千葉景子
ちばけいこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月21日 | 第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 きょうは、参考人のお二人の先生に大変興味深いお話を聞かせていただきましてありがとうございます。限られた時間ではございますけれども、忌憚のない御意見をまたさらにお聞かせいただければというふうに思っております。 質問に入...全文を見る |
○千葉景子君 私もなかなか焦点が絞れないでいるわけですけれども、都村参考人のおっしゃった、教育ということで長期的な視点を持って取り組んでいくということも一つであろうかと思いますし、それから多様なメニューを用意して、いろいろな経験といいますか、選択ができるような場をつくっていくとい...全文を見る | ||
○千葉景子君 いろいろなまだまだ問題があろうかと思いますが、ひとつきょうは、残された時間で、先ほどから両参考人からもお話をいただいておりますように、社会のシステムをできるだけ世帯単位から個人を主体とした構造にしていくということについてちょっとお尋ねをしたいというふうに思うんです。...全文を見る | ||
03月23日 | 第151回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合及び自由党を代表して、平成十三年度一般会計予算及び特別会計予算に対し、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について御説明申し上げます。 ...全文を見る |
○千葉景子君 今、政府の方からさまざまな御説明がありました。しかし、それを聞いた有権者の皆さんやあるいは納税者の皆さんは本当にどう感じておられるか。私も本当に今、何か非常に残念な気持ちがいたします。 やはり、これまでの政府のいわば怠慢あるいはずさんな管理、そして結局は外交それ...全文を見る | ||
○千葉景子君 直接、事前の通告をいただいておりませんので、定かにお答えをするということにはなりませんけれども、ぜひ早く調査をしっかり進めていただきたい、そしてそれによってこの機密費の問題もできるだけわかる、解明の糸口にしていただけたらというふうに思います。 | ||
○千葉景子君 今、畑野委員から御指摘がありましたことも確かにごもっともな考え方だというふうに思っています。 ただ、今、日下部提案者の方からも御説明がありましたけれども、もうあとわずかで予算の自然成立の時期を迎えるということになります。そういうことを考えますと、これまでいささか...全文を見る | ||
○千葉景子君 答弁者の私に聞かれることが余り適切じゃなかったのかなというふうに思います。全く私も御縁がない話なものですから。 それから、本来であれば、これはもっと与党か政府関係者の方にお聞きいただく方が適切だったのかなというふうに思いますけれども、こういうことも含めましてこれ...全文を見る | ||
03月26日 | 第151回国会 参議院 本会議 第12号 議事録を見る | ○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合及び自由党を代表して、平成十三年度一般会計予算及び特別会計予算に対し、修正の趣旨説明を行わせていただきます。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 本修正案では、内閣官房及び外務省報償費...全文を見る |
03月27日 | 第151回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○千葉景子君 きょうは裁判所定員法の一部を改正する法律案と下級裁判所の管轄区域等の改正の法律案を一括してということでございますので、簡単なというとおかしいですけれども、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の方をまずちょっとお尋ねさせていただきたいと思います。 今回の改正は...全文を見る |
○千葉景子君 わかりましたというか、利用者にとってもなじみやすい、わかりやすい、あるいは地元の自治体等の意見なども踏まえて、原則は所在地の市町村名ではあるけれども、柔軟な名称のつけ方になっておると、こういうふうに理解をすればよろしいのでしょうか。今回の大宮もそういうことであろうか...全文を見る | ||
○千葉景子君 多分、必要性は意識はなさっているようでもございますし、そうだとは思うんですけれども、司法制度改革審議会の結論が出て、さてと、やると言ってもなかなかそれは一気にできることではない。それから、これまでも、先ほど指摘をさせていただきましたけれども、決して裁判所の人数が、職...全文を見る | ||
○千葉景子君 今お話があった、相談をしたりあるいは打診をしながら正式に任官の手続をとるということなんだと思うんですけれども、そうすると、多分申請をするには申請書とかそういう手続があると思いますが、正式に申請を受けて採用されなかった、そういう数というのはどのくらいあるんですか。ある...全文を見る | ||
