樽床伸二

たるとこしんじ



当選回数回

樽床伸二の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○樽床委員 民主党の樽床でございます。  昨日いただきました大臣の所信に対しまして質疑をさせていただきたいと思います。  まず、昨日、副大臣から予算の説明もございましたけれども、もう私が今さら言うまでもありませんが、丸い数字で申し上げますと八十兆の国家予算、まあ八十一兆であり...全文を見る
○樽床委員 今のお話は、とにかくスピードを上げれば金が要らなくてコストダウンだ。これも一つですね。さらには、例えば一つ一つの工事も値段が高過ぎるのかもわからない。これは別に業者の方をどうのこうの言っているわけじゃなくて、初めの設計段階からいいものを考え過ぎているのかもわからない、...全文を見る
○樽床委員 大臣のその決意をぜひとも事務当局の方にお伝えを、これは流れていますから役所で見られておる方も当然大勢おられるだろうと思いますが、そういうコストの安い公共事業をやれば国民も喜ぶし、また、やる、できる。要するに、公共事業としての量ですね、額じゃなくて。場所がふえていく、こ...全文を見る
○樽床委員 大学の授業でしたら、私もこれから、いやいやこれはこうじゃないですかとかしたい気もしますが、ここはそうではありませんので。  この乗数効果で、大事な問題だとおっしゃいましたけれども、これはやはり国土交通省が出している書類にも、いろいろなパンフレットとか何かにも書いてい...全文を見る
○樽床委員 これはある種、半分学問の世界ですから、学者の先生によって意見がいろいろ違うのは、これはもうあらゆる分野において当然のことでありますが、大事な問題であればあるほど議論がもっとされなければならないだろう。  特に、先ほど言いましたように、財政の立て直しの中でやはり非常に...全文を見る
○樽床委員 要は、大臣の今のお話でいくと、環境と公共事業はこれまで対決をしてきた、そういうことから環境というものも視野に入れた形でと、こういうことでありましたが、我々は一歩進んで、今申し上げましたように、公共事業の一つのあり方として、環境再生、自然再生型公共事業はいかにあるべきか...全文を見る
○樽床委員 今の大臣のお話は、昨年から、全国行脚していろいろやっておられる、これはお聞きをいたしております。これまでにない取り組みをされておられる、これはこれで評価を、評価というとちょっと生意気ですけれども、私は、別にそのことを言っているわけではないのですよ。  例えば、個別の...全文を見る
○樽床委員 川辺川とか、反対のプラカードのある道路の現地まで行って、いろいろお話をされた。これは非常に、私はある意味で——ある意味でと言うと失礼ですね、よくやられているなと思いますが、そういう事例が全国にたくさんあるわけでありますから。  私がとにかくお願いをしたいのは、政治家...全文を見る
○樽床委員 大臣が、今後、ほかの委員会でしょうけれども、恐らくこの審議は内閣委員会ですか、その審議に入りますので、その前に予見を持っての発言はという、これは当然の話であります。ですから、今の話は、私はその委員会の制約になるとは思っておりません。  ただ、先ほどの自民党の方の質問...全文を見る
○樽床委員 この問題につきましては、我が党と政府側と意見が同じところと同じじゃないところがありまして、我々は地域分割ということを言っている、大臣は地域分割はいかがなものかというのが昨年のお話だった。それはそれで一つの意見として我々は受けとめたいと思います。  ただ、いろいろ、要...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 内閣委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○樽床委員 民主党・無所属クラブの樽床でございます。  内閣委員会でこの法案がずっと審議をされてまいりました。私ども国土交通委員会に所属する者といたしましては、大変不本意であるということをまず冒頭に申し上げておきたい、このように思っております。  実は、先ほど扇大臣も、昨年か...全文を見る
○樽床委員 いろいろ思いはわかるんですが、最後が、一体本四をほかの三つと一緒になってやるのかどうかちょっとわかりにくいなという、扇大臣の話も思いはあるんですが、その辺がちょっと、私も聞いていてどうなのかなというふうに、失礼ですが思ったわけであります。  扇大臣のお話の中で、総理...全文を見る
○樽床委員 若干、両大臣の意見に微妙な違いがあるやに思いますが。  扇大臣、先ほどのお話の中でも、本来は私がやらないかぬ話を総理にお任せをしているんであって、総理が後退しないようにちゃんとサポートしていきたい、こういうお話があったと思いますので、総理の冒頭の御指示を貫徹できるよ...全文を見る
○樽床委員 本四公団の問題は、今両大臣がおっしゃいましたように、ほかの三つとはかなり違います。扇大臣が先ほどおっしゃった、三本つくったのはそのときの人を責めるわけではありません、ただそのときの時代状況とか政治状況の中で、あれは政治的判断が今からすると誤ったのかな、こういう御発言も...全文を見る
