千葉景子

ちばけいこ



当選回数回

千葉景子の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第118回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○千葉景子君 それでは、最初に警察庁の方に質問をさせていただきます。  もう御承知のとおりと思いまして繰り返すことはないんですけれども、いわゆる坂本弁護士が行方不明になった事件がございます。  事件は昨年十一月三日の晩から四日にかけて起きたのではないかと考えられている事件です...全文を見る
○千葉景子君 今御答弁にもありましたように、みずから失踪する理由となるようなことはどうしてもないわけですね。そういう意味では、今おっしゃったように誘拐、拉致事件であるという根拠も、必ずしもそれが絶対だということはないかもしれませんけれども、むしろ誘拐、拉致事件だという可能性はかな...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ体制をきちっと組んで捜査をしていただきたいと思うのですが、その際に、弁護士会とか関係する方からかなり要望が出ている、いわゆる広域捜査の指定を明確にして捜査をすべきではないか、こういう要求、要請も大変声が大きく上がっているようですが、この広域捜査指定につきまして、...全文を見る
○千葉景子君 本事件、坂本さんの件について。
○千葉景子君 今、指定をとっていらっしゃらないということなんですけれども、私どもからは捜査状況とか、一体どういうところまで資料とかあるいはさまざまな証拠とかが集まっているのかというのはわからないわけですね。そういう意味では各都道府県に競合しているかどうかというのはつぶさにわかりま...全文を見る
○千葉景子君 それでは結構でございます。  法務省の方にお伺いしたいと思いますが、今回、裁判所職員定員法の法律がかかっております。それに関連いたしまして、これは今後の裁判所全体の、あるいは司法の運用にかかわる問題にもなってこようかと思うんですけれども、現在司法試験制度の改革問題...全文を見る
○千葉景子君 今おっしゃったように、司法試験そのものが大変難しい。内容が難しいのであるか、あるいは受験者などの数とのかかわりで大変難しいというふうに認識すればいいのか、その辺はまた難しいところかと思いますけれども、大変問題のある部分が出てきているということは私もよくわかるところで...全文を見る
○千葉景子君 私もその基本構想というものの中身を読ませていただいているわけですけれども、きょうはちょっと時間がありませんし、これは今法曹三者の間でも議論をされ、あるいは各大学などの御意見も聞かれたりしながら詰めていらっしゃる段階だと思いますので、細かい点はまた後日の機会にお尋ねし...全文を見る
○千葉景子君 もう時間が来ておりますので、またいろいろな議論が進む中で質問させていただきたいと思いますが、最後に大臣に。  この問題はこれからの国民の裁判を受ける権利を実質的にどう確保していくか、保障していくかというようなことにも大変かかわってくる問題です、資質のある法曹養成と...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
04月25日第118回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る平成元年十二月十五日、鹿熊安正君、野村五男君及び石川弘君が委員を辞任され、その補欠として沓掛哲男君、西田吉宏君及び鎌田要人君が選任されました。  また、同月二十二...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に高木正明君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時一分散会
06月01日第118回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○千葉景子君 きょうはちょうど六月一日でございまして、本日、改正されました入管法が施行されるということになりました。その細かい政省令を含めました内容につきましては、また別途さまざまな問題点を論じさせていただきたいというふうに思いますけれども、まず、この施行に当たりまして、法務省も...全文を見る
○千葉景子君 大変抽象的なお答えでして、それはこれまでも何らかの形でなさっていたわけですけれども、今窓口見てください。具体的にわからない、困っている、そういう人が殺到しているんですよ。努力してまいりますなんという場合じゃないと思いますけれどもね。  例えば、早急に具体的にどんな...全文を見る
○千葉景子君 大変私は不満です。これは国際関係の中でも、一体日本ってどういう国なんだろうと、今の問題に直面している方はそういう印象だけ持って帰国される、そういうことにもなりかねないわけですよ。だから、さっき言ったように、やっぱり今の社会の実態とか、国際的に日本が信頼を得るというの...全文を見る
○千葉景子君 きょう施行になるという日に当たりまして、やはり多くの皆さんに理解をしていただくんだとすれば、きょう法務大臣であっても入管局長であっても、例えばきちっとした記者発表をして、やはりより多くの方は新聞とかあるいはテレビ報道とか、そういうことでまずいろいろな情報を得ることに...全文を見る
○千葉景子君 さて、今回のこういう大変な混乱なんですけれども、この問題に拍車をかけることのもう一つの要因としては、最近、来日をしているアジア人に対して、被疑事実が大変微罪なもの、これでもたまに勾留請求をして、さらに裁判にまでなるというケースですね、そういう運用がどうも見受けられる...全文を見る
○千葉景子君 目のかたきにするということになれば、今十数万人、もっとそれ以上と言われているいわゆる不法滞在といいますか、みんなやらなきゃならないじゃないですか。現実には到底そんなことはやり得ないと思うんですね。しかしながら、つまみ食いするように入管法違反での裁判が行われている。同...全文を見る
○千葉景子君 ぜひこの点についても一定の、悪質であるとかあるいはほかの刑事犯罪が付随をしているとかその不法性が極めて高いというような運用基準なりをきちっとして、本当にたまたま見せしめのような形に当事者がならないように、ぜひ今後の運用に注意をしていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○千葉景子君 確かに専門的な知識も含めた通訳ということになると大変だということはわかります。今後さらにこれを充実するにはどうやったらいいのかということを早急に検討していただきたいと思うんです。  それで、私はまず警察庁の方に指摘をしたいんですけれども、これは早急にできることだと...全文を見る
○千葉景子君 これはすぐにでも対応できることですからやっていただきたいというふうに思います。  それからもう一点、これは勾留などされた場合、現在日本の法制度上では翻訳を自己費用でして信書の発信、授受をするというようなことは可能なんですけれども、例えば外国語で直接来た信書、こうい...全文を見る