○千葉景子君 どうも何か話がはっきりしないんですけれども、さっき言ったように、そもそも適任者であれば受け入れていくということですが、その採用基準といいますか、適任者であるということの採用基準みたいなものは何か明確に持っておられるんですか。 | ||
○千葉景子君 どうもそのあたりが裁判所の何かこう閉鎖的といいましょうか、そういうことにつながっているんじゃないか、それからある意味ではそう見られる一面をあらわしているんじゃないかというふうに思うんですね。 というのは、今さまざま議論をされていることは、裁判自体に幅広く市民的な...全文を見る | ||
○千葉景子君 後ほどお尋ねをいたしますけれども、これからは国民の司法参加、本当に一般の市民が裁判手続にも関与をして適切な判断を出していこうということまでもが論じられ、あるいは具体化をほぼしようとしているもう状況でございますね。そういう意味では、少なくとも現在すそ野としては、司法の...全文を見る | ||
○千葉景子君 今回は、それに対して、どうもこの定員法というのもわかりにくい法律ですけれども、五人の増員という形になるわけですね。総数として、そして配属が小さいところでは七名という、本当にこの数で幅が広がっているさまざまな事件に十分に対応し切れるか、あるいは緻密な、十分な調査に対応...全文を見る | ||
○千葉景子君 私はよくわかりません。 というのは、少年事件は多少減少傾向にあるけれども、複雑化、非常に重いものがふえています。それから、家事事件は増加傾向で、そういう中で五人ふえることによって適切な対応ができるという、どうもそこの意味が、聞いておられる皆さんもわかるのかなと思...全文を見る | ||
○千葉景子君 時間がもうありませんので、余り論ずることができないんですけれども、裁判員制度、この導入の方向についてはおおよそ方向性が出たということでございます。その員数等については、これからその適切な数をということになっていこうかというふうに思いますけれども、私は、この裁判員制度...全文を見る | ||
○千葉景子君 終わります。 | ||
05月14日 | 第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○千葉景子君 最初の男女共同参画の観点に立った税制及び社会保障制度、私も基本的には女性と男性がそれぞれ人間らしい、そしてその人らしい生き方をするということを考えてみるときに、やっぱり性を超えて、制度やあるいは社会のシステムが性ということに中立的に働くような、そういう組み立てをして...全文を見る |
○千葉景子君 せっかくお祝いを申し上げようかと。それと、ちょうど選択的夫婦別姓の問題が出ておりましたので、ひょっとして何か御意見がおありかなとあらぬ余計な関心を寄せていただいたということでございます。 | ||
○千葉景子君 ちょっと郡司委員から御指摘があった点で、一つは、今ここで議論されていることの基本的な中心は雇用労働といいましょうか、いわゆる賃金労働ですね。それを中心に多分議論が進められているというふうに思うんですが、ただ、やっぱり御指摘があった、例えば一つは多分ペイドワークに対し...全文を見る | ||
05月31日 | 第151回国会 参議院 法務委員会 第9号 議事録を見る | ○千葉景子君 おはようございます。 きょうは、弁護士法の改正に関する法案の質疑でございますけれども、私も四十五分いただきまして、若干他に緊急にお聞きをしておきたいこともございますので、まず最高裁から話を伺わせていただきたいと思います。 既にこの委員会でも取り上げられており...全文を見る |
○千葉景子君 これにつきましては、今後、訴追委員会で訴追をすべきか否か、そして、それが決定をするようなことになれば弾劾裁判というようなことになっていくのかとは思いますけれども、改めて、このようなことが起こる何か素地があるのではないか、また一体この原因は何だろうかということを最高裁...全文を見る | ||
○千葉景子君 きょうはこれを議論させていただくというつもりはございませんけれども、ただこれは国民世論という問題よりもやっぱり一人一人の人権をいかに保障していくか、そこにかかわる問題だというふうに思うんです。そういう意味では、国民の多数が賛成をするとか否かではなくて、むしろ少数であ...全文を見る | ||
○千葉景子君 さて、そういう意味ではこれを一つの先取りとしてこれから司法制度改革、司法の充実というものを図っていかなければいけないわけでございます。 そういうやさきに、私はもう本当に目が点になるようにびっくりしたんですけれども、報道で、「司法改革 財務省が「異議」」というよう...全文を見る | ||
○千葉景子君 ぜひ、内閣が一致してこの改革に取り組んでいただくということをお願いしたいと思いますが、それには司法制度改革審議会から答申がなされ、それをどう今度は具体的に進めていくかということが大事になってくるかと思います。そういう意味で、今後の司法制度改革の推進体制というものにつ...全文を見る | ||
