知久馬二三子

ちくまふみこ



当選回数回

知久馬二三子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○知久馬委員 大変御苦労さまです。最後になりました。よろしくお願いいたします。  まず、私は最初に、地方分権推進法の一括法が昨年成立しまして、いよいよ四月から実施されるわけなんですけれども、それにつきまして、地方分権推進委員会の延長についてのお考えをお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○知久馬委員 こんなことは言うまでもないことなんですけれども、国民一人一人が真に豊かさを実感できる社会を築くためには、何といっても、住民に最も身近な行政主体である市町村が、地域の実情に沿った個性あふれる行政を自主的に、自立的に推進することが何よりも重要であるということは言うまでも...全文を見る
○知久馬委員 私たちの周りを見ましても、いろいろ障害を持っておられる方等の参画というのが本当にないと思うんです。だから、何か弱い方は切り捨てられるというか、考え方の中にもそうしたものがあるんじゃないかなと思いますので、ぜひとも、これにはそうした当事者の方を入れて、意見を聞いていた...全文を見る
○知久馬委員 次にはまた、三つ目ですけれども、これも、特に自治省の関係というわけでもないけれども、関係がありますので、乗り合いバスの補助制度はどう変わっていくのでしょうかということにつきまして、ちょっとお伺いしたいと思います。  今国会で、乗り合いバスの需給調整規制の廃止に伴う...全文を見る
○知久馬委員 大変に詳しく、特に私なんかいつも鳥取県同士で話をしているようなことになりますけれども、過疎地を抱えている町村というのが本当に大変なことは、政務次官おっしゃったとおりでございます。  いずれにしましても、財政措置等については、自治省と運輸省とが今話をされておるという...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  時間がなくなりますので、本日もたくさんの委員さんから質問がありましたけれども、まず、東京の外形標準課税についてお伺いしたいと思います。既に本日、政府の見解も出ておりますけれども、どうしても私ども社民党の考え方について発言させていただきた...全文を見る
○知久馬委員 ぜひとも善処していただきたいと思います。  時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
02月24日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬でございます。  私は、臨機応変なことができませんので、質問の中にたくさん重複する面があるかもわかりませんが、お許しを願って、通告どおりに質問をさせていただきたいと思います。  私は、地方財政について、まず最初に抜本的制度改正について...全文を見る
○知久馬委員 私は、この法制度を、抜本的に制度の改正を行うべきではないかなということをお聞きしたつもりなのですけれども、今私の聞いたのとちょっと何か答えが違うような気がしますけれども。
○知久馬委員 わかりました。  私は、このままの状態でいけば、借金王国というか、借金に借金が重なって本当に大変なことになるんじゃないかなと危惧しておりましたので、お聞きしたところです。  最初に回答されたかもしれませんけれども、地方財政の中長期の見通しについてであります。 ...全文を見る
○知久馬委員 それから、先がたもあれだったんですけれども、国と地方の折半ルールについてなんです。  二〇〇〇年度の地方財政は、通常収支分だけで九兆八千六百七十三億円の財源不足が生じており、九四年以降、七年連続して大幅な財源不足となり、今年度も地方交付税法第六条の三第二項の規定に...全文を見る
○知久馬委員 大変難しいとは思うんですけれども、やはりある程度の見通しというものを立てていかないと、何か行き当たりばったりみたいな形の、そのときしのぎのあれじゃいけないんでないかなとも思いますので、お伺いしました。  次に、交付税特別会計借入金の民間からの資金の調達についてお伺...全文を見る
○知久馬委員 私、ちょっとわからないことがあるのですけれども、もちろん借り入れをすれば利息がかかるわけなんですけれども、その利息はどのような形で返済していき、どのような形になっていくのか、その辺のことがちょっと私自身がわかりませんので、教えていただきたいと思うのです。
○知久馬委員 それで、私が本当に危惧するのは、ずっと借り入れ借り入れで借り入れていけば、いつまでたっても利子等もついていくわけなんです。本当にこのことがいつまで続くのかというようなことを考えたときには、何か本当に恐ろしくなりますし、地方の財政そのものが本当に大変だなということを思...全文を見る