○樽床委員 要約をしますと、石原大臣は第三者委員会に任せたい、扇大臣は、それは民間だから上下一体だろうと。これは、最後には言わずともわかるでしょうというのは私はそういうふうに理解をいたしましたけれども、そういうことで考えると、石原大臣、国土交通大臣の言わなくても当然でしょうという...全文を見る
○樽床委員 お話としては非常に理解できますけれども、先ほどから石原大臣、みずから行革の視点ということをおっしゃっておられました。また、他の委員の質問に対して、経営合理化、効率化という視点、こういうものが非常に大事だというのがずっと基本的な認識ですよね。そういう点からいくと、扇大臣...全文を見る
○樽床委員 というのは、自民党税調がなかなか乗り越えられないから、そういう問題もあるので税金の問題はちっちゃい問題じゃないですよ、こういう御意見にお伺いしましたが、それを乗り越えるというのが小泉内閣じゃないんですか。だから、乗り越えようとしているところのハードルを前提に、いやいや...全文を見る
○樽床委員 この問題につきまして、私はとにかく、先ほど言いましたように、方針を政治が決めるというこの前提で取り組んでいただきたいと思いますし、この点だけをお話を聞いておりますと、委員会を国土交通省のもとにつくった方がいいんじゃないか、このように感じた次第でございます。失礼があった...全文を見る
○樽床委員 三十年とか五十年とかいう話は、恐らく前の内閣委員会で私どもの委員といろいろやられたように理解をしておりますので省略をいたしますが、結局、総理の強いリーダーシップのもとでやるということであるならば、総理の強いリーダーシップのもとでつくられた強い権限の第三者委員会がランク...全文を見る
○樽床委員 石原大臣、ちょっと最近歯切れが悪いので残念に思っておりますが、こういうランクづけをする、石原大臣の今の答弁も、頭が悪いせいか、全体の把握は私もきちっと把握できたかどうかちょっと自信がございませんが、そういうことであるならば、別に、内閣府につくって基準をつくらなくても、...全文を見る
○樽床委員 先にある八条委員会、それから、先ほど石原大臣のお話の中にも、道路に関してはいろいろな法律があると。でも、我々は立法府ですから、要らない法律はなくせばいいんですよ。それで要る法律をつくる、これが立法府の仕事であって、できた法律に基づいて仕事をするのが、これは事務局の方で...全文を見る
○樽床委員 十九もあるんですよ。十九しかないと見るのか、十九あると見るのかということだと思いまして、例えば、八条委員会が全部、国会承認が基本的にないものだということであるならば、まだそれは若干の理解はいたしますが、十九もあって、国会承認になっておるものもある。  与党の方では、...全文を見る
○樽床委員 与党の皆さんが口をそろえて、総理の強いリーダーシップが必要だ、そのもとでやるんだ、こういうことであるならば、別に国会承認にしてもいいじゃないですか。  なぜこういう大事な話を、国会承認をちゃんと通過しないでやる、それを何となく総理のリーダーシップで、こういうお話であ...全文を見る
○樽床委員 時間が来ましたので、あとは古賀委員に譲りますけれども、最後にちょっと、石原大臣が、八条しかない非常に簡潔な法案の審議であるということでありますが、物にはつぼというのがありまして、体のぐあいが悪くて、つぼを外して押さえても全然体は治らないわけです。つぼをがっと一回押せば...全文を見る
06月26日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○樽床委員 民主党の樽床でございます。民主党・無所属クラブを代表いたしまして、二法案につきまして質問させていただきたいと思います。  今回の法律は参議院先議でございましたので、参議院の審議の過程でいろいろなことが議論をされました。特に私どもの会派からいたしますと、シックハウスの...全文を見る
○樽床委員 先ほど厚生労働省の基準というお話がありまして、調べたところの二七%がその基準を超えておるというのは、私の感覚でいうと、役所がやった調査で二七%が基準値を超えておったというのは、余り聞いたことがない、結構高いなという感じがいたしました。  普通、政府がやると、超えてい...全文を見る
○樽床委員 参議院で我が党は、新法で対応しよう、こういうことでやったわけでありますが、我々が新法を出したことの根底には、出口規制という、まあ細部は省略をいたしますが、出口規制なのか入り口規制なのかというところが非常に大きな発想の違いなのかなというふうに思っておるわけでございます。...全文を見る
○樽床委員 言葉じりをとらえるようで恐縮でありますが、今、入り口、中間、出口すべてで検査できる、このようにおっしゃいました。  政府の案で出口で検査できるということについて、ちょっと私にお聞かせいただきたい、このように思っておりますが、いかがでしょうか。
○樽床委員 ということは、我々が参議院で申し上げました、出口において濃度を測定するという、我々が言う出口ではないということの確認は、それでよろしいですか。いいですか、はい。  そうすると、今の大臣の答弁でいくと、我々が言う出口規制ですね。最後の、終わった後の濃度をはかるのがいい...全文を見る
○樽床委員 今、品確法とかそういう固有名詞も出てまいりましたけれども、参議院と衆議院とは院が違うから、向こうの議論は関係ないと言われればそれまでではありますが、現実的には我々も、参議院での審議の中でも、いろいろ一緒に協議を我々の会派の中ではしてきた経緯もございます。  衆議院で...全文を見る
