千葉景子

ちばけいこ



当選回数回

千葉景子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○委員長(千葉景子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の大任を仰せつかりました千葉景子でございます。  甚だ微力でございますが、理事並びに委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でござ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中曽根弘文君、溝手顕正君、山崎順子君及び国井正幸君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十五分散会
02月19日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  国会等の移転に関する調査を議題とし、本委員会が先般行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。山崎順子君。
○委員長(千葉景子君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十二分散会
02月20日第140回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○千葉景子君 既に同僚議員の皆さんからも質問が出ている部分がございますので、できるだけ重ならぬよう、そしてまた、ちょっと違う観点で幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点は、今もお話に出ておりました民法の改正問題でございます。  重なるので大変恐縮でございます...全文を見る
○千葉景子君 にわかに、はいと言うわけにはまいりません。こういう議論も公の場でございますけれども、とすれば、むしろ法案を出していただいて公の場で議論というのも何の不思議もないなと、こういう気持ちもいたします。ぜひ前向きな御検討をお願いしておきたいというふうに思います。  次に、...全文を見る
○千葉景子君 それと同時に、この破防法そのものの問題もあろうかというふうに思っています。  この破防法というのは、先ほども申し上げましたように、憲法のさまざまな基本的人権の保障、こういうものに抵触をする、そういうところもこれまでも指摘をされてまいりました。また、この審議の経過を...全文を見る
○千葉景子君 これは時間がございませんので、また意見が全く異なる部分ではあろうかと思いますけれども、私の方から指摘だけさせておいていただきたいと思います。  次に、最高裁の方にお尋ねをしたいと思いますが、裁判の速記制度についてちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○千葉景子君 ちょっとついでというか、地裁、支庁も、支所も入りますけれども、速記官が配置されている割合というのはどのくらいになるでしょうか。
○千葉景子君 その今の調書の作成の仕方なんですけれども、その中で、今実情をお知らせいただきました速記官による調書の作成ですが、これは逐語録、逐語になりますので、ここでも速記をやっていただいていますけれども、それをそのまま現場で速記するということもあり、その内容については大変これま...全文を見る
○千葉景子君 最近、この速記の問題につきまして、いろいろな実情を踏まえて最高裁の方では新たなこれからの方向性というものを検討されているということをお聞きしているのですけれども、その内容についてちょっと御説明をいただきたい。そして、もしそういうことであれば、これまでの現行の速記官に...全文を見る
○千葉景子君 私も、非常に事件の内容が複雑になり、そして微妙な内容を含んでいる、そういうことが多くなってくる、そういう状況の中で多くの皆さんが速記官の入った法廷を求められるというふうに思うんですが、今のような問題点があることはよくわかります。それから先ほども、地裁の支部ではほとん...全文を見る
○千葉景子君 御説明は十分お聞かせいただきました。ただ、先ほど最初にも、裁判所の方でも大変これまで評価をされていた、そういう速記の制度について、そのよさといいましょうか、やっぱり十分にそれを考慮されて、今後の本当にあるべきシステムというものをぜひ検討いただくことを私から要請いたし...全文を見る
03月21日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○千葉景子君 午前中からさまざまな議論が続いておりますので、多少重なり合うところがあろうかと思いますけれども、確認もさせていただきながら何点かの質問をさせていただきたいと思います。  まず、酒税法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○千葉景子君 今回、この法案を私ども審議させていただきまして決定をするということになりますと、それなりにやっぱり議会としても責任を持たなければいけないということになります。  そうしますと、今後のやはり日米交渉などの推移によっては、この決定が本当にそのまま維持できるのかどうかと...全文を見る
○千葉景子君 こういう問題があるときなものですから、余りそういう交渉などにかかわりがないことを願いながら、ちょっとこの点でもう一点お聞きしたいんですが、今回の租税特別法の改正の中で、課税移出数量が前年度千三百キロ以下の業者につきまして租税特別措置の適用期限を酒税について四年延長す...全文を見る
○千葉景子君 これは私の気持ちですので、これがまた交渉などで何か問題にならないように祈っているところでございます。  さて、次に租税特別措置についてお尋ねをしたいと思います。ちょっと基本的な話になりますけれども、租税特別措置、あるいは非課税等の特別措置というのは特定の政策目的を...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ、そういう視点を持って対応をしていっていただきたいというふうに思います。  今お話がありましたように、かといって今度は租税特別措置というのが政策的にすべて悪いというわけではないわけでして、今回、先ほども議論に出ておりますエンゼル税制が創設をされました。これは企...全文を見る
○千葉景子君 時間が限られておりますので、細かい点になろうかと思いますが、ちょっと一点お聞きしておきたいと思います。  登録免許税についてお尋ねをいたします。登録免許税というのは、今固定資産税評価額を課税標準にして課税されているわけですけれども、考えてみますと、固定資産税という...全文を見る
○千葉景子君 時間ですので、終わります。
03月25日第140回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○千葉景子君 既に西川委員の方から幾つかの御質問がございましたので、多少重なる部分がございますけれども、確認の意味も含めながら何点かの質問をさせていただきたいというふうに思います。  今回の改正の目的というのは、金融経済環境の変化に対応して簡易生命保険特別会計の積立金の運用の多...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ、基本を忘れずに今後も取り組んでいただきたいというふうに思うんですけれども、その上で、この有価証券信託という形になりますと、委託者である信託銀行等に対しては何らかのコントロールといいましょうか、どういう形で監視みたいなものを行うのでしょうか。あるいは委託したらも...全文を見る
○千葉景子君 現在、簡保が貸付運用しているものでは国債などがございますけれども、それ以外にどんなものが行われているのか、そして、その貸し付けの実績などはどんな状況になっているのでしょうか。
○千葉景子君 今、その中で外国債の問題が触れられておりましたけれども、ちょっとその点についてお尋ねしたいと思うんですが、外国債の運用については平成六年度末九千四十二億円、平成七年度末二千二百三十九億円の差損があったと言われておりますけれども、円安が今進んでおりますから、平成八年度...全文を見る
○千葉景子君 最後ちょっと、運用していないということですね。
○千葉景子君 わかりました。  ところで、最近の運用利回りを見ますと、簡保は民保より高い利回りになっております。運用先を見ると、制限が比較的多い簡保が何で利回りがよくなるのかということがなかなかよくわからないんですけれども、これはどういう理由で利回りが高くなるのでしょうか。