○知久馬委員 わかりました。  次の質問に行かせてもらいたいと思います。  次は、小規模町村に対する交付税の算定方法の見直しということについてでございますけれども、これは合併問題に絡んだことだと思います。  自治省が合併を促進する目的で小規模町村の交付税を削減していると、昨...全文を見る
○知久馬委員 私は、町村合併というのは、確かにメリットもあるでしょうけれども、デメリットの方が多いのではないかなという気持ちでおります。  それはなぜかといいますと、過去にも町村合併とか学校の合併とかというのはなされてきました。それによって、だんだん町が寂れてくるというか、そう...全文を見る
○知久馬委員 言われるとおりだろうとは思いますけれども、そこのあたりを十分に考慮していただいて、小さな市町村でも、そこの町に住んでいて本当によかったと言えるような町をつくっていくというのが私は大切だろうと思いますし、介護保険の問題等に、ちょっと話が違うかもしれませんけれども、自分...全文を見る
○知久馬委員 済みません。まだたくさん残っていましたけれども、仕方がないです。済んでしまいましたので、きょうはこれで終わらせていただきます。次に回します。
02月28日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。大変お疲れさまでございます。  最初に、委員長さんにちょっとお願いがあります。次々と、延々と続くこの警察の不祥事につきまして、私も本当に憤りを感じております。質問をしたいのはやまやまでございますが、集中的にこの問題に...全文を見る
○知久馬委員 現に、交付税の基準財政需要額に占める地方債の元利償還金の割合は年々大きくなっており、九九年度では一二・三%にも上っています。これは、交付税の財源不足を招く大きな要因となっているのではないでしょうか。  そこで、分権推進計画の趣旨に沿った適切な見直しが行われているの...全文を見る
○知久馬委員 では次に、地方単独事業についてお尋ねしますけれども、地方単独事業は、住民に身近な生活関連施設を整備する小回りのきく事業であると思います。地域経済を下支えする事業とも言える重要な役割を果たしておるということです。補助事業に比べて事業内容に関する制約も相対的に小さいと言...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございます。  先がたも質問があったと思うんですけれども、小渕首相は、景気回復と財政再建の二兎を追い求めることはできないということをいつも言っておられるんですけれども、これについてもう一度、自治省の考え方についてお聞きしたいと思いますけれども、いかがでし...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  では次に、ふるさと融資事業についてお尋ねしたいと思います。  ふるさと融資で倒産が八十一件、それから、各地の業績が悪化、ずさんな財団の審査と大きく新聞に報道されておりました、これは西日本新聞ですけれども。そこで、ふるさと創生の一環とし...全文を見る
○知久馬委員 それで、自治体が申請した事業を審査し融資を決める、一九九八年度末の融資総額が二千五百九十二件で五千九百七十七億円だったというようなことが挙げられておりますけれども、融資残高の約百億円は保証銀行から回収されたものの、財源に充てる地方債の利息は自治体と国の負担になってい...全文を見る
○知久馬委員 見直しされることと指導体制、自治体の方だけに押しつけるのじゃなくして、やはり自治省としてしっかりと指導をしていくということも大切でしょうし、見直しされることも必要だと思いますので、その点をお願いしておきたいと思います。  もう時間が何だかないようですけれども、一つ...全文を見る
○知久馬委員 大変時間をオーバーして申しわけございませんでした。大変ありがとうございました。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○知久馬分科員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。よろしくお願いいたします。  私は、大久野島の毒ガス兵器、遺棄化学兵器の問題についてお伺いしたいと思います。  御案内のように、この大久野島というのは瀬戸内海国立公園のほぼ中央、広島県竹原市忠海町の南方約三キロの...全文を見る
○知久馬分科員 昨年の十一月に、大久野島土壌等汚染対策検討会が処理対策について報告書を出されました。汚染地域の調査をされ、土壌対策、水質対策を続けておられることはよくわかります。その中の記述に、「島内全域が国立公園に指定されていることから、自然の保護を最優先して自然破壊を伴う大規...全文を見る
