけれども、これはちなみに何台ぐらい設置してあるものなんでしょうか。
○樽井分科員 このルートDNSが壊れた場合、ちょっとインターネットがダウンして動かなくなるんですが、東京と大阪だけというのは、例えばサイバーテロとかの場合ですと、アタックかけてくるなりなんなり方法がすぐでき上がっちゃうので、もうちょっとふやしていただけたらな、こういうふうに思いま...全文を見る
○樽井分科員 これは、何か犯罪が起こった場合に対処する、おまえ、だれなんだというのを追及するというのはあるんですが、未然にそれが起こり得ないようにするシステムというのは、今のところ、まだ開発とかはされていないんでしょうか。
○樽井分科員 例えば、先ほど言いましたような、銀行とか証券のホームページであるとかカード会社のホームページであるとか、特にこのホームページからは甚大な被害が予想されるんじゃないかというホームページに特定の認証の暗号をつけるなり、何かそういったシステムというのがあれば、ちょっと難し...全文を見る
○樽井分科員 先ほどのスカイプですが、例えばスカイプですと、社員が七人ぐらいなんですね。それで、毎日三万人新たに会員がふえていっている、それを使用する人がふえていっているという状態ですので、このままどんどん加速していきますと、本当に通信網というのが、そういったことが実態になりかね...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  きょうは、参考人の皆さん、本当に朝からありがとうございました。私で最後でありますので、もう一頑張りよろしくお願いいたします。  まず、土地、個人資産といたしましても企業といたしましても、不動産というのは非常に大きな意味を持っておりまして、...全文を見る
○樽井委員 次に、土地家屋調査士会の西本参考人にお伺いしたいんですが、土地家屋調査士は境界の専門家であるとされています。業務の実情とか研修の実態についてちょっとお伺いしたいんですが、それとあわせまして、技術的な面でちょっと私は疑問に思うんですけれども、いろいろな土地の形として、例...全文を見る
○樽井委員 今後、もうちょっと精度が高い確定の仕方等、開発等もやっていただきたいと思います。先ほど伺いました、何か墨で書いているとか、土地の境界線をそんなことでいいかげんな、あやふやな管理の仕方をしていること自体がちょっと今の時代にはそぐわないんじゃないか、そういうふうに強く感じ...全文を見る
○樽井委員 ふだん多くの努力をされているということに心から敬意をあらわします。  実際に、例えば、これは確定してデータ化するということを私のような若い世代の議員だったら当然思うと思うんです。紙ではなくて、将来的には、例えば不動産会社の方が法務局に行って閲覧する。それも、余りスピ...全文を見る
03月22日第162回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  遅くまで御苦労さまです。不動産登記法等の一部を改正する法律案について、きょう最後の質問になりますので、もう一頑張りよろしくお願いします。  不動産というのが大体二億七千万日本にあると言われているんですが、私は残念ながら一つしか持っていない...全文を見る
○樽井委員 先ほど大臣が十年ぐらいで筆界未定地を解消するということを言ったんですが、大体その根拠となるもの、今まで例えば一%ずつぐらいしか動いていないのに、かなりスピードアップすると言ってもよいですが、それは何でかというようなことなんですけれども、どういうことでスピードアップでき...全文を見る
○樽井委員 筆界未定地、これがゼロにならなくても、例えば八割方、九割方、普通の民間とか会社がどんどん調査して調べていくとして考えた場合、十年かかるだろうかということを考えまして、経済の中で非常に大事な部分ですから、もうちょっと早急に、国土交通省と法務省、こういった中でプロジェクト...全文を見る
○樽井委員 実際に、例えば単独か合議体かという場合ですが、これはADR同士の連携で測量を伴う場合に、例えば土地家屋調査士とか、そういった専門家以外に測量の技術や基準というものがあるのかどうか。  それとまた、調べるときに、調べる入り口の段階で、そういった専門的な技術を持っている...全文を見る
○樽井委員 技術的な面で今まで洗練された団体があると思いますので、そういったところできちんとした測量をやっていかないことには、またいいかげんなことをしたら、これは意味が全くありませんので、きっちりとその辺は対処してほしいと思います。  それで、続きまして、二〇〇四年に不動産登記...全文を見る
○樽井委員 一部ということは、例えば別のところではいまだに紙で管理しているということでよろしいんでしょうか。
○樽井委員 かつて、よく法務局なんかに行って、いろいろな書類を見ますと、何が悲しくて手書きで管理しているのかというふうに思ったものであります。実際に、例えば、今回登録していく中できちんとしたデジタル化をして、そういうことによって新しいビジネスチャンスを生み出したり、あるいは効率の...全文を見る
○樽井委員 だんだん不動産自体も経済の中ではいろいろな取引の形態をとってきておりまして、不動産を証券化したりであるとか、土地に対するニーズや取引が複雑化してきている。そういったときに、そういう新しいシステムというものを国がつくっていくのは、大きいビジネスチャンスを広げることだと思...全文を見る
○樽井委員 今後、未来の状態を考えるのに、きちっと筆界が決まりまして管理できるようになりましたら、普通だったら、そこの地価が幾らで、大体面積がこんなものだからこれぐらいの値段であるとか、あるいは、当の本人がこの土地は売る意思がある土地か、あるいは絶対もう譲らない土地なのか、そうい...全文を見る