○千葉景子君 ぜひ、大臣が中心になりまして取り組みをしていただくように、内閣をリードしていただくようにお願いをしたいと思います。 さて、法案の内容に少し何点か触れさせていただきたいと思いますが、先ほどももう佐々木先生から御質問などもございました。重複をできるだけ避けたいとは思...全文を見る | ||
○千葉景子君 その趣旨といいますか、御説明をいただければわからないわけではないんですけれども、現在でも個人的な財産と事務所の財産といいますか、それが混同しているというわけでは決してないと思いますし、そういう意味では一人法人、できればやれた方が便利だなという感はするんですけれども、...全文を見る | ||
○千葉景子君 そうなりますと、今回の法案ではあれですけれども、今後、例えばそういう共同形態を、一つの法人事務所というのを法整備していく可能性というのはあるのか否か。それから、現在の法制下ですと結局幾つかの法人が連携を図るというような形でならいわゆる総合的な事務所形態ができるという...全文を見る | ||
○千葉景子君 そういう意味では、今回の弁護士の法人化ということによって利用者にとっても多少安心感とか、あるいはいろいろな選択の幅が多少広がったのかなと。ただ、現実の利用する側から見ると、この法律ができて、弁護士の側は法人化をしても、利用者の側からするとそう極端な違いというのは出て...全文を見る | ||
○千葉景子君 ぜひ、この法人化がある意味では利用者にとって少しでも便利な、それから使いやすいものになっていくように期待をするわけです。 その中の弁護士過疎地域といいましょうか、そういうところの解消みたいなものに多少なりとも役立つんだろうかと考えて、そこの従たる事務所を設けられ...全文を見る | ||
○千葉景子君 ありがとうございました。 時間があと残されておりませんので、最後にちょっと一点だけ御見解をお聞かせいただきたいと思っております。 それは、先般のハンセン病問題について政府として控訴をしないということをお決めいただいて、判決が確定をするということになりまして、...全文を見る | ||
06月04日 | 第151回国会 参議院 行政監視委員会 第4号 議事録を見る | ○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 ちょっと質問の順番が変わろうかと思います。官房長官が他の委員会と時間が重なっておられるということもございます。また、機密費に係る問題は官房長官の専権ということで、他の皆さんではお答えが得られないというふうにお聞きをいたし...全文を見る |
○千葉景子君 ぜひその具体的な今後の改革への取り組み、また改めてお尋ねをする機会があろうかと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ありがとうございます。 さて、ちょっと何か前後するので、私の長い演説をしてもしようがありませんので質問をさせていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○千葉景子君 それは当然のことであろうというふうに思います。今後、今、大臣がおっしゃったチェック機能をきちっとつくる、そして国民にも納得できるようなそういうシステム改革をしていくということは当然のことであろうというふうに思います。 ただ、それに当たっても、やはり事実関係をきち...全文を見る | ||
○千葉景子君 ちょっと大臣に御答弁をまた引き続きお願いさせていただきたいので。 | ||
○千葉景子君 せっかくの機会ですから、大臣に御意見を聞かせていただきたいと思います。 | ||
○千葉景子君 ちょっと中断ということになりましたので気が何か少しそがれるようなところがあろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 今、田中外務大臣から、これからの御決意のほど、きちっとはっきりさせていく、あるいはチェック機能を働かせていくというようなことがございま...全文を見る | ||
○千葉景子君 ただ、こういう報償費について一つ一つつまびらかにできない、こういう性格のものであることも私も十分承知をいたします。しかし、逆にこれまで出てきている問題は、本当の意味で明らかにすぐにはできない、そういうものではなくて、むしろ明らかにして、そして、いや実はこういうことが...全文を見る | ||
○千葉景子君 今おっしゃっていること自体は私も賛同させていただきます。当然のことだというふうに思います。 それを本当に真の意味あるものにするために、そして今申し上げましたように、その改革が、これは本当にみんながこぞってその方向でいこう、これから報償費にも疑義はないということを...全文を見る | ||