○千葉景子君 ぜひこれは、今後法律の面でも整備をする必要があろうかと思いますけれども、まず運用の面で、やはりその言葉で理解する、それによってさまざまな意思疎通を図っている方について慎重な配慮、そして適切な運用をしていただきたいというふうに思います。  ちょっと次の問題に移らせて...全文を見る
○千葉景子君 本来なら、先ほど言ったように接見というのは私は認めていただかなければいけないというふうに思いますが、その取り扱いも御理解をいただいてとおっしゃっているんですけれども、非常に統一されていないんですよ。例えば東京弁護士会あるいは第二東京弁護士会あるいは各地の弁護士会など...全文を見る
○千葉景子君 ただ、弁護士もそれは鬼じゃありませんから、お忙しいと言われれば、じゃ何とかやりくりしましょうかということにもなるし、それからこれまでの土曜日の弁護人の接見、この数を東京拘置所あるいは大阪拘置所などを調べてみましても多いんですよ。例えば四十件近くある日もあれば平均して...全文を見る
○千葉景子君 本来ならばもう少し御質問したい部分がありますが、時間でもございますので、最後に弁護人以外の一般の面会、これにつきましても拘置所に収容されている人というのは無罪の推定を受け、そして少なくとも外部交通権も必要最低限の制約以外はやはり認めていくというのが基本的な権利だとい...全文を見る
06月19日第118回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○千葉景子君 きょうは商法等の一部を改正する法律案につきまして、これまでの質疑と重なる部分もあろうかと思いますが、お許しいただきまして、問題の整理をしつつ若干の提起などもさせていただきながら質問をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  さて、...全文を見る
○千葉景子君 今後も改正作業を続けられるという今お話でございますが、率直に言いまして、その試案と今回の改正案では大きく内容が異なっている、異なっているといいますかその一部しか改正案として提案をされていない。今後も改正作業を続けられるということですけれども、その改正作業に当たりまし...全文を見る
○千葉景子君 今回のこの改正、先ほど申しましたように、大きな柱として会社債権者の保護ということが柱になっております。今回はその柱に基づいて一定の中身が改正をされたということでございますけれども、そもそも法律的に考えますと、株主あるいは社員の有限責任制度といいますものは債権者に対す...全文を見る
○千葉景子君 その三つの柱なんでございますけれども、今局長も答弁をいただいたように、現在も一定の制度がつくられております。それの現行法制におけるさまざまな制度、その問題点などをちょっと若干整理をさせていただき、今後のさらなる充実に向けた問題指摘などもさせていただきたいというふうに...全文を見る
○千葉景子君 この資本の制度といいますのは、一定の会社財産の基準といいましょうかそういうことでございますので、低い額であってもその会社自体が営業成績を上げることによって十分な社会的な信用あるいは基礎を築くこともあり得るわけです。そういう意味では必ずしもこの資本の制度だけが債権者保...全文を見る
○千葉景子君 例えば、こういう最低資本金制度をとることによって、仮にこれだけの資金調達力に欠けるような場合、企業活動などへの影響というのでしょうか、そういうことの懸念というのはございませんか。
○千葉景子君 この点につきましては、きょう中小企業庁にもおいでいただいているんですけれども、一番実態等を掌握なさっている官庁として、今回の最低資本金制度、これの導入による問題点とか、あるいは今後の見通しなどについてはどうお考えですか。
○千葉景子君 それでは次に、会社の計算の公開の問題について御質問させていただきたいというふうに思います。  会社の信用状況を判断するという場合には、やはり会社の財産状態とかあるいは経営の状態が今どんなふうになっているかということを知ることが欠くことのできない条件ではなかろうかと...全文を見る
○千葉景子君 国際的に見て、諸外国では今後ECなど大変大きな世界の経済での中心になっていくかと思いますけれども、諸外国でのこの公開の問題はどんな状況でしょうか。
○千葉景子君 諸外国でもそれぞれの国の特色によりまして手段は大分違うと思うんですけれども、ほぼ公開という方向にやはり先進諸国ではあるのではないかというふうに思うんですね。そうなりますと、今後、今言ったように、局長も御答弁なさったように、どうも法的に欠けている部分と言わざるを得ない...全文を見る
○千葉景子君 これにつきましては、さまざまな煩雑さとかあるいはコストの面等も勘案して、どうなんでしょうか、中小企業庁としては、こういう制度をもし取り入れるようなことであれば、中小企業あるいは一定の大きさの会社にとっては相当負担になると考えていらっしゃいますか。それとも、やはり公開...全文を見る
○千葉景子君 今の中小企業庁の方からの御指摘は私も理解をするところでもございます。  ただ、下請企業などの取引上の問題等は、ある意味ではこの商法上の問題のみならず、やはり取引をきちっと圧迫がないように公平公正にやるバックアップを別な観点からするということも必要な点ではなかろうか...全文を見る
○千葉景子君 今御指摘があったわけなんですけれども、これも大変重要な検討課題として一定の御提起があったと思うんですね、この法改正の間。今回はそれが見送られてしまったということだろうと思うんですけれども、私もその見送られた経緯というのはいろいろとあるのだろうと思うんですが、やはりこ...全文を見る
○千葉景子君 これは会計監査というんですか、全体として監査という意味で使わせていただきますけれども、外部監査ですね、これは中小企業などの側から考えますと、大変な時間とかコストとか、そういう意味での負担というのはやはり大きくなるだろうというふうに思うんです。それから、どういう方がそ...全文を見る
○千葉景子君 これもなかなか難しい問題ではあろうかというふうに思うんですけれども、やはり現行法でも何らかの形で計算の適正を図るということ自体は法的に否定されているわけではございませんで、先ほどの問題点はあろうかと思いますけれども監査役の制度もあり、そういうことを考えますと、これも...全文を見る
○千葉景子君 これまで債権者保護の問題を中心に現行法、そして今後の問題提起などをさせていただいたわけなんですけれども、その中でとりわけて問題になるのは、取引関係ではない、突然どうしても債権者として余儀なくされるというのは変な言い方ですが、自分で選択できないケース、こういうことは救...全文を見る
○千葉景子君 労働債権とか不法行為債権とか選択できない、こういう問題も当然なんですが、また取引関係の場合でも、例えば経済的に見ると元請会社と下請会社というような形でどうしても優越的な地位にある会社と取引をせざるを得ない、日本の産業構造の中にはそういうケースも大変多いわけです。とい...全文を見る
○千葉景子君 債権者の保護につきまして何点かにわたりましてお尋ねをしてきたわけでございますけれども、あと個々の改正点について御質問させていただきたい部分があるんですが、ちょっと時間的に中途半端になりますので、私は、ちょっと個々の問題の前に、今回のこの法改正を見まして、今ずっと現行...全文を見る
