千葉景子

ちばけいこ



当選回数回

千葉景子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。  今日は、安倍総理と少子化にかかわる課題につきまして議論をさせていただく機会をいただきましたこと、心から私もうれしく思っております。実りのある議論をさせていただければと思いますので、よろしくお願いをした...全文を見る
○千葉景子君 それはこの間、もう何度も伺いました。問題はそういうところにあるのではない。それは不適切な発言ですよ。それは当然、それについて謝罪をされるのは当然であろうかと思いますけれども、その発言の根幹に一体どんな問題があるのか、その御認識がないというところが問題なんだと思うんで...全文を見る
○千葉景子君 もうそれではこれから先、質疑を続けられないじゃないですか。そういうことではないと思いますよ。そんなことを続けていたら、本当に国会の実りある審議などできるはずありません。  その大臣の御発言、これはやっぱり女性を産む機械に例えて、一人一人の事情、そういうことも顧みる...全文を見る
○千葉景子君 私のお尋ねしていることとはちょっと違うお答えだというふうに思います。要するに、何でこの発言が問題になっているかという御認識が全く欠けているんですよ。ただ謝罪をなさっている。私は、やっぱり大臣のその基本的な御認識、私は非常に欠落をしているというふうに考えます。  さ...全文を見る
○千葉景子君 今の発言も私は非常に問題だと思いますよ。有り難いというのは何ですか。こういう夫婦と子供二人、言わば結婚して子供二人を持つ、有り難いということは、それが最も理想な形だと、そう大臣は認識されているということではないんでしょうか。違いますか。  この発言、今のも併せて考...全文を見る
○千葉景子君 私の質問に答えていただければ結構でございますので、その引用はまた必要なときに私の方から求めさせていただきますので、結構です。  私のどうも御指摘をさせていただいていること、それがなかなか大臣の御認識の中にはやっぱり欠けている、こういうふうに私は思います。  本来...全文を見る
○千葉景子君 私は、これは多分最終的には国民のお一人お一人が大臣の発言、そして総理の判断、こういうものについて的確な判断を下すものというふうに思っておりますけれども、今、やはり大臣の御発言から考えるに、これまでの固定的な、男は外、女は産むもの、そして男は働くもの、あるいは一つのモ...全文を見る
○千葉景子君 今、基本的な考え方、それからいろいろあれもこれも御答弁をいただきました。ただ、本当に基本的なその哲学、そういうものがあったのかどうか、そしてそれに基づいて施策が適切に講じられてきたのかどうか、私は大変疑問に思っております。  昨年政府がまとめた新しい少子化対策とい...全文を見る
○千葉景子君 私は、やはり今、若い人たちが非常に将来に希望を持つことができない、そういう状況に置かれている。生活にゆとりがない、あるいは経済的にも安定感がない、そういうところに抜本的なやっぱり対策をしていかないと、今おっしゃったような、なかなか実を上げることは難しいと思っておりま...全文を見る
○千葉景子君 ちょっと今の御答弁に関して、二点お尋ねをしたいというふうに思います。  一つは、経済が好調であると、良い兆しも見えているということですが、やっぱり今の経済の非常に好調な原因、そして背景には、非正規の労働、非常に安い賃金や不安定な雇用、こういうものの上に成り立ったそ...全文を見る
○千葉景子君 私は、全く今の総理の認識とは私は異なった認識を持っています。格差は拡大していますよ。そういうやっぱり認識が欠けているんじゃないでしょうか。  それから、そのときそのときに適切な施策を打ってきた、しかしやっぱりそれで駄目だから、今働き方、そういうところにも光を当てよ...全文を見る
○千葉景子君 そういうことは、これまでの施策にも問題があったということですよね、おっしゃっていることは。いいです。問題があった、それをきちっと検証して、そして新しくきちっとした理念の下で少子化対策を考えていこうと、対策をしていこうということでいいじゃないですか。素直にそういうふう...全文を見る
○千葉景子君 もう一度徹底をさせていただきたいというふうに思うんですけれども、とかく少子化というのが議論されるとき、よく年金、税金等のことが取りざたをされます。子供が少なくなると国がもたなくなるとか、年金や税金減ってしまう、これは大変だと、こういう議論がされがちなんですね。  ...全文を見る