○千葉景子君 平成六年六月から債券の先物あるいはオプションが開始をされておりますけれども、その実績はどんなふうになっているでしょうか。
○千葉景子君 今の実績をお聞きいたしますと、いずれも簡保の運用額から比べると少ない額のように思えます。せっかく法改正をしてこのような運用ができるようになったわけですけれども、これはどうなんでしょうか。少ないからだめだというふうに考えるべきなのか、あるいはやはり着実に安全な形で運用...全文を見る
○千葉景子君 時間もあれなので最後にお聞きいたしますが、簡易保険福祉事業団を通じて単独運用指定金銭信託による運用が平成七年度末で十兆円程度になっております。バブルがはじけて以来我が国の株式市場は低迷をしていますけれども、これ実際に運用益があるのかどうか、またその推移がどうなってい...全文を見る
○千葉景子君 時間になりました。
○千葉景子君 大分長時間に質問が続いてまいりましたので、お疲れのところかと思いますけれども、しばらくよろしくお願いをいたします。でき得る限り質問が重ならないようにさせていただきたいと思いますけれども、多少重なりましたら御容赦をいただきたいと思います。    〔委員長退席、理事陣...全文を見る
○千葉景子君 メリットというところはわからないではないんですけれども、それぞれのやはり役割分担あるいは特色、そういうものを考えますと、今後どうなっていくのかという若干危惧もするところでございます。ぜひ、これからのいろいろな状況を踏まえて、適切に対応をしていっていただきたいというふ...全文を見る
○千葉景子君 基本的な今後の方針というんでしょうか、それから問題点というのをお聞かせいただきました。私はそれを踏まえながらも、先ほどお尋ねした財源といいましょうか、その点について御心配がないかどうか、あるいはどのような形で財政面をきちっと確保していく、そういうことを考えておられる...全文を見る
○千葉景子君 そういう信頼を得ていくということを考えますと、先ほどもちょっと御指摘がございましたけれども、やはり生活に密着をしているというか、だれもがやはり信頼するという意味では視聴覚障害者向けの字幕放送等、やはりこういう差別なく情報を得られるという環境づくりというのも大変重要だ...全文を見る
○千葉景子君 時間がないので、ちょっと衛星放送についてもお尋ねしたがったんですけれども、終わりにさせていただきます。
03月27日第140回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○千葉景子君 きょうは佐藤通産大臣、御苦労さまでございます。  通産大臣とは、ちょっと通産問題とは関係なく、日ごろは夫婦別姓、選択制の問題などで大変私どもにとっても力強い仲間ではないか、そんな気持ちでこれまでもおつき合いをさせていただいております。その点もまたよろしくお願いをし...全文を見る
○千葉景子君 確かに、一宝飾店の問題でございますし、当初違法な行為があったというところまで言うわけにはまいりません。そういう意味では、なかなか問題を察知するということは難しかったというふうに思います。それはわかるんですけれども、この一月十日で破産宣告が出まして、これだけやっぱり被...全文を見る
○千葉景子君 もう実際に被害が出ている状況でございますので、そこから今後のことについては十分にというだけでは、本当に消費者あるいは被害者にとっては大変納得いかないという部分もあるのではないかというふうに思うんです。  そういう中で、ちょっと指摘をさせていただきたいというふうに思...全文を見る
○千葉景子君 もうちょっとお尋ねするんですけれども、今後ぜひ、このココ山岡の問題も決してもう終わっているわけではありませんで、ここから起点にこれからのことを考えていただくと同時に、この事件そのものの解決に向けても努力をしていただきたいというふうに思うんですけれども、そのためにちょ...全文を見る
○千葉景子君 多分、ココ山岡などのような場合にも、負債総額から考えると会計監査人がつかなければいけない、そういう状況にあったというふうに思われます。  そこがどうなっていたかというのは今後の問題でございますけれども、会計監査人の責任といいましょうか、例えば問題を見逃していたとか...全文を見る
○千葉景子君 そういう意味では、会計上厳しいそういう監査体制というのも法的には認められている、制度化されているわけですけれども、やっぱりそれを一回一回消費者があるいは購入する者がここの会社のぐあいはどうかなといって調べて購入するということにはなかなかならないわけです。  そうい...全文を見る
○千葉景子君 時間でございますが、最後に大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。  きょうはココ山岡という問題からちょっとほかの全体的な問題にも言及をさせていただいたわけですけれども、今個々の商取引も必ず金融と絡んでいる、そして、いざというときには購買をした購入者が金融の問...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。
05月08日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査のため、本日、参考人として帝京平成大学長八十島義之助君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(千葉景子君) 国会等の移転に関する調査を議題といたします。  国会等移転審議会の審議状況について、政府から説明を聴取いたします。五十嵐国土庁大都市圏整備局長。
○委員長(千葉景子君) 以上で説明の聴取は終わりました。  次に、国会等の移転に関する件について参考人から御意見を承ることといたします。   この際、一言ごあいさつを申し上げます。  八十島参考人におかれましては、御多忙のところ当委員会に御出席賜りまして、まことにありがとう...全文を見る
○委員長(千葉景子君) どうもありがとうございました。  以上で参考人の意見陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  本日は、あらかじめ質疑者等を定めず、委員には懇談形式で自由に質疑応答を行っていただきたいと思います。質疑を希望される方は、挙手の上、...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、参考人に対する質疑はこれにて終了させていただきます。この際、参考人に一言お礼を申し上げます。八十島参考人におかれましては、大変お忙しい中、当委員会のため貴重な御意見をお述べいただき、また質疑に対して御丁寧にお答えいただきまして...全文を見る
○委員長(千葉景子君) この際、国会等の移転に関する実情調査のため、先般実施いたしました視察について報告を聴取いたします。まず、岐阜県について報告をお願いいたします。国井正幸君。
○委員長(千葉景子君) 次に、茨城県について報告をお願いいたします。山崎順子君。
○委員長(千葉景子君) 以上で報告の聴取は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時二十分散会
05月09日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
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○千葉景子君 民主党の千葉景子でございます。  きょうは御三名の参考人の皆さんに大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。とりわけ、私などは全くこういう問題には素人と言っても過言ではございませんので、いろいろなお話を聞かせていただきまして大変勉強させていただいている...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございます。  さて、いろいろなお話をお聞きしながら、この外為法の改正によって、私などは全く個人の、銀行なども一預金者であったりあるいは余り投資もできる立場にございませんので投資家とも言えませんけれども、個人の預金者あるいは投資家などにとって、この外為法...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございます。  個人にとっても確かに選択の幅が非常に広がる、それから企業間競争が激しくなることによる、ある意味では間接的ではあろうかと思いますけれども、そういうメリットが個人に還元されてくると、こういうことが確かに言えようかというふうに思うんです。  ...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。