○知久馬分科員 今、十の区域を設定されて調査したということですけれども、今聞きますと、資料等を見ながらしたということでしたけれども、実際に地元の方々の声というか、地元の方々に案内してもらうとかという現場の調査はなされなかったわけなんでしょうか。その十区の地域、そこに当たられた経過...全文を見る
○知久馬分科員 やはりそこに住む方のしっかりした証言なんかを聞かれるべきだと思います。  昨年の三月に見つかった九個の、さっき赤筒と言われたのですけれども、これは地元の方は大赤筒ということで言っておられます、私も専門的なことはわかりませんけれども。  環境庁から外務省に問い合...全文を見る
○知久馬分科員 大変難しいことだろうとは思いますけれども、よろしくお願いしたいなと思います。  昨年の七月からですけれども、大久野島の砒素汚染土壌の洗浄処理が秋田県の大館市の花岡鉱業で行われたようですが、その特徴や経過について少しお聞かせいただきたいと思います。  私の聞くと...全文を見る
○知久馬分科員 いずれにいたしましても、大久野島の周辺住民の遺棄化学兵器に対する不安はまだ解消されていないと思うのです。環境庁としての、この問題の解決に向けて、今後とも私どもの話をよく聞いていただきたいと思います。この件につきましては、一応終わらせていただきます。ありがとうござい...全文を見る
○知久馬分科員 今、御説明がありましたけれども、合理化、合理化という中で、業務量があったにしても人数がいないと。今、国際化ということの中で、外国人の方が来られることに対しても、やはりちゃんとした調査というのは必要ですから、本当に必要なところは必要なように人数をふやしていただくとい...全文を見る
○知久馬分科員 どうもありがとうございました。  何遍も言うようですけれども、本当に過疎地である地ならその地こそ、本当にそこの活性化を図るためにもぜひとも拡大をお願いして、私の質問を終わらせていただきます。  大変ありがとうございました。
02月29日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、現下の地方財政危機...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。  今回の新潟の女性監禁事件につきましての質問は初めてでございますが、最初に、質問に入る前に一言申し上げたいと思います。  私は、この被害者の女性のことを考えますときに、本当に胸がじんじん痛んでまいります。今病院で...全文を見る
○知久馬委員 私はやはり、当時の捜査のミスがあったのじゃないかなということをここで言っておきたいと思います。  被害を受けた女性のお父さんは、娘さんが発見された直後の喜びの会見があって以来、マスコミの前には出ずに、二月十一日の容疑者逮捕の日に三条署の署長さんが女性宅を訪れた際に...全文を見る
○知久馬委員 私は、この一連のことを考えるときに、本当に、身内をかばってそれにのみ力を注ぎ、そうした初動の捜査ができなかったのじゃないかなということを感じてしまうものです。  被害者の女性が保護された際の事実経過と異なる発表、うそ発表をしたことで処分を受けた新潟県警の幹部は、こ...全文を見る
○知久馬委員 この事件の原点から速やかに見直す、そして捜査ミスを招いた原因を明らかにし、責任の所在をはっきりさせることが、今何よりも求められていると思います。  次に、警察法改正案の再提出、このことについてお尋ねしたいと思います。  昨年の神奈川県警の一連の不祥事、現職本部長...全文を見る
○知久馬委員 時間がありませんので、まず抜本改革に向けた、国家公安委員長それから警察庁長官の決意について一言発言したいと思います。ちょっとここに書いたものを読みますので。  神奈川県警、新潟県警を初めとする一連の警察官による犯罪、不祥事の発生によって、もはや警察による警察の自己...全文を見る
○知久馬委員 大変済みません。経過しました。ありがとうございました。
03月23日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。  私は、遺伝子組み換え食品の問題について質問したいと思います。今、多くの国民、市民団体や消費者グループ、そして研究者が、遺伝子組み換え食品について大変危惧を抱いています。そのことは、私は次の五点ぐらいにまとめること...全文を見る
○知久馬委員 確かに、大臣おっしゃったとおりだと思います。技術の発達することはいいことなんですけれども、何としても安全性が問われるということなんです。  先がたも遺伝子組み換えの食品については表示があるということを言われましたけれども、この表示につきましては、農水省の食品表示問...全文を見る
