千葉景子

ちばけいこ



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千葉景子の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第114回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○千葉景子君 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の内容に入ります前に、若干リクルート関係の問題につきまして新しい動きがあったようでございますので、その点についてお尋ねをしたいというふうに思います。  昨日、三月二十七日の午後、報道等によりますと真藤NTT前会長、それから江副...全文を見る
○千葉景子君 今要旨を説明をいただきましたが、今回のこの起訴によりまして、今後の捜査についてどのような方向性あるいは進展が考えられているんでしょうか。その点についてお答えしていただける範囲でお願いをしたいと思います。
○千葉景子君 昨日、真藤NTT前会長と江副リクルート前会長、小林ファーストファイナンス代表取締役が起訴されたということになりまして、今後真藤前会長などに関しましては保釈の申請などもなされようかと思いますが、その点について裁判所としては特別な扱い等ないように、ぜひ厳格に公正に対処を...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ適正な、公正な取り扱いをしていただきたいというふうに思います。  ところで、昨日の本会議の中で、法務大臣の指揮権の問題などが質問をされておりました。もう一度、法務大臣にこの指揮権発動等についての御見解、御認識を明らかにしていただきたいと思います。
○千葉景子君 このリクルート問題は国民の大変大きな関心事でもございます。また、これに対する解明、それが今求められているときでもございますので、ぜひ適正な、厳格な対処をお願いしたいというふうに思います。  ところで、このような形で新しい展開がございましたけれども、今後、これは仮定...全文を見る
○千葉景子君 仮定の話でもございますし、捜査中の問題でもございますのでなかなか明確な御見解を表明いただくというわけにはいかないかと思いますけれども、先ほどから申しているように、この問題についての適切な、そして国民の目から見ても納得のいくような対処をぜひしていただきたいというふうに...全文を見る
○千葉景子君 三十六名中十四名が転出をされ、また新しく入ってこられるということですが、この十四名の検事の皆さんはどんな立場におられる方でございましょうか。
○千葉景子君 そうしますと、今回の人事異動等によってリクルート問題に対する捜査の体制あるいはこれまでの捜査方針等に大幅な変更はないと考えてよろしいでしょうか。
○千葉景子君 今お聞きしましたけれども、ぜひこれからも十分な体制でこの問題にも検察庁は取り組んでいただきたいというふうに思います。  それでは、リクルート関係の問題につきましては一応ここまでにさせていただきまして、引き続きまして本題の裁判所職員の問題について質問をさせていただき...全文を見る
○千葉景子君 今御説明のありました趣旨は私もよく理解できるところでございます。  ただ、今回も裁判官、今回は簡裁の判事ということになりますが、それから裁判官以外の裁判所の職員、秘書官、書記官、家裁調査官、事務官、技能労務職員とその他ございますけれども、それぞれ具体的な数字で増減...全文を見る
○千葉景子君 ところで、今回は裁判官については、判事補について定員の増加が特になされてはおりません。現在の定員が六百三、六十三年十二月一日現在で六百三ということですけれども、この判事補については特に定員の増加を図られないというのは理由がございますか。
○千葉景子君 判事補については、現在の定員に対して現在員が二十九名の欠員ということになっておりますが、この四月で判事補の採用があるかと思いますが、これによってこの欠員というのは充足をされるんでしょうか。それとも、さらにそれでもまだ不足するような状況になるんでしょうか。その点につい...全文を見る
○千葉景子君 これは年間の中でも動きがあろうかと思いますので、定員ぴったりというわけにはいかないのは私もわかるところでございますけれども、定員というのはそれによって職務が適正迅速に行われるということを意味しているのだと思いますので、できるだけ欠員のなきようにぜひ取り計らっていただ...全文を見る
○千葉景子君 裁判官以外の裁判所の職員につきましても、大分欠員あるいは過員の部分などもあるようでございます。これは毎年、この法律改正のたびに質問をさせていただくということになり大変恐縮なんですけれども、この定員は総体、最高裁、高裁、地裁、家裁、こういう形で全体数が出されているわけ...全文を見る
○千葉景子君 何となくわかったようなわからないような気がするんですけれども、要するに個々の裁判所が何名という形には決められないということなんでしょうか。
○千葉景子君 じゃ、ちょっと具体的に官職ごとにお尋ねしながら、その内容を聞かせていただきたいと思うんですけれども、例えば裁判所の書記官、これは現在の定員が六千五百二十九名、現在員が六千四百七十七名で欠員が五十二ということになっておりますね。これでさらにまた定員増ということになりま...全文を見る
○千葉景子君 数からして平均をさせていただきますと、一人か、あるいは欠員になっていないところもあるというような形になろうかと思うんですけれども、実際には例えば事件数の多い裁判所であるとか、あるいは途中でやめられる方などがあり、平均はなかなか出ないかと思うんですね。こっちでは三名ぐ...全文を見る
○千葉景子君 私も、その定員をふやしたらいいのか、減らすのがいいのか、検討させていただく材料としてそういうものがお出しいただけるとわかりやすいのではなかろうかと思うんですけれども、どうもそこがはっきりとした定員というか、ものではないような気もいたしますので、それはまた今後私どもが...全文を見る
○千葉景子君 欠員が二十二名出ておりますけれども、これについては近い期間のうちに欠員の補充というのはできる予定ですか。
○千葉景子君 これまでのお話から総合してみますと、欠員になるというのは基本的には退官をなさるとかあるいは途中で退職をなさる、そういうことによる減少、それが欠員となってあらわれると見てよろしいんでしょうか。
○千葉景子君 ところで、裁判所事務官の数についてお尋ねをしたいんですが、これは逆に、現定員と現在員を見ますと今度は百七十の過員になっているという数字が資料に出ておりますが、この過員になっているというのはどういうことで過員になっているんでしょうか、その理由を説明いただければと思いま...全文を見る
○千葉景子君 そうなりますと、事務官については大体過員が普通の形ということになるんでしょうかね。常に書記官研修所にいられる方が事務官という身分になっているということになると、常に過員状態を保っているというふうに考えてよろしいんでしょうか。  というのは、その過員の内訳を見ますと...全文を見る
○千葉景子君 そうしますと、この事務官については、例えば過員を減らすために特別な措置をしなければいけないとか、あるいは過員によって退職しなければいけない者が出てくるとか、そういうことは具体的にはないわけですね。
○千葉景子君 今回は事務官につきましては定員減ということになっているようでございますが、これはどういうことで定員減ということになるんでしょうか。
○千葉景子君 ところで、「技能労務職員(印刷工)」ということになっておりまして、これは現在でも定員に対して大変少ない数。定員そのものが十名ということで現在員が四ということになっております。これは具体的にはどういうような職務内容で、最高裁だけに配置をされているということになっており...全文を見る
○千葉景子君 そうなりますと、現在員が四名ですので、それで支障がないということであれば減員をして、定員四にしてしまってもよろしいのではないかというような気もするんですが、三名の減で七名は定員として置いておこうというような数字になっておりますけれども、これはやはり必要性に応じて特に...全文を見る
○千葉景子君 あと、官職に「その他」とございますけれども、これについて「その他」の内容ですね。  それから、これも二百十名の欠員ということになっておりますので、二百十名といいますとそう少ない数ではございません。一体、それだけの欠員というのはどういうことで生じているのか、また、そ...全文を見る
○千葉景子君 「その他」の欠員が地裁百三十五というのは、これは平均してみますと一つ一つの裁判所でそう大きな数にはならないかと思いますが、最高裁だけで三十七名というかなり大幅な欠員を生じているんですね。最高裁は一つですから、そこで三十七名というとかなり大きな欠員数じゃないかと思いま...全文を見る
○千葉景子君 どうも難しくて私にちょっとすぐに理解しにくいところがあるんですけれども、この定員の問題は、単純に事件数が多いとかあるいは審理時間がどうだとかいう数字だけでは決められないところもあろうかと思います。また、このいただく資料を縦横組み合わせて考えてみましても、なかなかすぐ...全文を見る
○千葉景子君 そうすると鑑定料などについては、不動産鑑定士が鑑定をする、あるいは医師などもございますね、そういうものもやはり課税対象になるというようなことで、その区別がちょっとよくわかりませんけれども、職務の遂行ということになれば消費税の対象になる、職務というか役務の提供というん...全文を見る
○千葉景子君 消費税の問題も、少し具体的なところを見てみますと若干はっきりしないようなところもございますので、混乱のなきようできるだけ今後も検討を続けていただくようにしていただきたいと思います。  時間が来ましたので終わります。
03月29日第114回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○千葉景子君 本日はただいま審議されております原賠法について、またそれに付随する安全性あるいは事故などについて質問をさせていただきたいと思います。  今、原賠法につきましては、その目的あるいは法律の概要、改正点、こういうものについて基本的な御答弁をいただきました。それを私もお聞...全文を見る
○千葉景子君 この法律が、原子力事業者は原子力損害について無過失責任を負うということになっておりますので、確かにどれぐらいの事故があろうとも責任はどこまでも負わなければならない、これはわかります。しかしながら、それに備えて賠償措置額というものが決定をされる。賠償措置額を超えた場合...全文を見る
○千葉景子君 御説明はわかるんですけれども、この額を決定するに当たって、どうも全くそういう事故の想定とか被害の予測等も要素にないというのは、私はちょっと理解に苦しむところなわけなんですね。  仮に、今回は三百億円の賠償措置額ということになりますけれども、三百億の賠償で足りるよう...全文を見る
○千葉景子君 事故の想定というのはなかなか難しいところかと思います、それによる被害予測も。しかしながら、責任を明確にするという意味では事故想定などもやっていただく必要があるのではないかというふうに思うんですが、これまでも幾つかの大事故が起こった場合の被害予測というものがされており...全文を見る
○千葉景子君 私も被害予測のみからこの数字を決定すべきだということは言うつもりはございませんけれども、やはり今なかなか予測は難しい、いろいろな前提条件を伴って。それは、これよりも被害が少なくて済むかもしれないし、逆に言えば、もっともっと拡大する可能性だってあるということを意味して...全文を見る
○千葉景子君 総論的には説明はよくわかるのですが、そうしますと、一番大きい理由といいましょうか、必要な場合というのは、やっぱり経済的な余力といいましょうか、そういうことが第一義的な基準になってくるのでしょうか。あるいは、例えば責任を負わせることによって、その周辺の国民生活に大変大...全文を見る
○千葉景子君 援助の内容ですけれども、これについては資金の援助等が考えられると思いますけれども、ちょっと具体的にどういう内容が考えられるか、幾つか挙げていただけませんか。
○千葉景子君 こういう法律が存在をしておりますけれども、ぜひ事業者の安全管理体制、こういうものを厳重にしていただいて指導をいただき、こういう法律に頼るようなことなきようにしていただきたい、これは強く要望したいというふうに思うんです。  この原子力損害ということに関連いたしまして...全文を見る
○千葉景子君 これはほかの事故、交通関係、航空機等もございますけれども、この原子力に関する事故というのは万が一じゃなければ困るわけで、万が一もあっては困るわけですけれども、そのあった場合のやはり事故の大きさ、あるいは規模、その被害、そういうものは極めて想定しにくい。なかなか過去に...全文を見る
○千葉景子君 今、仕組み、あるいはその内容等について御説明をいただいたわけなんですが、防災計画などにおいては、広範囲、あるいはどこまで拡大をしていくかわからないそういう事故、あるいは放射能がどういう形で地域周辺にばらまかれていくかということもなかなか予測できない部分だと思いますけ...全文を見る