○千葉景子君 きょうはこの辺で終わります。
06月20日第118回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○千葉景子君 きょうは参考人の皆さんに大変貴重な意見を出していただきましてありがとうございます。  私も大分以前に商法というものを学んだ記憶がございまして、河本先生の御本なども読ませていただいて勉強した一人なんでございますけれども、今回の改正に当たりましてやはり実態などをいろい...全文を見る
○千葉景子君 今、将来に向かって必要性があるということはどうやらありそうなんでございますけれども、錦織参考人の方からもお話がありましたように、社会的ニーズといいましょうか、そういう意味では大規模な会社とそして小規模なあるいは閉鎖的な会社において大分違いがありそうにも思うわけなんで...全文を見る
○千葉景子君 今の監査の問題、それから先ほどからも出ております公開の問題、これらは確かに中小企業の皆さんにとっては大変コストの面あるいは現状を含めてなかなか厳しい問題だとは私も思います。ただし、これをこのまま、じゃ現状だけでよろしいかということにもなかなかならないかというふうに思...全文を見る
○千葉景子君 ところで、先ほどこれは家近参考人から現在の小規模の会社は有限責任と個人責任が一体化しているというような形態なんだというお話がございました。そういう中で、現在例えば法人格否認の法理というような形で、それからあるいは取締役の第三者に対する責任というような形で救済が図られ...全文を見る
○千葉景子君 河本参考人はいかがでしょうか。今と同じ質問です。
○千葉景子君 今回は、いわゆる管理体制といいましょうか、そこの問題は改正には上らなかったようでございますけれども、先ほど私も申し上げました監査の問題などと関係もしますが、監査役の問題などがやはり残された部分ではなかろうかというふうに思うんです。現在の少なくとも社内チェック機構でご...全文を見る
○千葉景子君 最後になりますが、錦織参考人、何か恐縮な感じになってしまっているんですけれども、今の監査役の問題で、実際に企業をおやりになっていらっしゃる皆さんをおまとめの立場としてこの内部監査の問題、どうなんでしょうか。今後やはりある意味では充実の必要があるし、片方では逆に言えば...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
06月21日第118回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○千葉景子君 前回に基本的な問題点を大分お聞きいたしまして、今同僚の北村委員の方からもかなり細かい部分もお尋ねしておりますので、できるだけ重ならないようにあと何点か疑問の点、あるいは不明確な点などをお答えいただいていきたいというふうに思います。  まず、今回の商法の改正案では、...全文を見る
○千葉景子君 この発起人の数の問題と同時に、先ほども御質問に出ております設立の部分ですが、今回は発起設立における払い込みに検査役の調査を不要とする、そして現物出資等に関するところは専門家の証明に任せるというような形になっているわけですけれども、これは専門家ということで弁護士などが...全文を見る
○千葉景子君 これまでもこの質疑の中でも取り上げられてきましたけれども、いわゆる資本の充実等との絡みで預け合いとか見せ金、こういう問題が取り上げられてまいりました。それと、脱法するような形というんでしょうか、いわゆる設立直後の貸し付け、これは別に今規制というのはされていないわけで...全文を見る
○千葉景子君 先ほどの設立の関係ですが、発起設立が検査役の調査ということがあるということもあって非常に利用されないというようなお話がございました。今回の改正によってそれが随分機能していくんではないかということなんですが、閉鎖的な株式会社の場合ですと有限会社とある程度類似したような...全文を見る
○千葉景子君 次に、株券の発行についてなんですが、現行法上では株券が不発行になるというのは株券不所持制度において株主から申し出があった場合ということですね、法律上は。しかし、現状は大体お聞きするところによると、株券を発行しないケースというのが相当多く見られるわけで、そうすると実際...全文を見る
○千葉景子君 次にお尋ねしますが、発起人の払込担保責任、ここが今度規定が変わっているわけですね。ちょっとその中身を説明していただきたいと思います。
○千葉景子君 その発起人の、まあ基本的に発起人ですが、発起人がその責任を履行した場合、現行法では求償権を認めているということでございました。今回の改正では引受人に対する買い受け請求というんでしょうか、という形が認められるということなんですが、これは求償権から買い受けを請求できる権...全文を見る
○千葉景子君 確かに、払い込みをしないで、何もしないけれども株主になってしまうという者が出てくるというのも非常に問題だろうと思いますし、それがまた譲渡されると第三者は当然それは株主と。しかしそれは、もともとは払い込まれていないという、何か妙な法律関係も生ずるような感じがいたします...全文を見る
○千葉景子君 商法についていろいろとお聞きしてまいりまして、私自身もまだ十分に細かい点でわからない部分もあるのですが、ただ、全体的に見ますと、やはり今回は一定の前進があったと同時に、逆に審議の中で随分今後検討すべき問題点が残されているということも明らかになってきたんではないかと思...全文を見る
○千葉景子君 重ねて御説明をいただかないと本当にこの文書の中身がよくわからないというのでは混乱を起こすというふうに思うんです。  この文章表現の中でやはりこの就労資格証明書がどういうものだということが十分にわかるようなそういう表現をしてほしいと思いますし、この間入管法の改正、施...全文を見る
○千葉景子君 なかなかどういうものが該当するんだろうかというのは今のお答えだけではわからないわけで、できるだけ明確な基準というものを示していただきたい。そしてそういうものにのっとって本当に誠実なものについて受け入れを考えていただくような道をつくっていただきたいと思うんですね。 ...全文を見る
○千葉景子君 商工会議所はどうですか。
○千葉景子君 中小企業庁、法務省、外務省、労働省などで出された「中小企業事業者のための外国人労働者問題QアンドA」というのがございますね。その中から見ますと、中小企業等協同組合、商工会議所等はこの研修の受け入れ団体として告示される予定であるというようなことになっているようなんです...全文を見る
○千葉景子君 じゃ、いわゆる実務研修などが実際には労働力不足を補うというようなことにつながらないということは、今確信を持ってといいますか、考えていらっしゃいますか。それに対してやはり厳密な指導をなさっていくというふうにお考えですね。
○千葉景子君 それでは、またちょっと違う問題になりまして大変恐縮でございますが、これも大変困っている方がたくさんいらっしゃるということで若干お聞きさせていただきたいというふうに思います。  過日の委員会で私は、土曜閉庁に伴う施設での取り扱いの問題をお聞きをさせていただきました。...全文を見る