○知久馬委員 確かに、大変難しい問題だと思いますけれども、消費者自身が目で見て確かめて、安全なものを求めるということについては、やはり表示をすべきだと思うのでございます。  農水省は、昨年十一月の二十九日に、大豆やトウモロコシを主原料とする食品二十四項目について、遺伝子組み換え...全文を見る
○知久馬委員 済みません、急いで大変申しわけないです。消費者団体の方では〇・五%ぐらいの基準にというような話も出ています。  そこで、次のお尋ねなんですけれども、例えば遺伝子組み換えでないと表示された食品に、五%を超えて多量に遺伝子組み換えの原料が混入していることが判明した場合...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。しっかりとした指導とか制裁を加えるよう要望しておきたいと思います。  そこで、農水省は一九九九年から二〇〇五年までの六年間で、遺伝子組み換え稲などを実用化するために二十一世紀グリーンフロンティア研究に着手されています。本年度、約四十一億円、...全文を見る
○知久馬委員 私は、まず、遺伝子組み換え技術の開発研究に比べて本当に立ちおくれているのが、遺伝子組み換えの食品の安全性の研究だと思うのです。そして、環境や生態系に及ぼす研究を重点的に進めるべきだと考えています。  最後になりますけれども、アメリカ農務省やモンサント社などのバイオ...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  今私たちの食卓には、安全性に疑いのある除草剤耐性、殺虫毒素生成など二十二品目もの遺伝子組み換え食品が表示もされずに出ております。その混入率は少なくとも三割に及んでいます。この上、遺伝子操作米まで国内で作付され、毎日食べさせられるようにな...全文を見る
04月04日第147回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。  私は、最初に、この法案の目的規定であります一条と、それから二条、それと十条について、確認のためにお尋ねしたいと思います。  まず、目的規定であります第一条なんですけれども、先がたもたくさんの方の論争点があったと...全文を見る
○知久馬委員 次に、法第二条の適用範囲の定義になるわけなんですけれども、契約トラブルを公正円滑に解決するために消費者契約の一般的なルールを定めることが最大の眼目であり、これを骨抜きにするような適用除外を認めてはなりません。  それで、適用されない消費者契約は全くないと考えてよい...全文を見る
○知久馬委員 では、次に第十条でございますけれども、これは消費者の利益を一方的に害する条項の無効についてでございますが、一般条項であったとしても、消費者の利益が確実に守られるためにも、法文案はできる限りクリアにすべきだと考えます。  そこで、消費者の利益を一方的に害する条項を無...全文を見る
○知久馬委員 一応確認をいたしました。  続きましては、消費者契約法の内容は、この法律が現実に全国にいる普通の消費者にとってどのような意味を持つのかということを考えずには評価することはできないと思います。そこで、地方消費者行政の現況、特に苦情処理委員会、消費生活センターの各活動...全文を見る
○知久馬委員 政務次官からもありましたけれども、私は、地方分権を実施するに当たって、何かしら地方自治体の独自性を独自性をという形の中で、何か押しつけられたような形がつくられているのではないかなという思いがしてならないところでございます。  行政の設置している横断的な紛争処理機関...全文を見る
○知久馬委員 確かに四十年前には二つしかなかった、相当昔の話ですからそのころはまだ苦情の相談も少なかったと思いますが、今はだんだんと、十年前に比べれば苦情の相談というのは倍以上になっているという現状がございます。  もう一度お聞きしますけれども、都道府県、政令指定都市における苦...全文を見る
○知久馬委員 今お聞きしましたけれども、多くの地方公共団体には、条例によっていわゆる苦情処理委員会あるいは消費者被害救済委員会が設置されていると思いますけれども、実質的に本当に機能している地方公共団体は、九七年七月一日現在で五十というようなことがございますので、実質的に機能してい...全文を見る
○知久馬委員 やはり、この苦情処理委員会というのは大変大切な委員会だろうと思いますので、中立公正の判断を期待するところでございます。  次に、手続費用はどうなっているのでしょうか。少額被害者の場合、高額の費用を課すことで使われない制度になるのかどうか、その点についてお願いします...全文を見る
○知久馬委員 無料ということなんですか。