○千葉景子君 先ほどからの繰り返しになりますけれども、方向性は私も同感いたします。ただ、それを信頼できるかどうかは、先ほどからくどいようですけれども、やっぱりこれまでの事実関係がいま一つ不明朗である、それからこういう記事もまた改革を進めているさなかで出てくる、こういうことがありま...全文を見る | ||
○千葉景子君 ぜひ改革の参考にしていただければ、私どもも、こういう方向での改革であればぜひ歓迎をさせていただくところでございます。 さて、ちょっと時間の関係であと一問だけお聞かせをいただきたいというふうに思うんですけれども、これも事前にお知らせをしませんでしたので事実関係だけ...全文を見る | ||
○千葉景子君 わかりました。 そうすると、官房長官の記者会見での御発言は外務大臣の御認識とはいささか違って会見をなさっているということでしょうか。官房長官がもう少し事実関係といいますか、それをきちっと把握されて、外務大臣からも話を聞いて、そして会見をなさった方が正確だというこ...全文を見る | ||
○千葉景子君 ありがとうございました。 田中外務大臣とはその改革の中身等について、機会がありましたらぜひまた意見交換もさせていただきたいというふうに思っております。 さて、限られた時間になってしまいましたけれども、この委員会でも公益法人にかかわる問題、特にKSD問題をきっ...全文を見る | ||
○千葉景子君 私も、総点検の結果などを拝見いたしました。 ただ、確かに、マル、ペケ、三角とかついておりましたりするんですけれども、これで本当の意味で公益法人の問題点あるいはあり方、こういうものが見えてくるんだろうかという気が率直に言っていたします。KSD問題なども、やはりそう...全文を見る | ||
○千葉景子君 ありがとうございました。 ───────────── | ||
06月11日 | 第151回国会 参議院 行政監視委員会 第5号 議事録を見る | ○千葉景子君 田中外務大臣、お疲れさまでございます。 前回も機密費問題などを中心にいたしまして質問させていただきました。引き続きまして何点か御質問させていただきたいと思います。 前回、私どもの民主党は、これだけ問題になっている機密費問題ですので、きちっとした支払い計算書を...全文を見る |
○千葉景子君 つい先日までなかなか資料もきちっと出てこなかった、そういう中で大臣も大分御苦労がおありなんじゃないかというふうに推測をされます。そういう意味で、今回も節約すべき目標数値のようなものをぜひ示したかった、何か大臣はそう考えておられたのではないかという見方もありまして、そ...全文を見る | ||
○千葉景子君 徐々に実態が大臣にも把握できる時期がこようかと思いますので、そういうときにはその実情などを我々にもお知らせいただいて、一緒にやっぱり信頼できる機密費改革を進めていくように、ぜひ大臣の御尽力をお願いしたいというふうに思います。 ありがとうございます。 それでは...全文を見る | ||
○千葉景子君 総務省はそういうことでございまして、多分行革大臣も全体はなかなかまだ御存じない部分があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○千葉景子君 抜本的なぜひ改革に向けて大臣のまたリーダーシップをとっていただきたいというふうに思うんですけれども、ただ、これはばらばらにできていくものですから大変やりにくいと思うんですが、中間法人ができました。そうすると、その抜本改革までの間ですけれども、例えば、これはもう現在公...全文を見る | ||
○千葉景子君 もう時間でございますけれども、何のために中間法人みたいなものができたのかいま一つわからないところがありまして、やはりぜひ抜本的な改革をなし遂げる経過の中でも、確かに移行措置もありません。せっかく公益法人として認められながら税制の優遇もないような中間法人に移行しろ、あ...全文を見る | ||
06月14日 | 第151回国会 参議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○千葉景子君 ただいま議題となりました民法の一部を改正する法律案につきまして、発議者を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 戦後、個人の尊厳と両性の本質的平等を基本理念とする家族法改正が行われましたが、改正作業が急を要したため、旧家族法の規定をそのまま継承し...全文を見る |
06月26日 | 第151回国会 参議院 法務委員会 第16号 議事録を見る | ○千葉景子君 おはようございます。民主党の千葉景子でございます。 きょうは、民事訴訟法の一部を改正する法律案に関しまして質問をさせていただきますが、これは既に衆議院の審議の中で修正等も施されまして、おおよその議論が尽くされたものも多いかと思います。しかし、まだ私の頭の中でもな...全文を見る |
○千葉景子君 大変わかりやすく整理をして御説明いただきまして、ありがとうございます。 現行制度上は、今、大臣から御説明があったそういう制度になっておろうかというふうに思います。ただ、それらの制度はそれぞれいわば趣旨といいましょうか、それはあるわけでございまして、必ずしも民事訴...全文を見る | ||