○千葉景子君 要請し得るということになっておりましても、万が一のときというのはそれは緊急事態でございますし、起こってから、じゃあお願いします、いやこっちは困りますというようなことをやっていたのでは全く対処できないわけですね。それはふだんから具体的にこういう場合にはここの市町村から...全文を見る
○千葉景子君 これは、先ほどの事故の予測を含めて、具体的に必ず防災計画を確立するという体制をつくっていただきたいというふうに思うんですね。やっているところもあるというのでは困る。  それで、計画がありましても、実際にそれを運用するあるいは計画を実施せざるを得ないような場合を考え...全文を見る
○千葉景子君 これについては、やはり定期的な訓練などを義務づけるような形をとっていただきたいというふうに思います。  それと同時に、先ほどの防災計画あるいはこの避難訓練について、やはり住民の参加あるいは住民の納得というようなものが非常に大きな意味を持つと思うんですね。今多くの国...全文を見る
○千葉景子君 協力を惜しまないという遠慮はなさらずに、むしろ積極的に住民が納得いくような住民参加の体制を国の側でも推し進めていただきたいというふうに思います。  ところで、避難訓練、防災訓練につきまして、避難の範囲というのが国の指針でしょうか、八キロから十キロということが第一義...全文を見る
○千葉景子君 まあ当然この範囲だけではいろいろな対策というのは不十分なことは明らかでございます。それから、仮に避難ということであっても、この範囲以下で済むか、またこれ以上必要であるかということもあろうかというふうに思いますけれども、こういう数字が出ておりますと、これがその範囲では...全文を見る
○千葉景子君 今の問題点の指摘は、私は別に構わないところだと思いますが、逆に言えば、そういう問題点を指摘なさるのであれば、そういうことを踏まえた、問題点がない独自の想定なり事故予測というものを出していただかなければやはり私どもも納得できない部分があります。そういう意味では、もしこ...全文を見る
○千葉景子君 では、午前に引き続きまして質問をさせていただきますが、今回は、さきに起こりました福島第二原発三号機の再循環ポンプの破損事故を中心に伺わせていただきたいと思います。  先ほどもちょっと出ておりましたが、この再循環ポンプの破損事故ですが、これは経過を見ますと、そもそも...全文を見る
○千葉景子君 ちょっと前提が大分長く御答弁をいただきましてあれなんですけれども、記録等そのほかもまた質問の中でお願いをする部分があるんですけれども、我々もこの実態をぜひ知るために、私自身のみならずまた専門の立場で研究をなさっている人に御相談をする、いろんなことがあろうかと思います...全文を見る
○千葉景子君 今の話から見ますと、基本的な監視体制というのはわかるんですが、針が振り切れたような場合に即時停止をするというような形にはなってないように思うんですね、確認をして監視をさらに強めるわけですから。そういう意味ではマニュアル自体を、やはり針が振り切れるような振動、はかるこ...全文を見る
○千葉景子君 ところで、御報告によりますと、資料等拝見をいたしますと、一月一日それから一月六日に異常振動が記録をされているわけですが、それ以前の昨年、一九八八年の十二月三日にやはりこの三号機において中性子が異常に高くなったということで緊急停止がなされたということがあったと私は認識...全文を見る
○千葉景子君 そういうことも理解をするために、できれば十二月三日前後、それ以降の振動記録、これもやはりお示しをいただければ、やはり一月の振動との連係なども、あるいはないかあるかということの推測もできるんじゃないかと思いますが、この点の記録などについての御提出についても含めて検討い...全文を見る
○千葉景子君 振動記録についてはどうですか、再循環ポンプ。
○千葉景子君 必要があるかどうかというのは、見せていただかないと関連があるのかないのかというのは逆にわからないわけですので、全く無関係と言われるようなものは別に要求はいたしませんけれども、やはり疑問に思う部分などについてはぜひ資料の公開というのは積極的に進めていただきたい、また東...全文を見る
○千葉景子君 先ほどから再々申し上げて恐縮ですけれども、何が必要な情報かというのは、皆さんが御判断されることもあろうかと思いますけれども、やっぱりそれは私どもで必要なものというのは判断させていただきたいわけですね。そういう意味では、情報をできるだけ広く公開をする、やっぱりそれを基...全文を見る
03月31日第114回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○千葉景子君 関連。
○千葉景子君 今、リクルート問題が質問をされているところですが、前文部事務次官の高石氏が逮捕されました。高石氏の被疑事実は、おおよそ初等中等教育局長として江副を教育課程審議会委員に選任するなどして便宜を図ったと、これはほんの大枠ですけれども、こういう中から森元文部大臣、そして高石...全文を見る
○千葉景子君 これは、問題が発生しましてからかなりの時間がかかっているわけですね。それにもかかわらず、まだ事実解明が十分になされていない、今後なされていくということでは非常に対応が遅い。みずから積極的にこの問題を解明していこうという姿勢に欠けているんじゃないかというふうに思います...全文を見る
05月15日第114回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○千葉景子君 関連。
○千葉景子君 今、矢田部議員の方から入港手続について質問させていただきましたが、我が国においても横須賀、佐世保、岩国、沖縄等への入港というのは、全くのフリーパスで米海軍軍艦の入港が許されているという状況です。しかし、私は地元に横須賀を持っておりますけれども、横須賀等は、すぐ近くに...全文を見る
○千葉景子君 米海軍が内部的にどのような手続をとられようとも、私どもには全くどんな船が入ってきているかわからない、あるいはその近辺を就航している、あるいはその近くの港湾施設などを使っている日本国民にとっては、一体どんな危険が隣り合わせているかわからない、こういう状態が現状として存...全文を見る
○千葉景子君 双方の平和外交を進める意味でも、具体的な事実関係を双方でやはりきちっと確認し合っておくということは重要なことだというふうに思いますので、早急なまた調査の進展を要望しておきたいと思います。  あと一点お聞きしたいと思いますが、核能力を持った艦船ということがしばしば言...全文を見る
○千葉景子君 これも決してとんでもない話ではございませんで、やはりアメリカの国防省核兵器技術検査システム、この技術マニュアルの中に、きちっと、核能力がある艦船、そしてさらに、その核能力を持った上に正式に検査を受けた艦船が就航しているということが記載をされているわけです。  この...全文を見る
○千葉景子君 具体的に内容ではなくて、こういう制度、仕組みになっているということは認識をされておく必要があるのではないですか。その点についてぜひ一度きちっと調査をなさることを要望したいと思います。  外務大臣、いかがですか。
05月16日第114回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○千葉景子君 けさの新聞報道等によりますと、リクルートの問題の捜査につきまして一つの進展状況が報道されているところでございます。中曽根前総理の事情聴取もあり得るというような報道がなされておりまして、国民の目から見れば、これまでの捜査の状況を踏まえまして、これでいよいよ本丸へ近づい...全文を見る
○千葉景子君 否定されないということでございますし、受けた側で調査があったと認めているわけですから、これは当然お認めになられるところだというふうに思います。  これは、当然議員会館の面会証ということになりますと、捜査の対象が政治家を対象として新たな進展を迎えているのではないか、...全文を見る
○千葉景子君 しかし、議員会館ということになりますと、ここには一般の人が事務所を構えているわけでもありませんし、当然政治家が、議員が事務所を構えているということになりますので、捜査の内容としては議員にかかわることだというふうに受けとめてよろしいですか。
○千葉景子君 内容等はまずともかくとしましても、別にリクルート社のことを捜査するのに議員会館に来られるということはないと思いますので、当然政治家にかかわる部分だということ以外には考えられないんですけれども、その事実でもお認めになりませんか。
○千葉景子君 個々の政治家はだれかと言っているわけではありませんので、その点について法務大臣、いかがですか。
○千葉景子君 御賢察を願いたいといいますと、それでは政治家にかかわるものだというふうに私は確信せざるを得ません。  昨日、検察首脳会議が開催されておりますが、これは事実ですね。
○千葉景子君 ここの首脳会議におきまして最終的な詰めなどがなされたというようなことも報じられておりますけれども、この会議においては、さきに事情聴取を受けたとされている藤波、池田両議員の在宅起訴についての決定がなされたとか、あるいはさきの面会証で確認をされている政治家にかかわるよう...全文を見る
○千葉景子君 どのような検討がなされたかということをなかなか明らかにしていただけませんけれども、よく最近、さきに事情聴取を受けた池田、藤波両議員、こういう形で与野党一対一で捜査は決着をされるんでないか、こういうような話もちらほらしているところなんですけれども、まさかこういう一対一...全文を見る
○千葉景子君 このリクルート問題というのは、国民の目からも、あるいは明らかになったことからも、政権汚職であるということが明確になってきている。そうなりますと、一対一というようなバランス論とか均衡論、こういうようなものでは国民は決して納得をいたしません。  やはり、検察の捜査が本...全文を見る
○千葉景子君 それでは厳正な、国民が納得できる捜査を期待いたしまして、次の問題に移りたいと思います。  若干消費税の問題について質問をさせていただきます。  消費税は実施されまして五十日ぐらいが過ぎておりますけれども、依然として国民の間には消費税に対する反発が厳しい。四月中旬...全文を見る
○千葉景子君 その中で特に飲食業あるいは理美容業、それからクリーニング等について、便乗値上げの疑いが大変大きいということで、それぞれの所管官庁におかれてもそれなりの御指導なり対応策を講じていらっしゃると思いますけれども、それぞれ経企庁、それから厚生省、農水省になるのでしょうか、担...全文を見る
○千葉景子君 経企庁長官も、先月の二十八日には、消費税が定着するには行政がやはり消費者の側に立って、一年間価格監視体制を緩めないことが必要だというようなことも御意見として述べられているわけです。そういう意味では、消費者にとってもぜひその監視体制を厳しくしていただきたいと思います。...全文を見る
○千葉景子君 ところで、今回の消費税の導入で懸念されているのは、下請に対するいじめといいますか、そういうものに結びつくのではないかということが懸念をされているところなんですね。公取でも、これについてのガイドラインをつくりまして指導されているというところですけれども、公取でこれまで...全文を見る
○千葉景子君 下請企業の場合は、親企業に対してはやはり弱い立場にあるということもあり、なかなか直接にその苦情等を公取なりに申し出るということも少ないかと思います。また、申し出たことによって何らか圧迫が加えられるということも考えられるわけですので、これについては苦情のみならず実態を...全文を見る
○千葉景子君 是正につきましては勧告等の措置をとられるというようなことになりましょうか。
○千葉景子君 ちょっとここで切らしていただいて……。
○千葉景子君 タイコンデロガの水爆落下事故につきまして一、二点御質問いたします。  まだ落下事故の後の横須賀入港については確認がなされていないということですけれども、神奈川県の基地対策課で発表している記録によりますと、タイコンデロガはその後、昭和四十七年、一九七二年にも横須賀に...全文を見る
○千葉景子君 これまでの御答弁を聞いておりますと、ほとんど米国政府の言っているままということで、これでは国民の主権あるいは国としての主権が全く全うされていないという感がいたします。国民が核に汚染されても構わないというような感すらするわけでございます。  そういうことを踏まえても...全文を見る
○千葉景子君 それでは、次の問題に入ります。  現在、地球的環境危機、こういう問題に対してオゾン層保護などを初め我が国も積極的な対応をしようと活動を開始したところでございますけれども、そういう中で大変問題になろうという事件がございますので、それについて御質問をさせていただきたい...全文を見る
○千葉景子君 ここで生産をされているレアアースなんですけれども、マレーシアから日本に輸出されているレアアース、それのうちこのレア・アース社で生産している部分はどのくらいになりましょうか。