○知久馬委員 次に、細かいことばかり聞くようですけれども、消費生活相談員の待遇などはどの程度になっているのか。また、その担っている役割、今後期待される役割を考えれば、相談員としての身分保障で生活していける程度、つまり自治体の正規職員並み、専門性の高い相談員はそれ以上に待遇を改善す...全文を見る
○知久馬委員 やはり、相談員であろうとも各地方では本当にボランティア的な人たちが多いと思うのです。そうした中で、相談員の専門性、それと、本当に生活できる、そういうことも大切な要素になろうと思います。  そこで、法律的な知識とその高度な運用能力が不可欠でありますし、消費生活相談員...全文を見る
○知久馬委員 今いろいろな問題がある中で、やはり高度な知識をある程度深めていくということが大切だろう。相談を受ける側も、やはりそうした知識を持っている方に相談を受けるということが、ある程度の安心感があると思うのです。特別に法律の専門家とか弁護士さんに相談する場合には、今大変な高い...全文を見る
○知久馬委員 苦情処理委員会は既にほとんどの地方公共団体に存在しています。また、消費者にとっても身近な存在である消費生活センターとの手続的な連続性を有しています。したがって、消費生活センターを苦情処理委員会の実質的な前置き機関として、紛争の概要を整理し、ある程度の事実を確認するこ...全文を見る
○知久馬委員 何にいたしましても、それの処理に当たるためには簡単でなければいけないし、物事が速く進まなければならないと思うのです。消費者契約に係る紛争の適切な解決のために、自治体の苦情処理委員会や消費生活センターをもっと消費者紛争のために活用すべきだと考えます。そしてまた、先がた...全文を見る
○知久馬委員 そこで、地方財政が逼迫する中で消費者行政は縮小傾向にあると先がた言いましたように、苦情処理委員会や消費生活センターの専門性の確保、向上のために国としての積極的な支援を講じなければならないと今おっしゃったんですけれども、例えば金融や住宅など、取引分野の専門家を必要に応...全文を見る
○知久馬委員 やはり、地方自治体任せにしないで、先がたも大臣おっしゃったんですけれども、国としての最大限の努力をしていただきたいと思います。  次に質問させていただきたいのは、契約締結の過程についてでございますが、誤認の不告知について、これは法案の第四条第二項になると思いますが...全文を見る
○知久馬委員 民法でのその立証、でも、消費者自体が本当にそれをどのように立証するか、そこのあたりがちょっと理解できないので、もう一度お願いしたいんですけれども。
○知久馬委員 次の点についてお伺いしたいと思います。  困惑の行為類型について、これは四条の三になると思いますが、困惑行為に関しては、委員会報告においても、設問の趣旨と相当程度合致する部分が多いと思われます。ただし、私生活等の平穏を害するというところまで読み取れるか定かでないた...全文を見る
○知久馬委員 一般の消費者というのはなかなか理解ができないという点がございます。  そこで、時間が二分前になりましたので、次の質問をしたいと思います。  契約条項、内容、これは法第八条、九条になると思いますけれども、無効とする不当条項は、消費者保護の本旨からすれば、より具体化...全文を見る
○知久馬委員 時間が参りましたので、最後になりますけれども、この法案を実効性のあるものにするためにはやはり相当の努力をしていただかなければならないと思いますので、その点を十分配慮していただきたいということで、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月05日第147回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○知久馬委員 私は、社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。参考人の先生方には、お忙しい中を長時間大変御苦労さまでございます。私が最後になりましたので、最後までのおつき合いよろしくお願いいたしたいと思います。  ただいま参考人の先生方から聞きまして、本当にこの六年間とい...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  もう一点だけ。事業者と消費者の格差を是正して初めて対等な契約が締結できるわけですね。そのための最低のルールが消費者契約法だということはわかりましたけれども、消費者が自己責任を問われるのであれば、被害から救済される権利として消費者団体訴訟...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  今では、本当に、専門的な弁護士さん等に頼むということになったり、裁判に持ち込むということになったら、大変な費用がかかります。かえって被害に遭った以上のものがかかりますから、それはなかなかできない現実にあると思います。  続きまして、野...全文を見る