05月13日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第12号
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○千葉景子君 この改正の問題につきましては、これまでの質疑の中で大分論点も煮詰まってきているようにも思われます。  ただ、私もこの金融問題というのは、率直に言いまして素人でもございますので、なかなか何回お聞きしてもどうもいま一つすとんとわからない、こういう部分も多々ございます。...全文を見る
○千葉景子君 そうなりますと、空洞化のさまざまな原因の中には、今御指摘ありましたように、一般的な規制が非常にこれまで強かったこと、バブル崩壊後元気がないと。元気を出すような政策をとらなきゃいけないわけですけれども、そのフロントランナーとして外為法改正がトップに来たということは、ど...全文を見る
○千葉景子君 私も、それは何となくよくわかるような感じがいたします。  というのは、ほかのさまざまな規制あるいは制度改革、そういうものを順次整備し、それがきちっとできたから、さあ窓をあけようという順番ですとどうもなかなか進み方が遅いのではないか。そういうことをやっておると、世界...全文を見る
○千葉景子君 それと同時に、例えばこの外為法をフロントランナーとする金融改革が、日本の東京市場なり日本の経済を活力のあるものに、あるいは国際競争力の高いものにしていく、こういうことが長期的にできてくるとすれば、それはひいては国民生活にとっても非常にメリットが出るということ、そうい...全文を見る
○千葉景子君 全体に長期的に見ますと、そういうよい面というのが考えられると。それは今回の外為法の改正、それに伴う大きな金融改革の大変重要なポイントであろうと、肯定的に私も評価をさせていただいているところでございます。  ただ、これも何回も指摘がございますけれども、短期的に見たと...全文を見る
○千葉景子君 私も、ぜひそういうことでないように期待をしたいと思います。  ただ、そのためには、先ほどからお話もいただいておりますけれども、来年の四月に外為法改正が施行されるというまでにできるだけ他の改革が進められていくということが必要であろうと思います。それから、こういう環境...全文を見る
○千葉景子君 この外為法改正の影響についてちょっとまだお聞きしたいことはあるんですけれども、時間の関係もあって区切りの問題もありますので、あと有事規制の問題についてお聞きをしておきたいというふうに思います。  まず、今回のこの改正で有事規制につきまして多少というか、かなり大きい...全文を見る
○千葉景子君 そこで、ちょっとお聞きしておくんですけれども、現行法上でも当然有事規制というのがあり得たわけですけれども、どういうときに発動されているのか。これは、国際的な安保理決議とか条約、こういうものが条件でしたから、それに基づいての発動ということになろうかというふうに思います...全文を見る
○千葉景子君 今それぞれの、六カ国そして継続中のもの、御説明をいただきました。経済制裁の内容についても触れていただいたわけですけれども、経済制裁の内容も、今回何か現行法と異なるところができたのでしょうか。
○千葉景子君 多分、今回の改正で資本取引一般が自由になったわけですから、そういう意味で、それを全体として許可制にかからしめるということで改正になったと、改正というか内容としてはそこでくくられたというふうに解釈すればいいのかなというふうに思うんです。  ところで、従来はこの安保理...全文を見る
○千葉景子君 それは確かにこの条文で読みますと、「国際平和のための国際的な努力に我が国として寄与する」、こういうことですから、どこも何も考えていないのに日本だけがとっぴなことを考えて何か事を起こすというようなことではないだろうというふうに思いますけれども、ただ非常にこの経済制裁と...全文を見る
○千葉景子君 今の局長の御指摘は、私もそのとおりだと思います。  やはり、非常に外交、経済、影響力が大きいですから、それについて厳格な責任ある決定をしていただかなければいけないと思います。ただ、今度はその反面、やる以上は、あるいは実施をするとなれば、実効性が伴わないと諸外国から...全文を見る
○千葉景子君 金融機関の確認義務は、送金とか、そういうものにはかけ得るんだと思うんですね。ただ、直接外国で決済をしてしまうというようなことになりますと、なかなかこの確認だけでは難しいところもあると思うんですね。そうすると、結局はそれぞれに周知を徹底して、そしてそれに違反をしたら厳...全文を見る
○千葉景子君 さて、時間になりますので最後に指摘をさせておいていただきたいと思うんですけれども、これは先ほども、こういう経済制裁というのは非常に迅速が要求される、そして国際関係などにも大変大きな影響を及ぼすということで、政府が責任を持ってこの発動については決定をしていくということ...全文を見る
○千葉景子君 大臣、いかがですか。
○千葉景子君 終わります。
05月15日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
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○千葉景子君 この外為法の審議も大体論点も尽くされてまいりました。これでいきますと、ほぼきょう採決ということになろうかというふうに思います。  この外為法がフロントランナーになりまして、金融ビッグバンがいよいよスタートを切るということになってくるわけでございます。私たちは、ある...全文を見る
○千葉景子君 今、要旨を御説明いただきましたけれども、約五千万円という利益を提供、供与した、こういうことになるわけでございます。  今回逮捕されました被疑事実というのは、今御説明をいただいた内容ではございますけれども、いろいろこれまでの報道あるいはこの間の野村証券の社内のいろい...全文を見る
○千葉景子君 率直に言いまして、それ以上の御答弁というのは出ないというのは私も予測をしているところではございますけれども、ぜひ今指摘をされている問題、私も先ほどお話をさせていただきましたが、そういう点などについても十分に頭に置かれて捜査がなされるものだというふうに確信をいたします...全文を見る
○千葉景子君 今、御指摘がございましたように、これからの金融市場というのは公平な適正なルールと、そしてそれが万が一破られたようなときには厳しい制裁の措置を科して、そして透明な自己責任の確立てきる市場をつくっていくということが大変重要なポイントであろうと思います。今回の問題を、こう...全文を見る
○千葉景子君 こういう形でマネーロンダリングに対する防止策といいましょうか、そういう規定が置かれているわけでございます。  警察庁にちょっとお聞きをしたいと思いますが、従来、このマネーロンダリング防止にどのような対応をされてきているのか、そしてこの改正に基づいてこういう規定も盛...全文を見る
○千葉景子君 この問題についても、この外為法改正を契機に、危険がより大きくなるというようなことがないように、ぜひそれぞれの機関で対応をしていただきたいというふうに思います。  さて、これもこれまでの間も指摘をされてきたところでございますけれども、今回の取引の資本の自由ということ...全文を見る
○千葉景子君 さてこの問題、今後の条件整備というような点について、少しお聞きをしておきたいというふうに思うんです。  先ほど野村の問題から私も指摘をさせていただきましたけれども、それから御説明もいただいたわけですけれども、これからの自由な市場、そして国際的な競争、そういう中で日...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ、その点についても今後とも積極的なお取り組みをお願いしたいというふうに思います。  それで、時間もあれですのでもう最後になろうかというふうに思いますけれども、これから業界間の問題、その中でどういう業務を行っていくかということは大事ですけれども、今お話にもありま...全文を見る
○千葉景子君 大臣にも、一言。
○千葉景子君 終わります。     ―――――――――――――
05月28日第140回国会 参議院 本会議 第29号