○千葉景子君 そのうち三菱化成が輸入している部分というのはどのくらいの割合になりますか。
○千葉景子君 ところで、このレアアースなんですけれども、これは先ほど言ったモナザイト鉱石から抽出、精製をしておりますけれども、この中からトリウムが大量に出る。このモナザイト処理について国内での監督関係をされているのは科学技術庁だというふうに思いますが、これについての日本国内での規...全文を見る
○千葉景子君 現在、国内でこのモナザイト処理が行われているんでしょうか、それとも行われていないのでしょうか。その実態はどうなっておりましょうか。
○千葉景子君 多分、これは我が国でも大変規制が厳しい、また環境汚染問題ということが取りざたされることから、今現在は行われていないというふうに考えられるところなんですけれども、そうなりますと我が国では厳しいものが、マレーシアというところにむしろ企業進出をされて行われている。先ほども...全文を見る
○千葉景子君 どういうふうに把握していらっしゃるか、内容。
○千葉景子君 はっきりした事実関係の御確認をされているのかどうかわかりませんけれども、これについては我が国からも公害調査団を組んで弁護士が調査に行ったり、大学の先生が調査に行かれたりということで、極めて廃棄物の処理について、あるいは貯蔵などについてずさんな管理がなされているという...全文を見る
○千葉景子君 しかし、日本ではかなり厳しい規制がなされている、日本ではもう行われていないことがマレーシアで行われてこれだけの被害をもたらしているということなんです。そういう意味では、係争中とはいえ、日本の企業が進出をしてこういう健康被害などを出しているということはまさしく公害輸出...全文を見る
○千葉景子君 裁判は係争中とはいえ疑わしい事態が起こっているわけですから、少なくとも政府としてきちっとした調査をする、あるいは外交上の問題があれば三菱化成などをしてきちっとした健康調査あるいは実態調査などを行わせる、まずそういうことに努めるべきだと思いますが、その点についてはいか...全文を見る
○千葉景子君 一方的にやれなどとは私も申しておりませんで、場合によっては三菱化成などについて現地調査、実態の調査をやらせて報告をさせるというようなことをすべきではないかと言っているんです。その点についてもう一度お伺いしたいと思います。
○千葉景子君 トラブルに巻き込まれるのではなくて、トラブルを巻き起こしているのが日本企業だと、そういう認識でいていただきたいと思うんですね。そして、少なくともこういう健康被害などが起きているということであれば、政府としてもマレーシア政府と協力をして、別に一方的に押しかけていけとは...全文を見る
○千葉景子君 先ほどの水爆の問題でも今度アメリカ政府、この問題でもマレーシア政府、被害を受けるのは日本国民であったりあるいはマレーシアの国民の人々であったり、そういう実態をぜひ認識をしていただきたい。そこに暮らしている人間の生活あるいは健康、権利というものを十分に考えて対処をして...全文を見る
○千葉景子君 厚生省、環境庁。
○千葉景子君 これまでの御答弁から見ますと、これまではこういう問題に対しての一貫した対処の仕方というのがなされてきていないというのが実情ではなかろうかというふうに思います。  今後、日本がやはり国際的な環境保全に寄与していく、環境問題というのはやはり一国だけではなく全体のレベル...全文を見る
05月18日第114回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○千葉景子君 両公述人には、貴重なお話を伺いまして、ありがとうございます。  私は、まず坂本公述人に、政治改革の面から二、三御質問をさせていただきたいと思います。  先ほどお話を伺いまして、大変社会の根本的な問題から、さまざまなアドバイスをいただいたわけですけれども、その中で...全文を見る
○千葉景子君 そういう厳しい手段を用いないとなかなかこの部分は是正が難かしいような気もいたしますけれども、やはりこれから検討すべきところだと思うんです。  ところで、今回のリクルート問題、こういうのに絡みまして、政治のあり方あるいは政治資金のあり方というのが非常に問われるように...全文を見る
○千葉景子君 それからもう一点お聞きをしたいというふうに思っているんです。  これは、きょう加藤公述人には国際経済と国際金融という面で公述をしていただいたんですけれども、そういう国際的な面からも政治改革という面と共通な面があろうかと思いますので、御両人にこれはお尋ねしたいと思い...全文を見る
○千葉景子君 それでは、加藤公述人にお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  先ほど三つの御指摘がありまして、今新しい流れが起こっている、そういうお話がございました。そういう中で、中南米などのさまざまな紛争の解決、それから米ソの新しい流れ、こういう平和の風も吹いている...全文を見る
○千葉景子君 今の御意見は私も同感なところがございます。どのような協力がされているのか、それが相手国で本当にそこの国民に役に立っているのか、こういうことがなかなか見えにくい、国民の目に見えない、こういうことが今指摘をされているところなんです。  今お話がございました、今後もう少...全文を見る
06月13日第114回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○千葉景子君 関連。
○千葉景子君 ところで、政治倫理にかかわりまして、現在、宇野総理と女性にかかわる問題が国内ばかりではなくて国際的にも大変大きく報道されております。総理は、この問題については私的なことで、公の場で答えることを差し控えたいという態度に終始をされておりますけれども、これは既に国民からも...全文を見る
○千葉景子君 仮にそういうお立場であるとすれば、今、報道されているような内容は事実に反する、極めて総理の今度は人格を侵すような結果にもなるわけですけれども、そういうことに対して、それでは総理としては何らかの措置あるいは反対の態度、報道に対する抗議、そういうことはなさっていらっしゃ...全文を見る
○千葉景子君 先ほど申しましたように、これは公の、私的な問題ではなく、総理としての適格性の問題でもある。さらに現在、日本の国際性というのが非常に求められている。総理は外相の経験もあり、国際性をやはり認められて総理にもなられた。今後サミットヘの対応などもございます。こういうあいまい...全文を見る
06月16日第114回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○千葉景子君 法例の一部を改正する法律案に入る前に、何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、さきの六月十五日の新聞の報道によりますと、今問題になっている、大分いろいろと取りざたをされております日本語学校、この一部につきまして入管の幹部が助言をした、有利な取り扱...全文を見る
○千葉景子君 さらに、入管の現役の幹部の方がこの学校に関与していた、あるいは書類の提出などについて助言を与えていた、こういう報道についてはお調べいただいていますか。
○千葉景子君 これ以外にも入管の職員などがかかわりを持つというようなことも耳にしておるわけですけれども、審査をするような立場にはないということで、職務上の仮に何らかの関係があったとしても職務上権限を行使したということにはならないだろうということでございますけれども、実際入管の職員...全文を見る
○千葉景子君 十分にやっていただくということはよくわかるんですが、調査結果につきまして明らかになりましたらば、何らかの処分とかあるいはそういうようなことも今後の対処の中には入るんでしょうか。
○千葉景子君 事実関係を明らかにした上で、平等を欠くことのないような措置をきちっととっていただきたいと思います。  ところで、リクルート問題でございますけれども、いろいろな形で検察当局にも大きな努力を続けていただきました。その結果、一応の捜査の終局ということで、さきにリクルート...全文を見る
○千葉景子君 四名の国会議員については国会などで発言をしている、証言をしているということに基づいて認められたということなんですけれども、それ以外七名ということになりましょうが、必ずしも国会などで証言などをしておりませんともいろいろな報道等を通じ国民には一定の名前が明らかになってい...全文を見る
○千葉景子君 それでは、少し違った面からお尋ねしたいと思いますけれども、この十一名の国会議員については、それが職務権限外の事項だということが明らかか、それとも抽象的な職務権限はあるけれども当該職務と株式譲渡の間に対価関係が認められない部分と、二つに分けられるようにこの報告では記載...全文を見る
○千葉景子君 名前を明らかにすることで全容がむしろ解明されて、それこそが国民が望んでいることではなかろうかというふうに思うんですが、その職務権限がないグループと、それから職務権限はあるけれども対価関係などが認められない、そういう二つのグループ、これは人数としては何人と何人に分けら...全文を見る
○千葉景子君 むしろ、このままにしておく方がいろいろな憶測を今呼んでいるわけでして、この報告の中でも明確に二つのグループといいますか、職務権限がないということで贈収賄の対象にならなかった、あるいは職務権限内の事項であるけれども対価関係などが認められないということで贈収賄罪の対象に...全文を見る
○千葉景子君 私も、そう聞きますと逆に一体どういう内容だということでむしろ憶測が強まるような気がするんですが、新聞の報道等の中にも、例えば抽象的職務権限があると認められるのは中曽根、加藤六月氏ら五人であるというような報道などもされている。これは政府筋が明かしたというような報道では...全文を見る
○千葉景子君 三名については刑事局長の方からもこの十一名の中に含まれているという御答弁が前回からもあるわけですけれども、そうするとこの新聞の記事等については肯定も否定もされない、そういうことは明らかにする立場にないというお考えですか。
○千葉景子君 それでは十一名の名前を明らかにする問題、あるいは職務権限があるとされた議員、それから対価関係がないなどの理由で贈収賄罪が認められなかった議員、これについては今後も引き続き明らかにしていただく努力をお願いをせざるを得ないわけですが、一つこの中で、中曽根元総理につきまし...全文を見る
○千葉景子君 捜査をされる過程では、今言ったように抽象的に役所の上に監督する立場にあるので抽象的職務権限がある可能性は当然持たれていると思うんですけれども、ただ捜査の過程で検討されるのは、抽象的職務権限と個々の問題との関連、こういうことで捜査をされるわけですから、今回の報告の中で...全文を見る
○千葉景子君 今の御説明から判断をしますと、十一人の国会議員については、とりわけその企業、リクルート社等について特別な尽力をした、取り扱いをしたというような行為が具体的にはなかったと認定できるので、そこから権限を云々するあれはないということなんですが、しかしこの報告では、職務権限...全文を見る
○千葉景子君 立ち入ってというよりは、この内容を解説していただいたということなんじゃないかと思うんですね。そういう意味では、さらにこの内容をもう少しわかるように解説していただくような、そういう努力をぜひともいただきたいというふうに思います。  ところで、今回のこの捜査、そしてこ...全文を見る
○千葉景子君 それから、今回の捜査に当たられて、総体としてなのですけれども、現在の贈収賄罪、この法的な建前、これと今回のリクルート事件、これの適用に当たって今の贈収賄罪が直ちに適用し得ないような広範な部分が非常にたくさんあると思うんです。そういう部分についての捜査の困難さとか、そ...全文を見る
○千葉景子君 リクルート関係についてもまだ明らかにしていかなければならない部分はたくさんあろうかと思います。これは国会の責務でもございますし、それから法務省についてもさらなるこの報告の、先ほど言いましたけれども、解説といいましょうか、あるいはもう少し事実関係を明らかにしていただく...全文を見る
○千葉景子君 従前の統計といいますか、面会の状況などを見ますと、やはり土曜日というのは平日に比べましてもその割合が大変高かったと言えるんじゃないかと思うんですね。そういう意味では、土曜日が面会できないということになりますとやっぱり外部交通という権利が非常に狭まってくる、こういうこ...全文を見る
○千葉景子君 いろいろ細かい御説明をいただきまして。  わかります。職員の方の問題等は私も十分理解できるところですけれども、基本的な考え方として、外部交通、面会というのがやっぱり受刑者なり被収容者の権利であるというところをまずもって基本的な基礎に置いていただきたいということ。 ...全文を見る
○千葉景子君 くどいようですけれども、会わせてやりたいという御配慮よりは、会わせることが原則として権利だということだけはぜひ強く指摘させていただきたいと思います。  それでは、法例の内容に移らせていただきたいと思います。  今回の法例の一部を改正する法律案なんですが、まず私が...全文を見る