○千葉景子君 今、私が何か国という言葉にアレルギーを持っている、それは勝手な偏見じゃないでしょうか。私はそういうことを言っているんじゃないんです。いわゆる、先ほど言ったように、少子化というときに、とかく国の力とか、あるいは年金あるいは国の財政が破綻をしていく、そういうことが言われ...全文を見る
○千葉景子君 いや、私は、そうじゃないですよ。国の宝だという言葉から、私がそういう先ほど御指摘をしたじゃないですか、子供は別に国の経済のために、あるいは税金のために生まれてくるんじゃないんだから、その国の宝という言葉を使うとそういうちょっと心配がありますよと、こういう指摘をしたん...全文を見る
○千葉景子君 いや、私は同じことを申し上げております。私に対する総理の御発言は、私は大変、私にとっては撤回をしていただかなければ私の立場なくなりますので、改めてそれは求めておきたいというふうに思っております。  そこで、今、子供を大事にする、そういうことは総理もお分かりのようで...全文を見る
○千葉景子君 子供にとっては、どういうふうに生まれたかということ、本当に無関係なわけですよね。  総理としてはどういうふうに考えるべきだというふうに思われているんでしょうか。与野党の議論等々の今お話はございましたけれども、総理は、やっぱりこういうことがあってはならない、そう考え...全文を見る
○千葉景子君 私聞いているのはそういうことじゃないんです。総理の御認識をお聞きをしております。  婚外子について、例えばその相続分が二分の一だということは、総理は差別とは思いませんか、子供に対する。どっちですか。
○千葉景子君 答弁に全然なってないというふうに私は思います。  先ほど、子供を中心に子供の視点で少子化あるいは子供施策というのを講じていくというのが大事だと、それは総理も分かっていただいたというふうに思いましたが、どうも今の御答弁から見ると、結局は本質は分かってないんじゃないか...全文を見る
○千葉景子君 もうこれ以上あれですけれども、要するに総理にはこういうことに対して認識というか、がないというふうにしか私は受け止められません。  いろんな意見がある、これは当然だと思います。で、その中で総理はどう御認識されているのかということなんですから。やっぱりそういうところに...全文を見る
○千葉景子君 慎重にという問題なんでしょうか。やっぱりそういうものを解消していこうとするそういう積極的な姿勢を持つのか、それとも今のように、慎重にというのはやらない方向へということを意味しているのではないかというふうに思いますが、是非やっぱり総理として少子化あるいは子供というもの...全文を見る
○千葉景子君 終わります。
04月27日第166回国会 参議院 本会議 第21号
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○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました政府提出、衆議院与党修正に係る少年法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  今回の改正案は、二〇〇〇年の少年法改正から一貫している少年事件の厳罰化の潮流を十四歳未満の触法少年に対しても拡大し、...全文を見る
○千葉景子君(続) 早期発見のネットワーク、安心して相談できる仕組み、小中学校における取組、児童相談所や家庭裁判所の充実強化、保護観察官の増員、少年院や更生施設を出た後の就労・社会復帰支援等の立ち直り支援策の強化等、総合的な対策が何より重要であると考えますが、これらに対する法務大...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第10号
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○委員以外の議員(千葉景子君) 日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明いたします。  国民投票法制は、憲法制定権力の担い手である国民が、その権利を行使して憲法改正をすべきか否かを判断...全文を見る