○樽井委員 なかなか明確な感じはしないんですけれども、やはり日本株式会社として日本を考えた場合、赤字だらけの会社であって、これを立て直そうといったときに、国土交通省がこうである、法務省がこうであるというような、そんな縦割りなことでやっていても仕方がない。一丸となって、国を挙げて一...全文を見る
○樽井委員 情熱だけではなく、こういったアイデア、若い議員がだんだんふえてきましたので、いろいろな斬新なアイデアを持った方がたくさんいらっしゃると思います。いろいろな面で改革を前に進めていくためには、こういった意見もぜひ積極的に取り入れて、日本をもう一回復興させたいと思いますので...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○樽井委員 樽井良和です。  同僚議員の和田議員に引き続きまして、民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案について、質問なり提言なりさせていただきます。  この法案をつくる経緯なんですが、提出の経緯の中には、「都市は、二...全文を見る
○樽井委員 写真をお見せできないのが非常に残念なんですが、例えばドバイでしたらパームシティーという、ヤシの木のような埋め立ての形にして、直径五キロメートルになる巨大な埋立地の海上都市をつくったという奇想天外なプロジェクトなんですが、ここに二千戸の分譲住宅と四十のホテル、商業施設や...全文を見る
○樽井委員 例えば、今回の法案では、開発に無利子で融資するというようなことになっているんですが、そういったことではなくて、どうしてもそこを開発したい、うちから金を出そうじゃないかというぐらいの魅力的な構想なり、そういったスケールのことを出していかなければ、日本の経済、それほどよみ...全文を見る
○樽井委員 今、日本を、日本株式会社としてこの国を定義づけて考えたら、本当に赤字の会社であります。八十兆ぐらい予算がかかるのに四十兆弱のそんな収入しかない。これを何とか改善しようとすれば、あらゆる省庁の垣根を超えて、もっと大きな、先ほど言いましたような明快なグランドデザイン、そし...全文を見る
○樽井委員 その議論はこの辺にとどめておこうと思いますが、町の再生であるとか都市の再生であるとか、何かとまっていたものをもう一回もとの速度に回そうか、そういったことではなくて、新しいものを世界に先駆けてつくっていくんだ、創造するんだというぐらいの気持ちで取り組んでいきたい、そうい...全文を見る
○樽井委員 さまざまな方の、住民参加型であるとか、あるいは官民一体となって委員会などをつくって、さまざまな意見を聞くというのは一つ大事なことだと思いますが、いろいろな意見を聞いているうちに、あそこはちょっと危険だとか、ここはちょっと子供の教育上よくないんじゃないかとか、一つずつ意...全文を見る
○樽井委員 ぜひそういったところを、国で総合的なプランを練って、一回進捗状況なりを考えながらどんどんと進めていってほしい、そういうふうに思います。  それで、ちょっと質問は変わりますけれども、今のようなデジタルデータでありましても、例えば、おとついでしたか、地震がありました。ニ...全文を見る
○樽井委員 先ほどデジタル化ということも言っていたんですけれども、バックアップすることは、ただ災害だけではなくて、例えば健康保険会社の契約書とか、そういったものの書類を置いている場所が、もうかなり場所を食っているわけですね。それを例えばデジタル化してもオーケーだというふうな法律な...全文を見る
○樽井委員 経済効果をちょっとでも生み出せるように、リフォームなんかでも、テレビ番組で劇的なリフォームをしますと、ぱっと見違えてしまう。町も劇的にきれいな町につくりかえていただきたいと思っております。  例えば、日本は今観光客が六百万人ぐらいですかね。ドバイのさっき言ったのは、...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。休憩を挟んでの委員会にわざわざまた駆けつけていただきまして、本当にありがとうございます。  きょうは、死因究明プロジェクトというのをやっておりまして、司法解剖の件についてお伺いいたします。  日本では解剖率というのが極めて低い。欧米ですと、不...全文を見る
○樽井委員 実際には警察の方が、ちょっと怪しいなということになりますと検視ということをされる。検察官の代行で警察官が、五官によって、視覚とか聴覚、嗅覚、見た感じとかで、これは殺人の可能性があるとか、どういった亡くなり方をされたのだというのをまず見るということなのですが、これがなか...全文を見る
○樽井委員 実際に、バイク事故で亡くなったということで報告を受けているケースとかもあるのですけれども、そういうのでも何か、写真で見ると外傷が余りそれらしくなかったりとか、あるいはヘルメットが横にちゃんと脱いだ状態で置かれていたとか、そういった写真が残っておる。そういった状況であり...全文を見る
○樽井委員 実際に、一つずつのケースですとまだ対応もできると思うのですが、今回ありましたように、例えばスマトラ沖で大量に地震の結果亡くなられたとか、新潟中越地震もありましたし、あるいは将来、ひょっとしたらテロ等が起こった場合、大量のそういった亡くなられた方を検査する上において、一...全文を見る
○樽井委員 ところが、例えば石垣島で旅行中の妻が殺害されたトリカブト事件というのは、これは最初は発見されずに二件目で発見された。さらに有名なところでいいますと、和歌山の毒物カレー事件、これは砒素で亡くなられたのですが、これも何件かのそういった殺人が行われた後初めてわかったというこ...全文を見る