○千葉景子君 それとともに、全体にかかわる問題なんですが、これは今残されている法律の中でもいわゆる片仮名で書かれている法律でございまして、現代では非常にわかりにくい、読みにくいといいましょうか、そういう法律だと思うんです。そういう意味では今後、この法例について片仮名法案を何とかす...全文を見る
○千葉景子君 今回の法案の改正の柱は、今御説明があったようにやはり男女平等の考え方、これを基本的にこの法律の中で位置づかせるということだろうというふうに思うんですけれども、これを法的な考え方で言いますと、いわゆる選択的な連結の方法とか、あるいは夫婦共通の法律を適用するというような...全文を見る
○千葉景子君 その趣旨はよくわかりました。  それから、養子縁組などについてはこれまでのいわゆる配分的な適用、これを廃止してやりやすいようにされたということですけれども、これもちょっと従前の形と今回取り入れられた形とでどう違いが出てくるか、どう容易になってくるか、その辺の基本的...全文を見る
○千葉景子君 改正内容の何点かで幾つかの共通な概念というか、そういうものが用いられているので、ちょっとその点について御説明をお願いをしたいと思うんですが、例えば今回は婚姻などについて常居所地法、こういう考え方がとられているわけですけれども、これは実際にどういう内容で、あるいはどう...全文を見る
○千葉景子君 さらにそれと、次のランクといいましょうか、そういうことで今度は最も密接な関係がある地の法律という三段目があるわけですが、これは今言われたように常居所地ということになると民法上の住所と同じようなものと考える。この密接な関係がある地ということになると、今度は具体的にはど...全文を見る
○千葉景子君 次に、今回のこの法律案の中で、一方の当事者が日本人である場合には特別扱いといいましょうか、そういう部分があるように思うんですね。  例えば婚姻の方式については、日本において婚姻を挙行した場合において当事者の一方が日本人であるときはこの限りでないということがあります...全文を見る
○千葉景子君 大体わかったような気がするんですけれども、もう一度今のを前提に私も頭の整理をしてみたいと思うんですけれども、少し条文に即してなんですが、婚姻の効力につきましては、夫婦の本国法が同一であるときはまず第一段としてその法律による、それからその法律がない場合においては常居所...全文を見る
○千葉景子君 それから、非嫡出親子関係の部分なんですが、これは十八条によって嫡出でない親子関係の成立については、父との間の親子関係については子の出生のときの父の本国法、それから母との間の親子関係についてはその当時の母の本国法による。そして認知による親子関係の成立については、認知の...全文を見る
○千葉景子君 それから次に、養親子関係の問題なんですが、これについては今回の基本的な考え方としては、いわゆる配分的な適用ではなくて容易な成立を可能にするということが基本だというふうに思うんですけれども、子供の保護というのでしょうか、養子もしくは第三者の承諾もしくは同意または公の機...全文を見る
○千葉景子君 それから二十二条に、さまざまな親族関係についての法律行為の方式はその行為の成立を定める法律によるけれども、ただし行為地法によることを妨げないということなんですが、これはどういう理由でしょうか。それから具体的にはどういうことが考えられるのでしょうか。
○千葉景子君 あと何点かちょっと補則的な部分などについてお尋ねをさせていただきたいと思いますが、この補則的な規定にかかわる二十八条の関係なんです。  これは本国法の決定をどうするかという部分なんですが、その中で、当事者が地域的に法律を異にする国の国籍を有する場合にはこうせよとい...全文を見る
○千葉景子君 同じように今度は三十一条の関係では、「人的ニ法律ヲ異ニスル国ノ国籍ヲ有スル場合」と。それはその国の規則に従ってやはり指定される法律をということなんですか。この「人的ニ法律ヲ異ニスル国ノ国籍」ということになりますと、これも具体的にはどういう場合が考えられるんでしょうか...全文を見る
○千葉景子君 それから三十二条なんですが、これはこれまでの御説明いただいたような部分とどうかかわって、どう違ってくるのだろうか、ちょっとわからない部分があるんですが、この三十二条という部分の内容を御説明をいただければと思います。
○千葉景子君 いろいろな点について御説明をいただきまして、なかなか具体的な適用を頭に描きませんとはっきりどうもイメージがわかない部分があるんですけれども、今回の改正によりましていわゆる両性平等の精神を実現していこうということがほぼ完成をしたのではないかというふうに思うんですが、世...全文を見る
06月19日第114回国会 参議院 本会議 第15号
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○千葉景子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま提案されました常時有人の民生用宇宙基地の詳細設計、開発、運用及び利用における協力に関する協定、いわゆる宇宙基地協力協定について総理並びに関係大臣に質問をいたします。  この間の衆議院における審議の中で、この協定によって...全文を見る
06月21日第114回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○千葉景子君 それでは、新技術開発事業団法の一部を改正する法律案に入る前に、何点か一般的な問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず最初に、さきの五月三十日なんですが、原研東海研究所でウランが自然発火したという事故が報じられております。それについて、事故の内容、...全文を見る
○千葉景子君 この事故の原因というものは、はっきりなさっていらっしゃいますか。
○千葉景子君 今、検討中ということでございますけれども、今後こういう事故が起こらないための対策等についてはどのような検討をなさっていらっしゃいますか。
○千葉景子君 この事故の原因あるいは今後の対策等はっきりと結論が出たところで、またぜひ委員会等にも御報告をいただきたいというふうに思います。  それでは引き続きましてですが、つい先日ですが、東京電力福島第二原子力発電所二号機で漏えい事故が発生をした、これも報道等されているところ...全文を見る
○千葉景子君 これは隔離をしましてから原子炉そのものを停止しているということでございますけれども、原子炉そのものを停止したというのは何か理由がございますか。
○千葉景子君 ちょっと私の質問があれかもしれませんけれども、この部分は必ずしも原子炉本体を停止しなくとも支障がない部分とも言えるんじゃないかと思うんですけれども、全体をとめなくてはならないような事情がございましたのでしょうか。
○千葉景子君 これは当該部分の隔離をするまでの時間というのはどのくらいかかっているんでしょうか。
○千葉景子君 私が思うところでは、もう少し隔離自体については短時間で行えたのではなかろうかというふうに思うんですけれども、これはバルブを閉めるなどの作業だと思います。そういう意味では一時間というのは若干長い時間がかかっているようにも思いますけれども、これはいかがでしょうか。もうち...全文を見る
○千葉景子君 ところで、この第二原発の二号機なんですが、以前の定期点検などの際にこの箇所は点検をされていらっしゃるんでしょうか。
○千葉景子君 今回、そういう定期点検のときに一定の点検をしていらっしゃるにもかかわらず、こういう漏えいというものが発生をしたということですけれども、そうなりますと、今後の対応として、例えばこれと同一の溶接を使っている部分、あるいはそれから今度定期点検を行う際にはこれと同様の箇所と...全文を見る
○千葉景子君 直接本体にかかわる部分ではなかろうかと思いますけれども、溶接の部分などに問題が残らないように今後もぜひ注意を払っていただきたいと思います。  ところで、何かこのところ、事故といいましょうか、先ほど不都合という言葉を使われましたけれども、そういうことが多々頻発をして...全文を見る
○千葉景子君 今、御説明をいただきますと、燃料などについては予備的な調査を行っている段階だということでございます。そうなりますと、この予備的な調査に基づいては燃料全体について再度調査をなさるというようなことも考えられるわけですね。
○千葉景子君 今、内部の調査、点検等が行われると同時に、かなりの部分、回収作業も金属片等について、あるいは落ちた欠損部分などについての回収が行われているというふうに思いますが、その回収はどのくらい進められているのでしょうか。
○千葉景子君 私がちょっと知り得たところによりますと、残留熱除去系のバルブの中から座金の約三分の一個分が回収されたということを聞いておるんですが、それは間違いございませんか。
○千葉景子君 今指摘をした座金が発見をされた箇所なんですが、循環の様子から考えますと、ここに座金が発見されるということは相当座金そのものがいろいろなところを通ってそこの箇所に到達したとも考えられるような箇所だと言えると思うんですが、ここで発見されたということについては今どんなふう...全文を見る
○千葉景子君 今おっしゃられたように、原理的にはこの箇所にあるということはかなり移動をしてこの箇所まで到達をしたということも考え得るわけで、そうなりますと他の箇所などでもどんな状況が生まれているか、まだまだわからない点がたくさん残されていると思います。そういう意味では今後の調査あ...全文を見る
○千葉景子君 慎重を期して今後も継続をされるということですから、これはもう当然のことながら、運転の再開などについては今まだ考えられない状態だと思います。そして、運転再開などについても、これはまさに慎重の上に慎重を期していただかなければいけないわけですけれども、今後のこの調査にかか...全文を見る
○千葉景子君 次に、またまた福島の話で恐縮でございますけれども、今度は福島第一原発の五号機、ここでひび割れが発見をされた。これも報道等もされていることでございますけれども、ひび割れというんでしょうか、これについての内容、どういう箇所で、どういうものであって、どんな状況なのかという...全文を見る
○千葉景子君 このひび割れが発見されるに至った経緯をちょっと御説明いただけますでしょうか。
○千葉景子君 A、B二台のポンプということで、今回ひび割れが両方に発見されたようですけれども、Bについては、本来の定期検査の詳細な点検ではなくてボランタリーな意味で点検がなされたということですけれども、これはどういうことで特にこちらも点検をするということになったわけでしょうか。
○千葉景子君 この定期点検の予定はいつからだったのでしょうか。といいますのは、実はこの定期点検に入る前に、この二台のポンプのうち一台は既に停止をして、そのために原子炉そのものが停止状態に入っていたというふうに報道されているわけですけれども、その辺のちょっと事情を御説明いただけます...全文を見る
○千葉景子君 先ほど、今回のひび割れについて評価としては安全性に問題はないというようなお考えでございましたけれども、その評価についてなんですけれども、これはひび割れが入っても安全性に問題はない、軸の強度などには影響がないということなんですけれども、ここをもう少し説明していただきた...全文を見る
○千葉景子君 そういう評価、あるいはいろいろな実験等の結果、安全だという評価をなさっているものだというふうに思うんですが、このひび割れというのは、今回に限らず、以前にもやはりこういうひび割れというのは指摘されたり、あるいは定期検査の中で発見をされたりしているのではありませんか。
○千葉景子君 このひび割れについては、先ほど安全性の評価についてお聞きしたんですけれども、最終的には原子力発電技術顧問会などで安全性というものが確認をされるといいましょうか、評価をされるという形になるんですか。
○千葉景子君 このひび割れにかかわりましては、今回は順番としてAポンプの方については取りかえる、Bについては次回の定期検査のときに取りかえるというお話ですけれども、このひび割れについては、例えばポンプを取りかえる基準とか、こういう状況のときには取りかえるとか、あるいはこの程度であ...全文を見る
○千葉景子君 今回のひび割れにつきましては、地元の町長さんからもAを取りかえるだけではなくて、同じような形状でのひび割れであるとすれば、Aを取りかえるならばBも取りかえてほしい、そして安全に十分に配慮をしてほしいというような要望も出ているようなんですけれども、Aを取りかえるという...全文を見る
○千葉景子君 理解を求めてということですけれども、片方を取りかえ、片方は取りかえずというような形ですと、なかなか理解を得るというのは難しい点も私はあるんじゃないかというふうに思うんですね。確かに通産省の方で安全性については十分に確認をされた上でということですけれども、こうなります...全文を見る
○千葉景子君 このところ、やはり事故あるいは不都合というんでしょうか、いろいろな形で問題が出てきておりますので、評価としては安全に問題はないということではあろうかと思いますけれども、ぜひ全体的な意味で原子力発電所の十分な安全性、あるいはそういう不都合が起こらないような手段、そうい...全文を見る