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○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本銀行法案に対して、橋本総理、三塚大蔵大臣から御所見を伺います。  今回、五十年ぶりに行われる日銀法改正は、金融市場を取り巻くグローバルな環境変化に対応して進められている金融システム改革の一環とし...全文を見る
05月29日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第15号
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○千葉景子君 きょうは、日銀法の問題に入る前に、大変恐縮でございますが、二点ばかり質問をさせていただきたいというふうに思います。  と申しますのは、この日銀法改正の問題もしかりでございますが、今金融ビッグバンという大変大きな表題のもとに日本の金融市場あるいはそれを取り巻くさまざ...全文を見る
○千葉景子君 大臣がそういうことであれば、自信を持っていろいろなことに当たっていただけるのではないかというふうに思いますけれども、大蔵省内についても、それぞれきょうは大変高名な局長さん方もおそろいでございますけれども、省内について大臣としてはそういうことがないかどうかお調べになっ...全文を見る
○千葉景子君 さて、この問題、今それぞれ参議院、衆議院、参考人招致などで事実の解明などが努力をされているところでございますが、第一勧業銀行の融資の問題などを含めて、大蔵大臣としてはどういう御認識をお持ちか。そして、この問題に対して大蔵省としては、これまで検査の段階では発覚をしなか...全文を見る
○千葉景子君 私も、今金融システム改革などが進められておりますけれども、どうも体質というんでしょうか、こういうものが本当に払拭をされていくんだろうかと。法律やあるいはシステムを転換しても、それに魂とかあるいはそれにふさわしい中身が本当に盛り込まれるんだろうか、それを本当に懸念する...全文を見る
○千葉景子君 今のお話の中で、これまでも実態としては決して法律そのままではなくて独立性をむしろ尊重しながら運用がなされてきたと。しかし、それにプラスしてやはりこれからのあるべき中央銀行の役割、こういうようなことを踏まえて今回の改正に至っているのだということだと思います。  総裁...全文を見る
○千葉景子君 先ほど、総裁からこの改正については肯定的な評価のお言葉がありました。    〔理事石川弘君退席、委員長着席〕 ただ、その中で国際的な基準と、それを我が国の政治システムの中で最大限生かしてもらったのではないかと、こういうお話が先ほどあったわけですけれども、今回のこ...全文を見る
○千葉景子君 それでは、大蔵省の方にお伺いをさせていただきたいと思いますが、これも先ほどの議論で出てまいりました。今回の改正の大きな柱が独立性の確保ということになるわけですけれども、確かに独立だからといって国全体の政策について全く大蔵省と日銀で相対立していればいい、こういう話では...全文を見る
○千葉景子君 ちょっと個別にお尋ねをさせていただきますが、一つは予算についての認可権です。  これは、同僚議員からのさまざまな質問やそれから議論もございました。内閣が最終的な責任をという議論もあるんですけれども、そこをさらに突き詰めますとやはり最終的には、政治の責任というのは、...全文を見る
○千葉景子君 そう言っていただくと、そういう形で国会で議論ができるということですから、予算自体も大蔵省の認可とする、私はどうも明確な理由というんでしょうか必要性が、これがいまひとつ納得できないというか、あるのかなという気がするんです。  何か多少なりともコントロールをきかせよう...全文を見る
○千葉景子君 もう一点、議決延期請求権についてお尋ねしたいと思います。  これも、先ほどからきちっとしたセーフガードをつけて、そして認めているということはもう十分お聞きしたんですけれども、これも日銀の政策委員会が体制を非常に強いものにして、そして金融政策について自主的な、そして...全文を見る
○千葉景子君 もう時間がありませんので、また機会がありましたらと思うんですが、政府の意見を十分に、対立するときもオープンにと。それは、別にこの制度ということではなくて、政策委員会が日常的にもそういうものも全部含み込んで当然政策決定をなさるものだというふうに思いますので、何かこれだ...全文を見る
06月04日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査のため、本日、参考人として作家堺屋太一君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。   ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(千葉景子君) 国会等の移転に関する調査を議題とし、参考人から御意見を承ることといたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。堺屋参考人におかれましては、御多忙のところ当委員会に御出席賜りまして、まことにありがとうございます。  本日は、忌憚のない御意見を拝聴...全文を見る
○委員長(千葉景子君) どうもありがとうございました。  以上で参考人の意見陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  本日は、あらかじめ質疑者等を定めず、委員には懇談形式で自由に質疑応答を行っていただきたいと思います。質疑を希望される方は、挙手の上、...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 他に御発言もないようですから、参考人に対する質疑はこれにて終了させていただきます。  この際、参考人に一言お礼を申し上げます。堺屋参考人におかれましては、大変お忙しい中、当委員会のため貴重な御意見をお述べいただき、また質疑に対して御懇切にお答えをいただき...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第17号
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○千葉景子君 私も前回、日銀の独立性などを中心にいたしまして質問させていただきましたが、それに引き続きまして、少し整理をしながら御質問をさせていただきたいというふうに思います。  ちょっとこういうことを言わせていただくと、何かこういう審議の場で大変恐縮ですけれども、二人三脚とい...全文を見る
○千葉景子君 この認可法人であるということによる要件というか、認可をするということ自体は要件ですけれども、じゃ認可法人だからこうあらねばならないとか、政府がこういうかかわりをしなければいけないということは、この認可法人であるがゆえの何か条件はございますか。
○千葉景子君 ちょっと確認をさせていただいたのは、認可法人であるということで、それからこの法律にいろいろな条件が書かれているわけですけれども、直接には関係がないというふうに考えてよいというふうに受けとめておきたいと思います。  そこで、次にお聞きするんですけれども、先ほどもちょ...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ、私も全くお互いに意思が通っていない形でうまく経済が発展をしていくということにはならないだろうと思いますので、これはいい意味で、お互いの政策議論を活発に行うという意味で運用されるように期待をしたいというふうに思っているところでございます。  それから、これと同...全文を見る
○千葉景子君 なるほど、それが尊重と配慮のやはり区別ということになるということです。今のその公共性が非常に高いということから、特に独立性と、そしてやはりそれをきちっと透明にする、アカウンタビリティーをきちっと確立する、こういうことにつながっていくんだろうというふうに私も理解をさせ...全文を見る
○千葉景子君 さて次に、先ほど理念といいましょうか、そういう中で政府との意思疎通を図っていくという理念の一つの具体化として、政策委員会への政府からの出席ということが規定をされております。これは必要に応じて会議に出席して意見を述べるということになりますけれども、それと絡んで、先ほど...全文を見る
○千葉景子君 若干ニュアンスが違うのかなという感じがいたします。  先ほどお聞きして、政府が出席をして余り準備がなかったりしたときにはもうちょっと待ってくれということもあり得るやに感じますし、余りそういうことで準備がないままに出席するということはほとんど考えられないですし、その...全文を見る