○千葉景子君 私は、根本的にやっぱり誤っていると思うんですよ。というのは、日曜日はそういうものだと御理解をいただきたいというこれは問題ではなくて、基本的にはやっぱり無罪の推定を受けた人にできるだけ外部交通権を保障するというまずそれを根底に置くこと。そして職員の皆さんの状態とか、あ...全文を見る
○千葉景子君 じゃ、もう時間もございませんので、最後にちょっと大きな問題をお尋ねして終わりにしたいというふうに思います。  昨年の十一月でしょうか、国連で子供の権利条約が採択をされました。これは私も大枠を勉強させていただきましたけれども、まあ大変これまでと発想を大転換をしなけれ...全文を見る
06月26日第118回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十六日、西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として二木秀夫君が選任されました。  また、去る六月二十二日、刈田貞子君が委員を辞任され、その補欠として猪熊...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が五名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。  ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、大浜方栄君、会田長栄君及び猪熊重二君を指名いたします。  なお、あと一名の理事につきましては、都合により追ってこれを指名いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十二年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査並びに調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、これらの要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十二年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、閉会中、必要に応じ、政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきまして...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(千葉景子君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三分散会
10月03日第118回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○千葉景子君 一言お礼のごあいさつを申し上げます。  昨年八月に委員長に選任され、以来約一年間その任に当たってまいりましたが、理事の皆様を初め委員各位の御協力によりまして、ふなれな私ではありましたが、無事その職責を果たすことができました。心からお礼を申し上げます。  なお、私...全文を見る
○千葉景子君 本日は官房長官にもおいでいただいておりますけれども、定例の記者会見もおありということでございますので、質問の順序を整理をして、できるだけ官房長官の部分をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、昭和六十二年度決算を審議す...全文を見る
○千葉景子君 いつもそういう御回答はいただくのでございますけれども、それでは実際に具体的にどういうことを政府として行われているかということは、大変私も疑問のところでございます。  そういう意味で大蔵大臣にもこの点を少しお聞きしたいというふうに思うんですけれども、昭和六十一年度決...全文を見る
○千葉景子君 ちょっと質問が飛んで大変恐縮ですけれども、現在の中東にかかわる問題、あるいはこれからの国際関係などについて官房長官のいらっしゃる間にさらに少し質問を続けさせていただきたいというふうに思います。  ところで、きょうは十月の三日でございまして、もう既に報道等もされてお...全文を見る
○千葉景子君 特にこれから日本の果たす役割というものも大変重要になってこようかというふうに思います。  ただし私はこう思います。今こそ国連中心に、しかし日本の憲法を誇りを持って世界に示し、そしてそれに基づいた活動をする時期が来たのではないか、こういう感じがいたします。  今官...全文を見る
○千葉景子君 今のお話で平和協力隊の問題が出ましたけれども、おっしゃっている割には非常に中身があいまいで、大変疑問に思う点も多々ございますので、また後ほどお尋ねをしたいというふうに思っております。  ところで、今国連中心に進めるということについてお話が出ましたけれども、確かに国...全文を見る
○千葉景子君 そうすると、今のお答えから言いますと、国連憲章五十一条に基づく行動というのは、これは日本は関与することはできない、今後とも政府としてはこういう何らかの要請なり行動があっても絶対に参加をしないというふうに明確に考えていらっしゃるということでよろしいですね。
○千葉景子君 それでは、今の五十一条、集団的自衛権の行使は日本国憲法のもとでは認められないということでございますが、それでは他方、国連の活動としていわゆる憲章の四十一条、四十二条に記載されているような非軍事的、軍事的な制裁措置、これについては日本国憲法との関係でどのように解釈をさ...全文を見る
○千葉景子君 従来行われてこなかったというのが実情だと思いますけれども、例えば国連軍というものが考えられるとすれば、従来から政府はこの国連軍というものについては、武力の行使ということで日本国憲法上はこれに関与しない、することができないという見解をお持ちだったのではなかろうかと思い...全文を見る
○千葉景子君 今いわゆる国連憲章の中での国連加盟国がとり得る措置について説明をいただいたのですが、今回の例えばイラクのクウェート侵略に対する多国籍軍の中東への展開、これは実際には国連憲章で考えると一体どういう行為に当たると考えられますか。
○千葉景子君 今回の国連の安保理決議から考えて、こういう整理ではなかろうかというふうに思うんです。  いわゆる多国籍軍の中東への展開というのは、安保理が憲章五十一条に基づいてこれをまず確認をしている。そして、それと重なるというか、別に決議の六百六十一号で経済関係の中断、そして六...全文を見る
○千葉景子君 そうしますと、安保理決議でなされた経済関係の中断あるいは海上封鎖に必要な措置、それに対する援助の提供、これについては確かに安保理で決議をされ、憲章に根拠を持つ行動でございます。  そうすると、これについては日本はどのように関与することができるのですか。それともでき...全文を見る
○千葉景子君 六百六十五号で決議をされた内容についてはいかがでしょうか。
○千葉景子君 私は、非常にここの整理が難しいと思うんですけれども、現在多国籍軍、これについては国連決議に基づいて一定の海上封鎖あるいはそれを実効あらしめる措置ということが認められております。しかし、実際には多国籍軍は、その指揮命令系統というのは国連の指揮命令下にあるわけではなく、...全文を見る