○樽床委員 いろいろいっぱい聞きたいんですが、まだ我が党のほかの議員からもいろいろ質問が具体的にあると思いますので、総論的にちょっと申し上げてきたわけでありますが、最後に、このシックハウスの問題については一言申し上げたいわけであります。  実は、シックハウスそのものが、先ほど冒...全文を見る
○樽床委員 当然、私が先ほど申し上げましたように、ある日突然オールクリアになって、全部ばちっといくはずはないというのはもうわかっているわけであります。  そういう方針のもとで、今おっしゃいましたように、全国でいろいろある、目の届かないところもある。大体、人の組織というのはどこの...全文を見る
○樽床委員 今の大臣のお話で、非常識なという表現を使われましたけれども、まさに、何でここが死んだ土地になっているんだ、もっと有効に使ってよという、これは本当に多くの人が思っているんですね。だから、それを解消しようとするために、RCCもそれなりの役割を果たそうとされておられる。 ...全文を見る
○樽床委員 ぜひともお互いに手を相携えて、日本の限られた資源である土地が有効に国民のために使われるように、ぜひとも御尽力をいただきたい、このことを強く申し上げておきたいと思います。  私の持ち時間がなくなってまいりまして、後ほどもっと詳しい質問をさせていただきます。  ハート...全文を見る
○樽床委員 今、五年というお話が出ましたけれども、そうすると、五年をめどに動かしてみて、足らざるところ、また不十分なところは、五年後ぐらいにはもう一回ちゃんと、改正するところがあればする、こういうことであるというふうに認識をしてよろしいのでございましょうか。
○樽床委員 我々も永遠に野党でおるつもりはございませんので、五年後ぐらいには……(発言する者あり)いや、永遠におるつもりはないというふうに申し上げたので、五年後には恐らく私どもも与党になっておるのかなというふうに思っていますので、その折には、した約束を一緒にやっていきたい、このよ...全文を見る
○樽床委員 あとの質問は我が党の他の委員の議員の皆さんにお任せをいたしますが、実は、私の祖父は、小さいころけがをいたしまして、失明をしておりました。ですから、障害者で生涯を終えたわけでありますが、その中でも大変たくましく生きた人であったというふうに私は思っておりますが、かといって...全文を見る
07月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○樽床委員 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、きょうは、公共事業の長期計画という問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  この通常国会で十三本の閣法が出てまいりました。それにつきましていろいろ私ども審議をしてまいりましたが、本来、十三本のそういう法律に負けず...全文を見る
○樽床委員 大臣、今さらっとおっしゃいましたけれども、かなりのことをおっしゃっておられるわけでございまして、これまで私の九年間の国会の中で、この問題についてそこまで踏み込んだ発言というのは、余り公式の場では聞いたことがございません。  今大臣がおっしゃったことを要約すると、所管...全文を見る
○樽床委員 今の発言の、要するに、事業ごとの、これだけ要るんだということをオープンにしたいということは、国土交通省がことしの四月にも長期計画の基本的考え方というものをまとめられておりますが、主要事業については完成時期、事業額等々を明示すると。これについて世間ではいろいろ意見があり...全文を見る
○樽床委員 総論でいきますと、かなり前向きな、かなりといいますか、むちゃくちゃ前向きな御意見をいただきまして、ありがとうございます。  実は、そういう中で、私はかねがね疑問に思っておりましたのは、もうこの長期計画の根拠が、ちょっと調べてみましたら根拠の法律がないものもあります。...全文を見る
○樽床委員 数字のとり方というのは、実にとる側のいろいろな都合、都合と言うといけませんが、とり方でかなり変わってまいりますから、欧米とどこまで数字が一致しなければならないのか。また、地形的なものとか気候的なものとかさまざまありますから、一概に欧米に全部数字が並ばなくてはならないと...全文を見る
○樽床委員 ありがとうございます。  次に、後ほど、私の後に津川委員の方から質問を順番にさせていただきますが、詳しくは津川議員の方の質問に譲りますけれども、長期計画の中で、道路ですね、道路の五カ年計画も今度見直しの時期を迎えておりまして、今道路の話については、いろいろなところで...全文を見る
○樽床委員 方針は、道路だけが突出するのではなくて、全体の中で位置づけたい、その中でよりよいものを模索したい、こういう認識であろうと理解をさせていただきました。  実は、私の時間がもう迫ってまいりまして、最後に、そういうような観点から、我が党がこれまで提出をしております法案が非...全文を見る
○樽床委員 ありがとうございます。  私もそうでありますが、大臣も、言葉は不適切かもわかりませんが、非常にアバウトな性格であるかもわかりません。(発言する者あり)まあまあ、私もそうだというふうに申し上げましたけれども。  そういうことで、まあ方向性は一致しておるわけであります...全文を見る