○知久馬委員 大変よくわかりました。ありがとうございます。  そしてさらにもう少し、この消費者契約法の実効性を確保するために、日本弁護士連合会の意見書の中にも、消費者団体訴訟制度を認める必要があるということを強調されています。事業者団体や消費者団体など、公益的な目的を持って活動...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  続きまして、国民生活センターの顧問でもあります及川参考人にお伺いしたいと思います。  私の本当に身近なことなんですが、私は鳥取県の出身でございまして、実は鳥取県の消費生活センターの事業のまとめを見ましたところが、センターの中に寄せられ...全文を見る
○知久馬委員 ちょっと私が聞きたいと思いますのは、こうした苦情は、確かに受けた分はわかりますけれども、それがどういうような形で解決したかというのは、例えば総括するとか、それを分析するとかというようなことは、センターの方ではそんなようなことはしておられませんでしょうか。それによって...全文を見る
○知久馬委員 時間が参りました。もう最後にします、返答は要らないんですけれども、都道府県の消費生活センター等が縮小されている中で、この法ができた場合に有効的に実行できることをやはり考えていかないと、本当に一般の消費者というのはなかなか理解できていかないと思いますので、その点につい...全文を見る
04月12日第147回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。  私は、まず四日の委員会での審議、そして五日の参考人の質疑を踏まえて質問させていただきたいと思います。  消費者団体の代表であります日和佐事務局長さんの意見の中で、裁判外紛争処理機関の設置についての検討が必要では...全文を見る
○知久馬委員 今、都道府県においてもこのことを積極的になされるべきだということをおっしゃったと思います。  苦情処理委員会を開催するときに、高度な難しい紛争の場合に、地方においては専門家がいない場合があります。特に、私の県なんかは小さい県ですから、なかなかそうした専門家というの...全文を見る
○知久馬委員 四日の国民生活局長さんの答弁では、消費者契約法の内容を地方に説明するという意味で専門家を派遣するというものであったと思います。しかし、これにとどまらずに、苦情処理委員会を開催するために、必要な専門家を国から国の費用で地方に派遣する制度をつくるべきではないかと再度お願...全文を見る
○知久馬委員 大変申しわけない、たびたびですけれども、本当に地方の行財政というのは大変逼迫している状況にありますので、これらを本当に活性化しようということになれば、やはり先がた言いましたようなことを御検討願いたいと思います。  次に、ADRですか、消費者のための司法制度改革につ...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  今お聞きしたのは、国民生活センターの統計では、三十万、四十万ぐらいの件数ですか、いろいろな事件があるんですけれども、それと比較してみれば、こうしたところでの相談は少ないと思うわけです。そこでこうした利用状況をお聞きしたわけなんですけれど...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  確かに、このことにつきましては、原則一日で解決しなければならないということがございますし、相当なれた人とか専門家でなければなかなか難しいことだと思います。  次ですけれども、少額事件の場合、費用の点から、弁護士にお願いすることが現実的...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございます。  少額事件の場合ですけれども、法律相談を弁護士さんにお願いするだけでも大変だと思うんです。例えば、五万円の被害で一万円の相談料というようなことになったら、本当に簡単に相談もできません。しかも、地方の方ではそもそも弁護士の先生が少ないというよ...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬でございます。  私は、さきの委員会で積み残しとなりました部分についての質問をさせていただきたいと思います。  まず、司法制度を消費者のために利用しやすいものにするということで、少額訴訟事件手続ができるようになりまして、その実績をお伺...