○千葉景子君 今、大臣から御説明をいただきました。その中で、やっぱり何点か問題点があるのではないかというふうに思います。 というのは、先ほど私も申し上げましたけれども、それぞれ閲覧、謄写の制度、公開をする制度というのが現行設けられております。しかし、それがどういう趣旨に基づい...全文を見る | ||
○千葉景子君 先ほど、前提として刑事事件記録については刑事の制度あるいは刑事訴訟法にゆだねるというのが根底にあるというお話がございました。 しかし一方、やっぱり民事訴訟というのも刑事と同時に独立して存在しているわけで、そこでの真実の発見そして民事訴訟を適切に遂行するという要請...全文を見る | ||
○千葉景子君 わかりました。 そうなりますと、今回、一律除外というような形にはなっているけれども、例えば具体的にこういう支障があるというようなことを、じゃ、改めて問題が生じてきたとかあるいはそういう指摘がなされている、あるいはそういう調査をなさってまたさらに問題に対応していく...全文を見る | ||
○千葉景子君 要するに、裁判所が判断するのは相当の理由があるかどうかを判断するんですか、それとも監督官庁の出されている意見が相当であることを認めるに足りない場合に限って、ちょっと私の説明も変なんですけれども、要するに相当性があるか否かを判断するということですか。 | ||
○千葉景子君 どうもここのところがいま一つはっきりわからないんですよね。要するに、除外事由になるのかどうか、その実態的な、実質的な判断をする前にまず監督官庁の意見がちゃんとそろっているか、あるいは理由としてちゃんと成り立っているかという、相当な理由かどうかというところをまず第一段...全文を見る | ||
○千葉景子君 わかりました。 こういう高度の秘密にかかわるようなものについては相当性の判断をし、それから内容の判断をすると。これだけ厳格な手続といいましょうか、インカメラ方式をとりながら、こういう段階を踏んで、監督官庁の意見も十分に尊重するという格好になっているわけですよね。...全文を見る | ||
○千葉景子君 附帯事項、確かに情報公開制度との整合性ということを求めております。私も、情報公開法の審議のときもいろいろと考えさせていただいたんですけれども、確かに情報公開法は、一般の国民に対して行政の情報等をきちっと開示する、行政の説明義務をきちっと尽くす、こういうことにもかかわ...全文を見る | ||
○千葉景子君 実際には今、局長がおっしゃったようなことになるんだろうと思うんですね。求められた側が、むしろこれは公開できないものだと言うための立証をむしろ実際にはするということになるんだと思うんですが、だとすれば、むしろやっぱり求める側は、おおよその場合にはごく一般的な国民だとい...全文を見る | ||
○千葉景子君 ぜひそのような議論を尽くしていただきたいというふうに思いますし、やはり日常、訴訟にかかわっている弁護士などの意見、弁護士会等の意見などが十分反映されるような、そういう手だてもしていただきたいというふうに思いますし、それから前回の附帯決議で、司法判断を尊重するというこ...全文を見る | ||
○千葉景子君 終わります。 | ||
11月01日 | 第153回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 きょうは出入国管理法の改正案の質疑ということでございますので、まず最初に、この出入国管理及び難民認定法ですけれども、出入国管理にかかわる部分はこの間も何回か改正作業もされてまいりました。いろいろその都...全文を見る |
○千葉景子君 今、基本的なスタンスを聞かせていただきました。私も、昨年のこの第二次出入国管理基本計画、これを読ませていただいておりますけれども、大変これからの新しい社会に向けた理念のようなものが出されているのではないかというふうに受けとめさせていただいております。 そういう中...全文を見る | ||
○千葉景子君 私も、今、大臣がおっしゃった考え方、おおよそ理解をさせていただきます。 ただ、どうなんでしょうか、今の時代状況を見ますと、二十一世紀に入りまして非常に国際化も一層進展してきております。そういう中で、いわゆる国という枠を超えて人あるいは物、お金あるいは情報、そうい...全文を見る | ||
○千葉景子君 私たちも、普通一般には、サッカーの国際試合などの周辺でいろいろな騒動を起こすような、そういうことを頭に描くんですけれども、こういう者の対策ということでこの法案では一定の要件をつくったわけですね。 今のフーリガンという定義、それとこの法案においての要件、これはどう...全文を見る | ||
○千葉景子君 ちょっと分けてというか、お尋ねをするんですけれども、今お話がありましたように、フーリガンというのは、当初の対策の的とすれば来年のワールドカップ、そしてサッカーの競技会などが一つの大きな焦点であろうかというふうに思うんですが、今回はいわゆるフーリガン以外に、そのサッカ...全文を見る | ||