06月06日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
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○千葉景子君 民主党の千葉景子でございます。  きょうは参考人の先生方に大変貴重な御意見また御示唆をいただきまして、本当にありがとうございます。実は、私が所属をいたしております民主党では、先ほど立脇参考人、そして田尻参考人から今回の法案に対する問題点の幾つかを御指摘いただきまし...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。  それでは、次に立脇参考人にお尋ねをさせていただきたいと思います。立脇参考人が御指摘になりました幾つかの問題点、私もかなり同感をさせていただく部分が多いんですけれども、一つ先生が御指摘をされました総論的な部分ですけれども、日銀と政府の関係...全文を見る
○千葉景子君 それでは、佐伯参考人にお尋ねいたします。  きょうも冒頭で、一連の金融関係のさまざまな不祥事などについて改めてお考えをお聞かせいただきました。私も、これは今回日銀法の問題を審議させていただいておりますけれども、これからの国際的な時代に向けて金融市場あるいは金融機関...全文を見る
○千葉景子君 あと、日銀に期待をする点などはございませんか。
○千葉景子君 最後に、館参考人にお伺いいたします。  時間がないものですからほんの一言になりますが、本当にこれまでおまとめいただいた大変な御努力、私も敬意を表させていただきたいと思います。  この間この委員会でも、あるいはきょうのそれぞれのお考えでも、必ずしも一致しない部分あ...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。
06月10日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第19号
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○千葉景子君 きょうは、冒頭、ひとつちょっと確認の意味も含めて日銀にお尋ねをさせていただきたいと思います。  と申しますのは、最近、時折指摘をされておりますけれども、いわゆる二〇〇〇年問題というんでしょうか、コンピューターのプログラムというのは西暦を下二けたで処理している、そう...全文を見る
○千葉景子君 日銀そのものは九九年初めまでに大体対応がとられるというようでございますけれども、どうなんでしょうか、本当にこれかなりの額が必要とされると思いますし、それから対応がおくれているところなどを考えますと、これはかなり急がなければいけない状況にあるのではないかというふうに思...全文を見る
○千葉景子君 ちょっと通告はさせていただきませんでしたけれども、大蔵省の方も何かこの点についてございましたらお願いいたします。
○千葉景子君 ぜひ、混乱のないように対処していただきたいというふうに思っているところでございます。  さて、法案の関係に移らせていただきたいと思いますが、前回まで私もいわゆる今回の大きな理念でもございます日銀の政策運営の独立性、それといわゆる行政としてのかかわり方、あるいは日銀...全文を見る
○千葉景子君 今お話をお聞きいたしますと、政策委員会の推薦に基づいて任命をするということですから、その政策委員会の意向が最大限尊重されるんだというお話でございました。  だとすれば、そこにお任せするということでも何ら不都合はない。やっぱり、その人事権をしっかり政府が握っておくと...全文を見る
○千葉景子君 それでは、次に予算の点についてお聞かせをいただきたいと思います。  これも、私も既に指摘はさせていただいておりますけれども、人事と財政を握るというのはやはり組織としては大変重要な、その組織を管理、支配をする重要なポイントであろうというふうに思うんです。  予算に...全文を見る
○千葉景子君 今おっしゃっておられますけれども、やはり金融政策の運営に当たっては、それが継続性を持ち、あるいは年度ごとに極端な違いが出てくるというものではないだろうというふうに思います。そういう意味では、この運用に当たっては、やはり今おっしゃっておられるように、政策委員会がきちっ...全文を見る
○千葉景子君 次に、これもまたケース・バイ・ケースというお話になってしまうのかもしれませんけれども、大蔵大臣の要請によって報告や資料の提出ということが、これも法律に明記をされております。これもどういう場合といいましょうか、実際にはどういう運用がなされるのか。これはしょっちゅう報告...全文を見る
○千葉景子君 今お話をお聞きいたしますと、違法行為とかそういうものをチェックする前提にと、これはわかるところだと思います。それから、マーケットに近いことによるいろいろな日銀の蓄積した知識やノウハウ、これもいわば政府の大きな経済政策とかそういうものに生かすべく資料なりを提供してもら...全文を見る
○千葉景子君 そういう日銀が配慮すべき点も含めて、考査の重要性というものも法に明記されることによって認識をしていただきたいというふうに思います。  ただ、これは実際には日銀の考査とそれから行政による検査などは目的もそれからその制度、システムも全く違うわけですね。ただ、大きく考え...全文を見る
○千葉景子君 私もその点については、それぞれの特色というかそれは生かさなければいけないだろうというふうに思います。  日銀の考査というのは、契約に基づいて相手方の信頼を得てやるということにもなりますので、強制的に行うというものではない。しかし、今おっしゃったような、査定に当たっ...全文を見る
○千葉景子君 今後とも、その点について私どももしっかりとまた運用などについてチェックをさせていただくようにしてまいりたいというふうに思っております。  さて、この機会に、最後にお尋ねしたいと思っておりますが、日銀の新しい出発ということになっていくわけでございますけれども、この間...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。
○千葉景子君 私は、日本銀行法案に対する修正案について、その趣旨を御説明いたします。  このたび政府から提案されました日本銀行法案は、戦時立法として昭和十七年に制定された現行日銀法を五十五年ぶりに抜本改正しようとするものであり、これまでの審議でも明らかなように、当然のことではあ...全文を見る
○千葉景子君 私は、政府提出の日本銀行法案に反対し、さきに提案させていただきました修正案に従って修正すべきであるとの立場から討論を行うものであります。  このたびの日本銀行法案は、昨年の住専問題を初めとする金融機関の不良債権問題、大和銀行事件などの金融不祥事が相次いだことを契機...全文を見る
06月11日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第6号
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○千葉景子君 中山案の提案者の皆さん、そしてまた猪熊案の提案者の皆様、それぞれのお立場から案をまとめていただき、そしてこのような議論の場を提供いただいておりますことに本当に感謝を申し上げ、大変お疲れさまですと申し上げたいと思います。  きょうは、冒頭、ちょっと私も気になっており...全文を見る
○千葉景子君 私も今のそれぞれの法に対する趣旨というのは明らかであろうかというふうに思います。  私自身は、やはり人の死というものが非常に個人的な側面もあり、あるいは宗教的な側面もあり、非常にそれぞれの生き方、死に方にもかかわる、そういう問題であろうというふうに思っております。...全文を見る
○千葉景子君 医学的にそういうものだろうかなというのは私もわからないではないんですけれども、事、死というのがやっぱり医学領域だけの判断で本当に法的に決められてしまっていいのだろうかというのが多くの方の率直な気持ちでもあるのではないかというふうに私は思うんです。  そういう意味で...全文を見る
○千葉景子君 ただ、そういうものが積み重なって、社会的にみんながこれはもう人が亡くなったと認識できるのであれば、逆に言えば脳死は人の死であるということを改めて規定するということは要らないのではないか。逆に、やっぱり今は社会的なあるいはそれぞれのコンセンサスというのがなかなかまだそ...全文を見る