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  特に利用者である国民の視点に立って多角的視点から司法の現状を調査分析し、今後の方策を検討するとおっしゃいました。やはり、利用者である国民、消費者の視点に立って、利用しやすい制度改正をお願いしておきたいと思います。  続きましては、契約...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。では、こういうことですね。消費者が誤認したままお金を払うことは追認にはなりませんということですね。それで、普通で考えれば、消費者がお金を払うという行為は商品、サービスの対価を支払うのであり、契約の単なる履行で、法案で言う追認とは誤認に気づいた...全文を見る
○知久馬委員 そこで、消費者が追認したことの立証責任は事業者側にあると考えますが、その点についてはどうでしょうか。また、消費者にとってこのことの持つ意味はどうでしょうか。それをお伺いしたいのです。
○知久馬委員 それで、消費者にとってこのことの持つ意味というのはどういう意味かということについて、ちょっともう一度。
○知久馬委員 では次に、追認できるときから六カ月間では短いという声が非常に強いわけでして、消費者団体やここの各委員さん方の中でもその点については指摘があったと思いますけれども、私も、なぜ六カ月間にされたかというその根拠等があればお聞かせ願いたいと思います。
○知久馬委員 今、三点についてお話があったのですけれども、やはり本当にうっかりしたとかということもありますし、その間にそれがわかったにしても、手続をするのに半年間ではやはり短いような気がいたします。  それはそれとして承っておきますけれども、それでまた次は、同じように取り消しの...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。  では次に、最後の質問になりますけれども、全国消費生活情報ネットワークシステム、PIO—NETの拡充についてお尋ねいたします。  消費者契約法の施行状況についてしっかりと把握するために、国民生活センターと消費生活センターを結ぶオンライン...全文を見る
○知久馬委員 そこで、市町村レベルでは、PIO—NETに入力することの財政負担があるという原因で入力を意図的に減らすという動きもあると聞いておりますが、実情はどうなっているのでしょうか。把握なさっていらっしゃいますでしょうか。その点についてお聞かせください。
○知久馬委員 PIO—NETの情報入力は消費生活センターの消費生活相談員が当たっていると思いますが、四日の質問でも明らかになったように、この待遇は決して十分ではありません。PIO—NETの情報は、消費者契約法を初め立法作業の資料にもなるものでありますから、これは国の仕事を地方にお...全文を見る
○知久馬委員 ただいま交付対象というのは、国が何分の一か、県が何分の一とか町が何ぼというような形の中での負担になるわけでしょうか。その辺、もう一度ちょっと。
○知久馬委員 いずれにいたしましても、やはり消費者が本当に守られるという法律でなければならないと思いますので、その点を要望しておいて、時間が来ましたので終わらせていただきます。ありがとうございました。     —————————————
04月18日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○知久馬委員 社会民主党・市民連合の知久馬でございます。  私は、まず最初に、警察の不祥事に関連して幾つかの質問をさせていただきます。  警察は、市民が安全で安心な暮らしを送る上で欠くことのできない重要な社会的基盤であると思うのでございます。しかし、この一連の不祥事によって、...全文を見る
○知久馬委員 今説明を受けましたけれども、このような状況がいつまでも続くということは、本当に国民は安心して生活ができないという状況がつくられてきます。先がたもありましたように、刷新会議等も今協議されておりますけれども、本当に、警察、特に公安委員会等の役割というのですか、そのものを...全文を見る
○知久馬委員 よくわかりました。  私は、特に桶川のストーカー殺人というのは、最初から本当に真剣に考えていただいてもらったら被害者も出なかっただろうし、加害者も出なかったんじゃないかということを非常に強く思うものでございます。  確かに、警察は強制力を行使することから、一定の...全文を見る
○知久馬委員 今、決意を述べられました。本当に一日も早い警察の信頼を取り返すために努力をお願いしたいと思います。  続きましては、特定法人への退職派遣制度についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、営利法人への退職派遣できる法人の要件のうち、出資は幾らでもよいのでしょうか...全文を見る