○委員以外の議員(千葉景子君) 直接その経緯と、そこに私もかかわりはございませんものですから、ただ、今回改めてそういう適用除外をしようと言っていたそういう経緯もございます。そして、先ほどから御指摘のありますように、やはり意思表示の自由、そして国民投票に多くの公務員も含めて参加をで...全文を見る
05月15日第166回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。  午前中の同僚江田五月議員の質疑も大所高所で大変中身の濃い質疑だったと、済みません、いなかったものですから、きちっと報告を受けまして、しかもジェントルマンの江田議員が声を荒立てるような、そういうこともあったということでござ...全文を見る
○千葉景子君 今の御答弁にありましたように、どうやら、法務省の元々のお考え方というのは、十四歳未満の少年について年齢で一定の基準を考えるのはなかなか困難だと、意味がないというようなどうもお考え方があるように私は思えます。  ただ、本当にそうなんだろうかと。十四歳ということで一つ...全文を見る
○千葉景子君 子供をやはり育ち直しという観点、大事だということを共有させていただいているのかなというふうに今受け止めさせていただきました。そういう観点から、全く下限を付けないのではなくしておおむね十二歳以上となさったということでございます。  ただ、このおおむね十二歳以上という...全文を見る
○千葉景子君 確かに、今大臣がおっしゃったように、小学生だから云々、中学になったから少年院でという考え方は必ずしも個々のケースでなじまないんだというお話でございました。  ただ、やっぱり年少の少年が起こした事件というのは、たまたま非常に衝撃的なときというのはないわけではありませ...全文を見る
○千葉景子君 やっぱりそこの基本的な認識というのはどういうことがあっても私はきちっと押さえておかなければいけないというふうに思うんです。  厚労省の方にお聞きをいたしますが、先ほどから、児童自立支援施設というのが開放的な処遇で、強制にわたらないような形で処遇が児童福祉の観点から...全文を見る
○千葉景子君 今御説明をいただきましたが、児童自立支援施設でも様々な御努力をされておられるようでございます。特に、国立の施設におきましては一定の、どうしてもやむを得ない場合の開放処遇を、少し自由を制限をするようなそういう処遇の仕方、あるいは医療についてもチームを組んでというような...全文を見る
○千葉景子君 是非それは積極的に私は進めていただきたいというふうに思うんです。  そうしませんと、何だか、この十四歳未満の少年、小学生までをも少年院に送致することを可能にするということになりますと、児童福祉の充実向上ということを言わばもうほっぽり投げちゃって、言い方もし誤解があ...全文を見る
○千葉景子君 是非、それは改めて強調しておきたいというふうに思っております。  ところで、児童自立支援施設に送致をするか、少年院に送致をするかということは、先ほど御説明がありまして、家裁でのいろいろな判断ということになるんだというふうに思うんですけれども、これはどんなお答えをし...全文を見る
○千葉景子君 そのまま言葉を置き換えていただいたということになるのかなというふうに思うんですけれども、それを聞いても、先ほどから児童自立支援施設においても、今ちょっと指摘がありましたけれども、やっぱり開放処遇になじまない、いささか閉鎖的な処遇ということも実際にはやっておられる、こ...全文を見る
○千葉景子君 今のお話を伺って、それがいわゆる遵守事項違反での処遇の困難ということなのかなと思うんですよ。指摘をされているようなことというのは、ひょっとして私のこと言われたんじゃないかなと思うような気がするくらいで、言わば今の少年たちというか、これは逆に大人も似たり寄ったりじゃな...全文を見る
○千葉景子君 それはよく分かりました。私も、元々の原案においても二重処罰というものではないんだろうなというふうには理解をしておりました。ただ、そういうことが懸念されないように、より構成要件を明確にしたという御趣旨だということで受け止めさせていただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○千葉景子君 本当に、それぞれの制度というのが数も少ないのです。  今いみじくもおっしゃいましたように、本当にみんな、なるべくこういうことをして社会内での処遇を何かあきらめてしまう、放棄をしてしまうというようなことはしたくないと、保護司さんたちはみんなそうなんですね。何とかやっ...全文を見る