○千葉景子君 今回の国連決議に基づくさまざまな行動を見ておりましても、国連を中心にというふうに一言で言っても大変複雑であり、あるいはさまざまな問題が重なり合っている、大変難しいことであろうというふうに思うんです。そういう意味では、私はこれからいろいろな事態に対処する場合でも、言葉...全文を見る
○千葉景子君 これは鋭意詰めていただいて、それではいこれよと言われても、逆に言えば大変問題のあるところで、どうも詰められている方向を見ますと大変懸念を感じる部分がたくさんあるものですから、むしろぜひそこを指摘させていただいて、憲法下で、しかも国際的にも信頼を得られる、アジアの関係...全文を見る
○千葉景子君 少なくとも日本の集団的自衛権行使の危険な道が開かれるようなそういうことだけは絶対にやってはならない、この点については確認をさせていただきたいと思います。そういう意味では、日本の憲法の枠組みの中で国連決議を中心にして活動するということが基本的な認識ではなかろうかという...全文を見る
○千葉景子君 当然、奥歯に物が挟まっちゃうと思うんですよ。自衛官や自衛隊を何とかして参加させたり派遣しようと思うから、妙ちくりんな身分関係になったり奥歯に物が挟まった言い方しかできないような結果になるのではないかというふうに思うんです。  防衛庁の方にお聞きしますけれども、現在...全文を見る
○千葉景子君 これはどうもまだ明確な御答弁がいただけなくて非常に心配をするところなんですけれども、この問題については中国などからも大変強い懸念が表明をされているというふうに私も認識しています。そういう意味では、やはり自衛官、自衛隊の参加ということについては、私は基本的にはやるべき...全文を見る
○千葉景子君 これから国連を中心にした活動あるいは協力を行っていく、そういう際に、憲法の枠組みの中で、しかもアジア諸国などからの懸念なども勘案をするとすれば、やはり安易に自衛隊の派遣などということを頭に置くのではなくて、真に平和維持に貢献できるようなそういう組織形態とかあるいは関...全文を見る
○千葉景子君 ぜひそういう方向にしてほしい。そのためには本当に自衛隊の派遣などを考えずに、ぜひ違った形での貢献の方向を探っていただきたいというふうに思います。  国連の活動として最初に幾つか整理をさせていただきましたけれども、PKO活動、こういうものはこれから大変重要な中心の課...全文を見る
○千葉景子君 この問題については、今後またさらにいろいろな形で審議あるいは論議がされることと思いますけれども、ぜひきょうの議論なども尊重していただいて、これからの日本の平和へ向けた取り組みというものを強化していただくということを要望しておきたいというふうに思います。  それで、...全文を見る
○千葉景子君 今、大蔵省の主たる管轄になる問題についてどういう対応をしたかということをお聞きしましたけれども、審査の中で指摘された、あるいは問題が提起されたことについては、やはりこれからも決算の尊重という意味からもぜひ十分検討課題にしていただきたいというふうに思います。  そし...全文を見る
○千葉景子君 それでは時間ですので、本日の最後にさせていただきたいというふうに思いますが、この決算審査につきましてはきょうから六十二年度の決算審査が行われるということで、国民の皆さんに対して、このおくれというのはこれは極めて反省をしなければいけないところだというふうに思います。海...全文を見る
10月04日第118回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○千葉景子君 まず、昨日に引き続きまして決算のあり方などにつきまして質問をさせていただきたいと思います。  今審議が始まった昭和六十二年度決算でございますけれども、この決算についての本会議質問の際、私ども同僚の大渕委員が、決算の国民への示し方、あらわし方ですが、これについて具体...全文を見る
○千葉景子君 私も、「決算の説明」というものも拝見をさせていただいているわけですけれども、これだけでは本当にその経過等がなかなか十分にわからない。売上税というものが、別に売上税をとりわけ今言いたいわけじゃないんですけれども、そういうことがあったのかというのもこれだけではわからない...全文を見る
○千葉景子君 今の御説明は確かにそのとおりだというふうに思うんです。ただ、先ほど述べましたように、私どもが決算を審査させていただく、それを対比して見るときに、やはり予算と決算というものをある程度対比させていただいて、その執行がどうだったか、これで十分であったか、こういう検討を加え...全文を見る
○千葉景子君 さらに、三点目なんですけれども、予算は歳入歳出予算以外に予算総則あるいは国庫債務負担行為、継続費等幅広く含まれているんですけれども、決算は歳入歳出というだけなんですね。これも多分法律上とか憲法上違法だということではないんだというふうに思いますけれども、予算総則という...全文を見る
○千葉景子君 これも前の問いの繰り返しになりますけれども、一定の説明がなされているということですけれども、やはりこういう部分もぜひわかりやすく対比ができるような工夫を続けていただきたいというふうに思います。  それから、財政が大変膨大で複雑になっておりまして、予算総則で定めてい...全文を見る
○千葉景子君 この三点は本会議の質問でも出ておりまして、きょう御説明をいただいたわけですけれども、今御答弁にもありましたように、わかりやすくするという御努力は続けられているということですので、ぜひ形式上あるいはその内容を含めて今後もさらなるわかりやすい決算づくりということに心がけ...全文を見る
○千葉景子君 その御説明は先ほどからわかるんです。ただ、私が申したのは、そういう性格のものだけれども、審査に当たってこれを分けることはできないんだろうか、あるいはそういう工夫はできないんだろうかということなんです。そういう点についてお尋ねしているんですが、どうでしょうか。
○千葉景子君 そうなりますと、政府としては、一応それをまとめて国会には提出をする、そうすると、国会の側で例えばそれを個別に分けて審議する、あるいはまとめてやるということは任されているというふうに政府としては理解していると、そう受けとめてよろしいですか。
○千葉景子君 何点かお尋ねをさせていただいたのですけれども、決算制度というのはずっと言っているように、大変複雑で膨大でなかなかわかりにくい。相当専門的にやっても私などもまだまだわからない部分があろうかというふうに思うんです。  こういうわかりやすくしようということについては、大...全文を見る
○千葉景子君 これは政府サイド、そして国会の側を含めてぜひ前向きに検討したいというふうに思います。  さて外務大臣、いろいろ大変御苦労さまでございました。今世界が大きな関心を寄せこれから取り組んでいこうと言われているのが子供の問題でございます。そして、先般国連で子供サミットも開...全文を見る
○千葉景子君 海部総理は教育の問題については大変造詣が深い専門家であるというようなことも踏まえて問題提起をされたようでございます。これは提起をした以上、そして訴えた以上はぜひ先頭に立って努力をいただかなければいけないというふうに思うわけです。  ところが法務大臣、海部総理も国連...全文を見る