○樽井委員 死体検案に立ち会う医師の謝礼金というのは大体三千円というのは、これは決まっている額なんですか。それとも、各地方によってばらばらとか、そのときの通例でこんなものだということなんでしょうか。
○樽井委員 その辺の予算につきましても、普通お医者さんが出かけてきて、見て、実際に三千円もらって帰るという、ちょっと餓鬼の使いじゃあらへんでというような世界で、謝礼というよりはもうちょっときちんとした給料として決められた額なりがあった方がいいんじゃないかな。例えば最低でも二万ぐら...全文を見る
○樽井委員 どっちにしても、同時に充実させるということも一つ考慮に入れていただきたいと思いますし、これは人手不足というのが非常に問題だと思います。  これは実際に千葉県の法医学の教授が書いたものなんですが、千葉県で六千体以上の変死体が発見されている、だけれども担当者が二人しかい...全文を見る
○樽井委員 例えば、引退された医師の方でありますとか、まだ医学習い始めの医師の卵の方でありますとか、そういった方も人手不足の中ではどういうふうな位置づけでこれを見ることを許されるのかということも考えていいのかなと思ったりもします。  要するに、人手不足を解消するために、その地位...全文を見る
○樽井委員 その大学の先生なんですが、大学は独立法人化で金銭的な制度の維持が無理になってくるんじゃないかということがちょっと危惧されるんです。ヨーロッパでは大体大学というのは国から独立しているんだけれども、法医学だけは国立である。それで、アメリカの場合は検視庁というのが存在してい...全文を見る
○樽井委員 先ほどから言っておりますように、日本と欧米と、その解剖率も違う、そして大学での今後の取り扱い方も多分変わってくるであろう。そういった中で一番違うのが、検視によって、事件性というものがある、これはちょっと怪しいかなと思ったもののみが日本では司法解剖される。アメリカとか欧...全文を見る
○樽井委員 実際に、「死体は語る」というような本を昔読んだことがあるんですが、殺人であったわけですけれども、例えば、最初はお母さんが泣きながら子供が死んでいるといって通報してくる。それで、やけどの跡があるので、多分そういったことで亡くなられたんだろうということなんですが、よく調べ...全文を見る
○樽井委員 その検視結果、例えば写真、そういうものでありますとか、こういったケースではこういった殺人、あるいはこういった薬物による殺人が多いんだというようなこと、こういった情報交流も普通にやられているということなんですね。  実際にいろいろな勉強会とかやられているということです...全文を見る
○樽井委員 雑誌の記事で恐縮なんですが、かつて、検視して、これが被害者の臓器ですよということで持ってきたのが本人のと違っていたという例があったということを聞いているんですが、そういった部分のデータの管理、あるいは手術をいつして、どうなったという管理とかも、だれがどういうふうに管理...全文を見る
○樽井委員 食事前に余り検視や死体の話ばかりして、ちょっと私もだんだんブルーになってくるんですが。  ただ、今までいろいろなところから寄せられた話なりデータを見ておりますと、余りにもずさんだったりとか、予算的にも極端に少ないだろう。それと、捜査の中で実にいいかげんに扱われている...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  同僚議員に続きまして、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案について、引き続き質問をしてまいります。  せんだっての刑務施設の視察には公務のため出席できなかったんですが、現在に至るまで、地元堺の大阪刑務所、川越少年刑務所、あるいは奈良少...全文を見る
○樽井委員 実際に、例えば山本譲司さんとかにいたしましても、それほどいじめられた立場ではないと思うんですね。実際にひどい目に遭わされた受刑者の方というのは、その説明能力も含めまして、そういったところにあらわれてきちんと説明したのかどうか、その辺はちょっと気にかかっているんですが、...全文を見る
○樽井委員 例えば再就職するための技能、これも本当に大事だと思います。実際に社会に出て立ち上がらなければ、もう一回、やはりもとのもくあみになってしまうということはありますので、その辺もきちんと考えていただきたいし、そして、道徳的なことも、もちろん、大臣おっしゃるようにきちんと改善...全文を見る
○樽井委員 受刑者が指導を受けるのに消極的なというのもおかしい話でありまして、そこを受けるように強く施設当局側が働きかけるということは、それは協調性とか、あるいは社会的な秩序の中でもって自分をちゃんと成り立たせるためには大切な一つの精神的な教育だというふうに認識しておりますし、実...全文を見る
○樽井委員 ちょっとこれは通告していない質問になって恐縮なんですが、今言われました、要するに改善プログラムを受けないときに、これ嫌だ、きょうはやめておくとか、そんな態度をとったときの懲罰というのは、具体的には、例えば、それを放棄したときに、何をどういうふうな形で懲罰として実行され...全文を見る
○樽井委員 懲罰を受けてもまた、改善プログラムを受けたくないというような、余り嫌なプログラムだったら、学校なんかでもそうなんですけれども、廊下に立たされている方が宿題するよりはましやというような、そんな感覚になる方というのはやはりいらっしゃって、嫌なプログラムがだらだら続くという...全文を見る