○千葉景子君 その保護観察中にまた別な意味での触法事案というか審判事由のようなものがあったということであれば、それを改めて家裁の審判で少年院に送致とすることも、そういうことはあると思うんですけれども、この遵守事項違反ということでその保護観察という一つの選択された処分を大きく損ねて...全文を見る
○千葉景子君 もう時間ですので多くを申し上げませんけれども、先ほどの大臣の御発言は、私はちょっと誤解があるといけませんので指摘だけしておきます。  別に私は少年院が悪いところだとかといって申し上げているんじゃないんです。むしろ大臣の御認識もきちっとしておいていただかなければいけ...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。  これから百二十分ということでございますので、大変長丁場でございます。多分、途中で皆さんも、ちょうどよい時間ごろでございますので、ちょっと眠気も感ずるところがあるかもしれませんが、そういうときにはびっくりするようなことで皆...全文を見る
○千葉景子君 通達を出されたということによりまして少なくとも三日間で四十五件の届けがあったと、四十五カップルというんでしょうかの皆さんがそのお子さんの戸籍を作ることができるようになったということであろうかと思っております。  ただ、言われますように、問題はむしろ離婚前に懐胎をし...全文を見る
○千葉景子君 是非、これは必ずしも与党、野党と対立をするものでなく、やはり今この問題で子供が戸籍ができないというようなことになりませんように、これはそれぞれ国会の中でも議論がこれからされていくであろうと思いますので、法務省としてはそれを邪魔するようなことだけはしないように是非お願...全文を見る
○千葉景子君 少し御理解がちょっと足りていないんじゃないかと思います。今日はちょっとこの法案の問題ではありませんのでこれ以上やりませんけれども、是非これは、この法律改正というものを実現をする方向で私どもも努力をしてまいりたいと思っておりますので、御承知をいただければというふうに思...全文を見る
○千葉景子君 御説明をいただきまして、これからまだ解決をしなければいけない問題もあろうというふうに思いますし、なかなかこの参加について少しずつ理解が深まり、そして参加をしてもよいと思う方が少しずつ増えているというふうには受け止めておりますけれども、かなり条件を、環境を整えませんこ...全文を見る
○千葉景子君 今の御答弁の中にも私はちょっと引っ掛かるところあるんですけれども、それはちょっと別な機会に改めてまたきちっとやらせていただきたいというふうに思っております。後ほどこれはまた少年の手続に関してもお尋ねをしなければいけないということになるかと思いますけれども、それは後ほ...全文を見る
○千葉景子君 御説明はお聞きをいたしました。  ただ、これまでも決して家庭裁判所の関与というのが全くなかったわけではございませんで、ただ、やはり少年の問題については児童相談所、福祉的な機関がやはりその観点から事件をどういうふうに扱うのが一番いいのかということを考えて、そして、家...全文を見る
○千葉景子君 もしお答えが可能であるのであれば、今お話しいただきました、調査の結果その必要がないと認められるときは家裁に送らなくてもいいのだという御説明でした。具体的な例といいますか、こういう、その例としては考えられるのだというようなこと、もし御説明がいただければお願いしたいと思...全文を見る
○千葉景子君 いいです。
○千葉景子君 その判断というんでしょうか、調査の結果その必要がないと認められるときというのの判断は、最終的にはどこがなさるんでしょうか。
○千葉景子君 それでは、厚労省の方にちょっとお尋ねいたします。  今のような御説明でした、法務省の方からですね。これ実際にそうすると児童相談所の方で様々御判断をなさるということになります。ただ、これまでと違って、通告がされたということではなくて、あくまでも送致されてくるわけです...全文を見る
○千葉景子君 双方の御答弁をお聞きをいたしますと、何で今度この原則送致という規定が入ったのか、いま一つやっぱりよく分かりません。結局は、何かその主導権みたいなものをむしろ警察の側に取らせるということにしかすぎないのではないかという感じがするのです。  そういう意味では、私はこの...全文を見る