○千葉景子君 どうぞ御理解のほどをというお話ですけれども、これはこれまでももう本当にそのたびに御理解をと、これからは人権について目を向けてという御発言もあるわけですね。  私は、やっぱり人権問題というのは本当に難しい、それから自分の中に差別の意識がないかどうかというのはこれは私...全文を見る
○千葉景子君 それはぜひ拝見をさせていただきたいというふうに思うんですけれども、それでしたらまずやれることがあると思うんです。例えば、今抗議の声を上げていらっしゃる、やはりこれは自分たちが非常に偏見を持たれているんだということで抗議をしている皆さんと直接会って、本当にひざを交えて...全文を見る
○千葉景子君 それでは法務大臣がどういう行動を始められるか、それが今後やっぱり法務大臣として仕事を続けていただくことが適切かどうか判断する材料にもなってくるだろうというふうに思いますので、私はその点をよく拝見をさせていただいて、私たちの大臣に対する意見あるいは考え方というものをま...全文を見る
○千葉景子君 私が質問をさせていただいたのは、世界でも今子供たちが大変な状況にあるけれども、一体我が国ではどうなんだろうか。世界で言われているような状況は日本にはないんだろうか。子供たちはもう十分な状況にあるのか。その辺の認識がないことにはこれからさまざまな施策を講じる、あるいは...全文を見る
○千葉景子君 大蔵大臣は今総理の臨時代理もおやりということでございますけれども、これはそれぞれの担当各省各庁、自分の管轄の部分を含めて基本的な認識をやはり持っていただかなければいけない部分だというふうに思います。  子供の権利条約については政府としても大変積極的な姿勢は見えつつ...全文を見る
○千葉景子君 若干お答えがというか、私はもう少しほかの面でもこの子供の権利条約と国内法、これを見直していくということも必要ですけれども、全体的な人権、そういう総合的な観点からほかにももっと積極的に進めるべき問題がたくさん残されているのではないか、こういうことを指摘させていただいた...全文を見る
○千葉景子君 世界はこぞって人権問題に取り組み、そして条約などでお互いにこういう問題を高めていこうという時代ですから、遅過ぎるぐらいですけれども、積極的になることは当然のことですのでぜひお願いをしたいと思います。  さて、この子供の権利条約は、もう私はきょうは時間がありませんの...全文を見る
10月31日第119回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○理事(千葉景子君) 御答弁ありませんか。
○理事(千葉景子君) ちょっと、質問の趣旨にきちっとお答えください。
○理事(千葉景子君) 質問については、その価格を御存じですかという御質問だったようですが。
11月14日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○千葉景子君 本日は、最近大変ふえていると言われておりますいわゆる欠陥商品に基づくさまざまな被害、そしてそれに対する救済の方策などについて御質問をさせていただきたいと思います。時間も限られておりますので、本来ならばこれは通産省のみならずほかの厚生省など関係各省がございますが、きょ...全文を見る
○千葉景子君 これまでもこういう情報収集をなさって、それに対する指導なども当然行われてきているだろうというふうに思います。それから、消費者側においてもこれはどこかに責任があるのではないか、製品に問題点があるのではないか、それによる被害をこうむったというようなときには、どうしてもや...全文を見る
○千葉景子君 今御報告をいただきましたように、日常の生活用品と申しましょうか、そういうところにはSGマークの適用によって一定の救済が図られているということが言えようかというふうに思うんですね。しかしながら、それで必ずしも全部が網羅されるというわけにはまいりませんで、先ほどの事故情...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ真剣にお取り組みいただきたいと思うんです。一部の報道等によりますと、もう次期国会あたりにはこういう法律が出されるのではないかというような報道などもありまして、これは大変結構なことだというふうに思ったんですけれども、どうも今のお話ですと、今研究に取りかかっていると...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
○千葉景子君 私は、午前の質問の時間には、いわゆる欠陥商品の被害、その救済などについて質問をさせていただきましたが、午後はやはりそれと同様といいましょうか、今度は欠陥がある原発の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  同僚の会田理事からも、午前の質問の中で...全文を見る
○千葉景子君 今、今回の再開に当たっての安全性の確認のやり方というものを説明いただいたわけですけれども、それはよくわかるんですが、本来傷がついて削ったということでございますから、ある意味では工事前のものと今度の修繕をした後のものというのは別なものとなったということも言えるのではな...全文を見る
○千葉景子君 今判断の根拠といたしまして工学的な判断ということで御説明をいただいたわけなのでございますけれども、これは工学的な判断、知見というのでしょうか、その分野では当然そういう考え方というのは当たり前といいましょうか、専門的な考え方としては当然な考え方として通用しているものな...全文を見る
○千葉景子君 その際に、先ほどちょっとおっしゃったと思うんですが、浸透探傷検査は行っているということで確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
○千葉景子君 この液体浸透探傷検査、これはこの法律の技術基準によりますと、鋳造品については放射線透過試験あるいは超音波探傷試験、こういうものが一番基本であって、そういうものができなかった場合、あるいはそれで少し問題があったものでもこういう浸透探傷試験などをやって使用することができ...全文を見る
○千葉景子君 今回の安全性の確認のプロセスを拝見をいたしますと、多分製造時にきちっとした検査を行っていた、そして今回の表面に傷がついたそれについては、工学的知見あるいはその結果を見た液体浸透探傷検査などから、製造時の材質とかあるいは安全性がそのまま確保されているというふうに判断さ...全文を見る
○千葉景子君 百五ミリですか。七十七・四ミリが最低の必要な厚み、それに対して百五ミリあったということが確認されているということなんですけれども、これはいつこういう検査がなされて、それからそれについては通産省の方ではどういう形で確認をなさっているんでしょうか。例えば直接通産省が測定...全文を見る
○千葉景子君 もう一回確認させていただくんですが、製造時の検査、そのときにはそれはいつ行われてどういう形で確認をされているのかということ、それで今回はどうなっているか、ちょっと分けてもう一度言っていただけますか。
○千葉景子君 それは書類上でしょうか。それとも直接通産省のどなたかが立ち会われるなどして確認をとられることになるんでしょうか。
○千葉景子君 両方あるということですけれども、この福島の第二原発三号機のケーシングについてはいかがでしたか。立ち会われましたか、それとも書類上の検査でしたか。