○千葉景子君 今、局長がくしくも御説明いただきましたように、余り具体的にやっぱりこういう問題点があるんだというのがはっきりしていないんですね。確かに、サッカーのワールドカップなどをめぐってはいろいろございますけれども、それ以外のところでこれまで具体的にこういう問題が生じたというこ...全文を見る | ||
○千葉景子君 ぜひ、その基本的な考え方はきちっと根底に置いておいていただきたいというふうに思うんですが、ただ形式的にその要件を見れば該当する可能性もなきにしもあらずなんですね。 特に私も心配するのは、この上陸拒否の事由、第一段としては、刑に処せられている、国内、国外でですね。...全文を見る | ||
○千葉景子君 お答えとしてはそういうお答えにならざるを得ないのかとは思うんですけれども、非常に、例えば本当に来年のワールドカップサッカーなどがみんなが楽しく、そして気持ちよく行えるということを私も望むものでもありますので、本当にそうなってほしいと思いますが、改めて今の総合的な判断...全文を見る | ||
○千葉景子君 今のお話をお聞きいたしまして、確かに組織的な傾向というのがあるのかなという、それは私も感じたりはいたします。 ただ、先ほども言いましたように、その処罰をするという以上に、退去強制で日本からいわば排斥をするという格好になるわけですから、やっぱりそれにはそれなりのき...全文を見る | ||
○千葉景子君 もう一点、執行猶予判決の場合も結局該当することになる点などはどうですか。 | ||
○千葉景子君 今御説明いただきましたように、執行猶予を受けて、しかしまた滞在をしている間に組織に絡んでまた犯罪を犯すというようなケースが、それはないとは私も思いませんし、そういう危険性もあることは理解できないところではありませんけれども、多くの来日をしている外国人の皆さんがみんな...全文を見る | ||
○千葉景子君 それから、ちょっと確認ですけれども、刑事手続とこの退去強制手続との関係ですけれども、例えば刑事手続がスタートをしていない、特にそちらには係っていないということになると、直ちに退去強制手続ということに係ってくるんだろうというふうに思うんですが、刑事手続が進んでいるとい...全文を見る | ||
○千葉景子君 刑事手続が、例えば確定をすれば一番はっきりするんですけれども、確定しなくても身柄が収容されていなければ退去強制手続の方も進められる格好になるんですか。その点はどうですか。 | ||
○千葉景子君 ちょっとこれはまた個別な整理をしておきたいというふうに思います。 もう一つ、今回、審査官による事実の調査の権限ができました。これまでも実際にはいろいろな調査といいますか、やっぱりその審査をするに当たってのいろいろな把握をされるようなこともあったと思うんですけれど...全文を見る | ||
○千葉景子君 これも先ほどの話ともちょっとかかわるんですけれども、これもあくまでも行政的な手続、審査ですので、例えば令状を持ってとかそういうことではないわけですね。これまでも事実上いろいろと照会をしたりするようなことがあったと。今回は一定のある意味での権限が与えられるということに...全文を見る | ||
○千葉景子君 ありがとうございます。 法案の内容につきましてはまだ細かい点でお聞きをすべきところもあろうかというふうに思いますけれども、ちょっと限られた時間の中ですので、少し、もう一方、難民にかかわる問題についても聞かせていただきたいというふうに思いますので、法案にかかわって...全文を見る | ||
○千葉景子君 大臣に突然で恐縮いたしましたけれども、本当にそういう地理的な問題等もあろうかというふうに思いますが、ただ難民認定手続上も、日本の場合はいささか非常にしにくい状況もあることはやっぱり考えておかなければいけないというふうに思うんですね。数は、確かに絶対数が少ない。でも、...全文を見る | ||
○千葉景子君 さらに、私もちょっと聞いたケースですけれども、要するに難民申請が本当に上陸したときにすぐできるかどうかという申請手続のアクセスも非常に日本の場合には弱いと、こういうことも指摘されています。 言葉もなかなか十分にわからない、そういう中ですから、例えば諸外国などです...全文を見る | ||
○千葉景子君 今回、もう既にいろいろなところで指摘をされておりますけれども、今、アフガン難民で申請をしている人たちがいわゆる収容されているという事態がございます。 これまで日本の入管当局の対応も、難民申請をしている人について、できるだけ収容措置などはしない、あるいは仮放免など...全文を見る | ||
○千葉景子君 もう最後にします。 退去強制手続、それが別個のものであることは私も十分承知をしております。しかし、難民条約そして国連難民高等弁務官事務所のいろいろな取り扱いの基準によりましても、難民を申請している者、いろいろな心のトラウマを含めて持っている人々でもございます。原...全文を見る | ||