○千葉景子君 今のお答えで、その目的は、捜査というのはやはりその事実が訴追に値するのかどうかという、処罰を求めることができるかという観点で行う、調査といわれるものは子供の健全な育成、こういうことに資するような目的において行われると、それはそうだと思うんです。  ただ、実際の調査...全文を見る
○千葉景子君 そうなりますと、今現在でも児童相談所等の意を受けてといいましょうかね、その前段階として、警察で言わば事前段階の捜査というか、そういうこともやっておられますよね。例えば、まだ何歳か分からないと、そういう段階で、事実はどうなんだろうか、事件の中心となったのはだれだろうか...全文を見る
○千葉景子君 新しい制度でも変わらないということであれば、何でまたこれもそういう規定が必要なんだろうかという、先ほどちらっと、逆に言えば手続を規定することによってむしろ明確に、これまでやってきたことを明確にしたんだとおっしゃってはおられましたけれども、どうもいま一つこの規定の置か...全文を見る
○千葉景子君 そうなりますと、先ほどから調査と捜査は違うというお話だったんですけれども、逆に言えば、そうすると、調査とは言うけれども、むしろ実態としては捜査というものに性格的には重なっていくのかなという、そんな気もするんですね。  調査というのは、やっぱりあくまでも主体は児相だ...全文を見る
○千葉景子君 そうすると、この調査というのは、どちらかというと補導とかそういうものに近いといいますか、そういうことを携わっている職員の方が中心になるということなんでしょうか。
○千葉景子君 何かだんだん分からなくなってくるんですけれども。  要するに、事案の解明と、それからその少年の保護とか、それからいろんな心理的な状況とか、要するにそれが相まって行われるということでございますが、そうすると、やはり調査というのは捜査のような、あるいは児相の調査のよう...全文を見る
○千葉景子君 そうすると、結論的には従来やってきたことを法案の中で明確にしたと、それだけなんだと、それにすぎないというふうに考えていいんですね。それ以上のことは何にも盛り込まれてない、ただ文言上明確にした、それだけですか。
○千葉景子君 先のことまで言っていただきまして、確かに調査権限の中に強制調査権限というものがありますので、それもお聞かせをいただきたいと思っておりますけれども、その前段の方の言わば少年に対する質問とか、そういう面での調査ということは、じゃ従来のやってきたこと、それが規定もなくて何...全文を見る
○千葉景子君 私の理解をするところでは、従来も、例えばいろんな証拠物になるようなものの押収ということができないので、同意を得て任意に提出をもらっているとか、あるいは、例えば殺害ということがあって、死体の解剖というようなことにつきましても親族の同意を得たりする形で行われてきたという...全文を見る
○千葉景子君 是非きちっとした配慮をしていただきたいと思います。  その配慮に当たって、答えは要りません。なぜならば、やらないと言われるから要らないんですけれども、聞いておいてください。  やっぱりその配慮のために、言わば無理に、無理矢理言いたくないことを言わなくてもいいんだ...全文を見る
○千葉景子君 是非そこはきちっと対応をしていただきたいというふうに思います。内容についても是非更に検討をして、マニュアルを作っていただきたいというふうに思っております。  ここで、先ほどの問題ですけれども、やはりこういう手続について可視化という問題、これはやっぱりここでも避けて...全文を見る
○千葉景子君 認識をしているという、それでもないよりはいいと思いますが、是非、認識をした以上はその指摘にできるだけやはりこたえ得るような、どうぞこれから御検討をいただきたいというふうに思っております。これも指摘にとどめさせていただきたいと思います。  それでは次に、今度は少年院...全文を見る
○千葉景子君 何だか分かったような分からないようなことでございます。  確かに、具体的にといってもなかなかその事案によって違ってくるでしょうから、明確に具体例というわけにはいかないのかもしれませんが、そうなってまいりますと、やはりこの間言われておりますように、この少年院送致、小...全文を見る
○千葉景子君 大臣も、まあまれなことだと、まあ普通は考えられないという多分お気持ちであろうというふうに推測をさせていただきます。  やはり、小学生、考えても、小学生と中学に進級をしたというところにはやっぱりかなり大きなそこに区切りというのがあると思うんですね、人間の成長にとって...全文を見る