○千葉景子君 それぞれ御見解を伺わせていただきましたが、何か今、正直言ってなかなかわからない部分もございました。  というのは、この考え方のよしあしてはなくて、中山案の提案者の方から考えますと、脳死状態というのを、ノーリターンの状態で死というふうに基本的にお考えになるとすれば、...全文を見る
○千葉景子君 そこで、次にお尋ねをするんですけれども、きょうは法務省にも来ていただいておりましょうか。  今、法律の中で、死とか死亡という用語が使われているのは、私も自分で数えたわけではないので大変申しわけございませんが、それを弁護士会などで調査したようでございますが、法律の数...全文を見る
○千葉景子君 ということは、こういうことだと思うんですね。一人の死については二つの相続が発生するわけはありませんね。ただ、ある人の相続は脳死状態の死によって発生をし、ある人の相続は心臓死という死亡によって発生をすると。そうすると、こういうケースはほとんどないんだろうなとは思うんで...全文を見る
○千葉景子君 これはいずれ何か図解でもしないと、なかなか言葉だけではわからないところがありますけれども、ちょっとそれをさらなる問題にいたしまして警察庁にもお尋ねをしておきたいんですけれども、この脳死ということを人の死ともし認定するということになりますと、例えば交通事故の現場等で混...全文を見る
○千葉景子君 時間になりましたので。
06月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号
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○千葉景子君 前回に続きまして、限られた時間でございますので、総括的な観点から何点か御質問させていただきたいと思います。  臓器移植に関する問題、この委員会全体としても、それから中山案の提案者の皆さん、そして猪熊案の提案者の皆さん、今それぞれ医療技術の進歩によって臓器移植が日常...全文を見る
○千葉景子君 今御説明をいただきましたが、それは当然のことであろうというふうに私も思います。そして、やはり基本的な理念として、私たちは改めてこの医の倫理、そしてインフォームド・コンセント、これがこの審議の基本にあるべきだということをそれぞれまず認識しておかなければいけない、こう考...全文を見る
○千葉景子君 余り時間がございませんので、まだ何点かお聞きしたいんですけれども、一点お聞かせいただきたいと思います。  先ほどから指摘がございますように、この臓器移植という問題は、その提供する御本人の自己の意思、これが一番重要な点ではございますけれども、やはり人間というのはその...全文を見る
○千葉景子君 まだそのほかにも、先ほどの御議論でも私もなかなかわからない法的な適用の問題などございますけれども、時間が参りましたので、同僚議員の質問にゆだねることにして、私は終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月17日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
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○委員長(千葉景子君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。議事に先立ち、委員長から発言いたします。去る六月三日、政府は財政構造改革会議の最終報告を受け、財政構造改革の推進について閣議決定をされ、この決定の中で、首都機能移転問題については慎重な検討を行うこ...全文を見る
○委員長(千葉景子君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さより決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(千葉景子君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。国会等の移転に関する調査のため、閉会中に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認めます。つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千葉景子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十二分散会
06月17日第140回国会 参議院 本会議 第37号
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○千葉景子君 私は、修正議決されました臓器移植に関する法律案に反対の立場で討論を行います。  私は、脳死状態にある者の身体からの臓器の移植を全く否定しようというものではございません。医療技術の一環として脳死状態からの心臓や肝臓の移植が可能になっている現在、脳死状態という死につつ...全文を見る
06月18日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第6号
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○委員以外の議員(千葉景子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  今国会初めに委員長に選任されて以来、理事並びに委員の皆様方の御協力、御鞭撻を賜りまして大過なく職責を果たすことができました。改めまして心から御礼を申し上げます。  当委員会におきます委員皆様方のますますの御活躍...全文を見る
11月05日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○千葉景子君 民主党の千葉景子でございます。  午前に引き続きまして、何点か御質問をさせていただきたいと思いますが、ちょうどお昼休みを済みましてちょっと一区切りついたところでもございますので、冒頭、大変恐縮ではございますけれども、環境問題の基本のところを少し大臣にお尋ねさせてい...全文を見る
○千葉景子君 今、大臣からお話がございました、まさに地球市民こぞってこの問題に英知を傾けていかなければいけない、そういうことだろうというふうに私も同感でございます。  さて、こういう環境問題の基本的な認識に立ちまして、きょうも議論になっております地球温暖化の問題でございます。こ...全文を見る
○千葉景子君 そこで、先ほどからお話がございました、提案をされていらっしゃいます中身について少しお聞きしたいと思うんです。これだけ、やっぱりリーダーシップもきちっととってというお話でございます。しかも、意味があって現実的で衡平なと、それが先ほどのお話ですと五%につながるということ...全文を見る
○千葉景子君 まさにこれは本当に遅くては何の意味もないわけで、今確かに、大胆なとおっしゃいましたけれども、むしろ今環境庁で大胆と思われるのかもしれませんけれども、そういう意味では国民の方が大胆にもうそこまで頑張ろうやとむしろ提起をしているわけですから、そういう意味ではそういうこと...全文を見る
○千葉景子君 時間がございませんので、本来であればこの削減値の問題ばかりではなくて、これは非常に複雑に錯綜いたしますので難しいと思いますけれども、例えば先ほどから出た差異化の問題あるいはバスケットアプローチと言われるような手法、それから排出権取引、そしてボローイング、前借りの制度...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
11月13日第141回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○千葉景子君 下稲葉法務大臣、御苦労さまでございます。  これまでも法務委員会などで御一緒に議論をさせていただいてきた、こういう経過もございますので、委員会での議論もぜひ十分踏まえていただきましての御奮闘を心からお願いをする次第でございます。  さて、既に各委員の皆さんからい...全文を見る
○千葉景子君 ぜひ、この改正議論のときのさまざまなやりとりなども改めて振り返っていただきまして議論を進めていただきたいというふうに思っております。  この作業を進めるに当たって、先ほど、成年後見制度の問題で清水理事の質疑の際、要綱試案を発表されて国民各層の意見を十分に聴取された...全文を見る
○千葉景子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  ところで、この外国人の問題につきましては、ちょっと前になりますけれども、外国人の在留に関する行政監察の結果もことし三月に出されております。  そういう意味ではいろいろな問題点が指摘をされているわけでございますが、その中で...全文を見る