○千葉景子君 今実情あるいはさまざまな内外からの意見というものをお聞きしまして、確かにどうも日本は金もうけになるところは大変積極的でうまいんですけれども、なかなか基礎的部分あるいは余り金にならないような部分というのはどうもいま一つ積極的でないというところもやはりあるんじゃないかと...全文を見る
○千葉景子君 さらに、この改正の必要とされた理由としては、科学技術分野の交流を総合的にやる機関、それがこれまで欠如している。これを何とか充足をしていくということのようでございますけれども、これまでの交流の受け入れ制度というのでしょうか、受け入れ体制、各省庁にまたがっているかと思い...全文を見る
○千葉景子君 そういう意味では、今回総合的に窓口を組織するということには大変大きな意味があるんではないかと思うんです。ただし、今回の改正によりまして一定程度の進展はあろうかと思うんですけれども、これで本当に今後十分な体制なんだろうか、あるいはまだまだ不足する部分とかあるいはさらに...全文を見る
○千葉景子君 それでは、少し具体的な内容についてお尋ねをさせていただきたいと思いますが、今回、改正によりまして事業団に追加される主要な業務、その大きな柱の一つがフェローシップ制度の運用ということになるわけですが、フェローシップ制度について若干御説明をいただければと思います。
○千葉景子君 先ほど、従来の受け入れ体制というんでしょうか、そういう御説明をいただいたわけですけれども、このフェローシップ制度との関係ですね。両建てといいますか、それから研修の部分が多いのと、今回は基礎的部分ということもあろうかと思いますが、従来の制度とのかかわりはどういうことに...全文を見る
○千葉景子君 フェローシップ制度では手当等も支給をしながらある程度の長期間研究をしていただくということかと思いますけれども、二十七万円、御家族がいて五万円、必ずしも本当に十分かなというところもありますけれども、先ほどおっしゃっているようにこれが第一歩ということでもございます。 ...全文を見る
○千葉景子君 いろいろ文化様式の違い等もございます。世界の各地からということになりますと、なかなか民間のアパート等では生活に不自由するというような部分もあるのではないかというふうに思います。予算の関係もございますから、なかなか一度にというわけにはいかないかと思いますけれども、そう...全文を見る
○千葉景子君 さらに、今回の事業の内容として情報の提供事業、とりわけこの内容としては外国人研究者と研究交流を行いたいという研究者のリストなども作成して、それをあっせんをするというようなことを中心に考えておられるということですけれども、これはどういう形で、研究交流を行う意思のある者...全文を見る
○千葉景子君 研究者もすそ野が大変広いと思いますし、ぜひそういう意向をくみ上げるようなよい手続といいますか、考えていただきたいというふうに思います。  そして、フェローシップ制度の運用とともに、これも大きな柱かと思いますが、国際共同研究の事業、これを進めるということが業務の大き...全文を見る
○千葉景子君 幾つかの具体的な業務についてお尋ねをさせていただきましたけれども、フェローシップ制度、これも先ほどからお聞きしておりまして、大分多様な国から受け入れをされているというような現状のようでもございます。今後の見通し等についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思うんで...全文を見る
○千葉景子君 ぜひいろいろな機関を通じて、あるいはこれまでに既にある研究者間の交流などを通じて世界にお広げをいただきたいと思いますが、これまでそういう交流関係がどちらかといえば弱いとか、あるいは途上国などでまだ関係が薄いというような部分についてはなかなか研究者間の情報といってもま...全文を見る
08月09日第115回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る七日、本委員会の委員長に選任されました千葉景子でございます。  甚だふなれではございますが、皆様の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大島友治君、鈴木貞敏君、守住有信君、一井淳治君、及川一夫君及び刈田貞子君を指名いたします。     —————————————
○委員長(千葉景子君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(千葉景子君) 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十一年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(千葉景子君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十一年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、閉会中必要に応じ、政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきましては...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(千葉景子君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(千葉景子君) この際、会計検査院長中村清君及び検査官矢崎新二君からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。会計検査院長中村清君。
○委員長(千葉景子君) 次に、検査官矢崎新二君。
○委員長(千葉景子君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十三分散会      —————・—————
11月01日第116回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、森山内閣官房長官、中山外務大臣、水野総務庁長官及び松本防衛庁長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。森山内閣官房長官。
○委員長(千葉景子君) 中山外務大臣。
○委員長(千葉景子君) 水野総務庁長官。
○委員長(千葉景子君) 松本防衛庁長官。
○委員長(千葉景子君) それでは、次に委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十七日、諫山博君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。  また、昨日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君が選任されました。     ──────...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十一年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、必要に応じ、政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきましては、これ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、昭和六十一年度決算外二件の審査の今日までの経過につきまして簡単に御説明申し上げます。  昭和六十一年度決算外二件につきましては、第百十三回国会におきまして、その概要説明聴取及び総括質疑を終了しております。  従来の慣例に従いますと、通常選挙後の国...全文を見る
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) その点については、理事会で協議しますので、御発言はそこまでにしてください。(「いや、おかしい。議事進行が先じゃないのか」と呼ぶ者あり)
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時三十一分休憩      ─────・─────    午後一時二分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、内閣、総理府本府、総務庁、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) この際、御報告申し上げます。  本委員会休憩中、理事会を開き、午前中の及川一夫君の自民党に関する発言について協議を行いました。その際、及川君から委員長に対し、本日の委員会における同君の発言中、不穏当と思われる部分のあったことについて遺憾の意を表し、当該部...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) ちょっと速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(千葉景子君) 速記を起こしてください。  暫時休憩いたします。    午後四時五十三分休憩      ─────・─────    午後五時十六分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、内閣、総理府本府、総務庁、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。  質疑のある方は御発言願います。
○委員長(千葉景子君) ほかに御発言もないようですから、内閣、総理府本府、総務庁、外務省及び防衛庁の決算についての審査はこの程度といたします。  次回の委員会は十一月八日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十六分散会
11月10日第116回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、鹿野農林水産大臣及び志賀環境庁長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。鹿野農林水産大臣。
○委員長(千葉景子君) 志賀環境庁長官。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る六日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。  また、去る七日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として福間知之君が選任されました。  また、昨日、上田耕一郎君及び福間知之...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、農林水産省、環境庁及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後二時十分まで休憩いたします。    午後一時十分休憩      ─────・─────    午後二時十二分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、農林水産省、環境庁及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 時間ですので、あと一問で。
○委員長(千葉景子君) 時間が来ておりますので……。
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、農林水産省、環境庁及び農林漁業金融公庫の決算の審査はこの程度といたします。  次回の委員会は十一月十五日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十七分散会
11月15日第116回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、石橋文部大臣、戸井田厚生大臣、福島労働大臣及び斎藤科学技術庁長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。石橋文部大臣。
○委員長(千葉景子君) 戸井田厚生大臣。
○委員長(千葉景子君) 福島労働大臣。