○千葉景子君 是非、そういう考え方を大事にしていただいて更なる充実を図っていただきたいと思うんですが。  私もこの間、少年院、見学、視察をさせていただき、そして先般はちょっと児童自立支援施設伺うことができませんでしたけれども、これまで何回か児童自立支援施設、地元神奈川にもござい...全文を見る
○千葉景子君 今横から話がありましたけれども、悪い施設、いい施設、そういう分け方ではないことはもう当然でございまして、私もそこは認識をさせていただいているつもりでございます。是非、大臣、今の御答弁に沿いましてリーダーシップを発揮していただきますようによろしくお願いをしたいと思いま...全文を見る
○千葉景子君 何とか少年の育ち直りをお手伝いをしていこうということで、保護司さんも大変な御努力をされておられますし、保護観察所もそれを束ねてやっておられるということでございますが、それだけやっぱり少年の保護ということを本当に大切にしながら取り組まれております。そこへ今回は言わば改...全文を見る
○千葉景子君 今ちょっと例を出していただきましたけれども、例えばその遵守事項違反の程度が重い、これは例えば虞犯通告の要件とも重なってくるのでしょうか。虞犯通告の制度を利用するので足りるというふうには言えないのでしょうか。その点について御説明ください。
○千葉景子君 今のお話だと虞犯事由があるかどうかが分からないという、そういうこともあるだろうということなんですけれども、そうすると、ある意味では、虞犯事由がない程度でも少年院送致ということがまたあり得るということに、可能性とするとあるのかなという感じもいたします。せっかく社会内で...全文を見る
○千葉景子君 是非そこは、保護司さんがまだ自分で頑張ってやっていくと、そういうお気持ちなりがございますれば、そういうものを尊重しながらやっていただきたいというふうに私からお願いをさせていただきたいと思っております。  そうなってまいりますと、保護観察官のある意味では大変責任です...全文を見る
○千葉景子君 それから、この少年問題ということを考えますときには、先ほどから申し上げますように、児童福祉の分野のやっぱり強化充実ということがこれも不可欠な条件だろうと思います。法務省もしっかりせいということもあるんですけれども、厚労省の方、頑張れと、しっかりせいと、これも大変重要...全文を見る
○千葉景子君 本当に今そういうお声もありました。先ほど岡田先生の方からもありましたように、夫婦小舎制というのも、もう本当に今の時代、なかなか困難なところがございます。そういう意味では、そこの待遇なりをもう本当に普通の倍ぐらいなやっぱり待遇にしてもいいくらいなこともあるのかなとも思...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。  本日も、更生保護法についてのこれでまとめの質疑ということになろうかと思いますので、若干長い時間ではございますけれども、御辛抱いただきながら、これまでちょっとあいまいであった部分やあるいは今後の取組など...全文を見る
○千葉景子君 さて、その新しい理念に基づいてこの保護観察制度というのがこの間運用されてきたということになりますけれども、この保護観察、更生保護の在り方として、一つにはやはり対象者の改善更生、こういうことが大きな理念であろうというふうに思っております。それから、その結果として再犯の...全文を見る
○千葉景子君 私も両方が相まってといいましょうか、そういう側面を持っているということは十分承知をいたしております。  ただ、先ほどなぜ私が冒頭お話をさせていただいたかというと、やはり、余りにも再犯防止といいましょうかそういうところに軸足が置かれますと、やっぱり監視型の社会という...全文を見る
○千葉景子君 是非、私も両面、表裏の関係にもあろうというふうに思いますので、そこのバランスといいましょうか、調和をよく考えていただければというふうに思います。  というのは、余りにも再犯防止ということが前面にといいましょうか、強調されると、例えばですが、他の部分で、例えば遵守事...全文を見る