○千葉景子君 私は、ただいま可決されました出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派並びに各派に属さない議員柏村武昭君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を...全文を見る | ||
11月08日 | 第153回国会 参議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○千葉景子君 私は、ただいま可決されました司法制度改革推進法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派並びに各派に属さない議員柏村武昭君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ...全文を見る |
11月20日 | 第153回国会 参議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○千葉景子君 私は、ただいま可決されました商法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派並びに各派に属しない議員柏村武昭君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 商...全文を見る |
11月27日 | 第153回国会 参議院 法務委員会 第10号 議事録を見る | ○千葉景子君 私は、ただいま可決されました刑法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派並びに各派に属しない議員柏村武昭君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ...全文を見る |
11月29日 | 第153回国会 参議院 法務委員会 第11号 議事録を見る | ○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 きょうは裁判官の育児休業法について、限られた時間ではございますけれども、何点か伺わせていただきたいというふうに思います。 この法律そのものは、私も、男女共同参画社会を築いていく、そして仕事と家庭と...全文を見る |
○千葉景子君 それは法律の本当に目的でございまして、ただ裁判官とはいえ、やはり背景に流れているものは、今の社会の大きな流れと、そして男性も女性も裁判官といえどもやはりともに生活も仕事もきちっと責任を果たしていく、こういうことであろうかというふうには思っております。 ただ、裁判...全文を見る | ||
○千葉景子君 よくわかりました。 今御説明がありましたように、法的には性格が異なりますけれども、やはり請求があった場合にはそれが十分に担保されるようにこれは具体的な適用の際にはしていただきたいというふうに思っております。 今お聞きしたように、裁判官の育児休業制度というのは...全文を見る | ||
○千葉景子君 私は、やることは大変結構だと思っておりまして、ほかを横目で見ながら待っておるんではなくて、裁判所としてもやっぱり積極的なこういう両立支援、そして男女共同参画社会の構築と、こういう点についてむしろ先駆的に取り組むぐらいのことがあってもよろしいんでないかと、こういう趣旨...全文を見る | ||
○千葉景子君 なかなか予測といいますか、それは難しいことだというふうに思いますが、今お話がございましたように、むしろ一歳のところまでとるよりは、それ以降、いろいろなやはり子育てということで育児休業をとりたいという、そういうニーズも大変多いですし、それから資料を拝見すると、いわば出...全文を見る | ||
○千葉景子君 一般的に当然のお答えだというふうに思います。 やはり、こういう育児休業等もスムーズに取得をできるようにする一番根底には、裁判官がぎりぎりの数で仕事をしている、それでもう本当に何件もたくさんの事件を抱えて四苦八苦するというのではなくして、やはり十分な人数、裁判官の...全文を見る | ||
○千葉景子君 またそこは大変微妙なことがあろうかというふうに思うんです。育児休業をとったこと自体で確かに任命されないということには、理由にはならないということですけれども、今おっしゃったように、判事補としての経験とか実務経験みたいなことになると、やっぱりそれが影響をする結果になっ...全文を見る | ||
○千葉景子君 先ほどの問題ともかかわりますけれども、やはり育児休業をとったことが何か将来の昇進といいますか、いろんな処遇に多少なりとも影響をするんじゃないかななどという危惧を持つとなかなかとりにくいものでもございますし、特にこれまでの社会の常識からいうと男性の方がそういう意味では...全文を見る | ||
○千葉景子君 きょうは細かくあれしませんけれども、例えば育児休業はできるようになりました。例えば、女性の裁判官そして男性の裁判官、あるいはカップルで裁判官をやっておられるというような方もおられたりして、そうなると、ひょっとしたら裁判所に託児室とか保育のちょっとした保育室があったり...全文を見る | ||
○千葉景子君 ありがとうございます。 |