○樽井委員 適切な処置だと思います。そう説明しても、受刑者の中には、そうはいってもちょっとのぞかれるんじゃないかというような危険も感じる方もいたかもしれませんが、アンケートを回収したりするときに、封があったとしても、出すときに、あいつ、何か不服を申し立てるんだな、そういうことにな...全文を見る
○樽井委員 大体それで秘密保持ということになるとは思うんですが、絵面が妙に浮かばないんですよ。受刑者がずっとふだんどおり生活されていて、時間どおり規律正しくやっていて、ちょっと不服があるので、済みません、用紙を出したいんですけれども、持ってきていただけますかと言うんでしょうか。 ...全文を見る
○樽井委員 えらい理路整然とした、制度的には余り問題はないと思うんですが、何か、実際問題で考えたとき、私、不服があるのでと言った時点で、うるさい、ぽかっと、もともと服役していじめられている方ですから、その受刑者の立場からしたら、いじめられていること自体がそれと同じようなことなので...全文を見る
○樽井委員 禁止しているといいましても、例えば受刑者に対してぼんと暴力を振るったりする刑務官というのは、今でも禁止されているようなものなんですけれども、禁止されているのにしているんですから、これでもきちんと目を光らせていないと、禁止しているけれどもやはりやるよということになります...全文を見る
○樽井委員 世間一般と比べて精神と行動の疾患が受刑者に多いということなんですが、それを治すためにはどういったことをすればいいとお考えですか。改善策といいますか、何かあれば教えていただきたいと思います。
○樽井委員 我が党でも、一日につき一時間以上の適切な運動を行う機会を与えなければならないんじゃないかというふうに提案しておりますし、スポーツによる改善ということを含めまして、運動の方はどんな感じで実行されていますでしょうか。
○樽井委員 健全な精神は健全な肉体に宿るというようなことわざがありますけれども、体の方もある程度運動をして健康な状態に保っておく。有酸素運動なんかも血管が詰まるのを防ぐ上では有効だというようなことも医学上ありますので、そういったものもぜひ積極的に取り入れてほしいと思います。  ...全文を見る
○樽井委員 もっと実態調査をきちんとして、内情をきちんと把握した上で改善の措置をとっていただきたいと思います。  それで、実際に例えば受刑者が死亡した場合、刑事施設の長は、変死の疑いがないと認められる場合を除き、検察官に対しその旨を速やかに通知しなければならない、こうあるんです...全文を見る
○樽井委員 刑務所の医療、あるいは、最近、死因究明プロジェクトというのも私やっているんですが、検視官の方もかなり不足しているということで、こういった医師、検視官、この辺の充実にももうちょっと尽力していただきたい、こういうふうなことは強く訴えておきます。  病気になっていろいろな...全文を見る
○樽井委員 その辺は、ロールプレーイングなどで確かに効果があると思います。例えば一回、受刑者として、その方は今研修生だというのを全く教えずにどこかの刑務所に入れてみるとか、それぐらいのことをした方が、もっと実際的に、うわっ、本当にこんなことをされたとか、あるいは、こういうことをさ...全文を見る
○樽井委員 実際に弊害があるないというのをきちんと生理学上あるいは心理学上、いろいろな面でデータをとるなりしてきちんと施行しなければ、これは全国どこの刑務所でもそういうことをやりますので、その辺はもう少し、こんなものかなとか、あるいは、お医者さんがいたらもうそろそろ危ないと思うよ...全文を見る
○樽井委員 大きな国全体の行刑施設の改革ですから、そういったことにもきちんとデータに基づいた管理をしていただきたいと思います。また、そのことを強く訴えたいと思います。  それで、例えばこういう法律というのはかなり、今回理想にある程度近づいてきていると僕もこれを読んでいて認識する...全文を見る
○樽井委員 余り時間がありませんので言いますと、絵にかいたもちにならないようにという同僚議員の話もありましたけれども、この制度もそういうところにも気を使っていかないと絵にかいたもちになってしまいますので、そういったところに配慮していただきたいというふうに思います。  それで、今...全文を見る
○樽井委員 刑務官の方々も、本当にあの中でずっと作業をする受刑者を管理していたりしたらかなりの精神的なストレスになると思います。休みなんかも、有休を十分とって、家族旅行なんかして十分な保養ができるような、それぐらいの心配りがないと、とてもじゃないけれどもあそこでずっと、受刑者じゃ...全文を見る
○樽井委員 ありがとうございます。適切なお答えだったと思います。そのように実施して、より充実した制度にしていただきたいと思います。  実際に、昔、同級生なんかですごい悪いやつというのがいましたよね、高校生、中学校のとき。ああいうやつに、自分が選挙に出る立場になって同級生へちょっ...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  通訳案内業法及び外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律案、引き続き質問してまいります。  二〇一〇年までに訪日外国人の旅客を一千万人にする、こういった政府の目標を掲げているわけですけれど...全文を見る
○樽井委員 確かに、観光案内という面で、特に言語の面では今まで不十分であったということですので、この法律自体は私、非常にいいことだと思っております。ただ、例えばピラミッドがないエジプトに案内がいてどうするんだ、魅力がある日本をもうちょっと言うんだというんですけれども、魅力がないか...全文を見る