○千葉景子君 当然のことということであれば結構なんですけれども、ただ、この間やはりこの有識者会議の報告書でも、これまで犯罪者の改善更生を助けて、そしてその再犯を防止し社会を保護するというこの制度がある意味では機能不全に陥り掛けていると。抜本的な改革が必要だし、そしてこういう状況を...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございます。私も同感でございます。  決して、強靱なというのは国が権力的にやれということではなくして、やっぱり今大臣がおっしゃったようにしなやかに、そしていろんな皆さんの協力も得ながらという、そういう総合的な力ということになるんだろうと思います。ただ、そ...全文を見る
○千葉景子君 今お聞きをいたしますと、こういうものは多けりゃいいというものではありませんので、数字が大変少ないといいましょうか、比率が大変低いということが言えるかというふうに思います。  今回のやはり有識者会議の報告書でも、要するに対象者による再犯を防止して社会を保護するという...全文を見る
○千葉景子君 この不良措置と言われるものと、今度は逆に良好措置というんでしょうか、こういう措置がとられることもございます。  ちょっと時間もあれですので細かいことは今日お尋ねはいたしませんけれども、そういう意味では、改善更生については、不良措置と言わば良好措置。良好措置というの...全文を見る
○千葉景子君 お考え方はそのようなことかなとは受け止めますが、先ほど申し上げましたように、一方で不良措置というものがある、一方では良好措置というのもとれる。やっぱりそこを、どうもこの不良措置といいましょうか、遵守事項違反の方が割と強調されがちですけれども、むしろ良好であればまた更...全文を見る
○千葉景子君 どうも私は、そこははっきり分かりません。要するになるべく、何というのかな、先ほど話がございました、私が申し上げているのは、大臣もそうおっしゃいましたけれども、決して権力的に運用せいということではありませんわけで、むしろ本人の意欲、そして社会への復帰をどうやって促して...全文を見る
○千葉景子君 ということでございますので、明確に御答弁の方はお願いをしたいと思います。  次に、社会復帰のための環境調整についてちょっとお尋ねをしておきたいというふうに思うんですけれども、八十三条では、保護観察付執行猶予者の裁判確定前の生活環境の調整というのを行うことができると...全文を見る
○千葉景子君 何となく今のは取って付けたような解説のように思います。  もし必ずそういうことを責任を持ってやるんだというのであればそういう規定にすればいいわけでして、何か今のは、こういう規定になっているから、それを何かちょっとへ理屈をくっ付けているような、そういうふうに受け止め...全文を見る
○千葉景子君 それでは次に、仮釈放に関連して何点かお聞かせをいただきたいと思います。  仮釈放の場合に、被害者の意見を聴くという規定が盛り込まれております。この仮釈放に関して、被害者の意見というのがどういう法的な効力を持つものなんでしょうか。拘束力を持つものなのか、あるいはそう...全文を見る
○千葉景子君 分かりました。法的な拘束力はないということは確認をできたというふうに思います。  今お話がございますように、仮釈放を認めるかどうかの中でしんしゃくをされる、あるいは特別遵守事項などにどういう特別遵守事項を付けるかというようなことにも関係するということでございます。...全文を見る
○千葉景子君 どうぞそれは両輪で進めていただきたいと思います。片方だけどんどこどんどこ進んでいっちゃうということになりますと、やはり大変特別遵守事項厳しいものが付きやすくなる、あるいは仮釈放が大変後退をするということにもなってはいけませんので、どうぞ両輪で進むことができるように早...全文を見る
○千葉景子君 是非お願いをいたしたいと思います。余り将来的などと言わずに、できるだけ早急に、それこそ特命のチームでもおつくりいただきましてお取組をスタートをしていただきたいものだというふうに思っております。  さて、先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、就労支援、こ...全文を見る
○千葉景子君 その数字を見ますと、やっぱり就業ができるかどうか、そしてそれによって再犯率というのも非常に大きく違うわけですね。就労をどういうふうに確保するか、促していくかというのがやっぱり大きな課題であろうというふうに思います。  実は、この就労につきましては、先ほどもちょっと...全文を見る