○委員長(千葉景子君) 斎藤科学技術庁長官。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、喜屋武眞榮君及び三石久江君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君及び福間知之君が選任されました。  また、昨日、高井和伸君が委員を辞任され、その補欠として池田治君が選任されました。     ───...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、文部省、厚生省、労働省、科学技術庁及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 御答弁、お声を少し大き目にお願いいたします、ちょっと聞こえにくい部分があるようですので。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後二時二十分まで休憩いたします。    午後一時十九分休憩      ─────・─────    午後二時二十二分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、文部省、厚生省、労働省、科学技術庁及び環境衛生金融公庫決算について審査を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、文部省、厚生省、労働省、科学技術庁及び環境衛生金融公庫の決算の審査はこの程度といたします。  次回の委員会は十一月十七日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時八分散会
11月17日第116回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、原田建設大臣、渡部自治大臣、阿部北海道開発庁及び沖縄開発庁長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。原田建設大臣。
○委員長(千葉景子君) 渡部自治大臣。
○委員長(千葉景子君) 阿部北海道開発庁及び沖縄開発庁長官。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る十五日、木庭健太郎君及び池田治君が委員を辞任され、その補欠として常松克安君及び高井和伸君が選任されました。  また、昨日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として森暢子君が選任されました。     ───...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、建設省、自治省、警察庁、北海道開発庁、沖縄開発庁、国土庁、住宅金融公庫、公営企業金融公庫、北海道東北開発公庫及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。     ────────────...全文を見る
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後二時まで休憩いたします。    午後零時五十六分休憩      ─────・─────    午後二時開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、建設省、自治省、警察庁、北海道開発庁、沖縄開発庁、国土庁、住宅金融公庫、公営企業金融公庫、北海道東北開発公庫及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行い...全文を見る
○委員長(千葉景子君) この際、石井国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。石井国土庁長官。
○委員長(千葉景子君) ほかに御発言もないようですから、建設省、自治省、警察庁、北海道開発庁、沖縄開発庁、国土庁、住宅金融公庫、公営企業金融公庫、北海道東北開発公庫及び沖縄振興開発金融公庫の決算の審査はこの程度といたします。  次回の委員会は十一月二十二日午前十時に開会すること...全文を見る
11月22日第116回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、松永通商産業大臣及び高原経済企画庁長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。松永通商産業大臣。
○委員長(千葉景子君) 高原経済企画庁長官。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る十七日、森暢子君及び下村泰君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君及び西川潔君が選任されました。  また、昨日、高井和伸君が委員を辞任され、その補欠として池田治君が選任されました。  また、本日、常松克...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後一時五分まで休憩いたします。    午後零時三分休憩      ─────・─────    午後一時七分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算の審査はこの程度といたします。  次回の委員会は十一月二十四日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時四十九分散会
11月24日第116回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、江藤運輸大臣及び大石郵政大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。江藤運輸大臣。
○委員長(千葉景子君) 大石郵政大臣。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、池田治君及び西川潔君が委員を辞任され、その補欠として高井和伸君及び下村泰君が選任されました。  また、本日、高井和伸君が委員を辞任され、その補欠として粟森喬君が選任されました。     ─────...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省、郵政省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後二時まで休憩いたします。    午後零時五十二分休憩      ─────・─────    午後二時四分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、運輸省、郵政省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、運輸省、郵政省及び日本国有鉄道の決算の審査はこの程度といたします。  次回の委員会は十一月二十九日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時一分散会
11月29日第116回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、後藤法務大臣及び橋本大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。後藤法務大臣。
○委員長(千葉景子君) 橋本大蔵大臣。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る二十七日、粟森喬君及び下村泰君が委員を辞任され、その補欠として高井和伸君及び喜屋武眞榮君が選任されました。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件、及び昭和六十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和六十二年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、昭和六十二年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 以上をもちまして説明の聴取は終わりました。  それでは、これより昭和六十一年度決算外二件の審査のうち、法務省、大蔵省、裁判所、皇室費、国会、会計検査院、国民金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行の決算及びただいま説明を聴取いたしました予備費関係六件につい...全文を見る
○委員長(千葉景子君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) お時間ですので、あと一問でおまとめください。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後三時十五分まで休憩いたします。    午後一時四十一分休憩      ─────・─────    午後三時十六分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、福間知之君が委員を辞任され、その補欠として三上隆雄君が選任されました。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件の審査のうち、法務省、大蔵省、裁判所、皇室費、国会、会計検査院、国民金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行の決算及び予備費関係六件を一括議題とし、審査を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) じゃ、最後にお願いします。
○委員長(千葉景子君) お時間ですので、これでおまとめください。
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として野村五男君が選任されました。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、昭和六十一年度決算外二件の審査のうち、法務省、大蔵省、裁判所、皇室費、国会、会計検査院、国民金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行の決算及び予備費関係六件の審査は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより予備費関係六件を一括して討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(千葉景子君) 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  まず、昭和六十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)について採決を行います。  本件について承諾を与えるべきものと議決することに賛成の方の挙手を願います。  ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、昭和六十二年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、昭和六十二年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 多数と認めます。よって、これら二件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、昭和六十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和六十三年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、以上二件を...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 多数と認めます。よって、これら二件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、昭和六十三年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)の採決を行います。  本件について承諾を与えるべきものと議...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  なお、これらの案件の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十三分散会
12月01日第116回国会 参議院 本会議 第9号
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○千葉景子君 ただいま議題となりました昭和六十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外五件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。  これら六件は、憲法及び財政法の規定に基づき国会の事後承諾を求めるため提出されたも...全文を見る
12月05日第116回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○千葉景子君 まず、裁判官の報酬等に関する法律につきまして質問をさせていただきたいと思います。  今回の法律案を拝見いたしますと、新しく目につきますところが単身赴任手当、これを措置するというところがこれまでにない新しい問題点かと思います。単身赴任につきましては、ここでなぜ突然こ...全文を見る