○千葉景子君 今、順次ということで作業中ということにお聞きをいたしますけれども、いろいろマイクロ化されておりますので大変だとは思いますけれども、これがスムーズに最終まで早期に終了されますようにぜひよろしくお願いをしたいというふうに思います。  それでは次に、先ほどちょっとお触れ...全文を見る
○千葉景子君 そういう意味では、これがとりわけ御高齢の方を対象に考えられた制度ではないのですけれども、やはり大変ふえているということが言えようかと思うんです。ただ、これは制度としてはこういうものしかございませんので、やむなくこれを利用されるというケースもあるかと思うんですが、こう...全文を見る
○千葉景子君 今御指摘にもございましたように、これまでの制度ではやはり十分に対応し切れない部分が出てきているというのは確かなところだろうというふうに思います。  ただ、今後検討を進めていただく上で、もう既にこの辺は研究会の中間発表で指摘をされているところでございますけれども、や...全文を見る
○千葉景子君 ところで、ちょっと話はがらっと変わってしまって恐縮なのでございますけれども、実は私も先般の視察の一員に加えさせていただきまして、少年院なども見学をさせていただいてまいりました。いろいろな体制の問題等、お聞きしたいことはたくさんあるのでございますけれども、きょうはちょ...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。  またこれは私もいろいろ知恵を絞ってみますので、よろしくお願いをしたいと思います。  最後になりますが、今、登記・供託業務のエージェンシー化というのが若干問題になっております。きょうは簡単で結構でございますが、どうも私もこれよくわからな...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
11月18日第141回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○千葉景子君 私は、総理を中心に、外交、特に日本の国際貢献のあり方などについて御質問をさせていただきたいと思います。  総理、いかがでしょうか、我が国は今後国際社会の中でどのような国として生きていくのか、そんなことをお考えになったことがありましょうか。どうも今感ずるところは、い...全文を見る
○千葉景子君 はい。時間になりました。  せっかく防衛庁長官もおいでいただきましたけれども、また後日にいたしまして、今問題点も御指摘をいただきましたけれども、今後ともやはり世界に誇れる、信頼を得る活動をぜひ進めていただきたいと思います。  終わります。
11月25日第141回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○千葉景子君 午前から質問がそれぞれ続いておりますので多少重なり合う部分もあろうかというふうに思いますけれども、この連休を挟みまして大変状況もいろいろ大きく変化をしてきております。そんなことも頭に置きながら質問させていただきたいというふうに思います。  まず、今回の商法の改正で...全文を見る
○千葉景子君 私は、今の大臣のお考え、そのとおりであろうというふうに思うんですが、ただ事は何かもっと根本的な大きなところまで掘り下げていかないと今の日本の経済あるいは社会、そういうものがにっちもさっちもいかなくなってきていると、こういう事態があるのではないかというふうに思うんです...全文を見る
○千葉景子君 今お話がございましたけれども、これまでは、その波及効果などの大きさも考えながらでき得る限り金融破綻をさせない、そして秩序を維持していく、こういう体制を大蔵省もとってこられたわけです。いわば、よく言われるように護送船団方式とも称せられてまいりました。しかし、今回の動き...全文を見る
○千葉景子君 しかし、今おっしゃったことは今の状況の中で本当に通用する話でしょうか。既に公的資金も使ってこれからの信用不安を防止していこうというような話も出ております。むしろ今回の破綻によっていろいろな意味での不安やら混乱が出てきているわけです。検査結果を発表すると改めていろんな...全文を見る
○千葉景子君 きょうは法務委員会ということで関連して大蔵省にお聞きをいたしておりますので、大臣もおいでではございませんので最終的な大蔵省としての考え方、あるいはこれからとるべき態度のようなことについてはなかなかお聞きしにくいところではございますけれども、経済がグローバル化をし、世...全文を見る
○千葉景子君 そこで今、今回の改正に絡みながら大蔵省からもお話を伺ったんですが、今回の改正がそういう大きな今の金融市場の変化、あるいは行政のあり方に対する再検討が求められるようなそういう情勢の中で行われるわけです。この法改正、罰則を強化する、あるいは一定の新設の規定をつくる、そう...全文を見る
○千葉景子君 そういう意味では、これも改革の一歩としてぜひ効果が上がるように考えていきたいものだというふうに思います。  ところで、今回の改正に至るまでには、たび重ねて商法の改正そして総会屋の対策というのも行われております。今回の改正の前が昭和五十六年の改正でございます。そこで...全文を見る
○千葉景子君 ぜひそう期待したいところなんですけれども、実際のところを見ますと、なかなか根深いものがあるような気がいたします。  きょうは、ちょっと警察庁にもおいでいただいているんですけれども、あるアンケートによりますと、企業のうち千二百社が総会屋との絶縁を宣言したということが...全文を見る
○千葉景子君 どうも私もわかりませんけれども、企業の方も、ある意味では総会を、後ろめたいことがあるばかりではなくとも、要するに日本の企業自体がどこに顔が向いているのか、どうもやっぱり株主にきちっとした説明をするということではなくて、できるだけしゃんしゃんと総会が滞りなく短時間で終...全文を見る
○千葉景子君 これも統計という話にはなりませんけれども、株主総会の開催の記事とか報道とかあるいは広告、こういうのを見ますと、かなりの部分が一定の日時に集中をして行われる、そしてそれによって総会屋の介入を分散しようというようなこともあるんでしょう。それから、先ほど言いましたように、...全文を見る
○千葉景子君 時間になりましたので、残余はまた別の機会にさせていただきます。
11月27日第141回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○千葉景子君 きょうはそれぞれの参考人の皆さん、ありがとうございました。貴重なお話を伺い私も大変勉強させていただいたところでもございます。  皆さんのお話を伺いまして、今回の法改正についてはそれぞれ基本的には評価をされていらっしゃるというふうに私も承りました。ただ、どうやらこの...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございます。  私も罰則、刑が上がるということにどういう効果があるのかというのは実際になかなかはかり知れないところがあるわけです。国民に対する問題提起とか、あるいはやはり違法性が強いということをこれによって表現をするという意味の効果もあるのかな、こんなこ...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございます。  同様の問題なんですけれども、先ほど渡邊参考人も、総会の問題で書面主義の問題、ちょっと御指摘などをされました。いかがでしょうか。総会の持ち方、そしてその中で投資家の保護をどういう形でやっていくか。実務を御存じの渡邊参考人にぜひお聞かせいただ...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。  先ほど宮脇参考人からは、日本の社会の構造的な問題、こういう御指摘をいただきまして、私ども政治に携わる者も改めて襟を正し、あるいは問題を重く受けとめていかなければいけない、こう考えたところです。  その中で、やはり行政の不公正の放置、こ...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。  時間になりましたので。
○千葉景子君 きょうは、ちょうど午前の委員会で三名の参考人の方から大変興味深い、あるいはまた私たちの審議にもいろいろな参考になる御意見もちょうだいをしたところでございます。  御三名ともこの法改正には基本的には賛成であるというお話でございました。しかしながら、この法だけですべて...全文を見る