○樽井委員 外国人の委員もおられるということですけれども、たしか一人だけだったと思います。これは、外国人が日本に来てどれだけ不便を感じているか、それを解消してあげようというもとでの法律ですから、それを考える上で日本人ばかりが考えても、不便とかそういったものはなかなか出てこないと思...全文を見る
○樽井委員 こんな時期だから言いますけれども、今反日デモが起こっている中国、私、去年視察に行ってまいりました。いろいろな意見を、ぶっちゃけたことを言おうじゃないかということで話しますと、割と考え方とか文化が違うんですね。日本ですと、亡くなられた方というのはきちんと敬い、そして先祖...全文を見る
○樽井委員 アジアの方から見たら、金持ちの団体旅行の中でのそれだけの金額という部分でしたらさほどの負担にはならないと思いますが、少人数で来て一日三万五千円払おうとかいうことになりますと、向こうの金銭感覚からしたら、ちょっと重いな、そんなのだったらもうちょっと料理を豪華にして通訳は...全文を見る
○樽井委員 実際に、例えばそういったケースもあると思いますが、この通訳ガイドというものの職業自体、認識されているのかどうか。  これは、例えばアメリカや韓国あるいは中国から日本に訪れてこられたときに、これはどういう方法でこのガイドに依頼するのかとか、例えばそういった部分、具体的...全文を見る
○樽井委員 どのような制度ができたからといって、それを利用するためにアクセスできなければ全然意味がないわけですから、周知徹底の方をお願いいたします。  それで、これは地域限定ガイドとかいうのがありますけれども、地域限定にする意味ですね。これは普通に資料さえ読めば、別に全体的に可...全文を見る
○樽井委員 先ほど二万五千円から三万と言いましたけれども、格付があれば、例えば、まず、見習いなので一万円でいいですという方から、本当にすばらしいのでこの方は一日十五万円ですというような、そんな方もいていいんだと思います。そういうふうなことでも、ある程度選択するシステムといいますか...全文を見る
○樽井委員 iボックスですかね、あのはてなマークの。そういったものも、例えば各駅に、電話ボックスみたいな形式でもいいんだけれども、例えばネットでつながっていて、駅すぱあとみたいに、どこからどこまで行きたい、自分の国を選べばちゃんとプリントアウトして出してくれるようなシステム、それ...全文を見る
○樽井委員 そうですね。日本は、言ってみれば、そういったITの技術もすばらしいんだということを海外にアピールすることもできますし、さらには、携帯電話であるとかあるいはナビゲーションもついているような、そういったシステム、新しい技術をどんどん導入して、さらにクールなイメージで観光で...全文を見る
○樽井委員 高等教育で観光計画論とかあるいは文化論とか習って、いかにもおもしろいものができるというイメージは余りないんですよね。実際に、先ほどもおっしゃったように、観光カリスマという方がいらっしゃるのならば、そういった方をぜひ政府にも入れて、積極的にこういった部分には取り組んでい...全文を見る
○樽井委員 どうも、エンターテインメントとか観光という分野に関して、余り役所がやっておもしろいものができそうな気がしないんですね。その辺は、やはり第三者の意見というものをもうちょっと取り入れて、ちょっと斬新かなと思うぐらいのことを実行していくような心構えも必要なんだと思います。そ...全文を見る
○樽井委員 ぜひ、人員においてもあるいは活動内容においても、公平公正な第三者機関であって観光事業のさらなる振興に尽力する、そういった立場を守っていただき、今後とも活躍していただきたいと思います。  そして、もう時間ですので最後の質問にしますけれども、では、ちょっと大臣に最後、意...全文を見る
○樽井委員 文化を磨いてそれを認識してもらう、それも非常に大事だと思いますが、三兆円赤字だというのが現状です。実際に、きれいな景色を見てきれいだと言っても、お金をそこに投げるわけじゃない。やはり、地域の振興をするためには、それなりの経済効果を持ったものも考えていくことも、もちろん...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  引き続き会社法案について、自分の経験等も交えながら質問させていただきたいと思います。  まず、大臣にお伺いします。  株式会社、有限会社の識別で、これがなくなるということなんですが、私たち、ふだん、例えばパーティーに行ったりして名刺をい...全文を見る
○樽井委員 そうはおっしゃいましても、社員の人数あるいは役員、そういったものも、大体その会社の名前を見れば、有限会社で、極端な話を言えば、十億円ぐらい売れていて社員も百人ぐらいいるとかは余り考えにくいですね、そんなことはない。  逆に言えば、株式会社で、先ほどおっしゃっていたよ...全文を見る
○樽井委員 資本金一円で設立できるのはいいんですけれども、先ほどから、資本金が必ずしもその会社の価値とか評価というより、最近はその辺では重点を置いていないような話をよく聞いていたんですが、見せ金でも例えば一千万用意できるかどうか、三百万でも、例えばそれは借りたお金でも、貸してくれ...全文を見る
○樽井委員 そういうお答えですので、そのまま受け取っていいのかどうかわかりませんが、貸し付けのときに、会社の謄本とか見せろというときに、提出して貸付係の人が資本金を見たときに、一円とか五百円とかいったら、何かこの会社に貸して大丈夫なのかなというのは当然あると思いますし、取引先の信...全文を見る