○千葉景子君 今回の単身赴任手当につきましては、一般職の給与法で見ますとその要件というのでしょうか、それにつきましては例えば父母の疾病その他人事院規則で定めるやむを得ない事情による、あるいは「通勤することが通勤距離等を考慮して人事院規則で定める基準に照らして困難である」、また「単...全文を見る
○千葉景子君 ところで、この単身赴任手当の支給方法というんでしょうか、例えばこれと並びましてつくられております寒冷地手当、こういうものでありますと、それは寒冷地ということでそこに勤務することが明白でございますけれども、単身赴任手当ということになりますと、それの認定とかあるいは今度...全文を見る
○千葉景子君 それでは、この給与につきましては、今後細かい点など決定され次第、また問題があればお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  次に、少し死刑制度の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  死刑廃止を目指す「市民的及び政治的権利に関する国際規約」、国際人...全文を見る
○千葉景子君 この議定書に関する国連におけるこれまでの審議の経緯、そしてそれに対する日本政府の対応、これについて御説明いただきたいと思います。
○千葉景子君 この総会におきまして賛成五十五、反対二十八、棄権四十五と。主な国名を挙げていただきたいと思います。
○千葉景子君 今、国名を主なものを挙げていただきましてわかりますように、米国は反対の立場をとられているようでございますけれども、西欧諸国あるいは中南米諸国は賛成の立場をとられている。棄権をしたアフリカ、これはまだまだ難しい問題が残されている地域性というのはわかるような気がいたしま...全文を見る
○千葉景子君 常々お尋ねをいたしますと、この死刑制度につきましては抽象的な、現在は国民の感情からしても維持していくべきものと考えられるという、そういうことが述べられるわけですけれども、ただ、この死刑制度につきましては、基本的には人権の観点、人間の生命の尊重という意味からも、世界人...全文を見る
○千葉景子君 世論の動向、これが大きな存置継続をする理由の一つになっております。しかしながら、世論というのはどういうことで判断をなさっているのか私もちょっとよくわかりませんけれども、本当にその世論を形成するための土壌がつくられているかどうか。例えば本当に国民が死刑制度というものが...全文を見る
○千葉景子君 これはまた引き続きまして私も御論議をさせていただきたいというふうに思います。  それではもう一点、次の問題に入りたいと思いますけれども、奄美大島、ここに宇検村という村がございますが、ここで昨年来右翼団体によりまして、ここに入植された十数名の皆さん、この入植者に対す...全文を見る
○千葉景子君 この経緯というのは極めて異様な状況なんですね、細かいことは時間の関係でなかなか申せませんけれども。  そもそもここは戸数が三十戸余りの部落なんですけれども、ここに一九七五年に入植者の方が十数名入植をされております。その後十年余りは大変平穏にその部落の皆さんとも交流...全文を見る
○千葉景子君 ぜひきちっとした対応をしていただきたいと思うんですけれども、十月八日には、こういう事態を憂慮して取材に当たっている記者がこの右翼団員に殴打されたというようなことも起こっております。ただ、これにつきましては、近くに警察官の方もいらっしゃったようですけれども、とりわけて...全文を見る
○千葉景子君 それでは最後ですけれども、この問題につきましては先ほど申しましたように鹿児島法務局名瀬支局にも人権救済の申し立てがなされ、早急にこういう人権侵害の状況を救済してほしい、解消してほしいという申し立てもなされているようです。これについてはまだ最終的な結論がどうも出ていな...全文を見る
○千葉景子君 きょうは、四人の参考人の皆さんに貴重なお話を伺いまして、ありがとうございます。今後の法案審査に、あるいは私たちがこれからの外国人の皆さんとの共同の社会を考えていく上でも、大変貴重な御意見をいただいたと感謝をしているところでございます。  そこで、何点かぜひ御意見を...全文を見る
○千葉景子君 それからもう一点お尋ねしたいんですが、先ほど出入国管理基本計画、これについては大変疑問である、これがうまく内容のある計画ができるとは思えないという御指摘がございました。これに関連いたしまして、国際的な人権基準、こういうものも今回の審議の中では十分に審議の対象になって...全文を見る
○千葉景子君 それでは、次にヒールシャーさんにお伺いをしたいと思います。  ドイツでも新規の労働力の受け入れを制約するようになったというお話でございますけれども、ただ私が伺っているところによりますと、ドイツでは新しい人を受け入れないと同時に、あるいは自分の国へ帰国をしようとする...全文を見る
○千葉景子君 それから、ドイツにおきましては、一定滞在をした外国人の方には自治体の投票権なども付与するような方向が考えられているというようなことでしたが、これは今後定着といいましょうか、そういう方向に現在あるのでしょう
○千葉景子君 ありがとうございました。  じゃ、ちょっと田中先生にお尋ねをさせていただきます。  先ほどからの田中先生のお話の中で、長期に日本の国内に滞在しているそういう人たちに対するアムネスティーの問題が御提起されましたけれども、これは先生の御存じの範囲で結構でございますが...全文を見る
○千葉景子君 それでは、花見先生にお伺いをさせていただきたいと思います。  花見先生は労働関係の御専門でもあろうかというふうに思うんですけれども、これまでも外国人に対して労働関係の法律、これは労基法あるいは職安法また派遣法等の適用が当然なされるはずであります、法律の建前上は。し...全文を見る
12月07日第116回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○千葉景子君 時間が限られておりますので、同僚の清水委員から質問させていただいたことなど、できるだけ重ならないような形で質問させていただきたいというふうに思います。  まず、難民認定問題について何点かお伺いをしたいと思います。  まず、難民認定申請数、処理数。その中では認定さ...全文を見る
○千葉景子君 日本の場合というのは難民の認定が国際的に見ても大変少ないというふうに言われ ております。そして、その一つとして難民調査官が難民の認定申請を受けつけることを余り好んでいないのではないか、あるいは受けつけしにくいような事由が何かあるのではないかということも言われており...全文を見る
○千葉景子君 難民申請をなさる皆さんですけれども、申請者に私は難民だということを立証させるということは極めて困難な問題でもございます。例えて考えますと、国を出てくるときに、難民ということになりますから例えば反政府的な考え方を持っている、こういうことになりますと、それをその政府から...全文を見る
○千葉景子君 ところで、難民認定申請中の外国人の方の場合、一時庇護による上陸許可を得ている場合はともかくとして、短期滞在ビザで入国をされた場合というのは難民認定申請中に在留期間が経過してしまう、こういう場合が考えられます。先ほどのお答えの中でも処理に要する時間がほぼ一年ぐらい、中...全文を見る
○千葉景子君 難民認定については時間が大変かかるという問題もございますけれども、西ドイツなどのように、入管とは別な形で客観的な第三者的な機関というんでしょうか、そういうものを設定して扱うような方向を検討してもよろしいのではないかと思いますが、その点はどのようにお考えでしょうか。
○千葉景子君 これはなかなか難しい問題はあろうかと思いますけれども、ひとつ検討課題にしていただきたいというふうに思います。  次に、ちょっと仮放免にかかわる問題についてお尋ねをしたいと思いますが、今回入管法の改正によりまして就労資格証明書という制度ができましたが、仮放免中の者に...全文を見る
○千葉景子君 事実上就労している場合などに付与されないということで、働くことがかなり厳しくなるのではないかなというふうに思うんですが、ぜひ仮放免中の場合についても就労あるいは滞在といいますか、それが困難にならないような形で対処をしていただきたいというふうに思います。  ところで...全文を見る
○千葉景子君 それでは、就労資格証明書、雇用主処罰にかかわる問題につきまして何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  先ほど同僚の清水議員の方からも何点か確認をさせていただいたわけですが、今回の雇用主処罰について、七十三条の二第一項一号、これは外国人に不法就労をさせるとい...全文を見る
○千葉景子君 単なる善意に雇った者を処罰しませんとは多分おっしゃれないと思うんですが、この規定からも。ただ、ぜひその趣旨を踏まえて慎重に対応していただきたいというふうに思います。  それからもう一点、第二号、これは「外国人に不法就労活動をさせるためにこれを自己の支配下に置いた」...全文を見る
○千葉景子君 ぜひこの点には温かいといいますか、きちっとした対応をしていただきたいと思います。  ところで、先ほどから法務省の方からも御答弁が出ているんですけれども、この罰則規定だけですべて何事も処理しようとは考えていないということでございますし、現在の体制の中では違反を残らず...全文を見る
○千葉景子君 当然のことですけれども、罰則を設けるとすれば、逆に言えばほかの面、人権を保障するそういう手だてがあるか、あるいは外国人が活動する上でいろいろな保障がなされているか、そういうことを整備した上で罰則の問題というのが出てくるのが本筋ではないか。先に罰則が出てくるというのは...全文を見る
○千葉景子君 それから就労資格証明書というのは、これは義務ではない、発行を求める者に付与するという建前にはなっているわけですけれども、やはりこれによって持たない者と持つ者、その差というのが現場の中においては出てくるだろうというふうに思うんですね。  それと関連しまして、就労資格...全文を見る
○千葉景子君 私は、これは法務省の過剰なサービスというか中途半端なサービスというふうな感じがするんですね。というのは、この就労資格証明書によってそれじゃ労働関係の部分がこれを基礎にして何らの保護をされるような基盤になるかといえば、そうでもない。偽造などによってこれがまたむしろ悪質...全文を見る
○千葉景子君 運用の適正というのはなかなかこれをどうやってやるのか私も具体的にいま一つわからないわけでして、例えばこれは将来の問題としてわかりませんけれども、就労許可証とか雇用許可証のようなやり方をとっている国もありますね。そういうことも含めて、何か中途半端なものをここで導入する...全文を見る
○千葉景子君 ところで、今永住者の方の問題もちょっと指摘したんですけれども、現在滞在しているいわゆる資格外の労働者の方、とりわけいろいろな事情で朝鮮半島などから密入国をして家族のもとへ、あるいはいろいろな事情で戦後の混乱の中でという方がたくさんおられると思うんですね。その実態とい...全文を見る
○千葉景子君 本当に推測の範囲でも数万人、こういう皆さんは、今回の改正によりましても、就労資格証明書などもこれは資格がないということで交付を受けるわけにはいかない、何かあったときに雇用主からどうかと言われるようなことも、今非常にびくびくなさっているようなケースもあるのではないかと...全文を見る
○千葉景子君 難しい問題であるということは私も承知をしております。しかし、本当に歴史的なさまざまな経緯などを考慮してそれは知恵を働かせていただきたいと思うんです。どういう条件なり部分に適用するかということも含めて、やはりこれは新しいことをやろう、本来難しいことをやろうということで...全文を見る
○千葉景子君 時間も限られてまいりましたが、少し今回資格を認められた部分の問題についてお尋ねをしたいと思うんですが、今回改正によりまして、例えば技術であるとか、あるいは企業内転勤であるとか、国際業務であるとか、技能などのような資格ができまして、いろいろな形で外国人の方が入ってこら...全文を見る
○千葉景子君 実際にこれは働いていたんだということになりますと、例えば働いたならばそれに応じた賃金が支払われなければいけない。こういう問題は、やはり法務省ではなくて、労働省がきちっと労働者の保護、労働関係法規の適用をするという意味で関与をしていかなければいけない部分だというふうに...全文を見る
○千葉景子君 ただ、どうも見ておりまして、例えば今回も不法に就労させること自体が処罰の対象になる。しかし、それを裏から考えますと、本当は働くことというのは貴重なことで大変なことなわけですね。むしろ、本当にそれが悪質な雇用関係にないか、あるいはそこに労働法規違反がないか、そういうこ...全文を見る