○千葉景子君 それはぜひ、どういう形で確認がなされたのか、あるいは多分確認がなされればそれに対する書類とか残っているだろうというふうに思いますので、それは別途また説明を受けたいというふうに思います。  今回、当時のものと材質も変わらない、そして最小の必要な厚みも保っているという...全文を見る
○千葉景子君 それはいつ確認なさったのか。そして、代表的な五点ということでございますけれども、その五点について必要な厚みがあったということで、そうすると最小の数字というわけではないのですか。
○千葉景子君 修理後について、参議院の十一月二日の科学技術特別委員会で同僚の吉田議員が質問をされまして、この際に、百五ミリというのが最小の肉厚の測定値だというように御答弁いただいているのではなかろうかと思いますけれども、そのとおりでしょうか。それとも、今のように、五点はかった一番...全文を見る
○千葉景子君 今回測定をされたもの、それから製造時、設置時に測定されたもの、伺うと大変余裕を持った数字なんでございますね。もしそのとおりであれば、一定の厚みというのは保たれているんだろうというふうには思いますけれども、ただし今回の事故、先ほど工学的な判断ということで、表面に問題が...全文を見る
○千葉景子君 先ほど午前中の質問の中でも、この原因というのが設計上のミスではないかというような疑問も呈せられておりますが、少なくともやはり再開に当たっては十分な安全チェックをしていただく。原子力発電そのものの根本的問題はまた別な機会に譲りますけれども、やはり再開に当たっては、これ...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
11月15日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○千葉景子君 本日は、後ほど同僚議員の方から農水大臣などには質問させていただくということでございますので、私は、法務省そして最高裁判所を中心にいたしまして質問をさせていただきたいというふうに思います。  法務大臣、前回、この決算委員会の総括質疑におきまして、法務大臣に御出席をい...全文を見る
○千葉景子君 それでは、これまでの法務省の人権擁護、人権保護に関する政策の推移について少しお尋ねをしたいというふうに思います。  ちょうど昭和六十二年度の人権関係に係る法務省の予算、そしてその支出状況、法務省の方からまとめてペーパーでお出しをいただきました。それを拝見いたします...全文を見る
○千葉景子君 なかなかこれは目に見えない部分でございますので、数字的にはかるということは難しいかというふうに思います。着実に活動を強化していただくという以外にはなかなか難しいと思うんですけれども、片方でこういう活動を行いながら、しかしながら逆な面で、せっかく国民に対して人権の思想...全文を見る
○千葉景子君 五千部で数百冊ですから、かなりの部分まだ残っているということになりますね。もしこれをこのままにしておけばまたこれがさらにどなたかの手に渡っていく、こういう可能性が残されているわけです。この際、やはりこれをも う回収なさるとか、そしてきちっとした法務省としてのこれに...全文を見る
○千葉景子君 増刷しないというのはこれはもう当たり前のことでして、これだけ問題になっているものを増刷するなんということがあったらこれはとんでもないことですが、増刷しないだけではなくて、まだ残部が先ほど言ったように数百冊おありだということですね。これに対してやはりきちっとした対応を...全文を見る
○千葉景子君 ぜひそうしていただきたいというふうに思います。  また、この問題ばかりでなくて、法務大臣はせっかく積極的にいろいろな人権問題に取り組んでいこうと言われるのであれば、私はやはり、これまで大分指摘をされています、そして例えばこの間南アフリカからマンデラさんがお越しにな...全文を見る
○千葉景子君 今法務大臣の御発言をいただきました。その中にも私ちょっと気にかかるところもないわけではないんですけれども、それはまた別途御意見を伺わせていただくことにいたしまして、ぜひきょう指摘させていただいたことなどを含めて検討をいただきたいというふうに思っております。  それ...全文を見る
○千葉景子君 これは、今内容をお聞きいたしましたが、一定の期間、検証期間というんでしょうか、様子を見る、いろいろな調査を含めて検証してみる期間というのも設けられ、またその結果を見て最終的な結論を出される。結果によって今回まとめられたものを導入するかどうか決められるということになっ...全文を見る
○千葉景子君 弁護士と比べて云々ということはさほど大きな問題ではなくて、やはりその職務が本当に情熱を持って、あるいは誇りを持って携わることができるというところに一番大きなポイントがあるのではないかというふうに思うんですね。待遇の問題なども確かにそれは第二次、第三次の問題としてあろ...全文を見る
○千葉景子君 これはそうきょうあすにすぐできるという問題ではございませんけれども、ぜひ研究を進めると同時に、やはりまずこの研究の段階で、開かれた司法という意味で国民の意見なども早く聴取をしたり、あるいはそういう機会を設けるなど、論議を広げていただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○千葉景子君 ぜひそうしていただきたいと思うんですけれども、短期滞在の場合は非常に期間が限ら考えますと、きょう最高裁からもお見えいただいておりますけれども、到底短期の数カ月でなかなか裁判が決着をするという実情にはございません。そうなりますと、大変不安定な中で裁判を受けているという...全文を見る
○千葉景子君 それでは、これは質問の予定がなかったんですが、けさほどちょっと通告をさせていただきました。緊急な課題なものですから質問をさせていただきたいというふうに思います。  つい先日、報道等で私も目にしたところなんですが、いわゆる在日韓国、朝鮮の皆さんの法的地位に係る問題で...全文を見る
○千葉景子君 今大分慎重な御発言だったように思うんですけれども、入管法に係る永住許可の問題、退去強制、それから再入国の問題、これは一定のこれまでより以上の緩和といいますか、そういうことが多分予定をされているのではなかろうかというふうに思います。  しかし、むしろ一番指摘も多い外...全文を見る
○千葉景子君 最後にさせていただきますが、今三世以降というお言葉がありましたけれども、この問題はそれのみならず、一、二世の皆さんも含めて大変重大な問題でございますので、今後より慎重な、やはり日本の歴史、それの反省に基づいた考え方というものをぜひ根底に置いていただいた対処を考えてい...全文を見る
11月20日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○千葉景子君 きょうは時間も限られておりますので、三点ばかりについてお尋ねしたいというふうに思います。  まず、防衛施設庁にお尋ねをいたします。  本年、平成二年ですけれども、六月上旬ごろに当たろうかと思いますが、「防衛庁が提出した文書等の取扱いについて」という依頼文書を一定...全文を見る
○千葉景子君 その文書をいつ、どのような自治体に出されていらっしゃいますか。