○樽井委員 その辺はそう受けとめてもいいんですが、結局、資本金はほとんどない、それで今回、役員も一人でも設立できるということならば、基本的に会社と個人がどう違うのかということになりますね。  カンパニーというのは、comのカムというのが一緒にというような接頭語で、パニーというの...全文を見る
○樽井委員 財産管理をする上で、例えば会社だったら、今までだったら監査役とか取締役とかもう一人別にいたりして、車でも買うと、自分も何%か権利があるだろうけれども違う人のものでもあるというややこしい形態があるから、何となくちゅうちょする部分があるんですね、買おうとしたときに、分け合...全文を見る
○樽井委員 そうは申しましても、何かを企画して会社をつくるときに、例えばちょっとあくどいことを考えたときに、おまえ、この会社の監査役になってくれよということになると、名前を貸すのも嫌だ、そんな怪しい会社ということで、設立ができないという部分もあるんですが、これは、一人の悪人がいた...全文を見る
○樽井委員 これは、簡単に通して、ほとんど日本が乗っ取られていくというような状況になる可能性も十分あるので、予測といったら難しいでしょうけれども、潜在的に、どれぐらい乗っ取られそうな企業があるのか、あるいはどういった企業がねらっているのか、どういった国から、日本にしかけてきている...全文を見る
○樽井委員 日本企業はアメリカへ行ってもどこへ行っても買収できるんだけれども、アメリカから日本に来たら買収できないというのは、それは不公平だと向こうも言ってくるのもわかります。さらに、先ほど言いましたように、きちんとそうすることが、買収されること自体は、日本にとって、日本の国民に...全文を見る
○樽井委員 実際には、最初、本社の住所が決まったら実印を、まあ巻き印なんですが、有限会社何とかかんとか代表取締役の印とか、そんなのをつくるところからスタートするんですね。(南野国務大臣「高いですよね」と呼ぶ)結構高いんですよ、おっしゃるとおり。また、公証人役場も、書類を見てもらう...全文を見る
06月08日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  同僚議員に続きまして、国土形成計画法案の質問をさせていただきます。  それに先立ちまして、けさ中川議員がおっしゃっていましたが、近鉄とJRを例に出しましたように、距離は違うんだけれども時間と料金が同じようにセッティングしてある。これをよく...全文を見る
○樽井委員 まず、それに対して、具体的にそれをどうやって直していくのかという具体的な案をちょっと今聞きたかったんです。  それと、今までつくり上げてきた道路とか、膨大な距離に及ぶと思うんですが、その補修の値段ですね。今までどんどん開発していったので、それを補修するのにもこれから...全文を見る
○樽井委員 補修費ですが、よく聞く話が、例えば道路ですと、いいかげんな工事をしておく方がちょっとまた壊れて補修できるので、ぴしっとつくっておったら仕事がなくなるよということを平気で言う業者の方とか、私、聞いたことがあるんですが、同じ道路を掘ったり埋めたり、何回も繰り返して、これで...全文を見る
○樽井委員 これは、例えば確信犯的に、こんなもの、全然はしにも棒にもつかぬような公共工事だけれども、自分のところの利権で注文してやろうかというような、こんなことがあったのかどうかということ自体も大問題だと私は考えておりますし、これだけどんどん借金まみれになりながらも無尽蔵にそうい...全文を見る
○樽井委員 計画の中できちんとした結果責任を問えるようなシステム自体を今度の法案にもきちんと入れていかなければ、また同じように、全く無責任に、だれもが工事を湯水のごとく使ってやって、やはり大した変化がなかった、相変わらず例えば長期債務はどんどんどんどんふえていくよというような流れ...全文を見る
○樽井委員 そうきつく聞こえたらまたあれなんですが、当然、逆もあるんですよね。一生懸命やって、とてもいいプロジェクトを実行した、成果を上げている、そういった方も当然認識して、そういった方は出世させてあげないとやる気が出ないでしょう。失敗した方について今言いましたけれども、逆の称揚...全文を見る
○樽井委員 均衡ある発展をやめて、そういった、個性ある町をつくっていくということでよろしいのでしょうか。それを具体的にどういうふうに均衡ある発展をやめて形を変えたのかというところなんですが、今回の法律をつくるに当たってどういうふうに、では、均衡はやめて、どうするのかということを、...全文を見る
○樽井委員 私も、どちらかといえば、地域はやはり個性を主張してやるべきだと思っております。  こんな言い方をしたら酷なのですが、例えば、坪単価七万や三十万円の土地を買っておいてそこが不便だからというのは、それは不便だから安いのであって、それを全く同じように整備しようじゃないかと...全文を見る
○樽井委員 またそういった対処をいろいろ検討していただきたいと思います。  独身で、独身貴族的に三部屋も四部屋もあるようなところでゴージャスなマンションに住んでいて、お金も一人だから結構あるわけです。それで、ファミリーの方が、子供にお金がかかるから、家賃が余り払えないからといっ...全文を見る
○樽井委員 詳しい答弁、ありがとうございます。  ただ、抽象論じゃなくて、具体的な案ですね。例えば、あそこにリニアを引くとか、こういったところに危機管理都市をつくるとか、そういった何か具体的なことをもし仮に大臣が挙げていくとするのであれば、任期は長くても四年はないでしょう、それ...全文を見る