○千葉景子君 やはり、このような取組をより一層充実強化をしていただくことがまず必要だというふうに思います。更なる工夫などもしながら進めていただきたいというふうに、これは要望をさせていただきたいと思います。  このように、一歩ずつではございますけれども、保護観察者に対する就労支援...全文を見る
○千葉景子君 大体趣旨は分かります。  要するに、満期までという者の中には、帰住先がなかなか見付からないと、がゆえに、仮釈放になってももう大丈夫なんだけれども、帰住先等のことがネックになってなかなかそうはいかないというケースもかなりあるようです。そういうところをできるだけこの自...全文を見る
○千葉景子君 こういう構想が出てきたということは私は本当に否定しませんし、プラスに是非生かしていただきたいというふうに思いますが、やはりこれ冒頭から申し上げますように、更生保護、保護観察が実のあるものになるためには、やっぱり国が積極的にリーダーシップを発揮してその責任を果たしてい...全文を見る
○千葉景子君 ありがとうございました。終わります。
06月29日第166回国会 参議院 本会議 第39号
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○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子です。  会派を代表して、議題となっている安倍総理大臣の問責決議案に対する賛成の討論をいたします。  冒頭、戦後の日本を見続け、保守、リベラルの立場で民主主義と護憲、平和を唱えられた宮澤元総理が御逝去されたことに心から哀悼の意を表します...全文を見る
○千葉景子君(続) 国民の生活が第一を理念とした政治を実現することをここに宣言いたします。  以上をもちまして、安倍総理大臣の問責決議案に賛成する討論とさせていただきます。(拍手)
10月30日第168回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の千葉景子でございます。  今日は、大臣の所信をお聞きいたしまして初めての、そして冒頭になります質問ということになりますので、是非大臣の率直なお考えをお聞かせをいただきたいというふうに思っているところでございます。限られた...全文を見る
○千葉景子君 少し短く。
○千葉景子君 全面展開をいただくと時間がございませんので、また本格的に議論をなさりたいということでございますので、また改めた機会に是非それはさせていただきたいというふうに思っております。  もう一つ発言で、司法試験合格者三千人、多いのではないかと。これもこの間の司法制度改革の流...全文を見る
○千葉景子君 この問題も、論じますといろんな問題点があろうかと思います。  ただ、決して乱訴を求めようということでもありませんでしたし、それから必ずしも法曹が訴訟にかかわるかどうかと、こういう問題もあります。いろんな分野で法曹がこの社会を支えていこうと、こういう理念もあったわけ...全文を見る
○千葉景子君 今、外野の方から大分発言がありましたけれども、それは私が申し上げたいことと同じでございます。氷見の富山の事件、今お話がございましたが、御本人からお聞きしたところ、警察が来られて、警察に来いと、そして連れられていった。そして、はっきりとどういう方か、名刺をもらうわけで...全文を見る
○千葉景子君 私は納得できません。普通に考えて、やっぱり当事者に、お訪ねをして、そして、これだけ無実の人を逮捕し、そして富山などは服役までしている、こういうことに対してやっぱり真摯に謝罪をする、これが当然のことだと思います。それを是非私は改めてなさるようにこの席で要求をさせていた...全文を見る
○千葉景子君 私がお聞きしたのは、その程度で足りると、それで適切な対応だというふうに大臣としては考えられますか。それとも、いや、それじゃやっぱり謝罪の気持ちを表すためには足りないなというふうに感じておられるのか。どうですか。
○千葉景子君 私はそういうことを申し上げているのではないのです。やはり、これで最も被害を受けたのは当事者、そして人生まで奪われてしまうような結果になっている。それに対してやっぱり直接、悪かったと、申し訳なかったという謝罪をすべきだというふうに私は申し上げております。是非それは改め...全文を見る
○千葉景子君 時間が参りましたので、今日は結構です。
○千葉景子君 これで終わります。ありがとうございました。