○知久馬委員 これはやはり、地方公共団体にある点は任せるということなんでしょうけれども、その辺がちょっと疑問だったものですから質問しました。  次には、退職派遣の場合は、法文上、職員の同意を必要としないということはなぜでしょうか。退職が任命権者の行政処分であることから、特定法人...全文を見る
○知久馬委員 何にいたしましても、確かに本人の意思によってなんですけれども、その後またその人が復職する場合などのときに本当にその人の不利益にならないようなためにも、しっかりした、本人の同意の必要性を明確にする必要があるのではないかなと考えるものでございます。  次に、条例で定め...全文を見る
○知久馬委員 そういうことでしたら、今も話がありましたけれども、懲戒処分はその懲戒処分の内容によるということなんですね。そういうことで、そうしたリストラ等につながることはないということをお聞きしましたので、そのようなことがないように、ぜひともこの法律がそのようになってほしいと思い...全文を見る
○知久馬委員 ありがとうございました。昇給、待遇等の面でそんな制裁措置がされないことになれば大変結構なことですので、そこらあたり、制裁措置がとられないようにしてほしいと思います。  続きましては、任期付研究員についてでございます。  任期付研究員の給与体系は、招聘型六ランク、...全文を見る
○知久馬委員 先がたの委員さんもあったと思いますけれども、こういう手当がつかなかったら、その前の職場からそこの研究に入っていって、本当に不利益な状況にはならないかなということを思うのです。先がたも春名委員さんだったでしょうか、業績手当ですか、そのことが皆さんにつけばいいのですけれ...全文を見る
○知久馬委員 いずれにいたしましても、もとの職場に復帰した場合、しっかりと復帰できるということになっておるようですけれども、その辺をやはり担保していかなければならないなということを思います。  ちょっと時間が残りましたけれども、これで私の質問を終わらせていただきます。どうもあり...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○知久馬委員 私は、社会民主党・市民連合の知久馬二三子でございます。  私の地元鳥取県とそれから島根県にまたがる全国有数の汽水湖であります中海の本庄工区約千五百ヘクタールを干拓する問題について、本庄工区検討委員会の報告書が出されました。私は、この件について質問をさせていただきた...全文を見る
○知久馬委員 去る四月の十四日には、鳥取県議会や米子市、境港市議会においては、干拓すると水質が悪化するし、治水に悪影響が出るので、干拓堤防の開削をしようと干拓中止を決議しております。鳥取県知事に要請することを、自民党も含めてすべての党、これは超党派で決定しているところでございます...全文を見る
○知久馬委員 それでは続きまして、夏の概算要求までにこの最終結論を得るようにされるかどうか、具体的なスケジュールについてはいかがでしょうか、お聞きします。
○知久馬委員 長引けば長引くほど大変なことになると思いますので、早い時点でそのような結論を出してほしいと思うのでございます。  次に、農地造成についてお伺いしますけれども、中海干拓事業の一方で、これは平成七年までの十年間のデータですが、島根県では本庄工区の約三・六倍の六千百ヘク...全文を見る
○知久馬委員 ただいま大臣の意欲のほども聞きましたし、今の説明も聞きましたけれども、本当に百七十万借金して、今の話の中では千百万円の収入があるというような、実際にそういうことができるかということを住民の方からの声として聞かれたのだろうかなという思いがしてなりません。  中には、...全文を見る
○知久馬委員 これも、十九年前に堤防ができたそうです。年を追うごとに、宍道湖等に住んでいるシジミとか、コノシロなど大量な魚が死んでいるという現状があるんです。やはりそれは本当に水質が汚染しておるということだろうと思います。そういうようなことの中で、しっかりとその辺は調査をしながら...全文を見る
○知久馬委員 確かに市町村では受けられますけれども、なかなか行政の立場では、推進する立場となれば、やはりそのような条件のいい方に向けられるということがありますので、本当に直接に市民の声を聞かれる機会をつくってほしいということを希望しておきます。  次に、干拓事業と治水事業の整合...全文を見る
○知久馬委員 ぜひとも連携をとりながら進めていただきたいと思います。  もう時間が来ましたので、最後に一言だけ、答弁は要りませんので、私の、ちょっとあれを言わせていただきます。  この件につきましては、全面干陸案、干陸しない案、部分干陸案の三案が報告書に併記されています。優劣...全文を見る