○樽井委員 そうですね。ちょっとスピードを速くしないといけないというのは私も強く思っております。  あるいは、さっきプロフェッショナルの話をしましたけれども、普通プロというのは絶えず、こんなんしたいという、ずっと頭に思っているから、何か言ったときに速いんですよね。こういうデザイ...全文を見る
○樽井委員 先ほどから何回も出ていますけれども、やはりコスト・ベネフィットとか、あるいは農村地帯でもきちんと、あそこは水ときれいな空気を提供しているんだからそれはそれで価値があるんだというような観点もあるわけですから、それもある種の何かシミュレーションみたいなもので数値化して、ど...全文を見る
○樽井委員 見かけというのは現代ではすごく重視されると思います。きれいな町、すごくおしゃれな感動的な町をつくれば、そこでプロポーズでもしようかというような気になりますし、そういったことにもきちんと配慮していただく、その法律に入れていただいたこと、これは高く評価したいと思います。 ...全文を見る
○樽井委員 時間が来ましたので、ちょっとこちらで提言するだけにとどめますが、こういったメンバーで、自分たちの意に沿う人をうまいこと人選してやるのでなくて、もっと開かれたふうにしていただきたい。それが不正を導かない一つの方法だと思いますので、その辺をまずよろしくお願いします。  ...全文を見る
○樽井委員 それでは、時間ですので、質問を終わります。ありがとうございました。
06月14日第162回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  引き続き、刑法等の一部を改正する法律案、人身取引について質問いたします。  まず、ちょっと大臣に、その取り組みなり法改正の意気込みなり、そういったことを最初にお伺いしたいと思います。  今回の法律改正もそうなんですが、共謀罪なり、あるい...全文を見る
○樽井委員 お答えありがとうございます。  ただ、何かこの国を見ておりますと、妙に、黒船がやってきたり、あるいは原爆を落とされたりしないと、抜本的に体制なりあるいは体質なりが変わらないなというイメージがあると思います。  最近の法改正に当たっては、アメリカが言うとそれを批准す...全文を見る
○樽井委員 ありがとうございます。伺いますと、かなり厳密にやられているという話なんですが、実際に人身取引が問題になっているわけですから、それでも入ってきて、やはり問題になっているわけであります。  先ほどおっしゃいました別室でのセカンダリー審査、あるいはリーフレット、これも非常...全文を見る
○樽井委員 偽造されるといいましても、普通、紙にぺたっと写真を張っているような書類であれば、むしろ偽造されるのは当たり前なんでありまして、そういったものが偽造されるからこういった事件があるんだということでしたら、やはり単純な話、では偽造できないものをつくろうという方向に持っていく...全文を見る
○樽井委員 今の関連で、あわせて質問をいたしますが、要するに、例えば、通常の風俗雑誌であるとかスポーツ新聞に、よく風俗の広告があったりします。あと、インターネットの例えばエロサイトの中のバナー広告とか、そういうところで一般的に、何かクリックしたら宣伝されている中にこういった被害者...全文を見る
○樽井委員 だから、要するに、その辺で、例えば六本木とか歌舞伎町とかを歩いていて、おられるフィリピン人の方とか、ああいうのは余りその可能性がないということなんですね。  例えば、それだけの、半ば拉致的なことをされている状態だったら、顔に悲壮感があるとか、ある程度、暴力を振るわれ...全文を見る
○樽井委員 先ほどからそういうことを聞いているにはわけがあるんですが、ここに、平成十七年二月の警察庁の、外国人女性の人身取引、トラフィッキング事件の検挙状況というのがあります。これで検挙をしている数を見ますと、検挙件数が、平成十三年から十六年まであるんですが、十三年が六十四、十四...全文を見る
○樽井委員 データ的にはそういうことなんでしょうが、取り締まりの、具体的に何をやっているのかということなので、どういったところ、例えば、チクりによってわかるのか、あるいはお客さんから通報があるとか、そういった方が逃げ込んでこられて、話を聞いて、捕まえに踏み込むのかとか、その辺のこ...全文を見る
○樽井委員 実際に、先ほどいろいろなブローカーの話を伺いましたけれども、その実態調査、把握という段階で、地下経済、簡単に言えば売り上げですね、その大体の規模、そしてまた、地下経済に占める人身取引、人身売買の割合というのは、ざくっとしたところでもいいですけれども、大体どれぐらいのデ...全文を見る
○樽井委員 犯罪組織の捜査なので、いろいろな面で怖かったりすることもたくさんあると思いますし、それは大変な部分もわかるんですが、もうちょっといろいろな実態等をいろいろなところから聞き込んで、状況などをきちんと整理して、もうちょっと踏み込んだ捜査をすれば、検挙数が上がっていくんじゃ...全文を見る
○樽井委員 先ほどから、余り実態の方がわかっていない。全然わかっていないのに法改正というのもちょっと妙だと私は思うんですけれども、実際にそういった問題も多々あると思います。  今、例えば、たくさん人身取引が行われているのであれば、それは年齢的にもあと何十年かしたら、こんな売春目...全文を見る
○樽井委員 臓器摘出目的に関しましては、これは誘拐とかよりは完全に殺人やと思いますので、とった後どうなっているのかというのは、考えるのもちょっと恐ろしいようなところがあります。これは詳しくまた調査なりあるいは捜査なりして、こんな非人道的なことはないと思いますので、組織を挙げるなり...全文を見る