○千葉景子君 こういう新しい類型が新設され、これを受ける側、総会屋の側というのも変ですけれども、いろいろとまたできればできただけの知恵も出てくるのかなという気もいたしまして、これが適切に運用されるように私も望みたいというふうに思います。  それからもう一つ、威迫を伴うものですね...全文を見る
○千葉景子君 説明はよくわかりました。これも個々具体的な事例になりますと、なかなか微妙な、相手方に到達したときといいましても難しいところもあるのかなという感じがいたします。やはりこういう犯罪類型が新設されたということは、これに適用が必要な事例なりあるいは状況がやはり存在するわけで...全文を見る
○千葉景子君 私も罰金というのは、前回もちょっとお尋ねをしたのですけれども、特に経済犯罪についてどのぐらいが適切なのかというのはよくわからないんですね。  今回、確かに従来の例えば供与、受供与ですと相当のアップ率になります。そういう意味ではその効果というのが考えられるのですけれ...全文を見る
○千葉景子君 それとほぼ同様の問題になろうかというふうに思うんですけれども、今回はそれ以外にも例えば社債権者集会の代表者等の特別背任罪、それから会社財産を危うくする四百八十九条等、法定刑がこれも引き上げられております。ただし、今おっしゃった話にも共通するんでしょうけれども、そもそ...全文を見る
○千葉景子君 この法律そのものの内容は、これからの個別の問題でいろいろと適用上また私も今後御質問させていただく機会もあろうかというふうに思います。  きょうは、ちょっと違う観点になりますが、この改正がなされても、あるいは他のこういう犯罪に対して適切に対応していく意味でも法務省が...全文を見る
○千葉景子君 そういう面もぜひ充実方、努力をいただきたいというふうに思います。  もう一点、今回の総会屋の問題ばかりではありませんけれども、ちょっと気になったことがありまして、それは許永中被告が保釈中に消えていなくなっちゃった、こういうことがございます。裁判がある程度長くなる、...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
12月01日第141回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○千葉景子君 先ほど既にお触れがありました相次ぐ金融破綻から雇用問題も大変深刻化しているところでございます。これまで政府の護送船団方式と言われるもので金融・証券業界の脆弱な体質を許してきた、それによる経営者の甘えあるいは無責任体質、これが経営破綻を生ぜしめ、結果的には多くの働く者...全文を見る
○千葉景子君 労働大臣、細かくお聞きできませんけれども、例えば雇用調整助成金の基準の見直しとかあるいは労働債権の保全について、今後基盤を整備するとか、そういう点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○千葉景子君 終わります。
12月02日第141回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○千葉景子君 きょうは裁判官の報酬、そして検察官の俸給等に関しての法案の改正でございますので、それを中心に何点か質問させていただきたいと思います。  先ほどからお話がございますように、裁判官の仕事の実態ということを考えますと、大変忙しい、こういう状況がいろいろ指摘をされていると...全文を見る
○千葉景子君 これを見ましても裁判官で七割、検察官で五三%、いかにも多いなと。今回の指定職以上についての趣旨から考えてここまで適用されるというのは、そもそもこの報酬のあり方とか俸給のあり方ということにもう一回見直してみる部分があるんじゃないかなということを、この数字から私もちょっ...全文を見る
○千葉景子君 今の御説明、御説明としてはよくわかるんですけれども、もし裁判官もキャリアシステムをとっておって、ある意味では順次昇進をしていくというシステムを考えられるかもしれません。  ただ、それはもしそうだとして、それでは一般の政府職員の給与改定にぴったり準じて改定をするとい...全文を見る
○千葉景子君 私もこういう話をさせていただきながら、じゃどういうことをすればいいのかと言われますと、そう知恵が出るわけではないわけでございます。  これまでも法的にこういう形で一般の公務員に準じて制度を運用されているということはわからないわけではないんです。先ほど申し上げました...全文を見る
○千葉景子君 制度上も違った扱いをするというのはなかなか難しいことはわかります。ただ、大変謙虚で遠慮深くいらっしゃるんだなという、そんな感じもいたしますけれども、これだけの皆さんが今回財政が厳しいということも含めて一年間施行をおくらせて我慢をいただくということになりますが、大変厳...全文を見る
○千葉景子君 わかりました。そういう意味で、その部分でも一定のキャリアを評価して位置づけるということになっているのかなというふうに受けとめておきたいと思います。  ほかにもちょっとお聞きをしたいんですけれども、時間がございませんので、大臣、法律もあり制度上なかなか難しいことは重...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
12月04日第141回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○千葉景子君 きょうは、このところやはり一番課題になっております拓銀あるいは山一の倒産問題などがございます。金融不安を解消するという面で、いろいろな今議論がされているところでございますけれども、倒産をした際の法的な整理、そういう問題についてきょうは多少お尋ねをしたいというふうに思...全文を見る
○千葉景子君 このところ数年の数をお聞きいたしますと、大変大きな数の倒産が発生をしておりますし、そして、雇用調整助成金というその範疇ではございますけれども、相当数の関係する従業員があるということが言えるのではないかというふうに思うんです。  こういう場合にどういう形でその後の財...全文を見る
○千葉景子君 今、法的な手続について御説明をいただきました。必ずしも対応するわけにはいきませんけれども、先ほどの企業倒産の数、そして法的な手続をとられた数を比較してみますと、倒産のうち多分七、八割はこういう法律に基づいた手続ではなくて、任意的な整理をされるということになっているの...全文を見る
○千葉景子君 任意整理の場合は、民法、商法上で一定の順位がございますけれども、例えば非常に残余財産が少ないというような場合に、なかなか労働債権を全額確保するということが難しいということも私もよくお聞きしているところでもございます。  ところで、先ほど御説明をいただきました清算型...全文を見る
○千葉景子君 確かにその法の趣旨の違いというのはあると思われますが、先ほどの最高裁からいただいた倒産事件の受理件数を見ましても、会社更生というのはやはり大企業を中心にした制度でもあります。例えば平成八年ですと十八件、平成九年の九月までの数値で二十三件。全体の倒産をした中ではこうい...全文を見る
○千葉景子君 今、諸外国の法制なども若干お聞きいたしますと、担保物権には優先をするというのはなかなか難しいところがあろうかというふうに思いますけれども、少なくとも租税公課などと同じぐらいのレベルで優先順位がある、あるいは租税公課と大体並ぶくらいに保証がされているということが言える...全文を見る
○千葉景子君 今お話がございましたように、破産法ができたのがもう大正年間でもございます。そういう意味では、やはり時代の要請をきちっと適切に反映できるような、そういう中身になりますように、今後御議論をまたさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  時間が限られ...全文を見る
○千葉景子君 時間ですので、これで終わります。     —————————————
12月09日第141回国会 参議院 法務委員会民事訴訟法改正に伴う情報開示に関する小委員会 第1号
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○千葉景子君 何点かちょっと御質問したいんですけれども、基本的にまずきょうは、一方で情報公開法の制定に向けた論議がされています。一方では民事訴訟法のもとにおける文書提出命令、これにかかわる問題でございます。  そこで、竹下先生に、この情報公開制度と文書提出命令について、基本的に...全文を見る