○千葉景子君 この百というのは、全国の自治体からいえば一部の数でございますけれども、どういう自治体ですか。その分類としてはどういうことになりましょうか。
○千葉景子君 この文書の内容ですけれども、一部私の手元にありますもので読ませていただきます。   平素から、防衛行政に格別の御高配を賜り、感謝申し上げております。   既に御承知のことと思いますが、防衛庁が提出した文書等の情報公開条例上の取扱いについて、現在、一部地方公共団体...全文を見る
○千葉景子君 これはなぜこういう文書を出すことになったんでしょうか。
○千葉景子君 自治体が公開条例に基づいてみずからの判断で文書を公開する、当たり前のことですわね。それに対して防衛庁、防衛施設庁が、独自の判断に対してあたかも一定の制約を加えるごときこういう文書を出されるというのは、大変問題のあるところだというふうに思いますけれども、どう御認識なさ...全文を見る
○千葉景子君 圧力をかけたらこれはとんでもない話でございまして、こういう文書によってやはり何らか一定の、やらなければならないかなということを地方自治体に考えさせてしまうというところにこの文書の問題があるというふうに思うんですね。  その後、この文書に基づいて協議がなされたり、あ...全文を見る
○千葉景子君 それでは、例えば今後問題が起こったときに自治体から相談がなかったというようなことがあっても、別に防衛施設庁としては、それに対してその後特別な何か抗議を出すとか文句を言うとか、そういうことはないわけですね。
○千葉景子君 今のお話によりますと、期待をしているということですから、当然その協議があってしかるべきだというふうに御認識をされているということになるんじゃないかというふうに思うんですね。  やっぱりこれについては、私は自治体の自主的な判断というものをきちっと尊重する意味でもこう...全文を見る
○千葉景子君 この公開の問題につきましては、今後また国の面でもいろいろな問題がこれから出てこようかというふうに思いますけれども、少なくともこういう文書を出されることによって自治体が大変制約を受けるようなことがないように、まず今回は要請をしておきたいというふうに思います。  さて...全文を見る
○千葉景子君 御理解をいただきたい御理解をいただきたいと言いますけれども、もう理解する限界を超えているというのが実情でございます。少なくとももう訓練すること自体に大変な大きな被害が出ている。それに輪をかけて、必要があるとはいいますけれども、考えてみてください、普通の日常の生活で、...全文を見る
○千葉景子君 当然、こちらで訓練をするということになりますと宿舎の問題等があろうかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○千葉景子君 ほぼこの計画で、宿舎等もある程度整備がされてNLPが移転をする、訓練の実施が硫黄島でなされるというのはいつごろからになるんでしょうか。
○千葉景子君 ぜひこれについては促進をしていただくようにお願いしたいんですけれども、しかしながら、現在でも厚木基地だけではもう足りなくて、例えば一部は三沢であるとか岩国であるとかへ行って訓練をして、また厚木に帰ってくるというような状況もございます。それから、硫黄島の施設がどのよう...全文を見る
○千葉景子君 これからぜひその点については十分に米側とも協議をいただいて、今の状態が悪化しないように、できる限り生活状況が改善されるように考えていただきたいと思うんです。確かにかなり距離がありますので、そこからもし厚木の方に毎日戻ってくるとか、あるいは一定の期間訓練をしたら戻って...全文を見る
○千葉景子君 もう時間が来ますので、細かい点はまた別な機会にお尋ねしたいというふうに思うんですけれども、外務大臣、こういう問題を含めて今世界で軍縮の流れというものはかなり大きいんですけれども、横須賀基地などを見ておりますと、むしろ日本周辺というのはかなりまた横須賀寄港の艦船なども...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
12月18日第120回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○千葉景子君 きょうは、まず今趣旨説明がございました給与に関します法律案について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、待遇が改善をされていくというのは、これは決して私も否定するところではございません。ただし、裁判官、検察官という大変特殊な職務ということもござい...全文を見る
○千葉景子君 それぞれが独立の給与体系でその増額について一定の同じ割合で増額をしているということなのだろうというふうに解釈をするわけなんですが、これは細かいことになりますけれども、例えば東京高裁長官とその他の高裁長官というのは位置づけが若干違っている、あるいは東京高検検事長とその...全文を見る
○千葉景子君 先ほど御説明の中で、一応裁判官、検察官などの職務の特殊性から考えて一定の優位な給与体系といいますか、それをそれぞれが持っているというお話でございましたけれども、そのとおりにやはり裁判官、検察官については一般の公務員とは別なこういう法律がそもそも設けられている。そうし...全文を見る
○千葉景子君 その体系のちょっと枠外になろうかというふうに思うんですが、司法修習生の給与というのが一応参考として挙げられているわけなんですけれども、この司法修習生の給与というのはどういう位置づけで一定の額なり内容が決められているんでしょうか。
○千葉景子君 それは、そこに位置づけるのが司法修習生の実態というところから妥当であろうということでこの号給にほぼ当てはめられているということでしょうか。
○千葉景子君 ところで、裁判官や検察官については一定の特殊性を考慮した給与体系で運営をされているということは大枠わかるわけなんでございますけれども、最近司法試験の改革問題などが実現の方向に進んでいるところでございます。そういう中で、その背景としては裁判官とかあるいは検察官、もっと...全文を見る
○千葉景子君 なかなか給与自体のところは難しいようなどうも御様子でございますけれども、そういうところも含めて今後また検討していただきたいというふうに思います。  今そういう環境を整えていくという中の一つに、今回もというか、この法律の中でも定められておりますが、単身赴任の問題とい...全文を見る
○千葉景子君 これはとかく女性が働き続けるという意味でも、大変いろいろな意味で問題になってくるところでもあろうかというふうに思います。女性裁判官、検察官の方もいらっしゃることと思いますので、ぜひそういう点について今後も十分な御配慮あるいは手当てをしていっていただきたいというふうに...全文を見る
○千葉景子君 これはぜひ本当に政府が、法務大臣なども含めてですが、真剣に取り組んでいただくべきことであろうというふうに思います。  ただし、法務大臣として、やはりこれだけ国内そしてさらには国際的にもいろいろな意味での問題を、波紋を生じせしめたということになりますと、今後真摯に本...全文を見る
○千葉景子君 心の中のことは法務大臣が今後ぜひ整理をいただくことで、私は公的な立場として明確に責任をとるべきであろうということを最後に指摘をさせていただきまして、質問を終わりたいと思います。