○樽井委員 その辺、周知徹底をお願いしたいんですが、これは被害者の方だけじゃなくて、そういった例えばポスターで、もしこういった人身取引であなたが商売するとこういう罰則がありますよ、お客さんの方にも、極端な話、そういった方を買われた場合はこんな罪に問いますよとか、需要自体を減らすよ...全文を見る
○樽井委員 例えば、日本に連れてこられてだまされた方というのが警察を見てわかるかどうかということも含めて、警察自体も、こんなことを言ったらあれですけれども、余り信用していないというようなレベルの段階ではないかと思いますので、何かもうちょっと、原語の話せるところ、自分の国の大使館に...全文を見る
○樽井委員 今話に上がったのでちょっと伺いたいのですが、実際に、家族がおどされているとか、帰った後、自分が帰ってみたらその国でやはり報復に遭ったとか、あるいは家族が何か拷問に遭ったり、殺されたりしたような、リンチに遭ったりしたような事件というのは、実態としてはどうなんでしょうか、...全文を見る
○樽井委員 実際にそういった方を保護した後、円滑な帰国を図る前に、まず家族の安全確認をしてあげて、うちがあるいは向こうのNPOがそういったところはちゃんと守ってあげているよ、そういった中で、では、どういった目に日本で遭ったのか、どういった組織にどういうふうにして連れてこられてこう...全文を見る
○樽井委員 実際に、具体的に帰国に伴う費用あるいは書類的な手続、そういったことは今の段階でやっているのか、今やっていなくても将来的にはこういうことをしようと思っていることがあるのか、具体的に費用などは出してあげているのかどうかとかをちょっと知りたいんですが。
○樽井委員 実際に被害に遭われた方というのは、こんなことを言っていいのかどうかわからないですが、もう十分反省しているというふうに思っていい方はたくさんいらっしゃると思います。また、日本人にとんでもない目に遭わされたという思いで帰るよりは、やはり帰国に伴う費用でありますとかあるいは...全文を見る
○樽井委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     刑法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 人身取引被...全文を見る
07月08日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○樽井委員 民主党の樽井良和です。  同僚議員に続きまして、流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律案について質問をいたします。  冒頭、今、長安議員からもありましたように、関空の連絡橋、私、ああいうものは、例えば中の店とかも全然売り上げが上がらなくてつぶれておりますが、...全文を見る
○樽井委員 百件から百五十件という数字ですが、私、この固定資産税の軽減というのは一つのまちづくりのキーワードだと思っております。これは、例えば五年半額ということなんですが、五年間ぐらいただぐらいにした方が、参入する業者がふえて競争力もアップするんじゃないかなと。  この間も質問...全文を見る
○樽井委員 こういった拠点を開発するときに、民間の知恵、これを自由に伸ばすためにも、自由に思う存分開発させておいて、もし問題があれば国が対処するという方がかなりおもしろいものができるんじゃないかなと思っております。現場を熟知している民間の方に開発、設計図、いろいろなシステムなんか...全文を見る
○樽井委員 例えば、地域振興を兼ねて、インターチェンジの付近だけでなくパーキングエリア、こういったところでも、上は普通のパーキングエリアなんだけれども下は地元とつながっていて、田舎のパーキングエリアなんかにとまれば、産地直送といいますか、そこでとれたマツタケとか、ブドウの産地やっ...全文を見る
○樽井委員 その実施はいいんですが、簡単でもいいんですが、研修の具体的な成果はどのように上がっているというふうに考えられますか。
○樽井委員 その内容も現実的にということですので、実際にサードパーティー・ロジスティックスをやった人から、どういった問題点があったか、こういった知識が不十分でありましたというような報告を受けて、ちゃんとフィードバックしてさらなる改善をしながら、それと、現場のやはり企業の声をもっと...全文を見る
○樽井委員 長安議員も私もちょうど世代的には、中学ぐらいからパソコンが世にあらわれてきたような、そういった世代でありまして、こういった部分での取り組みが遅いのはちょっといらいらするんですよね。日本がさすがのこのICのタグを使ったシステム、これを何としても力を入れて開発してほしい、...全文を見る
○樽井委員 環境問題は非常に大事だと思っておりますし、これが余り少ない効果であるならば、最近、例えば法律を通すときに、これは環境にいいよということで通しやすくするというような、そういった流れもあるかもしれない。実際には、私はこれは大事なことだと思うんですね。ちょっとでも減らしてい...全文を見る
○樽井委員 この点につきまして、環境対策の技術やシステムを、お金ではなく、ODAとしてこれから発展途上の国にもたらすべきではないか、このことにつきまして、大臣の思い、所見なんかもお伺いいたしたいと思います。
○樽井委員 そうですね。大臣がおっしゃるように、日本だけよければいい、日本だけ削減したらいい、そういった問題ではないこの問題に対しまして、そういった環境対策の技術、システムを全力でまず日本で開発して、この開発したシステム、これをISOみたいな、世界のスーパー標準みたいなもので打ち...全文を見る