○千葉景子君 時間になりましたので、最後にまとめをさせていただきたいと思います。  まだ問題点が残されているんですが、いずれにいたしましても来日する外国人労働者、外国人の皆さんの問題というのは大変課題が多い。受け入れのルールだとか受け入れの体制あるいは人権の確保、そういう問題に...全文を見る
12月12日第116回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○千葉景子君 民事保全法案につきましては前回、法務大臣の方から提案の理由を御説明いただきました。  まず、今回提案をされました御趣旨のあたりから少しお尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。  今回の民事保全法案の提案理由を拝見いたしますと、これまで民事訴訟法が明...全文を見る
○千葉景子君 今、御説明をいただきまして、幾つか具体的な条項の中にも審理の迅速化、その一方で充実した審理という両面を備えて今回の法案がつくられているという御説明がございました。  そこで今、幾つか各ポイントとなる条文の御指摘をいただきましたので、この際ちょっとそこをもう少し具体...全文を見る
○千葉景子君 それからもう一つは、例が幾つかの中にありましたが、保全異議の中では「参考人等の審尋」という、これは三十条の規定でございますけれども、これも現行の手続と対比をいたしまして、どういう今回機能が働くのでしょうか。
○千葉景子君 ちょっと戻りますが、先ほどの釈明処分の特例の九条でございますけれども、これは規定の仕方が「事実関係に関し、当事者の主張を明瞭にさせる必要があるとき」という形になっておりますが、これはここで陳述をされたことというのは、裁判官の心証形成といいましょうか、そういうところに...全文を見る
○千葉景子君 まだその他の規定もございますが、それはまた時間が許せばお尋ねをしたいと思いますが、今回の趣旨、適正かつ迅速にということでございます。  ところで、現在法律関係というのは、権利関係と申しましょうか、非常に社会が複雑になってきているのと同時に、やはり権利関係もかなり複...全文を見る
○千葉景子君 この法の趣旨というのはいろいろな複雑な事案にも対処できるような形で整備が図られているということだと思いますけれども、今の実務の中での傾向を見ますと若干、本当にそうなんだろうかというふうに思われる点が幾つかございますので、ちょっとそのあたりを踏まえて御質問をさせていた...全文を見る
○千葉景子君 今、二点御説明をいただきまして、二番目の方ですけれども、包括的な地位を定めるということで大変影響が大きい、審理もそのために双方の対立関係が大きいものですから長期化するということが挙げられております。しかし、これは考えてみますと、本案でもしこれをしっかり争うということ...全文を見る
○千葉景子君 今るる御説明をいただきましたが、これにつきましてもまた問題ございましたら後ほど質問させていただきたいと思います。  今回、こういう利用頻度の高い仮処分などについては効力を明確化してこの実効を上げるという手段がとられております。そして、ちょっと先ほど私は労働仮処分の...全文を見る
○千葉景子君 今御説明ありまして、なかなか考え方についてもまだ一定の定まった方向にあるわけではなく、対立した意見もあるという中で難しい面があるというのは十分わかるところでもございますけれども、ただ、先ほど最高裁の方でも御認識なさっているように、こういう効力などの点でなかなか強制力...全文を見る
○千葉景子君 次に、やはり労働仮処分の関係を一点お尋ねしたいと思うんですけれども、今回の二十三条で、仮処分命令につきまして「仮処分命令の必要性」ということが規定をされております。「仮の地位を定める仮処分命令は、争いがある権利関係について債権者に生ずる著しい損害又は急迫の危険を避け...全文を見る
○千葉景子君 確かに個々のケースというのは大分異なるわけでございまして、これは仮の地位を定める仮処分も労働仮処分に限らず問題があるわけですから、おっしゃることは本当に一般論としてはよくわかります。ただ労働関係の仮処分、地位保全とか賃金仮払いというのは、まさに今働く場が失われそうだ...全文を見る
○千葉景子君 じゃ、あと一点お伺いしておきたいというふうに思います。  今の問題に絡みまして、今度は賃金仮払いの仮処分につきまして認められても、最近仮払いの金額を一定制限をするとか、それから仮払いの期間、これについても例えば六カ月とかいう形で一定の期限を決める、そういう傾向が裁...全文を見る
○千葉景子君 この点につきましても、やはり一定期間に区切るというようなことになりますと、またその期間過ぎてたび重ねて請求を起こさなければならないというようなことにもなりかねませんし、それから金額の減額につきましても、なぜ減額なのか、一定の疎明で早く一定の範囲だけは認めて救済をしよ...全文を見る
○千葉景子君 ところで、衆議院の方で今回修正がなされまして、二十三条四項に「第二項の仮処分命令は、口頭弁論又は債務者が立ち会うことができる審尋の期日を経なければ、これを発することができない。ただし、その期日を経ることにより仮処分命令の申立ての目的を達することができない事情があると...全文を見る
12月13日第116回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月三十日、喜屋武眞榮君、三上隆雄君及び野村五男君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君、福間知之君及び尾辻秀久君が選任されました。  また、昨日、喜岡...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、総括的質疑ですので、午前中は各省大臣に対し、午後は内閣総理大臣及び各省大臣に対して質疑を行います。  質疑に先立ちまして、昭和六十年度決算における警告決議に対し、その後内閣のとった措置につきまして...全文を見る
○委員長(千葉景子君) それでは、これより総括的質疑のうち各省大臣に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 午前の審査はこの程度とし、午後二時まで休憩いたします。    午後零時五十五分休憩      ─────・─────    午後二時五分開会
○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和六十一年度決算外二件を議題とし、総括的質疑のうち、内閣総理大臣及び各省大臣に対する質疑を行います。  質疑時間等につきましては、理事会において協議し、各質疑者に御通知申し上げましたとおり...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として喜岡淳君が選任されました。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) それでは、これより質疑に入りますが、まず私が、各会派のお許しをいただきまして、決算委員長として若干の質疑をさせていただきます。  まず第一に、参議院における決算審査の位置づけとその審査の充実についてお伺いいたします。  御承知のとおり、国の財政は、国会...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 次に、決算関係の審査結果に対する政府の対応について伺わせていただきます。  まず第一に、御承知のごとく、昭和六十二年度、六十三年度の予備費六件につきましては、委員会ではすべて承諾されたのでございますが、本会議におきましてはそのうち三件が不承諾となっており...全文を見る
○委員長(千葉景子君) また、昭和六十一年度決算検査報告を見ますと、多くの不当事項や改善事項が挙げられており、まことに遺憾であると考えます。  不当事項とは、法律、政令、予算に違反する事項でありますが、会計検査院の指摘によりますと、六十年度の百十七件、三十六億六千万円に比し、六...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 次に、六十一年度決算の委員会審査は、第十五回通常選挙を挟みまして、国会開会中に十回に及んで精力的に行ってまいりました。  その審査におきましては、一つに政治、行政の中枢で発生したリクルート事件、二つ目に税収見積もりの見込み違い、三つ目に証券検査機能の充実...全文を見る
○委員長(千葉景子君) それでは、最後にODAに関しましてお伺いをしたいと思います。  一九八九年度の我が国の政府開発援助は約一兆四千億円となる見通しでございますが、さらに、本年七月の先進国首脳会議で、今後三年間で三千億円の環境保全ODAを約束されております。  このように経...全文を見る
○委員長(千葉景子君) どうもありがとうございました。  以上で私の質疑は終わらさせていただきます。  それでは、質疑を続けてまいります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もなければ、昭和六十一年度決算外二件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  海部内閣総理大臣には御苦労さまでございました。ここで御退席なさって結構でございます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、西田吉宏君、沓掛哲男君及び鎌田要人君が委員を辞任され、その補欠として野村五男君、鹿熊安正君及び石川弘君が選任されました。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) この際御報告いたします。  昭和六十一年度決算議了に当たり、内閣に対する警告案の取り扱いにつきましては、理事会において協議を重ねてまいりましたが、意見の一致を見るに至りませんでした。したがって、従来どおりの議決案を御提案することができなくなりました。 ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) これより昭和六十一年度決算外二件について討論に入ります。  それでは、御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(千葉景子君) 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  まず、昭和六十一年度一般会計歳入歳出決算、昭和六十一年度特別会計歳入歳出決算、昭和六十一年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和六十一年度政府関係機関決算書の採決を行います。  本件決算は...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 少数と認めます。よって、本件は賛成少数により是認しないことと決定いたしました。(拍手)  次に、昭和六十一年度国有財産増減及び現在額総計算書の採決を行います。  本件につきましては、これを是認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(千葉景子君) 少数と認めます。よって、本件は賛成少数をもって是認しないことと決定いたしました。(拍手)  次に、昭和六十一年度国有財産無償貸付状況総計算書の採決をいたします。  本件につきましては、これを是認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 少数と認めます。よって、本件は賛成少数をもって是認しないことと決定いたしました。(拍手)  なお、これらの案件の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十二年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書並びに継続調査要求書を議長に提...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、これらの要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十二年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、閉会中、必要に応じ、政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきまして...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時二十六分散会
12月15日第116回国会 参議院 本会議 第13号
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○千葉景子君 ただいま議題となりました昭和六十一年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  昭和六十一年度決算は、昭和六十二年十二月二十八日国会に提出され、翌六十三年五月十八日当委員会に付託となり、また国有財産関係二件につきましては...全文を見る